JP4065587B2 - Leg rest device for seat - Google Patents

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JP4065587B2 JP26762597A JP26762597A JP4065587B2 JP 4065587 B2 JP4065587 B2 JP 4065587B2 JP 26762597 A JP26762597 A JP 26762597A JP 26762597 A JP26762597 A JP 26762597A JP 4065587 B2 JP4065587 B2 JP 4065587B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、シート用レッグレスト装置に関し、さらに詳しくはレッグレスト装置におけるレッグレストの傾動角度の調整機構に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
従来より、列車用シートにおいては、シートクッションの前端部に、着座者が下肢を預けて寛げるようにレッグレストを備えたものが知られている。この場合、シートクッションの着座者の要求に応じて上記レッグレストの傾動角度を調整できることが必要であり、かかる要求に応えるべく従来より種々の傾動角度調整機構が提案されており、その一つとしてラチエット機構を用いたものがある。
【0004】
即ち、従来の傾動角度調整機構は、その外周面に複数のラチエット歯を形成したラチエットプレートを、該シートクッション前端部とレッグレストの一端部とを相対回動可能に連結するヒンジと同心上に位置するようにして該シートクッション側に固定する一方、上記レッグレスト側には上記ラチエット歯と選択的に噛合するロック部材を取り付け、上記ラチエットプレートに対する上記ロック部材の噛合位置を調整することで上記レッグレストの傾動角度を調整するようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、このようなラチエット機構により傾動角度調整機構を構成した場合には、次のような問題があった。
【0006】
即ち、上記ラチエット機構が上記ヒンジ部分に設けられる構成であることから、該ヒンジ部分にラチエット機構の配置スペースを確保する必要があり、その結果、上記シートのデザイン上における制約が生じ、デザイン設計の自由度が阻害され、延いてはシートの商品価値の低下をも招来することになるものである。
【0007】
また、上記レッグレストにかかる荷重は上記ラチエット機構において支持されるため、該ラチエット機構側での支持荷重値を低減するには上記ラチエットプレートの径寸法を大きくしてモーメントアームを長くする必要があるが、かかるモーメントアームの増大はそのままラチエット機構の大型化、さらにはその配置スペースの拡大につながり、いずれにしても好ましくない。このため、上記ラチエットプレートの径寸法の拡大には自ずと限界があり、その結果、上記レッグレスト側の荷重により上記ラチエット歯に大きな力がかかり、場合によっては該ラチエットプレートの撓みとか破損を生じ、その信頼性及び耐久性という点において問題がある。
【0008】
そこで本発明では、シートのデザイン上の自由度を阻害せず、且つ信頼性及び耐久性の高いシート用レッグレスト装置を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。即ち、シートクッションの前端部にレッグレストを上下方向に傾動可能に取り付けてなるシート用レッグレスト装置において、上記シートクッションに、その軸方向に適宜間隔で複数個の切り欠き状のラッチ溝を形成すると共にその軸方向へ移動可能とされたラッチシャフトと該ラッチシャフトの上記複数個のラッチ溝に択一的に係入可能とされるとともに係入したラッチ溝の上記ラッチシャフト上における形成位置に対応した移動位置で上記ラッチシャフトの移動規制を行うラッチピンとを備えたラッチ機構を、上記シートクッションの側端よりも幅方向中央寄り位置において且つ上記ラッチシャフトの軸方向を上記シートクッションの前後方向へ向けた状態で配置する一方、上記ラッチシャフトと上記レッグレストとを連結アームにより連結し、該連結アームを介して上記ラッチシャフトの軸方向への変位を上記レッグレストにその傾動角度の変化として伝達し得るように構成するとともに、上記ラッチシャフト22の移動位置に対応して作動し、上記ラッチピンの上記各ラッチ溝への係入と離脱を許容する第1の回動位置と、上記ラッチピンが上記ラッチシャフトの最後端のラッチ溝よりさらに後端寄りに位置した状態において該ラッチピンを上記ラッチシャフトと非係合状態で保持する第2の回動位置と、上記第2の回動位置において上記ラッチピンを保持した状態において上記ラッチシャフトが後退方向へ移動して上記ラッチピンが最前端のラッチ溝の近傍に達したとき該ラッチピンの最前端のラッチ溝への係入を許容する第3の回動位置に択一的に位置設定されるストップレバーを備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明のシート用レッグレスト装置によれば、レッグレストの傾動角度の調整とその傾動角度の保持とを、ラッチシャフトと該ラッチシャフトに設けた複数個のラッチ溝に択一的に係入するラッチピンとを備えてなるラッチ機構と、該ラッチ機構における上記ラッチシャフトの軸方向移動の変位を上記レッグレストにその傾動角度の変位として伝達する連結アームとで行うようにしているので、上記レッグレストにかかる荷重は上記連結アームを介して上記ラッチシャフトにその軸力として伝達され、この軸力が該ラッチシャフトのラッチ溝と該ラッチ溝に係入したラッチピンとの係合により支持される。
【0011】
従って、上記ラッチシャフト側における許容支持力は、上記ラッチピンの径寸法を大きくすることで容易に高めることができる。また、上記ラッチピンの径寸法の拡大は、上記ラッチ機構が上記シートクッションとレッグレストとのヒンジが配置される該シートクッションの側端ではなく、該側端よりも幅方向中央寄り位置に配置されているので、その配置スペースの確保のためにシートのデザイン上の自由度が阻害されるということもない。これらの結果、シートのデザイン性を高めることによる該シートの商品価値の向上と、レッグレストの信頼性及び耐久性の向上とを両立させることができるものである。
【0012】
さらに、本願発明では、上記ストップレバーを備えているので、上記レッグレストの傾動操作のみによって、上記ラッチピンを上記ラッチシャフトの任意のラッチ溝に係入させて位置保持させること、及び傾動位置の変更をすることができる。
【発明の実施の形態】
【0013】
以下、本発明のシート用レッグレスト装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0014】
図1には、本発明にかかるレッグレスト装置Xを備えた列車用のシートZを示している。このシートZは、脚台4上に回転可能に取り付けられるシートクッション1と、該シートクッション1の後端部にリクライニング可能に取り付けられたシートバック2と、該シートクッション1の左右両側に配置されたアームレスト3,3とを備えて構成される。そして、上記シートクッション1の前端部には、レッグレスト10を備えたレッグレスト装置Xが上下方向へ傾動可能に取り付けられている。また、上記脚台4の側部には、上記シートZを回転させる場合に、上記シートバック2のリクライニング状態を解除して該シートバック2を最前傾姿勢とするとともに、所定の傾動角度に姿勢保持された上記レッグレスト10の姿勢保持作用を解除してこれを最下傾姿勢とするためのロック解除ペダル5が備えられている。
【0015】
本発明は、上記レッグレスト装置Xにおける上記レッグレスト10の傾動角度の調整とその保持とを行う後述のラッチ機構20の構造に最大の特徴を有するものであり、以下、このラッチ機構20の構造及び作動等を詳述する。
【0016】
図2及び図3には、上記シートクッション1のシートクッションフレーム6の下面側に配置されたラッチ機構20を示している。尚、上記シートZのシートクッション1と上記レッグレスト装置Xの上記レッグレスト10とは、図2及び図3に示すように、上記シートクッション1のシートクッションフレーム6の後端桁材6bに所定間隔をもって配置された左右一対の連結ブラケット7,7と、上記レッグレスト10のレッグレストフレーム11の一端にその幅方向に所定間隔をもって配置された左右一対の支持アーム14,14とを、それぞれ枢支軸15,15により枢支することで相対回動自在に連結されている。
【0017】
上記ラッチ機構20は、図1〜図4に示すように、上記シートクッションフレーム6の幅方向の略中央部においてその前端桁材6aと後端桁材6bとの間に跨がって取り付けられた支持フレーム21を備えている。この支持フレーム21は、所定間隔をもって対向する左右一対の側壁21c,21dをもつ型材であって、その軸方向の一端21aと他端21bとは、それぞれ上記シートクッションフレーム6の前端桁材6aと後端桁材6bに溶接固定されている。
【0018】
上記支持フレーム21の軸方向における略中央位置には、その幅方向に延びる凹溝18と該凹溝18に直交してその軸方向に貫設されたシャフト嵌挿孔19とを備えたシャフトガイド17が、該凹溝18の開口端を上方に向けた状態で固着されている。そして、このシャフトガイド17のシャフト嵌挿孔19には、次述のラッチシャフト22がその軸方向に摺動自在に嵌挿配置されている。
【0019】
上記ラッチシャフト22は、図6に示すように、所定長さのロッド体で構成され、その一端22aは後述の連結ピン24を介して後述の連結アーム23の一端23bが枢着される。また、ラッチシャフト22の外周面の一側には、その一端22a寄りに位置する第1ラッチ溝25Aと、その他端22b寄りに位置し且つ軸方向に所定間隔をもって並ぶ四つのラッチ溝、即ち、第2ラッチ溝25B〜第5ラッチ溝25Eとがそれぞれ設けられている。さらに、上記第5ラッチ溝25Eの直後方位置には、上記ラッチシャフト22の外周面から所定高さに突出して軸方向に延びる突出部26が設けられている。
【0020】
そして、上記ラッチシャフト22は、図4及び図5に示すように、その他端22bを上記支持フレーム21の他端21b側に向けた状態で、上記シャフトガイド17のシャフト嵌挿孔19に嵌挿されている。尚、この場合、このラッチシャフト22は、図示しないガイド機構により、上記各ラッチ溝25A〜25Eを上方に向けた姿勢を保持したままその軸方向へ摺動し得るようにされている。
【0021】
一方、上記連結アーム23は、所定長さのロッド体で構成され、その一端23aは上記レッグレストフレーム11の裏面側に設けた連結ブラケット12(図2及び図3を参照)に連結ピン13を介して枢着されるとともに、その他端23bは上述のように連結ピン24を介して上記ラッチシャフト22の一端22aに枢着されている。
【0022】
従って、上記ラッチシャフト22が軸方向に移動すると、その変位が上記連結アーム23を介して上記レッグレスト10に伝達され、該レッグレスト10の傾動角度が変更される。逆言すれば、上記レッグレスト10の自重及び該レッグレスト10にかかる着座者の下肢の重量により、該レッグレスト10にこれを上記枢支軸15を中心として下方へ回転させる回転力が作用した場合、この回転力が上記連結アーム23を介して上記ラッチシャフト22にその軸力として伝達される。このため、上記ラッチシャフト22の軸方向への移動位置を適宜規制することで上記レッグレスト10を所定の傾動角度に設定し且つこの傾動角度をそのまま保持し得ることになる。かかるレッグレスト10の傾動角度の調整と保持とを行うために、上記支持フレーム21側には以下に述べるように各種の部材が設けられている。
【0023】
即ち、上記支持フレーム21の一端21a寄りの両側壁21c,21には該支持フレーム21の軸方向に直線状に延びる長溝28,28が形成されるとともに、該長溝28,28の後端よりも上記他端21b寄りで且つ上記シャフトガイド17の凹溝18と対応する位置には、該両側壁21c,21を上下方向に延びる円弧溝29,29がそれぞれ形成されている。
【0024】
上記円弧溝29,29には、上記ラッチシャフト22の各ラッチ溝25A〜25Eに係入するラッチピン27が、上記凹溝18を横切る状態で貫通配置されている。そして、このラッチピン27の一端は、図4に示すように、上記支持フレーム21の一方の側壁21cに対して枢支軸34により回動自在に取り付けられた第1揺動レバー31の一端に結合されている。また、上記ラッチピン27の他端は、図5に示すように、上記支持フレーム21の他方の側壁21dに対して上記枢支軸34により回動自在に取り付けられた第2揺動レバー32の一端に結合されている。
【0025】
尚、この第1揺動レバー31は、第1スプリング41のバネ力により、上記ラッチピン27を上方へ移動させる方向に常時回動付勢されている。また、上記第2揺動レバー32は、上記ロック解除ペダル5の踏み込み操作により引張されるケーブル8が連結されている。従って、上記ラッチピン27は、上記ケーブル8が引張されていない時には上記第1スプリング41のバネ力によって上記凹溝18の溝底側に付勢され、上記ラッチシャフト22の所定のラッチ溝25A〜25Eに係入され且つその係入状態が保持される一方、該ケーブル8が引張された時には上記第1スプリング41のバネ力に抗して上記ケーブル8の引張力により上記凹溝18から離脱する方向へ強制的に移動せしめられ、上記ラッチシャフト22の所定のラッチ溝25A〜25Eへの係入状態が解除されることになる。
【0026】
一方、上記長溝28,28には、上記ラッチシャフト22の一端22aと上記連結アーム23の他端23bとを連結する上記連結ピン24が嵌挿されており、特にこの連結ピン24の一端は上記支持フレーム21の一方の側壁21c側に大きく突出されている。
【0027】
さらに、上記支持フレーム21の一方の側壁21cにおける上記円弧溝29,29の直下方位置には、枢支ピン35により次述のストップレバー33が取り付けられている。このストップレバー33は、図4及び図7に示すように、略L字状に屈曲した形態をもち、その一端部を第1レバー部33aとし、他端部を第2レバー部33bするとともに、該第2レバー部33bの先端寄り位置には突起33cが形成されている。そして、この突起33cよりも先端寄り部位は第1凹部33dとされるとともに、その基端寄り部位は第2凹部33eとされている。また、このストップレバー33は、第2スプリング42のバネ力により、上記枢支ピン35を中心として常時時計回り方向(図7において)に回動付勢されている。
【0028】
上記ストップレバー33は、上記ラッチシャフト22の移動位置に対応して、次述する三つの回動位置を択一的にとるようになっている。即ち、第1の回動位置は、図6並びに第8図に符号33で指示するように、上記ラッチピン27が上記ラッチシャフト22の上記各ラッチ溝25A〜25Eのいずれかに係入した状態において、上記第2凹部33eに位置した上記ラッチピン27により時計回り方向への回動が規制された状態となる位置である。
【0029】
第2の回動位置は、図7に示すように、上記ラッチシャフト22の突出部26に位置している上記ラッチピン27を上記第1凹部33dにおいて支持して該ラッチピン27の存在に拘わらず上記ラッチシャフト22の軸方向への移動を許容すると同時に、該ストップレバー33自身もその付勢回動方向において上記ラッチピン27と係合することでその回動が規制される位置である。
【0030】
第3の回動位置は、図8において符号33′で指示する位置である。即ち、この回動位置は、上記ラッチシャフト22が実線図示する規制位置(即ち、上記ラッチピン27が上記第1ラッチ溝25Aに係入した位置)よりも所定寸法だけ後方側(その他端22b側)へ移動し、上記連結ピン24が実線図示する位置から鎖線図示(符号24′参照)する位置に移動し、該連結ピン24′が上記ストップレバー33の第1レバー部33aに当接してこれを反時計回り方向に回動させた状態である。上記ストップレバー33が上記第2の回動位置(符号33で示す位置)から第3の回動位置に移動する時、第2の回動位置においてその第1凹部33dに支持されていた上記ラッチピン27′は上記突起33cを乗り越えて上記第2凹部33e側に移動して上記ラッチピン27の第1ラッチ溝25Aへの係入を許容する状態とされるものである。
【0031】
続いて、上記レッグレスト装置Xの操作等を、上記ラッチシャフト22とラッチピン27との係合状態との関連において説明する。
【0032】
まず、上記レッグレスト10のが取り得る傾動角度であるが、この実施形態においては図3に示す五つの傾動角度を設定している。即ち、第1の傾動角度は図3において符号10で示すように上記レッグレスト10が垂下され上記脚台4側に格納される傾動角度である。この第1の傾動角度は、図8に示すように、上記ラッチピン27が上記ラッチシャフト22の第1ラッチ溝25Aに係入することで達成される。
【0033】
第2の傾動角度は図3において符号10Aで示す角度であり、第3の傾動角度は図3において符号10Bで示す角度であり、第4の傾動角度は図3において符号10Cで示す角度であり、さらに第5の傾動角度は図3において符号10Dで示す角度である。そして、これら第2〜第5の傾動角度は、それぞれ上記ラッチピン27がラッチシャフト22の第2ラッチ溝25B〜第5ラッチ溝25Eに係入することで達成されるものである。
【0034】
ここで、例えば上記レッグレスト10を、第1の傾動角度に設定された状態(格納姿勢)から上方へ回動させて第2〜第5のいずれかの傾動角度に設定する場合の操作について説明する。
【0035】
先ず、操作者は、上記レッグレスト10の側部に設けられている上記操作レバー16を引き上げて、第1の傾動角度(即ち、上記ラッチピン27が第1ラッチ溝25Aに係入している状態)にあるレッグレスト10を上方側に回動させる。このレッグレスト10の上方への回動に伴って、その回動変位が上記連結アーム23を介して上記ラッチシャフト22にシート前方側への引き出し力として伝達される。従って、上記ラッチピン27は、上記ラッチシャフト22のシート前方側への移動に伴って該第1ラッチ溝25Aから離脱し、該ラッチシャフト22の上面を上記第2〜第5ラッチ溝25B〜25E側に向かって相対移動する。尚、この場合、上記ストップレバー33は上記第2スプリング42の付勢力に抗して反時計回りに回動され上記ラッチピン27の移動を許容する。
【0036】
そして、上記ラッチピン27は、上記レッグレスト10の上方への回動操作に連動して順次上記第2ラッチ溝25B〜第4ラッチ溝25Dに対して係入及び離脱を繰り返し、最終的には第5ラッチ溝25Eに係入する。従って、操作者が好みの傾動角度で上記レッグレスト10の回動操作を停止することで、上記ラッチピン27はその時点において対応しているラッチ溝、あるいは対応直前のラッチ溝に係入し、上記レッグレスト10はその傾動角度に設定され且つその姿勢が保持される。
【0037】
一方、例えば上記レッグレスト10の傾動角度を、第4の傾動角度から第2の傾動角度に変更する場合には、先ず、操作者は一旦、上記操作レバー16を操作して上記レッグレスト10を第4の傾動角度から第5の傾動角度よりもさらに所定量だけ上方まで引き上げる。すると、上記ラッチピン27は、図7に示すように、上記ラッチシャフト22の突出部26上に位置し且つその位置が上記ストップレバー33によって保持されている。従って、この状態では、上記ラッチシャフト22は自由に移動できる状態となっているので、操作者は上記レッグレスト10を第1の傾動角度まで一気に傾動させる。このレッグレスト10が第1の傾動角度に設定されると、図8に示すように、上記ストップレバー33が上記連結ピン24によって反時計回り方向に回動されることで該ストップレバー33による上記ラッチピン27の規制作用が解除され、該ラッチピン27は上記レッグレスト10の引き上げ操作に伴って上記各ラッチ溝25A〜25Eに係入し得る状態となる。従って、この後は、操作者が上記レッグレスト10を第2の傾動角度まで引き上げることで、上記レッグレスト10は第2の傾動角度に設定され且つ保持されることになる。
【0038】
さらに、上述の如き通常の操作とは別個独立に、上記レッグレスト10が第2〜第5の傾動角度から第1の傾動角度に強制的に設定される場合がある。即ち、上記シートZを回転させる場合である。かかる場合には、上記レッグレスト10を上記脚台4側に格納して回転部分全体としての回転半径を最小とする必要があるためである。
【0039】
この場合の操作は、操作者が上記脚台4側に設けられた上記ロック解除ペダル5を踏み込み操作することで行われる。即ち、上記ロック解除ペダル5が踏み込み操作されると、これに連結された上記ケーブル8が引張され、このケーブル8の引張力を受けて、図5に示す如く、上記第2揺動レバー32が枢支軸34を中心として時計回りに回転し、上記ラッチピン27が上記第1スプリング41の付勢力に抗して引き上げられ、上記ラッチシャフト22の各ラッチ溝25A〜25Eとの係合が解除される。すると、上記レッグレスト10の自重により、該レッグレスト10はどの傾動角度にある場合であっても、自動的に第1の傾動角度に設定されるものである。
【0040】
尚、上記ロック解除ペダル5の踏み込み操作に連動して上記シートZの回転規制機構(図示省略)のロック状態と、上記シートZのシートバック2のリクライニングを規制するリクライニング規制機構(図示省略)のロック状態も同時に解除され、上記シートバック2が最前傾姿勢とされるとともに上記シートZの回転操作が許容されるものである。
【0041】
以上のように、この実施形態にかかるレッグレスト装置Xによれば、上記レッグレスト10の傾動角度の調整とその傾動角度の保持とを、上記ラッチシャフト22と該ラッチシャフト22に設けた複数個のラッチ溝25A〜25Eに択一的に係入するラッチピン27とを備えてなるラッチ機構20と、該ラッチ機構20における上記ラッチシャフト22の軸方向移動の変位を上記レッグレスト10にその傾動角度の変位として伝達する上記連結アーム23とで行うようにしているので、上記レッグレスト10にかかる荷重は上記連結アーム23を介して上記ラッチシャフト22にその軸力として伝達され、この軸力が該ラッチシャフト22のラッチ溝25A〜25Eと該ラッチ溝25A〜25Eに係入したラッチピン27との係合により支持されるものである。
【0042】
従って、上記ラッチシャフト22側における許容支持力は、上記ラッチピン27の径寸法を大きくすることで容易に高めることができる。また、上記ラッチピン27の径寸法の拡大は、上記ラッチ機構20が上記シートクッション1とレッグレスト10とのヒンジが配置される該シートクッション1の側端ではなく、該側端よりも幅方向中央寄り位置に配置されているので、その配置スペースの確保のためにシートZのデザイン上の自由度が阻害されるということもない。これらの結果、シートZのデザイン性を高めることによる該シートZの商品価値の向上と、レッグレスト10の信頼性及び耐久性の向上とを両立させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレッグレスト装置を備えたシートの全体斜視図である。
【図2】 図1に示したシートにおけるシートクッション部分の平面図である。
【図3】 図2のIII−III矢視図である。
【図4】 図2に示したレッグレスト支持機構の、図2の矢印IV方向からの斜視図である。
【図5】 図2に示したレッグレスト支持機構の、図2の矢印V方向からの斜視図である。
【図6】 レッグレスト支持機構におけるラッチ機構の説明図である。
【図7】 レッグレスト支持機構におけるラッチ機構の説明図である。
【図8】 レッグレスト支持機構におけるラッチ機構の説明図である。
【符号の説明】
1はシートクッション、2はシートバック、3はアームレスト、4は脚台、5はロック解除ペダル、6はシートクッション、7は連結ブラケット、8はケーブル、10はレッグレスト、11はレッグレストフレーム、12は連結ブラケット、13は連結ピン、14は支持アーム、15は枢支軸、16は操作レバー、17はシャフトガイド、18は凹溝、19はシャフト嵌挿孔、20はラッチ機構、21は支持フレーム、22はラッチシャフト、23は連結アーム、24は連結ピン、25A〜25Bはラッチ溝、26は突出部、27はラッチピン、28は長溝、29は円弧溝、31は第1揺動レバー、32は第2揺動レバー、33はストップレバー、34は枢支軸、35は枢支ピン、41は第1スプリング、42は第2スプリング、Zはシート、Xはレッグレスト装置である。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
[0002]
The present invention relates to a seat legrest device, and more particularly to a mechanism for adjusting a tilt angle of a legrest in the legrest device.
[Prior art]
[0003]
2. Description of the Related Art Conventionally, train seats are known that have leg rests at the front end of a seat cushion so that a seated person can relax with a lower limb. In this case, it is necessary to be able to adjust the tilt angle of the leg rest according to the request of the seat cushion occupant, and various tilt angle adjusting mechanisms have been proposed in the past to meet such a request. There is one that uses a ratchet mechanism.
[0004]
In other words, the conventional tilt angle adjusting mechanism is configured so that a ratchet plate having a plurality of ratchet teeth formed on the outer peripheral surface thereof is concentric with a hinge that connects the front end portion of the seat cushion and one end portion of the legrest so as to be relatively rotatable. It is fixed to the seat cushion side so as to be positioned, and a lock member that selectively engages with the ratchet teeth is attached to the legrest side, and the engagement position of the lock member with respect to the ratchet plate is adjusted to adjust the engagement position. The tilt angle of the legrest is adjusted.
[Problems to be solved by the invention]
[0005]
However, when the tilt angle adjusting mechanism is constituted by such a latitudinal mechanism, there are the following problems.
[0006]
That is, since the ratchet mechanism is provided in the hinge portion, it is necessary to secure a layout space for the ratchet mechanism in the hinge portion. The degree of freedom is hindered, leading to a reduction in the commercial value of the sheet.
[0007]
In addition, since the load applied to the legrest is supported by the latitut mechanism, it is necessary to increase the diameter of the latitud plate and lengthen the moment arm in order to reduce the support load value on the latitut mechanism side. However, such an increase in the moment arm directly leads to an increase in the size of the latitudinal mechanism and an increase in its arrangement space, which is not preferable in any case. For this reason, there is a limit to the expansion of the diameter of the latitudinal plate. There are problems in terms of reliability and durability.
[0008]
Therefore, the present invention has been made with the object of providing a leg rest device for a seat that does not impede the degree of freedom in designing the seat and has high reliability and durability.
[Means for Solving the Problems]
[0009]
In the present invention, the following configuration is adopted as a specific means for solving such a problem. That is, in the seat leg rest device in which the leg rest is attached to the front end portion of the seat cushion so as to be tiltable in the vertical direction, a plurality of notched latch grooves are formed in the seat cushion at appropriate intervals in the axial direction. And a latch shaft that is movable in the axial direction of the latch shaft and the latch shaft that can be selectively engaged with the plurality of latch grooves, and the latch groove that is engaged is formed at a position on the latch shaft. A latch mechanism including a latch pin for restricting the movement of the latch shaft at a corresponding movement position, at a position closer to the center in the width direction than the side end of the seat cushion, and the axial direction of the latch shaft is the longitudinal direction of the seat cushion. The latch shaft and the leg rest are connected to each other by a connecting arm. Binding to, a displacement in the axial direction of the latch shaft via the connecting arm while configured so as to transmit the change of the tilt angle to the leg rest, it operates in correspondence with the movement position of the latch shaft 22 The latch pin in a state where the latch pin is positioned closer to the rear end than the latch groove at the rearmost end of the latch shaft, and a first rotation position that allows the latch pin to be engaged and disengaged from the respective latch grooves. In a disengaged state with the latch shaft, and in a state in which the latch pin is held in the second rotational position, the latch shaft moves in the backward direction so that the latch pin is at the foremost end. When the position reaches the vicinity of the latch groove, the strike is set to the third rotational position that allows the latch pin to enter the latch groove at the foremost end. It is characterized by having a Pureba.
【The invention's effect】
[0010]
According to the seat leg rest device of the present invention, the adjustment of the tilt angle of the leg rest and the holding of the tilt angle are selectively engaged in the latch shaft and the plurality of latch grooves provided in the latch shaft. Since the latch mechanism includes a latch pin, and the connecting arm that transmits the displacement of the latch shaft in the latch mechanism in the axial direction to the leg rest as the displacement of the tilt angle thereof, the leg rest The load is transmitted as an axial force to the latch shaft via the connecting arm, and this axial force is supported by the engagement between the latch groove of the latch shaft and the latch pin engaged with the latch groove.
[0011]
Therefore, the allowable supporting force on the latch shaft side can be easily increased by increasing the diameter of the latch pin. In addition, the diameter of the latch pin is enlarged because the latch mechanism is not located at the side end of the seat cushion where the hinge between the seat cushion and the leg rest is arranged, but at a position closer to the center in the width direction than the side end. Therefore, the design freedom of the sheet is not hindered to secure the arrangement space. As a result, it is possible to achieve both improvement in the commercial value of the seat by enhancing the design of the seat and improvement in the reliability and durability of the legrest.
[0012]
Further, in the present invention, since the stop lever is provided, the latch pin is engaged with an arbitrary latch groove of the latch shaft by only the tilting operation of the legrest, and the tilting position is changed. Can do.
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0013]
Hereinafter, the leg rest device for seats of the present invention is concretely explained based on a suitable embodiment shown in an accompanying drawing.
[0014]
In FIG. 1, the seat Z for trains provided with the legrest apparatus X concerning this invention is shown. The seat Z is disposed on both the left and right sides of the seat cushion 1, a seat cushion 1 that is rotatably mounted on the leg stand 4, a seat back 2 that is reclinably attached to the rear end portion of the seat cushion 1, and the seat cushion 1. And armrests 3 and 3. And the legrest apparatus X provided with the legrest 10 is attached to the front-end part of the said seat cushion 1 so that tilting to an up-down direction is possible. In addition, when the seat Z is rotated, the reclining state of the seat back 2 is released to bring the seat back 2 into the forward leaning posture and the posture at a predetermined tilting angle. There is provided a lock release pedal 5 for releasing the posture holding action of the held legrest 10 to make it the lowest tilted posture.
[0015]
The present invention has the greatest feature in the structure of a later-described latch mechanism 20 that adjusts and holds the tilt angle of the legrest 10 in the legrest device X. Hereinafter, the structure of the latch mechanism 20 will be described. The operation and the like will be described in detail.
[0016]
2 and 3 show the latch mechanism 20 disposed on the lower surface side of the seat cushion frame 6 of the seat cushion 1. Note that the seat cushion 1 of the seat Z and the leg rest 10 of the leg rest device X are predetermined on the rear end spar 6b of the seat cushion frame 6 of the seat cushion 1, as shown in FIGS. A pair of left and right connecting brackets 7 and 7 arranged at intervals and a pair of left and right support arms 14 and 14 arranged at predetermined intervals in the width direction at one end of the leg rest frame 11 of the leg rest 10 are respectively pivoted. The pivots 15 and 15 are pivotally supported so as to be relatively rotatable.
[0017]
As shown in FIGS. 1 to 4, the latch mechanism 20 is attached across the front end girder material 6 a and the rear end girder material 6 b at a substantially central portion in the width direction of the seat cushion frame 6. The support frame 21 is provided. The support frame 21 is a mold member having a pair of left and right side walls 21c and 21d facing each other at a predetermined interval, and one end 21a and the other end 21b in the axial direction thereof are respectively connected to the front end beam member 6a of the seat cushion frame 6. The rear end beam member 6b is fixed by welding.
[0018]
A shaft guide provided at a substantially central position in the axial direction of the support frame 21 with a concave groove 18 extending in the width direction and a shaft fitting insertion hole 19 perpendicular to the concave groove 18 and penetrating in the axial direction. 17 is fixed with the open end of the concave groove 18 facing upward. A latch shaft 22 described below is inserted into the shaft insertion hole 19 of the shaft guide 17 so as to be slidable in the axial direction.
[0019]
As shown in FIG. 6, the latch shaft 22 is composed of a rod body having a predetermined length, and one end 22a of the connecting arm 23 described later is pivotally connected to one end 22a thereof via a connecting pin 24 described later. Further, on one side of the outer peripheral surface of the latch shaft 22, a first latch groove 25A located near one end 22a and four latch grooves located near the other end 22b and arranged at a predetermined interval in the axial direction, that is, A second latch groove 25B to a fifth latch groove 25E are provided. Further, a protruding portion 26 that protrudes from the outer peripheral surface of the latch shaft 22 to a predetermined height and extends in the axial direction is provided immediately after the fifth latch groove 25E.
[0020]
The latch shaft 22 is inserted into the shaft insertion hole 19 of the shaft guide 17 with the other end 22b facing the other end 21b of the support frame 21, as shown in FIGS. Has been. In this case, the latch shaft 22 is slidable in the axial direction by a guide mechanism (not shown) while maintaining the posture in which the latch grooves 25A to 25E are directed upward.
[0021]
On the other hand, the connecting arm 23 is composed of a rod body having a predetermined length, and one end 23a of the connecting arm 23 is connected to the connecting bracket 12 (see FIGS. 2 and 3) provided on the back side of the legrest frame 11. The other end 23b is pivotally connected to the one end 22a of the latch shaft 22 via the connecting pin 24 as described above.
[0022]
Therefore, when the latch shaft 22 moves in the axial direction, the displacement is transmitted to the leg rest 10 via the connecting arm 23, and the tilt angle of the leg rest 10 is changed. In other words, due to the weight of the legrest 10 and the weight of the leg of the seated person on the legrest 10, a rotational force that rotates the legrest 10 downward about the pivot shaft 15 acts on the legrest 10. In this case, this rotational force is transmitted as an axial force to the latch shaft 22 via the connecting arm 23. For this reason, the legrest 10 can be set to a predetermined tilt angle and the tilt angle can be maintained as it is by appropriately restricting the position of the latch shaft 22 in the axial direction. In order to adjust and hold the tilt angle of the legrest 10, various members are provided on the support frame 21 side as described below.
[0023]
That is, the side walls 21c, 21 near the one end 21a of the support frame 21 are formed with long grooves 28, 28 extending linearly in the axial direction of the support frame 21, and more than the rear ends of the long grooves 28, 28. Arc grooves 29, 29 extending in the vertical direction on both side walls 21c, 21 are formed at positions close to the other end 21b and corresponding to the groove 18 of the shaft guide 17.
[0024]
A latch pin 27 that engages with each of the latch grooves 25 </ b> A to 25 </ b> E of the latch shaft 22 is disposed through the arc grooves 29 and 29 so as to cross the concave groove 18. As shown in FIG. 4, one end of the latch pin 27 is coupled to one end of a first swing lever 31 that is rotatably attached to one side wall 21c of the support frame 21 by a pivot shaft 34. Has been. As shown in FIG. 5, the other end of the latch pin 27 is one end of a second swing lever 32 that is pivotally attached to the other side wall 21d of the support frame 21 by the pivot shaft 34. Is bound to.
[0025]
The first swing lever 31 is always urged to rotate in the direction in which the latch pin 27 is moved upward by the spring force of the first spring 41. Further, the second swing lever 32 is connected to a cable 8 that is pulled when the lock release pedal 5 is depressed. Therefore, when the cable 8 is not pulled, the latch pin 27 is urged toward the groove bottom side of the concave groove 18 by the spring force of the first spring 41, and predetermined latch grooves 25 </ b> A to 25 </ b> E of the latch shaft 22. While the cable 8 is pulled, the cable 8 is pulled away from the groove 18 by the pulling force of the cable 8 against the spring force of the first spring 41. Thus, the latched state of the latch shaft 22 into the predetermined latch grooves 25A to 25E is released.
[0026]
On the other hand, in the long grooves 28 and 28, the connecting pin 24 for connecting the one end 22a of the latch shaft 22 and the other end 23b of the connecting arm 23 is fitted, and in particular, one end of the connecting pin 24 is the above-described one. The support frame 21 protrudes greatly toward the side wall 21c.
[0027]
Further, a stop lever 33 described below is attached by a pivot pin 35 at a position directly below the circular arc grooves 29, 29 on one side wall 21c of the support frame 21. As shown in FIGS. 4 and 7, the stop lever 33 has a shape bent in a substantially L shape, and has one end portion as a first lever portion 33a and the other end portion as a second lever portion 33b. A protrusion 33c is formed near the tip of the second lever portion 33b. A portion closer to the tip than the protrusion 33c is a first recess 33d, and a portion closer to the base end is a second recess 33e. The stop lever 33 is always urged to rotate clockwise (in FIG. 7) about the pivot pin 35 by the spring force of the second spring 42.
[0028]
The stop lever 33 is configured to take the following three rotational positions corresponding to the movement position of the latch shaft 22. That is, the first rotation position is in a state in which the latch pin 27 is engaged with one of the latch grooves 25A to 25E of the latch shaft 22 as indicated by reference numeral 33 in FIGS. The latch pin 27 located in the second recess 33e is a position where the clockwise rotation is restricted.
[0029]
As shown in FIG. 7, the second rotation position is such that the latch pin 27 positioned on the protruding portion 26 of the latch shaft 22 is supported by the first recess 33d and the latch pin 27 is present regardless of the presence of the latch pin 27. At the same time as allowing the movement of the latch shaft 22 in the axial direction, the stop lever 33 itself engages with the latch pin 27 in the biasing rotation direction to restrict its rotation.
[0030]
The third rotation position is a position indicated by reference numeral 33 'in FIG. In other words, this rotational position is the rear side (the other end 22b side) by a predetermined dimension from the restricting position (that is, the position where the latch pin 27 is engaged with the first latch groove 25A) indicated by the solid line of the latch shaft 22. The connecting pin 24 is moved from the position shown by the solid line to the position shown by the chain line (see reference numeral 24 ′), and the connecting pin 24 ′ comes into contact with the first lever portion 33 a of the stop lever 33 to move it. It is in a state of being rotated counterclockwise. When the stop lever 33 moves from the second rotation position (position indicated by reference numeral 33) to the third rotation position, the latch pin supported by the first recess 33d at the second rotation position Reference numeral 27 'denotes a state in which the protrusion 33c gets over and moves toward the second recess 33e to allow the latch pin 27 to be engaged with the first latch groove 25A.
[0031]
Subsequently, the operation of the legrest device X will be described in relation to the engagement state between the latch shaft 22 and the latch pin 27.
[0032]
First, the tilt angles that the leg rest 10 can take are set. In this embodiment, five tilt angles shown in FIG. 3 are set. That is, the first tilt angle is a tilt angle at which the leg rest 10 is suspended and stored on the leg base 4 side as indicated by reference numeral 10 in FIG. The first tilt angle is achieved by the latch pin 27 engaging with the first latch groove 25A of the latch shaft 22 as shown in FIG.
[0033]
The second tilt angle is an angle indicated by reference numeral 10A in FIG. 3, the third tilt angle is an angle indicated by reference numeral 10B in FIG. 3, and the fourth tilt angle is an angle indicated by reference numeral 10C in FIG. Further, the fifth tilt angle is an angle indicated by reference numeral 10D in FIG. The second to fifth tilt angles are achieved by the latch pin 27 engaging with the second latch groove 25B to the fifth latch groove 25E of the latch shaft 22, respectively.
[0034]
Here, for example, the operation when the legrest 10 is rotated upward from the state (stored posture) set to the first tilt angle and set to any one of the second to fifth tilt angles will be described. To do.
[0035]
First, the operator pulls up the operation lever 16 provided on the side portion of the legrest 10 to pull the first tilt angle (that is, the latch pin 27 is engaged with the first latch groove 25A). ) Is turned upward. As the leg rest 10 pivots upward, the pivotal displacement is transmitted to the latch shaft 22 through the connecting arm 23 as a pulling force toward the seat front side. Accordingly, the latch pin 27 is detached from the first latch groove 25A as the latch shaft 22 moves forward of the seat, and the upper surface of the latch shaft 22 is located on the second to fifth latch grooves 25B to 25E side. Move relative to. In this case, the stop lever 33 is rotated counterclockwise against the urging force of the second spring 42 to allow the latch pin 27 to move.
[0036]
The latch pin 27 sequentially engages and disengages with respect to the second latch groove 25B to the fourth latch groove 25D in conjunction with the upward rotation operation of the leg rest 10, and finally the first Engage with 5 latch grooves 25E. Therefore, when the operator stops the turning operation of the legrest 10 at a desired tilt angle, the latch pin 27 is engaged with the latch groove corresponding to the current time point or the latch groove immediately before the corresponding time, and the The legrest 10 is set to the tilt angle and the posture is maintained.
[0037]
On the other hand, for example, when changing the tilt angle of the legrest 10 from the fourth tilt angle to the second tilt angle, first, the operator once operates the operation lever 16 to move the legrest 10. The fourth tilt angle is pulled upward by a predetermined amount further than the fifth tilt angle. Then, as shown in FIG. 7, the latch pin 27 is positioned on the protruding portion 26 of the latch shaft 22 and the position thereof is held by the stop lever 33. Accordingly, in this state, the latch shaft 22 is in a freely movable state, and therefore the operator tilts the leg rest 10 at a stroke to the first tilt angle. When the legrest 10 is set to the first tilt angle, the stop lever 33 is rotated counterclockwise by the connecting pin 24 as shown in FIG. The restricting action of the latch pin 27 is released, and the latch pin 27 can enter the latch grooves 25 </ b> A to 25 </ b> E as the leg rest 10 is pulled up. Therefore, after that, when the operator pulls up the legrest 10 to the second tilt angle, the legrest 10 is set and held at the second tilt angle.
[0038]
Furthermore, the legrest 10 may be forcibly set from the second to fifth tilt angles to the first tilt angle independently of the normal operation as described above. That is, the sheet Z is rotated. In such a case, it is necessary to store the legrest 10 on the side of the footrest 4 and minimize the turning radius of the entire rotating portion.
[0039]
The operation in this case is performed by the operator depressing the unlocking pedal 5 provided on the side of the leg base 4. That is, when the unlocking pedal 5 is depressed, the cable 8 connected to the unlocking pedal 5 is pulled. Upon receiving the tensile force of the cable 8, the second swing lever 32 is moved as shown in FIG. The latch pin 27 is rotated clockwise around the pivot shaft 34, the latch pin 27 is pulled up against the urging force of the first spring 41, and the engagement with the latch grooves 25A to 25E of the latch shaft 22 is released. The Then, due to the weight of the legrest 10, the legrest 10 is automatically set to the first tilting angle regardless of the tilting angle.
[0040]
It is to be noted that the rotation restriction mechanism (not shown) of the seat Z is interlocked with the depression operation of the unlocking pedal 5 and the reclining restriction mechanism (not shown) for restricting the reclining of the seat back 2 of the seat Z. The locked state is also released at the same time, and the seat back 2 is brought to the foremost leaning posture and the rotation operation of the seat Z is allowed.
[0041]
As described above, according to the legrest device X according to this embodiment, the adjustment of the tilt angle of the legrest 10 and the maintenance of the tilt angle are performed by the latch shaft 22 and the plurality of latch shafts 22 provided on the latch shaft 22. The latch mechanism 20 is provided with a latch pin 27 which is selectively engaged with the latch grooves 25A to 25E, and the displacement of the latch shaft 20 in the axial direction of the latch shaft 22 is tilted to the leg rest 10 at its tilt angle. Therefore, the load applied to the legrest 10 is transmitted as the axial force to the latch shaft 22 via the connecting arm 23, and this axial force is Supported by engagement of latch grooves 25A to 25E of the latch shaft 22 and latch pins 27 engaged with the latch grooves 25A to 25E. It is intended to be.
[0042]
Therefore, the allowable support force on the latch shaft 22 side can be easily increased by increasing the diameter of the latch pin 27. In addition, the diameter dimension of the latch pin 27 is increased because the latch mechanism 20 is not at the side end of the seat cushion 1 where the hinge between the seat cushion 1 and the leg rest 10 is disposed, but at the center in the width direction from the side end. Since it is arranged at the offset position, the design freedom of the seat Z is not hindered to secure the arrangement space. As a result, it is possible to achieve both improvement in the commercial value of the seat Z by enhancing the design of the seat Z and improvement in the reliability and durability of the legrest 10.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a seat provided with a legrest device of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a seat cushion portion in the seat shown in FIG.
3 is a view taken in the direction of arrows III-III in FIG. 2;
4 is a perspective view of the legrest support mechanism shown in FIG. 2 from the direction of arrow IV in FIG.
5 is a perspective view of the legrest support mechanism shown in FIG. 2 from the direction of arrow V in FIG.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a latch mechanism in the legrest support mechanism.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a latch mechanism in the legrest support mechanism.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a latch mechanism in the legrest support mechanism.
[Explanation of symbols]
1 is a seat cushion, 2 is a seat back, 3 is an armrest, 4 is a footrest, 5 is an unlocking pedal, 6 is a seat cushion, 7 is a connecting bracket, 8 is a cable, 10 is a legrest, 11 is a legrest frame, 12 is a connection bracket, 13 is a connection pin, 14 is a support arm, 15 is a pivot shaft, 16 is an operation lever, 17 is a shaft guide, 18 is a concave groove, 19 is a shaft insertion hole, 20 is a latch mechanism, 21 is Support frame, 22 is a latch shaft, 23 is a connection arm, 24 is a connection pin, 25A to 25B are latch grooves, 26 is a protrusion, 27 is a latch pin, 28 is a long groove, 29 is an arc groove, 31 is a first swing lever , 32 is a second swing lever, 33 is a stop lever, 34 is a pivot shaft, 35 is a pivot pin, 41 is a first spring, 42 is a second spring, and Z is a seat. X is a leg rest apparatus.

Claims (1)

シートクッションの前端部にレッグレストを上下方向に傾動可能に取り付けてなるシート用レッグレスト装置であって、
上記シートクッションに、その軸方向に適宜間隔で複数個の切り欠き状のラッチ溝を形成すると共にその軸方向へ移動可能とされたラッチシャフトと該ラッチシャフトの上記複数個のラッチ溝に択一的に係入可能とされるとともに係入したラッチ溝の上記ラッチシャフト上における形成位置に対応した移動位置で上記ラッチシャフトの移動規制を行うラッチピンとを備えたラッチ機構を、上記シートクッションの側端よりも幅方向中央寄り位置において且つ上記ラッチシャフトの軸方向を上記シートクッションの前後方向へ向けた状態で配置する一方、
上記ラッチシャフトと上記レッグレストとを連結アームにより連結し、該連結アームを介して上記ラッチシャフトの軸方向への変位を上記レッグレストにその傾動角度の変化として伝達し得るように構成するとともに、
上記ラッチシャフト22の移動位置に対応して作動し、上記ラッチピンの上記各ラッチ溝への係入と離脱を許容する第1の回動位置と、上記ラッチピンが上記ラッチシャフトの最後端のラッチ溝よりさらに後端寄りに位置した状態において該ラッチピンを上記ラッチシャフトと非係合状態で保持する第2の回動位置と、上記第2の回動位置において上記ラッチピンを保持した状態において上記ラッチシャフトが後退方向へ移動して上記ラッチピンが最前端のラッチ溝の近傍に達したとき該ラッチピンの最前端のラッチ溝への係入を許容する第3の回動位置に択一的に位置設定されるストップレバーを備えたことを特徴とするシート用レッグレスト装置。
A legrest device for a seat, in which a legrest is attached to a front end portion of a seat cushion so as to be tiltable up and down,
A plurality of notch-shaped latch grooves are formed in the seat cushion at appropriate intervals in the axial direction, and the latch shaft that is movable in the axial direction and the plurality of latch grooves of the latch shaft are selected. A latch mechanism that includes a latch pin that is capable of being engaged and that restricts movement of the latch shaft at a movement position corresponding to a position where the latch groove is formed on the latch shaft. While arranged at a position closer to the center in the width direction than the end and with the axial direction of the latch shaft directed in the front-rear direction of the seat cushion,
The latch shaft and the leg rest are connected by a connecting arm, and the axial displacement of the latch shaft can be transmitted to the leg rest as a change in the tilt angle via the connecting arm .
A first rotation position that operates in accordance with the movement position of the latch shaft 22 and allows the latch pin to be engaged and disengaged from the latch grooves, and the latch pin is the latch groove at the end of the latch shaft. A second rotation position for holding the latch pin in a non-engaged state with the latch shaft in a state of being positioned closer to the rear end, and a state of the latch shaft in a state of holding the latch pin in the second rotation position When the latch pin moves in the backward direction and reaches the vicinity of the latch groove at the foremost end, the latch pin is alternatively set at the third rotational position that allows the latch pin to be engaged with the latch groove at the foremost end. A leg rest device for a seat, comprising a stop lever .
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