JP4061237B2 - 無線送信装置、レーダ・システムおよび無線通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線送信装置、レーダ・システムおよび無線通信システムに関し、より詳細には、小さなパルス時間幅と高い繰り返し周波数を有する超広帯域無線システムを適用した無線送信装置、レーダ・システムおよび無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)無線システムは、1ビットのデータに相当する1つのパルス信号を連続的に送受信する無線通信に適用されている(例えば、特許文献1参照)。また、被測定物で反射されたパルスの伝搬時間と方向から被測定物の距離と位置とを検出するレーダにも適用されている。通信速度とレーダの分解能は、パルスの時間幅と繰り返し周波数により決定されるため、よりパルス時間幅の短い、かつ、繰り返し周波数の高いパルス発生システムが必要である。
【0003】
現在、開発されているUWB無線システムが電気的に発生するパルス時間幅は、1ns程度であり、繰り返し周波数は1GHz以下である。例えば、LC共振回路により生成されるパルス時間幅は、数十nsであり、繰り返し周波数は数MHzである。また、ステップリカバリダイオードなどを用いたコムジェネレータから出力されるパルス時間幅は、約50psであり、繰り返し周波数は最大1GHzであるが、固定的である。このような電気的にパルスを発生する無線システムにおいては、通信速度は1Gbps以下に制限され、レーダの空間分解能は50cm程度に制限される。
【0004】
無線通信システムにおいては、超高速LAN技術として、10Gbpsの速度を有するEthrenet(登録商標)が標準化され、屋内無線通信速度の増大が熱望されている。また、レーダ・システムにおいては、犯罪捜査や危険物検査の現場において、不可視状態における障害物、危険物の検知を、1cm以下の空間分解能により高精細に行うことが必須となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−43849号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来から提案されている電気的にパルスを発生するUWB無線システムは、屋内通信に要求される通信速度、および不可視物検知に要求される空間分解能を十分有していないという問題があった。
【0007】
また、屋内無線通信においては、複数のユーザが同一システムを共有するため、各ユーザのデータ信号の分離が必要となる。各データ信号は、QFTM(Quadrature Flip Time Modulation)などの多値化によって分離されるため、大きなパルス時間幅は、多値数を制限し、共有できるユーザ数を減少させるという問題もあった。
【0008】
さらに、屋内においては、送信機からの電波を反射する物体が近傍に存在し、受信機が受信するマルチパス信号が多数存在する。このため、所望のデータ信号とマルチパス信号とを分離する必要がある。大きな繰り返し時間間隔は、マルチパス信号の遅延時間と等しくなるため、信号雑音比が劣化するという問題があった。
【0009】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、より優れた通信品質を有する無線通信システム、および空間分解能に優れたレーダ・システムを実現するための無線送信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、1ビットのデータに相当する1つのパルス信号を送信する超広帯域無線送信装置において、外部入力信号により繰り返し周波数を任意調整することができる半導体レーザおよびパルス圧縮装置から構成され、モノパルス信号である光パルス信号を発生する光パルス発生器と、前記光パルス信号を変調するためのベースバンド信号を発生するベースバンド信号発生器と、前記光パルス信号を前記ベースバンド信号により変調する光変調器と、該光変調器で変調された光パルス信号を電気パルス信号に変換するO/E変換器と、前記電気パルス信号を電磁波に変換して空間に放射する送信アンテナとを備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の前記光パルス信号は、ガウス形モノパルス信号であることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の前記光変調器は、光強度変調器であることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の前記光変調器は、光遅延回路であることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の前記光変調器は、光位相制御回路であることを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5に記載の前記O/E変換器は、単一走行キャリアフォトダイオード(UTC−PD)であることを特徴とする。
【0018】
請求項7に記載の発明は、レーダ・システムであって、請求項1に記載の無線送信装置と、該無線送信装置から放射された電磁波を、前記電気パルス信号に変換する受信アンテナと、前記電気パルス信号の伝搬時間と方向から被測定物の距離と位置とを検出する検出器とを有する無線受信装置とを備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項8に記載の発明は、無線通信システムであって、請求項1に記載の無線送信装置と、該無線送信装置から放射された電磁波を、前記電気パルス信号に変換する受信アンテナと、前記電気パルス信号からベースバンド信号を抽出する受信器とを有する無線受信装置とを備えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。上述したように、UWB無線システムが適用されるシステムの性能は、パルス時間幅と繰り返し周波数により決定される。本発明は、電気的に発生する電気パルス信号に比べて、小さなパルス時間幅と高い繰り返し周波数を有する光パルス信号を用いてUWB無線システムを構成する。
【0021】
図1に、本発明の第1の実施形態にかかるUWB無線システムを示す。UWB無線システムは、光学的パルス発信部1と受信部2とから構成されている。光学的パルス発信部1は、光パルス信号を発生する光パルス発生器3と、光パルス信号を変調する光変調器4と、変調された光パルス信号を電気パルス信号に変換するO/E変換器5と、電気パルス信号を電磁波に変換して空間に放射する送信アンテナ6とを備えている。また、光パルス信号を変調するベースバンド信号を発生するベースバンド信号発生器7が、光変調器4に接続されている。
【0022】
受信部2は、光学的パルス発信部1から放射された電磁波を、電気パルス信号に変換する受信アンテナ9と、電気パルス信号からベースバンド信号を抽出する受信器8とから構成されている。
【0023】
光パルス発生器3は、小さいパルス時間幅と高い繰り返し周波数を有する光パルスを生成する。パルス時間幅と繰り返し周波数は、システムの要求に合わせて適宜選択される。例えば、10G-Ethernet(登録商標)に要求されるパルス時間幅は、100ps以下、繰り返し周波数は10GHz以上である。複数のユーザが同一のシステムを共有するとき、ユーザ数をnとすると、時間幅は(100/n)ps以下、繰り返し周波数は(10×2)GHz以上となる。
【0024】
例えば、色素レーザやYAGレーザをQスイッチさせることにより数百fsのパルスを発振させることができる。ただし、機械的にQスイッチさせるため、繰り返し周波数は数kHzに制限され、かつ、装置構成は大がかりなものとなる。また、受動モード同期レーザは、共振器内に可飽和吸収体を有し、自己スイッチングによりパルス時間幅100〜300fs、繰り返し周波数100MHz以下のパルスを得ることができる。また、利得媒質、光フィルタ、変調器を加えた能動モード同期レーザは、変調周波数を共振器長で決まる基本波の整数倍にすることにより、繰り返し周波数を数十GHzに増加することができる。しかしながら、いずれのレーザにおいても、繰り返し周波数は固定であり、かつ、装置構成は大きくなる。
【0025】
図2に、UWB無線システムの光パルス発生器の一例を示す。光パルス発生器3は、外部入力信号により繰り返し周波数を任意調整することができる半導体レーザ31と、パルス圧縮装置32とから構成される。繰り返し周波数は、外部入力信号により規定され、100GHz以上を得ることができる。半導体レーザ31から出力されたパルス時間幅は、20ps程度であり、分散補償ファイバまたはグレーティングを透過することにより数psとすることができる。
【0026】
パルス圧縮装置32は、光フィルタと分散減少ファイバとの組み合わせ、または、非線形ファイバと光フィルタとの組み合わせにより構成されている。パルス圧縮装置32は、半導体レーザ31から出力された光パルス信号を圧縮して、パルス時間幅200〜300fsのパルスを生成することができる。
【0027】
半導体レーザ31から出力される光パルス信号は、モノパルス信号、またはガウス形モノパルス信号である。システム設計の観点から、電気パルス信号に定義されているような矩形パルスは、広帯域であり取り扱いが困難である。半導体レーザから出力される光パルス信号は、矩形パルスと較べて狭帯域であり、システム設計が容易になる。また、ガウス形モノパルス信号の周波数スペクトルは、ガウス形状をしており、アンテナ、フィルタ、線路などのRF回路の設計がさらに容易となる。
【0028】
図3に、光パルス発生器から出力される光パルス信号の時間波形と周波数スペクトルを示す。パルス圧縮装置32は、波長分散がなく、かつ、十分な帯域を有するため、半導体レーザ31から出力された光パルス信号は、パルス圧縮装置32を通過した後もガウス形モノパルス信号である。
【0029】
光パルス発生器3により生成された光パルス信号は、光変調器4によりベースバンド信号が重畳される。光パルス信号から変換された電気パルス信号は、高い繰り返し周波数を有するため、電気パルス信号にベースバンド信号を重畳する変調は、大変困難である。そこで、光パルス信号にベースバンド信号を光変調器により重畳する。光通信技術で培われた光変調技術は、100Gbps以上の通信速度に対応しており、変調された光パルス信号を電気パルス信号に変換して、アンテナから放射する。
【0030】
ベースバンド信号は、計算機などにより構成されるベースバンド信号発生器7において生成される。または、10G-Ethernet(登録商標)、ATMなどの外部装置より入力されたベースバンド信号が、ベースバンド信号発生器7を経由して、光変調器4へ出力される。光変調器4は、通信システムに対応して選択される。図4に、パルス振幅変調(PAM)方式のUWB無線システムを示す。光変調器4として光強度変調器10を用いる。図5に、パルス位置変調(PPM)方式のUWB無線システムを示す。光変調器4として光遅延回路11を用いる。図6に、2相位相変調(BPSK)方式のUWB無線システムを示す。光変調器4として光位相制御回路12を用いる。また、他の変調方式においても、適切な変調器を選択することにより、光パルス信号にベースバンド信号を重畳することができる。
【0031】
光変調器4によりベースバンド信号が重畳された光パルス信号は、O/E変換器5により電気パルス信号に変換される。従来の光電変換器の周波数帯域は、光パルス信号の必要帯域に比べて非常に狭く、光パルス信号は、パルス時間幅の大きい電気パルス信号に変換されてしまう。例えば、一般的なPIN−PDの周波数帯域は30GHz程度であり、変換される電気パルス信号のパルス時間幅は3ns程度である。また、従来の光電変換器の出力は小さいため、アンテナに入力される電気信号を増幅しなければならない。増幅器の周波数帯域は、光パルス信号の必要帯域に比べて非常に小さいため、パルス時間幅の大きい電気パルス信号が出力されてしまう。例えば、一般的な増幅器の周波数帯域は30GHz程度であり、変換される電気パルス信号の時間幅は3ns程度である。
【0032】
光パルス信号の特性を生かすためには、O/E変換器5には広い帯域が必要である。例えば、1psのパルスを生成するには数百GHzの帯域が必要である。近年、このような通信システムに適した光電変換器として単一走行キャリアフォトダイオード(UTC−PD)が開発された。UTC−PDは、300GHz以上の周波数帯域と10mW以上の出力パワーを有しており、1ps以下のパルスを生成したことが確認されている。また、UTC−PDは、空間伝搬に十分な10mW以上の出力パワーを有するため、増幅器の帯域に制限されることがない。従って、UTC−PDをO/E変換器として用いると、数psのパルス時間幅と数十GHzの繰り返し周波数とを有する光パルス信号を、電気パルス信号に変換することができ、電気パルス信号は、送信アンテナにより電磁波に変換されて空間に放射される。
【0033】
光パルス信号を広帯域なO/E変換器5で電気パルス信号に変換することで、光パルス信号の特性をそのまま生かすことができる。O/E変換器が100GHz以上の周波数帯域を有しているとき、光パルス信号は繰り返し周波数を保ったまま、時間幅10ps以下のパルスに変換される。変換された電気パルス信号を広帯域のアンテナにより送受信することにより、従来のシステムに比べて数十倍の通信速度と空間分解能を有するシステムを構築することができる。また、同様に、ユーザ数を数十倍確保し、マルチパス干渉に対する耐性を向上させることができる。
【0034】
O/E変換器5により生成された電気パルス信号は、送信アンテナ6から電磁波に変換されて空間に放射される。送信アンテナ6は、O/E変換器5と同等の帯域を有するように設計されており、集積化の観点からスロットアンテナ、リングアンテナなどの平面アンテナから構成されている。但し、アンテナは、電気パルス信号のDC成分を放射することができないため、送信アンテナ6より出力されるパルス信号は、ガウス形モノサイクルパルス信号となる。
【0035】
図7に、送信アンテナから放射される電磁波の時間波形と周波数スペクトルを示す。光学的パルス発信部1から放射された電磁波のパルス信号は、光パルス信号とほぼ同等の特性を有する。O/E変換器5と送信アンテナ6とが光パルス信号よりも狭い周波数帯域を有するとき、電気パルス信号と電磁波のパルス信号とは、ガウス形マルチサイクルパルス信号となる。図8に、帯域制限されたときの電気パルス信号または電磁波のパルス信号の時間波形と周波数スペクトルを示す。サイクル幅と繰り返し周波数を制御することにより、必要な伝送速度やレーダ時間分解能を得ることができる。例えば、サイクル幅が10ps以下、繰り返し周波数が100GHz以上のとき、伝送速度は100Gbpsである。
【0036】
放射された電磁波を送信アンテナ6と同じ帯域を有する受信アンテナ9で受信することにより、通信やレーダシステムを構成することができる。受信アンテナ9で受信された電磁波は、電気パルス信号に変換され、受信器8に出力される。無線通信システムにおいては、受信器8は、電気パルス信号を、それぞれの変調方式に対応した復調処理を行って、ベースバンド信号を抽出する。レーダシステムにおいては、それぞれの計測方式に対応した信号処理を行って、電気パルス信号の伝搬時間と方向から被測定物の距離と位置とを検出する。
【0037】
以上説明したように、本実施形態によれば、光パルスの特性を損なうことなく、1ps以下のパルス時間幅と100GHz以上の繰り返し周波数を有するパルス信号が空間へ放射され、100Gbps以上の無線通信システム、1mm以下の空間分解能を有するレーダ・システムを実現することができる。また、屋内無線通信におけるユーザ数は、従来の10倍以上にすることができる。さらに、マルチパス干渉に対する耐性は、従来の10倍以上であり、無線通信システムの伝送品質を向上することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、外部入力信号により繰り返し周波数を任意調整することができる半導体レーザおよびパルス圧縮装置から構成され、モノパルス信号である光パルス信号を発生する光パルス発生器と、光パルス信号を変調するためのベースバンド信号を発生するベースバンド信号発生器と、光パルス信号をベースバンド信号により変調する光変調器と、光変調器で変調された光パルス信号を電気パルス信号に変換するO/E変換器と、電気パルス信号を電磁波に変換して空間に放射する送信アンテナとを備えた無線送信装置を用いて、より優れた品質を有する無線通信システム、および空間分解能に優れたレーダ・システムを提供することが可能となる。
【0039】
また、本発明によれば、通信速度に制限されることなく、光ネットワークに対応した無線システムを構築することが可能となる。さらに、高精細なレーダ・システム、非破壊検査、体内検査などのシステムを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるUWB無線システムを示す構成図である。
【図2】UWB無線システムの光パルス発生器を示す構成図である。
【図3】光パルス発生器から出力される光パルス信号の時間波形と周波数スペクトルを示す図である。
【図4】パルス振幅変調(PAM)方式のUWB無線システムを示す構成図である。
【図5】パルス位置変調(PPM)方式のUWB無線システムを示す構成図である。
【図6】2相位相変調(BPSK)方式のUWB無線システムを示す構成図である。
【図7】送信アンテナから放射される電磁波のパルスの時間波形と周波数スペクトルを示す図である。
【図8】帯域制限されたときの電気パルス信号または電磁波のパルスの時間波形と周波数スペクトルを示す図である。
【符号の説明】
1 光学的パルス発信部
2 受信部
3 光パルス発生器
4 光変調器
5 O/E変換器
6 送信アンテナ
7 ベースバンド信号発生器
8 受信器
9 受信アンテナ
10 光強度変調器
11 光遅延回路
12 光位相制御回路
31 半導体レーザ
32 パルス圧縮装置
Claims (8)
- 1ビットのデータに相当する1つのパルス信号を連続的に送受信する超広帯域無線通信システムの無線送信装置において、
外部入力信号により繰り返し周波数を任意調整することができる半導体レーザおよびパルス圧縮装置から構成され、モノパルス信号である光パルス信号を発生する光パルス発生器と、
前記光パルス信号を変調するためのベースバンド信号を発生するベースバンド信号発生器と、
前記光パルス信号を前記ベースバンド信号により変調する光変調器と、
該光変調器で変調された光パルス信号を電気パルス信号に変換するO/E変換器と、
前記電気パルス信号を電磁波に変換して空間に放射する送信アンテナと
を備えたことを特徴とする無線送信装置。 - 前記光パルス信号は、ガウス形モノパルス信号であることを特徴とする請求項1に記載の無線送信装置。
- 前記光変調器は、光強度変調器であることを特徴とする請求項1または2に記載の無線送信装置。
- 前記光変調器は、光遅延回路であることを特徴とする請求項1または2に記載の無線送信装置。
- 前記光変調器は、光位相制御回路であることを特徴とする請求項1または2に記載の無線送信装置。
- 前記O/E変換器は、単一走行キャリアフォトダイオード(UTC−PD)であることを特徴とする請求項1ないし5に記載の無線送信装置。
- 請求項1に記載の無線送信装置と、
該無線送信装置から放射された電磁波を、前記電気パルス信号に変換する受信アンテナと、前記電気パルス信号の伝搬時間と方向から被測定物の距離と位置とを検出する検出器とを有する無線受信装置と
を備えたことを特徴とするレーダ・システム。 - 請求項1に記載の無線送信装置と、
該無線送信装置から放射された電磁波を、前記電気パルス信号に変換する受信アンテナと、前記電気パルス信号からベースバンド信号を抽出する受信器とを有する無線受信装置と
を備えたことを特徴とする無線通信システム。
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