JP4066798B2 - Electrodeless discharge lamp lighting device and lighting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内部に放電ガスを封入したバルブに高周波電磁界を印加して発光させる無電極放電灯を点灯させる無電極放電灯点灯装置及び照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来例として、特開平10−208894号公報のものが挙げられる。このものは、図19に示すように制御回路6J1は無電極放電灯1J1が点灯するまで徐々に周波数可変発振回路OSC2J1からの出力周波数を変化させ、無電極放電灯1J1が点灯すると今度は点灯までとは逆向きに出力周波数を変化させ、基準周波数fあるいはその近傍まで周波数を戻す。その後スイッチSJ1を切替え、増幅回路5J1のスイッチング素子Q1J1、Q2J1のゲートにトランスTJ1を介して周波数固定発振回路OSC1J1からの一定周波数の信号を与え、無電極放電灯1J1の点灯を維持する。このようにして周波数の切替時における無電極放電灯のちらつき発生や不安定になることを防止している(以下、従来例1という。)。
【0003】
また、別の従来例として、特開2001−118695号公報のものが挙げられる。このものは、図20に示すように整合回路4J2の入力電圧及び入力電流の位相が同位相となるように、又は高周波電源回路3J2のスイッチング素子8bJ2がターンオン又はターンオフする瞬間の電流値を検出し、検出信号がゼロになるように発振周波数を制御しており、これにより、始動時は負荷の共振周波数付近、安定点灯時は整合回路4J2の入力電力が一定となるように発振周波数を制御することが可能となり、回路素子の値のばらつきによって負荷の状態がばらついても始動性及び消費電力安定性に優れた無電極放電ランプ点灯装置を実現している(以下、従来例2という。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−208894号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−118695号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1においては、無電極放電灯1J1の始動時に出力周波数を徐々に周波数可変発振回路OSC2J1の発振周波数を増加方向に変化させ、無電極放電灯1J1が点灯すると今度は点灯までとは逆向きに出力周波数を変化させているが、無電極放電灯1J1の周囲温度が低い場合において、無電極放電灯1J1を始動させようとするとき(以下、低温始動時という。)や無電極放電灯1J1が長い間暗所に放置されていた場合において、無電極放電灯1J1を始動させようとするとき(以下、暗所始動時という。)には、無電極放電灯1J1が始動しにくい場合があった。また、無電極放電灯1J1を始動させるために上記のような周波数制御をすると、無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかかる場合があった。
【0007】
また、従来例2においては、無電極放電灯1J2の始動時に発振周波数を増加させ、共振周波数の一定値となるように制御しているが、従来例1と同様に無電極放電灯1J2の周囲温度が低いときや暗所始動のときには、無電極放電灯1J1が始動しにくい場合があり、共振周波数の一定値となるように制御すると無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかかる場合があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、無電極放電灯の低温始動時又は暗所始動時において、無電極放電灯の始動性を向上させるとともに無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかからない無電極放電灯点灯装置及び照明装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の無電極放電灯点灯装置は、直流電源と、交互にオンオフ動作をする第1及び第2のスイッチング素子を有し直流電源からの直流電力を高周波電力に変換する電力変換回路と、電力変換回路からの高周波電力を整合する整合回路と、整合回路からの高周波電力が印加される誘導コイルと、誘導コイルに近接配置され高周波電力により点灯する無電極放電灯と、第1及び第2のスイッチング素子の動作周波数を制御する周波数制御回路と、無電極放電灯のランプ点灯までの始動時期間において第1の動作周波数と第1の動作周波数よりも低い第2の動作周波数とを切り替える周波数切替手段と、を備え、無電極放電灯の始動期間内に周波数切替手段により、少なくとも第1の動作周波数から第2の動作周波数に周波数切替を行う際は、動作周波数を連続的又は段階的に低下させる制御を行うとともに第1の動作周波数と第2の動作周波数とを2回以上切り替える制御を行い、電力変換回路から負荷側を見たインピーダンスの周波数特性において極小点が複数存在する場合に第2の動作周波数を最も周波数の高い極小点の周波数以上とし、第1の動作周波数と第2の動作周波数との間の周波数においては常に、電力変換回路側から無電極放電灯をみたインピーダンスが誘導性又は抵抗性であることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、第1の動作周波数から第2の動作周波数に切り替えた後に一定時間、第2の動作周波数を維持し、一定時間経過後第1の動作周波数に切り替える制御をすることを特徴とするものである。
【0012】
請求項3記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、第1の動作周波数から第2の動作周波数に切り替える際に一定時間、第1の動作周波数と第2の動作周波数との間の第3の動作周波数を維持する制御をすることを特徴とするものである。
【0013】
請求項4記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、第1の動作周波数から第2の動作周波数に切り替えた後に一定時間、電力変換回路を停止させる制御をすることを特徴とするものである。
【0014】
請求項5記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、第1の動作周波数と第2の動作周波数とを切り替える度に切替時間が長くなる制御をすることを特徴とするものである。
【0015】
請求項6記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、第1の動作周波数と第2の動作周波数とを所定回数切り替えた場合において無電極放電灯が点灯しないときは、電力変換回路を停止させる制御をすることを特徴とするものである。
【0018】
請求項7記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置において、無電極放電灯が、少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスが内部に封入されており断面凹形状の空洞部を有する略球形状のバルブと、空洞部内に配設され放電ガスに高周波電磁界を供給する誘導コイルと、誘導コイルが巻回される磁気性材料で円筒状のコアと、コアの内側であってコアと接触する熱伝導性材料の部材と、を備えたことを特徴とするものである。
【0019】
請求項8記載の照明装置は、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置を備えることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1から図7までを参照して説明する。図1は本実施の形態の回路図を示しており、図2は無電極放電灯1aの断面図を示している。また、図3は照明装置の断面図を示しており、図4は経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。さらに、図5はインダクタL、コンデンサC、コンデンサC3及びC4から構成される回路の入力インピーダンスの周波数特性を示しており、図6は動作周波数fと誘導コイル1bの両端電圧との関係を示している。さらにまた、図7は本実施の応用形態の回路図を示している。
【0021】
以下、各部の構成を説明する。
【0022】
交流電源ACは、商用の交流電源であり、電圧は、たとえば、100V、200V又は240Vである。
【0023】
整流回路DBは、交流電源ACからの交流電圧を脈流状の直流電圧に整流し出力するものであり、たとえば、ダイオードブリッジで構成する。交流電源ACの電圧が100Vの場合、ダイオードブリッジの代わりに、たとえば、倍電圧整流回路を用いてもよい。倍電圧整流回路を用いると、交流電源ACの電圧が実質的に200Vと同等とみなせ、倍電圧整流回路以後に接続されている回路に流れる電流が、ダイオードブリッジを用いた場合と比べ約半分となるので、無電極放電灯点灯装置の効率を上げることができる。
【0024】
チョッパ回路は、整流回路DBからの脈流状の直流電圧を所望の直流電圧に変換し出力するものであり、スイッチング素子Sc、ダイオードDc、インダクタLc及びコンデンサCc及びスイッチング素子Scの動作周波数を制御するチョッパ制御回路CNcと、から構成されている。ここで、チョッパ制御回路CNcは、たとえば、モトローラ社製の集積回路MC34261から構成されており、該集積回路の1番ピンをスイッチング素子Scのゲートに接続し動作周波数を制御する。また、コンデンサCcは、チョッパ回路の出力電圧を平滑するものであり、たとえば、電解コンデンサで構成されている。
【0025】
このチョッパ回路として本実施の形態では、昇圧チョッパ回路を用いている。もちろんチョッパ回路は、その他、昇降圧チョッパ回路であっても構わない。要は、ある直流電圧を別の直流電圧に変換し出力するものであれば、どのような回路構成でも構わない。
【0026】
この交流電源AC、整流回路DB及びチョッパ回路により直流電源Eを構成している。
【0027】
つぎに、電力変換回路2は、コンデンサCcからの直流電圧をスイッチング素子Q1及びQ2のオン/オフ動作により矩形波電圧に変換するものであり、スイッチング素子Q1及びQ2は、たとえば、電界効果トランジスタで構成する。電力変換回路2として本実施の形態では、いわゆるハーフブリッジ型のインバータ回路を用いている。もちろん電力変換回路2は、その他フルブリッジ型、1石型、あるいは、プッシュプル型であってもよい。
【0028】
インダクタL及びコンデンサCは、直列共振回路を構成するものであり、この直列共振回路の共振動作により、始動時に、後述する無電極放電灯1aに数kVの高電圧が印加され、無電極放電灯1aは点灯を開始する。
【0029】
整合回路3は、電力変換回路2と後述する誘導コイル1bとの間のインピーダンスを整合し、電力変換回路2からの高周波電力を効率よく誘導コイル1bに伝達するものであり、本実施の形態ではコンデンサC3及びC4から構成されている。
【0030】
無電極放電灯1aは、後述する誘導コイル1bに近接配置され高周波電力により点灯するものである。ここで無電極放電灯1aを図2を参照して、さらに詳しく説明する。
【0031】
この無電極放電灯1aは少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスが内部に封入されており断面凹形状の空洞部45を有する略球形状のバルブ41と、空洞部45内に配設され放電ガスに高周波電磁界を供給する誘導コイル1bと、誘導コイル1bが巻回される磁気性材料で円筒状のコア43と、コア43の内側であってコア43と接触する熱伝導性材料の部材42と、を備えている。
【0032】
バルブ41は、略球形状であってその内部に少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスを封入しておくものであり、バルブ41の下端側には有底状であって断面凹形状の空洞部45が設けられている。バルブ41の材料は石英ガラス等の透光性材料であり、放電ガスは水銀、希ガス及び金属ハロゲン化物である。また、バルブ41の内側は蛍光体36及び保護膜37が塗布されている。蛍光体36は水銀からの放射された紫外線を可視光に変換するものであり、蛍光体36の材料としてはハロ燐酸カルシウム、赤色蛍光体である(Y、Gd)BO3:Eu、緑色蛍光体であるCaPO4、青色蛍光体であるBaMgAll4O23:Euが用いられる。保護膜37は水銀とバルブ41の材料である石英ガラスとの反応を抑えることにより、バルブ41の光束維持率を向上させるものである。保護膜37の材料としては、アルミナ(Al2O3)、シリカ(SiO2)、チタニア(TiO2)、セリア(CeO2)、イットリア(Y2O3)、マグネシア(MgO)等の微粒子が用いられる。保護膜37は、通常のバルブ41では透過率が高い方が望ましいため、蛍光体36に比べ薄くバルブ41内面に形成される。
【0033】
誘導コイル1bは、バルブ41内部の放電ガスに13.56MHzで発振する高周波電磁界を供給するものであり、一方は後述するコア43に巻回されており、他方は整合回路3に接続されている。本実施の形態では、放電ガスに13.56MHzの高周波電磁界を供給しているが、放射雑音による他の電気機器への悪影響を少なくできる2.6MHz〜15MHz程度であれば、他の周波数でもよい。ここで、誘導コイル1bは銅又は銅合金による条材を所定回数巻回して形成している。そして、誘導コイル1bには電力変換回路2が動作すると高周波電流が流れ、誘導コイル1bの周りに高周波電磁界が発生するように構成されている。つぎに、発生した高周波電磁界によりバルブ41内部の電子が加速され、放電ガスの原子に衝突して放電ガスを電離させ、新たな電子を発生させる。このようにして発生した電子は、誘導コイル1bの周りに発生した高周波電磁界によりエネルギーを受け取り、放電ガス原子に衝突しエネルギーを与える。放電プラズマ内の原子は、電離したり励起したりする。励起された原子は、基底状態に戻るときに発光する。この発光を光エネルギーとして利用するのである。
【0034】
部材42は、断面略凸状であって、部材42の凸部42aの外側にコア43が接触するように設けられている。
【0035】
コア43は、空洞部45の内部にコア43の一端がバルブ41の中心に向かうようにコア43の他端が基台48に固定され立設おり、略円筒状であって略円筒状の部材42の凸部42aの外面と接触するように設けられている。本実施の形態ではこのコア43の材料として、透磁率が略150である軟磁性体であるニッケル亜鉛(NiZn)フィライトを用いている。もちろん、マンガン亜鉛(Mn−Zn)フェライト、軟磁性金属を含むものであればどのようなものでも構わない。また、軟磁性金属単体でもよい。ここで、軟磁性体とはバルク状態での保磁力Hcが10Oe程度以下のものである。
【0036】
基台48は、アルミダイカストにて形成された上面開口の有底状の略円筒体で、この基台48の底面には、上述した部材42がバルブ41の中心に向かうように立設固定されている。さらに、底部には蓋体(図示しない)が設けられている。
【0037】
ここで21は、整流回路DB、チョッパ回路等から構成される無電極放電灯点灯装置を示している。本実施の形態では、無電極放電灯点灯装置21を基台48内に収納している。もちろん、無電極放電灯点灯装置21を基台48の外部に設けても構わない。
【0038】
また、この無電極放電灯1aと無電極放電灯点灯装置21とから図3に示すような照明装置が構成されている。この照明装置はバルブ41の上方を取り外し自在であって、無電極放電灯1aからの放射ノイズ等を吸収するシールドケース40が覆っており、基台48には部材42が立設固定されている。もちろん、無電極放電灯1aを点灯させる照明装置としては、このものに限られない。
【0039】
周波数制御回路CNは、基準クロック信号を発生させるクロック信号生成部(図示しない)と、該基準クロック信号を受けてスイッチング素子Q1及びQ2のゲートにドライブ信号を出力するドライブ部(図示しない)とから構成されている。
【0040】
クロック信号生成部は、無電極放電灯1aが始動及び点灯しているときにスイッチング素子Q1及びQ2の周波数(以下、動作周波数という。)を制御するものであり、本実施の形態では日本電気株式会社製のμPC1934を用いている。このμPC1934は低電圧入力の2出力DC−DCコンバータ制御用ICであり、1番ピン(図示しない)に接続するコンデンサの容量値、あるいは2番ピン(図示しない)に接続する抵抗の抵抗値を変えるだけで、7番ピン(図示しない)あるいは10番ピン(図示しない)から出力される基準クロック信号の周波数を変化させることができる。そして、この基準クロック信号をドライブ部に入力する。
【0041】
ドライブ部は、クロック信号生成部からの基準クロック信号に基づいてスイッチング素子Q1及びQ2を交互にオン/オフ動作させるために、スイッチング素子Q1及びQ2のゲートにドライブ信号を出力するものであり、本実施の形態では、三菱電機株式会社製の高耐圧ハーフブリッジドライバM63991を用いている。そして、基準クロック信号の周波数が変化するとスイッチング素子Q1及びQ2のゲートへのドライブ信号の周波数が変化し、無電極放電灯1aの出力を変化させることができる。
【0042】
電圧検出回路9は、無電極放電灯1aが始動状態から点灯状態に移行したときの誘導コイル1bの両端電圧を検出するものである。この電圧検出回路9は、抵抗R92からR94までと、ダイオードD92及びD93と、コンデンサC91からC95までと、ツェナ−ダイオードZD91と、トランジスタQ91と、から構成されている。
【0043】
なお、本実施の形態では、コンデンサC94の一端を誘導コイル1bの一端と接続しているが、コンデンサC94の一端を接続する箇所は、コンデンサC1とC2との接続点でもよい。要は、誘導コイル1bの両端に印加される電圧に比例又は反映する電圧が発生する箇所であれば、いなかる箇所でもよい。
【0044】
周波数切替手段CNfは、電圧検出回路9からの検出信号を受けて無電極放電灯1aが始動状態であることを検知し、周波数制御回路CNのクロック信号生成部に基準クロック信号の周波数の変更信号を送信するものであり、本実施の形態では、マイクロプロセッサ等により構成されている演算回路(CPU)、メモリ及びインターフェイス回路を備えたマイコンを使用している。そして、この種のマイコンとして、STマイクロエレクトロニクス製のST72Gシリーズを用いている。このようなマイコンを用いると、プログラムを設定するだけで上述ような制御を簡単に行うことができる。
【0045】
つぎに、本実施の形態の動作を図1及び図4を参照して説明する。
【0046】
t=0において、交流電源ACが投入されると、チョッパ制御回路CNc、周波数制御回路CN及び周波数切替手段CNfに電力が供給され動作を開始し、無電極放電灯1aの始動期間が開始する。すると、コンデンサC94及びコンデンサC95の分圧電圧を電源として、ダイオードD92を介しコンデンサC93が充電される。コンデンサC93の電圧がツェナ−ダイオードZD91のオン電圧を超えるとトランジスタQ91がオンし、周波数切替手段CNfにロー信号が入力される。
【0047】
t=t1において、周波数切替手段CNfにロー信号が入力されると、周波数切替手段CNfは、第1の基準クロック周波数から第1の基準クロック周波数よりも低い第2の基準クロック周波数に一定の時間内に連続的に変化を開始する。
【0048】
周波数切替手段CNfからの基準クロック信号の変化を受けて、周波数制御回路CNは、図4に示すようにスイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第1の動作周波数f1よりも低い第2の動作周波数f2へ一定の時間内(t2−t1)に連続的に変化させる。このときの動作周波数の変化態様は、時間の経過とともに動作周波数が反比例するように変化させている。
【0049】
ここで、第2の動作周波数f2の設定条件を考える。図5にインダクタL、コンデンサC、コンデンサC3及びC4から構成される回路の入力インピーダンスの周波数特性を示す。│Z│は入力インピーダンスの絶対値を示しており、θは入力インピーダンスの位相角を示している。図5からわかるように、θ=0となる共振周波数が3つ存在する。最も低い共振周波数を、2番目に高い共振周波数をF0、最も高い共振周波数をf0とする。本実施の形態のように、電力変換回路2として、ハーフブリッジ型のインバータ回路を用いた場合、電力変換回路2から無電極放電灯1aをみたインピーダンスが容量性になると、スイッチング素子Q1及びQ2が同時にオンしてしまい、交流電源ACから大きな電流が流れ、無電極放電灯点灯装置を構成する部品に過大なストレスを与えてしまう場合がある。
【0050】
このような場合を回避するために、電力変換回路2から無電極放電灯1aをみたインピーダンスを誘導性(θ>0)又は抵抗性(θ=0)にする必要がある。図5に示す入力インピーダンスの場合、インピーダンスが容量性になる周波数fは、F0<f<f0である。すなわち、第2の動作周波数f2>共振周波数f0と設定しておくと、インピーダンスが容量性になることはない。
【0051】
そして、第2の動作周波数f2になると再び第1の動作周波数f1に離散的に変化させる。以上の動作を繰り返す。そして、図6に示すように無電極放電灯1aが点灯し、無電極放電灯1aの両端電圧V02が低下すると、コンデンサC93の電圧がツェナ−ダイオードZD91のオン電圧に達することができず、トランジスタQ91はオフし、動作周波数の変化は終了し、無電極放電灯1aは所定の周波数で安定点灯に移行する。
【0052】
ここで、図7に示すように誘導コイル1bの両端電圧を検出する代わりに、インダクタLに2次巻線を設けるとともに、この2次巻線の巻数を適宜設定し、2次巻線に発生する電圧を周波数切替手段CNfに直接入力してもよい。このようにすると、誘導コイル1bの両端に発生する高電圧を検出する電圧検出回路9を設ける必要がない。さらに、周波数切替手段CNfに入力される信号の配線長を短くすることができ、配線による雑音を抑制することができる。
【0053】
また、別途タイマー回路を設けるか、あるいは、マイコン機能を有する周波数切替手段CNfにタイマー機能をプログラミングにより付加し、一定時間周波数変化を繰り返しても無電極放電灯1aが点灯しない場合は、無電極放電灯点灯装置が異常状態にあるとみなし、電力変換回路2又はチョッパ回路を停止させてもよい。さらに、タイマー回路を用いずに、周波数可変回数をカウントし、周波数変化の回数が、ある一定の回数に達すると電力変換回路2又はチョッパ回路を停止させてもよい。
【0054】
さらにまた、本実施の形態では、周波数切替手段CNfのみをマイコン化したが、もちろん、チョッパ制御回路CNc、周波数制御回路CN及び電圧検出回路9をすべてマイコン化してもよい。このように制御回路をすべてマイコン化すると、無電極放電灯点灯装置をコンパクトにすることができる。
【0055】
以上、本実施の形態によれば、無電極放電灯1aの始動時に、無電極放電灯1aに印加する電圧に変化を与えているので、無電極放電灯の始動性を向上させることができる。特に、低温始動時又は暗所始動時には有効である。また、無電極放電灯1aの始動時に、無電極放電灯1aに高電圧を印加し続ける必要がないので、無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかかることもない。
【0056】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。図8は経過時間tと動作周波数fとの関係を示しており、図9は本実施の形態の応用形態における経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0057】
本実施の形態においては、図8に示すようにスイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第1の動作周波数f1よりも低い第2の動作周波数f2へ一定の時間内(t2−t1)に連続的かつ、時間の経過とともに動作周波数が直線的ではなく、いわゆるスイープするように変化させている。そして、t=t2において、第2の動作周波数f2から第1の動作周波数f1に離散的に変化させている。
【0058】
このような制御によると、無電極放電灯1aの始動性を向上させるとともに無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかかることがない。
【0059】
また、本実施の応用形態として、図8に示すように第2の動作周波数f2から第1の動作周波数f1に変化する場合に、一定の時間内(t3−t2)に連続的かつスイープするように変化させてもよい。
【0060】
このような制御によると、一定の時間内(t3−t2)に無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品にかかるストレスを抑えることができる。
【0061】
なお、本実施の形態で特に言及していない作用・効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0062】
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施の形態を図10及び図11を参照して説明する。図10は経過時間tと動作周波数fとの関係を示しており、図11は本実施の形態の応用形態における経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0063】
本実施の形態においては、図10に示すようにスイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t2−t1)にスイープするように変化させている。そして、t=t2において、第2の動作周波数f2から第1の動作周波数f1に離散的に変化させている。さらに、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t3−t2)にスイープするように変化させている。このとき、(t2−t1)<(t3−t2)となる、すなわち、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ変化するごとにスイープ時間が長くなるように変化させている。
【0064】
このような制御によると、無電極放電灯1aが比較的点灯しやすい状態では、無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品にかかるストレスを抑えられ、無電極放電灯1aが点灯しくにい状態では、無電極放電灯1aに高電圧が印加される時間が徐々に長くなり、より確実に無電極放電灯1aを点灯させることができる。
【0065】
また、本実施の応用形態として、図11に示すように、所定の時間内(t2−t1)に第1の動作周波数f1から第4の動作周波数f4へ変化させ、つぎに、所定の時間内(t3−t2)に第1の動作周波数f1から第3の動作周波数f3へ変化させてもよい(ただし、f1>f4>f3>f2。)。
【0066】
このような制御によると、無電極放電灯1aが比較的点灯しやすい状態では、無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品にかかるストレスを抑えられ、無電極放電灯1aが点灯しくにい状態では、動作周波数が徐々に低くなる、すなわち、無電極放電灯1aに印加される電圧が徐々に大きくなり、より確実に無電極放電灯1aを点灯させることができる。
【0067】
なお、本実施の形態で特に言及していない作用・効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0068】
(実施例4)
以下、本発明の第4の実施の形態を図12及び図13を参照して説明する。図12は経過時間tと動作周波数fとの関係を示しており、図13は本実施の形態の応用形態における経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0069】
本実施の形態においては、図12に示すようにスイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t2−t1)にスイープするように変化させている。そして、所定の時間内(t3−t2)において、第2の動作周波数f2を維持し続けている。
【0070】
このような制御によると、所定の時間内(t3−t2)において、第2の動作周波数f2を維持し続けているので、所定の時間内(t3−t2)には、無電極放電灯1aに印加される電圧が大きい状態が維持され、より確実に無電極放電灯1aを点灯させることができる。
【0071】
また、本実施の応用形態として、図13に示すように、第2の動作周波数f2を維持し続ける時間を、周期ごとに徐々に長くしていってもよい。
【0072】
なお、本実施の形態で特に言及していない作用・効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0073】
(実施例5)
以下、本発明の第5の実施の形態を図14を参照して説明する。図14は経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0074】
本実施の形態においては、図14に示すように第2の動作周波数f2を共振周波数f0よりも低く設定し、しかも、電力変換回路2から無電極放電灯1aをみたインピーダンスが容量性にならないように、第2の動作周波数f2を共振周波数f0’よりも低く設定する。
【0075】
そして、スイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第3の動作周波数f3へ所定の時間内(t2−t1)にスイープするように変化させている。そして、t=t2において、第3の動作周波数f3から第3の動作周波数f3よりも低い第4動作周波数f4へ離散的に変化させ、さらに所定の時間内(t3−t2)において、第4の動作周波数f4から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t3−t2)にスイープするように変化させている。
【0076】
このような制御によると、広範囲の動作周波数を使用していることになり、無電極放電灯点灯装置を設計する際に、設計の自由度を確保することができる。
【0077】
ここで、図7に示したようにインダクタLに2次巻線を設け、この2次巻線に流れる電流と、コンデンサC1とコンデンサC2の中点から検出されるスイッチング素子Q2のドレイン−ソース間電圧に応じた電圧と、の位相差を比較することにより無電極放電灯1aをみたインピーダンスが容量性になったことを検出し、インピーダンスが容量性になった場合には、無電極放電灯点灯装置を停止させる制御をしてもよい。
【0078】
なお、図5に示したインピーダンス特性において、電力変換回路2から無電極放電灯1aをみたインピーダンスが抵抗性又は誘導性となる動作周波数は、f>f0及びf0’<f<F0の場合が存在する。動作周波数がf0’<f<F0の場合は、動作周波数がf>f0の場合よりも、動作周波数が低いため誘導コイル1bでの電力損失が大きくなるので、動作周波数をf>f0に設定するのが望ましい。
【0079】
なお、本実施の形態で特に言及していない作用・効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0080】
(実施例6)
以下、本発明の第6の実施の形態を図15及び図16を参照して説明する。図15は経過時間tと動作周波数fとの関係を示しており、図16は本実施の形態の応用形態における経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0081】
本実施の形態においては、図15に示すようにスイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t6−t1)にスイープするように変化させている。そして、この変化のある一定時間(t3−t2)又は(t5−t4)において、動作周波数を第4の動作周波数f4又は第3の動作周波数f3に保持している(ただし、f1>f4>f3>f2>f0。)。
【0082】
このような制御によると、無電極放電灯1aが点灯しくにい状態では、無電極放電灯1aに印加される電圧に変化を与えているので、印加する電圧が一定である場合に比べて、より確実に無電極放電灯1aを点灯させることができる。
【0083】
また、本実施の応用形態として、図16に示すように、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t3−t1)に段階的に変化させてもよい。
【0084】
なお、本実施の形態で特に言及していない作用・効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0085】
(実施例7)
以下、本発明の第6の実施の形態を図17及び図18を参照して説明する。図17は経過時間tと動作周波数fとの関係を示しており、図18は本実施の形態の応用形態における経過時間tと動作周波数fとの関係を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0086】
本実施の形態においては、図17に示すようにスイッチング素子Q1及びQ2の動作周波数を、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ所定の時間内(t2−t1)に、時間の経過とともに動作周波数が反比例するように連続的に変化させ、ある一定の時間(t3−t2)は、電力変換回路2を停止している。電力変換回路2を停止する区間を設けることで、無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品にかかるストレスをより抑えることができる。
【0087】
ここで、本実施の応用形態として、図18に示すように、第1の動作周波数f1から第2の動作周波数f2へ一定の時間内(t2−t1)に連続的かつスイープするように変化させてもよい。
【0088】
なお、本実施の形態で特に言及していない作用・効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0089】
【発明の効果】
請求項1記載の無電極放電灯点灯装置は、第1及び第2のスイッチング素子の動作周波数を制御する周波数制御回路と、無電極放電灯ののランプ点灯までの始動時期間において第1の動作周波数と第1の動作周波数よりも低い第2の動作周波数とを切り替える周波数切替手段と、を備え、無電極放電灯の始動期間内に周波数切替手段により、少なくとも第1の動作周波数から第2の動作周波数に周波数切替を行う際は、動作周波数を連続的又は段階的に低下させる制御を行うとともに第1の動作周波数と第2の動作周波数とを2回以上切り替える制御を行い、電力変換回路から負荷側を見たインピーダンスの周波数特性において極小点が複数存在する場合に第2の動作周波数を最も周波数の高い極小点の周波数以上とし、第1の動作周波数と第2の動作周波数との間の周波数においては常に、電力変換回路側から無電極放電灯をみたインピーダンスが誘導性又は抵抗性であるので、電力変換回路から負荷側を見たインピーダンスの周波数特性において極小点が複数存在する場合でも無電極放電灯の始動性を向上させることができるとともに無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかかることを防ぐことができる。
【0091】
請求項2から請求項5までに記載の無電極放電灯点灯装置は、第1の動作周波数から第2の動作周波数に切り替えた後に一定時間、第2の動作周波数を維持し、一定時間経過後第1の動作周波数に切り替える制御をしたり、又は第1の動作周波数から第2の動作周波数に切り替える際に一定時間、第1の動作周波数と第2の動作周波数との間の第3の動作周波数を維持する制御等をしているので、請求項1に記載の発明よりも無電極放電灯の始動性を向上させることができる。
【0092】
請求項6記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、第1の動作周波数と第2の動作周波数とを所定回数切り替えた場合において無電極放電灯が点灯しないときは、電力変換回路を停止させる制御をしているので、無電極放電灯点灯装置を構成する電子部品に過度のストレスがかかることを防ぐことができる。
【0094】
請求項7記載の無電極放電灯点灯装置は、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置において、無電極放電灯が、少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスが内部に封入されており断面凹形状の空洞部を有する略球形状のバルブと、空洞部内に配設され放電ガスに高周波電磁界を供給する誘導コイルと、誘導コイルが巻回される磁気性材料で円筒状のコアと、コアの内側であってコアと接触する熱伝導性材料の部材と、を備えており、無電極放電灯の空洞部内に誘導コイルが配設、収容されているので、無電極放電灯点灯装置全体の形状をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す回路図である。
【図2】無電極放電灯を示す断面図である。
【図3】照明装置を示す断面図である。
【図4】経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図5】インダクタL、コンデンサC、コンデンサC3及びC4から構成される回路の入力インピーダンスの周波数特性を示す図である。
【図6】動作周波数fと誘導コイル1bの両端電圧との関係を示す図である。
【図7】本実施の応用形態を示す回路図である。
【図8】第2の実施の形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図9】第2の実施の応用形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図10】第3の実施の形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図11】第3の実施の応用形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図12】第4の実施の形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図13】第4の実施の応用形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図14】第5の実施の形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図15】第6の実施の形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図16】第6の実施の応用形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図17】第7の実施の形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図18】第7の実施の応用形態において、経過時間と動作周波数との関係を示す図である。
【図19】従来例1を示す回路図である。
【図20】従来例2を示す回路図である。
【符号の説明】
E 直流電源
Q1 第1のスイッチング素子
Q2 第2のスイッチング素子
2 電力変換回路
3 整合回路
1b 誘導コイル
1a 無電極放電灯
CN 周波数制御回路
f1 第1の動作周波数
f2 第2の動作周波数
CNf 周波数切替手段
41 バルブ
42 部材
43 コア
45 空洞部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electrodeless discharge lamp lighting device and an illumination device for lighting an electrodeless discharge lamp that emits light by applying a high-frequency electromagnetic field to a bulb in which a discharge gas is sealed.
[0002]
[Prior art]
A conventional example of this type is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-208894. As shown in FIG. 19, the control circuit 6J1 gradually changes the output frequency from the variable frequency oscillation circuit OSC2J1 until the electrodeless discharge lamp 1J1 lights up. The output frequency is changed in the opposite direction, and the frequency is returned to the reference frequency f or the vicinity thereof. Thereafter, the switch SJ1 is switched, and a signal having a constant frequency is applied from the fixed frequency oscillation circuit OSC1J1 to the gates of the switching elements Q1J1 and Q2J1 of the amplifier circuit 5J1 via the transformer TJ1, and the electrodeless discharge lamp 1J1 is kept on. In this way, flickering or instability of the electrodeless discharge lamp at the time of switching the frequency is prevented (hereinafter referred to as Conventional Example 1).
[0003]
Another conventional example is disclosed in JP-A-2001-118695. As shown in FIG. 20, this detects the current value at the moment when the input voltage and input current of the matching circuit 4J2 are in phase, or when the switching element 8bJ2 of the high frequency power supply circuit 3J2 is turned on or off. The oscillation frequency is controlled so that the detection signal becomes zero, so that the oscillation frequency is controlled so that the input power of the matching circuit 4J2 is constant at the vicinity of the resonance frequency of the load at the start and at the stable lighting. Thus, an electrodeless discharge lamp lighting device excellent in startability and power consumption stability even when the load state varies due to variations in circuit element values is realized (hereinafter referred to as Conventional Example 2).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-10-208894
[0005]
[Patent Document 2]
JP 2001-118695 A
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In Conventional Example 1, when the electrodeless discharge lamp 1J1 is started, the output frequency is gradually changed in the increasing direction of the oscillation frequency of the frequency variable oscillation circuit OSC2J1. However, when the ambient temperature of the electrodeless discharge lamp 1J1 is low, the electrodeless discharge lamp 1J1 is started (hereinafter referred to as a low temperature start) or the electrodeless discharge lamp 1J1. However, when the electrodeless discharge lamp 1J1 is to be started (hereinafter referred to as “dark start”), the electrodeless discharge lamp 1J1 may be difficult to start. It was. Further, when the above-described frequency control is performed to start the electrodeless discharge lamp 1J1, excessive stress may be applied to the electronic components that constitute the electrodeless discharge lamp lighting device.
[0007]
Further, in the conventional example 2, the oscillation frequency is increased at the start of the electrodeless discharge lamp 1J2, and the resonance frequency is controlled to be a constant value. However, as in the conventional example 1, the periphery of the electrodeless discharge lamp 1J2 is controlled. When the temperature is low or when starting in the dark, the electrodeless discharge lamp 1J1 may be difficult to start, and if controlled so that the resonance frequency becomes a constant value, excessive stress is applied to the electronic components constituting the electrodeless discharge lamp lighting device. There was a case.
[0008]
The present invention has been made in view of the above problems, and its object is to improve the startability of the electrodeless discharge lamp and improve the startability of the electrodeless discharge lamp at the low temperature start or dark start. An object of the present invention is to provide an electrodeless discharge lamp lighting device and an illuminating device in which excessive stress is not applied to the electronic components constituting the electrode discharge lamp lighting device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The electrodeless discharge lamp lighting device according to
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
Claim 5 The electrodeless discharge lamp lighting device according to the first aspect is characterized in that, in the electrodeless discharge lamp lighting device according to
[0015]
Claim 6 The electrodeless discharge lamp lighting device according to
[0018]
[0019]
Claim 8 The lighting device according to
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Example 1
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a circuit diagram of the present embodiment, and FIG. 2 shows a cross-sectional view of an electrodeless discharge lamp 1a. 3 shows a cross-sectional view of the lighting device, and FIG. 4 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f. 5 shows the frequency characteristics of the input impedance of the circuit composed of the inductor L, the capacitor C, and the capacitors C3 and C4. FIG. 6 shows the relationship between the operating frequency f and the voltage across the
[0021]
Hereinafter, the configuration of each unit will be described.
[0022]
The AC power supply AC is a commercial AC power supply, and the voltage is, for example, 100V, 200V, or 240V.
[0023]
The rectifier circuit DB rectifies an alternating voltage from the alternating current power supply AC into a pulsating direct current voltage and outputs the pulsating direct current voltage. When the voltage of the AC power supply AC is 100 V, for example, a voltage doubler rectifier circuit may be used instead of the diode bridge. When the voltage doubler rectifier circuit is used, the voltage of the AC power supply AC can be regarded as substantially equal to 200 V, and the current flowing through the circuit connected after the voltage doubler rectifier circuit is about half that when using the diode bridge. As a result, the efficiency of the electrodeless discharge lamp lighting device can be increased.
[0024]
The chopper circuit converts the pulsating DC voltage from the rectifier circuit DB into a desired DC voltage and outputs it, and controls the operating frequency of the switching element Sc, the diode Dc, the inductor Lc, the capacitor Cc, and the switching element Sc. And a chopper control circuit CNc. Here, the chopper control circuit CNc is composed of, for example, an integrated circuit MC34261 manufactured by Motorola, and controls the operating frequency by connecting the first pin of the integrated circuit to the gate of the switching element Sc. The capacitor Cc smoothes the output voltage of the chopper circuit, and is composed of, for example, an electrolytic capacitor.
[0025]
In the present embodiment, a boost chopper circuit is used as the chopper circuit. Of course, the chopper circuit may be a step-up / step-down chopper circuit. In short, any circuit configuration may be used as long as it converts a DC voltage into another DC voltage and outputs it.
[0026]
The AC power source AC, the rectifier circuit DB, and the chopper circuit constitute a DC power source E.
[0027]
Next, the
[0028]
The inductor L and the capacitor C constitute a series resonance circuit. Due to the resonance operation of the series resonance circuit, a high voltage of several kV is applied to the
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
This
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
[0038]
The
[0039]
The frequency control circuit CN includes a clock signal generator (not shown) that generates a reference clock signal, and a drive unit (not shown) that receives the reference clock signal and outputs a drive signal to the gates of the switching elements Q1 and Q2. It is configured.
[0040]
The clock signal generation unit controls the frequency of the switching elements Q1 and Q2 (hereinafter referred to as the operating frequency) when the
[0041]
The drive unit outputs a drive signal to the gates of the switching elements Q1 and Q2 in order to alternately turn on / off the switching elements Q1 and Q2 based on the reference clock signal from the clock signal generation unit. In the embodiment, a high voltage half-bridge driver M63991 manufactured by Mitsubishi Electric Corporation is used. When the frequency of the reference clock signal changes, the frequency of the drive signal to the gates of the switching elements Q1 and Q2 changes, and the output of the
[0042]
The
[0043]
In the present embodiment, one end of the capacitor C94 is connected to one end of the
[0044]
The frequency switching means CNf receives the detection signal from the
[0045]
Next, the operation of the present embodiment will be described with reference to FIGS.
[0046]
When the AC power supply AC is turned on at t = 0, power is supplied to the chopper control circuit CNc, the frequency control circuit CN, and the frequency switching means CNf to start the operation, and the starting period of the
[0047]
When a low signal is input to the frequency switching means CNf at t = t1, the frequency switching means CNf has a fixed time from the first reference clock frequency to the second reference clock frequency lower than the first reference clock frequency. Start changing continuously within.
[0048]
In response to the change of the reference clock signal from the frequency switching means CNf, the frequency control circuit CN changes the operating frequency of the switching elements Q1 and Q2 from the first operating frequency f1 to the first operating frequency f1 as shown in FIG. The second operating frequency f2 is continuously changed within a certain time (t2-t1). The operating frequency change mode at this time is changed so that the operating frequency is in inverse proportion to the passage of time.
[0049]
Here, a setting condition of the second operating frequency f2 is considered. FIG. 5 shows the frequency characteristics of the input impedance of a circuit composed of the inductor L, the capacitor C, and the capacitors C3 and C4. | Z | represents the absolute value of the input impedance, and θ represents the phase angle of the input impedance. As can be seen from FIG. 5, there are three resonance frequencies at which θ = 0. Let the lowest resonance frequency be F0, the second highest resonance frequency, and f0 the highest resonance frequency. When a half-bridge type inverter circuit is used as the
[0050]
In order to avoid such a case, the impedance of the
[0051]
When the second operating frequency f2 is reached, the first operating frequency f1 is discretely changed again. The above operation is repeated. Then, as shown in FIG. 6, when the
[0052]
Here, instead of detecting the voltage between both ends of the
[0053]
If a timer circuit is separately provided, or a timer function is added to the frequency switching means CNf having a microcomputer function by programming, and the
[0054]
Furthermore, in the present embodiment, only the frequency switching means CNf is microcomputerized, but of course, the chopper control circuit CNc, frequency control circuit CN and
[0055]
As described above, according to the present embodiment, since the voltage applied to the
[0056]
(Example 2)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 8 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f, and FIG. 9 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f in the application form of the present embodiment. Here, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0057]
In the present embodiment, as shown in FIG. 8, the operating frequency of the switching elements Q1 and Q2 is changed from the first operating frequency f1 to the second operating frequency f2 lower than the first operating frequency f1 within a certain time. The operation frequency is continuously changed to (t2−t1) and is not linear with time, but is changed so as to sweep. At t = t2, the second operating frequency f2 is discretely changed from the first operating frequency f1.
[0058]
According to such control, the startability of the
[0059]
Further, as an application of the present embodiment, when changing from the second operating frequency f2 to the first operating frequency f1, as shown in FIG. 8, the sweep is continuously performed within a certain time (t3-t2). It may be changed to.
[0060]
According to such control, it is possible to suppress stress applied to the electronic components constituting the electrodeless discharge lamp lighting device within a certain time (t3-t2).
[0061]
Note that the operations and effects not particularly mentioned in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
[0062]
(Example 3)
The third embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 10 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f, and FIG. 11 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f in the application mode of the present embodiment. Here, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0063]
In the present embodiment, as shown in FIG. 10, the operating frequencies of the switching elements Q1 and Q2 are swept from the first operating frequency f1 to the second operating frequency f2 within a predetermined time (t2-t1). To change. At t = t2, the second operating frequency f2 is discretely changed from the first operating frequency f1. Further, the first operating frequency f1 is changed to the second operating frequency f2 so as to sweep within a predetermined time (t3-t2). At this time, (t2−t1) <(t3−t2) is satisfied, that is, the sweep time is changed to be longer each time the first operating frequency f1 is changed to the second operating frequency f2.
[0064]
According to such control, in a state in which the
[0065]
As an application of the present embodiment, as shown in FIG. 11, the first operating frequency f1 is changed to the fourth operating frequency f4 within a predetermined time (t2-t1), and then within a predetermined time. The first operating frequency f1 may be changed to the third operating frequency f3 at (t3-t2) (however, f1>f4>f3> f2).
[0066]
According to such control, in a state in which the
[0067]
Note that the operations and effects not particularly mentioned in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
[0068]
Example 4
The fourth embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 12 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f, and FIG. 13 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f in the application mode of the present embodiment. Here, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0069]
In the present embodiment, as shown in FIG. 12, the operating frequencies of the switching elements Q1 and Q2 are swept from the first operating frequency f1 to the second operating frequency f2 within a predetermined time (t2-t1). To change. The second operating frequency f2 is continuously maintained within a predetermined time (t3-t2).
[0070]
According to such control, since the second operating frequency f2 is continuously maintained within a predetermined time (t3-t2), the
[0071]
As an application of the present embodiment, as shown in FIG. 13, the time for which the second operating frequency f2 is maintained may be gradually increased for each period.
[0072]
Note that the operations and effects not particularly mentioned in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
[0073]
(Example 5)
The fifth embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG. FIG. 14 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f. Here, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0074]
In the present embodiment, as shown in FIG. 14, the second operating frequency f2 is set lower than the resonance frequency f0, and the impedance when the
[0075]
Then, the operating frequencies of the switching elements Q1 and Q2 are changed to sweep from the first operating frequency f1 to the third operating frequency f3 within a predetermined time (t2-t1). Then, at t = t2, the third operating frequency f3 is discretely changed from the third operating frequency f3 to the fourth operating frequency f4, which is lower than the third operating frequency f3, and further, within a predetermined time (t3-t2), The operating frequency f4 is changed so as to sweep from the operating frequency f4 to the second operating frequency f2 within a predetermined time (t3-t2).
[0076]
According to such control, a wide range of operating frequencies is used, and when designing an electrodeless discharge lamp lighting device, a degree of freedom in design can be ensured.
[0077]
Here, as shown in FIG. 7, the inductor L is provided with a secondary winding, the current flowing in the secondary winding, and the drain-source of the switching element Q2 detected from the midpoint of the capacitors C1 and C2. By comparing the phase difference between the voltage and the voltage according to the voltage, it is detected that the impedance viewed from the
[0078]
In the impedance characteristics shown in FIG. 5, the operating frequency at which the impedance when the
[0079]
Note that the operations and effects not particularly mentioned in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
[0080]
(Example 6)
Hereinafter, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 15 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f, and FIG. 16 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f in the application mode of the present embodiment. Here, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0081]
In the present embodiment, as shown in FIG. 15, the operating frequencies of the switching elements Q1 and Q2 are swept from the first operating frequency f1 to the second operating frequency f2 within a predetermined time (t6-t1). To change. Then, the operation frequency is held at the fourth operation frequency f4 or the third operation frequency f3 for a certain time (t3-t2) or (t5-t4) where the change occurs (however, f1>f4> f3). >F2> f0.)
[0082]
According to such control, since the voltage applied to the
[0083]
Further, as an application of the present embodiment, as shown in FIG. 16, the first operating frequency f1 may be changed stepwise from the first operating frequency f1 within a predetermined time (t3-t1).
[0084]
Note that the operations and effects not particularly mentioned in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
[0085]
(Example 7)
Hereinafter, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 17 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f, and FIG. 18 shows the relationship between the elapsed time t and the operating frequency f in the application form of the present embodiment. Here, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0086]
In the present embodiment, as shown in FIG. 17, the operating frequency of the switching elements Q1 and Q2 is set within a predetermined time (t2-t1) from the first operating frequency f1 to the second operating frequency f2. The operating frequency is continuously changed so as to be in inverse proportion to the passage of time, and the
[0087]
Here, as an application form of the present embodiment, as shown in FIG. 18, the first operating frequency f1 is changed to the second operating frequency f2 so as to continuously and sweep within a certain time (t2-t1). May be.
[0088]
Note that the operations and effects not particularly mentioned in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
[0089]
【The invention's effect】
The electrodeless discharge lamp lighting device according to
[0091]
[0092]
Claim 6 The electrodeless discharge lamp lighting device according to
[0094]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram showing a first embodiment;
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an electrodeless discharge lamp.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a lighting device.
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency.
FIG. 5 is a diagram illustrating frequency characteristics of input impedance of a circuit including an inductor L, a capacitor C, and capacitors C3 and C4.
FIG. 6 is a diagram showing the relationship between the operating frequency f and the voltage across the
FIG. 7 is a circuit diagram showing an applied embodiment of the present embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the second embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the second embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the third embodiment.
FIG. 11 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the third embodiment.
FIG. 12 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the fourth embodiment.
FIG. 13 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the fourth embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the fifth embodiment.
FIG. 15 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the sixth embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the sixth embodiment.
FIG. 17 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the seventh embodiment.
FIG. 18 is a diagram showing the relationship between elapsed time and operating frequency in the seventh embodiment.
FIG. 19 is a circuit diagram showing a conventional example 1;
FIG. 20 is a circuit diagram showing a second conventional example.
[Explanation of symbols]
E DC power supply
Q1 first switching element
Q2 Second switching element
2 Power conversion circuit
3 Matching circuit
1b induction coil
1a Electrodeless discharge lamp
CN frequency control circuit
f1 First operating frequency
f2 Second operating frequency
CNf frequency switching means
41 Valve
42 members
43 core
45 Cavity
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