JP4029335B2 - Consolidation accelerated landfill method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水底地盤に軟弱層が存在する水域を埋め立てて埋立地盤を形成するとともに、軟弱層の圧密を促進させて安定した埋立地盤を形成する圧密促進埋立工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水底地盤に軟弱層が存在する水域を埋め立てる場合、安定した埋立地盤を形成するために軟弱地盤の圧密を促進させる必要がある。このような場合、まず、締切り等により止水されドライ状態の埋立範囲を、埋立レベルに設けられた排水用釜場により涌水を排出するとともに埋立土を搬入して埋め立てを行う。埋立完了後に、サンドドレーンを埋立地盤上から軟弱層に達するまで打設して埋立地盤内および軟弱層内の排水を行う工法などにより圧密を行っている。
【0003】
また、近年では、埋立地盤を圧密する方法として、埋立地の周囲に堰堤を築造し、埋立地内で水平ドレーン材の配置、浚渫土を埋立て、堰堤に設けられ水平ドレーン材に接続されたウェルポイントの稼動を繰り返して行う圧密促進工法が提供されている。これによって、浚渫土からなる埋立地盤を経済的、効果的に圧密することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−182046号公報 (第2−3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の工法によると、サンドドレーン工法等の圧密促進工法は施工コストが高く、埋立範囲の面積が広い場合はサンドドレーンの打設本数が増加し経済性に欠け、埋立範囲の高さが高い場合はサンドドレーンの打設深度が深くなるため一本の施工時間が長くなり全体工期に影響するという問題が存在する。また、排水用釜場が埋立レベルに設けられているため、地下水位は常に埋立表面付近になり、軟弱層に作用する埋立地盤の圧密荷重は埋立土の水中重量となる。埋立土の空中湿潤重量が1.3から1.8t/m3であるのに対し、埋立土の水中重量は0.5から0.9t/m3であり、軟弱層に作用する埋立地盤の圧密荷重が小さいという問題が存在する。
【0006】
さらに、上記した圧密促進工法は、浚渫土からなる埋立地盤の圧密を行う方法であって、埋立地盤下に存在する水底地盤の圧密を行うためのものではないため、水底地盤に軟弱層が形成されている場合は埋立地盤自体が圧密されていても埋立地盤は安定しないという問題が存在する。
【0007】
本発明は、上記した問題が考慮されたものであり、水底地盤に軟弱層が存在する水域を埋め立てる際に、空中湿潤重量の埋立土で埋立を行って軟弱層を圧密し、効率的に埋立を行うことでコストダウンを図るとともに工期短縮を図ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、水底地盤に軟弱層が形成されている水域を埋め立てるとともに、前記軟弱層の圧密を促進する圧密促進埋立工法において、前記水域の埋立範囲を遮水構造体で区画する第1の工程と、前記埋立範囲内の排水を行う第2の工程と、前記埋立範囲内の前記水底地盤の表面にドレーン材を敷設してドレーン層を形成するとともに該ドレーン層内の水を前記埋立範囲外に排出する排水手段を配設する第3の工程と、前記埋立範囲内を埋立土で埋め立てする第4の工程とからなることを特徴としている。
【0010】
このような特徴により、埋立土の重量が軟弱層に作用することでドレーン層内に浸透する軟弱層内の水は、排水手段により埋立範囲外に排出される。また、排出手段は水底面付近に配置されるため、排出手段より上方の埋立土には軟弱層の水は浸透しない。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の圧密促進埋立工法において、前記第2の工程の後に、上端部が前記ドレーン層に接続される鉛直ドレーンを前記軟弱層の底部まで鉛直に打設する工程を備えることを特徴としている。
【0013】
このような特徴により、軟弱層の水は鉛直ドレーンに収集され、鉛直ドレーン内に集められた水は鉛直ドレーンを伝ってドレーン層に移動され、ドレーン層内に浸透した水は排水手段により埋立範囲外に排出される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る圧密促進埋立工法の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態は水域Wを埋め立てて陸地Gを造成する工法について説明する。
【0017】
〈圧密促進埋立構造〉
まず、本発明に係る圧密促進埋立工法による圧密促進埋立構造について説明する。
【0018】
図1に示すように、水域Wの水底地盤Bの中には、粘性土層や有機質を含む土層の新しい沖積層で含水量が多い軟弱層Fが形成されている。水域Wには陸地Gを造成するための埋立範囲1を区画する遮水構造体2が水域Wの水面上方から軟弱層Fの下方にかけて築造されており、例えば、遮水構造体2は埋立範囲1を囲って矩形に形成されている。
【0019】
埋立範囲1の水底地盤B中には、複数の鉛直ドレーン3が鉛直に配設されている。鉛直ドレーン3の下端部は軟弱層Fの底部まで挿設されており、鉛直ドレーン3の上端面は水底地盤Bの表層面に面一にされている。また、埋立範囲1の水底地盤B上には、例えば砂からなるドレーン材4が敷設され、ドレーン層5(サンドマット)が形成されているとともに、ドレーン層5内の水を埋立範囲1外に排出する排水手段6が配設されている。鉛直ドレーン3の上端部はドレーン層5に接続されており、ドレーン層5は排水手段6に接続されている。
【0020】
排水手段6は、中空円筒部材6aと排水管6bとポンプ6cとから構成されている。中空円筒部材6aはドレーン層5から遮水構造体2の天端面上方まで鉛直に立設されている。排水管6bは、ドレーン層5内から中空円筒部材6a内を挿通し遮水構造体2の天端面を越えて埋立範囲1外まで配管され、ドレーン層5内の排水管6b端部には集水口6dが設けられている。ポンプ6cは中空円筒部材6aを通り抜けた排水管6bに介装されている。ドレーン層5上方の埋立範囲1内には、埋立土7が遮水構造体2の天端面まで集積されて陸地Gが造成されている。
【0021】
〈圧密促進埋立工法〉
次に、本発明に係る圧密促進埋立工法の実施の形態について説明する。
【0022】
まず、第1の工程について説明する。図2に示すように、水域W内の埋立範囲1を区画するため、鋼製矢板を埋立範囲1の輪郭に沿って連続して一列に打ち込むことで遮水構造体2を築造する。鋼製矢板は、軟弱層F下方から水域Wの水面上方までの深さに相当する長さのものであり、軟弱層Fの下方に達するまで鉛直に打ち込む。
【0023】
次に、第2の工程について説明する。図3に示すように、遮水構造体2で囲まれた埋立範囲1内に図示せぬ排水装置を設置して埋立範囲1内の排水を行い、埋立範囲1内をドライ状態にする。このとき、遮水構造体2の止水性は遮水構造体2を構成する鋼製矢板の継手部はかみ合わせのみに依存しており完全な水密性が得られないので、排水完了後に鋼製矢板の継手部などにパイルガム等の充填材、或いはセメントグラウトや薬液注入などにより遮水構造体2の止水を行う。
【0024】
図4に示すように、遮水構造体2の止水が完了して埋立範囲1内がドライ状態になった後に、適当な間隔で複数の鉛直ドレーン3を埋立範囲1内の水底地盤Bの表層面から軟弱層Fの底部に達するまで鉛直に打設する。鉛直ドレーン3は、例えば、衝撃あるいは振動によって砂を密実に充填された砂柱からなるものである。
【0025】
次に、第3の工程について説明する。図5に示すように、埋立範囲1内の水底地盤Bの表層面にドレーン材4を適当な厚さで満遍無く敷設してドレーン層5を形成し、鉛直ドレーン3の上端部とドレーン層5とを接続する。また、埋立範囲1内の水底地盤Bの表層面に中空円筒部材6aを立設するとともに排水管6bを配管する。排水管6bにはポンプ6cを介装させ、ポンプ6cは図示せぬ電源に接続する。
【0026】
次に、第4の工程について説明する。図1に示すように、埋立範囲1内にダンプ等により適量の埋立土7を搬入し、ブルドーザ等で敷き均しを行うとともにローラーなどで転圧を行い、埋立土7の締め固めを行う。埋立土7の搬入、敷き均し、締め固めの作業サイクルを繰り返し行い、埋立土7を所定の高さまで集積する。搬入された埋立土7の水分含有量は、ブルドーザ等で敷き均せる程度であり、集積された埋立土7の締め固めは、集積された埋立土7の空中湿潤重量が1.3〜1.8t/m3程度になるように行う。また、第4の工程は排水手段6を稼動させながら埋め立てを行う。排水手段6はポンプ6cを運転させることで稼動する。ポンプ6cが運転すると、鉛直ドレーン3からドレーン層5に浸透した軟弱層Fの水は、排水管6bの集水口6dから排水管6b内に流入し、排水管6b内を流通して埋立範囲1外に流出する。軟弱層Fの水を吸い上げて軟弱層Fの圧密が完了した後に、ポンプ6cの図示せぬ電源を切ってポンプ6cを停止させ、排水手段6を撤去して埋め立てを完了する。なお、排水手段6の稼動を始める時まで、前記図示せぬ排水装置を稼動させておくが、埋立範囲1内への水の浸入状況を見て停止させてもよい。
【0027】
上記した圧密促進埋立工法および圧密促進埋立構造によると、埋立土7が軟弱層Fに載荷し、軟弱層Fの水は鉛直ドレーン3内に流入し、鉛直ドレーン3内を流通してドレーン層5に浸透する。これによって、軟弱層Fは圧密されて安定した地盤になる。また、埋立土7の下方にはドレーン層5が形成され、ドレーン層5内の水は、集水口6dから排水管6b内に流入し、埋立範囲1外に向かって配管された排水管6b内を流通して埋立範囲1外に放出されるため、埋立範囲1内の地下水位はドレーン層5の深さに固定され、埋立範囲1内の埋立土7に水が浸透せずにドライ状態で埋立される。これによって、軟弱層Fに載荷する埋立土7は適度な含水量になり、その重量は空中湿潤重量になる。埋立土7の空中湿潤重量は、埋立土7の水中重量よりも約2倍程度大きいので、軟弱層Fの圧密を効果的に行うことができる。さらに、水が浸透した埋立土7より、適度な含水量の埋立土7の方が作業性は良いため、工期の短縮を図ることができる。
【0028】
また、上記した圧密促進埋立工法および圧密促進埋立構造によると、鉛直ドレーン3の打設深さは、水底地盤Bの表層面から軟弱層Fの底部までの深さになる。一方、埋め立てた後に、サンドドレーン工法等により埋立範囲1内の埋立土7と軟弱層Fとの圧密を行うと、鉛直ドレーン3の打設深さは陸地Gの表層面から軟弱層Fの底部までの深さになる。このため、陸地Gの表層面から水底地盤Bの表層面までの深さ分だけ鉛直ドレーン3は短くなり、工事費用の軽減を図ることができる。
【0029】
さらに、埋立範囲1下方の軟弱層Fは遮水構造体2により区画されるため、遮水構造体2で囲まれた軟弱層Fは液密になる。これによって、埋立範囲1下方の軟弱層Fには、その周りの軟弱層Fの水が引き込まれず、埋立範囲1下方の軟弱層Fを効率良く圧密することができる。
【0030】
以上、本発明の圧密促進埋立工法の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。例えば、本実施の形態では、鋼製矢板を埋立範囲1の輪郭に沿って連続して一列に打ち込むことで遮水構造体2を築造しているが、水深が浅い場合などには鋼製矢板に代えて木製矢板を使用してもよく、また土砂や粘性土により堰堤を築いてもよく、土砂や粘性土により築いた堰堤に鋼矢板やコンクリートパイルなどを打設してもよい。また、水深が深い場合などには、遮水構造体2の内側に切梁や腹起しを設けてもよく、鋼製矢板を二重にして二重の鋼製矢板の間に土砂を中詰めしてもよく、円筒形の外殻を水中に設置して内部に土砂などを中詰めし、これを連結して壁体を築造してもよい。さらに、矢板等を打ち込むことが困難な場合などは、ケーソン等を沈めて締切り堤としてもよい。
【0031】
また、本実施の形態では、遮水構造体2は、埋立範囲1を囲って矩形に形成されているが、海岸や川岸を背にしてコの字に形成してもよく、入り江等の場合は入り江の入口を塞ぐように遮水構造体2を築造してもよく、遮水構造体2の形状は適宜変更してもよい。また、遮水構造体2の深さも軟弱層Fを完全に遮断する必要はなく、遮水構造体2の下部を廻り込む浸透水を施工管理上、特に問題とならない程度とすることができる根入れがあればよい。
【0032】
また、本実施の形態では、軟弱層Fの水を吸い上げるため砂柱からなる鉛直ドレーン3が用いられているが、合成樹脂や合成繊維からなるドレーン材を使用してもよく、ケーシング等の中に砂を中詰めするドレーン材を使用してもよい。さらに、鉛直ドレーン3を使用せずに、軟弱層Fの上方にドレーン層5を形成して、埋立土7の載荷だけで圧密を行ってもよい。
【0033】
また、本実施の形態では、ドレーン層5を形成するドレーン材4は砂であるが、ドレーン材4として合成樹脂や合成繊維からなる水平ドレーン材を密に敷設してドレーン層5を形成してもよく、上記した水平ドレーン材を間隔をあけて敷き並べてその周りを砂で覆ってもよく、無論、砂に代えて砂利などを使用してもよいことは言うまでもない。
【0034】
さらに、本実施の形態では、中空円筒部材6aと排水管6bとポンプ6cとから構成されている排水手段6を使用しているが、ウェルポイントを使用した排水手段6でもよく、その排水手段6は適宜変更してもよい。それから、遮水構造体2で区画後にドライ状態にする時の図示せぬ排水装置に替えて、最初から排水手段6を設置してドライ状態にする時から稼動させてもよい。その他、鉛直ドレーン3の埋設にしても、サンドドレーンでは船による水上からの配設が可能なので、遮水構造体2で区画施工する前あるいは区画施工中に、軟弱層Fの底部から水底地盤Bの表層面まで鉛直ドレーン3を配設施工してもよい。船による鉛直ドレーン3の区画施工は、大規模になればコストメリットがあり、遮水構造体2の区画施工中に行えば、工程短縮に繋がる。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る圧密促進埋立工法によれば、水底地盤に軟弱層が存在する水域を埋め立てる際に、サンドドレーンを埋立地表層から軟弱層底部まで打設する必要はないためコストダウンを図ることができる。また、水底地盤の表層面上に形成されたドレーン層にドライ状態の埋立土が積層されるため、効果的に圧密されて効率的に埋め立てを行うことができ工期短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧密促進埋立工法の第4の工程を説明するための断面図である。
【図2】 本発明に係る圧密促進埋立工法の第1の工程を説明するための断面図である。
【図3】 本発明に係る圧密促進埋立工法の第2の工程を説明するための断面図である。
【図4】 本発明に係る圧密促進埋立工法の鉛直ドレーン打設工程を説明するための断面図である。
【図5】 本発明に係る圧密促進埋立工法の第3の工程を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 埋立範囲
2 遮水構造体
3 鉛直ドレーン
4 ドレーン材
5 ドレーン層
6 排水手段
7 埋立土
W 水域
B 水底地盤
F 軟弱層
G 陸地[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is to form a reclaimed land reclaimed the waters are soft layer exists in the sea bed soil, about the consolidation promoting landfill method of forming a stable reclaimed ground by promoting the consolidation of the soft layer.
[0002]
[Prior art]
In general, when reclaiming a water area where a soft layer exists on the bottom of the ground, it is necessary to promote consolidation of the soft ground in order to form a stable landfill. In such a case, first, the landfill area that has been stopped by the deadline or the like and is in a dry state is drained by the drainage pottery provided at the landfill level and landfilled by carrying in the landfill. After landfill is completed, sand drains are placed from the landfill board until reaching the soft layer, and consolidation is performed by a method of draining the landfill board and the soft layer.
[0003]
Also, in recent years, as a method for consolidating landfill boards, weirs were built around the landfills, horizontal drain materials were placed in the landfills, dredged soil was buried, and wells connected to the horizontal drain materials provided on the weirs. A consolidation promotion method is provided that repeats the operation of points. Thereby, the landfill board made of dredged soil can be consolidated economically and effectively (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-182046 A (page 2-3, FIG. 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional method described above, the consolidation promotion method such as the sand drain method has a high construction cost, and when the area of the landfill area is large, the number of sand drains to be placed increases, resulting in a lack of economic efficiency and a high landfill range. When the length is high, the depth of the sand drain is increased, so that there is a problem that one construction time is increased and the entire construction period is affected. In addition, since the drainage kettle is provided at the landfill level, the groundwater level is always near the landfill surface, and the consolidation load of the landfill board acting on the soft layer is the underwater weight of the landfill soil. While the wet weight in the air of the landfill is 1.3 to 1.8 t / m 3 , the underwater weight of the landfill is 0.5 to 0.9 t / m 3 . There is a problem that the consolidation load is small.
[0006]
Furthermore, the consolidation promotion method described above is a method for consolidation of landfill ground made of dredged soil, not for consolidation of the water bottom ground existing under the landfill ground, so a soft layer is formed on the water bottom ground. However, there is a problem that even if the landfill board itself is consolidated, the landfill board is not stable.
[0007]
In the present invention, the above-mentioned problems are taken into consideration, and when a water area where a soft layer exists on the bottom of the ground, the soft layer is consolidated by efficiently performing landfill with a wet soil with a heavy weight in the air. The purpose of this is to reduce costs and shorten the construction period.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0010]
Due to such characteristics, the water in the soft layer that penetrates into the drain layer due to the weight of the landfill soil acting on the soft layer is discharged out of the landfill range by the drainage means. Further, since the discharging means is disposed near the bottom surface of the water, the soft layer water does not permeate the landfill above the discharging means.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the consolidation promoting landfill method according to the first aspect, after the second step, a vertical drain whose upper end is connected to the drain layer is vertically placed to the bottom of the soft layer It is characterized by comprising a step of performing.
[0013]
Due to these characteristics, water in the soft layer is collected in the vertical drain, the water collected in the vertical drain is transferred to the drain layer through the vertical drain, and the water that has permeated into the drain layer is drained by the drainage means. Discharged outside.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the consolidation promoting reclamation method according to the present invention will be described with reference to the drawings. Incidentally, the present embodiment describes the construction method to construct a land G with reclaimed water W.
[0017]
<Consolidation promoting landfill structure>
First, the consolidation promotion landfill structure by the consolidation promotion landfill method according to the present invention will be described.
[0018]
As shown in FIG. 1, a soft layer F having a high water content is formed in the bottom ground B of the water area W by a new alluvium of a clay soil layer or a soil layer containing organic matter. In the water area W, a water-
[0019]
A plurality of
[0020]
The drainage means 6 includes a hollow
[0021]
<Consolidation promotion landfill method>
Next, an embodiment of the consolidation promoting landfill method according to the present invention will be described.
[0022]
First, the first step will be described. As shown in FIG. 2, in order to divide the
[0023]
Next, the second step will be described. As shown in FIG. 3, a drainage device (not shown) is installed in the
[0024]
As shown in FIG. 4, after the water blocking of the
[0025]
Next, the third step will be described. As shown in FIG. 5, the
[0026]
Next, the fourth step will be described. As shown in FIG. 1, an appropriate amount of landfill 7 is carried into the
[0027]
According to the consolidation promoting landfill method and the consolidation promoting landfill structure described above, the landfill 7 is loaded on the soft layer F, and the water of the soft layer F flows into the
[0028]
Further, according to the consolidation promoting landfill method and the consolidation promoting landfill structure described above, the depth of the
[0029]
Furthermore, since the soft layer F below the
[0030]
As mentioned above, although embodiment of the consolidation promotion landfill method of this invention was described, this invention is not limited to above-described embodiment, In the range which does not deviate from the meaning, it can change suitably. For example, in the present embodiment, the
[0031]
Further, in this embodiment, the water-
[0032]
In the present embodiment, the
[0033]
In the present embodiment, the
[0034]
Further, in the present embodiment, the drainage means 6 composed of the hollow
[0035]
【The invention's effect】
According to consolidation promoting reclamation method according to the present invention, when the landfill a body of water there are soft layer sea bed soil, reducing the cost because it is not necessary to pouring sand drain from the landfill surface until soft layer bottom it can. In addition, since the dry landfill is laminated on the drain layer formed on the surface layer of the water bottom ground, the landfill can be effectively consolidated and effectively landfilled, and the construction period can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view for explaining a fourth step of consolidation consolidation landfill method according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining a first step of consolidation consolidation landfill method according to the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view for explaining a second step of consolidation consolidation landfill method according to the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view for explaining a vertical drain placing process of the consolidation promoting landfill method according to the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining a third step of consolidation consolidation landfill method according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記水域の埋立範囲を遮水構造体で区画する第1の工程と、前記埋立範囲内の排水を行う第2の工程と、前記埋立範囲内の前記水底地盤の表面にドレーン材を敷設してドレーン層を形成するとともに該ドレーン層内の水を前記埋立範囲外に排出する排水手段を配設する第3の工程と、前記埋立範囲内を埋立土で埋め立てする第4の工程とからなることを特徴とする圧密促進埋立工法。In the consolidation promoting landfill method for reclaiming the water area in which the soft layer is formed on the water bottom ground, and for promoting the consolidation of the soft layer,
A first step of partitioning the landfill range of the water area with a water-impervious structure; a second step of draining the landfill range; and It comprises a third step of forming a drain layer and disposing drainage means for discharging the water in the drain layer out of the landfill range, and a fourth step of landfilling the landfill range with landfill soil. Consolidation-promoting landfill method characterized by
前記第2の工程の後に、上端部が前記ドレーン層に接続される鉛直ドレーンを前記軟弱層の底部まで鉛直に打設する工程を備えることを特徴とする圧密促進埋立工法。In the consolidation promoting landfill method according to claim 1,
A consolidation promoting landfill method comprising, after the second step, a step of vertically placing a vertical drain whose upper end is connected to the drain layer to the bottom of the soft layer.
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