JP4064179B2 - Piping member and drainage piping structure for extended vent pipe - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伸頂通気管用の配管部材及び伸頂通気管に接続される配管構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅等の多層階建物で採用される排水管システムでは、各階を縦方向に貫いて配管される立主管に対し、各階ごとに対応させて排水集合管が介設され、これらそれぞれの排水集合管を介して、各階用の横枝管が接続されるようになっている。
ところで、この立主管の上端部は空気取り込みのために通気管(この通気管を「伸頂通気管」と言う)を接続する必要がある。従って、この立主管の真上に伸頂通気管を接続すればよいことになる。
【0003】
しかしながら、多層階建物において最上階は、例えばオーナールームや展望室等として他階とは異なる間取り(レイアウト)とされていることが多く、そのために立主管は、そのまま真上へ延ばして最上階を貫通させるような配管ができない場合があった。
このような場合では、最上階の床スラブレベルで立主管の上端部を止め、この部分に、上記した他階部分で用いた排水集合管とは異なる専用の配管部材を用いて最上階用の横枝管を接続し、またこの配管部材に対して伸頂通気管を接続させるということが行われていた(特開2000−273926号公報参照)。
【0004】
この従来の配管部材は、立主管と横枝管との交差部に設けられる管本体を有し、この管本体の下部側には立主管接続用の下部継ぎ手部が設けられ、管本体の側面部には横枝管接続用の横継ぎ手部と伸頂通気管接続用の横継ぎ手部とが設けられ、管本体の上部は閉塞された天端部とされているものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の配管部材を用いて伸頂通気管を接続した排水管システムでは、伸頂通気管に対して、万が一、最上階用横枝管側からの排水が流れ込むようなことがあっても、伸頂通気管から排水が溢れるといったことには繋がらないようにするため、この配管部材と伸頂通気管とを繋ぐ横引き管に対して、配管部材側が下流となるような排水勾配を設けることを義務づけていた。
しかし、伸頂通気管から排水が溢れることがないとは言え、排水が途中の横引き管内に流れ込むようなことがあると、この管内部には排水による汚れが付着することになる。
【0006】
そして、仮に、この排水が便器排水等である場合や、排水の流れ込みが繰り返されて汚れの付着が堆積した場合等では、上記横引き管や伸頂通気管の内径が縮小されるおそれがある。
このようになると、伸頂通気管から取り込まれる空気量が制限されて不足し、最悪の場合は空気の取り込みが無い状態となり、封水切れなどの排水トラブルとなることも懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、立主管に対してその真上へ伸頂通気管を接続できないような場合の配管システム等であって、伸頂通気管に横枝管等からの排水が流れ込むことがないようにし、伸頂通気管による空気の取り込みに支障が生じないようにできる伸頂通気管用の配管部材及び伸頂通気管の配管構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る伸頂通気管用の配管部材は、立主管と横枝管との交差部に設けられる管本体を有し、この管本体の下部側には立主管接続用の下部継ぎ手部が設けられ、管本体の側面部には横枝管接続用の横継ぎ手部が少なくとも一つ設けられていると共に伸頂通気管用の横継ぎ手部が設けられており、前記伸頂通気管用の横継ぎ手部は、その先端部下縁が前記横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁よりも上方に位置するように形成されており、前記管本体の上部は閉塞された天端部とされている。
【0008】
このようにすることで、伸頂通気管を接続する通気管接続用横継ぎ手部に対し、枝管接続用横継ぎ手部側からの排水が流れ込むことがない。
そのため、伸頂通気管(横引き管を用いる場合はこの横引き管を含む)の内部に汚れが付着することがなく、従って必要十分量の空気量を取り込む状態が恒久的に継続されることになる。
管本体の上部を閉塞された天端部とすることにより、この配管部材としての高さ寸法を可及的に抑えることができ、この配管部材を設置するスペースの浪費を避けることができる。すなわち、最上階の床下スペース等を可及的に低く抑えて、この最上階における室内天井を高くすることができる。
前記伸頂通気管用の横継ぎ手部は、前記管本体より斜め上方に延びた枝管部を有してその先端部下縁が前記横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁よりも上方に位置するように形成してもよい。
この場合、前記伸頂通気管用の横継ぎ手部は、前記管本体との接続高さが、前記横枝管接続用の横継ぎ手部の前記管本体との接続高さと同一レベルとするのが配管スペース上好ましい。
【0009】
また、このような管本体の上部の天端部には、点検口を設けておくのが好適である。
この場合の点検口は、清掃やメンテナンスにも兼用できるようにしてもよい。
一方、本発明に係る排水配管構造は、伸頂通気管に接続された横引き管、排水用の横枝管および配管部材からなり、前記配管部材は、伸頂通気管用の横継ぎ手部と少なくとも一つの横枝管接続用の横継ぎ手部とを側面部に、および立主管接続用の下部継ぎ手部を下端部に、有し、前記伸頂通気管用の横継ぎ手部が、その先端部下縁を前記横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁よりも上方に位置するように形成されており、前記横引き管が前記伸頂通気管用の横継ぎ手部に接続され前記横枝管が前記横枝管接続用の横継ぎ手部に接続されて構成される。
【0010】
なお、上記「伸頂通気管用の横継ぎ手部の先端部下縁」および「横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁」とは、配管部材を建物に設置したときの、伸頂通気管用の横継ぎ手部および横枝管接続用の横継ぎ手部それぞれの先端部分の下側縁をいう。また、上記における「上」および「下」は、配管部材を建物に設置したときの上下方向をいうものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図2及び図3は、本発明に係る伸頂通気管用配管部材(以下、単に「配管部材」と言う)1の第1実施形態を示している。
また図1は、この配管部材1を用いて施工した本発明に係る伸頂通気管2の配管構造を示している。
この配管構造では、集合住宅等の多層階建物に対し、各階を縦方向に貫いて立主管5が配管されたものとなっており、またこの立主管5は、その上端部が多層階建物における最上階部分の床スラブ6に対応するレベルで止められてある。
【0012】
そして、この立主管5の上端部分に、上記した本発明に係る配管部材1が接続されたものとなっている。
更にこの配管部材1には、最上階用の横枝管7と伸頂通気管2用の横引き管8とが接続されている。
すなわち、この配管部材1の部分で、立主管5に対し横枝管7及び横引き管8が交差していることになる。
この配管部材1は管本体10を核として成る。
【0013】
この管本体10の下部側には、立主管5を接続するための下部継ぎ手部11が設けられている。
図例の下部継ぎ手部11は差し口(ストレート管)タイプが使用されるが、フランジ継ぎ手タイプ等の他のタイプでもよい。
また、この管本体10の側面部には、横枝管7を接続するための横継ぎ手部12(以下「枝管接続用横継ぎ手部12」という)が少なくとも一つ設けられている。この第1実施形態は、枝管接続用横継ぎ手部12が一つだけの場合である。
【0014】
図例の枝管接続用横継ぎ手部12には受け口(ソケット又はメカニカル)タイプが使用されるが、差し口(ストレート管)タイプ等の他のタイプを使用してもよい。
更に、管本体10の側面部には、伸頂通気管2を接続するための横継ぎ手部13(以下「通気管接続用横継ぎ手部13」という)が設けられている。
この通気管接続用横継ぎ手部13についても、図例では受け口(ソケット又はメカニカル)タイプが使用されるが、差し口(ストレート管)タイプ等の他のタイプを使用してもよい。
【0015】
本第1実施形態の配管部材1では、上記したように一つだけ設けられた枝管接続用横継ぎ手部12に対し、管本体10を挟んだ対称位置に通気管接続用横継ぎ手部13が位置付けられたものとしてあり、従って、これら両者が「平面一文字」状の配置関係となっている。
図2から明らかなように、通気管接続用横継ぎ手部13は、枝管接続用横継ぎ手部12よりも上位レベルとなるように設けられている(高さ寸法差L参照)。
そのため、横枝管7側から枝管接続用横継ぎ手部12を介して管本体10内へ流れ込む排水が、万が一、勢い余って管本体10を通り過ぎようとしても、この排水が通気管接続用横継ぎ手部13にまで流れ込むことはない。
【0016】
そのため、この通気管接続用横継ぎ手部13に対して接続される横引き管8或いは伸頂通気管2に対し、それらの管内部が排水を原因として汚れることはなく、もとより、この汚れが付着堆積することによる縮径や閉塞のおそれもない。
従って、この伸頂通気管2からは、必要十分量の空気量を取り込む状態が恒久的に継続されることになる。
管本体10の上部は、閉塞された天端部15とされている。
この天端部15は、通気管接続用横継ぎ手部13のすぐ上となる高さ位置に設けられており、これにより、枝管接続用横継ぎ手部12の下端から管本体10の上端(天端部15)までの高さ寸法Hが可及的に小さく抑えられるようにしてある。
【0017】
すなわち、これにより、建物最上階の床スラブ6とその上部に設ける床18との上下間の床下スペース19が、この配管部材1を設けたことによってむやみに高くなるのを防止できる(最上階の床下スペースに対するスペースの浪費を避けることができる)。そのため、最上階の室内スペースとして、十分な天井高さを確保することができるのである。
なお、図1に示したように、通気管接続用横継ぎ手部13に対して伸頂通気管2を接続するために横引き管8を用いているが、この横引き管8には、配管部材1側が下流側となる排水勾配(勾配マークSを参照のこと)を付しておく。
【0018】
ただ、このような横引き管8は必須不可欠というものではない。
また、管本体10には、枝管接続用横継ぎ手部12側(横枝管7)から流入する排水を効率よく立主管5へ流下させるための旋回羽根23(なお図2ではこの旋回羽根23を設けたことにより外周面に現れた成型凹部24として示してある)を設けておくのが好ましい。
図4及び図5は、本発明に係る配管部材1の第2実施形態を示している。
この第2実施形態の配管部材1が上記第1実施形態と異なるところは、一つだけ設けられた枝管接続用横継ぎ手部12と通気管接続用横継ぎ手部13とが管本体10を介して平面交差(直交)する位置関係で設けられている点にある。
【0019】
すなわち、これら枝管接続用横継ぎ手部12と通気管接続用横継ぎ手部13とは「平面L字」状の配置関係となっている。
その他の構成、構造及び作用効果等は第1実施形態の場合と略同様であるので、ここでの詳説は省略する。
図6及び図7は、本発明に係る配管部材1の第3実施形態を示している。
この第3実施形態の配管部材1も、上記した第2実施形態と同じく枝管接続用横継ぎ手部12と通気管接続用横継ぎ手部13とが「平面L字」状の配置関係となったものである。
【0020】
通気菅接続用横継ぎ手部13は、菅本体10との接続高さが、横菅接続用横継ぎ手部12と同一レベルであるが、通気菅接続用横継ぎ手部13の接続部が上位レベルとなる枝菅形状としている点で第2実施形態と異なっている。
その他の構成、構造及び作用効果等は第1実施形態や第2実施形態の場合と略同様であるので、ここでの詳説は省略する。
図8及び図9は、本発明に係る配管部材1の第4実施形態を示している。
この第4実施形態の配管部材1が上記第1実施形態と異なるところは、枝管接続用横継ぎ手部12が平面L字配置で2カ所設けられ、これらと通気管接続用横継ぎ手部13との全体が、管本体10を中心とする平面T字状を呈する位置関係で設けられている点にある。
【0021】
また、この第4実施形態では、管本体10の上部の天端部15に対し、点検口27が設けられている。この点検口27は、普段は点検蓋28によって閉鎖されるようになっている。
このような点検口27が設けられているため、必要に応じて管本体10の内部や、枝管接続用横継ぎ手部12乃至横枝管7内、或いは伸頂通気管2用通気管接続用横継ぎ手部13乃至横引き管8内などに対する点検、清掃、メンテナンスを行うことができる。
【0022】
その他の構成、構造及び作用効果等は第1実施形態等の場合と略同様であるので、ここでの詳説は省略する。
ところで、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、この配管部材1の形成材料は何ら限定されるものではない。
また、枝管接続用横継ぎ手部12の配置数や配置、その管径サイズ等は何ら限定されるものではない。
【0023】
点検口27を設ける場合、点検蓋28を設けず、透明窓を固定的に嵌め込んだものとしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る伸頂通気管用の配管部材及び配管構造は、立主管に対してその真上へ伸頂通気管を接続できないような場合の配管システム等であって、伸頂通気管に横枝管等からの排水が流れ込むことがないようにし、もって伸頂通気管による空気の取り込みに支障が生じないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管部材の第1実施形態を用いて施工した本発明に係る配管構造を示した側面図である。
【図2】図1の配管部材を示した側面図である。
【図3】図2に対応する平面図である。
【図4】本発明に係る第2実施形態の配管部材を示した側面図である。
【図5】図4に対応する平面図である。
【図6】本発明に係る第3実施形態の配管部材を示した側面図である。
【図7】図6に対応する平面図である。
【図8】本発明に係る第4実施形態の配管部材を示した側面図である。
【図9】図8に対応する平面図である。
【符号の説明】
1 配管部材
2 立主管
5 立主管
7 横枝管
10 管本体
11 下部継ぎ手部
12 横枝管接続用の横継ぎ手部(枝管接続用横継ぎ手部)
13 伸頂通気管用の横継ぎ手部(通気管接続用横継ぎ手部)
15 天端部
27 点検口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a piping member for an elongated vent pipe and a piping structure connected to the elongated vent pipe.
[0002]
[Prior art]
In the drainage pipe system adopted in multi-storey buildings such as apartment buildings, drainage collection pipes are installed corresponding to each floor for standing main pipes that run vertically through each floor. A lateral branch pipe for each floor is connected via the pipe.
By the way, it is necessary to connect a vent pipe (this vent pipe is referred to as “extended vent pipe”) to the upper end portion of the standing main pipe for air intake. Therefore, it suffices to connect an extended vent pipe directly above the standing main pipe.
[0003]
However, in multi-story buildings, the top floor often has a layout (layout) that is different from other floors, for example, as an owner room or observation room. There was a case where piping that penetrated was not possible.
In such a case, the upper end of the standing main pipe is stopped at the floor slab level of the top floor, and a dedicated pipe member different from the drainage collecting pipe used in the above-mentioned other floor section is used for this section. It has been practiced to connect a lateral branch pipe and connect an elongated vent pipe to this piping member (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-273926).
[0004]
This conventional piping member has a pipe body provided at the intersection of the standing main pipe and the side branch pipe, and a lower joint part for connecting the standing main pipe is provided on the lower side of the pipe main body. The part is provided with a horizontal joint part for connecting a lateral branch pipe and a horizontal joint part for connecting an extended vent pipe, and the upper part of the pipe body is a closed top end part.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In a drainage pipe system in which an extension vent pipe is connected using a conventional piping member, even if drainage from the side branch pipe for the uppermost floor flows into the extension vent pipe, the extension pipe should be extended. In order to prevent the drainage from overflowing from the top vent pipe, a drainage gradient should be provided so that the pipe member side is downstream of the horizontal pipe connecting the pipe member and the extended top vent pipe. It was obligatory.
However, although the drainage does not overflow from the extended vent pipe, if the drainage flows into the horizontal pulling pipe, dirt from the drainage will adhere to the inside of the pipe.
[0006]
And if this drainage is toilet drainage or the like, or if the drainage of the drainage is repeated and dirt adheres to it, the inner diameter of the horizontal pulling tube or the elongated ventilating tube may be reduced. .
In this case, the amount of air taken in from the extended vent pipe is limited and insufficient, and in the worst case, air is not taken in, which may cause a drainage trouble such as running out of sealed water.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and is a piping system or the like in a case where an extended vent pipe cannot be connected to an upright main pipe directly above the standing main pipe. An object of the present invention is to provide a piping member for an extended vent pipe and a piping structure of the extended vent pipe that can prevent drainage from the pipe or the like from flowing in, and that does not interfere with air intake by the extended vent pipe. And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has taken the following measures.
That is, the piping member for Shinitadaki vent tube according to the present invention has a tube present member provided at the intersection of the Tatsunushi tube and Yokoeda tube, Tatsunushi Kanse' the bottom side of the tube Body lower joint portions for connection are provided, the lateral joint portion for extension top vent pipe is provided with a side surface of the tube the body is provided one also less lateral joint portion for connection Yokoeda Kanse' The transverse joint portion for the extended vent pipe is formed such that the lower edge of the distal end portion is located above the lower edge of the distal end portion of the transverse joint portion for connecting the lateral branch pipe, The upper part is a closed top end .
[0008]
By like this, against the lateral joint portion vent tube connection for connecting Shinitadaki vent tube, it is prevented from flowing waste water from the lateral joint portion side branch pipe connection.
Therefore, dirt does not adhere to the inside of the extended vent pipe ( including the horizontal pull pipe if a horizontal pull pipe is used), and therefore the state in which a necessary and sufficient amount of air is taken in is continuously maintained. become.
By a top end that is closed to the top of the tube the body, it is possible to suppress the height of the the pipe member as much as possible, avoid wasting space for installing the pipe member be able to. That is, the floor space on the top floor can be kept as low as possible, and the indoor ceiling on the top floor can be made high.
The horizontal joint portion for the extended vent pipe has a branch pipe portion extending obliquely upward from the pipe body, and a lower edge of the distal end portion is higher than a lower edge of the distal end portion of the lateral joint portion for connecting the horizontal branch pipe. You may form so that it may be located.
In this case, the horizontal joint part for the extended vent pipe has a connection height with the pipe body that is the same level as the connection height with the pipe body of the horizontal joint part for connecting the lateral branch pipe. Preferred in terms of space.
[0009]
Further, the crest portions of the upper of such tubes the body, it is preferred to keep providing the access door.
The inspection port in this case may be used for cleaning and maintenance.
On the other hand, the drainage pipe structure according to the present invention comprises a horizontal pulling pipe connected to the elongated vent pipe, a lateral branch pipe for drainage and a piping member, and the piping member includes at least a lateral joint portion for the elongated vent pipe. A lateral joint for connecting one side branch pipe at the side and a lower joint for connecting the standing main pipe at the lower end, and the lateral joint for the extended vent pipe has a lower edge at its tip. It is formed so as to be positioned above the lower edge of the distal end of the lateral joint for connecting the lateral branch pipe, the lateral pipe is connected to the lateral joint for the extended vent pipe, and the lateral branch pipe is connected to the lateral joint portion for the lateral branch pipe connected Ru configured.
[0010]
The above "lower edge of the tip of the horizontal joint for the extended vent pipe" and "lower edge of the tip of the horizontal joint for connecting the lateral branch pipe" are for the extended vent pipe when the piping member is installed in the building. The lower edge of each of the front end portions of the horizontal joint portion and the horizontal joint portion for connecting the lateral branch pipe. In the above, “upper” and “lower” refer to the vertical direction when the piping member is installed in a building.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
2 and 3 show a first embodiment of a piping member for an elongated vent pipe (hereinafter simply referred to as “piping member”) 1 according to the present invention.
Moreover, FIG. 1 has shown the piping structure of the extending top ventilation pipe |
In this piping structure, for a multi-storey building such as an apartment house, a vertical
[0012]
The
Further, a
That is, the
The piping
[0013]
A lower
Lower
Further, the side surface portion of the tube
[0014]
Although receptacle (socket or mechanical) type next joint 12 for branch connections shown example is used, the may use other types of such differences and opening (straight tube) type.
Further, a lateral joint portion 13 ( hereinafter referred to as “a lateral pipe connecting lateral
This vent pipe connecting the lateral
[0015]
In the piping
As is clear from FIG. 2, the vent pipe connecting horizontal
Therefore, even if the waste water flowing into the pipe
[0016]
Therefore, the
Accordingly, a state in which a necessary and sufficient amount of air is taken in from the
The upper portion of the
The
[0017]
That is, it is possible to prevent the
As shown in FIG. 1, a
[0018]
However, such a
Further, the
4 and 5 show a second embodiment of the piping
The
[0019]
That is, the branch pipe connecting horizontal
Other configurations, structures, operational effects, and the like are substantially the same as in the case of the first embodiment, and a detailed description thereof is omitted here.
6 and 7 show a third embodiment of the piping
In the piping
[0020]
The connection height of the
Since other configurations, structures, operational effects, and the like are substantially the same as those in the first embodiment and the second embodiment, detailed description thereof is omitted here.
8 and 9 show a fourth embodiment of the piping
The difference between the piping
[0021]
In the fourth embodiment, an
Since such an
[0022]
Other configurations, structures, operational effects, and the like are substantially the same as those in the first embodiment and the like, and thus detailed description thereof is omitted here.
By the way, this invention is not limited to each above-mentioned embodiment, It can change suitably according to embodiment.
For example, the forming material of this piping
Further, the number and arrangement of the branch pipe connecting horizontal
[0023]
When the
[0024]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, the piping member及beauty piping structure for Shinitadaki vent tube according to the present invention, when standing main respect to that immediately above that can not connect Shinitadaki vent piping systems, etc. a is, so that no flow into drainage from Yokoeda tube or the like Shinitadaki vent tube can so as not to cause trouble in the uptake of air by Shinitadaki through the trachea with.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a piping structure according to the present invention constructed using a first embodiment of a piping member according to the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the piping member of FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view corresponding to FIG. 2;
FIG. 4 is a side view showing a piping member according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view corresponding to FIG. 4;
FIG. 6 is a side view showing a piping member according to a third embodiment of the present invention.
7 is a plan view corresponding to FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a side view showing a piping member according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a plan view corresponding to FIG. 8;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
13 Transverse joint for extended top vent pipe (transverse joint for vent pipe connection)
15
Claims (5)
この管本体の下部側には立主管接続用の下部継ぎ手部が設けられ、
管本体の側面部には横枝管接続用の横継ぎ手部が少なくとも一つ設けられていると共に伸頂通気管用の横継ぎ手部が設けられており、
前記伸頂通気管用の横継ぎ手部は、
その先端部下縁が前記横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁よりも上方に位置するように形成されており、
前記管本体の上部は閉塞された天端部とされている
ことを特徴とする伸頂通気管用の配管部材。Has a tubular Body provided at the intersection of the Tatsunushi tube and Yokoeda tube,
The tube on the lower side of the body lower joint portion is provided for connection Tatsunushi Kanse',
The side surface of the tube the body has lateral joint portion for extension top vent pipe is provided with is provided one also less lateral joint portion for connection Yokoeda Kanse',
The transverse joint for the extended vent pipe is
The tip end lower edge is formed to be located above the tip end lower edge of the transverse joint for connecting the lateral branch pipe,
A pipe member for an elongated vent pipe, wherein the upper part of the pipe body is a closed top end .
前記管本体より斜め上方に延びた枝管部を有してその先端部下縁が前記横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁よりも上方に位置するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の伸頂通気管用の配管部材。 The transverse joint for the extended vent pipe is
It has a branch pipe part extending obliquely upward from the pipe main body, and its lower end edge is formed so as to be located above the lower end edge of the horizontal joint part for connecting the horizontal branch pipe.
2. A piping member for an elongated ventilating pipe according to claim 1.
前記管本体との接続高さが、前記横枝管接続用の横継ぎ手部の前記管本体との接続高さと同一レベルである
ことを特徴とする請求項2記載の伸頂通気管用の配管部材。 The transverse joint for the extended vent pipe is
3. The piping member for an elongated ventilating pipe according to claim 2 , wherein a connection height with the pipe main body is at the same level as a connection height with the pipe main body of the horizontal joint portion for connecting the side branch pipe. .
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸頂通気管用の配管部材。The piping member for an extended top aeration pipe according to any one of claims 1 to 3.
前記配管部材は、
伸頂通気管用の横継ぎ手部と少なくとも一つの横枝管接続用の横継ぎ手部とを側面部に、
および立主管接続用の下部継ぎ手部を下端部に、有し、
前記伸頂通気管用の横継ぎ手部が、その先端部下縁を前記横枝管接続用の横継ぎ手部の先端部下縁よりも上方に位置するように形成されており、
前記横引き管が前記伸頂通気管用の横継ぎ手部に接続され前記横枝管が前記横枝管接続用の横継ぎ手部に接続されて構成された
ことを特徴とする排水配管構造。 Consists of a horizontal pipe connected to the extended vent pipe, a horizontal branch pipe for drainage, and a piping member.
The piping member is
A lateral joint for the extended vent pipe and a lateral joint for connecting at least one lateral branch pipe are provided on the side surface.
And a lower joint for connecting the main pipe at the lower end,
The transverse joint portion for the extended vent pipe is formed such that the lower edge of the distal end portion is located above the lower edge of the distal end portion of the transverse joint portion for connecting the lateral branch pipe,
A drainage pipe structure characterized in that the horizontal pipe is connected to a horizontal joint portion for the extended vent pipe, and the horizontal branch pipe is connected to a horizontal joint portion for connecting the horizontal branch pipe .
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