JP3998884B2 - 画面コピーを抑止するコンテンツ表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像などのコンテンツデータをCRT、LCDなどの表示装置に表示するコンテンツ表示装置に関する。
【0002】
【従来技術】
画面に表示されている内容の全部または一部をデジタル画像データとして取り込める専用ソフトウエア(コピーソフト)が市販されている。このような専用ソフトを用いれば、市販のCD−ROMタイトルなどをコンピュータで再生した画面表示を、簡単に取り込めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなコピーソフトを用いれば、利用者は、コンテンツデータを簡単にデジタルデータのまま複製することができ、コンテンツ提供者(著作権者)に無断で、複製されたコンテンツデータが2次利用されることを技術的に防ぐことはできない。
【0004】
本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、コンテンツ表示装置が表示する画面データの複製を防ぐ機能を持ったコンテンツ表示装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は、画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作中かどうかを検出するコピーソフト検出手段と、前記画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作している事が検出されると前記コンテンツ表示手段の画面表示がコピーされないように、検知された画面コピー機能を有するソフトウエアプログラムを強制的に終了させるコンテンツ保護処置を施すコンテンツ保護手段と、を備えたコンテンツ表示装置である。
【0006】
本発明の課題を解決するための第2の発明は、画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作中かどうかを検出するコピーソフト検出手段と、前記画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作している事が検出されると前記コンテンツ表示手段の画面表示がコピーされないように、前記コンテンツ表示手段の画面表示を非表示状態とするコンテンツ保護処置を施すコンテンツ保護手段と、を備えたコンテンツ表示装置である。
【0007】
第1または第2の発明において、前記コピーソフト検出手段は、具体的には、現在動作中のアプリケーションソフトウエアの一覧を得て、事前に与えられたコピーソフト情報と照合することによって画面コピー機能を持つプログラムが動作中であることを検出するよう動作するものであってもよい。
【0008】
さらに、前記コピーソフト情報は、既知の画面コピー機能を有するコピーソフト一覧表を記録した内容変更可能なファイルから得るように前記コピーソフト検出手段を実現させてもよい。このコピーソフト一覧表を記録したファイルはコンテンツ表示装置の外部記憶装置に記憶させておく。
【0010】
本発明の課題を解決する第3の発明は、上記解決手段を備えるコンテンツ表示装置を実現するソフトウェアプログラムを記載したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。上記解決手段がコンテンツ専用のプログラムとして実現されていて、コンテンツ自体と一体となった形で記録された記録媒体もこれに該当する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図5は、本発明の実施形態に係るコンテンツ表示装置1の構成図である。コンテンツ表示装置1は、コンピュータ本体101と、ユーザーインターフェースとしてのキーボード200、マウス300、CRTモニタ400からなるコンピュータ装置に、コンテンツ表示手段102、コピーソフト検出手段103、コンテンツ保護手段104を備えて構成される。105は内臓ハードディスクであり、106はコピーソフト一覧表を記録したファイルである。また、コンピュータ本体101は、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を備えたオペレーティングシステム(以下OS)を備えており、コンテンツ表示装置1で動作する各種アプリケーションソフトウェアは、データ出力先としてCRTモニタ400上に現れるウィンドウを割当てられる。107はCD−ROMなどのパッケージメディア3の読取り装置である。109はネットワーク通信手段であり、外部のネットワークからコンテンツを入手する際用いられる。
【0012】
図2は、コンテンツ表示装置1の外観図である。CRTモニタ400の画面上に現れるウインドウ(例えば750)は、コンテンツ表示装置1で動作するどれかのアプリケーションソフトウェアの出力を表示している。コンテンツ表示手段102もアプリケーションソフトウエアの一種である。
【0013】
一般に、画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアは、これをコンピュータ本体101にインストールし。起動させ、キーボード200またはマウス300で操作することにより、CRTモニタ400に表示されている内容の一部(1つのウインドウ)または全部をデジタルデータとして取り込む(コピー)ことができる。
【0014】
図1は、コンテンツ表示装置1のコピーソフト検出手段103の動作を説明するフローチャートである。図1に従ってコピーソフト検出手段103の働きを説明する。
【0015】
コピーソフト検出手段103は、コンテンツ表示手段102が最初に起動される時に起動される。起動されるとまず、画面コピーソフト情報を入手する(S2)。画面コピーソフト情報は、コンテンツ表示装置1のハードディスク105に特定のテキストファイル106として記録されているものとする。このファイル106には、画面コピー機能を有する画像処理ソフトウエアの名前が一覧表で記述されている。次に、検査タイミングとなるまで待機する(S3)。コピーソフト検出手段がコンピュータ101の実メモリ領域にロードされ、実行可能状態となったプログラムを検査するタイミングは、タイマーによって一定時間間隔で検査してもよいし、コンピュータ101のユーザーインターフェースのイベントを監視して、実行プログラムの切り替わりを検知して、そのタイミングで検査するようにしてもよい。
【0016】
検査するタイミングとなったら、実行可能状態となったプログラムの一覧を入手する。これは、コンピュータ101のオペレーティングシステム(以下OS)が提供する機能を利用する。多くのOSでは、アプリケーションプログラムから、実行可能状態となったプログラムの一覧を取得する、などのOSの機能の一部を利用できるようアプリケーションプログラムインターフェースが用意されている。この仕組みを利用して、実行可能状態となったプログラムの一覧を入手するステップS5を実現することができる。
【0017】
次に実行可能状態となったプログラムが先に取得した画面コピーソフトの一覧の中に該当するものがあるかどうかの照合を行う(S7)。該当するものが無ければ問題が無いのでステップS3に戻り、次の検査タイミングまで待機する。もし、画面コピーソフトとしてリストアップされているものが、コンテンツ表示装置1上で実行可能状態となっていることが判明したら、コンテンツ保護手段を呼び出し、コンテンツ保護処理を行う(S13)。その後ステップS3に戻る。
【0018】
コンテンツ保護手段の働きは、図3または図4にフローチャートとして示している。図3は画面コピーソフトを強制終了する(S30)。図4では、コンテンツ表示手段102を強制的にアイコン化する等の非表示状態とする(S40)。これらの処理もOSの提供するアプリケーションプログラムインターフェースを利用して実現できる。
【0019】
コピーソフト検出手段103およびコンテンツ保護手段104は、コンテンツ表示手段102と一体になっているものでもよいし、また別々に存在し動作するものでもよい。また、特に前者の場合、コンテンツ表示手段102、コピーソフト検出手段103およびコンテンツ保護手段104がコンテンツ専用のビュワーソフトとしてコンテンツ自体と一体化した形としてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、コンテンツ表示装置1上にコンテンツ表示手段102と、コピーソフト情報に登録されている画面コピーソフトが同時に実行可能状態となっても、前者(の出力ウインドウ)がアイコン化されるか後者が強制終了されるので、コンテンツ表示手段102が表示した部分の画面コピーが行われることはない。万一、利用者の対話操作を必要とせずにバックグラウンドで、あるタイミングで画面のコピーを行うような画面コピーソフトがコンテンツ表示装置1のコンピュータ101に仕掛けられていたとしても、それがコピーソフト情報に登録されているものである限り、コンテンツ表示手段102が出力した画面データは決してコピーされることはない。
【0021】
このような本発明の機能を利用すれば、著作権者が、無断2次利用を恐れてこれまでは提供できなかったような貴重な絵画・写真等のデジタル画像データを、例えばWWW上で公開・販売したり、CD−ROM等の媒体で閲覧のみを許可する配布・販売を行うといったことが可能となるため、これまでにないサービス、ビジネスが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンテンツ表示装置1のコピーソフト検出手段103の動作を説明するフローチャートである。
【図2】 コンテンツ表示装置1の外観図である。
【図3】 コンテンツ保護手段の働きを示すフローチャートである。
【図4】 コンテンツ保護手段の働きを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施形態に係るコンテンツ表示装置1の構成図ある。
【符号の説明】
1 コンテンツ表示装置
2 ネットワーク
3 CD−ROM
101 コンピュータ本体
102 コンテンツ表示手段
103 コピーソフト検出手段
104 コンテンツ保護手段
105 ハードディスク装置
106 画面コピーソフト情報を記録したテキストファイル
107 CD−ROMドライヴ装置
109 ネットワーク通信手段
200 キーボード
300 マウス
400 CRTモニタ
Claims (5)
- 画像等のコンテンツデータを表示するコンテンツ表示手段を有したコンテンツ表示装置であって、画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作中かどうかを検出するコピーソフト検出手段と、前記画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作している事が検出されると前記コンテンツ表示手段の画面表示がコピーされないように、検知された画面コピー機能を有するソフトウエアプログラムを強制的に終了させるコンテンツ保護処置を施すコンテンツ保護手段と、を備えたことを特徴とするコンテンツ表示装置。
- 画像等のコンテンツデータを表示するコンテンツ表示手段を有したコンテンツ表示装置であって、画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作中かどうかを検出するコピーソフト検出手段と、前記画面コピー機能を持つアプリケーションソフトウエアが動作している事が検出されると前記コンテンツ表示手段の画面表示がコピーされないように、前記コンテンツ表示手段の画面表示を非表示状態とするコンテンツ保護処置を施すコンテンツ保護手段と、を備えたことを特徴とするコンテンツ表示装置。
- 前記コピーソフト検出手段は、前記コンテンツ表示装置上で動作中のアプリケーションソフトウエアの一覧を得て、事前に与えられたコピーソフト情報と照合することによって画面コピー機能を持つプログラムが動作中であることを検出する請求項1または請求項2に記載のコンテンツ表示装置。
- 前記コピーソフト情報は、既知の画面コピー機能を有するコピーソフト一覧表の形で内容変更可能なファイルに記録されていることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ表示装置。
- 請求項1から請求項4に記載のコンテンツ表示装置を実現するソフトウエアプログラムを記載したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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