JP4013863B2 - Drive device for hybrid vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、ハイブリッド車両の駆動装置に関するものである。 The present invention relates to a drive device for a hybrid vehicle.
エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両の構成として、自動変速機(以下、ATという。)とエンジンとの間にモータを配置したシステムが提案されている。この構成では、ATを介してモータの駆動力を伝達することで、駆動力を増幅することができ、モータの駆動力を低減することができる。しかしながら、回生状態では、ATを介して運動エネルギを回収するため効率が悪い。またモータを用いて、ATの変速ショック、特に慣性力によるショックの低減を行うことが困難である。 As a configuration of a hybrid vehicle using an engine and a motor as drive sources, a system in which a motor is arranged between an automatic transmission (hereinafter referred to as AT) and the engine has been proposed. In this configuration, by transmitting the driving force of the motor via the AT, the driving force can be amplified and the driving force of the motor can be reduced. However, in the regenerative state, the kinetic energy is recovered through the AT, so the efficiency is poor. In addition, it is difficult to reduce a shift shock of AT, particularly a shock due to inertial force, using a motor.
このような課題を解消するためにATの出力軸にモータを配置したシステムがある(特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来技術においては、ATの出力軸にモータを直結しているため、アイドル状態での車両停止時の発電が不可能で、かつモータの運転点の自由度が低く、モータの高効率領域での回生が困難となるという問題がある。 However, in the above prior art, since the motor is directly connected to the output shaft of the AT, it is impossible to generate power when the vehicle is stopped in the idle state, and the degree of freedom of the operating point of the motor is low. There is a problem that regeneration in the area becomes difficult.
したがって、本発明においては、アイドル状態での車両停止時の発電やモータの高効率領域での回生を可能とするハイブリッド車両の駆動装置を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a hybrid vehicle drive device that enables power generation when the vehicle is stopped in an idle state and regeneration in a high efficiency region of the motor.
本発明は、エンジンと、電動機と、前記エンジンの回転軸に入力軸が接続される有段式自動変速機と、前記有段式自動変速機の出力軸に接続される第1回転軸と、車両の駆動軸に接続される第2回転軸と、前記電動機の回転軸に接続される第3回転軸と、第4回転軸とを有し、前記各回転軸の回転速度の関係を示す共線図において、前記第4回転軸を端部に配置すると共に前記第4回転軸と前記第3回転軸との間に前記第2回転軸を配置する遊星歯車機構と、前記第4回転軸の回転を拘束する第1摩擦係合手段と、前記遊星歯車機構の4つの回転軸の回転速度を同じにする第2摩擦係合手段と、を備えたハイブリッド車両の駆動装置である。 The present invention includes an engine, an electric motor, a stepped automatic transmission having an input shaft connected to the rotating shaft of the engine, a first rotating shaft connected to an output shaft of the stepped automatic transmission, A second rotating shaft connected to the drive shaft of the vehicle, a third rotating shaft connected to the rotating shaft of the electric motor, and a fourth rotating shaft, each showing a relationship in rotational speed between the rotating shafts. In the diagram, a planetary gear mechanism in which the fourth rotating shaft is disposed at an end and the second rotating shaft is disposed between the fourth rotating shaft and the third rotating shaft; and A drive device for a hybrid vehicle, comprising: first friction engagement means for constraining rotation; and second friction engagement means for equalizing the rotational speeds of the four rotation shafts of the planetary gear mechanism .
本発明によれば、自動変速機と駆動軸の間に遊星歯車機構を設置したので、電動機の回転速度を駆動軸の回転速度より高くすることができる。これにより、高効率運転領域がエンジンの高効率運転領域より高い領域にある電動機においても効率のよい運転が実現できる。また、アイドル停止時には、駆動時の回転速度がゼロになるように遊星歯車機構を制御するため、エンジンの運転を最良燃費となる運転状態で電動機が発電を行うことができる。 According to the present invention, since the planetary gear mechanism is installed between the automatic transmission and the drive shaft, the rotation speed of the electric motor can be made higher than the rotation speed of the drive shaft. As a result, efficient operation can be realized even in an electric motor whose high-efficiency operation region is higher than the high-efficiency operation region of the engine. Further, since the planetary gear mechanism is controlled so that the rotational speed at the time of driving becomes zero at the time of idling stop, the electric motor can generate electric power in an operation state in which the engine operates at the best fuel efficiency.
図1は、本発明を適用するハイブリッド車両の駆動装置の構成図である。駆動源としてのエンジン11の駆動力は、トルクコンバータ部(以下、トルコン部)20、第1変速部12a(有段式自動変速機)、第2変速部12bを通じて所定回転速度に調整されて駆動軸13に接続されたデファレンシャルギア(以下、単にデフという。)14に伝達される。デフ14から駆動力は駆動輪15に伝わり車両が走行する。 第2変速部12bには、モータ16が接続されており、モータ16は車両の運転状態等に応じて駆動力をアシストしたり、発電機として機能して発電した電力をインバータ17を介してモータ16を駆動するためのバッテリ18に充電する。
FIG. 1 is a configuration diagram of a drive device for a hybrid vehicle to which the present invention is applied. The driving force of the
エンジン11を制御するためのエンジンコントローラ(以下、ECUという。)81、トルクコンバータ部20と第1、第2変速部12a、12bとを制御するためのATコントローラ(以下、ATUという。)82、およびモータ16及びバッテリ18を制御するためのモータ及びバッテリコントローラ(以下、MCU/BCUという。)83が設置され、これらコントローラ81から83を統合制御するためのHEVコントローラ80が設けられる。HEVコントローラ80は、各コントローラ81から83との制御信号のやり取りに基づいて駆動軸13に設けた駆動軸ブレーキ85及び駆動輪15に設置した駆動輪ブレーキ85を制御する。
An engine controller (hereinafter referred to as ECU) 81 for controlling the
トルコン部81は、エンジン11の出力が入力するトルクコンバータ(以下、トルコン)21と、トルコン21のステータの回転を制御するワンウェイクラッチ22と、トルコン部20を直結状態にするロックアップクラッチ23とから構成される。
The
第1変速部12aの構成は、通常の4速ATと同様であり、2組の遊星歯車機構24、25と複数のクラッチ34〜38から構成される。エンジン11側の遊星歯車機構を第1遊星歯車24とすると、第1遊星歯車24は、サンギア24sとキャリア24cとリングギア24rとからなり、一方、第1遊星歯車24の下流に設置された遊星歯車機構を第2遊星歯車25とすると、第2遊星歯車25は、サンギア25sとキャリア25cとリングギア25rとからなる。第1遊星歯車24の入力軸2はトルコン部20の出力軸と一体に構成され、サンギア25sと連結する。またリングギア24rとキャリア25cが接続し、キャリア25cは第1変速部12aの出力軸3と接続する。
The structure of the
さらに第1変速部12aを構成するバンドブレーキ31及び多板クラッチ32〜36をATU82で制御することにより、第1、第2遊星歯車24、25を構成する各要素の回転速度を制御し、4種類のギア比を実現する。また、ワンウェイクラッチ37、38は変速時に第1、第2遊星歯車24、25の各要素の回転速度が下がりすぎることを防止する。
Further, by controlling the
第1変速部12aの下流に接続された第1変速部12bは、4つの入出力軸(回転軸)を有するラビニョ式の第3遊星歯車26と、2つの多板クラッチ51、52、およびモータ16(電動機)から構成される。
The
このように構成され、システムを統合制御するHEVコントローラ80は、運転者の意図に応じて最良燃費もしくは要求駆動力を達成できるようにエンジン11やモータ16の出力を制御する。またHEVコントローラ80が制御する駆動軸ブレーキ84はヒルホールド機能の実施時に用いられ、また同様にHEVコントローラ80が制御する駆動輪ブレーキ85は車両に制動力を加える摩擦ブレーキであり、またヒルホールド機能を備える。
The
次に図2から図4を用いて第3遊星歯車26について説明する。図2は第3遊星歯車26を構成するラビニョ式遊星歯車の構成の一例を示し、図3はラビニョ式遊星歯車の各入出力軸の回転速度の関係を示す共線図である。図2に示すように、ラビニョ式遊星歯車26は、第1サンギア26s1と第2サンギア26s2とキャリア26cとリングギア26rとキャリア26cに軸支される第1ピニオンギア26p1と第2ピニオンギア26p2とで構成されている。なお、第1サンギア26s1と第1ピニオンギア26p1とリングギア26rとキャリア26cとでシングルピニオン型遊星歯車列が構成され、第2サンギア26s2と第2ピニオンギア26p2と第1ピニオンギア26p1とリングギア26rとキャリア26cとでダブルピニオン型遊星歯車列が構成される。キャリア26cの回転軸S13(第1回転軸)は第1変速部12aの出力軸3に接続され、リングギア26rの回転軸S12(第2回転軸)は駆動軸13に接続され、第1サンギア26s1の回転軸S14(第3回転軸)はモータ16の回転軸に接続され、第2サンギア26s2の回転軸S11(第4回転軸)とケーシング26aとの間にはクラッチ52(第1摩擦係合手段)が設けられ、キャリア26cの回転軸S13と第2サンギア26s2の回転軸S11との間にはクラッチ51(第2摩擦係合手段)が設けられている。図3中の係数α、βは遊星歯車を構成する歯車の歯数から定まる係数である。図3中の係数α、βは遊星歯車を構成する歯車の歯数から定まる係数で、軸S12とS13の回転速度の関係を1とした場合の係数である。
Next, the third
図2に戻り、クラッチ51が締結すると、軸S11と軸S13との回転速度が同じとなり、図3に示す共線図の関係から遊星歯車を構成する4つの軸のうち2軸の回転速度が等しい場合には、他の軸(S12、S14)の回転速度も等しくなる。したがって、クラッチ51が締結されると第3遊星歯車26の各要素は一体となって回転し、ギア比1の直結状態となる。
Returning to FIG. 2, when the
また、クラッチ52が締結すると、軸S12の回転が拘束され、第3遊星歯車26はギア段として機能する。
When the
なお、駆動軸13は第3遊星歯車26を含む第2変速部12bを介してモータ16に接続しているため、第1変速部12aにおける変速時の変速ショックを誘発するトルク段差をモータ16を用いて補うことで変速ショックを低減可能である。
Since the
次にATの動作について説明する。図1に示す構成は、第1変速部12aの2組の遊星歯車24、25と第2変速部12bの第3遊星歯車26の組み合わせにより、エンジン11の動力伝達用に前進側5段、後進側1段のギア段を備えた構成である。またモータ16の動力伝達用にエンジン11と併用する2段のギア段と単独の3段のギア段を備える。以下、図5から図14を用いて各ギア段での各遊星歯車の状態を共線図を用いて説明する。また、図15に各ギア段を実現するためのクラッチ及びブレーキの状態を示す。
Next, the operation of the AT will be described. The configuration shown in FIG. 1 is a combination of the two
まず図5は、エンジン用1速ギアでの各要素の回転速度の状態を示す。図中Eはエンジン11の回転速度を示し、Vは駆動軸13の回転速度を示す。また○は遊星歯車の要素、エンジン11及び駆動軸13の回転速度を示し、●はモータ16の回転速度を示し、◎は回転速度がゼロの状態を示す。1速ではクラッチ34、35、52が締結される。このときモータ16の回転速度は駆動軸13の回転速度より高くなるため、モータ16のトルクを増大して駆動軸13に伝達できる。
First, FIG. 5 shows the state of the rotational speed of each element in the first speed gear for an engine. In the figure, E indicates the rotational speed of the
図6は、エンジン用2速ギアでの各要素の回転速度の状態を示しており、クラッチ34、35、52を締結するとともに、さらにバンドブレーキ31を締結する。この状態でもモータ16の回転速度は駆動軸13の回転速度より高くなるため、モータ16のトルクを増大して駆動軸13に伝達できる。
FIG. 6 shows the state of the rotational speed of each element in the engine second gear. The
図7は、エンジン用3速ギアでの各要素の回転速度の状態を示しており、第1変速部12aは直結状態となり、第2変速部12bのみが変速段として機能する。3速ギア時にもモータ16の回転速度は駆動軸13の回転速度より高くなるため、モータ16のトルクを増大して駆動軸13に伝達できる。
FIG. 7 shows the state of the rotational speed of each element in the engine third speed gear. The
図8は、エンジン用4速ギアでの各要素の回転速度の状態を示しており、第1変速部12aと第2変速部12bとが直結状態となり、ギア比は1となる。この状態でモータ16の回転速度は駆動軸の回転速度と同じとなる。
FIG. 8 shows the state of the rotational speed of each element in the engine 4-speed gear. The
図9は、エンジン用5速ギアでの各要素の回転速度の状態を示しており、この状態ではクラッチ33、34、51及びバンドブレーキ31が締結される。一般に5速ギアでの走行は車速が高い状態であり、駆動軸13の回転速度が高い。このため、モータ16を駆動軸13と直結することで、モータ16の過回転を防止する。
FIG. 9 shows the rotational speed state of each element in the engine 5-speed gear. In this state, the
このようにモータ16のギア比はエンジン11用のギア比と連動して変更するため、モータ16用のギア比の変速ロジックが不要となり、演算負荷を低減できる。また、エンジン11の回転速度を監視することで、エンジン11の回転速度からモータ16の回転速度を監視でき、モータ16の過回転を防止できる。逆にモータ16の回転速度からエンジン11の回転速度を監視できる。
Since the gear ratio of the
また第2変速部にラビニョ式遊星歯車からなる第3遊星歯車26を備えたので、エンジン11の変速段の多くでモータ16の回転速度を駆動軸13の回転速度より高くすることができる。これにより、高効率運転領域がエンジン11の高効率運転領域より高い領域にあるモータ16においても効率のよい運転が実現できる。
In addition, since the third
図10は、エンジン用後進ギアでの各要素の回転速度の状態を示しており、この状態ではクラッチ32、36が締結される。後退ギア時にもモータ16の回転速度は駆動軸13の回転速度より高くなるため、モータ16のトルクを増大して駆動軸13に伝達できる。
FIG. 10 shows the state of the rotational speed of each element in the engine reverse gear. In this state, the
図11は車両停止時にモータ16で発電を行うアイドル充電時の各要素の回転速度の状態を示し、第2変速部12bのクラッチ51、52を非締結状態として駆動軸13の回転速度がゼロになるようにモータ16の回転速度を制御する。一方、第1変速部12aではモータ16の発電量に対して最も燃費がよくなる回転速度となるギア比を選択する。なお、このアイドル充電状態については詳しくは後述する。
FIG. 11 shows the state of the rotational speed of each element during idle charging where power is generated by the
次にモータ16を駆動源として走行するいわゆる電気自動車(以下、EV)走行モードでの遊星歯車の各要素の回転速度を状態を説明する。EV走行モードでは、エンジン11の回転速度がゼロになるように構成中のクラッチ及びブレーキを制御する。この制御は、第1変速部12aのワンウェイクラッチ37、38の設定等により多数の状態が設定されるが、以下、代表的な走行モードでの回転速度の状態につき説明する。
Next, the state of the rotational speed of each element of the planetary gear in a so-called electric vehicle (hereinafter referred to as EV) travel mode that travels using the
図12は、第3遊星歯車26が変速段となる走行モードでの各要素の回転速度の状態を示しており、この状態はクラッチ52のみが締結される。この場合には第2変速部12bの第3遊星歯車26のみが変速ギアとなり、モータの駆動力は増幅して駆動軸13に伝達される。またエンジン11と接続する第2遊星歯車25においてキャリア25cが第2変速部12bと接続するため、軸S13と同じ回転速度となり、サンギア25sはエンジン11のフリクションにより回転速度は0になる。この結果、無負荷状態のリングギア25rはキャリア25cとサンギア25sの回転速度を実現する回転速度でフリーラン状態となる。したがって、エンジン1の回転速度をゼロにした状態で、モータ16の駆動力のみで車両を走行できる。
FIG. 12 shows the state of the rotational speed of each element in the travel mode in which the third
この状態では、モータ16による走行からエンジン11による走行への切換え時にクラッチ52に加えてクラッチ34、35を締結することにより、エンジン11の駆動力を伝達する1速ギアを実現することができる。なお、クラッチ35を締結するためには第2遊星歯車25のリングギア25rの回転速度をゼロにする必要がある。またこの走行モードでは、リングギア25rは、回転状態にあるため、その回転慣性力を用いてエンジン11の回転速度を上昇することも可能となる。
In this state, the first gear that transmits the driving force of the
図13は、第3遊星歯車26が直結状態となる走行モードでの各要素の回転速度の状態を示しており、この状態ではモータ16の回転速度と駆動軸13の回転速度が同じになり、モータ16の回転速度を抑制することができる。この走行モードは比較的車速の高い状態で用いられる。なお、第1変速部12aの状態は前述の図12と同じである。
FIG. 13 shows the state of the rotational speed of each element in the traveling mode in which the third
図14は、第1変速部12aの構成要素の回転速度がすべてゼロとなる走行モードでの各要素の回転速度の状態を示しており、クラッチ32、33及びブレーキ31が締結される。この場合には第2変速部12bの第3遊星歯車26のみが変速ギアとなり、モータの駆動力は増幅して駆動軸13に伝達される。また第1変速部12aの構成要素の回転速度がゼロであるため、回転慣性力やフリクションの影響がなく、高効率な走行が可能となる。なお、共線図では後退状態を示しているが、前進状態に適用することも可能である。
FIG. 14 shows the state of the rotational speed of each element in the travel mode in which the rotational speeds of the components of the
これまで説明したモータ16による走行モードは、回生時に用いられる。回生時には締結状態となるクラッチの数を最小に抑制し、クラッチの締結圧に起因する油圧損失を低減するとともに、各構成要素の連れ回り損失を低減できるよう第1変速部12a内のギア比を選択する。例えば、図14に示す走行モードは、締結するクラッチの数は3と多いが、回転する構成要素が少ないため、フリクションによる損失を低減できる。
The traveling mode by the
図16は、アイドル充電時にHEVコントローラ80が行う制御内容を説明するフローチャート図である。
FIG. 16 is a flowchart for explaining the control contents performed by the
まずステップ1では、バッテリ18の充電量からアイドル充電の必要性を判断し、アイドル充電の開始を指令する。ステップ2では、駆動軸ブレーキ84もしくは駆動輪ブレーキ85を締結する。これはアイドル充電中に車両が外乱によって移動することを防止するためである。
First, in
続くステップ3で、第2変速部12bのクラッチ51、52を非締結状態にする。そしてステップ4でエンジン11を始動する。
In the
ステップ5では、バッテリ18の充電量等に応じて設定される目標発電量に応じてエンジン11が最も燃費がよくなる回転速度となるように第1変速部12aのギア比が設定される。または発進時に備えて1速ギアを選択してもよい。さらには周辺の道路情報を入手して、車両の停止時間を予測し、ギア比を設定するようにしてもよい。なお、第2変速部12bは無負荷状態にあるため、第1変速部12aでギア選択を行う際のショックは駆動軸13に伝達されない。
In
ステップ6で、トルコン部20のロックアップクラッチ23を締結する。これにより、トルコン21での攪拌損失を回避し、高効率の充電状態を可能とする。そしてステップ7で、モータ16の回転速度制御を開始する。このときのモータ16の目標回転速度は、駆動軸13の回転速度をゼロにするように制御し、図3に示す関係から、
tNm=(1+β)×NS13 (1)
となる。ここでt:係数、Nm:モータ16の目標回転速度、β:係数(図3参照)、NS13:軸S13の回転速度である。
In
tN m = (1 + β) × N S13 (1)
It becomes. Here, t is a coefficient, Nm is a target rotational speed of the
このようにモータ16の回転速度を制御することで、駆動軸13の回転速度をゼロに維持したまま、バッテリ18の充電が可能となる。
By controlling the rotational speed of the
ステップ8では、モータ16の回転速度が目標回転速度に維持されているかどうかを判定する。モータ16の速度制御のゲインにより、駆動軸13に生じるトルク変動を滑らかに制御でき、運転者等にショックを感じさせることなく、アイドル充電状態に移行することができる。
In step 8, it is determined whether or not the rotational speed of the
ステップ9では、第2遊星歯車25のサンギア25s2の回転速度制御を行う。定常状態ではモータ16の回転速度制御を行っているので、サンギア25s2は所定の回転速度に維持される。しかしながらモータ16が温度上昇等に要因により目標トルクを達成できない場合には、サンギア25s2の回転速度を制御してエンジン11が吹けあがるのを防止する。この制御時のサンギア25s2の目標回転速度は図4の関係を用いて、
tN25s2=−α×NS13 (2)
となる。ここでN25s2:リングギア25s2の目標回転速度、α:係数(図3参照)である。サンギア25s2の回転速度が目標回転速度を越えた時にクラッチ52の締結圧を制御してサンギア25s2の回転速度を目標回転速度以下に制御する。
In
tN 25s2 = −α × N S13 (2)
It becomes. Here, N 25s2 is the target rotational speed of the ring gear 25s2, and α is a coefficient (see FIG. 3). When the rotational speed of the sun gear 25s2 exceeds the target rotational speed, the engagement pressure of the clutch 52 is controlled to control the rotational speed of the sun gear 25s2 to be equal to or lower than the target rotational speed.
ステップ10で、エンジン11の駆動トルクを増大し、アイドル充電状態を維持する。このときモータ16が回転速度制御を行っているため、運転者等にトルク変化によりショックが伝わることはない。
In
このようにして、第2変速部12bに第3遊星歯車26を設けたことにより、アイドル状態での車両停止状態において、エンジン11を最良燃費となる運転状態で、モータ16を発電に使用し、バッテリ18に充電することができる。
In this way, by providing the third
次に図17のフローチャートを用いてアイドル充電状態からの発進制御について説明する。この制御はHEVコントローラ80によって行われる。アイドル充電状態では、第2変速部12bのクラッチがすべて非締結状態にあるため、モータ16を制御して、発進時の駆動力を発生しながらクラッチの締結動作を行う。以下、バッテリ18の充電量が少なく、エンジン11によって走行しなければならない状態について説明する。
Next, the start control from the idle charge state will be described using the flowchart of FIG. This control is performed by the
ステップ21で発進要求を判断し、発進の指令を発する。ステップ22で、トルコン部81のロックアップクラッチ23を締結する。これは、発進制御時に第1変速部12aの構成要素の回転速度を一時的にゼロにする必要があり、このときエンジン11がつられて回転速度が低下し、失火することを防止するためである。またATの場合、ギア比の関係から発進時の駆動力を確保するためにはトルコン21によるトルクの倍増効果を利用しなければならない状況が存在するためである。
In
ステップ23で、モータ26の回転速度を制御して、ステップ24でクラッチ52の締結圧を上昇させる。この制御は、第2遊星歯車25のサンギア25s2の回転速度をゼロにし、クラッチ52を締結させるためである。
In
ステップ25では、サンギア25s2の回転速度がゼロかどうか判定する。ゼロであれは次にステップ26に進み、サンギア25s2が回転していればステップ23に戻り、モータ16の回転速度制御を繰り返す。なお、サンギア25s2の回転速度がゼロということは第1変速部12aの第1、第2遊星歯車24、25の構成要素の回転速度がゼロであることである。
In
ステップ26で、クラッチ52を完全な締結状態とする。このとき第1変速部12aのギア比が1速でないときには1速を選択する。第1変速部12aの遊星歯車の構成要素の回転速度はゼロであるので、クラッチやブレーキの締結圧を変化させてもクラッチ等の回転慣性力の影響がなく、ショックを発生させることなく、迅速にギア比の変更を行うことができる。
In
ステップ27では、モータ16の出力をゼロにする。これにより第1、第2変速部12a、12bの回転は抑制されることがなく、トルコン21を介してエンジン11の駆動力により車両が走行する。
In
続くステップ28では、ステップ2で作用させた駆動ブレーキ83または駆動ブレーキ84を解放する。さらにステップ9でエンジン11の出力トルクを上昇させ、アイドル充電状態からの発進制御が終了する。
In the
このように、アイドル充電状態からの発進制御は、モータ16の目標回転速度をゼロにすることにより、素早い発進が可能となる。
In this way, the start control from the idle charge state can be started quickly by setting the target rotational speed of the
図18に本発明に用いられるモータ16の特性の一例である。本実施形態のようにモータ16の変速段を有するシステムでは、同じ駆動力を発生するために変速段を有さないシステムに対してモータ16の最大トルクを低減することができる。したがって、使用するモータ16の小型化、低価格化を図ることができる。
FIG. 18 shows an example of the characteristics of the
図19は、第2の実施形態の構成を示す。この実施形態は、第1の実施形態の構成に対して第2変速部の構成を変更したものである。 FIG. 19 shows the configuration of the second embodiment. In this embodiment, the configuration of the second transmission unit is changed from the configuration of the first embodiment.
本実施形態の第2変速部12cは、2組の第4、第5遊星歯車27、28と、クラッチ53、ブレーキ54から構成される。これら第4、第5遊星歯車27、28とクラッチ53とブレーキ54は、第1変速部12aの構成である第1、第2遊星歯車24、25、クラッチ32、ブレーキ31と同様である。このブレーキ54を締結することで第4、第5遊星歯車27、28はギア段として機能する。また、クラッチ53を締結することで、遊星歯車27、28は直結状態となる。
The second transmission unit 12c of the present embodiment includes two sets of fourth and fifth
この実施形態では、2組の遊星歯車でモータ16のギア段を構成しているのでギア比の自由度が高い。また、遊星歯車24、25と遊星歯車27、28は対となる遊星歯車の接続方式が同じであり、互いに流用可能であり、コスト低減を図ることができる。さらにブレーキ54とクラッチ53もまた第1変速部12aのものを流用することでコストの低減を図れる。
In this embodiment, since the gear stage of the
なお、請求項と本実施形態の構成との対応は、エンジン駆動力の流れ方向で上流側の第4遊星歯車27のキャリア27cとこのキャリア27cと一体に構成される下流側の第5遊星歯車28のサンギア28sの回転軸が第1回転軸に相当し、遊星歯車27のリングギア27rとこのリングギア27rと一体に構成される遊星歯車28のキャリア28cの回転軸が第2回転軸に相当し、遊星歯車28のリングギア28rの回転軸が第3回転軸に相当し、遊星歯車27のサンギアの回転軸が第4回転軸に相当する。
The correspondence between the claims and the configuration of the present embodiment is that the carrier 27c of the upstream fourth
図20は第3の実施形態の構成を示し、この実施形態は第1の実施形態に類似するが、キャリア26cの回転軸上に歯車29を設けるとともに歯車29の回転軸S15を締結するクラッチ30が設置される。回転軸S15が増設されることにより、図21に共線図を示すが、エンジン11及びモータ16のギア段が増加し、より最適なギア段を選択する自由度が増え、燃費や回生効率が向上する。なお、図21中の係数γは、遊星歯車を構成する歯車の互いの歯数から決定される係数であり、軸S12と軸S13の関係を1(つまり回転速度が等しい)とした場合の係数である。
FIG. 20 shows the configuration of the third embodiment. This embodiment is similar to the first embodiment, except that a
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内でさまざまな変更がなしうることは明白である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea of the present invention.
自動変速機と駆動軸の間に遊星歯車機構を設置したことで高効率運転が可能となり、ハイブリッド車両に有用である。 The installation of a planetary gear mechanism between the automatic transmission and the drive shaft enables high-efficiency operation, which is useful for hybrid vehicles.
2 第1変速部12a入力軸
3 第1変速部12a出力軸
11 エンジン
12a 第1変速部
12b 第2変速部
13 駆動軸
14 デフ
15 駆動輪
16 モータ
17 インバータ
18 バッテリ
20 トルコン部
21 トルコン
22 ワンウェイクラッチ
23 ロックアップクラッチ
24 第1遊星歯車
24s サンギア
24c キャリア
24r リングギア
25 第2遊星歯車
25s サンギア
25c キャリア
25r リングギア
26 第3遊星歯車(ラビニョ式遊星歯車)
26p1 第1ピニオンギア
26p2 第2ピニオンギア
26s1 第1サンギア
26s2 第2サンギア
26c キャリア
26r リングギア
27 第4遊星歯車
27s サンギア
27c キャリア
27r リングギア
28 第5遊星歯車
28s サンギア
28c キャリア
28r リングギア
31 バンド式ブレーキ
32から36、51、52 多板式クラッチ
37、38 ワンウェイクラッチ
80 HCUコントローラ
2 1st
26p1 first pinion gear 26p2 second pinion gear 26s1 first sun gear 26s2
Claims (10)
電動機と、
前記エンジンの回転軸に入力軸が接続される有段式自動変速機と、
前記有段式自動変速機の出力軸に接続される第1回転軸と、車両の駆動軸に接続される第2回転軸と、前記電動機の回転軸に接続される第3回転軸と、第4回転軸とを有し、前記各回転軸の回転速度の関係を示す共線図において、前記第4回転軸を端部に配置すると共に前記第4回転軸と前記第3回転軸との間に前記第2回転軸を配置する遊星歯車機構と、
前記第4回転軸の回転を拘束する第1摩擦係合手段と、
前記遊星歯車機構の4つの回転軸の回転速度を同じにする第2摩擦係合手段と、
を備えたハイブリッド車両の駆動装置。 Engine,
An electric motor,
A stepped automatic transmission having an input shaft connected to the rotating shaft of the engine;
A first rotary shaft connected to the output shaft of the stepped automatic transmission, a second rotary shaft connected to the drive shaft of the vehicle, a third rotary shaft connected to the rotary shaft of the electric motor, In the collinear diagram showing the relationship between the rotational speeds of the respective rotary shafts, the fourth rotary shaft is disposed at an end portion and between the fourth rotary shaft and the third rotary shaft. A planetary gear mechanism in which the second rotation shaft is disposed ;
First friction engagement means for restraining rotation of the fourth rotation shaft ;
Second friction engagement means for making the rotation speeds of the four rotation shafts of the planetary gear mechanism the same;
A drive device for a hybrid vehicle comprising:
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