JP2003296331A - データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム

Info

Publication number
JP2003296331A
JP2003296331A JP2002102825A JP2002102825A JP2003296331A JP 2003296331 A JP2003296331 A JP 2003296331A JP 2002102825 A JP2002102825 A JP 2002102825A JP 2002102825 A JP2002102825 A JP 2002102825A JP 2003296331 A JP2003296331 A JP 2003296331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
search
keyword
encrypted
search keyword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002102825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4011383B2 (ja
Inventor
Shinsaku Kiyomoto
晋作 清本
Toshiaki Tanaka
俊昭 田中
Koji Nakao
康二 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2002102825A priority Critical patent/JP4011383B2/ja
Publication of JP2003296331A publication Critical patent/JP2003296331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4011383B2 publication Critical patent/JP4011383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗号データに対してキーワードによる検索を
行うことができるデータ検索システムを実現する。 【解決手段】 データベースアクセス装置11はキーワ
ードデータをストリーム暗号方式により暗号化して検索
キーワードデータを生成する検索キーワード生成手段を
備える。DB検索登録装置22は該検索キーワードデー
タを使用して、データベース21のストリーム暗号方式
により暗号化済みの被検索データ(暗号データ31)を
照合する検索手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の被検索デー
タの中から特定のキーワードデータを含む被検索データ
を調べるデータ検索方法およびデータ検索システムと、
そのデータ検索システムに用いられる検索キーワード生
成装置、並びにその検索キーワード生成装置をコンピュ
ータを利用して実現するためのコンピュータプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種情報を電子データとしてデー
タベース化し、オンラインで所望のデータを検索可能な
データ検索システムが実現されており、企業等において
利用されている。このデータ検索システムによれば、情
報の管理や調査などの作業を効率よく行うことができ
る。また、「データセンター」と呼ばれるデータの蓄積
および管理を行うサービスが、サービス事業者によって
提供されている。このデータセンターサービスでは、デ
ータベース用の記憶装置や、データベース管理(データ
ベースの登録や検索等)用のサーバ等のデータベース環
境が提供される。これにより、企業等の利用者は自らそ
れら設備を準備することなく、データ検索システムを構
築することができる。
【0003】このようなデータセンターサービスを利用
する場合、データベース環境を管理する機関と、実際に
データベースを利用する機関とが異なることから、デー
タベースからデータが不正に読み出されて利用者の機密
情報などが漏洩する虞がある。このために利用者は、デ
ータを暗号化し、この暗号データをデータベースへ登録
するよう依頼し、暗号化した状態でデータをデータベー
スに蓄積しておくようにする。例えば、従来から利用さ
れているストリーム暗号方式により暗号化する。これに
より、たとえデータがデータベースから不正に取得され
たとしても、有効な情報が漏洩することを防止してい
る。
【0004】そして、従来のデータ検索システムにおい
て、上記データベース内のデータの中から所望のデータ
を探し出す際には、利用者は、暗号化した状態ではデー
タの内容を判別不可能なので、データベースから一旦全
てのデータを読み出して復号化し、この復号データに対
してキーワードによる検索を行う。あるいは、データベ
ースに蓄積しているデータの内容を示すインデックスの
テーブルを作成しておき、このテーブルをキーワード検
索して所望のデータを探し出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のデータ検索システムでは、データベースから一旦全て
のデータを読み出して復号化する必要があり、検索に時
間がかかるという問題がある。
【0006】また、インデックスのテーブルを用いる場
合には、インデックスに含まれているキーワードのみで
しか検索することができず、検索効率が悪いという問題
がある。
【0007】このような理由から、データベースの暗号
データに対して、暗号化した状態のままキーワード検索
を行いたいという要望がある。
【0008】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、暗号データに対してキーワー
ドによる検索を行うことができるデータ検索方法、及び
データ検索システムを提供することにある。
【0009】また、本発明は、そのデータ検索に用いら
れる検索キーワードを生成することができる検索キーワ
ード生成装置を提供することも目的とする。
【0010】また、本発明は、その検索キーワード生成
装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュ
ータプログラムを提供することも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載のデータ検索方法は、ストリーム
暗号方式により暗号化済みの被検索データが特定のキー
ワードデータを含むか否かを判定するデータ検索方法で
あって、前記キーワードデータをストリーム暗号方式に
より暗号化して検索キーワードデータを生成する検索キ
ーワード生成過程と、前記検索キーワードデータを使用
して前記暗号化済みの被検索データを照合する検索過程
と、を含むことを特徴としている。
【0012】請求項2に記載のデータ検索方法において
は、前記検索キーワードデータは、前記被検索データの
うち検索照合するデータ位置に応じて暗号化されること
を特徴とする。
【0013】請求項3に記載のデータ検索方法において
は、前記検索キーワードデータは、元のキーワードデー
タを繰り返し配列したデータを暗号化したものであるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項4に記載のデータ検索方法において
は、前記検索キーワードデータは、元のキーワードデー
タの配列を循環的に変えてなるデータを暗号化したもの
であることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載のデータ検索システムは、
ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索データが
特定のキーワードデータを含むか否かを判定するデータ
検索システムであって、前記キーワードデータをストリ
ーム暗号方式により暗号化して検索キーワードデータを
生成する検索キーワード生成手段と、前記検索キーワー
ドデータを使用して前記暗号化済みの被検索データを照
合する検索手段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】請求項6に記載の検索キーワード生成装置
は、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索デー
タが特定のキーワードデータを含むか否かを判定するた
めに用いられる検索キーワードデータを生成する検索キ
ーワード生成装置であって、ストリーム暗号方式により
データを暗号化する暗号化手段と、入力されたキーワー
ドデータを前記暗号化手段により暗号化し、この暗号デ
ータを前記検索キーワードデータとして出力する検索キ
ーワード生成手段と、を備えたことを特徴としている。
【0017】請求項7に記載のコンピュータプログラム
は、ストリーム暗号方式により暗号化済みの被検索デー
タが特定のキーワードデータを含むか否かを判定するた
めに用いられる検索キーワードデータを生成する検索キ
ーワード生成処理を行うためのコンピュータプログラム
であって、ストリーム暗号方式によりデータを暗号化す
る暗号化処理と、入力されたキーワードデータを前記暗
号化処理により暗号化し、この暗号データを前記検索キ
ーワードデータとして出力する検索キーワード生成処理
と、をコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。これにより、前述の検索キーワード生成装置がコン
ピュータを利用して実現できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるデータ検索システムの構成を示すブロック図で
ある。この図1のシステムは、ある企業がデータセンタ
ーサービスを利用してデータ検索システムを構築する場
合の一例である。図1において、企業内システム1はデ
ータベースアクセス装置11と端末12を備える。デー
タベースアクセス装置11は、各種情報を電子データと
してデータベース化し、オンラインで所望のデータを検
索するための各種処理を行う。端末12はLAN(ロー
カルエリアネットワーク)13を介してデータベースア
クセス装置11にアクセスすることが可能である。利用
者は、端末12により、データベースアクセス装置11
へ、データベースへ登録したいデータを送信したり、あ
るいはデータベースのデータを検索するためにキーワー
ドを送信することができる。
【0019】データセンターシステム2は、データベー
ス21とDB(データベース)検索登録装置22を備え
る。データベース21は、暗号データ31を記憶してい
る。この暗号データ31は、利用者によって暗号化さ
れ、データベースへ登録するよう依頼されたものであ
る。DB検索登録装置22は、利用者からの要求によ
り、データベースへのデータの登録、データベース内の
暗号データ31のキーワード検索などのデータベース管
理を行う。
【0020】データベースアクセス装置11およびDB
検索登録装置22は、それぞれに通信回線を介してイン
ターネット3へ接続し、このインターネット3を介して
相互にデータを送受することが可能である。
【0021】図2は、図1に示すデータベースアクセス
装置11の構成を示すブロック図である。図2におい
て、データベースアクセス装置11は処理部40と記憶
部50と端末インタフェース61と通信部62とから構
成される。処理部40は、管理処理部41と暗号化処理
部42と復号処理部43と検索キーワード生成処理部4
4とを備える。
【0022】管理処理部41はデータベース21へのア
クセスを管理する。暗号化処理部42は、ストリーム暗
号方式によりデータを暗号化する。復号化処理部43
は、ストリーム暗号方式により暗号化されたデータを復
号化する。検索キーワード生成処理部44は、データベ
ース21の検索に用いられる検索キーワードデータを生
成するものであって、端末12から受信したキーワード
を暗号化処理部42により暗号化し、この暗号データを
検索キーワードデータとして出力する。
【0023】記憶部50は、鍵情報51と被検索データ
長情報52を記憶する。鍵情報51は、暗号化処理部4
2および復号化処理部43で共通的に使用される秘密鍵
のデータである。被検索データ長情報52は、データベ
ース21へ登録する暗号データ31のデータ長mを示す
データである。この被検索データ長情報52は、検索キ
ーワード生成処理部44によって使用される。
【0024】端末インタフェース61は、LAN13に
接続され、このLAN13を介して端末12との間でデ
ータを送受する。通信部62は、通信回線を介してイン
ターネット3へ接続し、このインターネット3を介して
DB検索登録装置22との間でデータを送受する。
【0025】なお、このデータベースアクセス装置11
には、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも
図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置
とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをい
う。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表
示装置等のことをいう。また、上記周辺機器について
は、データベースアクセス装置11に直接接続するもの
であってもよく、あるいはLAN13を介して接続する
ようにしてもよい。
【0026】次に、上記図1のデータ検索システムにお
ける動作を説明する。初めに、図3を参照して、データ
ベース21へ暗号データ31を登録する際の動作を説明
する。図3は、図2に示すデータベースアクセス装置1
1が暗号データ31を生成する動作を説明するための概
念図である。データベースアクセス装置11の管理処理
部41は、端末12からデータベース登録用のデータ1
01を受信すると、該データ101を暗号化処理部42
により暗号化する。
【0027】暗号化処理部42は、ストリーム暗号方式
によりデータ101を暗号化する。具体的には、図3に
示すように、秘密鍵Aを使用して乱数を発生し、乱数列
データ110を生成する。この乱数列データ110のデ
ータ長はデータ101のデータ長mと同じとする。次い
で、乱数列データ110とデータ101との逐次排他的
論理和演算により暗号データを生成する。なお、秘密鍵
Aのデータは、鍵情報51として予め設定され記憶部5
0に記憶されている。
【0028】次いで、管理処理部41は、暗号化処理部
42により生成された暗号データ31をDB検索登録装
置22へ送信する。DB検索登録装置22は、受信した
暗号データ31をデータベース21へ登録する。
【0029】次に、図4〜図7を参照して、データベー
ス21の暗号データ31をキーワード検索する際の動作
を説明する。図4は、図2に示す検索キーワード生成処
理部44が行う検索キーワード生成処理の流れを示すフ
ローチャートである。図5、図6は、検索キーワードデ
ータを生成する動作を説明するための概念図である。図
7は、検索キーワードデータを用いてデータ検索する動
作を説明するための概念図である。
【0030】データベースアクセス装置11の管理処理
部41は、端末12からキーワードデータ120を受信
すると、該キーワードデータ120を検索キーワード生
成処理部44へ供給する。このキーワードデータ120
を受け取ると、検索キーワード生成処理部44は、図4
の処理を開始する。
【0031】図4において、検索キーワード生成処理部
44は、先ず、キーワードデータ120によりキーワー
ドの文字数をカウントする(ステップS1)。次いで、
図5に示すように、キーワードデータ120を繰り返し
配列してキーワード配列データ121を作成する(ステ
ップS2)。ここで、キーワード配列データ121のデ
ータ長が、被検索データ長情報52のデータ長m以上と
なるまで、キーワードデータ120を繰り返し配列す
る。
【0032】次いで、検索キーワード生成処理部44
は、暗号化処理部42によりキーワード配列データ12
1を暗号化し、この暗号データを検索キーワードデータ
130とする。ここで、検索キーワードデータ130の
データ長がデータ長mよりも長い場合には、データ長m
に一致するように、最後尾の方から余剰部分のデータを
削除する(ステップS3)。このステップS3における
暗号化は、上記図3に示すデータ101の暗号化と同様
にして、同じ秘密鍵Aを使用して行われる。これによ
り、検索キーワードデータ130は、暗号データ31を
生成する場合と同じ乱数列によって暗号化されたものと
なる。これは、検索キーワードデータ130が、暗号化
済みの被検索データ(暗号データ31)のうち検索照合
するデータ位置に応じて暗号化されたことを意味する。
【0033】次いで、検索キーワード生成処理部44
は、上記ステップS1でカウントした文字数分の検索キ
ーワードデータを生成したか否かを判定し(ステップS
4)、否の場合にはステップS5へ処理を移行する。ス
テップS5において、検索キーワード生成処理部44
は、図6に示すように、キーワード配列データ121の
先頭にダミーデータを付加してキーワード配列データ1
21を一文字分シフトする(ステップS5)。このダミ
ーデータは文字データとは異なるものであり、上記図3
で暗号化される元のデータ101には含まれることのな
いデータである。
【0034】次いで、上記ステップS3へ戻り、該シフ
ト後のデータを暗号化処理部42により暗号化し、この
暗号データを検索キーワードデータ131とする。この
ステップS4、S5、及びS3の一連の処理を、上記ス
テップS1でカウントした文字数分の検索キーワードデ
ータを生成完了するまで繰り返す。次いで、その文字数
分の検索キーワードデータを生成完了すると、検索キー
ワード生成処理部44は、その処理を終了する。
【0035】次いで、管理処理部41は、検索キーワー
ド生成処理部44により生成された検索キーワードデー
タを全てDB検索登録装置22へ送信する。DB検索登
録装置22は、受信した検索キーワードデータ毎に、デ
ータベース21の全ての暗号データ31と照合する。
【0036】この照合動作を図7を参照して説明する。
図7には、「さくら」がキーワードであった場合の例を
示している。図7に示すように、上記図4の検索キーワ
ード生成処理によって、「さくら」の文字数分、すなわ
ち3つの検索キーワードデータ130〜132が生成さ
れている。検索キーワードデータ130は、上記図5に
示すように、キーワード配列データ121をそのまま暗
号化したものである。検索キーワードデータ131は、
上記図6に示すように、キーワード配列データ121を
一文字分シフトしたデータを暗号化したもの、また検索
キーワードデータ132は、キーワード配列データ12
1を二文字分シフトしたデータを暗号化したものであ
る。このように、検索キーワードデータ130〜132
は、元のキーワードデータ120(「さくら」の文字デ
ータ)の配列を循環的に変えてなるデータを暗号化した
ものである。
【0037】図7において、検索キーワードデータ13
0〜132と暗号データ31とをそれぞれ照合すると、
検索キーワードデータ131で照合した場合に、2番目
の検索キーワード部分の全てが、暗号データ31のうち
検索照合するデータ位置の部分の全てと一致する。この
ように、少なくとも一つの検索キーワード部分の全て
が、暗号データ31のうち検索照合するデータ位置の部
分の全てと一致した場合に、DB検索登録装置22は、
当該暗号データ31が、検索キーワードデータに対応す
る特定のキーワードデータ(「さくら」の文字データ)
を含んでいると判定する。
【0038】上述した実施形態によれば、ストリーム暗
号方式により暗号化済みの被検索データ(暗号データ3
1)が特定のキーワードデータを含むか否かを判定する
際に、キーワードデータをストリーム暗号方式により暗
号化して検索キーワードデータを生成し、この検索キー
ワードデータを使用して暗号化済みの被検索データを照
合する。これにより、暗号データに対してキーワードに
よる検索を行うことが可能となり、検索時間を短縮する
ことができるという効果が得られる。また、任意のキー
ワードを使用して検索することが可能となるので、検索
効率が向上するという効果も得られる。
【0039】なお、上述した実施形態では、上記図5に
示すように、元のキーワードデータ120を繰り返し配
列したデータ(キーワード配列データ121)を暗号化
して検索キーワードデータ130を生成するようにした
が、他の方法により、検索キーワードデータが被検索デ
ータのうち検索照合するデータ位置に応じて暗号化され
るようにしてもよい。
【0040】例えば、一つのキーワードデータ120の
みを検索照合するデータ位置に配置し、このデータを暗
号化して一つの検索キーワードデータを生成する。そし
て、このような検索キーワードデータを、検索照合する
全データ位置分生成して合成することにより、検索キー
ワードデータ130を構成してもよい。但し、検索キー
ワードデータ130を効率よく生成するという観点か
ら、図5に示すように、元のキーワードデータを繰り返
し配列したデータを暗号化して検索キーワードデータを
生成することが好ましい。
【0041】また、図4に示す各ステップを実現するた
めのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコ
ンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより
検索キーワード生成処理を行ってもよい。なお、ここで
いう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等
のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コ
ンピュータシステム」は、WWWシステムを利用してい
る場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示
環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取
り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁
気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コン
ピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶
装置のことをいう。
【0042】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合の
サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部
の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラ
ムを保持しているものも含むものとする。また、上記プ
ログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコ
ンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるい
は、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステ
ムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する
「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通
信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報
を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記
プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのも
のであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュー
タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み
合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分
プログラム)であっても良い。
【0043】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーワードデータをストリーム暗号方式により暗号化し
て検索キーワードデータを生成し、この検索キーワード
データを使用して、ストリーム暗号方式により暗号化済
みの被検索データを照合するようにしたので、暗号デー
タに対してキーワードによる検索を行うことができると
いう効果が得られる。これにより、データベースから一
旦全てのデータを読み出して復号化することなく、デー
タベースの暗号データに対して暗号化した状態のままキ
ーワード検索を行うことが可能となるので、検索時間を
短縮することができる。また、検索の際にインデックス
のテーブルを用いる必要もないので、インデックスに含
まれているキーワードに限定されることなく、任意のキ
ーワードにより検索可能となるので、検索効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるデータ検索システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すデータベースアクセス装置11の
構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すデータベースアクセス装置11が
暗号データ31を生成する動作を説明するための概念図
である。
【図4】 図2に示す検索キーワード生成処理部44が
行う検索キーワード生成処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図5】 検索キーワードデータを生成する動作を説明
するための第1の概念図である。
【図6】 検索キーワードデータを生成する動作を説明
するための第2の概念図である。
【図7】 検索キーワードデータを用いてデータ検索す
る動作を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1…企業内システム、2…データセンターシステム、3
…インターネット、11・・・データベースアクセス装
置、12…端末、13…LAN(ローカルエリアネット
ワーク)、21…データベース、22…DB検索登録装
置、31…暗号データ、40…処理部、41…管理処理
部、42…暗号化処理部、43…復号処理部、44…検
索キーワード生成処理部、50…記憶部、51…鍵情
報、52…被検索データ長情報、61…端末インタフェ
ース、62…通信部、110…乱数列データ、120…
キーワードデータ、130,131,132…検索キー
ワードデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中尾 康二 埼玉県上福岡市大原2丁目1番15号 株式 会社ケイディーディーアイ研究所内 Fターム(参考) 5B075 ND02 ND20 UU06 5J104 AA12 PA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリーム暗号方式により暗号化済みの
    被検索データが特定のキーワードデータを含むか否かを
    判定するデータ検索方法であって、 前記キーワードデータをストリーム暗号方式により暗号
    化して検索キーワードデータを生成する検索キーワード
    生成過程と、 前記検索キーワードデータを使用して前記暗号化済みの
    被検索データを照合する検索過程と、 を含むことを特徴とするデータ検索方法。
  2. 【請求項2】 前記検索キーワードデータは、 前記被検索データのうち検索照合するデータ位置に応じ
    て暗号化されることを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ検索方法。
  3. 【請求項3】 前記検索キーワードデータは、 元のキーワードデータを繰り返し配列したデータを暗号
    化したものであることを特徴とする請求項2に記載のデ
    ータ検索方法。
  4. 【請求項4】 前記検索キーワードデータは、 元のキーワードデータの配列を循環的に変えてなるデー
    タを暗号化したものであることを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3に記載のデータ検索方法。
  5. 【請求項5】 ストリーム暗号方式により暗号化済みの
    被検索データが特定のキーワードデータを含むか否かを
    判定するデータ検索システムであって、 前記キーワードデータをストリーム暗号方式により暗号
    化して検索キーワードデータを生成する検索キーワード
    生成手段と、 前記検索キーワードデータを使用して前記暗号化済みの
    被検索データを照合する検索手段と、 を備えたことを特徴とするデータ検索システム。
  6. 【請求項6】 ストリーム暗号方式により暗号化済みの
    被検索データが特定のキーワードデータを含むか否かを
    判定するために用いられる検索キーワードデータを生成
    する検索キーワード生成装置であって、 ストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化手
    段と、 入力されたキーワードデータを前記暗号化手段により暗
    号化し、この暗号デー タを前記検索キーワードデータとして出力する検索キー
    ワード生成手段と、 を備えたことを特徴とする検索キーワード生成装置。
  7. 【請求項7】 ストリーム暗号方式により暗号化済みの
    被検索データが特定のキーワードデータを含むか否かを
    判定するために用いられる検索キーワードデータを生成
    する検索キーワード生成処理を行うためのコンピュータ
    プログラムであって、 ストリーム暗号方式によりデータを暗号化する暗号化処
    理と、 入力されたキーワードデータを前記暗号化処理により暗
    号化し、この暗号データを前記検索キーワードデータと
    して出力する検索キーワード生成処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュ
    ータプログラム。
JP2002102825A 2002-04-04 2002-04-04 データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP4011383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002102825A JP4011383B2 (ja) 2002-04-04 2002-04-04 データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002102825A JP4011383B2 (ja) 2002-04-04 2002-04-04 データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003296331A true JP2003296331A (ja) 2003-10-17
JP4011383B2 JP4011383B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=29389060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002102825A Expired - Fee Related JP4011383B2 (ja) 2002-04-04 2002-04-04 データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4011383B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501175A (ja) * 2004-05-28 2008-01-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ プロテクトされた構造化されたデータのクエリ方法及び装置
JP2010061103A (ja) * 2008-05-30 2010-03-18 Nec (China) Co Ltd 高速検索可能な暗号化のための方法、装置およびシステム
JP2011087249A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Ricoh Co Ltd 通信装置及び通信制御方法
JP5255154B1 (ja) * 2012-12-26 2013-08-07 株式会社エアー 部分一致検索の可能な暗号システム
WO2013118280A1 (ja) * 2012-02-09 2013-08-15 株式会社日立製作所 機密データ漏えい防止装置および方法
JP6038427B1 (ja) * 2016-01-15 2016-12-07 三菱電機株式会社 暗号化装置、暗号化方法、暗号化プログラム及び保管装置
US10673627B2 (en) 2016-01-18 2020-06-02 Mitsubishi Electric Corporation Encryption device, search device, computer readable medium, encryption method, and search method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106776333A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 努比亚技术有限公司 一种搜索引擎的测试方法及移动终端

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501175A (ja) * 2004-05-28 2008-01-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ プロテクトされた構造化されたデータのクエリ方法及び装置
JP2010061103A (ja) * 2008-05-30 2010-03-18 Nec (China) Co Ltd 高速検索可能な暗号化のための方法、装置およびシステム
JP2011087249A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Ricoh Co Ltd 通信装置及び通信制御方法
WO2013118280A1 (ja) * 2012-02-09 2013-08-15 株式会社日立製作所 機密データ漏えい防止装置および方法
JPWO2013118280A1 (ja) * 2012-02-09 2015-05-11 株式会社日立製作所 機密データ漏えい防止装置および方法
JP5255154B1 (ja) * 2012-12-26 2013-08-07 株式会社エアー 部分一致検索の可能な暗号システム
JP6038427B1 (ja) * 2016-01-15 2016-12-07 三菱電機株式会社 暗号化装置、暗号化方法、暗号化プログラム及び保管装置
US10673627B2 (en) 2016-01-18 2020-06-02 Mitsubishi Electric Corporation Encryption device, search device, computer readable medium, encryption method, and search method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4011383B2 (ja) 2007-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110337649B (zh) 用于搜索模式未察觉的动态对称可搜索加密的方法和系统
US10476662B2 (en) Method for operating a distributed key-value store
US10803075B2 (en) System and method for searching a database or data sharing system for the presence of data
CN107077469B (zh) 服务器装置、检索系统、终端装置以及检索方法
US11764940B2 (en) Secure search of secret data in a semi-trusted environment using homomorphic encryption
CN112042150B (zh) 登记装置、服务器装置、隐匿检索系统、隐匿检索方法及计算机可读取的记录介质
US7930560B2 (en) Personal information management system, personal information management program, and personal information protecting method
JP3457184B2 (ja) 検索装置及びその制御プログラムを記憶した媒体
JP2002278970A (ja) 文書管理システム
CN108111587B (zh) 一种基于时间释放的云存储搜索方法
CN115795514A (zh) 一种隐私信息检索方法、装置及系统
CN115459967A (zh) 一种基于可搜索加密的密文数据库查询方法及系统
CN108370312B (zh) 加密装置、检索装置、计算机能读取的记录介质、加密方法和检索方法
JP4594078B2 (ja) 個人情報管理システムおよび個人情報管理プログラム
JP2004234344A (ja) データベースアクセスシステム
JP2003296331A (ja) データ検索方法、データ検索システム、検索キーワード生成装置、及びコンピュータプログラム
JP2001101055A (ja) データベース管理装置、データベースシステム、暗号化装置及び記録媒体
JP2014528680A (ja) デジタルコンテンツ伝送の方法、システムおよび装置
JPH09270784A (ja) 暗号化/復号化/ディジタル署名生成/検証装置
JP2008140202A (ja) 情報提供制御装置、情報提供制御方法、及び、プログラム
WO2019142265A1 (ja) データ管理装置、検索装置、登録装置、データ管理方法及びデータ管理プログラム
JP2005032109A (ja) 文書データ管理装置,文書データアクセス用プログラム,文書データ管理プログラム
JP2008065485A (ja) データベース管理装置及びデータベース閲覧端末、並びに、データベース管理プログラム及びデータベース閲覧プログラム
Priya et al. An effective encryption algorithm for multi-keyword-based top-K retrieval on cloud data
KR20230124218A (ko) 클라우드 기반의 즐겨찾기 관리 서비스를 운영하기 위한 즐겨찾기 관리 서비스 서버 및 그 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees