JP4040279B2 - VoIPサービスの卸売りにおける料金計算方法、プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

VoIPサービスの卸売りにおける料金計算方法、プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、VoIP(Voice over IP)サービスの卸売りを行なう方法に関し、特に料金計算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
VoIP(Voice over IP)は、インターネット(IP網)上において音声情報を送受信するための技術である。VoIPにおける通話(呼)の送受信を司る装置はGK(Gate Keeper)と呼ばれる。呼制御装置では、CDR(Call Detail Record)と呼ばれるログを記録、出力する。CDRには、発信側電話番号、着信側電話番号、接続時間等が記録される。CDRは呼が発生するたびに記録されるので、必然的に、呼制御装置には複数個のCDRが保存される。
【0003】
VoIPサービスで必要とされる料金計算方法は大きく2つに分類すると、ユーザのサービス利用時間の量に依らず料金を一定にする方法(定額課金)と、ユーザのサービス利用時間に応じて料金を計算する方法(従量課金)とがある。
【0004】
このうち、従量課金を実現するためには、料金計算の元となる各ユーザのサービス利用時間を計算する必要がある。VoIPにおいては、呼制御装置で記録、出力されるCDRを利用してサービス利用時間を計測する方法が一般的である。既に説明したように、CDRには、発信側電話番号、着信側電話番号、接続時間等が記録されている。そこで、あらかじめユーザと発信電話番号を1対1に対応させておき、さらに発信電話番号ごとに接続時間を集計することにより、各ユーザのサービス利用時間を計測することが可能となる。
【0005】
以下、各ユーザに対する料金の計算方法について図7のフローチャートにより説明する。以下の説明では、CDRの中に含まれる接続時間という用語を度数という用語に代える。この用語の変更によって方法が本質的に変わることはない。
【0006】
まず、レコードとして発電話番号と着電話番号と度数を含むCDRデータを複数有するデータベース(図8)からCDRデータを入力する(ステップ41)。次に、複数のCDRデータを発電話番号ごとに振り分ける(ステップ42)。次に、請求する料金を発電話番号ごとに計算する(ステップ43)。最後に、料金を出力する(ステップ44)。
【0007】
発電話番号ごとに料金を計算するステップ43では、例えば、CDR中の度数をすべて積算(足し算)し、その合計度数に対してある定数を乗算する。このようにして、合計通話時間に比例させた料金の計算が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ある事業者が、事業者自身でユーザを集め、彼らに対してVoIPサービスを提供しようとしている場合を考える。以下では、この事業者をVoIP小売事業者と呼ぶ。この時、VoIP小売事業者が集めたユーザへVoIPサービスを提供するための実現方法としては以下の方法が考えられる。
1)VoIP小売事業者は、自身で呼制御装置を調達し、その呼制御装置を使って、自身のユーザへVoIPサービスを提供する。
2)VoIP小売事業者は、他の事業者が所有し管理する呼制御装置を使って、自身のユーザへVoIPサービスを提供する。
【0009】
1の方法を用いた場合は、従来の技術の範疇でVoIPサービスを提供することが可能であり、システム実現上の問題はない。各ユーザへの料金計算についても、従来からある方法により計算することが可能である。
【0010】
ただし、VoIP小売事業者自身が呼制御装置を調達しなければならないために生じるいくつかのデメリットがある。例えば、呼制御装置自体の値段が比較的高く、初期投資費用が高いという点や、呼制御装置の維持管理作業に手間がかかるという点である。
【0011】
呼制御装置が比較的高額になってしまうことに関して、その原因の1つに、音声情報の送受信サービスにおいては、音声データ品質の重要度が比較的高いという点がある。会話を送受信する音声情報の遅延や、ロス(欠損)は、ユーザに対する著しいサービス低下になってしまう可能性がある。したがって、サービス低下を防ぐために、呼制御装置は、端末間で流れるデータの帯域制御を行うなどして音声情報の遅延やロスを可能な限り少なくする機能、即ち通話品質を保つ機能を必要とする。呼制御装置はこのような機能を付加する分だけ価格が高額になる。
【0012】
呼制御装置の維持管理作業に関しては、制御しようとする電話番号の登録、変更、削除を行う作業や、呼制御装置が処理した呼情報(CDR:Call Detail Record)を収集する作業、収集したCDRから各ユーザへの料金を計算する作業等がある。呼制御装置を自前で所有し管理していくには、これらの作業を日常的に行っていく必要がある。
【0013】
このようなデメリットがあるために、これらのデメリットを克服できないVoIP小売事業者、例えば呼制御装置の初期費用を用意できないVoIP小売事業者や、日常の呼制御装置の維持管理をしていくのに必要な作業を行う人手を用意することができないVoIP小売事業者は、呼制御装置を自身で用意して運営していくことをあきらめなければならない。即ち1の方法を選択することはできない。
【0014】
一方、2の方法を用いた場合には、VoIP小売事業者が自身で呼制御装置を用意する必要がないという点においては1の方法に対して優位である。特に、1の方法のデメリットが原因で1の方法を選択できなかったVoIP小売事業者にとって有利な方法である。
【0015】
2の方法におけるシステムの実現性を考えると、2の方法と1の方法の違いは、呼制御装置の所有者が、1の方法では、VoIP小売事業者であったのに対し、2の方法では、そのVoIP小売事業者以外である、という点だけが異なる。システムの実現性において、システムを構成する装置の所有者が誰であるかについては、本質的な影響はなく、実際、2の方法を実現するシステムは、1の方法と同様に従来の方法によって実現可能である。
【0016】
このように、従来の技術であっても2の方法を実現するシステムを構築することは可能であるが、2の方法を使って、VoIPサービスをビジネスとして実現するには、以下に示すいくつかの問題がある。
【0017】
2の方法の問題を指摘する前に、2の方法を使った場合のアクターの整理と、それぞれのアクター間でやりとりされるサービスとお金の流れについて説明する。
【0018】
まず、2の方法におけるアクターについて整理すると、VoIPサービスを受けるユーザと、ユーザへVoIPサービスを提供するVoIP小売事業者と、呼制御装置を所有し、VoIP小売事業者へその機能を提供するVoIP卸売事業者という3種類のアクターに整理される。
【0019】
次に、アクター間でやり取りされるサービスとお金の流れについて図9により説明する。サービスの流れについては、VoIP卸売事業者AがVoIP小売事業者B1,B2に提供するVoIP卸売サービスと、VoIP小売事業者B1,B2がユーザC1,C2,C3に提供するVoIP小売サービスがある。お金の流れについては、VoIP小売事業者B1,B2がVoIP卸売事業者Aへ支払うVoIP卸売使用料と、ユーザC1,C2,C3がVoIP小売事業者B1,B2に支払うVoIP使用料がある。
【0020】
さて、支払われるお金については、それぞれのサービスの対価として支払われるものである。したがって、支払われるお金は何らかの形でサービスの量に依存した金額になることが望まれることが一般的である。例えば、サービスを5単位提供した場合は50円、サービスを20単位提供した場合は200円などである。
【0021】
ここで、支払われる料金をサービスの量に依存させるように計算する方法(従量計算)について考える。ユーザC1〜C3がVoIP小売事業者B1,B2へ支払うVoIP使用料に関しては、1の方法と同様にすることで従量計算することができるので問題ない。VoIP小売事業者B1,B2がVoIP卸売事業者Aへ支払うVoIP卸売使用料について、これを従来の技術で計算することはできなかった。
【0022】
2の方法についての説明は以上である。2の方法について以下にまとめる。VoIP小売事業者が、他の事業者(VoIP卸売事業者)の呼制御装置を使って、自身のユーザへVoIPサービスを提供するという2の方法について、システム構成としては、従来の技術の範疇でこれを構築することが可能である。しかし、VoIP卸売事業者とVoIP小売事業者間の事業者間精算の料金を計算しようとするときに、従来の技術ではこれを計算できないという問題があった。
【0023】
以上説明したように、従来、VoIP小売事業者が自身のユーザに対してVoIPサービスを提供しようとした場合には、GK等の呼制御装置をそのVoIP小売事業者自身が用意すればシステム上実現可能であるが、初期費用や維持管理などの点でデメリットがあった。一方、そのVoIP小売事業者が、他の事業者が所有する呼制御装置を使って自身のユーザに対してVoIPサービスを提供することに関しては、従来、CDR上から得られる本質的な情報は「発ID」と「着ID」と「度数」しかなく、「発事業者ID」、「着事業者ID」の情報をCDRから得ることはできなかったため、2つの事業者間で精算する料金を計算することができないなどの問題があり、実現することができなかった。
【0024】
したがって、本発明の目的は、VoIP小売事業者が、他の事業者が所有する呼制御装置を使って、自身のユーザに対してVoIPサービスを提供すること、即ち、事業者間のVoIPサービスの卸売りを可能にし、VoIP小売事業者が呼制御装置を持つことなく手軽にVoIPサービスを提供できる、VoIP卸売りにおける料金計算方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、呼制御装置の呼情報(CDR)に記録されている、発信者電話番号、着信者電話番号、度数の情報を処理する方法を提供することにより、ユーザに対してVoIPサービスを提供する事業者(VoIP小売事業者)と、呼制御装置を所有および維持管理し、呼制御装置の機能をVoIP小売事業者へ提供する事業者(VoIP卸売り事業者)との間で発生する事業者間精算料金を計算できるようにしたものである。
【0026】
すなわち、本発明の第1の態様によれば、呼制御装置と電話番号管理装置と料金計算装置がVoIP卸売り事業者によって管理、運用されるVoIPサービスシステムにおいて、前記料金計算装置が、前記VoIP卸売り事業者がVoIP小売事業者に対して請求する料金計算する方法は、
呼制御装置にある、レコードとして発電話番号と着電話番号と度数を含むCDRデータを複数有する第1のデータベースからCDRデータを入力するステップと、
電話番号管理装置にある、レコードとして電話番号と事業者番号を含む事業者データを複数有する第2のデータベースから、入力されたCDRデータの発電話番号に対応する発事業者番号として、該発電話番号と一致する電話番号を持つ発事業者番号を検索するステップと、
CDRデータそれぞれに対し、検索された事業者番号をレコードとして追加するステップと、
事業者番号が追加された複数のCDRデータを事業者番号ごとに振り分けるステップと、
事業者に請求する料金を、振り分けられたCDRデータごとに計算するステップと、
計算された料金を出力するステップと
を有する。
【0027】
また、本発明の第2の態様によれば、呼制御装置と電話番号管理装置と料金計算装置がVoIP卸売り事業者によって管理、運用されるVoIPサービスシステムにおいて、前記料金計算装置が、前記VoIP卸売り事業者がVoIP小売事業者に対して請求する料金計算する方法は、
呼制御装置にある、レコードとして発電話番号と着電話番号と度数を含むCDRデータを複数有する第1のデータベースからCDRデータを入力するステップと、
電話番号管理装置にある、レコードとして電話番号と事業者番号を含む事業者データを複数有する第2のデータベースから、入力されたCDRデータの発電話番号に対応する発事業者番号として、該発電話番号と一致する電話番号を持つ発事業者番号を検索し、CDRデータそれぞれに対し、前記の検索された発事業者番号をレコードとして追加し、電話番号管理装置にある、レコードとして電話番号と着事業者番号を含む事業者データを複数有するのデータベースから、入力されたCDRデータの着電話番号に対応する着事業者番号として、該着電話番号と一致する電話番号を持つ着事業者番号を検索し、CDRデータそれぞれに対し、前記の検索された着事業者番号をレコードとして追加するステップと、
発事業者番号および着事業者番号が追加された複数のCDRデータを、発事業者番号と着事業者番号の異なる組み合わせに振り分けるステップと、
発事業者、着事業者に請求する料金を、振り分けられたCDRデータごとに計算するステップと、
計算された料金を出力するステップと
を有する。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0029】
図1は本発明の一実施形態のシステム構成図である。呼制御装置1、電話番号管理装置2、料金計算装置3、ユーザ登録装置41,42、ISPユーザ収容装置51,52がネットワーク(たとえばIP網)7によって互いに接続され、ISPユーザ収容装置51,52にそれぞれユーザ端末61,62が接続されている。
【0030】
呼制御装置1と電話番号管理装置2と料金計算装置3はVoIP卸売り事業者Aによって管理、運用される。ユーザ登録装置41とISPユーザ収容装置51はVoIP小売事業者B1によって管理、運用される。ユーザ端末61はエンドユーザC1によって使用される。ユーザ登録装置42とISPユーザ収容装置52はVoIP小売事業者B2によって管理、運用される。ユーザ端末62はエンドユーザC2によって使用される。
【0031】
呼制御装置1は例えばゲート・キーパー(GK)、コントロール・エージェント(CA)、コール・エージェント(CA)等である。電話番号管理装置2は電話番号の管理とVoIP卸売り事業者Aの事業者番号を管理する。料金計算装置3はVoIP卸売り事業者AがVoIP小売事業者B1,B2に対して請求する料金を計算する。ユーザ登録装置41,42はそれぞれエンドユーザC1,C2からVoIPサービスの申し込みを受け付け、受け付けた情報等を呼制御装置1、電話番号管理装置2に設定する。ISPユーザ収容装置51,52は、例えばリモート・アクセス・サーバ(RAS)である。ユーザ端末61,62は、例えばVoIP端末やPC上で稼動するインターネット・フォン・ソフトウェア、Webブラウザである。
【0032】
次に、本実施形態の動作について説明する。
1.小売事業者登録
VoIP卸売り事業者Aは、VoIP小売事業者B1,B2に対して事業者番号を割り当て、VoIP小売事業者B1,B2に割り当てた事業者番号と、VoIP小売事業者B1,B2を識別する情報(例えばVoIP小売事業者の名称、住所等)を組にして(表1)、電話番号管理装置2内の第1のデータベースに登録する。
【0033】
【表1】
Figure 0004040279
VoIP小売事業者B1が管理、運用するユーザ登録装置41が送信する事業者番号が上記で割り当てた事業者番号になるように設定する。
2.ユーザ登録
エンドユーザC1はユーザ端末61をISPユーザ収容装置51に接続し、ネットワーク7に接続する。
【0034】
以下、図2のフローチャートにより説明する。
【0035】
エンドユーザC1は、ユーザ端末61からVoIP小売事業者B1が提供するユーザ登録装置41に対してVoIPサービスの申し込みを行う(ステップ11)。ユーザ登録装置41は電話番号管理装置2に対し、電話番号の払出要求を行う(ステップ12)。この要求においては、「1.事業者登録」で記述したように、既にこのVoIP小売事業者B1へ割り当てられた事業者番号が電話番号管理装置2へ送信される。電話番号管理装置2は電話番号を新規に払い出す(ステップ13)。この際、既に払い出し済みの電話番号は管理しておき、新規に電話番号を払い出す際に、既に払い出し済みの電話番号を再び払い出さないようにする。既に払い出し済みの電話番号を管理する方法は後述する。電話番号管理装置2は上記で新規払出を行った電話番号と、ユーザ登録装置41から送信された事業者番号を組にして(表2)第2のデータベースに管理する(ステップ14)。
【0036】
【表2】
Figure 0004040279
この際、新規払出を行った電話番号はこの処理で必ず管理されることになる。したがって、上記の処理は、払い出し済みの電話番号の管理も同時に行っていることになる。既に払い出し済みの電話番号を管理する方法は上記処理に従って行われる。電話番号管理装置2は払出を行った電話番号をユーザ登録装置41へ送信する(ステップ15)。ユーザ登録装置41はこの電話番号をユーザ端末61へ送信する(ステップ16)。エンドユーザC1はユーザ端末61の画面を閲覧することで、VoIPサービスの申し込みの結果得られた電話番号を知る。
3.呼制御装置1にアクセスするための情報をエンドユーザへ通知
VoIP小売事業者B1はエンドユーザC1に対し、エンドユーザC1が呼制御装置1にアクセスするために必要な情報を提供する。「2.ユーザ登録」のフロー(図2)の中で、ユーザ登録装置41から電話番号をユーザ端末61へ送信する際に、同時にこれらの情報を送信する。
4.エンドユーザによるVoIPサービスの利用開始
エンドユーザC1はユーザ端末61をISPユーザ収容装置51へ接続し、ネットワーク7に接続することにより、ユーザ端末61を呼制御装置1へ接続する。この接続に必要な情報は、エンドユーザC1が「3.呼制御装置1にアクセスするための情報をエンドユーザへ通知」で得ている情報をあらかじめユーザ端末61に設定しておく。ユーザ端末62も同様に呼制御装置1に接続している。
【0037】
エンドユーザが他のユーザへVoIPサービスを使って接続する手順を以下に示す。エンドユーザC1は接続する相手の電話番号(この電話番号はユーザ端末62を指すものとする)をユーザ端末61に設定する。ユーザ端末61は呼制御装置1にこの電話番号を送信する。呼制御装置1はこの電話番号で示されるユーザ端末62を呼び出す。別のエンドユーザC2がユーザ端末62に対する呼び出しに応答する。以上で、VoIPサービスを使ったユーザ端末61とユーザ端末62間の接続が行える。
5.エンドユーザによるVoIPサービスの利用終了
ユーザ端末61あるいはユーザ端末62のいずれかからVoIPサービス終了要求が呼制御装置1へ送信される。呼制御装置1はこの終了要求に基づき、該当するVoIPサービスを終了する。この際、呼制御装置1は、該当するVoIPサービス(呼)の情報をCDRとして出力する。CDRには「発信者電話番号」と「着信者電話番号」と「度数」が記録されている。出力したCDRは呼制御装置1内に記録、保存しておき、後で外部から読み出せるようにする。
6.料金計算(図3)
料金計算装置3は例えば月に1度のタイミングでネットワーク7を経由して呼制御装置1と電話番号管理装置2へアクセスする。
【0038】
料金計算装置3は呼制御装置1からCDRデータを入力する(ステップ21)。このCDRデータをCDR1とする。CDR1の各レコードには「発信者電話番号」と「着信者電話番号」と「度数」が記録されている。
【0039】
料金計算装置3は電話番号管理装置2から電話番号と事業者番号の組(電話番号管理装置2における第2のデータベース(表2)を参照)を受信する(ステップ22)。この組を事業者番号DBとする。事業者番号DBは「電話番号」と「事業者番号」が記録されたレコードが複数個記録されている。料金計算装置3はCDR1に記録されているそれぞれのレコードに対し追加する「事業者番号」を検索する(ステップ23)。追加する事業者番号の値は以下の手順により決定される。事業者番号DB中の各レコードの中から、事業者番号DBレコードの「電話番号」と、CDR1中の「発信者電話番号」とが同じ値を持つようなレコードを抽出する。抽出した事業者番号DBレコードの「事業者番号」を上記事業者番号とする。
【0040】
料金計算装置3はCDR1に記録されているそれぞれのレコードに対して、検索された事業者番号を追加する(ステップ23)。CDR1のそれぞれのレコードに対して「事業者番号」を追加したものをCDR2とする。CDR2の各レコードには「発信者電話番号」と「着信者電話番号」と「度数」と「事業者番号」が記録されている。
【0041】
料金計算装置3は、CDR2の各レコードについて、同じ「事業者番号」を持つレコード同士をまとめる(振り分ける)(ステップ24)。この処理によってCDR2の各レコードが複数個のグループに振り分けられ、各グループの中では、レコードの「事業者番号」の値が同一となる。各グループ中のレコードの「事業者番号」をそのグループの「事業者番号」とする。
【0042】
料金計算装置3は、度数を引数とするあらかじめ決められた手順に従って各グループ内のCDR2レコードに対して料金計算を行う(ステップ25)。例えば、度数に一定値を乗算して料金とする等である。この結果得られた料金を「事業者へ請求する料金」とする。この料金計算を行うステップ25は、図4に示すように、各発事業者に対する料金の計算(ステップ25a)と、着事業者に対する料金の計算(ステップ25b)からなる。
【0043】
以上までの処理により、料金計算装置3は、各グループそれぞれについて、「事業者番号」と「事業者へ請求する料金」の組を得る。
【0044】
料金計算装置3は、電話番号管理装置2へアクセスし、「事業者番号」と「事業者識別情報」の組(電話番号管理装置2における第1のデータベース(表1)を参照)を受信する。この組から「事業者番号」に対応する「事業者識別情報」を得ることができる。
【0045】
以上までの処理により、料金計算装置3は、各グループそれぞれについて、「事業者識別情報」と「事業者へ請求する料金」の組を得る。料金計算装置3は、この組の情報を外部へ出力する(ステップ26)。
【0046】
典型的には、料金計算装置3から出力される「事業者識別情報」と「事業者へ請求する料金」の組は、何らかの請求システムへ出力され、請求システムでは「事業者識別情報」に書かれている事業者に対して、「事業者へ請求する料金」を請求することになる。
【0047】
図3の第1の例では、CDRの「発信者電話番号」に対して「事業者番号」を付与することにより発信側の事業者に対する料金計算を行った。同様にして、「着信者電話番号」に対して「着事業者番号」を付与することにより着信側の事業者に対する料金計算を行うことができる。方法については、図3の例における「発信者電話番号」を「着信電話番号」に変更する。
【0048】
図5はそのフローチャートである。料金計算装置3はCDR1に記録されているそれぞれのレコードに対して「発事業者番号」を追加した後(ステップ23、CDR2)、電話番号管理装置2の第2のデータベースから電話番号と事業者番号の組を入力し(ステップ27)、CDR2に記録されているそれぞれのレコードに対し「着事業者番号」を追加する(ステップ28、CDR3)。追加する事業者番号の値はステップ23と同様の手順により決定する。CDR2のそれぞれのレコードに対して着事業者番号を追加したCDR3の各レコードについて、同じ「発事業者番号」を持つレコード同士をまとめる(振り分ける)(ステップ29、CDR4)。発事業者番号ごとに振り分けたものをさらに着事業者番号ごとに振り分ける(ステップ30、CDR5)。以下、図3の例と同様に料金を計算し、出力する(ステップ31、32)。
【0049】
第1の例で、(発)事業者ごとにCDRを振り分けた後、第2の例のように(着)事業者ごとにさらにCDRを振り分けることで、発事業者と着事業者に対する料金計算を行うことができる。この結果、以下の2つのリストを得ることができる。1つは発事業者に対する料金計算結果リストであり、「事業者1:10円、事業者2:20円...」といったものである。もう1つは着事業者に対する料金計算結果であり、「事業者1:10円、事業者2:20円...」といったものである。これらのリストの中には、同一の事業者が複数個存在する場合がある。そこで、これらのリスト中に現れる事業者ごとに料金を振り分け、積算することで1つのリストを得ることができる。それは「事業者1:100円、事業者2:200円...」といったものになる。このリストの中には、同一の事業者が複数個存在することはない。これにより、ある事業者に対して請求すべき料金が計算できる。
【0050】
図6はこの場合の処理を示すフローチャートである。事業者ごとに料金を計算した後(ステップ31)、事業者ごとの料金を集計し(ステップ33)、出力する(ステップ34)。
【0051】
なお、以上説明した料金計算装置3の処理(図3から図6)は専用のハードウェアにより実現されるものであっても、またその機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、下記のような効果がある。自身のユーザに対してVoIPサービスを提供しようとする事業者(VoIP小売事業者)は、GK等の呼制御装置を自身で用意する必要が無いため、手軽にVoIPサービスを開始することができる。また、VoIP小売事業者は、呼制御装置の維持管理業務をアウトソースでき、エンドユーザ対応などの本来業務に集中することができる。GK等の呼制御装置を所有し、その機能をVoIP小売事業者へ提供する事業者(VoIP卸売り事業者)は、呼制御装置を所有しないVoIP小売事業者に対してVoIPサービスの卸売りを実施することにより、自身で所有する呼制御装置の有効利用を図ることができる。VoIP卸売り事業者は、手間がかかるエンドユーザ対応などの業務をすることなく、所有する呼制御装置を利用するユーザ数を増やすことができるため、結果的に呼制御装置における利用ユーザ数あたりの維持管理コストを低減することができる。ユーザは、VoIP小売事業者が手軽にVoIPサービスを開始できることから、結果的により手軽にVoIPサービスの恩恵を受けられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】図1のシステムにおけるユーザ登録動作を示すシーケンス図である。
【図3】図1のシステムにおける料金計算の第1の例のフローチャートである。
【図4】図3のステップ25の詳細を示すフローチャートである。
【図5】図1のシステムにおける料金計算の第2の例のフローチャートである。
【図6】図1のシステムにおける料金計算の第3の例のフローチャートである。
【図7】従来の料金計算のフローチャートである。
【図8】データベースの内容を示す図である。
【図9】システムのアクター間でやりとりされるサービスと金の流れを示す図である。
【符号の説明】
A VoIP卸売り事業者
1,B2 VoIP小売事業者
1,C2,C3 エンドユーザ
1 呼制御装置
2 電話番号管理装置
3 料金計算装置
1,42 ユーザ登録装置
1,52 ISPユーザ収容装置
1,62 ユーザ端末
11〜16,21〜34,41〜44 ステップ

Claims (7)

  1. 呼制御装置と電話番号管理装置と料金計算装置がVoIP卸売り事業者によって管理、運用されるVoIPサービスシステムにおいて、前記料金計算装置が、前記VoIP卸売り事業者がVoIP小売事業者に対して請求する料金計算する方法であって、
    前記呼制御装置にある、レコードとして発電話番号と着電話番号と度数を含むCDRデータを複数有する第1のデータベースから前記各CDRデータを入力するステップと、
    前記電話番号管理装置にある、レコードとして電話番号と事業者番号を含む事業者データを複数有する第2のデータベースから、入力された前記CDRデータの前記発電話番号に対応する前記事業者番号として、該発電話番号と一致する電話番号を持つ事業者番号を検索するステップと、
    CDRデータそれぞれに対し、前記の検索された事業者番号をレコードとして追加するステップと、
    前記事業者番号が追加された複数の前記CDRデータを前記事業者番号ごとに振り分けるステップと、
    前記事業者に請求する料金を、振り分けられたCDRデータごとに計算するステップと、
    前記の計算された料金を出力するステップと
    を有する、VoIP卸売りにおける料金計算方法。
  2. 呼制御装置と電話番号管理装置と料金計算装置がVoIP卸売り事業者によって管理、運用されるVoIPサービスシステムにおいて、前記料金計算装置が、前記VoIP卸売り事業者がVoIP小売事業者に対して請求する料金計算する方法であって、
    前記呼制御装置にある、レコードとして発電話番号と着電話番号と度数を含むCDRデータを複数有する第1のデータベースから前記CDRデータを入力するステップと、
    前記電話番号管理装置にある、レコードとして電話番号と事業者番号を含む事業者データを複数有する第2のデータベースから、入力された前記CDRデータの前記発電話番号に対応する発事業者番号として、該発電話番号と一致する電話番号を持つ発事業者番号を検索し、CDRデータそれぞれに対し、前記の検索された発事業者番号をレコードとして追加し、前記電話番号管理装置にある、レコードとして電話番号と着事業者番号を含む事業者データを複数有するのデータベースから、入力された前記CDRデータの前記着電話番号に対応する着事業者番号として、該着電話番号と一致する電話番号を持つ着事業者番号を検索し、CDRデータそれぞれに対し、前記の検索された着事業者番号をレコードとして追加するステップと、
    前記発事業者番号および前記着事業者番号が追加された複数の前記CDRデータを、前記発事業者番号と前記着事業者番号の異なる組み合わせに振り分けるステップと、
    前記発事業者、前記着事業者に請求する料金を、振り分けられたCDRデータごとに計算するステップと、
    前記の計算された料金を出力するステップと
    を有するVoIP卸売りにおける料金計算方法。
  3. 前記発事業者、前記着事業者に請求する料金を計算するステップの次に、各発事業者、各着事業者ごと料金を集計するステップを有し、前記の計算された料金を出力するステップが、各発事業者、各着事業者ごとの集計された料金を出力するステップである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記発事業者、前記着事業者に請求する料金を計算するステップは、前記発事業者に請求する料金を、前記度数を引数とするあらかじめ決められた手順に従って計算する、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記発事業者、前記着事業者に請求する料金を計算するステップは、前記着事業者に請求する料金を、前記度数を引数とするあらかじめ決められた手順に従って計算する、請求項2から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実させるための、VoIPサービス卸売りにおける料金計算プログラム。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるための、VoIPサービス卸売りにおける料金計算プログラムを記録した記録媒体。
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