JP3999603B2 - 配信サービス課金装置、配信サービス課金プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

配信サービス課金装置、配信サービス課金プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してコンテンツを配信するストリーミング型のコンテンツ配信サービスで用いられる配信サービス課金装置と、その配信サービス課金装置の実現に用いられる配信サービス課金プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とに関する。
【0002】
ネットワークを介して映像メディアやオーディオメディアを配信するストリーミング型のコンテンツ配信サービスが実用化されている。このようなコンテンツ配信サービスでは、コンテンツ配信先のユーザに対して適切な課金を行う技術を構築していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】
従来のコンテンツ配信サービスで用いられている課金方法では、予め定められたコンテンツの料金に従って、コンテンツ配信先のユーザに対して課金を行うようにしている。
【0004】
すなわち、従来技術では、このコンテンツの料金はいくらで、このコンテンツの料金はいくらであるというように、予めコンテンツ毎に料金を定めておいて、ユーザの要求に応答してコンテンツを配信する場合に、そのユーザに対して、その予め定めた料金を課金するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一定の配信品質が保証されるコンテンツ配信サービス(例えば、ダウンロード型のコンテンツ配信サービス)では、従来技術のような課金方法を用いていても何ら問題はない。
【0006】
すなわち、一定の配信品質が保証されるコンテンツ配信サービスでは、ユーザの享受するサービス品質とコンテンツ料金との間に対応が取れることから、従来技術のような課金方法を用いていても、ユーザに何ら違和感を与えることがないので、何ら問題は起こらないのである。
【0007】
しかしながら、ストリーミング型のコンテンツ配信サービスを提供する場合には、配信されたコンテンツの品質はネットワークや配信装置の状態によって大きく変動することになることから、ユーザの享受するサービス品質とコンテンツ料金との関係が必ずしも適切でない場合がある。
【0008】
すなわち、従来技術に従っていると、ネットワークや配信装置の状態によって品質の悪いコンテンツが配信されることになっても、規定の同一料金を課金されるという不都合が生ずるという問題がある。
【0009】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、ネットワークを介してコンテンツをストリーミング型で配信するときにあって、配信されたコンテンツの品質に相応しい課金(品質にふさわしい課金)を実現する新たな配信サービス課金技術の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の配信サービス課金装置は、ネットワークを介してコンテンツを配信するストリーミング型のコンテンツ配信サービスで用いられるときにあって、(1)所定の時間間隔でもって配信中のコンテンツから切り出されるコンテンツセグメントについてのコンテンツ種別及びシーン情報と、そのコンテンツセグメントの配信報とを収集する収集手段と、(2)コンテンツセグメントごとに、収集手段の収集した配信情報を所定の第1の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質情報を示す値を算出する第1の算出手段と、(3)コンテンツセグメントごとに、収集手段の収集したコンテンツ種別に割り付けられた値と、収集手段の収集したシーン情報に割り付けられた値と、第1の算出手段の算出した品質情報を示す値とを所定の第2の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質レベル値を算出する第2の算出手段と、(4)第2の算出手段の算出した品質レベル値の統計情報に基づいて、配信されたコンンテツの品質評価値を算出する第3の算出手段と、(5)第3の算出手段の算出した品質評価値に応じて、配信されたコンテンツについての料金を計算するか、配信されたコンテンツについての品質劣化に見合う対価のポイントを計算するか、その双方について計算する計算手段と、(6)コンテンツ配信先ユーザに対して、計算手段が料金を計算する場合にはその料金を課金し、計算手段がポイントを計算する場合にはそのポイントを付与する課金付与手段とを備えるように構成する。
【0013】
このように構成されるときにあって、収集手段は、コンテンツの配信情報として、コンテンツ配信装置のログ情報、ネットワーク機器のログ情報、コンテンツ受信装置のログ情報の内の1つ又は複数を収集することがある。
【0014】
以上の各処理手段はコンピュータプログラムで実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、半導体メモリなどの記録媒体に記録して提供することができる。
【0019】
このように構成される本発明の配信サービス課金装置では、所定の時間間隔でもって配信中のコンテンツから切り出されるコンテンツセグメントについてのコンテンツ種別及びシーン情報と、そのコンテンツセグメントの配信情報とを収集する。
続いて、コンテンツセグメントごとに、その収集した配信情報を所定の第1の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質情報を示す値を算出する。
続いて、コンテンツセグメントごとに、その収集したコンテンツ種別に割り付けられた値とその収集したシーン情報に割り付けられた値とその算出した品質情報を示す値とを所定の第2の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質レベル値を算出する。
そして、その算出した品質レベル値の統計情報に基づいて、配信されたコンンテツの品質評価値を算出して、その算出した品質評価値に応じて、配信されたコンテンツについての料金を計算するか、配信されたコンテンツについての品質劣化に見合う対価のポイントを計算するか、その双方について計算して、コンテンツ配信先ユーザに対して、料金を計算する場合にはその料金を課金し、ポイントを計算する場合にはそのポイントを付与する。
【0020】
このようにして、本発明によれば、配信されたコンテンツの品質に応じてコンテンツの料金が変化することになるので、配信されたコンテンツの品質に相応しい課金を実現できるようになる。
【0021】
そして、本発明によれば、配信されたコンテンツの品質劣化に見合う対価のポイントがコンテンツ配信先のユーザに付与されることになるので、配信されたコンテンツの品質に関係のない料金が設定されるような場合にも、配信されたコンテンツの品質に相応しい課金と実質的に等価な課金を実現できるようになる。
【0022】
更に、本発明について説明するならば、本発明では、コンテンツの配信情報として、例えば、コンテンツ配信装置のログ情報(送信ビットレート、パケット再送頻度、リソース使用率等)、ネットワーク機器のログ情報(スループット、パケット損失率、パケット転送遅延揺らぎ、パケット転送遅延等)、コンテンツ受信装置のログ情報(受信ビットレート、パケット損失率、パケット転送遅延揺らぎ、パケット転送遅延等)、受信コンテンツの質的情報(画質や音質等)の内の1つ又は複数を用いて、配信されたコンテンツの品質を評価するように処理する。
【0023】
そして、本発明では、このコンテンツの品質の評価にあたって、コンテンツの種別情報(映画/ニュース/BGM等)や、コンテンツのシーン情報(重要シーン/通常シーン/CMシーン等)の内の1つ又は複数に応じて、上述の配信情報(品質パラメータを示すもの)に重み付けを施すというように、コンテンツの属性情報を考慮する形で、配信されたコンテンツの品質を評価するように処理するので、コンテンツの品質を高精度に評価できるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0026】
〔イ〕第1の実施形態例
図1に、本発明の第1の実施形態例のブロック構成を図示する。
【0027】
図中、101はコンテンツを配信する配信装置、102はネットワーク、103はコンテンツ配信についての課金処理を行う課金装置、104は配信されるコンテンツを受信する受信装置、111は配信対象となるコンテンツを管理するコンテンツデータベース、112はコンテンツの配信履歴を管理する配信履歴データベース、113は課金情報を管理する課金管理データベースである。
【0028】
次に、このように構成される第1の実施形態例の基本的な動作について説明する。
【0029】
配信サービスを享受するユーザが受信装置104に配信サービスを要求すると、受信装置104は、配信装置101に対して、配信要求情報▲1▼を送信する。このとき送信される配信要求情報▲1▼には、要求するコンテンツID及び要求者IDが含まれる。
【0030】
この配信要求情報▲1▼を受信すると、配信装置101は、コンテンツデータベース111から配信要求のコンテンツを読み出すとともに、課金装置103に対して、配信開始情報▲2▼(配信するコンテンツのIDと、そのコンテンツ金額の初期値)を通知する。
【0031】
続いて、配信装置101は、受信装置104に対して、コンテンツデータベース111から取得した配信要求のコンテンツの配信を開始する。
【0032】
このようにしてコンテンツ配信を開始すると、配信装置101は、一定の時間間隔(以下、これを配信セグメントと呼ぶ)で、コンテンツ属性情報▲3▼及び品質パラメータ情報▲4▼を課金装置103に送信する。
【0033】
本実施形態例では、配信装置101は、コンテンツ属性情報▲3▼として、コンテンツ種別(映画/ニュース等)と、当該配信セグメントにおけるシーン情報(クライマックス/通常/CM等)とを送信することを想定する。また、品質パラメータ情報▲4▼として、当該配信セグメントにおける送信ビットレートと、当該配信セグメントにおけるパケット再送頻度とを送信することを想定する。
【0034】
このコンテンツ属性情報▲3▼及び品質パラメータ情報▲4▼を受信すると、課金装置103は、受信したこれらの情報を配信履歴データベース112に時系列的に記録する。
【0035】
図2に、配信履歴データベース112の構成例を図示する。この図に示すように、配信履歴データベース112には、課金装置103の実行する記録処理に従って、配信セグメントを識別するインデックス(i)に対応付けて、当該配信セグメントにおける送信ビットレート(B1i ) と、当該配信セグメントにおけるパケット再送頻度(B2i )と、コンテンツ種別(C1i )と、当該配信セグメントにおけるシーン情報(C2i )とが記録されることになる。
【0036】
配信装置101は、全ての配信が完了した時点で、課金装置103に対して、配信完了情報▲5▼を送信する。
【0037】
この配信完了情報▲5▼を受信すると、課金装置103は、コンテンツ属性情報▲3▼と品質パラメータ情報▲4▼とに対応して予め決められた規則に基づいて、その配信の完了したコンテンツの料金重み付け係数を決定する。そして、これを配信開始情報▲2▼により得られるコンテンツ金額初期値に乗算することにより課金金額を決定し、課金管理データベース113に記録して、この記録データに基づいて課金を行う。
【0038】
なお、配信装置101から課金装置103に送信される各データには要求者IDが含まれており、課金装置103は、これに基づいてユーザ毎の課金を実現できる。
【0039】
次に、課金装置103が実行する課金金額の決定処理について説明する。
【0040】
課金装置103は、先ず最初に、配信セグメント毎に、次式に基づいて品質レベルQi (料金重み付け係数に相当するもの)を計算する。
【0041】
SQi =Fα(B1i ,B2i
i =Fβ(C1i ,C2i ,SQi
このSQi は、品質パラメータ情報▲4▼から決定される量であり、品質レベルQi は、SQi をコンテンツ属性情報▲3▼に基づいて重み付けした量である。どちらも0(最悪品質)から1(最高品質)までの値をとる。
【0042】
ここで、関数Fα及び関数Fβは、各品質パラメータ値及びコンテンツ属性値が与えられたときの主観品質に相応しい料金をアンケート等により求めることにより得られる実験式である。
【0043】
課金装置103は、続いて、全ての配信セグメントについての品質レベルQi の平均値Qave
ave =(1/n)×ΣQi
n:配信セグメントの総数
Σ:全ての配信セグメントについての総和
を算出する。ここで、Qave は0から1の間の値をとる。
【0044】
そして、課金装置103は、最後に、
課金金額=コンテンツ金額初期値×Qave
という算出式に従って課金金額を決定する。
【0045】
このようにして、課金装置103は、コンテンツ属性情報▲3▼と品質パラメータ情報▲4▼とに対応して予め決められた規則に基づいて、配信の完了したコンテンツの料金重み付け係数を決定して、これを配信開始情報▲2▼により得られるコンテンツ金額初期値に乗算することにより課金金額を決定するのである。
【0046】
図3に、課金装置103の実行する処理フローを図示する。次に、この処理フローに従って、本実施形態例に従う場合に課金装置103が実行することになる処理について説明する。
【0047】
課金装置103は、配信装置101からコンテンツの配信開始情報▲2▼の通知を受け取ると、図3の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ10で、そのときに通知されるコンテンツID及びコンテンツ金額初期値を受信し、続くステップ11で、配信セグメントの識別子を表す変数iに“1”をセットする。
【0048】
続いて、ステップ12で、配信装置101から情報が送られてくるのを待って、配信装置101から情報が送られてくることを判断するときには、ステップ13に進んで、その送られてきた情報が配信完了情報▲5▼であるのか否かを判断する。
【0049】
この判断処理に従って、配信装置101から送られてきた情報が配信完了情報▲5▼ではないことを判断するとき、すなわち、配信装置101から送られてきた情報がコンテンツ属性情報▲3▼及び品質パラメータ情報▲4▼であることを判断するときには、ステップ14に進んで、その送られてきたコンテンツ属性情報▲3▼及び品質パラメータ情報▲4▼を受信する。
【0050】
続いて、ステップ15で、配信セグメントの識別子を表す変数iの指す配信履歴データベース112のエントリー域に、受信した情報を記録し、続くステップ16で、変数iの値を1つインクリメントしてからステップ12に戻る。
【0051】
このようにして、ステップ12〜ステップ16の処理を繰り返していくことで、配信履歴データベース112には、図2に示すように、配信セグメント毎のコンテンツ属性情報▲3▼及び品質パラメータ情報▲4▼の時系列データが記録されていくことになる。
【0052】
一方、ステップ12〜ステップ16の処理を繰り返していく中で、ステップ13で、配信装置101から配信完了情報▲5▼が送られてきたことを判断するときには、ステップ17に進んで、上述した算出式に従って、配信セグメント毎に品質レベルQi を計算し、続くステップ18で、全ての配信セグメントについての品質レベルQi の平均値Qave を算出する。
【0053】
続いて、ステップ19で、配信装置101から取得したコンテンツ金額初期値と、算出した品質レベルQi の平均値Qave とを乗算することで課金金額を決定して、ユーザIDと対応をとりつつ課金管理データベース113に登録して、処理を終了する。
【0054】
このようにして、課金装置103は、配信したコンテンツの品質に相応しい課金を実現するように処理するのである。
【0055】
〔ロ〕第2の実施形態例
図4に、本発明の第2の実施形態例のブロック構成を図示する。
【0056】
図中、201はコンテンツを配信する配信装置、202はネットワーク、203はコンテンツ配信についての課金処理を行う課金装置、204は配信されるコンテンツを受信する受信装置、205は配信されるコンテンツの品質パラメータ情報を監視する監視装置、211は配信対象となるコンテンツを管理するコンテンツデータベース、212はコンテンツの配信履歴を管理する配信履歴データベース、213は課金情報を管理する課金管理データベースである。
【0057】
次に、このように構成される第2の実施形態例の基本的な動作について説明する。
【0058】
配信サービスを享受するユーザが受信装置204に配信サービスを要求すると、受信装置204は、配信装置201に対して、配信要求情報▲1▼を送信する。このとき送信される配信要求情報▲1▼には、要求するコンテンツID及び要求者IDが含まれる。
【0059】
この配信要求情報▲1▼を受信すると、配信装置201は、コンテンツデータベース211から配信要求のコンテンツを読み出すとともに、課金装置203に対して、配信開始情報1▲2▼(配信するコンテンツのIDと、そのコンテンツ金額の初期値)を通知し、更に、監視装置205に対して、配信開始情報2▲3▼(要求者ID、通信番号)を通知する。
【0060】
このとき監視装置205に通知する通信番号は、コンテンツ配信パケットのヘッダ情報から要求者IDを特定するためのキーとなる情報である。
【0061】
続いて、配信装置201は、受信装置204に対して、コンテンツデータベース211から取得した配信要求のコンテンツの配信を開始する。
【0062】
このようにしてコンテンツ配信を開始すると、配信装置201は、一定の時間間隔(以下、これを配信セグメントと呼ぶ)で、コンテンツ属性情報▲4▼を課金装置203に送信する。
【0063】
本実施形態例では、配信装置201は、コンテンツ属性情報▲4▼として、コンテンツ種別(映画/ニュース等)と、当該配信セグメントにおけるシーン情報(クライマックス/通常/CM等)とを送信することを想定する。
【0064】
一方、監視装置205は、配信装置201から配信されてくるコンテンツを監視することで、配信セグメント毎に品質パラメータ情報▲5▼を取得して、その取得した品質パラメータ情報▲5▼を課金装置203に送信する。
【0065】
本実施形態例では、監視装置205は、品質パラメータ情報▲5▼として、当該配信セグメントにおける受信ビットレートと、当該配信セグメントにおけるパケット損失率とを送信することを想定する。
【0066】
このコンテンツ属性情報▲4▼及び品質パラメータ情報▲5▼を受信すると、課金装置203は、受信したこれらの情報を配信履歴データベース212に時系列的に記録する。
【0067】
図5に、配信履歴データベース212の構成例を図示する。この図に示すように、配信履歴データベース212には、課金装置203の実行する記録処理に従って、配信セグメントを識別するインデックス(i)に対応付けて、当該配信セグメントにおける受信ビットレート(B1i ) と、当該配信セグメントにおけるパケット損失率(B2i )と、コンテンツ種別(C1i )と、当該配信セグメントにおけるシーン情報(C2i )とが記録されることになる。
【0068】
配信装置201は、全ての配信が完了した時点で、課金装置203に対して、配信完了情報▲6▼を送信する。
【0069】
この配信完了情報▲6▼を受信すると、課金装置203は、コンテンツ属性情報▲4▼と品質パラメータ情報▲5▼とに対応して予め決められた規則に基づいて、その配信の完了したコンテンツの料金重み付け係数を決定する。そして、これを配信開始情報▲2▼により得られるコンテンツ金額初期値に乗算することにより課金金額を決定し、コンテンツ金額初期値からその課金金額を引いた金額をポイントとして課金管理データベース213に記録して、この記録データに基づいて課金を行うとともにポイントを付与する。
【0070】
ここで、料金についてはコンテンツ金額初期値を課金するようにして、ポイントのみを付与するようにしてもよい。また、料金重み付け係数の決定方法については、第1の実施形態例で説明した方法を用いることが可能である。
【0071】
なお、配信装置201や監視装置205から課金装置203に送信される各データには、要求者IDが含まれており、課金装置203は、これに基づいてユーザ毎の課金を実現できる。
【0072】
図6及び図7に、課金装置203の実行する処理フローを図示する。次に、この処理フローに従って、本実施形態例に従う場合に課金装置203が実行することになる処理について説明する。
【0073】
課金装置203は、配信装置201からコンテンツの配信開始情報1▲2▼の通知を受け取ると、図6及び図7の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ20で、そのときに通知されるコンテンツID及びコンテンツ金額初期値を受信し、続くステップ21で、配信セグメントの識別子を表す変数iに“1”をセットする。
【0074】
続いて、ステップ22で、配信装置201又は監視装置205から情報が送られてくるのを待って、配信装置201又は監視装置205から情報が送られてくることを判断するときには、ステップ23に進んで、配信装置201から情報が送られてきたのか否かを判断する。
【0075】
この判断処理に従って、配信装置201からではなくて監視装置205から情報が送られてきたことを判断するとき、すなわち、監視装置205から品質パラメータ情報▲5▼が送られてきたことを判断するときには、ステップ24に進んで、その送られてきた品質パラメータ情報▲5▼を受信する。
【0076】
続いて、ステップ25で、配信セグメントの識別子を表す変数iの指す配信履歴データベース212のエントリー域に、受信した品質パラメータ情報▲5▼を記録する。
【0077】
続いて、ステップ26で、配信履歴データベース212を参照することで、その記録した品質パラメータ情報▲5▼と対をなすコンテンツ属性情報▲4▼を既に受信しているのか否かを判断して、受信していないことを判断するときには、直ちにステップ22に戻り、受信していることを判断するときには、ステップ27に進んで、変数iの値を1つインクリメントしてからステップ22に戻る。
【0078】
一方、ステップ23で、配信装置201から情報が送られてきたことを判断するとき、すなわち、配信装置201からコンテンツ属性情報▲4▼か配信完了情報▲6▼が送られてきたことを判断するときには、ステップ28に進んで、その送られてきた情報が配信完了情報▲6▼であるのか否かを判断する。
【0079】
この判断処理に従って、配信装置201から送られてきた情報が配信完了情報▲6▼ではないことを判断するとき、すなわち、配信装置201から送られてきた情報がコンテンツ属性情報▲4▼であることを判断するときには、ステップ29に進んで、その送られてきたコンテンツ属性情報▲4▼を受信する。
【0080】
続いて、ステップ30で、配信セグメントの識別子を表す変数iの指す配信履歴データベース212のエントリー域に、受信したコンテンツ属性情報▲4▼を記録する。
【0081】
続いて、ステップ31で、配信履歴データベース212を参照することで、その記録したコンテンツ属性情報▲4▼と対をなす品質パラメータ情報▲5▼を既に受信しているのか否かを判断して、受信していないことを判断するときには、直ちにステップ22に戻り、受信していることを判断するときには、ステップ32に進んで、変数iの値を1つインクリメントしてからステップ22に戻る。
【0082】
このようにして、ステップ22〜ステップ32の処理を繰り返していくことで、配信履歴データベース212には、図5に示すように、配信セグメント毎のコンテンツ属性情報▲4▼及び品質パラメータ情報▲5▼の時系列データが記録されていくことになる。
【0083】
一方、ステップ22〜ステップ32の処理を繰り返していく中で、ステップ28で、配信装置201から配信完了情報▲6▼が送られてきたことを判断するときには、ステップ33に進んで、第1の実施形態例で説明した算出式に従って、配信セグメント毎に品質レベルQi を計算し、続くステップ34で、全ての配信セグメントについての品質レベルQi の平均値Qave を算出する。
【0084】
続いて、ステップ35で、配信装置201から取得したコンテンツ金額初期値と、算出した品質レベルQi の平均値Qave とを乗算することで課金金額を決定し、続くステップ36で、コンテンツ金額初期値からその課金金額を引いた金額をポイントとして決定して、ユーザIDと対応をとりつつ、決定した課金金額及びポイントを課金管理データベース213に登録して、処理を終了する。
【0085】
このようにして、課金装置203は、配信したコンテンツの品質に相応しい課金を実現するように処理するのである。
【0086】
〔ハ〕第3の実施形態例
図8に、本発明の第3の実施形態例のブロック構成を図示する。
【0087】
図中、301はコンテンツを配信する配信装置、302はネットワーク、303はコンテンツ配信についての課金処理を行う課金装置、304は配信されるコンテンツを受信する受信装置、311は配信対象となるコンテンツを管理するコンテンツデータベース、312はコンテンツの配信履歴を管理する配信履歴データベース、313は課金情報を管理する課金管理データベースである。
【0088】
次に、このように構成される第3の実施形態例の基本的な動作について説明する。
【0089】
配信サービスを享受するユーザが受信装置304に配信サービスを要求すると、受信装置304は、配信装置301に対して、配信要求情報▲1▼を送信する。このとき送信される配信要求情報▲1▼には、要求するコンテンツID及び要求者IDが含まれる。
【0090】
この配信要求情報▲1▼を受信すると、配信装置301は、コンテンツデータベース311から配信要求のコンテンツを読み出すとともに、課金装置303に対して、配信開始情報▲2▼(配信するコンテンツのIDと、そのコンテンツ金額の初期値)を通知する。
【0091】
続いて、配信装置301は、受信装置304に対して、コンテンツデータベース311から取得した配信要求のコンテンツの配信を開始するとともに、そのコンテンツの配信中に、受信装置304に対して、配信セグメント毎に、コンテンツ属性情報▲3▼及び原信号特徴情報▲4▼を送信する。
【0092】
本実施形態例では、配信装置301は、コンテンツ属性情報▲3▼として、コンテンツ種別(映画/ニュース等)と、当該配信セグメントにおけるシーン情報(クライマックス/通常/CM等)とを送信することを想定する。また、原信号特徴情報▲4▼として、絵柄の細かさを表現する空間解像度と、動きの大きさを表現する時間解像度とを送信することを想定する。この場合、例えば、ANSI標準T1.801.03で規定される空間周波数や動き電力といったパラメータを使うことができる。
【0093】
その他にも、原信号特徴情報▲4▼として、映像信号に関しては色情報量、フリーズ、ブロック歪量など各種歪量を用いることができる。また、音声信号に関しては周波数スペクトル歪などを用いることができる。
【0094】
このようにして、配信装置301から、コンテンツ、コンテンツ属性情報▲3▼及び原信号特徴情報▲4▼を受信すると、受信装置304は、受信した情報より受信コンテンツの品質レベルQi を導出し、これを品質パラメータ情報▲5▼として、配信セグメント毎に、課金装置303に送信する。なお、品質レベルQi の導出方法については後述する。
【0095】
この品質パラメータ情報▲5▼を受信すると、課金装置303は、受信した品質パラメータ情報▲5▼を配信履歴データベース312に時系列的に記録する。
【0096】
図9に、配信履歴データベース312の構成例を図示する。この図に示すように、配信履歴データベース312には、課金装置303の実行する記録処理に従って、配信セグメントを識別するインデックス(i)に対応付けて、その配信セグメントにおける品質レベル(Qi )が記録されることになる。
【0097】
配信装置301は、全ての配信が完了した時点で、課金装置303に対して、配信完了情報▲6▼を送信する。
【0098】
この配信完了情報▲6▼を受信すると、課金装置303は、配信履歴データベース312に記録されている全ての配信セグメントについての品質レベルQi の平均値Qave
ave =(1/n)×ΣQi
n:配信セグメントの総数
Σ:全ての配信セグメントについての総和
を算出する。ここで、Qave は0から1の間の値をとる。
【0099】
そして、課金装置303は、この品質レベルQi の平均値Qave と、配信開始情報▲2▼により得られるコンテンツ金額初期値とを使って、
課金金額=コンテンツ金額初期値×Qave
という算出式に従って課金金額を決定し、課金管理データベース313に記録して、この記録データに基づいて課金を行う。
【0100】
なお、配信装置301や受信装置304から課金装置303に送信される各データには、要求者IDが含まれており、課金装置303は、これに基づいてユーザ毎の課金を実現できる。
【0101】
次に、受信装置304で実行される受信コンテンツの品質レベルQi の導出方法について説明する。
【0102】
本実施形態例では、受信信号の品質を、原信号の特徴量と受信信号の特徴量との差分で表現し、品質レベルQi は、これをコンテンツ属性情報により重み付けすることにより導出するという方法を用いる。
【0103】
まず、受信したコンテンツから原信号特徴情報▲4▼と同様の特徴量(以下、これを受信信号特徴情報と呼ぶ)を算出し、先に受信しているコンテンツ属性情報▲3▼及び原信号特徴情報▲4▼と合わせて、図10に示すようなテーブルを得る。
【0104】
ここで、このテーブルでは、受信信号特徴情報の空間解像度情報量をA1i 、受信信号特徴情報の時間解像度情報量をA2i 、原信号特徴情報の空間解像度情報量をB1i 、原信号特徴情報の時間解像度情報量をB2i 、コンテンツ種別をC1i 、シーン情報をC2i で表している。
【0105】
そして、このテーブルを使い、配信セグメント毎に、次式に基づいて品質レベルQi (料金重み付け係数に相当する)を計算する。
【0106】
SQi =Fα(A1i ,A2i ,B1i ,B2i
i =Fβ(C1i ,C2i ,SQi
SQi は、受信信号特徴情報と原信号特徴情報▲4▼とから決定される量であり、品質レベルQi は、SQi をコンテンツ属性情報▲3▼に基づいて重み付けした量である。どちらも0(最悪品質)から1(最高品質)までの値をとる。
【0107】
ここで、関数Fα及び関数Fβは、SQi 値及びコンテンツ属性値が与えられたときの主観品質に相応しい料金をアンケート等により求めることにより得られる実験式である。
【0108】
課金装置303は、上述したように、受信装置304から取得するこの品質レベルQi (品質パラメータ情報▲5▼として送られてくる)を使って、全ての配信セグメントについての品質レベルQi の平均値Qave
ave =(1/n)×ΣQi
n:配信セグメントの総数
Σ:全ての配信セグメントについての総和
を算出して、
課金金額=コンテンツ金額初期値×Qave
という算出式に従って課金金額を決定することになる。
【0109】
図11に、課金装置303の実行する処理フローを図示する。次に、この処理フローに従って、本実施形態例に従う場合に課金装置303が実行することになる処理について説明する。
【0110】
課金装置303は、配信装置301からコンテンツの配信開始情報▲2▼の通知を受け取ると、図11の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ40で、そのときに通知されるコンテンツID及びコンテンツ金額初期値を受信し、続くステップ41で、配信セグメントの識別子を表す変数iに“1”をセットする。
【0111】
続いて、ステップ42で、配信装置301又は受信装置304から情報が送られてくるのを待って、配信装置301又は受信装置304から情報が送られてくることを判断するときには、ステップ43に進んで、受信装置304から情報が送られてきたのか否かを判断する。
【0112】
この判断処理に従って、受信装置304から情報が送られてきたことを判断するとき、すなわち、受信装置304から品質パラメータ情報▲5▼(配信セグメント毎の品質レベルQi )が送られてきたことを判断するときには、ステップ44に進んで、その送られてきた品質パラメータ情報▲5▼を受信する。
【0113】
続いて、ステップ45で、配信セグメントの識別子を表す変数iの指す配信履歴データベース312のエントリー域に、受信した品質パラメータ情報▲5▼(品質レベルQi )を記録し、続くステップ46で、変数iの値を1つインクリメントしてからステップ42に戻る。
【0114】
このようにして、ステップ42〜ステップ46の処理を繰り返していくことで、配信履歴データベース312には、図9に示すように、配信セグメント毎の品質レベルQi の時系列データが記録されていくことになる。
【0115】
一方、ステップ42〜ステップ46の処理を繰り返していく中で、ステップ43で、受信装置304ではなくて配信装置301から情報が送られてきたことを判断するとき、すなわち、配信装置301から配信完了情報▲6▼が送られてきたことを判断するときには、ステップ47に進んで、配信履歴データベース312に記録した全ての配信セグメントについての品質レベルQi の平均値Qave を算出する。
【0116】
続いて、ステップ48で、配信装置301から取得したコンテンツ金額初期値と、算出した品質レベルQi の平均値Qave とを乗算することで課金金額を決定し、ユーザIDと対応をとりつつ課金管理データベース313に登録して、処理を終了する。
【0117】
このようにして、課金装置303は、配信したコンテンツの品質に相応しい課金を実現するように処理するのである。
【0118】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、配信されたコンテンツの品質に応じてコンテンツの料金が変化することになるので、配信されたコンテンツの品質に相応しい課金を実現できるようになる。
【0119】
そして、本発明によれば、配信されたコンテンツの品質劣化に見合う対価のポイントがコンテンツ配信先のユーザに付与されることになるので、配信されたコンテンツの品質に関係のない料金が設定されるような場合にも、配信されたコンテンツの品質に相応しい課金と実質的に等価な課金を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例のブロック構成図である。
【図2】配信履歴データベースの構成例を示す図である。
【図3】課金装置の実行する処理フローである。
【図4】本発明の第2の実施形態例のブロック構成図である。
【図5】配信履歴データベースの構成例を示す図である。
【図6】課金装置の実行する処理フローである。
【図7】課金装置の実行する処理フローである。
【図8】本発明の第3の実施形態例のブロック構成図である。
【図9】配信履歴データベースの構成例を示す図である。
【図10】受信装置で作成するテーブルの説明図である。
【図11】課金装置の実行する処理フローである。
【符号の説明】
101 配信装置
102 ネットワーク
103 課金装置
104 受信装置
111 コンテンツデータベース
112 配信履歴データベース
113 課金管理データベース
201 配信装置
202 ネットワーク
203 課金装置
204 受信装置
205 監視装置
211 コンテンツデータベース
212 配信履歴データベース
213 課金管理データベース
301 配信装置
302 ネットワーク
303 課金装置
304 受信装置
311 コンテンツデータベース
312 配信履歴データベース
313 課金管理データベース

Claims (6)

  1. ネットワークを介してコンテンツを配信するストリーミング型のコンテンツ配信サービスで用いられる配信サービス課金装置であって、
    所定の時間間隔でもって配信中のコンテンツから切り出されるコンテンツセグメントについてのコンテンツ種別及びシーン情報と、そのコンテンツセグメントの配信情報とを収集する手段と、
    上記コンテンツセグメントごとに、上記収集した配信情報を所定の第1の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質情報を示す値を算出する手段と、
    上記コンテンツセグメントごとに、上記収集したコンテンツ種別に割り付けられた値と上記収集したシーン情報に割り付けられた値と上記算出した品質情報を示す値とを所定の第2の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質レベル値を算出する手段と、
    上記算出した品質レベル値の統計情報に基づいて、配信されたコンンテツの品質評価値を算出する手段と、
    上記算出した品質評価値に応じて、配信されたコンテンツについての料金を計算するか、配信されたコンテンツについての品質劣化に見合う対価のポイントを計算するか、その双方について計算する手段と、
    コンテンツ配信先ユーザに対して、上記料金を計算する場合にはその料金を課金し、上記ポイントを計算する場合にはそのポイントを付与する手段とを備えることを、
    特徴とする配信サービス課金装置。
  2. 請求項に記載の配信サービス課金装置において、
    上記収集する手段は、上記配信情報として、コンテンツ配信装置のログ情報、ネットワーク機器のログ情報、コンテンツ受信装置のログ情報の内の1つ又は複数を収集することを、
    特徴とする配信サービス課金装置。
  3. ネットワークを介してコンテンツを配信するストリーミング型のコンテンツ配信サービスで用いられる配信サービス課金装置の実現に用いられる配信サービス課金プログラムであって、
    コンピュータを、
    所定の時間間隔でもって配信中のコンテンツから切り出されるコンテンツセグメントについてのコンテンツ種別及びシーン情報と、そのコンテンツセグメントの配信情報とを収集する手段と、
    上記コンテンツセグメントごとに、上記収集した配信情報を所定の第1の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質情報を示す値を算出する手段と、
    上記コンテンツセグメントごとに、上記収集したコンテンツ種別に割り付けられた値と上記収集したシーン情報に割り付けられた値と上記算出した品質情報を示す値とを所定の第2の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質レベル値を算出する手段と、
    上記算出した品質レベル値の統計情報に基づいて、配信されたコンンテツの品質評価値を算出する手段と、
    上記算出した品質評価値に応じて、配信されたコンテンツについての料金を計算するか、配信されたコンテンツについての品質劣化に見合う対価のポイントを計算するか、その双方について計算する手段と、
    コンテンツ配信先ユーザに対して、上記料金を計算する場合にはその料金を課金し、上記ポイントを計算する場合にはそのポイントを付与する手段として機能させるための配信サービス課金プログラム。
  4. 請求項3に記載の配信サービス課金プログラムにおいて、
    上記収集する手段は、上記配信情報として、コンテンツ配信装置のログ情報、ネットワーク機器のログ情報、コンテンツ受信装置のログ情報の内の1つ又は複数を収集することを、
    特徴とする配信サービス課金プログラム。
  5. ネットワークを介してコンテンツを配信するストリーミング型のコンテンツ配信サービスで用いられる配信サービス課金装置の実現に用いられる配信サービス課金プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータを、
    所定の時間間隔でもって配信中のコンテンツから切り出されるコンテンツセグメントについてのコンテンツ種別及びシーン情報と、そのコンテンツセグメントの配信情報とを収集する手段と、
    上記コンテンツセグメントごとに、上記収集した配信情報を所定の第1の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質情報を示す値を算出する手段と、
    上記コンテンツセグメントごとに、上記収集したコンテンツ種別に割り付けられた値と上記収集したシーン情報に割り付けられた値と上記算出した品質情報を示す値とを所定の第2の関数に代入することで、そのコンテンツセグメントの品質レベル値を算出する手段と、
    上記算出した品質レベル値の統計情報に基づいて、配信されたコンンテツの品質評価値を算出する手段と、
    上記算出した品質評価値に応じて、配信されたコンテンツについての料金を計算するか、配信されたコンテンツについての品質劣化に見合う対価のポイントを計算するか、その双方について計算する手段と、
    コンテンツ配信先ユーザに対して、上記料金を計算する場合にはその料金を課金し、上記ポイントを計算する場合にはそのポイントを付与する手段として機能させるための配信サービス課金プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 請求項5に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    上記収集する手段は、上記配信情報として、コンテンツ配信装置のログ情報、ネットワーク機器のログ情報、コンテンツ受信装置のログ情報の内の1つ又は複数を収集することを、
    特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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