JP3994647B2 - Hand dryer - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水洗い等で濡れた手を乾燥させるために、洗面所やトイレ・キッチン等で使用する手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、水洗等によって濡れた手をタオルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温風に手をかざすことによって、手を衛生的に乾燥する手乾燥装置が実用化されている。これらの手乾燥装置の中で乾燥室を設けて、この中に手を挿入するものがある。この手乾燥装置は図6に示すように、高圧空気流発生装置61から上吹出ノズル62と下吹出ノズル63を経て送風される空気流を、手の両面に同時に高速噴流として吹き付け、手挿入部3より挿入した手の水分を吹き飛ばして乾燥させるものである。このタイプはセンサが乾燥室の上段と下段の二列に配してあり、奥まで手を挿入しないと送風しないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記従来例のように高速噴流により水分を吹き飛ばす手乾燥装置は、二列のセンサのうち奥のセンサまで手を挿入しないと動作しない。これは手が奥まで挿入されたことを検知して動作するような思想のもとに設けてあるものであるが、使用者は実際には手を少し入れた時に動作して欲しく、奥まで入れないと動作しない場合、壊れているのかといったことがあり、使い勝手が悪かった。
【0004】
そこで本発明は上記問題点を解消し、動作の早い手の検知と、上手に乾燥できることを目的としている。
【0005】
また、センサに対する外乱を防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外郭を形成する本体内に配されて空気流を送風する電動送風機と、本体の開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配されて電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気室と、噴出孔より上側に手検知手段を設けた構成としてある。
【0007】
また、手検知手段は複数設け、それぞれ独立して手の検知を行うようにしてある。
【0008】
また、外郭を形成する本体内に配されて空気流を送風する電動送風機と、本体の開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配されて電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気室と、噴出孔より上側に手検知手段を設け、手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部に、受光部は手前側噴出孔の上部に対向するように配置してある。
【0009】
そして、外郭を形成する本体内に配されて空気流を送風する電動送風機と、本体の開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配されて電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気室と、噴出孔より上側に手検知手段を設け、手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部に、受光部は手前側噴出孔の上部にそれぞれ光透過性の樹脂を介して対向するようにしてある。
【0010】
また、手検知手段で手を検知した直後にフルパワーをかけ、その後デューティー制御をしてある。
【0011】
また、手検知手段で手を検知したあとはスロースタートするようにデューティー制御をしてある。
【0012】
そして手検知手段で手を検知した一定時間後に自動停止するようにしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図1〜図5を参照して説明する。図1は本実例の手乾燥装置の全体構成を概略して示す斜視図、図2はその縦断正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は着脱可能部品を分解して示す斜視図、図5はスリット状ノズルの外観形状を示す図である。
【0014】
以下の説明では空気を循環させて手を乾燥する手乾燥装置の構成で説明する。
【0015】
1は空気流を送風する電動送風機である。2は本体、3は手を乾燥する乾燥室4の上面が開放した手挿入部(開放部)、乾燥室4の入口部(内面上方)4aに電動送風機1が送風する空気流を噴出する噴出孔5を、また奥部(内面下方)4bに噴出孔5から噴出した空気流を回収する吸気口6を有している。
【0016】
7は乾燥室4の下方には電動送風機1及び電動送風機1へ空気を供給する送風流路、(電動送風機1の左側の流路)8は吸気口6から電動送風機1へ空気を環流するための循環流路で、循環流路8は吸気口6から下へ延び、空気と水滴の両方を含んだ回収部8aと、回収部8aから電動送風機1への環流部8bと、送風流路7とにわかれ、回収部8aからドレインタンク9へ水滴を回収するための水滴回収口10が設けてある。
【0017】
11は電動送風機1を収納する電動送風機ケース11で、内部は仕切り部12により高圧部13にあるファン14と低圧部15にあるモーター16に分離してあり、送風流路7からファン14の中心へ空気を吸引し、円周状に送風するようになっている。
【0018】
そして、送風の一部空気流がファン14の内部からモーター16へ空気を逃がす構成にしてある。17はファン吸気口吸音材、18は電動送風機ケース11の高圧部13の内側に設けた吸音材、19は電動送風機吹出し口、20は電動送風機ケース11の電動送風機吹出し口19に設けたリブである。
【0019】
次に図3の断面図により電動送風機1から出たあとの空気の流れにそって構成を説明する。21は空気室で前空気室21aと後空気室21bがあり、互いに連通している。空気室21は本体2内で左右幅ほぼ全体を占め、十分広い断面積(噴出孔5の約10倍以上)を確保している。空気は電動送風機吹出し口19から空気室吸入口22に入る。電動送風機吹出し口19と空気室吸入口22はシール部材23とリブ20により漏れないように構成してある。空気室吸入口22から入った空気は内部を通過し、送風口24に設けたノズルユニット25に行く。ノズルユニット25は乾燥室4の上方に設けたノズルユニット開口部26に挿入するようになっている。
【0020】
前空気室21aにはスリット状ノズル27、後空気室21bには丸孔ノズル28が対応している。なお、スリット状ノズル27は使用者側に位置するようにしてあり、手の平に対応させ、丸孔ノズル28は奥側で手の甲に当たるように構成してある。
【0021】
図4は各主要部品を分解した概略図で、この図を元に構成を説明する。
【0022】
ドレンタンク9の上に装着した循環流が通過するための流路をドレインタンク9の中に設けてある中箱体29で構成してある(循環流路の具体的構成)。
【0023】
中箱体29の電動送風機1側へ入る部分にはフィルター30を設けてある。31はドレンタンク9へ水滴を落とすためのドレン用開口部である。ドレンタンク9は本体2から着脱可能で、なおかつ中箱体29、フィルター30の各々は分離可能である。
【0024】
次に、乾燥室4は、略断面U字形状に一体成形してあり、その側面開放部には2枚の側板31が設けてある。側板31は下側に固定用フランジ32があり、凹部33のところで乾燥室4の奥部4bにビス締めしてある。また、側板上部付近では浮き上がり防止部34によりノズルユニット26の入角部35に引っかかるようになっている。
【0025】
36は側板31上部に設けた飛び散り防止部36で内側に出っ張りを設けてある。側板31は採光のできる光透過体(半透明、スケルトンなども含む)で構成してあり、外側はシボ加工してある。そして、形状として緩やかに外側に丸みを帯びさせてある。これら側板31は、乾燥室4の前後面に設けた溝等に沿って挿入・離脱ができ、乾燥室4より着脱することも可能である。
【0026】
37は噴出孔より上側に設けたセンサ(手検知手段)で、発光部38と受光部39と制御手段40へ行く信号線41とで構成してある。発光部38は奥側噴出孔である丸孔ノズル28の上部に、受光部39は手前側噴出孔5であるスリット状ノズル27の上部に対向するように配置してある。42はセンサカバーで、光透過性の樹脂で構成してある。ここでは光透過性のポリプロピレン樹脂で構成してある。
【0027】
43は表示部で、ここでは逆三角形をした電源ランプとして記載してある。表示部43は操作状態を表示するものでもかまわない。
【0028】
44は電源SWで防水カバー45で覆われ、フロントケース46の側部47に設けてある。フロントケース46は上部48、側部47を有し、前部49と上部48と側部47との間は曲面になっており、前から見た場合、中の部材等との固定するビスなどは見えない構成となっている。フロントケース46の上部48と側部47の一部は乾燥室4と勘合するようになっており、内部で固定するための突き出し部50を設けてある。また、フロントケース46は底板51と固定するような固定部52を有し、底板51と裏面でビスにより固定してある。
【0029】
また、外観として構成されるフロントケース46、乾燥室4、ドレンタンク9、側板31、センサカバー42、さらにフィルター30、中箱体29はポリプロピレン樹脂で成形してある。
【0030】
次に上記構成の動作について説明する。手を手挿入部3より乾燥室4内に挿入すると、センサ37が手を検出する。即ち、発光部38は常時発光しており、受光部39に信号(ここでは赤外光)を送っている。この状態の時は手がないと判断して、電動送風機1は駆動しない。次に手が挿入されると発光部38からの信号が遮断され、受光部39に信号が届かなくなる。受光部39に信号が届かなくなると手が挿入されたものとして電動送風機1を駆動する。なお、これら発光部38と受光部39の前には光透過性樹脂(ここではポリプロピレン樹脂)で形成したセンサカバー42で覆われ、このセンサカバー42を透過して信号のON/OFFが行われる。
【0031】
電動送風機1が駆動すると吸気口6から吸い込まれた空気流は循環流路8及び送風流路7を通り電動送風機1の高圧部13に吸い込まれ、ファン14の中心からファンのはねを通り円周状に空気を吐き出す。なお、電動送風機ケース11のファン14の吸込み部分は負圧になるため、ファン吸気口吸音材17を介して電動送風機ケース11に吸い付くようになり、高圧部13から空気流が漏れることはない。
【0032】
一方、ファン14からモーター16へは一部の空気が低圧部15にあるモーター16へ流れ、モーター16の冷却を行う。冷却用に使用された空気は電動送風機ケース11の下側又は後側へ放出され、本体2外へ出て行く。
【0033】
電動送風機ケース11内にある吸音材18は高圧部の内周にファンと対向するように張られてある。従って、電動送風機ケース11内で高速に回転しているファンからでる音はここで相当程度吸収される。
【0034】
電動送風機1から出た空気は空気室21の両前空気室21a、後空気室21bを通って噴出孔5があるノズルユニット26に導かれる。前空気室21a、後空気室21bでは、上述のように噴出孔5に比べて断面積が十分広く確保されているため、ほぼ均等な圧縮状態となり、噴出孔5から安定した高速噴流を噴出することができる。噴出孔5は、手の平と手の甲の両面同時に噴流を吹き付けるよう対峙して設けられており、その噴出方向を、乾燥室4の奥方向、すなわち図では下方向(挿入された手の指の方向:手は図示せず)にわずか(5〜10゜)に傾けている。前空気室21aからはスリット状ノズル27にて、後空気室21bからは丸孔ノズル28にて、それぞれ手の平と、手の甲に当たる。
【0035】
手の平は水滴を付けた時両手でこすって洗うため、たくさんの水が付着している。一方手の甲は多くの水は付着していないが、手のしわなどに水滴が付着している。
【0036】
従って、手の平にはスリット状ノズルから多くの空気を噴射し、手の甲には丸孔ノズルにてスポット的に手のしわの部分の水滴を吹き飛ばすようにしてある。
【0037】
ここで手の平にあたるように構成したスリット状ノズルの面積は丸孔ノズルの2倍以上の面積にしている。そのため多くの空気流が手の平にあたる。但し、スリット状ノズルの面積は丸孔ノズルの10倍以下の面積にしないと、丸孔ノズルからの噴射する空気が少なすぎて手の甲の乾燥が十分にできない。
【0038】
また、スリット状ノズルの長手方向の中心位置10mm〜50mmの間を閉塞して、両手の間には無駄な空気を噴出さずに、手の部分のみに空気を噴出するようにしてある。
【0039】
このことにより真中の一番風量が多くなるところを出ない状態にしているため、両ノズルから出てきた空気流がぶつかって出るうなり音を防止することができる。
【0040】
その後、空気流は吸気口6に吸い込まれる。その空気流は循環流路8を通って電動送風機1を経て噴出側風路12から再び空気流として送風される。この送風された空気流は、電動送風機1を繰り返し通過することと、空気室21で繰り返し圧縮されることにより昇温され、別途加熱手段を設けなくても温かい風を噴出孔5から供給することができる。
【0041】
一方、図2に示すように、空気流とともに吸気口6に吸入された水滴は、循環流路8の回収部8aで空気流にのって下方に加速し、環流部8bへの屈曲位置において、慣性により水滴回収口10の位置に落下分離され、ドレンタンク9に回収される。フィルター30は主に電動送風機1に塵埃が流入するのを防いでいる。
【0042】
メンテナンス時には電源スイッチ44を一旦OFFにして清掃を行うが、側板31、ドレンタンク9、中箱体29、フィルター30の全てあるいはいずれかを、本体2から取り外して分離し、流水にさらして物理力を与えながら洗浄することができる。清掃終了後は取り外した上記部品を再び本体2に装着し、電源スイッチ44をONにする。
【0043】
次に、手検知手段37は複数設けられてあるため、それぞれ独立して手の検知を行うようにしてある。従って、乾燥室のどこに手を入れても手の検知を擦るようになっている。
【0044】
また、手検知手段37の発光部38は奥側噴出孔の上部にあり、受光部39は手前側噴出孔の上部に配置してあるため、太陽光などが手前から照射されても影響を受けることはない。
【0045】
そして、手検知手段37の発光部38と受光部39はそれぞれ光透過性の樹脂を介しているため手検知手段が直接汚れることはなく、また、ポリプロピレン樹脂など材料を使用すればの場合は薬品に強く、経年変化に対しても検知劣化がない。
【0046】
また、手検知手段37で手を検知した直後にフルパワーをかけ、起動時のトルク不足を防止するようにしてその後デューティー制御をしてある。このフルパワーの制御時間は0.1〜0.3秒程度である。
【0047】
次に、手検知手段37の細かな動作について説明する。
【0048】
手検知手段37で手を検知した直後にフルパワーをかけ、起動時のトルク不足を防止するようにしてその後デューティー制御をしてある。このフルパワーの制御時間は0.1〜0.3秒程度である。モーターを起動するために必要なもので、トルクに余裕のある時は必要はない。
【0049】
また、手検知手段37で手を検知したあとはスロースタートするようにデューティー制御をしてある。このスロースタートの時間は0.5から1.5秒程度の手を挿入する時間である。トルクに余裕が無い場合はフルパワーの後にスロースタートすると良い。
【0050】
そして手検知手段37で手を検知した一定時間後に自動停止するようにしてあり、連続して回り続けるという不具合を防止するようにしてある。
【0051】
上述のように本実施例によれば、電動送風機1が送風する空気流は、スリット状ノズル27と丸孔ノズル28から空気流を手の平、手の甲の特性に応じて噴射させるため、非常に効率よく乾燥させることができる。
【0052】
しかも、手検知手段37が噴出孔5の上部に設けてあり、手が挿入されると即座に電動送風機1は起動するため、使い勝手がよい。また、はじめは手が奥まで挿入されていないため、風量をおとしたスロースタートにしてあり、手の入れ方により空気流が手の上へ吹きあがってくるのを防止することができる。そして、スロースタート時間1秒前後の間に手が奥まで挿入され、本格的な乾燥動作になる。
【0053】
その後は手の平側をスリット状ノズルにしているため、風量も多くなり、連続した空気が供給されるためすばやく乾かすことができる。これらのノズル構成は丸孔とスリットの組みあわせにより得られた効果である。従って、電動送風機1は小型でコンパクトなもので十分足り、本体全体もコンパクトな構成ができる。
【0054】
なお、上記実施例では、空気流が電動送風機1を通過しながら循環する場合の説明を行なったが、空気流を循環せずに外側から空気を供給してもよい。
【0055】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、本体の開放部から挿入された手を噴出孔の上に設けた手検知手段で検知して、電動送風機を起動させ、空気流を発生させる。発生した空気流は空気室を通り、乾燥室の内面に配された噴出孔から噴出する。乾燥室内部に挿入された手はさらに奥に挿入され、手首のところに噴出孔からでた空気流があたる。その後、手を徐々に引き上げ、手全体を乾かすようにしてある。
【0056】
なお、手検知手段が複数設けられてあり、それぞれ独立して手の検知を行うようにしてある。従って、乾燥室のどこに手を入れても手の検知を擦るようになっている。
【0057】
また、手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部にあり、受光部は手前側噴出孔の上部に配置してあるため、太陽光などが手前から照射されても影響を受けることはない。
【0058】
そして、手検知手段の発光部と受光部はそれぞれ光透過性の樹脂を介しているため手検知手段が直接汚れることはなく、また、ポリプロピレン樹脂など材料を使用すればの場合は薬品に強く、経年変化に対しても検知劣化がない。
【0059】
また、手検知手段で手を検知した直後にフルパワーをかけ、その後デューティー制御をしてあるため起動時のトルク不足を防止できる。
【0060】
また、手検知手段で手を検知したあとはスロースタートするようにデューティー制御をしてある。手が奥まで挿入されていない場合は弱運転にし、奥まで挿入した後はフルパワーの運転になり、手の乾燥を素早くできる。
【0061】
そして手検知手段で手を検知した一定時間後に自動停止するようにしてあり、連続して回り続けるという不具合を防止するようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の手乾燥装置の全体構成を示す斜視図
【図2】同実施形態を示す縦断正面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】同実施形態における着脱可能部品を分解して示す斜視図
【図5】同実施形態におけるノズルユニットの外観図
【図6】従来の手乾燥装置の構成を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 電動送風機
4 乾燥室
5 噴出孔
21a 前空気室(空気室)
21b 後空気室(空気室)
37 手検知手段
38 発光部
39 受光部
42 センサカバー(透過性の樹脂)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hand-drying device used in a washroom, a toilet, a kitchen, or the like in order to dry hands wet with water.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, instead of wiping a wet hand with water or the like using a towel or handkerchief, a hand-drying device that dries the hand hygienically by holding the hand over the blown warm air has been put into practical use. Some of these hand dryers have a drying chamber in which a hand is inserted. As shown in FIG. 6, the hand drying device blows an air flow blown from a high pressure air flow generating device 61 through an upper blowing nozzle 62 and a lower blowing nozzle 63 simultaneously on both sides of the hand as a high-speed jet flow. The hand inserted from 3 is blown away and dried. In this type, the sensors are arranged in two rows, the upper and lower stages of the drying chamber, and the fan is not blown unless a hand is inserted to the back.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, a hand dryer that blows away moisture by a high-speed jet as in the above-described conventional example does not operate unless a hand is inserted up to the back sensor of the two rows of sensors. This is based on the idea that it will operate by detecting that the hand has been inserted all the way into the back, but the user actually wants it to operate when the hand is slightly inserted. If it doesn't work if you don't put it in, it might be broken, so it wasn't easy to use.
[0004]
Therefore, the present invention has an object to solve the above-mentioned problems, and to detect a hand that operates quickly and dry well.
[0005]
Another object is to prevent disturbance to the sensor.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes an electric blower that is arranged in a main body that forms an outline and blows an air flow, a drying chamber that dries a hand inserted from an open portion of the main body, and an electric blower that is arranged on the inner surface of the drying chamber. A jet hole for jetting the blown air flow, an air chamber communicating with the blower side of the electric blower and the jet hole, and hand detection means are provided above the jet hole.
[0007]
Also, a plurality of hand detecting means are provided so that each hand can be detected independently.
[0008]
In addition, an electric blower that is arranged in the main body forming the outer shell and blows an air flow, a drying chamber that dries the hand inserted from the opening of the main body, and an inner surface of the drying chamber that is blown from the electric blower A jet hole for jetting the air flow, an air chamber communicating with the blower side of the electric blower and the jet hole, and hand detecting means are provided above the jet hole, and the light emitting part of the hand detecting means is located above the back jet hole. The light receiving part is arranged so as to face the upper part of the front-side ejection hole.
[0009]
Then, an electric blower that is arranged in the main body forming the outer shell and blows an air flow, a drying chamber that dries the hand inserted from the opening of the main body, and an inner surface of the drying chamber that is blown from the electric blower A jet hole for jetting the air flow, an air chamber communicating with the blower side of the electric blower and the jet hole, and hand detecting means are provided above the jet hole, and the light emitting part of the hand detecting means is located above the back jet hole. The light receiving part is arranged to face the upper part of the front-side ejection hole via a light-transmitting resin.
[0010]
Further, full power is applied immediately after the hand is detected by the hand detection means, and then duty control is performed.
[0011]
In addition, the duty control is performed so as to start slowly after the hand is detected by the hand detection means.
[0012]
Then, it automatically stops after a certain time when the hand is detected by the hand detecting means.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 is a perspective view schematically showing the overall configuration of the hand drying apparatus of this example, FIG. 2 is a longitudinal front view thereof, FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 2, and FIG. FIG. 5 is a perspective view showing the appearance of the slit nozzle.
[0014]
In the following description, the configuration of a hand drying device that circulates air to dry hands will be described.
[0015]
Reference numeral 1 denotes an electric blower that blows an air flow. 2 is a main body, 3 is a hand insertion part (open part) in which the upper surface of the drying chamber 4 for drying the hands is opened, and a jet for ejecting an air flow blown by the electric blower 1 to the inlet part (upper inner surface) 4a of the drying chamber The hole 5 has an intake port 6 for recovering the air flow ejected from the ejection hole 5 in the back part (below the inner surface) 4b.
[0016]
7 is an air blower for supplying air to the electric blower 1 and the electric blower 1 below the drying chamber 4, and a flow path on the left side of the electric blower 1 is for circulating air from the intake port 6 to the electric blower 1. The circulation flow path 8 extends downward from the intake port 6 and includes a recovery part 8a including both air and water droplets, a circulation part 8b from the recovery part 8a to the electric blower 1, and an air flow path 7 In addition, a water droplet collection port 10 for collecting water droplets from the collection unit 8a to the drain tank 9 is provided.
[0017]
Reference numeral 11 denotes an electric blower case 11 that houses the electric blower 1. The interior is separated into a fan 14 in the high pressure part 13 and a motor 16 in the low pressure part 15 by a partition part 12. Air is sucked into the air and blown in a circumferential shape.
[0018]
A part of the air flow of the blast releases air from the inside of the fan 14 to the motor 16. Reference numeral 17 denotes a fan inlet sound absorbing material, 18 denotes a sound absorbing material provided inside the high pressure portion 13 of the electric blower case 11, 19 denotes an electric blower outlet, and 20 denotes a rib provided to the electric blower outlet 19 of the electric blower case 11. is there.
[0019]
Next, the configuration will be described along the flow of air after exiting the electric blower 1 with reference to the cross-sectional view of FIG. 21 is an air chamber having a front air chamber 21a and a rear air chamber 21b, which are in communication with each other. The air chamber 21 occupies almost the entire lateral width in the main body 2 and ensures a sufficiently wide cross-sectional area (about 10 times or more than the ejection hole 5). Air enters the air chamber inlet 22 through the electric blower outlet 19. The electric blower outlet 19 and the air chamber inlet 22 are configured not to leak by the seal member 23 and the rib 20. The air that has entered from the air chamber suction port 22 passes through the inside and goes to the nozzle unit 25 provided in the blower port 24. The nozzle unit 25 is inserted into a nozzle unit opening 26 provided above the drying chamber 4.
[0020]
A slit-shaped nozzle 27 corresponds to the front air chamber 21a, and a round hole nozzle 28 corresponds to the rear air chamber 21b. The slit nozzle 27 is located on the user side, corresponds to the palm of the hand, and the round hole nozzle 28 is configured to hit the back of the hand on the back side.
[0021]
FIG. 4 is an exploded schematic view of each main part, and the configuration will be described based on this figure.
[0022]
A flow path through which the circulating flow mounted on the drain tank 9 passes is constituted by an inner box 29 provided in the drain tank 9 (specific configuration of the circulating flow path).
[0023]
A filter 30 is provided at a portion of the inner box 29 that enters the electric blower 1 side. Reference numeral 31 denotes a drain opening for dropping water droplets into the drain tank 9. The drain tank 9 is detachable from the main body 2, and each of the inner box body 29 and the filter 30 is separable.
[0024]
Next, the drying chamber 4 is integrally formed to have a substantially U-shaped cross section, and two side plates 31 are provided at the side opening portion. The side plate 31 has a fixing flange 32 on the lower side, and is screwed to the back portion 4 b of the drying chamber 4 at the concave portion 33. Further, in the vicinity of the upper portion of the side plate, the floating prevention portion 34 catches the entrance angle portion 35 of the nozzle unit 26.
[0025]
Reference numeral 36 denotes a splattering prevention portion 36 provided on the upper side of the side plate 31, and a protrusion is provided on the inside. The side plate 31 is made of a light transmitting body (semi-transparent, including a skeleton) that can be daylighted, and the outer side is textured. The shape is gently rounded outward. These side plates 31 can be inserted / removed along grooves and the like provided on the front and rear surfaces of the drying chamber 4, and can also be attached / detached from the drying chamber 4.
[0026]
Reference numeral 37 denotes a sensor (hand detection means) provided on the upper side of the ejection hole, which is composed of a light emitting section 38, a light receiving section 39, and a signal line 41 going to the control means 40. The light emitting unit 38 is arranged above the round nozzle 28 that is the back side ejection hole, and the light receiving unit 39 is arranged to face the top of the slit nozzle 27 that is the front side ejection hole 5. Reference numeral 42 denotes a sensor cover, which is made of a light transmissive resin. Here, it is made of a light transmissive polypropylene resin.
[0027]
Reference numeral 43 denotes a display unit, which is described here as a power lamp having an inverted triangle. The display unit 43 may display an operation state.
[0028]
A power switch 44 is covered with a waterproof cover 45 and is provided on a side portion 47 of the front case 46. The front case 46 has an upper part 48 and a side part 47, and a curved surface is formed between the front part 49 and the upper part 48 and the side part 47. Is invisible. A part of the upper portion 48 and the side portion 47 of the front case 46 is adapted to be fitted into the drying chamber 4 and is provided with a protruding portion 50 for fixing inside. Further, the front case 46 has a fixing portion 52 that is fixed to the bottom plate 51, and is fixed to the bottom plate 51 and the back surface with screws.
[0029]
Further, the front case 46, the drying chamber 4, the drain tank 9, the side plate 31, the sensor cover 42, the filter 30, and the inner box 29, which are configured as the appearance, are formed of polypropylene resin.
[0030]
Next, the operation of the above configuration will be described. When a hand is inserted into the drying chamber 4 from the hand insertion unit 3, the sensor 37 detects the hand. That is, the light emitting unit 38 always emits light, and sends a signal (here, infrared light) to the light receiving unit 39. In this state, it is determined that there is no hand, and the electric blower 1 is not driven. Next, when the hand is inserted, the signal from the light emitting unit 38 is cut off, and the signal does not reach the light receiving unit 39. When the signal does not reach the light receiving unit 39, the electric blower 1 is driven as if a hand has been inserted. The light emitting unit 38 and the light receiving unit 39 are covered with a sensor cover 42 formed of a light transmitting resin (here, polypropylene resin), and the signal is turned on / off through the sensor cover 42. .
[0031]
When the electric blower 1 is driven, the air flow sucked from the intake port 6 passes through the circulation flow path 8 and the blow flow path 7 and is sucked into the high pressure portion 13 of the electric blower 1 and passes through the fan splash from the center of the fan 14. Exhale air around. Since the suction portion of the fan 14 of the electric blower case 11 has a negative pressure, the electric blower case 11 is sucked to the electric blower case 11 via the fan inlet sound absorbing material 17, and the air flow does not leak from the high pressure portion 13. .
[0032]
On the other hand, a part of air flows from the fan 14 to the motor 16 to the motor 16 in the low-pressure part 15 to cool the motor 16. The air used for cooling is discharged to the lower side or rear side of the electric blower case 11 and goes out of the main body 2.
[0033]
The sound absorbing material 18 in the electric blower case 11 is stretched so as to face the fan on the inner periphery of the high pressure portion. Therefore, sound generated from the fan rotating at high speed in the electric blower case 11 is absorbed to a considerable extent here.
[0034]
The air discharged from the electric blower 1 is guided to the nozzle unit 26 having the ejection holes 5 through both the front air chambers 21a and the rear air chambers 21b of the air chamber 21. In the front air chamber 21a and the rear air chamber 21b, since the cross-sectional area is sufficiently wide as compared with the ejection hole 5 as described above, the air chamber 21a and the rear air chamber 21b are almost uniformly compressed and eject a stable high-speed jet from the ejection hole 5. be able to. The ejection holes 5 are provided facing each other so that jets of both the palm and the back of the hand are sprayed at the same time. The ejection direction is the back direction of the drying chamber 4, that is, the downward direction in the figure (the direction of the inserted finger of the hand: The hand is tilted slightly (5-10 °). The front air chamber 21a hits the palm and the back of the hand by the slit nozzle 27 and the rear air chamber 21b by the round hole nozzle 28, respectively.
[0035]
Since the palm of your hand is rubbed and washed with both hands when a drop of water is applied, a lot of water is attached. On the other hand, a lot of water does not adhere to the back of the hand, but water droplets adhere to the wrinkles of the hand.
[0036]
Accordingly, a large amount of air is ejected from the slit-like nozzle to the palm, and water droplets at the wrinkled portion of the hand are blown off spot-likely by the round hole nozzle on the back of the hand.
[0037]
Here, the area of the slit-shaped nozzle configured to be in the palm of the hand is set to be twice or more that of the round hole nozzle. Therefore, a lot of airflow hits the palm. However, if the area of the slit-shaped nozzle is not less than 10 times the area of the round hole nozzle, the air ejected from the round hole nozzle is too small to sufficiently dry the back of the hand.
[0038]
Further, the space between the longitudinal center positions of the slit-shaped nozzles of 10 mm to 50 mm is closed, and air is ejected only to the hand portion without ejecting useless air between both hands.
[0039]
As a result, since the place where the air volume at the center is the largest is not emitted, it is possible to prevent the buzzing sound caused by the collision of the airflows coming out from both nozzles.
[0040]
Thereafter, the air flow is sucked into the intake port 6. The air flow passes through the circulation flow path 8, passes through the electric blower 1, and is blown again as an air flow from the ejection side air passage 12. The blown air flow is heated by repeatedly passing through the electric blower 1 and repeatedly compressed in the air chamber 21, and warm air is supplied from the ejection holes 5 without providing any additional heating means. Can do.
[0041]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the water droplets sucked into the intake port 6 together with the air flow are accelerated downward along the air flow in the recovery portion 8a of the circulation flow path 8, and are bent at the bent portion to the circulation portion 8b. Then, it is dropped and separated at the position of the water droplet collection port 10 by inertia and collected in the drain tank 9. The filter 30 mainly prevents dust from flowing into the electric blower 1.
[0042]
At the time of maintenance, the power switch 44 is temporarily turned off and cleaning is performed. However, all or any of the side plate 31, the drain tank 9, the inner box 29, and the filter 30 is detached from the main body 2, separated, and exposed to running water to obtain physical force. Can be washed while giving. After completion of cleaning, the removed parts are mounted on the main body 2 again, and the power switch 44 is turned on.
[0043]
Next, since a plurality of hand detecting means 37 are provided, each hand is detected independently. Therefore, the detection of the hand is rubbed no matter where the hand is put in the drying chamber.
[0044]
In addition, since the light emitting part 38 of the hand detecting means 37 is located at the upper part of the rear-side ejection hole and the light-receiving part 39 is disposed at the upper part of the near-side ejection hole, it is affected even when sunlight is irradiated from the front side. There is nothing.
[0045]
Further, since the light emitting part 38 and the light receiving part 39 of the hand detecting means 37 are respectively provided with a light transmissive resin, the hand detecting means is not directly soiled, and if a material such as polypropylene resin is used, a chemical is used. Resistant to deterioration over time.
[0046]
Further, immediately after the hand is detected by the hand detection means 37, full power is applied and duty control is performed thereafter so as to prevent torque shortage at the time of startup. The full power control time is about 0.1 to 0.3 seconds.
[0047]
Next, detailed operation of the hand detection means 37 will be described.
[0048]
Immediately after the hand is detected by the hand detection means 37, full power is applied, and duty control is performed thereafter so as to prevent torque shortage at startup. The full power control time is about 0.1 to 0.3 seconds. It is necessary to start the motor, and is not necessary when there is a margin in torque.
[0049]
In addition, the duty control is performed so that after the hand is detected by the hand detection means 37, a slow start is performed. This slow start time is a time for inserting a hand of about 0.5 to 1.5 seconds. If there is no margin in torque, it is better to start slowly after full power.
[0050]
And it is made to stop automatically after the fixed time which detected the hand with the hand detection means 37, and it is trying to prevent the malfunction of continuing turning continuously.
[0051]
As described above, according to the present embodiment, the air flow blown by the electric blower 1 ejects the air flow from the slit-like nozzle 27 and the round hole nozzle 28 according to the characteristics of the palm and the back of the hand. Can be dried.
[0052]
In addition, since the hand detection means 37 is provided in the upper part of the ejection hole 5 and the electric blower 1 starts immediately when a hand is inserted, it is easy to use. In addition, since the hand is not inserted all the way to the beginning, the air flow is slow start, and it is possible to prevent the airflow from blowing up on the hand depending on how to put the hand. Then, the hand is fully inserted in about 1 second of the slow start time, and a full-fledged drying operation is performed.
[0053]
After that, since the slit side nozzle is used on the palm side, the air volume is increased and continuous air is supplied so that the air can be dried quickly. These nozzle configurations are the effects obtained by combining round holes and slits. Therefore, the electric blower 1 is sufficiently small and compact, and the entire main body can be compact.
[0054]
In the above embodiment, the case where the air flow circulates while passing through the electric blower 1 has been described. However, air may be supplied from the outside without circulating the air flow.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the hand inserted from the open portion of the main body is detected by the hand detecting means provided on the ejection hole, and the electric blower is activated to generate an air flow. The generated air flow passes through the air chamber and is ejected from the ejection holes arranged on the inner surface of the drying chamber. The hand inserted into the interior of the drying chamber is further inserted into the interior, and the air flow from the ejection hole is applied to the wrist. After that, the hand is gradually raised to dry the entire hand.
[0056]
A plurality of hand detecting means are provided, and each hand is detected independently. Therefore, the detection of the hand is rubbed no matter where the hand is put in the drying chamber.
[0057]
In addition, the light-emitting part of the hand detection means is located at the upper part of the rear-side ejection hole, and the light-receiving part is arranged at the upper part of the front-side ejection hole, so that it is not affected even when sunlight is irradiated from the front. .
[0058]
And, since the light emitting part and the light receiving part of the hand detecting means are each via a light-transmitting resin, the hand detecting means is not directly soiled, and when using a material such as polypropylene resin, it is resistant to chemicals, There is no detection deterioration even with aging.
[0059]
Moreover, since full power is applied immediately after the hand is detected by the hand detection means and duty control is performed thereafter, it is possible to prevent a shortage of torque at the time of startup.
[0060]
In addition, the duty control is performed so as to start slowly after the hand is detected by the hand detection means. When the hand is not inserted all the way down, it can be operated weakly.
[0061]
And it is made to stop automatically after the fixed time which detected the hand with the hand detection means, and it is trying to prevent the malfunction of continuing turning continuously.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the overall configuration of a hand dryer according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a longitudinal front view showing the embodiment. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. FIG. 5 is an exploded perspective view showing removable parts in the embodiment. FIG. 5 is an external view of a nozzle unit in the embodiment. FIG. 6 is a vertical side view showing the configuration of a conventional hand dryer.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Electric blower 4 Drying chamber 5 Ejection hole 21a Front air chamber (air chamber)
21b Rear air chamber (air chamber)
37 Hand detection means 38 Light emitting part 39 Light receiving part 42 Sensor cover (transparent resin)

Claims (6)

外郭を形成する本体内に配されて空気流を送風する電動送風機と、前記本体の上面開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、前記乾燥室の内面に配されて前記電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、前記電動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気室とを備え前記噴出孔は一方をスリット状ノズルとし、他方を丸孔ノズルとし、前記スリット状ノズルと前記丸孔ノズルを対向して配置し、前記噴出孔より上側に手検知手段を設けた手乾燥装置。An electric blower that is arranged in a main body that forms an outer shell and blows an air flow, a drying chamber that dries a hand inserted from the upper surface opening portion of the main body, and an inner surface of the drying chamber that is arranged on the inner surface of the drying chamber. and injection holes for injecting the blowing air flow, an air chamber communicating with injection holes and blowing side of the electric blower, said ejection hole is one slit-like nozzle, and the other as a round hole nozzle, said slits The hand-drying apparatus which arrange | positioned the shape nozzle and the said round hole nozzle facing, and provided the hand detection means above the said ejection hole. 手検知手段は複数設け、それぞれ独立して手の検知を行うようにした請求項1項記載の手乾燥装置。  The hand drying apparatus according to claim 1, wherein a plurality of hand detecting means are provided, and each hand is detected independently. 手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部に、受光部は手前側噴出孔の上部に対向するように配置した請求項1項〜2項のいずれか1項記載の手乾燥装置。  The hand drying device according to any one of claims 1 to 2, wherein the light emitting part of the hand detecting means is arranged so as to face the upper part of the rear side ejection hole, and the light receiving part is opposed to the upper part of the front side ejection hole. 手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部に、受光部は手前側噴出孔の上部にそれぞれ光透過性の樹脂を介して対向するように配置した請求項1項〜3項のいずれか1項記載の手乾燥装置。  The light-emitting part of a hand detection means is arrange | positioned so that the light-receiving part may oppose the upper part of a near-side jet hole through the light-transmitting resin, respectively, respectively. The hand dryer according to claim 1. 手検知手段で手を検知した直後にフルパワーをかけ、その後デューティー制御をしたことを特徴とする請求項1項〜4項のいずれか1項記載の手乾燥装置 The hand drying apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein full power is applied immediately after the hand is detected by the hand detection means, and then duty control is performed . 手検知手段で手を検知したあとはスロースタートするようにデューティー制御をしたことを特徴とする請求項1項〜5項のいずれか1項記載の手乾燥装置 6. The hand drying apparatus according to claim 1, wherein duty control is performed so that a slow start is performed after the hand is detected by the hand detecting means .
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