JP4011383B2 - データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の被検索データの中から特定のキーワードデータを含む被検索データを調べるデータ検索方法およびデータ検索システムと、そのデータ検索システムに用いられる検索キーワード生成装置、並びにその検索キーワード生成装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種情報を電子データとしてデータベース化し、オンラインで所望のデータを検索可能なデータ検索システムが実現されており、企業等において利用されている。このデータ検索システムによれば、情報の管理や調査などの作業を効率よく行うことができる。また、「データセンター」と呼ばれるデータの蓄積および管理を行うサービスが、サービス事業者によって提供されている。このデータセンターサービスでは、データベース用の記憶装置や、データベース管理(データベースの登録や検索等)用のサーバ等のデータベース環境が提供される。これにより、企業等の利用者は自らそれら設備を準備することなく、データ検索システムを構築することができる。
【0003】
このようなデータセンターサービスを利用する場合、データベース環境を管理する機関と、実際にデータベースを利用する機関とが異なることから、データベースからデータが不正に読み出されて利用者の機密情報などが漏洩する虞がある。このために利用者は、データを暗号化し、この暗号データをデータベースへ登録するよう依頼し、暗号化した状態でデータをデータベースに蓄積しておくようにする。例えば、従来から利用されているストリーム暗号方式により暗号化する。これにより、たとえデータがデータベースから不正に取得されたとしても、有効な情報が漏洩することを防止している。
【0004】
そして、従来のデータ検索システムにおいて、上記データベース内のデータの中から所望のデータを探し出す際には、利用者は、暗号化した状態ではデータの内容を判別不可能なので、データベースから一旦全てのデータを読み出して復号化し、この復号データに対してキーワードによる検索を行う。あるいは、データベースに蓄積しているデータの内容を示すインデックスのテーブルを作成しておき、このテーブルをキーワード検索して所望のデータを探し出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のデータ検索システムでは、データベースから一旦全てのデータを読み出して復号化する必要があり、検索に時間がかかるという問題がある。
【0006】
また、インデックスのテーブルを用いる場合には、インデックスに含まれているキーワードのみでしか検索することができず、検索効率が悪いという問題がある。
【0007】
このような理由から、データベースの暗号データに対して、暗号化した状態のままキーワード検索を行いたいという要望がある。
【0008】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、暗号データに対してキーワードによる検索を行うことができるデータ検索方法、及びデータ検索システムを提供することにある。
【0009】
また、本発明は、そのデータ検索に用いられる検索キーワードを生成することができる検索キーワード生成装置を提供することも目的とする。
【0010】
また、本発明は、その検索キーワード生成装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムを提供することも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係るデータ検索方法は、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するデータ検索システムにおけるデータ検索方法であって、前記データ検索システムは検索キーワード生成処理部と暗号化処理部と検索処理部を有しており、前記検索キーワード生成処理部が、入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成する過程と、前記検索キーワード生成処理部が、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータを、前記キーワード配列データを含めて前記入力キーワードデータの文字数分になるまで作成する過程と、前記暗号化処理部が、前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いて、ストリーム暗号方式により、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ暗号化し、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する過程と、前記検索処理部が、前記検索キーワードデータを使用して前記被検索データを照合する過程と、を含むことを特徴とする。
【0015】
本発明に係るデータ検索システムは、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するデータ検索システムであって、前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いてストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化手段と、入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成し、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ前記暗号化手段により暗号化して、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成手段と、前記検索キーワードデータを使用して前記被検索データを照合する検索手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
本発明に係る検索キーワード生成装置は、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するために用いられる検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成装置であって、前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いてストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化手段と、入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成し、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ前記暗号化手段により暗号化して、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
本発明に係るコンピュータプログラムは、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するために用いられる検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いてストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化処理と、入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成し、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ前記暗号化手段により暗号化して、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
これにより、前述の検索キーワード生成装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるデータ検索システムの構成を示すブロック図である。この図1のシステムは、ある企業がデータセンターサービスを利用してデータ検索システムを構築する場合の一例である。図1において、企業内システム1はデータベースアクセス装置11と端末12を備える。データベースアクセス装置11は、各種情報を電子データとしてデータベース化し、オンラインで所望のデータを検索するための各種処理を行う。端末12はLAN(ローカルエリアネットワーク)13を介してデータベースアクセス装置11にアクセスすることが可能である。利用者は、端末12により、データベースアクセス装置11へ、データベースへ登録したいデータを送信したり、あるいはデータベースのデータを検索するためにキーワードを送信することができる。
【0019】
データセンターシステム2は、データベース21とDB(データベース)検索登録装置22を備える。データベース21は、暗号データ31を記憶している。この暗号データ31は、利用者によって暗号化され、データベースへ登録するよう依頼されたものである。DB検索登録装置22は、利用者からの要求により、データベースへのデータの登録、データベース内の暗号データ31のキーワード検索などのデータベース管理を行う。
【0020】
データベースアクセス装置11およびDB検索登録装置22は、それぞれに通信回線を介してインターネット3へ接続し、このインターネット3を介して相互にデータを送受することが可能である。
【0021】
図2は、図1に示すデータベースアクセス装置11の構成を示すブロック図である。図2において、データベースアクセス装置11は処理部40と記憶部50と端末インタフェース61と通信部62とから構成される。
処理部40は、管理処理部41と暗号化処理部42と復号処理部43と検索キーワード生成処理部44とを備える。
【0022】
管理処理部41はデータベース21へのアクセスを管理する。暗号化処理部42は、ストリーム暗号方式によりデータを暗号化する。復号化処理部43は、ストリーム暗号方式により暗号化されたデータを復号化する。検索キーワード生成処理部44は、データベース21の検索に用いられる検索キーワードデータを生成するものであって、端末12から受信したキーワードを暗号化処理部42により暗号化し、この暗号データを検索キーワードデータとして出力する。
【0023】
記憶部50は、鍵情報51と被検索データ長情報52を記憶する。鍵情報51は、暗号化処理部42および復号化処理部43で共通的に使用される秘密鍵のデータである。被検索データ長情報52は、データベース21へ登録する暗号データ31のデータ長mを示すデータである。この被検索データ長情報52は、検索キーワード生成処理部44によって使用される。
【0024】
端末インタフェース61は、LAN13に接続され、このLAN13を介して端末12との間でデータを送受する。通信部62は、通信回線を介してインターネット3へ接続し、このインターネット3を介してDB検索登録装置22との間でデータを送受する。
【0025】
なお、このデータベースアクセス装置11には、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。また、上記周辺機器については、データベースアクセス装置11に直接接続するものであってもよく、あるいはLAN13を介して接続するようにしてもよい。
【0026】
次に、上記図1のデータ検索システムにおける動作を説明する。初めに、図3を参照して、データベース21へ暗号データ31を登録する際の動作を説明する。図3は、図2に示すデータベースアクセス装置11が暗号データ31を生成する動作を説明するための概念図である。データベースアクセス装置11の管理処理部41は、端末12からデータベース登録用のデータ101を受信すると、該データ101を暗号化処理部42により暗号化する。
【0027】
暗号化処理部42は、ストリーム暗号方式によりデータ101を暗号化する。具体的には、図3に示すように、秘密鍵Aを使用して乱数を発生し、乱数列データ110を生成する。この乱数列データ110のデータ長はデータ101のデータ長mと同じとする。次いで、乱数列データ110とデータ101との逐次排他的論理和演算により暗号データを生成する。なお、秘密鍵Aのデータは、鍵情報51として予め設定され記憶部50に記憶されている。
【0028】
次いで、管理処理部41は、暗号化処理部42により生成された暗号データ31をDB検索登録装置22へ送信する。DB検索登録装置22は、受信した暗号データ31をデータベース21へ登録する。
【0029】
次に、図4〜図7を参照して、データベース21の暗号データ31をキーワード検索する際の動作を説明する。図4は、図2に示す検索キーワード生成処理部44が行う検索キーワード生成処理の流れを示すフローチャートである。図5、図6は、検索キーワードデータを生成する動作を説明するための概念図である。図7は、検索キーワードデータを用いてデータ検索する動作を説明するための概念図である。
【0030】
データベースアクセス装置11の管理処理部41は、端末12からキーワードデータ120を受信すると、該キーワードデータ120を検索キーワード生成処理部44へ供給する。このキーワードデータ120を受け取ると、検索キーワード生成処理部44は、図4の処理を開始する。
【0031】
図4において、検索キーワード生成処理部44は、先ず、キーワードデータ120によりキーワードの文字数をカウントする(ステップS1)。次いで、図5に示すように、キーワードデータ120を繰り返し配列してキーワード配列データ121を作成する(ステップS2)。ここで、キーワード配列データ121のデータ長が、被検索データ長情報52のデータ長m以上となるまで、キーワードデータ120を繰り返し配列する。
【0032】
次いで、検索キーワード生成処理部44は、暗号化処理部42によりキーワード配列データ121を暗号化し、この暗号データを検索キーワードデータ130とする。ここで、検索キーワードデータ130のデータ長がデータ長mよりも長い場合には、データ長mに一致するように、最後尾の方から余剰部分のデータを削除する(ステップS3)。このステップS3における暗号化は、上記図3に示すデータ101の暗号化と同様にして、同じ秘密鍵Aを使用して行われる。これにより、検索キーワードデータ130は、暗号データ31を生成する場合と同じ乱数列によって暗号化されたものとなる。これは、検索キーワードデータ130が、暗号化済みの被検索データ(暗号データ31)のうち検索照合するデータ位置に応じて暗号化されたことを意味する。
【0033】
次いで、検索キーワード生成処理部44は、上記ステップS1でカウントした文字数分の検索キーワードデータを生成したか否かを判定し(ステップS4)、否の場合にはステップS5へ処理を移行する。ステップS5において、検索キーワード生成処理部44は、図6に示すように、キーワード配列データ121の先頭にダミーデータを付加してキーワード配列データ121を一文字分シフトする(ステップS5)。このダミーデータは文字データとは異なるものであり、上記図3で暗号化される元のデータ101には含まれることのないデータである。
【0034】
次いで、上記ステップS3へ戻り、該シフト後のデータを暗号化処理部42により暗号化し、この暗号データを検索キーワードデータ131とする。このステップS4、S5、及びS3の一連の処理を、上記ステップS1でカウントした文字数分の検索キーワードデータを生成完了するまで繰り返す。次いで、その文字数分の検索キーワードデータを生成完了すると、検索キーワード生成処理部44は、その処理を終了する。
【0035】
次いで、管理処理部41は、検索キーワード生成処理部44により生成された検索キーワードデータを全てDB検索登録装置22へ送信する。DB検索登録装置22は、受信した検索キーワードデータ毎に、データベース21の全ての暗号データ31と照合する。
【0036】
この照合動作を図7を参照して説明する。図7には、「さくら」がキーワードであった場合の例を示している。図7に示すように、上記図4の検索キーワード生成処理によって、「さくら」の文字数分、すなわち3つの検索キーワードデータ130〜132が生成されている。検索キーワードデータ130は、上記図5に示すように、キーワード配列データ121をそのまま暗号化したものである。検索キーワードデータ131は、上記図6に示すように、キーワード配列データ121を一文字分シフトしたデータを暗号化したもの、また検索キーワードデータ132は、キーワード配列データ121を二文字分シフトしたデータを暗号化したものである。このように、検索キーワードデータ130〜132は、元のキーワードデータ120(「さくら」の文字データ)の配列を循環的に変えてなるデータを暗号化したものである。
【0037】
図7において、検索キーワードデータ130〜132と暗号データ31とをそれぞれ照合すると、検索キーワードデータ131で照合した場合に、2番目の検索キーワード部分の全てが、暗号データ31のうち検索照合するデータ位置の部分の全てと一致する。このように、少なくとも一つの検索キーワード部分の全てが、暗号データ31のうち検索照合するデータ位置の部分の全てと一致した場合に、DB検索登録装置22は、当該暗号データ31が、検索キーワードデータに対応する特定のキーワードデータ(「さくら」の文字データ)を含んでいると判定する。
【0038】
上述した実施形態によれば、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データ(暗号データ31)が特定のキーワードデータを含むか否かを判定する際に、キーワードデータをストリーム暗号方式により暗号化して検索キーワードデータを生成し、この検索キーワードデータを使用して暗号化済みの被検索データを照合する。これにより、暗号データに対してキーワードによる検索を行うことが可能となり、検索時間を短縮することができるという効果が得られる。また、任意のキーワードを使用して検索することが可能となるので、検索効率が向上するという効果も得られる。
【0039】
なお、上述した実施形態では、上記図5に示すように、元のキーワードデータ120を繰り返し配列したデータ(キーワード配列データ121)を暗号化して検索キーワードデータ130を生成するようにしたが、他の方法により、検索キーワードデータが被検索データのうち検索照合するデータ位置に応じて暗号化されるようにしてもよい。
【0040】
例えば、一つのキーワードデータ120のみを検索照合するデータ位置に配置し、このデータを暗号化して一つの検索キーワードデータを生成する。そして、このような検索キーワードデータを、検索照合する全データ位置分生成して合成することにより、検索キーワードデータ130を構成してもよい。
但し、検索キーワードデータ130を効率よく生成するという観点から、図5に示すように、元のキーワードデータを繰り返し配列したデータを暗号化して検索キーワードデータを生成することが好ましい。
【0041】
また、図4に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより検索キーワード生成処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0042】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0043】
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、暗号データに対してキーワードによる検索を行うことができるという効果が得られる。これにより、データベースから一旦全てのデータを読み出して復号化することなく、データベースの暗号データに対して暗号化した状態のままキーワード検索を行うことが可能となるので、検索時間を短縮することができる。また、検索の際にインデックスのテーブルを用いる必要もないので、インデックスに含まれているキーワードに限定されることなく、任意のキーワードにより検索可能となるので、検索効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるデータ検索システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すデータベースアクセス装置11の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すデータベースアクセス装置11が暗号データ31を生成する動作を説明するための概念図である。
【図4】 図2に示す検索キーワード生成処理部44が行う検索キーワード生成処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 検索キーワードデータを生成する動作を説明するための第1の概念図である。
【図6】 検索キーワードデータを生成する動作を説明するための第2の概念図である。
【図7】 検索キーワードデータを用いてデータ検索する動作を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1…企業内システム、2…データセンターシステム、3…インターネット、11・・・データベースアクセス装置、12…端末、13…LAN(ローカルエリアネットワーク)、21…データベース、22…DB検索登録装置、31…暗号データ、40…処理部、41…管理処理部、42…暗号化処理部、43…復号処理部、44…検索キーワード生成処理部、50…記憶部、51…鍵情報、52…被検索データ長情報、61…端末インタフェース、62…通信部、110…乱数列データ、120…キーワードデータ、130,131,132…検索キーワードデータ

Claims (4)

  1. ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するデータ検索システムにおけるデータ検索方法であって、前記データ検索システムは検索キーワード生成処理部と暗号化処理部と検索処理部を有しており、
    前記検索キーワード生成処理部が、入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成する過程と、
    前記検索キーワード生成処理部が、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータを、前記キーワード配列データを含めて前記入力キーワードデータの文字数分になるまで作成する過程と、
    前記暗号化処理部が、前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いて、ストリーム暗号方式により、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ暗号化し、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する過程と、
    前記検索処理部が、前記検索キーワードデータを使用して前記被検索データを照合する過程と、
    を含むことを特徴とするデータ検索方法。
  2. ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するデータ検索システムであって、
    前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いてストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化手段と、
    入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成し、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ前記暗号化手段により暗号化して、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成手段と、
    前記検索キーワードデータを使用して前記被検索データを照合する検索手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ検索システム。
  3. ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するために用いられる検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成装置であって、
    前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いてストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化手段と、
    入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成し、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ前記暗号化手段により暗号化して、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成手段と、
    を備えたことを特徴とする検索キーワード生成装置。
  4. ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データから、暗号化前のデータがキーワードデータを含むか否かを判定するために用いられる検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記被検索データの暗号化に使用されたのと同じ乱数列データを用いてストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化処理と、
    入力されたキーワードデータを前記被検索データのデータ長以上の長さになるまで繰り返し配列してキーワード配列データを作成し、前記キーワード配列データと、前記キーワード配列データを一文字分ずつシフトさせたデータとをそれぞれ前記暗号化手段により暗号化して、前記入力キーワードデータの文字数分の検索キーワードデータを生成する検索キーワード生成処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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