JP4047013B2 - 光クロスコネクト装置および集中制御装置および光ネットワークおよびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

光クロスコネクト装置および集中制御装置および光ネットワークおよびプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信に利用する。特に、波長変換機能を備えた光クロスコネクト装置を光ネットワークに配置し、リンクリソースおよび波長変換リソースの双方について光パス設定に要するコストを計算し、最もコストの低い光パスを設定する光ネットワークに利用する。なお、ここでいうコストとは、光パス設定に際し、ネットワークリソースを占有する度合いのことであり、同じ二地点間で比較して最もネットワークリソースを少なく用いて設定された光パスが最もコストの低い光パスである。
【0002】
【従来の技術】
光クロスコネクト装置に波長変換装置を組み込むことにより柔軟な経路選択を行うことができる。この従来例を図12を参照して説明する。図12は従来の光クロスコネクト装置および集中制御装置のブロック構成図である。
【0003】
従来の光クロスコネクト装置1では、光ネットワークに設けられた集中制御装置19のネットワーク・トポロジ・データベース8に記録されたトポロジ情報にしたがって、経路計算部6が光パスの経路を計算し、その計算結果をコントローラ2に通知することにより、コントローラ2はスイッチ3を制御して光パスを設定する。この際、入力リンクから入力された光信号の波長を変換したい場合には、波長変換装置4を用いて波長変換を行う。
【0004】
このような従来の光クロスコネクト装置では、波長変換装置を設けることにより柔軟な経路選択が行える反面、装置構成が複雑になるとともに装置価格が高価になる。このため全チャネル分の波長変換装置を組み込むのではなく、少数の波長変換装置をやりくりする必要がある。
【0005】
このような場合には、ある光パスを張るために波長変換装置を用いるかどうかを含めた経路設定を行うために、経路探索をする際にリンクリソースのコストと波長変換リソースのコストとを定義して、ネットワークトポロジ情報を元にトータルのコストが最も低くなるように光パスを張る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、ネットワークの初期状態で与えられたコスト値を用いて経路計算を行うため、ネットワークの中でリンクリソースや波長変換リソースの使用状況が変化した場合には、状況に応じた柔軟なパス設定ができない問題がある。
【0007】
例えば、前述したように、一つの光クロスコネクト装置で波長変換装置をやりくりして使用している場合に、波長変換リソースの残余が少ないノードに、波長変換を必要とする多数の光パスが集中すれば、一部の光パスについて波長変換が不能になる可能性が生じ、最悪の場合には、一部の光パスが途切れるといった望ましくない状況に陥る。
【0008】
本発明は、このような背景に行われたものであって、波長変換およびリンクに与えるコストを適応的に変化させ、特定ノードの波長変換リソースおよびノード間のリンクが集中して使用されてしまうことを回避することができる光クロスコネクト装置および集中制御装置および光ネットワークおよびプログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、各ノードから波長変換リソースの使用状況とノード間のリンクリソースの使用状況とをネットワークに公告することにより、波長変換およびリンクに与えるコストを適応的に変化させ、特定ノードの波長変換リソースおよびノード間のリンクが集中して使用されてしまうことを回避することを特徴とする。
【0010】
すなわち、本発明の第一の観点は、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パスを設定する手段を備えた光クロスコネクト装置である。
【0011】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段と、これらの前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段とを備え、前記光パスを設定する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照して自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パスを設定する手段を備え、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を所定のタイミングで他光クロスコネクト装置に公告する手段を備えたところにある。
【0012】
このようにして、光ネットワーク内の全ての光クロスコネクト装置に、時々刻々変化する波長変換する手段の空塞状況および出力リンクの波長多重数を公告することにより、各光クロスコネクト装置は、適応的にコストの低い光パスを設定することができる。したがって、波長変換リソースが乏しい光クロスコネクト装置に対して波長変換を必要とする多数の光パスを設定してしまうといった事態を回避することができる。
【0013】
公告を行うタイミングとしては、例えば、計時手段を設けておき、前記公告する手段は、前記所定のタイミングを当該計時手段に基づく一定時間間隔とする手段を備えることができる。
【0014】
あるいは、前記公告する手段は、前記所定のタイミングを前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする手段を備えることもできる。
【0015】
あるいは、計時手段と、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果が更新される頻度を計測する手段とを設けておき、前記公告する手段は、前記所定のタイミングを前記計測する手段の計測頻度が閾値を超えるときには前記計時手段に基づく一定時間間隔とし前記計測する手段の計測頻度が閾値以下のときには前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする手段を備えることもできる。
【0016】
これによれば、あまりにも頻繁に前記監視結果が更新されている状況下では、一定時間間隔を置いて公告を行い、頻繁に前記監視結果が更新されていない状況下では、更新される毎に公告を行うことができる。これにより、リソース状況の変化に対して適応的に公告を実施することができる。
【0017】
あるいは、前記公告する手段は、前記所定のタイミングを二つの前記監視する手段の監視結果にしたがって前記波長変換する手段の空塞状況または前記出力リンクの波長多重数があらかじめ定められたリソースの使用割合の少なくとも一つの基準値を超えたあるいは下回ったタイミングとする手段を備えることもできる。
【0018】
これによれば、リソースの使用割合が標準的であり、ことさら公告を行う必要性が感じられない状況下では公告は行わず、リソースの使用割合が標準的でなくなった時点で公告を行うことにより、無用な公告を低減させ、各光クロスコネクト装置の処理負荷を軽減させ、また、公告のためのトラヒックを軽減させることができるため、ネットワークリソースを有効に利用することができる。
【0019】
本発明の第二の観点は、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークである。
【0020】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記光クロスコネクト装置には、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段とを備え、複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パスを設定する手段とが設けられ、前記光パスを設定する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照して前記光クロスコネクト装置相互間の光パスを設定する手段を備えたところにある。
【0021】
この光ネットワークにおける光クロスコネクト装置は、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置である。
【0022】
ここで、この光クロスコネクト装置の特徴とするところは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段と、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に設けられ前記監視する手段の監視結果を蓄積してネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段に対して前記監視する手段の監視結果を送信する手段とを備えたところにある。
【0023】
また、この光ネットワークにおける集中制御装置の特徴とするところは、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられ、複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段とを備え、前記計算する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照して前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段を備えたところにある。
【0024】
あるいは、本発明の第二の観点は、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パスを設定する手段とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークである。
【0025】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記光クロスコネクト装置には、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段とを備え、複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段が設けられ、前記光パスを設定する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照して前記光クロスコネクト装置相互間の光パスを設定する手段を備えたところにある。
【0026】
この光ネットワークにおける光クロスコネクト装置は、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段と、この計算する手段の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置である。
【0027】
ここで、この光クロスコネクト装置の特徴とするところは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段と、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に設けられ前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段に対して前記監視する手段の監視結果を送信する手段とを備えたところにある。
【0028】
また、この光ネットワークにおける集中制御装置の特徴とするところは、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段と、この計算する手段の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられ、複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段が設けられたところにある。
【0029】
前者は、リンクリソースおよび波長変換リソースの使用状況の管理とともに光パスの設定までも一元的に行うものであり、後者は、リンクリソースおよび波長リソースの管理は一元的に行うが、光パスの設定は各光クロスコネクト装置が自律分散的に行うものである。
【0030】
前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段は、前記波長変換する手段の未使用数および既使用数を監視する手段を備え、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段は、前記出力リンクの未使用波長数および既使用波長数を監視する手段を備えることができる。
【0031】
あるいは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段は、前記波長変換する手段の未使用数を全数で割った使用可能率を監視する手段を備え、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段は、前記出力リンクの最大波長多重数を未使用波長数で割った使用可能率を監視する手段を備えることもできる。
【0032】
あるいは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段は、前記波長変換する手段の既使用数を全数で割った使用不可能率を監視する手段を備え、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段は、前記出力リンクの最大波長多重数を既使用波長数で割った使用不可能率を監視する手段を備えることもできる。
【0033】
また、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の出力ポートの一部および入力ポートの一部に接続された波長変換トランクを備えることができる。これにより、全ポートに波長変換する手段を配置する場合に比べて必要となる波長変換する手段の数を削減することができる。さらに、当該波長変換する手段の変換可能波長を可変とすることにより、必要となる波長変換する手段の数をよりいっそう削減することができる。
【0034】
あるいは、前記波長変換する手段は、前記分波する手段と前記スイッチングする手段との間に介挿されることもできる。これにより、上記トランク方式と比較すると、スイッチングする手段のいくつかのポートをトランク用に割当てる必要がないため、全ポートを有効に利用することができる。この場合も当該波長変換する手段の変換可能波長を可変とすることにより、必要となる波長変換する手段の数を削減することができる。
【0035】
あるいは、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段と前記合波する手段との間に介挿されることもできる。これにより、スイッチングする手段のスイッチングにより、任意の方路を波長変換する手段に接続できるため、波長変換を柔軟に行うことができる。この場合には当該波長変換する手段が接続される出力方路の波長が一意に定まっているため、変換可能波長は固定でよく、波長変換する手段を安価に構成することができる。
【0036】
あるいは、前記波長変換する手段は、前記分波する手段と前記スイッチングする手段との間および前記スイッチングする手段と前記合波する手段との間にそれぞれ介挿されることもできる。これにより入力方路および出力方路の双方での波長変換が可能になり、波長変換を柔軟に行うことができる。この場合には、分波する手段とスイッチングする手段との間に介挿される波長変換する手段の変換可能波長を可変とし、スイッチングする手段と合波する手段との間に介挿される波長変換する手段の変換可能波長を固定とすることがよい。
【0037】
あるいは、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段と前記合波する手段との間に介挿され、さらに、前記スイッチングする手段の出力の一部および入力の一部に接続された波長変換トランクを備えることもできる。本構成を方路数が多い場合や波長変換可能にする波長数を増やしたい場合に適用すれば、比較的少ない波長変換する手段の設置数により当該要望を満たすことができる。
【0038】
本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能とを備え、前記波長変換する機能は、前記スイッチングする機能の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パス設定経路を計算する機能と、この計算する機能の計算結果に基づき光パスを設定する機能とを備えた光クロスコネクト装置に適用される機能を実現するプログラムである。
【0039】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能と、これらの前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能とを実現させ、前記光パス設定経路を計算する機能として、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果を参照して自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パス設定経路を計算する機能を実現させ、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果を所定のタイミングで他光クロスコネクト装置に公告する機能を実現させるところにある。
【0040】
計時機能を実現させ、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを当該計時機能に基づく一定時間間隔とする機能を実現させることができる。
【0041】
あるいは、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする機能を実現させることもできる。
【0042】
あるいは、計時機能と、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新される頻度を計測する機能とを実現させ、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを前記計測する機能の計測頻度が閾値を超えるときには前記計時機能に基づく一定時間間隔とし前記計測する機能の計測頻度が閾値以下のときには前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする機能を実現させることもできる。
【0043】
あるいは、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを二つの前記監視する機能の監視結果にしたがって前記波長変換する機能の空塞状況または前記出力リンクの波長多重数があらかじめ定められたリソースの使用割合の少なくとも一つの基準値を超えたあるいは下回ったタイミングとする機能を実現させることもできる。
【0044】
あるいは、本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する機能とを備え、前記波長変換する機能は、前記スイッチングする機能の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
【0045】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能と、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に設けられ前記監視する機能の監視結果を蓄積してネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能に対して前記監視する機能の監視結果を送信する機能とを実現させるところにある。
【0046】
あるいは、本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する機能とを備え、前記波長変換する機能は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられた集中制御装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
【0047】
ここで、本発明の特徴とするところは、複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能とを実現させ、前記計算する機能として、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果を参照して前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能を実現させるところにある。
【0048】
あるいは、本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能と、この計算する機能の計算結果に基づき光パスを設定する機能とを備え、前記波長変換する機能は、前記スイッチングする機能の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
【0049】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能と、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に設けられ前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能に対して前記監視する機能の監視結果を送信する機能とを実現させるところにある。
【0050】
あるいは、本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能と、この計算する機能の計算結果に基づき光パスを設定する機能とを備え、前記波長変換する機能は、前記スイッチングする機能の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられた集中制御装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
【0051】
ここで、本発明の特徴とするところは、複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能を実現させるところにある。
【0052】
前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能として、前記波長変換する機能の未使用数および既使用数を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能として、前記出力リンクの未使用波長数および既使用波長数を監視する機能を実現させることができる。
【0053】
あるいは、前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能として、前記波長変換する機能の未使用数を全数で割った使用可能率を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能として、前記出力リンクの最大波長多重数を未使用波長数で割った使用可能率を監視する機能を実現させることもできる。
【0054】
あるいは、前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能として、前記波長変換する機能の既使用数を全数で割った使用不可能率を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能として、前記出力リンクの最大波長多重数を既使用波長数で割った使用不可能率を監視する機能を実現させることもできる。
【0055】
本発明の第四の観点は、本発明のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体である。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録されることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0056】
これにより、コンピュータ装置等の情報処理装置により、波長変換およびリンクに与えるコストを適応的に変化させ、特定ノードの波長変換リソースおよびノード間のリンクが集中して使用されてしまうことを回避することができる光クロスコネクト装置および集中制御装置および光ネットワークを実現することができる。
【0057】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)
本発明第一実施例の光クロスコネクト装置および光ネットワークを図1ないし図3を参照して説明する。図1は第一実施例の自律分散型ネットワークの概念図である。図2は第一実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図である。図3は第一実施例の光クロスコネクト装置の詳細構成図である。
【0058】
第一実施例は、図1に示すように、自律分散型ネットワークに配置される光クロスコネクト装置の実施例であり、図3に示すように、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、ネットワーク・トポロジ・データベース8に記録されたネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パスを設定する経路計算部6を備えた光クロスコネクト装置1−1である。
【0059】
ここで、第一実施例の特徴とするところは、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2と、これらの波長変換リソース使用状況監視装置5およびコントローラ2の監視結果を蓄積するリンクリソース・波長変換リソース・データベース7とを備え、経路計算部6は、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積された前記監視結果を参照して自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パスを設定し、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7は、蓄積された前記監視結果を所定のタイミングで他光クロスコネクト装置に公告するところにある。
【0060】
公告を行うタイミングについては、以下に示すタイミング設定のいずれかを採用する。
(1)タイマ9が設けられ、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7は、前記所定のタイミングを当該タイマ9に基づく一定時間間隔とする。
(2)リンクリソース・波長変換リソース・データベース7は、前記所定のタイミングを自己に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする。
(3)タイマ9が設けられ、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7は、自己に蓄積された前記監視結果が更新される頻度を計測し、前記所定のタイミングを頻度の計測結果が閾値を超えるときにはタイマ9に基づく一定時間間隔とし頻度の計測結果が閾値以下のときには自己に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする。
(4)リンクリソース・波長変換リソース・データベース7は、前記所定のタイミングを波長変換リソース使用状況監視装置5およびコントローラ2の監視結果にしたがって波長変換装置4の空塞状況または前記出力リンクの波長多重数があらかじめ定められたリソースの使用割合の少なくとも一つの基準値を超えたあるいは下回ったタイミングとする。
【0061】
監視結果出力方法としては、以下に示すいずれかの方法を採用する。
(1)波長変換リソース使用状況監視装置5は、波長変換装置4の未使用数および既使用数を監視し、コントローラ2は、前記出力リンクの未使用波長数および既使用波長数を監視する。
(2)波長変換リソース使用状況監視装置5は、波長変換装置4の未使用数を全数で割った使用可能率を監視し、コントローラ2は、前記出力リンクの最大波長多重数を未使用波長数で割った使用可能率を監視する。
(3)波長変換リソース使用状況監視装置5は、波長変換装置4の既使用数を全数で割った使用不可能率を監視し、コントローラ2は、前記出力リンクの最大波長多重数を既使用波長数で割った使用不可能率を監視する。
【0062】
以下では、第一実施例をさらに詳細に説明する。
【0063】
第一実施例は、図1に示すように、自律分散型ネットワークであり、各光クロスコネクト装置1−1には、図2に示すように、コントローラ2、スイッチ3、波長変換装置4、波長変換リソース使用状況監視装置5、経路計算部6、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7、ネットワーク・トポロジ・データベース8が設けられる。
【0064】
コントローラ2は、スイッチ3をコントロールすることにより、入力リンクから入力された光信号を所定の出力リンクにスイッチングする。なお、図3に示すように、入力リンクおよび出力リンクはそれぞれ波長多重リンクであり、入力リンクには分波装置10が設けられ、出力リンクには合波装置12が設けられる。また、スイッチ3では、必要に応じて波長変換装置4により波長変換を行う。
【0065】
第一実施例では、波長変換装置(TuWCと図示)4は波長変換トランクとしてスイッチ3の出力方路の一部および入力方路の一部に設けられ、スイッチ3のスイッチングにしたがって光信号が波長変換トランクを通過することにより、当該光信号に波長変換が施される。これにより、全ポートに波長変換装置4を配置する場合に比べて必要となる波長変換装置4の数を削減することができる。また、任意の波長へと変換するために波長変換装置4は可変的に波長変換を行うことができる。
【0066】
このときに、波長変換装置4の空塞状況を波長変換リソース使用状況監視装置5が監視し、その監視結果をリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積する。
【0067】
また、コントローラ2は、スイッチ3のスイッチングをコントロールする際に、出力リンクの波長多重状況を併せて監視しており、その監視結果をリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積する。
【0068】
経路計算部6では、あらかじめネットワーク・トポロジ・データベース8に記録されているネットワークのトポロジ情報とリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積されたこれら監視結果に基づき光パスを計算する。この計算結果は、コントローラ2に通知され、コントローラ2ではこの計算結果に基づき光パスを設定する。
【0069】
また、既に説明したタイミングでリンクリソース・波長変換リソース・データベース7の内容は他光クロスコネクト装置に公告される。タイマ9は公告タイミングの設定に用いられる。
【0070】
(第二実施例)
本発明第二実施例を図4および図5を参照して説明する。図4は第二実施例の集中管理型ネットワークの概念図である。図5は第二実施例の光クロスコネクト装置および集中制御装置のブロック構成図である。なお、光クロスコネクト装置の詳細構成は第一実施例で示した図3と共通である。
【0071】
第二実施例は、図4に示すように、光クロスコネクト装置1−2および集中制御装置20を備えた集中管理型の光ネットワークの実施例であり、図3に示すように、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置1−2を複数備えた光ネットワークである。
【0072】
ここで、第二実施例の特徴とするところは、光クロスコネクト装置1−2には、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2とを備え、複数の光クロスコネクト装置1−2に対して共通に、波長変換リソース使用状況監視装置5およびコントローラ2の監視結果を蓄積するリンクリソース・波長変換リソース・データベース7と、ネットワーク・トポロジ・データベース8に記録されたネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき光クロスコネクト装置1−2相互間の光パスを設定する経路計算部6とが設けられ、経路計算部6は、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積された前記監視結果を参照して光クロスコネクト装置1−2相互間の光パスを設定するところにある。
【0073】
すなわち、第二実施例の光クロスコネクト装置1−2では、集中制御装置20にアクセスすることにより、自己の波長変換リソースおよびリンクリソースの使用状況をリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積する。
【0074】
また、第二実施例では、経路計算部6も集中制御装置20に設けられており、経路計算部6は、ネットワーク・トポロジ・データベース8に記録されたネットワークのトポロジ情報とリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積されたリンクリソースおよび波長変換リソースの使用状況を参照して光クロスコネクト装置1−2相互間における光パスの設定を一元的に行う。
【0075】
(第三実施例)
本発明第三実施例の光ネットワークおよび光クロスコネクト装置を図6および図7を参照して説明する。図6は第三実施例の光ネットワークの概念図である。図7は第三実施例の光クロスコネクト装置および集中制御装置のブロック構成図である。なお、光クロスコネクト装置の詳細構成は第一実施例の図3と共通である。
【0076】
第三実施例は、図6に示すように、光クロスコネクト装置1−3および集中制御装置21を備えた光ネットワークの実施例であり、図3に示すように、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、ネットワーク・トポロジ・データベース8に記録されたネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき光クロスコネクト装置1−3相互間の光パスを設定する経路計算部6とを備えた光クロスコネクト装置1−3を複数備えた光ネットワークである。
【0077】
ここで、第三実施例の特徴とするところは、光クロスコネクト装置1−3には、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2とを備え、複数の光クロスコネクト装置1−3に対して共通に、波長変換リソース使用状況監視装置5およびコントローラ2の監視結果を蓄積するリンクリソース・波長変換リソース・データベース7が設けられ、経路計算部6は、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積された前記監視結果を参照して光クロスコネクト装置1−3相互間の光パスを設定するところにある。
【0078】
すなわち、第三実施例の光クロスコネクト装置1−3では、集中制御装置20にアクセスすることにより、自己の波長変換リソースおよびリンクリソースの使用状況をリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積するとともに、他の光クロスコネクト装置1−2における波長リソースおよびリンクリソースの使用状況を把握する。
【0079】
第三実施例では、経路計算部6は各光クロスコネクト装置1−3に設けられており、光パスの設定は各光クロスコネクト装置1−3が自律分散的に行う。
【0080】
(第四実施例)
本発明第四実施例の光クロスコネクト装置を図8を参照して説明する。図8は第四実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図である。図8では、スイッチ3、波長変換装置(TuWCと図示)4、波長変換リソース使用状況監視装置5の構成について特に詳細に示してあり、それ以外の部分については省略している。
【0081】
第四実施例では、波長変換装置4は分波装置10とスイッチ3との間の任意の波長経路中に挿入されている。この場合には第一実施例のトランク方式に比べてスイッチ3のいくつかのポートをトランク用に割当てる必要がないため、全ポートを有効に利用することができる。第四実施例では、波長変換装置4の変換可能波長は可変とする。
【0082】
(第五実施例)
本発明第五実施例の光クロスコネクト装置を図9を参照して説明する。図9は第五実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図である。図9では、スイッチ3、波長変換装置40、波長変換リソース使用状況監視装置5の構成について特に詳細に示してあり、それ以外の部分については省略している。
【0083】
第五実施例では、波長変換装置(WCと図示)40はスイッチ3と合波装置12との間の任意の波長経路中に挿入されている。図8に示す第四実施例の構成では、波長変換装置4を配置してある波長経路以外の波長は波長変換装置4を配置してある波長経路の波長に波長変換不可能であったが、図9に示す第五実施例の構成ではこれが可能になる。
【0084】
また、このとき波長変換装置40の先の回路では、ある固定した波長のみが入射可能となっているため、この波長変換装置40は固定波長変換リソースでよいことからコストの削減につながる。
【0085】
(第六実施例)
本発明第六実施例の光クロスコネクト装置を図10を参照して説明する。図10は第六実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図である。図10では、スイッチ3、波長変換装置4、40、波長変換リソース使用状況監視装置5の構成について特に詳細に示してあり、それ以外の部分については省略している。
【0086】
第六実施例では、波長変換装置4は分波装置10とスイッチ3との間およびスイッチ3と合波装置12との間の任意の波長経路中に挿入されている。図9に示す第五実施例の構成では波長変換装置40を配置してある波長経路の波長はそれ以外の波長に波長変換不可能であるが、この図10の構成ではこれが可能になる。なお、波長変換装置(TuWCと図示)4は可変波長変換リソースであり、波長変換装置(WCと図示)40は固定波長変換リソースである。
【0087】
(第七実施例)
本発明第七実施例の光クロスコネクト装置を図11を参照して説明する。図11は第七実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図である。図11では、スイッチ3、波長変換装置4、40、波長変換リソース使用状況監視装置5の構成について特に詳細に示してあり、それ以外の部分については省略している。
【0088】
第七実施例では、固定波長変換リソースである波長変換装置(WCと図示)40はスイッチ3と合波装置12との間に配置され、可変波長変換リソースである波長変換装置(TuWCと図示)4は波長変換トランクとして実装されている。
【0089】
第七実施例の構成を方路数が多い場合や波長変換可能にする波長数を増やしたい場合に適用すれば、比較的少ない波長変換装置4の設置数により当該要望を満たすことができる。
【0090】
(第八実施例)
情報処理装置であるコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、ネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パス設定経路を計算する経路計算部6と、この経路計算部6の計算結果に基づき光パスを設定するコントローラ2とを備えた光クロスコネクト装置に適用される機能を実現するプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第一実施例の光クロスコネクト装置に相応する装置とすることができる。
【0091】
本実施例のプログラムの特徴としては、波長変換装置4の空塞状況を監視する機能として波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能としてコントローラ2に相応する機能とを実現させ、このコントローラ2および波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能の監視結果を蓄積するリンクリソース・波長変化リソース・データベース7に相応する機能を実現させ、経路計算部6に相応する機能として、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7に相応する機能に蓄積された前記監視結果を参照して自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パス設定経路を計算する機能を実現させ、リンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積された前記監視結果を所定のタイミングで他光クロスコネクト装置に公告する機能を実現させるところにある。
【0092】
また、タイマ9に相応する計時機能を実現させ、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを当該計時機能に基づく一定時間間隔とする機能を実現させる。
【0093】
あるいは、前記公告する機能として、前記所定のタイミングをリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする機能を実現させる。
【0094】
あるいは、タイマ9に相応する計時機能と、リンクリソース・波長リソース・データベース7に蓄積された前記監視結果が更新される頻度を計測する機能とを実現させ、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを前記計測する機能の計測頻度が閾値を超えるときには前記計時機能に基づく一定時間間隔とし前記計測する機能の計測頻度が閾値以下のときには前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする機能を実現させる。
【0095】
あるいは、前記公告する機能として、前記所定のタイミングをコントローラ2および波長変換リソース使用状況監視装置5の監視結果にしたがって波長変換装置4の空塞状況または前記出力リンクの波長多重数があらかじめ定められたリソースの使用割合の少なくとも一つの基準値を超えたあるいは下回ったタイミングとする機能を実現させる。
【0096】
あるいは、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定するコントローラ2とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第二実施例の光クロスコネクト装置に相応する装置とすることができる。
【0097】
本実施例のプログラムの特徴とするところは、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2に相応する機能と、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に設けられ前記監視する機能の監視結果を蓄積してネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能に対して前記監視する機能の監視結果を送信する機能とを実現させるところにある。
【0098】
あるいは、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定するコントローラ2とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられた集中制御装置に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることによりそのコンピュータ装置を第二実施例の集中制御装置に相応する装置とすることができる。
【0099】
本実施例のプログラムの特徴とするところは、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に、コントローラ2および波長変換リソース使用状況監視装置5の監視結果を蓄積するリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に相応する機能と、ネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する経路計算部6に相応する機能とを実現させ、経路計算部6に相応する機能として、リンクリソース・波長変換リソース・データベース5に相応する機能に蓄積された前記監視結果を参照して光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能を実現させるところにある。
【0100】
あるいは、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12と、ネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する経路計算部6に相応する機能と、この計算する機能の計算結果に基づき光パスを設定するコントローラ2に相応する機能とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第三実施例の光クロスコネクト装置に相応する装置とすることができる。
【0101】
本実施例のプログラムの特徴とするところは、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2に相応する機能と、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に設けられ前記監視する機能の監視結果を蓄積するリンクリソース・波長変換リソース・データベース7に相応する機能に対して前記監視する機能の監視結果を送信する機能とを実現させるところにある。
【0102】
あるいは、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する分波装置10と、この分波装置10により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングするスイッチ3と、このスイッチ3のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する波長変換装置4と、スイッチ3によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する合波装置12と、ネットワークのトポロジ情報および波長変換装置4の設置数および前記最大波長多重数に基づき光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する経路計算部6と、この経路計算部6の計算結果に基づき光パスを設定するコントローラ2とを備え、波長変換装置4は、スイッチ3の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5と、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられた集中制御装置に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第三実施例の集中制御装置に相応する装置とすることができる。
【0103】
本実施例のプログラムの特徴とするところは、複数の光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能を実現させるところにある。
【0104】
波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能として、波長変換装置4の未使用数および既使用数を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2に相応する機能として、前記出力リンクの未使用波長数および既使用波長数を監視する機能を実現させる。
【0105】
あるいは、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能として、波長変換装置4の未使用数を全数で割った使用可能率を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2に相応する機能として、前記出力リンクの最大波長多重数を未使用波長数で割った使用可能率を監視する機能を実現させる。
【0106】
あるいは、波長変換装置4の空塞状況を監視する波長変換リソース使用状況監視装置5に相応する機能として、波長変換装置4の既使用数を全数で割った使用不可能率を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視するコントローラ2に相応する機能として、前記出力リンクの最大波長多重数を既使用波長数で割った使用不可能率を監視する機能を実現させる。
【0107】
本実施例のプログラムは本実施例の記録媒体に記録されることにより、コンピュータ装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接コンピュータ装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
【0108】
これにより、コンピュータ装置により、波長変換およびリンクに与えるコストを適応的に変化させ、特定ノードの波長変換リソースおよびノード間のリンクが集中して使用されてしまうことを回避することができる光クロスコネクト装置および集中制御装置および光ネットワークを実現することができる。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、波長変換およびリンクに与えるコストを適応的に変化させ、特定ノードの波長変換リソースおよびノード間のリンクが集中して使用されてしまうことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の自律分散型ネットワークの概念図。
【図2】第一実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図。
【図3】第一実施例の光クロスコネクト装置の詳細構成図。
【図4】第二実施例の集中管理型ネットワークの概念図。
【図5】第二実施例の光クロスコネクト装置および集中制御装置のブロック構成図。
【図6】第三実施例の光ネットワークの概念図。
【図7】第三実施例の光クロスコネクト装置および集中制御装置のブロック構成図。
【図8】第四実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図。
【図9】第五実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図。
【図10】第六実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図。
【図11】第七実施例の光クロスコネクト装置のブロック構成図。
【図12】従来の光クロスコネクト装置および集中制御装置のブロック構成図。
【符号の説明】
1、1−1〜1−7 光クロスコネクト装置
2 コントローラ
3 スイッチ
4、40 波長変換装置
5 波長変換リソース使用状況監視装置
6 経路計算部
7 リンクリソース・波長変換リソース・データベース
8 ネットワーク・トポロジ・データベース
9 タイマ
10 分波装置
12 合波装置
19、20、21 集中制御装置

Claims (26)

  1. 入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段とを備え、
    前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、
    一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、
    ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パス設定経路を計算する手段と、
    この計算する手段の計算結果に基づき光パスを設定する手段と
    を備えた
    光クロスコネクト装置において、
    前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、
    前記出力リンクの波長多重数を監視する手段と、
    これらの前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段と
    を備え、
    前記計算する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照し、前記出力リンクのリソース情報および前記波長変換する手段のリソース情報に基づいて選定された自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への最小コストの光パス設定経路を計算する手段を備え、
    前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を所定のタイミングで他光クロスコネクト装置に公告する手段を備えた
    ことを特徴とする光クロスコネクト装置。
  2. 計時手段が設けられ、前記公告する手段は、前記所定のタイミングを当該計時手段に基づく一定時間間隔とする手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置。
  3. 前記公告する手段は、前記所定のタイミングを前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置。
  4. 計時手段と、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果が更新される頻度を計測する手段とが設けられ、前記公告する手段は、前記所定のタイミングを前記計測する手段の計測頻度が閾値を超えるときには前記計時手段に基づく一定時間間隔とし前記計測する手段の計測頻度が閾値以下のときには前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置。
  5. 前記公告する手段は、前記所定のタイミングを二つの前記監視する手段の監視結果にしたがって前記波長変換する手段の空塞状況または前記出力リンクの波長多重数があらかじめ定められたリソースの使用割合の少なくとも一つの基準値を超えたあるいは下回ったタイミングとする手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置。
  6. 入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、
    前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、
    一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークにおいて、
    前記光クロスコネクト装置には、
    前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、
    前記出力リンクの波長多重数を監視する手段と
    を備え、
    複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、
    前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段と、
    ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段と
    が設けられ、
    前記計算する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照し、前記出力リンクのリソース情報および前記波長変換する手段のリソース情報に基づいて選定された前記光クロスコネクト装置相互間の最小コストの光パス設定経路を計算する手段を備えた
    ことを特徴とする光ネットワーク。
  7. 入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段とを備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられ、
    複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、
    前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段と、
    ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段と
    を備え、
    前記計算する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照し、前記出力リンクのリソース情報および前記波長変換する手段のリソース情報に基づいて選定された前記光クロスコネクト装置相互間の最小コストの光パス設定経路を計算する手段を備えたことを特徴とする集中制御装置。
  8. 入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する手段と、この分波する手段により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする手段と、このスイッチングする手段のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する手段と、前記スイッチングする手段によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する手段と、ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する手段の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する手段と、この計算する手段の計算結果に基づき光パスを設定する手段とを備え、前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークにおいて、
    前記光クロスコネクト装置には、
    前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段と、
    前記出力リンクの波長多重数を監視する手段と
    を備え、
    複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、前記監視する手段の監視結果を蓄積する手段が設けられ、
    前記計算する手段は、前記蓄積する手段に蓄積された前記監視結果を参照し、前記出力 リンクのリソース情報および前記波長変換する手段のリソース情報に基づいて選定された前記光クロスコネクト装置相互間の最小コストの光パス設定経路を計算する手段を備えたことを特徴とする光ネットワーク。
  9. 前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段は、前記波長変換する手段の未使用数および既使用数を監視する手段を備え、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段は、前記出力リンクの未使用波長数および既使用波長数を監視する手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置または請求項6または記載の光ネットワーク。
  10. 前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段は、前記波長変換する手段の未使用数を全数で割った使用可能率を監視する手段を備え、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段は、前記出力リンクの最大波長多重数を未使用波長数で割った使用可能率を監視する手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置または請求項6または記載の光ネットワーク。
  11. 前記波長変換する手段の空塞状況を監視する手段は、前記波長変換する手段の既使用数を全数で割った使用不可能率を監視する手段を備え、前記出力リンクの波長多重数を監視する手段は、前記出力リンクの最大波長多重数を既使用波長数で割った使用不可能率を監視する手段を備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置または請求項6または記載の光ネットワーク。
  12. 前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段の出力ポートの一部および入力ポートの一部に接続された波長変換トランクを備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置または請求項6または記載の光ネットワーク。
  13. 前記波長変換する手段は、前記分波する手段と前記スイッチングする手段との間に介挿される請求項1記載の光クロスコネクト装置または請求項6または記載の光ネットワーク。
  14. 前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段と前記合波する手段との間に介挿される請求項1記載の光クロスコネクト装置または請求項6または記載の光ネットワーク。
  15. 前記波長変換する手段は、前記分波する手段と前記スイッチングする手段との間および前記スイッチングする手段と前記合波する手段との間にそれぞれ介挿された請求項1記載の光クロスコネクト装置および請求項6または記載の光ネットワーク。
  16. 前記波長変換する手段は、前記スイッチングする手段と前記合波する手段との間に介挿され、さらに、前記スイッチングする手段の出力の一部および入力の一部に接続された波長変換トランクを備えた請求項1記載の光クロスコネクト装置および請求項6または記載の光ネットワーク。
  17. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能とを備え、
    前記波長変換する機能は、前記スイッチングする機能の最大方路数と比較して少なく設けられ、
    一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、
    ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への光パス設定経路を計算する機能と、
    この計算する機能の計算結果に基づき光パスを設定する機能と
    を備えた
    光クロスコネクト装置に適用される機能を実現するプログラムにおいて、
    前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能と、
    前記出力リンクの波長多重数を監視する機能と、
    これらの前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能と
    を実現させ、
    前記光パス設定経路を計算する機能として、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果を参照し、前記出力リンクのリソース情報および前記波長変換する機能のリソース情報に基づいて選定された自光クロスコネクト装置から他光クロスコネクト装置への最小コストの光パス設定経路を計算する機能を実現させ、
    前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果を所定のタイミングで他光クロスコネクト装置に公告する機能を実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  18. 計時機能を実現させ、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを当該計時機能に基づく一定時間間隔とする機能を実現させる請求項17記載のプログラム。
  19. 前記公告する機能として、前記所定のタイミングを前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする機能を実現させる請求項17記載のプログラム。
  20. 計時機能と、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新される頻度を計測する機能とを実現させ、前記公告する機能として、前記所定のタイミングを前記計測する機能の計測頻度が閾値を超えるときには前記計時機能に基づく一定時間間隔とし前記計測する機能の計測頻度が閾値以下のときには前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果が更新されたタイミングとする機能を実現させる請求項17記載のプログラム。
  21. 前記公告する機能として、前記所定のタイミングを二つの前記監視する機能の監視結果にしたがって前記波長変換する機能の空塞状況または前記出力リンクの波長多重数があらかじめ定められたリソースの使用割合の少なくとも一つの基準値を超えたあるいは下回ったタイミングとする機能を実現させる請求項17記載のプログラム。
  22. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    入力リンクから入力される波長多重された光信号を分波する機能と、この分波する機能により分波された単一波長の光信号を所定の方路にスイッチングする機能と、このスイッチングする機能のスイッチング過程で前記単一波長の光信号を波長変換する機能と、前記スイッチングする機能によりスイッチングされた同一出力リンクに出力される単一波長の光信号を波長多重する機能と、光パス設定経路の計算結果に基づき光パスを設定する機能とを備え、
    前記波長変換する機能は、前記スイッチングする手段の最大方路数と比較して少なく設けられ、
    一つの出力リンクについて波長多重できる最大波長多重数には上限が設けられ、前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能と、
    前記出力リンクの波長多重数を監視する機能と
    を備えた光クロスコネクト装置を複数備えた光ネットワークに設けられた集中制御装置に相応する機能を実現させるプログラムにおいて、
    複数の前記光クロスコネクト装置に対して共通に、
    前記監視する機能の監視結果を蓄積する機能と、
    ネットワークのトポロジ情報および前記波長変換する機能の設置数および前記最大波長多重数に基づき前記光クロスコネクト装置相互間の光パス設定経路を計算する機能と
    を実現させ、
    前記計算する機能として、前記蓄積する機能に蓄積された前記監視結果を参照し、前記出力リンクのリソース情報および前記波長変換する機能のリソース情報に基づいて選定された前記光クロスコネクト装置相互間の最小コストの光パス設定経路を計算する機能を実現させることを特徴とするプログラム。
  23. 前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能として、前記波長変換する機能の未使用数および既使用数を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能として、前記出力リンクの未使用波長数および既使用波長数を監視する機能を実現させる請求項17または22記載のプログラム。
  24. 前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能として、前記波長変換する機能の未使用数を全数で割った使用可能率を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能として、前記出力リンクの最大波長多重数を未使用波長数で割った使用可能率を監視する機能を実現させる請求項17または22記載のプログラム。
  25. 前記波長変換する機能の空塞状況を監視する機能として、前記波長変換する機能の既使用数を全数で割った使用不可能率を監視する機能を実現させ、前記出力リンクの波長多重数を監視する機能として、前記出力リンクの最大波長多重数を既使用波長数で割った使用不可能率を監視する機能を実現させる請求項17または22記載のプログラム。
  26. 請求項17ないし25のいずれかに記載のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体。
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