JP4043584B2 - Auxiliary powered vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、人力駆動系に加えられる人力と補助動力駆動系からの補助動力との合力により車輪を駆動するようにした補助動力式車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人力駆動系に加えられた人力に応じた電流をバッテリから電動モータに供給し、該電動モータの駆動力(補助動力)と上記ペダル踏力との合力を車輪に伝達するようにした電動補助自転車あるいは電動補助車椅子等の補助動力式車両が実用化されている。
【0003】
この種の電動補助自転車として、例えば特開昭50−125438号公報に記載されているように、足漕ぎ駆動時における駆動トルクが設定トルク以上になったことを人力検出手段で検出して足漕ぎによる駆動トルクをモータトルクにて助長するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報記載の従来装置では、例えば電源オン時にペダルが何かに触れて回転したような場合にモータが誤って駆動されることを防止するために、上記設定トルクを高めに設定する必要がある。そのため平坦路の定常走行のようにペダル踏力が小さい場合には、上記高めの設定トルクを越え難く、補助動力が供給されないといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、走行状況に応じた補助動力を供給できる補助動力式車両を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、人力駆動系と補助動力駆動系を並列に有し、人力駆動系に加えられた人力及び補助動力駆動系からの補助動力により車輪を駆動するようにした補助動力式車両において、上記人力駆動系へのペダル踏力が、所定の第1しきい値を越えたことで人力供給有りを検出し、該第1しきい値より小さい第2しきい値を下回ったことで人力供給無しを検出する人力検出手段と、該人力検出手段により人力供給有りが検出された時から所定の遅延時間経過後に一定大きさの補助動力の供給を開始するとともに、人力供給無しが検出された時補助動力の供給を停止する補助動力制御手段とを備え、該補助動力制御手段は、上記遅延時間を走行状況に応じて変化させることにより、実質的に上記第1しきい値を走行状況に応じて変化させることを特徴としている。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1において、上記補助動力制御手段は、上記遅延時間が経過する前に上記人力検出手段により人力供給無しが検出された時には補助動力の供給を行わないことを特徴としている。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、車両の停止中又は走行中の何れであるかを検出する車両状態検出手段を備え、上記補助動力制御手段は、車両停止中の上記遅延時間を走行中の上記遅延時間より大きくすることを特徴としている。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れかにおいて、車両の走行速度を検出する走行速度検出手段を備え、上記補助動力制御手段は、高速走行時の上記遅延時間を低速走行時の上記遅延時間より短くすることを特徴としている。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4において、上記補助動力制御手段は、高速走行時の補助動力を低速走行時の補助動力より大きくすることを特徴としている。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1ないし5の何れかにおいて、上記遅延時間を任意に設定する遅延時間設定手段を備えていることを特徴としている。
【0013】
【発明の作用効果】
請求項1の発明に係る補助動力式車両によれば、人力の供給が検出された時から補助動力の供給開始までの間に所定の遅延時間を設けたので、人力供給有りの検出により直ちに補助動力が発生するのではなく、他の信号,現象と組み合わせて補助動力の供給可否を判断でき、より状況に応じた補助動力の供給が可能になる。
【0014】
また本発明の人力検出手段は、人力の供給の有無を検出するだけで済むから、例えば人力の大きさを検出する従来の人力検出センサに比較して構造が簡単で低コストである。
【0015】
また、上記遅延時間の長さを走行状態に応じて変化させたので、人力検出手段による人力供給の第1しきい値を実質的に変化させることができ、人力供給の有無を検出するだけのセンサを使用しながら人力の大きさ自体を検出したのと同等の作用効果が得られる。
【0016】
請求項2の発明によれば、上記遅延時間が経過する前に人力供給無しが検出された時には補助動力の供給を行わないようにしたので、遅延時間を超えない範囲で人力が入力された場合、あるいはペダルに何かが接触してペダルが回転し、これを人力供給と誤検出した場合のように補助動力を必要としない入力については入力がなかったものと扱うことができ、誤動作を防止できる。
【0017】
請求項3の発明によれば、車両の停止中又は走行中の何れであるかを検出するとともに、車両停止中の上記遅延時間を走行中の上記遅延時間より長くしたので、車両停止中にペダルに何かが接触した場合のような補助動力が不要な時に乗り手の意志に反して補助動力が発生するのをより確実に防止することができる。また車両走行中は上記遅延時間を短くしたので、人力供給有り検出のしきい値を等価的に小さくでき、補助動力の発生に遅れがあまりなく、例えば平坦路の定常走行のように人力供給が小さい場合に補助動力を発生し易くでき、走行フィーリングを高めることができる。
【0018】
請求項4の発明によれば、高速走行時の上記遅延時間を低速走行時の上記遅延時間より短くしたので、人力検出有りの等価的なしきい値を、車速によって変化するペダルの回転速度に依存することなく同等の値に設定でき、走行フィーリングを高めることができる。
【0019】
請求項5の発明によれば、高速走行時の補助動力を低速走行時の補助動力より大きくしたので、高速走行時の走行抵抗の増加分を補助動力で補うことができ、乗り手の負担を軽減できるとともに走行フィーリングを向上できる。
【0020】
請求項6の発明によれば、上記遅延時間を任意に設定する遅延時間設定手段を備えたので、乗り手が自分の体力等に応じた補助動力供給特性を設定することができ、例えば乗り手の踏力が強い時は人力検出しきい値を大きくしてバッテリの消耗を抑制することができ、また、車両個々のばらつきを容易に調整できる効果がある。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図9は本発明の一実施形態による電動補助自転車を説明するための図であり、図1は上記電動補助自転車の側面図、図2は上記自転車の補助動力供給装置のブロック構成図、図3,4は上記補助動力供給装置の動作を説明するためのフローチャート図、図5〜図8は上記補助動力供給装置の動作を説明するためのタイムチャート図、図9は上記補助動力供給装置の車両速度−遅延時間特性図である。
【0022】
図において、1は本発明の補助動力式車両としての電動補助自転車であり、これの車体フレーム2はヘッドパイプ3と、該ヘッドパイプ3から車体後方斜め下方に延びるダウンチューブ4と、該ダウンチューブ4の後端から上方に略起立して延びるシートチューブ5と、上記ダウンチューブ4の後端から後方に略水平に延びる左, 右一対のチェーンステー6と、該両チェーンステー6の後端部と上記シートチューブ5の上端部とを結合する左, 右一対のシートステー7と、上記ヘッドパイプ3から水平に延びる水平チューブ11とを備えている。
【0023】
上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク8が左右に回動可能に枢支されている。該フロントフォーク8の下端には前輪9が軸支されており、上端には操向ハンドル10が固着されている。また上記シートチューブ5の上端にはサドル12が装着されている。さらに上記チェーンステー6の後端には後輪13が軸支されている。
【0024】
上記車体フレーム2の下端部には、ペダル16bに入力され、クランクアーム16aを介してクランク軸に加わるペダル踏力(人力)と、内蔵する電動モータ17からの補助動力との合力を出力するパワーユニット15が搭載されている。このパワーユニット15からの出力はチェーン30を介して上記後輪13に伝達される。
【0025】
このように本実施形態の電動補助自転車1は人力駆動系と補助動力駆動系とを並列に備えており、メインスイッチをオンした場合は人力と補助動力との合力で走行でき、メインスイッチをオフした場合あるいはバッテリが過放電してしまったような場合は人力駆動系のみで走行できるようになっている。
【0026】
上記パワーユニット15は、上述の電動モータ17と、該電動モータ17の回転を減速する減速機と、該電動モータ17からの補助動力を可変制御する補助動力制御手段として機能するコントローラ22とを内蔵している。また、上記パワーユニット15には人力と補助動力の合力部分の回転速度から車両の走行速度を検出する車速センサ18も内蔵されている。
【0027】
さらにまた、上記パワーユニット15内部には、人力検出スイッチ(人力検出手段)28も取り付けられている。この人力検出スイッチ28は、上記ペダル16bにペダル踏力(人力)が入力されたか否か、つまり人力供給の有無を検出するためのもので、上記ペダル踏力が所定値aを超えたときオンし、これより小さい所定値bを下回ったときオフする。
【0028】
上記電動モータ17等の電源となるバッテリ21は、直方体状のケース内に多数の単電池を収納した構成のもので、上記シートチューブ5の後面に沿うように、かつ左,右のシートステー7,7に挟まれるように配設されている。
【0029】
また、図2に示すように、上記コントローラ22は、I/F51を介して入力された人力検出スイッチ28からの人力供給の有無信号と、車速センサ18からの車速信号とが入力されるMPU50を備えている。このMPU50は、上記各入力信号及び内蔵するマップデータに基づいて補助動力の大きさ, 人力供給有りが検出されてから補助動力の供給を開始するまでの遅延時間等を演算し、該演算結果に応じた電流をバッテリ21から電動モータ17に供給するための制御信号をモータドライバ66に出力する。なお、上記補助動力を供給開始するまでの遅延時間を手動により任意に設定する設定ボリューム(遅延時間設定手段)52を設けても良い。
【0030】
上記MPU50は、人力供給有り(人力供給の開始)が検出された時、つまり上記人力検出スイッチ28がオンした時から所定の遅延時間が経過した時に補助動力の供給を開始し、人力供給無し(人力供給の停止)が検出された時、つまり上記人力検出スイッチ28がオフした時に補助動力の供給を停止する補助動力制御手段として機能する。
【0031】
また上記MPU50は、図9に示すマップデータにより車両の走行速度に応じた遅延時間tdを設定する。この遅延時間tdは、発進・極低速走行時に最長に設定され、ここから車速が速くなるほど短く設定され、20km/h以上では一定に設定される。
【0032】
より具体的には、上記MPU50は、図5に示すように、上記人力検出スイッチ28によりペダル踏力が所定のしきい値aを越えたことで人力供給有りが検出された時から所定の遅延時間(td1又はtd2)経過時に補助動力の供給を開始し、上記人力検出スイッチ28によりペダル踏力が所定のしきい値dを下回ったことで人力供給無しが検出された時に補助動力の供給を停止するよう上記電動モータ17を制御する。
【0033】
また上記MPU50は、図6に示すように、上記設定された遅延時間が経過する前に人力供給無しが検出された時には上記遅延時間の計測を中止することにより補助動力の供給を行わないように構成されている。
【0034】
また上記MPU50は、図7〜図9に示すように、車両停止中の上記遅延時間を走行中の上記遅延時間より長く設定し、また高速走行時の上記遅延時間を低速走行時の上記遅延時間より短く設定する。
【0035】
さらにまた上記MPU50は、上記電動モータ17からの補助動力の大きさを高速走行時の補助動力が低速時の補助動力より大きくなるように制御する補助動力制御手段としても機能する。
【0036】
次に、図3,4に基づいて、上記実施形態自転車1における補助動力供給制御動作を説明する。
まず、上記車速センサ18により現在の車両速度が検出され、図9の特性図に基づいて車速に応じた遅延時間が設定される(ステップS1,S2)。
【0037】
そして上記人力検出スイッチ28のオンオフにより、現時点で人力が供給されているか否か、つまり人力供給の有無が判断され(ステップS3)、人力検出スイッチ28のオンにより人力供給有りが検出されれば前回の処理において人力検出スイッチ28がオンしていたかどうかが判定される(ステップS4)。
【0038】
上記ステップS4において前回の処理にて人力検出スイッチがオンしていなかった場合、つまり人力の供給が現時点て開始された場合には、遅延時間のカウントが開始される(ステップS5)。
【0039】
また前回の処理にて人力検出スイッチがオンしていた場合には遅延時間のカウントが継続され、このカウント値が上記ステップS2で設定された所定の遅延時間を越えた時に、図6,7に示すように補助動力の出力フラグが1に設定され(ステップS6,S7)、図4のステップS21において上記補助動力の出力フラグ=1が検出された時に補助動力の出力が開始される。
【0040】
また、上記ステップS3において現時点で、人力検出スイッチ28がオンしていない時は、前回の処理における人力検出スイッチのオンオフが判定され、オンしていた場合、つまり現時点で人力の供給が停止した場合には、遅延時間のカウントを中止してカウント値を0とし、上記補助動力の出力フラグを0に設定する。
【0041】
そして、図4のステップS21にて、上記補助動力の出力フラグ=0が検出された時に補助動力の出力が停止される(ステップS23)。なお、ステップS9において前回の処理にて人力検出スイッチがオンしていなかった場合、つまり人力供給無しが継続している場合には補助動力の供給は開始されない。なお、電源投入直後は、出力フラグの値は初期設定フロー(不図示)の所定ステップにおいて0に設定され、人力検出スイッチがオフの間は補助動力は出力されない。また上述の処理は上記ペダル16の回転に比べて十分短い時間間隔で繰り返し行なわれる。
【0042】
上述の制御により、図5〜図8に示すように、ペダル踏力が所定値aを越えると遅延時間の計測が開始され、車速等に基づいて設定された所定の遅延時間(td1,td2,td3,td4)が経過した時に、補助動力の供給が開始され、ペダル踏力が所定値dより小さくなった時に該補助動力の供給が停止される。
【0043】
このように、本実施形態の電動補助自転車1では、人力供給有りが検出された時から所定の遅延時間経過後に補助動力の供給を開始するようにしたので、該遅延時間の設定如何により人力供給有無検出のしきい値、つまり補助動力供給開始時のペダル踏力を任意に選択できるのと等価となる。
【0044】
即ち、例えば図5に示すように、遅延時間をtd1とした場合には補助動力供給開始時の実質的なペダル踏力はbとなり、遅延時間をtd2とした場合には実質的なペダル踏力はcとなり、換言すれば人力供給の検出しきい値を等価的に変化させることができる。この場合、人力検出手段としては、ペダル踏力が所定値に達したときオンし、所定値以下となったときオフするだけのもので済むので、ペダル踏力自体を検出する場合に比較して構造が簡単であり、安価な踏力センサを用いることができ、コストを低減することができる。
【0045】
また、図6に示すように、設定された遅延時間が経過する前に、ペダル踏力がdより小さくなって人力供給の停止が検出された場合には、上記遅延時間の計測を中止することにより補助動力の供給を行わないようにしたので、極短時間だけ人力が入力された場合や、ペダルが何かに当たったような場合に補助動力の供給が開始されることがなく、混雑した場所での取り扱いが容易である。
【0046】
また、図7に示すように、車両停止時の上記遅延時間を車両走行時より長く設定したので、車両停止中にペダルに何かが接触した場合のような補助動力が不要な時に乗り手の意志に反して補助動力が発生するのをより確実に防止することができる。また車両走行中は上記遅延時間を短くしたので、人力供給有り検出のしきい値を等価的に小さくでき、補助動力の発生に遅れがあまりなく、例えば平坦路の定常走行のように人力供給が小さい場合に補助動力を発生し易くでき、走行フィーリングを高めることができる。
【0047】
さらにまた、図8に示すように、高速走行時の遅延時間td4を低速走行時の遅延時間td3より短く設定したので、人力検出有りの等価的なしきい値を、車速によって変化するペダルの回転速度に依存することなく同等の値に設定でき、走行フィーリングを高めることができる。
【0048】
また図8に破線で示すように、高速走行時の補助動力の大きさを低速走行時よりも大きく設定することも可能であり、このようになした場合には車両速度の増加に応じて増加する走行抵抗を補助動力の増加で補うことができ、乗り手の負担を軽減でき、走行フィーリングを向上できる。
【0049】
さらにまた、上述のように、上記遅延時間を設定ボリューム52で乗り手の意志により任意に設定できるようにすることも可能であり、このようにした場合には、乗り手の好みや体力に応じた補助動力の発生タイミングを選ぶことができ、また車両個体による特性のばらつきを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電動補助自転車の側面図である。
【図2】上記自転車の補助動力供給装置のブロック構成図である。
【図3】上記補助動力供給装置の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図4】上記補助動力供給装置の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図5】上記補助動力供給装置の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図6】上記補助動力供給装置の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図7】上記補助動力供給装置の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図8】上記補助動力供給装置の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図9】上記補助動力供給装置の車両速度−遅延時間特性図である。
【符号の説明】
1 電動補助自転車
13 後輪
22 コントローラ(補助動力制御手段)
28 人力検出スイッチ(人力検出手段)[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an auxiliary power vehicle in which wheels are driven by a resultant force of human power applied to a human power drive system and auxiliary power from an auxiliary power drive system.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an electric assist that supplies a current corresponding to the manpower applied to the manpower driving system from the battery to the electric motor and transmits the resultant force of the driving force (auxiliary power) of the electric motor and the pedal depression force to the wheels. Auxiliary powered vehicles such as bicycles or electric auxiliary wheelchairs have been put into practical use.
[0003]
As this type of battery-assisted bicycle, for example, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 50-125438, it is detected by the human power detection means that the driving torque at the time of driving is higher than the set torque. There is one in which the drive torque by is promoted by the motor torque.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional apparatus described in the above publication, the set torque needs to be set higher in order to prevent the motor from being erroneously driven when, for example, the pedal touches and rotates when the power is turned on. There is. For this reason, when the pedal depression force is small as in steady running on a flat road, there is a problem in that it is difficult to exceed the higher set torque and auxiliary power is not supplied.
[0005]
This invention is made | formed in view of the said problem, and makes it the subject to provide the auxiliary power type vehicle which can supply the auxiliary power according to a driving | running | working condition.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0008]
The invention according to
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect , the vehicle includes a vehicle state detection unit that detects whether the vehicle is stopped or traveling, and the auxiliary power control unit includes the delay time while the vehicle is stopped. Is longer than the delay time during traveling.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, the vehicle includes a traveling speed detecting unit that detects a traveling speed of the vehicle, and the auxiliary power control unit sets the delay time during high-speed traveling at the time of low-speed traveling. It is characterized by being shorter than the delay time.
[0011]
A fifth aspect of the present invention is characterized in that, in the fourth aspect , the auxiliary power control means makes the auxiliary power during high-speed traveling larger than the auxiliary power during low-speed traveling.
[0012]
A sixth aspect of the invention is characterized in that in any one of the first to fifth aspects, a delay time setting means for arbitrarily setting the delay time is provided.
[0013]
[Effects of the invention]
According to the auxiliary power vehicle according to the first aspect of the present invention, since the predetermined delay time is provided between the time when the supply of human power is detected and the start of the supply of auxiliary power, the auxiliary power vehicle is immediately assisted by detecting the presence of human power supply. Instead of generating power, whether or not auxiliary power can be supplied can be determined in combination with other signals and phenomena, so that auxiliary power can be supplied more appropriately.
[0014]
Further, the human power detection means of the present invention only needs to detect the presence or absence of supply of human power, and therefore has a simpler structure and lower cost than, for example, a conventional human power detection sensor that detects the magnitude of human power.
[0015]
Further, since the varied according to the running state the length of the delay time, it is possible to substantially change the first threshold manpower supply by human power detection means, which only detect the presence or absence of human power supply An effect equivalent to that of detecting the magnitude of human power itself while using the sensor can be obtained.
[0016]
According to the invention of
[0017]
According to the third aspect of the invention, it is detected whether the vehicle is stopped or traveling, and the delay time while the vehicle is stopped is longer than the delay time while traveling. Thus, it is possible to more reliably prevent the auxiliary power from being generated against the will of the rider when the auxiliary power is not required, such as when something touches. In addition, since the delay time is shortened while the vehicle is running, the detection threshold of human power supply can be reduced equivalently, and there is not much delay in the generation of auxiliary power. When it is small, auxiliary power can be easily generated, and driving feeling can be enhanced.
[0018]
According to the invention of
[0019]
According to the invention of
[0020]
According to the invention of
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIGS. 1 to 9 are views for explaining a battery-assisted bicycle according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a side view of the battery-assisted bicycle, and FIG. 2 is a block diagram of the bicycle auxiliary power supply apparatus. 3 and 4 are flowcharts for explaining the operation of the auxiliary power supply device, FIGS. 5 to 8 are time charts for explaining the operation of the auxiliary power supply device, and FIG. 9 is the auxiliary power supply. It is a vehicle speed-delay time characteristic figure of an apparatus.
[0022]
In the figure,
[0023]
A
[0024]
A
[0025]
As described above, the battery-assisted
[0026]
The
[0027]
Furthermore, a human power detection switch (human power detection means) 28 is also attached inside the
[0028]
A
[0029]
Further, as shown in FIG. 2, the
[0030]
The
[0031]
Further, the
[0032]
More specifically, as shown in FIG. 5, the
[0033]
Further, as shown in FIG. 6, the
[0034]
7 to 9, the
[0035]
Furthermore, the
[0036]
Next, the auxiliary power supply control operation in the
First, the current vehicle speed is detected by the
[0037]
Then, whether or not human power is supplied at the present time is determined by turning on / off the human
[0038]
In step S4, when the human power detection switch is not turned on in the previous process, that is, when the supply of human power is started at the present time, the delay time starts to be counted (step S5).
[0039]
If the human power detection switch is turned on in the previous process, the delay time is continuously counted. When this count value exceeds the predetermined delay time set in step S2, FIG. As shown, the auxiliary power output flag is set to 1 (steps S6 and S7), and the auxiliary power output is started when the auxiliary power output flag = 1 is detected in step S21 of FIG.
[0040]
Further, when the human
[0041]
Then, when the auxiliary power output flag = 0 is detected in step S21 of FIG. 4, the output of auxiliary power is stopped (step S23). If the human power detection switch has not been turned on in the previous process in step S9, that is, if no human power supply continues, supply of auxiliary power is not started. Immediately after the power is turned on, the value of the output flag is set to 0 in a predetermined step of an initial setting flow (not shown), and auxiliary power is not output while the human power detection switch is off. Further, the above-described processing is repeatedly performed at a time interval sufficiently shorter than the rotation of the
[0042]
As shown in FIGS. 5 to 8, when the pedal depression force exceeds a predetermined value a by the above-described control, measurement of the delay time is started, and a predetermined delay time (td1, td2, td3) set based on the vehicle speed or the like is started. , Td4), the supply of the auxiliary power is started, and the supply of the auxiliary power is stopped when the pedal depression force becomes smaller than a predetermined value d.
[0043]
As described above, in the battery-assisted
[0044]
That is, for example, as shown in FIG. 5, when the delay time is td1, the substantial pedal effort at the start of auxiliary power supply is b, and when the delay time is td2, the substantial pedal effort is c. In other words, the detection threshold of human power supply can be changed equivalently. In this case, the human power detection means only needs to be turned on when the pedal depression force reaches a predetermined value and turned off when the pedal depression force falls below the predetermined value, so that the structure is compared with the case where the pedal depression force itself is detected. A simple and inexpensive pedal force sensor can be used, and the cost can be reduced.
[0045]
In addition, as shown in FIG. 6, when the pedaling force becomes smaller than d and the stop of the human power supply is detected before the set delay time elapses, the delay time measurement is stopped. Auxiliary power is not supplied, so if human power is input for a very short time or if the pedal hits something, the auxiliary power supply will not start and the place is crowded. Is easy to handle.
[0046]
In addition, as shown in FIG. 7, the delay time when the vehicle is stopped is set longer than that when the vehicle is traveling, so that the rider willing when there is no need for auxiliary power such as when something touches the pedal while the vehicle is stopped. On the other hand, it is possible to more reliably prevent the auxiliary power from being generated. In addition, since the delay time is shortened while the vehicle is running, the detection threshold of human power supply can be reduced equivalently, and there is not much delay in the generation of auxiliary power. When it is small, auxiliary power can be easily generated, and driving feeling can be enhanced.
[0047]
Furthermore, as shown in FIG. 8, since the delay time td4 at the time of high speed traveling is set shorter than the delay time td3 at the time of low speed traveling, the equivalent threshold value with human power detection is set to the rotational speed of the pedal that varies depending on the vehicle speed. Can be set to the same value without depending on the driving feeling, and the driving feeling can be enhanced.
[0048]
Further, as indicated by a broken line in FIG. 8, it is possible to set the magnitude of the auxiliary power at the time of high speed driving to be larger than that at the time of low speed driving, and in such a case, it increases as the vehicle speed increases. The running resistance can be compensated by increasing the auxiliary power, so that the burden on the rider can be reduced and the running feeling can be improved.
[0049]
Furthermore, as described above, the delay time can be arbitrarily set according to the rider's will by using the setting
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a battery-assisted bicycle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block configuration diagram of the bicycle auxiliary power supply device.
FIG. 3 is a flowchart for explaining the operation of the auxiliary power supply device.
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation of the auxiliary power supply device.
FIG. 5 is a time chart for explaining the operation of the auxiliary power supply device.
FIG. 6 is a time chart for explaining the operation of the auxiliary power supply device.
FIG. 7 is a time chart for explaining the operation of the auxiliary power supply device.
FIG. 8 is a time chart for explaining the operation of the auxiliary power supply device.
FIG. 9 is a vehicle speed-delay time characteristic diagram of the auxiliary power supply device.
[Explanation of symbols]
1 Electric
28 Human power detection switch (human power detection means)
Claims (6)
上記人力駆動系へのペダル踏力が、所定の第1しきい値を越えたことで人力供給有りを検出し、該第1しきい値より小さい第2しきい値を下回ったことで人力供給無しを検出する人力検出手段と、該人力検出手段により人力供給有りが検出された時から所定の遅延時間経過後に一定大きさの補助動力の供給を開始するとともに、人力供給無しが検出された時補助動力の供給を停止する補助動力制御手段とを備え、該補助動力制御手段は、上記遅延時間を走行状況に応じて変化させることにより、実質的に上記第1しきい値を走行状況に応じて変化させることを特徴とする補助動力式車両。In an auxiliary power vehicle having a human power drive system and an auxiliary power drive system in parallel, the wheels are driven by human power applied to the human power drive system and auxiliary power from the auxiliary power drive system ,
The presence of human power supply is detected when the pedal force applied to the human power drive system exceeds a predetermined first threshold value, and no human power supply is detected when the pedal power is below a second threshold value smaller than the first threshold value. a human power detection means for detecting, starts the supply of the auxiliary power constant magnitude after a predetermined delay time from when there manpower supply is detected by the person force detecting means, when no human power supply is detected auxiliary Auxiliary power control means for stopping the supply of power, the auxiliary power control means substantially changing the first threshold value according to the driving situation by changing the delay time according to the driving situation. An auxiliary power vehicle characterized by being changed .
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