JP4009929B2 - Water treatment equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマンホールに流入する下水としての合流式下水を処理するため水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
雨天時等にマンホールに流入する下水としての合流式下水は、一時的にでも多量となったときには、越流水として放流され、公共用水域に重大な水質汚濁をもたらすので、その対策が求められる。
【0003】
一般に、越流水の対策としては、添付図面の図4(A)のごとくのマンホール51が用いられる。このマンホール51は堰51Aを有しており、平常時には流入水52を下水処理場53へ向けて送っている。雨天時に、流入水が所定量 以上となると、堰51Aを越流して河川等54に向け放流する。
【0004】
一方、合流式下水の簡単処理のために渦流式の分離装置が提案されている。例えば、特公昭58−38203、特公昭60−28525には、円筒状の分離槽へ下水を接線方向から流入せしめて槽内に上昇渦流を生じさせ、処理水と汚水とに分離して、処理水を上方から越流排水し、汚水を下方から排水しているものが開示されている。この分離装置は、例えば、図4(B)のごとくに用いられ、マンホール55からの合流式下水が導入管56Aで分離装置56へ接線方向に導入され、ここで渦流を発生することにより処理されて処理水と汚水とに分離される。処理水は河川等54に向け放流され汚水57は下水処理場53へ向け送られる。しかし、上記分離装置56では、雨天時、特に大量降雨時には処理しきれない。又、処理しようとすると、平常時に必要な能力に比し、著しく大型の装置を用意しておかなくてはならない。
【0005】
そこで、上記分離装置56とマンホール51とを組み合わせて対処することが行なわれている。図4(C)において、マンホール51への流入水52は、平常時には、他のマンホール57を経て下水処理場53へ送られる。雨天時には、所定量に達すると越流水が分離装置56へ送られ、ここで分離され、処理水は河川等54へ放流され、汚水は上記マンホール57を経て下水処理場53へ送られる。このようにして、雨天時の処理と越流対策を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
雨水による汚濁の流出に関しては、降雨時の初期に流出するということが知られている。したがって、図4(C)のような装置では、降雨時初期の汚濁を含む合流式下水は多量に下水処理場に流れ込むこととなり下水処理場の負担が大きくなる。又、大量に降雨のあったときには、所定量以上の合流式下水はすべて分離装置に送り込まれてくるので、処理能力を超えてしまうことにもなる。この点では、装置は依然として大型化してしまう。
【0007】
又、分離装置内で有効に渦流を生ずるためには、導入管内の流れが整流されていることが望まれる。したがって導入管は一定よりも長いもの、すなわち、径長比の大きいものが求められる。その結果、この点でも装置が大型化してしまう。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑み、装置を小型化でき、下水処理場の負担を大きくすることなく越流対策を可能とする水処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る水処理装置は、合流式下水が流入するマンホールと、該マンホールの流出部に接続されて合流式下水を分離槽内に受け入れ該合流式下水を処理水と汚水に分離する分離装置とを有し、該分離装置が分離槽の上部で越流槽へ流入した処理水を該越流槽から排水し分離槽の下部から汚水を排水するようになっている。
【0010】
かかる水処理装置において、本発明では、マンホールは該マンホール内の合流式下水が所定水位以上のときに越流して流水部とは別の流路をなす越流部を有し、該越流部が分離装置の越流槽もしくは該越流槽の排水側と流水管により接続されており、分離装置は渦流式の分離装置であり、縦円筒状の分離槽の下部に接線方向に設けられてマンホールと接続された導入管を有し、該導入管は分離装置に沿って曲がって形成されているいることを特徴としている。
【0011】
このような本発明装置では、平常時そして降雨初期には、合流式下水は分離装置へ送られ、分離槽内で汚水と処理水とに分離され、前者は下水処理場へそして後者は河川等へ放流される。次に、降雨量が大きく、マンホール内の合流式下水が所定水位以上となると、この所定水位以下の下水は分離装置の分離槽へ送られるが、所定水位以上の分はマンホールの越流部から分離装置の分離槽を実質的に経ないで越流層側へ達し放水される。
【0012】
したがって、降雨初期時の汚濁は分離装置から汚水として下水処理場へ送られ、処理水及び汚濁をあまり含まない所定水位以上の越流水が河川へ放水される。したがって、下水処理場へは分離後の汚水のみが流れ込むので、下水処理場への負担は大きくない。又、分離装置では、所定水位以上の分は汚濁をあまり含まない状態ですべて河川等へ放流できるので、分離装置も大型化せずともすむ。
【0013】
本発明において、マンホールと分離装置は一体に接合形成されていることていることが好ましい。こうすることにより装置全体がさらに小型化できる。又、現場でのマンホールと分離装置間の配管等が不要となり取扱いが容易となる。
【0014】
又、このような本発明では、導入管が分離装置に沿って曲がって延びているので、装置全体を大型化することにより導入管の長さを大きくできる。その結果、管内の流れが整流され、分離装置内で有効に渦流を生ずる。
【0015】
本発明においては、導入管は分離装置外で該分離装置の外周壁に沿った円弧状をなして延びていても、分離装置外で屈曲した形で延びており、屈曲部が湾曲形状をなしていてもよい。いずれの場合も、装置全体を大型化することなく導入管を長くできる。
【0016】
又、導入管は分離槽内まで進入しており、進入部分は分離槽の内周壁に沿って曲状をなしていることとしてもよい。
【0017】
さらには、導入管は内部に整流手段が設けられていることとしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面の図1ないし図3にもとづき、本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
図1は本発明の実施形態装置を示し、(A)は平面図、(B)は側面図として描かれた概要構成図であり、(C)はマンホールの構成を示す部分破断斜視図である。
【0020】
マンホール11は図1(C)のごとく箱状をなし、内部に設けられた所定高さの堰12により流入部13と越流部14とに区分されており、流入部13には合流式下水の流入のための流入管13Aと流出部たる流出管13Bとが接続されており、越流部14には越流管14Aが接続されている。
【0021】
本実施形態装置においては、上記マンホール11は上記流出管13Bが水位調整用の他のマンホール15に接続されており、該マンホール15が導入管16により渦流式の分離装置17に接続されている。この分離装置は、合流式下水を汚水を汚水と処理水に分離する渦流式である。この渦流式の分離装置自体は、従来技術として添付図面の図4(B)で示した特公昭58−38203あるいは特公昭60−28525のごとくのもので良い。したがって、図1において、上記導入管16は合流式下水が分離装置17の下部にて接線方向に分離槽へ流入して渦流を生ずるように接続されている。該分離装置17では分離槽内で渦流を生じた合流式下水が汚濁を多く含む汚水と汚濁をあまり含まない処理水とに分離され、汚水が分離槽下部から延出する汚水管17Aから、そして処理水が越流槽17Bを経て排水管17Cから排出される。上記汚水管17Aは下水処理場へ接続され、上記排出管17Cはさらに他のマンホール18を経て河川等に向かっている。
【0022】
さらに、本実施形態装置では、上記マンホール11の越流部14に設けられた流出管13Bは上記のさらに他のマンホール18で上記排出管17Cと合流するように配管19により接続されている。
【0023】
かかる本実施形態装置にあっては、合流式下水は、先ず流入管13Aを通じてマンホール11に流入する。流入量が平常時そして降雨初期では少ないので、この下水はすべて流入部13から流出管13Bをへてマンホール15へ達するが、降雨が進行して流入量が多くなってくると流入部13から堰12を越流して越流部14に至りここから越流管14Aを経て排水される。
【0024】
流出管13Bからマンホール15へ到った下水は、分離装置17へ送られ、ここで渦流を生じて、既述のごとく、汚水と処理水とに分離される。汚水は汚水管17Aから排出されて下水処理場へ送られ、ここで浄化処理される。又、処理水は排水管17Cそしてマンホール18を経て河川等へ放水される。
【0025】
一方、マンホール11にて所定水位以上の下水は堰12を越流し越流部14に至り、しかる後、流水管19を経てマンホール18に流入し、ここで上記分離装置17の排水管17Cからの処理水と合流して、河川等へ放流される。
【0026】
一般に、マンホール11の堰12を越流するような水位に達するというときは、大量の降雨時であるが、汚濁は降雨初期に多く含まれ、その後次第に減じて行くことが判っており、その初期の汚濁は上記堰12を越流する前に分離装置17へもたらされる。したがって、その後に堰12を越流する下水には汚濁があまり含まれておらず、分離装置17を経ないで放水されても汚染の心配はない。かくして、大量降雨時でも、越流する分はすべて河川等へ放水できるので、分離装置あるいは下水処理場の能力を超えることはない。
【0027】
本実施形態において、分離装置17へ合流式下水を導入する導入管16は、図2(A),(B)のごとく、分離装置17に沿って曲がって形成されている。その結果、装置全体を大型化することなく上記導入管16を長いものとすることができる。導入管16が長いと、管内の流れは整流され、分離装置での渦流が有効に生ずる。図2(A)の場合は、導入管16は分離装置外で円弧状に湾曲しているので、すでにここで、渦流のための助走をしていると言える。又、図2(B)の場合は、施工をし易いように、二つの直状部を湾曲せる屈曲部(一般には、エルボ管)で接合した形をなしているが、屈曲部の後流に管内で渦が発生しないよう、そして圧力損失を低下せしめる意味で、整流板等の整流手段16Bを内部に設けることが好ましい。
【0028】
又、図2(A)の場合、二点鎖線で示されるごとく、上記導入管16が分離槽内にまで進入していて、その進入部分16Aが分離槽内周壁に沿っているようにするならば、導入管16の分離槽外の部分の長さが短くなり、装置全体を小型化できる。
【0029】
次に、上述の図1の第一実施形態装置の変形例を図3に示す。図3では、図1と共通部分には同一符号を付してその説明を省略する(以下の他の実施形態でも同様とする)。図1では、上流側に二つのマンホール11,15を有していたのに対し、図3の装置は一つのマンホール20のみを有している。このマンホール20には、流水管20Aが上部に接続され、導入管20Bが下部に接続されていて、平常時そして降雨初期には合流式下水は導入管20Bのみから分離装置17へ送られるが、大量降雨時にマンホール20内の水位が次第に上昇し所定水位まで達すると、下水は越流部としての上記流水管20Aから流出して下流側のマンホール18へ直接流れ込む、すなわち上記流水管20Aは所定高さに設けられているために、マンホール11の堰12と同じ機能を果たすこととなる。なお、図3の例にあっても、図2に示した導入管の形態は同様である。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、マンホールの越流部と分離装置の越流槽側と接続することとしたので、降雨時初期に発生する汚濁は分離装置で処理されて下水処理場の負担を大きくすることなく、又、所定量以上の合流式下水を汚濁をあまり含まない状態で放水してしまうので装置の小型化が図れる。さらに、マンホールと分離装置とを一体に形成した場合には、装置全体が一層小型化されると共に、現場での据付工事等その取扱いも簡単となる。したがって、装置そして工事のための必要経費も低減される。しかも、小型化されてはいるものの分離装置への導入管が分離装置に沿って曲がって形成されていて長く確保できるので、整流が良好になされて、分離装置内での渦流を有効に生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態装置の概要構成を示し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)はマンホールの斜視図である。
【図2】図1装置の分離装置の導入管部分を示す平面図であり、(A)は導入管が円弧状、(B)は二つの直状部分を湾曲部で接続した例を示す。
【図3】図1装置の変形例の概要構成を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図4】従来装置の概要構成を示し、(A)はマンホールを用いたもの、(B)は渦流式の分離装置を用いたもの、(C)は両者を組み合わせたものの例をそれぞれ示す。
【符号の説明】
11 マンホール
14 越流部
16 導入管
16A 進入部分
16B 整流手段
17 分離装置
17B 越流槽[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water treatment apparatus for treating combined sewage as sewage flowing into a manhole.
[0002]
[Prior art]
Combined sewage as sewage that flows into manholes during rainy weather, etc., is temporarily discharged as overflow water and causes serious water pollution in public water areas, so countermeasures are required.
[0003]
In general, as a countermeasure for overflow water, a
[0004]
On the other hand, a vortex-type separation device has been proposed for easy treatment of combined sewage. For example, in Japanese Patent Publication Nos. 58-38203 and 60-28525, sewage is introduced into a cylindrical separation tank from a tangential direction to generate an upward vortex in the tank, which is separated into treated water and sewage water. What discharges the overflow water from the upper part and drains the sewage from the lower part is disclosed. This separator is used, for example, as shown in FIG. 4B, and the combined sewage from the manhole 55 is introduced tangentially to the
[0005]
Therefore, a countermeasure is taken by combining the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Regarding the outflow of pollution due to rainwater, it is known that it flows out early in the rain. Therefore, in the apparatus as shown in FIG. 4 (C), a large amount of combined sewage containing the initial pollution during rainfall flows into the sewage treatment plant, increasing the burden on the sewage treatment plant. In addition, when there is a large amount of rainfall, all of the combined sewage that exceeds a predetermined amount is sent to the separation device, resulting in exceeding the processing capacity. In this respect, the device is still upsized.
[0007]
Further, in order to effectively generate a vortex in the separation device, it is desired that the flow in the introduction pipe is rectified. Accordingly, the introduction pipe is required to be longer than a certain length, that is, to have a large diameter / length ratio. As a result, the apparatus becomes large in this respect as well.
[0008]
In view of such circumstances, an object of the present invention is to provide a water treatment apparatus that can reduce the size of the apparatus and can take measures against overflow without increasing the burden on a sewage treatment plant.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
A water treatment apparatus according to the present invention includes a manhole into which combined sewage flows, and a separation apparatus that is connected to an outflow portion of the manhole and receives the combined sewage into a separation tank and separates the combined sewage into treated water and sewage. The separation device drains the treated water flowing into the overflow tank at the upper part of the separation tank and drains the sewage from the lower part of the separation tank.
[0010]
In such a water treatment apparatus, in the present invention, the manhole has an overflow section that overflows when the combined sewage in the manhole is equal to or higher than a predetermined water level and forms a flow path different from the flowing section, and the overflow section Is connected to the overflow tank of the separation apparatus or the drainage side of the overflow tank by a flowing water pipe , the separation apparatus is a vortex separation apparatus, and is provided tangentially at the lower part of the vertical cylindrical separation tank. It has an introduction pipe connected to a manhole, and the introduction pipe is bent along the separation device.
[0011]
In such an apparatus according to the present invention, the combined sewage is sent to a separator in normal times and at the beginning of rainfall, separated into sewage and treated water in a separation tank, the former to a sewage treatment plant, and the latter to a river etc. To be released. Next, when the amount of rainfall is large and the combined sewage in the manhole reaches or exceeds the predetermined water level, the sewage below the predetermined water level is sent to the separation tank of the separation device. The water reaches the overflow layer side and is discharged without substantially passing through the separation tank of the separation device.
[0012]
Therefore, the pollution at the initial stage of rainfall is sent from the separation device to the sewage treatment plant as sewage, and the overflow water of a predetermined level or higher that does not contain much sewage and pollution is discharged into the river. Therefore, since only the separated sewage flows into the sewage treatment plant, the burden on the sewage treatment plant is not great. Further, in the separation device, since the portion above the predetermined water level can be discharged to a river or the like without containing much pollution, the separation device does not need to be enlarged.
[0013]
In the present invention, it is preferable that the manhole and the separating device are integrally joined. By doing so, the entire apparatus can be further miniaturized. In addition, piping on the site between the manhole and the separation device is unnecessary, and handling is easy.
[0014]
Further, in the present invention, since the introduction pipe bends and extends along the separation apparatus, the length of the introduction pipe can be increased by increasing the size of the entire apparatus. As a result, the flow in the tube is rectified, effectively creating a vortex in the separation device.
[0015]
In the present invention, even though the introduction pipe extends outside the separation device in an arc shape along the outer peripheral wall of the separation device, it extends in a bent shape outside the separation device, and the bent portion has a curved shape. It may be. In either case, the introduction pipe can be lengthened without increasing the size of the entire apparatus.
[0016]
Further, the introduction pipe may enter the separation tank, and the entry portion may be curved along the inner peripheral wall of the separation tank.
[0017]
Furthermore, the introduction pipe may be provided with a rectifying means inside.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3 of the accompanying drawings.
[0019]
FIG. 1 shows an apparatus according to an embodiment of the present invention, (A) is a plan view, (B) is a schematic configuration diagram drawn as a side view, and (C) is a partially broken perspective view showing the configuration of a manhole. .
[0020]
The
[0021]
In the apparatus of this embodiment, the
[0022]
Furthermore, in this embodiment apparatus, the outflow pipe |
[0023]
In the apparatus of this embodiment, the combined sewage first flows into the
[0024]
The sewage that reaches the
[0025]
On the other hand, the sewage above the predetermined water level in the
[0026]
In general, when the water level reaches over the
[0027]
In the present embodiment, the
[0028]
In the case of FIG. 2A, as indicated by the two-dot chain line, the
[0029]
Next, a modification of the above-described first embodiment apparatus shown in FIG. 1 is shown in FIG. In FIG. 3, the same parts as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted (the same applies to other embodiments below). In FIG. 1, the two
[0030]
【The invention's effect】
As described above, since the present invention is connected to the overflow section of the manhole and the overflow tank side of the separation apparatus, the pollution that occurs at the beginning of the rain is treated by the separation apparatus and burdens the sewage treatment plant. Without increasing the size, the combined sewage of a predetermined amount or more is discharged in a state that does not contain much pollution, so that the apparatus can be downsized. Furthermore, when the manhole and the separation device are integrally formed, the entire device is further reduced in size, and handling such as on-site installation work is simplified. Therefore, the necessary costs for equipment and construction are also reduced. In addition, although being reduced in size, the introduction pipe to the separation device is bent along the separation device and can be secured for a long time, so that the rectification is good and the vortex flow in the separation device is effectively generated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a schematic configuration of an apparatus according to a first embodiment of the present invention, in which (A) is a plan view, (B) is a side view, and (C) is a perspective view of a manhole.
2 is a plan view showing an introduction tube portion of the separation device of FIG. 1, wherein (A) shows an example in which the introduction tube is arcuate, and (B) shows an example in which two straight portions are connected by a curved portion.
3 shows a schematic configuration of a modified example of the apparatus of FIG. 1, wherein (A) is a plan view and (B) is a side view. FIG.
4A and 4B show a schematic configuration of a conventional apparatus, in which FIG. 4A shows an example using a manhole, FIG. 4B shows an example using a vortex-type separator, and FIG. 4C shows an example of a combination of both.
[Explanation of symbols]
11
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