JP3994002B2 - Ejector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、供給ポートに供給された圧縮流体を吸気ポートから吸引した外気とともに排気ポートから排気するエジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、供給ポートに供給された圧縮流体を吸気ポートから吸引した外気とともに排気ポートから排気するエジェクタとしては、例えば、図29に示すものがある。
【0003】
図29のエジェクタ100は、供給ポート101、吸気ポート102、排気ポート103が形成され、それぞれ供給室131、吸気室136、排気室135と連通している。供給室131と排気室135との間には、吸気室136と連通する第1〜第3真空室132〜134が設けられており、供給室131と第1真空室132との間には、供給ポート101に供給された圧縮流体を吐出するノズル111が配設され、第1真空室132と第2真空室133との間、第2真空室133と第3真空室134との間、第3真空室134と排気室135との間には、外気を圧縮流体に巻き込むための第1〜第3ディフューザ112〜114が配設されている。よって、ノズル111から吐出された圧縮流体は、第1〜第3ディフューザ112〜114において第1〜第3真空室132〜134内の外気を巻き込んで増加し、排気ポート103から排気されることとなる。そのため、第1〜第3真空室132〜134では、真空圧力が高められ、第2,第3真空室133,134に設けられた第1〜第3チェック弁121〜123が閉動作して、真空圧力を最大真空度の第1真空室132の圧力に保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図29のエジェクタ100は、ネジ等で組み立てられたブロック構造であるため、ドライバ等でネジ等の取り外さなければ分解することができず、メンテナンスに手間がかかるという問題があった。特に、エジェクタ100は、吸気ポート102から外気を吸い込む際に塵、埃、水滴等を一緒に吸い込むことがあり、信頼性を確保するためには、エジェクタ100を分解して、塵、埃、水滴等をこまめに取り除く必要がある点で分解組み立てに工数がかかり、問題である。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、メンテナンスを容易に行うことができるエジェクタを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成されたエジェクタの発明は以下の通りである。
(1)供給ポートに供給された圧縮流体を吸気ポートから吸引した外気とともに排気ポートから排気するエジェクタにおいて、吸気ポートと連通する連通路に圧縮流体を吹き出すノズルを設けたボディと、一端がノズルと向かい合い、他端が排気ポートと向かい合うようにディフューザを内設されたカバーとを有し、ボディに対してカバーが着脱自在であることを特徴とする。
【0007】
すなわち、(1)に記載の発明は、ボディにカバーを取り付けることにより、ノズルとディフューザとが向かい合わせに配設され、ノズルから吐出された圧縮流体は、ディフューザにて外気を巻き込み、排気ポートから排出される。そして、メンテナンス時には、カバーをボディから取り外し、内部点検等を行ったら、カバーをボディに取り付けて組み立てる。よって、(1)に記載の発明は、ドライバ等でネジ等を外さなくても分解することができ、メンテナンスを容易に行うことができる。
【0008】
(2)(1)に記載の発明であって、ディフューザは、ノズルと向かい合う第1ディフューザと、排気ポートと向かい合う第2ディフューザと、を有し、ボディに対してカバーを取り付けたときに、第1ディフューザと第2ディフューザとが一体化されること、を特徴とする。
【0009】
すなわち、(2)に記載の発明は、(1)に記載の発明の作用に加え、ボディに対してカバーを取り付けることにより、第1ディフューザと第2ディフューザがボディとカバーに狭持されて一体化され、ディフューザを形成する。そして、メンテナンス時には、ボディから取り外したカバーからディフューザを取り出して、第1ディフューザと第2ディフューザに分解し、内部点検等を行ったら、カバーに第2ディフューザと第1ディフューザを装着し、カバーをボディに取り付ける。これにより、第1ディフューザと第2ディフューザは、ボディとカバーとに狭持されて一体化され、ディフューザを形成する。よって、(2)に記載の発明は、(1)に記載の発明の効果に加え、カバーやディフューザの内部点検等を容易に行うことができる。
【0010】
(3)(2)に記載の発明であって、ディフューザをノズルの下側に配設し、第1ディフューザは、上端がノズルと向かい合う第1ディフューザ部と、中心部が第1ディフューザ部の側面に連設され、中心部から外縁部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなし、複数の貫通孔を形成された第1支持部と、からなり、第2ディフューザは、上端が第1ディフューザ部の下端と向かい合い、下端が排気ポートと向かい合う第2ディフューザ部と、中心部が第2ディフューザ部の上端に連設され、外縁部から中心部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなす第2支持部と、からなり、第1ディフューザの第1支持部と第2ディフューザの第2支持部をボディとカバーとで狭持することにより、第1ディフューザと第2ディフューザとを一体化すること、を特徴とする。
【0011】
すなわち、(3)に記載の発明は、(2)に記載の発明の作用効果に加え、例えば、吸気ポートが外気と一緒に液体を吸引した場合には、その流体は、重力により第1支持部の中心部から外縁部に向かって下向きに流れ、貫通孔から第2ディフューザの第2支持部に流れ落ち、さらに、第2支持部の外縁部から中心部に向かって下向きに流れて、第2ディフューザの第2ディフューザ部に流れ込み、第2ディフューザの第2ディフューザ部から排出ポートに排出される。よって、(7)に記載の発明においては、液体が自重により下方に流れ落ちて排気ポートから排出されやすいので、液体が内部に滞留することを防止することができる。
【0012】
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載の発明であって、カバーは、ディフューザを一端で保持するチューブと、排気ポートが形成されてチューブの他端に着脱自在に取り付けられる閉鎖部材と、を有すること、を特徴とする。
【0013】
すなわち、(4)に記載の発明は、(1)乃至(3)の何れか1つに記載の発明の作用に加え、チューブの他端に閉鎖部材をねじ込んで取り付け、ディフューザから排出される圧縮流体を排気ポートから排気する。そして、メンテナンス時には、閉鎖部材をカバーから取り外して分解し、カバーの内部点検等を行ったら、チューブの他端に閉鎖部材をねじ込んで取り付ける。よって、(4)に記載の発明は、(1)乃至(3)の何れか1つに記載の発明の効果に加え、カバーの内部点検等を容易に行うことができる。
【0014】
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載の発明であって、ディフューザと排気ポートとの間に配設される消音部材を有すること、を特徴とする。
【0015】
すなわち、(5)に記載の発明は、(1)乃至(4)の何れか1つに記載の発明の作用効果に加え、例えば、消音部材として複数の孔を形成された管を使用した場合には、ディフューザから排出される圧縮流体が、消音部材を通過する際に消音部材の孔からカバー内に漏れ出して、位相差を利用して減衰されるので、騒音を効果的に防止することができる。また、消音部材をカバーに内設するので、排気ポートに外部配管を自由に接続することができる。
【0016】
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載の発明であって、供給ポートを圧縮流体の流れ方向と平行に設け、吸気ポートを圧縮流体の流れ方向に対して垂直に設けたことを特徴とする。
【0017】
(7)(1)乃至(5)の何れか1つに記載の発明であって、供給ポート及び吸気ポートを圧縮流体の流れ方向に対して垂直に設けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照にして説明する。先ず、第1実施の形態のエジェクタの構造を、図1〜図7に基づいて説明する。図1は、第1実施の形態のエジェクタ1Aの正面図及び背面図である。図2は、第1実施の形態のエジェクタ1Aの左側面図である。図3は、第1実施の形態のエジェクタ1Aの右側面図である。図4は、第1実施の形態のエジェクタ1Aの上面図である。図5は、第1実施の形態のエジェクタ1Aの底面図である。図6は、図4のA−A断面図である。図7は、図4のB−B断面図である。図24は、第1実施の形態のエジェクタ1Aの外観斜視図である。図25は、第1実施の形態のエジェクタ1Aのカバーの外観斜視図である。図26は、第1実施の形態のエジェクタ1Aのボディ3の下面図である。
【0019】
第1実施の形態のエジェクタ1Aは、図1に示すように、プレートカバー2と、ボディ3、チューブ13などから構成されている。この点、プレートカバー2には、図4に示すように、電磁弁V1に接続される供給ポート19が設けられている。
【0020】
また、ボディ3の前面及び後面には、図1に示すように、吸気圧を測定するためのケージポート18が設けられている。また、ボディ3の左側面には、図2に示すように、吸気ポート16が設けられている。一方、ボディ3の右側面には、図3に示すように、吸気ポート17が設けられている。尚、図6及び図7に示すように、供給ポート19は、垂直(圧縮流体の流れ方向と平行)に設けられ、吸気ポート16,17は、水平(圧縮流体の流れ方向に対して垂直)に設けられている。
【0021】
また、ボディ3は、図6及び図7に示すように、プレートカバー2がOリング4を介して取り付けられている。さらに、プレートカバー2の供給ポート19に対してノズル5が連設されており、ノズル5の下端は、吸気ポート16,17の連通路にまで達している。
【0022】
また、チューブ13は、ボディ3の底部に対して、所謂「ワンタッチ」で係合接続されるものある。すなわち、チューブ13の外周面には、図25に示すように、複数の係合爪Rが径方向に延設される一方、ボディ3の底部には、図26に示すように、チューブ13の係合爪Rが嵌め合わされる複数の嵌合溝Pが形成されている。そして、図24に示すように、チューブ13の係合爪Rとボディ3の嵌合溝Pの位置合わせを容易にするために、チューブ13には、ボディ3に設けられたロック位置L又はロック解除位置ULに位置合わせされる指標部材Qが設けられている。尚、指標部材Qは、チューブ13のボディ3に対する移動を制限又は解除するために、上下方向にスライド可能に設けられている。
【0023】
また、チューブ13の下端開口部には、図5〜図7に示すように、排気ポート20が設けられた「閉鎖部材」に相当するボトムカバー14がOリング15を介して螺設され、カバー42を構成している。チューブ13の上部開口部には、図6及び図7に示すように、第1ディフューザ32と第2ディフューザ11を保持するための段差が形成されている。
【0024】
第1ディフューザ32は、第1ディフューザ部の外周面に第1支持部36の中心部を連設したものであり、第1ディフューザ部の上端は、ボディ3の吸気ポート16,17の連通路にまで達するとともに、ノズル5の下端と向き合っている。また、第1支持部36は、外縁部がチューブ13の段差に係止されるものであり、内部に発生した液体等が自重で流れ落ちやすくするために、中心部から外縁部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなしている。そして、第1支持部36には、傾斜に沿って流れ落ちた液体を回収するための複数の貫通孔45が形成され、その貫通孔45を介して圧縮流体が逆流することを防止するために、チェックバルブ7とバルブストッパー8が内側に設けられている。さらに、第1ディフューザ32の下部には、Oリング9を介して、第2ディフューザ11が連設している。
【0025】
第2ディフューザ11は、第2ディフューザ部41の上端に第2支持部37の中心部を連設したものであり、第2ディフューザ部41の下端が、「消音部材」に相当するサイレンサエレメント12を介して、ボトムカバー14の排気ポート20に連通している。サイレンサエレメント12には、共振点を制御するための図示しない複数の孔が形成されており、チューブ13、サイレンサエレメント12、第2ディフューザ11などにより、サイレンサが構成される。また、第2支持部37は、外縁部がチューブ13の段差に係止されるものであり、第1ディフューザ32の貫通孔45から回収された液体等を第2ディフューザ部41の吸込口に集めやすくするために、外縁部から中心部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなしている。
【0026】
このような第1ディフューザ32と第2ディフューザ11は、チューブ13をボディ3に係合接続したときに、第1,第2支持部36,37の外縁部がボディ3の内側面に突設された凸部39によりチューブ13の段差に押し付けられる。これにより、第1ディフューザ32と第2ディフューザ11は、ボディ3の凸部39とチューブ13の段差との間で第1,第2支持部36,37を狭持されて一体化され、ディフューザ44が構成される。このとき、Oリング9が、第1ディフューザ32の第1支持部36と第2ディフューザ11の第2支持部37との間で弾性変形してシール性を確保し、第1ディフューザ32の第1ディフューザ40と第2ディフューザ11の第2ディフューザ部41との間に、第1ディフューザ32の第1支持部36と第2ディフューザ11の第2支持部37とで仕切られた断面菱形の真空室38が形成される。
【0027】
また、第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、図1〜図5に示すように、ボディ3の前面・後面・両側面で形成される稜線付近に、同一形状を有した取付片21が設けられている。そして、第1実施の形態のエジェクタ1Aは、かかる取付片21を利用して、各空気圧機器(例えば、フィルタ、レギュレータなど)に接続される。このとき、図12や図13に示す取付ブラケットJ,Tなどが使用される。
【0028】
具体的に言えば、例えば、図12に示す取付ブラケットJを使用する場合において、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aを接続するときは、一方の第1実施の形態のエジェクタ1Aの吸気ポート16と他方の第1実施の形態のエジェクタ1Aの吸気ポート17とをOリングOを挟んで連接させ、このとき、重なり合った双方の取付片21に対して2つの取付ブラケットJの取付溝J2を嵌入させるとともに、2つの取付ブラケットJの螺孔J1にボルトBを螺入させることにより行う。
【0029】
また、例えば、図13に示す取付ブラケットJ,Tを使用する場合において、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aを接続するときは、一方の第1実施の形態のエジェクタ1Aの吸気ポート16と他方の第1実施の形態のエジェクタ1Aの吸気ポート17とをOリングOを挟んで連接させ、このとき、重なり合った双方の取付片21に対して、取付ブラケットJの取付溝J2(図12参照)及び取付ブラケットTの取付溝T2を嵌入させるとともに、2つの取付ブラケットJ,Tの螺孔J1,T1にボルトBを螺入させることにより行う。
【0030】
次に、第1実施の形態のエジェクタ1Aに関し、空気圧機器ユニットの各空気圧機器に接続される事例を示す。
図9で示される空気圧機器ユニットU1は、第1実施の形態のエジェクタ1Aと真空フィルタ51とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続したものである。尚、第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、供給ポート19(図7参照)には電磁弁V1が接続されるとともに、ケージポート18(図1参照)には圧力計Cが設けられている。
【0031】
また、図10で示される空気圧機器ユニットU2は、第1実施の形態のエジェクタ1Aと真空レギュレータ52と真空フィルタ51とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続したものである。尚、第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、供給ポート19(図6参照)には電磁弁V1が接続されている。
【0032】
また、図11で示される空気圧機器ユニットU3は、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aと真空フィルタ53とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続したものである。尚、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、供給ポート19(図7参照)には電磁弁V1が接続されている。また、中央の第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、ケージポート18(図1参照)には圧力計Cが設けられている。
尚、図4で示される空気圧機器ユニットU3においては、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aを接続しているので、吸引される空気量が倍増される。
【0033】
また、図8で示される空気圧機器ユニットU4は、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aを、図6の取付ブラケットJ,Tで接続するとともに、真空レギュレータ52と真空フィルタ53とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続し、さらに、一方の第1実施の形態のエジェクタ1Aと真空レギュレータ52とを、図12の取付ブラケットJで接続したものである。尚、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、供給ポート19(図6参照)には電磁弁V1が接続されている。
尚、図8で示される空気圧機器ユニットU4においては、2つの第1実施の形態のエジェクタ1Aを接続しているので、吸引される空気量が倍増される。
【0034】
以上詳細に説明したように、第1実施の形態のエジェクタ1Aでは、図6及び図7に示すように、チューブ13の係合爪Rがボディ3の嵌合溝Pにきっちりと嵌め合わされて、カバー42がボディ3に取り付けられている。メンテナンス時には、まず、図24に示すチューブ13の指標部材Qを下向きにスライドさせた状態でカバー42を水平方向に回動させて、チューブ13の指標部材Qをボディ3のロック位置Lからロック解除位置ULに位置合わせすることにより、チューブ13の係合爪R(図25参照)をボディ3の嵌合溝P(図26参照)から外し、カバー42をボディ3の底部から抜き出す。そして、内部点検等を行ったら、チューブ13の指標部材Q(図25参照)を下向きにスライドさせた状態でカバー42をボディ3の底部に差し込んで水平方向に回動させ、チューブ13の指標部材Qをボディ3のロック解除位置UL(図24参照)からロック位置L(図24参照)に位置合わせして、指標部材Qを上向きにスライドさせる。これにより、カバー42は、図6及び図7に示すように、チューブ13の係合爪R(図25参照)がボディ3の嵌合溝P(図26参照)にきっちりと嵌め合わされた状態で指標部材Qにより移動を制限され、ボディ3に係合接続される。よって、第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、ドライバ等でネジ等を取り外さなくても分解することができ、メンテナンスを容易に行うことができる。そのため、吸気ポート16,17が外気と一緒に吸い込んだ塵、埃、水滴等をこまめに取り除くことができ、信頼性を維持することができる。
【0035】
また、第1実施の形態のエジェクタ1Aでは、第1,第2ディフューザ32,11は、図6及び図7に示すように、第1,第2支持部36,37がボディ3の段差とチューブ13の凸部39との間で狭持されて一体化され、ディフューザ44を形成している。メンテナンス時には、上述したようにチューブ13をボディ3から取り外すと、第1,第2ディフューザ32,11の第1,第2支持部36,37が狭持されなくなるので、第1ディフューザ32、Oリング9、第2ディフューザ11をチューブ13の段差から順に取り出し、内部点検等を行う。そして、チューブ13の段差に第2ディフューザ11の支持部37、Oリング9、第1ディフューザ32の支持部36を順にはめ込み、上述したようにチューブ13をボディ3に取り付けることにより、第1,第2ディフューザ32,11は、第1,第2支持部36,37がチューブ13の段差とボディ3の凸部39との間で狭持されて一体化され、ディフューザ44を形成する。よって、第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、チューブ13をボディ3から取り外したときに、ディフューザ44を第1ディフューザ32と第2ディフューザ11とに分解することができ、ディフューザ44の内部点検等を容易に行うことができる。この場合、特に、真空室38の内部や第1ディフューザ32の第1支持部36に設けられたチェック弁7等の点検や清掃等を容易に行うことができる。
【0036】
また、第1実施の形態のエジェクタ1Aでは、図6及び図7に示すように、例えば、吸気ポート16,17が外気と一緒に液体を吸引した場合や、圧縮流体が液化した場合などには、それらの液体は、重力により、第1ディフューザ32の第1支持部36に沿って第1支持部36の中心部から外縁部に向かって下向きに流れ、貫通孔45から真空室38に流れ落ち、さらに、第2ディフューザ11の第2支持部37に沿って第2支持部37の外縁部から中心部に向かって下向きに流れて、第2ディフューザ11の第2ディフューザ41部の吸込口に吸い込まれ、第2ディフューザ11の第2ディフューザ部41から、サイレンサエレメント12、排気ポート20へと排出される。よって、第1実施の形態のエジェクタ1Aにおいては、液体が自重により下方に流れて排気ポート20から排出されやすいので、液体が吸気ポート16,17の連通路や真空室38内で滞留することを防止することができる。また、このように液体が流れやすいことから、洗浄水も流れやすくなり、内部洗浄が容易になる。
【0037】
また、第1実施の形態のエジェクタ1Aでは、図6及び図7に示すように、チューブ13の下部にボトムカバー14を螺設することにより、カバー42を形成しているため、メンテナンス時には、チューブ13をボディ3から取り外さなくても、ボトムカバー14をチューブ13から外すだけで、チューブ13、サイレンサエレメント12等の点検や清掃等を行うことができる。また、上述したようにチューブ13をボディ3から取り外した場合であっても、チューブ13からボトムカバー14を取り外すことにより、カバー42の底部まで点検や清掃等を容易に行うことができる。
【0038】
また、第1実施の形態のエジェクタ1Aでは、図6及び図7に示すように、第2ディフューザ11とボトムカバー14との間にサイレンサエレメント12を設けたことにより、第1ディフューザ32及び第2ディフューザ11において増加した圧縮流体が、サイレンサエレメント12を通過する際に、サイレンサエレメント12に形成された孔からカバー42の内壁との間に形成される空間に漏れ出して、位相差を利用して減衰されるので、排気時の騒音を効果的に防止することができる。また、サイレンサエレメント12がカバー42に内設されているので、排気ポート20に外部配管を自由に接続することができる。そのため、圧縮流体を直接大気に排気するか、又は、何れかの場所に集中排気するかを自由に選択することができ、使用用途を広げることができる。
【0039】
さらに、第1実施の形態のエジェクタ1Aでは、吸気ポート16,17を水平に設けたので、図8〜図11に示すようにして、モジュール構造の各空気圧機器(真空フィルタ51,53、真空レギュレータ52)を接続する取付ブラケットJ,T(図12、図13参照)を介して、モジュール構造の各空気圧機器(真空フィルタ51,53、真空レギュレータ52)の接続口又は他の第1実施の形態のエジェクタ1Aの吸気ポート16,17に第1実施の形態のエジェクタ1Aの吸気ポート16,17を継ぎ合わせることにより、モジュール構造の各空気圧機器(真空フィルタ51,53、真空レギュレータ52)又は他の第1実施の形態のエジェクタ1Aに第1実施の形態のエジェクタ1Aを接続することができることは、接続配管が無用となるので、第1実施の形態のエジェクタ1Aは、接続性・設置性に優れたものであり、さらに、吸着搬送・吸引搬送・真空成型機・空気抜きなどのエア回路をコンパクトにすることが可能となる。
【0040】
(第2実施の形態)
次に、第2実施の形態のエジェクタの構造を、図14〜図20に基づいて説明する。図14は、第2実施の形態のエジェクタ1Bの正面図及び背面図である。図15は、第2実施の形態のエジェクタ1Bの左側面図である。図16は、第2実施の形態のエジェクタ1Bの右側面図である。図17は、第2実施の形態のエジェクタ1Bの上面図である。図18は、第2実施の形態のエジェクタ1Bの底面図である。図19は、図17のC−C断面図である。図20は、図17のD−D断面図である。
【0041】
第2実施の形態のエジェクタ1Bは、図14に示すように、プレートカバー2と、ボディ3、チューブ13などから構成されている。この点、プレートカバー2には、図17に示すように、弁ポート34が設けられている。
【0042】
また、ボディ3の前面及び後面には、図14に示すように、吸気圧を測定するためのケージポート18が設けられている。また、ボディ3の左側面には、図15及び図19に示すように、供給ポート33が設けられており、供給ポート33は、連通路31及び電磁弁V2を介して、弁ポート34に連通している。一方、ボディ3の右側面には、図16に示すように、吸気ポート17が設けられている。尚、供給ポート33と吸気ポート17は、水平(圧縮流体の流れ方向に対して垂直)に設けられている。
【0043】
また、ボディ3は、図19及び図20に示すように、プレートカバー2がOリング4を介して取り付けられている。さらに、プレートカバー2の弁ポート34に対してノズル5が連設されており、ノズル5の下端は、吸気ポート17の連通路にまで達している。
【0044】
また、チューブ13は、ボディ3の底部に対して、所謂「ワンタッチ」で係合接続されるものある。すなわち、チューブ13の外周面には、図25に示すように、複数の係合爪Rが径方向に延設される一方、ボディ3の底部には、図26に示すように、チューブ13の係合爪Rが嵌め合わされる複数の嵌合溝Pが形成されている。そして、図24に示すように、チューブ13の係合爪Rとボディ3の嵌合溝Pの位置合わせを容易にするために、チューブ13には、ボディ3に設けられたロック位置L又はロック解除位置ULに位置合わせされる指標部材Qが設けられている。尚、指標部材Qは、チューブ13のボディ3に対する移動を制限又は解除するために、上下方向にスライド可能に設けられている。
【0045】
また、チューブ13の下端開口部には、図18〜図20に示すように、排気ポート20が設けられた「閉鎖部材」に相当するボトムカバー14がOリング15を介して螺設され、カバー42を構成している。そして、チューブ13の上部開口部には、図19及び図20に示すように、第1ディフューザ32と第2ディフューザ11を保持するための段差が形成されている。
【0046】
第1ディフューザ32は、第1ディフューザ部の外周面に第1支持部36の中心部を連設したものであり、第1ディフューザ部の上端は、ボディ3の吸気ポート17の連通路にまで達するとともに、ノズル5の下端と向き合っている。また、第1支持部36は、外縁部がチューブ13の段差に係止されるものであり、内部に発生した液体等が自重で流れ落ちやすくするために、中心部から外縁部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなしている。そして、第1支持部36には、傾斜に沿って流れ落ちた液体を回収するための複数の貫通孔45が形成され、その貫通孔45を介して圧縮流体が逆流することを防止するために、チェックバルブ7とバルブストッパー8が内側に設けられている。さらに、第1ディフューザ32の下部には、Oリング9を介して、第2ディフューザ11が連設している。
【0047】
第2ディフューザ11は、第2ディフューザ部41の上端に第2支持部37の中心部を連設したものであり、第2ディフューザ部41の下端が「消音部材」に相当するサイレンサエレメント12を介して、ボトムカバー14の排気ポート20に連通している。サイレンサエレメント12には、共振点を制御するための図示しない複数の孔が形成されており、チューブ13、サイレンサエレメント12、第2ディフューザ11などにより、サイレンサが構成される。また、第2支持部37は、外縁部がチューブ13の段差に係止されるものであり、第1ディフューザ32の貫通孔45から回収された液体等を第2ディフューザ部41の吸込口に集めやすくするために、外縁部から中心部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなしている。
【0048】
このような第1ディフューザ32と第2ディフューザ11は、チューブ13をボディ3に係合接続したときに、第1,第2支持部36,37の外縁部がボディ3の内側面に突設された凸部39によりチューブ13の段差に押し付けられる。これにより、第1ディフューザ32と第2ディフューザ11は、ボディ3の凸部39とチューブ13の段差との間で第1,第2支持部36,37を狭持されて一体化され、ディフューザ44が構成される。このとき、Oリング9が、第1ディフューザ32の第1支持部36と第2ディフューザ11の第2支持部37との間で弾性変形してシール性を確保し、第1ディフューザ32の第1ディフューザ40と第2ディフューザ11の第2ディフューザ部41との間に、第1ディフューザ32の第1支持部36と第2ディフューザ11の第2支持部37とで仕切られた断面菱形の真空室38が形成される。
【0049】
また、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、図14〜図18に示すように、ボディ3の前面・後面・両側面で形成される稜線付近に、同一形状を有した取付片21が設けられている(図17、図18参照)。そして、第2実施の形態のエジェクタ1Bは、かかる取付片21を利用して、空気圧機器ユニットの各空気圧機器(例えば、フィルタ、レギュレータなど)に接続される。このとき、上述した図12や図13に示す取付ブラケットJ,Tなどが使用される。
【0050】
次に、第2実施の形態のエジェクタ1Bに関し、空気圧機器ユニットの各空気圧機器に接続される事例を示す。
図21で示される空気圧機器ユニットU5は、加圧レギュレータ55と第2実施の形態のエジェクタ1Bと真空フィルタ51とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続したものである。尚、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、弁ポート34(図20参照)には電磁弁V2が接続されるとともに、ケージポート18(図14参照)には圧力計Cが設けられている。
【0051】
また、図22で示される空気圧機器ユニットU6は、加圧フィルタ56と加圧レギュレータ55とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続するとともに、第2実施の形態のエジェクタ1Bと真空フィルタ51とを、図13の取付ブラケットJ,Tで接続し、さらに、両者を、ディストリビューター54を挟んで、図12の取付ブラケットJで接続したものである。尚、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、弁ポート34(図20参照)には電磁弁V2が接続されるとともに、ケージポート18(図14参照)には圧力計Cが設けられている。
【0052】
また、図23で示される空気圧機器ユニットU7は、図22で示される空気圧機器ユニットU6において、加圧フィルタ56と第2実施の形態のエジェクタ1Bとの間に、加圧レギュレータ55を挟むとともに、第2実施の形態のエジェクタ1Bと真空フィルタ51との間に、真空レギュレータ52を挟んで、図12の取付ブラケットJ及び図13の取付ブラケットJ,Tでそれぞれ接続したものである。尚、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、弁ポート34(図20参照)には電磁弁V2が接続されているが、ケージポート18には圧力計Cが設けられていない(図22参照)。
【0053】
以上詳細に説明したように、第2実施の形態のエジェクタ1Bでは、図19及び図20に示すように、チューブ13の係合爪Rがボディ3の嵌合溝Pにきっちりと嵌め合わされて、カバー42がボディ3に取り付けられている。メンテナンス時には、まず、図24に示すチューブ13の指標部材Qを下向きにスライドさせた状態でカバー42を水平方向に回動させて、チューブ13の指標部材Qをボディ3のロック位置Lからロック解除位置ULに位置合わせすることにより、チューブ13の係合爪R(図25参照)をボディ3の嵌合溝P(図26参照)から外し、カバー42をボディ3の底部から抜き出す。そして、内部点検等を行ったら、チューブ13の指標部材Q(図25参照)を下向きにスライドさせた状態でカバー42をボディ3の底部に差し込んで水平方向に回動させ、チューブ13の指標部材Qをボディ3のロック解除位置UL(図24参照)からロック位置L(図24参照)に位置合わせして、指標部材Qを上向きにスライドさせる。これにより、カバー42は、図19及び図20に示すように、チューブ13の係合爪R(図25参照)がボディ3の嵌合溝P(図26参照)にきっちりと嵌め合わされた状態で指標部材Qにより移動を制限され、ボディ3に係合接続される。よって、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、ドライバ等でネジ等を取り外さなくても分解することができ、メンテナンスを容易に行うことができる。そのため、吸気ポート17が外気と一緒に吸い込んだ塵、埃、水滴等をこまめに取り除くことができ、信頼性を維持することができる。
【0054】
また、第2実施の形態のエジェクタ1Bでは、第1,第2ディフューザ32,11は、図19及び図20に示すように、第1,第2支持部36,37がボディ3の段差とチューブ13の凸部39との間で狭持されて一体化され、ディフューザ44を形成している。メンテナンス時には、上述したようにチューブ13をボディ3から取り外すと、第1,第2ディフューザ32,11の第1,第2支持部36,37が狭持されなくなるので、第1ディフューザ32、Oリング9、第2ディフューザ11をチューブ13の段差から順に取り出し、内部点検等を行う。そして、チューブ13の段差に第2ディフューザ11の支持部37、Oリング9、第1ディフューザ32の支持部36を順にはめ込み、上述したようにチューブ13をボディ3に取り付けることにより、第1,第2ディフューザ32,11は、第1,第2支持部36,37がチューブ13の段差とボディ3の凸部39との間で狭持されて一体化され、ディフューザ44を形成する。よって、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、チューブ13をボディ3から取り外したときに、ディフューザ44を第1ディフューザ32と第2ディフューザ11とに分解することができ、ディフューザ44の内部点検等を容易に行うことができる。この場合、特に、真空室38の内部や第1ディフューザ32の第1支持部36に設けられたチェック弁7等の点検や清掃等を容易に行うことができる。
【0055】
また、第2実施の形態のエジェクタ1Bでは、図19及び図20に示すように、例えば、吸気ポート17が外気と一緒に液体を吸引した場合や、圧縮流体が液化した場合などには、それらの液体は、重力により、第1ディフューザ32の第1支持部36に沿って第1支持部36の中心部から外縁部に向かって下向きに流れ、貫通孔45から真空室38に流れ落ち、さらに、第2ディフューザ11の第2支持部37に沿って第2支持部37の外縁部から中心部に向かって下向きに流れて、第2ディフューザ11の第2ディフューザ41部の吸込口に吸い込まれ、第2ディフューザ11の第2ディフューザ部41から、サイレンサエレメント12、排気ポート20へと排出される。よって、第2実施の形態のエジェクタ1Bにおいては、液体が自重により下方に流れて排気ポート20から排出されやすいので、液体が吸気ポート17の連通路や真空室38内で滞留することを防止することができる。また、このように液体が流れやすいことから、洗浄水も流れやすくなり、内部洗浄が容易になる。
【0056】
また、第2実施の形態のエジェクタ1Bでは、図19及び図20に示すように、チューブ13の下部にボトムカバー14を螺設することにより、カバー42を形成しているため、メンテナンス時には、チューブ13をボディ3から取り外さなくても、ボトムカバー14をチューブ13から外すだけで、チューブ13、サイレンサエレメント12等の点検や清掃等を行うことができる。また、上述したようにチューブ13をボディ3から取り外した場合であっても、チューブ13からボトムカバー14を取り外すことにより、カバー42の底部まで点検や清掃等を容易に行うことができる。
【0057】
また、第2実施の形態のエジェクタ1Bでは、図19及び図20に示すように、第2ディフューザ11とボトムカバー14との間にサイレンサエレメント12を設けたことにより、第1ディフューザ32及び第2ディフューザ11において増加した圧縮流体が、サイレンサエレメント12を通過する際に、サイレンサエレメント12に形成された孔からカバー42の内壁との間に形成される空間に漏れ出して、位相差を利用して減衰されるので、排気時の騒音を効果的に防止することができる。また、サイレンサエレメント12がカバー42に内設されているので、排気ポート20に外部配管を自由に接続することができる。そのため、圧縮流体を直接大気に排気するか、又は、何れかの場所に集中排気するかを自由に選択することができ、使用用途を広げることができる。
【0058】
さらに、第2実施の形態のエジェクタ1Bでは、供給ポート33と吸気ポート17を水平に設けたので、図21〜図23に示すモジュール構造の各空気圧機器(真空フィルタ51,真空レギュレータ52、ディストリビューター54、加圧レギュレータ55、加圧フィルタ56)を接続する取付ブラケットJ,T(図12、図13参照)を介して、モジュール構造の各空気圧機器(真空フィルタ51、真空レギュレータ52、ディストリビューター54、加圧レギュレータ55、加圧フィルタ56)の接続口に第2実施の形態のエジェクタ1Bの供給ポート33又は吸気ポート17を継ぎ合わせることにより、モジュール構造の各空気圧機器(真空フィルタ51、真空レギュレータ52、ディストリビューター54、加圧レギュレータ55、加圧フィルタ56)に第2実施の形態のエジェクタ1Bを接続することができることは、接続配管が無用となるので、第2実施の形態のエジェクタ1Bは、接続性・設置性に優れたものであり、さらに、吸着搬送・吸引搬送・真空成型機・空気抜きなどのエア回路をコンパクトにすることが可能となる。
【0059】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【0060】
(1)例えば、第1,第2実施の形態のエジェクタ1A,1Bにおいては、ボディ3に嵌合溝Pを形成し、チューブ13に係合爪Rを形成しているが、図27に示すように、ボディに内径方向に延設された係止爪Sを形成し、それに嵌め合わされる嵌合溝をチューブに形成するようにしてもよい。
【0061】
(2)また、第1,第2実施の形態のエジェクタ1A,1Bにおいては、サイレンサエレメント12とチューブ13との間が空間になっているが、その空間に石綿等を設けても良い。また、サイレンサエレメント12として、共振点を制御するための孔を形成された管を使用しているが、網状の管や内部を仕切られた管等を使用してもよい。
【0062】
(3)また、第1,第2実施の形態のエジェクタ1A,1Bにおいては、ボトムカバー14の内面を平らにしたが、図28に示す第3実施の形態のエジェクタ1Cのように、ボトムカバー35に排気ポート20に向かって傾斜面を設けることにより、カバー43内で発生した液体がボトムカバー35の傾斜面に沿って排気ポート20に流れ落ちるようにして、カバー43における液体の滞留を防止するようにしてもよい。
【0063】
(4)また、第1,第2実施の形態のエジェクタ1A,1Bは、ノズル5が上側で、ディフューザ44が下側になるように配置したが、横に倒して配置したり、上下逆に配置するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明のエジェクタでは、吸気ポートと連通する連通路に圧縮流体を吹き出すノズルを設けたボディと、一端がノズルと向かい合い、他端が排気ポートと向かい合うようにディフューザを内設されたカバーとを有し、ボディに対してカバーを着脱自在に取り付けているので、ドライバ等でネジ等を取り外さなくても分解することができ、メンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施の形態のエジェクタの正面図である。
【図2】 第1実施の形態のエジェクタの左側面図である。
【図3】 第1実施の形態のエジェクタの右側面図である。
【図4】 第1実施の形態のエジェクタの上面図である。
【図5】 第1実施の形態のエジェクタの底面図である。
【図6】 図4のA−A断面図である。
【図7】 図4のB−B断面図である。
【図8】 第1実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図9】 第1実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図10】 第1実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図11】 第1実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図12】 取付ブラケットの斜視図である。
【図13】 取付ブラケットの斜視図である。
【図14】 第2実施の形態のエジェクタの正面図である。
【図15】 第2実施の形態のエジェクタの左側面図である。
【図16】 第2実施の形態のエジェクタの右側面図である。
【図17】 第2実施の形態のエジェクタの上面図である。
【図18】 第2実施の形態のエジェクタの底面図である。
【図19】 図17のC−C断面図である。
【図20】 図17のD−D断面図である。
【図21】 第2実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図22】 第2実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図23】 第2実施の形態のエジェクタを有した空気圧機器ユニットの一例を示した図である。
【図24】 第1,第2実施の形態のエジェクタの外観斜視図である。
【図25】 第1,第2実施の形態のエジェクタのカバーの外観斜視図である。
【図26】 第1,第2実施の形態のエジェクタのボディの下面図である。
【図27】 ボディの変更例の下面図である。
【図28】 第3実施の形態のエジェクタの断面図である。
【図29】 従来技術のエジェクタの一例を示した図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C エジェクタ
3 ボディ
5 ノズル
11 第2ディフューザ
12 サイレンサエレメント
13 チューブ
14,35 ボトムカバー
16,17 吸気ポート
19,33 供給ポート
20 排気ポート
32 第1ディフューザ
36 第1支持部
37 第2支持部
40 第1ディフューザ部
41 第2ディフューザ部
42 カバー
44 ディフューザ
45 貫通孔
R 係合爪
P 嵌合溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ejector that exhausts compressed fluid supplied to a supply port from an exhaust port together with outside air sucked from the intake port.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an ejector that exhausts compressed fluid supplied to a supply port from an exhaust port together with outside air sucked from the intake port, for example, one shown in FIG.
[0003]
29 includes a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the
[0005]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to provide an ejector that can be easily maintained.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Made to solve the above problemsEjectorInventionIt is as follows.
(1)In the ejector that exhausts the compressed fluid supplied to the supply port from the exhaust port together with the outside air sucked from the intake port, the body is provided with a nozzle that blows the compressed fluid into the communication path that communicates with the intake port, and one end faces the nozzle. And a cover having a diffuser installed so that the end faces the exhaust port, and the cover is detachable from the body.
[0007]
That is,(1)According to the invention, the nozzle and the diffuser are disposed to face each other by attaching a cover to the body, and the compressed fluid discharged from the nozzle entrains outside air in the diffuser and is discharged from the exhaust port. During maintenance, the cover is removed from the body, and after internal inspections, the cover is attached to the body and assembled. Therefore,(1)The invention described in 1 can be disassembled without removing a screw or the like with a screwdriver or the like, and maintenance can be easily performed.
[0008]
(2) (1)The diffuser has a first diffuser facing the nozzle and a second diffuser facing the exhaust port, and when the cover is attached to the body, the first diffuser and the second diffuser And are integrated.
[0009]
That is,(2)The invention described in(1)In addition to the operation of the invention described in 1), by attaching a cover to the body, the first diffuser and the second diffuserDiffuserIs sandwiched between the body and cover to form a diffuser. During maintenance, take out the diffuser from the cover removed from the body, disassemble it into the first diffuser and the second diffuser, perform internal inspection, etc., attach the second diffuser and the first diffuser to the cover, and attach the cover to the body Attach to. Thus, the first diffuser and the second diffuser are sandwiched and integrated between the body and the cover to form a diffuser. Therefore,(2)The invention described in(1)In addition to the effects of the invention described in (1), the inside inspection of the cover and the diffuser can be easily performed.
[0010]
(3) (2)The diffuser is disposed below the nozzle, the first diffuser includes a first diffuser portion whose upper end faces the nozzle, and a central portion that is continuous with a side surface of the first diffuser portion, A first support portion having a plurality of through holes formed in a weight shape inclined downward from the portion toward the outer edge portion, and the second diffuser has an upper end facing the lower end of the first diffuser portion, A second diffuser portion having a lower end facing the exhaust port, and a second support portion having a center portion connected to the upper end of the second diffuser portion and having a weight-like shape inclined downward from the outer edge portion toward the central portion. The first diffuser and the second diffuser are integrated by sandwiching the first support part of the first diffuser and the second support part of the second diffuser between the body and the cover. To.
[0011]
That is,(3)The invention described in(2)In addition to the effects of the invention described in (1), for example, when the intake port sucks liquid together with the outside air, the fluid flows downward from the center of the first support portion toward the outer edge due to gravity, The second diffuser flows down from the through hole to the second support portion of the second diffuser, flows downward from the outer edge portion of the second support portion toward the center portion, and flows into the second diffuser portion of the second diffuser. 2 It is discharged from the diffuser section to the discharge port. Therefore,(7)In the invention described in (1), since the liquid flows down due to its own weight and is easily discharged from the exhaust port, the liquid can be prevented from staying inside.
[0012]
(4) (1)Thru(3)The cover includes a tube that holds the diffuser at one end, and a closing member that is formed with an exhaust port and is detachably attached to the other end of the tube. Features.
[0013]
That is,(4)The invention described in(1)Thru(3)In addition to the action of the invention described in any one of the above, a closing member is screwed into the other end of the tube and the compressed fluid discharged from the diffuser is exhausted from the exhaust port. Then, at the time of maintenance, the closure member is detached from the cover and disassembled. When the inside of the cover is inspected, the closure member is screwed onto the other end of the tube. Therefore,(4)The invention described in(1)Thru(3)In addition to the effect of the invention described in any one of the above, it is possible to easily perform internal inspection of the cover.
[0014]
(5) (1)Thru(4)It is the invention described in any one of the above, characterized by having a sound deadening member disposed between the diffuser and the exhaust port.
[0015]
That is,(5)The invention described in(1)Thru(4)In addition to the effect of the invention described in any one of the above, for example, when a pipe formed with a plurality of holes is used as the silencer member, when the compressed fluid discharged from the diffuser passes through the silencer member In addition, it leaks into the cover from the hole of the muffler member and is attenuated by utilizing the phase difference, so that noise can be effectively prevented. Further, since the sound deadening member is provided in the cover, external piping can be freely connected to the exhaust port.
[0016]
(6) (1)Thru(5)The supply port is provided in parallel with the flow direction of the compressed fluid, and the intake port is provided perpendicular to the flow direction of the compressed fluid.
[0017]
(7) (1)Thru(5)The supply port and the intake port are provided perpendicular to the flow direction of the compressed fluid.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the structure of the ejector of 1st Embodiment is demonstrated based on FIGS. FIG. 1 is a front view and a rear view of an
[0019]
As shown in FIG. 1, the
[0020]
Further, as shown in FIG. 1, a
[0021]
As shown in FIGS. 6 and 7, the
[0022]
The
[0023]
Also, as shown in FIGS. 5 to 7, a
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
In the
[0027]
Further, in the
[0028]
Specifically, for example, when the mounting bracket J shown in FIG. 12 is used, when the two
[0029]
Further, for example, when the mounting brackets J and T shown in FIG. 13 are used, when the two
[0030]
Next, regarding the
The pneumatic equipment unit U1 shown in FIG. 9 is obtained by connecting the
[0031]
Further, the pneumatic equipment unit U2 shown in FIG. 10 is obtained by connecting the
[0032]
Further, the pneumatic equipment unit U3 shown in FIG. 11 is obtained by connecting the two
In the pneumatic device unit U3 shown in FIG. 4, since the two
[0033]
Further, the pneumatic equipment unit U4 shown in FIG. 8 connects the two
In the pneumatic equipment unit U4 shown in FIG. 8, since the two
[0034]
As described above in detail, in the
[0035]
Further, in the
[0036]
Further, in the
[0037]
Further, in the
[0038]
Further, in the
[0039]
Further, in the
[0040]
(Second Embodiment)
Next, the structure of the ejector according to the second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 14 is a front view and a rear view of the
[0041]
As shown in FIG. 14, the
[0042]
Further, as shown in FIG. 14, a
[0043]
Further, as shown in FIGS. 19 and 20, the
[0044]
The
[0045]
Further, as shown in FIGS. 18 to 20, a
[0046]
The
[0047]
The
[0048]
In the
[0049]
Moreover, in the
[0050]
Next, regarding the
A pneumatic equipment unit U5 shown in FIG. 21 is obtained by connecting a pressurizing
[0051]
In addition, the pneumatic device unit U6 shown in FIG. 22 connects the
[0052]
Further, the pneumatic device unit U7 shown in FIG. 23 has a
[0053]
As explained in detail above, in the
[0054]
Further, in the
[0055]
Further, in the
[0056]
Further, in the
[0057]
Further, in the
[0058]
Further, in the
[0059]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible in the range which does not deviate from the meaning.
[0060]
(1) For example, in the
[0061]
(2) In the
[0062]
(3) In the
[0063]
(4) The
[0064]
【The invention's effect】
The ejector of the present invention has a body provided with a nozzle that blows compressed fluid in a communication passage communicating with an intake port, and a cover in which a diffuser is provided so that one end faces the nozzle and the other end faces the exhaust port. In addition, since the cover is detachably attached to the body, it can be disassembled without removing a screw or the like with a screwdriver or the like, and maintenance can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an ejector according to a first embodiment.
FIG. 2 is a left side view of the ejector according to the first embodiment.
FIG. 3 is a right side view of the ejector according to the first embodiment.
FIG. 4 is a top view of the ejector according to the first embodiment.
FIG. 5 is a bottom view of the ejector according to the first embodiment.
6 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
7 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a pneumatic device unit having the ejector according to the first embodiment.
FIG. 9 is a view showing an example of a pneumatic device unit having the ejector according to the first embodiment.
FIG. 10 is a view showing an example of a pneumatic device unit having the ejector according to the first embodiment.
FIG. 11 is a view showing an example of a pneumatic device unit having the ejector according to the first embodiment.
FIG. 12 is a perspective view of a mounting bracket.
FIG. 13 is a perspective view of a mounting bracket.
FIG. 14 is a front view of an ejector according to a second embodiment.
FIG. 15 is a left side view of an ejector according to a second embodiment.
FIG. 16 is a right side view of an ejector according to a second embodiment.
FIG. 17 is a top view of an ejector according to a second embodiment.
FIG. 18 is a bottom view of an ejector according to a second embodiment.
19 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
20 is a sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 21 is a view showing an example of a pneumatic device unit having an ejector according to a second embodiment.
FIG. 22 is a diagram showing an example of a pneumatic device unit having an ejector according to the second embodiment.
FIG. 23 is a diagram showing an example of a pneumatic device unit having an ejector according to the second embodiment.
FIG. 24 is an external perspective view of the ejector according to the first and second embodiments.
FIG. 25 is an external perspective view of the cover of the ejector according to the first and second embodiments.
FIG. 26 is a bottom view of the body of the ejector according to the first and second embodiments.
FIG. 27 is a bottom view of a body change example.
FIG. 28 is a cross-sectional view of an ejector according to a third embodiment.
FIG. 29 is a diagram showing an example of a conventional ejector.
[Explanation of symbols]
1A, 1B, 1C Ejector
3 Body
5 nozzles
11 Second diffuser
12 Silencer element
13 tubes
14,35 Bottom cover
16, 17 Intake port
19, 33 supply port
20 Exhaust port
32 1st diffuser
36 1st support part
37 Second support
40 First diffuser section
41 Second diffuser section
42 Cover
44 Diffuser
45 Through hole
R engaging claw
P Mating groove
Claims (7)
前記吸気ポートと連通する連通路に前記圧縮流体を吹き出すノズルを設けたボディと、
一端が前記ノズルと向かい合い、他端が前記排気ポートと向かい合うようにディフューザを内設されたカバーとを有し、
前記カバーに係合爪が径方向に延設され、前記カバーの前記ボディとの当接面に弾性シール部材が設けられ、
前記ボディに前記係合爪が嵌め合わされる嵌合溝が形成され、
前記カバーを前記ボディに対して回動させることで着脱可能であり、
前記カバーが前記ボディに係合接続された際に、前記弾性シール部材が前記ボディに当接することを特徴とするエジェクタ。In the ejector that exhausts the compressed fluid supplied to the supply port from the exhaust port together with the outside air sucked from the intake port,
A body provided with a nozzle for blowing out the compressed fluid in a communication path communicating with the intake port;
A cover having a diffuser provided so that one end faces the nozzle and the other end faces the exhaust port;
An engagement claw is extended in a radial direction on the cover, and an elastic seal member is provided on a contact surface of the cover with the body,
A fitting groove into which the engaging claw is fitted to the body is formed,
Ri removable der by rotating the cover relative to the body,
The ejector according to claim 1, wherein when the cover is engaged and connected to the body, the elastic seal member contacts the body .
前記吸気ポートと連通する連通路に前記圧縮流体を吹き出すノズルを設けたボディと、
一端が前記ノズルと向かい合い、他端が前記排気ポートと向かい合うようにディフューザを内設されたカバーとを有し、
前記ボディに対して前記カバーが着脱自在であり、
前記ディフューザは、
前記ノズルと向かい合う第1ディフューザと、
前記排気ポートと向かい合う第2ディフューザと、を有し、
前記ボディに対して前記カバーを取り付けたときに、前記第1ディフューザと前記第2ディフューザとが一体化されること、
を特徴とするエジェクタ。 In the ejector that exhausts the compressed fluid supplied to the supply port from the exhaust port together with the outside air sucked from the intake port,
A body provided with a nozzle for blowing out the compressed fluid in a communication path communicating with the intake port;
A cover having a diffuser provided so that one end faces the nozzle and the other end faces the exhaust port ;
The cover is detachable from the body;
The diffuser is
A first diffuser facing the nozzle;
A second diffuser facing the exhaust port;
The first diffuser and the second diffuser are integrated when the cover is attached to the body;
Ejector characterized by.
前記ディフューザを前記ノズルの下側に配設し、
前記第1ディフューザは、
上端が前記ノズルと向かい合う第1ディフューザ部と、
中心部が前記第1ディフューザ部の側面に連設され、前記中心部から外縁部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなし、複数の貫通孔を形成された第1支持部と、からなり、
前記第2ディフューザは、
上端が前記第1ディフューザ部の下端と向かい合い、下端が前記排気ポートと向かい合う第2ディフューザ部と、
中心部が前記第2ディフューザ部の上端に連設され、外縁部から前記中心部に向かって下向きに傾斜する錘体状をなす第2支持部と、からなり、
前記第1ディフューザの第1支持部と前記第2ディフューザの第2支持部を前記ボディと前記カバーとで狭持することにより、前記第1ディフューザと前記第2ディフューザとを一体化すること、を特徴とするエジェクタ。The ejector according to claim 2,
Disposing the diffuser below the nozzle;
The first diffuser is
A first diffuser portion whose upper end faces the nozzle;
A first support portion having a central portion continuously provided on a side surface of the first diffuser portion, having a weight shape inclined downward from the center portion toward an outer edge portion, and having a plurality of through holes; ,
The second diffuser is
A second diffuser portion having an upper end facing the lower end of the first diffuser portion and a lower end facing the exhaust port;
A center part is connected to the upper end of the second diffuser part, and comprises a second support part having a weight-like shape inclined downward from the outer edge part toward the center part,
Integrating the first diffuser and the second diffuser by sandwiching the first support part of the first diffuser and the second support part of the second diffuser between the body and the cover; Characteristic ejector.
前記吸気ポートと連通する連通路に前記圧縮流体を吹き出すノズルを設けたボディと、
一端が前記ノズルと向かい合い、他端が前記排気ポートと向かい合うようにディフューザを内設されたカバーとを有し、
前記ボディに対して前記カバーが着脱自在であり、
前記カバーは、
前記ディフューザを一端で保持するチューブと、
前記排気ポートが形成されて前記チューブの他端に着脱自在に取り付けられる閉鎖部材と、を有すること、
を特徴とするエジェクタ。 In the ejector that exhausts the compressed fluid supplied to the supply port from the exhaust port together with the outside air sucked from the intake port,
A body provided with a nozzle for blowing out the compressed fluid in a communication path communicating with the intake port;
A cover having a diffuser provided so that one end faces the nozzle and the other end faces the exhaust port;
The cover is detachable from the body;
The cover is
A tube holding the diffuser at one end;
A closure member formed with the exhaust port and detachably attached to the other end of the tube;
Ejector characterized by.
前記ディフューザと前記排気ポートとの間に配設される消音部材を有すること、を特徴とするエジェクタ。An ejector according to any one of claims 1 to 4,
An ejector comprising a sound deadening member disposed between the diffuser and the exhaust port.
前記供給ポートを前記圧縮流体の流れ方向と平行に設け、前記吸気ポートを前記圧縮流体の流れ方向に対して垂直に設けたことを特徴とするエジェクタ。An ejector according to any one of claims 1 to 5,
The ejector, wherein the supply port is provided in parallel with the flow direction of the compressed fluid, and the intake port is provided perpendicular to the flow direction of the compressed fluid.
前記供給ポート及び前記吸気ポートを前記圧縮流体の流れ方向に対して垂直に設けたことを特徴とするエジェクタ。An ejector according to any one of claims 1 to 5,
The ejector according to claim 1, wherein the supply port and the intake port are provided perpendicular to a flow direction of the compressed fluid.
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