JP4013406B2 - Automatic synthesizer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、合成化合物を自動的に生成する自動合成装置に係り、特に、生成された合成化合物を分析するための分析装置における分析スケジュールを生成するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
製薬、ライフサイエンス、化学、材料等の研究分野において用いられる従来の自動合成装置は、合成反応を行う多数個の反応容器が配列された反応ブロックを備えており、予め設定された合成手順である合成プロトコルに基づいて、各反応容器内に試薬や溶媒などをそれぞれ分注するとともに、反応ブロックを例えば加熱、振動させることによって、各反応容器内における合成反応を促進させ、各反応容器内に合成化合物を生成するように構成されている。さらに、従来、上述した研究分野においては、合成化合物を生成した後の一体不可分的な作業として、各反応容器内で合成された合成化合物が例えば希望通りに出来ているか否かを調べるために、それら各合成化合物を分析装置で分析している。
【0003】
分析装置で各合成化合物を分析するためには、まず、作業者が、合成化合物の分析条件、分析装置の制御条件、合成化合物のサンプル名、分析結果の保存先ファイル名などの各種の入力情報を各合成化合物ごとに入力した分析スケジュールを作成する。そして、各合成化合物を分析装置にかけることで、分析装置は分析スケジュールに従って動作して各合成化合物を分析する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の自動合成装置で利用された合成プロトコルの内容を参考にして、分析装置に各種の入力情報を各合成化合物ごとに入力しているので、合成化合物の種類が増えるに伴って入力作業が増加し、自動合成から分析までの一連の作業をますます煩雑なものとしている。このため、作業者の入力ミスや入力作業に要する時間などの要因によって、自動合成から分析までの作業効率が悪いという問題が生じている。
【0005】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、自動合成から分析までの作業効率を向上させることができる自動合成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
請求項1に記載の発明は、合成反応を行う複数個の反応容器が配列されている反応ブロックと、前記反応ブロックの各反応容器に反応液を分注する分注手段と、前記反応容器内で合成反応を行うために設定される合成手順である合成プロトコルを記憶する合成プロトコル記憶手段とを備え、前記合成プロトコルに基づいて、前記反応容器内に複数種類の反応液を分注して合成を行うことで、前記反応容器内に合成化合物を生成する自動合成装置において、前記反応容器内の合成化合物の生成に利用された合成プロトコルを解析して、前記生成された合成化合物を分析するための分析装置に入力する第1の入力情報を前記合成プロトコルの中から取り出す合成プロトコル解析手段と、前記分析装置に入力する入力情報であって前記合成プロトコルには含まれない第2の入力情報を記憶した入力情報記憶手段と、前記合成プロトコルから取り出した第1の入力情報と、前記入力情報記憶手段から読み出した第2の入力情報とに基づいて、前記合成化合物を分析するために前記分析装置を動作させるためのデータである分析スケジュールを生成する分析スケジュール生成手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動合成装置において、前記第2の入力情報を入力する入力手段を備え、前記入力情報記憶手段は、入力手段によって入力された第2の入力手段を記憶するものである。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の自動合成装置において、反応ブロック内の任意の反応容器を指示する指示手段を備え、前記合成プロトコル解析手段は、任意の反応容器内に生成された合成化合物を分析するための第1の入力情報を前記合成プロトコルの中から取り出し、前記分析スケジュール生成手段は、前記第1の入力情報と、前記第2の入力情報とに基づいて、前記指示手段で指示された任意の反応容器内に生成された合成化合物を分析するための分析スケジュールを生成するものである。
【0009】
〔作用〕
本発明の作用は次のとおりである。
請求項1に記載の発明によれば、合成プロトコル記憶手段に記憶された合成プロトコルに基づいて、反応ブロックの各反応容器内に反応液を分注手段によって分注し、合成化合物を生成する。これにより、各反応容器内には例えば種類の異なる合成化合物がそれぞれ生成される。合成プロトコル解析手段は、自動合成装置において合成化合物を生成するために利用された合成プロトコルを解析して、その合成プロトコルに含まれている、合成化合物を分析するための分析装置に入力する第1の入力情報を取り出す。入力情報記憶手段は、合成プロトコルに含まれていない入力情報である第2の入力情報を記憶している。分析スケジュール生成手段は、合成プロトコル解析手段によって取り出された第1の入力情報と、入力情報記憶手段から読み出した第2の入力情報とに基づいて、各合成化合物を解析するために分析装置を動作させるためのデータである分析スケジュールを生成する。分析装置は自動合成装置で生成された分析スケジュールに従って各合成化合物を解析する。
【0010】
また、請求項2の発明の発明によれば、分析装置に入力するための入力情報であって合成プロトコルには含まれていない第2の入力情報を、入力手段によって入力する。入力情報記憶手段は、入力された第2の入力情報を記憶する。分析スケジュール生成手段は、合成プロトコルから取り出された第1の入力情報と、入力された第2の入力情報とに基づいて、各合成化合物を解析するために分析装置を動作させるためのデータ形式である分析スケジュールを生成する。
【0011】
また、請求項3の発明の発明によれば、反応ブロック内の任意の反応容器を指示手段によって指示する。合成プロトコル解析手段は、任意の反応容器内の合成化合物を分析するための第1の入力情報を合成プロトコルから取り出す。分析スケジュール生成手段は、第1の入力情報と第2の入力情報とに基づいて、任意の反応容器内の合成化合物を分析するための分析スケジュールを生成する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
図1はこの発明の実施例に係る有機自動合成装置の全体構成を示すブロック図である。図2は実施例装置の反応系の構成を示す平面図である。図3は実施例装置の反応ブロックの要部構成を示す概略図である。
【0013】
実施例の自動合成装置は、図1に示すように、実際に合成反応が行われる反応系と、その反応系の動きを司る制御系とを備えている。以下、実施例装置の反応系の構成から先に説明する。
【0014】
実施例装置は、合成反応を行う複数個の反応容器2が配列されている反応ブロック1と、反応容器(反応ベッセル)2内に例えば試薬および溶媒などの複数種類の反応液を所定の手順に従って分注する液体分注部3とを備えている。各反応容器2は、図2に示すように、縦横マトリックス状の配列で反応ブロック1に設置される。反応ブロック1に設置される反応容器2の数は、特定の数に限られず、例えば96個や384個といった数十から百前後の容器数が例示される。実施例装置の場合、試薬および溶媒が共通の分注機構により反応容器2に分注供給される形態であるが、試薬と溶媒がそれぞれ別の分注機構によって分注供給されるような形態であってもよい。
【0015】
液体分注部3は、シリンジ4およびシリンジ4を左右(X)・前後(Y)・上下(Z)に移動させるシリンジ移動機構部5を備え、制御系側からの指令信号に従ってシリンジ移動機構部5が作動して、シリンジ4が必要な位置へ移動されるように構成されている。
【0016】
一方、反応ブロック1の傍らには、使用量が比較的多い薬液などが貯留されている大きめの頻用試薬容器(頻用試薬バイアル)6と、使用量が比較的少ない薬液などが貯留されている小さめの常用試薬容器(常用試薬バイアル)7とが、それぞれ必要本数セットするための場所が設けられている。また、反応ブロック1の傍らには、溶媒が貯留されている溶媒容器(ガロンビン)8を必要本数セットするための場所も設けられており、セットされた各溶媒容器8はそれぞれ送液ライン9によってシリンジ4と接続可能に構成されている。頻用試薬容器6や常用試薬容器7、溶媒容器8の装置へのセットは作業者によって行われる。なお、これら容器6,7,8に貯留されている試薬や溶媒は、この発明における反応液に相当する。
【0017】
また、各容器6,7,8および反応容器2のセット位置には、図4に示すように、個別の位置アドレスが割り付けられている。図4では、頻用試薬容器6が6本、常用試薬容器7が36本、溶媒容器8が4本、反応容器2が96本、セットできる場合を示している。そして、例えば、各容器6,7,8の種別ごとのセット場所(α,β,γ,δ)の縦、横方向に添えられた英字と数字とで各容器6,7,8および反応容器2の種別ごとの各セット場所(α,β,γ,δ)の位置アドレスを決めている。具体的には、頻用試薬容器6の6つのセット場所(α)のうち、図4の左上のセット場所の位置アドレスはα(A,1)となる。同様に、常用試薬容器7の36本のセット場所(β)のうち、図4の右下のセット場所の位置アドレスはβ(D,9)となり、溶媒容器8のセット場所(γ)のうち、図4の上から2番目のセット場所の位置アドレスはγ(B,1)となり、反応容器2の96本のセット場所(δ)のうち、図4の右下のセット場所の位置アドレスはδ(H,1)となる。
【0018】
薬液を反応容器2に分注供給する場合、図1の中に点線で図示するように、シリンジ4を分注対象の薬液が貯留されている頻用試薬容器6あるいは常用試薬容器7の位置まで移動させてシリンジ針4aから試薬を吸引させた後、シリンジ4の試薬を分注する反応容器2の位置へ移動させてから、吸引試薬をシリンジ針4aから反応容器2へ注入する。
【0019】
溶媒を反応容器2に分注供給する場合、分注対象の溶媒が貯留されている溶媒容器8から送液ライン9経由で溶媒をシリンジ4に導入させるとともに、シリンジ4を溶媒分注対象の反応容器2の位置へ移動させて、導入溶媒をシリンジ針4aから反応容器2へ注入させる。なお、通常は上述のように、頻用試薬容器6あるいは常用試薬容器7の位置で液の吸引を行い、反応容器2の位置で液の注入を行うようシリンジ4を移動させるのであるが、実施例装置の場合、逆に、反応容器2の位置で液の吸引を行い、頻用試薬容器6あるいは常用試薬容器7の位置で液の注入を行うようシリンジ4を移動させることも可能な構成となっている。
【0020】
実施例装置の反応ブロック1の場合、図3に示すように、各反応容器2の注入口を蓋するシート状の共通セプタム10と、反応容器2の底側内部を塞ぐように各反応容器2ごとに取り付けられた加圧透液型フィルタ11と、反応容器2の底に連通するよう各反応容器2ごとに配管されたドレイン12が設けられているとともに、反応容器2の注入口側にガスボンベGBからの加圧気体(例えば高圧不活性ガス)を導入するガス導入ライン13が設けられている。したがって、試薬注入あるいは溶媒注入の際には、シリンジ針4aが共通セプタム10を貫通して反応容器2の中まで進入することになる。また、各反応容器2の中には適当量の固相反応用のレジン粒14がそれぞれ投入されている他、ガス導入ライン13の末端には、開閉弁15が設けられており、反応容器2に加圧気体を導入する時は開閉弁15が閉じられるよう構成されている。
【0021】
また、実施例装置には、合成反応実施中の反応ブロック1を振動させて各反応容器2の中のレジン粒14を揺する振動部16が設置されている他、反応過程で各反応容器2に生じる不要物を排出する排出用トレイ17、および、合成反応により各反応容器2で得られた合成化合物を各反応容器2ごとに回収する回収用ブロック18も、それぞれ反応ブロック1の下側位置と待機位置の間を移動可能に配設されている。
【0022】
なお、実施例の自動合成装置における合成プロセスでは、必要な試薬や溶媒が分注供給された各反応容器2のレジン粒14の内で固相反応が進行して目的の合成化合物が得られる。合成反応終了後は、レジン粒14の内部に生成した化合物を取り出す抽出用(酸性)薬液を注入口から送り込む。化合物が抽出されたら、ガスボンベGBの加圧気体をガス導入ライン13から導入し、合成化合物を抽出用薬液と一緒に加圧透液型フィルタ11を透過させてドレイン12から回収用ブロック18へ押し流す。
【0023】
次に、実施例装置の制御系の構成を説明する。実施例の自動合成装置の場合、装置稼働に必要な種々の画面を表示する映像表示モニタ19や装置稼働に必要な種々の制御を適時に実行するコントロール部20を備えるとともに、このコントロール部20に接続される例えば入力操作用のキーボード(操作卓)21やマウス(ポインティングデバイス)22など入力操作装置を備えている他、後述する合成プロトコルに基づいて、液体クロマトグラフィーやマススペクトロメトリーなどの機能を有する分析装置で合成化合物を分析するための入力情報で構成された分析スケジュールを生成するための特徴的な構成を備えている。以下、この特徴的な構成を中心として具体的に説明する。
【0024】
実施例装置のコントロール部20は、装置稼動に必要な画面お映像表示モニタ19に映し出す画面表示部23と、キーボード21やマウス22などの入力操作装置により予め入力設定された合成プロトコルを記憶する合成プロトコル記憶部24と、合成プロトコル記憶部24に記憶されている合成プロトコル内の分注手順通りに分注動作を実行させるための指令信号を液体分注部3へ送出する分注制御部25と、合成化合物の生成に利用された合成プロトコルを解析して、分析装置に入力するための入力情報をその合成プロトコルから取り出す合成プロトコル解析部26と、分析装置に入力するための入力情報であって合成プロトコルには含まれていない入力情報を記憶した入力情報記憶部27と、合成プロトコルから取り出した入力情報および入力情報記憶部27から読み出した入力情報に基づいて分析装置に入力する入力情報で構成される分析スケジュールを生成する分析スケジュール生成部28とを備えている。
【0025】
画面表示部23は、作業者が合成プロトコルを設定するための合成プロトコル設定画面や、分析装置での分析方法を設定する分析方法設定画面や、合成プロトコルの解析内容を表示するプロトコル解析画面や、分析装置に必要な入力情報を入力するためのウィザード形式の画面などの各種の画面を適宜表示するものである。
【0026】
合成プロトコル記憶部24は、映像表示モニタ19に表示された合成プロトコル設定画面に従ってキーボード21やマウス22を用いて設定された合成プロトコルを記憶するものである。この合成プロトコルは、複数種類の合成反応を行う際に実施する工程、各工程の実施順序、各工程の詳細な手順などが設定されたものである。例えば、これらの工程には、所定の反応容器2に所定の薬液を分注する分注工程、反応ラック1を揺すって反応容器2内を攪拌する攪拌工程、反応容器2内やシリンジ4内などの溶液を排液する排液工程、シリンジ4内の溶液をパージするパージ工程、各容器を洗浄する容器洗浄工程、装置を待機させる待機工程、反応ラック1を昇温または降温させる温度調節工程などの工程がある。例えば、分注工程には、どのセット場所(α,β,γ)の位置アドレスにセットされた容器6,7,8から、どの反応容器2のセット場所(δ)の位置アドレスに、どれだけの液量の試薬や溶媒を分注するかという情報が含まれる。例えば、ある分注工程では、常用試薬容器7のセット場所β(B,5)にセットされた常用試薬容器7から常用試薬を1〜4cc、反応容器2のセット場所δ(B,7)〜(E,7)にセットされた反応容器2内に分注するとともに、溶媒容器8のセット場所γ(C,1)にセットされた溶媒容器8か溶媒を2ccずつセット場所δ(B,7)〜(E,7)にセットされた反応容器2内に分注するというような手順が設定される。また、ある攪拌工程では、900rpmで電動モータを回転させて、反応ラック1を1時間揺させるというほうな手順が設定される。同様にして、他の各工程にも、その工程に応じた装置の制御手順が設定されている。このように、これら各工程に必要なパラメータを設定することによって合成プロトコルが構成される。
【0027】
分注制御部25は、合成プロトコルに含まれる分注工程に応じた指令信号を液体分注部3へ送信する。また、合成プロトコルに含まれる他の工程に応じた指令信号も反応系側の対応する機構に送られる。そして、合成プロトコルに含まれる各工程が実行されることで、各反応容器2にはそれぞれの条件に応じた合成化合物がそれぞれ生成される。
【0028】
合成プロトコル解析部26は、合成プロトコル記憶部24に記憶された、分析装置の分析対象である合成化合物の生成時に利用された合成プロトコルを読み出し、分析装置に入力するための合成プロトコルに含まれる入力情報を取り出すものである。
【0029】
入力情報記憶部27は、映像表示モニタ19に表示された分析装置での分析方法を設定する分析方法設定画面や、合成プロトコルの解析内容を表示するプロトコル解析画面や、分析装置に必要な入力情報を設定するためのウィザード形式の入力画面に従ってキーボード21やマウス22を用いて設定された情報や、分析装置に応じて予め記憶される各種のパラメータの初期値の情報などの入力情報を記憶するものである。
【0030】
分析スケジュール生成部28は、合成プロトコル解析部26によって取り出された入力情報と、入力情報記憶部27に記憶された入力情報とに基づいて、分析装置に入力するためのテーブル形式の分析スケジュールを生成するものである。この分析スケジュールは、各合成化合物ごとに、サンプル名、分析方法が記憶されたファイル名、分析結果の保存先ファイル名などの入力情報が設定されたテーブル形式のデータである。なお、合成プロトコル解析部26によって取り出された入力情報は本発明における第1の入力情報に、入力情報記憶部27から読み出される入力情報は本発明における第2の入力情報にそれぞれ相当する。
【0031】
上記の実施例装置の制御系の構成は、パーソナルコンピュータおよびソフトウエア(コンピュータプログラム)を中心に構築されている。また、コントロール部20内の合成プロトコル記憶部24や入力情報記憶部27などは、RAMやROMなどの記憶装置で構成され、画面表示部23、分注制御部25、合成プロトコル解析部26、分析スケジュール生成部28などの処理制御部は、それらの処理を行うためのプログラムを実行するCPUなどで構成されている。キーボード21またはマウス22は、本発明における入力手段または指示手段に相当する。また、合成プロトコル解析部26は本発明における合成プロトコル解析手段に、入力情報記憶部27は本発明における入力情報記憶手段に、分析スケジュール生成部28は本発明における分析スケジュール生成手段にそれぞれ相当する。
【0032】
続いて、図5に示すフローチャートを参照しながら、上記構成を有する実施例装置におけるこの発明の特徴的部分の処理を説明する。
【0033】
ステップS1(プロトコル解析画面の表示)
作業者はキーボード21やマウス22を操作して、図6に示すようなプロトコル解析画面60を映像表示モニタ19に表示させる。このプロトコル解析画面60は、反応ブロック1の各反応容器2に対応するような態様のマトリックス表示領域61と、所定の反応容器2に利用された合成プロトコルや、生成された分析スケジュールや、分析結果などがそれぞれのタグで表示されるタグ表示領域62とで構成されている。以下、タグ表示領域62に合成プロトコルが表示される場合を合成プロトコル表示領域63と、タグ表示領域62に分析スケジュールが表示される場合を分析スケジュール表示領域64とよぶ。
【0034】
ステップS2(分析スケジュールの生成範囲を設定)
作業者は、反応ブロック1の任意の反応容器2内に生成された合成化合物を分析するために、その任意の反応容器2に相当するマトリックス表示領域61上の領域をキーボード21またはマウス22で指示する。これにより、その領域に相当する反応容器2内に生成された合成化合物を分析するための分析スケジュールの生成範囲を設定することができる。具体的には、キーボード21やマウス22によって図示しないマウスカーソルを操作して、そのマウスカーソルでマトリックス表示領域61上の例えば(B,7)〜(E,10)で囲まれる領域を指示する。このようにして任意の反応容器2に相当する領域が指示されると、プロトコル解析部26は、それら任意の反応容器2に利用された合成プロトコルを合成プロトコル記憶部24から読み込み、その合成プロトコルを合成プロトコル表示領域63に表示する。なお、マトリックス表示領域61の全体を指示すれば、全体の合成プロトコルが表示され、単一の反応容器2を選択すれば、その反応容器2に利用された合成プロトコルが表示される。ステップS2は本発明における指示手段の機能に相当する。
【0035】
ステップS3(分析装置の入力情報を設定)
作業者は、上述した合成プロトコルから取り出すことができない分析装置の入力情報を入力するために、図7に示すようなスケジュール作成ウィザード画面70を表示させる。このスケジュール作成ウィザード画面70では、分析方法が保存された保存ファイル名を設定するとともに、LC(液体クロマトグラフィー)定量計算、MS(マススペクトロメトリー)定量計算などのデータ処理を設定する。なお、スケジュール作成ウィザード画面70は、図示しない複数種類の画面で構成されており、それらの画面には、図7に示した項目の他に例えば生成される分析スケジュールを保存するための保存ファイル名や合成化合物のサンプル名などを設定するための画面がある。これらの画面は、ボタン71またはボタン72をクリックすることで任意に表示させることができる。作業者は、必要な項目の入力情報を設定すると、スケジュール作成ウィザード画面70の完了ボタン73をクリックする。完了ボタン73がクリックされると、合成プロトコル解析部26は、このスケジュール作成ウィザード画面70で設定された入力情報を入力情報記憶部27に一旦記憶する。ステップS3は、本発明における入力手段の機能に相当する。
【0036】
ステップS4(合成プロトコルの解析)
上述した完了ボタン73がクリックされると、さらに、合成プロトコル解析部26は、マトリックス表示領域61で指示された領域に相当する各反応容器2の合成プロトコルを解析して、分析スケジュールの作成に必要な入力情報を取り出す。合成プロトコルから取り出される入力情報は、例えば分析対象の合成化合物の個数などの情報である。なお、ステップS4は、本発明における合成プロトコル解析手段の機能に相当する。
【0037】
ステップS5(分析スケジュールの生成)
合成プロトコル解析部26による解析が終わると、分析スケジュール生成部28は、取り出された入力情報と、入力情報記憶部27に記憶されている入力情報とに基づいて、テーブル形式の分析スケジュールを生成する。この分析スケジュールは、図8に示す分析スケジュール表示領域64に表示されているように、合成プロトコルから取り出した入力情報である例えば合成化合物の個数例えば16個に対応するような行数になっており、行方向が分析装置に入力するための他の入力情報分の列数であるテーブル形式のデータである。なお、ステップS5は、本発明における分析スケジュール生成手段の機能に相当する。
【0038】
具体的には、分析スケジュール生成部28は、分析対象の合成化合物の1個目に対応させて、入力情報記憶部27に記憶されているサンプル名、分析方法のファイル、希釈率、分析結果の保存ファイル名などの各種の入力情報を行方向に書き込む。さらに、1個目の各入力情報の下側の行に、2個目の合成化合物に対応させて、サンプル名、分析方法のファイル、希釈率、分析結果の保存ファイル名などの各種の入力情報を行方向に書き込む。同様にして、順次行を改めながら、各入力情報を分析対象の合成化合物ごとに行方向に順次書き込むことで、テーブル形式の分析スケジュールを生成する。分析スケジュール生成部28は、全ての合成化合物についての分析スケジュールの生成が終了すると、その分析スケジュールを所定のファイル名がつけられたファイルに格納するとともに、分析スケジュール表示領域64に表示して、このステップS5を終了する。なお、図8では、列方向の各入力情報が同様の値の場合を示しているが、これに限定されるものではなく、列方向のそれぞれの入力情報が異なる値にすることもできる。
【0039】
上述したステップS1〜S5によって生成された分析スケジュールは、例えばネットワークなどを通じて接続された分析装置によって読み出される。分析装置は、その読み出した分析スケジュールに従って各合成化合物を分析する。
【0040】
以上に詳述したように、実施例の自動合成装置によれば、合成化合物の生成時に利用される合成プロトコルに含まれる入力情報と、入力情報記憶部27に記憶された入力情報とに基づいてテーブル形式の分析スケジュールを生成しているので、従来のように、分析装置側で各入力情報を作業者が合成化合物ごとに手入力する場合に比べて、合成から分析までの一連の処理を効率良く行うことができる。また、入力情報を設定する際に、スケジュール作成ウィザード画面70を利用しているので、入力情報を設定する個数を減らすことができるとともに、入力ミスを防止することもできる。
【0041】
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、図6〜図8に示した態様の各画面を用いたが、これに限定されるものではなく、例えばマトリックス表示領域61と、タグ表示領域62とを別々のウィンドウで表示するように構成することもできる。
【0042】
(2)上述した実施例では、合成化合物を生成後に分析スケジュールを生成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば合成化合物を生成する前に、合成に利用される予定の合成プロトコルを利用することで、分析スケジュールを予め生成しておくこともできる。
【0043】
(3)上述した実施例の自動合成装置では、反応系が1組であったが、1組の制御系でコントロールされる同一の反応系が二組設けられている構成の装置が、変形例として挙げられる。
【0044】
(4)実施例装置は有機自動合成装置であり、また固相反応により化合物が合成される構成であったが、この発明の装置は、無機自動合成装置であってもよいし、また液相反応により化合物が合成される構成の装置であってもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、合成プロトコルを解析することで得られる第1の入力情報と、入力情報記憶手段に記憶されている第2の入力情報とに基づいて、分析スケジュールを生成しているので、合成化合物の生成から分析までの一連の処理を効率よく行うことができる。さらに、合成化合物の生成時に利用された合成プロトコルから第1の入力情報を取り出しているので、第1の入力情報の入力ミスを排除することもできる。
【0046】
また、請求項2に記載の発明によれば、第2の入力情報を入力手段によって入力するので、分析装置に入力するための種々の入力情報に対応することができる。
【0047】
また、請求項3に記載の発明によれば、指示手段によって指示した任意の反応容器内で生成された合成化合物について分析スケジュールを生成するので、分析の必要な合成化合物のみ分析することができる。その結果、合成から分析までの処理をより効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る自動合成装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施例装置の反応系の構成を示す平面図である。
【図3】実施例装置の反応ブロックの要部構成を示す概略図である。
【図4】各容器のセット場所の位置アドレスを示す図である。
【図5】分析スケジュールを生成する際のフローチャートである。
【図6】プロトコル解析画面を示す図である。
【図7】スケジュール作成ウィザード画面を示す図である。
【図8】分析スケジュールがプロトコル解析画面に表示された様子を示す図である。
【符号の説明】
1 … 反応ブロック
2 … 反応容器
3 … 液体分注部
19 … 映像表示モニタ
21 … キーボード
22 … マウス
23 … 画面表示部
24 … 合成プロトコル記憶部部
25 … 分注制御部
26 … 合成プロトコル解析部
27 … 入力情報記憶部
28 … 分析スケジュール生成部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic synthesizer that automatically generates a synthetic compound, and more particularly to a technique for generating an analysis schedule in an analyzer for analyzing the generated synthetic compound.
[0002]
[Prior art]
A conventional automatic synthesizer used in research fields such as pharmaceuticals, life sciences, chemistry, and materials has a reaction block in which a large number of reaction vessels for performing a synthesis reaction are arranged, and is a preset synthesis procedure. Based on the synthesis protocol, reagents and solvents are dispensed into each reaction vessel, and the reaction block is heated and vibrated, for example, to promote the synthesis reaction in each reaction vessel and synthesize in each reaction vessel. It is configured to produce a compound. Furthermore, conventionally, in the above-described research field, as an integral inseparate operation after generating a synthetic compound, in order to examine whether the synthetic compound synthesized in each reaction vessel is made as desired, for example, Each of these synthetic compounds is analyzed with an analyzer.
[0003]
In order to analyze each synthetic compound with the analyzer, the operator first inputs various input information such as the analysis conditions of the synthetic compound, the control conditions of the analyzer, the sample name of the synthetic compound, and the name of the file to save the analysis results. Is created for each synthetic compound. Then, by applying each synthetic compound to the analyzer, the analyzer operates according to the analysis schedule and analyzes each synthetic compound.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional example having such a configuration has the following problems.
In other words, referring to the contents of the synthesis protocol used in conventional automatic synthesizers, various types of input information are entered into the analyzer for each synthetic compound, so input work increases as the types of synthetic compounds increase. As a result, the series of operations from automatic synthesis to analysis becomes increasingly complicated. For this reason, there is a problem that work efficiency from automatic synthesis to analysis is poor due to factors such as an operator's input mistake and time required for input work.
[0005]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide an automatic synthesizing apparatus capable of improving the work efficiency from automatic synthesis to analysis.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the present invention has the following configuration.
The invention according to
[0007]
The invention according to
[0008]
The invention according to
[0009]
[Action]
The operation of the present invention is as follows.
According to the first aspect of the present invention, based on the synthesis protocol stored in the synthesis protocol storage means, the reaction solution is dispensed into each reaction vessel of the reaction block by the dispensing means to produce a synthetic compound. Thereby, for example, different types of synthetic compounds are generated in each reaction vessel. The synthesis protocol analyzing means analyzes the synthesis protocol used for generating the synthetic compound in the automatic synthesizer, and inputs it to the analyzer for analyzing the synthetic compound included in the synthesis protocol. Retrieve input information for. The input information storage means stores second input information that is input information not included in the synthesis protocol. The analysis schedule generation means operates the analysis apparatus to analyze each synthetic compound based on the first input information retrieved by the synthesis protocol analysis means and the second input information read from the input information storage means. An analysis schedule, which is data to be generated, is generated. The analyzer analyzes each synthesized compound according to the analysis schedule generated by the automatic synthesizer.
[0010]
According to the invention of
[0011]
According to the invention of
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing an overall configuration of an automatic organic synthesizer according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view showing the configuration of the reaction system of the example apparatus. FIG. 3 is a schematic diagram showing the main configuration of the reaction block of the example apparatus.
[0013]
As shown in FIG. 1, the automatic synthesis apparatus of the embodiment includes a reaction system in which a synthesis reaction is actually performed and a control system that controls the movement of the reaction system. Hereinafter, the structure of the reaction system of the example apparatus will be described first.
[0014]
The apparatus according to the embodiment includes a
[0015]
The
[0016]
On the other hand, by the side of the
[0017]
In addition, as shown in FIG. 4, individual position addresses are assigned to the set positions of the
[0018]
When the chemical solution is dispensed and supplied to the
[0019]
When the solvent is dispensed and supplied to the
[0020]
In the case of the
[0021]
In addition, the example apparatus is provided with a
[0022]
In the synthesis process in the automatic synthesizer of the example, a solid phase reaction proceeds in the
[0023]
Next, the configuration of the control system of the embodiment apparatus will be described. In the case of the automatic synthesizing apparatus of the embodiment, a video display monitor 19 that displays various screens necessary for the operation of the apparatus and a
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The synthesis
[0027]
The dispensing
[0028]
The synthesis
[0029]
The input
[0030]
The analysis
[0031]
The configuration of the control system of the above-described embodiment apparatus is built around a personal computer and software (computer program). The synthesis
[0032]
Next, the processing of the characteristic part of the present invention in the embodiment apparatus having the above configuration will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0033]
Step S1 (Protocol Analysis Screen Display)
The operator operates the
[0034]
Step S2 (Analysis schedule generation range is set)
In order to analyze the synthetic compound produced in any
[0035]
Step S3 (Set input information of analyzer)
The operator displays a schedule
[0036]
Step S4 (analysis of synthesis protocol)
When the above-described
[0037]
Step S5 (generation of analysis schedule)
When the analysis by the synthesis
[0038]
Specifically, the analysis
[0039]
The analysis schedule generated in steps S1 to S5 described above is read out by an analysis device connected through a network, for example. The analyzer analyzes each synthetic compound according to the read analysis schedule.
[0040]
As described in detail above, according to the automatic synthesis apparatus of the embodiment, based on the input information included in the synthesis protocol used when the synthetic compound is generated and the input information stored in the input
[0041]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be modified as follows.
(1) In the above-described embodiment, the screens of the modes shown in FIGS. 6 to 8 are used. However, the present invention is not limited to this. It can also be configured to display in a window.
[0042]
(2) In the above-described embodiment, the case where the analysis schedule is generated after the synthetic compound is generated has been described. However, the present invention is not limited to this. For example, before the synthetic compound is generated, the analysis schedule will be used. An analysis schedule can be generated in advance by using a synthesis protocol.
[0043]
(3) In the automatic synthesizer of the above-described embodiment, the reaction system is one set, but a device having a configuration in which two sets of the same reaction system controlled by one control system are provided is a modification. As mentioned.
[0044]
(4) The example apparatus was an organic automatic synthesizer, and the compound was synthesized by solid phase reaction. However, the apparatus of the present invention may be an inorganic automatic synthesizer, or a liquid phase An apparatus configured to synthesize a compound by reaction may be used.
[0045]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the present invention has the following effects.
That is, according to the first aspect of the invention, the analysis schedule is based on the first input information obtained by analyzing the synthesis protocol and the second input information stored in the input information storage means. Therefore, a series of processes from generation to analysis of a synthetic compound can be performed efficiently. Furthermore, since the first input information is extracted from the synthesis protocol used at the time of generating the synthetic compound, it is possible to eliminate input mistakes in the first input information.
[0046]
According to the second aspect of the invention, since the second input information is input by the input means, it is possible to cope with various input information for input to the analyzer.
[0047]
Further, according to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating an overall configuration of an automatic synthesis apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a plan view showing a configuration of a reaction system of the example apparatus.
FIG. 3 is a schematic view showing a main configuration of a reaction block of the example apparatus.
FIG. 4 is a diagram showing a position address of a setting place of each container.
FIG. 5 is a flowchart for generating an analysis schedule.
FIG. 6 is a diagram showing a protocol analysis screen.
FIG. 7 is a diagram showing a schedule creation wizard screen.
FIG. 8 is a diagram illustrating a state in which an analysis schedule is displayed on a protocol analysis screen.
[Explanation of symbols]
1 ... Reaction block
2… Reaction vessel
3 ... Liquid dispensing part
19 ... Video display monitor
21 ... Keyboard
22 ... Mouse
23 ... Screen display section
24 ... Synthesis protocol storage unit
25 ... Dispensing control unit
26 ... Synthesis protocol analyzer
27 ... Input information storage unit
28… Analysis schedule generator
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