JP4039279B2

JP4039279B2 - Disc recording / playback device

Info

Publication number: JP4039279B2
Application number: JP2003068022A
Authority: JP
Inventors: 一郎佐竹; 耕造田中; 正徳春井
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2003-03-13
Filing date: 2003-03-13
Publication date: 2008-01-30
Anticipated expiration: 2023-03-13
Also published as: JP2004280894A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク（以下ＣＤ）、ミニディスク（以下ＭＤ）などの、データが書き込まれた光ディスクや光磁気ディスクをディスク再生手段で高速で再生しながら、再生出力のデジタルデータを、記録手段によって、たとえばミニディスクのような記憶媒体に高速記録するディスク記録再生装置であって、ディスク再生手段にショックプルーフ機能を有し振動等に強いディスク記録再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
近年、同心円状又はスパイラル状のトラックを有するディスクを再生するディスク再生（記録再生）装置が多く用いられている。このディスク記録再生装置では、ディスクをスピンドルモータで線速度一定又は角速度一定で回転させながら、ディスク上のトラックに沿ってレーザービームを照射し、データの再生を行っている。
【０００３】
ところが、外部振動等の衝撃を受けると、ディスクに記録されている信号を読みとるために光ピックアップの光ビームを信号トラック上に正しく追従させるトラッキングサーボ制御を行うことが出来ない状態になり、再生音が途切れるという課題があり、この課題を解決するためショックプルーフメモリを利用するものが種々提案されている。例えば、ＣＤを通常速度の２倍で回転するように制御を行うとともに、ＣＤの記録データを光ピックアップにより２倍の速度で間欠的に読取りショックプルーフメモリに書き込み、このメモリへの書き込みに並行して、前記メモリから通常速度でデータを読み出して再生を行い、この時、振動によりトラックジャンプが発生した時には、前記メモリからのデータ読み出しは継続し、データの読み出しの継続中に、光ピックアップをジャンプ以前の位置に戻す（アクセスする）ようにし、前記位置に戻った後は、再びディスクに記録されているデータを２倍速で読みとって前記メモリに書き込むようにして、再生音が途切れないようにする手段が提案されている（例えば、特許文献１及び２参照）。
【０００４】
近年、更にこのようなディスク記録再生装置を用いて、音楽ソースを高速で再生し、デジタルデータのまま他の記録再生装置の記録媒体に記録する（例えばＣＤからＭＤへ高速記録する等）ことが許され、高速記録機能を有するディスク記録再生装置が開発されている。
【０００５】
一例として、図４に従来のディスク記録再生装置のディスク再生手段のブロック図を、図5に従来のディスク記録再生装置の全体のブロック図を示す。
【０００６】
図４のディスク記録再生装置のディスク再生手段に示すディスク１の表面には螺旋状に形成された記録トラック上にオーディオ情報及びサブコード情報としてアドレス情報（ディスクの内周から外周にかけての絶対時間情報）が物理的に記録されている。ディスク１はターンテーブル２の上に載置され、クランパ３により上から保持されている。ターンテーブル２はスピンドルモータ４の回転軸５に接続されスピンドルモータ４により回転される。光ピックアップ６は、トラバースモータ７によって、スライダ８上をディスク１の半径方向に駆動されて、ディスク１の記録トラックを走査して、再生信号Ｓｐｕを生成する。
【０００７】
サーボ制御装置９は光ピックアップ６の出力及び再生駆動制御装置１８ｂに接続されて、再生信号Ｓｐｕを増幅して再生信号ＳＰＵとして出力すると共に、光ピックアップ６の光ビームをディスク１の信号面に合焦させるフォーカッシングサーボ制御動作、並びに光ビームをディスク１の信号面の記録トラックに追従させるトラッキングサーボ制御動作を行うと共にトラバース送りを行うトラバース追従誤差信号を出力する。
【０００８】
デコーダ１０は、サーボ制御装置９から出力される再生信号ＳＰＵからデータ再生用クロック信号を生成し、そのデータ再生用クロック信号を元にして、再生信号ＳＰＵに様々な信号処理を施し、デジタルのオーディオデータ信号としてショックプルーフメモリ１１に出力すると共に、再生信号ＳＰＵに含まれるサブコード情報を抽出してサブコード情報信号を生成する。サブコード情報の中にはディスクのアドレス情報が含まれており、そのアドレス情報を元に再生を行う。更に、デコーダ１０は再生信号ＳＰＵを元にトラックジャンプやフォーカス外れのエラー検出も行う。
【０００９】
再生駆動制御手段である再生駆動制御装置１８ｂは、デコーダ１０に接続されて、デコーダ１０から得られるサブコード情報に基づいて、サーボ制御装置９を制御して光ピックアップ６のトラバース移動、つまりディスク１の半径方向への移動を指示するトラバース送りや、光ピックアップ６を目標位置にアクセスさせる制御信号を生成する。更に、ショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量監視、並びにデコーダ１０が検出したエラー信号を元に、ショックプルーフメモリ１１への入力データ信号の一時停止やエラーが起こった位置の直前の位置に光ピックアップ６をアクセスさせる制御信号の生成も行う。
【００１０】
トラバースモータドライバ１７は、サーボ制御装置９に接続されて、それから得られるトラバース追従誤差信号に基づいてトラバースモータ駆動信号を生成する。トラバースモータ７は、トラバースモータドライバ１７に接続されて、光ピックアップ６をトラバース方向に移動させる。
【００１１】
ディスク１にはフレームと呼ばれる１ブロックにデータ列がまとめられて記録されており、そのフレーム先頭にフレーム同期信号と呼ばれるパターンが一定間隔で連続して記録されている。
【００１２】
同期信号検出器１３は再生時、デコーダ１０内部でディスク１から読みとられた再生信号の中から、ディスクを一定の線速度で回転させるＣＬＶ制御に必要なフレーム同期信号成分を出力する。
【００１３】
基準クロック発生器１４は、所定の周波数を有し、ディスクの線速度を決める基準クロック信号を出力する。再生信号ＳＰＵから抽出されたフレーム同期信号と、予め設定された基準クロック信号は、共にＣＬＶ誤差検出器１５に入力される。ＣＬＶ誤差検出器１５は、この二つのクロック信号の周波数を比較して、各クロックの差分をもとめて、ＣＬＶ誤差信号を出力する。スピンドルモータドライバ１６は、ＣＬＶ誤差検出器１５の出力に接続されて、ＣＬＶ誤差信号に基づいて、スピンドルモータ４を駆動するスピンドルモータ駆動信号を生成する。スピンドルモータ４は、スピンドルモータドライバ１６に接続されて、スピンドルモータ駆動信号によって駆動制御されてディスク１を所定の線速度一定になるよう回転させる。例えばディスクの線速度、すなわちディスクからの再生データ速度を早くするためには、前記基準クロック発生器の周波数を上げれば良いことになる。
【００１４】
ところで、ディスク１の再生時、ディスク記録再生装置に大きな振動や衝撃が加わった場合にディスク再生手段でトラックジャンプやフォーカス外れが生じるため、音切れや音飛びを起こすことになる。このような音切れや音飛びはショックプルーフメモリ１１を備えることで防止する事が出来る。一般に、ショックプルーフメモリ１１に書き込むデータ信号速度は、ショックプルーフメモリ１１から読み出すデータ信号速度よりも早く設定されているため、ショックプルーフメモリ１１には常にデータが蓄積されるようになっており、大きな振動等によって一時的にディスク１からのデータの読み取りが行えない場合であっても、ショックプルーフメモリ１１からは一定速度でデータの読み出しが行えるようになっている。ショックプルーフメモリ１１からの出力データは一定速度で出力インターフェイス２０に出力され、出力インターフェイス内部で記録手段であるＭＤ記録再生装置２３に適した信号に形成され出力端子２１からデータを出力する。以上の出力端子２１までの説明がディスク再生手段としてのＣＤ再生装置２２bの動作である。
【００１５】
図５において、記録手段としては一般的に記録媒体がＭＤであるＭＤ記録再生装置２３が用いられており、図４の出力端子２１から出力されるデータを一時的にＭＤ記録再生装置２３内部のメモリに蓄積しながら間欠的に記録を行い、記録媒体に記録が行われることになる。
【００１６】
さらに、ディスク記録再生装置の全体の動作を制御する主制御装置１９が設けられている。主制御装置１９は以下に説明する操作パネル２４による操作情報を入力すると、ＣＤ再生装置２２ｂやＭＤ記録再生装置２３や信号選択器２５や増幅器２７を制御し、ＣＤ再生装置２２ｂとＭＤ記録再生装置２３の状態を操作パネル２４に送り、状態を表示させるように制御する。
【００１７】
操作パネル２４は、各種処理の実行をユーザが指定するキーを有すると共に、キー操作に従う情報を表示したり、ＣＤ再生装置２２ｂ又はＭＤ記録再生装置２３の状態である曲番及び演奏時間等を表示する。
【００１８】
信号選択器２５は定速での再生時、ＣＤ再生装置２２ｂ側の再生信号又はＭＤ記録再生装置２３側の再生デジタル信号のどちらかを選択し、Ｄ／Ａ変換器２６に出力する。Ｄ／Ａ変換器２６は、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換し、増幅器２７に出力する。増幅器２７は入力されたアナログ信号を増幅又は減衰させ、スピーカ２８から再生音を出力する。高速記録時には、再生音を出力させないように増幅器２７でアナログ信号をミュートする。
【００１９】
図６に従来のディスク記録再生装置における高速記録時のディスク再生手段のショックプルーフメモリのデータ蓄積量のイメージ図を示す。横軸は記録経過時間であり縦軸はショックプルーフメモリのデータ蓄積量である。
【００２０】
このように構成されたディスク記録再生装置のディスク再生手段側のディスクの高速再生時の動作を説明する。以下の説明では定速時の再生速度をＶとし、ショックプルーフメモリへの入力データ速度を５倍速（５Ｖ）、ショックプルーフメモリからの出力データ速度を４倍速（４Ｖ）とする。
【００２１】
まず、操作パネル２４の操作によって高速記録を開始するが、周知の通り、光ピックアップ６より照射される光ビームをディスク１の信号面に合焦させるフォーカッシング制御動作を行いながら、スピンドルモータ４を回転させ、ディスク１の回転速度が目標回転速度になると、ディスク１に記録されている記録トラックに光ビームを追従させるトラッキング制御動作を行い、ディスク１からの信号読み出し動作が開始される。光ピックアップ６はディスク１の信号を読み取り、デコーダ１０内で生成された再生データの内、ＣＬＶ制御に必要なフレーム同期信号を同期信号検出器１３で抽出し、ＣＬＶ誤差検出器１５で基準クロック信号の周波数と比較を行い、周波数差が無くなるようにスピンドルモータ４を回転させることにより、ディスクの線速度（ここでは５倍速）を一定に制御して時刻Ｔ１０から高速記録を開始する。
【００２２】
デコーダ１０で復調されたオーディオデータ信号は一定速度５Ｖでショックプルーフメモリ１１に入力されると共に、ショックプルーフメモリからは入力より遅い一定速度４Ｖでオーディオデータ信号を出力するためショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、
データ蓄積速度＝データ入力速度−データ出力速度・・・（１）
で表されるので、式（１）より５Ｖ−４Ｖ＝Ｖの速度で徐々に増加し、時刻Ｔ１１でデータ蓄積量がショックプルーフメモリ１１のメモリ容量の上限であるＦＵＬＬ状態（Ａ１）になる。
【００２３】
データ蓄積量が上限に達すると再生駆動制御装置１８ｂの指令でショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積を一時中断し、再生駆動制御装置はサーボ制御装置９を制御してディスク１からのデータ読みとりを一時中断させる。ディスク１からのデータ読み取り中断中もショックプルーフメモリ１１からは４Ｖの速度でデータ信号を出力するので、データ蓄積速度は−４Ｖの速度で急速に減少する事になる。
【００２４】
時刻Ｔ１２において、ショックプルーフメモリ１１から所定量のデータが読みとられて、データ蓄積量が所定の一定値（Ａ５）まで減少したことを再生駆動制御装置１８ｂが検出すると、再生駆動制御装置１８ｂは再びサーボ制御装置９を制御して、光ピックアップ６を一時読み取り中断した直前の位置にアクセスさせ、アクセス終了後再び一定速度５Ｖでショックプルーフメモリ１１へのデータ入力を開始する。
【００２５】
アクセス終了後再びショックプル−フメモリ１１には、データ蓄積速度５Ｖ−４Ｖ＝Ｖの速度で徐々に蓄積量が増加し、以降高速記録中のディスク再生手段にエラーが生じなければ上記動作を繰り返すことになる。
【００２６】
次に時刻Ｔ１３において、ディスク再生装置に振動等のショックによってトラックジャンプやフォーカス外れが起こりディスク１からデータが読み込めなくなると、デコーダ１０は再生信号ＳＰＵを元にエラーを検出する。再生駆動制御装置１８ｂは、デコーダからのエラー検出通知を受けショックプルーフメモリ１１へのデータ信号の入力を中断すると共に、サーボ制御装置９を制御することで光ピックアップ６をエラー状態が起こった直前の位置にアクセスさせる。この間はショックプルーフメモリ１１への入力データ信号が中断されるため、データ蓄積速度は−４Ｖの速度で急速に減少する事になる。
【００２７】
時刻Ｔ１４においてアクセス終了後光ピックアップ６から正常なデータ信号を読み込めるようになると、再生駆動制御装置１８ｂはデコーダ９のエラー検出状態を解除し、エラー状態の起こった位置の信号からショックプル−フメモリ１１へのデータ信号入力を再開させる。データ入力を再開する事によりショックプルーフメモリのデータ蓄積量はＶの速度で増加する。
【００２８】
以上の動作により、ショックプルーフメモリ１１のデータがＦＵＬＬ状態になった場合又は振動によってエラー状態が発生した場合においても、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ信号は途切れることなく高速再生と高速記録を継続させることが出来る。
【００２９】
【特許文献１】
特開平５−２３４３４７号公報
【特許文献２】
特開平６−８４２８２号公報
【００３０】
【発明が解決しようとする課題】
このような、ディスクからの高速データ読み取りと、ショックプルーフメモリへのデータ書き込みとを蓄積されたデータ量に応じて断続して行う従来のディスク再生手段においては、ショックプルーフメモリのデータ蓄積量がメモリＦＵＬＬ状態になってディスクからの高速データ読み取りを停止し、データ蓄積量が所定の量まで減った後ディスクからの高速データ読み取りを再開するが、その際に、データ読み取りを中断したときのアドレス位置に光ピックアップを合わせるアクセス動作が必要になる。このアクセス動作を行うときには、トラッキングサーボを解除して行うため耐震性が著しく劣化し、アクセス動作中に連続した振動が加わるとトラッキング方向の位置が定まらず、アクセスに時間がかかる場合が生じる。その為、ディスクからのデータ読み取りを再開する前にショックプルーフメモリの蓄積データが無くなりバッファーアンダーランエラーを起こし、音の欠落や音飛びが発生した状態が記録手段の記録媒体に記録されるこになる。高速化すればするほど前記症状は顕著に現れてくる。
【００３１】
本発明は、上記課題を解決するために、高速記録時に、ディスク再生手段側のメモリ手段のデータ蓄積量をＦＵＬＬ状態にしないように制御することで、常にトラッキングサーボが働いた状態にし、音の欠落のない高速録音を可能にしたディスク再生装置を提供することを目的としてなされたものである。
【００３２】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明のディスク記録再生装置は、基本の構成として、再生手段と記録手段とからなり、前記再生手段は、データが記録されたディスクを標準速度を越える高速で回転駆動可能なスピンドルモータと、光ビームの焦点を前記ディスクの記録面に合わせて信号を読みとる光ピックアップと、前記光ピックアップのフォーカス制御及びトラッキング制御を行うサーボ制御手段と、前記ディスクの内周から外周にかけてディスクから再生された同期信号と基準クロックとを比較しながら前記ディスクを回転制御して再生する再生駆動制御手段と、前記ディスクから再生した信号をデコードしデータ信号および時間情報であるアドレス信号を復調すると共に再生信号のエラー状態を検出する信号処理手段と、前記信号処理手段で復調されたデータ信号を読み込むと共に異なる速度で出力するメモリ手段と、前記メモリ手段から出力されるデータ信号の速度を切り換える出力ピッチ切り換え手段とを備え、高速録音時に前記再生手段においてディスクを高速で回転させ、高速なデータ信号を前記メモリ手段に書き込むと共に前記メモリ手段から高速でデータ信号を読み出し前記記録手段の記録媒体に記録するディスク記録再生装置であって、前記再生手段において前記再生駆動制御手段は、高速記録中に前記メモリ手段のデータ信号蓄積量が所定の第１の一定量を越えると、前記出力ピッチ切り換え手段により前記メモリ手段から出力するデータ信号速度を前記メモリ手段に入力されるデータ信号速度よりも早い第１の高速速度に設定し、前記メモリ手段のデータ信号蓄積量が所定の第１の一定量より少ない所定の第２の一定量未満になると、前記出力ピッチ切り換え手段により前記メモリ手段から出力するデータ信号速度をメモリ手段に入力されるデータ信号速度よりも遅い第２の高速速度に設定することで、前記サーボ制御手段で行われるトラッキング制御が常に動作した状態にするように構成したものである。
【００３３】
この構成により、高速記録時に、メモリ蓄積量が常に第１の所定量と第２の所定量の間にあるようメモリ手段からの出力データ信号速度を変更することにより、震動が加わってトラックジャンプが生じない限りは、従来例のように間欠的にメモリＦＵＬＬになった後所定のアドレスにアクセスさせる必要がなく、常時ディスクからのデータ読み出しを継続し、常にトラッキングサーボが働いた状態に出来るように作用する。
【００３４】
上記の構成おいて、前記メモリ手段のデータ信号蓄積量の所定の第１の一定量と所定の第２の一定量とを同じ値とした構成とすることもできる。
【００３５】
この構成により、高速記録時にメモリ手段のメモリ蓄積量をほぼ一定の値に維持できるので、所定の一定量をメモリの上限近くに設定すれば、振動等のエラーが発生してエラー発生前の位置にアクセスする場合、アクセス終了時のメモリ手段のデータ蓄積量を多くすることが出来るように作用する。
【００３６】
また、上記各構成において、前記メモリ手段から出力するデータ信号速度の変化を吸収する第２のメモリ手段を前記再生手段または前記記録手段に備えた構成とすることが出来、この構成により記録手段がディスク記録である場合、第１のメモリ手段から出力するデータ信号速度の変化にかかわらず記録側のディスクを一定速で駆動することが出来るように作用する。
【００３７】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
以下本発明の請求項１記載の発明の実施の形態について、図１と図２を用いて説明する。なお、既に図４、図５を参照して説明した従来のディスク記録再生装置と共通の部分に関しては同一の符号を附して示すと共に、詳細な説明を省く。
【００３８】
図１は本発明の実施の形態１におけるディスク記録再生装置のディスク再生手段のブロック図を、図２は同じくディスク記録再生装置における高速記録時のディスク再生手段のショックプルーフメモリのデータ蓄積量のイメージ図を示す。
【００３９】
図２において横軸は記録経過時間であり縦軸はショックプルーフメモリのデータ蓄積量である。ディスク記録再生装置の全体のブロック図は従来のディスク記録再生装置の全体のブロック図５と同じであり、ただ再生手段としてのＣＤ再生装置の符号を２２あと書き換えるだけなので省略する。
【００４０】
図１のディスク記録再生装置におけるディスク１、ターンテーブル２、クランパ３、スピンドルモータ４、回転軸５、光ピックアップ６、トラバースモータ７、スライダ８、サーボ制御装置９、デコーダ１０、ショックプルーフメモリ１１、同期信号検出器１３、基準クロック発生器１４，ＣＬＶ誤差検出器１５、スピンドルモータドライバ１６、トラバースモータドライバ１７、主制御装置１９、出力インターフェイス２０、および出力端子２１等は図４に示した従来のディスク記録再生装置と同様である。
【００４１】
ただし本実施形態においてディスク再生手段としてのＣＤ再生装置２２ａ内部の再生駆動制御手段である再生駆動制御装置１８ａの動作が以下に述べるように従来の例における再生駆動制御装置１８ｂとは異なっていることと、ショックプルーフメモリ１１からの出力されるデータの速度を切り換える出力ピッチ切り換え手段である出力ピッチ可変器１２を加えたことが従来のディスク記録再生装置と異なっている。
【００４２】
以上のように構成された本実施形態のディスク記録再生装置について、コンパクトディスク（ＣＤ）からミニディスク（ＭＤ）への高速記録時の動作を例に説明する。又、以下の説明ではディスク再生手段の定速時の再生速度をＶとし、高速記録時のショックプルーフメモリ１１への入力データ速度を５倍速（５Ｖ）、ショックプルーフメモリ１１から出力するデータ速度として第１の高速速度を６倍速（６Ｖ）、第２の高速速度を４倍速（４Ｖ）とする。
【００４３】
ここで、ディスクを５倍速で再生させるために、基準クロック発生器１４からの出力クロック周波数を、定速時の５倍の周波数で出力する。再生信号ＳＰＵから抽出されたフレーム同期信号と、予め設定された基準クロック信号とは、共にＣＬＶ誤差検出器１５に入力される。ＣＬＶ誤差検出器１５は、この二つのクロック信号の周波数を比較して、各クロックの差分をもとめて、ＣＬＶ誤差信号を出力する。スピンドルモータドライバ１６は、ＣＬＶ誤差検出器１５の出力に接続されて、ＣＬＶ誤差信号に基づいて、スピンドルモータ４を駆動するスピンドルモータ駆動信号を生成する。スピンドルモータ４は、スピンドルモータドライバ１６に接続されて、スピンドルモータ駆動信号によって駆動制御されてディスク１を５倍の線速度一定になるよう回転させる。
【００４４】
まず、操作パネル２４の操作により高速記録開始するが、周知の通り、光ピックアップ６より照射される光ビームをディスク１の信号面に合焦させるフォーカッシングサーボ制御動作を行いながら、スピンドルモータ４を回転させ、ディスク１の回転速度が目標回転速度になると、ディスク１に記録されている記録トラックに光ビームを追従させるトラッキングサーボ制御動作を行い、ディスク１からの信号読み出し動作が開始される。光ピックアップ６はディスク１の信号を読み取り、デコーダ１０内で生成された再生データの内ＣＬＶ制御に必要なフレーム同期信号を同期信号検出器１３で抽出し、ＣＬＶ誤差検出器１５で基準クロック信号の周波数と比較を行い、周波数差が無くなるようにスピンドルモータ４を回転させることにより、再生時の線速度を５倍速一定に制御して時刻Ｔ０から高速記録を開始する。
【００４５】
デコーダ１０で復調されたオーディオデータ信号は一定速度５Ｖでショックプルーフメモリ１１に入力されデータ蓄積が開始されると共に、再生駆動制御装置１８ａは再生開始から出力ピッチ可変器１２を制御することにより、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ速度をショックプルーフメモリ１１に入力されるデータ信号速度５Ｖよりも遅い第２の高速速度４Ｖに設定する。従ってショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、式（１）より５Ｖ−４Ｖ＝Ｖの速度でデータ蓄積量が増加する。
【００４６】
データ蓄積開始後、時刻Ｔ１で再生駆動制御装置１８ａがショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量が所定の第１の一定量であるＡ２を越えたことを検出すると、再生駆動制御装置１８ａは出力ピッチ可変器１２を制御して、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ速度を、ショックプルーフメモリ１１に入力されるデータ信号速度５Ｖよりも早い第１の高速速度６Ｖに設定する。この時、ショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、式（１）より５Ｖ−６Ｖ＝−Ｖの速度で減少を開始する。
【００４７】
次に、時刻Ｔ２で再生駆動制御装置１８ａがショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量が所定の第２の一定量であるＡ３未満になったことを検出すると、再生駆動制御装置１８ａは出力ピッチ可変器１２を制御して、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ速度を、ショックプルーフメモリ１１に入力されるデータ信号速度５Ｖよりも遅い第２の高速速度４Ｖに設定する。この時、ショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、式（１）より５Ｖ−４Ｖ＝Ｖの速度で再びデータ蓄積量が増加を開始する。以降ＣＤ再生装置２２ａは、常時５Ｖの速度でディスク１からのデータ読み出しを継続し、常にトラッキングサーボが働いた状態を継続させながら、ショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量がＡ２とＡ３の間になるように出力データ速度を切り換えていくことになる。
【００４８】
次に時刻Ｔ３において、デスク記録再生装置２２ａに振動等のショックが加わりトラッキングサーボが働かない状態になってディスク１からデータが読み込めなくなると、従来例と同じようにデコーダ１０は再生信号ＳＰＵを元にエラーを検出する。再生駆動制御装置１８ａは、デコーダ１０からのエラー検出通知を受けショックプルーフメモリ１１へのデータ信号の入力を中断すると共に、サーボ制御装置９を制御することで光ピックアップ６をエラー状態が起こった直前の位置にアクセスさせる。この間はショックプルーフメモリ１１への入力データ信号が中断されるため、データ蓄積速度は−４Ｖの速度で急速に減少する事になる。
【００４９】
時刻Ｔ４においてエラー発生直前の位置にアクセス終了後光ピックアップ６から正常なデータ信号を読み込めるようになると、デコーダはエラー検出状態を解除し、再生駆動制御装置１８ａは、エラー状態の起こった位置の信号からショックプル−フメモリ１１へのデータ信号入力を再開する。データ入力を再開する事によりショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量はＶの速度で増加し、以降はエラー状態が起こる前の動作を繰り返す。データ出力端子２１からはデータ速度が６Ｖと４Ｖとを繰り返すデータが出力されるが、記録手段であるＭＤ記録装置２３は、入力されるデータを一時的にＭＤ記録装置２３内部のメモリ（図示しない）に蓄積しながら録音を行うため、出力端子２１から出力されたデータ速度が変化してもＭＤ記録装置２３内部のメモリがデータの速度変化を吸収するため、記録媒体であるＭＤには正常に高速記録が行われることになる。このメモリは再生手段側にショックプルーフメモリ１１の後に設けても良い。記録手段の記録媒体が半導体メモリなどの場合は、このような配慮は不要である。
【００５０】
又、高速記録時には、再生音を出力しないように増幅器２７でアナログ信号をミュートするのでスピーカ２８から異音が出ることはない。
【００５１】
以上のように本発明の実施の形態１によれば、高速記録時に、再生駆動制御装置１８ａはショックプルーフメモリ１１に格納されたデータ蓄積量が、所定の第１の一定量Ａ２を超えると出力データ信号速度を上げ、所定の第２の一定量Ａ３未満になると出力データ速度を下げるように出力ピッチ可変器１２を制御する。従って、トラックジャンプが発生しない通常状態においては、常時ディスクからデータ読み込みを行っておりトラッキングサーボが働いた状態になるので、連続した震動が加わった場合でも音切れや音飛びが発生することはほとんど無くなる。また、大きな震動が加わった場合は、従来と同じように、ディスクからデータ読み込みを行えない間も、ショックプルーフメモリ１１に蓄積されたデータを用いて出力端子２１からデータの出力を継続できるので、トラックジャンプ発生時に於ける音切れや音飛びも防止することが出来る。
【００５２】
（実施の形態２）
図３は本発明の実施の形態２のディスク記録再生装置における高速記録時のディスク再生手段のショックプルーフメモリのデータ蓄積量のイメージ図を示す。横軸は記録経過時間であり縦軸はショックプルーフメモリのデータ蓄積量である。ディスク記録再生装置の再生手段のブロック図とディスク記録再生装置の全体のブロック図は第１の実施の形態と同じ構成であるので省略する。実施の形態１との動作上の違いは、メモリ手段のデータ信号蓄積量の検出を実施の形態１では二つの所定の一定量Ａ２，Ａ３でメモリ手段からの出力データ速度を切り換えていたのを、一つの所定の一定量Ａ４でメモリ手段からの出力データ速度を切り換えるようにしたことである。
【００５３】
図３を元に、コンパクトディスク（ＣＤ）からミニディスク（ＭＤ）への高速記録時の動作を例に説明する。以下の説明ではディスク再生手段２２ａの定速時の再生速度をＶとし、高速記録時のショックプルーフメモリ１１への入力データ速度を５倍速（５Ｖ）、ショックプルーフメモリから出力するデータ速度として第１の高速速度を６倍速（６Ｖ）、第２の高速速度を４倍速（４Ｖ）とする。
【００５４】
時刻Ｔ０から高速記録を開始する。デコーダ１０で復調されたオーディオデータ信号は一定速度５Ｖでショックプルーフメモリ１１に入力されデータ蓄積が開始されると共に、再生駆動制御装置１８ａは再生開始から出力ピッチ可変器１２を制御することにより、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ速度は、入力されるデータ信号速度５Ｖよりも遅い第２の高速速度４Ｖに設定する。ショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、式（１）より５Ｖ−４Ｖ＝Ｖの速度でデータ蓄積量が増加する。
【００５５】
データ蓄積開始後、時刻Ｔ５で再生駆動制御装置１８ａがショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量が所定の一定量Ａ４を越えたことを検出すると、再生駆動制御装置１８ａは出力ピッチ可変器１２を制御して、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ速度を、ショックプルーフメモリ１１に入力されるデータ信号速度５Ｖよりも早い第１の高速速度６Ｖに設定する。この結果ショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、式（１）より５Ｖ−６Ｖ＝−Ｖの速度でデータ蓄積量が減少を開始する。
【００５６】
次に、時刻Ｔ５をすぎた直後の時刻Ｔ６で再生駆動制御装置１８ａがショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量が所定の一定量であるＡ４未満になったことを検出すると、再生駆動制御装置１８ａは出力ピッチ可変器１２を制御して、ショックプルーフメモリ１１からの出力データ速度を、ショックプルーフメモリに入力されるデータ信号速度５Ｖよりも遅い第２の高速速度４Ｖに設定する。この結果ショックプルーフメモリ１１に蓄積されるデータ蓄積速度は、式（１）より５Ｖ−４Ｖ＝Ｖの速度で再びデータ蓄積量が増加を開始する。以降同じ動作を繰り返す事により、ショックプルーフメモリのデータ蓄積量はほぼ一定量Ａ４の前後になる状態を維持し、それにより常時ディスク１からのデータ読み出しを継続し、常にトラッキングサーボが働いた状態を継続させることになる。
【００５７】
すなわち本実施形態では、実施の形態１の図２における第１の一定量であるＡ２と第２の一定量であるＡ３とを等しい値（＝Ａ４）になるように設定したものである。
【００５８】
次に時刻Ｔ７において、デスク記録再生装置２２ａに振動等のショックが加わりトラッキングサーボが働かない状態になってディスクからデータが読み込めなくなると、実施の形態１と同じようにデコーダ９は再生信号ＳＰＵを元にエラーを検出する。再生駆動制御装置１８ａは、デコーダ９からのエラー検出通知を受け、ショックプルーフメモリ１１へのデータ信号の入力を中断すると共に、サーボ制御装置９を制御することで光ピックアップ６をエラー状態が起こった直前の位置にアクセスさせる。この間はショックプルーフメモリ１１への入力データ信号が中断されるため、データ蓄積速度は−４Ｖの速度で急速に減少する事になる。
【００５９】
時刻Ｔ８においてエラー発生直前の位置にアクセスを終了し、光ピックアップ６から正常なデータ信号を読み込めるようになると、デコーダ９はエラー検出状態を解除し、再生駆動制御装置１８ａは、エラー状態の起こった位置の信号からショックプル−フメモリ１１へのデータ信号入力を再開する。データ入力を再開する事によりショックプルーフメモリ１１のデータ蓄積量は速度Ｖで増加し、以降はエラー状態が起こる前の動作を繰り返す。
【００６０】
以上のように、実施の形態２によれば、高速記録時に再生手段のメモリ蓄積量をほぼ一定の値に維持できるので、所定の一定量をメモリの上限近くに設定すれば、振動等のショックが加わりトラックジャンプやフォーカス外れが起こりディスクからデータが読み込めなくなりエラーの発生した直前の位置に再アクセスする場合、再アクセス終了時のメモリ手段のデータ蓄積量を多くすることが出来る。その為、ディスクからのデータ読み取りを再開する前にショックプルーフメモリの蓄積データが無くなりバッファーアンダーランエラーを起こすということを回避出来る。
【００６１】
また、上記各実施形態によれば、エラーが起こった時を除いてディスクは常に連続的に高速で回転すればいいので、従来のように一時読み取りを中断した直前の位置に再アクセスを繰り返す必要がなく、常にトラッキングサーボが働いた状態に出来る。
【００６２】
また、従来例では再生手段のショックプルーフメモリから出力するデータ速度はディスクから読み込むデータ速度よりも遅くしなければならないが、上記各実施形態ではショックプルーフメモリから出力するデータ速度は、データ蓄積量が所定の一定量に達する前と後とで、おのおの４Ｖと６Ｖで平均すると５Ｖとなり、ディスクから読み込むデータ速度５Ｖと同じになるので、ディスクの回転数が制約されている場合においても、より高速録音化を可能に出来ることになる。
【００６３】
なお、上記各実施形態ではディスク再生手段のディスクとしてコンパクトディスク（ＣＤ）の場合について説明したが、ＣＤ以外の光磁気記録媒体であるＭＤ等のディスクであっても良い。
【００６４】
また、上記実施形態では記録手段としてミニディスク（ＭＤ）の場合について説明したが、ディスクに限定せず、半導体記憶媒体等であっても良い。
【００６５】
更に、上記実施形態で説明に用いた数値等は一例であり、必要に応じて変更して実施できるものである。
【００６６】
【発明の効果】
以上のように本発明のディスク記録再生装置によれば、基本の構成において再生駆動制御手段は、高速記録中にメモリ手段のデータ信号蓄積量が所定の第１の一定量を越えると、出力ピッチ切り換え手段によりメモリ手段から出力するデータ信号速度をメモリ手段に入力されるデータ信号速度よりも早い第１の高速速度に設定し、メモリ手段のデータ信号蓄積量が所定の第１の一定量より少ない所定の第２の一定量未満になると、出力ピッチ切り換え手段によりメモリ手段から出力するデータ信号速度をメモリ手段に入力されるデータ信号速度よりも遅い第２の高速速度に設定するように構成したことにより、高速記録時に、メモリ手段からの出力データ信号速度を変化させることでメモリ蓄積量が常に所定の第１と第２の一定量の間にあるようになり、大きな震動が加わってトラックジャンプが生じない限り、常時ディスクからのデータ読み出しを継続出来、定常時には所定のアドレスに再アクセスするという必要がなく常にトラッキングサーボが働いた状態に出来る。このため連続加震等に対する耐震性が良く、音切れや音飛びを最小限に抑えることが出来るという有利な効果が得られる。
【００６７】
また、基本の構成におけるメモリ手段のデータ信号蓄積量の所定の第１の一定量と所定の第２の一定量とを同じ値とした構成においては、高速記録時にメモリ蓄積量をほぼ一定の値に維持できるので、所定の一定量をメモリの上限近くに設定すれば、振動等によりエラー発生後の再アクセス時のデータ蓄積量を多くすることが出来、メモリ手段のメモリ容量が少なくてもメモリ手段に蓄積されているデータが全て読み出される前にエラー状態を回避しメモリ手段に再びデータの入力を再開する事が出来るので、音の欠落や音飛びが更に発生しにくくなるという有利な効果が得られる。
【００６８】
更に、上記いずれの発明も再生手段のショックプルーフメモリから出力するデータ速度の平均速度がディスクから読み込むデータ速度と同じになるので、ディスクの回転数が制約されている場合においても、より高速記録化が可能になるという有利な効果が得られる。
【００６９】
また第２のメモリ手段を前記再生手段または前記記録手段に備えた構成では、前記第１のメモリ手段から出力するデータ信号速度の変化を吸収することが出来、記録手段がディスク記録である場合、第１のメモリ手段から出力するデータ信号速度の変化にかかわらず記録側のディスクを一定速で駆動することが出来るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１におけるディスク記録再生装置のディスク再生手段のブロック図
【図２】同じくディスク記録再生装置における高速記録時のディスク再生手段のショックプルーフメモリのデータ蓄積量のイメージ図
【図３】本発明の実施の形態２のディスク記録再生装置における高速記録時のディスク再生手段のショックプルーフメモリのデータ蓄積量のイメージ図
【図４】従来のディスク記録再生装置のディスク再生手段のブロック図
【図５】従来のディスク記録再生装置の全体のブロック図
【図６】従来のディスク記録再生装置における高速記録時のディスク再生手段のショックプルーフメモリのデータ蓄積量のイメージ図
【符号の説明】
１ディスク
４スピンドルモータ
６光ピックアップ
７トラバースモータ
９サーボ制御装置
１０デコーダ
１１ショックプルーフメモリ
１２出力ピッチ可変器
１３同期信号検出器
１４基準クロック発生器
１５ＣＬＶ誤差検出器
１８ａ再生駆動制御装置
１９主制御装置
２２ａＣＤ再生装置
２３ＭＤ記録再生装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to recording means for recording digital data of reproduction output while reproducing an optical disk or magneto-optical disk on which data has been written, such as a compact disk (hereinafter referred to as CD) and mini disk (hereinafter referred to as MD), at high speed. Thus, the present invention relates to a disk recording / reproducing apparatus for recording at high speed on a storage medium such as a mini-disc, which has a shockproof function in the disk reproducing means and is resistant to vibration.
[0002]
[Prior art]
In recent years, disk reproducing (recording / reproducing) apparatuses for reproducing a disk having concentric or spiral tracks are often used. In this disk recording / reproducing apparatus, data is reproduced by irradiating a laser beam along a track on the disk while rotating the disk at a constant linear velocity or angular velocity by a spindle motor.
[0003]
However, when subjected to an impact such as external vibration, it becomes impossible to perform tracking servo control to correctly follow the optical beam of the optical pickup on the signal track in order to read the signal recorded on the disc. In order to solve this problem, various devices using a shock proof memory have been proposed. For example, the control is performed so that the CD is rotated at twice the normal speed, and the recorded data of the CD is intermittently read by the optical pickup at twice the speed and written to the shock proof memory, in parallel with the writing to the memory. The data is read out from the memory at a normal speed and reproduced. At this time, when a track jump occurs due to vibration, the data reading from the memory is continued, and the optical pickup jumps while the data reading is continued. Return to the previous position (access), and after returning to the position, read the data recorded on the disc again at double speed and write it to the memory so that the playback sound is not interrupted. Means have been proposed (see, for example, Patent Documents 1 and 2).
[0004]
In recent years, further using such a disk recording / reproducing apparatus, it is possible to reproduce a music source at a high speed and record it as a digital data on a recording medium of another recording / reproducing apparatus (for example, high-speed recording from CD to MD). A disc recording / reproducing apparatus which is allowed and has a high-speed recording function has been developed.
[0005]
As an example, FIG. 4 shows a block diagram of disk reproducing means of a conventional disk recording / reproducing apparatus, and FIG. 5 shows an overall block diagram of the conventional disk recording / reproducing apparatus.
[0006]
Address information (absolute time information from the inner circumference to the outer circumference of the disc) as audio information and subcode information on a recording track formed in a spiral on the surface of the disc 1 shown in the disc reproducing means of the disc recording / reproducing apparatus of FIG. ) Is physically recorded. The disc 1 is placed on the turntable 2 and is held from above by a clamper 3. The turntable 2 is connected to the rotating shaft 5 of the spindle motor 4 and is rotated by the spindle motor 4. The optical pickup 6 is driven in the radial direction of the disk 1 by the traverse motor 7 to scan the recording track of the disk 1 and generates a reproduction signal Spu.
[0007]
The servo controller 9 is connected to the output of the optical pickup 6 and the reproduction drive controller 18b, amplifies the reproduction signal Spu and outputs it as a reproduction signal SPU, and aligns the light beam of the optical pickup 6 with the signal surface of the disk 1. A focusing servo control operation for focusing and a tracking servo control operation for causing the light beam to follow the recording track on the signal surface of the disk 1 and a traverse tracking error signal for performing traverse feeding are output.
[0008]
The decoder 10 generates a data reproduction clock signal from the reproduction signal SPU output from the servo controller 9, performs various signal processing on the reproduction signal SPU based on the data reproduction clock signal, and performs digital audio. While outputting to the shock proof memory 11 as a data signal, subcode information contained in the reproduction signal SPU is extracted to generate a subcode information signal. The subcode information includes disk address information, and reproduction is performed based on the address information. Furthermore, the decoder 10 also detects a track jump or out-of-focus error based on the reproduction signal SPU.
[0009]
The reproduction drive control device 18b, which is a reproduction drive control means, is connected to the decoder 10 and controls the servo control device 9 based on the subcode information obtained from the decoder 10 to move the optical pickup 6 in the traverse direction, that is, the disk 1 A traverse feed instructing movement in the radial direction and a control signal for causing the optical pickup 6 to access the target position are generated. Further, based on the data accumulation amount monitoring of the shock proof memory 11 and the error signal detected by the decoder 10, the optical pickup 6 is positioned immediately before the position where the input data signal to the shock proof memory 11 is temporarily stopped or an error has occurred. A control signal for accessing is also generated.
[0010]
The traverse motor driver 17 is connected to the servo control device 9 and generates a traverse motor drive signal based on the traverse tracking error signal obtained therefrom. The traverse motor 7 is connected to a traverse motor driver 17 and moves the optical pickup 6 in the traverse direction.
[0011]
On the disk 1, a data string is recorded together in one block called a frame, and a pattern called a frame synchronization signal is continuously recorded at a constant interval at the head of the frame.
[0012]
During reproduction, the synchronization signal detector 13 outputs a frame synchronization signal component necessary for CLV control for rotating the disk at a constant linear velocity from among the reproduction signals read from the disk 1 inside the decoder 10.
[0013]
The reference clock generator 14 has a predetermined frequency and outputs a reference clock signal that determines the linear velocity of the disk. Both the frame synchronization signal extracted from the reproduction signal SPU and a preset reference clock signal are input to the CLV error detector 15. The CLV error detector 15 compares the frequencies of the two clock signals, finds the difference between the clocks, and outputs a CLV error signal. The spindle motor driver 16 is connected to the output of the CLV error detector 15 and generates a spindle motor drive signal for driving the spindle motor 4 based on the CLV error signal. The spindle motor 4 is connected to a spindle motor driver 16 and is driven and controlled by a spindle motor drive signal to rotate the disk 1 at a predetermined linear velocity. For example, in order to increase the linear velocity of the disk, that is, the reproduction data speed from the disk, the frequency of the reference clock generator may be increased.
[0014]
By the way, when the disk 1 is played back, if a large vibration or impact is applied to the disk recording / playback apparatus, a track jump or out of focus occurs in the disk playback means, resulting in sound interruption or sound skipping. Such sound interruption and skipping can be prevented by providing the shock proof memory 11. In general, the data signal speed to be written in the shock proof memory 11 is set faster than the data signal speed to be read from the shock proof memory 11, so that data is always stored in the shock proof memory 11 and is large. Even when data cannot be temporarily read from the disk 1 due to vibration or the like, data can be read from the shock-proof memory 11 at a constant speed. The output data from the shock proof memory 11 is output to the output interface 20 at a constant speed, is formed into a signal suitable for the MD recording / reproducing device 23 which is a recording means inside the output interface, and the data is output from the output terminal 21. The above description up to the output terminal 21 is the operation of the CD playback device 22b as the disk playback means.
[0015]
In FIG. 5, an MD recording / reproducing apparatus 23 whose recording medium is MD is generally used as a recording means, and data output from the output terminal 21 in FIG. 4 is temporarily stored in the MD recording / reproducing apparatus 23. Recording is performed intermittently while accumulating in the memory, and recording is performed on the recording medium.
[0016]
Further, a main controller 19 is provided for controlling the overall operation of the disk recording / reproducing apparatus. When the main control device 19 inputs operation information from the operation panel 24 described below, the main control device 19 controls the CD playback device 22b, the MD recording / playback device 23, the signal selector 25, and the amplifier 27, and the CD playback device 22b and the MD recording / playback device. 23 is sent to the operation panel 24 to control the display of the state.
[0017]
The operation panel 24 has keys for the user to specify the execution of various processes, displays information according to the key operation, and displays the song number, performance time, and the like as the state of the CD playback device 22b or the MD recording / playback device 23. To do.
[0018]
When reproducing at a constant speed, the signal selector 25 selects either the reproduction signal on the CD reproduction device 22b side or the reproduction digital signal on the MD recording / reproduction device 23 side, and outputs it to the D / A converter 26. The D / A converter 26 converts the input digital signal into an analog signal and outputs the analog signal to the amplifier 27. The amplifier 27 amplifies or attenuates the input analog signal, and outputs reproduced sound from the speaker 28. At the time of high-speed recording, the analog signal is muted by the amplifier 27 so that the reproduced sound is not output.
[0019]
FIG. 6 shows an image diagram of the amount of data stored in the shock proof memory of the disk reproducing means during high-speed recording in the conventional disk recording / reproducing apparatus. The horizontal axis represents the recording elapsed time, and the vertical axis represents the data storage amount of the shock proof memory.
[0020]
The operation at high speed reproduction of the disk on the disk reproducing means side of the disk recording / reproducing apparatus configured as above will be described. In the following description, it is assumed that the reproduction speed at the constant speed is V, the input data speed to the shock proof memory is 5 times speed (5 V), and the output data speed from the shock proof memory is 4 times speed (4 V).
[0021]
First, high-speed recording is started by operating the operation panel 24. As is well known, the spindle motor 4 is operated while performing a focusing control operation for focusing the light beam irradiated from the optical pickup 6 on the signal surface of the disk 1. When the disk 1 is rotated and the rotation speed of the disk 1 reaches the target rotation speed, a tracking control operation for causing the light beam to follow the recording track recorded on the disk 1 is performed, and a signal reading operation from the disk 1 is started. The optical pickup 6 reads the signal of the disk 1, extracts the frame synchronization signal necessary for CLV control from the reproduction data generated in the decoder 10 by the synchronization signal detector 13, and the reference clock signal by the CLV error detector 15. The spindle motor 4 is rotated so as to eliminate the frequency difference, thereby controlling the linear velocity of the disk (here, 5 times speed) to be constant and starting high-speed recording from time T10.
[0022]
The audio data signal demodulated by the decoder 10 is input to the shock proof memory 11 at a constant speed of 5V, and is stored in the shock proof memory 11 in order to output the audio data signal from the shock proof memory at a constant speed of 4V slower than the input. The data storage speed
Data accumulation speed = data input speed-data output speed (1)
Therefore, it gradually increases at a speed of 5V-4V = V from the equation (1), and at time T11, the data storage amount becomes the FULL state (A1) which is the upper limit of the memory capacity of the shock proof memory 11.
[0023]
When the data storage amount reaches the upper limit, the data storage in the shock proof memory 11 is temporarily interrupted by a command from the playback drive control device 18b, and the playback drive control device controls the servo control device 9 to temporarily stop reading data from the disk 1. Let Since the data signal is output from the shock proof memory 11 at a speed of 4V even while data reading from the disk 1 is interrupted, the data storage speed is rapidly reduced at a speed of -4V.
[0024]
At time T12, when the reproduction drive control device 18b detects that a predetermined amount of data has been read from the shock proof memory 11 and the data storage amount has decreased to a predetermined constant value (A5), the reproduction drive control device 18b The servo control device 9 is controlled again to access the position immediately before the optical pickup 6 is temporarily stopped, and after the access is completed, data input to the shock proof memory 11 is started again at a constant speed of 5V.
[0025]
After the access is completed, the amount of storage gradually increases in the shock proof memory 11 at a data storage speed of 5V-4V = V. After that, the above operation is repeated unless an error occurs in the disk playback means during high-speed recording. become.
[0026]
Next, at time T13, when a track jump or defocus occurs due to a shock such as vibration in the disk reproducing apparatus, and data cannot be read from the disk 1, the decoder 10 detects an error based on the reproduction signal SPU. The reproduction drive control device 18b receives the error detection notification from the decoder, interrupts the input of the data signal to the shock proof memory 11, and controls the servo control device 9 so that the optical pickup 6 immediately before the error state has occurred. Have access to the location. During this time, since the input data signal to the shock proof memory 11 is interrupted, the data storage speed is rapidly reduced at a speed of -4V.
[0027]
When a normal data signal can be read from the optical pickup 6 after the access is completed at time T14, the reproduction drive control device 18b cancels the error detection state of the decoder 9, and the shock pull-off memory 11 is detected from the signal at the position where the error state has occurred. The data signal input to is resumed. By resuming data input, the amount of data stored in the shock proof memory increases at a speed of V.
[0028]
With the above operation, even when the data in the shock proof memory 11 is in the FULL state or when an error state occurs due to vibration, the output data signal from the shock proof memory 11 continues to be played back and recorded at high speed without interruption. It can be made.
[0029]
[Patent Document 1]
JP-A-5-234347
[Patent Document 2]
JP-A-6-84282
[0030]
[Problems to be solved by the invention]
In such conventional disk reproducing means that performs high-speed data reading from the disk and data writing to the shock-proof memory intermittently according to the accumulated data amount, the data accumulation amount of the shock-proof memory is the memory The high-speed data reading from the disk is stopped in the FULL state, and the high-speed data reading from the disk is resumed after the data storage amount is reduced to a predetermined amount. An access operation is required to match the optical pickup. When performing this access operation, since the tracking servo is released, the earthquake resistance is remarkably deteriorated. If continuous vibration is applied during the access operation, the position in the tracking direction cannot be determined, and access may take time. For this reason, before resuming data reading from the disk, the data stored in the shock proof memory is lost and a buffer underrun error occurs, and the state of missing or skipped sound is recorded on the recording medium of the recording means. Become. The faster the speed, the more pronounced the symptoms.
[0031]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention controls the data storage amount of the memory means on the disk reproducing means side not to be in the FULL state at the time of high-speed recording, so that the tracking servo is always in a working state. The present invention has been made for the purpose of providing a disc reproducing apparatus that enables high-speed recording without missing.
[0032]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, the disc recording / reproducing apparatus of the present invention basically comprises a reproducing means and a recording means, and the reproducing means rotationally drives a disk on which data is recorded at a speed exceeding the standard speed. A possible spindle motor, an optical pickup that reads a signal by focusing a light beam on the recording surface of the disk, servo control means for performing focus control and tracking control of the optical pickup, and from the inner periphery to the outer periphery of the disk Reproduction drive control means for controlling the rotation of the disk while reproducing the synchronization signal reproduced from the disk and a reference clock, and decoding the signal reproduced from the disk to demodulate the data signal and the address signal as time information And signal processing means for detecting an error state of the reproduction signal, and the signal processing means And a memory means for reading the data signal demodulated in step 1 and outputting the data signal at different speeds, and an output pitch switching means for switching the speed of the data signal output from the memory means. A disk recording / reproducing apparatus that rotates, writes a high-speed data signal to the memory means, reads out the data signal from the memory means at a high speed, and records the data signal on a recording medium of the recording means, the reproducing means controlling the reproduction drive control means The data input to the memory means is the data signal speed output from the memory means by the output pitch switching means when the data signal accumulation amount of the memory means exceeds a predetermined first fixed amount during high-speed recording. A first high speed higher than the signal speed is set, and the data signal of the memory means is set. When the accumulation amount is less than a predetermined second fixed amount less than a predetermined first fixed amount, the data signal speed output from the memory means by the output pitch switching means is higher than the data signal speed input to the memory means. Set to slow second fast speed In this way, the tracking control performed by the servo control means is always operated. It is comprised as follows.
[0033]
With this configuration, during high-speed recording, by changing the output data signal speed from the memory means so that the memory accumulation amount is always between the first predetermined amount and the second predetermined amount, the vibration is added and the track jump occurs. As long as it does not occur, it is not necessary to access a predetermined address after intermittently becoming a memory FULL as in the conventional example, so that data reading from the disk is always continued and the tracking servo is always in a working state. Works.
[0034]
In the above configuration, the predetermined first predetermined amount and the predetermined second predetermined amount of the data signal accumulation amount of the memory means may be the same value.
[0035]
With this configuration, the amount of memory stored in the memory means can be maintained at a substantially constant value during high-speed recording, so if a predetermined amount is set near the upper limit of the memory, an error such as vibration occurs and the position before the error occurs. When accessing, the data storage amount of the memory means at the end of the access can be increased.
[0036]
In each of the above configurations, the reproducing unit or the recording unit may include a second memory unit that absorbs a change in the data signal speed output from the memory unit. In the case of disc recording, the recording-side disc can be driven at a constant speed regardless of the change in the data signal speed outputted from the first memory means.
[0037]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Embodiment 1)
An embodiment of the invention described in claim 1 of the present invention will be described below with reference to FIGS. The parts common to those of the conventional disk recording / playback apparatus already described with reference to FIGS. 4 and 5 are designated by the same reference numerals and detailed description thereof is omitted.
[0038]
FIG. 1 is a block diagram of the disk reproducing means of the disk recording / reproducing apparatus according to Embodiment 1 of the present invention, and FIG. 2 is an image diagram of the amount of data stored in the shock proof memory of the disk reproducing means during high-speed recording in the disk recording / reproducing apparatus. Indicates.
[0039]
In FIG. 2, the horizontal axis represents the recording elapsed time, and the vertical axis represents the amount of data stored in the shock proof memory. The entire block diagram of the disk recording / reproducing apparatus is the same as the whole block diagram 5 of the conventional disk recording / reproducing apparatus, and the code of the CD reproducing apparatus as the reproducing means is merely rewritten after 22 so that the description is omitted.
[0040]
In the disk recording / reproducing apparatus of FIG. 1, the disk 1, the turntable 2, the clamper 3, the spindle motor 4, the rotating shaft 5, the optical pickup 6, the traverse motor 7, the slider 8, the servo control device 9, the decoder 10, the shock proof memory 11, The synchronization signal detector 13, the reference clock generator 14, the CLV error detector 15, the spindle motor driver 16, the traverse motor driver 17, the main controller 19, the output interface 20, the output terminal 21, and the like are the same as those shown in FIG. This is the same as the disc recording / reproducing apparatus.
[0041]
However, in this embodiment, the operation of the reproduction drive control device 18a, which is the reproduction drive control means inside the CD reproduction device 22a as the disk reproduction means, is different from the reproduction drive control device 18b in the conventional example as described below. The difference from the conventional disk recording / reproducing apparatus is that an output pitch changer 12 which is an output pitch switching means for switching the speed of data output from the shock proof memory 11 is added.
[0042]
The disc recording / reproducing apparatus of the present embodiment configured as described above will be described by taking as an example the operation at the time of high-speed recording from a compact disc (CD) to a mini disc (MD). In the following description, the playback speed at a constant speed of the disk playback means is V, the input data speed to the shock proof memory 11 at the time of high-speed recording is 5 times (5 V), and the data speed to be output from the shock proof memory 11 is The first high speed is 6 × (6V), and the second high speed is 4 × (4V).
[0043]
Here, in order to reproduce the disc at 5 times speed, the output clock frequency from the reference clock generator 14 is outputted at 5 times the frequency at the constant speed. Both the frame synchronization signal extracted from the reproduction signal SPU and a preset reference clock signal are input to the CLV error detector 15. The CLV error detector 15 compares the frequencies of the two clock signals, finds the difference between the clocks, and outputs a CLV error signal. The spindle motor driver 16 is connected to the output of the CLV error detector 15 and generates a spindle motor drive signal for driving the spindle motor 4 based on the CLV error signal. The spindle motor 4 is connected to a spindle motor driver 16 and is driven and controlled by a spindle motor drive signal to rotate the disk 1 so that the linear velocity is constant five times.
[0044]
First, high-speed recording is started by operating the operation panel 24. As is well known, the spindle motor 4 is operated while performing a focusing servo control operation for focusing the light beam emitted from the optical pickup 6 on the signal surface of the disk 1. When the disk 1 is rotated and the rotation speed of the disk 1 reaches the target rotation speed, a tracking servo control operation for causing the light beam to follow the recording track recorded on the disk 1 is performed, and a signal reading operation from the disk 1 is started. The optical pickup 6 reads the signal of the disk 1, extracts a frame synchronization signal necessary for CLV control of the reproduction data generated in the decoder 10 by the synchronization signal detector 13, and outputs a reference clock signal by the CLV error detector 15. By comparing with the frequency and rotating the spindle motor 4 so as to eliminate the frequency difference, the linear velocity at the time of reproduction is controlled to a constant 5 times speed, and high-speed recording is started from time T0.
[0045]
The audio data signal demodulated by the decoder 10 is input to the shock proof memory 11 at a constant speed of 5 V and data accumulation is started, and the playback drive control device 18a controls the output pitch variable device 12 from the start of playback, thereby The output data speed from the proof memory 11 is set to a second high speed 4V which is slower than the data signal speed 5V inputted to the shock proof memory 11. Therefore, the data accumulation rate accumulated in the shock proof memory 11 increases at a rate of 5V-4V = V from the equation (1).
[0046]
When the playback drive control device 18a detects that the amount of data stored in the shock proof memory 11 exceeds a predetermined first fixed amount A2 at time T1 after the data storage starts, the playback drive control device 18a changes the output pitch. The controller 12 is controlled to set the output data rate from the shock proof memory 11 to a first high speed 6V which is faster than the data signal speed 5V inputted to the shock proof memory 11. At this time, the data storage speed stored in the shock proof memory 11 starts to decrease at a speed of 5V−6V = −V from the equation (1).
[0047]
Next, when the playback drive control device 18a detects that the amount of data stored in the shock proof memory 11 is less than a predetermined second fixed amount A3 at time T2, the playback drive control device 18a outputs the output pitch variable device. 12 is set so that the output data rate from the shock proof memory 11 is set to a second high speed 4V which is lower than the data signal rate 5V inputted to the shock proof memory 11. At this time, the data storage rate stored in the shock proof memory 11 starts to increase again at a rate of 5V-4V = V from the equation (1). Thereafter, the CD playback device 22a continues to read data from the disk 1 at a speed of 5V, and the data storage amount of the shock proof memory 11 is between A2 and A3 while continuing to keep the tracking servo working. In this way, the output data rate is switched.
[0048]
Next, at time T3, when a shock such as vibration is applied to the desk recording / reproducing device 22a and the tracking servo does not work, and data cannot be read from the disk 1, the decoder 10 uses the reproduced signal SPU as in the conventional example. An error is detected. The reproduction drive control device 18a interrupts the input of the data signal to the shock proof memory 11 in response to the error detection notification from the decoder 10, and controls the servo control device 9 to immediately before the optical pickup 6 has an error state. To access the location of. During this time, since the input data signal to the shock proof memory 11 is interrupted, the data storage speed is rapidly reduced at a speed of -4V.
[0049]
When a normal data signal can be read from the optical pickup 6 after the access is completed at the position immediately before the error occurrence at time T4, the decoder cancels the error detection state, and the reproduction drive control device 18a detects the signal at the position where the error state has occurred. To restart the data signal input to the shock proof memory 11. By resuming data input, the amount of data stored in the shock proof memory 11 increases at a speed of V, and thereafter, the operation before the error state occurs is repeated. The data output terminal 21 outputs data in which the data rate repeats 6V and 4V, but the MD recording device 23 as a recording means temporarily stores the input data in a memory (not shown) in the MD recording device 23. ), Recording is performed while the data is output, and even if the data rate output from the output terminal 21 changes, the memory inside the MD recording device 23 absorbs the change in the data rate. High speed recording will be performed. This memory may be provided after the shock proof memory 11 on the reproducing means side. When the recording medium of the recording means is a semiconductor memory or the like, such consideration is unnecessary.
[0050]
In high-speed recording, the analog signal is muted by the amplifier 27 so as not to output reproduced sound, so that no abnormal sound is produced from the speaker 28.
[0051]
As described above, according to the first embodiment of the present invention, at the time of high-speed recording, the playback drive control device 18a outputs when the data accumulation amount stored in the shock proof memory 11 exceeds the predetermined first fixed amount A2. The data signal speed is increased, and the output pitch variable device 12 is controlled so as to decrease the output data speed when the data signal speed becomes less than the predetermined second fixed amount A3. Therefore, in a normal state where no track jump occurs, data is always read from the disk and the tracking servo is in a working state, so even if continuous vibrations are applied, there is almost no interruption in sound or skipping. Disappear. In addition, when a large vibration is applied, the data output from the output terminal 21 can be continued using the data stored in the shock proof memory 11 while the data cannot be read from the disk as in the conventional case. It is possible to prevent sound interruption and sound skipping when a track jump occurs.
[0052]
(Embodiment 2)
FIG. 3 shows an image diagram of the amount of data stored in the shock-proof memory of the disk reproducing means at the time of high-speed recording in the disk recording / reproducing apparatus of Embodiment 2 of the present invention. The horizontal axis represents the recording elapsed time, and the vertical axis represents the data storage amount of the shock proof memory. Since the block diagram of the reproducing means of the disk recording / reproducing apparatus and the entire block diagram of the disk recording / reproducing apparatus are the same as those in the first embodiment, their description is omitted. The difference in operation from the first embodiment is that the amount of data signal accumulated in the memory means is detected in the first embodiment in which the output data rate from the memory means is switched between two predetermined fixed amounts A2 and A3. The output data rate from the memory means is switched by one predetermined fixed amount A4.
[0053]
Based on FIG. 3, the operation at the time of high-speed recording from a compact disc (CD) to a mini disc (MD) will be described as an example. In the following description, the playback speed at the constant speed of the disk playback means 22a is V, the input data speed to the shock proof memory 11 at the time of high-speed recording is 5 × (5V), and the data speed to be output from the shock proof memory is the first. The high speed is 6 × (6V), and the second high speed is 4 × (4V).
[0054]
High-speed recording starts from time T0. The audio data signal demodulated by the decoder 10 is input to the shock proof memory 11 at a constant speed of 5 V and data accumulation is started, and the playback drive control device 18a controls the output pitch variable device 12 from the start of playback, thereby The output data speed from the proof memory 11 is set to a second high speed 4V which is slower than the input data signal speed 5V. The data storage rate stored in the shock proof memory 11 increases at a rate of 5V-4V = V from the equation (1).
[0055]
When the reproduction drive control device 18a detects that the data accumulation amount in the shock proof memory 11 exceeds a predetermined fixed amount A4 at time T5 after the start of data accumulation, the reproduction drive control device 18a controls the output pitch variable device 12. Thus, the output data rate from the shock proof memory 11 is set to a first high speed 6V which is faster than the data signal speed 5V inputted to the shock proof memory 11. As a result, the data storage rate stored in the shock proof memory 11 starts to decrease at a rate of 5V−6V = −V from the equation (1).
[0056]
Next, at time T6 immediately after time T5, when the playback drive control device 18a detects that the data storage amount of the shock proof memory 11 is less than a predetermined amount A4, the playback drive control device 18a The output pitch variable device 12 is controlled to set the output data rate from the shock proof memory 11 to a second high speed 4V which is lower than the data signal rate 5V inputted to the shock proof memory. As a result, the data accumulation rate accumulated in the shock proof memory 11 starts to increase again at a rate of 5V-4V = V from the equation (1). By repeating the same operation thereafter, the amount of data stored in the shock proof memory is maintained at a value around A4, so that data reading from the disk 1 is always continued and the tracking servo is always in operation. Will continue.
[0057]
That is, in the present embodiment, A2 which is the first fixed amount and A3 which is the second fixed amount in FIG. 2 of the first embodiment are set to be equal (= A4).
[0058]
Next, at time T7, when a shock such as vibration is applied to the desk recording / reproducing device 22a and the tracking servo does not work and data cannot be read from the disc, the decoder 9 receives the reproduced signal SPU as in the first embodiment. Detect the error originally. The reproduction drive control device 18a receives the error detection notification from the decoder 9, interrupts the input of the data signal to the shock proof memory 11, and controls the servo control device 9 to cause an error state in the optical pickup 6. Let the previous position be accessed. During this time, since the input data signal to the shock proof memory 11 is interrupted, the data storage speed is rapidly reduced at a speed of -4V.
[0059]
When the access to the position immediately before the error occurrence is completed at time T8 and a normal data signal can be read from the optical pickup 6, the decoder 9 cancels the error detection state, and the reproduction drive control device 18a causes the error state to occur. The data signal input to the shock proof memory 11 is restarted from the position signal. By restarting data input, the amount of data stored in the shock proof memory 11 increases at the speed V, and thereafter, the operation before the error state occurs is repeated.
[0060]
As described above, according to the second embodiment, the memory storage amount of the reproducing means can be maintained at a substantially constant value during high-speed recording. Therefore, if a predetermined amount is set near the upper limit of the memory, shock such as vibration When a track jump or out of focus occurs and data cannot be read from the disk and the data is accessed again immediately before the error occurs, the amount of data stored in the memory means at the end of the reaccess can be increased. For this reason, it is possible to avoid the occurrence of a buffer underrun error due to loss of stored data in the shock proof memory before resuming data reading from the disk.
[0061]
Further, according to each of the above embodiments, the disk only needs to be continuously rotated at a high speed except when an error occurs, so that it is necessary to repeat access to the position immediately before the temporary reading is interrupted as in the conventional case. There is no, and the tracking servo can always be in a working state.
[0062]
In the conventional example, the data rate output from the shock proof memory of the reproducing means must be slower than the data rate read from the disk. However, in each of the above embodiments, the data rate output from the shock proof memory has a data accumulation amount. Before and after reaching a certain amount, the average of 4V and 6V is 5V, which is the same as the data speed of 5V read from the disk, so even when the disk rotation speed is restricted, higher speed recording is possible. Can be made possible.
[0063]
In each of the above embodiments, a compact disk (CD) has been described as the disk of the disk reproducing means, but a disk such as an MD that is a magneto-optical recording medium other than a CD may be used.
[0064]
In the above embodiment, the case of a mini-disc (MD) as the recording unit has been described. However, the recording unit is not limited to a disc, and may be a semiconductor storage medium or the like.
[0065]
Furthermore, the numerical values and the like used in the description in the above embodiment are examples, and can be changed and implemented as necessary.
[0066]
【The invention's effect】
As described above, according to the disk recording / reproducing apparatus of the present invention, in the basic configuration, the reproduction drive control means outputs the output pitch when the data signal accumulation amount of the memory means exceeds the predetermined first fixed amount during high-speed recording. The data signal speed outputted from the memory means by the switching means is set to a first high speed higher than the data signal speed inputted to the memory means, and the data signal accumulation amount of the memory means is smaller than a predetermined first fixed amount. When the predetermined second predetermined amount is not reached, the data signal speed output from the memory means by the output pitch switching means is set to a second high speed lower than the data signal speed input to the memory means. By changing the output data signal speed from the memory means at the time of high-speed recording, the memory accumulation amount is always between a predetermined first and second predetermined amount. Uninari, big as long as the vibration is a track jump to join does not occur, can continue the data read from the always-disk, is in a steady state can be in a state of working is always tracking servo is not necessary that to re-access to a predetermined address. For this reason, the earthquake resistance with respect to continuous vibration etc. is good, and the advantageous effect that sound interruption and sound skip can be suppressed to the minimum is acquired.
[0067]
In the configuration in which the predetermined first predetermined amount and the predetermined second predetermined amount of data signal storage amount of the memory means in the basic configuration are the same value, the memory storage amount is a substantially constant value during high-speed recording. Therefore, if a predetermined amount is set near the upper limit of the memory, the amount of data stored at the time of re-access after an error can be increased due to vibrations, etc., even if the memory capacity of the memory means is small Since it is possible to avoid an error state and read data again into the memory means before all the data stored in the means is read out, there is an advantageous effect that sound loss and skipping are less likely to occur. can get.
[0068]
Further, in any of the above inventions, the average speed of the data speed output from the shock proof memory of the reproducing means is the same as the data speed read from the disk, so that even when the rotational speed of the disk is restricted, higher speed recording is possible. Is advantageous.
[0069]
Further, in the configuration in which the second memory means is provided in the reproducing means or the recording means, it is possible to absorb the change in the data signal speed output from the first memory means, and when the recording means is disk recording, An advantageous effect is obtained that the recording-side disk can be driven at a constant speed regardless of the change in the data signal speed output from the first memory means.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of disk reproducing means of a disk recording / reproducing apparatus in Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is an image diagram of the amount of data stored in the shock proof memory of the disk playback means during high-speed recording in the same disk recording / playback apparatus.
FIG. 3 is an image diagram of the amount of data stored in a shock-proof memory of a disk playback means during high-speed recording in the disk recording / playback apparatus according to Embodiment 2 of the present invention;
FIG. 4 is a block diagram of disk reproducing means of a conventional disk recording / reproducing apparatus.
FIG. 5 is an overall block diagram of a conventional disk recording / reproducing apparatus.
FIG. 6 is an image diagram of the amount of data stored in the shock-proof memory of the disk playback means during high-speed recording in a conventional disk recording / playback apparatus.
[Explanation of symbols]
1 disc
4 Spindle motor
6 Optical pickup
7 Traverse motor
9 Servo controller
10 Decoder
11 Shockproof memory
12 Output pitch variable device
13 Sync signal detector
14 Reference clock generator
15 CLV error detector
18a Reproduction drive control device
19 Main controller
22a CD player
23 MD recording / reproducing device

Claims

It consists of playback means and recording means,
The reproducing means includes
A spindle motor capable of rotating a disk on which data is recorded at a high speed exceeding the standard speed;
An optical pickup that reads a signal by focusing the light beam on the recording surface of the disc; and
Servo control means for performing focus control and tracking control of the optical pickup;
Reproduction drive control means for controlling the rotation of the disk and reproducing it while comparing a reference signal and a synchronization signal reproduced from the disk from the inner periphery to the outer periphery of the disk;
A signal processing means for decoding a signal reproduced from the disk and demodulating an address signal which is a data signal and time information and detecting an error state of the reproduced signal;
Memory means for reading the data signal demodulated by the signal processing means and outputting it at different speeds;
Output pitch switching means for switching the speed of the data signal output from the memory means,
A disk recording / reproducing apparatus for rotating a disk at high speed in the reproducing means during high-speed recording, writing a high-speed data signal to the memory means, reading out the data signal from the memory means at high speed, and recording it on a recording medium of the recording means. And
In the reproduction means, the reproduction drive control means is configured to output a data signal speed output from the memory means by the output pitch switching means when the accumulated amount of data signals in the memory means exceeds a predetermined first fixed amount during high-speed recording. Is set to a first high speed that is faster than the data signal speed inputted to the memory means, and the data signal storage amount of the memory means is less than a predetermined second fixed amount less than a predetermined first fixed amount. Then, the tracking control performed by the servo control means by setting the data signal speed output from the memory means by the output pitch switching means to a second high speed lower than the data signal speed inputted to the memory means. The disc recording / reproducing apparatus is characterized in that the apparatus is always in an operating state .

2. The disk recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein the predetermined first predetermined amount and the predetermined second predetermined amount of data signal storage amount of the memory means are set to the same value.

3. A disk recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein said reproducing means or said recording means includes second memory means for absorbing a change in data signal speed output from said memory means.