JP4038914B2

JP4038914B2 - Automatic faucet device

Info

Publication number: JP4038914B2
Application number: JP02227699A
Authority: JP
Inventors: 忠洋本田; 裕司井上; 学利川幡
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1999-01-29
Filing date: 1999-01-29
Publication date: 2008-01-30
Anticipated expiration: 2019-01-29
Also published as: JP2000220179A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台所や洗面所で使用される自動水栓装置に係り、特に、人の手をセンサーで検知し、スパウトの先部に設けられた吐出口からの水の吐出及び止水を行う自動水栓装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
水栓の台座部分に流量調整や温度調整を行う回転ハンドル又はレバーハンドルが設けられている水栓装置においては、吐水口の先部等にセンサー（通常、投光器と受光器を有する反射型光電センサー）が設けられ、このセンサーに手を翳したときに吐水し、再度手を翳すと止水するものが知られている。
そして、従来の自動水栓装置に設けられたセンサーの感知方向について、次に示すものが提案されていた。なお、以下に示す方向は、水栓側から使用者を正面視したときの向きを示すものとする。
（１）実開平３−８６１５９号公報に示す自動水栓装置のように、吐水口先端部にセンサーがその検知方向（投光方向）を正前方に向けて設けられたもの。
（２）特開平１０−３０６４８３号公報に示す自動水栓装置のように、センサーの検知方向を上斜め前方か下方へ向けて設けられたもの。
（３）特開平３−１４７９４２号公報に示す自動水栓装置のようにセンサーの検知方向が正横方向に向けて設けられたもの。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の自動水栓装置は、以下の問題があった。実開平３−８６１５９号公報に示す自動水栓装置のようにセンサーの検知方向が正前方を向いている場合において、使用者の手以外部分（例えば、腕や体など）に誤感知し、使用者が意識しない時に吐水されてしまうという危険がある。
また、特開平１０−３０６４８３号公報に示す自動水栓のようにセンサーの検知方向が上斜め前方を向いている場合、水栓使用中に使用中の手でセンサー部分を翳すと、その翳した手についた水滴や石鹸や油等の汚れが操作するたびにセンサー部やその近傍の水栓の部分に落ち、それにより誤感知が発生したり、水栓自体が汚れるという問題があった。そして、センサーの検知方向を下方に向けると、洗い作業中の手を検知して誤動作する虞れがある。
特開平３−１４７９４２号公報に示す自動水栓装置では、水栓ヘッド部にセンサーが内蔵されているため、先端の部分が大きくなりデザイン性が悪くなり、センサーを横方向に向けて設置すると、使用者が水栓金具の台座部分に設けられている回転ハンドルやレバーハンドルの操作時に、センサーが腕を誤検知し、使用者が意識しないときに吐水されてしまう問題があった。
そして、特開平１０−３０６４８３号公報に提案されている自動水栓装置のようにセンサーの接続部をスパウトの外部に設ける構造にすると、センサーの保守点検をする場合、水栓を分解するような大掛かりな作業が必要であるという問題があった。
【０００４】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、好ましくは、スパウトの台座部分に流量調節や温度調節を行う回転ハンドル又はレバーハンドルが設けられている従来の回転ハンドル又はレバーハンドル式水栓の吐水口先端部にセンサーを設け、このセンサーに手を翳した時に吐水され、再度手を翳すと止まるようにした回転ハンドル又はレバーハンドル付きの自動水栓装置において、水栓の回転ハンドルやレバーハンドルを操作中に手以外の体を誤感知することが少なくなる自動水栓装置を提供することを主な目的とする。そして、水栓が汚れにくく、スパウトの先部が大きくなく、スパウトの外観を壊すことがなく、デザイン性に優れた自動水栓装置を提供することを更なる目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う第１の発明に係る自動水栓装置は、スパウトの途中位置に設けられたセンサーに手を翳した時に吐水し、再度手を翳した時に止水するように構成された自動水栓装置において、前記スパウトは、外管と、該外管の内部に収納され、通水する内管とを備え、前記センサーは、前記スパウトの前記外管とは別体からなる専用のケーシングに収納されて、前記スパウト先端の吐水口の後方かつ前記外管の下側に設置されており、前記センサーの検知角度が、前記スパウトの中心を通る垂直面を基準にして、右上側又は左上側に前記垂直面から１０〜８０度の範囲内にある。
第２の発明に係る自動水栓装置は、スパウトの途中位置に設けられたセンサーに手を翳した時に吐水し、再度手を翳した時に止水するように構成された自動水栓装置において、前記センサーの検知角度が、前記スパウトの中心を通る垂直面を基準にして、右上側又は左上側に前記垂直面から１０〜８０度の範囲内にあり、前記センサーは、前記スパウトとは別体からなる専用のケーシングに収納され、前記ケーシングは、前記センサーを挟持する対となる２部品からなって、それぞれ一方に差し込み掛止部を他方にねじ止め部を有し、前記スパウトの下側に設けられている取付け孔に前記差し込み掛止部を掛止すると共に、前記スパウトに前記ねじ止め部をねじ固定して取付けられている。
ここで、スパウトとは、温度調整等を行う回転ハンドル又はレバーハンドルが設けられる水栓本体の先側に設けられた吐水具を含む管部をいう。
また、センサーには、例えば、可視光線や赤外線等を利用した反射型の光センサーを用いるのが好ましいが、指向性を有するものであれば、他のセンサーであっても本発明は適用される。
前記センサーの検知角度が垂直面を基準にして右上側に又は左上側に垂直面から１０〜８０度の範囲内であるので、センサーに手を反応させるときにスパウトに水が付着しにくく、スパウトの基部に設けられた調整手段を操作するときに誤感知しにくい。また、センサーの検知角度は、２０度以上７０度以下の範囲内であれば、より好ましい。これによってスパウトへの水の付着がより少なくなり、また、より誤感知しにくくなる。
【０００６】
また、前記センサーを吐水口の後方かつ通水部の下側に設置することによって、スパウトを正面から見たときにセンサーが目立たなくなる。
ここで、本発明に係る自動水栓装置においては、スパウトの基部が取付けられた台座に、流量及び／又は温度を調節する調整手段が一方に偏心して設けられ、前記センサーの検知方向と前記調整手段の偏心方向は同じ側にあることが好ましい。このように構成することによって、ハンドルの操作とセンサーに手を翳す動作を片手で行うことができる。前記調整手段には、例えば、回転ハンドル又はレバーハンドルが用いられる。
また、前記センサーは、前記スパウトとは別体からなる専用のケーシングに収納されて、前記スパウトに取付けることによって、センサーの取付けが簡単になり、また、配線スペースを小さくしてセンサーの収納部を小さくできる。
前記ケーシングは、前記センサーを挟持する対となる２部品からなって、それぞれ一方に差し込み掛止部を他方にねじ止め部を有し、前記スパウトの下側に設けられている取付け孔に前記差し込み掛止部を掛止すると共に、前記スパウトに前記ねじ止め部をねじ固定して取付けることによって、センサーを挟持して固定すると締結金具を省略でき、また、下側に取付けると、自動水栓装置を上方から見たとき目立たなくなり、水栓の外観を壊すことがない。また、前記ケーシングには、前記センサーをそのコントローラに接続するコネクターを収納するのが好ましい。こうすると、センサーの保守、点検作業をケーシングを取り外すだけで簡単に行うことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図１は本発明の一実施の形態に係る自動水栓装置の正面図、図２は自動水栓装置の要部構造を示す側断面図、図３は図２の矢視Ａ部拡大断面図、図４は図３における矢視Ｂ−Ｂ断面図、図５は分解状態のスパウト及びケーシングの斜視図、図６はセンサーを収納するケーシングの分解斜視図である。
【０００８】
図１、図２に示すように、本発明の一実施の形態に係る自動水栓装置１０は、緩やかな曲部が形成された樹脂製の外管１１及びその内側に略同形状の曲部が形成された可撓性を有する樹脂製の内管１２を有するスパウト１３と、スパウト１３の基部に設けられた台座１４と、スパウト１３の途中位置に設けられた光反射型のセンサー１５とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
【０００９】
図１、図２に示すように、スパウト１３の外管１１は、例えばＡＢＳ等の硬質樹脂（又は金属）からなって、基側はストレートとなっているが、その先部は円弧状に屈曲し、先部には接続具１６を介して吐出具１７が設けられている。接続具１６は先端部が斜めに切断された外管１１の内側に収納され、基側にはニップル部１８を先側には吐出具１７の雌ねじに螺合する雄ねじ１９が形成されている。この外管１１の吐水口の後方（例えば、スパウト１３の先端から５〜１０ｃｍの位置）かつ通水部の下側には長孔１９ａが設けられて、その部分にセンサー１５が設置できるようになっている。
前記内管１２は、屈曲可能な塩化ビニール管からなって、外管１１内に収納され、その先部は接続具１６のニップル部１８に固着され、基部は接続補助具２０を介して台座１４内に形成される貯水室２１に接続されている。以上のような外管１１及び内管１２を備えたスパウト１３の基部が台座１４に首振り可能に取付けられて、吐出具１７からの水の放出位置を変えることができるようになっている。なお、図２、図３において、１２ａは締め付けバンドを示す。
【００１０】
前記台座１４の側部には、レバーハンドル１４ａが上下及び左右に動かすことができるように取付けられ、このレバーハンドル１４ａは温度調整手段及び流量調整手段に連結されて、レバーハンドル１４ａの傾きを変えることによって、前記吐出具１７から放出される水の温度及び／又は吐水量を制御できる。なお、温度調整手段及び流量調整手段の構造については周知であるので、詳細な説明を省略する。
台座１４には前記温度調整手段及び流量調整手段に接続されるホースが接続され、更に、センサー１５に先部が接続されるコード（リード線の集合）２２が挿通している。
【００１１】
前記センサー１５は、スパウト１３の途中位置の下部に形成された取付け孔の一例である長孔１９ａに取付けられるケーシング２３を介してスパウト１３に取付けられている。
図５、図６に示すように、ケーシング２３は、左右対となる右ケーシング２４と左ケーシング２５との２つ割構造となって、右ケーシング２４及び左ケーシング２５の基側には長孔１９ａの基端側に嵌入して掛止する断面Ｌ字状の差し込み掛止部２６、２７をそれぞれ備え、先側にはスパウト１３を構成する外管１１に螺着するビス２８のねじ止め部を構成する取付け部２９、３０を備えている。この取付け部２９、３０は右ケーシング２４及び左ケーシング２５の周表面より窪んだ位置に形成され、取付けにあってはそれぞれに形成されたねじ孔２９ａ、３０ａが重合し、このねじ孔２９ａ、３０ａに嵌入しこの右ケーシング２４及び左ケーシング２５をスパウト１３にねじ止めするビス２８の頭が露出しないようになっている。
また、右ケーシング２４の底部には掛止突起２４ａを備えると共に、左ケーシング２５にはこの掛止突起２４ａが嵌入して係合する掛止孔２５ａを備えて、両者を合わせた場合には、底部で右ケーシング２４及び左ケーシング２５が分離しないようになっている。
【００１２】
そして、図５、図６に示すように、右ケーシング２４と左ケーシング２５の外周部には、長孔１９ａを囲んで円滑に外管１１に接続される円滑接続部３１、３２を備え、これらが一体となったケーシング２３の下外側には斜め後ろ底方向に円滑に突出する膨張部３３を備え、内部にはセンサー１５の収納部３４を内側の複数の取付けリブ３５、３６を介して形成している。
また、図４に示すように、右ケーシング２４の斜め上部には、その軸線が垂直面に対して４５度の開口３７が設けられ、この部分にセンサー１５の投受光部３８が嵌入し、下部及び底部は複数の前記取付けリブ３５、３６によって支持されて、センサー１５がケーシング２３に取付けられるようになっている。
なお、このセンサー１５の検知角度がスパウト１３の中心を通る垂直面に対して、１０〜８０度（より好ましくは、２０〜７０度）内の所定の検知角度になるように、センサー１５の取付け角度を変えることもできる。ここで、センサーの検知角度とは、センサー１５の投受光部を基準にして対して対象物を検知できる角度をいう。従って、センサー１５の検知範囲に一定の広がりを有する場合には、その広がりを考慮してセンサー１５の取付け角度を決定することになる。
【００１３】
この実施の形態においては、台座１４に設けられたレバーハンドル１４ａが右側にあるので、センサー１５の検知方向は右斜め上側にあり、これによって、右手操作によってレバーハンドル１４ａの操作を行うと共に、同じ右手を少し上げることによって、前記センサー１５を作動させることができる。従って、温度及び水量を調整するレバーハンドル１４ａがスパウト１３の左側に設けられた自動水栓装置においては、調整手段の偏心配置方向と同じ側にあるように、センサー１５の検知方向も左斜め上方向にするのが好ましい。
【００１４】
以上に説明したように、センサー１５は、スパウト１３とは別体からなる専用のケーシング２３に収納されてスパウト１３に取付けられている。従って、センサー１５の取付けを行う場合には、内管１２と外管１１の間を通過するリード線３９（コード２２の内側に収納されている線）の端部に設けられたコネクター４０を、センサー１５のコネクター４１に接続し、センサー１５を左右から右ケーシング２４と左ケーシング２５で挟持して組み合わせた状態で、右ケーシング２４及び左ケーシング２５の基部に設けられている差し込み掛止部２６、２７を長孔１９ａの基側に挿入した状態で、右ケーシング２４及び左ケーシング２５の先部に形成されている取付け部２９、３０のねじ孔２９ａ、３０ａを重合させて、ビス２８にて外管１１に止めることによって行う。なお、分解する場合には逆の手順で行い、前記リード線３９の基部には図示しないコントローラが設けられて、所定の信号を内部に投光素子及び受光素子を有するセンサー１５を制御している。
【００１５】
このように、ケーシング２３は２部品から構成されているので、右ケーシング２４及び左ケーシング２５の複雑な成形も容易にでき、更にはセンサー１５の取付け及び保守点検も簡単に行うことができる。また、ケーシング２３はスパウト１３の下側に取付けられるので、自動水栓装置１０の使用時には上部から目立たなくなり、外観性がよい。
なお、左ケーシング２５の適正位置に雌ねじ穴を設け、センサー１５に設けられている締結孔４２、４３を利用してねじで固定することもできる。こうすることによってセンサー１５をより強固にケーシング２３に固定することができる。
【００１６】
次に、自動水栓装置１０の使用方法及びその作用について説明する。
組み立てられた状態の自動水栓装置１０は、例えば、洗面台等に設置される。この自動水栓装置１０を使用するときは、まず、スパウト１３の前側にある吐水具１７を手前側にして右手でセンサー１５の右上方約４５度の方向に翳す。これによって、センサー１５が反応して図示しないコントローラに信号が送られ、コントローラによって制御される電磁弁が開き、吐出具１７から温水が放出される。ここで、右手でレバーハンドル１４ａを上下、又は左右に動かすと、吐水される水の温度及び量を制御することができるが、レバーハンドル１４ａはスパウト１３の基部に接続される台座１４の右側に配置されているので、手の位置が、センサー１５の検知範囲より下方に位置することになり、結果として、センサー１５を誤動作させることがない。
なお、吐出具１７の高さが低い場合には、センサー１５の検知角度を例えば、垂直面に対して上斜め１０〜６０度等のように、検知範囲を変えることによって対応できる。
また、センサー１５の検知角度が右上斜め方向となっているので、手に付着した雫等がセンサー１５の上に落ちてセンサーが誤動作したり、あるいは汚れるということもない。
【００１７】
次に、取付けられているセンサー１５を交換する場合には、ビス２８を外して右ケーシング２４、左ケーシング２５をそれぞれ取り外す。そしてコネクター４０からコネクター４１を抜くことによってセンサー１５を取り外すことができる。そして新たなセンサーのコネクターをコネクター４０に差し込み、右ケーシング２４、左ケーシング２５でセンサーを挟持し、ビス２８で右ケーシング２４、左ケーシング２５をスパウト１３にねじ固定することによって交換が完了する。センサー１５を交換するときにスパウト１３を分解する必要がないので保守、点検作業にかかる時間を短くすることができる。
【００１８】
以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、流量の調節を行うレバーハンドルの数は２以上でもよく、
また、複数のセンサーをスパウト１３の左右にそれぞれ設け、左利き、右利きいずれの人にも使用できるようにすることもできる。また、自動水栓装置は、単水栓（流量の調節のみで温度調節なし）との組み合わせでも使用することができ、さらに、レバーハンドルの代わりに回転ハンドルを使用して操作することも可能である。
そして、前記実施の形態においては、センサーとして光反射型のセンサーを用いたが、指向性が狭ければ、例えば、超音波センサー等も使用でき、この場合も本発明は適用される。
【００１９】
【発明の効果】
請求項１〜４記載の自動水栓装置においては、センサーの検知角度が垂直面を基準にして、右上側又は左上側に前記垂直面から１０〜８０の範囲内なので、従来のような正前方や横方向に向けたときに手以外の使用者の体の一部を感知してしまう誤感知や、回転ハンドル又はレバーハンドルの操作時に必然的に発生する誤感知が少なくなる。
また、スパウトを前方向に向けた時に水栓やセンサーに手から落下する水や油が付着することが少ないため、水栓が汚れにくく、台所での作業中の動作を崩す事なく吐水・止水が清潔に行える。
特に、請求項１記載の自動水栓装置においては、センサーが吐水口の後方かつ通水部の下側に設置されているので正面から見たときに目立たなくなり、外観性がよい。
請求項４記載の自動水栓装置においては、センサーの検知方向と調整手段が同じ側にあるので、センサーに手を翳す動作と流量等を調整する動作が、両手を使うことなく片手で簡単にできるので作業性が良い。
請求項１記載の自動水栓装置においては、センサーは専用のケーシングに収納されているので、スパウトの先部を小さくして水栓の外観を向上させることができる。
請求項２記載の自動水栓装置においては、ケーシングが２部品からなって、センサーを挟持するので、取付け用の締結部品等の部品点数を減らし、安価に、確実にスパウトに取付けることができる。また、ケーシングはスパウトの下側に取付けられるのでスパウト本体の外観を壊すことがなく、デザイン性に優れている。
そして、請求項３記載の自動水栓装置においては、ケーシングはコネクターを収納しているので、スパウト本体を分解することなくケーシングを外すだけでセンサーの保守点検が行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の一実施の形態に係る自動水栓装置の正面図である。
【図２】同自動水栓装置の要部構造を示す側断面図である。
【図３】図２の矢視Ａ部拡大断面図である。
【図４】図３における矢視Ｂ−Ｂ断面図である。
【図５】分解状態のスパウト及びケーシングの斜視図である。
【図６】センサーを収納するケーシングの分解斜視図である。
【符号の説明】
１０：自動水栓装置、１１：外管、１２：内管、１３：スパウト、１４：台座、１４ａ：レバーハンドル、１５：センサー、１６：接続具、１７：吐出具、１８：ニップル部、１９：雄ねじ、１９ａ：長孔、２０：接続補助具、２１：貯水室、２２：コード、２３：ケーシング、２４：右ケーシング、２４ａ掛止突起、２５：左ケーシング、２５ａ：掛止孔、２６：差し込み掛止部、２７：差し込み掛止部、２８：ビス、２９、３０：取付け部、２９ａ、３０ａ：ねじ孔、３１、３２：円滑接続部、３３：膨張部、３４：収納部、３５、３６：取付けリブ、３７：開口、３８：投受光部、３９：リード線、４０、４１：コネクター、４２、４３：締結孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic faucet device used in a kitchen or a washroom, and in particular, detects a human hand with a sensor, and discharges and stops water from a discharge port provided at the tip of a spout. The present invention relates to an automatic faucet device.
[0002]
[Prior art]
In a faucet device in which a rotating handle or lever handle for adjusting the flow rate and temperature is provided on the pedestal of the faucet, a sensor (usually a reflective photoelectric sensor having a projector and a receiver) at the tip of the spout ) Is provided, and water is discharged when a hand is touched on this sensor, and water is stopped when the hand is touched again.
And the following were proposed about the sensing direction of the sensor provided in the conventional automatic faucet device. In addition, the direction shown below shall show the direction when a user is viewed from the faucet side.
(1) As in the automatic faucet device disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 3-86159, a sensor is provided at the front end of the spout with its detection direction (light projecting direction) facing forward.
(2) An automatic faucet device disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-306483, which is provided with the detection direction of the sensor directed diagonally upward or downward.
(3) An automatic faucet device disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 3-147842, in which the sensor is detected so that the detection direction is in the front lateral direction.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional automatic faucet device has the following problems. When the detection direction of the sensor is facing forward, as in the automatic faucet device disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 3-86159, misuse is detected in parts other than the user's hand (for example, arm or body) and used. There is a danger of water being discharged when the person is not conscious.
In addition, when the detection direction of the sensor is facing upward and obliquely forward as in the automatic faucet shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-306483, if the hand is used while the faucet is used, Each time a water droplet, soap, oil, or other dirt on the hand that has been touched operates, it falls to the sensor part or the faucet part in the vicinity of the sensor part, thereby causing a problem that false detection occurs or the faucet itself becomes dirty. When the detection direction of the sensor is directed downward, there is a risk of detecting a hand during the washing operation and malfunctioning.
In the automatic faucet device shown in JP-A-3-147794, the sensor is built in the faucet head part, so that the tip part becomes larger and the design becomes worse, and when the sensor is installed in the lateral direction, When the user operates the rotary handle or lever handle provided on the base portion of the faucet fitting, the sensor erroneously detects the arm and water is discharged when the user is not conscious.
And if it is made the structure which provides the connection part of a sensor in the exterior of a spout like the automatic faucet device proposed by Unexamined-Japanese-Patent No. 10-306483, when performing maintenance of a sensor, a faucet will be disassembled. There was a problem that extensive work was required.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances, and preferably, a spout of a conventional rotary handle or lever handle-type faucet provided with a rotary handle or lever handle for adjusting the flow rate or temperature on the base portion of the spout. In the automatic faucet device with a rotary handle or lever handle that is provided with a sensor at the tip of the water spout and stops when the hand is picked up. The main object of the present invention is to provide an automatic faucet device that is less likely to misdetect a body other than the hand during operation. It is another object of the present invention to provide an automatic faucet device that is not easily soiled, has a large spout tip, does not break the appearance of the spout, and is excellent in design.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The automatic water faucet device according to the first aspect of the present invention is configured to discharge water when a hand is put on a sensor provided in the middle of the spout and to stop water when the hand is touched again. In the stopper device, the spout includes an outer tube and an inner tube that is housed in the outer tube and allows water to pass therethrough, and the sensor is provided in a dedicated casing that is separate from the outer tube of the spout. It is stored behind the spout at the tip of the spout and below the outer tube, and the detection angle of the sensor is based on a vertical plane passing through the center of the spout and is on the upper right side or upper left side In the range of 10 to 80 degrees from the vertical plane.
The automatic faucet device according to the second invention is an automatic faucet device configured to discharge water when a hand is picked on a sensor provided in the middle position of the spout and to stop water when the hand is picked again. The detection angle of the sensor is within the range of 10 to 80 degrees from the vertical plane on the upper right side or upper left side with respect to the vertical plane passing through the center of the spout, and the sensor is separate from the spout. The casing is made up of two parts that sandwich the sensor, each having an insertion latching part on one side and a screwing part on the other side, and below the spout. The insertion latching portion is latched in a mounting hole provided, and the screwing portion is fixed to the spout by being screwed.
Here, the spout refers to a pipe portion including a water discharger provided on the front side of a faucet body provided with a rotary handle or a lever handle for adjusting temperature or the like.
In addition, it is preferable to use, for example, a reflective optical sensor using visible light, infrared light, or the like as the sensor, but the present invention can be applied to other sensors as long as they have directivity. .
Since the detection angle of the sensor is within the range of 10 to 80 degrees from the vertical plane on the upper right side or on the upper left side with respect to the vertical plane, water does not easily adhere to the spout when the hand reacts to the sensor. It is hard to misdetect when operating the adjusting means provided at the base of the. The detection angle of the sensor is more preferably in the range of 20 degrees or more and 70 degrees or less. This reduces the adhesion of water to the spout and makes it less susceptible to false detection.
[0006]
Further, by installing the sensor behind the water outlet and below the water passage, the sensor becomes inconspicuous when the spout is viewed from the front.
Here, in the automatic faucet device according to the present invention, the pedestal to which the base of the spout is attached is provided with adjustment means for adjusting the flow rate and / or temperature eccentrically on one side, and the detection direction of the sensor and the adjustment The eccentric direction of the means is preferably on the same side. By configuring in this way, the operation of the handle and the action of putting the hand on the sensor can be performed with one hand. For example, a rotary handle or a lever handle is used as the adjusting means.
Further, the sensor is above the spout is housed in a dedicated casing made of separate, by attaching Rukoto to the spout, the attachment of the sensor can be simplified, also, the sensor of the housing part to reduce the wiring space Can be reduced.
The casing is composed of two parts that sandwich the sensor, each having an insertion hooking portion on one side and a screwing portion on the other side, and the insertion into the mounting hole provided on the lower side of the spout. while engaging the hook portion, the mounting Rukoto the screwed portion is screwed into the spout, sandwiching the sensor to fix and can omit the fastening fittings, also, when attached to the lower side, automatic faucet When the device is viewed from above, it becomes inconspicuous and does not break the faucet appearance. The casing preferably houses a connector for connecting the sensor to the controller. In this way, maintenance and inspection of the sensor can be performed simply by removing the casing.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings to provide an understanding of the present invention.
FIG. 1 is a front view of an automatic faucet device according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a side sectional view showing the main structure of the automatic faucet device, and FIG. 4 is an enlarged sectional view, FIG. 4 is a sectional view taken along the line BB in FIG. 3, FIG. 5 is an exploded perspective view of the spout and casing, and FIG. 6 is an exploded perspective view of the casing that houses the sensor.
[0008]
As shown in FIGS. 1 and 2, an automatic faucet device 10 according to an embodiment of the present invention includes a resin outer tube 11 having a gently curved portion and a curved portion having substantially the same shape inside the resin outer tube 11. A spout 13 having a flexible resin inner tube 12 formed with a base 14, a base 14 provided at the base of the spout 13, and a light-reflective sensor 15 provided in the middle of the spout 13. Have. These will be described in detail below.
[0009]
As shown in FIGS. 1 and 2, the outer tube 11 of the spout 13 is made of hard resin (or metal) such as ABS, for example, and the base side is straight, but the tip portion is bent in an arc shape. In addition, a discharge tool 17 is provided at the tip portion via a connection tool 16. The connection tool 16 is housed inside the outer tube 11 whose tip is cut obliquely, and a nipple portion 18 is formed on the base side and a male screw 19 is formed on the front side to be screwed into the female screw of the discharge tool 17. A long hole 19a is provided behind the water outlet of the outer tube 11 (for example, a position 5 to 10 cm from the tip of the spout 13) and below the water passage portion, so that the sensor 15 can be installed in that portion. It has become.
The inner tube 12 is made of a bendable vinyl chloride tube and is housed in the outer tube 11, a tip portion of which is fixed to a nipple portion 18 of the connection tool 16, and a base portion of the base 14 via a connection auxiliary tool 20. It is connected to a water storage chamber 21 formed inside. The base portion of the spout 13 including the outer tube 11 and the inner tube 12 as described above is attached to the base 14 so as to be able to swing, so that the discharge position of water from the discharge tool 17 can be changed. 2 and 3, reference numeral 12a denotes a fastening band.
[0010]
A lever handle 14a is attached to the side of the pedestal 14 so as to be movable up and down and left and right. The lever handle 14a is connected to temperature adjusting means and flow rate adjusting means to change the inclination of the lever handle 14a. Thus, the temperature and / or the amount of water discharged from the discharger 17 can be controlled. Since the structures of the temperature adjusting means and the flow rate adjusting means are well known, detailed description thereof is omitted.
A hose connected to the temperature adjusting means and the flow rate adjusting means is connected to the pedestal 14, and a cord (a set of lead wires) 22 to which a tip portion is connected to the sensor 15 is inserted.
[0011]
The sensor 15 is attached to the spout 13 via a casing 23 attached to a long hole 19a that is an example of an attachment hole formed at a lower position in the middle of the spout 13.
As shown in FIGS. 5 and 6, the casing 23 has a split structure of a right casing 24 and a left casing 25 that form a pair of left and right, and a long hole 19 a is formed on the base side of the right casing 24 and the left casing 25. Each of which is provided with insertion hooking portions 26 and 27 having an L-shaped cross section that are fitted and hooked on the base end side, and a screw fastening portion of a screw 28 that is screwed to the outer tube 11 constituting the spout 13 on the front side. The mounting parts 29 and 30 which comprise are provided. The attachment portions 29 and 30 are formed at positions recessed from the peripheral surfaces of the right casing 24 and the left casing 25. In the attachment, the screw holes 29a and 30a formed in the respective portions are overlapped, and the screw holes 29a and 30a are overlapped. The heads of the screws 28 that are inserted into and screwed to the spout 13 with the right casing 24 and the left casing 25 are not exposed.
Further, the bottom of the right casing 24 is provided with a latching projection 24a, and the left casing 25 is provided with a latching hole 25a into which the latching projection 24a is fitted and engaged. The right casing 24 and the left casing 25 are not separated at the bottom.
[0012]
As shown in FIGS. 5 and 6, the outer peripheral portions of the right casing 24 and the left casing 25 are provided with smooth connection portions 31 and 32 that surround the elongated hole 19 a and are smoothly connected to the outer tube 11. Is provided with an inflating portion 33 that protrudes smoothly in the direction of the diagonally rear bottom, and a housing portion 34 for the sensor 15 is formed through a plurality of mounting ribs 35 and 36 on the inside. is doing.
As shown in FIG. 4, an opening 37 whose axis is 45 degrees with respect to a vertical plane is provided in an oblique upper portion of the right casing 24, and a light projecting / receiving portion 38 of the sensor 15 is fitted into this portion, The bottom portion is supported by a plurality of the mounting ribs 35 and 36 so that the sensor 15 is attached to the casing 23.
The sensor 15 is mounted so that the detection angle of the sensor 15 is a predetermined detection angle within 10 to 80 degrees (more preferably, 20 to 70 degrees) with respect to a vertical plane passing through the center of the spout 13. You can also change the angle. Here, the detection angle of the sensor refers to an angle at which an object can be detected with respect to the light projecting / receiving unit of the sensor 15. Therefore, when the detection range of the sensor 15 has a certain spread, the mounting angle of the sensor 15 is determined in consideration of the spread.
[0013]
In this embodiment, since the lever handle 14a provided on the pedestal 14 is on the right side, the detection direction of the sensor 15 is obliquely upward on the right side, whereby the lever handle 14a is operated by the right hand operation and the same The sensor 15 can be activated by slightly raising the right hand. Therefore, in the automatic faucet device in which the lever handle 14a for adjusting the temperature and the water amount is provided on the left side of the spout 13, the detection direction of the sensor 15 is also diagonally left upward so that it is on the same side as the eccentric arrangement direction of the adjusting means. The direction is preferred.
[0014]
As described above, the sensor 15 is housed in the dedicated casing 23 that is a separate body from the spout 13 and attached to the spout 13. Therefore, when attaching the sensor 15, the connector 40 provided at the end of the lead wire 39 (line accommodated inside the cord 22) that passes between the inner tube 12 and the outer tube 11 is connected to the sensor 40. In the state where it is connected to the connector 41 of the sensor 15 and the sensor 15 is sandwiched and combined by the right casing 24 and the left casing 25 from the left and right, the insertion latching portion 26 provided at the base of the right casing 24 and the left casing 25, 27 is inserted into the base side of the long hole 19a, and the screw holes 29a, 30a of the attachment portions 29, 30 formed at the front portions of the right casing 24 and the left casing 25 are superposed and externally attached by screws 28. This is done by stopping on the tube 11. When disassembling, the procedure is reversed, and a controller (not shown) is provided at the base of the lead wire 39 to control the sensor 15 having a light emitting element and a light receiving element inside. .
[0015]
Thus, since the casing 23 is composed of two parts, the right casing 24 and the left casing 25 can be easily molded, and the sensor 15 can be easily mounted and maintained. Moreover, since the casing 23 is attached to the lower side of the spout 13, when the automatic faucet device 10 is used, it becomes inconspicuous from the top, and the appearance is good.
It is also possible to provide a female screw hole at an appropriate position of the left casing 25 and fix it with screws using the fastening holes 42 and 43 provided in the sensor 15. By doing so, the sensor 15 can be fixed to the casing 23 more firmly.
[0016]
Next, a method of using the automatic faucet device 10 and its operation will be described.
The assembled automatic faucet device 10 is installed in a washstand or the like, for example. When the automatic faucet device 10 is used, first, the water spouting tool 17 on the front side of the spout 13 is turned to the front side, and the right hand is turned in the direction of about 45 degrees on the upper right side of the sensor 15. As a result, the sensor 15 reacts to send a signal to a controller (not shown), the electromagnetic valve controlled by the controller is opened, and hot water is discharged from the discharge tool 17. Here, when the lever handle 14a is moved up and down or left and right with the right hand, the temperature and amount of water discharged can be controlled, but the lever handle 14a is located on the right side of the base 14 connected to the base of the spout 13. Since it is arranged, the position of the hand is positioned below the detection range of the sensor 15, and as a result, the sensor 15 does not malfunction.
In addition, when the height of the ejection tool 17 is low, the detection angle of the sensor 15 can be coped with by changing the detection range, for example, 10 to 60 degrees obliquely upward with respect to the vertical plane.
In addition, since the detection angle of the sensor 15 is diagonal to the upper right, wrinkles attached to the hand do not fall on the sensor 15 and the sensor does not malfunction or become dirty.
[0017]
Next, when replacing the attached sensor 15, the screw 28 is removed and the right casing 24 and the left casing 25 are removed. The sensor 15 can be removed by removing the connector 41 from the connector 40. Then, a new sensor connector is inserted into the connector 40, the sensor is sandwiched between the right casing 24 and the left casing 25, and the right casing 24 and the left casing 25 are screwed to the spout 13 with screws 28 to complete the replacement. Since it is not necessary to disassemble the spout 13 when replacing the sensor 15, the time required for maintenance and inspection work can be shortened.
[0018]
As mentioned above, although one embodiment of the present invention has been described, the present invention is not limited to the above embodiment. For example, the number of lever handles for adjusting the flow rate may be two or more.
A plurality of sensors can be provided on the left and right sides of the spout 13, respectively, so that it can be used by both left-handed and right-handed people. In addition, the automatic faucet device can be used in combination with a single faucet (only temperature control and no temperature control), and can also be operated using a rotating handle instead of a lever handle. is there.
In the embodiment described above, the light reflection type sensor is used as the sensor. However, if the directivity is narrow, for example, an ultrasonic sensor can be used, and the present invention is also applied in this case.
[0019]
【The invention's effect】
In the automatic water faucet device according to claims 1 to 4 , since the detection angle of the sensor is within the range of 10 to 80 from the vertical surface on the upper right side or the upper left side on the basis of the vertical surface, And false detection that senses a part of the user's body other than the hand when facing in the horizontal direction and false detection that inevitably occurs when operating the rotary handle or lever handle are reduced.
In addition, when the spout is pointed forward, water and oil falling from the hand are less likely to adhere to the faucet and sensor, so the faucet is less likely to get dirty, and water can be discharged and stopped without disrupting the operation in the kitchen. Clean water.
In particular, the automatic faucet apparatus of claim 1, wherein the sensor is inconspicuous when viewed from the front because it is installed at the lower side of the rear and passing water portion of the spout, good appearance.
In the automatic faucet device according to claim 4 , since the detection direction of the sensor and the adjusting means are on the same side, the operation of touching the sensor and the operation of adjusting the flow rate can be easily performed with one hand without using both hands. It is easy to work with.
In the automatic faucet apparatus of claim 1, wherein the sensor because it is housed in a dedicated casing, it is possible to reduce the tip portion of the spout to improve the appearance of the faucet.
In the automatic faucet device according to claim 2, in casing composed of two parts, because to clamp the sensor, reducing the number of parts of the fastening parts or the like for mounting, low cost, can be attached to reliably spout. Moreover, since the casing is attached to the lower side of the spout, the appearance of the spout body is not broken, and the design is excellent.
In the automatic faucet device according to the third aspect , since the casing accommodates the connector, the sensor can be maintained and inspected only by removing the casing without disassembling the spout body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an automatic faucet device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing the main structure of the automatic faucet device.
3 is an enlarged cross-sectional view taken along a line A in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 5 is a perspective view of the spout and casing in an exploded state.
FIG. 6 is an exploded perspective view of a casing that houses a sensor.
[Explanation of symbols]
10: automatic faucet device, 11: outer pipe, 12: inner pipe, 13: spout, 14: pedestal, 14a: lever handle, 15: sensor, 16: connector, 17: discharge tool, 18: nipple part, 19 : Male screw, 19a: long hole, 20: connection aid, 21: water storage chamber, 22: cord, 23: casing, 24: right casing, 24a latching protrusion , 25: left casing, 25a: latching hole, 26: Insertion latch part, 27: Insertion latch part, 28: Screw, 29, 30: Mounting part, 29a, 30a: Screw hole, 31, 32: Smooth connection part, 33: Expansion part, 34: Storage part, 35, 36: mounting rib, 37: opening, 38: light projecting / receiving portion, 39: lead wire, 40, 41: connector, 42, 43: fastening hole

Claims

In an automatic faucet device that is configured to discharge water when a hand is touched on a sensor provided in the middle of the spout and stop when the hand is touched again,
The spout includes an outer tube, and an inner tube that is housed in and flows through the outer tube,
The sensor is housed in a special casing that is separate from the outer pipe of the spout, and is installed behind the spout at the tip of the spout and below the outer pipe.
The automatic faucet device, wherein a detection angle of the sensor is within a range of 10 to 80 degrees from the vertical surface on the upper right side or the upper left side with respect to a vertical surface passing through the center of the spout.

In an automatic faucet device that is configured to discharge water when a hand is touched on a sensor provided in the middle of the spout and stop when the hand is touched again,
The detection angle of the sensor is in the range of 10 to 80 degrees from the vertical plane on the upper right side or upper left side with respect to the vertical plane passing through the center of the spout,
The sensor is housed in a dedicated casing that is separate from the spout.
The casing is composed of two parts that sandwich the sensor, each having an insertion hooking portion on one side and a screwing portion on the other side, and the insertion into the mounting hole provided on the lower side of the spout. An automatic faucet device, wherein a hooking portion is hooked and the screwing portion is fixedly attached to the spout.

3. The automatic faucet device according to claim 1 or 2 , wherein a connector for connecting the sensor to the controller is accommodated in the casing.

The automatic faucet device according to any one of claims 1 to 3 , wherein an adjustment means for adjusting a flow rate and / or a temperature is eccentrically provided on a pedestal to which a base of the spout is attached, and the sensor The automatic faucet device according to claim 1, wherein the detection direction and the eccentric direction of the adjusting means are on the same side.