JP4052713B2 - 粒状表面調整処理剤の溶解装置 - Google Patents

粒状表面調整処理剤の溶解装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粒状表面調整処理剤の溶解装置に関し、特に、金属塗装の塗装前処理として行われる化成処理前の粒状表面調整処理に用いられる粒状表面調整処理液を適正な濃度で供給する粒状表面調整処理剤の溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属材料への塗装では、塗装後の耐食性及び塗膜密着性を向上させる塗装前処理として、所定の化成処理を施すことが知られている。
【0003】
上記した塗装前処理として、リン酸系の前処理液を用いた化成処理がある。例えば、リン酸亜鉛系化成処理では、アルカリ等により脱脂された金属材料の表面にリン酸亜鉛の前処理液を塗布することによって化成被膜を形成するものであり、この化成被膜が仲立ちとなって塗膜密着性が高められる。
【0004】
また、化成処理による塗装下地用の化成被膜を形成するものとして、化成処理の前に表面調整処理を行うことがある。この表面調整処理は、チタンコロイドを含有する表面調整液を金属材料の表面に塗布する。チタンコロイドは、チタン塩とリン酸ナトリウム等よりなる粉状の原料を所定量の水に溶解したものであり、表面調整液の塗布後にリン酸亜鉛の化成処理を行うことで、結晶核の周りにリン酸亜鉛の結晶が形成されて均一な化成被膜を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した塗装前処理では、表面調整剤の原料が水に溶けにくいため、所定の割合で混合しても、攪拌が不充分であると未溶解分が生じて生成される表面調整液の濃度にバラツキが生じる。また、ディッピングやスプレー処理によって塗装前処理を行うことで処理液の濃度が低下する。このような濃度の低下を避けるために一定時間で所定の濃度の処理液を補給しているが、補給前と補給後で濃度変動を生じるので、金属材料の表面における化成被膜の形成状態にムラが生じ、その結果、所望の耐食性及び塗膜密着性が得られない恐れがある。また、表面調整液に濃度変動が生じてこれを補正しようとしても、所定の濃度に速やかに安定させることが難しいという問題がある。従って、本発明の目的は原料の未溶解分をなくし、適正な濃度の粒状表面調整処理液を安定的に供給することのできる粒状表面調整処理剤の溶解装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、粒状表面調整処理液の濃度変動を抑制することができる粒状表面調整処理剤の溶解装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、被塗装物に塗布する化成処理前の粒状表面調整処理剤の溶解装置において、定量の前記粒状表面調整処理剤を供給する粒状表面調整処理剤供給手段と、定量の水を水流状態で供給する水供給手段と、水流状態で供給された前記水によって前記粒状表面調整処理剤を溶解して未完全溶解状態の溶液を生成する一次溶解手段と、前記一次溶解手段の下流に設けられ、前記一次溶解手段から供給された前記未完全溶解状態の溶液を貯溜して所定の溶解状態の溶液を粒状表面調整処理液としてオーバーフローさせる二次溶解手段を備え、前記二次溶解手段は、複数の傾斜した側壁によって分割形成された複数の溶液槽と、前記複数の溶液槽の前記複数の傾斜した側壁の下部にそれぞれ設けられ、前記未完全溶解状態の溶液に気泡を供給する気泡発生部とを有し、前記気泡の供給によって、沈殿した前記粒状表面調整処理液の未溶解分を撹拌溶解するとともに、攪拌された所定の溶解状態の溶液を、前記粒状表面調整処理液の供給によって、隣接する前記溶液槽へ向けてオーバーフローして流出させる構成を有してなることを特徴とする粒状表面調整処理剤の溶解装置を提供する。
【0008】
上記する粒状表面調整処理剤の溶解装置において、一次溶解手段は、水を内周面上に流動させて攪拌流を発生させる漏斗状部材であっても良く、あるいは、一次溶解手段は、粒状表面調整処理剤及び水を受容する容器と、容器に受容された粒状表面調整処理剤及び水をモータの回転に基づいて強制的に攪拌する攪拌羽を有し、攪拌羽の回転に基づいて強制的に攪拌された未完全溶解状態の溶液を容器からオーバーフローさせる構成であっても良い。また、溶液槽としては、粒状表面調整処理液の流れる方向へ傾斜を付与した仕切り板を有することが好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の粒状表面調整処理剤(以下、塗装前処理剤ともいう。)の溶解装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る塗装前処理剤の溶解装置を示す。ここで溶解される塗装前処理剤は、チタン塩とリン酸ナトリウムよりなる表面調整剤の粉状の原料である。この塗装前処理剤の溶解装置は、粉状の表面調整剤の原料1を供給する原料供給部10と、供給された原料1を溶解する原料溶解部20を有する。
【0011】
原料供給部10は、粉状の原料1を貯蔵する原料貯蔵部2と、原料貯蔵部2の上部に設けられる蓋3と、原料貯蔵部2の下部に設けられて回転することにより原料1を搬出する原料搬出機4と、原料搬出機4を回転させる駆動モータ5と、駆動モータ5の回転トルクを原料搬出機4に伝達するトルク伝達部6と、原料搬出機4を回転自在に支持する回転軸受7と、原料搬出機4によって搬出された原料1を投下させるシュート8と、原料貯蔵部2を支持するとともに駆動モータ5およびトルク伝達部6を収容する筐体9を有する。
【0012】
原料供給部10のシュート8を介して投下された原料1は、その下方に設けられている漏斗状の投入部11に供給される。投入部11の上部には、原料1を溶解する水を供給するノズル12を有し、ノズル12から水が噴射されると投入部11の内部に攪拌流が生じるようになっている。このノズル12には、水道管13に設けられたフローレギュレータ14によって所定の流量の水を配管15を介して供給しており、配管15には、水の供給を制御する弁16が設けられている。
【0013】
原料溶解部20は、投入部11で溶解された表面調整剤(以下、前処理液という)の流れる方向に傾斜した仕切り板21aを有し、第1槽21A,第2槽21B,および第3槽21Cより構成される気体攪拌槽21と、気体攪拌槽21の下部に設けられる気体供給部22と、気体供給部22に導管22Aを介して接続され、仕切り板21aに設けられる気泡孔27の背面に位置して固定される気泡発生部22Bと、気体供給部22に導管23を介して圧搾空気を供給するポンプ24と、第2槽21Bに流出した前処理液の下流側への流れを制御する制流板25と、第3槽21Cよりオーバーフローした前処理液を前処理槽(図示せず)に排出する排出部26を有する。
【0014】
また、上記した塗装前処理剤の溶解装置は、駆動モータ5、フローレギュレータ14、弁16、およびポンプ24の動作を制御する制御部30を有している。
【0015】
図2は、図1に示す気体攪拌槽21(第1槽21A)のA−A断面を示し、気体攪拌槽21の側壁部28は、底部にかけてテーパー状となるように形成されており、下部には気泡孔27が形成されている。また、気体攪拌槽21の最下部にも気泡孔27が形成されている。この気泡孔27は多孔質板等によって形成されても良く、導管22Aを介して圧送される空気を気泡として気泡孔27から液中に噴出させる。
【0016】
上記した塗装前処理剤の溶解装置において、制御部30から駆動モータ5に所定の時間で駆動電圧を供給することによって駆動モータ5が回転し、その回転トルクがトルク伝達部6を介して伝達されて原料搬出機4を回転させることによって、原料貯蔵部2から所定量の原料1が搬出され、シュート8を介して投入部11に供給される。
【0017】
投入部11に所定量の原料1が供給されると、フローレギュレータ14で流量を調整された水が弁16の所定の時間における開動作に基づいて供給され、ノズル12から投入部11内に噴射される。この水と原料1の混合体は、水噴射に基づいて投入部11内に生じる攪拌流によって自然攪拌されることにより前処理液となる。また、水を一定の流量で供給し続けるようにしても良い。攪拌後の前処理液は、投入部11の下部から気体攪拌槽21の第1槽21Aに供給される。
【0018】
気体攪拌槽21では、ポンプ24の駆動に基づいて気体供給部22に供給される圧搾空気を導管22Aを介して気泡発生部22Bに供給することで、気体攪拌槽21内の前処理液に多数の微少な気泡を発生させる。投入部11内での攪拌で溶けきらずに供給された原料1(以下、未溶解分という)は、その自重によって気体攪拌槽21の各槽の下部に沈殿し易いことから、前処理液の流れる方向に傾斜を付与した仕切り板21aと、底部にかけてテーパー状に形成された側壁部28によって、未溶解分を気泡孔27の周囲に誘導し、気泡孔27より発生する気泡によって前処理液を攪拌する。
【0019】
以下に、気体攪拌槽21における前処理液の流れと各槽における攪拌動作について説明する。
【0020】
気体攪拌槽21が空であるとき、投入部11から第1槽21Aに前処理液が供給されることによって、第1槽21Aでは前処理液の気泡による攪拌が行われるとともに液面が上昇する。この液面が仕切り板21aの高さを越えると前処理液がオーバーフローして隣接する第2槽21Bに流出する。第2槽21Bにおいても第1槽21Aと同様に前処理液に気泡による攪拌が行われる。また、第2槽21Bにおける液面が仕切り板21aの高さを越えると前処理液がオーバーフローして隣接する第3槽21Cに流出する。
【0021】
この状態では、第1槽21Aおよび第2槽21Bの前処理液の液面がほぼ同一のレベルとなるので、第1槽21Aでオーバーフローした前処理液がそのまま第3槽21Cに流出する恐れがある。この前処理液に未溶解分が混在していると、第3槽21Cからオーバーフローする前処理液に未溶解分が混入する恐れがあるので、第2槽21Bに位置して設けられる制流板25によって第1槽21Aから第3槽21Cへの前処理液の直接的な流出を抑制し、未溶解分を沈下させて気泡による溶解を促す。
【0022】
このように各槽で気泡による攪拌を行うことにより、前処理液中の未溶解分が減少し、適正な濃度の前処理液を安定的に供給することができる。第1の実施の形態では、3槽からなる気体攪拌槽によって気泡による攪拌を行っているが、気体攪拌槽をさらに多段化して気泡による攪拌を行っても良い。
【0023】
また、原料1を溶解させる水は、汲み置きされたものにガスやポンプ等で加圧することにより所定の水圧で供給するようにしても良く、気体供給部22に供給される気体についても圧搾空気以外に窒素ガス等の他の気体であっても良い。
【0024】
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る塗装前処理剤の溶解装置を示す。この塗装前処理剤の溶解装置は、粉状の原料1を供給する原料供給部10と、供給された原料1を強制攪拌して溶解させる強制溶解部40と、強制攪拌後の前処理液を供給して未溶解分を沈殿させる沈殿槽50を有する。図3において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通する引用数字を付しているので、重複する説明を省略する。
【0025】
強制溶解部40は、原料1を水で溶解して得られる前処理液を沈殿槽50に供給する供給部41と、供給部41の内部に設けられて水および原料1を攪拌するための攪拌容器42と、攪拌容器42に供給された水および原料1を攪拌する攪拌羽43Aと、攪拌羽43Aを回転させる攪拌モータ43を有する。
【0026】
攪拌容器42の上部には、原料1を溶解する水を供給するノズル12を有し、ノズル12から攪拌容器42の内部に向けて水が噴射されるようになっている。このノズル12には、水道管13に設けられたフローレギュレータ14によって所定の流量の水を配管15を介して供給しており、配管15には、水の供給を制御する弁16が設けられている。
【0027】
沈殿槽50は、上流側50Aと下流側50Bとの間に所定の高さを有して設けられる仕切り板51と、上流側50Aから仕切り板51を越えて下流側50Bにオーバーフローした前処理液を排出する排出口52を有する。
【0028】
また、上記した塗装前処理剤の溶解装置は、駆動モータ5、フローレギュレータ14、弁16、および攪拌モータ19の動作を制御する制御部30を有している。
【0029】
上記した塗装前処理剤の溶解装置において、制御部30から駆動モータ5に所定の時間で駆動電圧を供給することによって駆動モータ5が回転し、その回転トルクがトルク伝達部6を介して伝達されて原料搬出機4を回転させることによって、原料貯蔵部2から所定量の原料1が搬出され、シュート8を介して供給部41内の攪拌容器42に供給される。
【0030】
攪拌容器42に所定量の原料1が供給されると、フローレギュレータ14で流量を調整された水が弁16の所定の時間における開動作に基づいて供給され、ノズル12から攪拌容器42内に噴射される。この水と原料1の混合体は、攪拌モータ43の回転力に基づいて回転する攪拌羽43Aによって攪拌されることで前処理液となり、また、攪拌羽43Aの攪拌によって攪拌容器42からオーバーフローして供給部41を介して沈殿槽50の仕切り板51で区切られた上流側50Aに供給される。
【0031】
沈殿槽50では、攪拌容器42でオーバーフローさせた前処理液に混入している未溶解分を沈下させる。攪拌容器42での強制的な攪拌で溶けきらずに供給された未溶解分は、その自重によって沈殿槽50の下部に沈殿し易いことから、未溶解分を沈殿させ、沈殿槽50への前処理液の供給の基づく攪拌によって未溶解分を溶解させる。沈殿槽50からは前処理液の上澄み液を仕切り板51からオーバーフローさせて下流側50Bに供給する。仕切り板51の下流側50Bに供給された前処理液は排出口52から排出される。
【0032】
このように沈殿槽50で未溶解分を沈殿させ、前処理液の供給の基づく攪拌によって未溶解分を完全に溶解させた後に上澄み液を仕切り板51の下流側50Bに供給させることにより、安定した濃度の前処理液を供給することができる。
【0033】
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る塗装前処理剤の溶解装置を示す。この塗装前処理剤の溶解装置は、漏斗状の投入部11に供給される水と原料1の混合体を沈殿槽50の下部Aに供給している。沈殿槽50の下部Aより供給された混合体は矢印で示す攪拌流の作用によって未溶解分が完全に溶解された前処理液となる。その他の構成については第1および第2の実施の形態で説明したものと同一であり、共通する引用数字を付しているので説明を省略する。
【0034】
上記した塗装前処理剤の溶解装置において、制御部30から駆動モータ5に所定の時間で駆動電圧を供給することによって駆動モータ5が回転し、その回転トルクがトルク伝達部6を介して伝達されて原料搬出機4を回転させることによって、原料貯蔵部2から所定量の原料1が搬出され、シュート8を介して投入部11に供給される。
【0035】
投入部11に所定量の原料1が供給されると、フローレギュレータ14で流量を調整された水が弁16の所定の時間における開動作に基づいて供給され、ノズル12から投入部11内に噴射される。この水と原料1の混合体は、水噴射に基づいて投入部11内に生じる攪拌流によって自然攪拌されることにより前処理液となる。攪拌後の前処理液は、投入部11の下部から沈殿槽50の下部Aに供給される。
【0036】
沈殿槽50では、前処理液の供給によって液面が上昇するとともに、投入部11内での攪拌で溶けきらずに供給された未溶解分が上流側50Aの下部に沈殿する。沈殿した未溶解分は下部Aより供給される前処理液の流れによって攪拌されて溶解される。未溶解分の溶解された前処理液は仕切り板51からオーバーフローして下流側50Bに流出し、排出口52から排出される。
【0037】
このようにして沈殿槽50内に沈殿する未溶解分を沈殿槽50に供給される前処理液の流れに基づいて攪拌し溶解させることにより、より安定した濃度の前処理液を供給することができる。
【0038】
上記した各実施の形態は、塗装前処理の表面調整処理で使用される粉状の表面調整剤を溶解して前処理液を得る過程について説明したが、他の粉状の原料の溶解装置として用いることもできる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の粒状表面調整処理剤の溶解装置によると、一次溶解手段において水流状態で供給された水によって粒状表面調整処理剤を溶解し、溶解された未完全溶解状態の溶液を二次溶解手段に供給し、二次溶解手段で貯溜して所定の溶解状態の溶液を粒状表面調整処理液としてオーバーフローさせるようにしたため、原料の未溶解分をなくし、適正な濃度の粒状表面調整処理液を安定的に供給するとともに、粒状表面調整処理剤の濃度変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における塗装前処理剤の溶解装置を示す説明図。
【図2】図1のA−A部における断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る塗装前処理剤の溶解装置を示す説明図。
【図4】従来の第3の実施の形態に係る塗装前処理剤の溶解装置を示す説明図。
【符号の説明】
1,原料
2,原料貯蔵部
3,蓋
4,原料搬出機
5,駆動モータ
6,トルク伝達部
7,回転軸受
8,シュート
9,筐体
10,原料供給部
11,投入部
12,ノズル
13,水道管
14,フローレギュレータ
15,配管
16,弁
20,原料溶解部
21,気体攪拌槽
21A,第1槽
21B,第2槽
21C,第3槽
21a,仕切り板
22,気体供給部
22A,導管
22B,気泡発生部
23,導管
24,ポンプ
25,制流板
26,排出部
27,気泡孔
28,側壁部
30,制御部
40,強制溶解部
41,供給部
42,攪拌容器
43,モータ
43A,攪拌羽
50,沈殿槽
50A,上流側
50B,下流側
51,仕切り板
52,排出口

Claims (4)

  1. 被塗装物に塗布する化成処理前の粒状表面調整処理剤の溶解装置において、
    定量の前記粒状表面調整処理剤を供給する粒状表面調整処理剤供給手段と、
    定量の水を水流状態で供給する水供給手段と、
    水流状態で供給された前記水によって前記粒状表面調整処理剤を溶解して未完全溶解状態の溶液を生成する一次溶解手段と、
    前記一次溶解手段の下流に設けられ、前記一次溶解手段から供給された前記未完全溶解状態の溶液を貯溜して所定の溶解状態の溶液を粒状表面調整処理液としてオーバーフローさせる二次溶解手段を備え、
    前記二次溶解手段は、複数の傾斜した側壁によって分割形成された複数の溶液槽と、前記複数の溶液槽の前記複数の傾斜した側壁の下部にそれぞれ設けられ、前記未完全溶解状態の溶液に気泡を供給する気泡発生部とを有し、
    前記気泡の供給によって、沈殿した前記粒状表面調整処理液の未溶解分を撹拌溶解するとともに、攪拌された所定の溶解状態の溶液を、前記粒状表面調整処理液の供給によって、隣接する前記溶液槽へ向けてオーバーフローして流出させる構成を有してなることを特徴とする粒状表面調整処理剤の溶解装置。
  2. 前記溶液槽は、前記粒状表面調整処理液の流れる方向へ傾斜を付与した仕切り板を有してなる構成の請求項第1項記載の粒状表面調整処理剤の溶解装置。
  3. 前記一次溶解手段は、前記水を内周面上に流動させて攪拌流を発生させる漏斗状部材である構成の請求項第1記載の粒状表面調整処理剤の溶解装置。
  4. 前記一次溶解手段は、前記粒状表面調整処理剤及び前記水を受容する容器と、前記容器に受容された前記粒状表面調整処理剤及び前記水を強制的に攪拌する攪拌羽を有し、
    前記攪拌羽の回転に基づいて強制的に攪拌された未完全溶解状態の溶液を前記容器からオーバーフローさせる構成の請求項第1項記載の粒状表面調整処理剤の溶解装置。
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