JP4026936B2 - 建築窓ガラス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は熱線反射合せガラスを利用した建築窓ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】
板ガラスに金属の薄膜を付着することでミラー効果を発揮させ、特に近赤外線を反射させるところの熱線反射ガラスが建築物の窓ガラス(以下「建築窓ガラス」と記す。)として採用されている。熱線反射ガラスが太陽光線を反射させることから夏季において、クーラに無駄な熱負荷を掛けることがないなどの効果が期待できるからである。この様な熱線反射ガラスに関する発明には、例えば特開昭63−134232号公報の「高透過率を有する赤外反射物品」が知られている。この赤外反射物品は、同公報の図1に示されるとおり、透明基板10に透明酸化物膜11,13,15と銀膜12,14とを交互にスパッタリング法などで成膜したものであり、透明基板10はガラス又はプラスチックなどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
確かに、銀膜12,14で極めて高い熱反射率を得ることができる。しかし、前記赤外反射物品を建築窓ガラスとして使用すると、銀膜12,14が大気によって腐食し、所定の熱反射率が得られなくなる虞れがある。
仮に、透明樹脂で成膜部分をカバーしたとしても、熱サイクルを受ける建築窓ガラスにあっては数年程度で樹脂カバーにクラックが入り、保護カバーの機能が喪失することが分かった。
そこで、本発明の目的は耐久性に富んだ建築窓ガラスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、2枚の板ガラスの間に少なくとも一層の銀を主成分とする金属薄膜を介在させ、板ガラスより金属薄膜を一廻り小さくする如くに、板ガラスのエッジから金属薄膜のエッジを後退させる膜無し帯を設けてなる熱線反射合せガラスを、シリコンシーリング材で囲った建築窓ガラスにおいて、膜無し帯の幅を少なくとも5mmにするとともに、シリコンシーリング材をオキシム型シーリング材、アミノキシ型シーリング材又はアルコール型シーリング材としたことを特徴とする。
【0008】
建築窓ガラスに常用されているシリコンシーリング材が、金属薄膜に悪影響を及ぼすことが分かった。そこで、シリコンシーリング材をオキシム型シーリング材、アミノキシ型シーリング材又はアルコール型シーリング材に限定すれば、5mm幅の膜無し帯で腐食が防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の建築窓ガラスに好適な高遮蔽熱線反射合せガラスの正面図であり、高遮蔽熱線反射合せガラス10(以下単に熱線反射合せガラス10という。)は、額縁の様に膜無し帯11を有することを特徴とする。なお、膜無し帯11は見やすくするために図に陰を入れたが他の部分と同様に透明である。
【0010】
図2は図1の2−2線断面拡大図であり、熱線反射合せガラス10は、十分に透明な下部板ガラス12と、この下部板ガラス12の片面にスパッタリング法などで形成した多層膜20と、接着のための中間膜13と、十分に透明な上部板ガラス14とからなる合せガラスである。板ガラス12,14のエッジから多層膜20のエッジまでの距離Lが膜無し帯11の幅に相当する。
【0011】
板ガラス12,14は、建築窓ガラスに用いるフロートガラスや型板ガラスで、厚さ3〜5mm程度のものが適当であるが、他の厚みの板ガラスであってもよい。また、通常の合せガラスに採用可能な板ガラスであれば、強化ガラス、網入りガラス、その他の板ガラスであってもよい。
中間膜13は接着性能を備えた透明樹脂であり、PVB(ポリビニルブチラール)膜、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)膜、ポリウレタン膜が好適であるが、合せガラスの中間膜として採用できるものであれば種類は問わない。中間膜13の厚さは0.2〜0.8mm程度であり、1枚又は2枚以上を重ねて使用する。
【0012】
図3は図2の3部拡大図であり、多層膜20は銀を主成分とする少なくとも一層の金属薄膜を含むものであって、例えば下部板ガラス12側から、透明な誘電体膜21、銀を主成分とした金属薄膜22、ごく薄い金属保護膜23、透明な誘電体膜24、銀を主成分とした金属薄膜25、ごく薄い金属保護膜26、透明な誘電体膜27を積層したものであり、極く薄い金属保護膜23,26を除いた層数であるところの5層構造の多層膜である。
【0013】
なお、多層膜20は透明な誘電体膜21、銀を主成分とした金属薄膜22、ごく薄い金属保護膜23、透明な誘電体膜24からなる3層構造体であってもよく、又は7,9層構造体であってもよく、要は少なくとも一層の金属薄膜を含むものであればよい。
【0014】
誘電体膜21,24,27は各数十nmの薄膜であり、酸化すず、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化タングステンなどを含む。
銀を主成分とした金属薄膜22,25は、20nm未満の薄膜であり、純銀又は銀に耐久性を高めることを目的としてパラジウム、金、銅、アルミニウムなどを添加したものである。
5層の多層膜20の総厚さは、200nm未満であり、0.2×10-3mm未満であるから、中間層13(図2参照)の1/1000の厚さしかない極めて薄い膜である。
【0015】
以上の構成からなる熱線反射合せガラス10の製造方法の一例を次に説明する。
図4は熱線反射合せガラスの製造フロー図であり、ST××はステップ番号を示す。
ST01:上部板ガラスを準備する。
ST02:同様に、下部板ガラスを準備する。
ST03:この下部板ガラスの片面全面に誘電体膜、金属薄膜を交互に積層する。具体的にはスパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、浸漬法、直接コーティング法、膜接着法(樹脂フィルム上に金属薄膜を積層させ、この樹脂フィルムを下部板ガラス上に載置させる方法)等による。
ST04:積層した多層膜の周囲を所定寸法剥離して膜無し帯をつくる。具体的には回転砥石で削る。ST03の段階で膜無し帯のエリアにマスクをかけることで膜無し帯を形成してもよい。
【0016】
ST05:多層膜をカバーするように下部板ガラスの片面全面にPVB膜を被せる。
ST06:下部板ガラスに上部板ガラスを重ねる。
ST07:予備接着を行う。予備接着は、例えば所定温度の加熱室に配置した下ロール及び上ロールとしてのプレスロール間に水平にワークを走行させ、プレス圧と温度で予備的接着を実施する。
ST08:本接着を行う。本接着は、例えば120〜150℃で且つ10〜15kg/cm2のオートクレーブにて加圧・加熱処理する。
ST09:これで本発明の合せガラス、すなわち熱線反射合せガラスが完成する。
【0017】
図5は本発明に係る建築窓ガラスの要部断面図であり、建築窓ガラス30は熱線反射合せガラス10の外周にシリコンシーリング材31,31を介在させたものであり、このシリコンシーリング材31,31で図示せぬ窓枠との密着性、密封性を高める構造を採用している。なお、図示したシリコンシーリング材31,31の断面形状は1例を示したものであり、この断面形状は窓枠の形状や隣接する他の窓ガラスとの接合形態、その他の要因によって決まるものであるから、断面形状は任意に変更して差支えない。
本発明者の研究では、建築窓ガラスに不可欠なシリコンシーリング材31が銀を主成分とする金属薄膜に悪影響を及ぼす場合があることを見出した。その対策を講じることも本発明の目的の一つである。詳細は後述する。
【0018】
図6は図2の別実施例図であり、製造フローは省略するが、上部板ガラス14にも多層膜20を形成したことを特徴とする。
すなわち、熱線反射合せガラス10Bを、上部・下部板ガラス12,14、これらに各々沿わせた多層膜20,20及び中間膜13で構成した。
この熱線反射合せガラス10Bは板ガラス12,14に平行な中心線Cに完全対称であるため、上部板ガラス12を室外に向けるか否かを心配する必要がない。
【0019】
【実施例】
本発明の構造を完成するために実施した実験の内容及び結果を説明する。
(供試材):
2枚の板ガラスは3mm厚さのフロートガラスを使用した。これらの板ガラスを用いて前記図4の製造フローに従って製造した熱線反射合せガラスを供試材にした。
(膜無し帯の幅):
ただし、前記供試材においては膜無し帯の幅を、0(膜無し帯なし)、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、10mm、15mmとしたものを準備した。
(シリコンシーリング材):
さらに、建築窓ガラスを想定して、シリコンシーリング材としてオキシム型シーリング材、アミノキシ型シーリング材、アルコール型シーリング材、酢酸型シーリング材、アミド型シーリング材を試した。なお、一般用途を想定して、シリコンシーリング材無しのものを先に調べた。
【0020】
(試験方法):
55℃、95%RHでの恒温恒湿試験
(試験期間):
4ヵ月
(判定の種類):
多層膜に腐食が認められたものを不良品、認められなかったものを良品とする。
【0021】
【表1】
【0022】
表1は実験結果をまとめた表であって、右欄中、0mm〜15mmは膜無し帯の幅、その下の分数、例えば18/(18)は分母が(サンプル数)、分子がそのうちの不良数であり、18/(18)は18サンプル中、18個が不良であったことを示す。
【0023】
実験No.1は、前記図2を基本構造とし、シリコンシーリング材は無しである。不良数発生率の説明は後述する。
実験No.2は、前記図5を基本構造とし、且つ図5中のシリコンシーリング材の種類をオキシム型(東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製SH780相当)とした。
実験No.3は、前記図5を基本構造とし、且つ図5中のシリコンシーリング材の種類をアミノキシ型(東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製SH792相当)とした。
【0024】
実験No.4は、前記図5を基本構造とし、且つ図5中のシリコンシーリング材の種類をアルコール型(東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製SE555相当)とした。
実験No.5は、前記図5を基本構造とし、且つ図5中のシリコンシーリング材の種類を酢酸型(東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製SH781相当)とした。
実験No.6は、前記図5を基本構造とし、且つ図5中のシリコンシーリング材の種類をアミド型(東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製SH790相当)とした。
【0025】
図7(a)〜(c)は実験No.1〜実験No.6のグラフであり、前記表1の右欄の分数を百分率に換算したものを縦軸に目盛り、横軸を膜無し帯の幅とした。
(a)は実験No.1(シリコンシーリング材無し)の不良発生率を折れ線グラフで示したものであり、膜無し帯の幅が0では89%ものサンプルに、多層膜の腐食が認められた。この原因は、多層膜中の特に銀を主体とした金属薄膜のエッジが直接大気に触れており、大気中の酸素と水分とで腐食が始まり、金属薄膜を伝わって内部に腐食が進行したと考えられる。
そこで、膜無し帯を確保し、そこに中間膜を介在させ、この中間膜で酸素などを遮断させることにした。
【0026】
膜無し帯の幅を2mmにしたところ、不良発生率は39%まで低下し、膜無し帯の幅を3mmにすると、同28%まで低下し、更に膜無し帯の幅を4mmにすると不良発生率は0%になった。
従って、図2の構造では、膜無し帯の幅を少なくとも4mm確保すれば、腐食の発生を抑えることができることが分かった。
【0027】
(b)は実験No.2(オキシム型シーリング材付き)、実験No.3(アミノキシ型シーリング材付き)及び実験No.4(アルコール型シーリング材付き)を折れ線グラフで示したが、いづれも膜無し帯が0mmのときには100%不良となり、3mmで50〜80%の不良率となり、4mmで20〜30%の不良率に収まり、5mmで不良率0となった。
【0028】
ここで、注目すべきことは、前記(a)に比較して腐食に対する成績が悪いことである。この原因は、建築窓ガラスに常用されるシリコンシーリング材が酸素や水分もしくはシリコンシーリング材の硬化時に発生する脱気生成物すなわちオキシム系化合物、アルコール系化合物、アミノキシ系化合物等を多層膜へ供給する作用を果たしていると考えざるを得ない。
しかし、実験No.2(オキシム型シーリング材付き)、実験No.3(アミノキシ型シーリング材付き)及び実験No.4(アルコール型シーリング材付き)の条件下では、膜無し帯の幅を少なくとも5mm確保すれば、腐食の発生を抑えることができることが分かった。
【0029】
(c)実験No.5(酢酸型シーリング材付き)及び実験No.6(アミド型シーリング材付き)を折れ線グラフで示したが、いづれも膜無し帯が0mm及び3mmのときには100%の不良率となり、10mmで50〜70%の不良率となり、15mmで33%の不良率となり、良品を得る見通しは得られなかった。
従って、本発明の熱線反射合せガラスには、酢酸型シーリング材及びアミド型シーリング材は不適当であることが分かった。
【0031】
請求項1はシリコンシーリング材を伴なう建築用に限るものである。
ただし、熱線反射合せガラスの供給者は、最終用途が不明であることがままある。そこで、少なくとも5mm幅の膜無し帯、好ましくは余裕を見込んで少なくとも10mm幅の膜無し帯を設けた熱線反射合せガラスを供給することがより実用的である。
【0034】
【発明の効果】
請求項1では、建築窓ガラスにおいて、前記膜無し帯の幅を少なくとも5mmにするとともに、前記シリコンシーリング材をオキシム型シーリング材、アミノキシ型シーリング材又はアルコール型シーリング材とした。シリコンシーリング材をオキシム型シーリング材、アミノキシ型シーリング材又はアルコール型シーリング材に限定すれば、5mm幅の膜無し帯で腐食が防止できる。従って、請求項1により、耐久性の高い建築窓ガラスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の建築窓ガラスに好適な高遮蔽熱線反射合せガラスの正面図
【図2】 図1の2−2線断面拡大図
【図3】 図2の3部拡大図
【図4】 熱線反射合せガラスの製造フロー図
【図5】 本発明に係る建築窓ガラスの要部断面図
【図6】 図2の別実施例図
【図7】 実験No.1〜実験No.6のグラフ
【符号の説明】
10,10B…高遮蔽熱線反射合せガラス(熱線反射合せガラス)、11…膜無し帯、12…板ガラス(下部板ガラス)、13…中間膜、14…板ガラス(上部板ガラス)、20…多層膜、21,24,27…誘電体膜、22,25…銀を主体とした金属薄膜(金属薄膜)、30…建築窓ガラス、31…シリコンシーリング材、L…膜無し帯の幅。
Claims (1)
- 2枚の板ガラスの間に少なくとも一層の銀を主成分とする金属薄膜を介在させ、前記板ガラスより前記金属薄膜を一廻り小さくする如くに、板ガラスのエッジから金属薄膜のエッジを後退させる膜無し帯を設けてなる熱線反射合せガラスを、シリコンシーリング材で囲った建築窓ガラスにおいて、前記膜無し帯の幅を少なくとも5mmにするとともに、前記シリコンシーリング材をオキシム型シーリング材、アミノキシ型シーリング材又はアルコール型シーリング材としたことを特徴とする建築窓ガラス。
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