JP4057424B2 - ソフトハンドオフおよびソフターハンドオフ時のワイヤレス通信システムにおけるフォワードリンクスケジューリング - Google Patents

ソフトハンドオフおよびソフターハンドオフ時のワイヤレス通信システムにおけるフォワードリンクスケジューリング Download PDF

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Description

開示されている実施形態は一般的にワイヤレス通信に関し、より詳細にはワイヤレス通信システムにおいてフォワードリンクスケジューリングを行うことに関する。
従来、ワイヤレス通信システムはさまざまなサービスをサポートするよう求められていた。そのような通信システムは“デュアルモード広帯域スペクトル拡散セルラシステム用のTIA/EIA/IS−95移動局ベースの局互換性標準規格”にしたがった符号分割多元接続(CDMA)システムであり、この標準規格は以下でIS−95と呼ばれる。多元接続通信システムにおけるCDMA技術の利用は、“衛星または地上リピータを使用したスペクトル拡散多元接続通信システム”と題された米国特許第4,901,307号と、“CDMAセルラ電話機システムにおいて波形を発生させるシステムおよび方法”と題された米国特許第5,103,459号とに開示されており、いずれの特許も本発明の譲受人に譲り受けられている。さらに“ワイヤレス通信システムにおいて多重搬送波フォワードリンクを使用する方法および装置”と題され、ともに保留中の米国特許出願番号第09/382,438号にも開示されている。これらすべては参照によりここに取り込まれる。
上述したCDMAシステムのようなワイヤレスシステムは近年、ワイヤレス音声通信とワイヤレスデータ通信の両方を提供するなどハイブリッドなサービスを提案してきた。このようなサービスの構成を調整するために、国際遠隔通信連盟はワイヤレス通信チャネルを介した高レートのデータおよび高品質なスピーチのサービスを提供する標準規格案の提案を求めた。予備的な提案は“cdma2000ITU−R・RTT候補提言”と題されて遠隔通信工業協会により発行されており、参照によりここに取り込まれるとともに以下でcdma2000と呼ばれる。基本チャネルおよび補助チャネルを介して非音声データを送信するさまざまな方法がcdma2000で開示されている。
CDMAシステムにおいてユーザは1つ以上の基地局を介してネットワークと通信する。例えば遠隔局(RS)上のユーザは、ワイヤレスリンクを介して基地局(BS)にデータを送信することにより、インターネットのような地上ベースのデータ源と通信することができる。遠隔局には、移動加入者用のセルラ電話機、コードレス電話機、ページング装置、ワイヤレスローカルループ装置、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、インターネットテレフォニー装置、衛星通信システムのコンポーネント、あるいは通信システムの他の任意の構成装置が含まれてもよい。RSとBSとの間のリンクは一般的に“リバースリンク”と呼ばれている。BSはデータを受信し、このデータを基地局制御装置(BSC)を介して地上ベースのデータネットワークにルーティングする。データがBSからRSに送信されるとき、このデータは“フォワードリンク”上で送信される。CDMA・IS−95システムにおいて、フォワードリンク(FL)とリバースリンク(RL)とは別々の周波数に割り当てられている。
1回の通信で遠隔局は少なくとも1つの基地局と通信する。しかしながらCDMAのRSはソフトハンドオフ時などに同時に複数のBSと通信することもできる。ソフトハンドオフは、前の基地局との既存のリンクを終了させる前に新しい基地局と新しいフォワードリンクおよびリバースリンクを確立する処理である。ソフトハンドオフは呼をドロップさせるおそれをできるだけ小さくする。呼をドロップするとは、意図せずシステムからの接続を切断されることである。ソフトハンドオフ処理時にRSと1つより多いBSとの間に通信を提供する方法および装置は、“CDMAセルラ電話機システムにおける移動支援型ソフトハンドオフ”と題された米国特許第5,267,261号で開示されている。この特許は、本発明の譲受人に譲り受けられ参照によりここに取り込まれる。ソフターハンドオフは、前のセクタとの既存のリンクを終了する前に現在の基地局の新しいセクタとフォワードリンクおよびリバースリンクを確立する処理である。
ワイヤレスデータアプリケーションへの要求が高まるにつれ、高度に効率的な音声およびデータワイヤレス通信システムへの必要性が急速に高まってきている。固定サイズの符号チャネルフレーム内のデータを送信する1つの方法は、“送信用データのフォーマットのための方法および装置”と題された米国特許第5,504,773号で開示されている。この特許は、本発明の譲受人に譲り受けられ参照によりここに取り込まれる。非音声データまたは音声データはIS−95標準規格にしたがい、14.4kbpsの高さのデータレートを持つ20msec幅の複数の符号チャネルフレームに分けられる。
音声サービスとデータサービスとの重要な相違は、音声サービスが厳格に固定された遅延要求を有する点にある。一般的に音声サービスの最大の一方向遅延は100msecより小さくなければならない。これに対して、選択的に企図されたデータサービスの遅延は、100msecより上であっても、通信システムの効率を最適化するために用いることができる。例えば比較的長い遅延を要求するエラー訂正符号化技術をデータサービス送信で利用することができる。
データ送信の質や効率を計るパラメータには、データパケットを転送するのに必要な送信遅延や、システムの平均スループットレート等がある。上述のように送信遅延は、データすなわち“非音声”通信においては、音声すなわち“音声−データ”通信に対するのと同じ影響は有しない。それでもなお、遅延はデータ通信システムの質を計るために重要なメトリックなのでこれを無視することはできない。平均スループットレートは通信システムのデータ送信容量の効率を示す。
さらに、ワイヤレス通信システムにおいて、信号用の送信エネルギーが最小値に維持される一方で信号用の品質パフォーマンス要求を満たす場合には容量が最大となる。すなわち、送信された音声データまたは非音声データの品質は受信時に著しく低下することはない。受信信号の質を計るものの1つに、受信機における搬送波干渉比(C/I)がある。受信機で一定のC/Iを維持する送信電力制御システムを提供することが望ましい。そのようなシステムは“CDMAセルラ電話機システムにおいて送信電力を制御する方法および装置”と題された米国特許第5,056,109号で開示され、この特許は本発明の譲受人に譲り受けられ参照によりここに取り込まれる。
セルラシステムにおいて、任意のユーザのC/Iがカバーレッジエリア内のRSの位置の関数であることはよく知られている。サービスのあるレベルを維持するために、TDMAおよびFDMAシステムは周波数を繰り返し利用する技術を用いている。すなわちすべての周波数チャネルおよび/または時間スロットが各基地局で使用されるわけではない。CDMAシステムでは同一周波数のチャネル割当てがシステムの各セルで繰り返し利用され、これにより最大効率が向上する。RSに関するC/Iは基地局からユーザのRSへのフォワードリンク上でサポート可能な情報レートを決定する。ワイヤレス通信システムで高レートのデジタルデータを送信する例示的なシステムは、“より高いレートのパケットデータ送信のための方法および装置”と題された米国特許出願番号第08/963,386号で開示され、この特許出願は本発明の譲受人に譲り受けられ参照によりここに取り込まれる。
RSに関するC/Iがフォワードリンク上でサポート可能な情報レートを決定するので、利用される各周波数チャネル用の送信情報やC/I情報の履歴を知ることが有益となる。この情報は一般的にRSで収集されBSに通知される。しかしこの通知は高価なシステムリソースを使用している。かかる通知の要求を除去する発明が必要である。第1のチャネル上でのBS送信電力レベルが、第2のチャネル上で追加のデータを送信するのに好ましいスロットを予測するために用いられることが好ましい。
通信チャネルの情報を利用してチャネル状態が良好の時に主に送信することによりCDMAシステムの容量を増やすことは技術的によく知られている。S.W.Kim & A.Goldsmithによる“符号分割多元接続通信における短縮電力制御”Globecom(1997)、R.Knopp & P.Humbletによる“周波数選択可能なフェージングチャネルにわたる多元接続”PIMRC(1995)、A.Goldsmith & P.Varaiyaによる“電力制御によるスペクトル効率の向上”ICC(1993)等を参照されたい。この技術は一般的に“ウォーターファイリング”と呼ばれている。
セルラまたはPCS・CDMAシステムに生じる問題は、あるBSにより近いユーザがウォーターファイリング方法では恵まれているという公平性の問題である。したがって、トータルスループットとユーザ間の公平性とはトレードオフの関係にある。
搬送波干渉比(C/I)によってのみ与えられるプライオリティに基づくアルゴリズムによって、最良のチャネルを持つBSに近いユーザに常にすべての電力が与えられる。これによりシステムスループットは最大となるが、BSから離れたユーザにとっては不公平である。D.Tseにより最近紹介され、“レート適応およびスケジューリングによるフォワードリンクマルチユーザダイバーシティ”(未刊行)と題された1つの解決方法は、非常に長い間送信を行っていないユーザのプライオリティを上げることで公平性をもたらすスループットモニタリングを有することで、スループットと公平性との折り合いを見出そうとしている。それにも関わらず、公平性とシステムスループットとの両方を満足させる改良されたフォワードリンクスケジューリング技術を提供する技術的な必要性が存在する。
ここで開示される実施形態は、ワイヤレス通信システムで使用される補助チャネル上のデータに関する送信レートおよび送信電力レベルをスケジューリングするソフトハンドオフおよびソフターハンドオフに拡張された方法を提供することによって、上述の必要性に対処している。したがって、本発明の1つの観点において、ソフターハンドオフの際にワイヤレス通信システムにおいてデータユーザの送信レートおよび送信電力レベルをスケジューリングする方法には、少なくとも2つのセクタを持つ基地局と遠隔局との間でセクタ毎に少なくとも1つの第1のチャネルを介して音声データを有する信号を送信し、セクタ毎に少なくとも1つの第1のチャネルを介して送信された音声データに関する送信電力レベルの比を基地局で測定し、送信電力レベルの比に関する履歴プロファイルを決定し、送信電力比レベルに関する履歴プロファイル使用して、追加のデータを送信するための第2のチャネルの送信電力レベルおよびデータレートを選択することが含まれる。
別の観点で、ワイヤレス通信システムにおいてデータユーザの送信レートおよび送信電力レベルをスケジューリングする方法には、基地局と遠隔局との間で少なくとも1つの第1のチャネルを介して音声データを有する信号を送信し、少なくとも1つの第1のチャネルを介して送信された音声データに関する送信電力レベルを基地局で測定し、送信電力レベルに関する履歴プロファイルを決定し、送信電力レベルに関する履歴プロファイルを使用して追加のデータを送信するための第2のチャネルの送信電力レベルおよびデータレートを選択し、平均要求電力に基づいてソフトハンドオフの電力レベルと送信レートとを選択し、ソフトハンドオフ中にソフトハンドオフの電力レベルと送信レートで連続的にユーザに送信することが含まれる。
図1から図10は、開示された実施形態のさまざまな方法および装置の例を示す。説明を簡単にし、意図された限定をしないために、装置の例はさまざまなハードウェアコンポーネントや相互接続部により具体化されうる信号処理装置として説明される。これらの信号処理装置に関する別の配置は、以下の詳細な説明を読めば当業者に明らかとなるだろう。
(動作)
IS−95は基地局(BS)に最大8つ(8)のフォワードリンクと最大8つ(8)のリバースリンクを使用して遠隔局(RS)と通信できるようにすることにより中程度データレート(MDR)でのデータの送信をサポートする。何らかの同様のシステムを使用したより高いデータレート(HDR)の送信にも対処するさらなる改良がなされている。一般的に通信の質を維持するのに必要な限りで最も低い電力レベルで送信される場合、データはBSとRS間でより効率的に通信することができる。
音声データの送信は、基地局と通信する互いに関係を持たない大量のユーザと適正に動作するマルコフ音声統計とに基づいて、RF容量とRF安定度の両方を調整している。これら互いに関係を持たない大量のユーザは、予測どおり安定しておりかつ対数正規なフォワードリンクRF送信電力分配をもたらす。このフォワードリンクRF電力の予測性がなければ、フォワードリンク電力制御および移動支援型ハンドオフは不安定なものとなるだろう。
しかしながら、インターネットからデータをダウンロードするような非音声データの送信は適正に動作しない。データトラフィックはバーストしてしまうことが多く、比較的長い期間の最大レートの送信と、その後の比較的長い期間の最小レートの送信とがもたらされる。MDRやHDRネットワークの出現によりこれらの影響はより顕著になる。互いに関連している音声リンクとは異なり、これらのリンクは最大レートと最小レート間でともに切り替わり、さらにともに電力制御されている。このことは、フォワードリンク電力分配が全体的に明らかに不安定かつ非対数正規(non-log-normal)となってしまうような影響を与えかねない。
典型的な通信ネットワークにおいて、RSユーザ(ユーザ)は基地局あるいはこれが通信する局に関係したユーザの位置にしたがって異なる無線周波数(RF)要求を持つ。ユーザのRF環境が悪化するほど、一定量のデータを配信するのに基地局でより多くの電力が必要とされる。したがって、不十分なRF環境を経験しているユーザはより多くのネットワーク容量を使用する。例えば物理的に異なる位置にいるユーザは、ユーザが建物のRFシャドウに立ち入っている一方で、別のユーザは木のRFシャドウに立ち入っているかも知れないというような異なるフェージング状態を経験する。これらの状態により受信信号の強度が低減し、フェージングが生じていない場合よりも質の悪い受信信号がもたらされてしまう。フェージングを克服するためには送信電力を増加させることができる。
図1に示すように、BSからRSに送信される音声データ用の送信電力レベルは時間と共に変化しうる。例えば時間102ではBSからユーザ#1へ音声データを送信するのに使用される電力レベルは最大値をとる。時間104ではユーザ#2に音声データを送信するのに必要な電力レベルは最小値をとる。時間106ではユーザ#1とユーザ#2に関する平均音声データ送信電力レベルは最小値をとる。本発明の第1の実施形態において、図2に示すスロット108は、ユーザ#2のデータチャネル上で追加のデータを送信するのに好ましい時間あるいはスロットである。この決定は基地局で測定された音声データ送信電力レベルを利用してなされる。第1のチャネル上での音声データの送信のために予測されたBS電力レベルに基づいて第2のチャネル上でユーザに送信されるべき非音声データを選択することにより最大データスループットが最大となり、第2のチャネルに関するRSからBSへの任意の品質メトリックの通知は必要とされない。
この基本的な方法により、音声データ送信に1)最小帯域幅、2)最大遅延ウィンドウ、および3)任意のデータレートが確実に保証される。しかしながら非音声データのユーザは一般的にあまり厳しくない通信品質要求しか持たないので、送信データレートは変化するかも知れない。もっとも本発明は専ら非音声データ送信のために利用されてもよい。本実施形態において、非音声データは1つ以上のフォワードリンクチャネルを使用して通信されるが、固定された最大の総送信電力を有している。送信電力レベルが総許容送信電力レベルよりも確実に下回っているデータレートで通信が送信される。これはまずフルレートの基本チャネルを利用し、その後送信用に補助チャネルを利用することにより達成される。補助チャネル上で送信するのに使用される送信電力は、基本チャネル上で送信するためにBSで測定された送信電力から決定される。にもかかわらず、非音声データを送信するのに使用されるチャネル用の送信電力レベルは合計で総許容送信電力よりも下回る値となる。
図3は例示的な実施形態にしたがったCDMAネットワークで使用される方法のステップ300を示すフローチャートである。この方法はステップ302で開始し、タスク304でデータ信号がBSからRSに送信される。上述のようにこの送信データは第1のチャネル上で送信される音声および/または非音声データを有していてもよく、第1のチャネルはここで基本チャネルとも呼ばれる。第1のチャネルはフォワードリンクチャネルの一部分であり、より高いレベルのデータと電力制御情報の組み合わせをBSからRSに搬送する。第2のチャネルもフォワードリンクチャネルの一部分であり、第1のチャネルまたはフォワード専用制御チャネルとともに動作して向上したデータ配信サービスを提供する。第2のチャネルは一般的に補助チャネルと呼ばれるが、専用基本チャネルであってもよい。
音声データ送信が生じると、この送信を受信するRSは受信された通信の品質を示す予め選択されたメトリックを測定する。これらのメトリックにはビットエラーレートだけでなく一般的に用いられる他のメトリックが含まれていてよい。受信信号の品質が低下して低いままであれば、RSはタスク308で代表的な値をBSに通知する。このメッセージにより第1のチャネル上で送信されるデータのための送信電力の増加、減少、あるいは不変が求められていることが示される。
BSは基本チャネル上でデータを送信し、送信電力レベルはタスク312のBSでモニタされる。合計された送信レベルおよび分配を示すダイナミック値がタスク314で決定される。この実施形態でダイナミック値は瞬間平均送信電力レベルを示していてもよい。他の実施形態では、ダイナミック値が第1のチャネル送信に関する選択された時間点での最低送信電力値を表している限り、ダイナミック値は技術的に知られた多くの方法で決定されてもよい。これらのダイナミック値を用いて、第2のチャネル上でデータを送信するために最適なスロットをタスク316で予測することができる。データを必要とするRSユーザのための非音声データが選択され、そのデータが送信される。非音声データ通信が完了すると、方法はタスク320で終了する。しかしながら、通信が完了しない場合、あるいは別のユーザに向けた送信が望まれる場合には、方法はタスク318で繰り返される。当業者であれば、図3に示されるステップの順序は限定されないことを理解するだろう。方法は、開示された実施形態の範囲を逸脱することなく示されているステップを省略したり並べ替えることにより容易に修正される。
(ハードウェアコンポーネントおよび相互接続部)
上述したさまざまな方法の実施形態に加えて、本発明の異なる観点ではこれらの方法を実行するために使用される装置の実施形態が検討される。
図4Aは例示的な実施形態にしたがって使用するよう構成された移動局(MS)401を表す簡単なブロックを示す。MS401は基地局(示されていない)からcdma2000多重搬送波FLを用いて信号を受信する。この信号は以下で説明するように処理される。MS401はcdma2000RLを使用して情報を基地局に送信する。図4Bは例示的な実施形態にしたがった、MS401が送信する情報を準備するために使用されるチャネル構成を表すより詳細なブロックを示す。この図で、以下で信号と呼ばれる送信されるべき情報はビットのブロックに構成されたビットで送信される。CRCおよびテールビット発生器(発生器)403は信号を受信する。発生器403は周期冗長チェック符号を使用して、受信機で受信される際に信号の質を決定するのを支援するパリティチェックビットを発生させる。これらのビットは信号に含まれている。テールビット(一定の連続したビット)もまたデータブロックの終端に付加され、符号器405を既存の状態にリセットする。
符号器405は信号を受信してエラー訂正の目的で信号に冗長を組み込む。どのように冗長を信号に組み込むかを決定するために異なる“符号”が使用されてもよい。これらの符号化されたビットはシンボルと呼ばれる。繰り返し発生器407は、予め定められた回数受信するまでシンボルを繰り返し、シンボルの一部分が送信がエラーによって失われても送信されている情報の品質全体に影響を与えることないようにする。ブロックインターリーバ409はシンボルをとりジャンブル(jumble)する。ロング符号発生器411はジャンブルされたシンボルを受信し、予め定められたチップレートで生じた擬似雑音シーケンスを使用してこのシンボルをスクランブルする。各シンボルはスクランブルシーケンスの擬似雑音チップの1つにより排他的論理和がとられる。
方法に関して上述で説明されたように、情報は1つより多い搬送波(チャネル)を用いて送信されてもよい。したがって、デマルチプレクサ(示されていない)は入力信号“a”をとり、入力信号がリカバされうるような方法でこれを複数の出力信号に分割することができる。1つの実施形態で信号“a”は3つの別々の信号に分割される。各信号は選択されたデータタイプを表しており、データタイプ信号毎に1つのFLチャネルを用いて送信される。別の実施形態では、デマルチプレクサは信号“a”をデータタイプ毎に2つの成分に分けてもよい。開示された実施形態では、ペアレント信号から発生した別個の信号が配列に関係なく1つ以上のチャネルを利用して送信されてもよいとしている。
さらにこの技術は完全または部分的に同一のFLチャネルを用いて送信される信号を持つ複数のユーザに応用されてもよい。例えば4人の異なるユーザからの信号が同一の3つのFLチャネルを用いて送信される場合、3つの信号のそれぞれは各信号を3つの成分にデマルチプレクスすることによって“チャネル化”され、ここで各成分は異なるFLチャネルを用いて送信される。各チャネルに対して、それぞれの信号はともに多重化され、FLチャネル毎に1つの信号が形成される。その後ここに示されている技術を利用して信号が送信される。デマルチプレクスされた信号はその後ウォルシュ符号器(示されていない)により符号化され、乗算器(示されていない)により2つの成分、成分IとQとに分けられる。これらの成分は加算器によって加算され、遠隔局(示されていない)に通信される。
図5Aはワイヤレス通信装置500に具体化されている送信システムの例示的な実施形態の機能ブロック図を示す。当業者であれば、この図で示される特定の機能ブロックが本発明の他の実施形態にはなくてもよいことを理解するだろう。図5Bのブロック図はTIA/EIA標準規格IS−95Cにしたがった操作に適合した実施形態に対応し、IS−2000、あるいはCDMAアプリケーション用のcdma2000と呼ばれる。他の実施形態は、標準規格機関ETSIとARIBにより提案された広帯域CDMA(WCDMA)標準規格を含む他の標準規格にとっても有効である。WCDMA標準規格のリバースリンク変調とIS−95C標準規格のリバースリンク変調との間の幅広い類似性により、開示された実施形態のWCDMA標準規格に対する拡張が、本発明の範囲から逸脱することなく達成されることが当業者に理解されるだろう。
図5Aの例示的な実施形態において、ワイヤレス通信装置はショート直交拡散シーケンスにより互いに区別された情報の複数の別個のチャネルを送信する。このことは“高データレートCDMAワイヤレス通信システム”と題された米国特許出願番号第08/886,604号に開示され、この特許出願は本発明の譲受人に譲り受けられここに参照により組み込まれる。5つの別々の符号チャネルがワイヤレス通信装置により送信される。1)第1の補助データチャネル532、2)パイロットおよび電力制御シンボルの時間多重化チャネル534、3)専用制御チャネル536、4)第2の補助データチャネル538、および5)基本チャネル540である。第1の補助データチャネル532および第2の補助データチャネル538は、ファクシミリ、マルチメディアアプリケーション、ビデオ、電子メールメッセージあるいはデジタルデータの他の形式のような基本チャネル540の容量を超えたデジタルデータを搬送する。パイロットおよび電力制御シンボルの多重化チャネル534は、基地局によるデータチャネルのコヒーレント復調に対処するためにパイロットシンボルを搬送し、さらにワイヤレス通信装置500と通信する1つまたは複数の基地局の送信エネルギーを制御するために電力制御ビットを搬送する。制御チャネル536はワイヤレス通信装置500の動作モード、ワイヤレス通信装置500の性能、および他の必要なシグナリング情報のような制御情報を基地局に搬送する。基本チャネル540はワイヤレス通信装置から基地局へ主要情報を搬送するために使用されるチャネルである。スピーチ送信の場合、基本チャネル540はスピーチデータを搬送する。
補助チャネル532および538は符号化され、示されていない手段によって送信用に処理され、変調器526に提供される。電力制御ビットは繰り返し発生器522に提供される。繰り返し発生器522は電力制御ビットをマルチプレクサ(MUX)524に提供する前にこのビットの繰り返しを提供する。MUX524で冗長電力制御ビットがパイロットシンボルにより時間多重化され、線534上で変調器526に提供される。
メッセージ発生器512は必要な制御情報メッセージを発生させ、この制御メッセージをCRCおよびテールビット発生器514に提供する。CRCおよびテールビット発生器514は1組の周期冗長チェックビットを追加し、さらに予め定められた組のテールビットを制御メッセージに追加して基地局の受信サブシステムでデコーダのメモリをクリアする。この周期冗長チェックビットは、基地局で復号の正確さをチェックするために用いられるパリティビットである。メッセージはその後符号器516に提供される。符号器516は制御メッセージを受けてフォワードエラー訂正符号化を行う。符号化されたシンボルは繰り返し発生器518に提供される。繰り返し発生器518は符号化されたシンボルを繰り返し、送信時に追加の時間ダイバーシティを提供する。このシンボルはその後インターリーバ520に提供される。インターリーバ520はシンボルを予め定められたインターリービング形式にしたがって並べ替える。インターリーブされたシンボルは線536上で変調器526に提供される。
可変レートデータ源502は可変レートデータを発生させる。例示的な実施形態において可変レートデータ源502は、“可変レートボコーダ”と題された米国特許第5,414,796号に開示されているような可変レートスピーチ符号器であり、この発明は本発明の譲受人に譲り受けられ参照によりここに取り込まれる。可変レートボコーダはワイヤレス通信において広く用いられている。というのも、可変ボコーダの使用によりワイヤレス通信装置のバッテリ寿命が伸び、認識されるスピーチの質に最小限の影響しか与えることなくシステム容量を増加させるからである。米国電気通信工業会は暫定標準規格IS−96および暫定標準規格IS−733のような標準規格で、最も広く用いられている可変レートスピーチ符号器を規格化した。これらの可変レートスピーチ符号器は4つの可能なレートでスピーチ信号を符号化する。この4つの可能なレートは、音声アクティビティのレベルにしたがってフルレート、1/2レート、1/4レートあるいは1/8レートと呼ばれる。レートはスピーチのフレームを符号化するために用いられるビットの数を示し、フレーム毎に変化する。フルレートは予め定められた最大数のビットを使用してフレームを符号化する。1/2レートは予め定められた最大数のビットの半分を使用してフレームを符号化する。1/4レートは予め定められた最大数のビットの1/4を使用してフレームを符号化する。1/8レートは予め定められた最大数のビットの1/8を使用してフレームを符号化する。
可変レートデータ源502は符号化されたスピーチフレームをCRCおよびテールビット発生器504に供給する。CRCおよびテールビット発生器504は基地局で復号の正確さをチェックするために用いられるパリティビットである1組の周期冗長チェックビットを追加し、さらに基地局でデコーダのメモリをクリアするために予め定められた組のテールビットを制御メッセージに追加する。フレームはその後符号器506に提供される。この符号器506はスピーチフレーム上にフォワードエラー訂正符号化を行う。符号化されたシンボルは繰り返し発生器508に提供され、この繰り返し発生器508は符号化されたシンボルの繰り返しを提供する。シンボルはその後インターリーバ510に提供され、予め定められたインターリービング形式にしたがって並べ替えられる。インターリーブされたシンボルは線540上で変調器526に提供される。
例示的な実施形態において、変調器526はデータチャネルを符号分割多元接続変調形式にしたがって変調し、変調された信号をアンテナ530を介して送信するためにデュプレクサ528を介して提供する。IS−95およびcdma2000システムにおいて、20msのフレームが16組の均等数のシンボルに分割される。これは電力制御グループと呼ばれる。電力制御の呼び名は、各電力制御グループに対してフレームを受信した基地局が基地局での受信リバースリンク信号の十分性の決定に応答して電力制御命令を出すという事実に基づく。
図5Bは、図5Aの変調器526の例示的な実施形態の機能ブロック図を示す。第一の補助データチャネルのデータは線532を通って拡散素子542に提供される。この拡散素子542は予め定められた拡散シーケンスにしたがって補助チャネルデータをカバーする。例示的な実施形態において、拡散素子542は補助チャネルのデータをショートウォルシュシーケンス(++--)で拡散する。拡散データは相対利得素子544に提供される。この相対利得素子544はパイロットおよび電力制御シンボルのエネルギーと比較して、拡散補助チャネルのデータの利得を調整する。利得調整された補助チャネルは加算素子546の第一の加算入力に提供される。パイロットおよび電力制御多重化シンボルは線534を通って加算素子546の第二の加算入力に提供される。
制御チャネルデータは線536を通って拡散素子548に提供される。この拡散素子548は補助チャネルデータを予め定められた拡散シーケンスにしたがってカバーする。例示的な実施形態において、拡散素子548は補助チャネルデータをショートウォルシュシーケンス(++++++++--------)で拡散する。拡散データは相対遅延素子550に提供され、相対遅延素子550は拡散制御チャネルデータの利得をパイロットおよび電力制御シンボルのエネルギーと比較して調整する。利得調整された制御データは加算素子546の第3の加算入力に提供される。加算素子546は利得調整された制御データシンボルと、利得調整された補助チャネルのシンボルと、時間多重化されたパイロットおよび電力制御シンボルとを加算して、その和を乗算器562の第1の入力と乗算器568の第1の入力とに提供する。
第2の補助チャネルは線538を通って拡散素子552に提供される。この拡散素子552は補助チャネルデータを予め定められた拡散シーケンスにしたがってカバーする。例示的な実施形態において、拡散素子552は補助チャネルデータをショートウォルシュシーケンス(++--)で拡散する。拡散データは相対利得素子554に提供される。この相対利得素子554は拡散補助チャネルデータの利得を調整する。利得調整された補助チャネルデータは加算器556の第1の加算入力に提供される。
基本チャネルのデータは線540を通って拡散素子558に提供される。この拡散素子558は基本チャネルのデータを予め定められた拡散シーケンスにしたがってカバーする。例示的な実施形態において、拡散素子558は基本チャネルのデータをショートウォルシュシーケンス(++++----++++----)で拡散する。拡散データは相対利得素子560に提供される。相対利得素子560は拡散基本チャネルデータの利得を調整する。利得調整された基本チャネルのデータは加算素子556の第2の加算入力に提供される。加算素子556は利得調整された第2の補助チャネルデータシンボルと基本チャネルデータシンボルとを加算して、その和を乗算器564の第1の入力と乗算器566の第1の入力とに提供する。
例示的な実施形態において、2つの異なるショートPNシーケンス(PNIおよびPNQ)を使用する擬似雑音拡散がデータを拡散するために用いられる。例示的な実施形態において、ショートPNシーケンスPNIおよびPNQはロングPN符号により乗算され、追加のプライバシを提供する。擬似雑音シーケンスの発生は技術的によく知られており、“CDMAセルラ電話機システムにおける信号波形の発生のためのシステムおよび方法”と題された米国特許第5,103,459号で開示されており、この特許は本発明の譲受人によって譲り受けられここに参照により取り込まれる。ロングPNシーケンスは乗算器570および572の第1の入力に提供される。ショートPNシーケンスPNIは乗算器570の第2の入力に提供され、ショートPNシーケンスPNQは乗算器572の第2の入力に提供される。
乗算器570から結果として得られたPNシーケンスは乗算器562および564のそれぞれの第2の入力に提供される。乗算器572から結果として得られたPNシーケンスは乗算器566および568のそれぞれの第2の入力に提供される。乗算器562からの積シーケンスは減算器574の加算入力に提供される。乗算器564からの積シーケンスは加算素子576の第1の加算入力に提供される。乗算器566からの積シーケンスは減算器574の減算入力に提供される。乗算器568からの積シーケンスは加算素子576の第2の加算入力に提供される。
減算器574からの異なるシーケンスはベースバンドフィルタ578に提供される。ベースバンドフィルタ578は異なるシーケンス上で必要なフィルタリングを実行して、フィルタされたシーケンスを利得素子582に提供する。利得素子582は信号の利得を調整して利得調整された信号をアップコンバータ586に提供する。アップコンバータ586は利得調整された信号をQPSK変調形式にしたがってアップコンバートして、アップコンバート信号を加算素子590の第1の入力に提供する。
加算素子576からの和シーケンスはベースバンドフィルタ580に提供される。ベースバンドフィルタ580は異なるシーケンス上で必要なフィルタリングを実行して、フィルタされたシーケンスを利得素子584に提供する。利得素子584は信号の利得を調整して利得調整された信号をアップコンバータ588に提供する。アップコンバータ588は利得調整された信号をQPSK変調形式にしたがってアップコンバートして、アップコンバート信号を加算素子590の第2の入力に提供する。加算素子590は2つのQPSK変調信号を加算してその結果を送信機(示されていない)に提供する。
ここで図6Aを参照すると、基地局600の選択された部分の機能ブロック図が例示的な実施形態にしたがって示されている。ワイヤレス通信装置500(図5B)からのリバースリンクRF信号は受信機(RCVR)602により受信される。この受信機602は受信リバースリンクRF信号を基地局周波数にダウンコンバートする。例示的な実施形態において、受信機602はQPSK復調形式にしたがって受信信号をダウンコンバートする。復調器604はその後ベースバンド信号を復調する。復調器604は以下の図6Bを参照してさらに説明される。
復調信号は累算器606に提供される。累算器606はシンボルの冗長送信電力制御グループのシンボルエネルギーを加算する。累算されたシンボルエネルギーはデインタリーバ608に提供され、予め定められたデインタリービング形式にしたがって並べ替えられる。並べ替えられたシンボルはデコーダ610に提供され、送信フレームの推定値を提供する。送信フレームの推定値はその後CRCチェック613に提供される。このCRCチェック613は送信フレームに含まれるCRCビットに基づいてフレームの推定値の正確さを決定する。
例示的な実施形態において、基地局600はリバースリンク信号上にブラインドデコーディングを行う。ブラインドデコーディングは受信機が送信の事前のレートを知らない可変レートデータをデコーディングする方法を示す。例示的な実施形態において、基地局600はデータをそれぞれの可能性のあるレート仮定にしたがって累算し、デインタリーブし、さらにデコードする。最適な推定値として選択されたフレームはシンボルエラーレート、CRCチェック、およびヤマモトメトリックのような品質メトリックに基づいている。
各レート仮定に対するフレームの推定値は制御プロセッサ617に提供され、デコードされた推定値のそれぞれに対する1組の品質メトリックもまた提供される。これらの品質メトリックにはシンボルエラーレート、ヤマモトメトリックおよびCRCチェックが含まれていてもよい。制御プロセッサ617はデコードされたフレームの1つを遠隔局ユーザに選択的に提供するかあるいはフレームの消去を行う。
例示的な実施形態において、図6Aで示される復調器604は各情報チャネルに対して1つの復調チェーンを持つ。例示的な復調器604は例示的な変調器によって変調された信号に複合復調を行う。前述された受信機(RCVR)602は受信リバースリンクRF信号をQおよびIベースバンド信号を生成するためにベースバンド周波数にダウンコンバートする。逆拡散器614および616は図5Aからのロング符号を用いてIおよびQベースバンド信号をそれぞれ逆拡散する。ベースバンドフィルタ(BBF)618および620はそれぞれIおよびQベースバンド信号をフィルタする。
逆拡散器622および624は図5BのPNIシーケンスを用いてそれぞれIおよびQ信号を逆拡散する。同様に、逆拡散器626および628は図5BのPNQシーケンスを用いてそれぞれQおよびI信号を逆拡散する。逆拡散器622および624の出力は合成器630で合成される。逆拡散器628の出力は合成器632で逆拡散器624の出力から減算される。合成器630と632のそれぞれの出力はその後、図5Bの対象となる特定のチャネルをカバーするために使用されたウォルシュ符号を有するウォルシュアンカバラー634および636でウォルシュアンカバーされる。
合成器630および632のそれぞれの出力もまた累算器638および640により1つのウォルシュシンボルで加算される。累算器638および640のそれぞれの出力はその後パイロットフィルタ646および648に適用される。パイロットフィルタ646および648はパイロット信号データ534(図5Aを参照)の推定された利得および位相を決定することによってチャネル状態の推定値を発生させる。パイロットフィルタ646の出力はその後複合乗算器650および352における累算器642および644のそれぞれの出力によって複合多重化される。同様に、パイロットフィルタ648の出力は複合乗算器654および656の累算器642および644のそれぞれの出力により複合多重化される。複合乗算器654の出力はその後合成器658の複合乗算器650の出力と加算される。複合乗算器656の出力は合成器660の複合乗算器652の出力から減算される。最後に、合成器658および660の出力は合成器662で合成され対象となる復調信号を生成する。
前述した特定の記載にかかわらず、この開示の利益を有する当業者は上述の装置が開示された実施形態の範囲から逸脱することなく異なる構成の機械で実現されてもよいことを認めるだろう。同様に、類似の方法を発展させてもよい。特定の装置、例えば図6Bに示す加算素子622のようなコンポーネントの1つは、機能図では別々の素子として示されているが、加算素子626と合成していてもよい。
(信号伝送媒体)
上述した方法は例えば基地局を操作して一連の機械読み取り可能命令を実行させることにより実現されてもよい。これらの命令はさまざまなタイプの信号伝送媒体内にあってもよい。この点、本発明の1つの実施形態はデジタル信号プロセッサにより実行可能な機械読み取り可能命令のプログラムを確実に具体化して上述の方法を実行する信号伝送媒体を具備した、プログラムされた製品あるいは製造物を考慮している。
信号伝送媒体は任意のタイプのデジタルデータ記憶媒体を具備していてもよい。例示的なデジタルデータ記憶媒体は図7で示される。他の例示的な記憶媒体は特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタルデータまたは基地局によりアクセス可能な光学記憶装置、電子読み出し専用メモリ、あるいは他の適切な信号伝送媒体を具備していてもよい。例示的な本発明の実施形態において、機械読み取り可能命令はC、C+、C++または他の符号化言語のような言語にしたがったソフトウェアオブジェクト符号を有していてもよい。
(フォワードリンクスケジューリングアルゴリズム)
1つの実施形態において、BS(示されていない)は図8のフローチャートで示される方法のステップを実行してワイヤレス通信システムにおけるフォワードリンクスケジューリングを達成するよう構成されている。特定の実施形態にしたがって以下の条件が適用されてもよい。(1)N人の補助チャネル(SCH)データユーザがおり、各人は基本チャネル(FCH)に関連付けられている。(2)SCHアクティブセット=1かつFCHアクティブセット>=1である。(3)ターボデコーダがSCHに対して使用され、重畳デコーダがFCHに対して使用される。(4)ブラインドレート決定がSCHユーザに対して使用され、最大3レートが決定される(迅速な予測のために必要に応じて)。(5)予測装置は(システムシミュレーションで示されていないが)BSで利用可能であり、必要なFCH電力をフレームの初めで予測する。(6)データユーザが利用可能な電力PaはPa=Pmax-ΣFCH電力−Σ他の電力である。ここでPmaxは総電力であり、他の電力は(例えばパイロットチャネル、ページングチャネル、同期チャネル、および制御チャネル(CCH)に対する)オーバーヘッドな電力レベルである。(7)送信されたユーザの電力およびレートがマージンを用いて決定された後、電力はすべての利用可能な電力Paの利用に比例して増加する。(8)システムシミュレータは、フレームタイミング、フレーム毎のフェージング変化、データユーザ用の個々のキュー、および各フレームに必要なFCH電力を含んでいなければならない。
ステップ700で、BSはユーザスループットTI(0)を初期設定する。BSはその後ステップ702に進む。ステップ702でBSはk番目のフレーム用の入力パラメータを得る。その後BSはステップ704に進む。ステップ704でBSは各データユーザに対してポテンシャルSCHレートRi(k)およびプライオリティインデックスIi(k)を計算する。BSはその後ステップ706に進む。ステップ706でBSは、S={1,2,…,N}, Pr(k) = Pa(k)を前提として各ユーザに対する実際のSCH送信レートを計算する。ここでPr(k)は利用可能な残りの電力であり、Sは新規のユーザセットである。BSはその後ステップ708に進む。ステップ708でBSは送信レートと送信電力とを設定し、ユーザスループットTi(k)を更新する。BSはその後ステップ702に戻る。この繰り返しはすべてのフレームが処理されるまで続く。
特定の実施形態にしたがうと、図8でBSが取るアルゴリズムステップは図9のフローチャートを参照してより詳細に説明される。図9のステップ800でBS(示されていない)はi=1,2,…, NのときTI(0)を9.6kbpsに等しく設定することによってユーザスループットを初期設定する。ここでiはユーザ数を特定するインデックスでありNはユーザの総数である。別の実施形態では、ユーザスループットは14.4kbpsに初期設定される。BSはその後ステップ802に進む。
ステップ802からステップ806では、BSはk番目のフレームの入力パラメータを得る。ステップ802でBSはデータユーザが利用可能な総電力Pa(k)を計算する。データユーザに利用可能な総電力は基本チャネル電力レベルの和と他のすべてのあるいはオーバーヘッドな電力レベル(例えば、パイロットチャネル、ページングチャネル、同期チャネル、および制御チャネルに対する電力レベル)の和の両方をBSに対する最大電力(固定されている)から減算することによって計算されてもよい。BSはその後ステップ804に進む。ステップ804でBSは各データユーザiのフレームkのFCH送信電力Pi F(k)を得る。ここでN人のユーザがいるときi=1,2,…,Nである。FCH電力レベルは多くの前のフレームに関して時間の経過により各フレーム中の電力制御グループを積分し、その後cdma2000で特定されるようなk番目のフレームに必要な瞬間電力を予測することによって得られる。BSはその後ステップ806に進む。ステップ806でBSは各データユーザi(i=1,2,…,N)のフレームkのFCH送信レートRi F(k)を得る。送信レートはデータ呼の間固定されており、cdma2000で特定されるようなフルレート(例えば9.6kbpsあるいは14.4kbps)、1/2レート、1/4レート、あるいは1/8レートのいずれかであってよい。BSはその後ステップ808に進む。
ステップ808からステップ810では、BSは各データユーザに対して予想されうるSCHレートRi(k)およびプライオリティインデックスIi(k)を計算する。ステップ808でBSは各ユーザに対して予想されうるSCHレートを以下の式にしたがい決定する。
Figure 0004057424
ここでRTCはターボデコーダを用いてレートRi F(k)でデータを送信するのに必要な電力である。PCCは重畳デコーダを用いてレートRi F(k)でデータを送信するのに必要な電力である。値PTCおよびPCCはシミュレーションによって導かれ、動作に先立ってBSのルックアップテーブルに記憶される。値αPMは送信電力予測マージンであり、これは1よりも大きい。値αASMはアクティブセットマージンであり、これは1より大きい(FCHアクティブセットは1よりも大きく、1つ以上のBSが音声呼のためにユーザと同時通信することを可能にしている一方で、SCHは1に等しく、ユーザから1つだけのBSにデータ呼を制限している)。BSはその後ステップ810に進む。ステップ810でBSは以下の式にしたがって各ユーザに対するプライオリティインデックスを決定する。
Ii(k) = Ri(k) / (Ti(k) , (i = 1,2,…,N)
BSはその後ステップ812へ進む。
ステップ812からステップ830でBSはS={1,2,…,N}およびPr(k) = Pa(k)を前提として各ユーザjに対して実際のSCH送信レートRj *(k)を計算する。ここでPr(k)は利用可能な残りの電力であり、Sは新規ユーザセットである。ステップ812でBSは、
Figure 0004057424
を導き、さらにrl<=Rj(k)<rl-1となるようにRj(k)を多くの利用可能なレート(r1<r2, … , <rM)に適合させる。レート数はシグナリングチャネルを介してBSとデータユーザ間での取り決めにしたがった任意数のレートでよい。特定の実施形態において、利用可能なレート数は3である。BSはその後ステップ814に進む。ステップ814でBSはRj(k)<r1かどうかを決定する。Rj(k)がr1より小さい場合、BSはステップ816に進む。これに対してRj(k)がr1より小さくない場合、BSはステップ818に進む。ステップ818においてBSはRj(k)<rかどうかを決定する。Rj(k)がrMより大きい場合BSはステップ820に進む。これに対してRj(k)がrMより大きくない場合BSはステップ822に進む。ステップ820でBSはユーザjに対する実際の送信レートRj *(k)がrMと等しくなるよう設定する。ステップ822でBSはユーザjに対する実際の送信レートRj *(k)がrIと等しくなるよう設定する。
ステップ824でBSは以下の式にしたがって利用可能な残りの電力Pr(k)を更新する。
Figure 0004057424
BSはその後ステップ826に進む。ステップ826でBSはユーザjをユーザセットSから減算することによって新規のユーザセットSを更新する。BSはその後ステップ828へ進む。ステップ828でBSは以下の式にしたがって新規の送信レートRi(k)を更新する。
Figure 0004057424
BSはその後ステップ830に進む。ステップ830でBSはユーザセットSがゼロに等しくないかどうかを決定する。ユーザセットSが空のセットφでない場合、BSはステップ812に戻ってステップ812からステップ830を通して繰り返し、次のユーザjに対する実際のSCH送信レートRj *(k)を計算する。これに対してユーザセットSが空のセットφの場合、BSはステップ832へ進む。
ステップ832からステップ836において、BSは各ユーザに対する送信レートおよび送信電力を設定し、k番目のフレームのユーザスループットTi(k)を更新する。ステップ832でBSはレートRj *(k)(i=1,2,…,N)でデータを送信する。BSはその後ステップ834へ進む。ステップ834でBSは以下の式にしたがってユーザjに対する送信電力を更新する。
Figure 0004057424
BSはその後ステップ836へ進む。ステップ836でBSは以下の式にしたがってk番目のフレームのユーザスループットTi(k)を更新する。
Ti(k) = ( 1 − 1 / t )Ti(k) + Ri*(k) / t
ここでtはフレーム数で表されるウィンドウサイズである。BSはその後ステップ802に戻り次のフレームの処理を始める。
FL送信電力およびレートスケジューリングの上述した方法はソフトハンドオフおよびソフターハンドオフの場合にも拡張されてよい。図10はソフトハンドオフ中のMS10Aを示す。セルラシステムにおいて補強された頑強性を提供するためにソフトハンドオフがMS10Aが1つの基地局トランシーバ(BTS)12Bのカバーレッジエリアから別のBTS12Cへ移動する際に行われる。ソフトハンドオフは第1のBTS12Bを含むRFリンクを終了させる前に第2のBTS12Cを含む無線周波数(RF)リンクを確立する処理である。図1では、1つのMS10Aが2つのBTS12B、12Cと対話しているのが示され、したがってソフトハンドオフ状態にある。ソフトハンドオフは第2のBTS12Cを含むRFリンクが確立される前の第1のBTS12Bを含むRFリンクが終了する間、ハードハンドオフと対比されてもよい。少なくとも1つのRFリンクが常に維持されることによって、ソフトハンドオフはあるセルのカバーレッジエリアから別のセルのカバーレッジエリアへの遷移の間、できる限り通信信号が中断されることなく継続するようにする。
ソフターハンドオフはMS10が、同一のBTS12によりサービスを受けるセルの複数のセクタと通信する処理のことである。ソフターハンドオフの際、BTS12の第1のセクタを含むRFリンクが終了する前に同一のBTS12の第2のセクタを含むRFリンクが確立する。
BTS12はBSC14を介して公衆交換電話網16(PSTN)と対話する。BTSに対する中央制御装置としてBSCはBSCの制御下にあるBTSのすべてのセクタの送信電力およびレート情報を保持する。第1のBTS12Bは第1のセルのセクタを制御し、第1のセルのセクタについての情報を保持する。従来の方法では、BTS12にFCHあるいはMS10から受信したC/Iメッセージフォワードリンク送信電力に関する直近の情報に基づいてFL・SCH送信電力レベル決定をさせている。
SCHをサポートするMS10がソフトハンドオフに入るとき、MS10は送信電力およびレート情報を同一セルの複数のセクタから受信する。BTS12は両方のセクタにおける送信電力レベルに関する情報を有し、どれほどSCH送信電力が必要かのタイムリーな推定を行うことができる。SCH送信電力およびレートを決定する上述の方法はソフターハンドオフにおけるMS10に適用される。しかしながらソフターハンドオフでは、BTS12はソフターハンドオフに含まれるすべてのセクタからのフォワードリンクFCH送信電力情報(すなわちC/Iメッセージ)を利用する。ソフターハンドオフの際に、1つのセルの複数のセクタから送信された電力の比はBTS12により認識され、これによりFCH上の電力要求からSCH上でデータを送信するのに必要なフォワードリンク電力の決定が可能となる。音声ユーザがソフターハンドオフ中に信号を1つのセルの両方のセクタから受信していても、ユーザは両方のセクタから受信データを受信してよいし、しなくてもよい。セル全体に適用された電力比を知ることによって、ソフターハンドオフの際のセクタ間のユーザは各セクタに1人のユーザがいる2人のユーザのように取り扱われる。
SCHをサポートするMS10がソフトハンドオフに入るとき、MSは2つの異なるセルと通信する。各BTS12はBTS12により制御されるセルからの情報へのアクセスのみを有する。ソフトハンドオフにおいて、FCH送信電力情報(すなわちC/Iメッセージ)に基づいてSCH送信電力およびレートの決定をなすために、そのソフトハンドオフに含まれる両方のセルに関する情報が中央制御装置によって保持されなければならない。中央制御装置はBSC14あるいはBTS12のうちの1つのいずれかであってよく、FCH送信電力およびレート(すなわちC/I)メッセージを他のBTS12からBSC14を介して受信する。一方で、要求された情報を時宜に遅れたものとする比較的大きな通知遅延が存する。SCH上でのデータ送信に必要な電力は、1つだけのBTS12がユーザへ電力を送信している場合には、FCH上で音声データを送信するのに必要な電力を用いて決定されてもよい。ソフトハンドオフ中にSCH上で必要とされる電力を決定するためにFCH上での電力要求を利用することはできない。なぜなら、音声チャネルは同時にユーザに信号を送信する1より多いセルを有するからである。ソフトハンドオフにおいてはBTS12とMS10の1対1のマッピングはもはや存しない。異なるセルは異なるチャネル状態を有する。セルのチャネル状態はセルを制御するBTS12にのみ知られている。したがって、BTS12はソフトハンドオフ中に状態をフェージングすることによって生じる分配電力の比を計算することができない。
ソフトハンドオフ中に遅延メッセージを用いてチャネルの変化に迅速に対応しようとする代わりに、SCHは音声ユーザのような持続ユーザとして扱われる。直近のチャネル情報に基づきチャネル状態が最適と見なされる場合にのみ送信する代わりに、ソフトハンドオフ中のSCH上での送信が続けられる。チャネル依存情報に基づく場合よりも多くの電力を利用してSCH上での送信が最適回数より少なく生じるとしても、ソフトハンドオフに含まれる両BTS12からの信号を合成することにより提供されるマルチパスダイバーシティによりソフトハンドオフでの総電力消費はより少なくなる。チャネル依存情報に基づく送信スケジューリングはMS10がソフトハンドオフ状態になくなると再開する。
ハンドオフしないあるいはハードハンドオフ状態の際に適用されるフォワードリンク電力およびレートスケジューリングのための上述の実施形態のアルゴリズムは、ソフターハンドオフに含まれるすべてのセクタからの情報を用いるソフターハンドオフに適用され、さらに最新の電力およびレート(すなわちC/I)情報に基づいてユーザに対する送信をスケジューリングする代わりに、ユーザに連続的に送信することによってソフトハンドオフに適用される。開示されたアルゴリズムを用いたソフターハンドオフはすべての適用可能なセクタからのBTS14に利用可能な情報を用いてサポートされる。ソフトハンドオフは開示されたスケジューリングアルゴリズムからデータユーザを除き、ソフトハンドオフが完了するまで連続的にデータをユーザに送信することによってサポートされる。ソフトハンドオフユーザに連続的に送信する一方で、チャネル依存でない電力およびレートが選択される。ソフトハンドオフ中に選択された電力レベルはチャネルの最近の測定度よりもむしろ平均要求電力に基づく。
1つの実施形態において、ソフトハンドオフは、フェージング状態がデータユーザをBTS12間でバウンスさせないようにし、その後の送信遅延を生じさせないようにするために前のリンクがもはや維持されなくてもよくなるときまで延期されてもよい。別の実施形態では、バウンスは予め定められた瞬間にユーザを新規のリンクと切り換えることによって回避される。
上述の実施形態にしたがって、BSで使用できる電力は音声トラフィックに適用された後フォワードリンクデータセルに対して使用される。総システムスループットは比例した公正な構成における公正さあるいは他の適切なアルゴリズムとのバランスが取られる。持続可能なデータレートがBSにおいて予測される。FCHの送信電力は例示的な実施形態にしたがってSCHに対する利得ファクタにより乗算される。複数のユーザはすべての使用可能な電力が使用されるまで同時に送信することができる。
当業者が理解するように、代替実施形態においてcdma2000で特定されるDCCH制御チャネルのような他のチャネルがFCHの代わりに使用されてもよい。したがって、例えば(重畳的に符号化されている)DCCHの送信電力は(ターボ符号化されている)SCHに対する適切な利得ファクタだけ乗算される。
このように、ソフトハンドオフおよびソフターハンドオフの際のワイヤレス通信システムにおけるフォワードリンクスケジューリングのための新規で改良された方法および装置が説明された。情報および信号が任意のさまざまな異なるテクノロジーや技術を用いて表されてもよいことが当業者にとって理解されるだろう。例えば上述の説明を通して参照されたような、データ、命令、指令、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップが、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、光学領域または光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせにより表されてもよい。
当業者はさらに、ここに開示された実施形態とともに説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両者の組み合わせとして実現されてもよいことを認めるだろう。ハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが上記で一般的にそれらの持つ機能の点から説明されてきた。そのような機能がハードウェアで実現されるかソフトウェアで実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課された設計の制約に基づく。当業者は説明された機能をそれぞれの特定のアプリケーションに対するさまざまな方法で実現できるだろう。しかしながらそのような実現の決定は開示された実施形態の実施形態の範囲から外れるので検討すべきでない。
ここに開示されている実施形態とともに説明されているさまざまな例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、書換可能ゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラマブル論理装置、別個のゲートまたはトランジスタ論理、別個のハードウェアコンポーネント、あるいはここで説明された機能を行うために設計されたこれらの任意の組み合わせによって構成されあるいは実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替的にこのプロセッサは任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機械であってもよい。プロセッサは、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと接続された1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいはそのような他の任意の構成のような計算装置の組み合わせであってもよい。
ここで開示された実施形態とともに説明された方法やアルゴリズムのステップはハードウェアで直接具体化されてもよいし、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで具体化されてもよいし、あるいはこれら2つの組み合わせで具体化されてもよい。ソフトウェアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは技術的に知られた他の任意の形式の記憶媒体に存していてもよい。例示的な記憶媒体はプロセッサに接続されており、そのようなプロセッサは情報を記憶媒体から読み出し、あるいは記憶媒体に書き込むことができる。代替的に、記憶媒体はプロセッサに集積されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体はASICに存していてもよい。ASICは遠隔局に存していてもよい。代替的にプロセッサと記憶媒体はユーザ端末の別個のコンポーネントとして存していてもよい。
開示された実施形態の前述の説明は当業者が開示された実施形態を作成あるいは使用できるように提供されている。これらの実施形態のさまざまな修正は当業者にとって容易に認識され、ここで定義されている一般原理は本発明の精神あるいは範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてもよい。したがって、開示された実施形態はここに示された実施形態に限定されるよう意図するものではなく、ここに説明された原理や新規な特徴と一致する最も広い範囲に適合するよう意図されている。
図1は、1つの実施形態にしたがった時間に関する送信電力の変動を示す。 図2は、例示的な実施形態にしたがった好ましい補助チャネルの送信電力を示す。 図3は、例示的な実施形態にしたがった動作シーケンスを示すフローチャートを示す。 図4Aは、本発明にしたがって使用される移動局の一般的な構成を示すブロック図である。 図4Bは、例示的な実施形態にしたがって使用される一般的なチャネル構造を示すブロック図である。 図5Aは、例示的な実施形態にしたがって使用されるデジタル信号処理装置のハードウェアコンポーネントおよび相互接続部を示すブロック図である。 図5Bは、図5Aで示され例示的な実施形態にしたがって使用される変調器526のハードウェアコンポーネントおよび相互接続部を示すブロック図である。 図6Aは、例示的な実施形態にしたがって使用されるデジタル信号処理基地局装置のハードウェアコンポーネントおよび相互接続部の一部分を示すブロック図である。 図6Bは、図6Aで示され、例示的な実施形態にしたがって使用される復調器604のハードウェアコンポーネントおよび相互接続部を示すブロック図である。 図7は、開示された実施形態にしたがった例示的なデジタルデータ記憶媒体である。 図8は、フォワードリンクスケジューリングを達成するためにワイヤレス通信システムにおける基地局により行われる方法のステップを示すフローチャートである。 図9Aは、フォワードリンクスケジューリングを達成するためにワイヤレス通信システムにおける基地局により行われる方法のステップを詳細に示すフローチャートを示す。 図9Bは、フォワードリンクスケジューリングを達成するためにワイヤレス通信システムにおける基地局により行われる方法のステップを詳細に示すフローチャートを示す。 図10は、ソフトハンドオフおよびソフターハンドオフが生じうるデータ通信システムの図である。

Claims (8)

  1. ソフターハンドオフの際にワイヤレス通信システムにおけるデータユーザの送信レートおよび送信電力レベルをスケジューリングする方法であって、
    少なくとも2つのセクタを持つ基地局と遠隔局との間でセクタ毎に少なくとも1つの第1のチャネルを介して音声データを有する信号を送信し、
    セクタ毎に少なくとも1つの第1のチャネルを介して送信された音声データに関する送信電力レベルを基地局で測定し、
    送信電力レベルに関する履歴プロファイルを決定し、
    送信電力レベルに関する履歴プロファイル使用して、追加のデータを送信するための第2のチャネルの送信電力レベルおよびデータレートを選択することを含む方法。
  2. 基地局のセクタから受信した音声データ信号の品質を示す送信メトリックを遠隔局で測定し、
    音声データの品質の任意の変化または不変を遠隔局から基地局に通知し、
    基地局のセクタにより送信された音声データに関する前記メッセージを考慮して送信電力を調整または調整しないことをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. プロセッサにより実行可能な機械読み取り可能命令のプログラムであり、ソフターハンドオフの際にワイヤレス通信システムにおけるデータを送信するための好ましいスロットを予測する方法を実行するプログラムであって、
    この命令は、
    少なくとも2つのセクタを持つ基地局と遠隔局との間で音声データを有する信号を送信する手順と
    セクタ毎に少なくとも1つの第1のチャネルを介して送信された音声データに関する送信電力レベルを基地局で測定する手順と
    送信電力レベルに関する履歴プロファイルを決定する手順と
    送信電力レベルに関する履歴プロファイル使用して、追加のデータを送信するための第2のチャネルの送信電力レベルおよびデータレートを選択する手順とを含むプログラム
  4. 前記命令は、
    基地局のセクタから受信した音声データ信号の品質を示す送信メトリックを遠隔局で測定する手順と
    音声データの品質の任意の変化または不変を遠隔局から基地局に通知する手順と
    基地局により送信された音声データに関する前記メッセージを考慮してセクタの送信電力を調整または調整しない手順とをさらに含む請求項3記載のプログラム
  5. ワイヤレス通信システムにおいてデータユーザの送信レートおよび送信電力レベルをスケジューリングする方法であって、
    基地局と遠隔局との間で少なくとも1つの第1のチャネルを介して音声データを有する信号を送信し、
    少なくとも1つの第1のチャネルを介して送信された音声データに関する送信電力レベルを基地局で測定し、
    送信電力レベルに関する履歴プロファイルを決定し、
    送信電力レベルに関する履歴プロファイルを使用して追加のデータを送信するための第2のチャネルの送信電力レベルおよびデータレートを選択し、
    平均要求電力に基づいてソフトハンドオフの電力レベルと送信レートを選択し、
    ソフトハンドオフ中にソフトハンドオフの電力レベルと送信レートで連続的にユーザに送信することを含む方法。
  6. 基地局のセクタから受信した音声データ信号の品質を示す送信メトリックを遠隔局で測定し、
    音声データの品質の任意の変化または不変を遠隔局から基地局に通知し、
    基地局により送信された音声データに関する前記メッセージを考慮して送信電力を調整または調整しないことをさらに含む請求項記載の方法。
  7. プロセッサにより実行可能な機械読み取り可能命令のプログラムであり、ワイヤレス通信システムにおいてデータユーザの送信レートおよび送信電力レベルをスケジューリングする方法を実行するプログラムであって、
    この命令は、
    基地局と遠隔局との間で音声データを有する信号を送信する手順と
    少なくとも1つの第1のチャネルを介して送信された音声データに関する送信電力レベルを基地局で測定する手順と
    送信電力レベルに関する履歴プロファイルを決定する手順と
    送信電力レベルの履歴プロファイルを使用して追加のデータを送信するための第2のチャネルの送信電力レベルおよびデータレートを選択する手順と
    平均要求電力に基づいてソフトハンドオフの電力レベルと送信レートを選択する手順と
    ソフトハンドオフ中にソフトハンドオフの電力レベルと送信レートで連続的にユーザに送信する手順とを含むプログラム
  8. 前記命令は、
    基地局から受信した音声データ信号の品質を示す送信メトリックを遠隔局で測定する手順と
    音声データの品質の任意の変化または不変を遠隔局から基地局に通知する手順と
    基地局により送信された音声データに関する前記メッセージを考慮して送信電力を調整または調整しない手順とをさらに含む請求項記載のプログラム
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