JP4062886B2 - データベースシステム、データベースプログラムを記録した記録媒体、およびデータベースプログラム - Google Patents

データベースシステム、データベースプログラムを記録した記録媒体、およびデータベースプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネイティブモードのリレーショナルデータベース・アクセスを主体としたデータベース操作に加え、従来型のネットワークデータベース操作も可能とする、複数データベース構造を同時に制御可能としたデータベースマネージメント技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの格納領域効率及びその処理効率に優れたデータの格納管理技術として従来、データを階層構造で表現するネットワークデータベース・マネージメントシステム(NDBMS)が隆盛を究めていた。しかしこの構造は、データの階層と同時に順序性をも保持した、所謂クローズ型のデータベースであるため複雑な構造となり、アクセスロジックもプログラムに依存する所が大きく設計上の負担が極めて大きいと言う難点を内包している。
【0003】
図9−(1)はNDBを使用したアプリケーションの一例であり、データベースとしては「Aレコード」を親レコードにして、この下層に並列で「Bレコード」(ABセット関係と称す)と「Cレコード」(ACセット)が子レコードとして接続され、更にその下層に「Dレコード」が孫レコードとして存在し、BDセットとCDセットの関係を形成したデータ構造の例である。尚、これ等階層構造のデータは各レコードの持つ順序関係ポインタにより接続されている。
【0004】
この様なデータベースに対してアプリケーション・プログラムからは、NDBの操作言語であるDML命令によりNDBMSを介してアクセスすることを示している。
【0005】
また、昨今ではコンピュータの容量的、速度的性能向上に伴い、格納領域や処理効率を多少犠牲にしても、データ構造が表(テーブル)形式からなるシンプルでプログラムも比較的容易に出来る、所謂オープン型のリレーショナルデータベース・マネージメントシステム(RDBMS)が一般的になりつつある。
【0006】
図9−(2)はRDBを使用したアプリケーションの一例であり、データベースとしては「Aレコードテーブル」から「Dレコードテーブル」の様に全く独立した複数の表形式のテーブルから構成されている。尚、RDBではレコードに対応するものを行と呼称するが、ここでは同義に使用している。
【0007】
この様なデータベースに対してアプリケーション・プログラムからは、RDBの操作言語であるSQL命令によりRDBMSを介してアクセスすることを示している。
【0008】
然るに、従来NDBを主体に築かれてきた多数のデータベース・アプリケーションをRDB化するには、前述のデータ構造の相違から殆どアプリケーションの設計から再構築する必要があり、大変な作業量となる。
【0009】
そこでこの様な場合に通常良く行われる移行方法、即ちRDB化に際しNDBアプリケーションを単純移行することで対処しようとした場合でも、NDBの親レコードと子レコードなどの順序関係ポインタを、RDB化したデータレコードに追加し、SQLによるユーザプログラムでポインタデータを辿りながらデータアクセスする様にロジックを組み直す必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この様に従来NDBを主体に構築された多数のデータベース・アプリケーションをRDB化しようとした場合、アプリケーションの再構築或いは単純移行の何れの方法を採るにしても、極めて困難な移行作業を伴うという問題があった。
【0011】
本発明はこのような点に鑑みて、ユーザ側からみた従来のNDBインターフェースを残しながら、ネイティブモードのリレーショナルデータベース・アクセスを可能とするデータベースマネージメント技術を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は下記の如くに構成されたハイブリッドデータベースシステムによって解決される。即ち図1は、本発明の原理図であり、
ネットワークデータベースとリレーショナルデータベースをアクセスするアプリケーション処理を一元的に管理するデータベースシステムであって、
データ部から成る各テーブルの各行に固有なポインタデータを持ち、該ポインタデータをデータ部と共に記憶するデータ表10と、前記ポインタデータをもとにネットワークデータベースに於ける階層関係とレコード間の順序関係を記憶する順序関係表11とを備え、ネットワークデータベースをアクセスするアプリケーション処理に於けるDML命令を、該命令の解析12及び前記順序関係表にもとづく順序関係の解析13結果からSQL命令組立手段14によりSQL命令に組立て、前記順序関係表を介してデータ表にアクセスすることにより、リレーショナルデータベース・アクセスはもとより、既存のネットワークデータベース・アクセスについてもRDBを主体としたデータベースシステムとして動作させることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
先ず最初に、図9(1)の従来例で採り上げたNDBのデータ構造、即ち「Aレコード」を親レコードにして、この下層に並列で「Bレコード」(ABセット)と「Cレコード」(ACセット)が子レコードとして接続され、更にその下層に「Dレコード」が孫レコードとして存在し、BDセットとCDセットの関係を形成したデータベースに対する本発明の具体的な実施形態として図2をもとに説明する。
【0014】
既存のアプリケーション・プログラムからDML命令によりアクセスする上記NDBは、「Aレコード」を親レコードにして、ABセット、ACセット、BDセット、CDセットの関係を持った階層構造を形成しており、同一階層のレコードは各レコードの持つ順序関係ポインタ、即ちNP(NEXT-RECORD POINTER)、BP(BACK-RECORD POINTER) 及びそのレコードが接続される上階層のポインタOP(OWNER-RECORD POINTER)によりリング状に接続されている。
【0015】
NDBのこれ等情報を本発明で言うリレーショナル型のデータベース、即ちハイブリッドデータベースの構造に展開したものが、図2のハイブリッドDB構造20の内容であり、データ情報を表形式で記憶・格納したデータ表とポインタ情報を表形式で記憶・格納した順序関係表に大別される。
【0016】
そしてデータ表の各レコード(行)には、当該レコードに固有なレコードポインタRP(RECORD POINTER) が付与され、このRPにより当データ表と前述の順序関係表が関係付けられている。一例として「Aレコード」には「RPa」なる固有のレコードポインタが付与され、「Aレコード」と「RPa」によりデータ表のレコードを形成している。
【0017】
これに対応して順序関係表では「RPa」をキーにして、「Aレコード」の前後レコードポインタである「NPa」と「BPa」とによりレコードを形成していることを示している。尚、本例の様な最上層の親レコードより下層のレコードに於いては、これ等に親レコードに対するレコードポインタ「OPa」が付加されることになる。
【0018】
この様なハイブリッドDBに対し、既存のNDBをアクセスするアプリケーション・プログラムからDML命令によりアクセスする場合には、発行されたDML命令を、DML命令解析手段とレコード順序関係解析手段による解析結果からSQL命令組立手段によりSQL命令に組立て、これを実行することにより順序関係表を介して目的のデータ表にアクセスすることを可能とする。
【0019】
また、同DBに対する新規作成等のRDBアクセスのアプリケーション・プログラムは、SQL命令を目的のデータ表に対し直接発行することによりアクセス(RPは未使用)することを可能とするものであり、複雑なNDBのレコードポインタを辿るなど順序関係表を意識することなく新規のアプリケーションを開発することが出来る。
【0020】
尚、RDBアクセスのアプリケーション・プログラムにより、データ表にデータの追加又は削除が発生した場合には、これを順序関係表に反映させるため整合性保持手段により順序関係表の更新(RP値−OP値−NP値−BP値など関係情報による更新)を行い、データ表と順序関係表の整合性を保持するものである。
【0021】
この様に表形式で記憶・格納されたデータ表と順序関係表から形成されたハイブリッドDB構造を採ることにより、ネイティブモードのRDBアクセスを主体としたSQL命令によるデータベース操作はもとより、既存のNDBをアクセスするDML命令によるデータベース操作も可能とし、RDBとNDBと言う構造を全く異にする複数データベース構造を同時に制御可能とするデータベースマネージメントを実現することが出来る。
【0022】
次に従来のNDBアクセス例をもとに、これが本発明のハイブリッドDBアクセスでは具体的にどの様になるのか、実施例をもとに説明する。
【0023】
図3に挙げた実施例1(その1)は、親レコード「A」の下に子レコード「B」が接続されABセットの関係を成した従来のNDB例であり、その接続実態は中段に示す如くである。
【0024】
即ち、図上では親の「Aレコード」として「A1」、「A2」及び「A3」が存在し、「A1」の子レコードには「B11」、「B12」、「B13」が、「A2」には「B21」、「B22」が、「A3」には「B31」、「B32」、「B33」の各レコードがそれぞれリング状に接続され、図示は省略しているが、各レコードはこれ等データ情報のほか、前述のOP、NP、BPも同時に記憶している。
【0025】
この様なNDBに対し、プログラムでは「A3」に接続される「B31」、「B32」にアクセスする例を図3の下段に挙げている。即ち、(1)〜(3)ステップに於いて、先ず「A1−KEY」でエントリした後、「A−INDEX」を辿り「A3」を検索し、(4)及び(5)ステップの「’ABSET’」により目的の「B31」及び「B32」にアクセスするものである。
【0026】
これに対し本発明のハイブリッドDBでは、図4の実施例1(その2)に示す様なデータ表、順序関係表によりDBが記憶・格納される。
【0027】
即ち、データ表(Xtab:Xtable の略) にはデータ部(DATA)とそのデータ部に固有なポインタデータ(RP)が記憶され、例えば「Aテーブル」の「A1」レコードには「a1」なる固有なポインタデータが、又「Bテーブル」の「B11」レコードには「b11」なる固有なポインタデータが付与され、記憶されている如きである。
【0028】
また、これ等データ表の各レコード(行)に対応して順序関係表(xtab:xtable の略) が作成されるが、その内容はデータ表の各レコードと対応付けるRPに続き、NP、BP及び子レコードの場合にはこれにOPを追加したポインタ情報の集まったテーブルである。
【0029】
例えば「aテーブル」のRP=「a1」レコードにはNP=「a2」、BP=「START」(後方のレコードはなく、同層の最初のレコードであることを示し、同様にNP=ENDは前方のレコードはなく、同層の最後のレコードであることを示す)なるポインタデータが、又「bテーブル」のRP=「b11」レコードにはOP=「a1」、NP=「b12」、BP=「START」なるポインタデータが記憶されている如きである。
【0030】
この様に作成・記憶された本発明のハイブリッドDBに対し、前記図3に示したNDBアクセスプログラムがRDBのSQL命令にどの様に組み立てられ、実行されるかを図5の実施例1(その3)にもとづき説明する。尚、図3のNDBアクセスプログラムの各ステップ番号(1)〜(5)は図5の各ステップ番号(1)〜(5)に対応するものであり、図5の各ステップ番号の内容はそのSQL命令に組み立てられた結果を示している。
【0031】
図5の(1)はパラメータ「A1−KEY」を利用してデータ部のA1をアクセスする。(2)は(1)の「a1」を利用して順序関係表からNPを取り出し、NPを利用してデータ部を取り出す。(3)は(2)の「a2」を利用して順序関係表からNPを取り出し、NPを利用してデータ部を取り出す。(4)は「a3」を親に持つ最初のレコードをアクセスし、RPを利用してデータ部を取り出す。(5)は(4)のNPを利用してデータ部を取り出す。
【0032】
これにより前述した従来のNDBに対する処理と全く同様のアクセス動作をハイブリッドDB上で実現することが出来る。
【0033】
続いて従来のNDB構造が、所謂V字型の親子関係にある例として図6の実施例2(その1)により説明する。
【0034】
本例のデータ構造は、親レコード「B」、「C」の下に子レコード「D」が存在し、これ等の間にBD及びCDの各セット関係を持つNDB例であり、子レコード「D」から見ると親レコード「B」、「C」の両方にクロス接続されたものであり、その接続実態は中段に示す如くである。
【0035】
即ち、図上では親の「B1レコード」の下に「D1」、「D2」及び「D3」が、「C1レコード」の下に「D1」が、「C2レコード」の下に「D2」と「D3」の各レコードがそれぞれ接続され、図示は省略しているが、各レコードにはこれ等データ情報のほか、前述のOP、NP、BPも同時に記憶している。
【0036】
この様なNDBに対し、プログラムでは「Cレコード」に処理を施す例を図6の下段にNDBアクセスプログラムとして挙げている。即ち、▲1▼ステップに於いて、先ずBの先頭レコードにエントリし、データ、ポインタを取り出した後、▲2▼ステップでセットBDによりDレコードにアクセスし、▲3▼ステップでセットCDにより親のCレコードにアクセスしてデータを取り出し、▲4▼ステップで取り出したデータに処理を施し、▲5▼ステップで前記▲2▼に無条件ジャンプし、これ等をCレコード処理が終了するまで繰り返し実行し、▲6▼ステップで▲2▼又は▲3▼の「END」データにより全ての終了処理を行うものである。
【0037】
これに対し本発明のハイブリッドDBでは、図7の実施例2(その2)に示す様なデータ表、順序関係表によりDBが記憶・格納される。
【0038】
即ち、データ表(Xtab) にはデータ部(data)とそのデータ部に固有なポインタデータ(RP)が記憶され、例えば「Dテーブル」の「D1」レコードには「d1」なる固有なポインタデータが付与され、記憶されている如きである。
【0039】
また、これ等データ表の各レコード(行)に対応して順序関係表(xtab) が作成されるが、その内容はデータ表の各レコードと対応付けるRPに続き、OP、NP、BPの各ポインタ情報の集まったテーブルである。
【0040】
例えば「bテーブル」のRP=「b1」レコードにはOP=「END」、NP=「END」、BP=「START」なるポインタデータが記憶され、又「dテーブル」のRP=「d1」レコードには、BD及びCDの二つのセット関係が存在するため、先ずBDセットについてOP1=「b1」、NP1=「d2」、BP1=「START」が、CDセットについてOP2=「c1」、NP2=「END」、BP2=「START」が存在し、二つのポインタデータが記憶されている如きである。この様に、所謂V字型の親子関係に於いて複数の親レコードが存在する場合には、そのセット数だけ順序ポインタデータを保持することになる。
【0041】
この様に作成・記憶された本発明のハイブリッドDBに対し、前記図6に示したNDBアクセスプログラムがRDBのSQL命令にどの様に組み立てられ、実行されるかを図8の実施例2(その3)にもとづき説明する。尚、図6のNDBアクセスプログラムの各ステップ番号▲1▼〜▲6▼は図8の各ステップ番号▲1▼〜▲6▼に対応するものであり、図8の各ステップ番号の内容はそのSQL命令に組み立てられた結果を示しているが、この内「▲2▼」の内容はセットBDの先頭レコードをアクセスする場合のみ実行され、セットBDの次レコード以降は「▲2▼」に代わり「▲2▼’」の命令が実行されるものである。
【0042】
図8の▲1▼ステップではBレコードの先頭となるデータ、ポインタを取り出す。▲2▼ステップではセットBDを示す順序関係から、関係づけられているDレコードの自ポインタと次ポインタを取り出し、Dレコード自ポインタを用いてデータを取り出した後、▲3▼へジャンプする。(前記の通り▲2▼はセットBDの先頭レコードをアクセスする場合のみ実行)▲2▼’ステップではDレコード次ポインタを用いて、順次アクセス時に於ける次データの自ポインタと次ポインタを取り出し、Dレコード次ポインタが終了を示している場合に▲6▼の終了処理に移行する。
【0043】
次の▲3▼ステップではセットCDを示す順序関係から、Dレコードと関係するCレコードを得るため親ポインタと次ポインタを取り出す。親ポインタを用いて、Cレコード順序テーブルからCレコードの自ポインタと次ポインタを取り出し、Cレコード自ポインタからデータを取り出すが、親ポインタが存在しない場合には▲6▼の終了処理に移行する。▲4▼ステップではレコードCの処理を行う。▲5▼ステップではセットBDに関して2回目以降のアクセスとなるため、▲2▼’へジャンプする。▲6▼ステップでは全ての終了処理を行う。
【0044】
この様に前述した従来のNDBに対する処理と全く同様のアクセス動作をハイブリッドDB上で実現することが出来る。
【0045】
以上の説明の通り、本発明のハイブリッドDB構造を採用することにより、同DBを使用した新規のアプリケーションなどについては、一般のRDBアクセスとして開発を行えば良く、又既存のNDBアプリケーションについても階層化された複雑なセット関係を全く意識することなくデータアクセス出来るため、データ構造を大きく異にするNDBからRDBへの移行をスムーズに行える。
【0046】
尚、本発明に於けるコンピュータ処理は、コンピュータプログラムにより当該コンピュータの主記憶装置上で実行されるが、このコンピュータプログラムの提供形態は、当該コンピュータに接続された補助記憶装置をはじめ、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬型記憶装置やネットワーク接続された他のコンピュータの主記憶装置及び補助記憶装置等の各記録媒体に格納されて提供されるもので、このコンピュータプログラムの実行に際しては、当該コンピュータの主記憶装置上にローディングされ実行されるものである。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、NDBにより開発した従来のデータベース・アプリケーションを存続しながら、新規開発する同一データベースを使用したアプリケーションについては、ネイティブモードのリレーショナルデータベース・アクセスを可能とし、データの追加などによる両者の整合性を保持したデータベースマネージメントシステムを提供することにより、NDB主体で構築してきたデータベース・アプリケーションのRDB化に際し、その移行作業を大幅に軽減することが出来るという著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の具体例による実施形態説明図
【図3】 本発明の実施例1(その1)
【図4】 本発明の実施例1(その2)
【図5】 本発明の実施例1(その3)
【図6】 本発明の実施例2(その1)
【図7】 本発明の実施例2(その2)
【図8】 本発明の実施例2(その3)
【図9】 従来のデータベースシステム例
【符号の説明】
10 データ表
11 順序関係表
12 DML命令解析手段
13 レコード順序関係解析手段
14 SQL命令組立手段
15 整合性保持手段
20 ハイブリッドDB構造

Claims (5)

  1. データを階層構造および順序情報によって保持するネットワークデータベースにアクセスするためのDML文、およびデータを複数の表の形式で保持するリレーショナルデータベースにアクセスするためのSQL文によってアクセスするデータベースを管理するデータベースシステムであって、
    前記データベースは、データ情報および該データ情報に固有なレコードポインタ情報からなる第一のレコード記憶された複数のデータ表と、該データ表のレコードポインタ情報に対応する第一のレコードポインタ情報、該第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの前レコードに対応するレコードポインタ情報である第二のレコードポインタ情報、前記第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの次レコードに対応するレコードポインタ情報である第三のレコードポインタ情報、および前記第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの親レコードに対応するレコードポインタ情報である第四のレコードポインタ情報からなる第二のレコードが前記複数のデータ表に対応するように記憶された複数の順序関係表とから構成され、
    前記データベースのデータ情報に対してDML文によりアクセスするときに、前記DML文の命令を解析するDML命令解析手段と、
    前記データ表のレコードポインタ情報の前レコードを前記第二のレコードポインタ情報から取得し、前記データ表のレコードポインタ情報の次レコードを前記第三のレコードポインタ情報から取得し、前記データ表のレコードポインタ情報の親レコードを前記第四のレコードポインタ情報から取得することで前記第一のレコードの順序を解析するレコード順序関係解析手段と、
    前記DML命令解析手段と前記レコード順序関係解析手段との解析結果から前記DML文の命令の処理の対象の前記第一のレコードに対応するデータ情報にアクセスするSQL命令を生成し、該生成したSQL命令を実行するSQL命令組立手段と、
    を有することを特徴とするデータベースシステム。
  2. リレーショナルデータベースをアクセスするアプリケーション処理は、前記データ表に直接SQL命令を発行することにより実行することを特徴とする請求項1記載のデータベースシステム。
  3. リレーショナルデータベースをアクセスするアプリケーション処理に於ける前記データ表の行の追加又は削除操作を前記順序関係表に反映する整合性保持手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のデータベースシステム。
  4. データを階層構造および順序情報によって保持するネットワークデータベースにアクセスするためのDML文、およびデータを複数の表の形式で保持するリレーショナルデータベースにアクセスするためのSQL文によってアクセスするデータベースを管理する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記データベースは、データ情報および該データ情報に固有なレコードポインタ情報からなる第一のレコード記憶された複数のデータ表と、該データ表のレコードポインタ情報に対応する第一のレコードポインタ情報、該第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの前レコードに対応するレコードポインタ情報である第二のレコードポインタ情報、前記第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの次レコードに対応するレコードポインタ情報である第三のレコードポインタ情報、および前記第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの親レコードに対応するレコードポインタ情報である第四のレコードポインタ情報からなる第二のレコードが前記複数のデータ表に対応するように記憶された複数の順序関係表とから構成され、
    前記コンピュータに、
    前記データベースのデータ情報に対してDML文によりアクセスするときに、前記DML文の命令を解析するステップ、
    前記データ表のレコードポインタ情報の前レコードを前記第二のレコードポインタ情報から取得し、前記データ表のレコードポインタ情報の次レコードを前記第三のレコードポインタ情報から取得し、前記データ表のレコードポインタ情報の親レコードを前記第四のレコードポインタ情報から取得することで前記第一のレコードの順序を解析するステップ、
    前記DML文の命令の解析結果と前記レコードの順序の解析結果とから前記DML文の命令の処理の対象の前記第一のレコードに対応するデータ情報にアクセスするSQL命令を生成し、該生成したSQL命令を実行するステップ、
    を実行させること特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. データを階層構造および順序情報によって保持するネットワークデータベースにアクセスするためのDML文、およびデータを複数の表の形式で保持するリレーショナルデータベースにアクセスするためのSQL文によってアクセスするデータベースを管理する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記データベースは、データ情報および該データ情報に固有なレコードポインタ情報からなる第一のレコード記憶された複数のデータ表と、該データ表のレコードポインタ情報に対応する第一のレコードポインタ情報、該第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの前レコードに対応するレコードポインタ情報である第二のレコードポインタ情報、前記第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの次レコードに対応するレコードポインタ情報である第三のレコードポインタ情報、および前記第一のレコードポインタ情報に対応する前記第一のレコードの親レコードに対応するレコードポインタ情報である第四のレコードポインタ情報からなる第二のレコードが前記複数のデータ表に対応するように記憶された複数の順序関係表とから構成され、
    前記コンピュータに、
    前記データベースのデータ情報に対してDML文によりアクセスするときに、前記DML文の命令を解析するステップ、
    前記データ表のレコードポインタ情報の前レコードを前記第二のレコードポインタ情報から取得し、前記データ表のレコードポインタ情報の次レコードを前記第三のレコードポインタ情報から取得し、前記データ表のレコードポインタ情報の親レコードを前記第四のレコードポインタ情報から取得することで前記第一のレコードの順序を解析するステップ、
    前記DML文の命令の解析結果と前記レコードの順序の解析結果とから前記DML文の命令の処理の対象の前記第一のレコードに対応するデータ情報にアクセスするSQL命令を生成し、該生成したSQL命令を実行するステップ、
    を実行させること特徴とするプログラム。
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