JP4062240B2 - トラヒック変動における分散値推定方法並びに受信バッファ制御装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
A(t):時間間隔tの間に到着するパケット数
λ=E[A(t)]/t:パケット到着率(時間間隔あたりの平均到着パケット数)
(S22)局所ポアソン特性を有する時間間隔TLPを決定する。例えば1μs=10−6のオーダとなる。時間間隔TLPは、時間間隔Tmと比較して極めて小さい。この例によれば、Tm>>TLP、TLP=10−10・Tm、i=1010の関係となる。
(S23)例えば受信バッファを設計するための所望の時間間隔TBを決定する。例えば100ms=10−1sのオーダとなる。この例によれば、Tm>TB>>TLP、TB=10−5・Tm、j=105の関係となる。
(S24)時間間隔Tmにおける平均到着パケット数A(Tm)を測定する。
(S25)A(Tm)をiで除算することにより、時間間隔TLPにおける平均到着パケット数A(TLP)を推定する。
(S26)A(TLP)から分散値Var[A(TLP)]を算出する。
Var[A(TLP)]=1/NΣN k=1(ak−A(Tm))2
(S27)次に、TLP以上の時間間隔についての分散値の変化率αは、運用されている環境に応じて予め測定された値を用いる。そして、j=j+(1−α)jによりjを決定する。例えばα=0.8とするならば、j=105+(1−0.8)105=1.2×105の関係となる。
(S28)そして、分散値Var[A(TLP)]をj倍した分散値を、時間間隔TBにおける分散値Var[A(TB)]とすることができる。
(S29)分散値Var[A(TB)]により、パケット損失率又はバッファあふれ率を算出することができる。
(S34)時間間隔Tmにおける平均到着バイト数A(Tm)を測定する。
(S35)A(Tm)から分散値Var[A(Tm)]を算出する。
Var[A(Tm)]=1/NΣN k=1(ak−A(Tm))2
(S36)Var[A(Tm)]をiで除算することにより、時間間隔TLPにおける分散値Var[A(TLP)]を推定する。
(S37)次に、TLP以上の時間間隔についての分散値の変化率βは、運用されている環境に応じて予め測定された値を用いる。そして、j=j+(1−β)jによりjを決定する。例えばβ=0.6とするならば、j=105+(1−0.6)105=1.4×105の関係となる。
(S38)そして、分散値Var[A(TLP)]をj倍した分散値を、時間間隔TBにおける分散値Var[A(TB)]とすることができる。
(S39)分散値Var[A(TB)]により、パケット損失率又はバッファあふれ率を算出することができる。
Claims (10)
- 到着パケット数を測定する第1の時間間隔と、局所ポアソン特性を有する時間間隔であって該第1の時間間隔の1/i倍に相当する第2の時間間隔と、前記第1の時間間隔よりも短く且つ前記第2の時間間隔のj倍に相当する、受信特性に起因した所望の第3の時間間隔とに基づいて、
前記第1の時間間隔で測定された到着パケット数の第1の平均値を1/i倍することによって、前記第2の時間間隔における到着パケット数の第2の平均値を算出し、該第2の平均値に基づいて第1の分散値を算出する処理を行う第1のステップと、
予め当該ネットワークにおいて、第3の時間間隔により測定したトラヒック生起の分散値の、トラヒックがポアソン分布に従い生起するとしたときの分散値からの変化率αに基づいて、前記第1の分散値から前記第3の時間間隔における分散値を算出する処理を行う第2のステップと、
を有することを特徴とする通信トラヒックの変動における分散値推定方法。 - 到着バイト数を測定する第1の時間間隔と、局所ポアソン特性を有する時間間隔であって該第1の時間間隔の1/i倍に相当する第2の時間間隔と、前記第1の時間間隔よりも短く且つ前記第2の時間間隔のj倍に相当する、受信特性に起因した所望の第3の時間間隔とに基づいて、
前記第1の時間間隔で測定された到着バイト数の第1の平均値に基づいて第1の分散値を算出し、該第1の分散値を1/i倍することによって、前記第2の時間間隔における到着バイト数の第2の分散値を算出する処理を行う第1のステップと、
予め当該ネットワークにおいて、第3の時間間隔により測定したトラヒック生起の分散値の、トラヒックがポアソン分布に従い生起するとしたときの分散値からの変化率βに基づいて、前記第2の分散値から前記第3の時間間隔における分散値を算出する処理を行う第2のステップと、
を有することを特徴とするトラヒック変動における分散値推定方法。 - 前記第3の時間間隔における分散値を用いて、パケット損失率又はバッファあふれ率を算出する処理を行う第3のステップを更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の分散値推定方法。
- 前記第2の時間間隔は、実トラヒックのコネクション内平均パケット間隔時間に対して受信バッファサイズを可変した場合に、パケット損失率の特性が変化するバッファサイズを特定し、該バッファサイズから時間間隔が特定されたものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の分散値推定方法。
- 到着パケット数を測定する第1の時間間隔と、局所ポアソン特性を有する時間間隔であって該第1の時間間隔の1/i倍に相当する第2の時間間隔と、前記第1の時間間隔よりも短く且つ前記第2の時間間隔のj倍に相当する、受信特性に起因した所望の第3の時間間隔とに基づいて、
前記第1の時間間隔で測定された到着パケット数の第1の平均値を1/i倍することによって、前記第2の時間間隔における到着パケット数の第2の平均値を算出し、該第2の平均値に基づいて第1の分散値を算出する処理を行う第1の手段と、
予め当該ネットワークにおいて、第3の時間間隔により測定したトラヒック生起の分散値の、トラヒックがポアソン分布に従い生起するとしたときの分散値からの変化率αに基づいて、前記第1の分散値から前記第3の時間間隔における分散値を算出する処理を行う第2の手段と、
前記分散値に基づいて、受信バッファを制御する第3の手段と、
を有することを特徴とする受信バッファ制御装置。 - 到着バイト数を測定する第1の時間間隔と、局所ポアソン特性を有する時間間隔であって該第1の時間間隔の1/i倍に相当する第2の時間間隔と、前記第1の時間間隔よりも短く且つ前記第2の時間間隔のj倍に相当する、受信特性に起因した所望の第3の時間間隔とに基づいて、
前記第1の時間間隔で測定された到着バイト数の第1の平均値に基づいて第1の分散値を算出し、該第1の分散値を1/i倍することによって、前記第2の時間間隔における到着バイト数の第2の分散値を算出する処理を行う第1の手段と、
予め当該ネットワークにおいて、第3の時間間隔により測定したトラヒック生起の分散値の、トラヒックがポアソン分布に従い生起するとしたときの分散値からの変化率βに基づいて、前記第2の分散値から前記第3の時間間隔における分散値を算出する処理を行う第2の手段と、
前記分散値に基づいて、受信バッファを制御する第3の手段と、
を有することを特徴とする受信バッファ制御装置。 - 前記第2の時間間隔は、実トラヒックのコネクション内平均パケット間隔時間に対して受信バッファサイズを可変した場合に、パケット損失率の特性が変化するバッファサイズを特定し、該バッファサイズから時間間隔が特定されたものであることを特徴とする請求項5又は6に記載の受信バッファ制御装置。
- 到着パケット数を測定する第1の時間間隔と、局所ポアソン特性を有する時間間隔であって該第1の時間間隔の1/i倍に相当する第2の時間間隔と、前記第1の時間間隔よりも短く且つ前記第2の時間間隔のj倍に相当する、受信特性に起因した所望の第3の時間間隔とに基づいて、
前記第1の時間間隔で測定された到着パケット数の第1の平均値を1/i倍することによって、前記第2の時間間隔における到着パケット数の第2の平均値を算出し、該第2の平均値に基づいて第1の分散値を算出する処理を行う第1の手段と、
予め当該ネットワークにおいて、第3の時間間隔により測定したトラヒック生起の分散値の、トラヒックがポアソン分布に従い生起するとしたときの分散値からの変化率αに基づいて、前記第1の分散値から前記第3の時間間隔における分散値を算出する処理を行う第2の手段と、
前記分散値に基づいて、受信バッファを制御する第3の手段と、
してコンピュータを機能させることを特徴とする受信バッファ制御プログラム。 - 到着バイト数を測定する第1の時間間隔と、局所ポアソン特性を有する時間間隔であって該第1の時間間隔の1/i倍に相当する第2の時間間隔と、前記第1の時間間隔よりも短く且つ前記第2の時間間隔のj倍に相当する、受信特性に起因した所望の第3の時間間隔とに基づいて、
前記第1の時間間隔で測定された到着バイト数の第1の平均値に基づいて第1の分散値を算出し、該第1の分散値を1/i倍することによって、前記第2の時間間隔における到着バイト数の第2の分散値を算出する処理を行う第1の手段と、
予め当該ネットワークにおいて、第3の時間間隔により測定したトラヒック生起の分散値の、トラヒックがポアソン分布に従い生起するとしたときの分散値からの変化率βに基づいて、前記第2の分散値から前記第3の時間間隔における分散値を算出する処理を行う第2の手段と、
前記分散値に基づいて、受信バッファを制御する第3の手段と、
してコンピュータを機能させることを特徴とする受信バッファ制御プログラム。 - 前記第2の時間間隔は、実トラヒックのコネクション内平均パケット間隔時間に対して受信バッファサイズを可変した場合に、パケット損失率の特性が変化するバッファサイズを特定し、該バッファサイズから時間間隔が特定されたものであることを特徴とする請求項8又は9に記載の受信バッファ制御プログラム。
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