JP4058942B2

JP4058942B2 - Discharge lamp lighting device

Info

Publication number: JP4058942B2
Application number: JP2001401607A
Authority: JP
Inventors: 文俊長崎; 公策有田
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 2001-12-28
Filing date: 2001-12-28
Publication date: 2008-03-12
Anticipated expiration: 2021-12-28
Also published as: JP2003203517A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は放電灯点灯装置に関するものであり、ＨＩＤバルブを用いた自動車の前照灯点灯装置に特に適するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図１０に従来のＨＩＤ点灯装置の構成を示す。図中、１はＨＩＤバルブ点灯用ソケット部、２はシールドメッシュ、３は放電灯点灯用のインバータ回路を収納した金属製ケースボディである。シールドメッシュ２の内側にバルブ出力線は配線される。金属製ケースボディ３の上面を覆う金属製フランジ４には、バルブ出力線を接続するための出力コネクタ５が設けられており、バルブ出力線は輻射ノイズ低減用のシールドメッシュ２にて完全に覆われた状態でＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１に接続され、その一方の端部は出力コネクタ５に接続される。その際、出力コネクタ５はシールドメッシュ２と金属製フランジ４を機械的に接触させて嵌合させる構造となっている。この構造はバルブ出力線を出力コネクタ５に固定する機能と、シールドメッシュ２が電源グランドと電気的に接続される金属製ケースボディ３に接触し、アース接続される機能を一体化している。６は電源コネクタである。
【０００３】
バルブ出力線を覆うシールドメッシュ２は出力コネクタ５を支点として自由に動く構造となっているが、金属製フランジ４からの出力線の高さ制約や抑制が要求されると、管理することが困難となる。また実使用時にＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１やシールドメッシュ２に振動など外的ストレスが継続負荷される際、シールドメッシュ２に覆われたバルブ出力線根元及び出力コネクタ５にもストレスが集中的に加わり、コネクタの変形、コネクタのリード端子の半田面クラックやシールドメッシュ２のほつれ、切断が生じる可能性がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来例で説明したように、ＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１とインバータブロックの出力コネクタ５の間を、シールドメッシュ２にて完全に覆われたバルブ出力線にて接続されたＨＩＤ点灯装置において、ＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１及びシールドメッシュ２に外部からの振動などのストレスが継続負荷された際、出力コネクタ５及びシールドメッシュ２の根元にストレスが加わり、出力コネクタ５の変形、シールドメッシュ２のほつれ、切断の発生する可能性がある。また、金属製ケースボディ３からのシールドメッシュ２の高さ制約（固定範囲）や抑えが要求される際、その高さ管理や固定方法が別途必要となり、部品追加、コストアップにつながる。
【０００５】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、シールドメッシュに覆われた出力線を介してソケット部に電力供給する放電灯点灯装置において、外部からの振動など継続的負荷が加えられた際、出力線の導出部及びシールドメッシュの根元に加えられるストレスを低減し、またシールドメッシュの高さ制約や抑えなどの要求を満足し、さらに出力線の全てをシールドメッシュにて覆わない状態においても、輻射ノイズを増加させない構造を提案することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の放電灯点灯装置によれば、上記の課題を解決するために、図１に示すように、電源グランドと電気的に接続される金属製筐体（金属製ケースボディ３及び金属製フランジ４）と、この金属製筐体に内蔵された放電灯点灯用のインバータ回路と、このインバータ回路により点灯される放電灯を装着されるソケット部１と、前記インバータ回路の出力端から前記ソケット部１に配線される複数の出力線７と、前記複数の出力線７を覆うシールドメッシュ２とを備え、前記金属製筐体の表面には前記インバータ回路の出力端から前記複数の出力線７を引き出す出力線導出部を備え、前記シールドメッシュ２は前記金属製筐体表面の出力線導出部から引き出された出力線７が略最短で筐体表面に接触するまでの区間を除いて前記ソケット部１から前記筐体表面までの区間は前記出力線７を覆うと共に前記筐体表面に接触する部分を金属製固定治具８により前記筐体表面に固定されていることを特徴とするものである。
【０００７】
請求項２の発明によれば、前記出力線導出部は、図１または図３に示すように、複数の出力線７を前記筐体表面に対して水平または垂直方向に引き出されるコネクタ５よりなることを特徴とするものである。
請求項３の発明によれば、前記出力線導出部から引き出された出力線７が略最短で筐体表面に接触するまでの区間が、図４及び図５に示すように、前記シールドメッシュ２よりも太さが細い第２のシールドメッシュ２’で覆われていることを特徴とするものである。
請求項４の発明によれば、前記金属製固定治具８は前記金属製筐体と電気的に接続されていることを特徴とするものである。
請求項５の発明によれば、前記ソケット部１は周囲を金属部材９により覆われており、この金属部材９の表面における前記シールドメッシュ２と接続される部分の近傍と放電灯を組み込む灯体の金属部との間が、図６に示すように、弾性を有する板状の金属製構造物１２にて接続されていることを特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
（実施形態１）
図１は本発明の実施形態１の全体構成を示す斜視図であり、図２は本実施形態の要部構成を示す側面図である。インバータ回路を収納する金属製筐体は、金属製ケースボディ３及びその蓋となる金属製フランジ４よりなる。バルブ出力線７は図１の構造では金属製フランジ４の表面に対して垂直方向に引き出されているが、図３に示すようにバルブ出力線７がフランジ４の表面に対して水平方向に引き出される構造であっても良い。金属製ケースボディ３には電源コネクタ６が設けられている。電源コネクタ６は、車載用バッテリーのような直流電源に接続される。金属製ケースボディ３は電源グランドと電気的に接続されている。また、金属製ケースボディ３と金属製フランジ４は電気的に接触しており、同一電位（共にグランド電位）である。フランジ４の表面には出力コネクタ５が設けられている。この出力コネクタ５から配線されるバルブ出力線７が、ＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１と接続される。ＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１はイグナイタ内蔵ソケットで構成されており、そのイグナイタ内蔵部分は金属製カバー９で覆われている。
【０００９】
この実施形態では、出力コネクタ５から引き出されたバルブ出力線７が略最短（つまり実質的に最短）で筐体表面（ここではフランジ４の表面）に接触するまでの区間をバルブ出力線剥ぎ出し区間とし、それ以降のＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１までの全区間をシールドメッシュ２で覆う。シールドメッシュ２の一方の端部をソケット部１の金属製カバー９に接続し、他方のシールドメッシュ端部表面は金属製クランプ治具８でかしめてフランジ４の表面に接触させ、ネジなどで確実に固定させている。図中、Ｎはネジなどで固定する部分である。金属製クランプ治具８をかしめる部分は、バルブ出力線７の外被を傷つけることを防止するために、バルブ出力線７を覆うようにゴム製グロメットを被せて、その上にシールドメッシュ２を配置する。このように、出力コネクタ５から金属製クランプ治具８にて締結するシールドメッシュ端部までの間のバルブ出力線７をシールドメッシュ無しとすることにより、配線の太さを細くすることが可能となる。これにより、特にフランジ４より垂直方向にバルブ出力線７が配線される構造仕様においては、図２に示すように、フランジ４の表面からのバルブ出力線高さｈを低く抑制することができる。
【００１０】
また、シールドメッシュ端部に金属製クランプ治具８をかしめた構造により、その部分を電源グランドと電気的に接続されるケースボディ３、フランジ４のいずれかの箇所に接触させることにより、場所の規制なくシールドメッシュ２を安定電位に落とすことができる。すなわち、シールドメッシュ２と接続される金属製クランプ治具８は、フランジ４またはケースボディ３の一箇所以上、自由な場所を選んで、電源グランドと導通状態とすることができる。このように、金属製クランプ治具８がケースボディ３を介して電源グランドと導通状態であることにより、バルブ出力線７のすべてをシールドメッシュ２にて覆う場合と輻射ノイズ性能を同等にできる。さらにイグナイタ内蔵ソケット部１が外部より振動を受けた場合、シールドメッシュ端部を金属製クランプ治具８にてかしめ、フランジ４に固定した部分により外的ストレスを吸収して、バルブ出力線７の根元及びインバータの出力コネクタ５などに加わるストレスを低減させ、シールドメッシュ２や出力コネクタ５などの部品の破損を防止できる。
【００１１】
なお、インバータブロックからバルブ出力線７を引き出す出力線導出部の構造は必ずしも出力コネクタ５のみに限定されるものではなく、例えば金属製筐体の表面に設けた貫通孔（開口部）から出力線が導出されているような構造であっても良い。また、金属製クランプ治具８の形状についても特に限定されるものではないが、例えば長手方向の両端（または一端）に固定用ネジの貫通孔を有する金属製のバンドをＵ字状（またはＪ字状）に曲げてその凹部にシールドメッシュ２で覆われた出力線７を収納した状態で外側から加圧して、かしめるような構造などを用いることができる。
【００１２】
（実施形態２）
図４は本発明の実施形態２の全体構成を示す斜視図であり、図５は本実施形態の要部構成を示す側面図である。この実施形態では、筐体表面の出力コネクタ５から引き出されたバルブ出力線７が略最短で筐体表面（ここではフランジ４の表面）に接触するまでの区間をバルブ出力線剥ぎ出し区間とせずに、第２のシールドメッシュ２’にて覆う構造としたことを特徴とする。第２のシールドメッシュ２’は金属製クランプ治具８に接触すると共にフランジ４の表面にも接触することにより電源グランドと電気的に接続状態とされる。その他の構成は図１及び図２の実施形態と同様であり、出力コネクタ５から引き出されたバルブ出力線７が略最短で筐体表面に接触するまでの区間を除いてＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１までの全区間は実施形態１と同様のシールドメッシュ２にて覆われている。ここで、第２のシールドメッシュ２’は、ＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１までの残りの全区間を覆うシールドメッシュ２とは異なる編組が少なく端面の細い仕様のシールドメッシュを使用する。これにより、図５に示すようにフランジ表面からのバルブ出力線高さＨを低く抑制することができる。図５の構造では、出力コネクタ５から引き出されたバルブ出力線７が第２のシールドメッシュ２’で覆われている分、図２の構造に比べるとフランジ表面からのバルブ出力線高さが若干高くなる（Ｈ＞ｈとなる）が、第２のシールドメッシュ２’はＨＩＤバルブ点灯用ソケット部１までの区間を覆うシールドメッシュ２よりも太さが細いので、バルブ出力線高さの増加は最小限に抑えることができる。その一方、輻射ノイズの低減効果については、第２のシールドメッシュ２’が金属製クランプ治具８やフランジ４の表面に接触しており、電源グランドと導通状態であることにより、バルブ出力線７のすべてをシールドメッシュにて覆う場合と同等の効果を期待できる。
【００１３】
（実施形態３）
図６は本発明の実施形態３の要部構成を示す側断面図である。金属製筐体に収納されたインバータブロックについては図示を省略しているが、図１、図３、図４のいずれの構造のものを用いても良い。この実施形態では、ＨＩＤバルブ点灯用イグナイタ内蔵ソケット部１の周囲を覆う金属製カバー９の表面とＨＩＤバルブ１０を組み込む灯体１１の金属部との間を、板やバネ状の金属製構造物１２にて電気的に接続させている。その際、灯体１１の金属部と金属製構造物１２にて接続される金属製カバー９の接続位置は、シールドメッシュ２が接続される近傍とする。これにより灯体１１の金属部をシールドメッシュ２、金属製フランジ４、金属製ケースボディ３を介して、電位の安定する電源グランドへ電気的に接続することができ、ＨＩＤバルブ１０からの高周波輻射ノイズを低減させることができる。
【００１４】
このように、ＨＩＤバルブ１０を組み込む灯体１１の金属部に取り付けられた、板やバネ状の金属製構造物１２（リード線でないもの）を、イグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９のシールドメッシュ２の接続部に近い箇所に接触させることにより、その金属製構造物１２が無い状態またはリード線によるアース接続を施した状態に比べて、特にＦＭ放送の周波数帯域を含むＶＨＦ帯域（３０〜３００ＭＨｚ）の輻射ノイズレベルを低減することが可能となる。
【００１５】
この構造はバルブ１０からの輻射ノイズを低減するために、灯体１１の金属部を可能な限り最短距離にてインバータブロックの電源グランドへ接続し、灯体自身の電位を安定させることを目的とする。そのため、灯体１１からの金属製構造物１２は、電源グランドにつながるシールドメッシュ２が接続される部分に近い場所でイグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９に接触させることにより安定電位を確保することが可能となる。
【００１６】
本発明者らは、図７に示すように、灯体１１の金属部と金属製構造物１２にて接続されるソケット部１の金属製カバー９の接続位置を▲１▼，▲２▼，▲３▼のように変えたときに、輻射ノイズレベルがどのように変化するかを測定した。その結果を表１に示す。この測定データによれば、イグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９におけるシールドメッシュ２の接続された部分により近い箇所に、灯体１１の金属部に取り付けられた板状またはバネ状の金属製構造物１２を接触させた場合、輻射ノイズレベルは低くなる（改善される）傾向となる。
【００１７】
【表１】

【００１８】
表１について説明すると、各接続位置▲１▼〜▲３▼における表中の値は雑音レベル低減率（％）であり、例えば、数値が７０（％）であれば、リード線による灯体アース接続あり（基準）の状態より雑音レベル値が７０％低減されることを意味する。雑音レベルはＶＨＦ帯域（３０〜３００ＭＨｚ）を７つの帯域に分けて測定した。一例として、国内のＦＭ放送の周波数帯域である７０〜９０ＭＨｚについての測定結果を説明すると、イグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９の下面（図７の▲１▼で示す位置）で接触させた場合には、リード線による灯体アース接続あり（基準）の状態より雑音レベル値が２７．１％低減された。また、イグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９の側面下（図７の▲２▼で示す位置）で接触させた場合には、リード線による灯体アース接続あり（基準）の状態より雑音レベル値が４６．７％低減された。また、イグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９の上面（図７の▲３▼で示す位置）で接触させた場合には、リード線による灯体アース接続あり（基準）の状態より雑音レベル値が５０．０％低減された。
【００１９】
他の周波数帯域についても、金属製構造物１２によりイグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９と灯体１１の金属部を接触させる位置を図７の▲１▼→▲２▼→▲３▼のように変化させると、雑音レベルの低減率が異なり、殆どの周波数帯域で、▲１▼よりは▲２▼、▲２▼よりは▲３▼の接続位置の方が雑音レベル低減効果が高いことが分かった。以上の実験結果を踏まえて、この実施形態では、図６に示すように、▲３▼の接続位置で板バネのような金属製構造物１２を用いてイグナイタ内蔵ソケット部１の金属製カバー９と灯体１１の金属部を接触させている。
【００２０】
最後に、実施形態１〜３において、放電灯点灯装置を構成する回路について簡単に説明する。図８は放電灯点灯装置の全体構成を示すブロック図である。図中、１３はインバータブロックであり、上述の金属製ケースボディ３と金属製フランジ４で構成された金属製筐体の内部に、入力部ノイズフィルタ１４、ＤＣ／ＤＣコンバータ１５、矩形波インバータ１６、出力部ノイズフィルタ１７、昇圧回路（イグナイタ電源部）１８を収納している。このインバータブロック１３では、入力部ノイズフィルタ１４を介してＤＣ／ＤＣコンバータ１５により入力電圧（１２〜１４Ｖ）をランプ電圧（直流電圧８５Ｖ）に昇圧する。この電圧を矩形波インバータ１６により低周波矩形波電圧に変換し、出力部ノイズフィルタ１７、イグナイタ内蔵ソケット１を介してＨＩＤバルブ（高輝度放電ランプ）１０に供給する。
【００２１】
ここで、ＤＣ／ＤＣコンバータ１５と矩形波インバータ１６の具体回路構成例を図９に示す。ＤＣ／ＤＣコンバータ１５は、フライバックトランスＴ１を備え、スイッチング素子Ｑ１がＯＮすることにより、直流電源ＥからフライバックトランスＴ１の１次巻線に電流ｉ１を流し、スイッチング素子Ｑ１がオフすると、フライバックトランスＴ１に蓄積されたエネルギーを、フライバックトランスＴ１の２次巻線からの電流ｉ２としてダイオードＤ１を介してコンデンサＣ１及びコンデンサＣ１に並列に接続された負荷回路に供給する。これより昇圧された電圧Ｖ２（直流電圧８５Ｖ）が発生する。このときのスイッチング素子Ｑ１のスイッチング周波数はバルブ安定点灯時に約１２０ＫＨｚとする。さらに、この昇圧された電圧Ｖ２（直流電圧８５Ｖ）を矩形波インバータ１６により低周波矩形波電圧に変換する。ＤＣ／ＤＣコンバータ１５のスイッチング素子Ｑ１と矩形波インバータ１６のスイッチング素子Ｑ２〜Ｑ５は制御回路１９によりＯＮ／ＯＦＦを制御されている。矩形波インバータ１６では、スイッチング素子Ｑ２，Ｑ５がＯＮでスイッチング素子Ｑ３，Ｑ４がＯＦＦの状態と、スイッチング素子Ｑ２，Ｑ５がＯＦＦでスイッチング素子Ｑ３，Ｑ４がＯＮの状態とを約２７０Ｈｚで切り替えることにより、低周波矩形波電圧を出力する。ＤＣ／ＤＣコンバータ１５の出力はイグナイタを通してＨＩＤバルブ１０の両端に供給されて、バルブ点灯可能となる。バルブ安定点灯時の各特性値は、ランプ電圧：８５Ｖ、ランプ電流：０．４１Ａ、ランプ電力：３５Ｗとなる。なお、図８と図９の回路構成は例示であり、これらに限定されるものではないことは言うまでもない。
【００２２】
【発明の効果】
請求項１の発明によれば、金属製筐体表面の出力線導出部から引き出された出力線が略最短で筐体表面に接触するまでの区間はシールドメッシュで覆われていないので、金属製筐体から引き出される出力線の高さを低く抑えることができる。また、出力線の前記筐体表面に接触する部分を金属製固定治具により前記筐体表面に固定したので、ソケット部からの振動が出力線導出部や出力線の根元にストレスとして加わることを防止できる。
請求項２の発明によれば、シールドメッシュに振動等が加わっても金属製固定治具によりシールドメッシュを固定していることにより、出力線の露出した部分に振動が加わることを防止でき、この出力線につながるコネクタを保護することができる。
請求項３の発明によれば、金属製筐体表面の出力線導出部から引き出された出力線が略最短で筐体表面に接触するまでの区間は、ソケット部までの残りの区間を覆うシールドメッシュよりも太さが細い第２のシールドメッシュで覆われているので、金属製筐体から引き出される出力線の高さの増加を抑えながら、輻射ノイズを一層低減できる。
請求項４の発明によれば、前記金属製固定治具が前記金属製筐体と電気的に接続されているので、バルブ出力線のすべてをシールドメッシュにて覆う場合と輻射ノイズ性能を同等とすることができる。
請求項５の発明によれば、弾性を有する板状の金属製構造物にてソケット部の金属部材と、放電灯を組み込む灯体の金属部との間が接続されており、その接続位置をソケット部のシールドメッシュと接続される部分の近傍としたことにより、灯体の金属部を最短距離で安定電位に接続することができ、これにより輻射ノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態１の全体構成を示す斜視図である。
【図２】本発明の実施形態１の要部構成を示す側面図である。
【図３】本発明の実施形態１の一変形例の全体構成を示す斜視図である。
【図４】本発明の実施形態２の全体構成を示す斜視図である。
【図５】本発明の実施形態２の要部構成を示す側面図である。
【図６】本発明の実施形態３の要部構成を示す側断面図である。
【図７】本発明の輻射ノイズ低減効果に関する実験の説明のための斜視図である。
【図８】本発明の実施形態１、２、３の点灯装置のブロック回路図である。
【図９】本発明の実施形態１、２、３の点灯装置の具体回路図である。
【図１０】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
１ソケット部
２シールドメッシュ
３金属製ケースボディ
４金属製フランジ
５出力コネクタ
６電源コネクタ
７バルブ出力線
８金属製クランプ治具
９金属製カバー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a discharge lamp lighting device, and is particularly suitable for a vehicle headlamp lighting device using an HID bulb.
[0002]
[Prior art]
FIG. 10 shows a configuration of a conventional HID lighting device. In the figure, 1 is a socket part for lighting an HID bulb, 2 is a shield mesh, and 3 is a metal case body containing an inverter circuit for lighting a discharge lamp. A valve output line is wired inside the shield mesh 2. The metal flange 4 covering the upper surface of the metal case body 3 is provided with an output connector 5 for connecting a valve output line. The valve output line is completely covered with a shield mesh 2 for reducing radiation noise. In this state, the socket is connected to the HID bulb lighting socket 1 and one end thereof is connected to the output connector 5. At that time, the output connector 5 has a structure in which the shield mesh 2 and the metal flange 4 are mechanically contacted and fitted. This structure integrates the function of fixing the valve output line to the output connector 5 and the function of connecting the shield mesh 2 to the metal case body 3 that is electrically connected to the power supply ground and being grounded. Reference numeral 6 denotes a power connector.
[0003]
The shield mesh 2 covering the valve output line has a structure that freely moves with the output connector 5 as a fulcrum, but it is difficult to manage when the height restriction or suppression of the output line from the metal flange 4 is required. It becomes. In addition, when external stress such as vibration is continuously applied to the HID bulb lighting socket 1 and the shield mesh 2 during actual use, stress is concentrated on the valve output line root and the output connector 5 covered with the shield mesh 2. In addition, deformation of the connector, cracks on the solder surface of the lead terminals of the connector, fraying of the shield mesh 2, and cutting may occur.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described in the conventional example, in the HID lighting device in which the HID bulb lighting socket unit 1 and the output connector 5 of the inverter block are connected by the bulb output line completely covered with the shield mesh 2, When stress such as vibration from the outside is continuously applied to the bulb lighting socket 1 and the shield mesh 2, stress is applied to the roots of the output connector 5 and the shield mesh 2, deformation of the output connector 5, fraying of the shield mesh 2. There is a possibility of disconnection. Further, when the height restriction (fixing range) and restraint of the shield mesh 2 from the metal case body 3 are required, the height management and fixing method are separately required, which leads to the addition of parts and the cost increase.
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and in a discharge lamp lighting device that supplies power to a socket part via an output line covered with a shield mesh, a continuous load such as external vibration is applied. The stress applied to the output line lead-out part and shield mesh root is reduced, the requirements for height restriction and suppression of the shield mesh are satisfied, and all the output lines are not covered with the shield mesh. The problem is to propose a structure that does not increase radiation noise.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the discharge lamp lighting device of claim 1, in order to solve the above-described problem, as shown in FIG. 1, a metal housing (metal case body 3 and metal) that is electrically connected to the power ground. A flange 4), an inverter circuit for lighting a discharge lamp built in the metal casing, a socket portion 1 to which a discharge lamp lit by the inverter circuit is mounted, and the socket from the output end of the inverter circuit A plurality of output lines 7 wired to the section 1 and a shield mesh 2 covering the plurality of output lines 7, and the plurality of output lines 7 from the output end of the inverter circuit on the surface of the metal casing. The shield mesh 2 includes the socket except for a section where the output line 7 drawn out from the output line lead-out portion on the surface of the metal casing comes into contact with the housing surface in a shortest time. Part Section up to the casing surface from is characterized in that it is fixed to the housing surface by a metal fixture 8 parts in contact with the housing surface covering the output line 7.
[0007]
According to the invention of claim 2, the output line lead-out portion comprises a connector 5 that draws a plurality of output lines 7 in a horizontal or vertical direction with respect to the housing surface, as shown in FIG. 1 or FIG. It is characterized by this.
According to the invention of claim 3, as shown in FIGS. 4 and 5, the section until the output line 7 drawn out from the output line lead-out portion comes into contact with the surface of the housing in the shortest time is the shield mesh 2. It is characterized by being covered with a second shield mesh 2 ′ having a smaller thickness.
According to a fourth aspect of the present invention, the metal fixing jig 8 is electrically connected to the metal casing.
According to the invention of claim 5, the socket portion 1 is covered with the metal member 9, and the vicinity of the portion connected to the shield mesh 2 on the surface of the metal member 9 and the lamp body incorporating the discharge lamp. As shown in FIG. 6, a plate-like metal structure 12 having elasticity is connected to the metal portion.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a perspective view showing the overall configuration of the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a side view showing the main configuration of the present embodiment. The metal housing that houses the inverter circuit includes a metal case body 3 and a metal flange 4 that serves as a lid. The valve output line 7 is drawn in a direction perpendicular to the surface of the metal flange 4 in the structure of FIG. 1, but the valve output line 7 is drawn out in a horizontal direction to the surface of the flange 4 as shown in FIG. It may be a structure. The metal case body 3 is provided with a power connector 6. The power connector 6 is connected to a DC power source such as a vehicle battery. The metal case body 3 is electrically connected to the power supply ground. In addition, the metal case body 3 and the metal flange 4 are in electrical contact and have the same potential (both ground potential). An output connector 5 is provided on the surface of the flange 4. A valve output line 7 wired from the output connector 5 is connected to the socket part 1 for lighting the HID bulb. The socket part 1 for lighting the HID bulb is composed of an igniter built-in socket, and the igniter built-in part is covered with a metal cover 9.
[0009]
In this embodiment, the valve output line is stripped from the section until the valve output line 7 drawn out from the output connector 5 comes into contact with the surface of the housing (here, the surface of the flange 4) in a substantially shortest (that is, substantially shortest). The section is covered and the entire section up to the socket part 1 for lighting the HID bulb thereafter is covered with the shield mesh 2. One end of the shield mesh 2 is connected to the metal cover 9 of the socket 1, and the other shield mesh end surface is caulked with a metal clamp jig 8 and brought into contact with the surface of the flange 4, and secured with screws or the like. It is fixed to. In the figure, N is a portion fixed with a screw or the like. In order to prevent the outer cover of the valve output line 7 from being damaged, the portion for crimping the metal clamp jig 8 is covered with a rubber grommet so as to cover the valve output line 7, and the shield mesh 2 is placed thereon. Deploy. As described above, the valve output line 7 between the output connector 5 and the shield mesh end portion to be fastened by the metal clamp jig 8 is made free of the shield mesh, so that the thickness of the wiring can be reduced. Become. Thereby, especially in the structural specification in which the valve output line 7 is wired in a direction perpendicular to the flange 4, the valve output line height h from the surface of the flange 4 can be kept low as shown in FIG. 2.
[0010]
Further, the metal clamp jig 8 is caulked at the end of the shield mesh, and the portion is brought into contact with either the case body 3 or the flange 4 that is electrically connected to the power supply ground. The shield mesh 2 can be dropped to a stable potential without restriction. In other words, the metal clamp jig 8 connected to the shield mesh 2 can be in a conductive state with the power supply ground by selecting one or more flanges 4 or the case body 3 at any free place. Thus, since the metal clamp jig 8 is in a conductive state with the power supply ground via the case body 3, the radiation noise performance can be made equal to the case where the entire valve output line 7 is covered with the shield mesh 2. Further, when the socket portion 1 with a built-in igniter receives vibration from the outside, the shield mesh end portion is caulked with a metal clamp jig 8, and external stress is absorbed by the portion fixed to the flange 4, so that the valve output line 7 Stress applied to the root and the output connector 5 of the inverter can be reduced, and damage to parts such as the shield mesh 2 and the output connector 5 can be prevented.
[0011]
Note that the structure of the output line lead-out portion that pulls out the valve output line 7 from the inverter block is not necessarily limited to the output connector 5 alone. For example, the output line extends from a through hole (opening) provided on the surface of the metal housing. It may be a structure in which is derived. The shape of the metal clamp jig 8 is not particularly limited. For example, a metal band having through holes for fixing screws at both ends (or one end) in the longitudinal direction is U-shaped (or J For example, a structure in which the output line 7 covered with the shield mesh 2 is accommodated in the concave portion and pressed from the outside and caulked can be used.
[0012]
(Embodiment 2)
FIG. 4 is a perspective view showing the overall configuration of the second embodiment of the present invention, and FIG. 5 is a side view showing the main configuration of the present embodiment. In this embodiment, the section until the valve output line 7 drawn out from the output connector 5 on the surface of the casing comes into contact with the casing surface (the surface of the flange 4 in this case) in the shortest time is not defined as the valve output line stripping section. Further, the structure is characterized in that it is covered with a second shield mesh 2 ′. The second shield mesh 2 ′ is electrically connected to the power supply ground by contacting the metal clamp jig 8 and also contacting the surface of the flange 4. Other configurations are the same as those of the embodiment of FIGS. 1 and 2, and the HID bulb lighting socket portion except for the section where the valve output line 7 drawn out from the output connector 5 comes into contact with the surface of the housing in the shortest time. All sections up to 1 are covered with the same shield mesh 2 as in the first embodiment. Here, the second shield mesh 2 ′ uses a shield mesh having a narrow end face with few braids different from the shield mesh 2 covering the entire remaining section up to the socket part 1 for lighting the HID bulb. Thereby, as shown in FIG. 5, the valve output line height H from the flange surface can be suppressed low. In the structure of FIG. 5, the valve output line 7 drawn from the output connector 5 is covered with the second shield mesh 2 ′, so that the valve output line height from the flange surface is slightly higher than that of the structure of FIG. 2. Although it becomes higher (H> h), the second shield mesh 2 'is thinner than the shield mesh 2 that covers the section up to the socket part 1 for lighting the HID bulb, so the increase in the valve output line height is Can be minimized. On the other hand, regarding the effect of reducing the radiation noise, the second shield mesh 2 ′ is in contact with the surface of the metal clamp jig 8 and the flange 4 and is in a conductive state with the power supply ground. The same effect as when covering all of the above with a shield mesh can be expected.
[0013]
(Embodiment 3)
FIG. 6 is a side cross-sectional view showing the main configuration of Embodiment 3 of the present invention. Although the illustration of the inverter block housed in the metal casing is omitted, the inverter block having any structure of FIGS. 1, 3, and 4 may be used. In this embodiment, a plate or spring-like metal structure is provided between the surface of the metal cover 9 that covers the periphery of the socket portion 1 with the HID bulb lighting igniter and the metal portion of the lamp body 11 incorporating the HID bulb 10. 12 is electrically connected. In that case, the connection position of the metal cover 9 connected by the metal part of the lamp body 11 and the metal structure 12 is set to the vicinity where the shield mesh 2 is connected. As a result, the metal portion of the lamp body 11 can be electrically connected to the power supply ground having a stable potential via the shield mesh 2, the metal flange 4, and the metal case body 3, and high-frequency radiation from the HID bulb 10 can be obtained. Noise can be reduced.
[0014]
In this way, the plate or spring-like metal structure 12 (not the lead wire) attached to the metal part of the lamp body 11 incorporating the HID bulb 10 is shielded from the metal cover 9 of the socket part 1 with a built-in igniter. Compared with the state without the metal structure 12 or the ground connection with the lead wire by contacting the portion close to the connecting portion of the mesh 2, the VHF band (30 to 30) including the frequency band of FM broadcasting is particularly obtained. (300 MHz) radiation noise level can be reduced.
[0015]
This structure is intended to stabilize the electric potential of the lamp body by connecting the metal part of the lamp body 11 to the power supply ground of the inverter block at the shortest possible distance in order to reduce radiation noise from the bulb 10. To do. Therefore, the metal structure 12 from the lamp body 11 ensures a stable potential by contacting the metal cover 9 of the socket portion 1 with a built-in igniter near a portion where the shield mesh 2 connected to the power supply ground is connected. It becomes possible.
[0016]
As shown in FIG. 7, the present inventors set the connection position of the metal cover 9 of the socket part 1 connected by the metal part of the lamp body 11 and the metal structure 12 to (1), (2), It was measured how the radiation noise level changed when changed as in (3). The results are shown in Table 1. According to this measurement data, a plate-like or spring-like metal structure attached to the metal portion of the lamp body 11 at a location closer to the portion where the shield mesh 2 is connected in the metal cover 9 of the socket portion 1 with a built-in igniter. When the object 12 is brought into contact, the radiation noise level tends to be lowered (improved).
[0017]
[Table 1]

[0018]
Referring to Table 1, the values in the tables at the connection positions (1) to (3) are the noise level reduction rate (%). For example, if the numerical value is 70 (%), the lamp body is grounded by the lead wire. This means that the noise level value is reduced by 70% from the state of connection (reference). The noise level was measured by dividing the VHF band (30 to 300 MHz) into seven bands. As an example, the measurement results for 70 to 90 MHz, which is the frequency band of domestic FM broadcasting, will be described. The contact is made on the lower surface of the metal cover 9 of the igniter built-in socket 1 (position indicated by (1) in FIG. 7). In this case, the noise level value was reduced by 27.1% from the state in which the lamp body was connected by the lead wire (reference). When the igniter built-in socket part 1 is contacted under the side surface of the metal cover 9 (position indicated by (2) in FIG. 7), the noise level is higher than that of the case where the lead wire is grounded (reference). The value was reduced by 46.7%. In addition, when contact is made on the upper surface of the metal cover 9 of the socket portion 1 with a built-in igniter (position indicated by (3) in FIG. 7), the noise level value from the state in which the lamp body is grounded by the lead wire (reference) Was reduced by 50.0%.
[0019]
In other frequency bands, the positions where the metal cover 9 of the igniter built-in socket part 1 and the metal part of the lamp body 11 are contacted by the metal structure 12 as shown in (1) → (2) → (3) in FIG. In this way, the noise level reduction rate is different, and the noise level reduction effect is higher at the connection position of (2) than (1) and (3) than (2) in most frequency bands. I understood. Based on the above experimental results, in this embodiment, as shown in FIG. 6, the metal cover 9 of the socket portion 1 with a built-in igniter 1 using a metal structure 12 such as a leaf spring at the connection position (3). And the metal part of the lamp body 11 are in contact with each other.
[0020]
Finally, in Embodiments 1 to 3, a circuit constituting the discharge lamp lighting device will be briefly described. FIG. 8 is a block diagram showing the overall configuration of the discharge lamp lighting device. In the figure, reference numeral 13 denotes an inverter block, and an input part noise filter 14, a DC / DC converter 15, and a rectangular wave inverter 16 are disposed in a metal casing constituted by the metal case body 3 and the metal flange 4 described above. , An output noise filter 17 and a booster circuit (igniter power supply) 18 are housed. In this inverter block 13, the input voltage (12 to 14 V) is boosted to the ramp voltage (DC voltage 85 V) by the DC / DC converter 15 through the input noise filter 14. This voltage is converted into a low-frequency rectangular wave voltage by the rectangular wave inverter 16 and supplied to the HID bulb (high intensity discharge lamp) 10 through the output part noise filter 17 and the igniter built-in socket 1.
[0021]
Here, FIG. 9 shows a specific circuit configuration example of the DC / DC converter 15 and the rectangular wave inverter 16. The DC / DC converter 15 includes a flyback transformer T1. When the switching element Q1 is turned on, a current i1 flows from the DC power source E to the primary winding of the flyback transformer T1, and when the switching element Q1 is turned off, the flyback transformer T1 is turned on. The energy accumulated in the back transformer T1 is supplied as a current i2 from the secondary winding of the flyback transformer T1 to the load circuit connected in parallel to the capacitor C1 and the capacitor C1 via the diode D1. As a result, a boosted voltage V2 (DC voltage 85V) is generated. The switching frequency of the switching element Q1 at this time is about 120 KHz when the bulb is stably lit. Further, the boosted voltage V2 (DC voltage 85V) is converted into a low-frequency rectangular wave voltage by the rectangular wave inverter 16. The switching element Q1 of the DC / DC converter 15 and the switching elements Q2 to Q5 of the rectangular wave inverter 16 are ON / OFF controlled by the control circuit 19. In the rectangular wave inverter 16, the switching elements Q2 and Q5 are turned on and the switching elements Q3 and Q4 are turned off, and the switching elements Q2 and Q5 are turned off and the switching elements Q3 and Q4 are turned on at about 270 Hz. Outputs a low-frequency rectangular wave voltage. The output of the DC / DC converter 15 is supplied to both ends of the HID valve 10 through an igniter so that the bulb can be lit. The characteristic values when the bulb is stably lit are lamp voltage: 85 V, lamp current: 0.41 A, and lamp power: 35 W. It is needless to say that the circuit configurations of FIGS. 8 and 9 are examples and are not limited to these.
[0022]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the section until the output line drawn from the output line lead-out portion on the surface of the metal casing is in contact with the casing surface in the shortest time is not covered with the shield mesh, The height of the output line drawn from the housing can be kept low. In addition, since the portion of the output line that contacts the surface of the housing is fixed to the surface of the housing with a metal fixing jig, vibration from the socket portion is applied as stress to the output wire lead-out portion and the root of the output line. Can be prevented.
According to the invention of claim 2, even if vibration or the like is applied to the shield mesh, it is possible to prevent vibration from being applied to the exposed part of the output line by fixing the shield mesh with the metal fixing jig. The connector connected to the output line can be protected.
According to the invention of claim 3, the section until the output line drawn from the output line lead-out portion on the surface of the metal casing comes into contact with the casing surface in the shortest is the shield that covers the remaining section up to the socket section. Since the second shield mesh is thinner than the mesh, the radiation noise can be further reduced while suppressing an increase in the height of the output line drawn from the metal casing.
According to the invention of claim 4, since the metal fixing jig is electrically connected to the metal casing, the radiation noise performance is equivalent to the case where all of the valve output lines are covered with the shield mesh. can do.
According to invention of Claim 5, between the metal member of a socket part and the metal part of the lamp | ramp body which incorporates a discharge lamp is connected with the plate-shaped metal structure which has elasticity, The connection position is defined. By adopting the vicinity of the portion of the socket portion connected to the shield mesh, the metal portion of the lamp body can be connected to the stable potential at the shortest distance, thereby reducing radiation noise.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the main configuration of the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing an overall configuration of a modification of the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing an overall configuration of a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing a main configuration of a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side sectional view showing a main configuration of a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view for explaining an experiment relating to a radiation noise reduction effect of the present invention.
FIG. 8 is a block circuit diagram of the lighting device according to the first, second, and third embodiments of the present invention.
FIG. 9 is a specific circuit diagram of the lighting device according to the first, second, and third embodiments of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
1 Socket 2 Shield Mesh 3 Metal Case Body 4 Metal Flange 5 Output Connector 6 Power Connector 7 Valve Output Line 8 Metal Clamp Jig 9 Metal Cover

Claims

A metal casing electrically connected to the power supply ground, an inverter circuit for lighting a discharge lamp built in the metal casing, a socket portion to which a discharge lamp lit by the inverter circuit is mounted, A plurality of output lines wired from the output end of the inverter circuit to the socket portion, and a shield mesh covering the plurality of output lines, the surface of the metal housing from the output end of the inverter circuit Provided with an output line lead-out portion for drawing out a plurality of output lines, and the shield mesh except for a section until the output line drawn from the output line lead-out portion on the surface of the metal casing comes into contact with the housing surface in a shortest distance A section from the socket part to the surface of the housing covers the output line and a portion that contacts the surface of the housing is fixed to the surface of the housing by a metal fixing jig. Discharge lamp lighting device.

The discharge lamp lighting device according to claim 1, wherein the output line lead-out unit includes a connector that draws a plurality of output lines in a horizontal or vertical direction with respect to the surface of the housing.

The section until the output line drawn out from the output line lead-out portion comes into contact with the surface of the housing in a substantially shortest time is covered with a second shield mesh that is thinner than the shield mesh. Item 3. A discharge lamp lighting device according to any one of Items 1 and 2.

The discharge lamp lighting device according to any one of claims 1 to 3, wherein the metal fixing jig is electrically connected to the metal casing.

The socket part is covered with a metal member, and the vicinity of the part connected to the shield mesh on the surface of the metal member and the metal part of the lamp body incorporating the discharge lamp are in the form of a plate having elasticity. The discharge lamp lighting device according to any one of claims 1 to 4, wherein the discharge lamp lighting device is connected by a metal structure.