JP4014382B2

JP4014382B2 - Speaker

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Publication number: JP4014382B2
Application number: JP2001311341A
Authority: JP
Inventors: 孝之新郷
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2001-10-09
Filing date: 2001-10-09
Publication date: 2007-11-28
Anticipated expiration: 2021-10-09
Also published as: JP2003116196A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ，オーディオ，映像システム等に使用される電気音響変換器のスピーカに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、このようなスピーカとしては、例えば導電回路組込振動板を使用したものがある。図７は、その従来のスピーカの一例を示す図である。ここでは４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）はＡＡ’断面図、同図（ｃ）は内部平面図、同図（ｄ）は下面図である。同図（ｃ）では後述する振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【０００３】
そして、マグネット１は、例えば鋼板より成る皿状のフレーム２底面に固定され、磁気回路を構成している。また、マグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、フレーム２の周縁部に固定されており、上記磁気回路との距離を一定に保っている。さらに、フレーム２の下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。
【０００４】
端子６に電気信号が加えられると、それが導電回路５に導かれ、その導電回路５内の導体に電流が流れる。これにより、導電回路５に磁束が発生し、その磁束と近接している磁気回路に対し吸引や反発が生じて、振動板３が振動する。これは、いわゆるガムーゾン型の構成となっている。本例のスピーカの周波数音圧特性を図１４に示す。ここでは横軸に音声周波数（Ｈｚ）、縦軸に音圧レベル（ｄＢ）をそれぞれ取っている。
【０００５】
図８は、従来のスピーカの他の例を示す図である。ここでも４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）はＡＡ’断面図、同図（ｃ），（ｄ）は内部平面図、同図（ｅ）は下面図である。同図（ｃ）では後述する上側のフレームを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｄ）では後述する振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【０００６】
ここで、マグネット１の組み合わせのうち一方は、例えば鋼板より成る皿状のフレーム２底面に固定されて、第１磁気回路を構成している。また、そのマグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、フレーム２の周縁部に固定されており、上記磁気回路との距離を一定に保っている。
【０００７】
また、マグネット１の組み合わせのうち他方は、例えば鋼板より成る蓋状のフレーム２１天井面に固定されて、第２磁気回路を構成している。そして、フレーム２１は振動板３の上側に配置され、フレーム２と互いの周縁部で嵌合し、固定されている。このとき、各磁気回路に使用するマグネット１の極性は、振動板３を中心に面対称となるよう設定されている。以上の構成により、上記従来の一例の場合よりも磁気性能を向上させている。さらに、フレーム２の下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。動作については上記従来の一例で示したものと同様である。また、本例のスピーカの周波数音圧特性を図１５に示す。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、スピーカユニットの用途に応じて、再生帯域を変化させたり異なる部品を取り付けたりするために、構造を変更して組み立てをする必要があった。そのため、多くの種類のスピーカユニットを作ることになり、生産性やコスト面等で不利となっていた。
【０００９】
また、特開平１１−７５２９６号公報に記載されている如く、音圧感度特性の調整可能な電磁型レシーバが開示されているが、これは組立精度のバラツキからくる特性の変動を安定化させるものに過ぎない。そして、その構造は振動板に磁性体を使用したものであり、動作原理も磁性体に対する吸引力の強弱によって振動する電磁型であって、本発明の意図するスピーカの構造とは大きく異なる。
【００１０】
本発明は、このような問題点に鑑み、構造の一部を可変としたり、また部品を簡単に取り替えられる構成とすることにより、種々の用途に使用できるようにしたスピーカを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、振動板上に導電回路を組み込んだスピーカであって、前記導電回路に入力される電気信号により該導電回路に磁束が発生し、前記振動板に近接して配置した磁気回路に対して、前記磁束により吸引及び反発が生じて前記振動板が振動するスピーカにおいて、前記振動板がエッジを介して固定されているエッジ固定フレームと、該エッジ固定フレームを上下に可動する可動手段とを備え、前記エッジ固定フレームを上下に可動させて、前記振動板と前記磁気回路との距離を変更可能とすることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。
【００１２】
また、振動板上に導電回路を組み込んだスピーカであって、前記導電回路に入力される電気信号により該導電回路に磁束が発生し、前記振動板の両側に近接してそれぞれ配置した磁気回路に対して、前記磁束により吸引及び反発が生じて前記振動板が振動するスピーカにおいて、前記振動板がエッジを介して固定されているエッジ固定フレームと、該エッジ固定フレームを上下に可動する可動手段とを備え、前記エッジ固定フレームを上下に可動させて、前記振動板と一方の前記磁気回路との距離を変更可能とすることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。
【００１３】
また、振動板上に導電回路を組み込んだスピーカであって、前記導電回路に入力される電気信号により該導電回路に磁束が発生し、前記振動板の両側に近接してそれぞれ配置した磁気回路に対して、前記磁束により吸引及び反発が生じて前記振動板が振動するスピーカにおいて、前記振動板がエッジを介して固定されているエッジ固定フレームと、それぞれの前記磁気回路が固定されている二つの磁気回路固定フレームと、前記エッジ固定フレームと一方の前記磁気回路固定フレームを連結する連結手段を設け、前記エッジ固定フレームが上下に可動されると、連結された一方の前記磁気回路固定フレームが連動して上下に可動される可動手段とを備え、前記エッジ固定フレーム及びこれに連結された一方の前記磁気回路固定フレームを上下に可動させて、前記振動板と双方の前記磁気回路それぞれとの距離を変更可能とすることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。
【００１４】
また、振動板上に導電回路を組み込んだスピーカであって、前記導電回路に入力される電気信号により該導電回路に磁束が発生し、前記振動板の一方の側に近接して配置した磁気回路に対して、前記磁束により吸引及び反発が生じて前記振動板が振動するスピーカにおいて、前記振動板の他方の側に、イコライザーを保持するための案内部が設けられたイコライザー保持フレームを備え、前記イコライザーが前記イコライザー保持フレームに着脱可能に配置されることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。
【００１５】
そして、前記イコライザーを異なる形状のイコライザーに変更可能とすることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。さらに、前記イコライザー保持フレームを上下に可動する可動手段を備え、前記イコライザー保持フレームを上下に可動させて、前記振動板と前記イコライザーとの距離を変更可能とすることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。さらに、前記振動板がエッジを介して固定されているエッジ固定フレームと、該エッジ固定フレームを上下に可動する可動手段とを備え、前記エッジ固定フレームを上下に可動させて、前記振動板と前記磁気回路との距離を変更可能とすることにより、周波数音圧特性を変更可能としたことを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図１は、本発明の第１の実施形態のスピーカを示す図である。ここでは４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）はＡＡ’断面図、同図（ｃ），（ｄ）は内部平面図、同図（ｅ）は下面図である。同図（ｃ）では後述するエッジ固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｄ）では更に後述するマグネット固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【００１７】
そして、マグネット１は、例えば鋼板より成る板状のマグネット固定フレーム２ａ上面に固定され、磁気回路を構成している。また、マグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、枠状のエッジ固定フレーム２ｂの周縁部に固定されている。
【００１８】
また、マグネット固定フレーム２ａの下側には、板状の端子固定フレーム２ｃが設けられており、その四隅よりそれぞれ可変ポール７が上方に延びている。そして、各可変ポール７はマグネット固定フレーム２ａを貫通し、エッジ固定フレーム２ｂに達して、これを支持している。一方、端子固定フレーム２ｃの中央付近には、距離調整ねじ８が設けられており、これと各可変ポール７とはそれぞれ凸型のベルト９によって連結されている。距離調整ねじ８を手動で回すと、その回転が各ベルト９により各可変ポール７に伝達され、これが同時に回転する。これにより、エッジ固定フレーム２ｂを、磁気回路に対して平行に保持しながら上下させることができる。
【００１９】
さらに、端子固定フレーム２ｃの下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。端子６に電気信号が加えられると、それが導電回路５に導かれ、その導電回路５内の導体に電流が流れる。これにより、導電回路５に磁束が発生し、その磁束と近接している磁気回路に対し吸引や反発が生じて、振動板３が振動する。
【００２０】
本実施形態のスピーカの周波数音圧特性を図９に示す。ここでは横軸に音声周波数（Ｈｚ）、縦軸に音圧レベル（ｄＢ）をそれぞれ取っている。同図において、曲線ａ，曲線ｂはそれぞれ振動板とマグネットの距離が２ｍｍ，３ｍｍの場合を示している。上記距離調整ねじ８を回すことにより、これらの間で周波数音圧特性を自由に変化させることができる。特に、振動板とマグネットの距離を２ｍｍから３ｍｍにすることにより、低域の再生帯域が約２．０倍となっている。
【００２１】
図２は、本発明の第２の実施形態のスピーカを示す図である。ここでも４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）はＡＡ’断面図、同図（ｃ），（ｄ），（ｅ）は内部平面図、同図（ｆ）は下面図である。同図（ｃ）では後述するマグネットエッジ固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｄ）では後述するマグネットエッジ固定フレーム及び、振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｅ）では更に後述するマグネット固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【００２２】
ここで、マグネット１の組み合わせのうち一方は、例えば鋼板より成る板状のマグネット固定フレーム２ａ上面に固定されて、第１磁気回路を構成している。また、そのマグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、例えば鋼板より成る蓋状のマグネットエッジ固定フレーム２１ｂの周縁部に固定されている。
【００２３】
また、マグネット１の組み合わせのうち他方は、マグネットエッジ固定フレーム２１ｂ天井面に固定されて、第２磁気回路を構成している。このとき、各磁気回路に使用するマグネット１の極性は、振動板３を中心に面対称となるよう設定されている。以上の構成により、上記第１の実施形態の場合よりも磁気性能を向上させている。
【００２４】
また、マグネット固定フレーム２ａの下側には、板状の端子固定フレーム２ｃが設けられており、その四隅よりそれぞれ可変ポール７が上方に延びている。そして、各可変ポール７はマグネット固定フレーム２ａを貫通し、マグネットエッジ固定フレーム２１ｂに達して、これを支持している。一方、端子固定フレーム２ｃの中央付近には、距離調整ねじ８が設けられており、これと各可変ポール７とはそれぞれ凸型のベルト９によって連結されている。
【００２５】
距離調整ねじ８を手動で回すと、その回転が各ベルト９により各可変ポール７に伝達され、これが同時に回転する。これにより、マグネットエッジ固定フレーム２１ｂを、磁気回路に対して平行に保持しながら上下させることができる。さらに、端子固定フレーム２ｃの下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。動作については上記第１の実施形態で示したものと同様である。
【００２６】
本実施形態のスピーカの周波数音圧特性を図１０に示す。ここでは横軸に音声周波数（Ｈｚ）、縦軸に音圧レベル（ｄＢ）をそれぞれ取っている。同図において、曲線ａ，曲線ｂはそれぞれ振動板と第１磁気回路のマグネットの距離が２ｍｍ，３ｍｍの場合を示している。上記距離調整ねじ８を回すことにより、これらの間で周波数音圧特性を自由に変化させることができる。特に、振動板と第１磁気回路の距離を２ｍｍから３ｍｍにすることにより、低域の再生帯域が約１．３倍となっている。但し、振動板と第２磁気回路のマグネットの距離は３ｍｍで一定である。
【００２７】
図３は、本発明の第３の実施形態のスピーカを示す図である。ここでも４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）はＡＡ’断面図、同図（ｃ），（ｄ），（ｅ）は内部平面図、同図（ｆ）は下面図である。同図（ｃ）では後述する第２マグネット固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｄ）では更に後述するエッジ固定フレーム及び、振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｅ）では更に後述する第１マグネット固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【００２８】
ここで、マグネット１の組み合わせのうち一方は、例えば鋼板より成る板状の第１マグネット固定フレーム２ｃａ上面に固定されて、第１磁気回路を構成している。また、そのマグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、例えば鋼板より成る枠状のエッジ固定フレーム２ｂ１の周縁部に固定されている。
【００２９】
また、マグネット１の組み合わせのうち他方は、例えば鋼板より成る板状の第２マグネット固定フレーム２ｃｂ下面に固定されて、振動板３の上側に第２磁気回路を構成している。このとき、各磁気回路に使用するマグネット１の極性は、振動板３を中心に面対称となるよう設定されている。以上の構成により、上記第１の実施形態の場合よりも磁気性能を向上させている。
【００３０】
また、第１マグネット固定フレーム２ｃａの下側には、板状の端子固定フレーム２ｃが設けられており、その四隅よりそれぞれ第１可変ポール７ａ及び第２可変ポール７ｂが互いに隣り合って上方に延びている。そして、第１可変ポール７ａは第１マグネット固定フレーム２ｃａを貫通し、エッジ固定フレーム２ｂ１に達して、これを支持している。また、第２可変ポール７ｂはエッジ固定フレーム２ｂ１を貫通し、第２マグネット固定フレーム２ｃｂに達して、これを支持している。
【００３１】
一方、端子固定フレーム２ｃの中央付近には、距離調整ねじ８が設けられており、これは第１ギヤ８ａ及び第２ギヤ８ｂを同心状に有している。そして、第２ギヤ８ｂは第１ギヤ８ａの２倍の径になっている。さらに、第１ギヤ８ａと第１可変ポール７ａとは凸型のベルト９ａによって連結されている。また第２ギヤ８ｂと第２可変ポール７ｂとは凸型のベルト９ｂによって連結されている。即ち、第１マグネット固定フレーム２ｃａから見て、エッジ固定フレーム２ｂ１が例えば１ｍｍ移動したとき、第２マグネット固定フレーム２ｃｂが２ｍｍ移動するようになっている。
【００３２】
距離調整ねじ８を手動で回すと、その回転が第１ギヤ８ａ及び第２ギヤ８ｂからそれぞれベルト９ａ，９ｂにより第１可変ポール７ａ及び第２可変ポール７ｂに伝達され、これが同時に回転する。これにより、エッジ固定フレーム２ｂ１，第２マグネット固定フレーム２ｃｂを、第１マグネット固定フレーム２ｃａに対して平行に保持しながら上下させることができる。さらに、端子固定フレーム２ｃの下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。動作については上記第１の実施形態で示したものと同様である。
【００３３】
本実施形態のスピーカの周波数音圧特性を図１１に示す。ここでは横軸に音声周波数（Ｈｚ）、縦軸に音圧レベル（ｄＢ）をそれぞれ取っている。同図において、曲線ａ，曲線ｂはそれぞれ振動板と第１及び第２磁気回路のマグネットの距離が２ｍｍ，３ｍｍの場合を示している。本実施形態では、第２の実施形態における周波数音圧特性を最大限効果的に改善するために、第２磁気回路を第１磁気回路と連動する構成としている。ここでは振動板からの第１磁気回路及び第２磁気回路のマグネットの距離が均等であるので、第２の実施形態より効果は大きくなる。
【００３４】
上記距離調整ねじ８を回すことにより、振動板とマグネットの距離が２ｍｍ，３ｍｍの間で周波数音圧特性を自由に変化させることができる。特に、振動板とマグネットの距離を２ｍｍから３ｍｍにすることにより、低域の再生帯域が約２．０倍となっている。
【００３５】
図４は、本発明の第４の実施形態のスピーカを示す図である。ここでも４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）はイコライザー取付時の平面図、同図（ｂ）はそのＡＡ’断面図、同図（ｃ）は別のイコライザー取付時の平面図、同図（ｄ）はそのＡＡ’断面図、同図（ｅ）はイコライザー取り外し時の平面図、同図（ｆ）はそのＡＡ’断面図、同図（ｇ）は内部平面図、同図（ｈ）は下面図である。
【００３６】
同図（ａ）及び（ｂ）では後述するイコライザー１０ａを取り付けたときの様子が示されている。また同図（ｃ）及び（ｄ）では後述するイコライザー１０ｂを取り付けたときの様子が示されている。そして同図（ｅ）及び（ｆ）ではイコライザーを取り除いたときの様子が示されている。さらに同図（ｇ）では後述する振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【００３７】
そして、マグネット１は、例えば鋼板より成る皿状のイコライザーガイド付きフレーム２ｘ底面に固定され、磁気回路を構成している。また、マグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、イコライザーガイド付きフレーム２ｘ中段周縁部のエッジガイド２ｘｂに固定されており、上記磁気回路との距離を一定に保っている。
【００３８】
さらに、イコライザーガイド付きフレーム２ｘ上段周縁部のイコライザーガイド２ｘａには、平板状のイコライザー１０ａ或いは１０ｂが取り付けられている。イコライザー１０ａ，１０ｂの材質は磁性体となっており、マグネット１から放出された磁束によって振動板３方向に吸引される。これにより、イコライザーガイド付きフレーム２ｘにイコライザー１０ａ或いは１０ｂが保持，固定される。この構造により、孔形状が相違するイコライザー１０ａ，１０ｂを容易に取り付け，取り外しすることが可能となる。また、イコライザーガイド付きフレーム２ｘの下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈはフレームに複数開けられた放音孔である。
【００３９】
本実施形態のスピーカの周波数音圧特性を図１２に示す。ここでは横軸に音声周波数（Ｈｚ）、縦軸に音圧レベル（ｄＢ）をそれぞれ取っている。同図において、曲線ｃはイコライザー無しの場合、曲線ａ，曲線ｂはそれぞれイコライザー１０ａ，１０ｂを取り付けた場合を示している。同図に示すように、イコライザーの着脱や異なるイコライザーの装着により、周波数音圧特性を変化させることができる。
【００４０】
図５は、本発明の第５の実施形態のスピーカを示す図である。ここでも４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）はイコライザー取付時の平面図、同図（ｂ）はそのＡＡ’断面図、同図（ｃ）はイコライザー取り外し時の平面図、同図（ｄ），（ｅ），（ｆ）は内部平面図、同図（ｇ）は下面図である。
【００４１】
同図（ａ）及び（ｂ）ではイコライザーを取り付けたときの様子が示されている。また同図（ｃ）ではイコライザーを取り除いたときの様子が示されている。そして同図（ｄ）では更に後述するイコライザー保持フレームを取り除いたときの様子が示されている。さらに同図（ｅ）では更に後述する振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｆ）では更に後述するフレームを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【００４２】
そして、マグネット１は、例えば鋼板より成る皿状のフレーム２ｙ底面に固定され、磁気回路を構成している。また、マグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、フレーム２ｙの周縁部に固定されており、上記磁気回路との距離を一定に保っている。
【００４３】
また、フレーム２ｙの下側には、板状の端子固定フレーム２ｃ１が設けられており、その四隅よりそれぞれ可変ポール７ｃが上方に延びている。そして、各可変ポール７ｃはフレーム２ｙを貫通し、枠状のイコライザー保持フレーム２ｄに達して、これを支持している。イコライザー保持フレーム２ｄ周縁部には、平板状のイコライザー１０ｂが取り付けられている。イコライザー１０ｂの材質は磁性体となっており、マグネット１から放出された磁束によって振動板３方向に吸引される。これにより、イコライザー保持フレーム２ｄにイコライザー１０ｂが保持，固定される。この構造により、孔形状が相違するイコライザーを容易に取り付け，取り外しすることが可能となる。
【００４４】
一方、端子固定フレーム２ｃ１の中央付近には、距離調整ねじ８が設けられており、これと各可変ポール７ｃとはそれぞれ凸型のベルト９ｃによって連結されている。距離調整ねじ８を手動で回すと、その回転が各ベルト９ｃにより各可変ポール７ｃに伝達され、これが同時に回転する。これにより、イコライザー保持フレーム２ｄを、磁気回路に対して平行に保持しながら上下させることができる。
【００４５】
さらに、端子固定フレーム２ｃ１の下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。端子６に電気信号が加えられると、それが導電回路５に導かれ、その導電回路５内の導体に電流が流れる。これにより、導電回路５に磁束が発生し、その磁束と近接している磁気回路に対し吸引や反発が生じて、振動板３が振動する。
【００４６】
本実施形態のスピーカの周波数音圧特性を図１３に示す。ここでは横軸に音声周波数（Ｈｚ）、縦軸に音圧レベル（ｄＢ）をそれぞれ取っている。同図において、曲線ａ，曲線ｂはそれぞれ振動板とイコライザーの距離が２ｍｍ，６ｍｍの場合を示している。上記距離調整ねじ８を回すことにより、これらの間で周波数音圧特性を自由に変化させることができる。
【００４７】
図６は、本発明の第６の実施形態のスピーカを示す図である。ここでも４セルの導電回路組込振動板を使用している。同図（ａ）はイコライザー取付時の平面図、同図（ｂ）はそのＡＡ’断面図、同図（ｃ）はイコライザー取り外し時の平面図、同図（ｄ），（ｅ），（ｆ）は内部平面図、同図（ｇ）は下面図である。
【００４８】
同図（ａ）及び（ｂ）ではイコライザーを取り付けたときの様子が示されている。また同図（ｃ）ではイコライザーを取り除いたときの様子が示されている。そして同図（ｄ）では更に後述するイコライザー保持フレームを取り除いたときの様子が示されている。さらに同図（ｅ）では更に後述する振動板，エッジを取り除いたときの様子が示されている。また同図（ｆ）では更に後述するマグネット固定フレームを取り除いたときの様子が示されている。同図において、１は四角い板状のマグネットであり、これは上下（厚さ方向）に極性が分かれるように着磁され、隣り合うマグネットの極性が反対になるようにして、田の字状に配設されている。
【００４９】
そして、マグネット１は、例えば鋼板より成る板状のマグネット固定フレーム２ａ上面に固定され、磁気回路を構成している。また、マグネット１の上側には振動板３が設けられており、その振動板３上には、各マグネット１に相対する位置に四角いコイル状の導電回路５が、これも田の字状に配設されている。そして振動板３は、弾力性を持つエッジ４を介して、例えば鋼板より成る枠状のエッジ固定フレーム２ｂ２の周縁部に固定されている。
【００５０】
また、マグネット固定フレーム２ａの下側には、板状の端子固定フレーム２ｃが設けられており、その前後左右端よりそれぞれ第３可変ポール７ｄが上方に延びている。そして、各第３可変ポール７ｄはマグネット固定フレーム２ａを貫通し、枠状のエッジ固定フレーム２ｂ２に達して、これを支持している。さらに、端子固定フレーム２ｃの四隅よりそれぞれ第４可変ポール７ｅが上方に延びている。そして、各第４可変ポール７ｅはマグネット固定フレーム２ａ及びエッジ固定フレーム２ｂ２を貫通し、枠状のイコライザー保持フレーム２ｄに達して、これを支持している。
【００５１】
イコライザー保持フレーム２ｄ周縁部には、平板状のイコライザー１０ｂが取り付けられている。イコライザー１０ｂの材質は磁性体となっており、マグネット１から放出された磁束によって振動板３方向に吸引される。これにより、イコライザー保持フレーム２ｄにイコライザー１０ｂが保持，固定される。この構造により、孔形状が相違するイコライザーを容易に取り付け，取り外しすることが可能となる。
【００５２】
一方、端子固定フレーム２ｃ１の中央付近には、距離調整ねじ８１及び８２が前後隣り合わせに設けられている。距離調整ねじ８２と各第３可変ポール７ｄとはそれぞれ凸型のベルト９ｄによって連結されており、距離調整ねじ８１と各第４可変ポール７ｅとはそれぞれ凸型のベルト９ｅによって連結されている。
【００５３】
距離調整ねじ８１を手動で回すと、その回転が各ベルト９ｅにより各第４可変ポール７ｅに伝達され、これが同時に回転する。これにより、イコライザー保持フレーム２ｄを、磁気回路に対して平行に保持しながら上下させることができる。また、距離調整ねじ８２を手動で回すと、その回転が各ベルト９ｄにより各第３可変ポール７ｄに伝達され、これが同時に回転する。これにより、エッジ固定フレーム２ｂ２を、磁気回路に対して平行に保持しながら上下させることができる。
【００５４】
さらに、端子固定フレーム２ｃの下面より、導電回路５と電気的に接続された端子６が下方に延びている。なお、ｈは各フレームに複数開けられた放音孔である。端子６に電気信号が加えられると、それが導電回路５に導かれ、その導電回路５内の導体に電流が流れる。これにより、導電回路５に磁束が発生し、その磁束と近接している磁気回路に対し吸引や反発が生じて、振動板３が振動する。
【００５５】
本実施形態のスピーカでは、振動板とマグネットの距離及び振動板とイコライザーの距離が可変となっており、これによる効果は上記第１及び第５の実施形態で説明したものと同様であるから、本実施形態での周波数音圧特性の説明は省略する。
【００５６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、構造の一部を可変としたり、また部品を簡単に取り替えられる構成とすることにより、種々の用途に使用できるようにしたスピーカを提供することができる。
【００５７】
つまり、用途に応じて再生帯域が可変である構成としている。具体的には、上記第１〜第３の実施形態では、低域の再生帯域が可変となっている。また、第４，第５の実施形態では、高域の再生帯域が可変となっている。さらに、第６の実施形態では、低域，高域両方の再生帯域が可変となっている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態のスピーカを示す図。
【図２】本発明の第２の実施形態のスピーカを示す図。
【図３】本発明の第３の実施形態のスピーカを示す図。
【図４】本発明の第４の実施形態のスピーカを示す図。
【図５】本発明の第５の実施形態のスピーカを示す図。
【図６】本発明の第６の実施形態のスピーカを示す図。
【図７】従来のスピーカの一例を示す図。
【図８】従来のスピーカの他の例を示す図。
【図９】第１の実施形態のスピーカの周波数音圧特性。
【図１０】第２の実施形態のスピーカの周波数音圧特性。
【図１１】第３の実施形態のスピーカの周波数音圧特性。
【図１２】第４の実施形態のスピーカの周波数音圧特性。
【図１３】第５の実施形態のスピーカの周波数音圧特性。
【図１４】従来の一例のスピーカの周波数音圧特性。
【図１５】従来の他の例のスピーカの周波数音圧特性。
【符号の説明】
１マグネット
２ａマグネット固定フレーム
２ｂエッジ固定フレーム
２ｃ端子固定フレーム
２ｄイコライザー保持フレーム
２ｂ１エッジ固定フレーム
２ｂ２エッジ固定フレーム
２ｃ１端子固定フレーム
２ｃａ第１マグネット固定フレーム
２ｃｂ第２マグネット固定フレーム
２ｘイコライザーガイド付きフレーム
２ｙフレーム
３振動板
４エッジ
５導電回路
６端子
７可変ポール
７ａ第１可変ポール
７ｂ第２可変ポール
７ｄ第３可変ポール
７ｅ第４可変ポール
８距離調整ねじ
８ａ第１ギヤ
８ｂ第２ギヤ
９ベルト
９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅベルト
１０ａ，１０ｂイコライザー
２１ｂマグネットエッジ固定フレーム
８１，８２距離調整ねじ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a speaker of an electroacoustic transducer used in a computer, audio, video system, and the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as such a speaker, for example, there is a speaker using a conductive circuit built-in diaphragm. FIG. 7 is a diagram showing an example of the conventional speaker. Here, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. 4A is a plan view, FIG. 4B is a cross-sectional view along AA ′, FIG. 4C is an internal plan view, and FIG. 4D is a bottom view. FIG. 2C shows a state where a diaphragm and an edge described later are removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0003]
The magnet 1 is fixed to the bottom of a dish-shaped frame 2 made of, for example, a steel plate, and constitutes a magnetic circuit. In addition, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and on the diaphragm 3, a square coil-shaped conductive circuit 5 is arranged at a position opposite to each magnet 1 and is also arranged in a square shape. It is installed. The diaphragm 3 is fixed to the peripheral edge of the frame 2 via an elastic edge 4 and keeps the distance from the magnetic circuit constant. Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the frame 2. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame.
[0004]
When an electrical signal is applied to the terminal 6, it is guided to the conductive circuit 5, and a current flows through a conductor in the conductive circuit 5. As a result, a magnetic flux is generated in the conductive circuit 5, and attraction and repulsion occur in the magnetic circuit close to the magnetic flux, and the diaphragm 3 vibrates. This has a so-called gum zon configuration. FIG. 14 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of this example. Here, the horizontal axis represents the sound frequency (Hz) and the vertical axis represents the sound pressure level (dB).
[0005]
FIG. 8 is a diagram showing another example of a conventional speaker. Again, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. 4A is a plan view, FIG. 4B is a cross-sectional view along AA ′, FIGS. 3C and 3D are internal plan views, and FIG. FIG. 2C shows a state when an upper frame described later is removed. FIG. 4D shows a state when a diaphragm and an edge to be described later are removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0006]
Here, one of the combinations of the magnets 1 is fixed to the bottom surface of the dish-shaped frame 2 made of, for example, a steel plate to constitute a first magnetic circuit. Further, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and a rectangular coil-shaped conductive circuit 5 is disposed on the diaphragm 3 at a position opposite to each magnet 1. It is arranged. The diaphragm 3 is fixed to the peripheral edge of the frame 2 via an elastic edge 4 and keeps the distance from the magnetic circuit constant.
[0007]
The other of the combinations of the magnets 1 is fixed to the ceiling surface of a lid-like frame 21 made of, for example, a steel plate to constitute a second magnetic circuit. The frame 21 is disposed on the upper side of the diaphragm 3 and is fitted and fixed at the peripheral edge of the frame 2. At this time, the polarity of the magnet 1 used for each magnetic circuit is set to be plane-symmetric with respect to the diaphragm 3. With the above configuration, the magnetic performance is improved as compared with the conventional example. Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the frame 2. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame. The operation is the same as that shown in the conventional example. FIG. 15 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of this example.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional configuration, it is necessary to change the structure and assemble in order to change the reproduction band or attach different parts depending on the use of the speaker unit. For this reason, many types of speaker units are produced, which is disadvantageous in terms of productivity and cost.
[0009]
Further, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-75296, an electromagnetic receiver capable of adjusting sound pressure sensitivity characteristics is disclosed, but this stabilizes fluctuations in characteristics resulting from variations in assembly accuracy. Only. The structure uses a magnetic material for the diaphragm, and the operation principle is an electromagnetic type that vibrates depending on the strength of the attractive force with respect to the magnetic material, which is greatly different from the structure of the speaker intended by the present invention.
[0010]
The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a speaker that can be used for various applications by making a part of the structure variable or by easily replacing parts. And
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, a loudspeaker incorporating a conductive circuit on a diaphragm, wherein a magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electrical signal input to the conductive circuit, and is close to the diaphragm. In the speaker in which the diaphragm is vibrated due to attraction and repulsion caused by the magnetic flux with respect to the magnetic circuit arranged as described above, An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge; and movable means for moving the edge fixing frame up and down; and moving the edge fixing frame up and down; The frequency sound pressure characteristics can be changed by changing the distance between the diaphragm and the magnetic circuit.
[0012]
Further, the speaker includes a conductive circuit on a diaphragm, and magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electric signal input to the conductive circuit, and the magnetic circuit is disposed adjacent to both sides of the diaphragm. On the other hand, in a speaker in which the diaphragm vibrates due to attraction and repulsion by the magnetic flux, An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge; and movable means for moving the edge fixing frame up and down; and moving the edge fixing frame up and down; The frequency sound pressure characteristic can be changed by changing the distance between the diaphragm and one of the magnetic circuits.
[0013]
Further, the speaker includes a conductive circuit on a diaphragm, and magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electric signal input to the conductive circuit, and the magnetic circuit is disposed adjacent to both sides of the diaphragm. On the other hand, in a speaker in which the diaphragm vibrates due to attraction and repulsion by the magnetic flux, An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge, two magnetic circuit fixing frames in which the magnetic circuits are fixed, and the edge fixing frame and one of the magnetic circuit fixing frames are connected. When the edge fixing frame is moved up and down, a connecting means is provided, and one of the connected magnetic circuit fixing frames is moved up and down in conjunction with the edge fixing frame and connected to the edge fixing frame. Moving one of the magnetic circuit fixed frames up and down, The frequency sound pressure characteristics can be changed by changing the distance between the diaphragm and each of the magnetic circuits.
[0014]
Also, a speaker incorporating a conductive circuit on a diaphragm, wherein a magnetic circuit generates a magnetic flux in the conductive circuit by an electrical signal input to the conductive circuit, and is arranged close to one side of the diaphragm In contrast, in a speaker in which the diaphragm vibrates due to attraction and repulsion caused by the magnetic flux, on the other side of the diaphragm And an equalizer holding frame provided with a guide for holding the equalizer, and the equalizer is detachably disposed on the equalizer holding frame, The frequency sound pressure characteristics can be changed.
[0015]
The frequency sound pressure characteristic can be changed by changing the equalizer to an equalizer having a different shape. further, Movable means for moving the equalizer holding frame up and down; moving the equalizer holding frame up and down; The frequency sound pressure characteristics can be changed by changing the distance between the diaphragm and the equalizer. further, An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge; and movable means for moving the edge fixing frame up and down; and moving the edge fixing frame up and down; The frequency sound pressure characteristics can be changed by changing the distance between the diaphragm and the magnetic circuit.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram illustrating a speaker according to a first embodiment of the present invention. Here, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. 4A is a plan view, FIG. 4B is a cross-sectional view along AA ′, FIGS. 3C and 3D are internal plan views, and FIG. FIG. 2C shows a state when an edge fixing frame described later is removed. Further, FIG. 4D shows a state when a magnet fixing frame described later is removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0017]
The magnet 1 is fixed to the upper surface of a plate-like magnet fixing frame 2a made of, for example, a steel plate, and constitutes a magnetic circuit. In addition, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and on the diaphragm 3, a square coil-shaped conductive circuit 5 is arranged at a position opposite to each magnet 1 and is also arranged in a square shape. It is installed. And the diaphragm 3 is being fixed to the peripheral part of the frame-shaped edge fixing frame 2b via the edge 4 which has elasticity.
[0018]
A plate-like terminal fixing frame 2c is provided below the magnet fixing frame 2a, and variable poles 7 extend upward from the four corners. Each variable pole 7 penetrates the magnet fixing frame 2a, reaches the edge fixing frame 2b, and supports it. On the other hand, a distance adjusting screw 8 is provided near the center of the terminal fixing frame 2c, and this is connected to each variable pole 7 by a convex belt 9. When the distance adjusting screw 8 is manually rotated, the rotation is transmitted to each variable pole 7 by each belt 9, and this rotates simultaneously. Thereby, the edge fixing frame 2b can be moved up and down while being held parallel to the magnetic circuit.
[0019]
Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the terminal fixing frame 2c. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame. When an electrical signal is applied to the terminal 6, it is guided to the conductive circuit 5, and a current flows through a conductor in the conductive circuit 5. As a result, a magnetic flux is generated in the conductive circuit 5, and attraction and repulsion occur in the magnetic circuit close to the magnetic flux, and the diaphragm 3 vibrates.
[0020]
FIG. 9 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of the present embodiment. Here, the horizontal axis represents the sound frequency (Hz) and the vertical axis represents the sound pressure level (dB). In the same figure, the curve a and the curve b show the case where the distance between the diaphragm and the magnet is 2 mm and 3 mm, respectively. By turning the distance adjusting screw 8, the frequency sound pressure characteristic can be freely changed between them. In particular, when the distance between the diaphragm and the magnet is changed from 2 mm to 3 mm, the low-frequency reproduction band is about 2.0 times.
[0021]
FIG. 2 is a diagram illustrating a speaker according to a second embodiment of the present invention. Again, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. 4A is a plan view, FIG. 2B is a cross-sectional view along AA ′, FIGS. 3C, 3D, and 3E are internal plan views, and FIG. 2F is a bottom view. FIG. 4C shows a state when a magnet edge fixing frame described later is removed. FIG. 6D shows a state where a magnet edge fixing frame, a diaphragm, and an edge, which will be described later, are removed. FIG. 5E shows a state where a magnet fixing frame, which will be described later, is further removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0022]
Here, one of the combinations of the magnets 1 is fixed to the upper surface of a plate-like magnet fixing frame 2a made of, for example, a steel plate to constitute a first magnetic circuit. Further, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and a rectangular coil-shaped conductive circuit 5 is disposed on the diaphragm 3 at a position opposite to each magnet 1. It is arranged. The diaphragm 3 is fixed to a peripheral portion of a lid-like magnet edge fixing frame 21b made of, for example, a steel plate, via an edge 4 having elasticity.
[0023]
The other of the combinations of the magnets 1 is fixed to the ceiling surface of the magnet edge fixing frame 21b to constitute a second magnetic circuit. At this time, the polarity of the magnet 1 used for each magnetic circuit is set to be plane-symmetric with respect to the diaphragm 3. With the above configuration, the magnetic performance is improved as compared with the case of the first embodiment.
[0024]
A plate-like terminal fixing frame 2c is provided below the magnet fixing frame 2a, and variable poles 7 extend upward from the four corners. Each variable pole 7 passes through the magnet fixing frame 2a, reaches the magnet edge fixing frame 21b, and supports it. On the other hand, a distance adjusting screw 8 is provided near the center of the terminal fixing frame 2c, and this is connected to each variable pole 7 by a convex belt 9.
[0025]
When the distance adjusting screw 8 is manually rotated, the rotation is transmitted to each variable pole 7 by each belt 9, and this rotates simultaneously. Thereby, the magnet edge fixing frame 21b can be moved up and down while being held parallel to the magnetic circuit. Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the terminal fixing frame 2c. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame. The operation is the same as that shown in the first embodiment.
[0026]
FIG. 10 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of this embodiment. Here, the horizontal axis represents the sound frequency (Hz) and the vertical axis represents the sound pressure level (dB). In the figure, curve a and curve b show the case where the distance between the diaphragm and the magnet of the first magnetic circuit is 2 mm and 3 mm, respectively. By turning the distance adjusting screw 8, the frequency sound pressure characteristic can be freely changed between them. In particular, by reducing the distance between the diaphragm and the first magnetic circuit from 2 mm to 3 mm, the low-frequency reproduction band is about 1.3 times. However, the distance between the diaphragm and the magnet of the second magnetic circuit is constant at 3 mm.
[0027]
FIG. 3 is a diagram showing a speaker according to a third embodiment of the present invention. Again, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. 4A is a plan view, FIG. 2B is a cross-sectional view along AA ′, FIGS. 3C, 3D, and 3E are internal plan views, and FIG. 2F is a bottom view. FIG. 2C shows a state when a second magnet fixing frame described later is removed. Further, FIG. 4D shows a state when an edge fixing frame, a diaphragm, and an edge to be described later are removed. Further, FIG. 5E shows a state when a first magnet fixing frame described later is further removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0028]
Here, one of the combinations of the magnets 1 is fixed to the upper surface of a plate-like first magnet fixing frame 2ca made of, for example, a steel plate to constitute a first magnetic circuit. Further, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and a rectangular coil-shaped conductive circuit 5 is disposed on the diaphragm 3 at a position opposite to each magnet 1. It is arranged. And the diaphragm 3 is being fixed to the peripheral part of the frame-shaped edge fixing frame 2b1 which consists of steel plates, for example via the edge 4 which has elasticity.
[0029]
The other of the combinations of the magnets 1 is fixed to the lower surface of a plate-like second magnet fixing frame 2cb made of, for example, a steel plate, and constitutes a second magnetic circuit above the diaphragm 3. At this time, the polarity of the magnet 1 used for each magnetic circuit is set to be plane-symmetric with respect to the diaphragm 3. With the above configuration, the magnetic performance is improved as compared with the case of the first embodiment.
[0030]
Also, a plate-like terminal fixing frame 2c is provided below the first magnet fixing frame 2ca, and the first variable pole 7a and the second variable pole 7b extend upward adjacent to each other from the four corners. ing. The first variable pole 7a passes through the first magnet fixing frame 2ca, reaches the edge fixing frame 2b1, and supports it. The second variable pole 7b passes through the edge fixing frame 2b1, reaches the second magnet fixing frame 2cb, and supports it.
[0031]
On the other hand, a distance adjusting screw 8 is provided near the center of the terminal fixing frame 2c, and has a first gear 8a and a second gear 8b concentrically. The second gear 8b has a diameter twice that of the first gear 8a. Further, the first gear 8a and the first variable pole 7a are connected by a convex belt 9a. The second gear 8b and the second variable pole 7b are connected by a convex belt 9b. That is, when viewed from the first magnet fixing frame 2ca, when the edge fixing frame 2b1 moves, for example, by 1 mm, the second magnet fixing frame 2cb moves by 2 mm.
[0032]
When the distance adjusting screw 8 is manually rotated, the rotation is transmitted from the first gear 8a and the second gear 8b to the first variable pole 7a and the second variable pole 7b by the belts 9a and 9b, respectively, and these rotate simultaneously. As a result, the edge fixing frame 2b1 and the second magnet fixing frame 2cb can be moved up and down while being held parallel to the first magnet fixing frame 2ca. Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the terminal fixing frame 2c. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame. The operation is the same as that shown in the first embodiment.
[0033]
FIG. 11 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of the present embodiment. Here, the horizontal axis represents the sound frequency (Hz) and the vertical axis represents the sound pressure level (dB). In the figure, a curve a and a curve b indicate cases where the distance between the diaphragm and the magnets of the first and second magnetic circuits is 2 mm and 3 mm, respectively. In this embodiment, in order to improve the frequency sound pressure characteristics in the second embodiment as effectively as possible, the second magnetic circuit is configured to be interlocked with the first magnetic circuit. Here, since the distance between the magnets of the first magnetic circuit and the second magnetic circuit from the diaphragm is equal, the effect is greater than in the second embodiment.
[0034]
By rotating the distance adjusting screw 8, the frequency sound pressure characteristics can be freely changed when the distance between the diaphragm and the magnet is 2 mm or 3 mm. In particular, when the distance between the diaphragm and the magnet is changed from 2 mm to 3 mm, the low-frequency reproduction band is about 2.0 times.
[0035]
FIG. 4 is a diagram showing a speaker according to a fourth embodiment of the present invention. Again, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. (A) is a plan view when the equalizer is mounted, (b) is a sectional view taken along line AA ′, (c) is a plan view when another equalizer is mounted, and (d) is a sectional view taken along line AA ′. The figure, (e) is a plan view when the equalizer is removed, (f) is a sectional view taken along the line AA ', (g) is an internal plan view, and (h) is a bottom view.
[0036]
FIGS. 2A and 2B show a state where an equalizer 10a described later is attached. FIGS. 3C and 3D show a state where an equalizer 10b described later is attached. FIGS. 5E and 5F show the state when the equalizer is removed. Further, FIG. 5G shows a state where a diaphragm and an edge described later are removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0037]
The magnet 1 is fixed to the bottom surface of the frame 2x with a plate-like equalizer guide made of, for example, a steel plate, and constitutes a magnetic circuit. In addition, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and on the diaphragm 3, a square coil-shaped conductive circuit 5 is arranged at a position opposite to each magnet 1 and is also arranged in a square shape. It is installed. The diaphragm 3 is fixed to the edge guide 2xb at the middle peripheral edge of the frame 2x with an equalizer guide via the elastic edge 4, and the distance from the magnetic circuit is kept constant.
[0038]
Further, a plate-like equalizer 10a or 10b is attached to the equalizer guide 2xa at the upper peripheral edge of the frame 2x with the equalizer guide. The equalizers 10a and 10b are made of a magnetic material and are attracted toward the diaphragm 3 by the magnetic flux emitted from the magnet 1. As a result, the equalizer 10a or 10b is held and fixed to the frame 2x with an equalizer guide. With this structure, the equalizers 10a and 10b having different hole shapes can be easily attached and detached. A terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the frame 2x with an equalizer guide. Here, h is a sound emitting hole formed in the frame.
[0039]
FIG. 12 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of this embodiment. Here, the horizontal axis represents the sound frequency (Hz) and the vertical axis represents the sound pressure level (dB). In the figure, a curve c indicates a case without an equalizer, and a curve a and a curve b indicate a case where the equalizers 10a and 10b are attached, respectively. As shown in the figure, the frequency sound pressure characteristic can be changed by attaching / detaching an equalizer or attaching a different equalizer.
[0040]
FIG. 5 is a diagram showing a speaker according to a fifth embodiment of the present invention. Again, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. (A) is a plan view when the equalizer is attached, (b) is a cross-sectional view taken along the line AA ′, (c) is a plan view when the equalizer is removed, and (d), (e), (f ) Is an internal plan view, and FIG.
[0041]
FIGS. 2A and 2B show the state when the equalizer is attached. FIG. 2C shows the state when the equalizer is removed. FIG. 4D shows a state where an equalizer holding frame which will be described later is further removed. Further, FIG. 5E shows a state where a diaphragm and an edge to be described later are removed. Further, FIG. 5F shows a state when a frame to be described later is removed. In the figure, 1 is a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are divided vertically (thickness direction), and the polarities of adjacent magnets are reversed to form a square shape. It is arranged.
[0042]
The magnet 1 is fixed to the bottom of a dish-shaped frame 2y made of, for example, a steel plate, and constitutes a magnetic circuit. In addition, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and on the diaphragm 3, a square coil-shaped conductive circuit 5 is arranged at a position opposite to each magnet 1 and is also arranged in a square shape. It is installed. The diaphragm 3 is fixed to the peripheral edge of the frame 2y via an elastic edge 4, and the distance from the magnetic circuit is kept constant.
[0043]
A plate-like terminal fixing frame 2c1 is provided below the frame 2y, and variable poles 7c extend upward from the four corners. Each variable pole 7c passes through the frame 2y, reaches the frame-like equalizer holding frame 2d, and supports it. A flat plate equalizer 10b is attached to the periphery of the equalizer holding frame 2d. The material of the equalizer 10b is a magnetic body and is attracted toward the diaphragm 3 by the magnetic flux emitted from the magnet 1. As a result, the equalizer 10b is held and fixed to the equalizer holding frame 2d. With this structure, it is possible to easily attach and remove equalizers having different hole shapes.
[0044]
On the other hand, a distance adjusting screw 8 is provided near the center of the terminal fixing frame 2c1, and this is connected to each variable pole 7c by a convex belt 9c. When the distance adjusting screw 8 is manually rotated, the rotation is transmitted to each variable pole 7c by each belt 9c, and this rotates simultaneously. Thereby, the equalizer holding frame 2d can be moved up and down while being held parallel to the magnetic circuit.
[0045]
Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the terminal fixing frame 2c1. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame. When an electrical signal is applied to the terminal 6, it is guided to the conductive circuit 5, and a current flows through a conductor in the conductive circuit 5. As a result, a magnetic flux is generated in the conductive circuit 5, and attraction and repulsion occur in the magnetic circuit close to the magnetic flux, and the diaphragm 3 vibrates.
[0046]
FIG. 13 shows the frequency sound pressure characteristics of the speaker of this embodiment. Here, the horizontal axis represents the sound frequency (Hz) and the vertical axis represents the sound pressure level (dB). In the same figure, the curve a and the curve b have shown the case where the distance of a diaphragm and an equalizer is 2 mm and 6 mm, respectively. By turning the distance adjusting screw 8, the frequency sound pressure characteristic can be freely changed between them.
[0047]
FIG. 6 is a diagram showing a speaker according to a sixth embodiment of the present invention. Again, a 4-cell conductive circuit built-in diaphragm is used. (A) is a plan view when the equalizer is attached, (b) is a cross-sectional view taken along the line AA ′, (c) is a plan view when the equalizer is removed, and (d), (e), (f ) Is an internal plan view, and FIG.
[0048]
FIGS. 2A and 2B show the state when the equalizer is attached. FIG. 2C shows the state when the equalizer is removed. FIG. 4D shows a state where an equalizer holding frame which will be described later is further removed. Further, FIG. 5E shows a state where a diaphragm and an edge to be described later are removed. Further, FIG. 5F shows a state where a magnet fixing frame described later is further removed. In the figure, reference numeral 1 denotes a square plate-shaped magnet, which is magnetized so that the polarities are separated vertically (thickness direction), and the polarity of adjacent magnets is reversed to form a square shape. It is arranged.
[0049]
The magnet 1 is fixed to the upper surface of a plate-like magnet fixing frame 2a made of, for example, a steel plate, and constitutes a magnetic circuit. In addition, a diaphragm 3 is provided on the upper side of the magnet 1, and on the diaphragm 3, a square coil-shaped conductive circuit 5 is arranged at a position opposite to each magnet 1 and is also arranged in a square shape. It is installed. And the diaphragm 3 is being fixed to the peripheral part of the frame-shaped edge fixing frame 2b2 which consists of steel plates, for example via the edge 4 which has elasticity.
[0050]
A plate-like terminal fixing frame 2c is provided below the magnet fixing frame 2a, and third variable poles 7d extend upward from front, rear, left and right ends thereof. Each third variable pole 7d passes through the magnet fixing frame 2a, reaches the frame-shaped edge fixing frame 2b2, and supports it. Further, the fourth variable poles 7e extend upward from the four corners of the terminal fixing frame 2c. Each fourth variable pole 7e passes through the magnet fixing frame 2a and the edge fixing frame 2b2, reaches the frame-like equalizer holding frame 2d, and supports it.
[0051]
A flat plate equalizer 10b is attached to the periphery of the equalizer holding frame 2d. The material of the equalizer 10b is a magnetic body and is attracted toward the diaphragm 3 by the magnetic flux emitted from the magnet 1. As a result, the equalizer 10b is held and fixed to the equalizer holding frame 2d. With this structure, it is possible to easily attach and remove equalizers having different hole shapes.
[0052]
On the other hand, near the center of the terminal fixing frame 2c1, distance adjusting screws 81 and 82 are provided side by side in the front-rear direction. The distance adjusting screw 82 and each third variable pole 7d are connected by a convex belt 9d, and the distance adjusting screw 81 and each fourth variable pole 7e are connected by a convex belt 9e.
[0053]
When the distance adjusting screw 81 is manually rotated, the rotation is transmitted to each fourth variable pole 7e by each belt 9e, and this rotates simultaneously. Thereby, the equalizer holding frame 2d can be moved up and down while being held parallel to the magnetic circuit. Further, when the distance adjusting screw 82 is manually rotated, the rotation is transmitted to each third variable pole 7d by each belt 9d, and this rotates simultaneously. Thereby, the edge fixing frame 2b2 can be moved up and down while being held parallel to the magnetic circuit.
[0054]
Further, a terminal 6 electrically connected to the conductive circuit 5 extends downward from the lower surface of the terminal fixing frame 2c. Here, h is a sound emitting hole formed in each frame. When an electrical signal is applied to the terminal 6, it is guided to the conductive circuit 5, and a current flows through a conductor in the conductive circuit 5. As a result, a magnetic flux is generated in the conductive circuit 5, and attraction and repulsion occur in the magnetic circuit close to the magnetic flux, and the diaphragm 3 vibrates.
[0055]
In the speaker of this embodiment, the distance between the diaphragm and the magnet and the distance between the diaphragm and the equalizer are variable, and the effect of this is the same as that described in the first and fifth embodiments. Description of the frequency sound pressure characteristics in this embodiment is omitted.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a speaker that can be used for various purposes by making a part of the structure variable or by easily replacing parts. .
[0057]
That is, the reproduction band is variable according to the application. Specifically, in the first to third embodiments, the low-frequency reproduction band is variable. In the fourth and fifth embodiments, the high-frequency reproduction band is variable. Furthermore, in the sixth embodiment, both the low frequency band and the high frequency band are variable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a speaker according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a speaker according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a speaker according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a speaker according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a speaker according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing a speaker according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 7 shows an example of a conventional speaker.
FIG. 8 is a diagram showing another example of a conventional speaker.
FIG. 9 shows frequency sound pressure characteristics of the speaker of the first embodiment.
FIG. 10 shows frequency sound pressure characteristics of the speaker of the second embodiment.
FIG. 11 shows frequency sound pressure characteristics of the speaker of the third embodiment.
FIG. 12 shows frequency sound pressure characteristics of the speaker of the fourth embodiment.
FIG. 13 shows frequency sound pressure characteristics of the speaker of the fifth embodiment.
FIG. 14 shows frequency sound pressure characteristics of a conventional speaker.
FIG. 15 shows frequency sound pressure characteristics of another conventional speaker.
[Explanation of symbols]
1 Magnet
2a Magnet fixed frame
2b Edge fixing frame
2c Terminal fixing frame
2d equalizer holding frame
2b1 Edge fixed frame
2b2 Edge fixed frame
2c1 Terminal fixing frame
2ca 1st magnet fixed frame
2cb second magnet fixed frame
2x Frame with equalizer guide
2y frame
3 diaphragm
4 Edge
5 Conductive circuit
6 terminals
7 Variable pole
7a First variable pole
7b Second variable pole
7d 3rd variable pole
7e 4th variable pole
8 Distance adjustment screw
8a 1st gear
8b Second gear
9 Belt
9a, 9b, 9c, 9d, 9e belt
10a, 10b Equalizer
21b Magnet edge fixing frame
81, 82 Distance adjustment screw

Claims

A loudspeaker incorporating a conductive circuit on a diaphragm, wherein a magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electric signal input to the conductive circuit, and the magnetic flux is arranged with respect to a magnetic circuit disposed in proximity to the diaphragm. In the speaker in which suction and repulsion occur and the diaphragm vibrates,
An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge; and movable means for moving the edge fixing frame up and down;
A loudspeaker characterized in that the frequency sound pressure characteristic can be changed by moving the edge fixing frame up and down to change the distance between the diaphragm and the magnetic circuit.

A loudspeaker incorporating a conductive circuit on a diaphragm, wherein a magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electric signal input to the conductive circuit, and the magnetic circuit is disposed adjacent to both sides of the diaphragm. In the loudspeaker in which the diaphragm vibrates due to suction and repulsion caused by the magnetic flux,
An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge; and movable means for moving the edge fixing frame up and down;
A loudspeaker characterized in that the frequency sound pressure characteristic can be changed by moving the edge fixing frame up and down to change the distance between the diaphragm and one of the magnetic circuits.

A loudspeaker incorporating a conductive circuit on a diaphragm, wherein a magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electric signal input to the conductive circuit, and the magnetic circuit is disposed adjacent to both sides of the diaphragm. In the loudspeaker in which the diaphragm vibrates due to suction and repulsion caused by the magnetic flux,
An edge fixing frame in which the diaphragm is fixed via an edge, two magnetic circuit fixing frames in which the magnetic circuits are fixed, and the edge fixing frame and one of the magnetic circuit fixing frames are connected. Provided with connecting means, and when the edge fixing frame is moved up and down, one of the connected magnetic circuit fixing frames is moved up and down in conjunction with the moving means,
By moving the edge fixing frame and one of the magnetic circuit fixing frames connected to the edge up and down to change the distance between the diaphragm and each of the magnetic circuits, the frequency sound pressure characteristics can be changed. A speaker characterized by being changeable.

A loudspeaker incorporating a conductive circuit on a diaphragm, wherein a magnetic flux is generated in the conductive circuit by an electric signal input to the conductive circuit, and the magnetic circuit is disposed close to one side of the diaphragm. In the speaker in which the diaphragm is vibrated due to suction and repulsion caused by the magnetic flux,
On the other side of the diaphragm, provided with an equalizer holding frame provided with a guide portion for holding the equalizer,
A loudspeaker characterized in that a frequency sound pressure characteristic can be changed by detachably arranging the equalizer on the equalizer holding frame .

The speaker according to claim 4, wherein the frequency sound pressure characteristic can be changed by changing the equalizer to an equalizer having a different shape.

It is possible to change the frequency sound pressure characteristics by providing movable means for moving the equalizer holding frame up and down, and by moving the equalizer holding frame up and down to change the distance between the diaphragm and the equalizer. The speaker according to claim 4 or 5, wherein

Wherein comprising an edge fixed frame diaphragm is fixed via an edge, and a movable means for moving the edge fixed frame up and down,
The speaker according to claim 6, wherein the frequency sound pressure characteristics can be changed by moving the edge fixing frame up and down to change the distance between the diaphragm and the magnetic circuit.