JP4053351B2 - Geomagnetic direction sensor - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は地磁気方位センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地磁気方位を電気量として出力する地磁気方位センサは、CRTの地磁気補正、ナビゲーションシステム等の現在位置の検知に用いられ、旧来、フラックスゲート型が使用されている。
図7はフラックスゲート型の地磁気方位センサを示し、励磁用巻線C0を巻き付けたトロイダルコアC上にX軸検出用巻線CxとY軸検出用巻線Cyとを角度90°の交差で巻回した構成であり、励磁用巻線C0にパルス電流を流して、検出用巻線を通る外部磁束φに対しての磁気抵抗をパルス周期で交互に∞と低有限値とに変化させ、その変化に伴う前記の通過外部磁束φの収束と解放とに基づく磁束変化で各検出巻線に出力を誘起させている。この場合、励磁巻線のパルス電流により発生する磁束φ'に基づく検出巻線の誘起電圧は打ち消されるから、検出巻線の出力には影響を来さない。
【0003】
上記において、Y軸検出系とY軸検出系とは、配向方向が90°ずらされているだけであり、実質的に同一特性とされている。従って、地磁気とX軸プラス方向とのなす角度をθ、磁界強度をHeとすると、Y軸検出巻線の出力VyがVy=KHe・cosθ、X軸検出巻線の出力VxがVx=KHe・sinθで与えられ、Kを負として、Vy、Vxを図示すると、図8に示す通りであり、Y軸の方向が地磁気の方向に一致してθ=90°となったとき、すなわち、センサの方向がY軸検出系軸芯を基準として南北の方向に向けられたとき、Vx=−┃K┃,Vy=0となる。更に、Y軸検出系軸芯を基準としてセンサの方向と出力Vx、Vyの正負との関係を示せば、表1の通りとなり、
【表1】

Figure 0004053351
北東、東南、南西、西北での角度は、前記の両出力Vx、Vyを所定の演算回路に送入することにより算出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記フラックスゲート型の地磁気方位センサでは、トロイダルコアを使用しているために魂状であり、小型化に適応しない。また、トロイダルコアの全体に励磁巻線を巻き付けなければならず、励磁巻線のインピーダンスが高く励磁速度が遅く検出感度に劣る。
【0005】
而して、磁気インピーダンス効果エレメントや磁気抵抗効果エレメント等を使用することが提案されている。
この場合、上記フラックスゲート型の地磁気方位センサの原理を使用している。すなわち、Y軸センサ及びX軸センサの双方に高い同一検出精度のセンサを用い、図9に示すように、Y軸出力Vy=KHe・cosθを発生するY軸センサ系とX軸出力Vx=KHe・sinθを発生するX軸センサ系とを90°を隔てて配向固定し、両出力Vx,Vyから地磁気の方向θを演算している。
上記の磁気インピーダンス効果センサや磁気抵抗効果センサに所定の高検出精度を付与するには、バイアスや負帰還をかけ、また励磁電流を大きくする必要があり、Y軸センサとX軸センサの双方に高検出精度を付与する限り、センサ全体の大型化が余儀なくされる。これを、磁気インピーダンス効果センサについて説明すれば、次ぎの通りである。
【0006】
磁気インピーダンス効果エレメントには、自発磁化の方向がワイヤ周方向に対し互いに逆方向の磁区が交互に磁壁で隔てられた構成の外殻部を有する零磁歪乃至は負磁歪のアモルファス合金ワイヤ、リボン、スパッタ膜等が用いられている。
この磁気インピーダンス効果エレメントに高周波電流を通電したときに発生するエレメント両端間出力電圧中のインダクタンス電圧分は、ワイヤの横断面内に生じる円周方向磁束によって上記の円周方向に易磁化性の外殻部が円周方向に磁化されることに起因して発生する。従って、周方向透磁率μθは同外殻部の円周方向の磁化に依存する。
而るに、この通電中のアモルファスエレメントに外部磁界を作用させると、上記通電による円周方向磁束とエレメント軸方向外部磁界成分との合成により、上記円周方向に易磁化性を有する外殻部に作用する磁束の方向が円周方向からずれ、それだけ円周方向への磁化が生じ難くなり、上記周方向透磁率μθが変化する。すなわち、前記の軸方向外部磁界成分が作用したときの前記磁束の周方向からのずれをΨとすれば、周方向磁束がcosΨ倍減少され、この回転磁化により前記μθが減少される。従って、このμθの減少により、上記インダクタンス電圧分が減少されるようになる。
更に、上記通電電流の周波数がMHzオ−ダになると、高周波表皮効果が大きく現れ、表皮深さδ=(2ρ/wμθ1/2(μθは前記した通り、円周方向透磁率、ρは電気抵抗率、wは角周波数)がμθにより変化し、このμθが前記した通り、平行外部磁界成分によって変化するので、エレメント両端間出力電圧中の抵抗電圧分も平行外部磁界成分で変動するようになる。
【0007】
従って、外部磁界による上記インダクタンス電圧分と抵抗電圧分の双方、すなわち、エレメント両端間出力電圧(この外部磁界による出力電圧の変動は磁気インピーダンス効果と称されている)が外部磁界成分により変動されるが、外部磁界成分が作用したときの前記磁束の周方向からのずれΨが磁界の正負により±になっても、cosΨの符号が変動しないから、外部磁界成分に対する出力電圧曲線は、図6の(イ)におけるhで示すように、対称特性となり、外部磁界の極性を判別できない。
【0008】
そこで、磁気インピーダンス効果センサにおいては、Hbのバイアス磁界をかけて被検出時間の正負に対応して正負で出力させ、更に、直線性とするために負帰還をかけて、図6の(ロ)に示すように、被検出磁界Hexに対し、極性の判別が可能で、かつ高検出精度の直線特性としている。
この極性判別可能直線特性は
【数1】
V=KHex (1)
で表すことができる。
【0009】
従来、図9において、X軸磁気センサ及びY軸磁気センサに共に同一の高検出精度の磁気インピーダンス効果センサを用いことが公知である。図9において、地磁気(強度He)の方向がX軸プラス方向に対しθであるとすると、Y軸磁気インピーダンス効果センサに対する平行地磁気成分hyは、hy=He・sinθであり、従って、Y軸磁気インピーダンス効果センサの出力Vyは、式(1)から、Vy=KHe・sinθとなり、また、X軸磁気インピーダンス効果センサに対する平行地磁気成分Hxは、Hx=He・cosθであり、従って、X軸磁気インピーダンス効果センサの出力Vxは、式(1)から、Vx=KHe・cosθとなる。そして、図10に示すように、VyとVxとから、地磁気方位θを検出しており、何れかの出力に誤差が生じると、例えば、Vxに±ΔVの誤差が生じると、±Δθの方位誤差が生じる。従って、両磁気インピーダンス効果センサの検出精度を同等の高精度にしている。
【0010】
本発明の目的は、所定の角度を隔てて第1磁気センサと第2磁気センサとを配向固定し、両センサの出力から地磁気の方位を検出する場合、第2磁気センサの出力精度を低くするにもかかわらず、前記方位を充分な精度で検出できるようにして、センサ全体の小型化、回路構成の簡易化、低廉化を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る地磁気方位センサは、X軸プラス方向との角度がθまたは(180°−θ)の地磁気に対し、 sin θに比例する出力を発生する第1磁気インピーダンス効果センサをY軸方向に配向固定し、上記θが(−90°〜90°)、(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気インピーダンス効果センサを第1磁気インピーダンス効果センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、前記それぞれの磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする。
【0012】
請求項2に係る地磁気方位センサは、X軸プラス方向との角度がθまたは(180°−θ)の地磁気に対し、 sin θに比例する出力を発生する第1磁気インピーダンス効果センサをY軸方向に配向固定し、上記θが(−90°〜90°)、(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気インピーダンス効果センサを第1磁気インピーダンス効果センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、第 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメント と、アモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする。
【0013】
請求項3に係る地磁気方位センサは、X軸プラス方向との角度がθまたは(180°−θ)の地磁気に対し、 sin θに比例する出力を発生する第1磁気インピーダンス効果センサをY軸方向に配向固定し、上記θが(−90°〜90°)、(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気インピーダンス効果センサを第1磁気インピーダンス効果センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、第 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するひねりを加えたアモルファスエレメントを有しアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする。
【0014】
請求項4は、第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする請求項2または3記載の地磁気方位センサである。
【0015】
請求項5に係る地磁気方位センサは、X軸プラス方向との角度がθまたは(360°−θ)の地磁気に対し、 cos θに比例する出力を発生する第1磁気センサをX軸方向に配向固定し、上記θが(0°〜180°)、(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気センサを第1磁気センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、前記それぞれの磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする。
【0016】
請求項6に係る地磁気方位センサは、X軸プラス方向との角度がθまたは(360°−θ)の地磁気に対し、 cos θに比例する出力を発生する第1磁気センサをX軸方向に配向固定し、上記θが(0°〜180°)、(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気センサを第1磁気センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、第 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする。
請求項7に係る地磁気方位センサは、X軸プラス方向との角度がθまたは(360°−θ)の地磁気に対し、 cos θに比例する出力を発生する第1磁気センサをX軸方向に配向固定し、上記θが(0°〜180°)、(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気センサを第1磁気センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、第 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するひねりを加えたアモルファスエレメントを有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする。
請求項8は第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする請求項6または7記載の地磁気方位センサであり、請求項9は角度αが90°である請求項1〜8何れか記載の地磁気方位センサである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る地磁気方位センサの一実施例を示す図面である。
図1において、S1は第1磁気センサであり、基板等のベースP上のY軸方向に配向固定してある。S2は第2磁気センサであり、基板等のベースP上のX軸方向に配向固定してある。すなわち、第1磁気センサS1に対し、時計方向に90°隔てた方向に配向固定してある。Bは演算回路である。
【0018】
Heは地磁気ベクトルを示し、X軸プラス方向に対しθの方向であり、前記第1磁気センサは、地磁気のY軸方向成分に比例した出力V1を発生する。すなわち、V1=KHe・sinθの出力を発生する。前記第2磁気センサは、前記地磁気の方向θが、(−90°〜90°)か(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別する信号、例えば、第2磁気センサS2に対する地磁気X軸方向成分He・cosθが正の場合は+1を、負の場合は−1を出力する。
上記第1磁気センサS1の出力V1、第2磁気センサS2の判別信号V2を図示すれば、図の通りである。
【0019】
本発明に係る地磁気方位の検出方法においては、これらの出力信号V1,V2を演算回路Bに送入し、第1磁気センサS1の出力をAとすれば、V2が+1のときは、θ=βを、V2が−1のときは、θ=180°−βを表示させる。
【0020】
図3は本発明に係る地磁気方位センサの別実施例を示す図面である。
図3において、S1は第1磁気センサであり、基板等のベースP上のX軸方向に配向固定してある。S2は第2磁気センサであり、基板等のベースP上のY軸方向に配向固定してある。Bは演算回路である。
【0021】
Heは地磁気ベクトルを示し、X軸プラス方向に対しθの方向であり、前記第1磁気センサS1は、地磁気のX軸方向成分に比例した出力V1を発生する。すなわち、V1=KHe・cosθの出力を発生する。前記第2磁気センサS2は、前記地磁気の方向θが、(0°〜180°)か(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別する信号、例えば、第2磁気センサS2に対する地磁気X軸方向成分He・sinθが正の場合は+1を、負の場合は−1を出力し、これら出力V1、判別信号V2を図示すれば、図4の通りである。
【0022】
本発明に係る地磁気方位の検出方法によれば、これらの出力信号V1,V2を演算回路Bに送入し、第1磁気センサS1の出力をAとすると、V2が+1のときは、θ=βを、V2が−1のときは、θ=360°−βを表示させる。
上記第1磁気センサS1及び第2磁気センサS2には、磁気インピーダンス効果センサを用いている
【0023】
この場合、第1磁気センサには、上記した通り、方位θ、強度Heの地磁気に対し、KHe・sinθまたはKHe・cosθを高精度で検出できる性能が要求され、このため、外部磁界に対する高検出精度の極性判別可能な直線性を付与してある。また、第2磁気センサにおいては、前記判別信号を発生させるために、外部磁界に対する極性判別が可能であることが要求され、極性判別可能としてある。第2磁気センサには、直線性は要求されず、外部磁界の極性を判別できれば、それ以上の検出精度は必要とされない。
【0024】
図5は、非対称直線性を付与した磁気インピーダンス効果センサを示している。
図5において、MIは磁気インピーダンス効果エレメントであり、零磁歪乃至は負磁歪のアルモファスワイヤ、アルモファスリボン、スパッタアルモファス膜等を使用できる。1は磁気インピーダンス効果エレメントMIに高周波電流やパルス電流等の励磁電流を通電するための発信回路である。2は検波回路であり、磁気インピーダンス効果エレメントMIに加わる外部磁界のエレメント軸方向成分(以下、外部磁界成分と称する)Hexによるエレメント両端間のインピーダンス変化に基づく変調波を復調して外部磁界成分信号を出力する。3fは負帰還磁界発生用コイル、3bはバイアス磁界発生用コイルであり、何れのコイル3f,3bとも、発生磁界をエレメントMIの軸方向に作用させるように配設してある。
【0025】
図6は磁気インピーダンス効果センサの出力特性を示している。
図6の(イ)において、hは負帰還及びバイアスをかけないときの出力電圧V−外部磁界成分Hexの関係を示し、対称非直線性であり、外部磁界成分Hexの極性(±)を判別できない。
そこで、第1磁気インピーダンス効果センサに対し、外部磁界成分の検出巾を±ΔHexとしてバイアス磁界強度Hbでバイアスをかけ、更に、負帰還をかけて、図6の(ロ)に示すように、高感度の極性判別可能な直線性を付与してある。この場合、外部磁界線分強度をHex、負帰還発生用コイルの長さをl、巻数をN、接地抵抗をRとすれば、検出出力Vは
【数2】
V=HexlR/N=KHex (2)
で表すことができる。
他方、第2磁気インピーダンス効果センサにおいては、前記した通り、外部磁界成分の極性判別さえ可能であればよく、直線性は必要とされず、負帰還はかけずにバイアスHbのみをかけて、図6の(ハ)に示すように、極性判別可能としてある。このように、第2磁気インピーダンス効果センサにおいては、極性判別可能であり、外部磁界成分の極性の判別が可能でさえあれば、それ以上の感度が要求されないから、磁気インピーダンス効果エレメントの励磁電流を第2磁気インピーダンス効果センサよりも低くして、電源消費電力の低減を図ることができる。
【0026】
図1に示すように、上記第1磁気インピーダンス効果センサS1をY軸方向に配向固定した場合の当該第1磁気センサS1の出力V1を求めると、地磁気Heの方向をX軸プラス方向に対し+θの方向とすれば、地磁気の第1磁気インピーダンス効果センサS1のエレメント軸方向成分HexがHe・sinθとなり、これを式2に代入し、
【数3】
V1=KHe・sinθ (3)
が成立する。他方、X軸方向に配向固定した第2磁気インピーダンス効果センサS2には、そのエレメント軸方向に、外部磁界成分としてHe・cosθが作用するから、図6の(ハ)に示した非対称特性から、θが0°〜90°、270°〜360°の範囲に属するときに+の出力V2を発生し、θが270°〜360°の範囲に属するときに−の出力V2を発生し、それらの出力V1,V2は、図2に示したものに同じである。
【0027】
従って、本発明に係る地磁気方位の検出方法により、これらの出力信号を演算回路に送入し、第1磁気センサの出力をAとすれば、V2が+1のときは、θ=βを、V2が−1のときは、θ=180°−βを表示させ得て地磁気方位を認識できる。
【0028】
また、図3に示すように、上記第1磁気インピーダンス効果センサS1をX軸方向に配向固定した場合の当該第1磁気センサS1の出力V1を求めると、地磁気Heの方向をX軸プラス方向に対し+θの方向とすれば、地磁気の第1磁気インピーダンス効果センサS1のエレメント軸方向成分HexがHe・cosθであり、これを式2に代入し、
【数4】
V1=KHe・cosθ (4)
が成立する。他方、X軸方向に配向固定した第2磁気インピーダンス効果センサS2には、そのエレメント軸方向に、外部磁界成分としてHe・sinθが作用するから、図6の(ハ)に示した非対称特性から、θが0°〜180°の範囲に属するときに+の出力V2を発生し、θが180°〜360°の範囲に属するときに−の出力V2を発生し、それらの出力V1,V2は、図4に示したものに同じである。従って、本発明に係る地磁気方位の検出方法により、これらの出力信号を演算回路に送入し、第1磁気センサの出力をAとすれば、V2が+1のときは、θ=βを、V2が−1のときは、θ=360°−βを表示させ得て地磁気方位を認識できる。
【0029】
磁気インピーダンス効果エレメントの極性判別可能な特性は、エレメント(ワイヤ)にひねりを加えると共に励磁電流に、直流バイアスを重畳した交流またはパルス電流等の非対称電流を用いることにより付与することもできる。すなわち、ひねりにより、エレメントワイヤ表面に、ワイヤ周方向からワイヤ軸方向に傾いた方向に磁化容易性が誘導されると共に磁壁移動の保持力が増加される結果、正極性の外部磁界では、非対称励磁電流による非対称励磁磁界により前記磁化容易方向に磁化ベクトルが回転されてμθが増加され、これに対し、負極性の外部磁界では、磁化ベクトルと非対称励磁磁界とのなす角度が90°以上になり、前記の増加された保持力のために磁化ベクトルが反転できずに不回転になってμθが低い値にとどめられて出力電圧が一定になる。而して、外部磁界の正負に応じ電圧出力が異なる極性判別可能特性を呈する。従って、前記第2磁気インピーダンス効果センサの極性判別可能化を、バイアス磁界法に代え、エレメントにひねりを加えることにより行なうこともできる。
【0030】
図2における第2磁気センサの判別信号V2や図4における第2磁気センサの判別信号V2から理解できるように、判別信号の変化点近傍で地磁気方位センサが振動されると、判別信号が振動に追従して正負間の間で振れる。その結果、方位表示が不安定になり、方位認識が困難になる。従って、前記判別信号の変化点近傍の所望の範囲(例えば、±5°程度の範囲)では、方位表示させないようにするか、特定の値を表示させとが好ましい。例えば、前記ひねりエレメントの励磁電流を、変化の急峻なパルス電流とし、磁壁移動に対し強力な渦電流制動をかけ、低い外部磁界に対しては、磁化ベクトルを回転させず、前記制動を越える大きな外部磁界で磁化ベクトルを反転させるようにして、所望の外部磁界範囲で二値を出力するヒステリシス特性を付与し、前記判別信号の変化点近傍では、特定の二値をデジタル表示させることができる。
【0031】
上記した実施例では、第1磁気センサS1と第2磁気センサS2とのなす角度αを90°としているが、α≠180°であれば、適宜の角度、例えば45°とすることもできる。
【0032】
本発明に係る地磁気方位センサは、車の運転席に設置したり、携帯電話に実装し、地図画像上で現在方向を認識して進路を決定するナビゲーションシステムやCRTの地磁気補正等に使用できる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、第1磁気センサと第2磁気センサとを用いて地磁気方位を検出する場合、第2磁気センサの磁気検出精度を低くしても、充分に高精度で地磁気方位を検出でき、第2磁気センサの小型化、簡易化により地磁気方位センサ全体の小型化、簡易化を図ることができる。
特に、磁気インピーダンス効果センサの場合、第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流を低くして電池消費電力を軽減でき、負帰還を省略でき、地磁気方位センサ全体の小型化、簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る地磁気方位センサの一実施例を示す図面である。
【図2】 図1に示す実施例の第1磁気センサ出力及び第2磁気センサ判別信号を示す図面である。
【図3】 本発明に係る地磁気方位センサの別実施例を示す図面である。
【図4】 図3に示す実施例の第1磁気センサ出力及び第2磁気センサ判別信号を示す図面である。
【図5】 本発明において使用する第1磁気インピーダンス効果センサを示す図面である。
【図6】 本発明において使用する第1磁気インピーダンス効果センサ及び第2磁気インピーダンス効果センサの出力特性を示す図面である。
【図7】 従来のフラックスゲート型地磁気方位センサを示す図面である。
【図8】 図7に示すフラックスゲート型地磁気方位センサのX軸検出出力及びY軸検出出力特性を示す図面である。
【図9】 磁気インピーダンス効果センサを用いた従来の地磁気方位センサを示す図面である。
【図10】 図9に示す地磁気方位センサの方位検出方法を示す図面である。
【符号の説明】
S1 第1磁気センサ
S2 第2磁気センサ
B 演算回路
He 地磁気
θ 地磁気方位
MI 磁気インピーダンスエレメント
1 励磁電流源
2 検波回路
3b バイアス磁界発生用コイル
3f 負帰還磁界発生用コイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to geomagnetic direction sensor.
[0002]
[Prior art]
A geomagnetic azimuth sensor that outputs a geomagnetic azimuth as an electric quantity is used for CRT geomagnetism correction, detection of a current position of a navigation system, and the like, and a fluxgate type is conventionally used.
FIG. 7 shows a fluxgate type geomagnetic direction sensor, in which an X-axis detection coil Cx and a Y-axis detection coil Cy are wound at an angle of 90 ° on a toroidal core C around which an excitation coil C0 is wound. This is a rotated configuration. A pulse current is passed through the excitation winding C0, and the magnetic resistance with respect to the external magnetic flux φ passing through the detection winding is alternately changed to ∞ and a low finite value in the pulse period. An output is induced in each detection winding by a magnetic flux change based on the convergence and release of the passing external magnetic flux φ according to the change. In this case, since the induced voltage of the detection winding based on the magnetic flux φ ′ generated by the pulse current of the excitation winding is canceled, the output of the detection winding is not affected.
[0003]
In the above description, the Y-axis detection system and the Y-axis detection system have substantially the same characteristics except that the orientation direction is shifted by 90 °. Therefore, if the angle between the geomagnetism and the X-axis plus direction is θ and the magnetic field strength is He, the output Vy of the Y-axis detection winding is Vy = KHe · cos θ, and the output Vx of the X-axis detection winding is Vx = KHe · When Vy and Vx are given by sin θ and K is negative, as shown in FIG. 8, the direction of the Y axis coincides with the direction of geomagnetism and θ = 90 °, that is, the sensor When the direction is oriented in the north-south direction with respect to the Y-axis detection system axis, Vx = −┃K┃ and Vy = 0. Furthermore, if the relationship between the direction of the sensor and the positive / negative of the outputs Vx, Vy is shown with reference to the axis of the Y-axis detection system, it is as shown in Table 1.
[Table 1]
Figure 0004053351
The angles in the northeast, southeast, southwest, and northwest can be calculated by sending the outputs Vx and Vy to a predetermined arithmetic circuit.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The fluxgate type geomagnetic orientation sensor is soul-like because it uses a toroidal core and is not suitable for miniaturization. Moreover, the excitation winding must be wound around the entire toroidal core, and the excitation winding has a high impedance, the excitation speed is slow, and the detection sensitivity is poor.
[0005]
Thus, it has been proposed to use a magneto-impedance effect element, a magneto-resistance effect element, or the like.
In this case, the principle of the fluxgate type geomagnetic direction sensor is used. That is, both the Y-axis sensor and the X-axis sensor use sensors with the same detection accuracy, and as shown in FIG. 9, the Y-axis sensor system that generates the Y-axis output Vy = KHe · cos θ and the X-axis output Vx = KHe The orientation of the X-axis sensor system that generates sin θ is fixed at an interval of 90 °, and the geomagnetic direction θ is calculated from both outputs Vx and Vy.
In order to give the above-mentioned magneto-impedance effect sensor and magneto-resistive effect sensor a predetermined high detection accuracy, it is necessary to apply a bias and negative feedback and to increase the excitation current. Both the Y-axis sensor and the X-axis sensor As long as high detection accuracy is provided, the entire sensor must be enlarged. This will be described as follows for the magneto-impedance effect sensor.
[0006]
The magneto-impedance effect element includes zero magnetostrictive or negative magnetostrictive amorphous alloy wires, ribbons having an outer shell portion in which the magnetic domains in which the directions of spontaneous magnetization are opposite to each other in the circumferential direction of the wire are alternately separated by domain walls, A sputtered film or the like is used.
The inductance voltage component in the output voltage across the element generated when a high-frequency current is passed through the magneto-impedance effect element is not easily magnetized in the circumferential direction due to the circumferential magnetic flux generated in the cross section of the wire. This occurs because the shell is magnetized in the circumferential direction. Therefore, the circumferential magnetic permeability mu theta depends on the circumferential direction of magnetization of Dosotokara portion.
Therefore, when an external magnetic field is applied to the energized amorphous element, the outer shell portion having the easily magnetizable property in the circumferential direction is obtained by synthesizing the circumferential magnetic flux generated by the energization and the element axial direction external magnetic field component. The direction of the magnetic flux acting on the magnetic field is deviated from the circumferential direction, and magnetization in the circumferential direction is less likely to occur, and the circumferential permeability μ θ changes. That is, if the deviation from the circumferential direction of the magnetic flux when the axial external magnetic field components of the acts and [psi, circumferential magnetic flux is reduced cosΨ times, the mu theta is reduced by the rotation magnetization. Therefore, a decrease in the mu theta, so the inductance voltage component is reduced.
Further, when the frequency of the energization current is in the order of MHz, a high-frequency skin effect appears greatly, and the skin depth δ = (2ρ / wμ θ ) 1/2θ is the circumferential permeability, as described above, ρ is electrical resistivity, w is the angular frequency) is changed by mu theta, as the mu theta is the so changed by the parallel external magnetic field component, parallel external magnetic field component the resistance voltage of in the element ends between the output voltage It will fluctuate with.
[0007]
Therefore, both the inductance voltage and the resistance voltage due to the external magnetic field, that is, the output voltage between both ends of the element (the fluctuation of the output voltage due to the external magnetic field is called the magnetoimpedance effect) is fluctuated by the external magnetic field component. However, even if the deviation Ψ of the magnetic flux from the circumferential direction when the external magnetic field component acts becomes ± due to the sign of the magnetic field, the sign of cos Ψ does not fluctuate. Therefore, the output voltage curve for the external magnetic field component is as shown in FIG. As indicated by h in (a), the characteristics are symmetrical and the polarity of the external magnetic field cannot be determined.
[0008]
Therefore, in the magneto-impedance effect sensor, a bias magnetic field of Hb is applied to output positive and negative in accordance with the positive and negative of the detected time, and further negative feedback is applied for linearity to obtain (b) in FIG. As shown in FIG. 5, the polarity of the magnetic field to be detected Hex can be determined and the linear characteristic has high detection accuracy.
This linear characteristic that can distinguish polarity is:
V = KHex (1)
Can be expressed as
[0009]
Conventionally, in FIG. 9, it is known to use the same high detection accuracy magneto-impedance effect sensor for both the X-axis magnetic sensor and the Y-axis magnetic sensor. In FIG. 9, assuming that the direction of geomagnetism (strength He) is θ with respect to the X-axis plus direction, the parallel geomagnetic component hy for the Y-axis magnetoimpedance effect sensor is hy = He · sin θ, and therefore, the Y-axis magnetism. The output Vy of the impedance effect sensor is Vy = KHe · sinθ from the equation (1), and the parallel geomagnetic component Hx for the X-axis magnetoimpedance effect sensor is Hx = He · cosθ. The output Vx of the effect sensor is Vx = KHe · cos θ from the equation (1). Then, as shown in FIG. 10, the geomagnetic direction θ is detected from Vy and Vx, and if an error occurs in any output, for example, if an error of ± ΔV occurs in Vx, the direction of ± Δθ An error occurs. Accordingly, the detection accuracy of both the magnetic impedance effect sensors is set to the same high accuracy.
[0010]
An object of the present invention is to fix the orientation of the first magnetic sensor and the second magnetic sensor at a predetermined angle, and lower the output accuracy of the second magnetic sensor when detecting the geomagnetic direction from the outputs of both sensors. Nevertheless, it is to reduce the size of the entire sensor, simplify the circuit configuration, and reduce the cost by making it possible to detect the azimuth with sufficient accuracy.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The geomagnetic azimuth sensor according to claim 1 is characterized in that the first magneto-impedance effect sensor that generates an output proportional to sin θ with respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (180 ° −θ) is the Y-axis direction. The second magneto-impedance effect sensor for determining whether the angle θ is in the range of (−90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °) is a first magneto-impedance effect sensor. The orientation is fixed in a direction separated by a predetermined angle α (α ≠ 180 °) with respect to the direction, and each of the magneto-impedance effect sensors negatively feeds back an amorphous element that senses geomagnetism and the detection output to the amorphous element. A negative feedback means and a bias means for applying a bias magnetic field to the amorphous element, and the excitation current of the second magneto-impedance effect sensor is the first magnetic input Characterized in that from the excitation current-impedance effect sensors are low current.
[0012]
The geomagnetic azimuth sensor according to claim 2 is characterized in that the first magneto-impedance effect sensor that generates an output proportional to sin θ with respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (180 ° −θ) is the Y-axis direction. The second magneto-impedance effect sensor for determining whether the angle θ is in the range of (−90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °) is a first magneto-impedance effect sensor. An orientation element fixed in a direction separated by a predetermined angle α (α ≠ 180 °) with respect to the direction, and the first magneto-impedance effect sensor senses geomagnetism, and negative feedback means for negatively feeding back to the amorphous element , Having a bias means for applying a bias magnetic field to the amorphous element, and the second magneto-impedance effect sensor is configured to detect the geomagnetism, And negative feedback means for negatively feeding back the output outputs the amorphous element, a negative feedback means for a detection output having a bias means for applying a bias magnetic field to the amorphous element is negatively fed back to the amorphous element is characterized in that it is omitted.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a geomagnetic azimuth sensor including a first magneto-impedance effect sensor that generates an output proportional to sin θ with respect to a geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (180 ° −θ). The second magneto-impedance effect sensor for determining whether the angle θ is in the range of (−90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °) is a first magneto-impedance effect sensor. The orientation is fixed in a direction separated by a predetermined angle α (α ≠ 180 °) with respect to the direction, and the first magneto-impedance effect sensor is a negative element that negatively feeds back the detection output to the amorphous element and the amorphous element that senses geomagnetism. The second magneto-impedance effect sensor includes a feedback means and a bias means for applying a bias magnetic field to the amorphous element, and the second magneto-impedance effect sensor adds a twist for sensing geomagnetism. Negative feedback means for negatively fed back to the amorphous element has the Rufasu element is characterized in that omitted.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the geomagnetic direction sensor according to the second or third aspect, wherein the excitation current of the second magnetoimpedance effect sensor is lower than the excitation current of the first magnetoimpedance effect sensor.
[0015]
The geomagnetic azimuth sensor according to claim 5 orients the first magnetic sensor that generates an output proportional to cos θ to the geomagnetism whose angle with respect to the plus direction of the X axis is θ or (360 ° −θ) in the X axis direction. The second magnetic sensor for fixing and determining whether the angle θ belongs to (0 ° to 180 °) or (180 ° to 360 °) is a predetermined angle with respect to the direction of the first magnetic sensor. The orientation is fixed in a direction apart from α (α ≠ 180 °), and each of the magneto-impedance effect sensors has an amorphous element for sensing geomagnetism, a negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element, and an amorphous element A bias means for applying a bias magnetic field to the second magnetic impedance effect sensor, and the excitation current of the second magnetoimpedance effect sensor is lower than the excitation current of the first magnetoimpedance effect sensor. The features.
[0016]
The geomagnetic azimuth sensor according to claim 6 orients the first magnetic sensor that generates an output proportional to cos θ with respect to the geomagnetism whose angle with respect to the X-axis plus direction is θ or (360 ° −θ) in the X-axis direction. The second magnetic sensor for fixing and determining whether the angle θ belongs to (0 ° to 180 °) or (180 ° to 360 °) is a predetermined angle with respect to the direction of the first magnetic sensor. The first magneto-impedance effect sensor is fixed in a direction separated by α (α ≠ 180 °), the first magneto-impedance effect sensor detects the geomagnetism, the negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element, and the amorphous element A bias means for applying a bias magnetic field, wherein the second magneto-impedance effect sensor applies a bias magnetic field to the amorphous element for sensing geomagnetism and the amorphous element Negative feedback means for negatively fed back to the amorphous element the detection output has a bias means is characterized in that omitted.
The geomagnetic azimuth sensor according to claim 7 orients the first magnetic sensor that generates an output proportional to cos θ relative to the geomagnetism whose angle with respect to the plus direction of the X axis is θ or (360 ° −θ) in the X axis direction. The second magnetic sensor for fixing and determining whether the angle θ belongs to (0 ° to 180 °) or (180 ° to 360 °) is a predetermined angle with respect to the direction of the first magnetic sensor. The first magneto-impedance effect sensor is fixed in a direction separated by α (α ≠ 180 °), the first magneto-impedance effect sensor detects the geomagnetism, the negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element, and the amorphous element has a biasing means for applying a bias magnetic field, a second magneto-impedance effect sensors, amorphous Ereme detection outputs having an amorphous elements with a twist of magnetically sensing geomagnetism Negative feedback means for negatively fed back to the bets is characterized in that it is omitted.
Claim 8 is the geomagnetic direction sensor according to claim 6 or 7, wherein the excitation current of the second magnetoimpedance effect sensor is lower than the excitation current of the first magnetoimpedance effect sensor. 9. The geomagnetic azimuth sensor according to claim 1, wherein an angle α is 90 °.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a view showing an embodiment of a geomagnetic direction sensor according to the present invention.
In FIG. 1, S1 is a first magnetic sensor, which is oriented and fixed in the Y-axis direction on a base P such as a substrate. S2 is a second magnetic sensor, which is oriented and fixed in the X-axis direction on a base P such as a substrate. That is, the orientation is fixed in a direction 90 degrees clockwise with respect to the first magnetic sensor S1. B is an arithmetic circuit.
[0018]
He represents a geomagnetic vector, which is in the direction of θ with respect to the X-axis plus direction, and the first magnetic sensor generates an output V1 proportional to the Y-axis direction component of geomagnetism. That is, an output of V1 = KHe · sin θ is generated. The second magnetic sensor determines whether the geomagnetic direction θ belongs to a range of (−90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °), for example, the second magnetic sensor S2. If the geomagnetic X-axis direction component He · cos θ is positive, +1 is output, and if it is negative, −1 is output.
The output V1 of the first magnetic sensor S1 and the discrimination signal V2 of the second magnetic sensor S2 are shown in the figure.
[0019]
In the geomagnetic azimuth detection method according to the present invention, when these output signals V1 and V2 are sent to the arithmetic circuit B and the output of the first magnetic sensor S1 is A, when V2 is +1, θ = When β is V−1, θ = 180 ° −β is displayed.
[0020]
FIG. 3 is a drawing showing another embodiment of the geomagnetic direction sensor according to the present invention.
In FIG. 3, S1 is a first magnetic sensor, which is oriented and fixed in the X-axis direction on a base P such as a substrate. S2 is a second magnetic sensor, which is oriented and fixed in the Y-axis direction on a base P such as a substrate. B is an arithmetic circuit.
[0021]
He represents a geomagnetic vector, which is in the direction of θ with respect to the X-axis plus direction, and the first magnetic sensor S1 generates an output V1 proportional to the X-axis direction component of geomagnetism. That is, an output of V1 = KHe · cos θ is generated. The second magnetic sensor S2 determines whether the geomagnetic direction θ belongs to a range of (0 ° to 180 °) or (180 ° to 360 °), for example, the second magnetic sensor S2. When the geomagnetic X-axis direction component He · sin θ is positive, +1 is output, and when it is negative, −1 is output. The output V1 and the discrimination signal V2 are shown in FIG.
[0022]
According to the geomagnetic azimuth detection method of the present invention, when these output signals V1 and V2 are sent to the arithmetic circuit B and the output of the first magnetic sensor S1 is A, when V2 is +1, θ = When β is V−1, θ = 360 ° −β is displayed.
Magnetic impedance effect sensors are used for the first magnetic sensor S1 and the second magnetic sensor S2.
[0023]
In this case, as described above, the first magnetic sensor is required to have a performance capable of detecting KHe · sinθ or KHe · cosθ with high accuracy with respect to the geomagnetism of the azimuth θ and the strength He. Linearity is provided to allow accurate polarity discrimination . Further, the second magnetic sensor is required to be able to discriminate the polarity with respect to the external magnetic field in order to generate the discrimination signal, so that the polarity can be discriminated . The second magnetic sensor is not required to have linearity, and if the polarity of the external magnetic field can be determined, further detection accuracy is not required.
[0024]
FIG. 5 shows a magneto-impedance effect sensor provided with asymmetric linearity.
In FIG. 5, MI is a magneto-impedance effect element, and zero magnetostrictive or negative magnetostrictive amorphous wires, amorphous ribbons, sputtered amorphous films, or the like can be used. Reference numeral 1 denotes a transmission circuit for supplying an exciting current such as a high-frequency current or a pulse current to the magneto-impedance effect element MI. Reference numeral 2 denotes a detection circuit which demodulates a modulated wave based on an impedance change between both ends of an element due to an element axial direction component (hereinafter referred to as an external magnetic field component) of an external magnetic field applied to the magneto-impedance effect element MI to demodulate an external magnetic field component signal. Is output. 3f is a negative feedback magnetic field generating coil, 3b is a bias magnetic field generating coil, and both coils 3f and 3b are arranged so that the generated magnetic field acts in the axial direction of the element MI.
[0025]
FIG. 6 shows the output characteristics of the magneto-impedance effect sensor.
In FIG. 6A, h represents the relationship between the output voltage V when the negative feedback and the bias are not applied and the external magnetic field component Hex, is symmetric non-linearity, and determines the polarity (±) of the external magnetic field component Hex. Can not.
Therefore, the first magneto-impedance effect sensor is biased with the bias magnetic field strength Hb with the detection width of the external magnetic field component set to ± ΔHex, and further negatively fed, and as shown in FIG. Linearity that can distinguish the polarity of sensitivity is given. In this case, if the external magnetic field line segment strength is Hex, the length of the negative feedback generating coil is l, the number of turns is N, and the grounding resistance is R, the detection output V is given by
V = HexR / N = KHex (2)
Can be expressed as
On the other hand, in the second magneto-impedance effect sensor, as long as it is possible to determine the polarity of the external magnetic field component as described above, linearity is not required, and only the bias Hb is applied without negative feedback. As shown in 6 (c), the polarity can be discriminated . Thus, in the second magneto-impedance effect sensor, the polarity can be discriminated , and as long as the polarity of the external magnetic field component can be discriminated, no further sensitivity is required. The power consumption can be reduced by lowering the second magnetic impedance effect sensor.
[0026]
As shown in FIG. 1, when the output V1 of the first magnetic sensor S1 when the first magnetoimpedance effect sensor S1 is oriented and fixed in the Y-axis direction is obtained, the direction of the geomagnetism He is + θ with respect to the X-axis plus direction. , The element axial direction component Hex of the first magneto-impedance effect sensor S1 of the geomagnetism becomes He · sinθ, and this is substituted into Equation 2,
[Equation 3]
V1 = KHe ・ sinθ (3)
Is established. On the other hand, since the second magnetic impedance effect sensor S2 oriented and fixed in the X-axis direction has He · cos θ acting as an external magnetic field component in the element axis direction, the asymmetric characteristic shown in FIG. A positive output V2 is generated when θ is in the range of 0 ° to 90 °, 270 ° to 360 °, and a negative output V2 is generated when θ is in the range of 270 ° to 360 °. The outputs V1 and V2 are the same as those shown in FIG.
[0027]
Accordingly, when these output signals are sent to the arithmetic circuit and the output of the first magnetic sensor is A by the geomagnetic direction detection method according to the present invention, when V2 is +1, .theta. =. Beta. When −1, θ = 180 ° −β can be displayed and the geomagnetic direction can be recognized.
[0028]
Further, as shown in FIG. 3, when the output V1 of the first magnetic sensor S1 when the first magnetoimpedance effect sensor S1 is oriented and fixed in the X-axis direction is obtained, the direction of the geomagnetism He is set in the positive direction of the X-axis. On the other hand, if the direction is + θ, the element axial direction component Hex of the first magneto-impedance effect sensor S1 of geomagnetism is He · cos θ, and this is substituted into Equation 2,
[Expression 4]
V1 = KHe · cosθ (4)
Is established. On the other hand, in the second magnetoimpedance effect sensor S2 whose orientation is fixed in the X-axis direction, He · sinθ acts as an external magnetic field component in the element axis direction. Therefore, from the asymmetric characteristic shown in FIG. When θ is in the range of 0 ° to 180 °, a positive output V2 is generated, and when θ is in the range of 180 ° to 360 °, a negative output V2 is generated, and these outputs V1, V2 are This is the same as that shown in FIG. Accordingly, when these output signals are sent to the arithmetic circuit and the output of the first magnetic sensor is A by the geomagnetic direction detection method according to the present invention, when V2 is +1, .theta. =. Beta. When −1, θ = 360 ° −β can be displayed and the geomagnetic direction can be recognized.
[0029]
The characteristic capable of discriminating the polarity of the magneto-impedance effect element can be imparted by adding a twist to the element (wire) and using an asymmetric current such as an alternating current or a pulsed current in which a direct current bias is superimposed on the exciting current. That is, twisting induces easy magnetization on the element wire surface in a direction inclined from the wire circumferential direction to the wire axial direction and increases the holding force of domain wall movement. As a result, a positive external magnetic field is asymmetrically excited. current magnetization vector in the easy magnetization direction by an asymmetrical excitation magnetic field is increased is rotated mu theta is due, contrast, in the negative polarity of the external magnetic field, the angle between the magnetization vector and the asymmetrical excitation field becomes 90 ° or more , the output voltage magnetization vector is kept to the value mu theta is low becomes non-rotating unable inversion for increased retention of the becomes constant. Thus, it exhibits a polarity distinguishable characteristic in which the voltage output varies depending on whether the external magnetic field is positive or negative. Accordingly, the polarity determination of the second magnetic impedance effect sensor can be performed by adding a twist to the element instead of the bias magnetic field method.
[0030]
As can be understood from the discrimination signal V2 of the second magnetic sensor in FIG. 2 and the discrimination signal V2 of the second magnetic sensor in FIG. 4, when the geomagnetic direction sensor is vibrated in the vicinity of the change point of the discrimination signal, the discrimination signal changes to vibration. Follow and swing between positive and negative. As a result, the orientation display becomes unstable, and orientation recognition becomes difficult. Therefore, it is preferable not to display the direction or display a specific value in a desired range (for example, a range of about ± 5 °) in the vicinity of the change point of the discrimination signal. For example, the exciting current of the twist element is set to a pulse current with a steep change, and strong eddy current braking is applied to the domain wall movement. For a low external magnetic field, the magnetization vector is not rotated, and the excitation current is large. By reversing the magnetization vector with an external magnetic field, a hysteresis characteristic for outputting a binary value in a desired external magnetic field range is provided, and a specific binary value can be digitally displayed in the vicinity of the change point of the discrimination signal.
[0031]
In the above-described embodiment, the angle α formed by the first magnetic sensor S1 and the second magnetic sensor S2 is 90 °. However, if α ≠ 180 °, an appropriate angle, for example, 45 ° may be used.
[0032]
The geomagnetic direction sensor according to the present invention can be installed in a driver's seat of a car or mounted on a mobile phone, and can be used for a navigation system for recognizing a current direction on a map image and determining a course, or for geomagnetic correction of a CRT.
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, when the geomagnetic direction is detected using the first magnetic sensor and the second magnetic sensor, the geomagnetic direction can be detected with sufficiently high accuracy even if the magnetic detection accuracy of the second magnetic sensor is lowered. The whole geomagnetic direction sensor can be downsized and simplified by downsizing and simplifying the second magnetic sensor.
In particular, in the case of a magneto-impedance effect sensor, the excitation current of the second magneto-impedance effect sensor can be lowered to reduce battery power consumption, negative feedback can be omitted, and the geomagnetic orientation sensor as a whole can be reduced in size and simplified. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an embodiment of a geomagnetic direction sensor according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a first magnetic sensor output and a second magnetic sensor determination signal of the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a drawing showing another embodiment of the geomagnetic direction sensor according to the present invention.
4 is a diagram showing a first magnetic sensor output and a second magnetic sensor discrimination signal of the embodiment shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a view showing a first magneto-impedance effect sensor used in the present invention.
FIG. 6 is a drawing showing output characteristics of a first magnetoimpedance effect sensor and a second magnetoimpedance effect sensor used in the present invention.
FIG. 7 is a view showing a conventional fluxgate type geomagnetic orientation sensor.
8 is a drawing showing X-axis detection output and Y-axis detection output characteristics of the fluxgate type geomagnetic direction sensor shown in FIG. 7;
FIG. 9 is a view showing a conventional geomagnetic orientation sensor using a magneto-impedance effect sensor.
10 is a drawing showing a direction detection method of the geomagnetic direction sensor shown in FIG. 9. FIG.
[Explanation of symbols]
S1 First magnetic sensor S2 Second magnetic sensor B Arithmetic circuit He Geomagnetism θ Geomagnetic orientation
MI Magnetic impedance element 1 Excitation current source 2 Detection circuit 3b Bias magnetic field generating coil 3f Negative feedback magnetic field generating coil

Claims (9)

X軸プラス方向との角度がθまたは(180°−θ)の地磁気に対し、sinθに比例する出力を発生する第1磁気インピーダンス効果センサをY軸方向に配向固定し、上記θが(−90°〜90°)、(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気インピーダンス効果センサを第1磁気インピーダンス効果センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、前記それぞれの磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする地磁気方位センサ。With respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (180 ° −θ), the first magneto-impedance effect sensor that generates an output proportional to sin θ is oriented and fixed in the Y-axis direction, and the θ is (−90 The second magneto-impedance effect sensor for determining whether it belongs to any range of (90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °) with respect to the direction of the first magneto-impedance effect sensor by a predetermined angle α (α ≠ 180 °), and each magneto-impedance effect sensor includes an amorphous element that senses geomagnetism, a negative feedback means that negatively feeds back the detection output to the amorphous element, and a bias magnetic field applied to the amorphous element. It has a biasing means for applying the excitation current of the second magneto-impedance effect sensors lower than the excitation current of the first magneto-impedance effect sensors Geomagnetic direction sensor, characterized in that there is a flow. X軸プラス方向との角度がθまたは(180°−θ)の地磁気に対し、sinθに比例する出力を発生する第1磁気インピーダンス効果センサをY軸方向に配向固定し、上記θが(−90°〜90°)、(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気インピーダンス効果センサを第1磁気インピーダンス効果センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする地磁気方位センサ。With respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (180 ° −θ), the first magneto-impedance effect sensor that generates an output proportional to sin θ is oriented and fixed in the Y-axis direction, and the θ is (−90 The second magneto-impedance effect sensor for determining whether it belongs to any range of (90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °) with respect to the direction of the first magneto-impedance effect sensor by a predetermined angle α (α ≠ 180 °), the first magneto-impedance effect sensor applies an amorphous element for sensing geomagnetism, a negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element, and a bias magnetic field applied to the amorphous element. The second magneto-impedance effect sensor has a bias means, and an amorphous element for sensing geomagnetism and a buffer for the amorphous element. Geomagnetic direction sensor negative feedback means for causing the detection output has a bias means for applying a bias magnetic field is negatively fed back to the amorphous element, characterized in that the omitted. X軸プラス方向との角度がθまたは(180°−θ)の地磁気に対し、sinθに比例する出力を発生する第1磁気インピーダンス効果センサをY軸方向に配向固定し、上記θが(−90°〜90°)、(90°〜270°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気インピーダンス効果センサを第1磁気インピーダンス効果センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するひねりを加えたアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段を有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする地磁気方位センサ。With respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (180 ° −θ), the first magneto-impedance effect sensor that generates an output proportional to sin θ is oriented and fixed in the Y-axis direction, and the θ is (−90 The second magneto-impedance effect sensor for determining whether it belongs to any range of (90 ° to 90 °) or (90 ° to 270 °) with respect to the direction of the first magneto-impedance effect sensor by a predetermined angle α (α ≠ 180 °), the first magneto-impedance effect sensor applies an amorphous element for sensing geomagnetism, a negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element, and a bias magnetic field applied to the amorphous element. The second magneto-impedance effect sensor has a bias means, and an amorphous element with a twist for sensing geomagnetism and a detection output. A geomagnetic direction sensor characterized in that negative feedback means for negatively feeding back to a morphous element is provided, and negative feedback means for negatively feeding back a detection output to an amorphous element is omitted . 第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする請求項2または3記載の地磁気方位センサ。4. The geomagnetic direction sensor according to claim 2, wherein the excitation current of the second magnetoimpedance effect sensor is lower than the excitation current of the first magnetoimpedance effect sensor. X軸プラス方向との角度がθまたは(360°−θ)の地磁気に対し、cosθに比例する出力を発生する第1磁気センサをX軸方向に配向固定し、上記θが(0°〜180°)、(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気センサを第1磁気センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、前記それぞれの磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする地磁気方位センサ。The first magnetic sensor that generates an output proportional to cos θ with respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (360 ° −θ) is fixed in the X-axis direction, and the θ is (0 ° to 180 °). °) and (180 ° to 360 °) in a direction in which the second magnetic sensor for determining whether it belongs to a range of a predetermined angle α (α ≠ 180 °) with respect to the direction of the first magnetic sensor Each of the magneto-impedance effect sensors has an amorphous element for sensing geomagnetism, a negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element, and a bias means for applying a bias magnetic field to the amorphous element , A geomagnetic direction sensor characterized in that the excitation current of the second magnetic impedance effect sensor is lower than the excitation current of the first magnetic impedance effect sensor. X軸プラス方向との角度がθまたは(360°−θ)の地磁気に対し、cosθに比例する出力を発生する第1磁気センサをX軸方向に配向固定し、上記θが(0°〜180°)、(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気センサを第1磁気センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする地磁気方位センサ。The first magnetic sensor that generates an output proportional to cos θ with respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (360 ° −θ) is fixed in the X-axis direction, and the θ is (0 ° to 180 °). °) and (180 ° to 360 °) in a direction in which the second magnetic sensor for determining whether it belongs to a range of a predetermined angle α (α ≠ 180 °) with respect to the direction of the first magnetic sensor The first magneto-impedance effect sensor has an amorphous element that senses geomagnetism, a negative feedback means that negatively feeds the detection output back to the amorphous element, and a bias means that applies a bias magnetic field to the amorphous element. 2 Magneto-impedance effect sensor has an amorphous element that senses geomagnetism, and a bias means that applies a bias magnetic field to the amorphous element. Geomagnetic direction sensor characterized that you omitted negative feedback means for negatively fed back to § scan element. X軸プラス方向との角度がθまたは(360°−θ)の地磁気に対し、cosθに比例する出力を発生する第1磁気センサをX軸方向に配向固定し、上記θが(0°〜180°)、(180°〜360°)の何れの範囲に属するかを判別するための第2磁気センサを第1磁気センサの方向に対して所定の角度α(α≠180°)を隔てた方向に配向固定し、 1 磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するアモルファスエレメントと、検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段と、アモルファスエレメントにバイアス磁界をかけるバイアス手段を有し、第2磁気インピーダンス効果センサが、地磁気を感磁するひねりを加えたアモルファスエレメントを有し検出出力をアモルファスエレメントに負帰還させる負帰還手段は省略したことを特徴とする地磁気方位センサ。The first magnetic sensor that generates an output proportional to cos θ with respect to the geomagnetism whose angle with the X-axis plus direction is θ or (360 ° −θ) is fixed in the X-axis direction, and the θ is (0 ° to 180 °). °) and (180 ° to 360 °) in a direction in which the second magnetic sensor for determining whether it belongs to a range of a predetermined angle α (α ≠ 180 °) with respect to the direction of the first magnetic sensor The first magneto-impedance effect sensor has an amorphous element that senses geomagnetism, a negative feedback means that negatively feeds the detection output back to the amorphous element, and a bias means that applies a bias magnetic field to the amorphous element. 2 The magneto-impedance effect sensor has an amorphous element with a twist to detect geomagnetism, and negative feedback means for negatively feeding back the detection output to the amorphous element is omitted. Geomagnetic direction sensor, wherein the kite. 第2磁気インピーダンス効果センサの励磁電流が第1磁気インピーダンス効果センサの励磁電流より低電流とされていることを特徴とする請求項6または7記載の地磁気方位センサ。The geomagnetic direction sensor according to claim 6 or 7, wherein an excitation current of the second magnetic impedance effect sensor is lower than an excitation current of the first magnetic impedance effect sensor. 角度αが90°である請求項1〜8何れか記載の地磁気方位センサ。The geomagnetic azimuth sensor according to claim 1, wherein the angle α is 90 °.
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