JP4065913B2 - Waterproof structure of building frame - Google Patents
Waterproof structure of building frame Download PDFInfo
- Publication number
- JP4065913B2 JP4065913B2 JP03347198A JP3347198A JP4065913B2 JP 4065913 B2 JP4065913 B2 JP 4065913B2 JP 03347198 A JP03347198 A JP 03347198A JP 3347198 A JP3347198 A JP 3347198A JP 4065913 B2 JP4065913 B2 JP 4065913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof
- curtain plate
- recess
- building
- rising portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、幕板と、その下方に位置して建物躯体から外方に向かって延びる庇等の附属屋根部とを備えた建物躯体の防水構造に関する。
【0002】
【先行技術】
図2は、従来の建物躯体の防水構造の縦断面図を示すものである。
従来、幕板110の下方に隣接する位置に、建物躯体150から外方に向かって延びる庇131となる附属屋根部130が形成される場合があった。かかる場合、その庇131等の附属屋根部130と幕板110との間には、他の建物躯体150の外壁面に形成されているサイディング120と同様の材質からなり、上下方向の長さが短い短尺長さの短尺サイディング121が形成されている。これらのサイディング120及び短尺サイディング121は、建物躯体150である壁パネル151の表面に釘等により横方向に固定された木質からなる胴縁140の反建物躯体側に固定されている。なお、壁パネル151の反建物躯体側には、幕板110の上方の一部にシート状の防水シート182が貼付され、幕対110の全面に防水紙181が貼付され、建物躯体150の防水性を担保している。そして、かかる短尺サイディング121と、幕板110及び附属屋根部130との間には、コーキング材160が充填され、建物躯体150に雨水等が浸入することを抑えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の建物躯体の防水構造は、短尺サイディング121の端部と、幕板110及び附属屋根部130との間の隙間から雨水等が浸入しないようにコーキング材160により隙間を埋めなければならず、防水処理に手間が掛かり、また、見栄えもあまり良くないという第一の問題点があった。
【0004】
さらに、幕板110と附属屋根部130との間の狭い範囲に適応する短尺サイディング121を形成しなければならず、セラミック材等からなるサイディング120を必要な長さに切断等するのは容易ではないという第二の問題点があった。
そこで、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する第一及び第二の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、短尺サイディングを必要とせず、防水処理も容易で、外観も良好な建物躯体の防水構造を提供しようとするものである。
【0005】
これに加え、この請求項1記載の発明は、立ち上がり部を凹部内に差し込むだけで、両者間の防水性を担保することができ、防水処理が容易で、外観も良好な建物躯体の防水構造を提供しようとするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に、短尺サイディングを必要とせず、また防水処理も容易で、外観も良好な建物躯体の防水構造を提供しようとするものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するためのものである。
請求項1記載の発明は、幕板(10)と、その下方に位置して建物躯体(50)から外方に向かって延びる附属屋根部(30)との間を塞いで水の浸入を抑える防水部(70)を備えた建物躯体(50)の防水構造であって、防水部 (70) は、附属屋根部 (30) の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部 (71) を備え、幕板 (10) は、その下部に位置して下方に向かって開口する凹部 (11) と、この凹部 (11) 内に形成される防水充填材 (12) とを備え、前記立ち上がり部 (71) の上端が、凹部 (11) 内の防水充填材 (12) の内部に差し込まれていることを特徴とする。
【0009】
なお、ここで、附属屋根部(30)とは、建物躯体(50)から外方に向かって延びる屋根を有しているものであれば良いものであって、例えば、庇(31)の上面や建物躯体のうち部屋が外側に張り出している部分の上面に形成されるものである。また、附属屋根部(30)の上面に形成されているのは、薄鋼板による瓦またはセラミック等による窯業系の瓦等のいずれも含まれるものである。
【0010】
また、ここで、「幕板(10)」は、建物躯体(50)の上下階の外壁のサイディング(20)の継ぎ目に形成されるものであって、上下階の間の床際に位置する胴差しの端面を覆うものや、建物躯体(50)の外観上のアクセントとなるようなもの等を含むものである。そして、この「幕板(10)」には、塩ビ鋼板等によるものや、窯業系によるもの等を含むものである。
【0011】
【0012】
【0013】
また、ここで、防水充填材(12)とは、立ち上がり部(71)を差し込むことにより、幕板(10)の凹部(11)内面と立ち上がり部(71)の表面との間に隙間なく充填された状態を形成し、両者の間から雨水が浸入しないものであれば良いものである。例えば、ゴム、軟質樹脂等を含むものである。
本発明は、防水部(70)が、附属屋根部(30)の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部(71)を備え、この立ち上がり部(71)が幕板(10)の下部の凹部(11)内の防水充填材(12)の内部に差し込まれている。すなわち、凹部(11)と立ち上がり部(71)との間には、防水充填材(12)が充填された状態となっている。このため、立ち上がり部(71)と凹部(11)との間から水が浸入することがなく、またこれら両者間の継ぎ目が反建物躯体側の表面に露出するようなことがなく、防水処理を容易にすることができる。これにより、附属屋根部(30)から幕板(10)まで、連続して水の浸入を抑えることができる。
すなわち、幕板 (10) の表面に沿って流れ落ちる雨水は、防水部 (70) の立ち上がり部 (71) の反建物躯体側の表面に伝わり、そのまま防水部 (70) の立ち上がり部 (71) の表面に沿って下方に流れ落ちる。すなわち、幕板 (10) や防水部 (70) の表面を流れ落ちる雨水が、その表面に露出する防水処理を施した継ぎ目の表面上を、直接伝わるようなことがなく、防水性を担保することができる。また、幕板 (10) と防水部 (70) との間の継ぎ目が反建物躯体側の表面に露出しないため、建物外観を良好なものに維持することができる。
さらに、附属屋根部(30)と幕板(10)との間に防水用に別の部材を形成すると、防水処理を必要とする箇所は、その防水部材と幕板(10)との間、及び、その防水部材と附属屋根部(30)との間の計二箇所、必要になるが、本発明では、附属屋根部(30)から直接、幕板(10)の下部にまで立ち上がっているため、防水処理を必要とするのは、かかる立ち上がり部(71)と幕板(10)との間の一箇所で済み、防水処理を容易にすることができる。
【0014】
また、現場組立施工における立ち上がり部(71)と幕板(10)との間の防水処理の作業も、立ち上がり部(71)を凹部(11)内の防水充填材(12)の内部に下方から差し込むだけで、立ち上がり部(71)の上端に防水充填材(12)が密着し、立ち上がり部(71)の表面と凹部(11)の内面との間の隙間が無くなり、両者間の防水処理が終了する。このように、防水処理の作業自体も、簡単なものにすることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明とほぼ同様に、幕板 (10) と、その下方に位置して建物躯体 (50) から外方に向かって延びる附属屋根部 (30) との間を塞いで水の浸入を抑える防水部 (70) を備えた建物躯体 (50) の防水構造であって、防水部(70)は、附属屋根部(30)の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部(71)を備え、幕板(10)は、その下部に位置して下方に向かって開口する凹部(11)を備え、この凹部(11)の内部に前記立ち上がり部(71)の上端が差し込まれ、立ち上がり部(71)と凹部(11)との間にはコーキング材(61)による防水処理が施されていることを特徴とする。
【0016】
なお、ここで、「コーキング材(61)」とは、立ち上がり部(71)を凹部(11)の内部に差し込んだ後、立ち上がり部(71)の上端と凹部(11)の内面との間に充填されて、両者の水密性や気密性を確保することができるものであれば良いものである。
また、この「コーキング材(61)」は、油脂や樹脂や無機質の充填剤を練り混ぜたパテ状の湿式性のものや、ゴムや軟質樹脂等の乾式性のもの等の両者を含むものである。
【0017】
本発明は、立ち上がり部(71)が幕板(10)の下部の凹部(11)内に差し込まれ、この凹部(11)と立ち上がり部(71)との間にコーキング材(61)による防水処理が施されている。このため、立ち上がり部(71)と凹部(11)との間から水が建物躯体(50)に向かって浸入することがなく、またこれら両者間の継ぎ目が反建物躯体側の表面に露出するようなことがなく、防水処理を容易にすることができる。これにより、附属屋根部(30)から幕板(10)まで、連続して水の浸入を抑えることができる。
すなわち、幕板 (10) の表面に沿って流れ落ちる雨水は、防水部 (70) の立ち上がり部 (71) の反建物躯体側の表面に伝わり、そのまま防水部 (70) の立ち上がり部 (71) の表面に沿って下方に流れ落ちる。すなわち、幕板 (10) や防水部 (70) の表面を流れ落ちる雨水が、その表面に露出する防水処理を施した継ぎ目の表面上を、直接伝わるようなことがなく、防水性を担保することができる。また、幕板 (10) と防水部 (70) との間の継ぎ目が反建物躯体側の表面に露出しないため、建物外観を良好なものに維持することができる。
【0018】
また、立ち上がり部(71)は、附属屋根部(30)から直接、幕板(10)の下部にまで立ち上がっているため、防水処理を必要とするのは、かかる立ち上がり部(71)と幕板(10)の凹部(11)との間の一箇所だけで済み、防水処理を容易にすることができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて、更に詳しく説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態を示すものであり、建物躯体の防水構造の縦断面図を示すものである。
まず、本実施の形態の構成について説明する。
【0025】
本実施の形態に係る建物躯体50の防水構造は、幕板10と、その下方に位置して建物躯体50から外方に向かって延びる附属屋根部30との間を塞いで水の浸入を抑える防水部70を備えたものである。なお、建物躯体50は、木質からなる壁パネル51から形成されているものであって、この壁パネル51は、特に図示しないが、四角枠状の枠材及びこの枠材の枠内を塞ぐ面材から形成されているものである。そして、幕板10は、上下階の間に位置する胴差しに沿って建物周囲の横方向に形成されているものである。また、附属屋根部30は、建物躯体50から外方に向かって突出する庇31の屋根を形成しているものである。また、建物躯体50の表面には、略全面に防水紙81及び一部に防水シート82が貼付され、建物躯体50に雨水が浸入することを抑えている。そして、建物躯体50の防水紙81等の室外側には、木質からなる胴縁40が横方向に沿って固定されている。そして、この胴縁40の室外側表面には、セラミックからなるサイディング20が固定されている。このサイディング20の下端と幕板10の上面との間には、建物躯体50に雨水等が浸入しないようにコーキング材60により防水処理が施されている。
【0026】
前記防水部70の上端は、幕板10の前面の建物躯体50側に位置するとともに幕板10の下端よりも上方に位置している。具体的には、防水部70は、附属屋根部30の建物躯体50側の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部71を備えている。そして、幕板10は、その下部に位置して長尺方向に沿って下方に向かって開口する凹溝状の凹部11と、この凹部11内に形成される防水充填材12とを備えている。そして、前記立ち上がり部71の上端が、凹部11内の防水充填材12の内部に差し込まれている。ここで、この防水充填材12は、軟質ゴムから形成されているものであり、立ち上がり部71を差し込むことにより、幕板10の凹部11内面と立ち上がり部71の表面との間に隙間なく充填された状態を形成し、両者の間から雨水が浸入することを抑える役割を有するものである。
【0027】
次に、上記した実施の形態の作用及び効果について説明する。
本実施の形態は、防水部70の上端が、幕板10の前面の建物躯体50側に位置するとともに幕板10の下端よりも上方に位置している。すなわち、防水部70の上端の反建物躯体側が、幕板10により覆われ、防水部70の上端に幕板10が被さった状態となっている。具体的には、防水部70が、附属屋根部30の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部71を備え、この立ち上がり部71が幕板10の下部の凹部11内に位置している。そして、この凹部11内の防水充填材12の内部に立ち上がり部71が差し込まれている。
このため、凹部11と立ち上がり部71との間から水が浸入することがない。これにより、附属屋根部30から幕板10まで、連続して水の浸入を抑えることができる。また、幕板10の表面に沿って流れ落ちる雨水は、防水部70の反建物躯体側の表面に伝わり、そのまま防水部70の表面に沿って下方に流れ落ちる。すなわち、幕板10や防水部70の表面を流れ落ちる雨水が、その表面に露出する防水処理を施した継ぎ目の表面上を、直接伝わるようなことがなく、防水性を担保することができる。また、幕板10と防水部70との間の継ぎ目が反建物躯体側の表面に露出しないため、建物外観を良好なものに維持することができる。
【0028】
また、附属屋根部30と幕板10との間に防水用の別の部材を形成すると、防水処理を必要とする箇所は、その防水部材72と幕板10との間、及び、その防水部材72と附属屋根部30との間の計二箇所、必要になるが、本発明では、附属屋根部30から直接、幕板10の下部にまで立ち上がっているため、防水処理を必要とするのは、かかる立ち上がり部71と幕板10との間の一箇所で済み、防水処理を容易にすることができる。
【0029】
また、立ち上がり部71と幕板10との間の防水処理も、立ち上がり部71を凹部11内の防水充填材12の内部に下方から差し込むだけで、立ち上がり部71の上端に防水充填材12が密着し、立ち上がり部71の表面と凹部11の内面との間の隙間が無くなり、両者間の防水処理が終了する。このように、防水処理の作業自体も、簡単なものにすることができる。
【0030】
なお、上述した実施例では、凹部11の内部に予め防水充填材12を充填した後、立ち上がり部71をその防水充填材12の内部に差し込んでいたが、凹部11内に予め防水充填材12を充填することなく、立ち上がり部71を凹部11の内部に差し込み、その後、立ち上がり部71と凹部11との間に湿式性や乾式性のコーキング材61による防水処理を施しても良いものである。これにより、上述したものと同様の防水効果を得ることができる。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、短尺サイディングを必要とせず、防水処理も容易で、外観も良好な建物躯体の防水構造を提供することができる。
【0038】
特に、この請求項1記載の発明によれば、立ち上がり部を凹部内に差し込むだけで、両者間の防水性を担保することができ、防水処理が容易で、外観も良好な建物躯体の防水構造を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、防水処理が容易で、外観も良好な建物躯体の防水構造を提供することができる。
【0039】
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態であって、建物躯体の防水構造を示す縦断面図である。
【図2】 従来の建物躯体の防水構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10…幕板、11…凹部、12…防水充填材、20…サイディング、30…附属屋根部、31…庇、32…屋根パネル、33…瓦、40…胴縁、50…建物躯体、51…壁パネル、60,61…コーキング材、70…防水部、71…立ち上がり部、 81 …防水紙、82…防水シート、110…幕板、120…サイディング、121…短尺サイディング、130…附属屋根部、131…庇、140…胴縁、150…建物躯体、151…壁パネル、160…コーキング材、181…防水紙、182…防水シート。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention also relates to a curtain plate, the waterproof structure for building structures comprising a supplementary roof such as eaves extending outward from building structures located therebelow.
[0002]
[Prior art]
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of a conventional waterproofing structure for a building frame.
Conventionally, there has been a case where an attached
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the waterproof structure of the conventional building frame described above, the
[0004]
Furthermore, it is necessary to form a
Accordingly, the invention described in claim 1 has been made in view of the first and second problems of the above-described conventional technology, and its object is to provide a waterproof treatment without requiring short siding. It is intended to provide a waterproof structure for a building frame that is easy and has a good appearance.
[0005]
In addition to this, the invention according to claim 1 can secure the waterproofness between the two by simply inserting the rising portion into the recess, the waterproof structure of the building frame that is easy to waterproof and has a good appearance. Is to provide.
The invention described in claim 2 is to provide a waterproof structure for a building frame that does not require short siding, is easy to waterproof, and has a good appearance , as in the invention described in claim 1 .
[0006]
[0007]
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for achieving the above-described object.
The invention according to claim 1 suppresses intrusion of water by closing the space between the curtain plate (10) and the attached roof portion (30) located below and extending outward from the building frame (50). a waterproof structure for building structures having a waterproof portion (70) (50), the waterproof portion (70) is provided with a rising portion which rises upward from the upper surface (71) of the supplementary roof (30), curtain The plate (10) is provided with a recess (11) located in the lower portion and opening downward, and a waterproof filler (12) formed in the recess (11) , the rising portion (71) Is characterized in that the upper end is inserted into the waterproof filler (12 ) in the recess (11) .
[0009]
Here, the attached roof portion (30) may be any member as long as it has a roof extending outward from the building housing (50), for example, the upper surface of the roof (31). It is formed on the upper surface of the part of the building frame where the room projects outward. Further, what is formed on the upper surface of the attached roof part (30) includes tiles made of thin steel plates or ceramic tiles made of ceramics.
[0010]
Here, the “screenboard (10)” is formed at the joint of the outer wall siding (20) of the upper and lower floors of the building frame (50), and is located at the floor between the upper and lower floors. This includes things that cover the end face of the torso, and things that can accentuate the exterior of the building frame (50). The “curtainboard (10)” includes those made of polyvinyl chloride steel plates, ceramics, and the like.
[0011]
[0012]
[0013]
Further, here, the waterproof filler (12) is filled with no gap between the inner surface of the recessed portion (11) of the curtain plate (10) and the surface of the rising portion (71) by inserting the rising portion (71). As long as the water is formed and the rainwater does not enter between the two, it is sufficient. For example, rubber and soft resin are included.
In the present invention, the waterproof portion (70) includes a rising portion (71) rising upward from the upper surface of the attached roof portion (30), and the rising portion (71) is a recess ( 11) It is inserted into the inside of the waterproof filler (12). That is, the waterproof filler (12) is filled between the concave portion (11) and the rising portion (71). For this reason, water does not enter from between the rising portion (71) and the concave portion (11), and the seam between the two is not exposed to the surface on the anti-building housing side, and the waterproof treatment is performed. Can be easily. Thereby, infiltration of water can be suppressed continuously from the attached roof part (30) to the curtain (10).
In other words, rainwater flows down along the surface of the curtain plate (10) is transmitted to the surface of the counter-building skeleton side of the rising portion of the waterproof portion (70) (71), the rising portion of the waterproof portion (70) (71) as it is It flows down along the surface. In other words, rainwater that flows down the surface of the curtain plate (10) and the waterproof part (70) does not travel directly on the surface of the seamed seam that is exposed on the surface, ensuring waterproofness. Can do. In addition, since the joint between the curtain plate (10) and the waterproof portion (70) is not exposed on the surface on the side opposite to the building skeleton, it is possible to maintain a good building appearance.
Furthermore, when another member is formed for waterproofing between the attached roof part (30) and the curtain plate (10), the place requiring waterproofing treatment is between the waterproof member and the curtain plate (10), And, a total of two places between the waterproof member and the attached roof part (30) are required, but in the present invention, it rises directly from the attached roof part (30) to the lower part of the curtain plate (10). Therefore, the waterproof treatment is required only at one place between the rising portion (71) and the curtain plate (10), and the waterproof treatment can be facilitated.
[0014]
Also, the waterproofing work between the rising portion (71) and the curtain plate (10) in the on-site assembly work is also performed from below the rising portion (71) into the interior of the waterproof filler (12) in the recess (11). Simply plug it in and the waterproof filler (12) will be in close contact with the upper end of the rising part (71), eliminating the gap between the surface of the rising part (71) and the inner surface of the recess (11). finish. In this way, the waterproofing work itself can be simplified.
[0015]
The invention according to claim 2 is substantially the same as the invention according to claim 1 described above , and the curtain (10) and the attached roof part ( 10) located below and extending outward from the building frame (50) ( 30) is a waterproof structure of the building frame (50) provided with a waterproof part (70) that suppresses the intrusion of water, and the waterproof part (70) is located above the upper surface of the attached roof part (30). The curtain plate (10) is provided with a recessed portion (11) which is located at the lower portion thereof and opens downward, and the rising portion (11) is provided inside the recessed portion (11). The upper end of 71) is inserted, and a waterproofing treatment with a caulking material (61) is performed between the rising portion (71) and the recess (11).
[0016]
Here, the term “caulking material (61)” refers to the gap between the upper end of the rising portion (71) and the inner surface of the concave portion (11) after the rising portion (71) is inserted into the concave portion (11). Any material can be used as long as it can be filled to ensure the watertightness and airtightness of the two.
In addition, the “caulking material (61)” includes both putty-like wet-type materials kneaded with fats and oils, resins and inorganic fillers, and dry-type materials such as rubber and soft resins.
[0017]
In the present invention, the rising portion (71) is inserted into the concave portion (11) at the lower part of the curtain plate (10), and the waterproofing treatment by the caulking material (61) is performed between the concave portion (11) and the rising portion (71). Is given. For this reason, water does not enter the building housing (50) from between the rising portion (71) and the recess (11), and the seam between them is exposed on the surface on the anti-building housing side. There is nothing, and waterproofing can be facilitated. Thereby, infiltration of water can be suppressed continuously from the attached roof part (30) to the curtain (10).
In other words, rainwater flows down along the surface of the curtain plate (10) is transmitted to the surface of the counter-building skeleton side of the rising portion of the waterproof portion (70) (71), the rising portion of the waterproof portion (70) (71) as it is It flows down along the surface. In other words, rainwater that flows down the surface of the curtain plate (10) and the waterproof part (70) does not travel directly on the surface of the seamed seam that is exposed on the surface, ensuring waterproofness. Can do. In addition, since the joint between the curtain plate (10) and the waterproof portion (70) is not exposed on the surface on the side opposite to the building skeleton, it is possible to maintain a good building appearance.
[0018]
Further, since the rising portion (71) rises directly from the attached roof portion (30) to the lower part of the curtain plate (10), it is necessary to waterproof the rising portion (71) and the curtain plate. Only one location between the concave portion (11) of (10) is required, and waterproofing can be facilitated .
[0019]
[0020]
[0021]
[0022]
[0023]
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a first embodiment of the present invention and shows a longitudinal sectional view of a waterproof structure of a building frame.
First, the configuration of the present embodiment will be described.
[0025]
The waterproof structure of the
[0026]
The upper end of the waterproof part 70 is located on the
[0027]
Next, the operation and effect of the above-described embodiment will be described.
In the present embodiment, the upper end of the waterproof part 70 is located on the
For this reason, water does not enter from between the
[0028]
Further, when another member for waterproofing is formed between the attached
[0029]
In addition, the waterproof treatment between the rising
[0030]
In the embodiment described above, after filling the
[0031]
[0032]
[0033]
[0034]
[0035]
[0036]
[0037]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exists an effect as described below.
According to the first aspect of the present invention, it is possible to provide a waterproof structure for a building frame that does not require short siding, is easy to waterproof, and has a good appearance.
[0038]
In particular, according to the first aspect of the present invention, the waterproof structure of the building frame can be secured with waterproofness between them only by inserting the rising portion into the recess, easy to waterproof, and good in appearance. Can be provided.
According to the second aspect of the present invention, it is possible to provide a waterproof structure for a building frame that is easy to waterproof and has a good appearance.
[0039]
[0040]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a waterproof structure of a building skeleton according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a waterproof structure of a conventional building frame.
[Explanation of symbols]
10 ... curtain, 11 ... recess, 12 ... waterproof filler, 20 ... siding, 30 ... roof, 31 ... roof, 32 ... roof panel, 33 ... roof tile, 40 ... trunk, 50 ... building frame, 51 ... Wall panel, 60, 61 ... caulking material, 70 ... waterproof part, 71 ... rising part, 81 ... waterproof paper, 82 ... waterproof sheet, 110 ... curtain, 120 ... siding, 121 ... short siding, 130 ... attached roof part, 131 ... 庇, 140 ... body edge, 150 ... building frame, 151 ... wall panel, 160 ... caulking material, 181 ... waterproof paper, 182 ... waterproof sheet.
Claims (2)
防水部は、附属屋根部の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部を備え、
幕板は、その下部に位置して下方に向かって開口する凹部と、この凹部内に形成される防水充填材とを備え、
前記立ち上がり部の上端が、凹部内の防水充填材の内部に差し込まれていることを特徴とする建物躯体の防水構造。It is a waterproof structure of a building frame provided with a waterproof part that closes between the curtain and the attached roof part that extends downward from the building frame and suppresses the ingress of water,
The waterproof part has a rising part that rises upward from the upper surface of the attached roof part,
The curtain plate is provided with a recess that is located at the bottom and opens downward, and a waterproof filler formed in the recess,
A waterproof structure for a building frame, wherein an upper end of the rising portion is inserted into a waterproof filler in the recess .
防水部は、附属屋根部の上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部を備え、The waterproof part has a rising part that rises upward from the upper surface of the attached roof part,
幕板は、その下部に位置して下方に向かって開口する凹部を備え、The curtain is provided with a recess located in the lower part and opening downward,
この凹部の内部に前記立ち上がり部の上端が差し込まれ、The upper end of the rising portion is inserted into the recess,
立ち上がり部と凹部との間にはコーキング材による防水処理が施されていることを特徴とする建物躯体の防水構造。A waterproof structure for a building frame, characterized in that a waterproofing treatment with a caulking material is applied between the rising portion and the recess.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03347198A JP4065913B2 (en) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | Waterproof structure of building frame |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03347198A JP4065913B2 (en) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | Waterproof structure of building frame |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229588A JPH11229588A (en) | 1999-08-24 |
JP4065913B2 true JP4065913B2 (en) | 2008-03-26 |
Family
ID=12387469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03347198A Expired - Fee Related JP4065913B2 (en) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | Waterproof structure of building frame |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4065913B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3999339B2 (en) * | 1998-03-27 | 2007-10-31 | ミサワホーム株式会社 | Assembly wall panel fixing structure and mounting method thereof |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136930B2 (en) * | 1972-04-18 | 1976-10-13 | ||
JP2551813Y2 (en) * | 1990-12-25 | 1997-10-27 | 松下電工株式会社 | Ventilation rain hold |
JP2595990Y2 (en) * | 1993-06-30 | 1999-06-02 | 株式会社クボタ | Rain break structure near the roof wall |
JP3704389B2 (en) * | 1996-01-16 | 2005-10-12 | ミサワホーム株式会社 | Waterproofing structure of building shed and waterproofing method of the shed |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP03347198A patent/JP4065913B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11229588A (en) | 1999-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4065913B2 (en) | Waterproof structure of building frame | |
JP2009024362A (en) | Mounting structure of door frame | |
JPH0130540Y2 (en) | ||
JP2000045406A (en) | Waterproof structure around opening part | |
JPH0544433Y2 (en) | ||
JPH0627685Y2 (en) | Sash mounting structure | |
JP3103835B2 (en) | Window surrounding structure | |
JP2513257Y2 (en) | Watertight structure of outer wall panel joints | |
JPH0333859Y2 (en) | ||
JPH0842006A (en) | Air-permeable external wall panel and waterproof structure of underaly of the panel | |
JPS6022214Y2 (en) | Bathroom door drainer | |
JPH1162029A (en) | Waterproofing structure of building exterior wall | |
JP2941153B2 (en) | Seal structure of outer wall joint | |
JP2001173197A (en) | Venting structure of exterior wall of building | |
JPS6017454Y2 (en) | Watertight structure of windows on sloped buildings | |
JPS6350326Y2 (en) | ||
JPH0716875Y2 (en) | Bay window seal structure | |
JP3399628B2 (en) | Outer wall trunk waterproof structure | |
JPH0116804Y2 (en) | ||
JP2563042Y2 (en) | Kasagi mounting structure | |
JP4283716B2 (en) | Dry waterproof structure between hanging wall and outer wall | |
JPH0328697Y2 (en) | ||
JPH07324392A (en) | Waterproof structure for house | |
JP2000336782A (en) | Flashing construction for insulated foundation | |
JP4313129B2 (en) | Water stop structure of sash frame edge |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070724 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070925 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071203 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20071203 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080124 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |