JP4059171B2 - タイヤ空気圧モニター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各タイヤの装着位置を判別し、タイヤ装着位置に対応して個別にタイヤ識別符号(ID:identification)の登録を行うタイヤ空気圧モニター装置の技術分野に属する。
従来のタイヤ空気圧モニター装置の自動ID登録ロジックでは、自動ID登録する際、前後輪で計4種のIDを初期登録した後、同一のIDを受信する毎にIDテーブルでカウントアップし、登録済みのIDに対して異なるIDを受信機側で受信した場合には、予備IDテーブルでカウントする学習機能を設け、予備IDテーブルのカウント数がIDテーブルのカウント数の最大値より大きい場合に、そのIDを登録してID登録の更新を行うことが記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−71726号公報
しかしながら、従来のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、各輪の送信機から送信されるID情報を受信する受信機が1つであるため、4輪の各位置(左前輪位置、右前輪位置、左後輪位置、右後輪位置)と4輪に個別のIDとを照合させることができないという問題があった。
この4輪の各位置と個別のIDとの照合に対しては、4輪のタイヤの設定圧に差を設けて対応するしかなかったが、車両の操縦安定性能上、その差をわずかに設定せざるを得ないため、タイヤ交換時あるいはローテーション時にタイヤ空気圧を設定するのが面倒であった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、タイヤ交換時あるいはローテーション時に微妙にタイヤ空気圧を設定する煩わしさを解消しながら、4輪の各位置と対応するタイヤ識別符号登録の確実性を向上させることができるタイヤ空気圧モニター装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、車両に装備された複数のタイヤのそれぞれに取り付けられ、各タイヤ空気圧を検出する圧力センサを有し、少なくとも検出したタイヤ空気圧を各タイヤ個別のタイヤ識別符号と共に1つの送信データを構成して送信する送信機と、車両側に取り付けられ、前記送信機からの無線信号を受信する受信手段と、前記各タイヤのタイヤ識別符号をメモリへの記憶更新により登録するタイヤ識別符号登録手段と、を備えたタイヤ空気圧モニター装置において、前記受信手段を、複数のタイヤのそれぞれの近傍位置に、タイヤの数だけ設定し、前記送信機は、1回の送信で複数個の前記送信データを送信し、前記タイヤ識別符号登録手段は、各受信手段にて前記複数個の送信データを受信した場合、前記複数個の送信データの電波強度を測定し、測定した電波強度を各受信手段毎に比較することでタイヤ識別符号を登録し、前記各受信手段毎の比較により登録しようとするタイヤ識別符号に同じタイヤ識別符号がある場合、同じタイヤ識別符号を登録しようとしているタイヤ位置の送信機については、複数の受信手段が受信した電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい受信手段の位置をタイヤ識別符号として登録し、登録されたタイヤ識別符号を除くタイヤ識別符号については、登録された送信機と受信手段を除き、残りの各受信手段毎に、残りの送信機からの電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい送信機が送信したタイヤ識別符号を、残りの各受信手段のタイヤ識別符号として登録することを特徴とする手段とした。
本発明のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、複数のタイヤのそれぞれの近傍位置に、タイヤの数だけ設定した各受信手段にて複数のタイヤ識別符号を受信した場合、タイヤ識別符号登録手段において、各受信手段にて複数個の送信データを受信した場合、複数個の送信データの電波強度を測定し、測定した電波強度を各受信手段毎に比較することでタイヤ識別符号を登録するため、タイヤ交換時あるいはローテーション時に微妙にタイヤ空気圧を設定する煩わしさを解消しながら、4輪の各位置と対応するタイヤ識別符号登録の確実性を向上させることができる。
また、タイヤ交換した1つの車輪の電池電圧が他の車輪の電池電圧より大きい場合、正確にタイヤ識別符号を登録できる。
以下、本発明におけるタイヤ空気圧モニター装置を実現する実施の形態を、図面に示す実施例1〜実施例4に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1のタイヤ空気圧モニター装置が適用された車両を示す全体図であり、図1において、1は左前輪タイヤ、2は右前輪タイヤ、3は左後輪タイヤ、4は右後輪タイヤ、A,B,C,Dは送信機、(1),(2),(3),(4)はアンテナ付きチューナー(受信手段)、5はタイヤ空気圧警報コントローラ、6はディスプレイ、7は空気圧低下ワーニングランプである。なお、(1),(2),(3),(4)は図面上において、○内に1,2,3,4を入れた表記とする。
前記送信機A,B,C,Dは、前後輪の各タイヤ1,2,3,4のロードホイールにそれぞれ取り付けられ、各タイヤ個別のタイヤ空気圧を検出すると共に、各タイヤ個別のID(タイヤ識別符号)や検出したプレッシャデータ(タイヤ空気圧情報)等を無線信号にてアンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)に対し送信する。
前記アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)は、送信機A,B,C,Dから送信される各情報を受信し、タイヤ空気圧警報コントローラ5に入力する。
前記タイヤ空気圧警報コントローラ5は、各タイヤ個別のID登録を行うと共に、ID登録により特定される前後輪の各タイヤ1,2,3,4のタイヤ空気圧情報をディスプレイ6に表示すると共に、前後輪の各タイヤ1,2,3,4のタイヤ空気圧のうち少なくとも1つのタイヤ空気圧が低下していると判断した場合には、空気圧低下ワーニングランプ6に対しランプ点灯指令を出力する。
図2は実施例1のタイヤ空気圧モニター装置を示す詳細図である。
前記送信機A,B,C,Dは、タイヤ空気圧を検出する圧力センサ10aと、作用する遠心力が小さい領域では開(OFF)となり遠心力が大きい領域では閉(ON)となる遠心力スイッチ10bと、特定用途向け集積回路であるASIC10cと、発信子10d及び送信アンテナ10eと、を有してそれぞれ構成される。そして、電池寿命を確保するために設置された遠心力スイッチ10bの開閉をトリガにして、停止を含む車速が低い領域では長い送信間隔(1時間)、それより車速が大きい領域では、短い送信間隔(1分)というように送信周期を2段階に変える。
前記アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)は、図2に示すように、前記送信機A,B,C,Dからの送信データを受信する受信アンテナ11aと、受信回路であるチューナー11bと、を有してそれぞれ構成される。
前記タイヤ空気圧警報コントローラ5は、図2に示すように、5V電源回路5aと、前記各チューナー11bからの受信データを入力し、様々な情報処理を行うマイクロコンピュータ5bと、ID登録を行うための電気的に記憶情報を消去可能な読み出し専用メモリであるEEPROM5cと、受信データに基づいて各タイヤ1,2,3,4のタイヤ空気圧情報を表示する表示駆動指令をディスプレイ6に出力する表示駆動回路5dと、受信データのうち装着タイヤの圧力値を判断して圧力低下時にタイヤ空気圧警報指令を空気圧低下ワーニングランプ7に出力するワーニングランプ出力回路5eと、タイヤ識別符号IDnや積算値Anm等の情報を一時的に保存するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)5fと、を有して構成される。
次に、作用を説明する。
[自動ID登録処理]
図3は実施例1装置のタイヤ空気圧警報コントローラ5で実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(タイヤ識別符号登録手段)。
ステップS1では、予め設定された、1データ分の受信レベル判断用しきい値tと、1送信分(連続8データ)の積算レベル判断用しきい値Tと、が読み込まれ、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、同じIDのカウント数Mと、違うIDのカウント数Nが初期設定値としてそれぞれゼロに設定され、ステップS3へ移行する。
ステップS3でのイグニッションスイッチオンを条件として、ステップS4では、車速が40km/h以上であるか否かが判断され、YESの場合はデータ受信可能状態との判断に基づきステップS5へ移行し、NOの場合はステップS3へ戻る。
ステップS5では、ステップS3での送信時間が短くなる車速40km/h以上であるとの判断に基づき、アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)がデータを受信し、受信信号のIDと受信レベルanを測定し、ステップS6へ移行する(受信レベル測定手段)。
ステップS6では、1データ毎の受信レベル測定値anと受信レベル判断用しきい値tとの差である1データ受信レベル差(an−t)を計算し、ステップS7へ移行する(1データ受信レベル差計算手段)。
ステップS7では、1データ受信レベル差(an−t)の8データ分(1回で連続的に送られる送信データ数)の積算値Anを計算し、ステップS8へ移行する(積算値計算手段)。
ステップS8では、積算値Anが積算レベル判断用しきい値Tを超えているか否かが判断され、An≦Tの場合はアンテナ付きチューナーと送信機との位置関係が近傍位置にないと判断してステップS9へ移行し、An>Tの場合はアンテナ付きチューナーと送信機との位置関係が近傍位置にあると判断してステップS10へ移行する。
ステップS9では、アンテナ付きチューナーと送信機との位置関係が近傍位置にないと判断された受信データを破棄する。
ステップS10では、アンテナ付きチューナーと送信機との位置関係が近傍位置にあると判断された受信データのIDは、前に保存しているものと同じか否かが判断され、同じ場合にはステップS11へ移行し、違う場合はステップS16へ移行する。
ステップS11では、同じIDのカウント数Mを1インクリメントして、ステップS12へ移行する。
ステップS12では、積算値Anm(An1, An2, An3, An4)をRAM5fに保存し、ステップS13へ移行する。
ステップS13では、積算値AnmのRAM5fへの保存開始からの経過時間teが設定時間(例えば、3分)になったか否かが判断され、NOの場合はステップS4へ戻り、YESの場合はステップS14へ移行する。
ステップS14では、各IDn(ID1, ID2, ID3, ID4, ID5)について、積算値Anmの和を計算し、ステップS15へ移行する。
ステップS15では、各IDnについての積算値Anmの和のうち、最大値のIDnをEEPROM5cに登録する。
ステップS16では、違うIDのカウント数Nを1インクリメントして、ステップS17へ移行する。
ステップS17では、IDnと積算値Anm(An1, An2, An3, An4)をRAM5fに保存し、ステップS13へ移行する。
[自動ID登録作用]
図4は実施例1装置の送信機A,B,C,Dからの1回の送信データを示す図であり、1回の送信データには、図4に示すように、送信間隔が不規則である8個送信データが含まれる。つまり、8個送信データの隣接する7個の間隔は、例えば、4sec,4sec,6sec,8sec,6sec,6sec,4secのように設定されている。そして、1個の送信データは、スタートビット、ファンクションコード、ID、プレッシャデータ、チェックサム等の各情報が含まれる。
図5は実施例1装置の送信機A,B,C,Dからの送信データのうち、他車輪及び自車の他ポジションの輪の送信データと、アンテナ付きチューナーに最も近いポジションの輪の送信データを示す図である。
ここで、例えば、送信機A,B,C,Dの位置とアンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)の位置とが、図1に示す位置関係にある場合で、アンテナ付きチューナー(2)が送信機A,B,C,Dからのデータを受信した場合を例にとり説明する。
アンテナ付きチューナー(2)が送信機A,C,Dからのデータを受信した場合には、自車の他ポジションの輪であることで、図5(a)に示すようなデータを受信することになる。よって、8データ分の積算値Anを計算すると、受信データのレベルが小さく、an−t<0、もしくは、ゼロに近く、連続8データ分のan−tの積算値Anも正で小さな値、あるいは、負の値となる。このため、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7→ステップS8へと進む流れとなり、ステップS8において、積算値Anが積算レベル判断用しきい値T以下と判断された場合、ステップS9へ移行し、アンテナ付きチューナー(2)が送信機A,C,Dから受信したデータのうち、An≦Tと判断されたデータは破棄される。
一方、アンテナ付きチューナー(2)が送信機Bからのデータを受信した場合には、チューナーに最も近いポジションの輪であることで、図5(b)に示すようなデータを受信することになる。よって、8データ分の積算値Anを計算すると、受信データのレベルが大きく、an−t>0で、連続8データ分のan−tの積算値Anは正の値となる。このため、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7→ステップS8へと進む流れとなり、ステップS8において、積算値Anが積算レベル判断用しきい値Tを超えていると判断され、ステップS10→ステップS11→ステップS12へと移行し、積算値AnmがRAM5fに保存される。
以上のような処理が図3のフローチャートのステップS13にて設定時間(例えば、3分)が経過するまで繰り返される。この繰り返し処理により、RAM5fには、タイヤ識別符号IDnと積算値Anmが保存されることになるが、アンテナ付きチューナー(2)に対し遠い位置関係にあるセンサからの送信データによるものであるほど少ない数による積算値Anmが保存される。
例えば、図6に示すように、左前輪1のタイヤ識別符号ID1については積算値A11,A12,A13が保存され、右前輪2のタイヤ識別符号ID2については積算値A21,A22,A23,A24が保存され、左後輪3のタイヤ識別符号ID3については積算値A31,A32が保存され、右後輪4のタイヤ識別符号ID4については積算値A41,A42,A43が保存され、スペアタイヤのタイヤ識別符号ID5については積算値A51が保存される。
ステップS13において、3分経過と判断され、次のステップS14へ進んで積算値Anmの和が計算されると、A21+A22+A23+A24が最大値となり、ステップS15では、アンテナ付きチューナー(2)が送信機Bから受信したデータである右前輪2のタイヤ識別符号ID2として自動登録される。
次に、効果を説明する。
実施例1のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 車両に装備された複数のタイヤ1,2,3,4のそれぞれに取り付けられ、各タイヤ空気圧を検出する圧力センサ10aを有し、少なくとも検出したタイヤ空気圧を各タイヤ個別のIDと共に無線信号にて送信する送信機A,B,C,Dと、車両側に取り付けられ、前記送信機A,B,C,Dからの無線信号を受信する受信手段と、前記各タイヤ1,2,3,4のIDをEEPROM5cへの記憶更新により登録するタイヤ識別符号登録手段と、を備えたタイヤ空気圧モニター装置において、前記受信手段を、複数のタイヤ1,2,3,4のそれぞれの近傍位置に、タイヤの数だけ設定したアンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)とし、前記タイヤ識別符号登録手段は、各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)にて複数のIDを受信した場合、IDと同時に受信される電波強度の大きさを測定し、測定した電波強度の大きさを比較することでIDを登録するように構成したため、タイヤ交換時あるいはローテーション時に微妙にタイヤ空気圧を設定する煩わしさを解消しながら、4輪の各位置と対応するID登録の確実性を向上させることができる。
(2) 前記タイヤ識別符号登録手段は、前記各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)毎に、複数の送信機A,B,C,Dからの電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい送信機が送信したIDを、各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)位置のIDとして登録するため、複数の送信機A,B,C,Dの電池電圧がほぼ一定である場合、正確にタイヤ識別符号を登録することができる。
ここで、複数の送信機A,B,C,Dの電池電圧がほぼ一定である場合とは、例えば、タイヤ交換(=送信機交換)がなされない場合や、タイヤのローテーションをした場合や、一部のタイヤが新たに交換されても同時に全ての送信機A,B,C,Dの電池を交換した場合、等をいう。
(3) アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)による受信レベルanを測定する受信レベル測定ステップS5と、1データ毎の受信レベル測定値anと受信レベル判断用しきい値tとの差である1データ受信レベル差(an−t)を計算する1データ受信レベル差計算ステップS6と、1データ受信レベル差(an−t)を複数の受信データ分積算した積算値Anを計算する積算値計算ステップS7と、を設け、前記タイヤ識別符号登録手段は、前記積算値Anが予め設定した積算レベル判断用しきい値Tより大きい場合に、その該当するIDを登録するようにしたため、一部のデータについて送信ロスや受信ロス等があっても、積算値判断によりID登録の確実性を向上させることができる。
(4) タイヤ識別符号登録手段は、積算値Anが積算レベル判断用しきい値Tより大きい場合に、タイヤ識別符号IDnと積算値Anmを一時的に保存し、設定時間te内で保存されている積算値Anmの総和が最大の場合に、その該当するタイヤ識別符号IDを登録する構成としたため、自車両が一時的にデータを送出する隣接車両と併走した場合等においても、蓄積データ判断によりID登録の確実性を向上させることができる。
(実施例2)
実施例2のタイヤ空気圧モニター装置は、1つの車輪のみを他の車輪よりも電池電圧が大きい送信機を有する新たなタイヤに交換した際、正確にタイヤ識別符号を登録できるようにした例である。なお、構成については、実施例1装置の図1および図2と同様であるので説明を省略する。また、送信機A,B,C,Dについては、送信機ID1,ID2,ID3,ID4といい、交換したタイヤの送信機をID5という。
次に、作用を説明する。
[自動ID登録処理]
図7は実施例2装置のタイヤ空気圧警報コントローラ5で実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(タイヤ識別符号登録手段)。
なお、ステップS1〜ステップS17は、図3のステップS1〜ステップS17に対応するので説明を省略する。
ステップS18では、ステップS15において、各IDnについての積算値Anmの和のうち、最大値のIDnがEEPROM5cに登録されるとき、登録されるIDnに同じものがあるか否かが判断され、YESの場合はステップS19へ移行し、NOの場合はエンドへ移行する。
ステップS19では、ステップS18で登録されるIDnに同じものがあるとの判断に基づき、同じIDを登録しようとしている輪位置の出力、つまり、同じIDを登録しようとしている送信機については、各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)が受信した複数の電波強度の大きさを比較し、ステップS20へ移行する。
ステップS20では、ステップS19での電波強度の比較により、各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)が受信した電波強度の中で最も大きい電波強度のチューナーを選択し、送信機IDをアンテナ付きチューナー位置のものとして登録し、ステップS21へ移行する。
ステップS21では、ステップS20にて登録されたIDのアンテナ付きチューナーを除く残りのアンテナ付きチューナー毎に、ID登録された送信機からの電波強度を除く残りの送信機から受信した電波強度を比較し、最も大きい電波強度を出す送信機IDを、各アンテナ付きチューナー位置のものとして登録し、ステップS18へ戻る。
[自動ID登録作用]
・送信機が交換されていないケース
送信機が交換されていないケースでは、図7のフローチャートにおいて、ステップS1〜ステップS15からステップS18→ENDへと進み、ステップS15において、各IDnについての積算値Anmの和のうち、最大値のIDnがEEPROM5cに登録される。
すなわち、図8に示すように、チューナー(1)は、送信機ID1〜ID4の出力値を比較して、最も大きい50dBμVの送信機ID1を選択する。同様に、チューナー(2)は、送信機ID1〜ID4の出力値を比較して、最も大きい50dBμVの送信機ID2を選択し、チューナー(3)は、送信機ID1〜ID4の出力値を比較して、最も大きい50dBμVの送信機ID3を選択し、チューナー(4)は、送信機ID1〜ID4の出力値を比較して、最も大きい50dBμVの送信機ID4を選択する。
・送信機が交換されたケース
これに対し、図9に示すように、例えば、送信機ID1を送信機ID5に変更した場合、交換した送信機ID5のみの電池電圧が、交換されていない他の送信機ID2,ID3,ID4の電池電圧より高くなり、これに伴って電波強度も高くなってしまう。
したがって、実施例1装置でのIDの登録方法のみでは、チューナー(1)は、送信機ID5,ID2,ID3,ID4の出力値を比較して最も大きい70dBμVの送信機ID5を選択する。しかし、残りのチューナー(2),(3),(4)も、送信機ID5,ID2,ID3,ID4の出力値を比較して最も大きい送信機ID5を選択してしまう。
よって、登録されるIDは全てが同じ送信機ID5となってしまうため、図7のフローチャートにおいて、ステップS15からステップS18→ステップS19→ステップS20→ステップS21へと進む流れとなる。つまり、ステップS19およびステップS20では、送信機ID1から交換された送信機ID5に着目し、チューナー(1)〜(4)の出力値を比較し、最大である70dBμVのチューナー(1)に送信機ID5を登録する。また、ステップS21では、残りのチューナー(2),(3),(4)については、送信機ID2,ID3,ID4の出力値を比較して最も大きいIDを選択する。
すなわち、図9に示すように、チューナー基準に代えて送信機基準とし、交換した送信機ID5について、チューナー(1)〜チューナー(4)の出力値を比較する。この比較結果、チューナー(1)が最も大きい出力で送信機ID5を測定していることから、送信機ID5はチューナー(1)に最も近いと判断することができる。ここで、同じIDは違う輪位置に登録できないことを前提とする。
次に、図9に示すように、チューナー(2)では残りの送信機ID2,ID3,ID4の中で出力値が最も大きい送信機ID2を選択し、チューナー(3)では残りの送信機ID2,ID3,ID4の中で出力値が最も大きい送信機ID3を選択し、チューナー(4)では残りの送信機ID2,ID3,ID4の中で出力値が最も大きい送信機ID4を選択することができる。
次に、効果を説明する。
実施例2のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、実施例1装置の(1),(2),(3),(4)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(5) 前記タイヤ識別符号登録手段は、前記各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)毎の比較により登録しようとするIDに同じIDがある場合、同じIDを登録しようとしているタイヤ位置の送信機については、複数のアンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)が受信した電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きいアンテナ付きチューナーの位置をIDとして登録し、登録されたIDを除くIDについては、登録された送信機とアンテナ付きチューナーを除き、残りの各アンテナ付きチューナー毎に、残りの送信機からの電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい送信機が送信したIDを、残りの各アンテナ付きチューナーのIDとして登録するため、タイヤ交換した1つの車輪の電池電圧が他の車輪の電池電圧より大きい場合に正確にIDを登録できる。
(実施例3)
実施例3のタイヤ空気圧モニター装置は、各送信機の電池電圧に関係なく、正確にタイヤ識別符号を登録できるようにした例である。なお、構成については、実施例1装置の図1および図2と同様であるので説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[自動ID登録処理]
図10は実施例3装置のタイヤ空気圧警報コントローラ5で実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(タイヤ識別符号登録手段)。
なお、ステップS1〜ステップS17は、図3のステップS1〜ステップS17に対応するので説明を省略する。
ステップS22では、例えば、図9に示されるような出力値表に基づき、各送信機毎に、出力値の大きさを比較し、ステップS23へ移行する。
ステップS23では、各送信機毎の出力値の比較で、最大出力値に対応するアンテナ付きチューナー位置(タイヤ位置)に対し送信機IDnをEEPROM5cに登録し、エンドへ移行する。
[自動ID登録作用]
各送信機の電池電圧がバラバラである場合、受信手段であるアンテナ付きチューナーを基準とし、電波強度の大きさが最大高さのものを選択してID登録しようとしても、そのまま近接の度合い表すものではなく、IDを誤登録するおそれがある。
これに対し、実施例3装置では、アンテナ付きチューナーに代え、送信機を基準とし、電波強度の大きさが最大高さのものを選択してID登録しようとするものであるため、例えば、図9に示す出力値表の場合、送信機ID5についてはチューナー(1)が選択され、送信機ID2についてはチューナー(2)が選択され、送信機ID3についてはチューナー(3)が選択され、送信機ID4についてはチューナー(4)が選択されるというように、各送信機の電池電圧のバラツキの影響を受けず、正確にIDを登録できる。
次に、効果を説明する。
実施例3のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、実施例1装置の(1)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(6) タイヤ識別符号登録手段は、前記各送信機毎に、複数のアンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)が受信した電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きいアンテナ付きチューナーの位置をIDとして登録するため、各送信機の電池電圧がバラバラである場合等、各送信機の電池電圧に関係なく、正確にIDを登録することができる。
(実施例4)
実施例4のタイヤ空気圧モニター装置は、走行中、他車(送信機を有する送信機を各タイヤに装着)が自車に接近する状況でも確実に自車のタイヤ識別符号を登録できるようにした例である。なお、構成については、実施例1装置の図1および図2と同様であるので説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[自動ID登録処理]
図11は実施例4装置のタイヤ空気圧警報コントローラ5で実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(タイヤ識別符号登録手段)。
ステップS41では、自車の各タイヤ1,2,3,4(以下、左前輪をFL、右前輪をFR、左後輪をRL、右後輪RRという。)位置に装着された各送信機からの電波の出力値マップ(データベース)を各送信機毎に予め記憶させておくと共に、他車のIDを一時的に記憶しておくエリアをクリアにしておき、ステップS42へ移行する。ここで、出力値マップ例として、左後輪位置に装着された送信機ID3の出力値マップを記載した。
ステップS42では、イグニッションスイッチがオンで、かつ、自車速が、例えば、5km/h以上であるか否かが判断され、YESの場合はステップS43へ移行し、NOの場合はステップS41へ戻り、ID登録モードに入らないようにする。この条件設定は、タイヤローテーションおよび送信機交換が行われない条件として設定している。
ステップS43では、受信回数tを初期値ゼロと設定し、ステップS44へ移行する。
ステップS44では、各送信機からのデータAを受信し、ステップS45へ移行する。
ステップS45では、データAのIDは記憶されている他車のIDと一致しているか否かを判断し、YESの場合はステップS50へ移行して受信したデータAを破棄する。NOの場合はステップS46へ移行する。
ステップS46では、ステップS45の判断によりデータAが他車IDでない場合、各位置のチューナーが受信したデータの出力値の中で最大値を示しているチューナー位置を選択し、現在受信しているIDが、選択したチューナー位置に有ると仮定して出力値マップを選択し、ステップS47へ移行する。
ステップS47では、ステップS46にて選択した出力値マップの範囲内に各チューナーで受信した送信機からの全ての出力値(電波強度レベル)が入っているか否かが判断され、YESの場合はステップS51へ移行し、NOの場合はステップS48へ移行する。
ステップS48では、他車の送信機と判断してデータAを破棄し、ステップS49へ移行する。
ステップS49では、データAのIDを他車IDとして記憶し、ステップS42へ戻る。ここで、他車IDとして記憶したものは、走行中はID登録の選択肢から外す。
ステップS51では、ステップS47での出力値マップの範囲内に各チューナーで受信した送信機からの全ての出力値が入っているとの判断に基づいて、これをID登録候補とし、ステップS52へ移行する。
ステップS52では、ステップS51にてID登録候補となった場合には、受信回数tを1カウントアップし、ステップS53へ移行する。
ステップS53では、受信回数tが2か否かが判断され、t=2の場合はステップS54へ移行し、t=1の場合はステップS42へ戻る。
ステップS54では、ステップS53にて2回登録候補になったことで、該当輪位置のID登録を完了し、ステップS55へ移行する。
ステップS55では、全4輪のID登録が完了したか否かを判断し、YESの場合はエンドへ移行してID登録を終了し、NOの場合はステップS42へ戻って同ルーチンを回す。
[自動ID登録作用]
実施例4装置での自動ID登録作用を説明するにあたって、図12に示すように、他車が自車の左後方から接近した場合を考える。
実施例1装置では、受信電波の出力が平均して大きいものを、自車のチューナーに最も近いIDとして判断するため、左後輪位置のチューナ(3)が、登録すべく自車ID3よりも他車ID5を大きい出力の電波であると判断した状態が一定時間続くと、タイヤ空気圧警報コントローラ5はID5を左後輪として登録してしまう可能性がある。これを回避するためには、確実に近接車両が自車から離れる時間を加味し、例えば、10分というような判断時間の設定を要する。
これに対し、実施例4装置では、例えば、図12に示すように、左後輪の近くに近接車両がきたときには、図11のフローチャートにおいて、ステップS41→ステップS42→ステップS43→ステップS44→ステップS45→ステップS46へと進む流れとなり、ステップS46では、左後輪位置のチューナ(3)が受信する電波強度は、他車の送信機ID5からの電波が最も大きいため、左後輪登録用の出力値マップ(図13の点線)を選択する。
しかし、図13の実線特性に示すように、他車ID5の出力値特性は、左後輪登録用の出力値マップの公差(2つの点線内)の範囲外となるため、ステップS46からステップS47→ステップS48→ステップS49へと進む流れとなり、ステップS48では他車の送信機と判断してデータAが破棄され、ステップS49では他車IDとして記憶し、この記憶した他車IDは走行中においてID登録の選択肢から外される。
なお、自車に対して接近車両が無い場合には、自車ID3の出力値特性は、左後輪登録用の出力値マップの公差(2つの点線内)の範囲内となるため、ステップS46からステップS47→ステップS51→ステップS52→ステップS53→ステップS42へと進む流れとなり、ID登録候補が2回繰り返されると、ステップS53からステップS54→ステップS55へと進み、全4輪のID登録を完了する。
すなわち、図13に示すような出力値マップを用いることで、ID送信機を有する他車が自車の接近してきた場合の問題を解決することができる。この出力値マップは、1つの送信機(例えば、左後輪位置にあるID3)から送信された電波を、各位置のチューナー(1),(2),(3),(4)が受信した出力値で4象限のマップにしたものである。この原理は、自車の固定されたチューナー(1),(2),(3),(4)と自車の装着された送信機は、相対位置がほぼ一定であることから、自車の送信機を受信した場合の出力値の平均値は、安定してほぼ一定値になることを利用したものである。
次に、効果を説明する。
実施例4のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、実施例1装置の(1)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(7) 前記タイヤ識別符号登録手段は、各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)にて受信した電波強度と、登録したIDを予めデータベース化し、前記各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)毎に受信した電波強度と前記データベースである出力値マップとを比較して、IDを登録するため、自車に接近した他車が走行してきた状況で、各アンテナ付きチューナー(1),(2),(3),(4)が間違って他車のIDを受信しても、電波強度と出力値マップとの比較により、確実に自車のIDを登録することができる。
以上、本発明のタイヤ空気圧モニター装置を実施例1〜実施例4に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では、設定時間te内で保存されている積算値Anmの総和が最大の場合に、その該当するタイヤ識別符号IDを登録する例を示したが、設定送信回数内で保存されている積算値Anmの総和が最大の場合に、その該当するタイヤ識別符号IDを登録する構成としても良い。
実施例1のタイヤ空気圧モニター装置が適用された車両を示す全体図である。 実施例1のタイヤ空気圧モニター装置を示す詳細図である。 実施例1装置のタイヤ空気圧警報コントローラで実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1装置の送信機A,B,C,Dからの1回の送信データを示す図である。 実施例1装置のアンテナ付きチューナーが受信する受信データ例を示す図である。 実施例1装置のタイヤ空気圧警報コントローラのRAM内の保存データ例を示す図である。 実施例2装置のタイヤ空気圧警報コントローラで実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートである。 送信機が交換されていないケースでの各送信機の各チューナーでの出力値を示す表である。 送信機が交換されたケースでの各送信機の各チューナーでの出力値を示す表である。 実施例3装置のタイヤ空気圧警報コントローラで実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートである。 実施例4装置のタイヤ空気圧警報コントローラで実行される各タイヤの自動ID登録処理の流れを示すフローチャートである。 自車の左後方から他車が接近した状況を示す図である。 左後輪の送信機ID3における出力値マップを示す図である。
符号の説明
1 左前輪タイヤ
2 右前輪タイヤ
3 左後輪タイヤ
4 右後輪タイヤ
A,B,C,D 送信機
(1),(2),(3),(4) アンテナ付きチューナー(受信手段)
5 タイヤ空気圧警報コントローラ
5c EEPROM
5f RAM
6 ディスプレイ
7 空気圧低下ワーニングランプ
10a 圧力センサ
10b 遠心力スイッチ
10c ASIC
10d 発信子
10e 送信アンテナ
11a 受信アンテナ
11b チューナー

Claims (4)

  1. 車両に装備された複数のタイヤのそれぞれに取り付けられ、各タイヤ空気圧を検出する圧力センサを有し、少なくとも検出したタイヤ空気圧を各タイヤ個別のタイヤ識別符号と共に1つの送信データを構成して送信する送信機と、
    車両側に取り付けられ、前記送信機からの無線信号を受信する受信手段と、
    前記各タイヤのタイヤ識別符号をメモリへの記憶更新により登録するタイヤ識別符号登録手段と、
    を備えたタイヤ空気圧モニター装置において、
    前記受信手段を、複数のタイヤのそれぞれの近傍位置に、タイヤの数だけ設定し、
    前記送信機は、1回の送信で複数個の前記送信データを送信し、
    前記タイヤ識別符号登録手段は、各受信手段にて前記複数個の送信データを受信した場合、前記複数個の送信データの電波強度を測定し、測定した電波強度を各受信手段毎に比較することでタイヤ識別符号を登録し、前記各受信手段毎の比較により登録しようとするタイヤ識別符号に同じタイヤ識別符号がある場合、同じタイヤ識別符号を登録しようとしているタイヤ位置の送信機については、複数の受信手段が受信した電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい受信手段の位置をタイヤ識別符号として登録し、登録されたタイヤ識別符号を除くタイヤ識別符号については、登録された送信機と受信手段を除き、残りの各受信手段毎に、残りの送信機からの電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい送信機が送信したタイヤ識別符号を、残りの各受信手段のタイヤ識別符号として登録することを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。
  2. 請求項1に記載されたタイヤ空気圧モニター装置において、
    前記タイヤ識別符号登録手段は、前記各受信手段毎に、複数の送信機からの電波強度の大きさを比較し、電波強度の大きさが最も大きい送信機が送信したタイヤ識別符号を、各受信手段のタイヤ識別符号として登録することを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたタイヤ空気圧モニター装置において、
    前記受信手段による受信レベルを測定する受信レベル測定手段と、
    1データ毎の受信レベル測定値と受信レベル判断用しきい値との差を計算する1データ受信レベル差計算手段と、
    1データ受信レベル差を複数の受信データ分積算した積算値を計算する積算値計算手段と、を設け、
    前記タイヤ識別符号登録手段は、前記積算値が予め設定した積算レベル判断用しきい値より大きい場合に、その該当するタイヤ識別符号を登録することを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。
  4. 請求項3に記載されたタイヤ空気圧モニター装置において、
    前記タイヤ識別符号登録手段は、積算値が積算レベル判断用しきい値より大きい場合に、タイヤ識別符号と積算値を一時的に保存し、設定時間内または設定送信回数内で保存されている積算値の総和が最大の場合に、その該当するタイヤ識別符号を登録することを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。
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