JP4023714B2 - Headrest stay - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッドレストステーに関し、特に、ヘッドレストに組み付けられて同ヘッドレスト内から対のパイプ材を突出させるヘッドレストステーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヘッドレストステーは、棒状のパイプ材を略コの字形状に屈曲させて形成される。そして、ヘッドレストに組み付けられ、同ヘッドレスト内から一対の棒状部位を突出させる。また、シートバックの上部には、軸孔を鉛直方向へ配向させつつ所定間隔をおいて一対のヘッドレストサポートが配置されている。このため、各軸孔に対して上記突出されるヘッドレストステーの各棒状部位をそれぞれに挿入し、ヘッドレストをシートバックに支持させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のヘッドレストステーにおいては、上記棒状部位の間隔が各ヘッドレストサポートの配置間隔と一致するようにパイプ材を屈曲させているが、パイプの内径、硬度、弾性率などに応じて公差が生じるという課題があった。このため、ヘッドレストから突出する棒状部位の先端とヘッドレストサポートの軸孔との位置が一致せず、シート組立工程では、同棒状部位を同軸孔に対して容易に挿入することができなかった。
【0004】
また、自動車の乗員がヘッドレストの高さを変更する場合には、上記棒状部位が上記軸孔と干渉して抵抗感を生じさせるため、軸線方向へのスムーズな移動が困難であった。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、シート組立工程における作業性を向上させるとともに、スムーズなヘッドレストの高さ変更を実現させることが可能なヘッドレストステーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、ヘッドレストステーを、パイプ材、対の板材と、対のパイプ材の五つの部材に分けて構成し、この対のパイプ材の下端開口 を丸め加工を行って、滑らかな端面を形成するとともに、この上端開口付近にテーパプレス加工を行って、外周面が先端に向ってテーパ状に形成し、さらにこの上端開口を、プレス方向に押し潰して平たくし、この平たくした方向と直交する方向の内径が、前記板材の幅よりも僅かに長くし、また、このパイプ材の両端開口にテーパプレス加工を行って、外周面が先端に向ってテーパ状に形成し、さらにこの両端開口を、プレス方向に押し潰して平たくし、そして、この対のパイプ材の上端開口の押し潰した箇所に、前記対の板材の一端をそれぞれ挿入し、またこの対の板材の他端を、前記パイプ材の両端の押し潰した箇所に、それぞれ挿入し、この各挿入箇所をかしめ固定し、この挿入箇所をかしめ固定する際に、この対のパイプ材、又はパイプ材の中心軸と、この対の板材の各端部における中心軸とが一致するように、当該対のパイプ材、又はパイプ材と、対の板材とがそれぞれ位置決めし、
前記対の板材の下端側に打ち出し構造を介して奥方から押圧された肉が手前側へ突出してなることを特徴としたヘッドレストステーを形成する。
【0006】
このように形成されたヘッドレストステーは、ヘッドレストに組み付けられると、略コの字形状の翼辺に相当する対のパイプ材を同ヘッドレスト内から突出させる。そして、この突出する対のパイプ材をシートバックの上部に所定間隔をおいて配置された一対のヘッドレストサポートの軸孔にそれぞれ挿入し、上記ヘッドレストを同シートバックの上部に支持させる。ここで、当該ヘッドレストステーには、あらかじめ所定の屈曲形状を有する対の板材が用いられるため、この対の板材を形成する時点で上記対のパイプ材の間隔を決定することができる。すなわち、上記対のパイプ材の間隔を上記ヘッドレストサポートの配置間隔に合わせて、対のパイプ材を略コの字形状に折り曲げる必要がなくなる。従って、対のパイプ材を折り曲げる際、硬度や弾性率などに応じて生じていた公差が解消され、上記ヘッドレストサポートの配置間隔に合わせて上記対のパイプ材の間隔を設定することが可能となる。
【0007】
上記組み合わせて連結される対の板材とパイプ材、対のパイプ材の一例として、上記請求項1に記載のヘッドレストステーにおいて、略L字形状に形成された対の板材と、各端が各板材の一端に連結されるパイプ材と、一端が各板材の他端に連結される対のパイプ材とを備える構成とする。上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、対の板材とパイプ材と対のパイプ材とをそれぞれ個別に形成する。そして、パイプ材の各端を各板材の一端に連結し、対のパイプ材の一端を各板材の他端に連結することにより、ヘッドレストステーを形成する。
【0008】
また、上記組み合わせて連結される板材と対のパイプ材の別の一例として、上記請求項1に記載のヘッドレストステーにおいて、略コの字形状に形成された板材と、一端が同板材の各端に連結されると対のパイプ材を備える構成とする。上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、略コの字形状に形成された板材と対のパイプ材とをそれぞれ個別に形成する。そして、各パイプ材の一端を板材の各端にそれぞれ連結することにより、略コの字形状のヘッドレストステーを形成する。
【0009】
上記対の板材の構成例として、請求項1に記載のヘッドレストステーにおいて、上記対の板材は、板面の幅方向へ屈曲する板材により形成されている構成とする。上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、板面の幅方向へ屈曲する板材により形成されている対の板材と上記対のパイプ材とを組み合わせて連結する。すると、上記ヘッドレストサポートは、所定間隔をおいて車幅方向へ一対配置されることから、これらのヘッドレストサポートに各パイプ材を挿入した際、上記対の板材の板面が車両の前後方向へ配向される。すなわち、同対の板材は、厚み方向が車両の前後へ配向され、幅広となる方向が車両の左右へ配向されるため、車両の前後方向へ撓みやすくなる。従って、急制動時、乗員の頭部に対して後方へ衝撃が加わり、ヘッドレストが前方から押圧された場合、上記対の 板材が下端部位を支点に後方へ弓なりに反って衝撃を吸収することができる。このように、上記対の板材を板材で構成することにより可撓性を持たせると、ヘッドレストに加わる衝撃を吸収させることができる点で有用となるが、かかる構成は一例にすぎず、本発明にかかるヘッドレストステーは、対の板材と各パイプ材を組み合わせて連結されるものであれば良いとの観点から、板面の幅方向と直交する側へ肉厚な角柱形状であっても良いし、円柱形状などであっても良い。
【0010】
ところで、上記対の板材と対のパイプ材とを組み合わせて連結する際の手法の一例として、請求項1に記載のヘッドレストステーにおいて、上記対のパイプ材は、管体により構成され、上記対の板材の端部を開口に挿入し、当該対のパイプ材における端部付近の外壁面を軸芯に直交する方向からプレスしてかしめ固定される構成とする。上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、管体により構成された対のパイプ材の端部開口には、上記対の板材の端部が挿入される。そして、当該対のパイプ材における端部付近の外壁面を軸芯に直交する方向からプレスする。すると、同対のパイプ材の壁面とともに、同対の板材の壁面が一体的に押し潰され、かしめ固定される。
【0011】
このようにかしめ固定を行うにあたり、各部材を位置決めするための手法の一例として、請求項1に記載のヘッドレストステーにおいて、上記対の板材は、端部が上記対のパイプ材の開口に挿入されるとともに、内壁面が当該対の板材の外壁面と同対のパイプ材の開口付近における外壁面とに当接可能な略L字形状の位置決め孔に収容され、同端部と同対のパイプ材とが互いに平行となるように位置決めされる構成とする。上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、上記対の板材の端部が上記対のパイプ材の開口に挿入され、略L字形状の位置決め孔に対の板材と対のパイプ材とが収容される。
【0012】
このとき、上記対の板材の外壁面と上記対のパイプ材の開口付近における外壁面とを上記位置決め孔の内壁面に当接させ、同対の板材の端部と同対のパイプ材とを互いに平行となるように位置決めする。このため、上記対の板材の端部と上記対のパイプ材とが互いに平行となった状態で同対の板材と同対のパイプ材とがかしめ固定される。従って、ヘッドレスト内から突出される対のパイプ材の間の間隔を上記対の板材の屈曲角度だけで決めることが可能となる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ヘッドレストから突出する対のパイプ材の間隔を容易にヘッドレストサポートの配置間隔に合わせることが可能となる。このため、シート組立工程における作業性を向上させるとともに、スムーズなヘッドレストの上下動を実現させることが可能なヘッドレストステーを提供することができる。また、板材を小型化させることにより、同板材を切り出す際に生じる原材料の無駄を少なくすることができる。また、請求項1にかかる発明によれば、対の板材を小型化させることにより、同対の板材を切り出す際に生じる原材料の無駄を少なくすることができる。
【0014】
さらに、請求項1にかかる発明によれば、緩衝機能を持たせることができる。さらに、請求項1にかかる発明によれば、各部材を容易に連結させることができる。さらに、請求項1にかかる発明によれば、連結角度を正確に決めて各部材を連結することができる。さらに、請求項1にかかる発明によれば、ヘッドレストサポートの軸孔へのスムーズな挿入が可能な対のパイプ材を形成することができる。また、請求項1にかかる発明によれば、対の板材の下端側を奥方から押圧された肉が手前側へ突出する打ち出し構造を形成しているため、下端部位を支点に撓ませるにあたり、耐久性を向上させることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)シートバック上部における構成の説明:(2)ヘッドレストステーにおける構成の説明:(3)丸め加工の説明:(4)テーパプレス加工の説明:(5)位置決めおよびかしめ固定の説明:(6)切り溝形成の説明:(7)ヘッドレストステーの変形例1:(8)ヘッドレストステーの変形例2:(9)まとめ:
【0016】
(1)シートバック上部における構成の説明:図1は、シートバック上部の構成を斜視図により示している。同図において、自動車に搭載されたファーストシート(セカンドシート)のシートバック10の上部には、軸線が鉛直方向へ配向された一対の筒状ブラケットが取り付けられている。また、各筒状ブラケットの上方開口からは、概略筒状のヘッドレストサポート11,12がそれぞれ挿入され、各ヘッドレストサポート11,12の上方開口からは、ヘッドレスト20から略鉛直下方へ突出されたヘッドレストステー30を構成する対のパイプ材31,32がそれぞれ挿入される。なお、パイプ材31の外壁面には、長さ方向へ所定間隔で切り溝31aが設けられており、ヘッドレストサポート11の上端付近には、切り溝31aに対して進退可能なロック片11a1を有するロック機構11aが設けられている。かかる構成により、切り溝31aのいずれかがロック片11a1に対向する際、このロック片11a1を切り溝31aに挿入させ、ヘッドレスト20の上下動を規制して所望の高さにロックしている。
【0017】
(2)ヘッドレストステーにおける構成の説明:図2および図3は、ヘッドレスト20に組み付けられたヘッドレストステー30の主要構成を示している。ヘッドレストステー30は、略コの字形状に形成され、一対の自由端を鉛直下方へ突出させつつヘッドレスト20の内部に組み込まれている。ヘッドレストステー30には、金属製の棒状パイプ材33が備えられており、パイプ材33の各端開口には、図4および図5に示すように、略L字形状にプレスされた樹脂製の対の板材34,35の一端がそれぞれに挿入されてかしめ固定される。また、所定角度だけ屈曲された各板材34,35の他端は、対のパイプ材31,32の上端開口に挿入されてかしめ固定される。
【0018】
ここで、ヘッドレスト20の前面側に傾斜した対の板材34,35は、ヘッドレスト20の幅方向へ幅広に形成されるとともに、ヘッドレスト20の前後方向へ肉薄に形成されている。このため、急制動時、乗員の頭部に対して後方へ衝撃が加わり、ヘッドレスト20が前方から押圧された場合、図6に示すように、対のパイプ材31,32に支持される下端部位を支点に後方へ弓なりに反って衝撃を吸収することができる。なお、対の板材34,35の下端側には、図7に示すように、打ち出し構造が形成されており、図2における紙面奥方から押圧された肉が紙面手前側へ突出している。このように、打ち出し構造を形成すると、同図における紙面に直交する方向への折り曲げ強度を高めることができるため、図6に示すように、下端部位を支点に撓ませるにあたり、耐久性を向上させることが可能となる。
【0019】
ところで、各パイプ材31,32の下端側を各ヘッドレストサポート11,12にそれぞれ挿入する際、対のパイプ材31,32の間隔がヘッドレストサポート11,12の配置間隔と一致していないと、ヘッドレストサポート11,12への挿入が困難となり、また、高さ調節時におけるヘッドレスト20のスムーズな上下動が困難となる。そこで、本実施形態では、ヘッドレストステー30をパイプ材33、対の板材34,35、対のパイプ材31,32の合計五つの部材に分けて構成し、各部材の組付角度に公差が生じないように互いを連結させている。かかる手法により、一本のパイプ材を略コの字形状に屈曲させる場合のように自由端間距離に生じる公差を解消させている。以下、パイプ材31〜33を成形し、パイプ材33、対の板材34,35、対のパイプ材31,32の各部材を組み付け、対のパイプ材31,32に切り溝31aを形成する際の各作業工程について詳細を説明する。
【0020】
(3)丸め加工の説明:まず、対のパイプ材31,32の下端開口に丸め加工を施す。対のパイプ材31,32は、通常、長いパイプ材を所望の長さに切り出して使用するため、開口端部の切断面は、鋭く角張っている。このため、ヘッドレストステー30をヘッドレストサポート11,12に差し込む際、作業者の手に触れたり、ヘッドレストステー30をヘッドレストサポート11,12から引き抜く際、利用者の手に触れるおそれがある対のパイプ材31,32の切断面に丸め加工を施して滑らかな端面を形成している。
【0021】
丸め加工治具40は、図8に示すように、対のパイプ材31,32の外径と概ね同等な内径で、対のパイプ材31,32の全体長よりも浅い有底円筒状の型孔41を備えている。また、型孔41には、側壁面から奥面41aに向けて、内径が徐々に狭まるように曲面が形成されている。かかる構成により、対のパイプ材31,32の下端側を型孔41の奥面41a付近まで挿入すると、対のパイプ材31,32の上端が型孔41の上方開口から突出する。ここで、対のパイプ材31,32の上端から奥面41aに向けて鉛直下方へプレスすると、対のパイプ材31,32の下端が奥面41aの曲面形状に沿って変形し、開口端部の切断面に丸みを付けることができる。
【0022】
(4)テーパプレス加工の説明:そして、対のパイプ材31,32の上端開口付近にテーパプレス加工を施す。対のパイプ材31,32の開口端部は円形状であり、そのままでは図4および図5に示す幅広な板材34,35を挿入することができない。このため、対のパイプ材31,32の開口端部を対の板材34,35の断面形状に合わせて成形しておく必要がある。そこで、対のパイプ材31,32の外周面が先端に向けてテーパ状に変形するようにテーパプレス加工を施す。
【0023】
テーパプレス加工治具50は、図9に示すように、互いに近接または離間する方向へ移動可能な一対の可動型51,52を備えている。各可動型51,52は、それぞれに型面51a,52aを有しており、図10〜図12に示すように、各型面51a,52aは、移動方向へ浅く、同移動方向と直交する方向へ幅広な矩形形状の開口成形部51a1,52a1と、同移動方向へ同開口成形部51a1,52a1の下端から徐々に深さを増し、同移動方向と直交する方向へ同開口成形部51a1,52a1の下端から徐々に幅狭となるテーパ成形部51a1,52a2とから構成されている。また、テーパプレス加工を施すにあたっては、図9〜図12に示すように、型締め時における開口成形部51a1,52a1間の寸法から、対のパイプ材31,32の肉厚の2倍に相当する寸法を概ね差し引いた厚みを有する入れ子53が対のパイプ材31,32に挿入される。
【0024】
かかる構成により、可動型51,52に設けられた開口成形部51a,52aの間に、入れ子53が挿入された対のパイプ材31,32の上端部位を介在させ、図10に示すように、各可動型51,52を互いに近接させると、図11および図12に示すように、対のパイプ材31,32の上端部位が入れ子53に押し当てられるまで型面51a,52aにより押し潰される。すると、型面51a,52aの開口成形部51a1,52a1により押し潰された対のパイプ材31,32の上端開口は、プレス方向へ平たく押し出され、同プレス方向と直交する側へ幅広となる。このとき、対のパイプ材31,32の上端開口は、プレス方向への内径が板材34,35の厚みよりも僅かに長くなる程度まで押し潰され、同プレス方向に直交する側への内径が対の板材34,35の幅よりも僅かに長くなる程度まで押し広げられる。
【0025】
また、対のパイプ材31,32は、型面51a,52aのテーパ成形部51a2,52a2によってもプレス方向へ押し潰される。このため、対のパイプ材31,32は、型面51a,52aによりプレスされない下方部位から上端開口に向けて徐々に幅狭となるようにテーパ面が形成される。このとき、同プレス方向に直交する側へは、型面51a,52aによりプレスされない下方部位から上端開口に向けて徐々に幅広となるようにテーパ面が形成される。なお、パイプ材33の両端開口についても、対のパイプ材31,32と同様の手法でテーパプレス加工が施される。
【0026】
(5)位置決めおよびかしめ固定の説明:次に、各パイプ材31〜33と各板材34,35とを位置決めさせつつ、各部材31〜35をかしめ固定する。位置決め治具60は、図13および図14に示すように、互いに近接または離間する方向へ移動可能な一対の可動型61,62を備えており、各可動型61,62には、それぞれ概略コの字形状の位置決め面61a,62aが設けられている。各位置決め面61a,62aの屈曲部位は、開口幅を広くして奥行きを浅くした断面矩形形状の空間を形成し、各位置決め面61a,62aにおける残りの他部位は、屈曲部位の開口幅よりもわずかに小さい内径を有する断面半円形状の空間を形成している。
【0027】
また、上記屈曲部位の各端部から上記他部位に向けては、開口幅が徐々に狭くなり、奥行きが断面半円形状に近づくように徐々に深くなっている。かかる構成により、パイプ材33の各端開口に対の板材34,35の一端をそれぞれ挿入するとともに、対のパイプ材31,32の上端開口に対の板材34,35の他端をそれぞれ挿入し、概ねコの字形状に組まれたヘッドレストステー30を各可動型61,62の間に挟み込む。すると、位置決め面61a,62aがヘッドレストステー30の各部位に押し当てられ、この位置決め面61a,62aの形状に合わせて各部材31〜35の位置が微調整される。そして、各可動型61,62を互いに当接させた状態でリング状の型締め部材63を内側に締め付けていくと、可動型61,62の間の隙間が解消されて型締めされる。この時点で、ヘッドレストステー30の各部材31〜35は、それぞれ直線的に組み付けられた状態となる。つまり、パイプ材31〜33の中心軸と対の板材34,35の各端部における中心軸とが一致するように、各パイプ材31〜33と各板材34,35とがそれぞれ位置決めされる。
【0028】
図15は、位置決め治具60に収容されたパイプ材31と板材34との境界付近における構成の詳細を拡大図により示し、図16は、図15に示す部位を紙面の右側から見た際の図を示している。各可動型61,62には、縦横方向へ互いに離間させつつ貫通孔61b,62bが設けられている。各貫通孔61b,62bは、可動型61,62の位置決め面61a,62aと外壁面とを連通させており、円柱形状のかしめ部材64がそれぞれに挿入されている。このため、可動型61,62が型締めされた際、かしめ部材64を奥方へ押し込むことにより、パイプ材31の壁面を押し潰すことができる。すると、この押し潰されたパイプ材31の肉が板材34に向けて食い込むことにより、板材34はパイプ材31に対してかしめ固定される。
【0029】
この際、板材34は、可動型61側からの4箇所と、可動型62側からの4箇所とで両面側からパイプ材31に固定されるため、パイプ材31に対する回転が規制され、パイプ材31に対する連結角度が不動となる。なお、上記説明では、パイプ材31と板材34との連結部位についてだけ説明しているが、パイプ材33と板材34との連結部位、パイプ材32と板材35との連結部位、パイプ材33と板材35との連結部位においても、同様に各板材34,35が各パイプ材31〜33にかしめられる。以上のように、型締めされた状態で各板材34,35が各パイプ材31〜33にかしめ固定された後、各かしめ部材64を貫通孔61b,62bから引き抜き、可動型61,62を図13における紙面の手前側と背面側とにそれぞれ退避させる。すると、各板材34,35が各パイプ材31〜33に対して直線的に連結されたコの字形状のヘッドレストステー30が取り出される。
【0030】
(6)切り溝形成の説明:そして、図17に示す切り溝形成治具70を用いて、パイプ材31に切り溝31aをする。切り溝形成治具70には、パイプ材31の外径よりも僅かに大きい内径を有する円筒形状の位置決め孔71aと、この位置決め孔71aの軸線に直交する方向へ設けられて位置決め孔71aと外部とを連通させる開口部71bとを有する固定型71が備えられている。開口部71bには、位置決め孔71aとの対向面に鉛直方向へ所定間隔で凸面72a1が形成された型面72aを備え、位置決め孔71aの軸線に直交する方向へ進退する可動型72が挿入されている。
【0031】
また、位置決め孔71aには、位置決め孔71aの内径よりもパイプ材31の厚み分だけ小さい外径を有する入れ子73が挿入可能となっており、この入れ子73には、可動型72に設けられた凸面72a1との対向位置に凹部73aが形成されている。なお、入れ子73は、軸線に直交する方向へ分割可能となっている。この分割される各部位は、図18に示すように、軸線方向へ設けられた凹凸ガイド73bを介して互いに組み付けられており、それぞれに位置決め孔71aの軸線方向へ引き出し可能である。
【0032】
かかる構成により、固定型71の位置決め孔71aにパイプ材31を挿入し、可動型72の凸面72a1に凹部73aを対向させつつ、パイプ材31の内部に入れ子73を挿入する。この際、パイプ材31の下方における位置決め孔71aの内周面と入れ子73の外周面との間には、パイプ材31の厚み分だけ隙間が発生するが、この隙間には、図19に示すように、軸線方向へ複数の切り欠き74aを形成した筒状の押し出し部材74が挿入されている。
【0033】
ここで、図20に示すように、可動型72を固定型71の位置決め孔71aに向けて移動させ、型面72aに設けられた凸面72a1によりパイプ材31を入れ子73の凹部73aに向けて押し潰すと、この凸面72a1の形状に沿ってパイプ材31の壁面に切り溝31aが形成される。この切り溝31aが形成された後、固定型71の位置決め孔71aから可動型72から退避させ、入れ子73における凹部73aが形成されていない側の部分を位置決め孔71aから軸線方向へ引き出す。そして、図21に示すように退避させ、押し出し具74によりパイプ材31の下端を押し上げると、パイプ材31が位置決め孔71aの上方開口から押し出される。
【0034】
(7)ヘッドレストステーの変形例1:上述した実施形態では、ヘッドレストステー30を五つの部材から構成しているが、ヘッドレストサポート11,12の上方開口に挿入される部位の間隔に公差を生じない構成であれば良いとの観点から、図22に示すように、三つの部材から構成することも可能である。すなわち、パイプ材33と対の板材34,35を用いる代わりに、略コの字形状にプレス成形された樹脂製の板材36を用い、上述した本実施形態の場合と同様に、位置決め治具60を用いて対のパイプ材31,32にかしめ固定しても良い。
【0035】
このとき、板材36は、ヘッドレスト20の幅方向へ幅広に形成されるとともに、図23に示すように、ヘッドレスト20の前後方向へ肉薄に形成されている。このため、対の板材34,35と同様に、可撓性を備えてヘッドレスト20における緩衝機能を発揮することが可能となる。さらに、図22における板材36の水平部位の変形を抑制するために、板材36の形状を工夫しても良い。すなわち、図24および図25に示すように、ここにいう板材36の水平部位を短手方向へ丸め、断面を概略リング形状とする。すると、同水平部位における変形が抑制され、図22に示す鉛直部位における可撓性だけを効果的に発揮させることが可能となる。また、ヘッドレスト20を板材36に支持させるにあたり、板材36における水平部位が概略円筒形状であると、同水平部位の軸線を回転軸としてヘッドレスト20を回転可能に支持することができる。このため、ヘッドレスト20の傾斜角度を調節するための機能を付加する場合などに有用な構造となる。
【0036】
(8)ヘッドレストステーの変形例2:上述した実施形態では、板材34とパイプ材31とをかしめ固定しているが、ヘッドレストサポート11,12の配置間隔に合わせて対のパイプ材31,32の間隔を設定することができれば良いとの観点から、別の手法を採用して板材34とパイプ材31とを連結することも可能である。例えば、図26に示すように、テーパプレス加工時、型面51a,52aの対向方向に凹凸形状が設けられた入れ子54を用いる。すると、加工後のパイプ材31には、図27に示すように、内壁に凹凸形状が形成される。このため、図28に示すように、板材34とパイプ材31との角度を調節しつつ板材34をパイプ材31に圧入するだけで、連結部位に歪みを生じさせることなく、所望の連結角度で板材34とパイプ材31とを連結させることができる。
【0037】
また、別の手法として、図29に示すように、板材34の各端をあらかじめ断面くの字形状としておく。そして、板材34の先端部位を入れ子54などの代わりにパイプ材31へ挿入し、パイプ材31に対する板材34の連結角度を決めつつ、図30に示すように、テーパプレス加工を施すと、図31に示すように、板材34が型面51a,52aの形状に沿って変形する。従って、テーパプレス加工を施すだけで板材34とパイプ材31とを連結させることができるため、ヘッドレストステー30の製造工程数を低減させることが可能となる。
【0038】
(9)まとめ:このように、棒状のパイプ材33と、略L字形状にプレスされた対の板材34,35と、対のパイプ材31,32とを組み合わせてかしめ固定し、略コの字形状のヘッドレストステー30を形成する。このため、ヘッドレスト20から突出する対のパイプ材31,32の間隔を容易にヘッドレストサポート11,12の配置間隔に合わせることができる。このため、シート組立工程における作業性を向上させるとともに、スムーズなヘッドレスト20の上下動を実現させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるシートバック上部の構成を示す斜視図である。
【図2】ヘッドレストに組み付けられたヘッドレストステーの主要構成を示す平面図である。
【図3】ヘッドレストに組み付けられたヘッドレストステーの主要構成を示す側面図である。
【図4】ヘッドレストステーにおける各部材の連結状況を示す断面図である。
【図5】ヘッドレストステーにおける各部材の連結状況を示す断面図である。
【図6】ヘッドレストに衝撃が加わった際の状況を示す側面図である。
【図7】図2における断面A−Aを示す断面図である。
【図8】丸め加工治具によりパイプ材に丸め加工を施す際の状況を示す断面図である。
【図9】テーパプレス加工治具の構成を示す断面図である。
【図10】型締めした際のテーパプレス加工治具を示す断面図である。
【図11】図10における断面B−Bを示す断面図である。
【図12】図10における断面C−Cを示す断面図である。
【図13】位置決め治具により各部材を位置決めした際の状況を示す断面図である。
【図14】位置決め治具により各部材を位置決めした際の状況を示す断面図である。
【図15】かしめ固定する際の状況を示す断面図である。
【図16】かしめ固定する際の状況を示す平面図である。
【図17】切り溝形成治具にパイプ材を装着させた際の状況を示す断面図である。
【図18】図17のD−D断面を示す断面図である。
【図19】図17のE−E断面を示す断面図である。
【図20】切り溝形成治具によりパイプ材に切り溝を形成した際の状況を示す断面図である。
【図21】切り溝形成治具からパイプ材を押し出す際の状況を示す断面図である。
【図22】変形例1にかかるヘッドレストステーの主要構成を示す平面図である。
【図23】変形例1にかかるヘッドレストステーの主要構成を示す側面図である。
【図24】板材の水平部位を丸め加工した際の状況を示す平面図である。
【図25】図24のF−F断面を示す断面図である。
【図26】変形例2にかかるパイプ材にテーパプレス加工を施す際の状況を示す断面図である。
【図27】変形例2にかかるパイプ材の構成を示す断面図である。
【図28】パイプ材に板材を圧入した際の状況を示す断面図である。
【図29】両端をあらかじめ断面くの字形状に加工した板材を示す斜視図である。
【図30】板材を挿入した状態でパイプ材にテーパプレス加工を施す際の状況を示す断面図である。
【図31】型締めした際のテーパプレス加工治具を示す断面図である。
【符号の説明】
【0039】
30…ヘッドレストステー
31〜33…パイプ材
31a…切り溝
34〜36…板材
40…丸め加工治具
41…型孔
41a…奥面
50…テーパプレス加工治具
51,52…可動型
51a,52a…型面
51a1,52a1…開口成形部
51a2,52a2…テーパ成形部
53…入れ子
60…位置決め治具
61…可動型
62…可動型
63…貫通孔
63a…かしめ具
70…切り溝形成治具
71…固定型
71a…位置決め孔
71b…開口部
72…可動型
72a…型面
72a1…凸面
73…入れ子
73a…凹部
73b…凹凸ガイド
74…押し出し具
74a…切り欠き[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a headrest stay, and in particular, assembled from the headrest and from within the headrest.Twin pipe materialRelates to a headrest stay that protrudes.
[0002]
[Prior art]
A conventional headrest stay is formed by bending a rod-shaped pipe material into a substantially U-shape. And it is assembled | attached to a headrest and a pair of rod-shaped site | part is made to protrude from the inside of the headrest. In addition, a pair of headrest supports are disposed on the upper portion of the seat back at a predetermined interval while the shaft holes are oriented in the vertical direction. For this reason, each rod-shaped part of the headrest stay that protrudes with respect to each shaft hole is inserted, and the headrest is supported by the seat back.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional headrest stay, the pipe material is bent so that the interval between the rod-shaped portions coincides with the arrangement interval of each headrest support. However, tolerance occurs depending on the inner diameter, hardness, elastic modulus, etc. of the pipe. There was a problem. For this reason, the position of the tip of the rod-like portion protruding from the headrest and the shaft hole of the headrest support do not coincide with each other, and the rod-like portion cannot be easily inserted into the coaxial hole in the seat assembly process.
[0004]
In addition, when an automobile occupant changes the height of the headrest, the rod-shaped portion interferes with the shaft hole to cause a sense of resistance, so that it is difficult to smoothly move in the axial direction. The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a headrest stay that can improve the workability in the seat assembling process and can realize a smooth height change of the headrest.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1The headrest stay is divided into five members: a pipe material, a pair of plate materials, and a pair of pipe materials. The lower end opening of this pair of pipe materials Is rounded to form a smooth end face, and a taper press process is performed in the vicinity of the upper end opening so that the outer peripheral surface is tapered toward the tip, and this upper end opening is pushed in the press direction. The inner diameter in the direction perpendicular to the flattened direction is slightly longer than the width of the plate material. Taper press processing is performed on both ends of the pipe material so that the outer peripheral surface faces the tip. Are formed in a tapered shape, and the both end openings are further flattened by crushing in the pressing direction, and one end of the pair of plate materials is inserted into the crushed portion of the upper end opening of the pair of pipe materials, Further, the other end of the pair of plate members is inserted into the crushed portions of both ends of the pipe member, and the respective inserted portions are caulked and fixed. Or The central axis of the type material, so that the central axis coincides at each end of the plate of the pair, the pipe member of the pair, or a pipe member, a plate pairs positioned respectively,
A headrest stay is formed in which meat pressed from the back via a striking structure projects to the front side on the lower end side of the pair of plate members.
[0006]
The headrest stay formed in this way corresponds to a substantially U-shaped wing side when assembled to the headrest.Twin pipe materialProject from the headrest. And this protrudingTwin pipe materialAre inserted into shaft holes of a pair of headrest supports arranged at predetermined intervals on the upper portion of the seat back, and the headrest is supported on the upper portion of the seat back. Here, the headrest stay has a predetermined bent shape in advance.Twin plate materialThis is used becauseTwin plate materialAt the time of forming the aboveTwin pipe materialThe interval can be determined. That is, the aboveTwin pipe materialMatch the spacing of the headrest support with the spacing of the above,Twin pipe materialThere is no need to bend it into a substantially U shape. Therefore,Twin pipe materialWhen bending, the tolerance caused by hardness and elastic modulus is eliminated, and the above-mentioned headrest support is arranged according to the intervalTwin pipe materialIt is possible to set the interval.
[0007]
Connected in combinationPair of plate material and pipe material, pair of pipe materialAs an example, in the headrest stay according to claim 1, the headrest stay is substantially L-shaped.Twin plate materialAnd each end is eachBoardConnected to one end ofPipe materialAnd one end of eachBoardConnected to the other end ofTwin pipe materialWithConfigure. In the invention according to claim 1 configured as described above,BoardWhenPipe materialWhenTwin pipe materialAre formed individually. AndPipe materialEach end of eachBoardConnected to one end ofTwin pipe materialOne end of eachBoardA headrest stay is formed by connecting to the other end of the headrest.
[0008]
Also, connected in combinationBoardWhenTwin pipe materialAs another example of the above, in the headrest stay according to claim 1, the headrest stay is formed in a substantially U-shape.BoardAnd one end is the sameBoardWhen connected to each end ofTwin pipe materialWithConfigure. In the invention according to claim 1 configured as described above, it is formed in a substantially U-shape.BoardWhenTwin pipe materialAre formed individually. And eachPipe materialOne end ofBoardBy connecting to the respective ends, a substantially U-shaped headrest stay is formed.
[0009]
the aboveTwin plate materialAs an example of the configuration of claim 1,DescribedIn the headrest stay,Twin plate materialIs formed of a plate material bent in the width direction of the plate surfaceConfigure. In the invention concerning Claim 1 comprised as mentioned above, it forms with the board | plate material bent to the width direction of a board surface.Twin plate materialAnd aboveTwin pipe materialAnd combine them together. Then, a pair of the headrest supports are arranged in the vehicle width direction at a predetermined interval.Pipe materialWhen you insertTwin plate materialAre oriented in the longitudinal direction of the vehicle. That is, the sameTwin plate materialSince the thickness direction is oriented in the front-rear direction of the vehicle and the width direction is oriented in the left-right direction of the vehicle, it is easy to bend in the front-rear direction of the vehicle. Therefore, when sudden braking is applied to the head of the occupant backward and the headrest is pressed from the front,Twin BoardCan absorb the shock by bowing backward with the lower end portion as a fulcrum. Thus, aboveTwin plate materialHowever, such a configuration is merely an example, and the headrest stay according to the present invention has the following advantages:Twin plate materialWhenEach pipe materialFrom the standpoint of being connected in combination, a prismatic shape that is thick toward the side orthogonal to the width direction of the plate surface or a cylindrical shape may be used.
[0010]
By the way, aboveTwin plate materialWhenTwin pipe materialIn the headrest stay according to claim 1, as an example of a method for connecting in combination,Twin pipe materialIs composed of a tubular body, the aboveTwin plate materialInsert the end of theTwin pipe materialA structure in which the outer wall surface in the vicinity of the end of the wire is pressed and fixed in a direction perpendicular to the axis.To. In the invention according to claim 1 configured as described above, it is configured by a tubular body.Twin pipe materialThe end opening of the aboveTwin plate materialThe end of is inserted. And the relevantTwin pipe materialThe outer wall surface in the vicinity of the end is pressed from the direction orthogonal to the axis. Then, the sameTwin pipe materialTogether with the wallTwin plate materialThe wall surface of the slab is crushed and fixed by caulking.
[0011]
In performing the caulking and fixing as described above, as an example of a method for positioning each member,The headrest stay according to claim 1,the aboveTwin plate materialThe end is aboveTwin pipe materialAnd the inner wall surface isTwin plate materialSame as outer wall ofTwin pipe materialIs accommodated in a substantially L-shaped positioning hole that can come into contact with the outer wall surface in the vicinity of the opening of theTwin pipe materialAre positioned so that they are parallel to each otherTo. Configured as aboveIn the invention according to claim 1,the aboveTwin plate materialEnd of the aboveTwin pipe materialIs inserted into the opening of theTwin plate materialWhenTwin pipe materialAnd is housed.
[0012]
At this time,Twin plate materialOutside wall and aboveTwin pipe materialThe outer wall surface in the vicinity of the opening of theTwin plate materialSame as end ofTwin pipe materialAre positioned parallel to each other. For this reason,Twin plate materialEnd of and aboveTwin pipe materialAnd in parallel with each otherTwin plate materialSame asTwin pipe materialIt is fixed by crimping. Therefore, it protrudes from inside the headrestTwin pipe materialThe interval between aboveTwin plate materialIt is possible to determine only by the bending angle.
[0013]
【The invention's effect】
As described above, the present invention protrudes from the headrest.Twin pipe materialIt is possible to easily adjust the interval of the headrest support to the arrangement interval of the headrest support. For this reason, while improving workability | operativity in a sheet | seat assembly process, the headrest stay which can implement | achieve smooth vertical movement of a headrest can be provided. Also,BoardBy miniaturizing theBoardIt is possible to reduce the waste of raw materials generated when cutting out. Claims1According to the invention concerningTwin plate materialBy miniaturizing theTwin plate materialIt is possible to reduce the waste of raw materials generated when cutting out.
[0014]
further,Invention according to claim 1Therefore, it is possible to provide a buffer function. Furthermore, according to the invention concerning Claim 1, each member can be connected easily. further,Invention according to claim 1According to this, each member can be connected by accurately determining the connection angle. further,Claim 1According to Ming, the headrest support can be smoothly inserted into the shaft holeTwin pipe materialCan be formed.Further, according to the invention according to claim 1, since the punched structure in which the meat pressed from the back on the lower end side of the pair of plate members protrudes toward the near side is formed, it is durable when bending the lower end portion to the fulcrum. It becomes possible to improve the property.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Here, embodiments of the present invention will be described in the following order.
(1) Description of the configuration at the upper part of the seat back: (2) Description of the configuration of the headrest stay: (3) Description of rounding: (4) Description of taper press processing: (5) Description of positioning and caulking and fixing: (6 ) Explanation of kerf formation: (7) Headrest stay modification 1: (8) Headrest stay modification 2: (9) Summary:
[0016]
(1) Description of Configuration at Upper Seat Back: FIG. 1 is a perspective view showing the configuration at the upper seat back. In the figure, a pair of cylindrical brackets whose axes are oriented in the vertical direction are attached to the upper part of a seat back 10 of a first seat (second seat) mounted on an automobile. Further, substantially cylindrical headrest supports 11 and 12 are respectively inserted from the upper openings of the respective cylindrical brackets, and headrest stays protruding substantially vertically downward from the
[0017]
(2) Description of Configuration of Headrest Stay: FIGS. 2 and 3 show a main configuration of the headrest stay 30 assembled to the
[0018]
Here, it leans to the front side of the headrest
[0019]
By the way, when inserting the lower end side of each
[0020]
(3) Explanation of rounding:TwinThe lower ends of the
[0021]
As shown in FIG.TwinWith an inner diameter approximately equal to the outer diameter of the
[0022]
(4) Explanation of taper press working: AndTwinA taper press process is performed in the vicinity of the upper end openings of the
[0023]
As shown in FIG. 9, the taper pressing jig 50 includes a pair of movable dies 51 and 52 that can move in directions toward or away from each other. Each
[0024]
With this configuration, the
[0025]
Also,
[0026]
(5) Description of positioning and caulking and fixing: Next, caulking and fixing the
[0027]
Further, from each end portion of the bent portion toward the other portion, the opening width is gradually narrowed, and the depth is gradually deepened so as to approach a semicircular cross section. With this configuration, each end opening of the pipe material 33TwinWhile inserting one end of each of the
[0028]
FIG. 15 is an enlarged view showing details of the configuration in the vicinity of the boundary between the
[0029]
At this time, the
[0030]
(6) Description of kerf formation: Then, a
[0031]
Further, a
[0032]
With this configuration, the
[0033]
Here, as shown in FIG. 20, the
[0034]
(7) Modification Example 1 of Headrest Stay In the above-described embodiment, the
[0035]
At this time, the
[0036]
(8) Modification 2 of headrest stay: In the above-described embodiment, the
[0037]
As another method, as shown in FIG. 29, each end of the
[0038]
(9) Summary: In this way, the rod-shaped
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an upper portion of a seat back according to an embodiment.
FIG. 2 is a plan view showing a main configuration of a headrest stay assembled to the headrest.
FIG. 3 is a side view showing a main configuration of a headrest stay assembled to the headrest.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a connection state of each member in the headrest stay.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a connection state of each member in the headrest stay.
FIG. 6 is a side view showing a situation when an impact is applied to the headrest.
7 is a cross-sectional view showing a cross-section AA in FIG. 2;
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a situation when a pipe material is rounded by a rounding jig.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a configuration of a taper pressing jig.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a taper pressing jig when the mold is clamped.
11 is a cross-sectional view showing a cross section BB in FIG.
12 is a cross-sectional view showing a cross section CC in FIG.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a situation when each member is positioned by a positioning jig.
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a situation when each member is positioned by a positioning jig.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a situation when caulking and fixing.
FIG. 16 is a plan view showing a situation when caulking and fixing.
FIG. 17 is a cross-sectional view showing a situation when a pipe material is mounted on a kerf forming jig.
18 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
19 is a cross-sectional view showing the EE cross section of FIG.
FIG. 20 is a cross-sectional view showing a situation when a cut groove is formed in a pipe material by a cut groove forming jig.
FIG. 21 is a cross-sectional view showing a situation when a pipe material is extruded from a kerf forming jig.
22 is a plan view showing the main configuration of a headrest stay according to Modification 1. FIG.
FIG. 23 is a side view showing a main configuration of a headrest stay according to a first modification.
FIG. 24 is a plan view showing a situation when a horizontal portion of a plate material is rounded.
25 is a cross-sectional view showing an FF cross section of FIG. 24. FIG.
FIG. 26 is a cross-sectional view showing a situation when taper pressing is performed on a pipe material according to Modification 2;
FIG. 27 is a cross-sectional view showing a configuration of a pipe material according to Modification 2.
FIG. 28 is a cross-sectional view showing a situation when a plate material is press-fitted into a pipe material.
FIG. 29 is a perspective view showing a plate material whose both ends have been processed into a U-shaped cross section in advance.
FIG. 30 is a cross-sectional view showing a situation when taper pressing is performed on a pipe material with a plate material inserted.
FIG. 31 is a cross-sectional view showing a taper pressing jig when the mold is clamped.
[Explanation of symbols]
[0039]
30 ... Headrest stay
31-33 ... Pipe material
31a ... kerf
34-36 ... Plate material
40 ... Rounding jig
41 ... mold hole
41a ... back
50 ... Taper press jig
51, 52 ... Movable type
51a, 52a ... mold surface
51a1, 52a1 ... Opening molding part
51a2, 52a2 ... Tapered molded part
53 ... Nested
60 ... Positioning jig
61 ...Movable type
62 ...Movable type
63 ... through hole
63a ... caulking tool
70 ... kerf forming jig
71 ... Fixed type
71a ... positioning hole
71b ... opening
72 ... Movable type
72a ... Mold surface
72a1 ... Convex surface
73 ... Nested
73a ... recess
73b ... Uneven guide
74 ... Extruder
74a ... Notch
Claims (1)
この対のパイプ材の下端開口を丸め加工を行って、滑らかな端面を形成するとともに、この上端開口付近にテーパプレス加工を行って、外周面が先端に向ってテーパ状に形成し、さらにこの上端開口を、プレス方向に押し潰して平たくし、この平たくした方向と直交する方向の内径が、前記板材の幅よりも僅かに長くし、The lower end opening of the pair of pipe members is rounded to form a smooth end surface, and the taper press process is performed near the upper end opening so that the outer peripheral surface is tapered toward the tip. The upper end opening is flattened by crushing in the pressing direction, and the inner diameter in the direction perpendicular to the flattened direction is slightly longer than the width of the plate,
また、このパイプ材の両端開口にテーパプレス加工を行って、外周面が先端に向ってテーパ状に形成し、さらにこの両端開口を、プレス方向に押し潰して平たくし、 In addition, taper press processing is performed on both end openings of this pipe material, and the outer peripheral surface is formed in a taper shape toward the tip.
そして、この対のパイプ材の上端開口の押し潰した箇所に、前記対の板材の一端をそれぞれ挿入し、またこの対の板材の他端を、前記パイプ材の両端の押し潰した箇所に、それぞれ挿入し、この各挿入箇所をかしめ固定し、Then, one end of the pair of plate members is inserted into the crushed portion of the upper end opening of the pair of pipe members, and the other end of the pair of plate members is crushed at both ends of the pipe member, Insert each one and fix each of these insertion points by caulking,
この挿入箇所をかしめ固定する際に、この対のパイプ材、又はパイプ材の中心軸と、この対の板材の各端部における中心軸とが一致するように、当該対のパイプ材、又はパイプ材と、対の板材とがそれぞれ位置決めし、When caulking and fixing the insertion portion, the pipe material or pipe of the pair so that the central axis of the pipe material or pipe material of the pair coincides with the central axis at each end of the plate material of the pair. The material and the pair of plates are positioned,
前記対の板材の下端側に打ち出し構造を介して奥方から押圧された肉が手前側へ突出してなることを特徴としたヘッドレストステー。 A headrest stay characterized in that meat pressed from the back via a striking structure projects to the lower side of the pair of plate members to the front side.
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