JP4009125B2 - 消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ - Google Patents

消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消耗電極ガスシールドアーク溶接(以下、溶接という)トーチにおいて、ノズルをトーチボディにワンタッチで着脱することができる溶接トーチ、特に、1トーチ内で2本の消耗電極(以下、ワイヤという)を送給して溶接するねじ込みのできない非円形ノズルを使用した溶接トーチの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種溶接構造物の建造において、薄板高速溶接又は厚板高溶着溶接の作業能率の向上を図るために、1本のトーチ内で2本のワイヤを送給する2電極1トーチ方式の溶接が採用されている。
図1は、従来の溶接トーチの外形図であって、同図(A)は正面図であり、同図(B)は側面図である。同図において、従来のノズルねじ止め溶接トーチ10はトーチボディ1の先端にねじ止めノズル2がノズル固定ネジ13、14によって固定されている。
【0003】
図2は、従来の溶接トーチの部分断面図であって、同図(A)は正面図であり同図(B)は側面図である。同図において、トーチボディ1の先端にチップボディ4、5が取付けられ、これらのチップボディ4と5とは絶縁されている。また、給電チップ6、7がチップボディ4、5の先端にそれぞれネジ込まれていて、ワイヤが給電チップ6、7に内接して、溶接用電源装置の出力がトーチボディ1からチップボディ4、5、給電チップ6、7を通じてワイヤまで供給される。
また、チップボディ4、5の周囲にシールドガスの流れをより安定化させるためにオリフス8、9がそれぞれ設けられていて、ねじ止めノズル2がチップボディ4、5と給電チップ6、7とを取囲んでいる。
【0004】
ノズルを溶接トーチに装着する方法としては、例えば、図3に示す1トーチ1電極方式の溶接トーチの場合、ノズルねじ込み溶接トーチ11のトーチボディ12及びねじ込みノズル3の形状が円筒状であるので、トーチボディ12の一端の外周面にオネジを切り、ねじ込みノズル3の一端の内周面にメネジを切り、トーチボディ12のオネジ部12aをねじ込みノズル3のメネジ部3aにネジ止めしている。
【0005】
図3は、1トーチ1電極方式の溶接トーチを示す図であって、同図(A)は外形図であり、同図(B)は断面図であり、同図(C)はねじ込みノズル3を取り外した状態を説明する図である。同図において、図2と同一機能に同一符号を付して説明を省略する。
【0006】
他方、2電極1トーチ方式の溶接トーチの場合、通常、図示していない溶接ロボットのマニピュレータ先端に取付けられ、溶接ロボットの操作性を高めるために溶接トーチを小型化する必要があり、図2に示すねじ止めノズル2の形状を中空の扁平な円錐台状(非円形)にしている。
【0007】
図4は、従来の2電極1トーチ方式の溶接トーチにおいて、ノズル固定ネジ13、14を工具で回して緩めた後で、ねじ止めノズル2を取外した状態を説明する図であって、同図(A)は正面図であり、同図(B)は側面図である。
したがって、従来の2電極1トーチ方式の溶接トーチは、図3に示す1トーチ1電極方式の溶接トーチのように、ねじ込みノズル3をトーチボディ1にネジ込む構造にすることができないために、図4に示すように、ノズル固定ネジ13、14を工具で回して締め付けることによって、ねじ止めノズル2をトーチボディ1に装着する構造になっている。この場合、ねじ止めノズル2にはノズル固定ネジのネジ部を通すノズル固定ネジ通過用切欠部2a及び固定ネジ頭部を締め付けるノズル固定ネジ頭部当接用切欠部2bが設けられていてノズル固定ネジ13、14を工具で緩めるだけでよいようになっているノズルもある。
【0008】
図5は、従来のノズルねじ止め溶接トーチにおいて、ねじ止めノズル2をトーチボディ1から取り外す手順を説明する図である。同図(A)に示すように、ノズル固定ネジ13、14によってねじ止めノズル2がトーチボディ1に取付けられている状態から、同図(B)に示すように、ノズル固定ネジ13、14を緩めてから、同図(C)に示すように、ねじ止めノズル2がトーチボディ1から取外される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すように、従来のノズルねじ止め溶接トーチ11は、ノズル固定ネジ13、14を締めたり緩めたりすることによって、ねじ止めノズル2をトーチボディ1に取付けたり、ねじ止めノズル2をトーチボディ1から取外したりする構造である。したがって、ねじ止めノズル2をトーチボディ1に取付けたり、ねじ止めノズル2をトーチボディ1から取り外すごとに、ノズル固定ネジ13、14を工具で締めたり緩めたりしなくてはならないために作業能率が低下する。
また、溶接中に、溶滴及び溶融池の一部がスパッタとして周囲に飛散した場合、スパッタがノズル固定ネジ13、14の工具先端挿入用溝13a、14aに付着して工具先端挿入用溝13a、14aが詰まるために、ノズル固定ネジ13、14を回すことができなくなり、ねじ止めノズル2をトーチボディ1に着脱することが困難になる場合がある。さらに、固定ネジ13、14に垂直又は固定ネジ13、14の回転方向に工具先端を保持して挿入用溝13a、14aに工具先端を押しつけたり工具を回転させることができない障害物があるときは、工具先端挿入用溝を変形拡大させたり、固定ネジ13、14の頭を変形させてしまって固定ネジ13、14を回転させることができなくなる。
【0010】
本発明は、溶接トーチにおいて、一方の片手でボタン成形体20、21を押すだけで、他方の片手でノズルをトーチボディにワンタッチで着脱することができる溶接トーチ、特に、1トーチ内で2本のワイヤを送給して溶接するねじ込みのできない非円形ノズルを使用した溶接トーチの改良に関するものである。
【0018】
実施態様に記載の発明は、トーチボディにノズルを着脱する溶接トーチにおいて、ボタン成形体20、21に、押圧制限用ボタン当接面20d、21d及び保持ピン頭部当接面20a、21aを備えて、
保持ピン頭部22a、23aはボタン成形体20、21がバネの復帰力でトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出されるのを抑止し、さらに、上記トーチボディ内ボタン成形体挿入孔24、25に、トーチボディ内バネ当接面24a、25aとトーチボディ内ボタン押圧制限面24b、25bとを備えて、バネの両端がこれら両面に挟み込まれて円滑に摺動する機能を追加した発明であって、
図7に示すように、ノズルの長手軸36gのトーチボディ側にボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに続けてボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bを設けたボタン係合ノズル36と、
図9に示すように、トーチボディの外周の相対向する位置1a、1bでトーチボディの長手軸に近づく方向1cにボタン押圧面20f、21f及びノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21c及びノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21b及びボタン成形体内に設けたボタン成形体貫通孔20h、21hを有するボタン成形体20、21と、
上記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bが挿入されるトーチボディ内ボタン成形体挿入孔24、25を設けたボタン成形体保持トーチボディ16と、
上記ボタン成形体貫通孔20h、21hに挿入すると共に、先端側にバネ30、31を挿入してボタン成形体20、21及びバネ30、31を摺動自在にボタン成形体保持トーチボディ16に固定したボタン成形体保持ピン22、23とからなり、
ボタン成形体20、21は、上記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bに続きバネ30、31の一端が当接する上記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bよりも大径の押圧制限用ボタン当接面20d、21dを有し、ボタン成形体貫通孔20h、21h内にボタン成形体保持ピンの保持ピン頭部22a、23aよりも小径の保持ピン頭部当接面20a、21aを有して、上記保持ピン頭部22a、23aはボタン成形体20、21がバネの復帰力でトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出されるのを抑止し、
上記トーチボディ内ボタン成形体挿入孔24、25は、バネ30、31の他端が当接するトーチボディ内バネ当接面24a、25aとバネ30、31が挿入される内径のトーチボディ内小径孔24c、25cと上記押圧制限用ボタン当接面20d、21dが挿入される内径のトーチボディ内大径孔24d、25dと上記押圧制限用ボタン当接面20d、21dが当接するトーチボディ内ボタン押圧制限面24b、25bとを有し、
ボタン係合ノズル36を取り外すときは、上記ボタン押圧面20f、21fをトーチボディの長手軸に近づく方向1cに押圧してバネ30、31を圧縮して上記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cを上記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの位置までボタン成形体保持ピン22、23に摺動させて押し込んで、上記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cをボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに沿ってノズル切欠部開放端36eまで移動させ、
次に、ノズルを装着するときは、上記ボタン押圧面20f、21fを押すと、バネ30、31がトーチボディの長手軸に近づく方向1cに押圧されて圧縮されて、ボタン成形体20、21が上記ボタン成形体保持ピン22、23を摺動して上記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cが上記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに一致する位置まで移動し、
上記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aと上記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cとが一致する位置でボタン係合ノズル36を差し込み、上記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cを上記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに沿ってノズル切欠部終了端36fまで移動させ、
上記ボタン押圧面20f、21fを無圧にすると、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21が上記ボタン成形体保持ピン22、23に摺動してトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出され、上記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bが上記ボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bの位置に戻り、上記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの外周の一部が上記ボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bに係合してボタン係合ノズル36を装着するボタン成形体保持トーチボディ16とを備えた溶接トーチである。
【0019】
実施態様に記載の発明は、ノズル断面が非円形である実施態様1に記載の溶接トーチである。
【0020】
実施態様に記載の発明は、図7に示すように、ボタン係合ノズル36のボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの左右に、そのボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの幅D1からボタン大外周部係合用切欠部36bの幅D3の間に、ボタン大外周部係合用切欠部36b側からノズル切欠部開放端36e側までボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面36c、36dをそれぞれ設けて、これらの傾斜面36c、36dはノズル切欠部開放端36e側の傾斜面がボタン大外周部係合用切欠部36b側の傾斜面よりもトーチボディの長手軸から遠ざかるように形成され、
ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に装着するときに、ボタン係合ノズル36のボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aのノズル切欠部開放端36eを、ボタン成形体20、21のノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの真下に位置させてから、ボタン係合ノズル36を上方向へ押し上げると、ボタン係合ノズル36のボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面36c、36dによって、ボタン成形体20、21のノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bがトーチボディの長手軸に近づく方向1cに押されて、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aのノズル切欠部開放端36eの位置まで摺動し、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン係合ノズル36のボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aを通過し、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21がトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出され、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの外周の一部がボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bに係合して、ボタン係合ノズル36はボタン成形体保持トーチボディ16に装着される実施態様1に記載の溶接トーチである。
【0021】
【発明の実施の形態】
[実施例1]
図6は、本発明のボタン押圧溶接トーチ15の外形図を示す図である。同図は本発明のボタン押圧溶接トーチ15にボタン成形体20、21によってボタン係合ノズル36を装着した状態を示している。
図7は、本発明のボタン押圧溶接トーチ15において、ボタン成形体20、21を押してボタン係合ノズル36を取外した状態を説明する図であり、図8は本発明のボタン押圧溶接トーチ15の部分断面図であり、図9(A)は、ボタン成形体20、21の近傍の分解図であり、同図(B)はボタン成形体20、21の斜視図である。
【0022】
以下、図7、図8を参照して図9について説明する。
図9に示すようにトーチボディの外周の相対向する位置1a、1bに、トーチボディの長手軸に近づく方向1cに、ボタン押圧面20f、21fとそのボタン押圧面20f、21fに続くノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cとそのノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cに続くノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bとを有するボタン成形体20、21が保持されている。
【0023】
このボタン成形体20、21内にノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21b及びノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cが挿入されるトーチボディ内ボタン成形体挿入孔24、25を設け、ボタン成形体内に設けたボタン成形体貫通孔20h、21hにボタン成形体20、21が摺動可能にボタン成形体保持ピン22、23を挿入すると共に、ボタン成形体保持ピン22、23の先端側にバネ30、31を挿入してボタン成形体保持ピン22、23をボタン成形体保持トーチボディ16に固定している。
【0024】
また、ボタン成形体20、21は、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bに続きバネ30、31の一端が当接するノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bよりも大径の押圧制限用ボタン当接面20d、21dを有し、ボタン成形体貫通孔20h、21h内にボタン成形体保持ピンの保持ピン頭部22a、23aよりも小径の保持ピン頭部当接面20a、21aを有して、保持ピン頭部22a、23aはボタン押圧面20f、21fがトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出されないように保持している。
【0025】
トーチボディ内ボタン成形体挿入孔24、25は、バネ30、31の他端が当接するトーチボディ内バネ当接面24a、25aとバネ30、31が挿入される内径のトーチボディ内小径孔24c、25cと押圧制限用ボタン当接面20d、21dが挿入される内径のトーチボディ内大径孔24d、25dと押圧制限用ボタン当接面20d、21dが当接するトーチボディ内ボタン押圧制限面24b、25bとを有している。
【0026】
ノズルを取り外すときは、図10の(A)から(C)に示す順序で、一方の片手でボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fを押して、トーチボディの長手軸に近づく方向1cに押圧してバネ30、31を圧縮して、他方の片手でボタン係合ノズル36を把持して、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cを上記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの位置までボタン成形体保持ピン22、23に摺動させて押し込んで、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cをボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに沿ってノズル切欠部開放端36eまで移動させる。
【0027】
ノズルを装着するときは、図10の(A)から(C)に示す逆の以下の順序となる。
(1)ノズルを取り外すときと同様に、一方の片手でボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fを押すと、バネ30、31がトーチボディの長手軸に近づく方向1cに押圧されて圧縮されて、ボタン成形体20、21がボタン成形体保持ピン22、23を摺動して(ボタン成形体20、21の)ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに一致する位置まで移動する。
(2)他方の片手でボタン係合ノズル36を把持して、(ボタン係合ノズル36の)ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aと(ボタン成形体20、21の)ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cとが一致する位置でボタン係合ノズル36を差し込むと、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに沿ってノズル切欠部終了端36fまで移動する。
(3)ボタン押圧面20f、21fから手を離す(無圧にする)と、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21がボタン成形体保持ピン22、23に摺動してトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出され、(ボタン成形体20、21の)ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bが(ボタン係合ノズル36の)ボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bの位置に戻り、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの外周の一部がボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bに係合する。
【0028】
図9において、ボタン成形体保持ピン22、23の保持ピン固定部には保持ピンのオネジ部22b、23bが形成され、他方、ボタン成形体保持トーチボディ16のトーチボディ内保持ピン固定部には保持ピンメネジ部26、27が形成され、保持ピンのオネジ部22b、23bに保持ピンメネジ部26、27をねじ止めして、ボタン成形体保持ピン22、23をボタン成形体保持トーチボディ16に固定している。
【0029】
図7及び図9において、図7に示すボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの幅D1は図9に示すノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cの直径D2よりも若干Δdだけ大にして、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aを通過できるようにしている。また、図7に示すボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bの幅D3は図9に示すノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの直径D4よりも若干Δdだけ大にして、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bがボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bに係合するようにしている。
【0030】
図10は、本発明のボタン押圧溶接トーチ15において、ボタン係合ノズル36を取り外す手順を説明する図である。同図(A)は、図9に示すように、ボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fから手を離した(無圧にした)状態を示す図であって、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21がトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出され、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの外周の一部がボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bに係合している。この状態では、ボタン係合ノズル36はボタン成形体保持トーチボディ16に装着されている。
【0031】
同図(B)は、図9に示すように、ボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fを押した状態を示す図であって、バネ30、31がトーチボディの長手軸に近づく方向1cに押圧されて圧縮されて、ボタン成形体20、21のノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aに一致する位置まで移動している。この状態では、ボタン係合ノズル36はボタン成形体保持トーチボディ16から着脱可能になっている。
【0032】
同図(C)は、ボタン係合ノズル36を取り外した後、同図(A)と同様に、ボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fから手を離した(無圧にした)状態を示す図である。手を離した(無圧にした)状態では、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21がトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出される。この場合、前述したように、ボタン成形体20、21は、ボタン成形体貫通孔20h、21h内にボタン成形体保持ピンの保持ピン頭部22a、23aよりも小径の保持ピン頭部当接面20a、21aを有して、保持ピン頭部22a、23aはボタン押圧面20f、21fがトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出されないように保持している。
【0033】
図9に示す本発明のボタン押圧溶接トーチ15において、ボタン成形体保持トーチボディ16内のトーチボディ内ボタン成形体挿入孔24、25内のトーチボディ内バネ当接面24a、25aは、バネ30、31の一端が当接し、またボタン成形体20、21の押圧制限用ボタン当接面20d、21dは、バネ30、31の他端が当接して、バネ30、31がボタン成形体保持ピン22、23に沿って円滑に移動する。
【0034】
また、ボタン成形体保持トーチボディ16内の貫通孔24、25のトーチボディ内ボタン押圧制限面24b、25bは、ボタン成形体20、21を押し込んだときに、ボタン成形体20、21の押圧制限用ボタン当接面20d、21dがバネ30、31を過剰に押圧しないように、押圧制限用ボタン当接面20d、21dがトーチボディ内ボタン押圧制限面24b、25bに当接してボタン成形体20、21の押し込みを制限する。
したがって、トーチボディ内ボタン押圧制限面24b、25bを省略してもよい。また、押圧制限用ボタン当接面20d、21dを設けないで、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bに直接にバネ30、31の他端が当接するようにしてもよい。
【0035】
また、図9において、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bに続けて設けているノズル係合面位置決め段差20e、21eは、ボタン成形体20、21がボタン係合ノズル36のボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bにそれぞれ安定して係止されるようにしている。このノズル係合面位置決め段差20e、21eも省略してもよい。
【0036】
[実施例2]
図7に示す本発明のボタン押圧溶接トーチ15において、ボタン係合ノズル36のボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの左右に、そのボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aの幅D1からボタン大外周部係合用切欠部36bの幅D3の間にボタン大外周部係合用切欠部 36b 側からノズル切欠部開放端 36e 側までボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面36c、36dをそれぞれ設けて、これらの傾斜面 36c 36d はノズル切欠部開放端 36e 側の傾斜面がボタン大外周部係合用切欠部 36b 側の傾斜面よりもトーチボディの長手軸から遠ざかるように形成されている。
したがって、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に装着するときに、(ボタン係合ノズル36の)ボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aのノズル切欠部開放端36eを(ボタン成形体20、21の)ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの(図面上で)真下に位置させてから、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16の(図面上で)下方向から上方向へ押し上げると、ボタン係合ノズル36のボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面36c、36dによって、(ボタン成形体20、21の)ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bがトーチボディの長手軸に近づく方向1cに押されて、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cの位置まで摺動する。この位置はノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン係合ノズル36のボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aを通過することができる位置である。このようにして通過すると、前述した図10(A)の説明と同様に、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21がトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出され、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bの外周の一部がボタン大外周部係合用ノズル切欠部36bに係合して、ボタン係合ノズル36はボタン成形体保持トーチボディ16に装着される。
したがって、この第2の実施例で説明した発明は、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に装着するときに、ボタン成形体20、21を押さずに、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16のトーチボディの長手軸に近づく方向1cと直交する下方向から上方向へ押し上げるだけで、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に片手で容易に装着することができる。
【0037】
ボタン成形体20、21のノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21b及びノズル切欠部係合用ボタン小外周部20c、21cの「大外周部及び小外周部」とは、ボタン成形体20、21の外周が円形である場合は、両者の直径の大小をいい、ボタン成形体20、21の外周が矩形である場合は、両者の対角線の大小をいい、ボタン成形体20、21の外周が突出している場合は、一方の外周の一部が他方の外周のいずれの部分よりも大である場合をいう。
【0038】
【発明の効果】
本発明のボタン押圧溶接トーチ15の実施例1は、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16から取り外すときは、両方のボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fを同時に押すと、バネ30、31が圧縮されて、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部20b、21bがトーチボディの長手軸に近づく方向1cにそれぞれ押し込まれる。そして、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部20c、21cがボタン係合ノズル36のボタン小外周部通過用ノズル切欠部36aを通過することができるので、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16から取り外すことができる。
【0039】
ボタン係合ノズル36を取り外した後も、図10(C)で説明したように、ボタン押圧面20f、21fから手を離した(無圧にした)状態では、バネ30、31の復帰力で、ボタン成形体20、21がトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出される。この場合、前述したように、ボタン成形体20、21は、ボタン成形体貫通孔20h、21h内にボタン成形体保持ピンの保持ピン頭部22a、23aよりも小径の保持ピン頭部当接面20a、21aを有して、保持ピン頭部22a、23aがボタン押圧面20f、21fをトーチボディの長手軸から遠ざかる方向1dに押し出さないで保持するので、ボタン成形体20、21を落下させて紛失することがない。
【0040】
従って、一方の片手でボタン成形体20、21を押すだけで、他方の片手でボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に装着したり取外したりすることができ、ボタン係合ノズル36の交換作業の能率を向上させることができる。
また、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16から取り外すときに、ボタン係合ノズル36を片手で保持することができるので、ボタン係合ノズル36を落下させて損傷させることがない。
【0041】
また、溶接中に、溶滴及び溶融池の一部がスパッタとして周囲に飛散してスパッタがボタン成形体20、21に付着しても、このスパッタの付着はボタン成形体20、21のボタン押圧面20f、21fを押したり、又はボタン押圧面20f、21fから手を離したり(無圧にしたり)する動作の円滑性を阻害することはない。
【0042】
実施例2で説明した発明の効果は、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に装着するときに、ボタン成形体20、21を押さずに、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16のトーチボディの長手軸に近づく方向1cと直交する下方向から上方向へ押し上げるだけで、ボタン係合ノズル36をボタン成形体保持トーチボディ16に片手で容易に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のノズルねじ止め溶接トーチの外形図である。
【図2】 従来のノズルねじ止め溶接トーチの部分断面図である。
【図3】 1トーチ1電極方式のノズルねじ込みトーチを示す図である。
【図4】 従来の2電極1トーチ方式のノズルねじ止め溶接トーチにおいて、ノズル固定ネジ13、14を外してねじ止めノズルを取外した状態を説明する図である。
【図5】 従来のノズルねじ止め溶接トーチにおいて、ねじ止めノズルをトーチボディ1から取り外す手順を説明する図である。
【図6】 本発明のボタン押圧溶接トーチ15の外形図を示す図である。
【図7】 本発明のボタン押圧溶接トーチ15において、ボタン成形体20、21を押してボタン係合ノズル36を取外した状態を説明する図である。
【図8】 本発明のボタン押圧溶接トーチ15の部分断面図である。
【図9】 ボタン成形体20、21の近傍の分解図及びボタン成形体20、21の斜視図である。
【図10】 本発明のボタン押圧溶接トーチ15において、ボタン係合ノズル36を取り外す手順を説明する図である。
【符号の説明】
1 トーチボディ
1a、1b トーチボディの外周の相対向する位置
1c トーチボディの長手軸に近づく方向
1d トーチボディの長手軸から遠ざかる方向
2 ねじ止めノズル
2a ノズル固定ネジ通過用切欠部
2b ノズル固定ネジ頭部当接用切欠部
3 ねじ込みノズル
3a ねじ込みノズル3のメネジ部
4、5 チップボディ
6、7 給電チップ
8、9 オリフス
10 (従来技術の)ノズルねじ止め溶接トーチ
11 (従来技術の)ノズルねじ込み溶接トーチ
12 (従来技術の)ノズルねじ込みトーチボディ
12a トーチボディ12のオネジ部
13、14 ノズル固定ネジ
13a、14a (固定ネジの)工具先端挿入用溝
15 (本発明の)ボタン押圧溶接トーチ
16 (本発明に使用する)ボタン成形体保持トーチボディ
20、21 ボタン成形体
20a、21a 保持ピン頭部当接面
20b、21b ノズル切欠部係合用ボタン大外周部(直径D4)
20c、21c ノズル切欠部通過用ボタン小外周部(直径D2)
20d、21d 押圧制限用ボタン当接面
20e、21e ノズル係合面位置決め段差
20f、21f ボタン押圧面
20h、21h ボタン成形体貫通孔
22、23 ボタン成形体保持ピン
22a、23a 保持ピン頭部
22b、23b 保持ピン固定部(保持ピンのオネジ部)
24、25 トーチボディ内ボタン成形体挿入孔
24a、25a トーチボディ内バネ当接面
24b、25b トーチボディ内ボタン押圧制限面
24c、25c トーチボディ内小径孔
24d、25d トーチボディ内大径孔
26、27 トーチボディ内保持ピン固定部(保持ピンメネジ部)
30、31 バネ
36 ボタン係合ノズル
36a ボタン小外周部通過用ノズル切欠部
36b ボタン大外周部係合用ノズル切欠部
36c、36d、 ボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面
36e ノズル切欠部開放端
36f ノズル切欠部終了端
36g ノズルの長手軸
D1 ボタン小外周部通過用ノズル切欠部の幅(D2+Δd)
D2 ボタン小外周部20c、21cの直径
D3 ボタン大外周部係合用ノズル切欠部の幅(D4+Δd)
D4 ボタン大外周部20b、21bの直径

Claims (3)

  1. ノズルの長手軸のトーチボディ側にボタン小外周部通過用ノズル切欠部に続けてボタン大外周部係合用ノズル切欠部を設けたボタン係合ノズルと、トーチボディの外周の相対向する位置でトーチボディの長手軸に近づく方向にボタン押圧面及びノズル切欠部通過用ボタン小外周部及びノズル切欠部係合用ボタン大外周部及びボタン成形体内に設けたボタン成形体貫通孔を有するボタン成形体と、前記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部が挿入されるトーチボディ内ボタン成形体挿入孔を設けたボタン成形体保持トーチボディと、前記ボタン成形体貫通孔に挿入すると共に、先端側にバネを挿入してボタン成形体及びバネを摺動自在にボタン成形体保持トーチボディに固定したボタン成形体保持ピンとからなり、ボタン成形体は、前記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部に続きバネの一端が当接する前記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部よりも大径の押圧制限用ボタン当接面を有し、ボタン成形体貫通孔内にボタン成形体保持ピンの保持ピン頭部よりも小径の保持ピン頭部当接面を有して、前記保持ピン頭部はボタン成形体がバネの復帰力でトーチボディの長手軸から遠ざかる方向に押し出されるのを抑止し、前記トーチボディ内ボタン成形体挿入孔は、バネの他端が当接するトーチボディ内バネ当接面とバネが挿入される内径のトーチボディ内小径孔と前記押圧制限用ボタン当接面が挿入される内径のトーチボディ内大径孔と前記押圧制限用ボタン当接面が当接するトーチボディ内ボタン押圧制限面とを有し、ボタン係合ノズルを取り外すときは、前記ボタン押圧面をトーチボディの長手軸に近づく方向に押圧してバネを圧縮して前記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部を前記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部の位置までボタン成形体保持ピンに摺動させて押し込んで、前記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部をボタン小外周部通過用ノズル切欠部に沿ってノズル切欠部開放端まで移動させ、次に、ノズルを装着するときは、前記ボタン押圧面を押すと、バネがトーチボディの長手軸に近づく方向に押圧されて圧縮されて、ボタン成形体が前記ボタン成形体保持ピンを摺動して前記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部が前記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部に一致する位置まで移動し、前記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部と前記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部とが一致する位置でボタン係合ノズルを差し込み、前記ノズル切欠部通過用ボタン小外周部を前記ボタン小外周部通過用ノズル切欠部に沿ってノズル切欠部終了端まで移動させ、前記ボタン押圧面を無圧にすると、バネの復帰力で、ボタン成形体が前記ボタン成形体保持ピンに摺動してトーチボディの長手軸から遠ざかる方向に押し出され、前記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部が前記ボタン大外周部係合用ノズル切欠部の位置に戻り、前記ノズル切欠部係合用ボタン大外周部の外周の一部が前記ボタン大外周部係合用ノズル切欠部に係合してボタン係合ノズルを装着するボタン成形体保持トーチボディとを備えた消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ。
  2. ノズル断面が非円形である請求項1記載の消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ。
  3. ボタン係合ノズルのボタン小外周部通過用ノズル切欠部の左右に、そのボタン小外周部通過用ノズル切欠部の幅からボタン大外周部係合用切欠部の幅の間に、ボタン大外周部係合用切欠部側からノズル切欠部開放端側までボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面をそれぞれ設けて、これらの傾斜面はノズル切欠部開放端側の傾斜面がボタン大外周部係合用切欠部側の傾斜面よりもトーチボディの長手軸から遠ざかるように形成され、
    ボタン係合ノズルをボタン成形体保持トーチボディに装着するときに、ボタン係合ノズルのボタン小外周部通過用ノズル切欠部のノズル切欠部開放端を、ボタン成形体のノズル切欠部係合用ボタン大外周部の真下に位置させてから、ボタン係合ノズルを上方向へ押し上げると、ボタン係合ノズルのボタン小外周部移行用ノズル切欠傾斜面によって、ボタン成形体のノズル切欠部係合用ボタン大外周部がトーチボディの長手軸に近づく方向に押されて、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部がボタン小外周部通過用ノズル切欠部のノズル切欠部開放端の位置まで摺動し、ノズル切欠部通過用ボタン小外周部がボタン係合ノズルのボタン小外周部通過用ノズル切欠部を通過し、バネの復帰力で、ボタン成形体がトーチボ ディの長手軸から遠ざかる方向に押し出され、ノズル切欠部係合用ボタン大外周部の外周の一部がボタン大外周部係合用ノズル切欠部に係合して、ボタン係合ノズルはボタン成形体保持トーチボディに装着される請求項1記載の消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ。
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