JP4009492B2 - Powder container, powder conveying apparatus, and image forming apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉体を収容している収容部と、粉体を搬送するための搬送管が接続される管接続部とを有する粉体収容器、並びにこれを用いる粉体搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置において、補充用の粉状の画像形成用剤を収容するトナー収容器を用いるものが知られている。例えば、潜像担持体上に形成した静電潜像を現像器によってトナー像に現像する電子写真方式の画像形成装置では、画像形成用剤たるトナーを必要に応じてトナー収容器から現像器に補給している。また例えば、トナー飛翔装置からドット状に飛翔させたトナーを記録紙等に付着させて画像を形成するいわゆる直接記録方式の画像形成装置では、トナーを必要に応じてトナー収容器からトナー飛翔装置に補給するものがある。これらの画像形成装置においては、トナーがほぼ無くなったトナー収容器を新たなものと交換することで、装置本体にトナーを補充することになる。
【0003】
図13は、従来のトナー収容器の一例を示す概略構成図である。図において、粉体収容器たるトナー収容器50は、粉体たるトナーを収容している収容部53と、これの底部に設けられた口部59とを備えている。この口部59は、ゴム等の弾性材料からなるキャップ59aを有し、そこに設けられた切り込み(図14参照)や自動弁(図15参照)などに搬送管たるノズル60が接続される。口部59に接続されたノズル60は、その先端側を収容部53内に進入させ、ノズル60先端に設けられたトナー受入口からトナーを受け入れる。ノズル60内に受け入れられたトナーは、図示しない吸引ポンプに吸引されるなどして、搬送先である図示しない現像器に搬送される。
【0004】
かかる構成のトナー収容器50では、収容部53内でノズルの周囲に位置しているトナーをトナー受入口に受け入れさせることができないため、トナーを最後まで余すことなく排出することができなかった。図示のように、収容部53の底部にどうしてもトナーを残してしまうのである。このようにトナーが残された状態のトナー収容器50を新たなものと交換してしまうと、トナーの無駄な廃棄を招いてランニングコストを上昇させるばかりでなく、環境にも好ましくない。よって、使用済みのトナー収容器50内に残留するトナー量をできるだけ少なくするように工夫を凝らすことが望ましい。
【0005】
トナーを無駄なく排出し得るトナー収容器としては、例えば図16に示すように、オーガと呼ばれる可動部材101を備えるものが知られている。このトナー収容器100では、収容部102内のトナーを排出口103に向けて搬送する可動部材101を備えることで、トナー残量を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このトナー収容器100では、可動部材101を設けているためにコスト高になるという問題がある。更に、外部からの駆動力が伝わる駆動軸101a等の駆動伝達系と、容器筺体104とのシール性を確保する都合上、どうしても構造が複雑になる。そして、このことによってコスト高に拍車をかけてしまう。
【0007】
一方、先に図13に示したトナー収容器50では、可動部材を必要としないシンプルな構造になっている反面、上述のように残トナーを発生させてしまう。なお、図13を用いて、ノズルを収容部の下方から接続する方式のトナー収容器にて生ずる残トナーについて説明したが、側方から接続する方式でも同様の残トナーが生じてしまう。
【0008】
これまで、トナーを収容するトナー収容器を用いる場合に生ずる問題について説明してきたが、次のような収容器を用いる場合にも同様の問題が生じ得る。即ち、粉状の画像形成用剤として磁性キャリアあるいは二成分現像剤を収容する画像形成用剤収容器や、画像形成用剤とは異なる種類の粉体を収容する粉体収容器などである。
【0009】
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、可動部材の付設によるコストアップを生ずることなく、粉体を無駄なく排出することができる粉体収容器等を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、粉体を収容している収容部と、粉体を粉体受入口から受け入れて搬送するための搬送管が接続される管接続部とを有し、且つ、自らに挿入されてくる該搬送管と係合する搬送管挿入路を該管接続部に具備する粉体収容器において、上記管接続部として、上記搬送管挿入路の内壁に上記収容部の粉体出口が設けられ、該収容部の外側に位置する該搬送管挿入路内で、該粉体出口と、該搬送管挿入路に係合している上記搬送管の側壁に設けられた粉体受入口とを対向させて、粉体を該粉体出口から該粉体受入口に導くものを用いるとともに、該搬送管挿入路に該搬送管が挿入されていない状態では、該搬送管挿入路内で該粉体出口との対向位置に存在して該粉体出口を閉じる一方で、該搬送管挿入路に該搬送管が挿入される過程で、該搬送管の先端に押されながら移動することで該対向位置から待避して該粉体出口を開放するように、該搬送管挿入路内に移動可能に配設されたシャッタ部材により、該搬送管挿入路に対する搬送管の引き抜き、挿入に連動して該粉体出口を開閉する連動シャッタを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の粉体収容器において、上記シャッタ部材として円柱状のものを用いるとともに、上記搬送管として、円筒状のものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の粉体収容器であって、上記収容部の少なくとも一部が変形自在であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、粉体を収容する粉体収容器と、粉体を搬送するべく該粉体収容器に接続される搬送管とを備え、該粉体収容器内の粉体を該搬送管に通して搬送先まで搬送する粉体搬送装置において、上記粉体収容器として請求項1、2又は3のものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、画像形成に用いられる粉状の画像形成用剤を搬送する剤搬送装置を備え、これによって画像形成用剤を粉体収容器内から搬送先まで搬送して画像形成に用いる画像形成装置において、上記剤搬送装置として、請求項4の粉体搬送装置を用いたことを特徴とするものである。
これらの発明においては、粉体収容器がその収容部の粉体出口に連通する管接続部を備えている。この管接続部には、搬送管がその粉体受入口を収容部の外側に位置させるように接続される。そして、収容部内の粉体は、管接続部によって該収容部の粉体出口から搬送管の粉体受入口に導かれて、該搬送管内で搬送される。かかる構成では、収容部内の粉体が、該収容部内に進入している搬送管部分に邪魔されることなく粉体出口から排出されて搬送管の粉体受入口に受け入れられる。よって、粉体を粉体収容器の収容部から無駄なく排出することができる。更には、無駄のない粉体排出のために収容部内に可動部材を設けるといった工夫も必要ない。よって、可動部材を付設して粉体収容器をコスト高にしてしまうといった事態を回避することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した画像形成装置の一実施形態として、複数のドラム状感光体が並行配設されたタンデム方式のカラーレーザプリンタ(以下「レーザプリンタ」という)について説明する。
まず、本レーザプリンタの基本的な構成について説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。このレーザプリンタは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスユニット1Y,M,C,Kを備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、言うまでもなく、イエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材であることを示している(以下同様)。プロセスユニット1Y、1M、1C、1Kの他には、光書込ユニット10、中間転写ユニット11、2次転写バイアスローラ18、レジストローラ対19、給紙カセット20、ベルト定着方式の定着ユニット21などが配設されている。
【0012】
[光書込ユニット]
上記光書込ユニット10は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて後述のドラム状感光体の表面にレーザ光を照射する。
【0013】
[プロセスユニット]
図2は、上記プロセスユニット1Y,M,C,Kのうち、イエロー用のプロセスユニット1Yの概略構成を示す拡大図である。なお、他のプロセスユニット1M,C,Kについてもそれぞれ同じ構成となっているので、これらの説明については省略する。図2において、プロセスユニット1Yは、ドラム状感光体2Y、帯電器30Y、現像器40Y、ドラムクリーニング装置48Y、図示しない除電器などを有している。
【0014】
上記帯電器30Yは、交流電圧が印加される帯電ローラ31Yをドラム状感光体2Yに摺擦させることで、ドラム表面を一様帯電せしめる。帯電処理が施されたドラム状感光体2Yの表面には、上記光書込ユニット(10)によって変調及び偏向されたレーザ光が走査されながら照射される。すると、ドラム表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像器40Yによって現像されてYトナー像となる。
【0015】
上記現像器40Yは、現像ケース41Yの開口から一部露出させるように配設された現像ロール42Yを有している。また、第1搬送スクリュウ43Y、第2搬送スクリュウ44Y、ドクターブレード45Y、トナー濃度センサ(以下、Tセンサという)46Yなども有している。
【0016】
上記現像ケース41Yには、磁性キャリアと、マイナス帯電性のYトナーとを含む二成分現像剤が収容されている。この二成分現像剤は上記第1搬送スクリュウ43Y、第2搬送スクリュウ44Yによって撹拌搬送されながら摩擦帯電せしめられた後、上記現像ロール42Yの表面に担持される。そして、上記ドクターブレード45Yによってその層厚が規制されてからドラム状感光体2Yに対向する現像領域に搬送され、ここでドラム状感光体2Y上の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、ドラム状感光体2Y上にYトナー像が形成される。現像によってYトナーを消費した二成分現像剤は、現像ロール42Yの回転に伴って現像ケース41Y内に戻される。
【0017】
上記第1搬送スクリュウ43Yと、上記第2搬送スクリュウ44Yとの間には仕切壁47Yが設けられている。この仕切壁47Yにより、現像ロール22Yや第1搬送スクリュウ43Y等を収容する第1供給部と、第2搬送スクリュウ44Yを収容する第2供給部とが現像ケース41Y内で分かれている。第1搬送スクリュウ43Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部内の二成分現像剤を図中手前側から奥側へと搬送しながら現像ロール42Yに供給する。第1搬送スクリュウ43Yによって上記第1供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁47Yに設けられた図示しない開口部を通って上記第2供給部内に進入する。第2供給部内において、第2搬送スクリュウ44Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部から送られてくる二成分現像剤を第1搬送スクリュウ43Yとは逆方向に搬送する。第2搬送スクリュウ44Yによって第2供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁47Yに設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部内に戻る。
【0018】
透磁率センサからなるTセンサ46Yは、上記第2供給部の中央付近の底壁に設けられ、その上を通過する二成分現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する。二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度とある程度の相関を示すため、Tセンサ66YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。この出力電圧の値は、図示しない制御部に送られる。この制御部は、RAMを備えており、この中にTセンサ46Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefを格納している。また、他の現像器に搭載された図示しないTセンサからの出力電圧の目標値であるM用Vtref、C用Vtref、K用Vtrefのデータも格納している。Y用Vtrefは、図示しないYトナー搬送装置の駆動制御に用いられる。具体的には、上記制御部は、Tセンサ46Yからの出力電圧の値をY用Vtrefに近づけるように、図示しないYトナー搬送装置を駆動制御して第2供給部49Y内にYトナーを補給させる。この補給により、現像器40Y内の二成分現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他のプロセスユニットの現像器についても、同様のトナー補給制御が実施される。
【0019】
Y用のドラム状感光体2Y上に形成されたYトナー像は、後述の中間転写ベルトに中間転写される。中間転写後のドラム状感光体2Yの表面は、ドラムクリーニング装置48Yによって転写残トナーがクリーニングされた後、除電ランプによって除電される。そして、帯電器30Yによって一様帯電せしめられて次の画像形成に備えられる。他のプロセスユニットについても同様である。
【0020】
[中間転写ユニット]
先に示した図1において、上記中間転写ユニット11は、中間転写ベルト12、駆動ローラ13、張架ローラ14,15、ベルトクリーニング装置16、4つの中間転写バイアスローラ17Y,M,C,Kなどを有している。中間転写ベルト12は、駆動ローラ13、張架ローラ14,15にテンション張架されながら、図示しない駆動系によって回転せしめられる駆動ローラ13によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの中間転写バイアスローラ17Y,M,C,Kは、それぞれ図示しない電源から中間転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト12をその裏面からドラム状感光体2Y,M,C,Kに向けて押圧してそれぞれ中間転写ニップを形成する。各中間転写ニップには、上記中間転写バイアスの影響により、ドラム状感光体と中間転写バイアスローラとの間に中間転写電界が形成される。Y用のドラム状感光体2Y上に形成された上述のYトナー像は、この中間転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト12上に中間転写される。このYトナー像の上には、ドラム状感光体2M,C,K上に形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わせて中間転写される。かかる重ね合わせの中間転写により、中間転写ベルト12上には4色重ね合わせトナー像が形成される。この4色重ね合わせトナー像は、後述の2次転写ニップで転写紙Pに2次転写される。2次転写ニップ通過後の中間転写ベルト12の表面に残留する転写残トナーは、上記張架ローラ15にバックアップされる中間転写ベルト部分に当接するベルトクリーニング装置16によってクリーニングされる。
【0021】
[給紙カセット]
上記光書込ユニット10の下方には、複数枚の転写紙Pを重ねて収容する給紙カセット20が配設されており、一番上の転写紙Pに給紙ローラ20aを押し当てている。給紙ローラ20aが所定のタイミングで回転駆動すると、一番上の転写紙Pが紙搬送路に給紙される。
【0022】
[2次転写バイアスローラ]
中間転写ユニット11の上記駆動ローラ13には、中間転写ベルト12を介して2次転写バイアスローラ18が当接して2次転写ニップを形成している。この2次転写バイアスローラ18には、図示しない電源によって2次転写バイアスが印加される。
【0023】
[レジストローラ対]
上記給紙カセット20から紙搬送路に給紙された転写紙Pは、レジストローラ対19のローラ間に挟まれる。一方、上記中間転写ベルト12上に形成された4色重ね合わせトナー像は、ベルトの無端移動に伴って上記2次転写ニップに進入する。レジストローラ対19は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pを2次転写ニップにて4色重ね合わせトナー像に密着させ得るタイミングで送り出す。これにより、2次転写ニップでは、4色重ね合わせトナー像が転写紙Pに密着する。そして、上記2次転写バイアスやニップ圧の影響を受けて転写紙P上に2次転写され、白色の転写紙P上でフルカラー画像となる。このようにしてフルカラー画像が形成された転写紙Pは、定着ユニット21に送られる。
【0024】
[定着ユニット]
上記定着ユニット21は、定着ベルト21aを3本のローラによって張架しながら無端移動せしめるベルトユニット21bと、内部に熱源を有する加熱ローラ21cとを備えている。そして、このベルトユニット21bと加熱ローラ21cとの間に転写紙Pを挟み込みながら、その表面にフルカラー画像を定着させる。定着ユニット21を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対22を経て機外へと排出される。
【0025】
[トナー収容器]
定着ユニット21の図中側方には、補充用のY、M、C、Kトナーを収容する4つのトナー収容器50Y、M、C、Kが配設されている。粉体収容器たるこれらトナー収容器50Y、M、C、Kに収容されるY、M、C、Kトナーは、それぞれ専用の現像器に適宜補給される。
【0026】
図3は、Yトナー用のトナー収容器50Yを示す分解斜視図である。図において、粉体収容器たるトナー収容器50Yは、袋部51Yと口金部52Yとを有する収容部53Yと、ノズル接続部54Yとを備えている。袋部51Yは、厚さ50〜300[μm]程度のポリエステルシートやポリエチレンシートなどといった変形自在なシート材が単層又は複層の角張った袋状に成形されたもので、内部に粉体たるYトナーを収容している。袋部51Yに用いられるシート材としては、ポリエチレンやナイロン等の樹脂シート、紙シートなどが挙げられる。袋部51Yの上半分は、膨らんだ状態でほぼ直方体の形状になるが、下半分は逆四角錐状の形状になる。このような逆四角錐状の形状により、開口に向かって先細になるホッパが形成されている。このホッパの先端には、樹脂材等からなる円筒状の口金部52Yが固定されている。トナー収容器50Yは、収容部53Yの口金部52Yを下側に位置させる姿勢で用いられ、口金部52Yと袋部51Yとは連通している。よって、収容部53Yにおいては、口金部52Y内が袋部51Yから落下してくるYトナーで満たされる。このようにYトナーで満たされた口金部52Yには円筒状のノズル接続部54Yが接続されており、両者は図示しない連通口によって連通している。この連通口は、口金部52Y側から見た場合には収容部53Yからの粉体出口たるトナー出口となる一方で、ノズル接続部54Y側から見た場合にはトナー受入口となる。なお、ノズル接続部54Yの役割については後に詳述する。また、Yトナー用のトナー収容器50Yについてだけ図3を用いて説明したが、他色トナー用のトナー収容器(50M、C、K)についてもほぼ同様の構成であるので説明を省略する。
【0027】
図4は、Yトナー用のトナー搬送装置をYトナー用の現像器の一部とともに示す概略構成図である。図において、剤搬送装置たるトナー搬送装置は、トナー収容器50Y、ノズル60Y、搬送チューブ70Y、エアー供給手段たるエアーポンプ80Y、吸引手段たる吸引ポンプ90Y等を備えている。トナー収容器50Yは、図示のように口金部52Yを下方に向ける姿勢で図示しない収容器支持台にセットされ、内部のトナーがほぼ無くなった時点で新たなものと交換される。この交換の際、搬送管たるノズル60Yは、使用済みのトナー収容器50Yの上記ノズル接続部54Yから引き抜かれ、新たなトナー収容器50Yのノズル接続部54Yに挿入される。この挿入により、搬送管たるノズル60Yと、同じく搬送管たる搬送チューブ70Yと、吸引ポンプ90Yとを介して、新たなトナー収容器50Yと、Y用の現像器40Yとが接続される。
【0028】
図5は、上記収容器支持台にセットされる前のトナー収容器50Yを部分的に示す拡大構成図である。図示のように、トナー収容器50Yの円筒状の口金部52Yは、その下端が下壁によって塞がれている。よって、下端からYトナーを排出するようなことはない。一方、連通口55Yによって口金部52Yに連通する円筒状のノズル接続部54Yは、その上端が上壁によって塞がれているが、その下端が開口している。ノズル接続部54Yの上壁にはコイルバネ56Yが固定されている。ノズル接続部54Y内には、このコイルバネ56Yの他に、これに接続された円柱状のシャッタ部材57Yが配設されている。シャッタ部材57は、その外径がノズル接続部54Yの内径とほぼ等しくなっており、コイルバネ56Yによって下端の開口に向けて付勢されている。そして、このように付勢された状態で、連通口55Yの側方に位置してそこを閉鎖する。連通口55Yのノズル接続部54Y側の周囲には、ゴム等の弾性材料からなるシール部材58Yが固定されている。そして、連通口55Yの側方に位置するシャッタ部材57Yに密着することで、口金部52Y(ひいては収容部53Y)内の密閉性を確保する。
【0029】
図6は、上記ノズル60Yと、上記搬送チューブ70Yと、上記エアーポンプ80Yとを示す拡大構成図である。図において、ノズル60Yの先端側は、内管61Yと、外管62Yとを有する2重管構造になっており、その外径は上記ノズル接続部の内径とほぼ等しくなっている。内管61Yは、その先端を外管62Yの内部で開口させる一方で、その後端を外管62Yの外部で開口させている。但し、内管61Yの後端には搬送チューブ70Yが接続されているため、内管61Yの後端は搬送チューブ70Y内で開口している。外管62Yは、その先端付近の側壁に形成されたトナー受入口63Yと、その後端付近の側壁に形成されたエアー受入口64Yとを有している。外管62Yの後端付近には、このエアー受入口64Yに連通するようにエアー管65Yが接続されている。更に、このエアー管65Yには、エアーポンプ80Yのポンプ部81Yに設けられたエアー吐出チューブ82Yが接続されている。かかる構成のノズル60Yは、図7に示すように、その先端側がトナー収容器50Yのノズル接続部54Y内に挿入される。この際、ノズル接続部54Y内においてコイルバネ56Yによって鉛直方向下側に向けて付勢されている上記シャッタ部材57Yを押し上げることで、連通口55Yの側方から待避させる。そして、先に図4に示したように、この待避に伴って連通口55Yを開放させながら、上記トナー受入口64Yを連通口55Yの側方に位置させるところまで十分に挿入される。この挿入によってノズル60Yがトナー収容器50Yのノズル接続部54Yに接続されると、トナー収容器50Yの口金部52Y内のトナーが、粉体出口たる連通口55Yと、トナー受入口64Yとを通ってノズル60の外管62Y内に排出される。
【0030】
かかる構成のトナー収容器50Yにおいて、管接続部たるノズル接続部54Yには、ノズル60Yがそのトナー受入口64Yを収容部53Yの外側に位置させるように接続される。そして、収容部53Y内のYトナーは、ノズル接続部54Yによって連通口55Yからノズル60Yのトナー受入口64Yに導かれる。そうすると、収容部53Y内のYトナーが、収容部53Y内に進入しているノズル部分に邪魔されることなく連通口55Yから排出されてトナー受入口64Yに受け入れられる。よって、Yトナーを収容部53Yから無駄なく排出することができる。
【0031】
また、コイルバネ56Yと、シャッタ部材57Yとにより、ノズル接続部54Yに対するノズル60Yの着脱に連動して粉体出口たる連通口55Yを開閉する連動シャッタを構成している。かかる連動シャッタを設けたトナー収容器50Yでは、連通口55Yを連動シャッタによって閉じた状態でトナー搬送装置にセットすることで、セットの際における収容器からのトナー流出を防止することができる。しかも、ノズル60Yをノズル接続部54Yに挿入すれば連通口55Yを自動で開放させるので、セット後のトナー収容器50Yからヒートシールを引き抜いて連通口55Yを開放させるといった構成を採用する必要がない。よって、ヒートシール引抜き用の間隙をトナー収容器50Yとトナー搬送装置本体(上記収容器支持台)との間に設ける必要がなく、その間隙からのトナー飛散を回避することもできる。
【0032】
なお、図4などを用いて、ノズル60Yの全体を収容部53Yの外側に位置させるようにノズル60Yを接続するノズル接続部54Yについて説明した。しかしながら、トナー受入口64Yさえ収容部53Yの外側に位置させれば、ノズル60Yの先端側を収容部53Y内に進入させてもかまわない。かかる構成でも、収容部53Y内のYトナーを、収容部53Y内に進入しているノズル部分に邪魔させることなく連通口55Yから排出させてトナー受入口64Yに受け入れさせることが可能だからである。
【0033】
先に示した図4において、ノズル接続部54Yに接続されたノズル60Yの内管61Yの後端には、搬送管たる搬送チューブ70Yが接続されている。この搬送チューブ70Yは、変形自在で且つ耐トナー性に優れたゴム材や樹脂材等からなる内径φ4〜10[mm]のチューブであり、ノズル60Yとは反対側の端部が吸引ポンプ90Yのポンプ部91Yに接続されている。吸引ポンプ90Yは、一軸偏芯スクリューポンプ(通称モーノポンプ)と呼ばれる方式のものである。そのポンプ部91Yは、金属や剛性の高い樹脂などで偏芯した2条スクリュー形状に加工されたロータ92Y、ゴム等の材料に2条スクリュー状の空洞が形成されたステータ93Y、吸引口94Yなどから構成されている。吸引ポンプ90Yは、このポンプ部91Yの他、これに連通する吐出部95Y、軸部材96Y、ユニバーサルジョイント97Y、吸引モータ98Y等も有している。吸引モータ98Yが回転すると、その回転駆動力がユニバーサルジョイント97Yと軸部材96Yとを介して2条スクリュー形状のロータ92Yに伝わる。そして、ロータ92Yがステータ93Y内で回転すると、ポンプ部91Yの吸引口94Yに負圧が発生する。この負圧により、トナー収容器50Yの口金部54Y内のYトナーが吸引され、連通口55Y、トナー受入口63Y(図6参照)、ノズル60Yの内管61Y、搬送チューブ70Yを経由して吸引ポンプ90Y内に至る。そして、吸引ポンプ90Yのステータ93Y内を通って吐出部95Y内に吐出される。この吐出部95YはY用の現像器40Yに接続されており、吐出部95Y内に吐出されたYトナーは現像器40Yに補給される。
【0034】
このように吸引ポンプ90Yの吸引によってYトナーを搬送するトナー搬送装置においては、Yトナーに移動力を付与するためのスクリュー部材等の可動部材を、トナー搬送用の搬送管内に設ける必要がない。よって、搬送管として、変形自在な搬送チューブ70Yを用いてプリンタ本体内に自由に排回すことが可能になる。そして、このことにより、トナー搬送経路のレイアウト自由度を大幅に向上させることができる。また、トナー収容器50Yを現像器40Yよりも重力方向下側に位置させる場合でも、吸引ポンプ90Yとして吸引力の比較的高いものを用いることで、トナーのポンプアップ搬送が可能になる。そして、このことによっても、装置内部のレイアウト自由度を向上させることができる。一方、従来、搬送管内に可動部材を設けた従来のトナー搬送装置では、可動部材を設ける都合上、搬送管を直線状に構成せざるを得ず、その自由な排回しが困難になるため、レイアウト自由度を大幅に悪化させていた。
【0035】
トナー収容器50Y内からのトナー排出は、吸引ポンプ90Yによる吸引よりも、収容部53Y内におけるYトナーの重力移動に依存する。これは次に説明する理由による。即ち、収容部53Y内においては、その内部のYトナーのうち、口金部52Y内に存在するものが吸引されて収容部53Y内から消失する。Yトナーの流動性が比較的高ければ、この消失に伴い、口金部52Yよりも上側の袋部51Y内に存在していたYトナーが口金部52Y内に重力移動してきて補充される。このため、口金部52YからYトナーが引き続き吸引される。ところが、トナーの流動性が比較的低いと、袋部51Y内でYトナーがトナーブロッキングと呼ばれる架橋現象を引き起こす場合がある。すると、口金部52Yに十分量のYトナーが重力移動しなくなり、トナー収容器50YからYトナーが排出されなくなる。以上のような理由により、図示のトナー搬送装置では、トナー排出性がトナーの重力移動に依存するのである。
【0036】
トナーの流動性は、トナー粒子間に適度な空気を介在させた状態で良好となる。しかしながら、収容部53Y内においては、袋部51Y内のYトナー粒子が自重によって少しずつ移動して粒子間距離を狭める。そして、徐々に嵩密度を増加させて流動性を低下させていく。そこで、レーザプリンタに係るトナー搬送装置は、収容部53Y内に向けて送気してYトナーをエアー攪拌してほぐすことで、Yトナーの良好な流動性を維持するようになっている。具体的には、所定のタイミングでダイヤフラム型のエアーポンプ80Yを駆動させるのである。この駆動によってエアー吐出チューブ82Y内に送られたエアーは、ノズル60Y内に進入する。進入したエアーは、エアー管65Y、エアー受入口64Y、外管62Y、トナー受入口63Yを経由した後(図6参照)、連通口55Yから口金部52Y内に至る。そして、袋部51Y内で対流してトナーを攪拌する。この攪拌により、収容部53YのYトナーの良好な流動性が維持される。
【0037】
袋部51Yの底面(図中上面)には図示しない通気フィルターが固定されている。この通気フィルターは、トナー粒子よりも細かいメッシュになっている。袋部51Y内で対流したエアーは、最終的にはこの通気フィルターを通って外部に排出される。
【0038】
一軸偏心スクリューポンプやモーノポンプと言われる上記吸引ポンプ90Yは、その単位時間あたりの吸引量をロータ92Yの回転速度に厳密に比例させることが知られている。このため、本レーザプリンタにおいては、基本的には、ロータ92Yの回転速度と回転時間とに基づいて、搬送先たる現像器40Yに対するトナー補給量(トナー搬送量)を正確に調整することができる。但し、トナーの嵩密度が変化すると、それに伴って単位体積あたりのトナー粒子量と空気量との比が変化するため、トナー補給量が不安定になってしまう。しかしながら、本レーザプリンタに係るトナー搬送装置では、エアーポンプ80Yを用いたエアー攪拌により、トナーの流動性を良好に維持している。よって、エアー攪拌によってトナー排出を促すことができるだけでなく、トナーの嵩密度の安定化によってトナー補給量をより正確に制御することも可能になる。なお、これまで、Yトナー用のトナー搬送装置について説明したが、他色のトナー用のトナー搬送装置もほぼ同様の構成であるので説明を省略する。
【0039】
先に示した図4において、シャッタ部材57Yは、ノズル接続部53のノズル挿入路内に移動可能に配設されている。かかる構成では、シャッタ部材として、スライド板のような平面的なものでなく、円柱状に形成された図示のシャッタ部材57Yのように、ノズル挿入路の径にほぼ等しい立体的なものを用いることが可能になる。そして、このことにより、平面的なシャッタ部材を用いる場合に比べ、連通口55Yの周囲とシャッタ部材との密着性を高めて、連通口55Yのシャッタ閉鎖性をより向上させることができる。更に、本レーザプリンタにおいては、弾性を発揮するシール部材58Yを、連通口55Yの周囲に設けている。このシール部材58Yは、図8に示すように、ノズル挿入路の内壁から若干突出するように配設されている。このため、ノズル接続部54Y内でシャッタ部材57Yやノズル60Yに強く密着する。ノズル60Yがノズル接続部54Yから引き抜かれた状態にあるときには、先に図5に示したようにシール部材58Yがシャッタ部材57Yに強く密着することで、連通口55Yのシャッタ閉鎖性を更に向上させる。また、ノズル60Yがノズル接続部54Yに挿入された状態にあるときには、先に図4に示したように、シール部材58Yがノズル60Yに強く密着することで、ノズル60Yとノズル接続部54Yとの気密性を高める。そして、吸引ポンプ90Yによってノズル60Y内に発生した負圧を確実に口金部52Y内に作用させ、ノズル60Yとノズル接続部54Yとの間からのエアー吸引を回避することができる。
【0040】
図9は、エアーポンプ80Yの駆動タイミングと、吸引モータ98Y(吸引ポンプ90Y)の駆動タイミングとを示すタイミングチャートである。図示のように、エアーポンプ80Yと吸引モータ98Yとについては、両者を同時に駆動させないようにすることが望ましい。これは、次に説明する理由による。即ち、先に示した図6において、両者を同時に駆動させると、ノズル60Yの内管61Y内に負圧を発生させるとともに、外管62内にエアーを送り込むことになる。そうすると、外管62Yから内管61Yに向かうエアーの短絡路が形成されてしまう。そして、このことにより、口金部52Y(図4参照)内のYトナーがノズル60Y内に十分に吸引されなくなってしまう。そこで、両者を別々に駆動させるのである。図9においては、トナー搬送装置によって上記現像器(40Y)に所定量のYトナーが補給される毎にエアーポンプ80Yを所定時間だけ駆動させるようにした制御の例を示している。トナー補給中(吸引モータ98Yの駆動中)にYトナーの補給量が上記所定の量に達した場合には、予定量のトナー補給を終了してからエアーポンプ80Yの駆動を開始させるようにした制御である。このように所定量のトナー補給がなされる毎にエアーポンプ80Yを作動させる制御の他、所定時間が経過する毎に作動させるようにしてもよい。
【0041】
上述のように、本レーザプリンタのトナー搬送装置のトナー収容器50Yでは、収容部53Yの一部である袋部51Yを、変形自在な材料で構成している。かかる構成では、使用済みのトナー収容器50Yの袋部51Yを圧縮して減容せしめることが可能である。具体的には、先に図3に示したように、袋部51Yの底面(図中上側の面)や、側面には折り目がつけられている。使用済みの袋部51Yの底面や側面を、この折り目に沿って図10に示すように袋部51Yの内側に折り畳むことで、袋部51Yを扁平状の形状に変化させて減容することができる。そして、この減容により、トナー収容器50Yの廃棄容量を少なくして処理費を低減することができる。また、メーカーが使用済みのトナー収容器50Yを回収して再利用する場合には、減容によって輸送コストを低減することができる。これらの結果、トナー収容器50Yの交換によるランニングコストを低減することができる。
【0042】
図11は、トナー収容器の変形例を示す斜視図である。この変形例では、一般にガゼット型と呼ばれる袋形状を採用している。即ち、袋部51Yの底部を、牛乳パックの上部のような袋形状にしたのである。かかる形状の袋部51Yでも、図12に示すように、側面を内側に折り込むように畳むことで減容することができる。但し、その底部については、外側に突き出すように畳むことになる。よって、畳んだ後の平面積は図10に示したものよりも大きくなる。
【0043】
なお、エアーポンプ80YによるYトナーのエアー攪拌を行わない場合には、トナー収容器50Yとして、袋部51Yに上記通気フィルターを設けていないものを用いるとよい。そうすれば、吸引ポンプ90Yの吸引力に伴って袋部51Yを自動で減容せしめることが可能になるので、折り畳みの手間を省くことができるからである。
【0044】
【0045】
これまで、トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像剤を用いる二成分現像方式のレーザプリンタについて説明したが、磁性キャリアを含まない一成分現像剤を用いる一成分現像方式にも本発明の適用が可能である。また、プリンタに限らず、複写機やファクシミリなどの他の画像形成装置でもよい。また、レーザ光による露光を行う方式ではなく、LEDによる露光や、イオン付与などによって静電潜像を形成する方式でもよい。また、電子写真プロセスを用いない画像形成方式のものにも、本発明の適用が可能である。かかる方式としては、例えば、特開平11−301014号公報に記載の画像形成装置のような直接記録方式などがある。また、画像形成装置ではなく、トナー搬送装置や、トナー以外の粉体を搬送する粉体搬送装置についても本発明の適用が可能である。更には、画像形成用剤としてトナーを搬送するのではなく、二成分現像剤や磁性キャリアを搬送する剤搬送装置にも本発明の適用が可能である。
【0046】
以上、本実施形態に係るレーザプリンタのトナー収容器50Yにおいては、搬送管たるノズル60Yの着脱に連動して粉体出口たる連通口55Yを開閉する連動シャッタをノズル接続部54Yに設けている。かかる構成では、連通口55Yを連動シャッタによって閉じた状態でトナー搬送装置にセットすることで、セットの際における収容器からのトナー流出を防止することができる。しかも、連通口55Yの周囲に貼り付けたヒートシールを引き抜くといった構成を採用する必要がないため、引抜き用の間隙からのトナー飛散を回避することもできる。
また、ノズル接続部54Yとして、ノズル挿入路をノズル60Yに係合させるものを用い、且つシャッタ部材57Yをそのノズル挿入路内に移動可能に設けている。かかる構成では、シャッタ部材として、スライド板のような平面的なものでなく、ノズル挿入路の径にほぼ等しい立体的なものを用いることが可能になり、平面的なものを用いる場合に比べてシャッタ閉鎖性をより向上させることができる。
また、収容部53Yの袋部51Yを変形自在な材料で構成して、その減容を可能にしている。そして、このことにより、トナー収容器50Yの交換によるランニングコストを低減することができる。
また、実施形態に係るレーザプリンタの粉体搬送装置たるトナー搬送装置においては、トナー収容器50Yとして、ノズル60Yと収容部53Yの外側で係合するノズル接続部54Yを有するものを用いる。そして、このことにより、トナー収容器50Y内のYトナーを無駄なく排出させて現像器40Yに補給することができる。
また、実施形態に係るレーザプリンタにおいては、トナー搬送装置として、ノズル60Yと収容部53Yの外側で係合するノズル接続部54Yを有するトナー収容器50Yがセットされるものを用いる。そして、このことにより、トナー収容器50Y内のYトナーを無駄なく使用してプリントコストを低減することができる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1、2、3、4又は5の発明によれば、可動部材の付設によるコストアップを生ずることなく、粉体を無駄なく排出することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図。
【図2】同レーザプリンタにおけるイエロー用のプロセスユニットの概略構成を示す拡大図。
【図3】同レーザプリンタのYトナー用のトナー収容器を示す分解斜視図。
【図4】同レーザプリンタのYトナー用のトナー搬送装置をYトナー用の現像器の一部とともに示す概略構成図。
【図5】同トナー搬送装置にセットされる前の同トナー収容器を部分的に示す拡大構成図。
【図6】同トナー搬送装置のノズルと、搬送チューブと、エアーポンプとを示す拡大構成図。
【図7】同トナー収容器の口金部及びノズル接続部をノズルとともに示す斜視図。
【図8】同口金部及びノズル接続部を示す横断面図。
【図9】同トナー搬送装置のエアーポンプの駆動タイミングと、吸引モータの駆動タイミングとを示すタイミングチャート。
【図10】袋部を折り畳んだ状態の同トナー収容器を示す斜視図。
【図11】同トナー収容器の変形例を示す斜視図。
【図12】袋部を折り畳んだ状態の同変形例を示す斜視図。
【図13】従来のトナー収容器の一例を示す概略構成図。
【図14】同トナー収容器のキャップの一例を示す平面図。
【図15】同トナー収容器におけるキャップの他の一例を示す断面図。
【図16】従来のトナー収容器における他の一例を示す概略構成図。
【符号の説明】
1Y,M,C,K プロセスユニット
2Y,M,C,K ドラム状感光体
10 光書込ユニット
11 中間転写ユニット
18 2次転写バイアスローラ
19 レジストローラ対
20 給紙カセット
21 定着ユニット
30Y 帯電器
40Y 現像器(搬送先)
48Y ドラムクリーニング装置
50Y,M,C,K トナー収容器(粉体収容器)
51Y 袋部
52Y 口金部
53Y 収容部
54Y ノズル接続部(管接続部)
55Y 連通口(粉体出口)
60Y ノズル(搬送管)
70Y 搬送チューブ(搬送管)
57Y シャッタ部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a powder container having a container for storing powder and a pipe connecting part to which a conveying tube for conveying powder is connected, and a powder conveying apparatus and image forming apparatus using the same. It relates to the device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, image forming apparatuses such as copying machines, facsimile machines, and printers that use a toner container that contains a replenishing powdery image forming agent are known. For example, in an electrophotographic image forming apparatus that develops an electrostatic latent image formed on a latent image carrier into a toner image by a developing device, toner as an image forming agent is transferred from a toner container to a developing device as necessary. Supplying. Further, for example, in a so-called direct recording type image forming apparatus that forms an image by adhering toner that has been ejected in the form of dots from a toner flying apparatus to recording paper or the like, toner is transferred from the toner container to the toner flying apparatus as necessary. There is something to replenish. In these image forming apparatuses, the toner main body is replenished with toner by replacing a toner container that is almost out of toner with a new one.
[0003]
FIG. 13 is a schematic configuration diagram illustrating an example of a conventional toner container. In the figure, a toner container 50 serving as a powder container includes a
[0004]
In the toner container 50 having such a configuration, the toner positioned around the nozzle in the
[0005]
As a toner container capable of discharging toner without waste, one having a
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the
[0007]
On the other hand, the toner container 50 shown in FIG. 13 has a simple structure that does not require a movable member, but generates residual toner as described above. Although the residual toner generated in the toner container of the type in which the nozzle is connected from below the storage unit has been described with reference to FIG. 13, the same residual toner is also generated in the method of connecting from the side.
[0008]
Up to now, the problems that occur when using a toner container that contains toner have been described. However, similar problems may occur when using the following container. That is, an image forming agent container that contains a magnetic carrier or a two-component developer as a powdery image forming agent, a powder container that contains a powder of a type different from the image forming agent, and the like.
[0009]
The present invention has been made in view of the above background, and the object of the present invention is a powder container or the like that can discharge powder without waste without causing an increase in cost due to the attachment of a movable member. Is to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention of
The invention of claim 2 is characterized in that, in the powder container of
Claims3The invention of claim 1Or 2A powder container, wherein at least a part of the container is deformable.Is a thing.
Claims4The invention includes a powder container for storing powder, and a transport pipe connected to the powder container for transporting powder, and the powder in the powder container is placed in the transport pipe. In a powder conveyance device that conveys to a conveyance destination, the powder container is defined in
Claims5The invention includes an agent conveying device that conveys a powdery image forming agent used for image formation, whereby the image forming agent is conveyed from the inside of the powder container to the conveyance destination and used for image formation. In the apparatus, as the agent transport device, the claim4It is characterized by using the powder conveying apparatus.
In these inventions, the powder container is provided with a pipe connecting portion communicating with the powder outlet of the housing portion. The tube connecting portion is connected to the conveying tube so that the powder receiving port is located outside the accommodating portion. Then, the powder in the storage unit is guided from the powder outlet of the storage unit to the powder receiving port of the transfer tube by the tube connecting unit, and is transferred in the transfer tube. In such a configuration, the powder in the storage unit is discharged from the powder outlet without being obstructed by the transfer pipe portion entering the storage unit and is received in the powder receiving port of the transfer pipe. Therefore, the powder can be discharged without waste from the container of the powder container. Further, there is no need for a device such as providing a movable member in the accommodating portion for wasteless powder discharge. Therefore, it is possible to avoid a situation in which the movable member is attached to increase the cost of the powder container.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a tandem color laser printer (hereinafter referred to as “laser printer”) in which a plurality of drum-shaped photoconductors are arranged in parallel will be described as an embodiment of an image forming apparatus to which the present invention is applied.
First, the basic configuration of the laser printer will be described.
[overall structure]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a laser printer according to the present embodiment. This laser printer includes four sets of
[0012]
[Optical writing unit]
The
[0013]
[Process unit]
FIG. 2 is an enlarged view showing a schematic configuration of the
[0014]
The
[0015]
The developing
[0016]
The developing
[0017]
A
[0018]
The
[0019]
The Y toner image formed on the Y drum-shaped photoreceptor 2Y is intermediately transferred to an intermediate transfer belt described later. The surface of the drum-shaped photoconductor 2Y after the intermediate transfer is neutralized by the neutralizing lamp after the transfer residual toner is cleaned by the
[0020]
[Intermediate transfer unit]
In FIG. 1 described above, the intermediate transfer unit 11 includes an intermediate transfer belt 12, a driving roller 13, stretching
[0021]
[Paper cassette]
Below the
[0022]
[Secondary transfer bias roller]
A secondary
[0023]
[Registration roller pair]
The transfer paper P fed from the
[0024]
[Fixing unit]
The fixing
[0025]
[Toner container]
Four
[0026]
FIG. 3 is an exploded perspective view showing a
[0027]
FIG. 4 is a schematic configuration diagram illustrating a toner conveying device for Y toner together with a part of a developing device for Y toner. In the figure, the toner transport device as the agent transport device includes a
[0028]
FIG. 5 is an enlarged configuration diagram partially showing the
[0029]
FIG. 6 is an enlarged configuration diagram showing the
[0030]
In the
[0031]
Further, the
[0032]
In addition, the
[0033]
In FIG. 4 described above, the transfer tube 70Y as a transfer tube is connected to the rear end of the
[0034]
In this way, in the toner transport device that transports Y toner by suction of the
[0035]
The toner discharge from the
[0036]
The fluidity of the toner is good when moderate air is interposed between the toner particles. However, in the
[0037]
A ventilation filter (not shown) is fixed to the bottom surface (upper surface in the drawing) of the
[0038]
It is known that the
[0039]
In FIG. 4 described above, the shutter member 57 </ b> Y is movably disposed in the nozzle insertion path of the
[0040]
FIG. 9 is a timing chart showing the drive timing of the
[0041]
As described above, in the
[0042]
FIG. 11 is a perspective view showing a modified example of the toner container. In this modification, a bag shape generally called a gusset type is adopted. That is, the bottom part of the
[0043]
In the case where the Y toner is not agitated by the
[0044]
[0045]
So far, a two-component development type laser printer using a two-component developer containing toner and a magnetic carrier has been described. However, the present invention is also applicable to a one-component development method using a one-component developer not containing a magnetic carrier. Is possible. Further, the image forming apparatus is not limited to a printer, and may be another image forming apparatus such as a copying machine or a facsimile. In addition, a method of forming an electrostatic latent image by exposure using an LED or ion application may be used instead of the method of performing exposure using a laser beam. The present invention can also be applied to an image forming method that does not use an electrophotographic process. As such a method, for example, there is a direct recording method such as an image forming apparatus described in JP-A-11-301014. Further, the present invention can be applied not to an image forming apparatus but also to a toner conveying apparatus and a powder conveying apparatus that conveys powder other than toner. Furthermore, the present invention can be applied to an agent conveying apparatus that conveys a two-component developer or a magnetic carrier instead of conveying toner as an image forming agent.
[0046]
As described above, in the
Further, as the
Further, the
Further, in the toner conveyance device as the powder conveyance device of the laser printer according to the embodiment, a
Further, in the laser printer according to the embodiment, a toner carrying device in which a
[0047]
【The invention's effect】
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a laser printer according to an embodiment.
FIG. 2 is an enlarged view showing a schematic configuration of a process unit for yellow in the laser printer.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing a toner container for Y toner of the laser printer.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram illustrating a toner transport device for Y toner of the laser printer together with a part of a developing device for Y toner.
FIG. 5 is an enlarged configuration diagram partially showing the toner container before being set in the toner conveying device.
FIG. 6 is an enlarged configuration diagram illustrating a nozzle, a transport tube, and an air pump of the toner transport device.
FIG. 7 is a perspective view showing a base portion and a nozzle connection portion of the toner container together with a nozzle.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing the base part and the nozzle connection part.
FIG. 9 is a timing chart showing the driving timing of the air pump and the driving timing of the suction motor of the toner conveying device.
FIG. 10 is a perspective view showing the toner container in a state where the bag portion is folded.
FIG. 11 is a perspective view showing a modified example of the toner container.
FIG. 12 is a perspective view showing the same modified example with the bag portion folded.
FIG. 13 is a schematic configuration diagram illustrating an example of a conventional toner container.
FIG. 14 is a plan view showing an example of a cap of the toner container.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing another example of a cap in the toner container.
FIG. 16 is a schematic configuration diagram illustrating another example of a conventional toner container.
[Explanation of symbols]
1Y, M, C, K Process unit
2Y, M, C, K Drum photoconductor
10 Optical writing unit
11 Intermediate transfer unit
18 Secondary transfer bias roller
19 Registration roller pair
20 Paper cassette
21 Fixing unit
30Y charger
40Y Developer (Destination)
48Y drum cleaning device
50Y, M, C, K Toner container (powder container)
51Y bag part
52Y base part
53Y accommodation section
54Y Nozzle connection (pipe connection)
55Y communication port (powder outlet)
60Y nozzle (conveying pipe)
70Y Conveying tube (conveying tube)
57Y Shutter member
Claims (5)
上記管接続部として、上記搬送管挿入路の内壁に上記収容部の粉体出口が設けられ、該収容部の外側に位置する該搬送管挿入路内で、該粉体出口と、該搬送管挿入路に係合している上記搬送管の側壁に設けられた粉体受入口とを対向させて、粉体を該粉体出口から該粉体受入口に導くものを用いるとともに、
該搬送管挿入路に該搬送管が挿入されていない状態では、該搬送管挿入路内で該粉体出口との対向位置に存在して該粉体出口を閉じる一方で、該搬送管挿入路に該搬送管が挿入される過程で、該搬送管の先端に押されながら移動することで該対向位置から待避して該粉体出口を開放するように、該搬送管挿入路内に移動可能に配設されたシャッタ部材により、該搬送管挿入路に対する搬送管の引き抜き、挿入に連動して該粉体出口を開閉する連動シャッタを設けたことを特徴とする粉体収容器。 The transport pipe having a storage section for storing the powder and a pipe connection section to which a transport pipe for receiving and transporting the powder from the powder receiving port is connected , and is inserted into the transport pipe In the powder container having the conveyance pipe insertion path that engages with the pipe connection portion ,
As the pipe connecting portion, a powder outlet of the housing portion is provided on an inner wall of the transport pipe insertion path, and the powder outlet and the transport pipe are disposed in the transport pipe insertion path located outside the housing section. is opposed to the powder receiving port provided in the side wall of the conveyor tube engaging the insertion path, Rutotomoni powder from the powder outlet using what leads to the powder receiving port,
In a state where the transfer pipe is not inserted into the transfer pipe insertion path, the transfer pipe insertion path is closed at the position facing the powder outlet in the transfer pipe insertion path while closing the powder outlet. In the process of inserting the transfer pipe into the transfer pipe, it can be moved into the transfer pipe insertion path so as to open the powder outlet while avoiding the opposing position by moving while being pushed by the tip of the transfer pipe A powder container, comprising: an interlocking shutter that opens and closes the powder outlet in conjunction with drawing and insertion of the transport pipe with respect to the transport pipe insertion path by means of a shutter member disposed in the container .
上記シャッタ部材として円柱状のものを用いるとともに、上記搬送管として、円筒状のものを用いたことを特徴とする粉体収容器。A powder container using a cylindrical member as the shutter member and a cylindrical member as the transport pipe.
上記収容部の少なくとも一部が変形自在であることを特徴とする粉体収容器。 The powder container according to claim 1 or 2 ,
A powder container, wherein at least a part of the container is deformable.
上記粉体収容器として請求項1、2又は3のものを用いたことを特徴とする粉体搬送装置。A powder container for storing powder; and a transport pipe connected to the powder container for transporting the powder, and the powder in the powder container is transported through the transport pipe to a transport destination In the powder transport device that transports up to
A powder conveying apparatus using the powder container according to claim 1, 2 or 3 .
上記剤搬送装置として、請求項4の粉体搬送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。In an image forming apparatus provided with an agent conveying device that conveys a powdery image forming agent used for image formation, thereby conveying the image forming agent from the inside of the powder container to a conveyance destination and used for image formation.
An image forming apparatus using the powder conveying device according to claim 4 as the agent conveying device.
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