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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数のチャンネルを放送しているデジタル放送、あるいはCDのオーディオ、DVDのビデオ等各種のサービスメディアを再生するメディアプレーヤにおいて、特に、以前そのプレーヤで視聴したことのある曲や映画等は、しばらくの間は視聴の選択を行わないようにすることができるようにしたメディアプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばオーディオ装置においてはデジタル化が進み、各種オーディオを再生するオーディオプレーヤとして、従来広く用いられていたアナログデータを扱うカセットテープレコーダから、CDやMD等光ディスクにオーディオデータをデジタルで記録したデジタル型オーディオプレーヤが広く用いられるようになっている。その他近年はDVDにオーディオデータを記録したDVDオーディオプレーヤも用いられるようになっている。このようにオーディオ装置におけるいわゆるパッケージメディアはデジタル化し、且つ多様化している。
【0003】
更にこれらのデジタル型オーディオプレーヤにおいて、記録するオーディオデータは各種の方式で圧縮して記録することが行われるているが、その中でも近年はMP3形式でオーディオデータを圧縮することが広く行われ、各種のオーディオデータをCD−RやCD−RWに大量に記録して利用することが広く行われるようになっている。
【0004】
一方、オーディオ装置としては上記のようなパッケージメディアの再生以外に、ラジオ放送受信機が従来から広く用いられているが、近年は特に衛星放送によるデジタル化が進み、CSデジタルオーディオ放送においては現在既に100チャンネル以上の放送が行われている。また、BS放送をデジタル化することによって映像の多チャンネル化ばかりでなくオーディオ放送も多チャンネル化して放送することも考えられており、更に今後地上波AM放送FM放送のデジタル化による多チャンネル放送も計画されている。特に車等の移動体における受信機に適した衛星放送の計画がアメリカにおけるSDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)を初め各国で進められており、今後更に多くのチャンネルが放送されることとなる。
【0005】
これらのデジタルオーディオ放送は、単に放送を受信したときに聞くだけでなく、近年の上記のような各種デジタルオーディオプレーヤの発達により、放送によって送信されたデジタルオーディオデータをMDやDAT等のデジタルデータ記録媒体に記録し、データを持ち運んで別のオーディオプレーヤで聞くことも行われている。
【0006】
更に、近年のインターネットの発達により、各種オーディオデータがインターネットにより無料で、あるいは有料で配信されるようになっており、利用者はこれを一時ダウンロードし、これを適当なソフトにより各種の記録形式に変換して各種記録媒体に記録し、必要なときに再生して聞くことも行われている。ここにおいてもMP3形式でオーディオデータを圧縮し、CD−RW等に大量に記録して利用することが行われ、インターネットから取り込んだ大量のオーディオデータを持ち運んで適当なオーディオプレーヤでこれを聞くことができるようになっている。
【0007】
また、近年は30G程度の大容量のハードディスクが安価に提供されるようになったため、上記のように受信したデジタル放送データやインターネットのオーディオデータをハードディスクに一時的に保存し、これを適宜編集しつつMP3等に圧縮して、例えばDVD−RAMのような大容量のデータ記録媒体、前記のようなCD−RW、更には1チップメモリを用いたMP3プレーヤ等に記録して利用することも広く行われるようになっている。
【0008】
各種のメディアのうち上記オーディオのほかビジュアル関係においても、例えばビデオのデジタルデータを扱うDVDが広く普及し、多数のDVDソフトが提供されるようになっている。また、DVD−RAMによって各種ビデオデータをMPEG2で圧縮して各人が記録することができるようになっている。更にデジタルカメラやデジタルビデオカメラの普及により、画像データをデジタル化して記録することも広く行われるようになっており、デジタルカメラのデータをパソコンに出力し、これを編集してCD−RやCD−RW等に記録し、これを視聴するすることも行われている。また、デジタルビデオカメラで撮影したデータにおいても同様に、パソコンによってリニア編集も可能となり、DVD−RAMにデジタルビデオカメラから直接に、あるいは上記のように編集したデータを記録してこれを見ることができるようになっている。
【0009】
また、映像をデジタル放送しているCSデジタル放送においては、日夜200チャンネルにものぼる映像の放送が行われており、BS放送もデジタル化して多チャンネルとなるほか、地上波もデジタルによる多チャンネル化も計画され、このように今後放送される映像は極めて多くなることが予想されている。このことは国内に限らずアメリカ、ヨーロッパにおいても同様であり、更に世界各国で多チャンネル化が進んでいる。特に車等の移動体における受信に適した衛星放送も計画されており、車両用テレビ受信機においても多くのチャンネルの番組をを高画質で視聴することができるようになる。
【0010】
デジタル放送で送信されるデータも、前記の各種デジタルビデオデータと同様にMPEG2形式で圧縮して送信されることが多く、上記のようなデジタルビデオデータを扱う技術がそのまま利用することができ、したがってこれらの放送の視聴者はDVD−RAM等に上記の記録方式で圧縮して記録し、これを必要なときに再生して視聴することも可能である。
【0011】
インターネットにおいても上記のようなオーディオデータの配信の他、近年広範囲に張り巡らされた光ケーブル網を用いて大量のデータが高速で配信できるようになったため、大量の画像データも容易にインターネットからダウンロードすることができるようになり、前記のような大容量を記録できるハードディスクに保存し、あるいはDVD−RAMに記録して必要なときにDVDプレーヤで再生して視聴することも行われるようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、近年のオーディオプレーヤにおいて、CD、MD、DVD等の記録媒体を用いるものにおいては、これらに記録するオーディオデータの圧縮技術の進歩によって1つの記録媒体に大量の曲を記録して利用するようになっている。また、これらの記録媒体に記録されるオーディオデータは市販のもののほか、CSデジタル放送を初めとする各種放送を録音したものや、インターネットからダウンロードしたもの等、種々のオーディオデータをMP3等で圧縮して大量に記録し、これをオーディオプレーヤにかけて聞くことも広く行われている。また、オーディオ放送もCS、BS、地上波等においてデジタル化し、極めて多くのチャンネルで放送が行われ、あるいはその放送が行われようとしているている。
【0013】
また、特に車両用オーディオ装置においては、CDチェンジャ、MDチェンジャ、更にはDVDチェンジャ等も用いられ、運転者が容易に希望の曲を選択することができるように、一つのプレーヤで多量の曲を一度に取り扱うことができるようになっている。更に車両オーディオ装置においてはラジオ受信機も備えており、これによりCSデジタルオーディオ放送の受信できるようになっている場合には、このオーディオプレーヤにおいては常に数100曲以上の中から希望する曲を選択して聞くことができるようになっている。
【0014】
一方、映像データを取り扱う機器においても、上記のようにCSデジタル放送において極めて多くのチャンネルから映画を初めとする種々の映像が放送されており、また、これらの種々の映像を記録するプレーヤとしては、放送やインターネットからハードディスクにダウンロードしたもの、あるいはDVDに記録したものを再生することができるため、一つのプレーヤで多くの映像を取り扱うことができるようになっている。
【0015】
また、特に車載用テレビ放送受信機において上記のようなCSデジタルテレビ放送等の種々の多チャンネルのデジタル放送を受信でき、且つ、DVDチェンジャを搭載する等によって多くの映像を再生することができるようにしたものにおいては、1つのプレーヤで多数の映画等の映像を再生することができるようになっている。
【0016】
したがって、オーディオを取り扱うプレーヤ、映像を取り扱うプレーヤのいずれにしても、一つのプレーヤで多量の曲や映像を再生することができるようになっているため、例えば現在特定のチャンネルでオーディオ放送を聞いているとき、他のチャンネルに切り替えた際、そのチャンネルでは先のチャンネルで聴いた曲を放送しているときがある。このようなときには更に別のチャンネルに切り替えることとなる。また、前記のようにチャンネルを切り替えたとき、最初は聴いたことのない曲を放送していても、次の曲が先のチャンネルで聴いた曲であることもある。このようなときには、利用者は更に他のチャンネルに切り替えることが多い。
【0017】
同様に、例えば現在オーディオ放送を聞いているとき、CDの曲を聴きたいと思い、CDの再生にオーディオプレーヤの作動を切り替えたとき、再生された曲が先にオーディオ放送で聴いた曲のこともある。あるいは、つい先程CDを再生していたときに聴いていた曲のこともありうる。
【0018】
このように、多くのオーディオを選択できるようになっている場合は、特に同じ曲が選択されることも多くなり、例えば現在ヒットチャートの1番の曲は多くのチャンネルで放送され、自分のCDにも存在することもあり、同じ曲が頻繁にこのプレーヤから出力されるため、利用者は他の曲を聴くためにたびたびプレーヤの操作を行わなければならなくなる。このことは映像を取り扱うプレーヤにおいても、上記のようなオーディオを取り扱うプレーヤほどではないが同じことが生じる可能性が高い。特に有名な映画は何回も放送されることがあり、またその映画が自分のDVD等に存在することもある。
【0019】
以上のように、現在用いられているオーディオや映像を取り扱うメディアプレーヤにおいて、また、特に今後用いられるであろうメディアプレーヤにおいては、先に聞いたばかりの曲、あるいは見た映像が何度も選択されて出力することが多くなり、利用者はそのたびにチャンネルを替え、あるいは再生機器を替える必要があり面倒であった。
【0020】
したがって本発明は、オーディオデータやビジュアルデータを再生し出力するメディアプレーヤにおいて、先に視聴した曲や映像は再度視聴することがないように、自動的に他の曲や映像に選択を変更することができるようにしたメディアプレーヤを提供することを主たる目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、再生し出力するオーディオデータまたはビジュアルデータを任意に選択する選択手段と、視聴した曲または映像を特定する情報を記録する視聴履歴メモリと、視聴履歴メモリに記録した情報を検索する視聴履歴検索部と、前記視聴履歴メモリのデータが所定数以上のとき、または所定期間以上経過したときに、該視聴履歴メモリから古いデータを消去する視聴履歴消去手段とを備え、前記視聴履歴検索部は、メディアプレーヤの再生出力時に、出力する曲または映像が視聴履歴メモリに存在するか否かを検索し、前記選択手段は、前記視聴履歴検索部で出力する曲または映像が視聴履歴メモリに存在することを検出したときには、再生し出力するオーディオデータまたはビジュアルデータの選択を変更することを特徴とするメディアプレーヤとしたものである。
【0022】
また、他の態様として、前記再生し出力するデータは、デジタル放送の受信データ、MP3オーディオデータ、CDまたはMDまたはDVDの記録データ、あるいはインターネット受信データであることを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものである。
【0023】
また、他の態様として、前記視聴履歴検索部では、前記視聴履歴メモリ内のデータにおいて所定期間以内のデータのみ検索を行うことを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものである。
【0025】
また、他の態様として、前記視聴履歴メモリは、メディアプレーヤに接続される複数のプレーヤの視聴履歴を共通して記録することを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1は本発明によるメディアプレーヤとしてのオーディオプレーヤの例を示し、特にデジタルオーディオ放送受信機とMP3形式でCD−RやCD−RWに記録されたオーディオデータを再生するディスクプレーヤを備えたオーディオプレーヤの一実施例において、主要機能ブロックとそれらの相互の関係を示す機能ブロック図である。
【0027】
オーディオプレーヤ全体を制御するヘッドユニット28には、この実施例においてはデジタルオーディオ放送受信機9とMP3オーディオプレーヤ10とが接続されており、ヘッドユニット28のシステムコントローラ24によってデジタルオーディオ放送受信機9の制御部8の作動を制御すると共に、MP3オーディオプレーヤ10の制御部21の作動を制御することができるようにしている。なお、このほか必要に応じて例えばCDチェンジャ、DVDオーディオプレーヤ等を接続して、同様のシステムにより使用することもできる。
【0028】
デジタルオーディオ放送[DAB(Digital Audio Broadcasting)]は、所定の番組の音声信号データを周波数多重で挿入した複数のデータフィールドと、番組とデータフィールドの対応及び種々の情報を記録した情報フィールドとを含み、周波数多重放送受信機でこの周波数多重放送信号を受信し、別途ユーザにより指定された番組に応じたデータフィールドに挿入された周波数多重信号を復調し、オーディオ信号に変換して出力するものである。
【0029】
このデジタルオーディオ放送受信機9においては、100チャンネル以上放送されているデジタルオーディ放送の電波をアンテナ1で受信し、ここで受信した電波はデジタル放送RF部2でRF信号を復調すると共に、その信号をデジタル放送デコード部3に出力し、ここでデジタルオーディオデータの中から情報データ4とオーディオデータを分離し、各々デコードされ、上納データ4は制御部8に取り込まれ、オーディオデータ5はデジタルアナログ変換器6を介してヘッドユニット28のアンプ29に出力される。
【0030】
デジタルオーディオ放送において採用されるデータは図3に示され、ここに示されるモードIIのフレーム構造において1フレーム長は24msであり、2シンボルの同期部SYNCと、3シンボルの高速情報チャネル部FIC(Fast Infomation Channel)と、72シンボルのデータフィールド部DFLで構成されている。同期部SYNCは、フレームの開始点を認識するために使用するヌルシンボルと同期情報シンボルを含んでいる。高速情報チャネル部FICには、情報データとして、時間/日付データ、番組の配列データ、サービス(番組)の名称(ラベル)、番組識別コードSId(Service Identification Code)、放送している曲に関する情報等の種々の情報が挿入され、末尾には誤り訂正用のCRC(巡回符号を用いたエラー検出符号)が付加されている。
【0031】
データフィールド部DFLは72個のデータフィールドに区分され、それぞれのデータフィールドに所定の番組の放送信号が周波数分割多重で挿入されており、1つの放送局から同時に6ないし8番組を放送できるようになっている。どのデータフィールドにどの番組が対応するかは、高速情報チャネル部FICに含まれる番組の配列データで指定される。図3では1.5GHz帯を使用する衛星放送用のモードIIのフレーム構造を示したが、50MHz〜250MHzの周波数帯を使うモードIのフレーム構造もほぼ同様の構成を備え、1フレーム長は96msになっている。
【0032】
図1におけるデジタルオーディオ放送受信機9にはチャンネル選択部7を備え、ここでは外部で操作可能な操作部32から直接入力される利用者のチャンネル選択指示、及び後述するヘッドユニット28のシステムコントローラ24からの選局変更指示により、受信機のチャンネル選択部7に選局指示信号を出力し、任意のチャンネル及び番組を選択することができるようになっている。
【0033】
一方、このオーディオプレーヤのヘッドユニット28に接続されるMP3オーディオプレーヤ10においては、MP3形式で圧縮することにより100曲以上記録可能なCD−RやCD−RWとしてのCD1を再生するものとして示しており、このCD1がプレーヤ12にかけられ、モータ13により回転すると共に、ディスクの半径方向に移動するピックアップ14によって所定の位置に記録された曲のデータを読み取ることができるようになっている。
【0034】
これらモータ13及びピックアップ14はサーボドライバ16によって制御され、このサーボドライバ16は外部の操作部33から直接入力される利用者の選曲指示、及び後述するヘッドユニット28のシステムコントローラ24からの選曲変更指示により、ピックアップ14の作動を制御し、任意の曲を選局することができるようになっている。
【0035】
ピックアップ14で取り込まれたRF信号は、RFアンプ15で増幅され、MP3システムデコーダ17に入力する。ここではMP3形式で記録されたデータの中から後述するような収録曲の曲名、アーティスト名等の情報を記録したID3タグ部分の情報データ18と、オーディオ信号を記録したオーディオデータ19とを分離してデコードする。このMP3システムデコーダ17は、制御部21により作動が制御され、ここでデコードされたオーディオデータ19は、従来の装置と同様にデジタルアナログ変換器20を介してヘッドユニットのアンプ29に出力される。
【0036】
上記MP3形式で圧縮して記録されたデータにおいては、各曲のファイルの末尾の128バイトにID3タグが記録されており、そのデータフォーマットは図4のように構成されている。即ち、そのタグ部分の最初の3バイトは、この部分がタグであることを示す「TAG」の文字が固定的に記録されている。次の30バイトはTRACK NAME、即ちトラック名を記録する部分とされ、この部分にはその曲の名前としてのタイトル名が記録される。次の30バイトはAIRTISTNAME、即ちアーティスト名を記録する部分とされ、その次の30バイトはALUBM NAME、即ちアルバム名を記録する部分とされている。
【0037】
また、その次の4バイトはYEAR、即ちこの曲がリリースされた年号を記録する部分とされている。次の30バイトはCOMENT、即ち任意のコメントを記録する部分とされ、この部分には自由なデータを記録することができる。最後に予め番号とジャンル名称との対応が明らかとされているGENRE、即ちジャンル番号を記録することができる部分となっている。
【0038】
図1に示すヘッドユニット28においては、前記のようにシステムコントローラ24がデジタルオーディオ放送受信機9の作動を制御する制御部8に制御信号を出力し、またMP3オーディオプレーヤ10を制御する制御部21に制御信号を出力することにより、全体を一つのオーディオプレーヤとして統一的に作動することができるようにしている。また、その内部にアンプ29を備え、デジタルオーディオ放送受信機9のデジタルアナログ変換器6からのオーディオ信号、及びMP3オーディオプレーヤ10のデジタルアナログ変換器20からのオーディオ信号を選択的に入力し、いずれかのオーディオ信号をスピーカ30から出力することができるようになっている。
【0039】
ヘッドユニット28には更に視聴履歴メモリ27を備え、前記のようにデジタルオーディオ放送受信機9におけるデジタル放送デコード部3において分離しデコードした情報データ4の中から、例えば曲名、更に必要に応じてアーティスト名を入力して記録し、その際同時にこの放送を聴いた年月日、即ち現在の年月日を記録する。同様にMP3オーディオプレーヤ10におけるMP3システムデコーダ17において分離したID3タグ内の情報データ18の中から、上記と同様に曲名、必要に応じてアーティスト名、現在の年月日を共に記録する。これらのメモリへの記録は視聴履歴記録・消去部26によって行われる。
【0040】
その結果、視聴履歴メモリ27には、例えば図5(a)に示されるようなデータが記録される。即ち、この例では曲名の他にアーティスト名も記録し、その曲を聴いた視聴年月日を記録しており、ここでは50個の曲をリスト化して記録するメモリを備えた例を示しており、最も新しく聴いた曲から順にNo.1からNo.50迄記録している。この視聴履歴メモリ27のリストは、オーディオプレーヤから出力される曲を最新の曲としてNo.1のメモリ部分に記録し、それまでのデータは順に1つずつ繰り下げられ、No.50のデータは消去される。なお、上記の視聴年月日のうち、年のデータは必要がないとされるときは削除することもできる。
【0041】
この視聴履歴メモリ27の記録内容は、視聴履歴メモリ検索部25により検索することができ、上記のようにデジタルオーディオ放送受信機9またはMP3オーディオプレーヤ10のいずれかが新たに曲を出力しようとするとき、システムコントローラ24はその曲の情報を取り込んで視聴履歴検索部25に出力し、視聴履歴検索部25では前記視聴履歴メモリ27内にその曲と同じものがあるか、即ち最近このオーディオプレーヤで聴いた曲ではないかを検索する。
【0042】
その結果、このリストにおける視聴年月日を検索することにより、例えば10日以内等、任意に設定した日以内に聴いたことのある曲であることが検出されたときには、現在デジタルオーディオ放送を受信しているときはシステムコントローラ24がチャンネル選択部7に対して他のチャンネルまたは番組に変更することを指示する。このときチャンネル選択部7では、例えばチャンネルの昇順あるいは降順等予め定められた順序で変更する。また、MP3オーディオプレーヤ10が作動しているときには、システムコントローラ24は選曲部22に対して他の曲を再生することを指示する。このとき選曲部22では、ランダム再生の場合を含めて予め定められた次の曲を再生する。なお、このように次のチャンネルあるいは次の曲を選択したときも既に視聴履歴メモリ27に存在し、且つ所定日数以内に聴いたことのある曲の場合は、再度選曲の変更を行い、この作動を繰り返す。
【0043】
また、視聴履歴記録・消去部26では、視聴履歴メモリ27における視聴年月日のデータを適宜検索し、例えば1ヶ月以上経過したデータ等、所定期間以上経過したデータはは削除し、ここにメモリしていても価値の少ないものを消去することにより、上記のような視聴履歴検索時に無用な検索を行うことにより、処理速度が低下することを防止することもできる。
【0044】
上記のような機能ブロックから構成されるオーディオプレーヤは、例えば図2に示されるような作動フローによって順に処理することができる。以下前記図1の機能ブロック図等を参照しつつ説明する。オーディオプレーヤにおける視聴履歴検索による作動の処理に際しては、このオーディオプレーヤの電源投入後(ステップS1)、最初に視聴履歴メモリに期限切れデータがあるか否かを判別する(ステップS2)。この作動は図1における視聴履歴検索部25において、視聴履歴メモリ27内の例えば図5(a)に示すようなリストの視聴年月日を検索することにより行うことができる。
【0045】
その結果例えば1ヶ月以上経過したもの等、所定の期間を経過したものについてはこれを消去する(ステップS3)。この作動は上記視聴履歴検索部25の検索結果を入力したシステムコントローラ24の指示により、視聴履歴記録・消去部26の作動により行うことができる。上記のように視聴履歴メモリ27内に期限切れのデータがなかったとき、及び期限切れのデータがあってその削除が行われた後、あるいはそれらの作動と同時に、オーディオプレーヤの通常の作動が開始される(ステップS4)。
【0046】
次いで、例えばデジタルオーディオ放送を受信しているときにはチャンネルの選択が行われ、MP3オーディオプレーヤ10においては選曲指定がなされる(ステップS5)。この作動は図1におけるチャンネル選択部7及び選曲部22によって行われ、利用者が操作部32、あるいは操作部33を操作することにより行われる。またプレーヤの起動時には、ラストモードとして、以前にこのプレーヤを使用していたチャンネル、あるいは曲を記憶しておいたものを選択することもできる。
【0047】
その後情報データの読み込みが行われる(ステップS6)。この作動はデジタルオーディオ放送受信機9においてはデジタル放送デコード部3において、図3に示すデータフレーム中の情報データを取り込むことにより行われ、また、MP3オーディオプレーヤ10においては、MPEG形式で記録されたオーディオデータの中の例えば図4に示すような情報データを読み込むことによって行われる。このときは少なくとも曲名を読込み、例えばクラシックや童謡のように同じ曲名で複数のアーティストが演奏していることも多いので、アーティスト名も読み込むように設定しておくことが好ましく、図示実施例においては曲名と共にアーティスト名も読み込む例を示している。
【0048】
このようにして読み込まれた情報データに基づき、現在受信しようとしている曲、あるいは再生しようとしている曲が、このオーディオプレーヤで最近視聴したことがある曲であるか否かを知るため、同じ曲が視聴履歴メモリ27に存在するか否かを判別する(ステップS7)。この作動は図1における視聴履歴検索部25において行われる。
【0049】
この検索の結果、視聴履歴メモリ27内に同じ曲があると判別されたときには、チャンネルの変更あるいは選曲の変更を行い(ステップS12)、再びステップS6に戻り、次の曲の情報データを読み込み、以下同様の作動を繰り返す。この判別において、視聴履歴メモリ27内に同じ曲がないと判別されたときには、視聴履歴メモリは所定数以上であるか否かを判別する(ステップS8)。ここで視聴履歴メモリが例えば図5(a)に示すように50曲分の容量があり、所定数が50のとき、既に50曲記録されているときには所定数以上と判別され、この視聴履歴メモリの中から最も古いデータを削除する(ステップS9)。
【0050】
図5(a)に示す実施例においては、視聴年月日順にリストアップされているので、No.50の曲名「BE TOGETHER」、アーティスト名「鈴木あみ」の曲が、視聴年月日が西暦2000年7月21日で最も古いので、この曲が消去されることとなる。それにより新しい曲の情報データを入力する容量ができたので、No.1に対応するメモリ部分に新しい情報データの書き込みを行う(ステップS10)。
【0051】
なお、ステップS8において視聴履歴メモリは所定数以上であるか否かの判別を行ったとき、例えば上記の例では50曲になっていないときのように、メモリされている曲の数が所定数ではないと判別されたときには、未だ空きメモリ容量があるということなので、直接このステップS10に進み新しい情報データを空きメモリ部分に書き込む、なお、メモリに書き込むデータは、このメモリ内では必ずしもリスト化して記録しておく必要はなく、ランダムに記録しても曲の検索等は行えるものであるが、図5にはこの作動を理解しやすいように視聴年月日順にリストアップした例を示している。
【0052】
図5の例においては、同図(a)に示すように曲の情報データがメモリされていたとき、放送を受信することにより、あるいはCDを再生することにより、未だこのリストに存在しない新しい曲を聴こうとしている状態では、その曲の情報を同図(b)に示すようにNo.1に書き込み、このリスト上では以降順送りにメモリが移動し、先に消去されたNo.50のメモリ部分に先のNo.49の曲が移動する。図示の例では新しく曲名が「Emotions」、アーティスト名が「Mriah Carry」の曲が、当日の年月日「西暦2000年8月21日」と共に記録されている。
【0053】
次いで、このプレーヤの作動を終了するか否かの判別を行い(ステップS11)、利用者がオーディオプレーヤの一時停止、あるいは終了操作を行ったときにはこの作動処理を終了する(ステップS14)。しかし未だそのような操作が行われないときには、新しい曲に変わったか否かを判別する(ステップS13)。ここで未だ曲が変更されていないと判別されたときには再びステップS11に戻り、プレーヤの作動を終了する信号が入力して作動を終了するか、あるいは新しい曲になるまでこの判別作動を繰り返す。
【0054】
ここで新しい曲に変わったと判別されたとき、即ちデジタルオーディオ放送において同じチャンネルを選択したままの状態で曲が変更されたとき、またはMP3オーディプレーヤで自動的次の曲に変更されたとき、あるいは利用者の操作によりチャンネルが変更し、または選曲が変更されたときには再びステップS6に戻り、新しい曲の情報データの読み込みを行う。以降ステップS11においてプレーヤの作動を終了するか否かの判別において、終了すると判別されるまでこの作動を繰り返す。
【0055】
上記の作動は例えばデジタルオーディオ放送を受信しているときに、直ちにMP3オーディオプレーヤに作動を切り替えたときも同様に作動が行われ、その逆も同様に作動する。また、先にも述べたように、このオーディオプレーヤには上記のようなデジタルオーディオ放送受信機や、MP3オーディオプレーヤが接続される以外に、例えば通常のCDプレーヤ、またはCDチェンジャ付きCDプレーヤ、DVDオーディオプレーヤ等種々のオーディオプレーヤを接続しても同様に作動することができる。
【0056】
更に、上記実施例においてはオーディオプレーヤについて述べたが、映像を扱うビジュアルプレーヤにおいても同様に作動することができる。その際には、例えばヘッドユニットに対してデジタルテレビ受信機を接続し、更にDVDプレーヤ、DVDチェンジャ付きDVDプレーヤ、映像を記録するハードディスク等を接続し、視聴履歴メモリに映画等の映像のタイトル、その制作会社等のデータを記録することにより、最近視聴した映画を選択して視聴してしまうことがないようにすることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明において、再生し出力するオーディオデータまたはビジュアルデータを任意に選択する選択手段と、視聴した曲または映像を特定する情報を記録する視聴履歴メモリと、視聴履歴メモリに記録した情報を検索する視聴履歴検索部とを備え、前記視聴履歴検索部は、メディアプレーヤの再生出力時に、出力する曲または映像が視聴履歴メモリに存在するか否かを検索し、前記選択手段は、前記視聴履歴検索部で出力する映像が視聴履歴メモリに存在することを検出したときには、再生し出力するオーディオデータまたはビジュアルデータの選択を変更することを特徴とするメディアプレーヤとしたものいおいては、音声や映像からなるオーディオデータやビジュアルデータを再生し出力するメディアプレーヤにおいて、例えばCSデジタル放送のような多チャンネルの放送データ、あるいはMPEG形式で圧縮したデータのように極めて多数の曲あるいは映像が選択して再生し出力される状態のときでも、以前視聴した曲や映像は再度視聴することがないように、自動的に他の曲や映像に選択を変更することが可能なメディアプレーヤとすることができる。
【0058】
また、前記再生し出力するデータが、デジタル放送の受信データ、MP3オーディオデータ、CDまたはMDまたはDVDの記録データ、あるいはインターネット受信データであることを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものにおいては、種々のオーディオデータを選択的に再生し出力するオーディオプレーヤを用いて上記のような効果を奏することができ、また、種々の映像データを選択的に生成し出力するビジュアルプレーヤを用いても上記のような効果を奏することができる。
【0059】
また、前記視聴履歴検索部では、前記視聴履歴メモリ内のデータにおいて所定期間以内のデータのみ検索を行うことを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものにおいては、所定期間以内の最近視聴した曲や映像を繰り返し再生し出力することが無くなり、適切な曲や映像の再生出力が自動的に行われる。。
【0060】
また、前記視聴履歴メモリのデータが所定数以上のとき、または所定期間以上経過したときに、該視聴履歴メモリから古いデータを消去する視聴履歴消去手段を備えたことを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものにおいて、視聴履歴メモリのデータが所定数以上のときに当該データを消去するようにしたものにおいては、例えば所定期間以内のデータであっても多数の曲や映像を視聴したときには所定数以上のデータを消去して検索の範囲外とすることができ、適切な選択を行うことができる。また、視聴履歴メモリのデータが所定期間以上経過したときに当該データを消去するようにしたものにおいては、例えば所定数以内のデータであってもその曲や映像がかなり前に視聴したものであるときには検索の範囲外とし、適切な選択を行うことができる。更に両者を組み合わせることにより、より適切な選択が可能となる。
【0061】
また、前記視聴履歴メモリが、メディアプレーヤに接続される複数のプレーヤの視聴履歴を共通して記録することを特徴とする前記メディアプレーヤとしたものにおいては、視聴履歴メモリが複数のプレーヤで共通に使用され、例えば放送受信機において最近視聴した曲や映像が、続いて作動するDVDプレーヤで同じ曲や映像が選択され再生されることを防止し、あるいは逆にDVDプレーヤで最近視聴した曲や映像が、続いて作動する放送受信機で同じ曲や映像を受信することを防止し、自動的に他の曲や映像に選択を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメディアプレーヤとしてオーディオプレーヤに適用し、特にデジタルオーディオ放送受信機及びMP3オーディオプレーヤを接続した実施例のブロック図である。
【図2】同実施例の作動フロー図である。
【図3】デジタルオーディオ放送で送信されるデータの内容を示すデータ構成図である。
【図4】MP3オーディオデータの情報データとしてのID3タグデータの内容を示すデータ構成図である。
【図5】同実施例の視聴履歴メモリの記録データを説明するためのメモリリストの例であり、(a)は変更前の視聴履歴メモリ、(b)は変更後の視聴履歴メモリの例ある。
【符号の説明】
2 デジタル放送RF部
3 デジタル放送デコード部
4 情報データ
7 チャンネル選択部
8 制御部
9 デジタルオーディオ放送受信機
10 MP3オーディオプレーヤ
11 CD
15 RFアンプ
16 サーボドライバ
17 MP3システムデコーダ
18 情報データ
21 制御部
22 選曲部
24 システムコントローラ
25 視聴履歴検索部
26 視聴履歴記録・消去部
27 視聴履歴メモリ
28 ヘッドユニット
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital player that broadcasts a large number of channels, or a media player that reproduces various service media such as CD audio and DVD video, and in particular, a song or movie that has been viewed by the player before. Relates to a media player in which viewing selection is not performed for a while.
[0002]
[Prior art]
For example, in an audio device, digitalization has progressed, and a digital audio in which audio data is digitally recorded on an optical disk such as a CD or MD from a cassette tape recorder that has been widely used as an audio player for reproducing various types of audio. Players are widely used. In recent years, a DVD audio player in which audio data is recorded on a DVD is also used. In this way, so-called package media in audio devices are digitized and diversified.
[0003]
Further, in these digital audio players, audio data to be recorded is compressed and recorded by various methods, but in recent years, audio data is widely compressed in the MP3 format. It has been widely used to record a large amount of audio data on a CD-R or CD-RW.
[0004]
On the other hand, as an audio device, a radio broadcast receiver has been widely used in addition to the above-mentioned package media reproduction. However, in recent years, digitalization by satellite broadcasting has progressed in particular, and CS digital audio broadcasting is already already in progress. More than 100 channels are being broadcast. Also, it is considered that not only multi-channel video but also multi-channel audio broadcasting by digitizing BS broadcasting, and multi-channel broadcasting by digitalization of terrestrial AM broadcasting FM broadcasting in the future. Is planned. In particular, a satellite broadcasting plan suitable for a receiver in a moving body such as a car is being promoted in each country including SDARS (Satellite Digital Audio Radio Service) in the United States, and more channels will be broadcast in the future.
[0005]
These digital audio broadcasts are not only listened to when the broadcasts are received, but with the recent development of various digital audio players as described above, the digital audio data transmitted by the broadcasts is recorded in digital data such as MD and DAT. Recording on a medium, carrying the data and listening with another audio player are also performed.
[0006]
Furthermore, with the recent development of the Internet, various audio data has been distributed over the Internet free of charge or for a fee. Users can download it temporarily and convert it into various recording formats using appropriate software. It is also converted, recorded on various recording media, and played back and listened when necessary. In this case as well, audio data is compressed in the MP3 format, recorded in large quantities on a CD-RW, etc. and used, and a large amount of audio data taken from the Internet can be carried and listened to by an appropriate audio player. It can be done.
[0007]
In recent years, large-capacity hard disks of about 30G have come to be provided at low cost, so digital broadcast data and Internet audio data received as described above are temporarily stored on the hard disk and edited accordingly. While being compressed to MP3 or the like, it is also widely used for recording on a large-capacity data recording medium such as a DVD-RAM, a CD-RW as described above, and an MP3 player using a one-chip memory. To be done.
[0008]
Among various types of media, in addition to the above-described audio, for example, DVDs that handle video digital data have become widespread, and many DVD software programs have been provided. In addition, various video data can be compressed by MPEG2 using a DVD-RAM and recorded by each person. Furthermore, with the widespread use of digital cameras and digital video cameras, image data is also digitized and recorded widely, and digital camera data is output to a personal computer and edited for CD-R or CD. -Recording on RW etc. and viewing this is also performed. Similarly, data edited with a digital video camera can be linearly edited by a personal computer, and the data edited in the DVD-RAM directly or from the digital video camera can be recorded and viewed. It can be done.
[0009]
In addition, CS digital broadcasting, which digitally broadcasts images, broadcasts up to 200 channels day and night. BS broadcasting is also digitized to become multi-channel, and terrestrial waves are also digitally multi-channeled. In this way, it is expected that the number of images broadcast in the future will be extremely large. This is the same not only in Japan but also in the United States and Europe, and more and more channels are being developed all over the world. In particular, satellite broadcasting suitable for reception by a moving body such as a car is also planned, and a TV receiver for a vehicle can view programs of many channels with high image quality.
[0010]
Data transmitted by digital broadcasting is also often transmitted after being compressed in the MPEG2 format in the same manner as the above-mentioned various digital video data, and the above-described technology for handling digital video data can be used as it is. Viewers of these broadcasts can compress and record on a DVD-RAM or the like by the recording method described above, and reproduce and view it when necessary.
[0011]
In addition to the distribution of audio data as described above on the Internet, a large amount of data can be distributed at high speed using an optical cable network spread over a wide area in recent years, so that a large amount of image data can be easily downloaded from the Internet. It can be stored in a hard disk capable of recording a large capacity as described above, or recorded on a DVD-RAM and reproduced and viewed on a DVD player when necessary.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in recent audio players that use recording media such as CD, MD, DVD, etc., a large number of songs are recorded on one recording medium by the progress of compression technology of audio data recorded on these media. It comes to use. In addition to commercially available audio data recorded on these recording media, various audio data such as those recorded from various broadcasts including CS digital broadcasts and downloaded from the Internet are compressed with MP3 etc. It is also widely practiced to record a large amount of data and listen to it through an audio player. Also, audio broadcasting is digitized in CS, BS, terrestrial waves, etc., and broadcasting is performed on an extremely large number of channels, or the broadcasting is about to be performed.
[0013]
In particular, in a vehicle audio device, a CD changer, an MD changer, and even a DVD changer are used, so that a player can easily select a large number of songs with a single player. It can be handled at once. In addition, the vehicle audio system also has a radio receiver, so that it is possible to receive CS digital audio broadcasts. In this audio player, a desired song is always selected from several hundred songs or more. And can listen to it.
[0014]
On the other hand, in a device that handles video data, various videos including movies are broadcast from a very large number of channels in CS digital broadcasting as described above, and as a player for recording these various videos, Since it is possible to play back a program downloaded from a broadcast or the Internet onto a hard disk or recorded on a DVD, a single player can handle a large number of videos.
[0015]
In particular, an in-vehicle TV broadcast receiver can receive various multi-channel digital broadcasts such as the above-mentioned CS digital TV broadcasts, and can reproduce many videos by installing a DVD changer. In this case, a single player can reproduce a large number of movies and the like.
[0016]
Therefore, a player that handles audio and a player that handles video can play a large amount of music and video on a single player. When switching to another channel, there are times when the song that was heard on the previous channel is being broadcast on that channel. In such a case, the channel is switched to another channel. In addition, when the channel is switched as described above, even if a song that has not been heard at the beginning is broadcast, the next song may be a song that was heard on the previous channel. In such a case, the user often switches to another channel.
[0017]
Similarly, when listening to an audio broadcast, for example, when you want to listen to a CD song and switch the operation of the audio player to play a CD, the played song is the song you listened to earlier on the audio broadcast. There is also. Alternatively, it may be a song that was being listened to while the CD was being played.
[0018]
In this way, when a large amount of audio can be selected, the same song is often selected, for example, the first song on the current hit chart is broadcast on many channels and is recorded on its own CD. Since the same music is frequently output from this player, the user has to frequently operate the player to listen to other music. This is not unlikely to be the same as the player handling audio as described above, but the same is likely to occur in players handling video. A particularly famous movie may be broadcast many times, and the movie may exist on one's own DVD.
[0019]
As described above, in a media player that handles audio and video that are currently used, and especially in a media player that will be used in the future, the song that has just been heard or the video that has been viewed is selected many times. The user has to change the channel or the playback device each time, which is troublesome.
[0020]
Therefore, according to the present invention, in a media player that reproduces and outputs audio data and visual data, the selection is automatically changed to another song or video so that the previously viewed song or video is not viewed again. It is a main object to provide a media player that can perform the above.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a selection means for arbitrarily selecting audio data or visual data to be reproduced and output, a viewing history memory for recording information specifying a viewed song or video, and a viewing history memory. Viewing history search unit for searching recorded information And viewing history erasing means for erasing old data from the viewing history memory when the data in the viewing history memory is a predetermined number or more, or when a predetermined period or more has elapsed. The viewing history search unit searches whether or not a music or video to be output exists in the viewing history memory at the time of playback output of the media player, and the selecting means outputs the viewing history search unit. Song or When it is detected that a video is present in the viewing history memory, the media player is characterized in that the selection of audio data or visual data to be reproduced and output is changed.
[0022]
In another aspect, the media player is characterized in that the data to be reproduced and output is digital broadcast reception data, MP3 audio data, CD or MD or DVD recording data, or Internet reception data. Is.
[0023]
In another aspect, the viewing history search unit searches the data in the viewing history memory only for data within a predetermined period.
[0025]
As another aspect, the viewing history memory is a media player characterized in that viewing histories of a plurality of players connected to the media player are recorded in common.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows an example of an audio player as a media player according to the present invention, and in particular, an audio player having a digital audio broadcast receiver and a disc player for reproducing audio data recorded on a CD-R or CD-RW in MP3 format. FIG. 3 is a functional block diagram showing main functional blocks and their mutual relationship in one embodiment.
[0027]
In this embodiment, the digital audio broadcast receiver 9 and the MP3 audio player 10 are connected to the head unit 28 that controls the entire audio player. The system controller 24 of the head unit 28 controls the digital audio broadcast receiver 9. The operation of the control unit 8 is controlled, and the operation of the control unit 21 of the MP3 audio player 10 can be controlled. In addition, if necessary, for example, a CD changer, a DVD audio player, etc. can be connected and used by the same system.
[0028]
Digital audio broadcasting [DAB (Digital Audio Broadcasting)] includes a plurality of data fields into which audio signal data of a predetermined program is inserted by frequency multiplexing, a correspondence between the program and the data field, and an information field in which various information is recorded. The frequency multiplex broadcast receiver receives the frequency multiplex broadcast signal, demodulates the frequency multiplex signal inserted in the data field corresponding to the program specified by the user, converts it to an audio signal, and outputs it. .
[0029]
The digital audio broadcast receiver 9 receives radio waves of digital audio broadcast broadcast over 100 channels by the antenna 1, and the received radio waves demodulate the RF signal by the digital broadcast RF unit 2, and the signal Is output to the digital broadcast decoding unit 3, where the information data 4 and the audio data are separated from the digital audio data, each decoded, and the received data 4 is taken into the control unit 8, and the audio data 5 is converted from digital to analog. It is output to the amplifier 29 of the head unit 28 via the device 6.
[0030]
The data adopted in the digital audio broadcasting is shown in FIG. 3. In the frame structure of mode II shown here, one frame length is 24 ms, and a 2-symbol synchronization unit SYNC and a 3-symbol high-speed information channel unit FIC ( Fast Infomation Channel) and a data field portion DFL of 72 symbols. The synchronization unit SYNC includes a null symbol and a synchronization information symbol used for recognizing the start point of the frame. In the high-speed information channel section FIC, as information data, time / date data, program arrangement data, service (program) name (label), program identification code SId (Service Identification Code), information on the song being broadcast, etc. Are inserted, and an error correction CRC (error detection code using a cyclic code) is added at the end.
[0031]
The data field section DFL is divided into 72 data fields, and broadcast signals of predetermined programs are inserted into each data field by frequency division multiplexing so that 6 to 8 programs can be broadcast simultaneously from one broadcasting station. It has become. Which data field corresponds to which program is designated by program sequence data included in the high-speed information channel unit FIC. Although FIG. 3 shows the frame structure of mode II for satellite broadcasting using the 1.5 GHz band, the frame structure of mode I using the frequency band of 50 MHz to 250 MHz has almost the same configuration, and one frame length is 96 ms. It has become.
[0032]
The digital audio broadcast receiver 9 in FIG. 1 includes a channel selection unit 7. Here, a user channel selection instruction directly input from an externally operable operation unit 32, and a system controller 24 of the head unit 28 described later. In response to the channel selection change instruction from, a channel selection instruction signal is output to the channel selection unit 7 of the receiver so that an arbitrary channel and program can be selected.
[0033]
On the other hand, the MP3 audio player 10 connected to the head unit 28 of this audio player is shown as reproducing a CD-R or CD-RW as a CD-RW capable of recording 100 or more songs by compressing in the MP3 format. The CD 1 is applied to the player 12 and rotated by the motor 13, and the music data recorded at a predetermined position can be read by the pickup 14 that moves in the radial direction of the disc.
[0034]
The motor 13 and the pickup 14 are controlled by a servo driver 16. The servo driver 16 directly inputs a music selection instruction of a user directly input from an external operation unit 33 and a music selection change instruction from a system controller 24 of a head unit 28 described later. Thus, the operation of the pickup 14 can be controlled to select an arbitrary tune.
[0035]
The RF signal captured by the pickup 14 is amplified by the RF amplifier 15 and input to the MP3 system decoder 17. Here, from the data recorded in the MP3 format, the information data 18 of the ID3 tag portion that records information such as the song name and artist name of the recorded song as described later is separated from the audio data 19 that records the audio signal. To decode. The operation of the MP3 system decoder 17 is controlled by the control unit 21, and the audio data 19 decoded here is output to the amplifier 29 of the head unit via the digital / analog converter 20 as in the conventional apparatus.
[0036]
In the data recorded after being compressed in the MP3 format, an ID3 tag is recorded in the last 128 bytes of the file of each song, and the data format is configured as shown in FIG. That is, in the first 3 bytes of the tag portion, the characters “TAG” indicating that this portion is a tag are fixedly recorded. The next 30 bytes are a track name, that is, a part for recording a track name, and a title name as a name of the music is recorded in this part. The next 30 bytes are an AIRISTNAME, that is, a part for recording an artist name, and the next 30 bytes are an ALUM NAME, that is, a part for recording an album name.
[0037]
The next 4 bytes are used for recording YEAR, that is, the year when this song was released. The next 30 bytes are used as a part for recording COMMENT, that is, an arbitrary comment, and free data can be recorded in this part. Finally, the GENRE whose correspondence between the number and the genre name has been made clear, that is, the genre number can be recorded.
[0038]
In the head unit 28 shown in FIG. 1, the system controller 24 outputs a control signal to the control unit 8 that controls the operation of the digital audio broadcast receiver 9 as described above, and the control unit 21 that controls the MP3 audio player 10. The control signal is output to the unit so that the whole can be operated as a single audio player. In addition, an amplifier 29 is provided therein, and an audio signal from the digital / analog converter 6 of the digital audio broadcast receiver 9 and an audio signal from the digital / analog converter 20 of the MP3 audio player 10 are selectively input. Such an audio signal can be output from the speaker 30.
[0039]
The head unit 28 is further provided with a viewing history memory 27, for example, a song title, and an artist as necessary, among the information data 4 separated and decoded by the digital broadcast decoding unit 3 in the digital audio broadcast receiver 9 as described above. A name is input and recorded, and at the same time, the date of listening to this broadcast, that is, the current date is recorded. Similarly, from the information data 18 in the ID3 tag separated by the MP3 system decoder 17 in the MP3 audio player 10, the song name, the artist name, and the current date are recorded together as described above. Recording in these memories is performed by the viewing history recording / erasing unit 26.
[0040]
As a result, data as shown in FIG. 5A is recorded in the viewing history memory 27, for example. That is, in this example, the artist name is recorded in addition to the song name, and the viewing date and time when the song is listened to is recorded. Here, an example provided with a memory for listing and recording 50 songs is shown. No. 1 from the most recently listened song. 1 to No. Records up to 50. The list in the viewing history memory 27 is set so that the song output from the audio player is the latest song No. No. 1 is recorded in the memory portion, and the data so far is carried down one by one in order. 50 data is erased. Of the above viewing dates, year data can be deleted when it is deemed unnecessary.
[0041]
The recorded contents of the viewing history memory 27 can be searched by the viewing history memory search unit 25, and either the digital audio broadcast receiver 9 or the MP3 audio player 10 tries to output a new song as described above. At this time, the system controller 24 takes in the information of the song and outputs it to the viewing history search unit 25. In the viewing history search unit 25, whether there is the same song as that song in the viewing history memory 27, that is, recently in this audio player. Search for the song you listened to.
[0042]
As a result, by searching for the viewing date in this list, if it is detected that the song has been listened to within an arbitrarily set date, such as within 10 days, the current digital audio broadcast is received. When this is done, the system controller 24 instructs the channel selector 7 to change to another channel or program. At this time, the channel selection unit 7 changes the channel in a predetermined order such as ascending order or descending order of the channels. In addition, when the MP3 audio player 10 is operating, the system controller 24 instructs the music selection unit 22 to play other music. At this time, the music selection unit 22 reproduces the next predetermined song including the case of random reproduction. When the next channel or the next song is selected in this way, if the song already exists in the viewing history memory 27 and has been listened to within the predetermined number of days, the song selection is changed again and this operation is performed. repeat.
[0043]
In addition, the viewing history recording / erasing unit 26 appropriately searches the viewing date data in the viewing history memory 27, and deletes data that has passed a predetermined period, such as data that has passed one month or more, and stores the data in the memory here. However, even if it is less valuable, it is possible to prevent the processing speed from being lowered by performing an unnecessary search during the viewing history search as described above.
[0044]
An audio player composed of the functional blocks as described above can be processed in sequence according to an operation flow as shown in FIG. This will be described below with reference to the functional block diagram of FIG. In the operation processing by the viewing history search in the audio player, after the audio player is turned on (step S1), it is first determined whether or not there is expired data in the viewing history memory (step S2). This operation can be performed in the viewing history search unit 25 in FIG. 1 by searching the viewing history memory 27 for the viewing date of a list as shown in FIG.
[0045]
As a result, for example, those having passed a predetermined period such as those having passed one month or more are deleted (step S3). This operation can be performed by the operation of the viewing history recording / erasing unit 26 in accordance with an instruction from the system controller 24 that has input the search result of the viewing history search unit 25. As described above, when there is no expired data in the viewing history memory 27, and after the expired data is deleted and deleted, or at the same time, the normal operation of the audio player is started. (Step S4).
[0046]
Next, for example, when a digital audio broadcast is received, a channel is selected, and music selection is designated in the MP3 audio player 10 (step S5). This operation is performed by the channel selection unit 7 and the music selection unit 22 in FIG. 1, and is performed by the user operating the operation unit 32 or the operation unit 33. When the player is activated, the last mode can be selected as a channel in which the player has been used or a song previously stored.
[0047]
Thereafter, the information data is read (step S6). This operation is performed in the digital audio broadcast receiver 9 by the digital broadcast decoding unit 3 taking in the information data in the data frame shown in FIG. 3, and in the MP3 audio player 10, it is recorded in the MPEG format. For example, the information data shown in FIG. 4 is read from the audio data. At this time, at least the song name is read, for example, a plurality of artists are playing with the same song name, such as classical music and nursery rhymes, so it is preferable to set the artist name to be read. In this example, the artist name is read together with the song name.
[0048]
Based on the information data thus read, in order to know whether the song currently being received or the song being played is a song that has been viewed recently on this audio player, the same song It is determined whether or not it exists in the viewing history memory 27 (step S7). This operation is performed in the viewing history search unit 25 in FIG.
[0049]
As a result of this search, if it is determined that there is the same song in the viewing history memory 27, the channel is changed or the song selection is changed (step S12), and the process returns to step S6 again to read the information data of the next song, The same operation is repeated thereafter. In this determination, when it is determined that there is no same song in the viewing history memory 27, it is determined whether or not the viewing history memory is a predetermined number or more (step S8). Here, for example, as shown in FIG. 5A, the viewing history memory has a capacity of 50 songs, and when the predetermined number is 50, when 50 songs are already recorded, it is determined that the number is more than the predetermined number. The oldest data is deleted from the list (step S9).
[0050]
In the embodiment shown in FIG. 5 (a), the items are listed in order of viewing date. The song with 50 song titles “BE TOGETHER” and artist name “Ami Suzuki” has the earliest viewing date of July 21, 2000 AD, so this song will be deleted. As a result, the capacity to input new song information data was created. New information data is written into the memory portion corresponding to 1 (step S10).
[0051]
When it is determined in step S8 whether or not the viewing history memory is equal to or greater than a predetermined number, for example, the number of stored music is a predetermined number, as in the above example, which is not 50 songs. If it is determined that there is not, it means that there is still a free memory capacity, so the process proceeds directly to this step S10 and new information data is written into the free memory portion. The data to be written into the memory is not necessarily listed in this memory. Although it is not necessary to record, it is possible to search for a song even if it is recorded at random, but FIG. 5 shows an example of listing in order of viewing date so that this operation can be easily understood. .
[0052]
In the example of FIG. 5, when song information data is stored as shown in FIG. 5A, a new song that is not yet in this list is received by receiving a broadcast or playing a CD. In the state where the user wants to listen to the song, the information on the song is shown in FIG. In this list, the memory moves forward in order, and the previously erased No. 1 is written. No. 50 in the memory portion. 49 songs move. In the example shown in the figure, a song with a new song name “Emotions” and an artist name “Mriah Carry” is recorded together with the date “August 21, 2000” on that day.
[0053]
Next, it is determined whether or not to end the operation of the player (step S11). When the user performs a pause or end operation of the audio player, the operation process is ended (step S14). However, if such an operation has not been performed yet, it is determined whether or not a new song has been changed (step S13). If it is determined that the song has not been changed, the process returns to step S11 again, and this determination operation is repeated until a signal for ending the operation of the player is input to end the operation or a new song is obtained.
[0054]
When it is determined that the song has changed to a new song, that is, when the song is changed while the same channel is still selected in the digital audio broadcasting, or when it is automatically changed to the next song by the MP3 audio player, or When the channel is changed by the user's operation or the music selection is changed, the process returns to step S6 again, and information data of a new music is read. Thereafter, in step S11, in determining whether or not to end the operation of the player, this operation is repeated until it is determined to end.
[0055]
For example, when the digital audio broadcast is received and the operation is immediately switched to the MP3 audio player, the above operation is performed in the same manner, and vice versa. As described above, the audio player is connected to the digital audio broadcast receiver and the MP3 audio player as described above, for example, a normal CD player, a CD player with a CD changer, a DVD Even if various audio players such as an audio player are connected, the same operation is possible.
[0056]
Furthermore, although the audio player has been described in the above embodiment, it can be similarly operated in a visual player that handles video. In that case, for example, a digital television receiver is connected to the head unit, and further a DVD player, a DVD player with a DVD changer, a hard disk for recording video, and the like, a title of a video such as a movie, By recording the data of the production company or the like, it is possible to prevent a recently watched movie from being selected and viewed.
[0057]
【The invention's effect】
In the present invention, a selection means for arbitrarily selecting audio data or visual data to be reproduced and output, a viewing history memory for recording information specifying a viewed song or video, and a viewing for searching for information recorded in the viewing history memory A history search unit, wherein the viewing history search unit searches whether or not a music or video to be output exists in the viewing history memory at the time of reproduction output of the media player, and the selection means includes the viewing history search unit In the case of a media player characterized by changing the selection of audio data or visual data to be played back and output when it is detected that the video to be output in the viewing history memory is present, In a media player that reproduces and outputs audio data and visual data, for example, CS digital Even when a very large number of songs or videos are selected and played back and output, such as multi-channel broadcast data such as broadcast, or data compressed in MPEG format, the previously watched songs and videos can be viewed again Therefore, the media player can automatically change the selection to another song or video.
[0058]
The media player is characterized in that the data to be reproduced and output is digital broadcast reception data, MP3 audio data, CD or MD or DVD recording data, or Internet reception data. The above effects can be obtained by using an audio player that selectively reproduces and outputs audio data, and a visual player that selectively generates and outputs various video data as described above. Can produce various effects.
[0059]
In the above-mentioned media player, the viewing history search unit searches only data within a predetermined period in the data in the viewing history memory. Is no longer repeated and output, and appropriate music and video playback output is automatically performed. .
[0060]
The media player comprising: viewing history erasure means for erasing old data from the viewing history memory when the data in the viewing history memory is a predetermined number or more, or when a predetermined period or more has elapsed. In such a case, when the data in the viewing history memory is over a predetermined number, the data is deleted. For example, even when the data is within a predetermined period, a predetermined number or more is viewed when a large number of songs or videos are viewed. The data can be erased and out of the search range, and an appropriate selection can be made. In addition, in the case where the data in the viewing history memory is erased when a predetermined period or more elapses, for example, even if the data is within a predetermined number, the song or video is viewed long ago. Sometimes it is outside the scope of the search and an appropriate selection can be made. Furthermore, a more appropriate selection is possible by combining both.
[0061]
Further, in the media player, wherein the viewing history memory records the viewing history of a plurality of players connected to the media player in common, the viewing history memory is commonly used by the plurality of players. For example, a song or video that has been recently viewed on a broadcast receiver is prevented from being selected and played back on a DVD player that is subsequently operated, or vice versa. However, it is possible to prevent the subsequent broadcast receiver from receiving the same song or video, and to automatically change the selection to another song or video.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an embodiment in which a digital audio broadcast receiver and an MP3 audio player are connected in particular to an audio player as a media player of the present invention.
FIG. 2 is an operation flowchart of the same embodiment.
FIG. 3 is a data configuration diagram showing the contents of data transmitted by digital audio broadcasting.
FIG. 4 is a data configuration diagram showing the contents of ID3 tag data as information data of MP3 audio data.
FIGS. 5A and 5B are examples of a memory list for explaining recording data in a viewing history memory according to the embodiment, where FIG. 5A is a viewing history memory before change, and FIG. 5B is an example of viewing history memory after change. .
[Explanation of symbols]
2 Digital broadcasting RF section
3 Digital broadcast decoding section
4 Information data
7 Channel selector
8 Control unit
9 Digital audio broadcast receiver
10 MP3 audio player
11 CD
15 RF amplifier
16 Servo driver
17 MP3 system decoder
18 Information data
21 Control unit
22 Music selection section
24 System controller
25 Viewing history search section
26 Viewing history recording / erasing section
27 Viewing history memory
28 Head unit

Claims (4)

再生し出力するオーディオデータまたはビジュアルデータを任意に選択する選択手段と、
視聴した曲または映像を特定する情報を記録する視聴履歴メモリと、
視聴履歴メモリに記録した情報を検索する視聴履歴検索部と、
前記視聴履歴メモリのデータが所定数以上のとき、または所定期間以上経過したときに、該視聴履歴メモリから古いデータを消去する視聴履歴消去手段とを備え、
前記視聴履歴検索部は、メディアプレーヤの再生出力時に、出力する曲または映像が視聴履歴メモリに存在するか否かを検索し、
前記選択手段は、前記視聴履歴検索部で出力する曲または映像が視聴履歴メモリに存在することを検出したときには、再生し出力するオーディオデータまたはビジュアルデータの選択を変更することを特徴とするメディアプレーヤ。
A selection means for arbitrarily selecting audio data or visual data to be reproduced and output;
A viewing history memory that records information identifying the song or video that was viewed;
A viewing history search unit for searching information recorded in the viewing history memory ;
A viewing history erasure unit for erasing old data from the viewing history memory when the data in the viewing history memory is a predetermined number or more, or when a predetermined period or more has elapsed ,
The viewing history search unit searches whether or not a music or video to be output exists in the viewing history memory at the time of reproduction output of the media player,
The selection means changes the selection of audio data or visual data to be reproduced and output when it is detected that the music or video output by the viewing history search unit is present in the viewing history memory. .
前記再生し出力するデータは、デジタル放送の受信データ、MP3オーディオデータ、CDまたはMDまたはDVDの記録データ、あるいはインターネット受信データであることを特徴とする請求項1記載のメディアプレーヤ。  2. The media player according to claim 1, wherein the data to be reproduced and output is digital broadcast reception data, MP3 audio data, CD or MD or DVD recording data, or Internet reception data. 前記視聴履歴検索部では、前記視聴履歴メモリ内のデータにおいて所定期間以内のデータのみ検索を行うことを特徴とする請求項1記載のメディアプレーヤ。  2. The media player according to claim 1, wherein the viewing history search unit searches only data within a predetermined period in the data in the viewing history memory. 前記視聴履歴メモリは、メディアプレーヤに接続される複数のプレーヤの視聴履歴を共通して記録することを特徴とする請求項1記載のメディアプレーヤ。  2. The media player according to claim 1, wherein the viewing history memory records a viewing history of a plurality of players connected to the media player in common.
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