JP4018208B2 - Pilot operated relief valve - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液圧回路に設置するパイロット操作式リリーフ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなパイロット操作式リリーフ弁は、例えば実公昭54−43385号公報に記載されるようによく知られている。そして、このようなリリーフ弁は、これが接続される液圧回路での圧力が上昇しパイロット弁の開き圧力に達すると、パイロット弁が開いてパイロット通路からタンク側へ主弁の背圧室を通じさせ、これに応じ主弁が開かれて前記液圧回路の圧液をタンク側へ逃がす。このため液圧回路の圧力上昇がおさえられ、該液圧回路の最大圧力は、前記パイロット弁の開き圧力より若干高い程度の所定の圧力に制限される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのようなリリーフ弁では、パイロット弁の入口部に、異物が詰まってパイロット弁が開かなくなる可能性がある。このようにパイロット弁が開かなくなると、主弁が開かないので液圧回路の圧力が安全限度を越えて上昇し、液圧回路におけるアクチュエータや配管部分などの破壊を招いたり、また、これに伴って人身事故を招くおそれがある。本発明は、パイロット弁が作動しない場合のこのような安全限度を越える圧力上昇を抑えるとともに、リリーフ弁が良好に作動しない異常状態が生じたことがわかるようになったパイロット操作式リリーフ弁を実現するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、主弁の背圧室をタンク側へ通じさせるパイロット通路に、主弁を開作動させるため所定の開き圧力で開作動するパイロット弁を設けたパイロット操作式リリーフ弁であって、パイロット弁を迂回して主弁の背圧室をタンク側へ通じさせる安全通路を設け、安全通路には当該通路を閉止するよう閉止栓を圧入して取り付け、閉止栓は主弁の背圧室側からの圧力作用に基づき押し動かされて安全通路を開通して設け、安全通路の開通がパイロット弁の開き圧力よりも高い圧力でなされるように閉止栓の安全通路への圧入条件を選定した。この場合、パイロット弁を迂回して主弁の背圧室をタンク側へ通じさせる安全通路を設け、安全通路には当該通路を閉止するよう閉止栓を設置し、閉止栓は主弁の背圧室側からの圧力作用に基づき破断されて安全通路を開通して設け、安全通路の開通がパイロット弁の開き圧力よりも高い圧力でなされるように閉止栓の破断個所の溝の深さを選定しても良い。
【0005】
このような構成によると、パイロット弁が開かなくて主弁が開かない異常状態の際、圧力が上昇すると、閉止栓が押し動かされ又は破断されてパイロット弁を迂回する安全通路が開通し背圧室がタンク側へ通じられるので主弁が開く。このため閉止栓の押し動かし又は破断がパイロット弁の開き圧力よりは高いが、液圧回路の安全限度を越えない範囲の圧力で行われるよう閉止栓の安全通路への圧入条件又は閉止栓の形状を選定することにより、閉止栓は、パイロット弁が正常に作動するときには押し動かされず又は破断されず通常のリリーフ弁作動が行われ、パイロット弁が開かなくなった前記異常状態の際に圧力上昇に伴い押し動かされ又は破断されて主弁を開き、液圧回路でその安全限度を越えて圧力が上昇することを抑えることができる。
【0006】
そして安全通路は閉止栓が一旦押し動かされ又は破断されると開通状態となるので、液圧回路の圧力が低下しても主弁は液圧回路から圧液を逃がすように開くことができて安全通路が開通した後は液圧回路の圧力が上がらず、このため、例えば液圧回路に接続されるアクチュエータが作動しなくなるなどで、異常な状態が生じたことが判る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面により説明する。図1、図2において、1は主本体で、図示しない液圧回路に接続する入口通路2と、図示しないタンクに接続する逃がし通路3を有している。4は主弁5が着座する主弁座である。そして主弁5は、弁孔6に摺動自在に収容され、主弁座4に着座して入口通路2と逃がし通路3間を遮断し、主弁座4から離座して入口通路2と逃がし通路3間を通じさせるよう、軸方向移動により主弁座4を開閉する。7は、主本体1の上部に、その弁孔6の開口を閉じる如く、着脱可能に取り付けられたパイロット本体である。
【0008】
主弁5とパイロット本体7の間には、主弁5のための背圧室8が形成されている。そして主弁5は、背圧室8に設置したばね9のばね力と絞り10を経て入口通路2に通じた背圧室8の圧力の作用によって主弁座4への着座方向に押圧されるとともに、入口通路2の圧力の作用で主弁座4から離座する方向へ押圧されるようになっている。
【0009】
11はパイロット本体7に設けた弁孔で、その一端側は栓12で閉じ、また中央には入口孔14とそれに続いてパイロット弁座15を形成した栓体13が設置され、他端側にはばね受け16が摺動自在に嵌合している。そして弁孔11での栓体13の一端側に導入室17が、また、栓体13の他端側に排出室18が、それぞれ形成されている。19は背圧室8と導入室17を通じさせるようパイロット本体7に設けた通孔で、20、21は、排出室18を逃がし通路3に通じさせるようパイロット本体7と主本体1にそれぞれ設けた通孔である。
【0010】
22はパイロット弁で、排出室18側からパイロット弁座15に着座するよう、ばね受け16との間に設置した調圧ばね23のばね力で押圧されている。このパイロット弁22は、着座状態で入口孔14を介する導入室17と排出室18の連通を断ち、入口孔14を経て該弁22に作用する導入室17からの圧力が調圧ばね23のばね力による開き圧力以上となって前記ばね力に打ち勝ちパイロット弁座15から離座させられると入口孔14を介し導入室17と排出室18を通じさせるように、該圧力に応じパイロット弁座15を開閉する。そして、通孔19、導入室17、入口孔14、排出室18、通孔20、21は、このようなパイロット弁22を介在させた、一連のパイロット通路24を形成する。なお、25は、回動調整によりばね受け16を軸方向へ進退させて調圧ばね23のばね力を変化させ、前記開き圧力を調整する調整ねじであり、26はそのロックナットである。
【0011】
27は安全通路となる通孔で、28は該通孔27を閉止する閉止栓である。すなわち、図2を参照して、パイロット本体7には通孔20に交差して設置孔29が形成され、一端が通孔19に通じた通孔27の他端がこの設置孔29の内端壁に開口している。閉止栓28は、大径部28Aとその内側の小径部28Bを備えている。そして閉止栓28は、小径部28B先端が前記内端壁に当接し通孔27の開口を閉じるよう、大径部28Aを設置孔29へ圧入して取り付けられている。閉止栓28は通孔27の圧力が先端に作用することで外方へと押圧されるが、この圧力が、パイロット弁22の開き圧力より高く、かつ、液圧回路に接続される図示しないアクチュエータや配管など、液圧回路各部の破壊を招く安全限度を越えない範囲の所定の圧力に達するまでは、前記通孔27の開口を閉じる取り付け状態が維持され、この圧力が、この所定の圧力に達すると、前記通孔27の開口を閉じる取り付け状態が維持されなくなり閉止栓28が外方へ押し動かされて通孔27の開口の閉止作用が行われず通孔27が開通するよう、大径部28Aの径や幅、設置孔29の径などの圧入条件が選定されて取り付けられている。なお、30は、設置孔を塞ぐ栓である。
【0012】
この実施形態の作動を説明する。パイロット弁22が正常に作動するときには、入口通路2が接続する液圧回路の圧力がパイロット弁22の開き圧力を越えて上昇すると、パイロット弁22が開き、これにより、背圧室8からパイロット通路24を通って逃がし通路3への流出が生じ、背圧室8へは絞り10を経て入口通路2からの流入があるが、絞り10の抵抗を受けて背圧室8の圧力が入口通路2よりも低下し、この圧力差に基づく押圧力で主弁8は主弁座4から離座し、開作動して、入口通路2からの圧液を逃がし通路3へ逃がす。これにより、入口通路2が接続される液圧回路の圧力は、パイロット弁22の開き圧力より若干高い圧力に制限される。そして、入口通路2が接続する液圧回路の圧力がパイロット弁22の開き圧力より低下すると、パイロット弁22が閉じて、前記パイロット通路24への流出が止み、背圧室8と入口通路2との圧力差がなくなって主弁5は、ばね9により図示の着座状態に復帰する。このような作動によって、液圧回路の最大圧力は、パイロット弁22の開き圧力より若干高い圧力に制限される。
【0013】
ところが、液圧回路の保守が良好でないなどの理由で作動液中の混入異物が多くて、この異物がパイロット弁22における入口孔14に詰まり、入口孔14を塞いでしまうと、入口通路2が接続する液圧回路の圧力がパイロット弁22の開き圧力を越えて上昇してもパイロット弁22が開かず、主弁5も開作動しない。このため、液圧回路の圧力は、さらに上昇する。しかしこれが、前記所定の圧力に達すると、閉止栓28が外方へと押し動かされて、通孔27の、設置孔29内端壁における開口が大きく開かれ、通孔27が開通する。
【0014】
このため、背圧室8からは通孔27によりパイロット弁22を迂回して通孔20への流出が生じるので、前記同様に主弁5が開作動し、入口通路2から逃がし通路3へ圧液が逃がされて液圧回路の圧力は低下し、安全限度を越えて液圧回路の圧力が上昇することが抑えられ、液圧回路各部の破壊を招く事態は生じない。
【0015】
そして、閉止栓28は外方へ押し動かされた結果、正常時の小径部28B先端で通孔27の開口を閉止している取り付け状態が損壊され、通孔27の開口は開いたままで通孔27は開通したままとなる。従って、一旦閉止栓28が外方へ押し動かされると、背圧室8からは通孔27により常時通孔20への流出が生じ、主弁5は入口通路2から逃がし通路3へ圧液を逃がすよう開作動できて液圧回路に高い圧力が生じなくなる。
【0016】
このため、液圧回路に接続されたアクチュエータは作動しなくなり、異常な事態が生じたことが容易に判別できる。そして、このこのような閉止栓28を用いる代わりに、パイロット弁22に並列に、該弁22より開き圧力を高くした別のパイロット弁を設置して、パイロット弁22の入口孔14が塞がれたとき、この他のパイロット弁に基づき、液圧回路の圧力を安全限度以内に制限することも考えられるが、この場合には、この別のパイロット弁も同様の作動不良を起こす可能性があり、また、たとえこのようなことがなかったとしても、パイロット弁22が正常に開作動しないという異常な事態の発生を見過ごさせてしまう。例えば、パイロット弁22の作動不良を招く程の作動液の汚染は、液圧回路に接続される他の機器にも、早晩故障を誘発するなどの悪影響を与えると見られるものであるが、このような事態が見過ごされるのである。これに対し本実施形態によると、一旦通孔27が開かれると、液圧回路に高い圧力が生じなくなるので、異常な事態の発生が容易に判別でき、作動液の洗浄や交換、液圧回路における他の機器の洗浄、点検などの適正な保守作業を行うきっかけを得ることができる。
【0017】
そして、このように損壊した閉止栓28の取り替えは、パイロット本体7を、小径部28B先端で通孔27の開口を閉止した正規の取り付け状態にある閉止栓28を有した別のパイロット本体と置き換えることによって行われる。
【0018】
図3、図4は閉止栓のそれぞれ別の実施形態を示し、図1、図2のものと同じ部分には同符号を付して、図1、図2のものとの相違点を説明する。図3のものでは、閉止栓28が板状である。そして、背圧室8に開口するようパイロット本体7に形成した内側が小径となる段付き状の孔31と、この孔31の小径部分を通孔20に通じさせる通孔32により安全通路が形成されている。閉止栓28は、孔31の開口側に螺着した押しリング33により孔31の段部31Aに当接して通孔20側への流通を阻止するよう設置され、その両側の面には環状溝28Cが形成されている。なお、この環状溝28Cはどちらか一方の面に設けるのみでもよい。34はシールリングである。そして、背圧室8側から前記所定の圧力が作用すると閉止栓28は環状溝28Cの位置で破断して損壊されるように、環状溝28Cは、その深さが選定されている。
【0019】
図4のものでは、背圧室8に開口するようパイロット本体7に形成した孔31と、この孔31の内端側を通孔20に通じさせる通孔32により安全通路が形成されており、つば28Dを孔31の開口側に有した閉止栓28が孔31に圧入されて通孔20側への流通を阻止するように設置され、閉止栓28の孔31内端側は孔31内周より径が小さい小径部28Eとなっている。そして閉止栓28にはその背圧室8側端面から小径部28Eに達する深さの凹部28Fが形成されており、さらに、小径部28E外周には環状溝28Cが形成され、前記所定の圧力が作用すると閉止栓28は環状溝28Cの位置で破断して損壊されるように、環状溝28Cは、その深さが選定されている。
【0020】
これら図3、図4のものにおいては、パイロット弁が開かず、主弁による逃がし作用が行われない結果液圧回路の圧力が上昇してこれが所定の圧力に達すると、閉止栓28が環状溝28Cの位置で破断する。これにより、孔31が開通し、背圧室8から孔31、通孔32を経た通孔20への流通が生じ主弁が開作動して、液圧回路の圧力は低下し、安全限度を越えて液圧回路の圧力が上昇することが抑えられるとともに、閉止栓28が一旦破断により損壊すると通孔31は開通状態を保ち、背圧室8から孔31、通孔32を経て通孔20へ流通したままとなるので主弁は液圧回路からの圧液を逃がすよう開作動できて液圧回路に高い圧力が生じなくなり、異常な事態が生じたことが容易に判別できるなど、図1、図2のものと同様な効果が得られる。
【0021】
なお、破断した閉止栓28の取り替えは、図3のものでは、パイロット本体7での破断した閉止栓28を、破断していない新たな閉止栓と交換することで行い、また、図4のものでは、パイロット本体7を、破断していない閉止栓が設置されているものと交換することで行う。
【0022】
【発明の効果】
このように本発明によると、パイロット弁が開かなくなった異常状態の際に圧力上昇に伴い閉止栓が押し動かされ又は破断され安全通路が開通して主弁が開くので、液圧回路でその安全限度を越えて圧力が上昇することを抑えることができ、液圧回路各部の破壊やこれに伴う人身事故の発生を防止できる。そして閉止栓が一旦押し動かされ又は破断されると安全通路は開通したままとなるので主弁は液圧回路から圧液を逃がすように開くことができ閉止栓が押し動かされ又は破断された後は液圧回路の圧力が上がらず、このため、異常な状態が生じたことが判別でき、適正な保守作業を行うきっかけを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示した縦断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】閉止栓の別実施形態を示す図2と同様な図。
【図4】閉止栓のさらに別実施形態を示す図2と同様な図。
【符号の説明】
5 主弁
8 背圧室
22 パイロット弁
24 パイロット通路
28 閉止栓
27、31、32 安全通路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pilot operated relief valve installed in a hydraulic circuit.
[0002]
[Prior art]
Such a pilot operated relief valve is well known as described in, for example, Japanese Utility Model Publication No. 54-43385. Such a relief valve, when the pressure in the hydraulic circuit to which it is connected rises and reaches the opening pressure of the pilot valve, the pilot valve opens and passes the back pressure chamber of the main valve from the pilot passage to the tank side. In response to this, the main valve is opened to release the hydraulic fluid from the hydraulic circuit to the tank side. For this reason, the pressure rise of the hydraulic circuit is suppressed, and the maximum pressure of the hydraulic circuit is limited to a predetermined pressure that is slightly higher than the opening pressure of the pilot valve.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a relief valve, there is a possibility that the pilot valve cannot be opened due to clogging of foreign matter at the inlet of the pilot valve. If the pilot valve does not open in this way, the main valve will not open, and the pressure in the hydraulic circuit will rise beyond the safe limit, causing damage to the actuator and piping in the hydraulic circuit. May cause personal injury. The present invention realizes a pilot-operated relief valve that suppresses the pressure rise exceeding the safety limit when the pilot valve does not operate, and that an abnormal state in which the relief valve does not operate well has occurred. To do.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention provides a pilot operated relief valve in which a pilot valve that opens at a predetermined opening pressure is provided in a pilot passage that allows the back pressure chamber of the main valve to communicate with the tank. Thus, a safety passage that bypasses the pilot valve and connects the back pressure chamber of the main valve to the tank side is provided, and a stopper plug is press-fitted and attached to the safety passage so as to close the passage. It is pushed and moved based on the pressure action from the pressure chamber side to open the safety passage, and the conditions for press-fitting the stopcock into the safety passage are set so that the safety passage is opened at a pressure higher than the opening pressure of the pilot valve. Selected. In this case, a safety passage that bypasses the pilot valve and connects the back pressure chamber of the main valve to the tank side is provided, and a closing plug is installed in the safety passage to close the passage, and the closing plug is the back pressure of the main valve. The depth of the groove at the breakage point of the closure plug is selected so that the safety passage is opened by a pressure higher than the opening pressure of the pilot valve. You may do it.
[0005]
According to such a configuration, in the abnormal state where the pilot valve does not open and the main valve does not open, when the pressure rises, the safety plug that bypasses the pilot valve is opened by opening or closing the stopper plug, and the back pressure is opened. since the room is Ru are through to the tank side of the main valve is opened. For this reason , the conditions for press-fitting into the safety passage of the closing plug or the shape of the closing plug so that the pushing or breaking of the closing plug is higher than the opening pressure of the pilot valve but does not exceed the safety limit of the hydraulic circuit. When the pilot valve is normally operated, the closure plug is not pushed or broken , and the normal relief valve operation is performed. It can be pushed or broken to open the main valve, and the hydraulic circuit can prevent the pressure from rising beyond its safe limit.
[0006]
And since the safety passage becomes open state and a closed plug Ru is once pushed wheeled or breaking, is the main valve also decreases the pressure in the hydraulic circuit and can be opened from the hydraulic circuit so as to release the liquid After the safety passage is opened, the pressure in the hydraulic circuit does not increase, and therefore it can be seen that an abnormal condition has occurred, for example, the actuator connected to the hydraulic circuit stops operating.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2,
[0008]
A
[0009]
11 is a valve hole provided in the pilot
[0010]
A
[0011]
[0012]
The operation of this embodiment will be described. When the
[0013]
However, if there is a large amount of foreign matter in the hydraulic fluid due to reasons such as poor maintenance of the hydraulic circuit, and this foreign matter clogs the
[0014]
For this reason, the
[0015]
Then, as a result of the
[0016]
For this reason, the actuator connected to the hydraulic circuit stops operating, and it can be easily determined that an abnormal situation has occurred. Instead of using such a
[0017]
Then, the replacement of the damaged
[0018]
3 and 4 show different embodiments of the stopper plugs, the same parts as those in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals, and differences from those in FIGS. 1 and 2 will be described. . In the thing of FIG. 3, the
[0019]
In FIG. 4, a safety passage is formed by a
[0020]
In these FIG. 3 and FIG. 4, when the pilot valve is not opened and the main valve is not released, the pressure of the hydraulic circuit rises and reaches a predetermined pressure. Break at 28C. As a result, the
[0021]
In FIG. 3, the
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the abnormal state in which the pilot valve cannot be opened, the stopper plug is pushed or broken as the pressure rises, and the safety passage is opened and the main valve is opened. It is possible to suppress the pressure from rising beyond the limit, and it is possible to prevent the destruction of each part of the hydraulic circuit and the occurrence of personal injury associated therewith. Then after closing plug main valve which is moved push closure plug can be opened so as to release the liquid or breakage of the hydraulic circuit because once pressed wheeled or broken by Ru the safety passage and remains opened Since the pressure of the hydraulic circuit does not increase, it can be determined that an abnormal state has occurred, and an opportunity to perform appropriate maintenance work can be given.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 3 is a view similar to FIG. 2 showing another embodiment of the closing plug.
FIG. 4 is a view similar to FIG. 2 showing still another embodiment of a closure plug.
[Explanation of symbols]
5
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