JP4048992B2 - Grommet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけて、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分におけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のエンジンルームから車室側へ配索されるワイヤハーネスにはグロメットを装着して、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通穴にグロメットを取り付けて、貫通穴を通るワイヤハーネスの保護およびエンジンルーム側から車室への防水、防塵、遮音を図っている。
【0003】
この種のグロメットは、 車体パネルの貫通穴に挿入係止するために、 貫通穴に対して垂直方向に真っすぐに引っ張る場合が多いが、 車体パネルの貫通穴近傍に干渉材がある場合には、 真っすぐにグロメットを引っ張ることができない。
上記した場合のグロメットとして、 本出願人は先に特開2002−233035号において図4に示すグロメット1を提供している。
【0004】
上記グロメット1は、小径筒部2と、該小径筒部2に連続した拡径筒部4を備え、該拡径筒部4の大径側に傾斜壁5aと垂直壁5cとで挟んだ環状の車体係止用の溝5bを設け、上記小径筒部2の軸線と拡径筒部4の軸線とを屈折させると共に、上記拡径筒部外周面からの傾斜壁5aの突出量は小径筒部2の屈折側の傾斜壁5a−2を小さくすると共に、反対側の傾斜壁5a−1の突出量は大としている。
上記グロメット1はY方向に引っ張って、車体パネルに設けた貫通穴の周縁部をグロメット1の車体係止用の溝5bに嵌め込んで、グロメット1を車体パネルに係止している。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−233035号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記グロメット1を車体パネルに係止した後、Y方向と反対方向の力がグロメット1にかかると、車体係止用の溝5bの深さは全周均一としているので、力が伝わりやすい屈折側の車体係止用の溝5b−2が貫通穴の周縁部から外れ、グロメット1が車体パネルから外れてしまうという問題がある。
また、グロメット1がY方向と反対方向の力により外れないようにするため、車体係止用の溝5bを深くすることも考えられるが、傾斜壁5aの突出量が大きくなり、屈折側に対向する側には引っ張り力が伝わりにくいので、グロメットの挿入作業に要する挿入力が増大し、作業性が悪くなるという問題がある。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、グロメットの斜め挿入時に要する挿入力を低減し、かつ、車体パネルに係止したグロメットの係止力を高めることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、車体係止用の環状凹部を大径側に設けた拡径筒部と、該拡径筒部の縮径端に拡径筒部と軸線方向を相違させて屈曲して連続する小径筒部を備え、該小径筒部および拡径筒部にワイヤハーネスを挿通させて取り付け、上記小径筒部側を引っ張って、車体パネルの貫通穴に挿入し上記環状凹部を上記貫通穴に装着するグロメットにおいて、
上記環状凹部の底面の径は全周均一とする一方、上記環状凹部の底面を挟む両側壁のうち、縮径側の側壁は底面からの高さを周方向で相違させ、上記小径筒部の屈折側の上記縮径側の側壁の高さを、屈折側と反対側の上記側壁の高さより大としていることを特徴とするグロメットを提供している。
【0009】
上記構成とすると、屈折側と反対側の環状凹部にはグロメットの引っ張り力が伝わりにくいが、該屈折側と反対側の縮径側の側壁の底面からの高さを小さくしているので、貫通穴の周縁部が縮径側の側壁先端を乗り越えやすくなり、小さな挿入力で貫通穴の周縁部を環状凹部に落とし込むことができる。
また、屈折側の縮径側の側壁の底面からの高さは上記屈折側と反対側の側壁の高さよりも大きくしているが、グロメットの引っ張り力が伝わりやすいため、屈折側の環状凹部に貫通穴の周縁部を落とし込むための挿入力があまり大きくならない。これにより、小さな挿入力で車体パネルの貫通穴に容易にグロメットを装着することができる。
【0010】
また、グロメットに引っ張り方向と反対の力がかかっても、力の伝わりやすい屈折側の側壁の高さを大きくしているので貫通穴の周縁部が環状凹部から容易に外れることがない。
なお、上記屈折側とは、小径筒部と拡径筒部とが最も近接する側をいう。
【0011】
上記環状凹部の底面からの高さを大としている縮径側の側壁先端の直径は、高さを小としている縮径側の側壁先端の直径よりも0.5〜3.0%大としていることが好ましい。
0.5%よりも小さいと縮径側の側壁を高くすることによる係止力増大の効果を十分に得ることができず、グロメットに引っ張り方向と反対の力がかかったときに貫通穴の周縁部が屈折側の環状凹部から外れやすくなるからである。また、3.0%よりも大きいと屈折側の側壁が高くなりすぎ、屈折側の環状凹部を貫通穴の周縁部に係止するための挿入力が大きくなるからである。
【0012】
上記拡径筒部の軸線を中心として、上記屈折側の60〜180°の範囲で、上記環状凹部の縮径側の側壁を高くしていることが好ましい。
60°よりも小さいと屈折側の縮径側の側壁を高くすることによる係止力増大の効果を十分に得ることができず、グロメットに引っ張り方向と反対の力がかかったときに貫通穴の周縁部が屈折側の環状凹部から外れやすくなるからである。また、180°より大きいと屈折側と反対側の側壁先端の外径が大きくなってしまい、グロメットの挿入力を低減することができないためである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の実施形態を示す。
グロメット10はゴムあるいはエラストマーで一体成形し、小径筒部12と、該小径筒部12に連続させ、かつ、該小径筒部12の軸線Rと屈折する軸線Xを有する拡径筒部14と、該拡径筒部14の大径側の外周面に設けた環状凹部15とからなる。また、小径筒部12の外周面と拡径筒部14の外周面とが最も近接する屈折側に、小径筒部12の外周面と拡径筒部14の外周面とに連続する水かき状の三角片13を設けている。
【0014】
小径筒部12は、第1の小径筒部12aと、該第1の小径筒部12aに連続する拡径段部12bと、該拡径段部12bに連続する第2の小径筒部12cとからなり、該第1の小径筒部12aの内周面には環状に3つの突条部12dを設けている。
【0015】
拡径筒部14の大径側に環状に設けている係止凹部15は大径側に突出させた垂直壁15cと、底面15bを挟んで対向させた縮径側の側壁15aとからなる。縮径側の側壁15aの外周面は小径筒部12側へ拡径するように傾斜し、縮径側の側壁15aの小径筒部12側端部である縮径側の側壁先端15dから小径筒部12との連続位置まで、拡径筒部14の外周面を縮径するように傾斜させている。垂直壁15cの側面15c−1の外径端にはシールリップ15c−2を環状にグロメット10の軸線X方向に突設している。
【0016】
係止凹部15の縮径側の側壁先端15dは、部分的にその外径を変えている。具体的には、側壁先端15dの屈折側から左右両側45°に該当する側壁先端15d−1の外径を軸線Xを中心として直径76.0mm(h1=38.0mm)とし、該側壁先端15d−1の両端から左右両側10°の範囲に該当する側壁先端15d−2を挟んで、残りの側壁先端15d−3の外径を軸線Xを中心として直径75.0mm(h2=37.5mm)としている。即ち、側壁先端15d−1の外径を側壁先端15d−3の外径よりも約1.3%大としている。また、底面15bの径は全周均一とし、屈折側の側壁先端15d−1の外径を屈折側と反対側の側壁先端15d−3の外径よりも大きくして、屈折側の側壁高さを屈折側と反対側の側壁高さより大きくしている。
また、側壁先端15d−1と側壁先端15d−3とで挟まれた側壁先端15d−2は、側壁先端15d−1の端部と側壁先端15d−3の端部を結ぶ円弧として、側壁先端15d−1と側壁先端15d−3の径の差を矯正している。
【0017】
次に、グロメット10の車体パネルPへの装着作業について説明する。
先ず、ワイヤハーネスW/Hをグロメット10の小径筒部12と拡径筒部14の中空部に挿通させ、第1の小径筒部12aとテープTにて固着する。
次いで、図3(A)の白矢印方向に手でグロメット10を押し潰しながら、グロメット10の大径側から貫通穴Hを通して押し込み、一端、車室側(N)に移動させる。
【0018】
次いで、図3(B)に示すように、グロメット10の小径筒部12側を車外側(M)へ引き戻す。この際、車体パネルPの貫通穴Hの内径と同じ外径となる箇所に貫通穴Hの周縁部が到達するまでは、殆ど引っ張り力を必要とせず、図3(C)に示すように、貫通穴Hが拡径筒部14に当接すると、そこで作業者に節度感を発生させる。
【0019】
作業者はこの節度位置から、図3(D)に示すように、斜めに引っ張ることで、つまり、小径筒部12の屈折側にグロメット10を引っ張ることで、貫通穴Hの周縁部は側壁先端15dを内方へ撓ませて側壁先端15dを通過し、図3(E)に示すように、環状凹部15に落とし込まれ縮径側の側壁15aと垂直壁15cに挟まれるように係止される。このとき、車体パネルPの内周面は垂直壁15cのシールリップ15c−2と当接するので、防水性が確保される。
【0020】
上記構成とすると、屈折側と反対側の側壁先端15d−3にはグロメット10の引っ張り力が伝わりにくいが、側壁先端15d−3の外径を小さくしているので、貫通穴Hの周縁部が側壁先端15d−3を乗り越えやすくなり、小さな挿入力で貫通穴Hの周縁部を環状凹部15に落とし込むことができる。また、屈折側の側壁先端15d−1の外径は側壁先端15d−3よりも大きくしているが、グロメット10の引っ張り力が伝わりやすいため、屈折側の環状凹部15に貫通穴Hの周縁部を落とし込むために挿入力が大きくなることがない。これにより、小さな挿入力で車体パネルの貫通穴に容易にグロメット10を装着することができる。
また、グロメット10に引っ張り方向と反対の力がかかっても、力の伝わりやすい屈折側の側壁先端15d−1の外径を大きくしているので貫通穴Hの周縁部が環状凹部15から容易に外れることがない。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、小径筒部と拡径筒部とが屈折するグロメットにおいて、屈折側と反対側の環状凹部にはグロメットの引っ張り力が伝わりにくいが、該屈折側と反対側の縮径側の側壁先端の外径を小さくしているので、貫通穴の周縁部が側壁先端を乗り越えやすくなり、小さな挿入力で貫通穴の周縁部を環状凹部に落とし込むことができる。
また、屈折側の側壁先端の外径は屈折側と反対側の側壁先端の外径よりも大きくしているが、グロメットの引っ張り力が伝わりやすいため、屈折側の環状凹部に貫通穴の周縁部を落とし込むための挿入力が大きくなることはない。これにより、小さな挿入力で車体パネルの貫通穴に容易にグロメットを装着することができる。
また、グロメットに引っ張り方向と反対の力がかかっても、力の伝わりやすい屈折側の側壁先端の外径を大きくしているので貫通穴の周縁部が環状凹部から容易に外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のグロメットの背面図である。
【図2】 グロメットのI−I線断面図である。
【図3】 (A)〜(E)はグロメットの車体パネルへの装着手順を示した図面である。
【図4】 従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10 グロメット
12 小径筒部
14 拡径筒部
15 環状凹部
15a 縮径側の側壁
15b 底面
15c 垂直壁
15d 側壁先端
P 車体パネル
H 貫通穴
W/H ワイヤハーネス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a grommet, and more particularly, to a grommet that is assembled to a wire harness routed in an automobile and attached to a through hole of a vehicle body panel to protect, waterproof, and dust proof the wire harness at a through hole insertion portion.
[0002]
[Prior art]
A grommet is attached to the wire harness routed from the engine room of the automobile to the passenger compartment, and the grommet is attached to the through hole of the vehicle body panel that separates the engine room and the passenger compartment, thereby protecting the wire harness passing through the through hole. In addition, waterproofing, dustproofing, and sound insulation from the engine room side to the vehicle compartment are made.
[0003]
This type of grommet is often pulled straight in the direction perpendicular to the through-hole in order to insert and lock it in the through-hole of the vehicle body panel, but if there is an interference material near the through-hole of the vehicle body panel, Can't pull the grommet straight.
As a grommet in the case described above, the present applicant has previously provided a
[0004]
The
The
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-233035
[Problems to be solved by the invention]
However, after the
Further, in order to prevent the
[0007]
This invention is made | formed in view of the said problem, and makes it the subject to reduce the insertion force required at the time of diagonal insertion of a grommet, and to raise the locking force of the grommet locked to the vehicle body panel.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is different in the axial direction from the enlarged diameter cylindrical portion provided with an annular concave portion for locking the vehicle body on the larger diameter side and the reduced diameter end of the enlarged diameter cylindrical portion. A small-diameter cylindrical portion that is bent and continuous, and is attached by inserting a wire harness through the small-diameter cylindrical portion and the large-diameter cylindrical portion, pulling the small-diameter cylindrical portion side, and inserting it into the through hole of the vehicle body panel. In the grommet that attaches the recess to the through hole,
While the diameter of the bottom surface of the annular recess is uniform over the entire circumference, the side walls on the reduced diameter side of the both side walls sandwiching the bottom surface of the annular recess have different heights from the bottom surface in the circumferential direction. the height of the sidewall of the reduced diameter side of the refraction side provides a grommet to the other side of said large cities Tei Rukoto than the height of the side wall and the refraction side.
[0009]
With the above configuration, the grommet pulling force is difficult to be transmitted to the annular recess on the opposite side to the refracting side, but the height from the bottom surface of the reduced diameter side wall opposite to the refracting side is reduced. The peripheral edge of the hole can easily get over the tip of the reduced diameter side wall, and the peripheral edge of the through hole can be dropped into the annular recess with a small insertion force.
In addition, the height from the bottom surface of the side wall on the reduced diameter side on the refracting side is larger than the height of the side wall on the opposite side to the refracting side, but because the tensile force of the grommet is easily transmitted, The insertion force for dropping the peripheral edge of the through hole is not so great. Accordingly, the grommet can be easily attached to the through hole of the vehicle body panel with a small insertion force.
[0010]
Even when a force opposite to the pulling direction is applied to the grommet, the peripheral side portion of the through hole is not easily detached from the annular recess because the height of the side wall on the refractive side where the force is easily transmitted is increased.
In addition, the said refractive side means the side where a small diameter cylinder part and an enlarged diameter cylinder part adjoin most.
[0011]
The diameter of the side wall tip on the reduced diameter side that increases the height from the bottom surface of the annular recess is 0.5 to 3.0% larger than the diameter of the side wall tip on the reduced diameter side that decreases the height. It is preferable.
If it is smaller than 0.5%, the effect of increasing the locking force by increasing the side wall on the reduced diameter side cannot be obtained sufficiently, and the perimeter of the through hole when a force opposite to the pulling direction is applied to the grommet This is because the portion is easily detached from the annular concave portion on the refraction side. On the other hand, if the ratio is larger than 3.0%, the side wall on the refraction side becomes too high, and the insertion force for locking the annular recess on the refraction side to the peripheral portion of the through hole becomes large.
[0012]
The side wall on the reduced diameter side of the annular recess is preferably made higher in the range of 60 to 180 ° on the refracting side with the axis of the enlarged diameter cylindrical portion as the center.
If the angle is smaller than 60 °, the effect of increasing the locking force by increasing the side wall on the reduced diameter side on the refracting side cannot be obtained sufficiently, and when the grommet is subjected to a force opposite to the pulling direction, This is because the peripheral edge portion is easily detached from the annular concave portion on the refraction side. On the other hand, if the angle is larger than 180 °, the outer diameter of the tip of the side wall opposite to the refracting side becomes large, and the grommet insertion force cannot be reduced.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 3 show an embodiment of the present invention.
The
[0014]
The small-diameter
[0015]
The locking recess 15 provided annularly on the large diameter side of the enlarged diameter
[0016]
The outer diameter of the
The
[0017]
Next, the mounting operation of the
First, the wire harness W / H is inserted into the hollow portions of the small diameter
Next, while the
[0018]
Next, as shown in FIG. 3B, the small-diameter
[0019]
As shown in FIG. 3 (D), the operator pulls the
[0020]
With the above configuration, the pulling force of the
Further, even when a force opposite to the pulling direction is applied to the
[0021]
【The invention's effect】
As is clear from the above explanation, according to the present invention, in the grommet in which the small diameter cylindrical portion and the large diameter cylindrical portion are refracted, the tensile force of the grommet is not easily transmitted to the annular concave portion on the opposite side to the refractive side. Since the outer diameter of the side wall tip on the diameter-reduced side opposite to the refracting side is made smaller, the peripheral edge of the through hole can easily get over the front end of the side wall, and the peripheral edge of the through hole can be dropped into the annular recess with a small insertion force. Can do.
The outer diameter of the tip of the side wall on the refracting side is larger than the outer diameter of the tip of the side wall on the side opposite to the refracting side, but since the pulling force of the grommet is easy to be transmitted, The insertion force to drop the will not increase. Accordingly, the grommet can be easily attached to the through hole of the vehicle body panel with a small insertion force.
Even when a force opposite to the pulling direction is applied to the grommet, the outer diameter of the end of the side wall on the refraction side where force is easily transmitted is increased, so that the peripheral edge of the through hole is not easily detached from the annular recess.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear view of a grommet according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the grommet taken along line II.
FIGS. 3A to 3E are diagrams showing a procedure for mounting a grommet on a vehicle body panel. FIGS.
FIG. 4 is a diagram showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
上記環状凹部の底面の径は全周均一とする一方、上記環状凹部の底面を挟む両側壁のうち、縮径側の側壁は底面からの高さを周方向で相違させ、上記小径筒部の屈折側の上記縮径側の側壁の高さを、屈折側と反対側の上記側壁の高さより大としていることを特徴とするグロメット。A diameter-enlarging cylindrical part provided with an annular recess for locking the vehicle body on the large-diameter side, and a diameter- reducing end of the diameter-enlarging cylindrical part, and a small-diameter cylindrical part that is bent and continued in a different axial direction from the diameter-enlarging cylindrical part. A grommet for inserting and attaching the wire harness to the small-diameter cylindrical portion and the large-diameter cylindrical portion, pulling the small-diameter cylindrical portion side, and inserting the annular recess into the through-hole by inserting the through-hole in the vehicle body panel.
While the diameter of the bottom surface of the annular recess is uniform over the entire circumference, the side walls on the reduced diameter side of the both side walls sandwiching the bottom surface of the annular recess have different heights from the bottom surface in the circumferential direction. the height of the sidewall of the reduced diameter side of the refraction side, the grommet to the other side of said large cities Tei Rukoto than the height of the side wall and the refraction side.
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