JP4021613B2 - Baseball or softball catcher - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野球またはソフトボール用捕球具(以下、単に「捕球具」と称する)に関し、特に、捕球具に内装される芯材を補強しながら手になじみ易くした捕球具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からボール捕球時の落球防止のために、捕球具内に種々の形状の芯材や補強材を挿入している。これら芯材や補強材の位置決め、大きさ等の決定は、職人による長い間蓄積された経験と勘とによるものが主流と考えられる。
【0003】
また、実願平3−93136号には、親指から手の表面にかけて当接し得る大きさの芯材本体と、該芯材本体と略同じ大きさの保持部材とで構成された芯材を内装した捕球具が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが芯材を単純に硬くすると、捕球具を閉じる時に指に違和感を感じるため、選手がボールを上手く捕球できず、いわゆるエラーする確率が高くなる。つまり、捕球具における指部の感触に対する配慮が全くなされていないと言える。
【0005】
また、実願平3−93136号に記載の捕球具では、芯材が親指から手の表面にかけて広い範囲に設置され、親指の付根付近の屈曲性を重視する部分上に延在しているので、捕球具の屈曲性に問題が生じ、捕球が困難となる。
【0006】
そこで、本発明は、捕球具を手に装着して閉じる時に指に違和感を感じさせないように芯材を補強することにより、捕球し易くかつ落球し難い捕球具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る捕球具は、受球面皮と背面皮とを縫合してなる表皮と、表皮の内部に挿入され手掌皮と手甲皮とを縫合してなる裏皮と、表皮に内装され側部に補強部を有する芯材とを備える。
【0008】
このように芯材の側部に補強部を設けることにより、芯材の側部の剛性を高めることができ、結果として捕球具の指部の側部における剛性を高めることができる。それにより、ボール捕球時における捕球具内でのボールの移動量を最小限に抑えることができ、落球を防止することができる。また、芯材の側部を補強しているので、芯材の幅方向中央部の剛性は従前と同等である。そのため、捕球具を手に装着した際の手当りを良好に保つことができ、捕球し易くなる。
【0009】
上記補強部は、手甲皮を延長して芯材の側部を包み込んで縫製した部分を含む。この場合、手甲皮と芯材の側部との間に剛性体を挿入してもよい。ここで、剛性体とは、本明細書では、ヤング率が30MPa〜300GPaである部材をいう。
【0010】
上記のように手甲皮を延長して芯材の側部を包み込んで縫製することにより、芯材の側部を補強することができる。また、手甲皮と芯材の側部との間に剛性体を挿入することにより、さらに芯材の側部を補強することができる。
【0011】
また、補強部を、芯材の側部の剛性を芯材における側部以外の部分の剛性よりも高くすることにより形成してもよい。たとえば、芯材の側部に樹脂を含浸させることにより形成した樹脂含浸部で上記補強部を構成することができる。
【0012】
また、補強部を、芯材の側部に何らかの補強部材を別途取付けることにより形成してもよい。つまり、裏皮と同質の部材あるいはそれ以外の任意の部材を別途芯材の側部に取付け、芯材の側部を補強してもよい。
【0013】
捕球具は、人差し指を受け入れる人差し指部と、中指を受け入れる中指部と、薬指を受け入れる薬指部とを備える。そして、上記芯材は、人差し指部に内装される人差し指芯と、中指部に内装される中指芯と、薬指部に内装される薬指芯とを含み、人差し指芯、中指芯および薬指芯の少なくとも一つの指芯の側部に上述の補強部を設ける。
【0014】
また、捕球具は、親指を受入れる親指部と、小指を受入れる小指部とを備える。そして、上記芯材は、親指部に内装される親指芯と、小指部に内装される小指芯とを含み、親指芯と小指芯の少なくとも一方の側部に上述の補強部を設ける。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を用いて、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用した捕球具1の正面図である。
【0016】
図1に示すように、捕球具1は、親指部2と、ウェブ部3と、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7とを備える。
【0017】
ウェブ部3は、親指部2と人差し指部4との間に設けられ、親指部2、ウェブ部3、人差し指部4、中指部5および薬指部6は、皮紐8で締結されている。なお、親指部2、人差し指部4、中指部5、薬指部6および小指部7の表層部は、表皮16で構成される。
【0018】
図2(a)および(c)に、表皮16を構成する背面皮9と受球面皮10の平面図を示す。
【0019】
図2(a)および(c)に示すように、背面皮9はそれぞれ5本の指袋を形成するように複数の皮革から成るパーツを縫製して作製され、受球面皮10は5本の略指型形状を有する。背面皮9と受球面皮10は、天然皮革、合成皮革、その他これらと同効質の材質からなる。
【0020】
上記の受球面皮10と背面皮9の周縁を、両者とも銀面側が内側になるように、手口挿入部を除いて縫製した後、銀面側が表側となるように表裏反転させる。それにより表皮16を作製できる。
【0021】
図2(b)および(d)に、裏皮を構成する手甲皮11と手掌皮12の平面図を示す。
【0022】
手甲皮11はそれぞれ5本の指袋を形成するように複数の皮革から成るパーツを縫製して作製され、手掌皮12は受球面皮10よりも小さく裁断した5本の略指型形状を有する。手甲皮11と手掌皮12も、天然皮革、合成皮革、その他これらと同効質の材質からなる。
【0023】
そして、これらも両者の銀面側が内側になるように、手口挿入部を除いて周縁を縫製する。それにより裏皮を作製できる。
【0024】
上記表皮16の所要部に、フェルト等で作られた芯材やその他の衝撃吸収体、ワックス等を挿入したり、オイルを含浸させた後、上記裏皮を表皮16内に挿入し、表皮16と裏皮の手口挿入部を皮紐で結合する。さらに、親指部2と人差し指部4間に、別体に形成したウェブ部3を皮紐で結合し、図1に示す捕球具1が得られる。
【0025】
本発明では、捕球具1に内装される芯材自体あるいはその近傍の要素に工夫を施している。具体的には、芯材の側部を何らかの手法で補強することにより、芯材自体を補強する一方で捕球具を手になじみ易くしている。
【0026】
図3(a)〜(d)に、図1に示す本発明の捕球具1における薬指部6の断面構造例およびその変形例を示す。
【0027】
図3(a)に示すように、背面皮9と受球面皮10とで形成される表皮16内に、手甲皮11と手掌皮12とで形成される裏皮を挿入する。この裏皮に、薬指部6に内装される芯材である薬指芯20を縫着する。
【0028】
この薬指芯20の側部に補強部23を形成する。図3(a)に示す態様では、補強部23は、手甲皮11に設けた延長部13で薬指芯20の側部を包み込み、該延長部13を薬指芯20に縫着することにより形成される。
【0029】
このように手甲皮11を薬指芯20の側部に巻き付けることにより、薬指芯20の幅方向における中央部の剛性を従来と同等に保ちながら、薬指芯20の側部のみを選択的に補強することができる。
【0030】
図4および図5に、上記の補強部23を備えた本発明の裏皮17の構造例を示す。図4には手掌皮12側から見た図を示し、図5には手甲皮11側から見た図を示す。
【0031】
図4に示すように、手掌皮12に、人差し指芯18、中指芯19および薬指芯20がそれぞれ縫着される。人差し指芯18、中指芯19および薬指芯20は、たとえばフェルト等で構成される。
【0032】
そして、図5に示すように手甲皮11を部分的に側方に延長して延長部13を設け、この延長部13を図4に示すように薬指芯20の表面上にまで延在させ、この状態で延長部13を薬指芯20に縫着している。
【0033】
延長部13は、図4および図5に示す例では薬指芯20の長手方向における中央部に縫着され、薬指芯20の長手方向における延長部13の長さは、当該方向における薬指芯20の長さの1/3〜2/3程度であればよい。それにより、薬指芯20の側部を適度に補強することができる。
【0034】
なお、薬指芯20の一方の側部のみを延長部13で覆ってもよい。また、薬指芯20の側部を補強できるものであれば、延長部13の形態は任意に選択可能である。
【0035】
次に、図4および図5に示す各指芯の強度を測定したのでその結果を下記の表1に示す。なお、強度測定には、50mm間隔の両支点の中心に力を加える3点曲げ試験を行った。また、表1において、10mm変形とは、10mm撓ませるのに必要な力をいう。
【0036】
【表1】
【0037】
表1に示すように、本発明の構造にすると、芯材としての強度が向上することが分かる。
【0038】
次に、図3(b)〜図3(d)を用いて、本発明に係る補強部23の他の例について説明する。
【0039】
図3(b)に示すように、薬指芯20の側部と延長部13との間に、剛性体14を設けてもよい。剛性体14は、ヤング率が30MPa〜300GPaである部材で構成され、通常の皮革製芯材よりも硬く、たとえば金属、硬質プラスチック、フェルト、布、皮、人工皮革、合成皮革等の材料で構成される。
【0040】
剛性体14は、薬指芯20の側部と延長部13に挟まれしっかりと固定されることが好ましいが、接着剤を用いて薬指芯20や延長部13に固定したり、これらに縫着してもよい。
【0041】
剛性体14の断面形状は、長方形、円形、三角形等任意の形状を採用できる。また、複数の剛性体14を薬指芯20の側部と延長部13との間に設置してもよい。
【0042】
また、図3(c)に示すように薬指芯20の側部に樹脂を含浸させ、樹脂含浸部15を設けてもよい。この場合にも、薬指芯20の側部を補強することができる。
【0043】
なお、薬指芯20の側部の剛性を薬指芯20における他の部分の剛性よりも高くすることができるものであれば、樹脂の含浸以外の任意の手法を採用できる。
【0044】
また、補強部23は、薬指芯20の側部に何らかの補強部材を別途取付けることにより形成されるものであってもよい。たとえば図3(d)に示すように、薬指芯20の側部に、上記の剛性体14を取付けて補強部23を構成してもよい。
【0045】
なお、補強部材としては、薬指芯20の側部を補強できるものであれば、フェルト、布、皮、人工皮革、合成皮革、樹脂その他任意の材質を採用可能である。補強部材の取付け方法としては、たとえば接着、縫着等が考えられる。
【0046】
上記のように薬指芯20の側部に補強部23を設けることにより、薬指芯20の側部の剛性を高めることができ、結果として捕球具1の指部の側部における剛性を高めることができる。
【0047】
以上のように構成することで、指の力が捕球具1に伝わり易くなる。特に、よく使用する薬指、小指に実施すると、その効果は顕著である。また、芯材の側面を補強しているので、指の当たる部分は硬くならず、芯材と指との馴染みが良くなる。さらに、芯材の側面を補強しているので、指の当たる部分は硬くならず、当たったボールの衝撃が緩和されて指に伝わることが少なくなる。背面を補強したものでは、指の背面に当たって違和感があるが、本発明品ではそのようなことはない。さらに、たとえば小指周辺でボールを捕球した時における捕球具内でのボールの移動量を最小限に抑えることができ、落球を防止することができる。
【0048】
また、薬指芯20の側部を補強しているので、薬指芯20の幅方向中央部の剛性は従前と同等である。そのため、捕球具1を手に装着した際の手当りを良好に保つことができ、捕球具1の屈曲性も良好に維持することができる。その結果、捕球具1によりボールを捕球し易くなる。
【0049】
つまり、本発明の補強部23を設けることにより、捕球具1を手に装着して閉じる時の手当りを良好に保ちながら薬指芯20を適度に補強することができ、捕球を容易としながら落球を阻止することができる。
【0050】
上述の例では薬指芯20の側部に補強部23を設ける場合について説明したが、人差し指芯18、中指芯19および薬指芯20の少なくとも1つの芯材の側部に上記の補強部を設ければよい。それにより、同様の効果を期待できる。
【0051】
次に、図6を用いて、捕球具1に内装される小指芯21および親指芯22に本発明を適用した場合の具体例について説明する。
【0052】
図6(a)に本発明の小指芯21の平面図を示し、図6(b)に本発明の親指芯22の平面図を示す。
【0053】
小指芯21および親指芯22は、捕球具1とは別体であり、たとえば羊毛、ポリエステルのフェルト等で構成され、皮紐で捕球具1に固定される。
【0054】
そして、図6(a)に示すように、小指芯21の側部に補強部23を設けている。補強部23は、皮革等を小指芯21に巻いて縫着し、または、ウレタン、ポリエステル等の樹脂を含浸させる等して形成可能である。
【0055】
このように小指芯21の側部に補強部23を設けることにより、前述の例の場合と同様に、捕球具1を手に装着して閉じる時の手当りを良好に保ちながら小指芯21を補強することができ、捕球を容易としかつ落球を阻止することができる。
【0056】
なお、図6(b)に示す例では親指芯22に補強部を設けていないが、小指芯21と親指芯22の少なくとも一方の側部に補強部を設ければよい。
【0057】
以上のように、この発明の実施の形態について説明を行ったが、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、芯材の側部を補強しているので、捕球具を手に装着した際の手当りを良好に保ちながら芯材を補強することができ、結果として捕球し易くかつ落球し難い捕球具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の捕球具の正面図である。
【図2】 (a)は背面皮の平面図であり、(b)は手甲皮の平面図であり、(c)は受球面皮の平面図であり、(d)は手掌皮の平面図である。
【図3】 (a)は図1に示す捕球具の薬指部の断面図であり、(b)〜(d)は、(a)に示す例の変形例を示す断面図である。
【図4】 本発明の裏皮の正面図である。
【図5】 本発明の裏皮の背面図である。
【図6】 (a)は本発明の小指芯の平面図であり、(b)は本発明の親指芯の平面図である。
【符号の説明】
1 捕球具、2 親指部、3 ウェブ部、4 人差し指部、5 中指部、6 薬指部、7 小指部、8 皮紐、9 背面皮、10 受球面皮、11 手甲皮、12 手掌皮、13 延長部、14 剛性体、15 樹脂含浸部、16 表皮、17 裏皮、18 人差し指芯、19 中指芯、20 薬指芯、21 小指芯、22 親指芯、23 補強部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball catching tool for baseball or softball (hereinafter, simply referred to as “ball catching tool”), and more particularly, to a ball catching tool that is easy to become familiar with a hand while reinforcing a core material installed in the ball catching tool. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various shapes of core materials and reinforcing materials have been inserted into the ball catching tool in order to prevent the ball from falling when the ball is caught. The determination of the positioning and size of the core material and the reinforcing material is considered to be based on the experience and intuition accumulated for a long time by craftsmen.
[0003]
In addition, the actual application No. 3-93136 includes a core material composed of a core material body having a size capable of abutting from the thumb to the surface of the hand and a holding member having substantially the same size as the core material body. A ball catcher is disclosed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the core is simply hardened, the finger feels uncomfortable when closing the ball catching device, so that the player cannot catch the ball well and the probability of so-called error increases. That is, it can be said that no consideration is given to the touch of the finger part in the ball catcher.
[0005]
Further, in the ball catching device described in Japanese Patent Application No. 3-93136, the core material is installed in a wide range from the thumb to the surface of the hand, and extends on a portion that emphasizes flexibility near the base of the thumb. Therefore, a problem arises in the flexibility of the catching tool, and catching becomes difficult.
[0006]
Therefore, the present invention aims to provide a catcher that is easy to catch and difficult to drop by reinforcing the core so that the finger does not feel uncomfortable when the catcher is attached to the hand and closed. And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The ball catching device according to the present invention includes an epidermis obtained by stitching the receiving surface skin and the back skin, a back skin inserted into the epidermis and stitched between the palmar skin and the back of the skin, and an inner side of the epidermis. And a core member having a reinforcing part.
[0008]
Thus, by providing a reinforcement part in the side part of a core material, the rigidity of the side part of a core material can be raised, As a result, the rigidity in the side part of the finger | toe part of a ball catching tool can be improved. Thereby, the movement amount of the ball in the ball catching tool at the time of ball catching can be minimized, and a falling ball can be prevented. Moreover, since the side part of the core material is reinforced, the rigidity of the central part in the width direction of the core material is the same as before. For this reason, it is possible to maintain a good feel when the ball catching tool is attached to the hand, and it is easy to catch the ball.
[0009]
The reinforcing portion includes a portion obtained by extending the back skin and wrapping and sewing the side portion of the core material. In this case, a rigid body may be inserted between the back of the hand and the side part of the core material. Here, the rigid body means a member having a Young's modulus of 30 MPa to 300 GPa in this specification.
[0010]
As described above, the side of the core can be reinforced by extending the back and wrapping and sewing the side of the core. Moreover, the side part of a core material can be further reinforced by inserting a rigid body between a back shell and the side part of a core material.
[0011]
Moreover, you may form a reinforcement part by making the rigidity of the side part of a core material higher than the rigidity of parts other than the side part in a core material. For example, the reinforcing part can be constituted by a resin-impregnated part formed by impregnating the side part of the core with resin.
[0012]
Moreover, you may form a reinforcement part by attaching a certain reinforcement member separately to the side part of a core material. That is, a member having the same quality as the back skin or any other member may be separately attached to the side portion of the core material to reinforce the side portion of the core material.
[0013]
The ball catcher includes an index finger part that receives an index finger, a middle finger part that receives a middle finger, and a ring finger part that receives a ring finger. The core material includes an index finger core installed in the index finger part, a middle finger core installed in the middle finger part, and a ring finger core installed in the ring finger part, and at least one of the index finger core, the middle finger core, and the ring finger core. The reinforcing portion described above is provided on the side of one finger core.
[0014]
The ball catcher includes a thumb portion that receives a thumb and a little finger portion that receives a little finger. The core material includes a thumb core provided in the thumb portion and a little finger core provided in the little finger portion, and the reinforcing portion is provided on at least one side of the thumb core and the little finger core.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a front view of a ball catching tool 1 to which the present invention is applied.
[0016]
As shown in FIG. 1, the ball catcher 1 includes a
[0017]
The
[0018]
FIGS. 2A and 2C are plan views of the
[0019]
As shown in FIGS. 2 (a) and 2 (c), the
[0020]
The peripheral edges of the above-described
[0021]
FIGS. 2B and 2D are plan views of the
[0022]
The
[0023]
And these also sew a periphery except a hand mouth insertion part so that both silver side may become an inner side. Thereby, a back skin can be produced.
[0024]
A core material made of felt or the like, other shock absorbers, wax or the like is inserted into a required portion of the
[0025]
In the present invention, a device is devised for the core material itself or an element in the vicinity thereof that is housed in the ball catching tool 1. Specifically, by reinforcing the side part of the core material by some method, the core material itself is reinforced, and the catching tool is easily adapted to the hand.
[0026]
3A to 3D show an example of a cross-sectional structure of the
[0027]
As shown in FIG. 3A, the back skin formed by the
[0028]
A reinforcing
[0029]
By winding the
[0030]
4 and 5 show structural examples of the
[0031]
As shown in FIG. 4, an
[0032]
Then, as shown in FIG. 5, the
[0033]
In the example shown in FIGS. 4 and 5, the
[0034]
Only one side of the
[0035]
Next, since the strength of each finger core shown in FIGS. 4 and 5 was measured, the results are shown in Table 1 below. For strength measurement, a three-point bending test in which force was applied to the center of both fulcrums at intervals of 50 mm was performed. Further, in Table 1, 10 mm deformation means a force required to bend 10 mm.
[0036]
[Table 1]
[0037]
As shown in Table 1, it can be seen that the structure of the present invention improves the strength as a core material.
[0038]
Next, another example of the reinforcing
[0039]
As shown in FIG. 3B, a
[0040]
The
[0041]
As the cross-sectional shape of the
[0042]
Moreover, as shown in FIG.3 (c), resin may be impregnated to the side part of the
[0043]
Any method other than impregnation with resin can be adopted as long as the rigidity of the side portion of the
[0044]
Further, the reinforcing
[0045]
As the reinforcing member, felt, cloth, leather, artificial leather, synthetic leather, resin, or any other material can be adopted as long as the side of the
[0046]
By providing the
[0047]
By configuring as described above, the force of the finger is easily transmitted to the ball catching tool 1. In particular, the effect is remarkable when it is applied to the ring finger and little finger that are often used. In addition, since the side surface of the core material is reinforced, the portion where the finger hits does not become hard, and the familiarity between the core material and the finger is improved. Further, since the side surface of the core material is reinforced, the portion where the finger hits is not hardened, and the impact of the hit ball is mitigated and less transmitted to the finger. In the case where the back surface is reinforced, there is a sense of incongruity when hitting the back surface of the finger, but this is not the case with the product of the present invention. Furthermore, for example, when the ball is caught around the little finger, the movement amount of the ball in the ball catching tool can be minimized, and a falling ball can be prevented.
[0048]
Moreover, since the side part of the
[0049]
That is, by providing the reinforcing
[0050]
In the above-described example, the case where the reinforcing
[0051]
Next, a specific example in the case where the present invention is applied to the
[0052]
FIG. 6A shows a plan view of the
[0053]
The
[0054]
And as shown to Fig.6 (a), the
[0055]
Thus, by providing the
[0056]
In the example shown in FIG. 6B, the reinforcing portion is not provided on the
[0057]
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, it should be thought that embodiment disclosed this time is an illustration and restrictive at no points. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
[0058]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the side portion of the core material is reinforced, the core material can be reinforced while maintaining good handling when the ball catching tool is attached to the hand, and as a result, it is easy to catch the ball. In addition, it is possible to obtain a ball catcher that is difficult to drop.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a ball catching tool of the present invention.
2A is a plan view of a back skin, FIG. 2B is a plan view of a back skin, FIG. 2C is a plan view of a receiving surface skin, and FIG. 2D is a plan view of a palm skin. It is.
3A is a cross-sectional view of a ring finger portion of the ball catcher shown in FIG. 1, and FIGS. 3B to 3D are cross-sectional views showing a modification of the example shown in FIG.
FIG. 4 is a front view of the back skin of the present invention.
FIG. 5 is a rear view of the back skin of the present invention.
6A is a plan view of the little finger core of the present invention, and FIG. 6B is a plan view of the thumb core of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 ball catcher, 2 thumb part, 3 web part, 4 index finger part, 5 middle finger part, 6 ring finger part, 7 little finger part, 8 leather strap, 9 back skin, 10 back surface skin, 11 back skin, 12 palmar skin, 13 Extension part, 14 Rigid body, 15 Resin impregnation part, 16 Epidermis, 17 Back skin, 18 Index finger core, 19 Middle finger core, 20 Ring finger core, 21 Little finger core, 22 Thumb core, 23 Reinforcement part.
Claims (6)
前記表皮(16)の内部に挿入され、手掌皮(12)と手甲皮(11)とを縫合してなる裏皮(17)と、
前記表皮(16)に内装され、側部に補強部(23)を有する芯材(18,19,20,21,22)とを備え、
前記補強部(23)は、前記手甲皮(11)を延長して前記芯材(18,19,20,21,22)の側部を包み込んで縫製した部分を含む、野球またはソフトボール用捕球具。An epidermis (16) formed by stitching the receiving surface skin (10) and the back skin (9);
A back skin (17) that is inserted into the epidermis (16) and is formed by stitching the palmar skin (12) and the back of the hand (11);
The decorated the epidermis (16), the core material having a reinforcement portion on the side (23) (18,19,20,21,22) and Bei give a,
The reinforcing portion (23) includes a portion obtained by extending the back skin (11) and wrapping and sewing the side portions of the core material (18, 19, 20, 21, 22). Ball tool.
前記表皮(16)の内部に挿入され、手掌皮(12)と手甲皮(11)とを縫合してなる裏皮(17)と、
前記表皮(16)に内装され、側部に補強部(23)を有する芯材(18,19,20,21,22)とを備え、
前記補強部(23)は、前記芯材(18,19,20,21,22)の側部の剛性を前記芯材(18,19,20,21,22)における側部以外の部分の剛性よりも高くすることにより形成され、
前記補強部(23)は、前記芯材(18,19,20,21,22)の側部に樹脂を含浸させることにより形成した樹脂含浸部(15)を含む、野球またはソフトボール用捕球具。 An epidermis (16) formed by stitching the receiving surface skin (10) and the back skin (9);
A back skin (17) that is inserted into the epidermis (16) and is formed by stitching the palmar skin (12) and the back of the hand (11);
A core material (18, 19, 20, 21, 22) having a reinforcing portion (23) on the side portion, which is built in the skin (16),
The reinforcing portion (23) has the rigidity of the side portion of the core material (18, 19, 20, 21, 22) and the rigidity of the portion other than the side portion of the core material (18, 19, 20, 21, 22). Formed by making it higher than
The reinforcing part (23) includes a resin-impregnated part (15) formed by impregnating a side part of the core material (18, 19, 20, 21, 22) with a resin. Ingredients.
前記芯材(18,19,20,21,22)は、前記人差し指部(4)に内装される人差し指芯(18)と、前記中指部(5)に内装される中指芯(19)と、前記薬指部(6)に内装される薬指芯(20)とを含み、
前記人差し指芯(18)、前記中指芯(19)および前記薬指芯(20)の少なくとも一つの指芯の側部に前記補強部(23)を設ける、請求項1または請求項3に記載の野球またはソフトボール用捕球具。 The ball catcher includes an index finger (4) that receives an index finger, a middle finger (5) that receives a middle finger, and a ring finger (6) that receives a ring finger,
The core material (18, 19, 20, 21, 22) includes an index finger core (18) provided in the index finger portion (4), and a middle finger core (19) provided in the middle finger portion (5). A ring finger core (20) mounted in the ring finger part (6),
The baseball according to claim 1 or 3 , wherein the reinforcing portion (23) is provided on a side portion of at least one of the index finger core (18), the middle finger core (19), and the ring finger core (20). Or a ball catcher for softball.
前記芯材(18,19,20,21,22)は、前記親指部(2)に内装される親指芯(22)と、前記小指部(7)に内装される小指芯(21)とを含み、
前記親指芯(22)と前記小指芯(21)の少なくとも一方の側部に前記補強部(23)を設ける、請求項4に記載の野球またはソフトボール用捕球具。 The ball catcher includes a thumb part (2) for receiving a thumb and a little finger part (7) for receiving a little finger,
The core material (18, 19, 20, 21, 22) includes a thumb core (22) provided in the thumb part (2) and a little finger core (21) provided in the little finger part (7). Including
The baseball or softball catcher according to claim 4, wherein the reinforcing portion (23) is provided on at least one side of the thumb core (22) and the little finger core (21) .
前記表皮(16)の内部に挿入され、手掌皮(12)と手甲皮(11)とを縫合してなる裏皮(17)と、A back skin (17) that is inserted into the epidermis (16) and is formed by stitching the palmar skin (12) and the back of the hand (11);
前記表皮(16)に内装され、側部に補強部(23)を有し、受球面皮(10)側に配置された芯材(18,19,20,21,22)と、A core material (18, 19, 20, 21, 22) disposed on the side of the receiving surface skin (10), which is mounted on the skin (16), has a reinforcing portion (23) on the side,
前記手掌皮(12)と手甲皮(11)とを縫着することで、使用者の指が挿入される領域を規定する縫着部を備え、By sewing the palmar skin (12) and the back of the hand (11), a sewing part is provided that defines an area where a user's finger is inserted;
使用者の指の挿入方向に対して垂直な断面において、前記補強部(23)は、前記縫着部に対して、使用者の指が挿入される前記領域と反対側に位置する、野球またはソフトボール用捕球具。In the cross section perpendicular to the insertion direction of the user's finger, the reinforcing portion (23) is located on the opposite side of the region where the user's finger is inserted with respect to the sewing portion, Ball catcher for softball.
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