JP4055222B2

JP4055222B2 - Valve opening / closing device

Info

Publication number: JP4055222B2
Application number: JP22140397A
Authority: JP
Inventors: 和幸諸越; 敬石田
Original assignee: IHI Corp
Current assignee: IHI Corp
Priority date: 1997-08-18
Filing date: 1997-08-18
Publication date: 2008-03-05
Anticipated expiration: 2017-08-18
Also published as: JPH1163289A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中心軸回りに回転する回転体の表面に弁軸を中心軸に直交して取付けられた弁を、この弁と回転体を覆うケーシングの外側から開閉する弁開閉装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
製鉄・金属溶解等に使用される高炉等の竪型炉では、炉頂部から原料を炉内に装入するためのベルなし炉頂装入装置が設けられている。図９は従来用いられている弁開閉装置を備えたベルなし炉頂装入装置分配シュート駆動装置の縦断面図を示す。１は分配シュート駆動装置ケーシングで、炉頂に設けられた原料分配シュート６を傾動駆動する減速機２を覆っている。旋回テーブル３は中心軸Ｓを中心に回転する段付円筒状の構造物で減速機２を載置している。４は冷却パネルで分配シュート駆動装置内部を冷却する。５は原料分配シュート６に冷却水を供給する配管であり、７はこの配管５に設けられた弁で、弁軸７ａに設けられたハンドル８により開閉される。弁７の開閉はハンドル８の９０度ごとの回転で開より閉、閉より開となる。ハンドル８は十字形をしており、この間に駆動装置ケーシング１を貫通して操作棒９を挿入して弁７の開閉が行われる。原料分配シュート６は頂部より投入される原料を炉内に均等に分散する装置で中心軸Ｓを中心に回転およびＴを中心に傾動する。
【０００３】
図１０は弁開閉機構の詳細図である。
弁７は旋回テーブル３の円筒面に弁軸７ａが中心軸Ｓに直角となるように取付けられている。この弁軸７ａに平面形状が十字形のハンドル８が直交して固定されている。この十字形の間に操作棒９が出入りできるように分配シュート駆動装置ケーシング１を貫通して設けられている。操作棒９は弁７を開閉するときはハンドル８の十字形の間に挿入され、開閉しないときはハンドル８より手前まで引き抜かれている。ハンドル８を含む弁７は旋回テーブル３とともに中心軸Ｓの回りに回転している。
【０００４】
図１１は弁７の開閉動作を説明する図である。
直線矢印は中心軸Ｓの方向に向いてハンドル８を見たときのハンドル８の回転方向を示す。操作棒８は分配シュート駆動装置ケーシング１に取付けられている。ハンドル８の十字形の先端をＡ〜Ｄとし、ＡとＣが上のときは弁７は閉、ＢとＤが上のときは開とする。弁７を開とするため操作棒９を十字形の間を貫通して少し奥まで移動すると、ハンドル８が中心軸Ｓの回りを旋回してきてＮ１の状態となる。次にＮ２の状態となり、矢印のように反時計回りに４５度回転し、Ｎ３の状態で９０度回転する。このとき十字形の上部はＢとなり弁７は開となる。この状態から閉にするときは、操作棒９をそのままにしておけば、次にハンドル８が旋回してきたとき、Ｎ１〜Ｎ３の動作を繰り返し、閉となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
このように弁は開→閉→開→閉→開を繰り返すため、分配シュート駆動装置ケーシング１の外側からでは弁の開閉状態がわからなくなるという問題があった。このため十字形ハンドル８に開閉の印を付け、さらに分配シュート駆動装置ケーシング１に覗き窓を付けるという工夫もなされたが、分配シュート駆動装置ケーシング１内は塵埃が多い雰囲気であり、また内部の駆動装置２の機械部品の潤滑のために油脂が飛散して覗き窓に付着するため、弁７の開閉状態を分配シュート駆動装置ケーシング１の外側から確認することは困難であった。また操作棒９をハンドル８を回転する位置まで挿入したままにしておくと、常に弁の開閉動作を繰り返すという問題があった。
【０００６】
本発明はかかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明は、ケーシングの外側から内部の弁の開閉状態を確実に判別できる装置とし、さらに弁を開または閉に操作しそのまま放置してもその状態を保持する弁開閉装置を提供することを目的とする。また誤って開閉の両動作を同時にしても装置に支障をきたさない弁開閉装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１の発明では、中心軸回りを回転する回転体の表面に弁軸が前記中心軸に直角に取付けられた弁であって、この弁と前記回転体はケーシングで囲まれており、このケーシングの外側より前記弁軸を回転して前記弁を開閉する弁開閉装置において、前記弁軸には弁軸方向に見て２辺の長さｋがほぼ等しいＬ字形のハンドルがその２辺の交点に弁軸が固定された状態で取付けられており、前記弁軸と平行に前記ケーシングを貫通して２本の操作棒が前記ハンドルを越える位置まで往復動可能に設けられており、前記２本の操作棒は前記中心軸に平行な方向で前記弁軸を挟んで前記ｋより短い等距離ｍの位置に取付けられている。
【０００８】
本発明の動作を図２〜図５により説明する。図２に示すように、弁棒にはＬ字形のハンドルが２辺の交点で結合されており、弁軸の位置を挟んで中心軸Ｓ方向にｍの位置に操作棒が弁軸に平行に２本取付けられ、弁軸方向に往復動できるようになっている。図３でＮ１の状態を弁閉とし、Ｎ３の状態を開とする。なおこの逆としてもよい。弁およびハンドルは回転体により直線の矢印方向に回転しているとする。この弁閉の状態で図３で上方の操作棒をハンドルを越える位置まで挿入すると、弁の回転によりＮ１の状態になり、Ｎ２のように回転してＮ３の弁開の状態になる。操作棒を挿入した状態にしておけば弁は開の状態を維持している。故に上部操作棒が挿入されていれば弁は開となっていることが外部からでも分かる。弁を開より閉にするときは、上方の操作棒を抜いて下方の操作棒を挿入する。図５はこの状態を示しており、下方の操作棒によりＮ２で示すように、開とするときと反対方向に回り、Ｎ３の閉の状態となる。このまま操作棒を挿入しておいても弁は閉の状態を維持する。故に下方の操作棒が挿入されていると弁は閉であることが外部から分かる。
【０００９】
請求項２の発明では、前記２本の操作棒は、前記中心軸に平行な同一線上に設けられている。
【００１０】
操作棒が図２で示すように中心軸Ｓに平行な同一の線上にあると、操作もし易く、またいずれが挿入されているのか見やすい。しかし同一線上になくても弁の開閉操作は可能である。
【００１１】
請求項３の発明では、前記２本の操作棒は、前記中心軸に平行な別々の線と交差し、この２本の平行な線は、前記中心軸を中心としこの中心から前記ハンドルと前記弁軸の交点までの距離ｒを半径とする円周に沿った方向に離れており、
一方の操作棒によりハンドルが回転している間における該ハンドルの移動範囲の外側に、他方の操作棒の往復動範囲全体が位置し、
前記他方の操作棒によりハンドルが回転している間における該ハンドルの移動範囲の外側に、前記一方の操作棒の往復動範囲全体が位置する。
【００１２】
２本の操作棒を誤って同時に挿入してしまうと、ハンドルを破損してしまう。これを避けるため、一方の操作棒によりハンドルが回転している間における該ハンドルの移動範囲の外側に、他方の操作棒の往復動範囲全体が位置し、前記他方の操作棒によりハンドルが回転している間における該ハンドルの移動範囲の外側に、前記一方の操作棒の往復動範囲全体が位置する。これにより誤って２本挿入してもハンドルを破損することはない。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
図１は、本発明の第１実施形態の弁開閉装置を備えたベルなし炉頂装入装置分配シュート駆動装置の縦断面図である。１は分配シュート駆動装置ケーシングで、炉頂に設けられた原料分配シュート６を傾動駆動する減速機２を覆っている。旋回テーブル（回転体）３は中心軸Ｓを中心に回転する段付円筒状の構造物で、減速機２をその段部に載置している。４は冷却パネルなどで構成される冷却機構で分配シュート駆動装置内部を冷却する。５は分配シュート６に冷却水を供給する配管であり、７はこの配管５に設けられた弁で、弁軸７ａに設けられたハンドル１８により開閉される。弁７の開閉はハンドル１８の９０度の回転で開より閉（または閉より開）、この逆回り９０度の回転で閉より開（または開より閉）となる。ハンドル１８はＬ字形をしており、このＬ字形間に分配シュート駆動装置ケーシング１を貫通して２本の操作棒９ａ，９ｂを挿入して弁７の開閉が行われる。原料分配シュート６は頂部より投入される原料を炉内に均等に分散する装置で中心軸Ｓを中心に回転およびＴを中心に傾動する。
【００１４】
図２は弁開閉装置の詳細を示す図である。弁７は旋回テーブル３の円筒面に弁軸７ａが中心軸Ｓに直角になるように取付けられている。この弁軸７ａに平面形状がＬ字形のハンドル１８が直交して固定されている。このＬ字形の間に２本の操作棒９ａ，９ｂが、弁軸７ａを中心として中心軸Ｓに平行な線Ｕ上に（図２で上下方向に）等距離ｍで、弁軸７ａに平行に分配シュート駆動装置ケーシング１を貫通して往復動可能に取付けられている。Ｌ字形の２辺の長さは等しくｋで表す。また２辺の交点ｐに弁軸７ａが取付けられている。ハンドル１８が弁軸７ａに取付けられている位置は中心軸Ｓより半径ｒの位置であり、旋回テーブル３の回転によりハンドル１８は半径ｒの円周Ｒ上を回転する。ハンドル１８のＬ字形の各辺の端部は、末広がりの傾斜部ｑを有し、この傾斜部ｑによりハンドル１８を確実に９０度単位で回転するようになっている。なおこの傾斜部ｑは十字形ハンドル８にも用いられている。なお距離ｍは辺の長さｋより短く、図３に示すように交点ｐより傾斜部ｑの開始位置までの長さにするとよい。
【００１５】
各操作棒９ａ，９ｂは、その先端がハンドル１８を越えて中心軸Ｓ側へ挿入された挿入状態と、ハンドル１８の手前の位置までで停止している非挿入状態の２つの状態があり、この両状態のいずれかが弁開（または閉）、他が弁閉（または開）に対応する。以下これを図２〜図５を用いて説明する。図２は上方の操作棒９ａが挿入状態で、下方の操作棒９ｂが非挿入状態を示す。図２の左側のようにＬ字のＡ端が水平左側でＢ端が下方のとき弁７は開とする。また図３のＮ１に示すようにＡ端が上方でＢ端が水平左側のとき弁７は閉とする。
【００１６】
図３は弁７が閉のとき、図２に示す状態に操作棒９ａ，９ｂを設定して開にする動作を説明する図である。図３において、直線矢印はハンドル１８の旋回方向を示す。操作棒９ａは旋回方向には固定である。図２に示すように操作棒９ａを挿入状態、操作棒９ｂを非挿入状態とすると、閉状態のハンドル１８と操作棒９ａの関係はどの旋回位置で挿入されても、１回転旋回するうちにＮ１状態となる。この状態で旋回が進とＮ２に示すように、ハンドル１８は反時計回りに回転してゆき、９０度回転してＮ３の状態になる。これは図２に示すように弁開の状態である。この開の状態となると操作棒９ａはハンドル１８を回転させる力を失い、ハンドル１８が何度旋回してきてもＮ３の状態を保持する。これにより操作弁９ａが挿入状態で、操作弁９ｂが非操作状態であれば、弁７は開であることが判る。
【００１７】
図４は上方の操作棒９ａが非挿入状態で、下方の操作棒９ｂが挿入状態を示す。このとき弁７は左側に示すようにＡ端が上方でＢ端が水平左側で閉とする。図５は弁７が開のとき、図４に示す状態に操作棒９ａ，９ｂを設定して閉にする動作を説明する図である。図５において、直線矢印はハンドル１８の旋回方向を示す。操作棒９ｂは旋回方向には固定である。図４に示すように操作棒９ａを非挿入状態、操作棒９ｂを挿入状態とすると、開状態のハンドル１８と操作棒９ｂの関係はどの旋回位置で挿入されても、１回転旋回するうちにＮ１状態となる。この状態で旋回が進とＮ２に示すように、ハンドル１８は時計回りに回転してゆき、９０度回転してＮ３の状態になる。これは図４に示すように弁閉の状態である。この閉の状態となると操作棒９ｂはハンドル１８を回転させる力を失い、ハンドル１８が何度旋回してきてもＮ３の状態を保持する。これにより操作弁９ａが非挿入状態で、操作弁９ｂが操作状態であれば、弁７は閉であることが判る。
【００１８】
以上の説明は、図２に示すようにＬ字のＡ端が水平左側でＢ端が下方のとき弁７は開とし、図４に示すようにＡ端が上方でＢ端が水平左側のとき弁７は閉であるとし、ハンドル１８の旋回方向は、図３、図５の直線矢印で示す方向とした場合であるが、これと異なる設定をしても同様な結論が得られる。
【００１９】
次に第２実施形態を説明する。
第１実施形態では、誤って両操作棒９ａ，９ｂを同時に挿入状態にした場合、弁開閉装置が破損する恐れがある。両者の間にインターロック機構を設け、一方を挿入すると、他方が引き出されるようにすればよい。しかしこのようなインターロック機構は複雑であり、それ自身故障する可能性もある。第２実施形態は両操作棒９ａ，９ｂの相対配置を変えることにより弁開閉装置の損傷を防止するようにしたものである。
【００２０】
図６は第２実施形態の操作棒９ａ，９ｂの配置を示す図である。本実施形態は操作棒９ａ，９ｂの配置以外は第１実施形態と同一である。図６において中心軸Ｓは図１に示した旋回テーブル３の回転中心軸であり、縦線Ｖ，Ｗはこの中心軸Ｓに平行な線である。またＬ字形の２辺の交点ｐを通る横線Ｒは、図２で説明したハンドル１８の旋回軌道を示し、中心軸Ｓから半径ｒで描かれる円周である。操作棒９ａは縦線Ｖ上で、横線Ｒから傾斜部ｑが開始されるまでの長さｍだけ上方の位置に設けられる。また操作棒９ｂは縦線Ｗ上で、横線Ｒから下方に長さｍの位置に設けられる。縦線Ｖと縦線Ｗの横線Ｒ方向の距離ｄは次の式（１）で表される。
【００２１】
ｄ＝ｋ＋ａ＋ｂ …（１）
ここで、ｋはＬ字形のハンドル１８の辺の長さで２辺の交点ｐから先端までの長さ、ａは操作棒９ａ，９ｂの直径、ｂはＬ字形の辺の幅の１／２の長さである。
【００２２】
このように配置された操作棒９ａ，９ｂを同時に挿入状態とした場合の動作を図７と図８により説明する。図７は閉の弁を開にする動作を示し、図８は開の弁を閉にする動作を示す。操作棒９ａ，９ｂが図６に示す配置であれば同時に挿入状態にしても弁７の開閉動作に支障をきたさない。ただしこの同時挿入状態を持続していると、旋回テーブル３が１旋回する度に開から閉に、または閉から開を繰り返すことになる。このため同時挿入状態となったら速やかに何れかを非挿入状態とする必要がある。
【００２３】
なお、Ｌ字形ハンドル１８自身は、重心位置の関係で回転軸回りに偏心荷重を持っている。通常は弁装置の開閉動作にはある程度の回転トルクが必要であるため、自然に弁装置が開閉することはないが、開閉トルクが極端に小さい弁装置の場合に、旋回テーブル３の旋回動作やその他の動作により発生する振動などにより、弁装置が自然に動作してしまうこともある。このような場合は、偏心荷重を補償するだけのカウンターウエイトを、操作棒９ａ，９ｂと干渉しないＬ字形ハンドル１８の位置に設けることにより、弁装置が自然に動作することを防ぐことが可能である。しかしこのように弁装置が自然に動作する可能性のある場合でも、操作棒９ａ，９ｂの何れかを挿入状態としておくことにより、その挿入状態が表す弁の開、または閉の状態を保持することができる。
【００２４】
以上の実施形態の説明では、弁装置の弁軸を水平としているが、弁軸を垂直または斜めに配置しても、操作棒の配置を弁開閉ハンドルの姿勢に対応するようにすれば、実施形態と同様の効果を得ることができる。
【００２５】
【発明の効果】
上述したように、本発明の弁開閉装置は、Ｌ字形のハンドルと２本の操作棒を設けることにより、閉鎖空間に設けられた弁の操作を外側から確実に実施でき、さらに操作棒の挿入状態を外部から監視することにより、弁の開閉状態を確実に認識できる。また、２つの操作棒をずらして配置することにより、誤操作で２つの操作棒を同時に挿入状態にしても、装置の損傷を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態の構成図である。
【図２】第１実施形態の弁開閉装置の詳細図で弁開の状態を示す。
【図３】第１実施形態の弁が閉より開になる動作を説明する図である。
【図４】第１実施形態の弁開閉装置の詳細図で弁閉の状態を示す。
【図５】第１実施形態の弁が開より閉になる動作を説明する図である。
【図６】第２実施形態のＬ字形ハンドルと操作棒の関係を示す図である。
【図７】第２実施形態の弁が閉より開になる動作を説明する図である。
【図８】第２実施形態の弁が開より閉になる動作を説明する図である。
【図９】従来のベルなし炉頂装入装置の構成図である。
【図１０】従来の弁開閉装置の詳細図である。
【図１１】従来の弁が閉より開になる動作を説明する図である。
【符号の説明】
１駆動装置ケーシング
２減速機
３旋回テーブル
４水冷パネル
５配管
６原料分配シュート
７弁
７ａ弁軸
８，１８ハンドル
９，９ａ，９ｂ操作棒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a valve opening / closing device that opens and closes a valve mounted on the surface of a rotating body rotating around a central axis from the outside of a casing that covers the valve shaft and the rotating body.
[0002]
[Prior art]
In vertical furnaces such as blast furnaces used for iron making, metal melting, etc., a bell-less furnace top charging device is provided for charging raw materials into the furnace from the furnace top. FIG. 9 is a longitudinal sectional view of a bell-less furnace top charging device / distribution chute driving device equipped with a valve opening / closing device used conventionally. Reference numeral 1 denotes a distribution chute drive device casing, which covers a speed reducer 2 that tilts and drives a raw material distribution chute 6 provided at the top of the furnace. The swivel table 3 is a stepped cylindrical structure that rotates about a central axis S and on which the speed reducer 2 is mounted. A cooling panel 4 cools the inside of the distribution chute drive device. Reference numeral 5 is a pipe for supplying cooling water to the raw material distribution chute 6, and 7 is a valve provided in the pipe 5, which is opened and closed by a handle 8 provided on the valve shaft 7a. The valve 7 is opened / closed by opening the handle 8 every 90 degrees and opened from the closed position. The handle 8 has a cross shape. During this time, the operating rod 9 is inserted through the drive device casing 1 to open and close the valve 7. The raw material distribution chute 6 is a device that uniformly distributes the raw material charged from the top into the furnace, and rotates about the central axis S and tilts about T.
[0003]
FIG. 10 is a detailed view of the valve opening / closing mechanism.
The valve 7 is attached to the cylindrical surface of the turntable 3 so that the valve shaft 7 a is perpendicular to the central axis S. A handle 8 having a cross shape in plan view is fixed to the valve shaft 7a so as to be orthogonal. A distribution chute drive device casing 1 is provided so as to allow the operation rod 9 to enter and exit between the cross shapes. The operating rod 9 is inserted between the crosses of the handle 8 when the valve 7 is opened and closed, and is pulled out from the handle 8 when the valve 7 is not opened and closed. The valve 7 including the handle 8 rotates around the central axis S together with the turning table 3.
[0004]
FIG. 11 is a diagram illustrating the opening / closing operation of the valve 7.
The straight arrow indicates the direction of rotation of the handle 8 when the handle 8 is viewed in the direction of the central axis S. The operating rod 8 is attached to the distribution chute drive device casing 1. The cruciform tip of the handle 8 is A to D, and when A and C are up, the valve 7 is closed, and when B and D are up, it is open. When the operation rod 9 is moved through the cross shape and moved a little to open the valve 7, the handle 8 turns around the central axis S to be in the state of N <b> 1. Next, the state becomes N2, and it rotates 45 degrees counterclockwise as shown by the arrow, and it rotates 90 degrees in the state of N3. At this time, the upper part of the cross is B and the valve 7 is opened. When closing from this state, if the operating rod 9 is left as it is, the next time the handle 8 turns, the operations of N1 to N3 are repeated and closed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, since the valve is repeatedly opened, closed, opened, closed, and opened, there is a problem that the open / closed state of the valve cannot be determined from the outside of the distribution chute drive device casing 1. For this reason, the cross-shaped handle 8 is marked to be opened and closed, and a view window is provided to the distribution chute drive device casing 1, but the distribution chute drive device casing 1 has a dusty atmosphere, It is difficult to check the open / closed state of the valve 7 from the outside of the distribution chute drive device casing 1 because the oil and grease are scattered and adhere to the viewing window for lubrication of the mechanical parts of the drive device 2. Further, if the operating rod 9 is inserted to the position where the handle 8 is rotated, there is a problem that the valve opening / closing operation is always repeated.
[0006]
The present invention has been made to solve such problems. That is, the present invention provides a device that can reliably determine the open / close state of an internal valve from the outside of the casing, and further provides a valve open / close device that maintains the state even when the valve is opened or closed and left as it is. With the goal. It is another object of the present invention to provide a valve opening / closing device that does not interfere with the device even if both opening and closing operations are mistakenly performed simultaneously.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a valve having a valve shaft attached to a surface of a rotating body rotating around a central axis at a right angle to the central axis, the valve and the rotating body being a casing. In the valve opening / closing device that opens and closes the valve by rotating the valve shaft from the outside of the casing, the valve shaft has an L-shape having substantially the same two side lengths k as viewed in the valve shaft direction. The handle is attached with the valve shaft fixed at the intersection of the two sides, and passes through the casing in parallel with the valve shaft so that the two operating rods can reciprocate to a position beyond the handle. The two operating rods are attached at positions equidistant m shorter than k across the valve shaft in a direction parallel to the central axis.
[0008]
The operation of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 2, an L-shaped handle is coupled to the valve stem at the intersection of two sides, and the operating rod is parallel to the valve shaft at a position of m in the direction of the central axis S across the position of the valve shaft. Two are attached and can reciprocate in the valve shaft direction. In FIG. 3, the state of N1 is closed and the state of N3 is open. The reverse is also possible. It is assumed that the valve and the handle are rotated in the direction of a straight arrow by the rotating body. When the upper operating rod in FIG. 3 is inserted to a position beyond the handle in this valve closed state, the valve is rotated to N1 state, and is rotated like N2 to be N3 valve open state. If the operation rod is inserted, the valve is kept open. Therefore, it can be seen from the outside that the valve is open if the upper operating rod is inserted. When closing the valve from the open position, the upper operating rod is pulled out and the lower operating rod is inserted. FIG. 5 shows this state, and as indicated by N2 by the lower operating rod, it rotates in the opposite direction to the open state, and N3 is closed. Even if the operating rod is inserted as it is, the valve remains closed. Therefore, it can be seen from the outside that the valve is closed when the lower operating rod is inserted.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, the two operation bars are provided on the same line parallel to the central axis.
[0010]
When the operating rod is on the same line parallel to the central axis S as shown in FIG. 2, it is easy to operate and it is easy to see which is inserted. However, the valve can be opened and closed even if they are not on the same line.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, the two operation bars intersect with separate lines parallel to the central axis, and the two parallel lines are centered on the central axis and the handle and the handle are separated from the center. Separated in a direction along the circumference having a radius r to the intersection of the valve shafts,
While the handle is rotated by one operating rod, the entire reciprocating range of the other operating rod is located outside the moving range of the handle,
The entire reciprocating range of the one operating rod is located outside the moving range of the handle while the handle is rotated by the other operating rod .
[0012]
If two operating bars are accidentally inserted at the same time, the handle will be damaged. In order to avoid this, the entire reciprocating range of the other operating rod is located outside the moving range of the handle while the handle is rotated by one operating rod, and the handle is rotated by the other operating rod. The entire reciprocating range of the one operating rod is located outside the range of movement of the handle during This prevents the handle from being damaged even if two are inserted by mistake.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a longitudinal cross-sectional view of a bell-less furnace top charging device distribution chute driving device equipped with a valve opening / closing device according to a first embodiment of the present invention. Reference numeral 1 denotes a distribution chute drive device casing, which covers a speed reducer 2 that tilts and drives a raw material distribution chute 6 provided at the top of the furnace. The turning table (rotating body) 3 is a stepped cylindrical structure that rotates about a central axis S, and the speed reducer 2 is placed on the stepped portion. 4 is a cooling mechanism composed of a cooling panel or the like for cooling the inside of the distribution chute driving device. Reference numeral 5 denotes a pipe for supplying cooling water to the distribution chute 6, and reference numeral 7 denotes a valve provided in the pipe 5, which is opened and closed by a handle 18 provided on the valve shaft 7a. The valve 7 is opened and closed by turning the handle 18 by 90 degrees (or opened by closing), and by rotating 90 degrees in the reverse direction, the valve 7 is opened by closing (or closed by opening). The handle 18 has an L shape, and the valve 7 is opened and closed by inserting the two operation rods 9a and 9b through the distribution chute drive device casing 1 between the L shapes. The raw material distribution chute 6 is a device that uniformly distributes the raw material charged from the top into the furnace, and rotates about the central axis S and tilts about T.
[0014]
FIG. 2 is a diagram showing details of the valve opening and closing device. The valve 7 is attached to the cylindrical surface of the swivel table 3 so that the valve shaft 7 a is perpendicular to the central axis S. A handle 18 having an L-shaped planar shape is fixed to the valve shaft 7a so as to be orthogonal. Between the L shape, the two operating rods 9a and 9b are parallel to the valve shaft 7a at an equal distance m (in the vertical direction in FIG. 2) on a line U parallel to the central axis S with the valve shaft 7a as the center. Is attached to the distribution chute drive device casing 1 so as to be able to reciprocate. The lengths of the two sides of the L shape are equally represented by k. A valve shaft 7a is attached to the intersection p of the two sides. The position at which the handle 18 is attached to the valve shaft 7a is a position having a radius r from the central axis S. The rotation of the turning table 3 causes the handle 18 to rotate on the circumference R having the radius r. The end of each side of the L-shape of the handle 18 has a divergent inclined portion q, and the handle 18 is reliably rotated by 90 degrees by the inclined portion q. The inclined portion q is also used for the cross-shaped handle 8. Note that the distance m is shorter than the side length k, and may be a length from the intersection point p to the start position of the inclined portion q as shown in FIG.
[0015]
Each operation rod 9a, 9b has two states, an insertion state in which the tip of the operation rod 9a is inserted into the central axis S side beyond the handle 18 and a non-insertion state where the operation rod 9a is stopped up to a position in front of the handle 18. Either of these states corresponds to valve opening (or closing), and the other corresponds to valve closing (or opening). This will be described below with reference to FIGS. FIG. 2 shows the upper operating rod 9a in the inserted state and the lower operating rod 9b in the non-inserted state. As shown in the left side of FIG. 2, the valve 7 is opened when the L-shaped A end is the horizontal left side and the B end is downward. Further, as shown at N1 in FIG. 3, when the A end is upward and the B end is the horizontal left side, the valve 7 is closed.
[0016]
FIG. 3 is a diagram for explaining the operation of setting the operation rods 9a and 9b to the state shown in FIG. 2 and opening them when the valve 7 is closed. In FIG. 3, the straight arrow indicates the turning direction of the handle 18. The operation rod 9a is fixed in the turning direction. As shown in FIG. 2, when the operating rod 9a is inserted and the operating rod 9b is not inserted, the relationship between the handle 18 in the closed state and the operating rod 9a can be determined by turning one turn regardless of the turning position. It will be in N1 state. In this state, the steering wheel 18 rotates counterclockwise as indicated by N2 when turning is advanced, and is rotated 90 degrees to reach the state N3. This is the valve open state as shown in FIG. In this open state, the operating rod 9a loses the force to rotate the handle 18, and maintains the state of N3 no matter how many times the handle 18 is turned. As a result, if the operation valve 9a is in the inserted state and the operation valve 9b is in the non-operation state, it can be seen that the valve 7 is open.
[0017]
FIG. 4 shows the upper operating rod 9a in a non-inserted state and the lower operating rod 9b in an inserted state. At this time, as shown on the left side of the valve 7, the A end is closed on the upper side and the B end is closed on the horizontal left side. FIG. 5 is a diagram for explaining the operation of setting the operation rods 9a and 9b in the state shown in FIG. 4 and closing them when the valve 7 is open. In FIG. 5, the straight arrow indicates the turning direction of the handle 18. The operation rod 9b is fixed in the turning direction. As shown in FIG. 4, when the operating rod 9a is not inserted and the operating rod 9b is inserted, the relationship between the handle 18 and the operating rod 9b in the opened state is that the swiveling position is one turn regardless of the turning position. It will be in N1 state. In this state, as indicated by N2 when the turn is advanced, the handle 18 rotates clockwise and rotates 90 degrees to reach the state N3. This is a state in which the valve is closed as shown in FIG. In this closed state, the operating rod 9b loses the force to rotate the handle 18, and maintains the state of N3 no matter how many times the handle 18 is turned. Thus, it can be seen that the valve 7 is closed when the operation valve 9a is not inserted and the operation valve 9b is in the operation state.
[0018]
In the above description, when the L-shaped A end is horizontal left and the B end is downward as shown in FIG. 2, the valve 7 is open. When the A end is upward and the B end is horizontal left as shown in FIG. It is assumed that the valve 7 is closed, and the turning direction of the handle 18 is the direction indicated by the straight arrows in FIGS. 3 and 5, but the same conclusion can be obtained even if the setting is different from this.
[0019]
Next, a second embodiment will be described.
In the first embodiment, if both operating rods 9a and 9b are mistakenly inserted at the same time, the valve opening / closing device may be damaged. An interlock mechanism may be provided between the two so that when one is inserted, the other is pulled out. However, such an interlock mechanism is complicated and may itself fail. In the second embodiment, damage to the valve opening / closing device is prevented by changing the relative arrangement of both operation rods 9a, 9b.
[0020]
FIG. 6 is a view showing the arrangement of the operation bars 9a and 9b of the second embodiment. The present embodiment is the same as the first embodiment except for the arrangement of the operation rods 9a and 9b. In FIG. 6, the center axis S is the rotation center axis of the turntable 3 shown in FIG. 1, and the vertical lines V and W are lines parallel to the center axis S. A horizontal line R passing through the intersection point p of the two sides of the L shape indicates the turning trajectory of the handle 18 described in FIG. 2 and is a circumference drawn from the central axis S with a radius r. The operating rod 9a is provided at a position above the vertical line V by a length m from the horizontal line R to the start of the inclined portion q. The operation bar 9b is provided on the vertical line W and at a position of length m downward from the horizontal line R. A distance d between the vertical line V and the vertical line W in the horizontal line R direction is expressed by the following equation (1).
[0021]
d = k + a + b (1)
Here, k is the length of the side of the L-shaped handle 18 and is the length from the intersection point p to the tip of the two sides, a is the diameter of the operation rods 9a and 9b, and b is 1/2 of the width of the L-shaped side. Is the length of
[0022]
The operation when the operation rods 9a and 9b arranged in this manner are simultaneously inserted will be described with reference to FIGS. FIG. 7 shows the operation of opening the closed valve, and FIG. 8 shows the operation of closing the open valve. If the operation rods 9a and 9b are arranged as shown in FIG. 6, even if they are inserted at the same time, the opening / closing operation of the valve 7 is not hindered. However, if this simultaneous insertion state is maintained, every time the turning table 3 makes one turn, the opening and closing are repeated, or the opening and closing are repeated. For this reason, when it becomes a simultaneous insertion state, it is necessary to make any one a non-insertion state immediately.
[0023]
Note that the L-shaped handle 18 itself has an eccentric load around the rotation axis because of the position of the center of gravity. Normally, a certain degree of rotational torque is required for the opening / closing operation of the valve device, so that the valve device does not naturally open / close, but in the case of a valve device having an extremely small opening / closing torque, The valve device may operate naturally due to vibrations generated by other operations. In such a case, it is possible to prevent the valve device from operating naturally by providing a counterweight that only compensates for the eccentric load at the position of the L-shaped handle 18 that does not interfere with the operation rods 9a and 9b. is there. However, even in the case where the valve device may operate naturally in this way, by keeping one of the operation rods 9a and 9b in the inserted state, the valve opened or closed state represented by the inserted state is maintained. be able to.
[0024]
In the above description of the embodiment, the valve shaft of the valve device is horizontal, but even if the valve shaft is arranged vertically or obliquely, the operation can be performed if the operation rod is arranged to correspond to the posture of the valve opening / closing handle. The same effect as the form can be obtained.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the valve opening and closing device of the present invention can reliably perform the operation of the valve provided in the closed space from the outside by providing the L-shaped handle and the two operation rods. By monitoring the state from the outside, the open / closed state of the valve can be reliably recognized. In addition, by disposing the two operating rods in a shifted manner, damage to the apparatus can be avoided even if the two operating rods are simultaneously inserted by mistake.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a detailed view of the valve opening / closing device of the first embodiment, showing a state in which the valve is open.
FIG. 3 is a diagram illustrating an operation in which the valve according to the first embodiment is opened when the valve is closed.
FIG. 4 is a detailed view of the valve opening / closing device according to the first embodiment, showing a closed state of the valve.
FIG. 5 is a diagram illustrating an operation in which the valve according to the first embodiment is closed when the valve is open.
FIG. 6 is a diagram illustrating a relationship between an L-shaped handle and an operation rod according to a second embodiment.
FIG. 7 is a diagram for explaining an operation in which the valve of the second embodiment is opened from closing.
FIG. 8 is a diagram illustrating an operation in which a valve according to a second embodiment is closed from being opened.
FIG. 9 is a configuration diagram of a conventional bell-less furnace top charging device.
FIG. 10 is a detailed view of a conventional valve opening / closing device.
FIG. 11 is a diagram illustrating an operation in which a conventional valve is opened from closing.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Drive device casing 2 Reduction gear 3 Turning table 4 Water cooling panel 5 Piping 6 Material distribution chute 7 Valve 7a Valve shaft 8, 18 Handle 9, 9a, 9b Operation rod

Claims

A valve shaft is mounted on a surface of a rotating body that rotates about a central axis at a right angle to the central axis, and the valve and the rotating body are surrounded by a casing, and the valve shaft is formed from the outside of the casing. In the valve opening and closing device that opens and closes the valve by rotating the valve shaft, an L-shaped handle having substantially the same length k on the two sides when viewed in the valve shaft direction is fixed to the valve shaft at the intersection of the two sides. The two operating rods are provided so as to be able to reciprocate through the casing in parallel with the valve shaft to a position beyond the handle. A valve opening / closing device, wherein the valve opening / closing device is mounted at a position equidistant m shorter than k across the valve shaft in a direction parallel to the shaft.

2. The valve opening / closing apparatus according to claim 1, wherein the two operating rods are provided on the same line parallel to the central axis.

The two operating rods intersect with separate lines parallel to the central axis, and the two parallel lines are centered on the central axis and a distance from the center to the intersection of the handle and the valve shaft. away in a direction along the circumference with radius r
While the handle is rotated by one operating rod, the entire reciprocating range of the other operating rod is located outside the moving range of the handle,
2. The valve opening and closing device according to claim 1 , wherein the entire reciprocating range of the one operating rod is located outside the moving range of the handle while the handle is rotated by the other operating rod .