JP4063724B2 - サービスコンセント付きアダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、携帯用のACアダプタの背面側にサービスコンセントが設けられてなるサービスコンセント付きACアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、商用交流電圧を直流電圧に変換して直流用負荷機器に供給するACアダプタにおいて、筐体に直にACプラグが取り付けられた携帯用のものが広く用いられている。
このACアダプタを使用する際に、ACプラグを、例えば、建物内の壁付きのコンセントやこのコンセントに接続されたテーブルタップのコンセントの栓刃差込口に差し込むと、ACアダプタによって他の使用可能なコンセントの栓刃差込口まで塞いでしまって、コンセントの口数が不足してしまうという問題があった。
このため、例えば背面部にサービスコンセントを備えたACアダプタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭62−150882号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、不使用時でも筐体に形成された栓刃差込口が開放されているので、この栓刃差込口から塵埃等が侵入して、接触不良や短絡等の不具合の原因となってしまうという問題があった。
【0005】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、接触不良や短絡等の不具合の発生を回避することができるサービスコンセント付きACアダプタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、商用交流供給用のメインコンセントに差し込まれ、商用交流の供給を受けるためのプラグと、商用交流電圧を所定のレベルの直流電圧に変換して出力するためのAC−DC変換部と、上記プラグに電気的に接続され、外部電気機器に、上記メインコンセントを介して、上記商用交流を供給するためのサービスコンセントとを備えるアダプタに係り、上記プラグが、上記メインコンセントに差し込まれているときは、上記サービスコンセントのプラグ差込口を開状態に保つ一方、上記プラグが、上記メインコンセントから引き抜かれたときは、上記サービスコンセントのプラグ差込口を閉状態に切り替えるシャッタ機構を備えてなることを特徴としている。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のサービスコンセント付きアダプタに係り、上記プラグ、上記AC−DC変換部及び上記サービスコンセントが格納され又は取り付けられた筐体を備え、上記プラグは、少なくとも使用時に、その先端部が露出するように上記筐体に直に取り付けられていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のサービスコンセント付きアダプタに係り、前記プラグが前記メインコンセントに差し込まれたことを検出する差込検出手段を備えてなることを特徴としている。
【0009】
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載のサービスコンセント付きアダプタに係り、上記差込検出手段は、上記プラグを構成する複数の栓刃のうちの少なくとも1つの栓刃に取り付けられ上記栓刃の長さ方向に沿って変位可能な可動リブを有し、上記可動リブには、栓刃差込孔を有する長尺な薄板状のシャッタ部材の一端が固定され、上記メインコンセントの栓刃差込口に、上記可動リブが取り付けられた上記栓刃が挿入されると、上記可動リブが上記栓刃の挿入方向と逆向きに変位して、上記シャッタ部材が、上記栓刃差込孔が上記プラグ差込口と重なる位置に移動し、上記プラグ差込口は開状態となることを特徴としている。
【0010】
また、請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載のサービスコンセント付きアダプタに係り、上記筐体には、上記プラグを収納するための収納部が形成され、上記プラグは、上記筐体に所定の回動軸の周りに回動可能に支持されて取り付けられ、未使用時には上記収納部内に収納され、使用時には所定角度回転してその先端部が上記筐体から露出した状態とされることを特徴としている。
【0011】
また、請求項6記載の発明は、請求項1、2又は5記載のサービスコンセント付きアダプタに係り、複数の上記サービスコンセントを備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
◇第1実施例
図1は、この発明の第1実施例であるサービスコンセント付きACアダプタの構成を示す斜視図、図2は、図1のA−A線に沿った断面図、図3は、同サービスコンセント付きACアダプタの構成を示すブロック図、図4は、同サービスコンセント付きACアダプタの接続器具の構成を示す斜視図、また、図5乃至図9は、同サービスコンセント付きACアダプタの動作を説明するための説明図である。
【0014】
この例のサービスコンセント付きACアダプタ(サービスコンセント付きアダプタ)1は、図1乃至図3に示すように、例えば合成樹脂製の筐体2と、共に筐体2に格納され又は取り付けられたアダプタ(AC−DC変換部)3と、サービスコンセント4aと入力側プラグ(プラグ)4bとが一体化されてなる接続部4とを備えてなっている。
アダプタ3は、筐体2の正面側(図1において下面側)に形成されたキャビティ部(収納部)5の側壁面に所定の回動軸の周りに回動可能に取り付けられたACプラグ部6の一対の導電金具7,8を介して例えばAC100Vの商用電源から得られた交流電圧を降圧する変圧部9と、整流回路部11と、整流回路部11によって得られた電圧を安定化させて所定の直流電圧を出力する安定化回路部12とを有し、出力用プラグ13を介して直流用負荷機器に接続される。
この例では、接続部4は、回動可能な接続器具6と、筐体2の背面側(図1において上面側)の所定の箇所に形成された交流用負荷機器のプラグを差し込むための略矩形状の栓刃差込孔(プラグ差込口)14,15とを有してなっている。
【0015】
接続器具6は、図2及び図4に示すように、例えば合成樹脂製の略立方体形状のハウジング16と、一対の導電金具7,8と、一方の導電金具7の先端側に取り付けられた可動リブ(差込検手段)17と、可動リブ17を下方(導電金具7の先端側)へ向けて付勢する圧縮ばね18と、一端が可動リブ17に固定され、弾性及び可撓性を有する絶縁性部材からなり、ハウジング16の内壁面に沿って摺動して、後述する栓刃差込孔23,24の開閉を行う長尺な薄板状のシャッタ部材(シャッタ機構)19と、接続器具本体を回動軸の周りに回動させるための導電性部材からなる回動シャフト21,22とを有している。
ハウジング16は、栓刃差込孔14,15と略同一の寸法及び形状を有する栓刃差込孔23,24と、それぞれ回動シャフト21,22が挿入されるシャフト挿入孔25,26と、シャッタ部材19を案内する案内リブ28a,28b,28c,28dとを有している。
【0016】
導電金具7(8)は、例えば、建物内に設けられた壁付きのコンセント(メインコンセント)や、このコンセントに接続されたテーブルタップのコンセント(メインコンセント)等に差し込まれ、先端部がハウジング16から露出されたプラグ栓刃7a(8a)と、後端側に設けられ、プラグの栓刃が差し込まれてこの栓刃と電気的に接続される断面略Y字状の栓刃受け部(インレットプラグ)7b(8b)とを有し、中央部で回動シャフト21(22)に固定されている。なお、プラグ栓刃7a(8a)と栓刃受け部7b(8b)とは、一体的に成形されている。
シャッタ部材19は、栓刃差込孔14,15及び栓刃差込孔23,24と略同一の寸法及び形状を有する栓刃差込孔27a,27bと、回動シャフト21との干渉を回避するための長孔27cとを有している。
【0017】
シャッタ部材19の栓刃差込孔27a,27bは、可動リブ17が、圧縮ばね18によって先端側に押されたままの場合(すなわち、不使用時)には、それぞれ、栓刃差込孔23、栓刃差込孔24とは一部も重ならない位置に配置される。また、栓刃差込孔27a,27bは、例えば接続器具6が回動軸の周りに90°回転して垂下状態とされ、例えばテーブルタップのコンセントに差し込まれ、圧縮ばね18の付勢力に抗して図2中上方に変位した場合(すなわち、使用時)に、ハウジング16の内壁面に沿って、案内リブ27の案内によって、移動して、いずれも、それぞれ、栓刃差込孔14,23、栓刃差込孔15,24と、略完全に重なるように配置される。
【0018】
また、回動シャフト21(22)の一端部には、導電金具7(8)が固定されているとともに、他端部は、キャビティ部5の側壁面31a(31b)に回動可能な状態で嵌め込まれている。また、回動シャフト21(22)の中央部は、ハウジング16に形成されたシャフト差込孔25,26を貫通しており、ハウジング16に固定されている。
これによって、接続器具本体は、回動シャフト21,22の回動とともに、回動シャフト21,22に固定されたハウジング16や導電金具7,8等が回動軸の周りに所定の角度範囲(例えば、0°から90°)で回動可能とされ、接続器具6は、例えば、コンセント付きACアダプタ1が使用されない場合は、一対の導電用金具7,8が伏臥状態となるようにキャビティ部5内に格納され、使用時には、図1に示すように、一対の導電用金具7,8が垂下状態とされて、プラグ栓刃7a,8aが筐体2から露出されて使用可能状態とされる。
また、回動シャフト21(22)は、導電性部材からなり、アダプタ3への電流分岐経路を兼ねている。なお、ハウジング16と側壁面31a(31b)との間には、スペーサ32a(32b)が介挿されている。
【0019】
次に、図5乃至図9を参照してこの例のサービスコンセント付きACアダプタ1の動作について説明する。
まず、アダプタ3及サービスコンセント4aを使用しない場合には、図5に示すように、接続器具6はキャビティ部5内に収納される。この状態で、当該コンセント付きACアダプタ1は、例えば使用者によって携行される。
接続器具6がキャビティ部5内に収納された状態(伏臥状態)では、可動リブ17は、圧縮ばね18によって先端側に押されて、シャッタ部材19の栓刃差込孔27a,27bは、いずれも、ハウジング16に形成された栓刃差込孔23、栓刃差込孔24とは一部も重ならない位置に配置され、ハウジング16の栓刃差込孔23,24は、シャッタ部材19によってを塞がれている(図4参照)。
【0020】
次に、アダプタ3と接続部4とのうち少なくともいずれか一方を使用する場合には、図6に示すように、接続器具6を回動軸の周りに略90°回転させて、垂下状態とする。
この状態では、まだ、可動リブ17は変位していないので、ハウジング16の栓刃差込孔23,24は、シャッタ部材19によって塞がれている。
次に、図8に示すように、例えば、建物内に設けられた壁付きのコンセントに接続されたテーブルタップ35のコンセント36に、接続器具6を差し込むと、プラグ栓刃7a,8aが、このコンセント36の栓刃差込孔36aに差し込まれると、可動リブ17の先端面がテーブルタップ35の上面35aに当接して、図7に示すように、可動リブ17は、圧縮ばね18の付勢力に抗して図7中上方に変位する。
【0021】
これによって、可動リブ17の後端側に固定されたシャッタ部材19は、ハウジング16の内壁面に沿って、案内リブ27a,27b,27c,27dの案内によって、図7中矢印Xで示す方向に移動して、シャッタ部材19の栓刃差込孔27a,27bは、いずれも、それぞれ、栓刃差込孔14,23、栓刃差込孔15,24と、略完全に重なった位置で停止し、筐体2に形成された栓刃差込孔14,15及びハウジング16の栓刃差込孔23,24は開状態となり、サービスコンセント4aは使用可能となる。
すなわち、このとき、導電金具7,8の後端部に形成された栓刃受け部7b,8bまで、通電がなされている。
次に、例えば、アダプタ3に出力用プラグ13を介して直流用負荷機器を接続すると共に、図9に示すように、サービスコンセント4aに交流用負荷機器(外部電気機器)のプラグ37を差し込んで、交流用負荷機器に電力を供給する。
【0022】
例えばサービスコンセント4aの使用を終了した場合には、サービスコンセント4aから交流用負荷機器のプラグ37を引き抜き、接続器具6を、テーブルタップ35のコンセント36から外す。
これによって、圧縮ばね18の付勢力によって、可動リブ17は復帰し、可動リブ17の後端側に固定されたシャッタ部材19は、ハウジング16の内壁面に沿って、図7中矢印Xで示す向きと逆向きに移動して、シャッタ部材19の栓刃差込孔27a,27bは、いずれも、栓刃差込孔14,23、栓刃差込孔15,24の形成位置からは完全に外れた位置で停止し、筐体2に形成された栓刃差込孔14,15及びハウジング16の栓刃差込孔23,24は閉状態となり、サービスコンセント4aは使用不能となる。
この後、接続器具6はキャビティ部5内に再び収納され、当該コンセント付きACアダプタ1は、例えば使用者によって携行される。
【0023】
この例の構成によれば、交流用負荷機器に電力を供給する場合には、サービスコンセントを使用することができるので、使用時に、接続器具を、例えば、建物内の壁付きのコンセントやこのコンセントに接続されたテーブルタップのコンセントの栓刃差込口に差し込んでも、アダプタによって他の使用可能なコンセントの栓刃差込口まで塞いでしまって、コンセントの口数が不足してしまうような不具合を回避することができる。
また、アダプタ及びサービスコンセントを使用しない場合には、筐体及びハウジングに形成された栓刃差込口は、その全部がシャッタ部材によって塞がれているので、塵埃等の侵入を防止することができる。したがって、接触不良や短絡等の不具合を回避することができる。
【0024】
また、不使用時に栓刃差込孔から内部が視認されないので、美観上も好ましい。
また、接続器具を、例えば、建物内に設けられた壁付きのコンセントや、このコンセントに接続されたテーブルタップのコンセント等に差し込んだ状態ではじめて、サービスコンセントが使用可能となるので、サービスコンセントから確実に交流用負荷機器に電力を供給することができる。
また、不使用時には、接続器具を筐体に形成されたキャビティ部内に収納することができるので、コンパクト化することができ、容易に携行することができる。
【0025】
◇第2実施例
図10は、この発明の第2実施例であるサービスコンセント付きACアダプタの構成を示す断面図である。
この例が上述した第1実施例と大きく異なるところは、両方のプラグ栓刃に可動リブを設け、シャッタ部材を2分割して配置するように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した第1実施例の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
【0026】
この例のサービスコンセント付きACアダプタ(サービスコンセント付きアダプタ)は、図10に示すように、例えば合成樹脂製の筐体2と、共に筐体2に格納され又は取り付けられたアダプタ3と、サービスコンセント4cと入力側プラグ(プラグ)4dとが一体化されてなる接続部4Aとを備えてなっている。
接続部4Aは、回動可能な接続器具6Aと、筐体2の背面側(図10において上面側)の所定の箇所に形成された栓刃差込孔(プラグ差込口)14,15とを有してなっている。
接続器具6Aは、同図に示すように、ハウジング16と、一対の導電金具7,8と、導電金具7,8の先端側にそれぞれ取り付けられた可動リブ(差込検手段)17,41と、可動リブ17,41をそれぞれ下方(導電金具7,8の先端側)へ向けて付勢する圧縮ばね18,42と、それぞれ、一端が可動リブ17,41に固定され、弾性及び可撓性を有する絶縁性部材からなり、ハウジング16の内壁面に沿って摺動して、後述する栓刃差込孔23,24の開閉を行う長尺な薄板状のシャッタ部材(シャッタ機構)43,44と、接続器具本体を回動軸の周りに回動させるための導電性部材からなる回動シャフト21,22とを有している。
【0027】
ハウジング16は、栓刃差込孔14,15と略同一の寸法及び形状を有する栓刃差込孔23,24と、それぞれ回動シャフト21,22が挿入されるシャフト挿入孔25,26と、シャッタ部材43を案内する案内リブ45a,45bと、シャッタ部材44を案内する案内リブ46a,46bとを有している。
シャッタ部材43は、栓刃差込孔14及び栓刃差込孔23と略同一の寸法及び形状を有する栓刃差込孔47aと、回動シャフト21との干渉を回避するための長孔47bとを有している。
同様に、シャッタ部材44は、栓刃差込孔15及び栓刃差込孔24と略同一の寸法及び形状を有する栓刃差込孔48aと、回動シャフト22との干渉を回避するための長孔48bとを有している。
【0028】
シャッタ部材43の栓刃差込孔47aは、可動リブ17が、圧縮ばね18によって先端側に押されたままの場合(すなわち、不使用時)には、それぞれ、栓刃差込孔23とは一部も重ならない位置に配置される。
また、栓刃差込孔47aは、例えば接続器具6Aが回動軸の周りに90°回転して垂下状態とされ、例えばテーブルタップのコンセントに差し込まれ、圧縮ばね18の付勢力に抗して図10中上方に変位した場合(すなわち、使用時)に、ハウジング16の内壁面に沿って、案内リブ45a,45bの案内によって、移動して、いずれも、それぞれ、栓刃差込孔14、栓刃差込孔23と、略完全に重なるように配置される。
【0029】
同様に、シャッタ部材44の栓刃差込孔48aは、可動リブ41が、圧縮ばね42によって先端側に押されたままの場合(すなわち、不使用時)には、それぞれ、栓刃差込孔24とは一部も重ならない位置に配置される。
また、栓刃差込孔48aは、例えば接続器具6Aが回動軸の周りに90°回転して垂下状態とされ、例えばテーブルタップのコンセントに差し込まれ、圧縮ばね42の付勢力に抗して図10中上方に変位した場合(すなわち、使用時)に、ハウジング16の内壁面に沿って、案内リブ46a,46bの案内によって、移動して、いずれも、それぞれ、栓刃差込孔15、栓刃差込孔24と、略完全に重なるように配置される。
【0030】
この例の構成によれば、上述した第1実施例と略同様の効果を得ることができる。
【0031】
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、サービスコンセントの栓刃差込孔が1組の場合について述べたが、複数組であっても良い。2つの栓刃受け部に対応させて、それぞれ栓刃差込孔を設ける場合について述べたが、筐体及びハウジングに設ける栓刃差込孔を1つとし、これに合わせて、シャッタ部材に設ける栓刃差込孔も1つとして、加工を容易とするようにしても良い。
また、入力側プラグは、接地極付きであっても良い。この場合、この接地極に可動リブを取り付けるようにしても良いし、サービスコンセントもこれに対応したものとしても良い。また、単相用に限らず三相用であっても良い。
【0032】
また、栓刃差込孔を、筐体の背面部に限らず側面部に設けるようにしても良い。
また、接続器具の回動角度範囲は、0°から90°に限らず、0°から180°としても良い。
また、接続器具を垂下状態としたときに、シャッタ部材を作動させて、栓刃差込孔を開状態として、サービスコンセントを使用可能とするようにしても良い。
また、アダプタとしては、例えば電池を充電させる充電機能を有するものでも良い。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の構成によれば、交流用の外部電気機器に電力を供給する場合には、サービスコンセントを使用することができるので、当該サービスコンセント付きアダプタを使用しているときに、例えばメインコンセントの口数が不足してしまうような不具合を回避することができるとともに、プラグがメインコンセントから引き抜かれた状態のときは、シャッタ機構がサービスコンセントの栓刃差込口を塞ぐように構成されているので、塵埃等の侵入を防止し、接触不良や短絡等の不具合を回避することができる。
また、不使用時に栓刃差込孔から内部が視認されないので、美観上も好ましい。
また、プラグを、例えば、建物内に設けられた壁付きのコンセントや、このコンセントに接続されたテーブルタップのコンセント等に差し込んだ状態ではじめて、サービスコンセントの栓刃差込孔を開状態とすることによって、サービスコンセントから確実に交流用負荷機器に電力を供給することができる。
また、不使用時には、プラグを筐体の収納部内に収納することによって、コンパクト化を図ることができ、容易に携行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるサービスコンセント付きACアダプタの構成を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】同サービスコンセント付きACアダプタの構成を示すブロック図である。
【図4】同サービスコンセント付きACアダプタの接続器具の構成を示す斜視図である。
【図5】同サービスコンセント付きACアダプタの動作を説明するための説明図である。
【図6】同サービスコンセント付きACアダプタの動作を説明するための説明図である。
【図7】同サービスコンセント付きACアダプタの動作を説明するための説明図である。
【図8】同サービスコンセント付きACアダプタの動作を説明するための説明図である。
【図9】同サービスコンセント付きACアダプタの動作を説明するための説明図である。
【図10】この発明の第2実施例であるサービスコンセント付きACアダプタの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 サービスコンセント付きACアダプタ(サービスコンセント付きアダプタ)
3 アダプタ(AC−DC変換部)
4,4A 接続部
4a,4c サービスコンセント
4b,4d 入力側プラグ(プラグ)
5 キャビティ部(収納部)
6,6A 接続器具
7,8 導電金具
7a,8a プラグ栓刃
7b,8b 栓刃受け部
14,15 栓刃差込孔(プラグ差込口)
17,41 可動リブ(差込検手段)
19,43,44 シャッタ部材(シャッタ機構
36a 栓刃差込孔

Claims (6)

  1. 商用交流供給用のメインコンセントに差し込まれ、商用交流の供給を受けるためのプラグと、商用交流電圧を所定のレベルの直流電圧に変換して出力するためのAC−DC変換部と、前記プラグに電気的に接続され、外部電気機器に、前記メインコンセントを介して、前記商用交流を供給するためのサービスコンセントとを備えるアダプタであって、
    前記プラグが、前記メインコンセントに差し込まれているときは、前記サービスコンセントのプラグ差込口を開状態に保つ一方、前記プラグが、前記メインコンセントから引き抜かれたときは、前記サービスコンセントのプラグ差込口を閉状態に切り替えるシャッタ機構を備えてなることを特徴とするサービスコンセント付きアダプタ。
  2. 前記プラグ、前記AC−DC変換部及び前記サービスコンセントが格納され又は取り付けられた筐体を備え、
    前記プラグは、少なくとも使用時に、その先端部が露出するように前記筐体に直に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のサービスコンセント付きアダプタ。
  3. 前記プラグが前記メインコンセントに差し込まれたことを検出する差込検出手段を備えてなることを特徴とする請求項2記載のサービスコンセント付きアダプタ。
  4. 前記差込検出手段は、前記プラグを構成する複数の栓刃のうちの少なくとも1つの栓刃に取り付けられ前記栓刃の長さ方向に沿って変位可能な可動リブを有し、前記可動リブには、栓刃差込孔を有する長尺な薄板状のシャッタ部材の一端が固定され、
    前記メインコンセントの栓刃差込口に、前記可動リブが取り付けられた前記栓刃が挿入されると、前記可動リブが前記栓刃の挿入方向と逆向きに変位して、前記シャッタ部材が、前記栓刃差込孔が前記プラグ差込口と重なる位置に移動し、前記プラグ差込口は開状態となることを特徴とする請求項3記載のサービスコンセント付きアダプタ。
  5. 前記筐体には、前記プラグを収納するための収納部が形成され、前記プラグは、前記筐体に所定の回動軸の周りに回動可能に支持されて取り付けられ、未使用時には前記収納部内に収納され、使用時には所定角度回転してその先端部が前記筐体から露出した状態とされることを特徴とする請求項1又は2記載のサービスコンセント付きアダプタ。
  6. 複数の前記サービスコンセントを備えたことを特徴とする請求項1、2又は5記載のサービスコンセント付きアダプタ。
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