JP4023531B2 - Heavy nitrogen production method and heavy nitrogen production apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硝酸HNO3から窒素酸化物NO2およびNOを生成し、その生成物を用いて重窒素15Nを生成し更に濃縮する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自然界に存在する窒素は、安定した同位体である14Nまたは15Nの2種からなり、これら2種の窒素が自然界に存在する比率を比較すると、14Nが99.635%、15Nが0.365%である。前記15Nは、一般的に重窒素と称呼されており、この重窒素を適当な濃度に濃縮したものは、農学、医学、生化学及び生物学等の研究者にトレーサーとして広く利用されている。
【0003】
このような重窒素15Nは、一酸化窒素NOから得ることが可能であり、この一酸化窒素NOを生成する方法としては、硝酸HNO3を二酸化硫黄SO2による還元反応
【化1】
2H2O+2HNO3+3SO2→3H2SO4+2NO
を行うことで得ることができる。この場合のSO2は、Taylorの方法によればガスボンベから供給するものである。
【0004】
従来、自然界に存在する重窒素が稀少であり、重窒素は高価なものであったため、この重窒素を使用する分野は、前述した基礎研究等の限られたものであったが、この15Nを安価に製造することができれば、一般的な産業の分野においても、使用される可能性がある。
【0005】
その一例として、原子力発電における窒化物燃料があげられる。従来、発電用のウラン燃料としては、酸化物であるUO2が用いられているが、これを窒化物であるUNにした場合には、酸化物であるUO2に比べて熱伝導率が高いことから設備の小型化ができるものである。
【0006】
この際、窒素として14Nを使用した場合には、原子炉内において放射性の14Cを生成するという問題があるが、15Nを使用した場合には14Cを生成することがない。
【0007】
そこで、重窒素を濃縮する方法として、特公昭35−6541号公報に開示された技術が公知になっている。
【0008】
この公知技術においては、二酸化硫黄SO2をガスボンベから供給せずに、酸性亜硫酸ソーダ水溶液を使用して2次的に二酸化硫黄SO2を生成させるものであり、酸性亜硫酸ソーダ水溶液に硫酸を作用させると、
【化2】
NaHSO3+H2SO4→NaHSO4+SO2+H2O
になり、二酸化硫黄SO2が得られるが、同時に酸性硫酸ソーダの水溶液も生成するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一酸化窒素NOを生成させるには、還元剤であるSO2やNaHSO3が大量に必要であるためコストがかかり、生成により発生するH2SO4やNaHSO4等の廃液処理の負担が大きく、副生成物である硫黄Sの結晶が装置内に詰まり、溜まり液の流通の阻害になるため、定期的に洗浄して除去しなければならないという問題がある。
【0010】
従って、従来例の重窒素の濃縮方法及び装置においては、廃液処理の負担を減らし、結晶化する副生成物を生成させず、且つ安価に重窒素を得るということに解決課題を有する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明に係る第1の発明として、一酸化窒素を用いて重窒素を生成する方法であって、少なくとも、硫酸の存在下において硝酸を熱分解させて二酸化窒素を生成する工程と、過剰な酸素を除去する工程と、該二酸化窒素に水を加えることで一酸化窒素を生成する工程と、該一酸化窒素に硝酸を加えて化学的な交換を行わせる工程とからなることを特徴とする重窒素の生成方法を提供するものである。
【0012】
この第1の発明において、前記硫酸は、くり返し循環させて使用すること;前記硫酸は、濃硫酸であること;および、請求項1の各工程をくり返し行うことによって重窒素を濃縮すること、を付加的な要件として含むものである。
【0013】
第2の発明として、一酸化窒素を用いて重窒素を生成する装置であって、硝酸に水を加えて蒸留し硫酸に接触させて硝酸ガスを発生させる手段と、該硝酸ガスに硫酸を加えて熱分解することで二酸化窒素を生成する手段と、該二酸化窒素と硫酸を反応させて過剰な酸素を除去する手段と、該過剰な酸素を除去した二酸化窒素と硫酸との混合溶液を加熱して二酸化窒素と硫酸を分離する手段と、該二酸化窒素に水を加えることで一酸化窒素を生成する手段と、該一酸化窒素に硝酸を加えて化学的な交換をすることによって重窒素を得る手段とを備えたことを特徴とする重窒素の生成装置を提供するものである。
【0014】
この第2の発明において、前記各手段で使用された硫酸を、くり返し循環させて使用するために硫酸の濃縮手段と、送出手段を有するタンクを備えたこと、を付加的な要件として含むものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明に係る化学変化の過程を示すフローチャートを図1に示す。図1において、まず10N硝酸をHNO3−NO化学交換塔1に導入する。
【0016】
HNO3−NO化学交換塔1に導入された10N硝酸は、NO発生塔2において水H2Oを加えて混合溶液とした後にHNO3精留装置3に導入する。HNO3精留装置3では、加熱手段により10N硝酸を硝酸HNO3と水H2Oとに分離する。
【0017】
硝酸HNO3と水H2Oとの2成分系の溶液は、沸点120.5℃で共沸混合物を生じ、この共沸点120.5℃における硝酸HNO3の濃度は約32mol%である。そのため、この混合溶液にHNO3精留装置3の塔頂から濃硫酸H2SO4を流下させて気液平衡関係を変化させる手段を採用し、共沸混合物を生じさせないようにする。
【0018】
これによって、HNO3精留装置3には濃硝酸ガスが発生することになり、HNO3精留装置3の塔頂からは濃硝酸ガスが上昇し、塔底からは硫酸H2SO4及び水H2Oが排出されH2SO4濃縮装置4に導入する。このH2SO4濃縮装置4では、硫酸H2SO4と水H2Oとの混合溶液から水H2Oを蒸発させることで濃縮した濃硫酸H2SO4を得て硫酸タンク5に導入させる。
【0019】
HNO3精留装置3の塔頂から上昇した濃硝酸ガスは、HNO3吸収塔6に導入される。HNO3吸収塔6は水冷式の充填塔であり、塔頂からは硫酸H2SO4を流下させる。ここで前記濃硝酸ガスは液化されつつ、硫酸H2SO4に吸収されて、NO2発生缶7に流下する。
【0020】
NO2発生缶7には濃硫酸と濃硝酸との混合溶液が連続的に流下する。そして、硝酸HNO3は熱分解により、
【化3】
4HNO3→4NO2+2H2O+O2
の反応を起こし、4NO2、2H2O及びO2を生じる。この濃硫酸と濃硝酸との混合溶液は、該混合溶液の温度が略300℃程度になると、硝酸HNO3の熱分解による反応が起きやすくなるため、混合溶液の温度を略300℃程度まで加熱することが好ましい。
【0021】
硝酸HNO3の熱分解により発生した水H2Oは系外に排水され、他の二酸化窒素NO2と酸素O2は、NO2吸収酸素分離塔8に導入される。NO2吸収酸素分離塔8は水冷の充填塔であり、吹き上げられる二酸化窒素NO2と酸素O2に対向させて硫酸H2SO4を流下させと、二酸化窒素NO2の沸点が21.3℃であり、酸素O2の沸点が−183℃であるために、二酸化窒素NO2は硫酸H2SO4に吸収されて混合液となり、酸素O2は塔頂から排出される。
つまり、硝酸HNO3は硫酸H2SO4の存在下において熱分解して二酸化窒素NO2を生成するのである。
【0022】
二酸化窒素NO2と硫酸H2SO4との混合溶液は、NO2放散缶9に流下し、そのNO2放散缶9では、二酸化窒素NO2と硫酸H2SO4との混合溶液を加熱することで、硫酸H2SO4に溶け込んだ二酸化窒素NO2が再度ガス化する。
【0023】
再度ガス化した二酸化窒素NO2はNO発生塔2に導入される。このNO発生塔2において、塔頂から水H2Oが供給される。二酸化窒素NO2に過剰の水H2Oを加えると、
【化4】
3NO2+H2O→2HNO3+NO
の不均化反応を起こし、一酸化窒素NOを生成できる。
【0024】
この不均化反応によって生じた硝酸HNO3は、HNO3精留装置3に導入して循環させ、一酸化窒素NOは、HNO3−NO化学交換塔1に導入する。
【0025】
HNO3−NO化学交換塔1においては、Taylor,T.I.,J.Chem.Phys.23(1955)981,24(1956)626のNITROX法の技術を利用し、HNO3−NO化学交換塔1の塔底部から吹き上がる一酸化窒素NOに対向させて硝酸HNO3を塔頂から流下させることによって、塔底に達した硝酸HNO3は一酸化窒素NOに還元して環流される。
【0026】
その結果として、HNO3−NO化学交換塔1内において一酸化窒素NOと硝酸HNO3とが再接触することで、
【化5】
15NO+H14NO3→14NO+H15NO3
の化学交換が繰り返され、HNO3−NO化学交換塔1の塔底付近の硝酸HNO3の中に重窒素15Nが高い濃度に濃縮含有させることができ、そのHNO3−NOの化学的な交換が行われることによってH15NO3を生成でき、重窒素15Nを得ることができるのである。
【0027】
一方、硫酸タンク5に導入された濃硫酸H2SO4は、適宜のポンプ10a、10bによって送出される。一方のポンプ10aによって送り出された濃硫酸H2SO4は、HNO3吸収塔6に導入されて使用された後、NO2発生缶7及びHNO3精留装置3においても使用され、H2SO4濃縮装置4を通ってH2SO4タンク5に戻る。他方のポンプ10bによって送り出された濃硫酸H2SO4は、NO2吸収酸素分離塔8に導入されて使用された後、NO2放散缶9、NO2発生缶7及びHNO3精留装置3においても使用され、H2SO4濃縮装置4を通ってH2SO4タンク5に戻ることによって、濃硫酸H2SO4をくり返し循環させて使用することができるのである。
【0028】
そして、これらの工程をくり返すことによって、重窒素15Nを濃縮することができ、濃硫酸H2SO4をくり返し循環させて使用することによって、廃液に含まれる硫酸H2SO4の量を著しく軽減させることができるのである。
【0029】
図1のフローチャートのうち、不均化反応によって生じた一酸化窒素NOをHNO3−NO化学交換塔1に環流させず、HNO3−NO化学交換塔1を使用しない場合は、一酸化窒素NOの生成方法として利用でき、HNO3−NO化学交換塔1及びNO発生塔2を使用しない場合には、二酸化窒素NO2の生成方法として利用できる。
【0030】
(実験例)
以下に、本発明の実験例を示す。まず、図1においてHNO3−NO化学交換塔1としては、内径23mmφ×7000mmのステンレス管を使用し、内部にヘリパックを充填する。
【0031】
NO発生塔2としては、内径35mmφ×400mmの水冷ジャケット付で中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、内部にガラス製へリックスを充填する。
【0032】
HNO3精留装置3は、下部の加熱管と上部の充填塔とにより構成される。加熱管には、内径100mmφ×700mmの中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、1kWの石英ヒーターを取り付ける。充填塔には、内径700mmφ×1400mmの中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、内部にガラス製へリックスを充填する。
【0033】
H2SO4濃縮装置4は、加熱管、充填塔及び冷却管により構成される。加熱管には、内径100mmφ×700mmの中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、1kWの石英ヒーターを取り付ける。充填塔には、内径700mmφ×1400mmの中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、内部にガラス製へリックスを充填する。冷却管には、内径35mmφ×400mmの水冷ジャケット付で中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、内部にガラス製ラシヒリングを充填する。なお、この実験例においては、2基のH2SO4濃縮装置4を使用した。
【0034】
硫酸タンク5には、例えばポリエチレン製の20リットル容器を使用する。
【0035】
HNO3吸収塔6には、内径35mmφ×700mmの水冷ジャケット付で中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、内部にはガラス製へリックスを充填する。
【0036】
NO2発生缶7としては、内径100mmφ×700mmの中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、1kWの石英ヒーターを取り付ける。
【0037】
NO2吸収酸素分離塔8には、内径35mmφ×700mmの水冷ジャケット付で中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、内部にガラス製へリックスを充填する。
【0038】
NO2放散缶9としては、内径100mmφ×700mmの中肉のパイレックス(登録商標)管を使用し、1kWの石英ヒーターを取り付ける。
【0039】
前記硫酸タンク5に装備されるポンプ10a、10bとしては、最大吐出量が30ml/minのテフロン(登録商標)ダイアフラムポンプを使用する。
【0040】
本実験例においては、HNO3−NO化学交換塔1には、10N硝酸水溶液を3ml/minで供給し、NO発生塔2には、水H2Oを4ml/minで供給し、NO2吸収酸素分離塔8には、濃硫酸H2SO4を15ml/minで供給し、HNO3吸収塔6には、濃硫酸H2SO4を5ml/minで供給した。
【0041】
また、運転時の各装置の温度は、NO2放散缶9は略280℃であり、NO2発生缶7は略280℃であり、HNO3精留装置3は略200℃であり、H2SO4濃縮装置4は略290℃であった。
【0042】
自然界に存在する重窒素15Nは略0.365%であるが、本実験例においては2日間に渡り実験を継続して行ったところ、重窒素15Nは略0.595%まで濃縮することができた。このことより、各装置の温度及び操作等を最適化することにより、短時間に高濃縮化した重窒素15Nを効率よく生成させることが可能であることが分かる。
【0043】
また、本実験例で発生する廃液(主として水)はpH2〜3であり酸性を示すものであるが、硫酸をくり返し循環して使用することによって、従来の方法によって生ずる廃液よりも濃度が薄いために、その処理をする負担が大幅に軽減できるのである。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る第1の重窒素の生成方法の発明は、一酸化窒素を用いて重窒素を生成する方法であって、少なくとも、硫酸の存在下において硝酸を熱分解させて二酸化窒素を生成する工程と、過剰な酸素を除去する工程と、該二酸化窒素に水を加えることで一酸化窒素を生成する工程と、該一酸化窒素に硝酸を加えて化学的な交換を行わせる工程とからなるものであって、硝酸と硫酸と水とを使用するものであるが、硫酸は繰り返し濃縮して使用できるものであり、廃液処理の負担を減らし、結晶化する副生成物を生成せず、且つ安価に重窒素を生成することができるのである。
【0045】
また、第2の発明に係る重窒素の生成装置は、硝酸に水を加えて蒸留し硫酸に接触させて硝酸ガスを発生させる手段と、該硝酸ガスに硫酸を加えて熱分解することで二酸化窒素を生成する手段と、該二酸化窒素と硫酸を反応させて過剰な酸素を除去する手段と、該過剰な酸素を除去した二酸化窒素と硫酸との混合溶液を加熱して二酸化窒素と硫酸を分離する手段と、該二酸化窒素に水を加えることで一酸化窒素を生成する手段と、該一酸化窒素に硝酸を加えて化学的な交換をすることによって重窒素を得る手段とを備えた構成を有するものであり、前記方法の発明と同様に、廃液処理の負担を減らし、結晶化する副生成物を生成せず、且つ安価に重窒素を得ることができるのである。
【0046】
従って、本発明に係る生成方法または生成装置のいずれにおいても、従来例のような硝酸HNO3を二酸化硫黄SO2で還元させる手段を採らないので、結晶化する副生成物を生成せず、更に反応過程で生ずる硝酸や硫酸を循環して使用することによって、経済性を向上させて作業者の負担を軽減できると共に、環境に対する影響も軽減できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る方法及び装置における化学変化の過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 HNO3−NO化学交換塔
2 NO発生塔
3 HNO3精留装置
4 H2SO4濃縮装置
5 H2SO4タンク
6 HNO3吸収塔
7 NO2発生缶
8 NO2吸収酸素分離塔
9 NO2放散缶
10a、10b ポンプ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of generating nitrogen oxides NO 2 and NO from nitric acid HNO 3 , generating heavy nitrogen 15 N using the product, and further concentrating the NO.
[0002]
[Prior art]
Nitrogen existing in nature consists of two stable isotopes, 14 N and 15 N, and comparing the ratio of these two types of nitrogen existing in nature, 14 N is 99.635% and 15 N is 0.365%. The 15 N is generally called heavy nitrogen, and this heavy nitrogen concentrated to an appropriate concentration is widely used as a tracer by researchers such as agriculture, medicine, biochemistry and biology. .
[0003]
Such heavy nitrogen 15 N can be obtained from nitric oxide NO. As a method of generating this nitric oxide NO, a reduction reaction of nitric acid HNO 3 with sulfur dioxide SO 2
2H 2 O + 2HNO 3 + 3SO 2 → 3H 2 SO 4 + 2NO
Can be obtained by performing In this case, SO 2 is supplied from a gas cylinder according to the Taylor method.
[0004]
Conventionally, a rare heavy nitrogen present in nature, because the heavy nitrogen were expensive, the field of use of this heavy nitrogen, but was limited with such basic research mentioned above, the 15 N If it can be manufactured at low cost, it may be used in general industrial fields.
[0005]
One example is nitride fuel in nuclear power generation. Conventionally, UO 2 that is an oxide is used as a uranium fuel for power generation. However, when this is made UN as a nitride, the thermal conductivity is higher than that of UO 2 that is an oxide. Therefore, the equipment can be downsized.
[0006]
At this time, when 14 N is used as nitrogen, there is a problem that radioactive 14 C is generated in the nuclear reactor. However, when 15 N is used, 14 C is not generated.
[0007]
Therefore, as a method for concentrating heavy nitrogen, a technique disclosed in Japanese Patent Publication No. 35-6541 is known.
[0008]
In this known technique, without supplying sulfur dioxide SO 2 from the gas cylinder, using the acidic sodium sulfite aqueous solution is intended to generate a secondary sulfur dioxide SO 2, the action of sulfuric acid sodium sulfite solution When,
[Chemical 2]
NaHSO 3 + H 2 SO 4 → NaHSO 4 + SO 2 + H 2 O
Thus, sulfur dioxide SO 2 is obtained, but at the same time, an aqueous solution of acidic sodium sulfate is also produced.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to generate nitric oxide NO, a large amount of reducing agent SO 2 or NaHSO 3 is required, which is expensive, and the burden of waste liquid treatment such as H 2 SO 4 and NaHSO 4 generated by the generation is high. Largely, crystals of sulfur S as a by-product are clogged in the apparatus and obstruct the circulation of the pooled liquid, so that there is a problem that it must be periodically cleaned and removed.
[0010]
Therefore, in the conventional heavy nitrogen concentration method and apparatus, there is a problem in that heavy nitrogen can be obtained at low cost without reducing the burden of waste liquid treatment, generating a by-product to be crystallized.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
As a first invention according to the present invention as a specific means for solving the problems of the conventional example described above, a method of generating heavy nitrogen using nitric oxide, which at least decomposes nitric acid in the presence of sulfuric acid. Generating nitrogen dioxide, removing excess oxygen, adding water to the nitrogen dioxide to generate nitric oxide, and adding nitric acid to the nitric oxide to perform chemical exchange The method of producing | generating heavy nitrogen characterized by comprising the process of performing this.
[0012]
In the first aspect of the invention, the sulfuric acid is used by being repeatedly circulated; the sulfuric acid is concentrated sulfuric acid; and the heavy nitrogen is concentrated by repeating the steps of
[0013]
According to a second aspect of the present invention, there is provided an apparatus for generating heavy nitrogen using nitric oxide, means for adding water to nitric acid, distilling it and bringing it into contact with sulfuric acid to generate nitric acid gas, and adding sulfuric acid to the nitric acid gas means for generating a nitrogen dioxide by pyrolysis Te, heating means for removing excess oxygen by reacting the nitrogen dioxide and sulfuric acid, a mixed solution of the excess oxygen removal by nitrogen dioxide and sulfuric acid A means for separating nitrogen dioxide and sulfuric acid, a means for generating nitric oxide by adding water to the nitrogen dioxide, and a heavy exchange by adding nitric acid to the nitrogen monoxide to obtain heavy nitrogen. And a means for producing heavy nitrogen.
[0014]
In the second aspect of the present invention, an additional requirement is that a sulfuric acid concentrating means and a tank having a sending means are provided in order to repeatedly use the sulfuric acid used in each of the means.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described in detail based on specific embodiments.
A flowchart showing the process of chemical change according to the present invention is shown in FIG. In FIG. 1, 10N nitric acid is first introduced into the HNO 3 —NO
[0016]
The 10N nitric acid introduced into the HNO 3 -NO
[0017]
A binary solution of nitric acid HNO 3 and water H 2 O forms an azeotropic mixture at a boiling point of 120.5 ° C., and the concentration of nitric acid HNO 3 at the azeotropic point of 120.5 ° C. is about 32 mol%. For this reason, means for changing the vapor-liquid equilibrium relationship by causing concentrated sulfuric acid H 2 SO 4 to flow down from the top of the HNO 3 rectifying
[0018]
Thus, the HNO 3 rectification unit 3 will be concentrated nitric acid gas is generated, HNO 3 is from the top of the
[0019]
Concentrated nitric acid gas rising from the top of the HNO 3 rectifying
[0020]
A mixed solution of concentrated sulfuric acid and concentrated nitric acid continuously flows down into the NO 2 generating can 7. And nitric acid HNO 3 is thermally decomposed,
[Chemical 3]
4HNO 3 → 4NO 2 + 2H 2 O + O 2
To give 4NO 2 , 2H 2 O and O 2 . In the mixed solution of concentrated sulfuric acid and concentrated nitric acid, when the temperature of the mixed solution reaches about 300 ° C., reaction due to thermal decomposition of nitric acid HNO 3 is likely to occur, so the temperature of the mixed solution is heated to about 300 ° C. It is preferable to do.
[0021]
Water H 2 O generated by thermal decomposition of nitric acid HNO 3 is drained out of the system, and other nitrogen dioxide NO 2 and oxygen O 2 are introduced into the NO 2 absorption
That is, nitric acid HNO 3 is thermally decomposed in the presence of sulfuric acid H 2 SO 4 to generate nitrogen dioxide NO 2 .
[0022]
Mixed solution of nitrogen dioxide NO 2 and
[0023]
The nitrogen dioxide NO 2 gasified again is introduced into the
[Formula 4]
3NO 2 + H 2 O → 2HNO 3 + NO
Can generate a disproportionation reaction of NO.
[0024]
The nitric acid HNO 3 produced by this disproportionation reaction is introduced into the HNO 3 rectifying apparatus 3 and circulated, and nitric oxide NO is introduced into the HNO 3 -NO
[0025]
In the HNO 3 —NO
[0026]
As a result, in the HNO 3 —NO
[Chemical formula 5]
15 NO + H 14 NO 3 → 14 NO + H 15 NO 3
Thus, heavy nitrogen 15 N can be concentrated and contained in HNO 3 nitrate near the bottom of the HNO 3 —NO
[0027]
On the other hand, concentrated sulfuric acid H 2 SO 4 introduced into the sulfuric acid tank 5 is sent out by
[0028]
By repeating these steps, heavy nitrogen 15 N can be concentrated, and by using concentrated sulfuric acid H 2 SO 4 repeatedly in circulation, the amount of sulfuric acid H 2 SO 4 contained in the waste liquid can be reduced. It can be significantly reduced.
[0029]
In the flowchart of FIG. 1, without refluxed nitric oxide NO produced by the disproportionation reaction in HNO 3 -NO
[0030]
(Experimental example)
Below, the experiment example of this invention is shown. First, in FIG. 1, as the HNO 3 —NO
[0031]
As the
[0032]
The HNO 3 rectification apparatus 3 includes a lower heating tube and an upper packed tower. As the heating tube, a Pyrex (registered trademark) tube having an inner diameter of 100 mmφ × 700 mm is used, and a 1 kW quartz heater is attached. The packed tower uses a Pyrex (registered trademark) tube having an inner diameter of 700 mmφ × 1400 mm and is filled with a glass helix.
[0033]
The H 2 SO 4
[0034]
For the sulfuric acid tank 5, for example, a 20 liter container made of polyethylene is used.
[0035]
The HNO 3 absorption tower 6 uses a Pyrex (registered trademark) tube with an inner diameter of 35 mmφ × 700 mm with a water cooling jacket and is filled with a glass helix.
[0036]
As the NO 2 generation can 7, a Pyrex (registered trademark) tube having an inner diameter of 100 mmφ × 700 mm is used, and a 1 kW quartz heater is attached.
[0037]
The NO 2 absorption
[0038]
As the NO 2 diffusion can 9, a Pyrex (registered trademark) tube having an inner diameter of 100 mmφ × 700 mm is used, and a 1 kW quartz heater is attached.
[0039]
As the
[0040]
In the present experimental example, a 10N nitric acid aqueous solution is supplied to the HNO 3 -NO
[0041]
The temperature of each device during operation is approximately 280 ° C. for the NO 2 diffusion can 9, approximately 280 ° C. for the NO 2 generating can 7, approximately 200 ° C. for the HNO 3 rectifying device 3, and H 2 The SO 4 concentrator 4 was approximately 290 ° C.
[0042]
Heavy nitrogen 15 N existing in nature is approximately 0.365%, but in this example, when the experiment was continued for two days, heavy nitrogen 15 N was concentrated to approximately 0.595%. I was able to. From this, it can be seen that the highly concentrated heavy nitrogen 15 N can be efficiently generated in a short time by optimizing the temperature and operation of each apparatus.
[0043]
In addition, the waste liquid (mainly water) generated in this experimental example has a pH of 2 to 3 and shows acidity. However, when sulfuric acid is repeatedly circulated, its concentration is lower than the waste liquid produced by the conventional method. In addition, the burden of processing can be greatly reduced.
[0044]
【The invention's effect】
As described above, the first heavy nitrogen generation method according to the present invention is a method of generating heavy nitrogen using nitric oxide, and at least decomposes nitric acid in the presence of sulfuric acid. A step of generating nitrogen dioxide, a step of removing excess oxygen, a step of generating nitric oxide by adding water to the nitrogen dioxide, and a chemical exchange by adding nitric acid to the nitric oxide. It consists of a process to be performed and uses nitric acid, sulfuric acid and water, but sulfuric acid can be repeatedly concentrated and used, reducing the burden of waste liquid treatment and crystallizing by-products. Thus, heavy nitrogen can be produced at a low cost.
[0045]
Further, the heavy nitrogen generator according to the second invention comprises means for adding water to nitric acid, distilling it and bringing it into contact with sulfuric acid to generate nitric acid gas, and adding sulfuric acid to the nitric acid gas to thermally decompose to produce carbon dioxide. Means for generating nitrogen, means for reacting the nitrogen dioxide and sulfuric acid to remove excess oxygen, and heating a mixed solution of nitrogen dioxide and sulfuric acid from which the excess oxygen has been removed to separate nitrogen dioxide and sulfuric acid A means for generating nitrogen monoxide by adding water to the nitrogen dioxide, and means for obtaining heavy nitrogen by adding nitric acid to the nitrogen monoxide and performing chemical exchange. As in the invention of the method, the burden of waste liquid treatment is reduced, no by-product to be crystallized is generated, and heavy nitrogen can be obtained at low cost.
[0046]
Therefore, neither the production method or the production apparatus according to the present invention employs a means for reducing HNO 3 nitrate with sulfur dioxide SO 2 as in the conventional example, so that no by-product to be crystallized is produced. By circulating and using nitric acid or sulfuric acid generated in the reaction process, it is possible to improve the economic efficiency and reduce the burden on the operator, and also to reduce the influence on the environment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a process of chemical change in a method and apparatus according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 HNO 3 -NO
Claims (6)
少なくとも、硫酸の存在下において硝酸を熱分解させて二酸化窒素を生成する工程と、過剰な酸素を除去する工程と、該二酸化窒素に水を加えることで一酸化窒素を生成する工程と、該一酸化窒素に硝酸を加えて化学的な交換を行わせる工程とからなること
を特徴とする重窒素の生成方法。A method of generating heavy nitrogen using nitric oxide,
At least a step of thermally decomposing nitric acid in the presence of sulfuric acid to produce nitrogen dioxide, a step of removing excess oxygen, a step of adding nitrogen to the nitrogen dioxide to produce nitric oxide, A method for producing heavy nitrogen, comprising the step of adding nitric acid to nitrogen oxide to cause chemical exchange.
を特徴とする請求項1に記載の重窒素の生成方法。The method for producing heavy nitrogen according to claim 1, wherein the sulfuric acid is used after being repeatedly circulated.
を特徴とする請求項1または2に記載の重窒素の生成方法。The method for producing heavy nitrogen according to claim 1, wherein the sulfuric acid is concentrated sulfuric acid.
を特徴とする重窒素の生成方法。A method for producing heavy nitrogen, characterized in that heavy nitrogen is concentrated by repeating each step of claim 1.
硝酸に水を加えて蒸留し硫酸に接触させて硝酸ガスを発生させる手段と、
該硝酸ガスに硫酸を加えて熱分解することで二酸化窒素を生成する手段と、
該二酸化窒素と硫酸を反応させて過剰な酸素を除去する手段と、
該過剰な酸素を除去した二酸化窒素と硫酸との混合溶液を加熱して二酸化窒素と硫酸を分離する手段と、
該二酸化窒素に水を加えることで一酸化窒素を生成する手段と、
該一酸化窒素に硝酸を加えて化学的な交換をすることによって重窒素を得る手段とを備えたこと
を特徴とする重窒素の生成装置。An apparatus for producing heavy nitrogen using nitric oxide,
Means for adding nitric acid to water, distilling it and bringing it into contact with sulfuric acid to generate nitric acid gas;
Means for generating nitrogen dioxide by adding sulfuric acid to the nitric acid gas and thermally decomposing it;
Means for reacting the nitrogen dioxide and sulfuric acid to remove excess oxygen;
Means for heating the mixed solution of nitrogen dioxide and sulfuric acid from which excess oxygen has been removed to separate nitrogen dioxide and sulfuric acid;
Means for generating nitric oxide by adding water to the nitrogen dioxide;
Means for obtaining heavy nitrogen by adding nitric acid to the nitric oxide and chemically exchanging the nitric oxide.
くり返し循環させて使用するために硫酸の濃縮手段と、
送出手段を有するタンクを備えたこと
を特徴とする請求項5に記載の重窒素の生成装置。The sulfuric acid used in each of the above means,
Means for concentrating sulfuric acid for repeated circulation;
The apparatus for generating heavy nitrogen according to claim 5, further comprising a tank having a delivery unit.
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