JP4013835B2 - E-mail relay device and e-mail relay method used therefor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メール中継装置及びそれに用いる電子メール中継方法に関し、特に電子メールを中継するためのメール中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インタネットの普及によって、電子メールを送受信するメールシステムの巨大化がすすんでいる。大手サービスプロバイダ、携帯電話を経由するメールシステム、大企業等ではユーザ数が膨大なため、複数のメールサーバを並列運用してメールを受信している。
【0003】
また、電子メール配送に用いられるメールサーバ上のプログラムで、迷惑メールや広告メール等(いわゆるスパムメール)のフィルタリングを行って受信拒否をすることは、小規模サーバを中心に既に行われている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−067304号公報(第8〜11頁、図1)
【特許文献2】
特表2002−537727号公報(第17〜19頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメールシステムでは、実際にインタネット上を流れる電子メールのうち、迷惑メールや広告メール等、受信者の望まない電子メールが占める割合が非常に多いといわれている。このため、従来のメールシステムでは、不必要な設備投資を強いられているという問題がある。
【0006】
また、迷惑メールに代表されるような宛先数の多いメールを処理することは、電子メールのクライアント(送信元のメールサーバ)とサーバ(受信側のメールサーバ)との間で交わされるメール処理プロトコル処理に時間がかかることにつながる。このため、ファイアウォール等の中継系のネットワーク機器に対しても設備投資が必要になるという状況がある。
【0007】
さらに、従来のメールシステムでは、スパムメールのフィルタリングを行う場合、スパムメールであることを判定するために、電子メール本文の文字列探索を行うと、1通あたりの受信処理に時間がかかり、単位時間あたりのメール受信数が制限されるため、結果としてメールサーバ数を増大せざるを得ないという問題がある。
【0008】
さらにまた、従来のメールシステムでは、スパムメールでない望ましい電子メールと、スパムメールに分類される電子メールとを同様に処理するので、望ましい電子メールに対して遅配がおきる等、システム全体の負荷を高くするという問題もある。
【0009】
このような処理を個人のメールサーバで行う場合には、個人の責任で電子メールの受信拒否を実行することができるため、誤判定は問題にならないが、公衆サービスであるプロバイダでは誤判定で廃棄することは許されない。
【0010】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、メールの特徴に応じたメールサーバを選択することができ、サーバ資源を適切に割当てることができる電子メール中継装置及びそれに用いる電子メール中継方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による電子メール中継装置は、電子メールを中継する電子メール中継装置であって、前記電子メールのプロトコル解釈及びデータ内容のフィルタリングを行う手段と、予め設定された条件に応じて前記電子メールの優先度を判定する手段と、その判定結果に基づいて前記電子メールを受信するメールサーバを選択する手段とを備えている。
【0012】
本発明による電子メール中継方法は、電子メールを中継する電子メール中継装置における電子メール中継方法であって、前記電子メール中継装置側に、前記電子メールのプロトコル解釈及びデータ内容のフィルタリングを行うステップと、予め設定された条件に応じて前記電子メールの優先度を判定するステップと、その判定結果に基づいて前記電子メールを受信するメールサーバを選択するステップとを備えている。
【0013】
すなわち、本発明の電子メール中継装置は、電子メールを中継するゲートウェイ装置において、プロトコル解釈及びデータの内容フィルタリングを行い、メールの優先度を判定し、この判定に基づいて受信メールサーバを選択する機能を提供している。
【0014】
また、本発明の電子メール中継装置では、優先度の低い電子メールが一定の帯域を占めてくると、フロー制御によって電子メールの受信帯域を制限する機能を提供している。
【0015】
上記のように、本発明では、従来とられているような不要メールを受信拒否する対策方法を対象とはせず、配送メールに優先度をつけてそれぞれの優先度のメール処理に適したメールサーバに負荷分散する方法を提供する。
【0016】
この場合には、優先度判定する手段を提供するとともに、優先度の低いメールの受信帯域を制限することが可能であり、これによって望ましい電子メールをより優先的に受信することが可能となる。
【0017】
つまり、本発明による電子メール中継装置では、メール配送プロトコル[SMTP(Simple Mail Transfer Protocol;RFC821)]で受け渡される情報とメール本文に含まれるパタンとに応じて転送の優先度を決定し、配送先のメールサーバを選択することで、可能になる。
【0018】
例えば、本発明による電子メール中継装置では、優先度の高いメールに高性能のサーバを割当て、低優先のメール処理に低い性能のサーバを割当てたり、ユーザのメール保存領域への書込み処理を遅延させるというように、性能差のあるサーバを効率よく使用することが可能になる。
【0019】
また、本発明による電子メール中継装置では、優先度の低いトラヒックが多くなり、優先度の高いトラヒックの転送を妨げるようになると、優先度の低いトラヒックに対してフロー制御による帯域制御をかけるため、不要と思われるメール配送にサーバ、ネットワーク資源を浪費されることを防ぐことが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による電子メールシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による電子メールシステムはメールドメイン1と、メールクライアント(送信側の中継サーバ)6とから構成されている。
【0021】
メールドメイン1は電子メールの配送先となるシステムを示しており、電子メール中継装置であるゲートウェイ装置2と、メールサーバ3−1〜3−4と、ユーザ情報DB(データベース)4と、端末5とから構成されている。メールクライアント6はメールドメイン1外部に位置し、メールドメイン1に属するユーザ端末へのメール送信を行う。
【0022】
メールドメイン1のゲートウェイ装置2はメールクライアント6からの電子メールを一旦受信し、その電子メールに対して優先度判定処理を行った後に、その電子メールをメールサーバ3−1〜3−3に配送する。メールサーバ3−1〜3−3の先にはメールサーバ3−4が配置されている。
【0023】
メールサーバ3−1〜3−4はユーザ情報DB4を参照してメール受信処理を行い、メールサーバ3−1〜3−4に保存された電子メールは端末5に通知されるか、もしくは端末5からの要求で読出される。
【0024】
メールドメイン1の外部にあるメールクライアント(メール送信者)6がメールドメイン1に属するユーザにメールを送信する時、メールクライアント6はゲートウェイ装置2に対してメール配送要求を出す。
【0025】
インタネットではSMTP(Simple Mail Transfer Protocol;RFC821)と呼ばれる規定に基づいてメールを配送することが標準になっている。
【0026】
ゲートウェイ装置2はメールクライアント6からのSMTPプロトコル処理によって得られるメール情報に基づいてメール転送の優先度を判定する。ゲートウェイ装置2はこの優先度に基づいて、次に中継するメールサーバ3−1〜3−3の選択を行ってメール中継を行う。具体的な優先度判定方法については後述する。
【0027】
メールサーバ3−1〜3−3ではユーザ情報データベース4を参照して配送方法を決定する。例えば、メールサーバ3−1〜3−3はユーザ毎に登録された受信拒否、受信許可アドレス情報に基づいて配送処理を行う。最終的に、ユーザのメールはメールサーバ3−4に格納され、端末5から読出される。
【0028】
ここで、メールサーバ3−4は一台とは限らず、端末5から直接アクセスされるメールサーバ群を指す。また、メールサーバ3−1〜3−3は3台に限らず、複数台あってもよい。こちらはゲートウェイ2から直接配送されるサーバ群を指す。
【0029】
より一般化すると、複数のメールサーバをN種類の優先度にわけてグループ化しておくことで、本実施例による構成を説明することができる。この時のグループを代表するメールサーバを3−1〜3−3と表している。
【0030】
本実施例では、グループ内のサーバの選択方法について説明しないが、この方法としてはラウンドロビンと呼ばれる順次選択の方法や、サーバの負荷を定期的にチェックしてより負荷の低いものを選択する方法等がある。
【0031】
ゲートウェイ装置2では優先度毎に受信メール転送のデータ転送帯域を測定し、優先度の低いメールの転送帯域が一定値を超えるとフロー制御を行い、接続回線100を通じてメールクライアント6に対して送信レートを下げるように制御を行う。
【0032】
図2は図1のゲートウェイ装置2の構成を示すブロック図である。図2において、ゲートウェイ装置2はメールクライアント6との接続回線100とメールサーバ3−1〜3−3との接続回線101〜103とによって装置外部に接続される。
【0033】
また、ゲートウェイ装置2はフロー検索処理部21,29〜31と、パケット変換処理部22,32〜34と、帯域測定部23と、帯域制御部24と、優先度判定部25と、パケットスイッチ26と、文字列検索部27と、プロセッサ28とから構成されている。
【0034】
フロー検索処理部21,29〜31及びパケット変換処理部22,32〜34はそれぞれの接続回線100〜103の受信方向処理を行う。帯域測定部23は外部のメールクライアント6との接続回線100の受信方向において優先度毎に受信帯域を測定する。帯域制御部24は接続回線100の送信方向処理に対して帯域の制御を行う。
【0035】
優先度判定部25はプロセッサ28並びに文字列探索部27での処理結果に基づいて、計算したスコアを使用して優先度の判定と送信メールサーバ/出力回線の選択を行う。文字列探索部27は予め設定されている文字列パタンがパケットの内容に含まれるかどうかの探索処理を行う。プロセッサ28はメール転送プロトコル処理、フロー検索処理部21,29〜31やパケット変換処理部22,32〜34へのフロー登録処理を行う。
【0036】
上記の各処理部はパケットスイッチ26によって接続され、それぞれ接続回線100〜103、文字列検索部27、プロセッサ28との間のパケットスイッチを行う。
【0037】
この図2を参照してゲートウェイ装置2内のデータフローについて説明する。接続回線100から受信したデータはフロー検索処理部21でフロー検索を行う。インタネットで用いられるSMTPではTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)上で転送され、メールクライアント6からメールサーバ3−1〜3−3へ接続する際のTCPの宛先ポート番号が25番と決められている。
【0038】
ここで、IP宛先アドレスはゲートウェイ装置2のIPアドレスとなるため、検索に必要なキーは{IP送信元アドレス,TCP送信元ポート番号}となる。IP送信元アドレスはメールクライアント6のIPアドレスであり、TCP送信元ポート番号はメールクライアント6がSMTPを開始する時に割当てる任意の値である。
【0039】
外部からの転送要求は任意のメールクライアント(送信側サーバ)から行われるため、メールクライアント6は一台のみではなく、実際にはインタネット上に接続された任意のサーバを意味する。
【0040】
検索キーによって特定されるフローは、ゲートウェイ装置2が処理しているSMTPセッションの一つを特定する。これによって、ゲートウェイ装置2が複数のメールクライアント6からのメール転送処理を並列して行う時にSMTPのセッションを特定することが可能になる。
【0041】
フロー検索処理部21におけるフロー検索によって、変換処理に必要なパラメータや出力先(メールサーバ3−1〜3−3、接続回線101〜103、または文字列検索部27、プロセッサ28等)の情報を取得する。
【0042】
パケット変換処理部22ではフロー検索処理部21の結果にしたがって、カットスルー処理を行うと指示された時にパケットの変換処理を行う。優先度判定部25によって送信メールサーバを決定した後はメールクライアント6とゲートウェイ装置2との間、ゲートウェイ装置2とメールサーバ3−1〜3−3との間のそれぞれのTCPセッションのパラメータを付替えることで、プロセッサ28を介さずに転送を行う。
【0043】
接続回線101〜103で受信したパケットに対しては、フロー検索処理部29〜31でフロー検索を行う。ゲートウェイ装置2はメールドメイン1外部からメールドメイン1内部へのメール配送を行うので、こちらの方向のパケットはSMTPの応答パケットかTCPの制御パケットになる。こちらの方向では{IP送信元アドレス,TCP宛先ポート番号}が検索キーとなる。
【0044】
これはIP宛先アドレスがゲートウェイ装置2のアドレスであり、TCP送信元ポート番号がSMTPを示す25番の固定になるからである。したがって、IP送信元アドレスとTCP宛先ポート番号とでメールサーバ3−1〜3−3との間に張られているSMTPセッションを特定する。
【0045】
同一のSMTPセッション(メール)に関するフロー情報は、フロー検索処理部21とフロー検索処理部29〜31とにそれぞれ1対1の対応をとるように登録する。登録はプロセッサ28によって行う。これによって、パケット変換処理部22では接続回線101〜103の方向へのヘッダ情報変換を、パケット変換処理部32〜34では接続回線100方向へのヘッダ情報変換を行い、カットスルー処理を実現する。
【0046】
優先度判定部25ではフロー検索処理部21で特定されるSMTPセッションに関して優先度判定を行う。優先度判定について説明する前に、図3を参照してSMTPにおけるメール送信シーケンスについて説明する。
【0047】
図3は図1のメールクライアント6からメールサーバ3−1〜3−3に対してメールを送信する場合の代表的な動作を示すシーケンスチャートである。図3においては、図示していないが、メールクライアント6とメールサーバ3−1〜3−3とはHELO/EHLOと呼ばれるメッセージで初めに初期化を行い、それからメール固有の情報を通知する。
【0048】
図3に示すように、メールクライアント6はメールサーバ3−1〜3−3に対して宛先、メールサイズ、送信元情報を通知する。メールサーバ3−1〜3−3はそれらの情報に問題がなければ、OKの応答を返す。
【0049】
メールクライアント6はOKを受けると、メールのデータをメールサーバ3−1〜3−3に対して送信する。メールデータ(ヘッダ+本文)を受信し終わるまでSMTPとしては応答しないが、TCPのレイヤでは随時ACK(ACKnowledgement)と呼ばれる肯定応答を返し、信頼性のあるデータ転送を保証する。
【0050】
メールサーバ3−1〜3−3はメールデータ終了を示す印をつけられたパケットを受信すると、受信データを正しく受取った場合にOkを返し、SMTPセッションを終了する。図3に示すように、宛先、サイズ、送信元情報等で優先度を判定する場合には、優先度判定#1と示したタイミングで判定することができ、メールデータ中に含まれる内容(メールヘッダ、件名、本文中の文字列)で優先度を判定する場合には、優先度判定#2のタイミングで優先度を決定することができる。
【0051】
図4は図2のゲートウェイ装置2による優先度判定動作を示すフローチャートである。この図1〜図4を参照してゲートウェイ装置2による優先度判定動作について説明する。一般に、スパムフィルタプログラムではこのフローに示すような種々の要素を組合わせてスパムかどうかを採点(スコア付け)して受信拒否、廃棄等の処理を行っている。
【0052】
本実施例では、計算したスコアを優先度判定に使用していること、求めた優先度で接続メールサーバを選択していること、そしてカットスルー処理判定を行っていることが特徴である。
【0053】
ゲートウェイ装置2はフロー判定時に使用するクライアント情報(IP送信元アドレス)がブラックリストに載っているかどうかを判定し(図4ステップS1)、条件に合致すればスコアにX1(予め設定された数値)を加算する(図4ステップS2)。
【0054】
ゲートウェイ装置2は“RCPT TO”コマンドで渡される宛先数が1箇所かどうかを判定し(図4ステップS3)、条件に合致すればスコアからX2(予め設定された数値)を減算する(図4ステップS4)。
【0055】
また、ゲートウェイ装置2は“RCPT TO”コマンドで渡される宛先数がN(Nは2以上の整数)以上であるかどうかを判定し(図4ステップS5)、条件に合致すればスコアにX3(予め設定された数値)を加算する(図4ステップS6)。
【0056】
上記の判定は宛先が複数あるメールがメールマガジン、スパム等の不要もしくは即時性の低いメールであるとの判断ができるからである。特に、宛先が1箇所の場合には個人宛のメールであり、優先度が高いと考えられる。
【0057】
ゲートウェイ装置2はスコアが閾値M以上(Mは正の整数)であるかどうかを判定する(図4ステップS7)。この判定は図3における「優先度判定#1」に相当する判定を行うための分岐となる。
【0058】
この時点でスコアが閾値Mよりも低ければ、ゲートウェイ装置2はサイズの判定を行う(図4ステップS8)。サイズが閾値S(Sは正の整数)より大きい場合にはカットスルーの効果を期待することができるので、ゲートウェイ装置2は優先度を決定するとともに(図4ステップS9)、転送先を求め、カットスルー処理を行う。ゲートウェイ装置2はサイズが閾値Sより小さい場合、プロセッサ28による転送で十分と判断し、カットスルー処理を行わない(図4ステップS12)。
【0059】
ゲートウェイ装置2はスコアが閾値Mより大きい場合、コンテンツフィルタを実行する(図4ステップS10〜S12)。具体的には文字列探索部27にて、予め登録された文字列と一致するかどうかを探索する。一致した場合には文字列に対応付けられたスコアを加算する。もっとも、簡単には一致するか否かだけでスコア付けすればよいが、スコアに応じた文字列グループに分けておき、そのグループ毎に一致するかどうかを探索し、あとで一致のあったグループのスコアを積算する方法で求められる。
【0060】
ゲートウェイ装置2は上記のようにして求めた優先度によって、転送すべきメールサーバ3−1〜3−3を特定する。メールサーバ3−1〜3−3を特定すると、ゲートウェイ装置2とメールサーバ3−1〜3−3との間にSMTPセッションが確立され、メール中継が行われる。この時に、先の判定でカットスルー処理を行うと判定した場合にはカットスルー処理を行う。
【0061】
図5(a)は本発明の一実施例によるカットスルー処理の動作を示すシーケンスチャートであり、図5(b)は図5(a)におけるIP,TCPパラメータの変換を示す図である。これら図5(a),(b)を参照してカットスルー処理によるメール中継について説明する。
【0062】
カットスルー処理を行うと判断した場合には、フロー検索処理部21,29〜31のフローテーブル(図示せず)にその旨を登録し、変換パラメータを登録する。
【0063】
パケット変換処理部22,32〜34は変換パラメータに基づいてパケットヘッダ(IP,TCPヘッダ)を置換する。図5(a)において、「変換設定」から「変換解除」と示した箇所までがカットスルーによる中継処理に該当し、IP,TCPヘッダの対応を図5(b)に示す。
【0064】
このようなカットスルー方法はTCP splicingと呼ばれる方法であり、主にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の負荷分散サーバで使用されている。具体的には、IP DA(宛先アドレス),IP SA(送信元アドレス),TCP dp(宛先ポート),TCP sp(送信元ポート)の変換と、TCPヘッダに含まれるシーケンス番号の付替えとを行い、プロセッサ28のTCPスタック処理を介さずにパケットを転送するものである。
【0065】
図6は本発明の一実施例による帯域制御動作を示すフローチャートであり、図7は図6に示す動作によって制御される帯域の割当て例を示す図である。これら図1と図2と図6と図7とを参照して本発明の一実施例による帯域制御について説明する。帯域制御はメールクライアント6側の接続回線100からの受信データに対して行われる。
【0066】
帯域測定部23では各SMTPセッションの受信帯域を優先度毎に測定する。優先度未決定のパケットについては低優先度として判定するか、測定対象から除外する。帯域測定部23は低優先メール、高優先メールそれぞれの受信帯域を測定し、それぞれW0,W1とする(図6ステップS21)。
【0067】
ゲートウェイ装置2はW1が高優先の割当て帯域(WH)を超えているかどうかを判定する(図6ステップS22)。ゲートウェイ装置2はW1>WHであれば、低優先の割当て帯域(WL)とW0との比較を行う(図6ステップS24)。
【0068】
ここで、W0>WLであれば、高優先メールと低優先メールがそれぞれ閾値を超えていることを意味するので、ゲートウェイ装置2は低優先メールの帯域を絞るため、フロー制御処理を行う(図6ステップS25)。また、ゲートウェイ装置2はフロー制御実行中にW1>WHの関係を満たさなくなった時(図6ステップS22)、受信リンクに余裕ができたことを意味するため、低優先度メールに対するフロー制御を解除する(図6ステップS23)。
【0069】
具体的なフロー制御処理は帯域制御部24にてTCPのパラメータを変更することによって実現する。TCPヘッダではウィンドウサイズというパラメータがあり、受信側で受信可能なオクテットサイズを通知することができる。このサイズを減少させると、送信側はTCPセグメント(パケット)のサイズを減らすか、送信間隔をあけることによって送信帯域を減少させる。したがって、帯域制御部24にて低優先度に該当するTCPセッションのパラメータを変更することによって、低優先度のメール受信帯域を制限することができる。
【0070】
このように、本実施例では、メール配送プロトコル(SMTP)で受け渡される情報とメール本文に含まれるパタンとに応じて転送の優先度を決定し、配送先のメールサーバ3−1〜3−3を選択することで、メールの特徴に応じたメールサーバ3−1〜3−3を選択することができ、サーバ資源を適切に割当てることが可能になる。
【0071】
例えば、優先度の高いメールには高性能のサーバを割当て、低優先のメール処理には低い性能のサーバを割当てたり、ユーザのメール保存領域への書込み処理を遅延させるというように、性能差のあるサーバを効率よく使用することが可能になる。
【0072】
また、本実施例では、優先度の低いトラヒックが多くなり、優先度の高いトラヒックの転送を妨げるようになると、優先度の低いトラヒックに対してフロー制御による帯域制御をかけるため、不要と思われるメール配送にサーバ、ネットワーク資源を浪費されることを防ぐことが可能になる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、メールの特徴に応じたメールサーバを選択することができ、サーバ資源を適切に割当てることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子メールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のゲートウェイ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のメールクライアントからメールサーバに対してメールを送信する場合の代表的な動作を示すシーケンスチャートである。
【図4】図2のゲートウェイ装置による優先度判定動作を示すフローチャートである。
【図5】(a)は本発明の一実施例によるカットスルー処理の動作を示すシーケンスチャート、(b)は(a)におけるIP,TCPパラメータの変換を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による帯域制御動作を示すフローチャートである。
【図7】図6に示す動作によって制御される帯域の割当て例を示す図である。
【符号の説明】
1 メールドメイン
2 ゲートウェイ装置
3−1〜3−4 メールサーバ
4 ユーザ情報DB
5 端末
6 メールクライアント
21,29〜31 フロー検索処理部
22,32〜34 パケット変換処理部
23 帯域測定部
24 帯域制御部
25 優先度判定部
26 パケットスイッチ
27 文字列検索部
28 プロセッサ
100〜103 接続回線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic mail relay device and an electronic mail relay method used therefor, and more particularly to a mail relay device for relaying electronic mail.
[0002]
[Prior art]
With the spread of the Internet, the mail system for sending and receiving e-mails is becoming larger. Large service providers, mail systems via mobile phones, large corporations, etc. have enormous numbers of users, so they receive mail by operating multiple mail servers in parallel.
[0003]
In addition, filtering on spam mail, advertisement mail, etc. (so-called spam mail) and rejecting reception with a program on a mail server used for electronic mail delivery has already been performed mainly for small servers ( For example, see Patent Documents 1 and 2).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2003-0667304 A (pages 8-11, FIG. 1)
[Patent Document 2]
JP-T-2002-537727 (pages 17-19, FIG. 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional mail system, it is said that the proportion of electronic mail that does not desire the recipient, such as spam mail and advertisement mail, is very large among the electronic mail that actually flows on the Internet. For this reason, the conventional mail system has a problem that unnecessary capital investment is required.
[0006]
In addition, processing mail with a large number of recipients as represented by spam mail is a mail processing protocol exchanged between an e-mail client (sending mail server) and a server (receiving mail server). It will take time to process. For this reason, there is a situation in which capital investment is also required for relay network devices such as firewalls.
[0007]
Furthermore, in the conventional mail system, when spam mail filtering is performed, if a character string search of the body of an e-mail is performed in order to determine that the mail is spam mail, it takes time to receive each mail, and the unit Since the number of mails received per hour is limited, there is a problem that the number of mail servers must be increased as a result.
[0008]
Furthermore, in the conventional mail system, desirable e-mails that are not spam mails and e-mails classified as spam mails are processed in the same manner, so that the delay of the desired e-mail is delayed and the load on the entire system is increased. There is also the problem of doing.
[0009]
When such processing is performed by a personal mail server, it is possible to reject the reception of e-mails at the individual's responsibility, so misjudgment does not pose a problem, but it is discarded by misjudgment at a public service provider. It is not allowed to do.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above problems, select a mail server according to the characteristics of the mail, and appropriately allocate server resources, and an electronic mail relay method used therefor Is to provide.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
An e-mail relay apparatus according to the present invention is an e-mail relay apparatus that relays e-mails, and means for interpreting the e-mail protocol and filtering data contents, and according to preset conditions, Means for determining priority, and means for selecting a mail server that receives the electronic mail based on the determination result.
[0012]
An e-mail relay method according to the present invention is an e-mail relay method in an e-mail relay apparatus that relays an e-mail, and performs a protocol interpretation of the e-mail and filtering of data contents on the e-mail relay apparatus side; And determining a priority of the e-mail according to a preset condition, and selecting a mail server that receives the e-mail based on the determination result.
[0013]
That is, the electronic mail relay device of the present invention is a function that performs protocol interpretation and data content filtering in a gateway device that relays electronic mail, determines mail priority, and selects a received mail server based on this determination. Is provided.
[0014]
In addition, the electronic mail relay device of the present invention provides a function of limiting the reception band of electronic mail by flow control when low priority electronic mail occupies a certain band.
[0015]
As described above, the present invention does not cover the conventional countermeasures for refusing to receive unwanted mails, but prioritizes delivery mails and is suitable for each priority mail processing. Provide a method for load balancing to servers.
[0016]
In this case, it is possible to provide a means for determining the priority and limit the reception band of the low-priority mail, so that a desired electronic mail can be received with higher priority.
[0017]
In other words, the electronic mail relay device according to the present invention determines the transfer priority according to the information delivered by the mail delivery protocol [SMTP (Simple Mail Transfer Protocol; RFC821)] and the pattern included in the mail text, This is possible by selecting the destination mail server.
[0018]
For example, in the electronic mail relay apparatus according to the present invention, a high-performance server is assigned to high-priority mail, a low-performance server is assigned to low-priority mail processing, or a user's mail storage area is delayed. As described above, it becomes possible to efficiently use servers having performance differences.
[0019]
Further, in the electronic mail relay device according to the present invention, when there is a lot of low-priority traffic and the transfer of high-priority traffic is prevented, bandwidth control by flow control is applied to low-priority traffic. It is possible to prevent the server and network resources from being wasted for unnecessary mail delivery.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an electronic mail system according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, an electronic mail system according to an embodiment of the present invention includes a mail domain 1 and a mail client 6 (transmission side relay server).
[0021]
A mail domain 1 shows a system that is an electronic mail delivery destination, and includes a
[0022]
The
[0023]
The mail servers 3-1 to 3-4 perform mail reception processing with reference to the
[0024]
When a mail client (mail sender) 6 outside the mail domain 1 transmits mail to a user belonging to the mail domain 1, the
[0025]
In the Internet, it is standard to deliver mail based on a rule called SMTP (Simple Mail Transfer Protocol; RFC821).
[0026]
The
[0027]
The mail servers 3-1 to 3-3 determine the delivery method with reference to the
[0028]
Here, the mail server 3-4 is not limited to one, but refers to a mail server group that is directly accessed from the
[0029]
More generally, the configuration according to this embodiment can be described by grouping a plurality of mail servers into N types of priorities. The mail servers representing the group at this time are represented as 3-1 to 3-3.
[0030]
In this embodiment, a method for selecting a server in a group will not be described. As this method, a sequential selection method called round robin or a method for selecting a server with a lower load by periodically checking the server load. Etc.
[0031]
The
[0032]
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of the
[0033]
The
[0034]
The flow
[0035]
Based on the processing results of the
[0036]
Each of the above processing units is connected by a
[0037]
The data flow in the
[0038]
Here, since the IP destination address is the IP address of the
[0039]
Since an external transfer request is made from an arbitrary mail client (transmission side server), the
[0040]
The flow specified by the search key specifies one of the SMTP sessions that the
[0041]
By the flow search in the flow
[0042]
The packet
[0043]
For the packets received through the
[0044]
This is because the IP destination address is the address of the
[0045]
Flow information related to the same SMTP session (mail) is registered in the flow
[0046]
The
[0047]
FIG. 3 is a sequence chart showing a typical operation when mail is transmitted from the
[0048]
As shown in FIG. 3, the
[0049]
Upon receiving OK, the
[0050]
When the mail servers 3-1 to 3-3 receive the packet marked to indicate the end of the mail data, if the received data is received correctly, Ok is returned and the SMTP session is terminated. As shown in FIG. 3, when the priority is determined based on the destination, size, transmission source information, etc., it can be determined at the timing indicated as priority determination # 1, and the contents included in the mail data (email In the case of determining the priority based on the header, the subject, and the character string in the text, the priority can be determined at the timing of
[0051]
FIG. 4 is a flowchart showing the priority determination operation by the
[0052]
The present embodiment is characterized in that the calculated score is used for priority determination, the connected mail server is selected with the obtained priority, and cut-through processing determination is performed.
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
Further, the
[0056]
This is because it is possible to determine that a mail having a plurality of addresses is an unnecessary mail such as a mail magazine or spam, or a mail with low immediacy. In particular, when there is only one destination, it is an email addressed to an individual and is considered to have a high priority.
[0057]
The
[0058]
If the score is lower than the threshold value M at this point, the
[0059]
When the score is larger than the threshold value M, the
[0060]
The
[0061]
FIG. 5A is a sequence chart showing the operation of cut-through processing according to an embodiment of the present invention, and FIG. 5B is a diagram showing conversion of IP and TCP parameters in FIG. 5A. The mail relay by the cut-through process will be described with reference to FIGS.
[0062]
When it is determined that the cut-through process is to be performed, the fact is registered in the flow tables (not shown) of the flow
[0063]
The packet
[0064]
Such a cut-through method is a method called TCP splicing, and is mainly used in an HTTP (Hyper Text Transfer Protocol) load distribution server. Specifically, conversion of IP DA (destination address), IP SA (source address), TCP dp (destination port), TCP sp (source port) and replacement of the sequence number included in the TCP header are performed. The packet is transferred without going through the TCP stack processing of the
[0065]
FIG. 6 is a flowchart showing a bandwidth control operation according to an embodiment of the present invention, and FIG. 7 is a diagram showing an example of bandwidth allocation controlled by the operation shown in FIG. Band control according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, 6, and 7. Bandwidth control is performed on data received from the
[0066]
The
[0067]
The
[0068]
Here, if W0> WL, it means that the high-priority mail and the low-priority mail each exceed the threshold value, so the
[0069]
A specific flow control process is realized by changing a TCP parameter in the
[0070]
As described above, in this embodiment, the transfer priority is determined according to the information delivered by the mail delivery protocol (SMTP) and the pattern included in the mail text, and the mail servers 3-1 to 3- By selecting 3, it is possible to select the mail servers 3-1 to 3-3 according to the characteristics of the mail, and it is possible to appropriately allocate server resources.
[0071]
For example, a high-performance server is assigned to high-priority mail, a low-performance server is assigned to low-priority mail processing, or a write process to the user's mail storage area is delayed. A server can be used efficiently.
[0072]
Also, in this embodiment, when there is an increase in traffic with low priority and the transfer of traffic with high priority is hindered, bandwidth control by flow control is applied to traffic with low priority, which seems unnecessary. It is possible to prevent waste of server and network resources for mail delivery.
[0073]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is configured and operated as described above, so that it is possible to select a mail server according to the characteristics of the mail, and to obtain an effect that server resources can be appropriately allocated. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an electronic mail system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of the gateway device of FIG. 1;
FIG. 3 is a sequence chart showing a typical operation when mail is transmitted from the mail client of FIG. 1 to the mail server.
4 is a flowchart showing a priority determination operation by the gateway device of FIG. 2;
FIG. 5A is a sequence chart showing an operation of cut-through processing according to an embodiment of the present invention, and FIG. 5B is a diagram showing conversion of IP and TCP parameters in FIG.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a bandwidth control operation according to an embodiment of the present invention.
7 is a diagram showing an example of bandwidth allocation controlled by the operation shown in FIG. 6; FIG.
[Explanation of symbols]
5
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