JP4041192B2

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Publication number: JP4041192B2
Application number: JP24730597A
Authority: JP
Inventors: 誠司高野; 英久廣本
Original assignee: Nomura Research Institute Ltd
Current assignee: Nomura Research Institute Ltd
Priority date: 1997-09-11
Filing date: 1997-09-11
Publication date: 2008-01-30
Anticipated expiration: 2017-09-11
Also published as: JPH1185792A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
この発明はデータ検索装置、更に詳しくは、電子化され且つ更新または追加される検索対象データ（特許庁から発行される特許公報データ）に対して、検索条件を吟味する機会を提供してからデータを抽出するための装置に関するものである。
【０００２】
【先行技術】
電子化され且つ更新または追加される検索対象データに対し、検索代行や検索結果の出力サービスを行う業種は、情報の電子化やパーソナルコンピュータの普及と相まって盛んになってきた。
【０００３】
そのようなサービスの中で、公開された特許出願、特許された特許出願など特許庁から出される公報に基づく情報提供サービスも広く行われており、ＳＤＩ検索サービスと呼ばれるサービス形態が、従来から広く行われている。
このＳＤＩ検索サービスとは、定期的に特許庁から発行される特許関連の公報につき、特定の分野や特定の出願人についての検索を継続的に行って、検索でヒットした特許情報を提供するサービスである。
【０００４】
特許出願の電子化、公報のＣＤ−ＲＯＭ化などに伴い、効率的なサービス、多種多様なサービスが提供されるようになった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したＳＤＩ検索サービスでは、以下のような問題点があった。すなわち、サービスを受ける側がサービス提供側と法人契約を結ぶのが通常なので、国際分類に基づく検索条件とするなど、大まかな検索条件を設定することが多く、検索漏れのおそれがある一方、余分なあるいは不要な情報も多く提供されがちである。
【０００６】
一方、上記のような問題に対応するには、検索条件を吟味する機会を経てから検索することが望ましい。しかし、そのような情報検索技術は、一般化されていなかった。本発明が解決すべき課題は、検索条件を吟味する機会を提供してからデータを抽出するための技術を提供することにある。
【０００７】
ここで、請求項１に記載の発明の目的は、検索条件を吟味する機会を提供してからデータを抽出するためのデータ検索装置を提供することである。
【０００８】
なお、本願発明と類似する技術を、予め特許庁のＣＤ−ＲＯＭ公報の利用により、以下の検索式で平成５年以後の特許出願、実用新案登録出願を調査した。
検索式：電子メール×特許情報×インターネット
しかし、本願発明と類似する技術は、発見できなかった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するためのものである。
（請求項１）
請求項１記載の発明は、現在の検索対象特許データを用いて、追加される最新の検索対象特許データの検索条件を確認する機能を備えたデータ検索装置データ検索装置に係る。
すなわち、現在の検索対象特許データと、追加される最新の検索対象特許データとを蓄積する検索対象データベースと、その検索対象データベースにおける前記最新の検索対象特許データから抽出すべき抽出データを特定するための仮検索条件を、クライアントコンピュータから受信して仮に受け付ける検索条件仮入力手段と、その検索条件仮入力手段にて入力された仮検索条件を用いて、前記検索対象データベースにおける現在の検索対象特許データからそのヒット件数を仮演算し、ヒット件数データを作成する件数データ作成手段と、前記件数データ作成手段によって作成されたヒット件数データを前記クライアントコンピュータに出力する件数データ出力手段と、本登録対象となる本検索条件を、クライアントコンピュータから受信して再入力する検索条件再入力手段と、前記検索条件再入力手段によって再入力された本検索条件を本登録する検索条件本登録手段と、その検索条件本登録手段によって本登録された本検索条件に基づいて、追加された最新の検索対象特許データを演算し、課金する本演算手段と、その本演算手段によって演算された検索結果を前記クライアントコンピュータに出力する検索結果提供手段と、を備える。
そして、前記件数データ出力手段は、件数データ作成手段が作成したヒット件数データ、そのヒット件数データが示す特許データ群の書誌項目である書誌項目データ、およびその書誌項目データの表示レベルをユーザに選択させるための階層化レベルデータを、電子メールによってクライアントコンピュータへ送信する送信手段と、前記電子メールにおける書誌項目データおよび階層化レベルデータを部分削除することによって作成された特定用情報を含んだ返信メールを当該クライアントコンピュータから返信された場合にその返信メールを受信する受信手段と、当該特定用情報によって特定されたデータをクライアントコンピュータへ提供する第二次データ送信手段とを備えたことを特徴とする。
【００１０】
（用語説明）
「検索対象特許データ」とは、特許庁から発行される特許公報（出願公開公報、実用新案登録公報など）である。
「対象データ蓄積手段」は、本願発明の抽出データ提供装置のサーバに属するものでなくてもよい。
「件数データ出力手段」によるヒット件数データの出力は、検索条件を入力した者に対して行われる。通常はクライアントであるが、サーバの場合もありうる。
【００１１】
「検索条件」とは、いわゆる検索式の他、抽出データを特定するための条件全てをいい、例えば、「検索対象データ」が複数種類存在するような場合には、それを特定するための条件も検索条件となる。「検索条件」についての入力は、クライアントが直接入力するものの他、サーバがクライアントの代行として入力することとしてもよい。
「検索条件」については「検索対象データ」の更新や追加の時期に合わせて入力することする。自動的に更新するものとしてもよいし、更新や追加の時期に合わせて再入力することとしてもよい。
【００１２】
（作用）
まず、仮検索条件が入力され、データアクセス手段によって、現在の検索対象データを蓄積する対象データ蓄積手段へアクセスし、前記検索条件を用いて現在の検索対象データからそのヒット件数を仮演算する。そして、そのヒット件数から件数データ作成手段がヒット件数データを作成し、そのヒット件数データを件数データ出力手段が出力する。
出力されたヒット件数データに基づいて仮検索条件を再考し、検索条件再入力手段にて再入力する。再入力の必要がなければしない。そして、検索条件本登録手段にて本検索条件として本登録する。最新の検索対象データが追加されたら、本登録された本検索条件によって検索する。
【００１３】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、件数データ出力手段によって出力されるヒット件数データが不適切な値となった場合には、検索条件再入力手段は、再入力を促すこととしたことを特徴とする。
【００１４】
（用語説明）
「不適切な値」とは、例えば、閲覧不能なくらいの多い件数や、予測を下回る少ない件数などであり、サーバ又はクライアントが予め設定した値である。
上記のようなデータ検索装置によれば、ヒット件数データが不適切な値となった場合には、検索条件再入力手段によって再入力が促されるので、検索条件を再考する機会が必ずつくられる。そのため、検索条件の設定ミスを低減させることができる。
【００１５】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、検索条件再入力手段によって入力された本検索条件が、文法的にあり得ない場合には、検索条件再入力手段は、再入力を促すこととしたことを特徴とする。
（用語説明）
「文法的にあり得ない場合」とは、例えば空集合となることが明らかな検索用の論理式であるとか、検索対象データの全部が該当することが明らかな検索条件などである。
上記のようなデータ検索装置によれば、検索条件が文法的にあり得ない場合には、検索条件再入力手段によって再入力が促されるので、検索条件を再考する機会が必ずつくられる。そのため、検索条件の設定ミスを低減させることができる。
【００１６】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、検索条件仮入力手段および検索条件再入力手段はそれぞれ、インターネットを介してクライアントから提供される仮検索条件および本検索条件を入力するものであることを特徴とする。
上記のようなデータ検索装置によれば、検索条件を、インターネットを介してクライアントが入力するので、クライアントは、パーソナルコンピュータやインターネットへの接続環境などがあればよく、ハードウエア的な制約も、従来のサービスよりも小さくできる。また、通信障害に対しても迂回手段があるので、通信回線の混雑やトラブルに強い。
【００１７】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、前記本演算手段によって演算した結果ヒットした件数データを用いて、次に追加される検索対象データにおけるヒット件数またはヒット率たる最新予想データを演算する最新予想データ演算手段と、前記最新予想データを出力する最新予想データ出力手段と、を備えたことを特徴とする。
上記のようなデータ検索装置によれば、検索条件を更新するに際し、最新の検索対象データを用いて演算した最新予想データを入手することができるので、検索条件を再検討するのに便利である。
【００１８】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、最新予想データによって本検索条件の再入力を促す検索条件更新入力手段を備えたことを特徴とする。
上記のようなデータ検索装置によれば、検索条件を更新するに際し、最新予想データによって、検索条件を再検討する機会を強制的に与えられるので、検索条件の入力ミスを低減することができる。
【００１９】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、クライアントが最新予想データの振れ幅の許容範囲を入力する振れ幅入力手段と、前記振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっている場合には、本検索条件を自動更新する検索条件自動更新手段と、前記振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっていない場合には、本検索条件の再入力を促す検索条件更新入力手段と、を備えたことを特徴とする。
上記のようなデータ検索装置によれば、振れ幅入力手段によって振れ幅を入力しておけば、その振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっている場合には検索条件を自動更新してもらえ、振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっていない場合には検索条件の再入力を促してもらえるので、検索条件の管理の手間が低減される。
【００２０】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明を限定し、以下のようなデータ検索装置を提供することもできる。
すなわち、本検索条件の本登録の有効期間をクライアントが設定できるように形成したことを特徴とする。
上記のようなデータ検索装置によれば、検索条件の本登録の有効期間をクライアントが設定できるので、検索条件の管理の手間が低減される。
【００２１】
請求項１記載のデータ検索装置に係る発明のカテゴリーを異ならせることによって、現在の検索対象特許データを用いて、追加される最新の検索対象特許データの検索条件を確認可能なデータ検索方法を提供することもできる。
そのデータ検索方法とは、現在の検索対象特許データと、追加される最新の検索対象特許データとを検索対象データベースに蓄積する検索対象データ蓄積手順と、その検索対象データ蓄積手順によって蓄積された前記最新の検索対象特許データから抽出すべき抽出データを特定するための仮検索条件を、クライアントコンピュータから受信して仮に受け付ける検索条件仮入力手順と、その検索条件仮入力手順にて入力された仮検索条件を用いて、前記検索対象データベースにおける現在の検索対象データからそのヒット件数を仮演算し、ヒット件数データを作成する件数データ作成手順と、前記件数データ作成手順で作成されたヒット件数データを前記クライアントコンピュータに出力する件数データ出力手順と、本登録対象となる本検索条件を、クライアントコンピュータから受信して再入力する検索条件再入力手順と、前記検索条件再入力手順で再入力された本検索条件を本登録する検索条件本登録手順と、その検索条件本登録手順にて本登録された本検索条件に基づいて、追加された最新の検索対象データを演算し、課金する本演算手順と、その本演算手順にて演算された検索結果を前記クライアントコンピュータに出力する検索結果提供手順と、を備える。
そして、前記件数データ出力手順は、件数データ作成手段が作成したヒット件数データ、そのヒット件数データが示す特許データ群の書誌項目である書誌項目データ、およびその書誌項目データの表示レベルをユーザに選択させるための階層化レベルデータを、電子メールによってクライアントコンピュータへ送信する送信手順と、前記電子メールにおける書誌項目データおよび階層化レベルデータを部分削除することによって作成された特定用情報を含んだ返信メールを当該クライアントコンピュータから返信された場合にその返信メールを受信する受信手順と、当該特定用情報によって特定されたデータをクライアントコンピュータへ提供する第二次データ送信手順とを含むこととしたことを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図１から図１１までである。図１から図４までは、通信回線を用いた情報検索サービスの概念図である。図５は、検索条件についての検証ができる情報検索サービスの概念図である。図６は、検索条件の入力画面の一例である。図７は、検索結果を示す画面の一例である。図８は、通信回線を用いて検索をし、階層化した情報を提供するサービスの概念図である。図９から図１１までは、階層化した情報を提供する段階を示す概念図である。
【００２３】
（件数データの配信を含む情報検索）
まず、図１から図４までに基づいて、通信回線を用いた情報検索サービスのシステムの内容について説明する。ここでも検索対象となるデータは、特許庁から発行される特許に関する公報データであり、ＣＤ−ＲＯＭによって毎週配布される。１枚につき、平均して約５０００件の特許情報が納められている。
【００２４】
（図１のシステムの構成）
図１に示す情報検索サービスのシステムは、電子化された公報データを蓄積する公報データ蓄積手段と、その公報データ蓄積手段へアクセス可能なデータアクセス手段と、抽出すべき抽出データを特定するための検索条件を検索対象データの更新または追加時に合わせて入力する検索条件入力手段と、前記検索条件を用いて対象データ蓄積手段から抽出データを抽出するための演算手段と、抽出した抽出データを蓄積する抽出データ蓄積手段と、その抽出データ蓄積手段が蓄積した抽出データを通信回線を介して演算後に提供可能とする抽出データ提供手段とを備えている。また、抽出した抽出データのデータ件数を総計して件数データを作成する件数データ作成手段と、その件数データを、通信回線を介してクライアントへ提供可能とする件数データ提供手段とを備えている。
【００２５】
「公報データ蓄積手段」は、サーバのシステムに属している。このシステムでは、新しい公報データが発行される度に、その公報データは公報データ蓄積手段へ蓄積することとしている。「検索条件」についての入力は、クライアントがインターネットを介して、検索式および他の検索条件として入力する。この検索式は、技術用語や特許用語などのキーワード、出願人などを組み合わせ、「AND」や「OR」などにて作成する。他の検索条件としては、検索対象データに種類が複数ある場合に、それを特定するための条件などである。
「検索条件入力手段」については、新しい公報データが公報データ蓄積手段へ蓄積された後遅滞なく再入力することもできるし、変更がなければ自動的に更新するという設定を行うこととしてもよい。これらの指定は、クライアント側で行える。
「抽出データ提供手段」は、インターネットのブラウザソフトによってクライアントのコンピュータに表示させることができるものである。抽出データの書誌的事項は一覧表にまとめている。更に、その一覧表には、クライアントが閲覧したデータと閲覧していないデータをと区別するため、閲覧していないデータについてのみ文字を反転させて表示している。
【００２６】
ダウンロードする抽出データに対しては、クライアントに便利なデータ加工を施して提供する。例えば、抽出データが複数のファイルで形成されている場合に単独ファイルとするワンファイル化、抽出データを圧縮する圧縮化、抽出データの暗号化、ダウンロード後のデータ加工が容易な文法形式への書換え（例えば、ＨＴＭＬからＰＤＦへの変換、シフト-JIS変換）など、あるいはそれらの組み合わせなどを施している。
「件数データ」とは、検索によってヒットした件数のことであり、ヒット件数がゼロであっても作成する。新しい公報データが公報データ蓄積手段へ蓄積された後遅滞なく作成される。したがって、原則的には、件数データ提供手段は、新しい公報データが発行される毎にクライアントへ件数データを提供することとなる。ただし、クライアントまたはサーバの取り決めによって、件数データの提供を、検索条件が入力または更新される毎としない設定とすることもできる。
【００２７】
「件数データ提供手段」は、本実施の形態では優先的に電子メールを採用することとし、ファックス、ポケットベル、電話などを補助的に採用することもできることとしている。さらに、これらの手段の中から、複数の手段を組み合わせたり、出張、外出などのクライアントの都合などによって変更したりすることもできる。複数の手段を組み合わせる場合、優先手段を決めておき、第一優先の手段によっては送信が行えない事態には、下位の手段へ自動的に切り替える。
【００２８】
なお、「件数データ提供手段」は、電子メールまたはファックスが採用されている場合には、件数データの他、ヒットした件についての書誌的事項をも提供することとしている。図示は省略しているが、本システムには、抽出データを一定期間クライアントが閲覧していない場合には、通信回線を介してクライアントに閲覧を促す連絡をする閲覧促進手段を備える。
ここで、「閲覧促進手段」とは、ファックス、ポケットベル、電話、電子メールなどが可能であるが、クライアント側からの積極的な行動がなくても連絡することができるファックスまたはポケットベルを原則としている。なお、前述の手段の中から、複数の手段を組み合わせたり、出張、外出などのクライアントの都合などによって変更したりすることもできることとしている。
【００２９】
また、複数組の抽出データをクライアントが閲覧していない場合には、抽出データ蓄積手段は、当該複数組の抽出データをひとまとまりのデータとして蓄積することとする。すると、例えば、一定期間の閲覧が行えない状況がクライアント側に発生したなど、クライアントが閲覧していないデータが複数組になってしまった場合、抽出データ蓄積手段が当該複数組の抽出データをひとまとまりのデータとして蓄積するので、効率よく閲覧またはダウンロードすることができる。
【００３０】
（課金システム）
このシステムを利用するクライアントから、サーバがお金を徴収する課金については、図１中にて「課金ｎ（ｎ＝１〜５）」として表している時点において、一または複数時点で課金することとしている。すなわち、検索条件の入力を受け付けた時点、演算を行う時点、抽出データを蓄積した時点、件数データを提供した時点、および抽出データを提供した時点である。
【００３１】
課金方法については、例えば「クライアントからのデータ供給の要求を受けつける要求受付手順と、過去に当該要求と同じ要求があったか否かを判断し、履歴があると判断した場合には課金しないと判断するとともに、履歴がないと判断した場合には課金すると判断する課金判断手順と、課金すると判断する場合には要求の履歴を記録する履歴記録手順とを備えた方法」にて行う。
【００３２】
（図１のシステムの作用および効果）
まず、検索条件入力手段によって検索条件が入力される。検索条件を、インターネットを介してクライアントが入力するので、クライアントはパーソナルコンピュータやインターネットへの接続環境などがあればよく、ハードウエア的な制約も、従来のサービスよりも小さくできる。また、通信障害に対して迂回経路を持つので、従来のオンラインサービスに比べて回線の混雑などにも対処しやすい。
【００３３】
次に、データアクセス手段が、検索対象データを蓄積する対象データ蓄積手段へアクセスし、演算手段によって抽出データが抽出される。抽出した抽出データは、抽出データ蓄積手段が蓄積する。その抽出データ蓄積手段が蓄積した抽出データに対しては、件数データ作成手段が、抽出した抽出データのデータ件数を総計して件数データを作成する。そして、その件数データを件数データ提供手段が、通信回線を介してクライアントへ提供する。クライアントは、抽出データについてのデータ件数を、抽出データ提供手段とは別の手段によって知ることができる。
【００３４】
通信回線を介してデータ件数を知らされたクライアントは、インターネットを介して抽出データを取得する。一覧表示手段が抽出データの書誌的事項を一覧表にまとめているので、抽出データを閲覧する際、あるいはダウンロード後に抽出データにつき一覧表があり、その一覧表には閲覧区別表示がなされているので、クライアントは既に閲覧した抽出データであるか否かを即座に判断でき、閲覧あるいはダウンロードに要する時間を節約することができる。
【００３５】
サーバにとっては、クライアントへの抽出データの提供の完了までを管理する必要がない。したがって、通信回線を用いた従来のデータ提供サービスに比べて迂回経路を利用できることから、回線混雑などのトラブルを回避しやすい。また、検索対象データの中の検索条件に合うデータすべてを取り出すことができ、しかも通信回線によって抽出データが検索対象データの更新や追加の時期に合わせてに送られてくるのを待つだけでよい。抽出データの要不要を判断して取得しにゆくこともできる。したがって、不要な情報を事前にカットすることができるとともに、クライアント側の記憶装置の容量などのハードウエア的な制約も、従来のサービスよりも小さくできる。
【００３６】
ダウンロードする場合には、サーバが予め抽出データに対してクライアントに便利なデータ加工を施しているので、クライアンが抽出データをダウンロードする際、あるいはダウンロード後の扱いが便利である。なお、閲覧促進手段によって、クライアントが一定期間以上、抽出データを閲覧しないという事態を防ぐことに役立つ。一方のサーバにおいては、記憶装置の使用容量の節約に役立つ。
【００３７】
（図２のシステム）
図２に示すシステムは、演算手段によって、件数データと抽出データとを同時に作成してしまうこととしている。
場合によっては、図１に示すシステムよりも演算を効率的に行える。一方、クライアント側には、特にデメリットはない。
【００３８】
（図３のシステム）
図３に示すシステムは、抽出データ蓄積手段につき、クライアントからの抽出データの提供要求を受けた場合に抽出データを蓄積するようにしている。
演算手段によって件数データが作成され（Ａ１）、その件数データは件数データ提供手段を介して（Ａ２）、クライアントへ通知される（Ａ３）。一方、演算手段によって抽出データについてのデータアドレスを作成しておき（Ｂ１）、クライアントから抽出データの取得希望の意思表示があった場合には（Ｂ２）、公報データ蓄積手段に対してアドレス検索を行い（Ｂ３）、抽出データを蓄積し（Ｂ４）、クライアントへ抽出データを提供することとしている（Ｂ５）。
【００３９】
このシステムでは、クライアントからの提供要求を受けるまでは、抽出データを蓄積しない。したがって、サーバ側における抽出データ蓄積手段たる記憶装置を効率的に使用することができる。一方、クライアント側には、特にデメリットはない。
【００４０】
（図４のシステムの構成）
図４に示すシステムは、特別連絡を要する場合を条件設定する特別条件を入力する特別条件入力手段と、通信回線を介してクライアントへ特別連絡を行うための特別連絡手段とを備えるとともに、演算手段は、前記特別条件に当てはまる特別データを検索対象データから検索し、特別連絡手段は、特別データを抽出した場合に、通信回線を介してクライアントへ特別連絡を行うように形成している。
「特別連絡」とは、継続的なウオッチングによって発見できる事態や、緊急性の高い事態や、非常事態が発生した場合など連絡である。「特別条件」とは、条件設定によって予測可能な事態である。サーバ側が設定することもできるが、原則としてクライアントが設定することとしている。特別条件入力手段は、インターネットを介してクライアントから提供される特別条件を入力するものである。なお、特別条件の入力を受け付けたら、クライアントに対して課金をするという設定をしてもよい。
【００４１】
「特別連絡」には、「特別条件」に該当する旨の連絡を必ず含む。その他、該当する件数、該当する件の抽出データの要約、抽出データそのものなどを組み合わせることもできる。「特別条件入力手段」は、抽出データに基づく履歴データを基礎として、特別条件をクライアントが特定する場合の補助となる補助メニューを提供することとしている。
ここで、「履歴データ」とは、抽出データに基づいて作成されるデータであり、例えば、件数データの履歴に基づいて作成した件数推移データである。
また、「補助メニュー」とは、特別条件の特定を補助するメニューであり、例えば、前記の件数推移データを用いるとすれば、件数がそれまでの推移の何割増、何割減ならば「特別条件」に該当する、というように表示するものである。
【００４２】
「特別連絡手段」は、クライアントが有する通信出力機器に対して行うこととする。
ここで「通信出力機器」とは、ファックス、ポケットベル、電話、電子メールなどであるが、クライアント側からの積極的な行動がなくても連絡することができるファックス、ポケットベル、電話などが好ましい。これらの手段の中から、複数の手段を組み合わせたり、出張、外出などのクライアントの都合などによって変更したりすることもできることとしてもよい。
【００４３】
（図４のシステムの作用および効果）
特別条件入力手段によって、特別連絡を要する場合を条件設定する特別条件を入力する。演算手段は、検索対象データから特別条件に当てはまる特別データを検索する。特別データが抽出された場合には、特別連絡手段によってクライアントへ特別連絡を行う。
【００４４】
特別条件に該当する事態となった場合には、クライアントは、抽出データ提供手段とは別の手段によって特別連絡を受けることができ、特別な場合が生じたという意識をタイムリーに持つことができる。特別条件は、インターネットを介してクライアントが入力するので、サーバにおいて演算手段によって演算を行わせる際に特別条件を再入力する手間が省かれる、あるいは軽減される。
また、サーバにおいて、クライアントに対する課金やアクセス履歴のための記録を残す場合などにも、手間が省かれる、あるいは軽減される。
クライアントは、抽出データの履歴を記録しておかなくても、履歴データに基づく特別条件の設定が行える。
【００４５】
（図５のシステムの構成）
図５に示すシステムは、現在の検索対象データを用いて、更新または追加される最新の検索対象データの検索条件を確認する機能を備えたシステムである。すなわち、更新または追加される最新の検索対象データが検索対象データとなる前に、検索対象データから抽出すべき抽出データを特定するための検索条件を仮に入力する検索条件仮入力手段と、現在の検索対象データを蓄積する対象データ蓄積手段へアクセス可能なデータアクセス手段と、前記検索条件を用いて、現在の検索対象データからそのヒット件数を仮演算し、予備データとしてのヒット件数データを作成する件数データ作成手段と、前記ヒット件数データを出力する件数データ出力手段と、前記ヒット件数データに基づいて検索条件を再入力する検索条件再入力手段と、検索条件を本登録する検索条件本登録手段と、を備えているものである。
【００４６】
ここで、「予備データ」とは、ヒット件数である。「検索条件」についての入力は、仮登録、本登録ともクライアントがインターネットを介して入力するものである。
「検索条件」については「検索対象データ」の更新や追加の時期に合わせて入力することするが、本登録につき、クライアントが変更を希望しない場合には自動的に更新する。なお、検索条件の本登録の有効期間をクライアントが設定できるようにしてもよい。
【００４７】
件数データ出力手段によって出力される予備データが不適切な値となった場合には、検索条件再入力手段は、再入力を促すこととしている。
ここで、「不適切な値」とは、例えば、閲覧不能なくらいの多い件数や、予測を下回る少ない件数などであり、サーバ又はクライアントが予め設定した値である。
また、検索条件入力手段によって入力された検索条件が、文法的にあり得ない場合には、検索条件再入力手段は、再入力を促すこととする。
ここで、「文法的にあり得ない場合」とは、例えば空集合となることが明らかな検索用の論理式であるとか、検索対象データの全部が該当することが明らかな検索条件などである。
【００４８】
なお、本登録された検索条件によって、更新または追加された最新の検索対象データを演算する本演算手段と、その本演算手段によって演算した結果ヒットした件数データを用いて、次の更新または追加される検索対象データにおけるヒット件数またはヒット率たる最新予想データを演算する最新予想データ演算手段と、前記最新予想データを出力する最新予想データ出力手段とを備えることもできる。
その場合、最新予想データによって検索条件の再入力を促す検索条件更新入力手段を追加することもできる。更に、クライアントが最新予想データの振れ幅の許容範囲を入力する振れ幅入力手段と、前記振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっている場合には、検索条件を自動更新する検索条件自動更新手段と、前記振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっていない場合には、検索条件の再入力を促す検索条件更新入力手段とを備えることもできる。
【００４９】
（図５のシステムの作用および効果）
まず、検索条件が入力され、データアクセス手段によって、現在の検索対象データを蓄積する対象データ蓄積手段へアクセスし、前記検索条件を用いて現在の検索対象データからそのヒット件数を仮演算する。そして、そのヒット件数から予備データ作成手段が予備データ（ヒット件数またはヒット率）を作成し、その予備データを件数データ出力手段が出力する。
出力された予備データに基づいて検索条件を再考し、検索条件再入力手段にて再入力する。再入力の必要がなければしない。そして、検索条件本登録手段にて検索条件を本登録する。最新の検索対象データが更新または追加されたら、本登録された検索条件によって検索し、検索結果をクライアントへ、クライアントからのインターネットを介してのアクセスに応じて提供する。
【００５０】
予備データが不適切な値となった場合には、検索条件再入力手段によって再入力が促されるので、検索条件を再考する機会が必ずつくられる。そのため、検索条件の設定ミスを低減させることができる。
また、検索条件が文法的にあり得ない場合には、検索条件再入力手段によって再入力が促されるので、検索条件を再考する機会が必ずつくられる。そのため、検索条件の設定ミスを低減させることができる。
【００５１】
また、検索条件を、インターネットを介してクライアントが入力するので、クライアントはパーソナルコンピュータやインターネットへの接続環境などがあればよく、ハードウエア的な制約も、従来のサービスよりも小さくできる。また、通信障害に対して迂回経路を持つので、従来のオンラインサービスに比べて回線の混雑などにも対処しやすい。
【００５２】
検索条件を更新するに際し、最新の検索対象データを用いて演算した最新予想データを入手することができるシステムである場合には、検索条件を再検討するのに便利である。
また、検索条件を更新するに際し、最新予想データによって、検索条件を再検討する機会を強制的に与えられることとすれば、検索条件の入力ミスを低減することができる。
更に、振れ幅入力手段を備えている場合に振れ幅を入力しておけば、その振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっている場合には検索条件を自動更新してもらえる。また、振れ幅の範囲内に最新予想データが納まっていない場合には検索条件の再入力を促してもらえるので、検索条件の管理の手間が低減される。
検索条件の本登録の有効期間をクライアントが設定できるので、検索条件の管理の手間が低減される。
【００５３】
（図６に基づく説明）
図６に示すのは、特許公報に基づく情報検索に関し、サーバがクライアントへ提供する検索条件の入力画面の一例である。
検索対象となる文献の種類をクライアントに選択させる画面では、まず三種類の検索対象の中から、少なくとも一種類を選択する。次に、検索のための検索式を入力する。技術用語、出願人などから、いわゆる「AND」、「OR」などを組み合わせて検索式を入力し、「検索式登録」のボタンアイコンをクリックする。クリックした直後に、検索式の登録一覧の中へ表示が行われ、検索条件の確認が行える。クライアントはこの一覧を確認し、誤りなどがあれば、「取消」のボタンアイコンをクリックする。
【００５４】
（図７に基づく説明）
図７に示すのは、特許公報に基づく情報検索に関し、サーバがクライアントへ提供する画面の一例であって、検索結果を示すための画面の一例である。
検索結果を、検索条件毎に横一列の表示としている。右端に「一覧表示」という表示を行っており、この部分をクリックすると、当該検索条件にてヒットした抽出データが一覧表になって表示される。検索結果の一覧表の下には、「メールアドレス登録」を表示する。この欄は、登録した検索条件によって抽出された抽出データによる件数データを、電子メールで送信してもらうことをクライアントが希望する場合、送信してもらう電子メールアドレスを登録するための画面である。左の空欄にメールアドレスを入力し、右の「メールアドレス登録」というボタンアイコンをクリックして登録する。
【００５５】
なお、「メールアドレス登録」欄の下には、初期検索画面に戻るためのボタンアイコンと、登録方法に関する詳しい説明を求めるためのボタンアイコンとが用意されている。
【００５６】
（図８のシステムの構成）
図８に示すシステムは、検索対象データに対してクライアントが特定した検索条件にて抽出した抽出データを、クライアントに対して通信回線を介して出力するシステムである。このシステムは、抽出データの件数を総計して件数データを作成する件数データ作成手段と、抽出データの内容を１件ごとに階層化するデータ階層化手段と、前記件数データをクライアントへ送信する第一次データ送信手段と、その第一次データ送信手段によって送信された件数データの送信情報を用いて、クライアントが要求する抽出データおよび階層化レベルを特定するためにサーバへ送信する特定用情報を受信するクライアント情報受信手段と、クライアント情報受信手段が受信した特定用情報によって、クライアントが要求したいずれかの段階かの抽出データを送信する第二次データ送信手段とを備える。
【００５７】
ここで「階層化」とは、１件の抽出データにつき、そのデータ全体の他に、タイトルなどの書誌的事項、抄録というように、集約化を施したデータを少なくともひとつ用意することをいう。
図８における階層化は、抽出データに基づいて行っているが、図３で示したように、抽出データについてのアドレスを作成しておいて、後に階層化を行わせることもできる。その場合、クライアントからの提供要求を受けるまでは、階層化した抽出データを蓄積しない。したがって、サーバ側における記憶装置を効率的に使用することができる。一方、クライアント側には、特にデメリットはない。
「第一次データ送信手段」は、電話、ポケットベル、電子メール、ファックス、インターネット通信などである。件数データのほか、各データのタイトルの表示などを含むこととしている。
【００５８】
電子メールの場合を図９に、ファックスの場合を図１０に示す。なお、第一次データ送信手段は、通信回線を用いた複数の手段の組み合わせとし、第一送信手段による送信がエラーとなった場合には、他の手段による送信に切り替える送信制御手段を備えることとしてもよい。
「第二次データ送信手段」は、電話、ポケットベル、電子メール、ファックス、インターネット通信などのほか、抽出データを紙や電子媒体に記録したものを郵送するために準備する手段をも含む。
【００５９】
（図８のシステムの作用および効果）
まず、検索対象データに対してクライアントが特定した検索条件にて抽出データを抽出し、件数データ作成手段によって抽出データの件数を総計して件数データを作成し、第一次データ送信手段によって前記件数データをクライアントへ送信する。
クライアントは、要求する抽出データおよび階層化レベルを特定するためにサーバに特定用情報を送信し、サーバはクライアント情報受信手段によって特定用情報を受信する。一方、サーバは、データ階層化手段によって、抽出データの内容を１件ごとに階層化する。そして、第二次データ送信手段によって、クライアントが要求したいずれかの段階かの抽出データを送信する。
【００６１】
また、サーバがクライアントへ提供したデータを流用する仕組みなので、個人認証が極めて簡単であり、且つ電子メールが備えているセキュリティー機能をそのまま利用することができる。更に、外出先などインターネットへの接続環境が不十分な場合であっても、電子メールの送受信が行えれば、必要なデータを引き出すことができる。
【００６０】
（図９に基づく説明）
図９は、図８に示したシステムの構成の一部のバリエーションについて示している。すなわち、第一次データ送信手段は、電子メールによるサーバからの送信機能を備え、クライアント情報受信手段は、電子メールのリプライ送信機能によって送信された特定用情報を受信する受信機能を備え、第二次データ送信手段は、特定用情報によって特定されたデータをクライアントへ提供可能としたものである。
【００６２】
第一次データ送信手段が送信してくる「件数データ」は、件数の他、出願人および発明の名称からなる書誌的データも添付している。この場合の「第一次データ送信手段」は電子メールであり、「第二次データ送信手段」もまた電子メールである。
「リプライ送信機能」とは、電子メールの受信後の処理として通常「返信」、「リプライ」等と言われる機能であって、当該受信メールの送り主へ送り返す機能のことである。この例においては、選択しない項目は削除して返信することを決まりとしている。すなわち、図９の例では、３件のヒット件数に対して、２番目の件を抄録レベルで欲しいという意思表示を、リプライ返信機能に実現している。
【００６３】
（図９に示すバリエーションに基づく作用および効果）
サーバは、電子メールによって件数データを送信する。電子メールによって件数データを受信したクライアントは、要求する抽出データおよび階層化レベルを特定するために、電子メールのリプライ送信機能を用いてサーバへ特定用情報を送信する。
【００６４】
一方、サーバは、第二次データ送信手段によって、クライアントがリプライ送信機能を用いて要求したいずれかの段階かの抽出データを送信する。クライアントにとっては、選択しない項目の削除操作を伴うリプライ送信機能によって、要求する抽出データおよび階層化レベルを簡単に素早く特定することができる。
【００６５】
（図１０に基づく説明）
図１０もまた、図８に示したシステムの構成の一部のバリエーションについて示している。すなわち、第一次データ送信手段は、ファックスによるサーバからの送信機能を備え、クライアント情報受信手段は、ファックスによって送信された特定用情報を受信する受信機能を備え、第二次データ送信手段は、特定用情報によって特定されたデータをクライアントへ提供可能としたものである。第一次データ送信手段が送信してくる「件数データ」は、図９の場合と同じものであり、件数の他、出願人および発明の名称からなる書誌的データも添付している。
ここにいう「第一次データ送信手段」は、ファックスであり、「第二次データ送信手段」もまたファックスである。「第一次データ送信手段」のファックスシートは、そのまま「第二次データ送信手段」にて返信すればよいマークシート用のシートである。普通紙ファックスでない場合には、一旦普通紙にコピーを撮ってからそれを返信する。
【００６６】
（図１０に示すバリエーションに基づく作用および効果）
サーバは、ファックスによって件数データを送信する。ファックスによって件数データを受信したクライアントは、要求する抽出データおよび階層化レベルを特定するために、サーバへ特定用情報を送信する。一方、サーバは、第二次データ送信手段によって、クライアントが要求したいずれかの段階かの抽出データを送信する。
クライアントにとっては、ファクス用紙に書かれた件数データを検討することによって、要求する抽出データおよび階層化レベルを簡単に特定することができる。
【００６７】
（図１１に基づく説明）
図１１もまた、図８に示したシステムの構成の一部のバリエーションについて示している。すなわち、第一次データ送信手段は、電子メールによるサーバからの送信機能を備え、クライアント情報受信手段は、電子メールのリプライ送信機能によって送信された特定用情報を受信する受信機能を備え、第二次データ送信手段は、特定用情報によって特定されたデータをクライアントへ提供可能としたものである。第一次データ送信手段が最初に送信してくる「件数データ」は、件数のみであり、リプライ送信機能によってリプライした後に、出願公開番号、国際分類、発明の名称および出願人名からなる書誌的データを添付することとしたものである。
【００６８】
図９および図１１にて示したように、「件数データ」やリプライのルールについては、様々なバリエーションがあり得る。
【００６９】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明によれば、検索条件を吟味する機会を提供してからデータを抽出するためのデータ検索装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図１】通信回線を用いた情報検索サービスの概念図である。
【図２】通信回線を用いた情報検索サービスの概念図である。
【図３】通信回線を用いた情報検索サービスの概念図である。
【図４】通信回線を用いた情報検索サービスの概念図である。
【図５】検索条件についての検証ができる情報検索サービスの概念図である。
【図６】検索条件の入力画面の一例である。
【図７】検索結果を示す画面の一例である。
【図８】通信回線を用いて検索をし、階層化した情報を提供するサービスの概念図である。
【図９】階層化した情報を提供する段階を示す概念図である。
【図１０】階層化した情報を提供する段階を示す概念図である。
【図１１】階層化した情報を提供する段階を示す概念図である。[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
  This inventionData retrieval deviceIn more detail, for the retrieval target data (patent gazette data issued by the Patent Office) that is digitized and updated or added, the search condition is provided, and then the data is extracted.apparatusIt is about.
[0002]
[Prior art]
  Industries that provide search services and search result output services for search target data that are digitized and updated or added have become popular in conjunction with the digitization of information and the spread of personal computers.
[0003]
  Among such services, information providing services based on publications issued by the Patent Office, such as published patent applications and patented patent applications, are widely performed, and a service form called an SDI search service has been widely used in the past. Has been done.
  This SDI search service is a service that provides patent information that has been found in searches by continuously searching for specific fields and specific applicants for patent-related publications issued by the JPO on a regular basis. It is.
[0004]
  With the digitization of patent applications and the publication of CD-ROMs in publications, efficient services and a wide variety of services have been provided.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
  However, the above SDI search service has the following problems. In other words, since the service recipient usually enters into a corporate contract with the service provider, there are many cases where rough search conditions are set, such as search conditions based on international classification, and there is a risk of omission of search. Or a lot of unnecessary information tends to be provided.
[0006]
  On the other hand, in order to deal with the above problems, it is desirable to search after an opportunity to examine the search conditions. However, such information retrieval technology has not been generalized. The problem to be solved by the present invention is to provide a technique for extracting data after providing an opportunity to examine search conditions.
[0007]
  here,Claim 1An object of the invention described in (1) is to provide a data search apparatus for extracting data after providing an opportunity to examine search conditions.
[0008]
  In addition, a patent application and a utility model registration application after 1993 were investigated by using the following search formula for the technology similar to the invention of the present application in advance using the CD-ROM publication of the JPO.
  Search formula: E-mail x Patent information x Internet
  However, a technique similar to the present invention could not be found.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  The present invention is for achieving the above-described object.
  (Claim 1)
  The invention described in claim 1 relates to a data search apparatus data search apparatus having a function of confirming a search condition of the latest search target patent data to be added using the current search target patent data.
  That is, in order to identify the search target database that accumulates the current search target patent data and the latest search target patent data to be added, and the extraction data to be extracted from the latest search target patent data in the search target database Search condition provisional input means that receives and temporarily receives the temporary search condition from the client computer, and the temporary search condition input by the temporary search condition input means, the current search target patent data in the search target database Provisional calculation of the hit number from the above, the number data creation means for creating the hit number data, the number data output means for outputting the hit number data created by the number data creation means to the client computer, the registration target This search condition is Search condition re-input means for receiving and re-input, search condition main registration means for main registration of the main search condition re-input by the search condition re-input means, and the book registered by the search condition main registration means Based on the search condition, the present calculation means for calculating and charging the latest added patent data to be searched, and the search result providing means for outputting the search result calculated by the calculation means to the client computer, Prepare.
The number data output means selects the hit number data created by the number data creation means, the bibliographic item data that is the bibliographic item of the patent data group indicated by the hit number data, and the display level of the bibliographic item data. A sending means for sending the hierarchized level data to the client computer by e-mail, and a reply e-mail containing information for identification created by partially deleting the bibliographic item data and hierarchized level data in the e-mail Is returned from the client computer. Receiving means for receiving the reply mail and secondary data transmitting means for providing the data specified by the specifying information to the client computer.Features.
[0010]
  (Glossary)
  “Search target patent data” is a patent gazette (application publication gazette, utility model registration gazette, etc.) issued by the JPO.
  The “target data storage unit” does not have to belong to the server of the extracted data providing device of the present invention.
  The hit number data output by the “number data output means” is performed for the person who entered the search condition. Usually a client, but it could be a server.
[0011]
  “Search conditions” refers to all conditions for specifying extracted data in addition to so-called search formulas. For example, when there are multiple types of “search target data”, conditions for specifying them Is also a search condition. The “search condition” may be input by the server as a proxy for the client, in addition to the direct input by the client.
  The “search condition” is input in accordance with the update or addition time of the “search target data”. It is good also as what updates automatically, and it is good also as re-input according to the time of update or addition.
[0012]
  (Function)
  First, provisional search conditions are input, and the data access means accesses the target data storage means for storing the current search target data, and temporarily calculates the number of hits from the current search target data using the search conditions. Then, from the hit count, the count data creation means creates hit count data, and the hit count data output means outputs the hit count data.
  The temporary search condition is reconsidered based on the output hit count data, and re-input by the search condition re-input means. If there is no need to re-enter. Then, the search condition main registration means performs the main registration as the main search condition. When the latest search target data is added, the search is performed according to the registered main search condition.
[0013]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,When the hit number data output by the number data output means becomes an inappropriate value, the search condition re-input means prompts re-input.
[0014]
  (Glossary)
The “inappropriate value” is, for example, a large number that cannot be browsed or a small number that is lower than expected, and is a value set in advance by the server or the client.
  According to the data retrieval apparatus as described above,If the hit count data becomes an inappropriate value, re-input is prompted by the search condition re-input means, so that an opportunity to reconsider the search condition is always created. Therefore, it is possible to reduce mistakes in setting search conditions.
[0015]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,When the search condition input by the search condition re-input means cannot be grammatically, the search condition re-input means prompts re-input.
  (Glossary)
  “A grammatically impossible case” is, for example, a search logical expression that is clearly an empty set, or a search condition that clearly indicates that all of the search target data is applicable.
  According to the data retrieval apparatus as described above,If the search condition cannot be grammatically, re-input is prompted by the search condition re-input means, so that an opportunity to reconsider the search condition is always created. Therefore, it is possible to reduce mistakes in setting search conditions.
[0016]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,The search condition temporary input means and the search condition re-input means respectively input a temporary search condition and a main search condition provided from a client via the Internet.
  According to the data retrieval apparatus as described above,Since the client inputs the search conditions via the Internet, the client only needs to have a personal computer, an internet connection environment, and the like, and hardware restrictions can be made smaller than those of the conventional service. In addition, since there is a detour means for communication failure, it is strong against communication line congestion and troubles.
[0017]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,The latest prediction data calculation means for calculating the latest number of hits or the hit rate in the search target data to be added next using the number of hit data calculated by the calculation means, and the latest prediction data are output. And a latest predicted data output means.
  According to the data retrieval apparatus as described above,When the search condition is updated, the latest predicted data calculated using the latest search target data can be obtained, which is convenient for reviewing the search condition.
[0018]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,A search condition update input means for prompting re-input of the present search condition by the latest predicted data is provided.
  According to the data retrieval apparatus as described above,When updating the search condition, an opportunity to re-examine the search condition is compulsorily given by the latest predicted data, so that input errors in the search condition can be reduced.
[0019]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,Swing width input means for the client to input the allowable range of the fluctuation width of the latest predicted data, and search condition automatic updating means for automatically updating this search condition when the latest predicted data is within the range of the swing width And search condition update input means for prompting re-input of the search condition when the latest predicted data is not within the range of the fluctuation range.
  According to the data retrieval apparatus as described above,If you input the amplitude with the amplitude input means, if the latest predicted data is within the range of the amplitude, the search condition is automatically updated, and the latest predicted data is within the range of the amplitude. If not, the user is prompted to re-enter the search conditions, so that the trouble of managing the search conditions is reduced.
[0020]
  The invention relating to the data search device according to claim 1 is limited, and the following data search device can also be provided.
That is,It is characterized in that the valid period of the main registration of the main search condition can be set by the client.
  According to the data retrieval apparatus as described above,Since the client can set the valid period of the registration of the search condition, the labor for managing the search condition is reduced.
[0021]
  By varying the category of the invention relating to the data search device according to claim 1,A data search method that can check the search conditions of the latest search target patent data to be added using the current search target patent dataCan also be provided.
  The data search method is  From the search object data storage procedure for storing the current search object patent data and the latest search object patent data to be added in the search object database, and the latest search object patent data accumulated by the search object data storage procedure A search condition provisional input procedure for temporarily receiving a temporary search condition for specifying extracted data to be extracted from a client computer and the provisional search condition input in the search condition provisional input procedure. Temporary calculation of the number of hits from the current search target data in the target database to create hit count data, and count data to output the hit count data created in the count data creation procedure to the client computer The output procedure and the search conditions to be registered Search condition re-entry procedure received from the computer and re-input, search condition main registration procedure for main registration of the main search condition re-input in the search condition re-input procedure, and main registration in the search condition main registration procedure A main calculation procedure for calculating and charging the latest added search target data based on the main search condition, and a search result providing procedure for outputting the search result calculated in the main calculation procedure to the client computer And comprising.
  AndThe number data output procedure is for causing the user to select the hit number data created by the number data creating means, the bibliographic item data that is the bibliographic item of the patent data group indicated by the hit number data, and the display level of the bibliographic item data. A transmission procedure for transmitting the hierarchical level data to the client computer by e-mail, and a reply e-mail including identification information created by partially deleting the bibliographic item data and the hierarchical level data in the e-mail A receiving procedure for receiving a reply mail when a reply is received from the client computer, and a secondary data sending procedure for providing the data specified by the specifying information to the client computerIt is characterized by that.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, the present invention will be described in more detail based on embodiments and drawings. The drawings used here are FIGS. 1 to 11. 1 to 4 are conceptual diagrams of an information search service using a communication line. FIG. 5 is a conceptual diagram of an information search service capable of verifying search conditions. FIG. 6 is an example of a search condition input screen. FIG. 7 is an example of a screen showing search results. FIG. 8 is a conceptual diagram of a service that provides a hierarchical information by searching using a communication line. FIG. 9 to FIG. 11 are conceptual diagrams showing stages for providing hierarchical information.
[0023]
  (Information search including distribution of count data)
  First, the contents of a system for an information search service using a communication line will be described with reference to FIGS. The data to be searched for here is also gazette data relating to patents issued by the Patent Office, and is distributed weekly by CD-ROM. On average, about 5000 patent information is stored per sheet.
[0024]
(System configuration of FIG. 1)
  The system of the information retrieval service shown in FIG. 1 is for specifying publication data storage means for storing digitized publication data, data access means accessible to the publication data storage means, and extraction data to be extracted. Search condition input means for inputting search conditions in accordance with update or addition of search target data, arithmetic means for extracting extracted data from the target data storage means using the search conditions, and storing the extracted data Extraction data storage means, and extraction data provision means for enabling extraction data accumulated by the extraction data storage means to be provided after computation via a communication line. Further, there are provided count data creating means for creating the count data by totaling the number of data of the extracted extracted data, and count data providing means for enabling the count data to be provided to the client via the communication line.
[0025]
  The “publication data storage means” belongs to the server system. In this system, whenever new publication data is issued, the publication data is stored in the publication data storage means. The “search condition” is input by the client as a search expression and other search conditions via the Internet. This search expression is created using “AND” or “OR” by combining keywords such as technical terms and patent terms, applicants, and the like. Other search conditions include conditions for specifying the search target data when there are a plurality of types.
  The “search condition input means” may be set so that new publication data is re-input without delay after the publication data is stored in the publication data storage means, or is automatically updated if there is no change. These specifications can be made on the client side.
  The “extracted data providing means” can be displayed on the client computer by Internet browser software. Bibliographic items of the extracted data are summarized in a list. Further, in the list, only the data that has not been browsed is displayed with characters reversed so as to distinguish the data that has been browsed by the client from the data that has not been browsed.
[0026]
  The extracted data to be downloaded is provided with convenient data processing for the client. For example, if the extracted data is composed of multiple files, it will be converted into a single file that is a single file, compressed to compress the extracted data, encrypted extracted data, and rewritten into a grammar format that can be easily processed after downloading. (For example, conversion from HTML to PDF, shift-JIS conversion) or a combination thereof is performed.
  “Number data” refers to the number of hits by search, and is created even if the number of hits is zero. New publication data is created without delay after it is accumulated in the publication data accumulation means. Therefore, in principle, the number data providing means provides number data to the client every time new publication data is issued. However, according to the agreement of the client or server, the provision of the number data can be set not to be performed every time the search condition is input or updated.
[0027]
  In the present embodiment, the “number data providing means” preferentially adopts e-mail, and can adopt fax, pager, telephone, etc. as an auxiliary. Furthermore, among these means, a plurality of means can be combined or changed according to the convenience of the client such as a business trip or going out. When combining a plurality of means, a priority means is determined, and when the transmission cannot be performed by the first priority means, it is automatically switched to a lower-order means.
[0028]
  Note that the “number data providing means” provides bibliographic information on the hits in addition to the number data when an e-mail or fax is employed. Although not shown in the drawings, the system includes browsing promotion means for making a communication to the client for browsing through the communication line when the client has not browsed the extracted data for a certain period of time.
  Here, “browsing facilitating means” can be fax, pager, telephone, e-mail, etc., but in principle it can be contacted without any active action from the client side. It is said. It should be noted that, among the above-described means, a plurality of means can be combined or changed according to the convenience of the client such as a business trip or going out.
[0029]
  Further, when the client is not browsing a plurality of sets of extracted data, the extracted data storage means stores the plurality of sets of extracted data as a set of data. Then, for example, when the client side has been unable to browse for a certain period of time and there are multiple sets of data that the client is not browsing, the extracted data storage means collects the multiple sets of extracted data. Since it is stored as a set of data, it can be viewed or downloaded efficiently.
[0030]
  (Billing system)
  As for the billing that the server collects money from the client using this system, it is billed at one or a plurality of times at the time indicated as “charging n (n = 1 to 5)” in FIG. Yes. That is, the time when the input of the search condition is accepted, the time when the calculation is performed, the time when the extracted data is accumulated, the time when the number data is provided, and the time when the extracted data is provided.
[0031]
  Regarding the charging method, for example, “a request acceptance procedure for receiving a request for data supply from a client, and whether or not there has been a request that is the same as the request in the past. At the same time, it is performed by a method including a charging determination procedure for determining charging when it is determined that there is no history, and a history recording procedure for recording request history when it is determined that charging is performed.
[0032]
  (Operation and effect of the system of FIG. 1)
  First, a search condition is input by the search condition input means. Since the client inputs the search conditions via the Internet, the client only needs to have a personal computer, an Internet connection environment, and the like, and hardware restrictions can be made smaller than those of conventional services. In addition, since there is a detour path for communication failure, it is easier to deal with congestion of lines compared to conventional online services.
[0033]
  Next, the data access means accesses the target data storage means for storing the search target data, and the extraction data is extracted by the calculation means. The extracted data is stored by the extracted data storage means. For the extracted data accumulated by the extracted data accumulating means, the number data creating means creates the number data by summing up the number of extracted extracted data. The number data providing means provides the number data to the client via the communication line. The client can know the number of data items regarding the extracted data by means different from the extracted data providing means.
[0034]
  A client informed of the number of data items via a communication line obtains extracted data via the Internet. Since the list display means summarizes the bibliographic items of the extracted data in a list, when browsing the extracted data or after downloading, there is a list for each extracted data, and the list is displayed as a separate display The client can immediately determine whether the extracted data has already been browsed, and can save time required for browsing or downloading.
[0035]
  For the server, it is not necessary to manage the completion of the provision of the extracted data to the client. Therefore, since a detour path can be used as compared with a conventional data providing service using a communication line, troubles such as line congestion can be easily avoided. In addition, it is possible to retrieve all the data that matches the search conditions in the search target data, and only wait for the extracted data to be sent by the communication line in time for the update or addition of the search target data. . It is also possible to determine whether the extracted data is necessary and obtain it. Therefore, unnecessary information can be cut in advance, and hardware restrictions such as the capacity of the storage device on the client side can be reduced as compared with the conventional service.
[0036]
  In the case of downloading, since the server performs data processing convenient for the client in advance on the extracted data, it is convenient to handle when the client downloads the extracted data or after the download. In addition, it is useful for preventing the situation where a client does not browse extraction data for a fixed period or more by a browsing promotion means. One server is useful for saving the storage capacity of the storage device.
[0037]
  (System of Fig. 2)
  In the system shown in FIG. 2, the number data and the extracted data are created simultaneously by the calculation means.
In some cases, computation can be performed more efficiently than the system shown in FIG. On the other hand, there is no particular disadvantage on the client side.
[0038]
  (System of FIG. 3)
  The system shown in FIG. 3 stores the extracted data when the extracted data storage means receives a request to provide the extracted data from the client.
  The number data is created by the computing means (A1), and the number data is notified to the client via the number data providing means (A2) (A3). On the other hand, a data address for the extracted data is created by the computing means (B1), and if there is an intention to obtain the extracted data from the client (B2), an address search is performed on the publication data storage means. (B3), the extracted data is accumulated (B4), and the extracted data is provided to the client (B5).
[0039]
  In this system, the extracted data is not accumulated until a provision request from the client is received. Therefore, it is possible to efficiently use a storage device as extraction data storage means on the server side. On the other hand, there is no particular disadvantage on the client side.
[0040]
  (System configuration of FIG. 4)
  The system shown in FIG. 4 includes special condition input means for inputting a special condition for setting a case where special contact is required, and special contact means for making a special contact to a client via a communication line, and a computing means. Is configured to search for special data satisfying the special condition from the search target data, and when the special data is extracted, the special contact means is configured to make a special contact to the client via the communication line.
  “Special contact” refers to a contact that can be discovered by continuous watching, a highly urgent situation, or an emergency. A “special condition” is a situation that can be predicted by setting conditions. Although it can be set on the server side, in principle it is set by the client. The special condition input means inputs special conditions provided from the client via the Internet. Note that it may be set to charge the client when the input of the special condition is accepted.
[0041]
  “Special communication” always includes a notification that the “special condition” is met. In addition, it is possible to combine the number of applicable cases, a summary of the extracted data of the applicable cases, the extracted data itself, and the like. The “special condition input means” provides an auxiliary menu that assists when the client specifies a special condition on the basis of the history data based on the extracted data.
  Here, “history data” is data created based on the extracted data, for example, the number transition data created based on the history of the number data.
  The “auxiliary menu” is a menu that assists in specifying special conditions. For example, if the above-mentioned number transition data is used, if the number of cases increases or decreases, the number of cases changes to “special”. “Condition” is displayed.
[0042]
  The “special contact means” is performed with respect to the communication output device of the client.
  Here, the “communication output device” is a fax, pager, telephone, e-mail, etc., but a fax, pager, telephone, etc. that can be contacted without active action from the client side are preferable. . Among these means, a plurality of means may be combined, or may be changed according to the convenience of the client such as a business trip or going out.
[0043]
  (Operation and effect of the system of FIG. 4)
  The special condition input means inputs a special condition for setting a condition when special contact is required. The calculation means searches for special data that satisfies the special condition from the search target data. When the special data is extracted, a special contact is made to the client by a special contact means.
[0044]
  In the event that a special condition is met, the client can receive special contact by means other than the means for providing the extracted data, and can have timely awareness that a special case has occurred. . Since the special condition is input by the client via the Internet, the trouble of re-inputting the special condition when the calculation is performed by the calculation means in the server is saved or reduced.
  Also, when the server keeps a record for billing or access history for the client, the labor is saved or reduced.
  The client can set special conditions based on the history data without recording the history of the extracted data.
[0045]
  (System configuration of FIG. 5)
  The system shown in FIG. 5 is a system having a function of confirming the search condition of the latest search target data to be updated or added using the current search target data. In other words, before the latest search target data to be updated or added becomes the search target data, the search condition temporary input means for temporarily inputting the search conditions for specifying the extracted data to be extracted from the search target data, and the current Using the data access means accessible to the target data storage means for storing the search target data and the search conditions, the hit number is provisionally calculated from the current search target data, and the hit number data as preliminary data is created. Number data creation means, number data output means for outputting the hit number data, search condition reinput means for re-inputting search conditions based on the hit number data, and search condition main registration means for main registration of search conditions And.
[0046]
  Here, “preliminary data” is the number of hits. The “search condition” is input by the client through the Internet for both temporary registration and main registration.
  The “search condition” is input in accordance with the update or addition timing of the “search target data”, but is automatically updated when the client does not want to change the registration. Note that the client may be able to set the validity period of the main registration of the search condition.
[0047]
  When the preliminary data output by the number data output means becomes an inappropriate value, the search condition re-input means prompts re-input.
  Here, the “inappropriate value” is, for example, a large number of cases that cannot be browsed or a small number that is lower than expected, and is a value set in advance by the server or the client.
  If the search condition input by the search condition input means cannot be grammatically, the search condition re-input means prompts re-input.
  Here, “the grammatically impossible” means, for example, a search logical expression that is clearly an empty set, or a search condition that clearly indicates that all of the search target data is applicable. .
[0048]
  The next update or addition is performed using the present calculation means for calculating the updated or added latest search target data according to the registered search conditions and the number of hit data as a result of calculation by the calculation means. The latest predicted data calculating means for calculating the latest predicted data that is the number of hits or the hit rate in the search target data, and the latest predicted data output means for outputting the latest predicted data.
  In that case, it is also possible to add a search condition update input means for prompting re-input of the search condition by the latest predicted data. Further, a swing input means for the client to input the allowable range of the latest predicted data swing, and a search condition automatic update for automatically updating the search condition when the latest predicted data is within the range of the swing And a search condition update input means for prompting re-input of the search condition when the latest predicted data is not within the range of the fluctuation range.
[0049]
  (Operation and effect of the system of FIG. 5)
  First, a search condition is input, and the data access means accesses the target data storage means for storing the current search target data, and temporarily calculates the number of hits from the current search target data using the search condition. Then, preliminary data creation means creates preliminary data (hit count or hit rate) from the hit count, and the preliminary count data output means outputs the preliminary data.
  Based on the output preliminary data, the search condition is reconsidered and re-input by the search condition re-input means. If there is no need to re-enter. Then, the search condition main registration means performs the main registration of the search condition. When the latest search target data is updated or added, the search is performed according to the registered search conditions, and the search result is provided to the client according to the access from the client via the Internet.
[0050]
  When the preliminary data becomes an inappropriate value, the search condition re-input means prompts re-input, so that an opportunity to reconsider the search condition is always created. Therefore, it is possible to reduce mistakes in setting search conditions.
  If the search condition cannot be grammatically, re-input is prompted by the search condition re-input means, so an opportunity to reconsider the search condition is always created. Therefore, it is possible to reduce mistakes in setting search conditions.
[0051]
  In addition, since the client inputs the search condition via the Internet, the client only needs to have a personal computer or an environment for connection to the Internet, and hardware restrictions can be made smaller than those of the conventional service. In addition, since there is a detour path for communication failure, it is easier to deal with congestion of lines compared to conventional online services.
[0052]
  When updating the search conditions, if the system can obtain the latest predicted data calculated using the latest search target data, it is convenient to review the search conditions.
  In addition, when updating the search condition, if the opportunity to review the search condition is compulsorily given by the latest predicted data, it is possible to reduce search condition input errors.
  Further, if a swing width is input when the swing width input means is provided, the search condition can be automatically updated when the latest predicted data is within the range of the swing width. In addition, when the latest predicted data is not within the range of the fluctuation range, the user is prompted to re-enter the search condition, so that the trouble of managing the search condition is reduced.
  Since the client can set the valid period of the registration of the search condition, the labor for managing the search condition is reduced.
[0053]
  (Explanation based on FIG. 6)
  FIG. 6 shows an example of a search condition input screen provided by the server to the client regarding information retrieval based on the patent gazette.
  On the screen that allows the client to select the type of document to be searched, first, at least one type is selected from the three types of search targets. Next, a search expression for search is input. Enter a search formula from technical terms, applicants, etc., combining so-called “AND”, “OR”, etc., and click the “Register Search Formula” button icon. Immediately after clicking, it is displayed in the search expression registration list, and the search condition can be confirmed. The client checks this list, and if there is an error, clicks the “Cancel” button icon.
[0054]
  (Explanation based on FIG. 7)
  FIG. 7 shows an example of a screen provided to the client by the server for information retrieval based on the patent gazette, and is an example of a screen for showing a search result.
  The search results are displayed in a horizontal row for each search condition. “List display” is displayed on the right end, and when this portion is clicked, the extracted data hit by the search condition is displayed as a list. Under the list of search results, “e-mail address registration” is displayed. This column is a screen for registering an e-mail address to be transmitted when the client desires to transmit the number data based on the extracted data extracted by the registered search condition by e-mail. Enter your e-mail address in the left blank and click the “E-mail address registration” button icon on the right to register.
[0055]
  Note that a button icon for returning to the initial search screen and a button icon for requesting a detailed explanation regarding the registration method are prepared under the “mail address registration” field.
[0056]
  (System configuration of FIG. 8)
  The system shown in FIG. 8 is a system that outputs extracted data extracted from search target data under a search condition specified by a client to a client via a communication line. The system includes a count data creation means for creating the count data by summing up the number of the extracted data, a data tiering means for stratifying the contents of the extracted data one by one, and a first process for transmitting the count data to the client. Using the primary data transmission means and the transmission information of the number data transmitted by the primary data transmission means, the extraction data requested by the client and the identification information to be transmitted to the server in order to identify the hierarchical level Client information receiving means for receiving, and secondary data transmitting means for transmitting extracted data at any stage requested by the client according to the identification information received by the client information receiving means.
[0057]
  Here, “hierarchical” refers to preparing at least one aggregated data, such as a bibliographic item such as a title and an abstract, in addition to the entire data, for each piece of extracted data.
  Although the hierarchization in FIG. 8 is performed based on the extracted data, as shown in FIG. 3, it is also possible to create an address for the extracted data and perform the hierarchization later. In that case, the hierarchically extracted data is not accumulated until a provision request from the client is received. Therefore, the storage device on the server side can be used efficiently. On the other hand, there is no particular disadvantage on the client side.
  The “primary data transmission means” is a telephone, a pager, an e-mail, a fax, an internet communication or the like. In addition to the number data, the title of each data is displayed.
[0058]
  FIG. 9 shows the case of electronic mail, and FIG. 10 shows the case of fax. The primary data transmission means includes a combination of a plurality of means using a communication line, and includes transmission control means for switching to transmission by other means when transmission by the first transmission means results in an error. It is good.
  “Secondary data transmission means” includes telephone, pager, e-mail, fax, Internet communication, and the like, as well as means for preparing the extracted data recorded on paper or electronic media for mailing.
[0059]
(Operation and effect of the system of FIG. 8)
  First, the extracted data is extracted from the search target data under the search conditions specified by the client, the number of extracted data is totaled by the number data creation means, and the number of cases is created by the primary data transmission means. Send data to the client.
  The client transmits identification information to the server in order to identify the requested extracted data and the hierarchical level, and the server receives the identification information by the client information receiving means. On the other hand, the server hierarchizes the contents of the extracted data one by one by the data hierarchizing means. Then, the secondary data transmission means transmits the extracted data at any stage requested by the client.
[0061]
  In addition, since the data provided by the server to the client is used, personal authentication is extremely simple, and the security function provided in the e-mail can be used as it is. Furthermore, even if the environment for connecting to the Internet such as a place where the user is away is insufficient, necessary data can be retrieved if electronic mail can be transmitted and received.
[0060]
  (Explanation based on FIG. 9)
  FIG. 9 shows some variations of the configuration of the system shown in FIG. That is, the primary data transmission means has a transmission function from the server by e-mail, and the client information reception means has a reception function to receive the information for identification transmitted by the reply transmission function of the e-mail. The next data transmitting means can provide the data specified by the specifying information to the client.
[0062]
  The “number data” transmitted by the primary data transmitting means is attached with bibliographic data including the name of the applicant and the invention in addition to the number of cases. In this case, the “primary data transmission unit” is an electronic mail, and the “secondary data transmission unit” is also an electronic mail.
  The “reply sending function” is a function usually called “reply”, “reply” or the like as a process after receiving an e-mail, and is a function to send back the received mail to the sender. In this example, items that are not selected are deleted and returned. That is, in the example of FIG. 9, the reply reply function realizes an intention display that the second item is desired at the abstract level for the number of hits of three items.
[0063]
  (Operations and effects based on the variations shown in FIG. 9)
  The server transmits the count data by electronic mail. The client that has received the count data by e-mail transmits identification information to the server by using an e-mail reply transmission function in order to specify the requested extracted data and the hierarchical level.
[0064]
  On the other hand, the server transmits the extracted data at any stage requested by the client using the reply transmission function by the secondary data transmission means. For the client, the extraction data to be requested and the hierarchical level can be easily and quickly specified by the reply transmission function accompanied by the deletion operation of the item not to be selected.
[0065]
  (Explanation based on FIG. 10)
  FIG. 10 also shows some variations of the configuration of the system shown in FIG. That is, the primary data transmission means has a transmission function from the server by fax, the client information reception means has a reception function to receive the specific information transmitted by fax, and the secondary data transmission means has The data specified by the specifying information can be provided to the client. The “number data” transmitted by the primary data transmitting means is the same as that in FIG. 9, and bibliographic data including the name of the applicant and the invention is attached in addition to the number of cases.
  The “primary data transmission means” here is a fax, and the “secondary data transmission means” is also a fax. The fax sheet of “primary data transmission means” is a sheet for a mark sheet that can be returned as it is by “secondary data transmission means”. If it is not plain paper fax, make a copy on plain paper and send it back.
[0066]
  (Operations and effects based on the variations shown in FIG. 10)
  The server sends the count data by fax. The client that has received the count data by fax transmits identification information to the server in order to specify the requested extraction data and the level of hierarchy. On the other hand, the server transmits the extracted data at any stage requested by the client by the secondary data transmitting means.
  For the client, by examining the number data written on the fax paper, it is possible to easily specify the required extraction data and the hierarchical level.
[0067]
  (Explanation based on FIG. 11)
  FIG. 11 also shows some variations of the system configuration shown in FIG. That is, the primary data transmission means has a transmission function from the server by e-mail, and the client information reception means has a reception function to receive the information for identification transmitted by the reply transmission function of the e-mail. The next data transmitting means can provide the data specified by the specifying information to the client. The "number data" that the primary data transmission means transmits first is only the number of cases, and after replying by the reply transmission function, bibliographic data consisting of the application publication number, international classification, name of the invention and the name of the applicant Is to be attached.
[0068]
  As shown in FIGS. 9 and 11, there can be various variations on the “number data” and the reply rule.
[0069]
【The invention's effect】
  Claim 1According to the invention described in (1), it is possible to provide a data search device for extracting data after providing an opportunity to examine search conditions.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram of an information search service using a communication line.
FIG. 2 is a conceptual diagram of an information search service using a communication line.
FIG. 3 is a conceptual diagram of an information search service using a communication line.
FIG. 4 is a conceptual diagram of an information search service using a communication line.
FIG. 5 is a conceptual diagram of an information search service capable of verifying search conditions.
FIG. 6 is an example of a search condition input screen.
FIG. 7 is an example of a screen showing search results.
FIG. 8 is a conceptual diagram of a service that performs search using a communication line and provides hierarchical information.
FIG. 9 is a conceptual diagram illustrating a stage of providing hierarchical information.
FIG. 10 is a conceptual diagram illustrating a stage of providing hierarchical information.
FIG. 11 is a conceptual diagram illustrating a stage of providing hierarchical information.

Claims

A data search device having a function of confirming a search condition of the latest search target patent data to be added using the current search target patent data,
A search target database that accumulates the current search target patent data and the latest search target patent data to be added;
Temporary search conditions for specifying provisional search conditions for extracting extracted data to be extracted from the latest search target patent data in the search target database from a client computer and temporarily receiving the search condition provisional input means;
Using the temporary search condition input by the search condition temporary input means, the number of hits data creation means for temporarily calculating the hit number from the current search target patent data in the search target database, and creating hit number data,
Number data output means for outputting hit number data created by the number data creation means to the client computer;
A search condition re-input means for receiving and re-entering the main search condition to be registered from the client computer;
Search condition main registration means for main registration of the main search conditions re-input by the search condition re-input means;
Based on the main search conditions registered by the search condition main registration means, the main calculation means for calculating and charging the latest added search target patent data;
Search result providing means for outputting the search result calculated by the main calculation means to the client computer,
The number data output means allows the user to select the hit number data created by the number data creation means, the bibliographic item data that is the bibliographic item of the patent data group indicated by the hit number data, and the display level of the bibliographic item data. Transmitting means for transmitting the hierarchical level data of the client to the client computer by e-mail;
Receiving means for receiving a reply mail when a reply mail including identification information created by partially deleting bibliographic item data and hierarchical level data in the electronic mail is returned from the client computer;
A data search apparatus comprising : secondary data transmission means for providing data specified by the specifying information to a client computer .