JP4025433B2 - Catalyst device for exhaust gas purification of internal combustion engine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の排気浄化用触媒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関の排気浄化用触媒を取り付ける場合は、排気管の途中に触媒を別部品として接続し、スペースを取っていた。例えば、特開平08−312425および特開平05−044445に示されるように排気浄化用の触媒は熱交換器の下流位置に配設されており、該熱交換器を介した排気ガスが該触媒に接触する構成になっている。また、実開昭57−158918に示す如く排気導入部および触媒ケース、熱交換器を分割可能に構成したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平08−312425および特開平05−044445に示されるように排気浄化用の触媒は、熱交換器の下流位置に配設されており、該熱交換器を介した排気ガスが該触媒に接触する構成の場合には、排気の温度が前記熱交換器により低くなり、該排気の触媒における浄化のための反応度が低下する。また、実開昭57−158918に示す構成においては触媒は排気導入部と熱交換器の間に配設されており、該触媒の取り出しが困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題の解決手段として、次の如く構成したものである。
【0005】
内燃機関の排気浄化用の触媒装置において、内燃機関(1)の排気マニホールド(41)の排気ガス排出側端部に、熱交換器(42)と該排気マニホールド(41)を接続するために、着脱自在の接続部(61)を接続し、該接続部(61)と排気マニホールド(41)の排気側端部との内部に、触媒装置(50)を配設し、該接続部(61)の排気側端部には配管(62)を接続し、該配管(62)により、前記接続部(61)と熱交換器(42)とを接続し、該熱交換器(42)と排気マニホールド(41)とを略平行状に配設し、該接続部(61)は、排気マニホールド(41)及び熱交換器(42)の両側端部を接続すべく、両者の側端位置に配置し、該接続部(61)を取り外すことにより、前記触媒装置(50)の交換および点検を可能としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例について説明する。
【0007】
図1は、他の参考例を示すエンジンの正面図、図2は同じく側面図、図3は同じく平面図、図4は排気装置の分解状態を示す側面一部断面図、図5は排気装置の側面一部断面図である。
【0008】
図6は、本発明の実施例であるエンジンの正面図、図7は同じく側面図、図8は触媒装置の配設構成を示す側面一部断面図、図9は低い温度における分子のエネルギー状態を示す図、図10は高い温度における分子のエネルギー状態を示す図である。
【0009】
図1乃至図3において、他の参考例のエンジンの構成について説明する。エンジン1は、クランクケース2、シリンダー部3およびシリンダヘッド部4により構成されており、該エンジン1のシリンダヘッド部4の側方には触媒10および熱交換器11を内装する排気装置5が配設されている。該エンジン1には燃料が供給され、該燃料は空気とともにシリンダー部3内に導入される。シリンダー部3内には図示しない複数もしくは単数のシリンダおよびピストンが配設されており、前記導入された燃料と空気はシリンダにおいて図示しないピストンにより圧縮され、爆発した後に排気ガスとしてシリンダ部3より排出される。該シリンダ部3より排出される排気ガスはシリンダヘッド部4より排出される。
該シリンダヘッド部4には、図示しないバルブ機構が配設されており、該シリンダ部4内において生成した排気ガスがバルブ機構を介してシリンダヘッド部4に配設された排気マニホールド20内に排出される。各シリンダより排出された排気ガスは排気マニホールド20に集合し、該排気マニホールド20には前記排気装置5が接続されている。該構成において排気マニホールド20に集合させられた排気ガスが該排気装置5内に導入される構成になっている。
【0010】
排気装置5は、前記排気マニホールド20の出口側の側方に直接接続されており、該排気装置5内には排気ガスを浄化するための触媒装置22および熱交換器21が配設されている。該排気装置5内において触媒装置22は、排気マニホールド20よりの排気ガスが導入される位置に配設されている。即ち、前記排気マニホールド20より排気ガスが排気装置5に導入され、該排気装置5に導入された排気ガスは直ぐに触媒装置22に接触する構成になっている。これにより、排気ガスの温度を下げることなく、該排気ガスを触媒装置22に接触させる事が可能である。
【0011】
排気マニホールド20と排気装置5の接続部は、排気マニホールド20および排気装置5においてそれぞれ前部に設けられている。従って、排気マニホールド20の前部より排気ガスが排気装置5の前部に導入される構成になっている。これにより排気装置5を装着したエンジン1の前後方向の長さをコンパクトに構成することもに、該排気装置5の前部に排気マニホールド20よりの排気ガスが導入されるので排気装置5の前部に触媒装置22を配設する構成となる。排気装置5は図4、図5に示すごとく触媒装置22を取り外し可能に構成している。このため、排気装置5がエンジン1に装着された状態において、該触媒装置22を該エンジン1の前面より容易に取り外し出来る構成になっている。
【0012】
上記のごとく、排気マニホールド20より排出された排気ガスは直ちに触媒装置22に導入され、該触媒装置22を介した後に熱交換器21に導入される。これにより排気ガスは排気マニホールド20より排出された直後の高い温度で触媒装置22に導入されたのち、該触媒装置22の後方に配設された熱交換器21を介して、該排気ガスの温度が下げられた後に排気装置5より排気ガスが排出される。
【0013】
一般に温度が高いほど化学反応は起こりやすく、高い温度状態にある分子もしくは原子は高いエネルギーを有する。図9および図10において、縦軸を分子の数N、横軸を分子の有するエネルギーEとした。図9に示す状態において、一定の温度条件下においてもそれぞれの分子の有するエネルギーは異なり、一定の分布を有するものであり、反応に必要は活性化エネルギーをEaとしたとき、図9において反応し得る分子は斜線により示された部分の分子である。より高い温度においては、図10に示す如く、分子の有するエネルギーが全体的に増加する。エネルギーEaを基準として考えた場合、該エネルギーEaを越えるエネルギーを有する分子は斜線で示される部分の分子である。即ち、エネルギーEaを越えるエネルギーを有する分子の割合は、図9に示す温度状態によりも図10に示す温度状態において多くなる。前記エネルギーEaが活性化エネルギーであれば、温度が高く成るにつれて反応可能な分子の割合が増加する。このため、高い温度状態において排気ガスを触媒装置22に導入することにより、排気ガスの分子の化学反応を起こすための活性化エネルギーを越える割合を増すことが可能であり、触媒13を介して反応をおこし、浄化される排気ガス中の有害物質の除去量を増すことができる。これにより、触媒13による排気ガスの浄化効果を向上できる。
【0014】
次に、他の参考例の排気装置5の構成について説明する。図4、図5に示すように排気装置5において、触媒装置22は分離可能に構成されており、該排気装置5より触媒装置22を取り外すことができる。該触媒装置22は触媒13および筒部12、蓋体11により構成されている。該触媒装置22は蓋体11の後面に筒部12が固設されており、該筒部12の内側に触媒13が配設されている。触媒装置22の蓋体11は排気装置5の蓋を兼ねた構成になっており、排気装置5に該触媒装置22を装着することにより該触媒装置22の蓋体11により排気装置5の触媒装置22装着のための開口部を密閉することが出来る。即ち、触媒13を保持する筒体12に固設した蓋体11が排気装置5の触媒装置22装着のための開口部の蓋となっているため、該蓋体11を取り外すと同時に触媒13の取り出しが行える。これにより、触媒13の取り出し作業の手間が省略され整備時における作業量が減少する。
【0015】
更に、該排気装置5の前部には排気ガス導入のための排気ガス導入部31が設けられており、該排気ガス導入部31を介して排気ガスが排気装置5内に導入される構成になっている。排気装置5の後部内側には熱交換器21が配設されており、該熱交換器21に導入される冷却水により、該熱交換器21を通過する排気ガスを冷却する構成になっている。また、排気装置5の中央部には冷却水導入口32が配設されており、該冷却水導入口32より冷却水が熱交換器21に導入される。該冷却水導入口32より導入された冷却水は熱交換器21において排気ガスを冷却し、排気装置5の後部に配設された冷却水排出口33より排出される。排気装置5の冷却水排出口33より排出された冷却水はシリンダ部3に導入され該シリンダ部3を冷却する。
【0016】
排気装置5の後部には排気ガス排出口34が固設されており、該排気ガス排出口34より排気装置5内に導入された排気ガスが排出される。これにより前記排気ガス導入部31より導入された排気ガスは触媒13および熱交換器21を介して浄化され温度をさげられた後に排気ガス排出口34より排出される。
【0017】
該構成において触媒が不必要である場合には、触媒装置22より触媒13を取り外し、該触媒13を取り外した触媒装置22を排気装置5に装着することも可能である。前記の如く、触媒装置22は触媒13、蓋体11および筒体12により構成されており、該触媒13は筒体12に保持されているため、該触媒13を筒体12より分離することにより該触媒13を取り外す事ができる。このため、エンジン1の使用状態に応じて容易に触媒13の取り外しおよび取付けを行うことが可能であり、触媒13を状況に応じたものに容易に交換できる。
【0018】
次に、本発明の実施例の内燃機関の排気浄化用触媒装置について説明する。図6、図7、図8において排気マニホールド41の排気ガス排出側の端部には熱交換器42と排気マニホールド41を接続するための着脱自在の接続部61が接続されており、該接続部61と排気マニホールド41の排気側端部との内部には触媒装置50が配設されている。また、接続部61の排気側端部には配管62が接続されており、該配管62により接続部61が熱交換器42と接続されている。熱交換器42は、排気マニホールド41と略平行状に配設されていて、該接続部61は、排気マニホールド41及び熱交換器42の両側端部を接続する状態となり、即ち、側端に位置する。従って、接続部61の着脱作業を容易にしている。前記排気マニホールド41は、ウォータージャケット63により被装されており、該排気マニホールド41が異常な高温になることを抑制する構成になっている。該ウォータージャケット63に供給される冷却水は、熱交換器42において排気ガスの熱量を吸収したものであり、該ウォータージャケット63において排気マニホールド41を急速に冷却するものではない。該ウォータージャケット63を介した冷却水はエンジン1のシリンダ部に導入され該シリンダ部の冷却に用いられる。
【0019】
上記構成において、排気マニホールド41を介した排気ガスは触媒装置50を介した後に熱交換器42に導入される。該熱交換器42は円筒状に構成された排気冷却室42aおよび冷却水室42bにより構成されており、該排気冷却室42aは冷却水室42bに満たされた冷却水に覆われる構成になっている。排気マニホールド41より排出された排気ガスは、触媒装置50、接続部61および該接続部61に接続した配管62を介して、前記熱交換器42に導入される。該熱交換器42に導入された排気ガスは、該熱交換器42において冷却された後に排出される。該配管62を介した排気ガスは、熱交換器42の排気冷却室42aに導入されたのち、該排気冷却室に42aにおいて冷却され排出口42cより排出される。排気ガスは該熱交換器42において冷却されため、さらなる分解、還元反応を起こすことなく排出される。即ち、排気ガスが排気マニホールド41より排出された高温状態で、触媒装置50に接触する構成になっている。このため、前述の如く、排気ガスの触媒装置50における反応量が増加し、排気ガスの浄化の効率が増す。
【0020】
また、上記のごとく触媒装置50を排気マニホールド41出口側の側端部に取付け、該触媒装置50を介した排気ガスが熱交換器42に接続部61を介して導入される構成になっているので、接続部61を取り外すことにより、前記触媒装置50の交換および点検を容易に行うことができる。さらに、触媒が不要な場合には触媒装置50を取り除くか、該触媒装置50より触媒を取り除く事も可能である。これにより、使用状況に応じて触媒を装着もしくは脱着できる。また、熱交換器42と排気マニホールド41が接続部61により接続されているため、熱交換器42の配設が容易に行え、組立性が良い。触媒装置50の保守および点検を容易に行うことが出来る。
【0021】
内燃機関の排気浄化用の触媒装置において、触媒装置を排気マニホールドの出口側側方に直付けし、熱交換器を、該触媒装置の排気下流側でかつ該触媒装置と同一軸上となる様に配設したので、該触媒装置と熱交換器がエンジン側方に位置し、エンジンの全高を低く構成できる。このため、エンジンをコンパクトに構成でき、該エンジンを収納するのに必要な空間を小さく構成できる。また、触媒装置が排気マニホールドと熱交換器の間に配設されているので、触媒装置を触媒反応温度(例えば300°C以上)環境に配置できる。排気ガスを高い温度域において触媒に接触させることにより反応を促進し、浄化作用を行うことができるので、浄化効率が上昇する。
【0022】
触媒装置が蓋体、筒部、触媒より構成され、触媒装置を熱交換器に着脱可能としたので、触媒装置の取付けおよび取り外し作業を容易におこなえる。該構成により、排気装置の組立性が向上すると共に、整備を行いやすい。
【0023】
触媒が不要な場合は蓋体を直接熱交換器に取り付けるので、触媒付きの排気装置と触媒なしの排気装置の作り分けを容易に出来るとともに、触媒を付ける場合および付けない場合においても蓋体の兼用を行える。これにより、排気装置の製造コストを削減できる。
【発明の効果】
【0024】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
内燃機関の排気浄化用の触媒装置において、内燃機関(1)の排気マニホールド(41)の排気ガス排出側端部に、熱交換器(42)と該排気マニホールド(41)を接続するために、着脱自在の接続部(61)を接続し、該接続部(61)と排気マニホールド(41)の排気側端部との内部に、触媒装置(50)を配設し、該接続部(61)の排気側端部には配管(62)を接続し、該配管(62)により、前記接続部(61)と熱交換器(42)とを接続し、該熱交換器(42)と排気マニホールド(41)とを略平行状に配設し、該接続部(61)は、排気マニホールド(41)及び熱交換器(42)の両側端部を接続すべく、両者の側端位置に配置し、該接続部(61)を取り外すことにより、前記触媒装置(50)の交換および点検を可能としたので、該接続部を着脱するだけで触媒装置の保守、点検、交換を容易に行うことができる。
また、装着可能な熱交換器の種類を増すことができる。触媒の反応温度環境において高温の排気ガスを触媒に接触でき、排気ガスを迅速に反応させ浄化効率を向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 他の参考例のエンジンの正面図である。
【図2】 同じく側面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 排気装置の分解状態を示す側面一部断面図である。
【図5】 排気装置の側面一部断面図である。
【図6】 本発明の実施例であるエンジンの正面図である。
【図7】 同じく側面図である。
【図8】 触媒装置の配設構成を示す側面一部断面図である。
【図9】 低い温度における分子のエネルギー状態を示す図である。
【図10】 高い温度における分子のエネルギー状態を示す図である。
【符号の説明】
1 内燃機関
2 クランクケース
3 シリンダ部
4 シリンダヘッド部
5 排気装置
41 排気マニホールド
42 熱交換器
50 触媒装置
61 接続部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust gas purification catalyst device for an internal combustion engine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when an exhaust purification catalyst for an internal combustion engine is attached, the catalyst is connected as a separate part in the middle of the exhaust pipe to save space. For example, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 08-31425 and 05-044445, an exhaust purification catalyst is disposed at a downstream position of a heat exchanger, and exhaust gas passing through the heat exchanger is applied to the catalyst. It is configured to contact. In addition, as shown in Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-158918, an exhaust introduction portion, a catalyst case, and a heat exchanger are configured to be separable.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As shown in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 08-31425 and 05-044445, the exhaust purification catalyst is disposed at a downstream position of the heat exchanger, and the exhaust gas passing through the heat exchanger contacts the catalyst. In such a configuration, the temperature of the exhaust gas is lowered by the heat exchanger, and the reactivity for purification of the exhaust gas in the catalyst is lowered. Further, in the configuration shown in Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-158918, the catalyst is disposed between the exhaust introduction part and the heat exchanger, and it is difficult to take out the catalyst.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above-described problems, the following configuration is adopted.
[0005]
In the catalyst device for exhaust purification of the internal combustion engine, in order to connect the heat exchanger (42) and the exhaust manifold (41) to the exhaust gas discharge side end of the exhaust manifold (41) of the internal combustion engine (1), A detachable connecting portion (61) is connected, and a catalyst device (50) is disposed inside the connecting portion (61) and an exhaust side end of the exhaust manifold (41), and the connecting portion (61). A pipe (62) is connected to the exhaust side end of the pipe, the connection (61) and the heat exchanger (42) are connected by the pipe (62), and the heat exchanger (42) and the exhaust manifold are connected. (41) are arranged substantially parallel to each other, and the connecting portion (61) is arranged at the side end positions of both sides of the exhaust manifold (41) and the heat exchanger (42) so as to connect them. By removing the connection (61), the catalyst device (50) can be replaced and Those that made it possible to.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, examples of the present invention will be described.
[0007]
FIG. 1 is a front view of an engine showing another reference example , FIG. 2 is also a side view, FIG. 3 is a plan view, FIG. 4 is a partially sectional side view showing an exploded state of the exhaust device, and FIG. FIG.
[0008]
6 is a front view of an engine according to an embodiment of the present invention , FIG. 7 is a side view of the same engine, FIG. 8 is a partial cross-sectional side view showing the arrangement of the catalyst device, and FIG. 9 is a molecular energy state at a low temperature. FIG. 10 is a diagram showing the energy state of molecules at a high temperature.
[0009]
The configuration of the engine of another reference example will be described with reference to FIGS. The
The
[0010]
The
[0011]
The connection portion between the
[0012]
As described above, the exhaust gas discharged from the
[0013]
In general, the higher the temperature, the easier the chemical reaction takes place, and molecules or atoms in a high temperature state have higher energy. 9 and 10, the vertical axis represents the number N of molecules and the horizontal axis represents the energy E possessed by the molecules. In the state shown in FIG. 9, the energy of each molecule is different and has a constant distribution even under a certain temperature condition, and the reaction takes place in FIG. The molecule to be obtained is the part of the molecule indicated by the diagonal lines. At a higher temperature, as shown in FIG. 10, the energy of the molecule increases as a whole. When the energy Ea is considered as a reference, the molecules having an energy exceeding the energy Ea are the molecules in the portion indicated by oblique lines. That is, the proportion of molecules having energy exceeding the energy Ea is larger in the temperature state shown in FIG. 10 than in the temperature state shown in FIG. If the energy Ea is the activation energy, the proportion of molecules that can react increases as the temperature increases. For this reason, by introducing the exhaust gas into the
[0014]
Next, the configuration of the
[0015]
Further, an exhaust
[0016]
An exhaust
[0017]
In the case where the catalyst is unnecessary in the configuration, it is possible to remove the
[0018]
Next, an exhaust purification catalyst device for an internal combustion engine according to an embodiment of the present invention will be described. 6, 7, and 8, a
[0019]
In the above configuration, the exhaust gas that has passed through the
[0020]
Further, as described above, the
[0021]
In a catalytic device for purifying exhaust gas of an internal combustion engine, the catalytic device is directly attached to the outlet side of the exhaust manifold so that the heat exchanger is on the exhaust downstream side of the catalytic device and on the same axis as the catalytic device. Therefore, the catalyst device and the heat exchanger are located on the side of the engine, and the overall height of the engine can be reduced. For this reason, an engine can be comprised compactly and the space required in order to accommodate this engine can be comprised small. Further, since the catalyst device is disposed between the exhaust manifold and the heat exchanger, the catalyst device can be placed in an environment of a catalyst reaction temperature (for example, 300 ° C. or more). By bringing the exhaust gas into contact with the catalyst in a high temperature range, the reaction can be promoted and the purification action can be performed, so that the purification efficiency is increased.
[0022]
Since the catalyst device includes a lid, a cylinder, and a catalyst, and the catalyst device can be attached to and detached from the heat exchanger, the catalyst device can be easily attached and detached. With this configuration, the assembly of the exhaust device is improved and maintenance is easy.
[0023]
When a catalyst is not required, the lid is directly attached to the heat exchanger, so it is easy to make an exhaust device with a catalyst and an exhaust device without a catalyst, and the lid body can be attached with or without a catalyst. Can be used concurrently. Thereby, the manufacturing cost of the exhaust device can be reduced.
【The invention's effect】
[0024]
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
In the catalyst device for exhaust purification of the internal combustion engine, in order to connect the heat exchanger (42) and the exhaust manifold (41) to the exhaust gas discharge side end of the exhaust manifold (41) of the internal combustion engine (1), A detachable connecting portion (61) is connected, and a catalyst device (50) is disposed inside the connecting portion (61) and an exhaust side end of the exhaust manifold (41), and the connecting portion (61). A pipe (62) is connected to the exhaust side end of the pipe, the connection (61) and the heat exchanger (42) are connected by the pipe (62), and the heat exchanger (42) and the exhaust manifold are connected. (41) are arranged substantially parallel to each other, and the connecting portion (61) is arranged at the side end positions of both sides of the exhaust manifold (41) and the heat exchanger (42) so as to connect them. By removing the connection (61), the catalyst device (50) can be replaced and Since enabling maintenance of just the catalytic device for attaching and detaching the said connection portion, inspection can be easily performed replacement.
Moreover, the kind of heat exchanger which can be mounted can be increased. High temperature exhaust gas can be brought into contact with the catalyst in the reaction temperature environment of the catalyst, and the exhaust gas can be reacted quickly to improve the purification efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an engine of another reference example .
FIG. 2 is a side view of the same.
FIG. 3 is also a plan view.
FIG. 4 is a partial side sectional view showing an exploded state of the exhaust device.
FIG. 5 is a partial side sectional view of the exhaust device.
FIG. 6 is a front view of an engine according to an embodiment of the present invention .
FIG. 7 is a side view of the same.
FIG. 8 is a partial cross-sectional side view showing the arrangement configuration of the catalyst device.
FIG. 9 is a diagram showing energy states of molecules at a low temperature.
FIG. 10 is a diagram showing the energy state of molecules at a high temperature.
[Explanation of symbols]
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