JP4012114B2 - 洗濯機の攪拌翼 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯槽の内底部に配設されて回転により被洗濯物及び水を攪拌する洗濯機の攪拌翼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
洗濯槽と脱水槽とを別々に設けた2槽式洗濯機や、洗濯槽が脱水槽を兼ねる全自動式洗濯機などの渦巻式洗濯機では、洗濯槽の内底部にモータによって回転駆動される攪拌翼が設けられ、攪拌翼の回転によって洗濯槽内に渦巻攪拌水流を生じさせ、水と共に被洗濯物を攪拌して洗濯やすすぎの動作がなされる。
【0003】
攪拌翼は洗浄効果に優れると同時に被洗濯物によじれや傷みを生じさせ難いことが要求されており、ディスク状の基盤形状とそれに形成される放射方向の山の形状に工夫が凝らされている。例えば、円形の中心部に設けた半球部分から下降して外側に向かって上昇する曲面を形成した基盤上の放射方向に、複数に形成された山の高さと幅が中心寄りと外周寄りとで異なるようにして、山の先端部分で被洗濯物を引っ掛けて回す作用を軽減させ、洗浄むらやよじれ、からみ等を抑制して洗浄性能を高めた洗濯機の攪拌翼が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公平2−54113号公報(第2〜3頁、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
被洗濯物に洗浄効果を与えるのは、攪拌翼の回転によって生じる水流の効果と、攪拌翼に設けられた山が被洗濯物を直接動かす効果との相乗効果である。上記従来技術に係る攪拌翼の構造では、攪拌翼が回転すると、中心部の半球部分から入ってきた水は曲面に沿って流れ、外側で上昇して洗濯槽の壁面に沿って上昇しながら大きな円弧水流を描く、しかしながら、攪拌翼を構成する基盤や山の形状の工夫だけでは、洗濯槽内に発生させる攪拌水流が単純な流れとなり、被洗濯物の攪拌能力に限界があった。
【0006】
本発明が目的とするところは、複数の回転翼を一体に組み合わせて複雑な水流の形成により攪拌能力を向上させた洗濯機の攪拌翼を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、上方に開口して被洗濯物及び水を収容する洗濯槽の内底部に配設され、回転駆動手段によって回転駆動される洗濯機の攪拌翼であって、前記回転駆動手段の回転駆動力が伝達され回転中心から外側に所定半径距離内に形成されるとともに上方に突出する複数の中心羽根が形成された中心翼と、前記中心翼と一体に形成され外周から内側に所定半径距離内に形成されるとともに上方に突出する複数の外周羽根が形成された外周翼と、前記中心翼と外周翼との間に形成された中間翼収容凹部内に前記中心翼と外周翼に対し回転自在に嵌挿されるとともに上方に突出する複数の中間羽根が形成された中間翼と、を備えてなり、前記中間翼は、前記中間羽根の最高高さ位置が前記中心羽根及び外周羽根の最高高さ位置より低い位置となるように形成されるとともに、前記中間翼収容凹部内に固定された摺動受台に形成され内外両側面と上面とを有する支持リング部の前記内外両側面と微小間隔を隔てて対面することで前記支持リング部の内外両側面を囲う一対の同心円リングが下面に一体に形成され、前記一対の同心円リングの間には前記支持リング部の上面に摺動接触する摺動突起が形成されることで、前記中心翼と外周翼に対し回転自在に支持されてなることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、中心翼と外周翼との間に中間翼が嵌挿されているので、中心翼及び外周翼が回転駆動されると、中間翼は中心翼及び外周翼の回転に遅れた回転が生じ、外周翼及び中心翼により発生する水流に加えた中間翼による水流が発生し、互いに作用し合うことによって複雑な水流となり、被洗濯物に複雑な動きが生じて布どうしの摩擦が増加し、攪拌力が増大して洗浄性能を向上させることができる。また、中心翼と外周翼とを一体に形成することにより、一体構造による強度を確保することができ、それらの間に中間翼を配設する中間翼収容凹部を容易に形成することができる。また、中間羽根の最高高さ位置は、中心羽根及び外周羽根の最高高さ位置より低い位置となるように中間翼を形成することにより、外周翼と中心翼との間に載った被洗濯物に引かれて中間翼が外周翼および中心翼と一緒に回転してしまうことを防止でき、中間翼に大きな応力が作用することによる損傷を抑制することができる。さらに、中間翼は、中間翼収容凹部内に固定された摺動受台に形成され内外両側面と上面とを有する支持リング部の内外両側面と微小間隔を隔てて対面することで支持リング部の内外両側面を囲う一対の同心円リングが下面に一体に形成され、一対の同心円リングの間には支持リング部の上面に摺動接触する摺動突起が形成されることにより、支持リング部の上面と摺動突起が摺動接触する部分に水が侵入し難い空気溜まりが形成され、エアトラップ効果が作用することで、水と共に砂等が摺動面上に入り難くなり、中間翼の回転の障害となる異物の侵入を防止し、中間翼の摺動回転に障害が生じないようにする効果が得られる。
【0009】
上記構成において、外周翼及び中間翼、中心翼それぞれの直径方向の幅は、中間翼は外周翼の略1/2、中心翼は中間翼の略1/2に形成することにより、大きな面積を有する外周翼により回転方向に大きな水流が形成され、中心翼による中心部の小さな水流により中間翼による水流が変化して複雑な水流となり、洗濯槽内に収容された被洗濯物は満遍なく攪拌される
【0010】
【0011】
また、中心翼は、基盤が回転中心を頂部とする半球状に形成され、外周翼は、基盤が内周側を頂部として半径方向略中央部に向けて下降し外周に向けて上昇する曲面に形成され、中間翼は、基盤が外周方向に向けて上昇する傾斜曲面に形成されてなることにより、中心翼によっては、外周方向に流れる水流が発生し、中間翼によっては、鉛直方向寄りの水流が得られ、その水流に中心翼の流れが作用することにより斜め方向に流れが生じ、さらに外周翼によっては、その上に被洗濯物が載りやすく被洗濯物を効果的に攪拌すると共に回転方向の水流が生じやすくなるので、被洗濯物に複雑な攪拌力が及んで摩擦や捻じり方向の力が及んで洗浄力を向上させることができる
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
また、中間翼は、下面に一体に形成された係合鉤部が摺動受台に形成された係合リングに係合されることにより、摺動受台に嵌め込まれた中間翼が抜け出さない状態に保持される。
【0016】
【0017】
また、中間翼収容凹部の底面に開口部を形成することにより、中間翼収容凹部内に入った砂等の異物は開口部から排出されるので、異物が中間翼の回転を妨げる状態になることが防止できる。
【0018】
また、中間翼収容凹部の側周面に段差を形成することにより、中間翼の中心翼との間の隙間あるいは外周翼との間の隙間からコイン等の異物が中間翼収容凹部内に侵入することが防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、本実施の形態は本発明を具体化した一例であって本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0020】
図1は、本実施形態に係る攪拌翼1を適用した洗濯機の構成を示すもので、洗濯から脱水までを全自動で実施する全自動洗濯機として構成した例を示している。筐体10内に配設された外槽12は複数のサスペンション11によって弾性支持され、脱水時の振動をサスペンション11によって吸収できるようにしている。この外槽12内には、内底部に攪拌翼1を配した内槽(洗濯槽)13が配設され、攪拌翼1と内槽13とは、外槽12の底部に取り付けられたモータ14の回転をクラッチ15によって切り換えることにより、それぞれが個別に回転駆動される。尚、給水及び排水の構成は図示省略している。
【0021】
筐体10の上面に設けられた蓋16を開いて内槽13内に被洗濯物と洗剤を投入して運転開始させると、内槽13内に給水がなされ、モータ14により攪拌翼1が回転駆動され、攪拌翼1の回転による水流と被洗濯物の攪拌により洗濯工程が実施される。所定時間の洗濯工程の後、汚れた洗濯後の水は排水され、新たに給水された水と被洗濯物とを攪拌翼1によって攪拌するすすぎ工程が実施される。すすぎ工程が終了すると、モータ14の回転はクラッチ15により内槽13に切り換えられ、内槽13が回転駆動されることにより被洗濯物に含まれた水が遠心力によって内槽13の周面に形成された小穴から外槽12内に排出される脱水工程が実施される。この洗濯から脱水に至る一連の工程は図示しない制御装置によって制御され、全自動で実行される。
【0022】
上記洗濯工程及びすすぎ工程において攪拌翼1による水流の形成と被洗濯物の攪拌が洗浄性能を左右する要件である。本実施形態に係る攪拌翼1は、内槽13内に複雑な水流を形成すると共に被洗濯物どうしの摩擦力が大きくする攪拌によって洗浄性能の向上を図っている。以下、図2〜図6を参照して攪拌翼1の構造について説明する。
【0023】
攪拌翼1は、図2、図3に示すように、外周部に大きな面積を有する外周翼2と、中心部に小さい面積に形成された中心翼4と、外周翼2と中心翼4との間に配設された中間翼3との3つの部分で形成されている。外周翼2と中心翼4とは、図4に示すように、樹脂成形により一体に形成された駆動体20として構成され、中心翼4の下方に形成された嵌合軸部6を、クラッチ15を通じてモータ14の回転駆動力が伝達される回転軸に嵌挿することにより回転駆動される。前記駆動体20の外周翼2と中心翼4との間には中間翼収容凹部7が形成され、中間翼収容凹部7内には、図3に示すように、摺動受台5が配設され、中間翼収容凹部7の下面の複数箇所から螺入されるネジ9によって駆動体20に固定される。前記摺動受台5上には中間翼3が回転自在に嵌め合わされる。
【0024】
前記摺動受台5は、図5に示すように、外周側にコの字状断面に形成されて搭載された中間翼3を支持する支持リング部5aと、内周側に形成されて中間翼3に形成された係合鉤部3aに係合する係合リング部5bとが形成されている。駆動体20上に固定された摺動受台5に対し、中間翼3を圧入すると、図3に示すように、中間翼3の下面に形成された一対の同心円リング3b,3cが前記支持リング部5aの両側に微小な間隙を隔てて位置し、同心円リング3b,3cの間に突出形成された摺動突起3dが支持リング部5a上に当接して、中間翼3は摺動受台5上で回転自在に支持される。また、中間翼3に設けられた係合鉤部3aは摺動受台5の係合リング部5bに鉤状部分間が係合することにより、摺動受台5に嵌め込まれた中間翼3が抜け出さない状態に保持される。
【0025】
上記摺動受台5に対する中間翼3の嵌め込み構造により、中間翼3が摺動回転する支持リング部5aの上面は、支持リング部5aの外周面が一対の同心円リング3b,3cによって微小間隙で囲われているためエアトラップ効果が作用し、摺動面に砂等が入り込むことがなく、中間翼3の摺動回転に障害が生じないようにしている。また、中間翼3と外周翼2との間の隙間から中間翼収容凹部7内に侵入した砂等の異物は、中間翼収容凹部7の底面に形成された開口部7aから排出されるので、砂等の噛み込みにより中間翼3の回転が阻害されることが防止される。また、中間翼収容凹部7の両内周面には段差が形成され、段差の内周側に凸周部7bが形成されているので、中間翼3の外周及び内周に下方に突出する下垂部3e,3fが形成されていることとあいまってコイン等の異物が中間翼3と外周翼2及び中心翼4との間の隙間に侵入することが防止される。
【0026】
上記外周翼2、中間翼3、中心翼4は、それぞれ独自の傾斜曲面に形成され、曲面上には上方に突出する複数の羽根22,23,24が形成され、それぞれの直径方向有効幅は、中間翼3は外周翼2略1/2に、中心翼4は中間翼3の略1/2に形成されている。図3に示すように、中心翼4は、回転中心を頂上としてなだらかに下降傾斜する凸状曲面に形成され、曲面の下降傾斜上に中心羽根24が突出形成されている。中間翼3は、中心翼4の下降傾斜面に連続する水平面が外周方向に向けて上昇する凹状曲面に形成され、曲面上に中間羽根23が突出形成されている。外周翼2は、中間翼3の上昇傾斜面に連続する内周部分を頂上として下降し、外周方向に向けて緩やかに上昇する凹状曲面に形成され、曲面上に大きな外周羽根22が突出形成されている。
【0027】
上記構成になる攪拌翼1が回転駆動されると、最も大きな面積を有し、大きな外周羽根22が形成された外周翼2により水平方向に大きな回転水流が発生する。この外周翼2と同時に回転する中心翼4により中心部分から外側に向く小さな回転水流が発生する。中間翼3は駆動力が加えられず、水や被洗濯物の抵抗が加わるため、外周翼2及び中心翼4の回転に遅れて回転し、鉛直方向の水流を発生させるが、中心翼4の外側に向く水流に押されて斜め方向の水流となる。このように3枚の翼がそれぞれ水流を発生させ、中間翼3の回転は遅れが生じるため、内槽13内には複雑な水流が発生する結果、被洗濯物は複雑な攪拌によって布どうしの摩擦力が大きくなり、捻じれ方向や上下動する動きによって汚れが落ちやすくなる。
【0028】
中間翼3に形成された中間羽根23は、外周羽根22及び中心羽根24より低い位置にあり、外周羽根22と中心羽根24とによって引っ掛けられて動く被洗濯物によって中間翼3が外周翼2及び中心翼4と連動することを抑制し、中間翼3としての作用低下を防ぐと共に、中間翼3に大きな応力が及ぶことを抑制している。
【0029】
また、外周翼2に形成された複数の外周羽根22の間には、羽根間突起25が形成されており、外周羽根22の間の凹部に載った被洗濯物と外周翼2との摩擦力が向上するため、外周翼2による被洗濯物を攪拌する作用を向上させることができる。
【0030】
以上説明した実施形態は、全自動洗濯機に本発明に係る攪拌翼を適用した例を示したが、全自動洗濯機に乾燥機能を設けた洗濯乾燥機や洗濯槽と脱水槽とを別々に設けた2槽式洗濯機に適用しても同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明の通り本発明に係る洗濯機の攪拌翼によれば、中心翼と外周翼と、それらの間に配設された中間翼との3つの攪拌部位が形成され、中間翼は中心翼及び外周翼が回転駆動されると、中心翼及び外周翼の回転に遅れた回転が生じ、外周翼及び中心翼により発生する水流に加えた中間翼による水流が発生し、互いに作用し合うことによって複雑な水流となり、被洗濯物に複雑な動きが生じて布どうしの摩擦が増加し、攪拌力が増大して洗浄性能を向上させることができる。また、中心翼と外周翼とを一体に形成することにより、一体構造による強度を確保することができ、それらの間に中間翼を配設する中間翼収容凹部を容易に形成することができる。また、中間羽根の最高高さ位置は、中心羽根及び外周羽根の最高高さ位置より低い位置となるように中間翼を形成することにより、外周翼と中心翼との間に載った被洗濯物に引かれて中間翼が外周翼および中心翼と一緒に回転してしまうことを防止でき、中間翼に大きな応力が作用することによる損傷を抑制することができる。さらに、中間翼は、中間翼収容凹部内に固定された摺動受台に形成され内外両側面と上面とを有する支持リング部の内外両側面と微小間隔を隔てて対面することで支持リング部の内外両側面を囲う一対の同心円リングが下面に一体に形成され、一対の同心円リングの間には支持リング部の上面に摺動接触する摺動突起が形成されることにより、支持リング部の上面と摺動突起が摺動接触する部分に水が侵入し難い空気溜まりが形成され、エアトラップ効果が作用することで、水と共に砂等が摺動面上に入り難くなり、中間翼の回転の障害となる異物の侵入を防止し、中間翼の摺動回転に障害が生じないようにする効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る攪拌翼を適用した洗濯機の構成を示す断面図。
【図2】 攪拌翼の構成を示す平面図。
【図3】 同上攪拌翼のA−A線矢視断面図。
【図4】 攪拌翼を構成する駆動体の構成を示す(a)は平面図、(b)はB−B線矢視断面図。
【図5】 摺動受台の構成を示す(a)は平面図、(b)はC−C線矢視断面図。
【図6】 中間翼の構成を示す(a)は平面図、(b)はD−D線矢視断面図。
【穂号の説明】
1 攪拌翼
2 外周翼
3 中間翼
3a 係合鉤部
3b,3c 同心円リング部
3d 摺動突起
4 中心翼
5 摺動受台
5a 支持リング部
5b 係合リング部
7 中間翼収容凹部
13 内槽(洗濯槽)
14 モータ
22 外周羽根
23 中間羽根
24 中心羽根
25 羽根間突起

Claims (6)

  1. 上方に開口して被洗濯物及び水を収容する洗濯槽の内底部に配設され、回転駆動手段によって回転駆動される洗濯機の攪拌翼であって、前記回転駆動手段の回転駆動力が伝達され回転中心から外側に所定半径距離内に形成されるとともに上方に突出する複数の中心羽根が形成された中心翼と、前記中心翼と一体に形成され外周から内側に所定半径距離内に形成されるとともに上方に突出する複数の外周羽根が形成された外周翼と、前記中心翼と外周翼との間に形成された中間翼収容凹部内に前記中心翼と外周翼に対し回転自在に嵌挿されるとともに上方に突出する複数の中間羽根が形成された中間翼と、を備えてなり、前記中間翼は、前記中間羽根の最高高さ位置が前記中心羽根及び外周羽根の最高高さ位置より低い位置となるように形成されるとともに、前記中間翼収容凹部内に固定された摺動受台に形成され内外両側面と上面とを有する支持リング部の前記内外両側面と微小間隔を隔てて対面することで前記支持リング部の内外両側面を囲う一対の同心円リングが下面に一体に形成され、前記一対の同心円リングの間には前記支持リング部の上面に摺動接触する摺動突起が形成されることで、前記中心翼と外周翼に対し回転自在に支持されてなることを特徴とする洗濯機の攪拌翼。
  2. 外周翼及び中間翼、中心翼それぞれの直径方向の幅は、中間翼は外周翼の略1/2、中心翼は中間翼の略1/2に形成されてなる請求項1に記載の洗濯機の攪拌翼。
  3. 中心翼は、基盤が回転中心を頂部とする半球状に形成され、外周翼は、基盤が内周側を頂部として半径方向略中央部に向けて下降し外周に向けて上昇する曲面に形成され、中間翼は、基盤が外周方向に向けて上昇する傾斜曲面に形成されてなる請求項1又は2に記載の洗濯機の攪拌翼。
  4. 中間翼は、下面に一体に形成された係合鉤部が摺動受台に形成された係合リングに合されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機の攪拌翼。
  5. 中間翼収容凹部は、底面に開口部が形成されてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機の攪拌翼。
  6. 中間翼収容凹部は、側周面に段差が形成されてなる請求項4又は5に記載の洗濯機の攪拌翼。
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