JP4048440B2 - 画像処理装置、輪郭強調方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、輪郭強調方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は画像処理装置、輪郭強調方法及びプログラムに係り、特に画像処理装置、輪郭強調方法及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラでは、画像に対して輪郭強調処理を行う際、一般に、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb)のうちのY信号に対して輪郭強調処理を行うようになっている。例えば、図3に示すような人物画像210に対して輪郭強調を行う際、図11に示すようなエッジ信号Yを生成し、このエッジ信号YをY信号に加算することにより、顔などの輪郭が強調された画像を得る。
また、特許文献1には、フイルム粒状に基づくざらつきを抑制し、かつ、鮮鋭度が高められた再生画像を得られるようにした画像処理装置が記載されている。
特開平8−223425号公報
証明写真の撮影や、合成写真の切り抜き処理用の撮影などで、ブルーバックで人物を撮影した場合、Y信号に対して輪郭強調処理を行うと、肌色とブルー色の背景との境界が不自然な輪郭になることがある。
具体的には、図3に示すブルーバック214を有した人物画像210に対して輪郭強調を行う際、図11に示すエッジ信号Yを用いてY信号に対して輪郭強調を行った場合、輪郭強調処理後のYCC信号を、R,G,B各色の信号(RGB信号)に変換すると、R信号において、図11に示す反転部分1101、1102が現れてしまう。すなわち、顔部分212のうちのブルーバック214に隣接する境界部分216が不自然に青っぽくなってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、輪郭強調の対象の画像に対して不自然な輪郭が付くことなく輪郭強調を行うことができる画像処理装置、輪郭強調方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、Y及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行うY輪郭強調処理手段と、R,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行うRGB輪郭強調処理手段と、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記Y輪郭強調処理手段によりY信号に対して輪郭強調を行った画像を出力し、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記RGB輪郭強調処理手段によりR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行った画像を出力するように切り換える切換手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置を提供する。
この構成によって、撮影シーンの内容に応じて、Y信号に対して輪郭強調された従来通りの鮮鋭度の画像、又は、R,G,B各色の信号に対して輪郭強調された画像を得ることができる。すなわち、不自然な輪郭が付かない輪郭強調が行われた画像を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、Y及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行うY輪郭強調処理手段と、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記Y輪郭強調処理手段が第1のレベルで輪郭強調を行うように所定のパラメータを前記Y輪郭強調処理手段に設定し、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記Y輪郭強調処理手段が前記第1のレベルよりも弱い第2のレベルで輪郭強調を行うパラメータ、又は、前記Y輪郭強調処理手段が輪郭強調を行わないパラメータを前記Y輪郭強調処理手段に設定する輪郭強調パラメータ設定手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置を提供する。
この構成によって、撮影シーンの内容に応じたレベルでY信号に対して輪郭強調された画像を得ることができ、すなわち、不自然な輪郭が付かない輪郭強調が行われた画像を得ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記輪郭強調のパラメータと前記輪郭強調が行われた画像とを関連付けて所定の記録媒体に記録する記録手段を備えた構成となっている。
請求項に記載の発明は、前記請求項に記載の画像処理装置によって前記輪郭強調のパラメータ及び画像が記録された前記記録媒体から前記輪郭強調のパラメータ及び画像を読み込む読込手段と、前記輪郭強調のパラメータに基づいて、前記画像を表すR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行うRGB輪郭強調処理手段と、を備えた構成となっている。
この構成によって、Y信号に対して弱い輪郭強調を行った画像、又は、Y信号に対して輪郭強調を行わなかった画像であっても、R,G,B各色の信号に対して輪郭強調が行われるので、不自然な輪郭をつけることなく鮮鋭にすることができる。
請求項に記載の発明は、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行った画像を出力し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行った画像を出力することを特徴とする輪郭強調方法を提供する。
請求項に記載の発明は、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して第1のレベルで輪郭強調を行った画像を出力し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記第1のレベルよりも弱い第2のレベルで前記Y信号に対して輪郭強調を行った画像、又は、輪郭強調を行わない画像を出力することを特徴とする輪郭強調方法を提供する。
請求項に記載の発明は、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定するステップと、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行うステップと、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行うステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
請求項に記載の発明は、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定するステップと、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して第1のレベルで輪郭強調を行うステップと、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記第1のレベルよりも弱い第2のレベルの輪郭強調を行うか又は輪郭強調を行わないステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明によれば、不自然な輪郭が付くことなく輪郭強調を行うことができ、したがって、高画質の画像を得ることができる。
以下、添付図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る第1実施形態の画像処理装置を構成したデジタルカメラ10の内部構成を示す要部ブロック図である。
図1において、デジタルカメラ10は、主として、固体撮像素子(CCD)102、アンプ104、A/D変換器106、ルックアップテーブル(LUT)108、低周波成分生成部110、輝度高周波成分生成部112、YCC生成部114、Y輪郭強調処理部122、YCC/RGB変換部124、RGB輪郭強調処理部126、RGB/YCC変換部128、セレクタ130、JPEG圧縮部132、記録部134、撮影モード設定部136、ストロボ138、及び、ブルーバック検出部140によって構成されている。
CCD102は、赤(R)、緑(G)、青(B)各色の多数の受光素子を、市松又はストライプ状に配列して構成されており、被写体を撮像して、R,G,B各色の画像信号を出力する。CCD102から出力された画像信号は、アンプ104で増幅され、A/D変換器106でアナログからデジタルに変換される。
ルックアップテーブル108は、R,G,Bの3次元の変換テーブルからなり、A/D変換器106から出力されたデジタルの画像信号に対して、階調及び色に関する所定の変換処理を施す。
低周波成分生成部110は、階調及び色の変換処理が施された画像信号から、フィルタリング処理により、R,G,B各色の低周波成分R,G,Bを抽出する。
輝度高周波成分生成部112は、階調及び色の変換処理が施された画像信号から、低周波成分R,G,Bを減算し、輝度高周波成分を生成するための規定の変換処理を施すことにより、輝度高周波成分Yを生成する。
YCC生成部114は、低周波成分R,G,B及び輝度高周波成分Yに基づいて、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)からなるYCC信号を生成する。
Y輪郭強調処理部122は、YCC信号のうちのY信号に対して輪郭強調処理を施す。具体的には、輪郭強調処理前のYCC信号のうちのY信号(原Y信号)に基づいて輪郭強調のためのエッジ信号を生成し、このエッジ信号に対してY輪郭強調レベルを示す係数(ゲイン値)を乗算した後、原Y信号に対してエッジ信号を加算することにより、Y信号において輪郭強調処理されたYCC信号を得る。
YCC/RGB変換部124は、3×3マトリックスを用いて、YCC信号をR,G,B各色のRGB信号に変換する。
RGB輪郭強調処理部126は、RGB信号に対して輪郭強調処理を施す。具体的には、図2に示すように、輪郭強調処理前のRGB信号(原RGB信号)からR,G,B各色の低周波信号成分を抽出し、抽出したR,G,B各色の低周波成分に基づいて輪郭強調のためのR,G,B各色のエッジ信号を生成して、これらのエッジ信号に対してRGB輪郭強調レベルを示す係数(ゲイン値)を乗算した後、原RGB信号に対してR,G,B各色のエッジ信号を加算することにより、R,G,Bの各色で輪郭強調処理されたRGB信号を得る。
RGB/YCC変換部128は、3×3マトリックスを用いて、輪郭強調処理後のRGB信号をYCC信号に変換する。
JPEG圧縮部132は、セレクタ130から出力されたYCC信号に対して、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の規定に従ってデータ圧縮を施すものである。
記録部134は、データ圧縮された画像を、画像ファイルとして、メモリカード等の記録メディア20に記録するものである。
撮影モード設定部136は、各種の撮影モードを設定するものである。本実施形態においては、ブルーバック人物撮影モードのオン及びオフを設定するようになっている。
ストロボ138は、被写体に光を照射するものである。ストロボ138からの照射光は被写体で反射し、被写体の反射光がCCD102で受光される。
ブルーバック検出部140は、CCD102で撮影して得られた画像の色相を分析して、ブルーバックの人物画像であるか否かを検出するものである。例えば図3に示すようなブルーバックで撮影して得られた人物画像210の場合、一般に、顔の肌部分212の色とブルーバック214の色とは互いに補色の関係にある。すなわち、顔の肌部分212の色とブルーバック214の色とは、色相において、無彩色の原点に対し、ほぼ反対の位置にある。そこで、顔の肌部分212とその背景214とが、互いに補色の関係にあるか否か、すなわちブルーバックの人物画像であるか否かを、色相を分析して判定する。
本実施形態においては、ブルーバックの人物画像であるか否かを簡略に検出するために、ストロボ138を用いた撮影(ストロボ撮影)であるか否かを示すストロボ情報を取得するとともに、ストロボ撮影した画像について、図4に示すように、色相角ごとの頻度(画素数)を示すヒストグラムを作成し、所定のブルー色相の範囲内(θBL乃至θBH)における頻度を所定の閾値と比較することにより、ブルーバックの人物画像であるか否かを検出する。
セレクタ130は、CCD102で撮像して得られた画像がブルーバックの人物画像でないときには、Y輪郭強調処理部122によりY信号に対して輪郭強調を行った画像を選択して出力し、ブルーバックの人物画像であるときには、RGB輪郭強調処理部126によりRGB信号に対して輪郭強調を行った画像を選択して出力する。
ここで、Y輪郭強調処理及びRGB輪郭強調処理の何れかを選択する選択態様には、撮影モード設定部136でのブルーバック人物撮影モードのオン/オフの設定に従って選択する第1の選択態様と、ブルーバック検出部140の検出結果に従って選択する第2の選択態様とがある。
まず、第1の選択態様における輪郭強調処理の流れについて図5を用いて説明し、次に、第2の選択態様における輪郭強調処理の流れについて図6を用いて説明する。
第1の選択態様の場合、図5において、撮影モード設定部136により設定されたブルーバック人物撮影モードがオン及びオフの何れの状態であるかを取得して(S102)、ブルーバック人物撮影モードがオンの状態で撮影して得られた画像はブルーバックの人物画像であると判定し、ブルーバック人物撮影モードがオフの状態で撮影して得られた画像はブルーバックの人物画像でないと判定する(S104)。ブルーバックの人物画像でないと判定したときには、セレクタ130はY輪郭強調を選択する(S122)。したがって、Y輪郭強調処理部122によりYCC信号のうちのY信号に対して輪郭強調が施された画像がセレクタ130から出力される(S124)。一方で、ブルーバックの人物画像であると判定したときには、セレクタ130はRGB輪郭強調を選択する(S132)。したがって、ブルーバックの人物画像は、YCC/RGB変換部124によりYCC信号からRGB信号に変換され(S134)、RGB輪郭強調処理部126によりR,G,B各色の信号に対して輪郭強調が施され(S136)、RGB/YCC変換部128によりRGB信号からYCC信号に変換されてセレクタ130から出力される(S138)。セレクタ130から出力されたYCC信号からなる画像は、JPEG圧縮された後に(S142)、画像ファイルとして記録メディア20に記録される(S144)。
第2の選択態様の場合、図6において、ブルーバック検出部140によりブルーバックの人物画像であるか否かが検出される(S112)。例えば、ストロボ情報に基づいてストロボ撮影した画像であるか否かを判定するとともに、LUT108から出力された画像信号に基づいて図4に示すようなヒストグラムを作成し、ストロボ撮影した画像について所定のブルー色相の範囲内(θBL乃至θBH)における頻度を閾値と比較した結果により、ブルーバックの人物画像であるか否かを判定する(S114)。ブルーバックの人物画像でないと判定したときには、セレクタ130はY輪郭強調を選択し(S122)、Y信号に対して輪郭強調が施された画像がセレクタ130から出力される(S124)。一方で、ブルーバックの人物画像であると判定したときには、セレクタ130はRGB輪郭強調を選択し(S132)、YCC信号からRGB信号に変換され(S134)、R,G,B各色の信号に対して輪郭強調が施され(S136)、RGB信号からYCC信号に変換された、ブルーバックの人物画像がセレクタ130から出力される(S138)。セレクタ130から出力されたYCC信号からなる画像は、JPEG圧縮された後に(S142)、記録メディア20に記録される(S144)。
図7は、本発明に係る第2実施形態の画像処理装置を構成したデジタルカメラ100及びプリンタ30の内部構成を示す要部ブロック図である。
図7において、デジタルカメラ100は、主として、固体撮像素子(CCD)102、アンプ104、A/D変換器106、ルックアップテーブル(LUT)108、低周波成分生成部110、輝度高周波成分生成部112、YCC生成部114、Y輪郭強調処理部122、JPEG圧縮部132、記録部134、撮影モード設定部136、ストロボ138、ブルーバック検出部140、及び、Y輪郭強調パラメータ設定部144、によって構成されている。なお、図1に示す第1実施形態におけるデジタルカメラ10の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付してあり、詳細な説明を省略する。
デジタルカメラ100のY輪郭強調パラメータ設定部144は、デジタルカメラ100のCCD102で撮像して得られた画像がブルーバックの人物画像でないときには、デジタルカメラ100のY輪郭強調処理部122が所定の第1のレベルの輪郭強調を行うY輪郭強調パラメータをY輪郭強調処理部122に設定し、ブルーバックの人物画像であるときには、Y輪郭強調処理部122が第1のレベルよりも弱い第2のレベルで輪郭強調を行うY輪郭強調パラメータ、又は、Y輪郭強調処理部122が輪郭強調を行わないY輪郭強調パラメータをY輪郭強調処理部122に設定する。
デジタルカメラ100の記録部134は、Y輪郭強調が行われた画像にY輪郭強調パラメータを関連付けて、画像ファイルとして記録メディア20に記録する。例えば、画像ファイルのタグ情報にY輪郭強調パラメータを記録する。
図7において、プリンタ30は、感熱紙に画像をプリントするサーマルプリンタであり、主として、記録メディアリーダ302、JPEG伸長部304、色・階調処理部306、RGB輪郭強調処理部308、熱履歴補正処理部310、プリンタエンジン312、タグ情報取得部314、及び、RGB輪郭強調パラメータ算出部316によって、構成されている。
プリンタ30の記録メディアリーダ302は、デジタルカメラ100によって記録メディア20に記録された、画像及びY輪郭強調パラメータを含む画像ファイルを読み込むものである。
プリンタ30のJPEG伸長部304は、JPEGで圧縮されている画像を伸長するものである。
プリンタ30の色・階調処理部306は、伸長処理が施された画像に対して、3次元のルックアップテーブルにより、プリンタ30の特性に合わせた色及び階調に関する変換処理を施すものである。
プリンタ30のRGB輪郭強調処理部308は、RGB信号に対して輪郭強調処理を施す。具体的には、図2に示すように、輪郭強調処理前のRGB信号(原RGB信号)からR,G,B各色の低周波信号成分を抽出し、抽出したR,G,B各色の低周波成分に基づいて輪郭強調のためのR,G,B各色のエッジ信号を生成して、これらのエッジ信号に対して所定のレベルを示す(ゲイン値)を乗算した後、原RGB信号に対してR,G,B各色のエッジ信号を加算することにより、R,G,Bの各色で輪郭強調処理されたRGB信号を得る。
プリンタ30の熱履歴補正処理部310は、プリンタエンジン312における熱制御の履歴を示す熱履歴情報に基づいて、以前の熱制御が新たなプリント作成に影響しないように、画像に対して補正を施すものである。
プリンタ30のプリンタエンジン312は、所定の感熱用紙に熱制御により画像をプリントするものである。
プリンタ30のタグ情報取得部314は、記憶メディア20から読み出された画像ファイルから、デジタルカメラ100でY輪郭強調処理を行ったときのY輪郭強調パラメータを示すタグ情報を取得するものである。
プリンタ30の輪郭強調パラメータ算出手段316は、デジタルカメラ100でY輪郭強調処理を行ったときのY輪郭強調パラメータに基づいて、プリンタ30で行うRGB輪郭強調処理のためのRGB輪郭強調パラメータを算出するものである。
前述のデジタルカメラ100のY輪郭強調パラメータ設定部144でY輪郭強調パラメータを設定する設定態様には、撮影モード設定部136でのブルーバック人物撮影モードのオン/オフの設定に従って設定する第1の設定態様と、ブルーバック検出部140の検出結果に従って設定する第2の設定態様とがある。
まず、第1の設定態様におけるY輪郭強調処理の流れについて図8を用いて説明し、次に、第2の設定態様におけるY輪郭強調処理の流れについて図9を用いて説明する。
第1の設定態様の場合、図8において、撮影モード設定部136により設定されたブルーバック人物撮影モードがオン及びオフの何れの状態であるかを取得して(S202)、ブルーバック人物撮影モードがオンの状態で撮影して得られた画像はブルーバックの人物画像であると判定し、ブルーバック人物撮影モードがオフの状態で撮影して得られた画像はブルーバックの人物画像でないと判定する(S204)。ブルーバックの人物画像でないと判定したときには、予め決められた第1のレベルでY輪郭強調が行われるように第1のY輪郭強調パラメータをY輪郭強調処理部122に設定し(S222)、第1のY輪郭強調パラメータにより第1のレベルでY輪郭強調処理が施される(S224)。一方で、ブルーバックの人物画像であると判定したときには、第1のレベルよりも弱い第2のレベルでY輪郭強調を行うための第2のY輪郭強調パラメータをY輪郭強調処理部122に設定し(S232)、第2のY輪郭強調パラメータにより第2のレベルでY輪郭強調処理が行われる(S234)。あるいは、ブルーバックの人物画像であると判定したときには、Y輪郭強調を行わないようにY輪郭強調パラメータを「0」にしてY輪郭強調処理部122に設定し(S232)、Y輪郭強調処理が行われないようにする(S234)。Y輪郭強調処理部122から出力されたYCC信号からなる画像は、JPEG圧縮された後に(S242)、記録部134により画像ファイルとして記録メディア30に記録される(S244)。このとき、記録部134は、画像ファイルにタグ情報としてY輪郭強調パラメータを記録する。
第2の設定態様の場合、図9において、ブルーバック検出部140によりブルーバックの人物画像であるか否かが検出される(S212)。ブルーバックの人物画像でないと判定したときには(S214)、予め決められた第1のレベルでY輪郭強調が行われるように第1のY輪郭強調パラメータをY輪郭強調処理部122に設定し(S222)、Y輪郭強調処理が施される(S224)。一方で、ブルーバックの人物画像であると判定したときには、第1のレベルよりも弱い第2のレベルでY輪郭強調を行うための第2のY輪郭強調パラメータをY輪郭強調処理部122に設定し(S232)、Y輪郭強調処理が行われる(S234)。あるいは、ブルーバックの人物画像であると判定したときには、Y輪郭強調を行わないようにY輪郭強調パラメータを「0」にしてY輪郭強調処理部122に設定し(S232)、Y輪郭強調処理が行われないようにする(S234)。Y輪郭強調処理部122から出力されたYCC信号からなる画像は、JPEG圧縮された後に(S242)、Y輪郭強調パラメータとともに画像ファイルとして記録メディア30に記録される(S244)。
ここで、Y輪郭強調パラメータが表すY輪郭強調レベルとは、例えば、Y輪郭強調のために生成したエッジ信号に対して乗算する係数(ゲイン値)である。このような場合、ブルーバックの人物画像であってY輪郭強調を弱くするには、エッジ信号に乗算する係数を小さくする。
次に、第2実施形態のプリンタ30におけるRGB輪郭強調処理の流れについて、図10を用いて説明する。
図10において、記録メディア20から画像ファイルを読み込み(S302)、画像ファイルにタグ情報として付加されたY輪郭強調パラメータを取得し(S304)、Y輪郭強調パラメータに基づいてRGB輪郭強調パラメータを算出し(S306)、算出したRGB輪郭強調パラメータをプリンタ30のRGB輪郭強調処理部308に設定する(S308)。
例えば、所定の第1のY輪郭強調パラメータが記録されていた場合には、Y輪郭強調処理が所定の第1のレベルで既に行われているので、RGB輪郭強調処理が行われないように、RGB輪郭強調パラメータを「0」に設定するか、あるいは、プリンタ30に依存する最低限のRGB輪郭強調処理が行われるRGB輪郭強調パラメータを設定する。また、例えば、Y輪郭強調パラメータが「0」であれば、Y輪郭強調処理が行われていないので、予め決められた所定の第1のRGB輪郭強調レベルでRGB輪郭強調処理が行われるように、所定の第1のRGB輪郭強調パラメータを設定する。また、例えば、Y輪郭強調パラメータが、第1のY輪郭強調レベルより小さな第2のY輪郭強調レベルであれば、第1のRGB輪郭強調レベルより小さな第2のRGB輪郭強調レベルでRGB輪郭強調処理が行われるように、所定の第2のRGB輪郭強調パラメータを設定する。そして、設定されたRGB輪郭強調パラメータに従って、画像にRGB輪郭強調処理が施される(S310)。
ここで、RGB輪郭強調パラメータが表すRGB輪郭強調レベルとは、例えば、RGB輪郭強調のために生成したエッジ信号に対して乗算する係数である。このような場合、デジタルカメラ100でY輪郭強調処理を行った際に、Y輪郭強調のためのエッジ信号に乗算した係数(Y輪郭強調レベル)が大きいほどRGB輪郭強調レベルを小さくし、Y輪郭強調レベルが小さいほどRGB輪郭強調レベルを大きくする。
RGB輪郭強調処理が施された画像は、熱履歴処理補正処理部310によって熱履歴補正処理が施された後、プリンタエンジン312によって所定の用紙にプリントされる。
第1実施形態のデジタルカメラの内部構成を示す要部ブロック図 証明写真の例を示す説明図 RGB信号に対する輪郭強調処理の説明に用いる説明図 ブルーバックの自動検出の説明に用いる説明図 第1実施形態のデジタルカメラにおける撮影モード設定に基づいて行う輪郭強調処理の流れを示す概略フローチャート 第1実施形態のデジタルカメラにおけるブルーバック検出結果に基づいて行う輪郭強調処理の流れを示す概略フローチャート 第2実施形態のデジタルカメラ及びプリンタの内部構成を示す要部ブロック図 第2実施形態のデジタルカメラにおける撮影モード設定に基づいて行う輪郭強調処理の流れを示す概略フローチャート 第2実施形態のデジタルカメラにおけるブルーバック検出結果に基づいて行う輪郭強調処理の流れを示す概略フローチャート 第2実施形態のプリンタにおける輪郭強調処理の流れを示す概略フローチャート 従来の輪郭強調処理の説明に用いる説明図
符号の説明
10、100…デジタルカメラ(画像処理装置)、102…デジタルカメラの固体撮像素子(CCD)、122…デジタルカメラのY輪郭強調処理部、124…デジタルカメラのYCC/RGB変換部、126…デジタルカメラのRGB輪郭強調処理部、128…デジタルカメラのRGB/YCC変換部、130…デジタルカメラのセレクタ(切換手段)、132…デジタルカメラのJPEG圧縮部、134…デジタルカメラの記録部、136…デジタルカメラの撮影モード設定部、138…デジタルカメラのストロボ、140…デジタルカメラのブルーバック検出部、144…デジタルカメラのY輪郭強調パラメータ設定部、20…記録メディア、30…プリンタ(画像処理装置)、302…プリンタの記録メディアリーダ、304…プリンタのJPEG伸長部、308…プリンタのRGB輪郭強調処理部、312…プリンタエンジン、314…プリンタのタグ情報取得部、316…プリンタのRGB輪郭強調パラメータ算出部

Claims (8)

  1. Y及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行うY輪郭強調処理手段と、
    R,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行うRGB輪郭強調処理手段と、
    輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記Y輪郭強調処理手段によりY信号に対して輪郭強調を行った画像を出力し、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記RGB輪郭強調処理手段によりR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行った画像を出力するように切り換える切換手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. Y及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行うY輪郭強調処理手段と、
    輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記Y輪郭強調処理手段が第1のレベルで輪郭強調を行うように所定のパラメータを前記Y輪郭強調処理手段に設定し、輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記Y輪郭強調処理手段が前記第1のレベルよりも弱い第2のレベルで輪郭強調を行うパラメータ、又は、前記Y輪郭強調処理手段が輪郭強調を行わないパラメータを前記Y輪郭強調処理手段に設定する輪郭強調パラメータ設定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記輪郭強調のパラメータと前記輪郭強調が行われた画像とを関連付けて所定の記録媒体に記録する記録手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記請求項3に記載の画像処理装置によって前記輪郭強調のパラメータ及び画像が記録された前記記録媒体から前記輪郭強調のパラメータ及び画像を読み込む読込手段と、
    前記輪郭強調のパラメータに基づいて、前記画像を表すR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行うRGB輪郭強調処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行った画像を出力し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行った画像を出力することを特徴とする輪郭強調方法。
  6. 輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して第1のレベルで輪郭強調を行った画像を出力し、前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記第1のレベルよりも弱い第2のレベルで前記Y信号に対して輪郭強調を行った画像、又は、輪郭強調を行わない画像を出力することを特徴とする輪郭強調方法。
  7. 輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定するステップと、
    前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して輪郭強調を行うステップと、
    前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すR,G,B各色の信号に対して輪郭強調を行うステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像か否かを判定するステップと、
    前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像でないときには、前記輪郭強調の対象の画像を表すY及びC信号のうちのY信号に対して第1のレベルで輪郭強調を行うステップと、
    前記輪郭強調の対象の画像がブルーバックの人物画像であるときには、前記第1のレベルよりも弱い第2のレベルの輪郭強調を行うか又は輪郭強調を行わないステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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