JP3993767B2 - フィーチャーインタラクション - Google Patents
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Description
[技術分野]
本発明は、無線通信システムにおける通信制御の提供に関する。
【0002】
[背景技術]
無線通信システムは、コールしている加入者への固定された回線接続を提供するように構成され得る。他の可能性としては、前記通信は、前記加入者と当該無線通信システムの少なくとも1つのネットワークエレメントとのあいだのラジオ周波数接続のように、ワイヤレスに基づいている。最初に述べたものの例は、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)であり、ワイヤレスラジオ通信ネットワークの例は、公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)である。加えて、通信は、1つまたはそれより多くのデータネットワーク上に確立され得る。これの例は、パケット交換データネットワーク上の音声コールを可能とするIP(インターネットプロトコル)上での音声通信である。システムは、接続について、ワイヤレス、固定回線およびデータ通信の組み合わせを採用してもよい。以下において、「接続」の用語は、音声のまたはマルチメディアのまたはデータ通信のセッションのような、ユーザー端末からおよび/またはユーザー端末へのあらゆるタイプの通信接続を意味するものと理解されるべきである。
【0003】
無線通信ネットワークは、典型的には、ネットワークの構成要素が何をすることが許可されているかおよびそれがどのように達成されるべきであるかを規定している与えられた標準規格にしたがって動作する。基本的な音声およびデータサービスに加えて、(固定回線電話、データ処理装置またはPLMNモバイルステーションのような)加入者端末のユーザーは、他の利用可能なサービスを持ちたがるものである。これらの付加的なサービスの例は、音声メール、他の電話へのコールの転送(たとえば、モバイルステーションが停止されているとき、または端末が他のコールにかかわっているとき)、プリペイド支払い、彼の/彼女の端末を介してユーザーに提供される種々の警告、コール発信人通知、番号から名前への変換およびその逆変換、仮想プライベート番号付けなど、を含んでいる。要求されかつそれに引き続いて接続される付加的なサービスは、少なくとも一つの接続の機能性(ルーティング、課金、持続時間、接続またはユーザー関連データの提供など)の制御を必要とするかもしれない。接続に影響する制御機能性を提供するサービスは、以下において、制御サービスと称されるであろう。制御サービスは、接続に対する(接続要請データの修正、接続操作、課金またはルーティングまたは期間制御のような)制御命令を発行する権限を提供するサービスである。
【0004】
最新の無線通信システムは、いわゆるインテリジェントネットワーク(IN)のコンセプトが提供され得る。「インテリジェントネットワーク」の用語は、80年代の中頃にベルコア(BELLCORE)オーガナイゼーション(USA)によって導入された。INコンセプトは、無線通信ネットワークアーキテクチャーの柔軟性および競争性を増大させるために開発された。たとえ、初期のINアーキテクチャーは、ある特定のサービス、たとえばサービス番号、のみを実施するために開発されたものであったが、現在のINソリューションは、それらのネットワークにおける高速でかつコストエフェクティブな(費用に対して効果の高い)やり方での、新たな、強力なサービスを実施する可能性を、無線通信ネットワークのオペレーターに提供する。INアプリケーション(IN応用技術)の基本原理および動作は、よく知られており、そしてそれゆえそれらは、ここではより詳細には説明されない。概して、INアーキテクチャーは、INサービスに対するコールを開始するための(サービス)スイッチングポイント(SSP)および該サービスを提供するための(サービス)制御ポイント(SCP)を備えることに留意していれば充分である。一般的なINコンセプトのより詳細な説明は、たとえば、国際無線通信連合(ITU−T)による、1993年に発行されたIN機能(capability)セットCS−1のような、勧告に見出され得る。INコンセプトは、公衆交換される電話ネットワーク(PSTN)のような、固定された陸上回線ネットワーク、または公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)のような、ワイヤレスラジオ通信ネットワークに実施され得る。
【0005】
たとえば、モバイル無線通信システムのために目下提案されているインテリジェントネットワーク(IN)アーキテクチャーにおいて、モバイルサービススイッチングセンター(MSC)から外部サービス制御ポイント(SCP;サービスプロバイダー)へ、命令のための問い合わせが発行される。前記MSCとSCPとのあいだのシグナリングは、一般に、シグナリングシステムナンバー7(SS7)プロトコル標準規格(suite)に基づいている。前記モバイルサービススイッチングセンターとサービス制御ポイントとのあいだのインターフェースは、インテリジェントネットワークアプリケーションプロトコル(INAP)またはモバイルネットワーク拡張ロジックのためにカスタマイズされたアプリケーション(CAMEL)のアプリケーションパート(CAP)プロトコルに含まれることができる。オープンCORBA(commont object request broker architechture)インターフェースが提供されるところでは、CORBAインターフェースは、外部サービスプロバイダーからINAPまたはCAPプロトコルを隠す(考慮する必要をなくす)であろう。代わりに、より高いレベルのサービスの特徴(フィーチャー)が前記外部のサービスプロバイダーへ提供される。このオープンインターフェースは、モバイルネットワーク拡張ロジックのためにカスタマイズされたアプリケーション(CAMEL)のサービス環境(CSE)、加入者特定モジュール(SIM)アプリケーションツールキット(SAT)サーバー、またはモバイルステーション実行環境(MEXE)サーバー、に定義される。CAMELサービス環境(CES)は、サービスロジックを実行するCAMEL SCP(スイッチ制御ポイント)内の実行環境を提供する。この提案は、モバイルサービススイッチングセンターとCAMELサービス環境とのあいだのシグナリングが、特に柔軟であるとは思われていないSS7標準規格を用いるという問題を有している。
【0006】
コールまたはセッションのために使用され得るサービスは、外部の、すなわち通信のために使用される無線通信ネットワークからの個別のサービスであり得る。許容される付加的なサービスは、関連付けられた標準規格において特定される。このことは、もしもそれが標準規格内で特定されていなければ、ネットワークオペレーターが新たなサービスを採用することができないということを意味している。新たなサービスが標準規格に受け入れられるようになるのに要する時間は、比較的長い時間となるであろう。
【0007】
サービスそれ自体ではないが、サービスの採用の可能性が標準化され得るオープンサービスアーキテクチャーが、それゆえ提案されている。該オープンサービスアーキテクチャーは、外部的に提供されるサービスを許容し、そしてネットワークと外部サービスプロバイダーが対話することを可能とする変換サービスを有効に提供する。サービス可能性は、サービスを提供するのに必要とされるメカニズムばかりでなく、サービスパラーメーターのクオリティー(品質)によって定義される当業者(bearer:接続)からなるであろう。分散オブジェクト技術に基づくオープンインターフェースが使用されることが提案されている。そのようなオープンインターフェースの例は、上述において言及されたCORBA(共通オブジェクト要求ブローカーアーキテクチャー)標準規格に基づくものである。ネットワークプロトコルは、サービス設計者からは隠されている。このことは、付加価値サービスプロバイダーを含むサービスプロバイダーに、サービス設計のためのオープンインターフェースを使用することを許可する。
【0008】
最新の無線通信ネットワークは、コールのルーティングを制御するためにスイッチのシーケンスを採用しているかもしれない。該スイッチの各々は、コール接続のためのそれら自体のサービス制御をもたらし得る。このことは、通信のためのいくつかのサービスによって提供される制御機能の全体の管理を考慮するときには、欠点である。
【0009】
国際特許WO97/07637には、コール操作のための通信システムが、多重サービスに対してコールを開始するために単一のスイッチを採用することが説明されている。コールにおいて検出される開始に応答して、サービス調停ロジックは、該サービスを行なうためのロジックが配置される位置へ加入者をルーティングすることにより、加入者に対する特別のサービスを提供する。この位置は、サードパーティーのサービスプロバイダー内であってもよい。この文献に示された一つの実施の形態においては、3つのサービスプロバイダーが、それぞれ他の2つに接続される中間のサービスプロバイダーを提供する。もしも、共通の開始ポイントに応答する1つより多くのサービスが、要求されるならば、開始情報は、最初のサードパーティーサービスプロバイダーにわたされ、そしてそれはこの情報を、同一の開始に応答してサービスを提供する他のサードパーティーサービスプロバイダーにわたす。そのように、この文献に示された構成は、多数のSCPによって加入者ユニットへのサービスの提供を示唆している。サービス調停ロジックは、「プライマリー(1次)」SCPに配置され、該「プライマリー」SCPは、開始に関する情報を「セカンダリー(2次)」SCPにわたす。しかしながら、該情報は、いくつかの検出された開始に応答して必然的に加入者にサービスを提供しないようなサービスプロバイダーを介してわたし、それによってシステムにおけるシグナリングの量を増大させる。加えて、該文献内には、サービスを実際にどうやって検出するかおよび/またはコールについてのコール制御の機構を提供するサービスをどのように進めるかの示唆はない。
【0010】
それゆえ、一つより多くの独立的に設計された制御サービスが、共通の開始ポイントからのコールを要求されるときに、制御機構が互いに衝突しおよび/または対話して単一コールとして用いられないかもしれないので、問題のある状況が起こるであろう。従来技術の提案においては、サービスは、ユーザーが加入しているいくつかの制御サービスが、実際にユーザーにとって有効であり、または成功裏にもたらされ得るような順序でのみ、もたらされるかもしれない。多重制御サービスは、他のサービスへの不利な影響を有しているかもしれず、あるいはコールに対して同時に使用されたならば、無線通信システムに機能不全を生じさせ、またはシステムをブロックさえするかもしれない。
【0011】
[発明の概要]
本発明の実施の形態の狙いは、前記従来技術の問題の1つまたはいくつかに取り組むことにある。
【0012】
一つの局面によれば、本発明は、複数のサービスを提供するための無線通信システムを提供し、前記複数のサービスは、該無線通信システムを介して通信のための制御を提供するものであって、前記システムは、1つまたはそれより多くのサービスを起動するためのスイッチングポイントであって、前記1つまたはそれより多くのサービスは少なくとも1つの制御特性を予約しているスイッチングポイントと、前記スイッチングポイントに接続されたサービスマネージャーであって、該サービスマネージャーは、前記複数のサービスのうちの少なくとも2つのサービスが、前記少なくとも2つのサービスの特性を制御することに関する情報に基づいて通信のために提供され得るかどうかを決定すべく設けられており、新たなサービスにより要求される制御特性が、事前に提供されたサービスによって既に予約されていない場合にのみ、前記新たなサービスが開始され得るサービスマネージャーとを備えている。
【0013】
サービスマネージャーは、通信に関連するイベントに応答して通信に対する制御を提供するサービスをもたらし、前記イベントはスイッチングポイントから受信されるべく構成されていてもよい。サービスマネージャーは、それぞれのサービスに対して報告されるべき、イベントのサービス特定情報を維持すべく構成されていてもよい。サービスマネージャーは、通信のために事前にもたらされた前記複数のサービスの1つまたはそれより多くのサービスの制御特性と両立する制御特性を有するような通信のためのサービスのみをもたらすように構成されていてもよい。サービスマネージャーは、前記サービスを所定の順序で生起させるべく構成されていてもよい。
【0014】
サービスの制御特性は、当該サービスによる通信のために使用されるべき制御タイプに依存している。該サービスの制御タイプは、サービスによって達成される制御動作および/または制御動作において使用されるパラメーターに基づいて決定されてよい。
【0015】
無線通信システムは、少なくとも1つのサービスとサービスマネージャーとのあいだのアダプターを備えていてもよい。該アダプターは、望ましくは、前記少なくとも1つのサービスからのレスポンスに基づいて前記少なくとも1つの制御特性を決定すべく構成される。
【0016】
他の局面によれば、本発明は、無線通信システムによって提供される複数のサービスを管理するために無線通信システムにおいて使用するためのサービスマネージャーを提供し、前記複数のサービスは無線通信システムを介しての接続の制御を提供するものであって、前記サービスマネージャーは、接続のための前記複数のサービスのうちの1つまたはそれより多くのサービスをインターフェースするための前記無線通信システムのスイッチングポイントに対するインターフェースと、前記複数のサービスのうちの少なくとも2つのサービスに対するインターフェースと、前記少なくとも2つのサービスによって予約された制御特性に関する情報に基づいて前記複数のサービスのうちの前記少なくとも2つのサービスが接続を提供し得るかどうかを決定するための制御手段であって、前記制御手段は、新たなサービスによって予約される制御特性のうちの少なくとも1つが既に提供されたサービスによって既に予約されていない場合にのみ前記新たなサービスがスタートされることを可能とするように構成された制御手段とを備えている。
【0017】
他の局面によれば、本発明は、複数のサービスを提供するための無線通信システムであって、前記複数のサービスは、前記無線通信システムを介しての通信のための制御を提供し、各サービスは少なくとも1つの制御特性を予約する無線通信システムを提供し、前記システムは、通信のために前記複数のサービスのうち1つまたはそれより多くのサービスを起動するためのスイッチングポイントと、前記スイッチングポイントに接続されたサービスマネージャーであって、前記サービスマネージャーは、前記複数のサービスのうちの少なくとも2つのサービスが、前記少なくとも2つのサービスによって予約された制御特性に関連する情報に基づいて通信のために提供されうるかどうかを決定するように構成されるサービスマネージャーと、そして使用可能なサービスのリストであって、事前に選択されたサービスによって予約された制御特性の情報に基づいている該使用可能なサービスのリストから新たなサービスを選択するための選択手段とを備えている。
【0018】
他の局面によれば、本発明は、複数のサービスを提供するための無線通信システムにおける方法であり、前記複数のサービスは前記無線通信システムを介しての通信のための制御を提供する方法を提供するものであって、前記方法は、前記無線通信システムを介しての通信を起動することと、サービスマネージャーによって通信のための前記複数のサービスのうちの第1サービスをもたらし、前記第1サービスは、通信のためにの制御を提供するための少なくとも1つの制御特性を予約することと、前記複数のサービスのうちの第2サービスが通信のために提供されることを検出し、前記第2サービスは通信のための制御を提供するための少なくとも1つの制御特性を予約することを検出することと、そして通信を制御するために前記第1および第2サービスによって予約された制御特性の情報に基づいて前記第1および第2サービスが共に通信に提供されるかどうかをサービスマネージャーによって決定し、前記第2サービスは、それによって提供されているあいだに前記第2サービスによって予約された制御特性が、前記第1サービスによって既に予約されていない場合にのみ提供されることを有している。
【0019】
発明のより詳細な実施の形態においては、前記第1サービスは、前記第1サービスが通信の制御のために予約している制御特性についての情報をサービスマネージャーに備えていてもよい。前記第2サービスは、前記第2サービスが通信の制御のために予約している制御特性についての情報をサービスマネージャーに備えていてもよい。前記サービスマネージャーは、接続の制御がスイッチングポイントに返される前に通信事例情報を保持し、もたらされるサービスから受信されるレスポンスに基づく通信事例情報をアップデートし、そして、前記サービスマネージャーがもたらされるべきサービスに接した後に前記スイッチングポイントに対する前記アップデートされた通信事例情報をわたしてもよい。前記サービスマネージャーは、それぞれのサービスから受信されるメッセージに基づいて制御特性を決定してもよい。
【0020】
本発明をよりよく理解するためにそして同様のことをどのように実施するかについて、添付図面について実施例により参照されるであろう。
【0021】
[発明を実施するための最良の形態]
まず、本発明の実施の形態に使用され得るネットワークを示す図1が参照されるであろう。ネットワークは、ワイヤレスセルラーネットワークであり、その3個のセルが示されている。各セル1は、それぞれのベーストランシーバーステーション(基地送受信局)3によってサービスされる。各ベースステーション3は、与えられたベースステーションに関連付けられたセル内におけるモバイルステーション(移動局)2へ信号を送信しかつそれから信号を受信すべく構成されている。同様にして、各モバイルステーション2は、それぞれ各ベースステーションへ信号を送信しかつそれから信号を受信することができる。
【0022】
図1に示されるセルラー無線通信ネットワークは、提案されたUMTS(ユニバーサルモバイル無線通信サービス)を使用しているが、該実施の形態は、他のセルラーおよび固定回線通信システムに類似的に適用され得ることが理解されるであろう。
【0023】
セルラーネットワークについてのインテリジェントネットワークのコンセプト(概念)の動作をより詳細に説明する前に、インテリジェントネットワークの基本的な機能性の簡単な説明がINコンセプトの単純化された構造を示している図2を参照して以下に与えられるであろう。例示するコール接続が、モバイルターミナル(モバイル端末)2と固定回線電話ターミナル2′とのあいだの無線通信システムによって、確立されかつ搬送される。ターミナルのネットワークアクセスに必要とされる機能性およびエレメント、並びにターミナル間のコールの搬送は、既知であり、そしてそれゆえさらに詳細には説明されないであろう。
【0024】
概して、INアーキテクチャーは、次の機能:すなわち、サービススイッチング(サービス交換)、サービス制御、サービス管理、サービス作成、および種々のタスクを取り扱うためのリソース(資源)、を備えるべく定義され得る。図2のサービススイッチングポイント(SSP)は、INコールを検出するために、そして該コールを開始するためにおよび/またはサービス制御ノードに対するコールに関するシグナリング(信号通信)のために使用され得る。それは、前記サービス制御ノードからのレスポンスを受信してもよい。図2において、前記サービス制御ノードは、サービス制御ポイント(SCP)によって実施されている。SCPは、INサービスについてのロジックおよび必要なデータを含んでおり、そして該サービスをそのように実行するために用いられ得る。図2は、1つより多くのサービスを提供することを可能とする唯一つのサービス制御ポイントを示しているけれども、該システムは、多重制御サービスを提供するための1つより多くのサービス制御ポイントを採用し得ることが留意される。
【0025】
INアプリケーションプロトコル(INAP)は、スイッチングノードと制御ノードのようなINの機能性エンティティー(実体)のあいだのインターフェースによって使用され得る。INAPは、たとえばイベントを報告し、コールを指定された番号へ接続し、ユーザー間の対話、検出ポイント操作、動作に課金するなどのために用いられる。INの一般的原則によれば、サービスロジックはネットワークシステムのスイッチング(交換)およびトランスポートの機能性に独立に作られる。
【0026】
次に、本発明の一つの実施の形態の概念図を示す図3を参照するであろう。モバイルステーション2は、UMTSネットワーク4に接続されるものとして示されている。UMTSネットワークは、ネットワークの動作に必要とされる他のネットワークコンポーネントばかりでなく図1のベースステーションも含むであろう。
【0027】
図3のUMTSネットワーク4は、第1および第2のインターフェース6および8に接続されている。これらのインターフェース6および8は、CAMELサービス環境(CSE)インターフェースまたは同様の機能性を提供する任意のインターフェースであってもよい。CSEは、CAMEL制御機能性内の実行環境であり、本発明のいくつかの実施の形態において要求されるサービスロジックを実行する。CSEインターフェースは、スイッチングポイント(たとえば、モバイルスイッチングセンター/サービススイッチングポイント)とCAMEL SCP(すなわち、SCE)とのあいだの各加入者のために提供され得る。CAMELは、モバイルネットワークの拡張されたロジックのためにカスタマイズされたアプリケーションを示し、現今のGSM(モバイル通信のためのグローバルシステム)標準規格に加えるものとして提案されている。CAMELのフィーチャー(特徴)は、標準GSMサービスに含まれていないオペレーターサービスを許可させるために設計されている。特に、CAMELは、モバイルステーションがそのホームネットワーク内にあるか、訪問したネットワーク内で移動しているかにかかわらず、非GSM標準サービスをモバイルステーションに提供することを意図している。CAMELサービス環境は、CORBAインターフェースを有している。このインターフェースはサービスプロバイダーと共に存在する。このことは、サービスプロバイダーに、CORBAインターフェースを介してCSEインターフェース6および8にインターフェースすることを可能とさせる。CSEインターフェース6および8を経由して、サービスプロバイダーとネットワークとのあいだの内部操作性が取得され得る。このことは、以下においてさらに詳細に説明されるであろう。
【0028】
インターフェース6および8は、バス10に接続されている。図3に示される本発明の特定の実施の形態においては、バスはCORBA標準規格にしたがっている。しかしながら、他の適切な標準規格もバス10について使用され得る。CORBA標準規格は、オブジェクト指向であり、そしてSS7プロトコル標準規格(suite)のTCP/IPプロトコルの最上層に位置する。
【0029】
バス10には、3つのサービスプロバイダー14から18もそれぞれ接続される。サービスプロバイダーは、付加価値サービスプロバイダー(VASP)であってもよい。サービスプロバイダーは、ネットワークオペレーターまたはサードパーティー、たとえば独立の外部サービスプロバイダーまたは他のオペレーター、であってもよい。与えられたサービスを提供するために必要とされるサービスロジックは、サービスプロバイダー14〜18内で実行される。そのように、図2に示されたサービスプロバイダーは、それによって提供される各サービスのためのサービスロジックプログラム(SLP)を備えている。INアーキテクチャーにおいては、サービスプロバイダーは、ときには、サービス制御ポイント(SCP:図2参照)と称される。
【0030】
最後に、サービスマネージャー12が、バス10に接続されている。サービスマネージャー12は、望ましくは、ネットワークのオペレーターによって制御され、他方ではインターフェース6および8を制御する。マネージャー12は、バス10並びにインターフェース6および8を介してネットワーク4に接続される。図3は、アダプター11も示しており、その機能は、図9によって示される本発明のさらなる実施の形態の環境において後に議論されるであろう。
【0031】
外部サービスに対するインターフェースは、分散オブジェクト指向技術に基づいていてもよい。ここにおいて、加入者はオブジェクトと呼ばれてオブジェクトの論理ネームを用い、かつオブジェクト要求ブローカーへサービス要求を発行する。該オブジェクト要求ブローカーは、要求を所望のオブジェクト、たとえばサーバー、へ、ルーティングする。加入者は、オブジェクトの明白な論理ネームが既知であるかぎり、オブジェクトの実際の位置についていかなる知識をも持つ必要はない。
【0032】
さて、図2のサービスマネージャー12をより詳細に示す図4が参照される。
【0033】
新たなサービスが、既存のサービスプロバイダー14〜18または新たなサービスプロバイダーによって提供されるときは、マネージャー12は、このサービスについてレジスター内に情報を記憶するであろう。マネージャー12は、関連するサービスが開始される前に生起することが要求されるイベントについての情報も記憶する。
【0034】
新たなサービスが与えられたモバイルステーションに加入(subscribe)されまたは利用可能とされるときは、マネージャー12は報告を受ける。マネージャー12は、ネットワーク4のホーム位置レジスター34からユーザーのサービスプロファイルを取得する。このことは、ネットワーク4への接続を可能とする適切なCSEインターフェース6および8を介してなされるであろう。ホーム位置レジスター34に記憶される情報は、やはりネットワーク4の一部であるモバイルサービススイッチングセンター(MSC)36を経由して取得されるであろう。
【0035】
サービスプロファイルは、図4に概念的に図解される。マネージャー12は、それから該モバイルステーションによって現在加入されているサービス22、24および26をユーザー20についてチェックし、そして新たなサービスをも考慮すべくモバイルステーションのサービスプロファイルを修正する。言い換えれば、新たなサービスがプロファイルに加えられる。マネージャー12は、モバイルステーションに提供されるサービスをチェックしてもよく、あるいは代替的に該モバイルステーションによって使用されているサービスプロバイダーをチェックしてもよい。後者の場合においては、マネージャー12は、モバイルステーションが加入している個別のサービスを知らなくてもよい。もしも、新たなサービスが、CAMELの機構(feature)を使用する場合、サービスマネージャー12は、CAMEL加入者情報CSIおよび関連する検出ポイント情報を作成する。CSI情報は、関連付けられたCSEユニットのアドレス、検出ポイント、サービス順序決定のための基準および電話、ファクシミリまたはデータ接続のような基本的サービス情報を有している。検出ポイントは、モバイルステーションが加入している全てのサービスを支持するために検出されるべきものである。検出ポイント28〜32は、与えられたサービスに関連付けられているマネージャー内に記憶されるイベントに対応する。図4に示されるように、モバイルステーションは、n個のサービスに加入している。説明の都合上、第1のサービスに関連付けられた検出ポイントのみが示されており、m個の検出ポイントが各サービスについて要求される。マネージャー12は、モバイルステーションが加入している他のサービス24〜26に関連付けられた検出ポイントを既に有している。
【0036】
修正された加入者データは、それからネットワークにおける適切な位置に記憶されてもよい。望ましい実施の形態によれば、加入者データが、ネットワーク4のホーム位置レジスターHLR34に記憶される。他の可能性は、たとえば、ビジター(訪問者)位置レジスター(VLR:図6参照)、サービスマネージャーそれ自体、加入者データを記憶するための独立のデータベースノード、およびMSCである。
【0037】
モバイルステーションがそれ自体をネットワークに所属させたとき、マネージャー12はネットワーク4によりインターフェース6または8を介して通知される。マネージャー12は、インターフェース6または8を介してホーム位置レジスター34からモバイルステーションのサービスプロファイルを取得する。
【0038】
発明の一つの実施の形態に従った動作が、図8のフローチャートを参照して説明されるであろう。電話コールの形態における通信は、工程200において、加入者ノードと、モバイルスイッチングセンター(MSC)のような、ネットワークノードとのあいだに確立される。工程201において、スイッチングノードは、コールがインテリジェントネットワークサービス(IN)へスイッチされることを検出し、そしてそれに続いて工程203において、インテリジェントネットワークアーキテクチャーにしたがってサービス制御機能(SCP)によって提供される複数のサービスのうちの少なくとも一つへの通信を開始する。コールがいかなるINサービスをも要求しない場合には、コール通信は、工程202によって指示されるように通常のやり方で確立されるであろう。
【0039】
INにおいて実施されたSCP(サービスプロバイダー)に対して開始されたコール接続は、サービスマネージャーによって制御されてもよい。制御は、要求されたサービスについて特化された特性および/または加入者に特化されたサービスプロファイルに基づいていてもよい。ここで、「加入者」の用語は、ネットワークに対して加入しているターミナル(たとえば図2のモバイルステーション2または固定回線ターミナル2′)または、ターミナルのユーザーのいずれもを意味することが留意される。換言すれば、特定のサービスプロファイルが、特定のターミナルまたはターミナルのグループまたは代替的にあるいは付加的にユーザーまたはユーザーのグループに対して定義されてよい。第1の事例として特定のサービスプロファイルがターミナルに対して指示されると、ターミナルがコールにかかわるときはいつでも使用できるであろう。後者においては、加入者はいかなるターミナルをも使用してよい。加入者の適切な認識(たとえば、パーソナルPINコードまたは他のいずれかの識別)の後には、加入者が、彼/彼女が使用するターミナルにかかわらず無線通信システムからの同様のサービスを受けるであろう。加入者の特定のプロファイルの作成、および可能性のあるパラメーターの作成は、この明細書において後に議論する。サービスマネージャー12は、工程205に示されるように、複数のサービスのうち前記加入者に対して使用可能にされたサービスのみを提供するが、一方、サービスマネージャーが有効でないいかなるサービスをも許可しないであろう。
【0040】
工程205から209において、サービスマネージャーは、複数のサービスのうちの第1のサービスを提供し、そしてそれに続いて、レスポンスとして、第1のサービスから該第1のサービスに関連する情報を受信するであろう。その後は、サービスマネージャーは、複数のサービスのうちの第2のサービスを提供し、そしてそれに応じて、レスポンスとして、前記第2のサービスから前記第2のサービスに関連する情報を受信するであろう。前記情報は、その使用法は以下に説明されるであろうように、個々の制御サービスの特定の制御特性を含んでいる。もしも、要求されれば、サービスマネージャーは、加入者によって要求されるサービスの総数に依存して、第3のサービス、第4のサービス、第5のサービスなどをもたらしてもよい。サービスマネージャーが、もたらされたサービスの全てからのレスポンスを受信した後に、サービスマネージャーは、工程211において、接続の組み合わされた制御を提供するのに使用され得る情報を提供するために情報を処理する。情報は、引き続き、開始(トリガリング)ポイントのような、コール接続を制御するネットワークエレメントに提供される。
【0041】
要求されたサービスが、加入者に対して有効でない場合には、工程206および207に示されるように、コールは、コールについての要求されたサービスによるサービスを起動することも、かついかなる制御をも提供することなく、従前と同様に継続される。加入者には、このことについて、たとえば「サービスXは可能でない」というテキストメッセージのような、アナウンスメントが与えられる。一つの可能性によれば、もしも、拒否されたサービスが不利にかつ制御不能な状態であったら、フォールトメッセージが与えられてもよく、そしてコールは切り離される(すなわち通信がクリアされる)。
【0042】
より特別な実施の形態においては、エラーメッセージは、インターネットコンテントサーバーのような、コンテントサーバーからの非構造化メッセージを有していてもよい。メッセージは、WML(ワイヤレスマークアップ言語)メッセージのような、コンテントサーバーからのワイヤレスアプリケーションパート(WAP)のプッシュメッセージであってもよい。
【0043】
一つの代替案によれば、メッセージは、コンテントサーバーからの任意のコンテントのプッシュメッセージである。プッシュメッセージは、一般にユーザーによって検索されあるいは要求されたものではなく、単に「押し付けられる」、すなわちユーザーの設備にプッシュされるメッセージまたは文書である。サービスマネージャーが、最新のサービス環境に基づいて通信のユーザーに対するテキスト、画像または音声メッセージを作成することも可能である。言い換えれば、矛盾する状況において、サービス環境から所要のエラーメッセージで終結することが可能である。メッセージは、ユーザーによって容易に理解し得る形態であることが望ましい。メッセージは、ユーザーにサービスの状態、たとえば要求されたサービスがプリペイド呼出しサービスと共に使用され得ないこと、または矛盾する状態の単純な記述(たとえば、「サービスAが使用されているあいだは、サービスBはコールに使用することはできない」または「プレミアムレート呼出しについてはホールドは許可されない」または「あなたの呼出しを続けるためには、サービスプロファイルBを選択せよ」など)を通知するようにしてもよい。最新のサービス環境は、通信について既に提供されたサービスを含んでいてもよい。最新のサービス環境は、それまで通信に有効でなかったサービスを含んでいてもよい。一つの可能性によれば、最新のサービス環境は通信のために選択されたサービスプロファイルを含んでいる。
【0044】
エラーメッセージは、それなしにサービスが通信に有効とされ得る動作および動作群を示してもよい。エラーメッセージを受信した後に、それからユーザーが、要求されたサービスから排除されるべき1つまたはいくつかの動作を選択してもよく、そしてその後に新たなサービスが、これらの要求を削除することによって提供可能になるであろう。メッセージは、最初の要求において有効でなかったサービスを依然として通信に有効となし得る条件を示してもよい。たとえば、ビジネスサービスプロファイルを用いたユーザーの呼出しが、新たなサービスが有効とされるように、個人的なサービスプロファイルを選択すべく指令されてもよい。
【0045】
ユーザーにとってのサービス許可の一般的な制御に加えて、サービスマネージャーは、工程211において、制御特性および/またはサービスプロファイルに基づいて提供されるサービスを適合させてもよい。適合プロシージャー(手続き)は、加入者がコール接続について複数のサービスのうちの少なくとも2つの異なるサービスを同時的に使用することが可能であるようなものである。可能性のある適合プロシージャーは、後に議論されるであろう。
【0046】
1つの実施の形態によれば、マネージャー12が、モバイルステーション2のような、それに加入するそして接続に使用されるべく開始されるターミナルに対する全てのサービスについての情報を有するときに、マネージャー12は、共通の制御特性および/または同一の接続について使用されないであろう制御特性を有するサービスが存在するかどうかを確認すべくサービスの制御特性を分析する。サービスマネージャー12は、それから、要求された制御サービスの全てを許可するかどうか、または要求された制御サービスのいくつかが、許可されるべきでないかまたは修正された形態においてのみ許可されるべきであるかについて決定する。
【0047】
サービスマネージャーは、同一の開始ポイントを有するサービスが、提供されるべき順序に関する決定をしてもよい。マネージャーによってなされる決定は、いかなる適切な基準を用いてもよい。たとえば、決定は、次の基準:すなわち、サービス優先順位;加入者優先順位;日、週または月の時間等;そしてサービスのタイプ(たとえば、データ、ビデオまたは音声)、のうちの1つまたはそれより多くに基づいていてもよい。それゆえ、マネージャー12は、マネージャー12によって、同一の開始ポイントまたは開始の条件を有するサービスが提供される順序を決定するために使用される基準に関する情報を、各サービスについて記憶してもよい。
【0048】
分析が完了したとき、マネージャー12は、与えられた検出点について応答し得るインターフェースに、加入者ターミナルによって問題のイベントが生成されたときに、もたらされるべきサービスの順序を通知する。この分析は、たとえば、モバイルステーションがネットワークに接続する度にその都度行なわれ、または新たなサービスに対する加入により、または彼が加入しているサービスの1つを除去することにより、彼が加入するサービスをモバイルステーションが変更する度にその都度行なわれるようにしてもよい。後者の場合においては、分析の結果は、適切な位置に記憶される。分析は、継続中の接続がこれをトリガする所定のイベントが生じるべき期間に行なわれてもよい。上述において論じたように、記憶位置は、マネージャー内、または、ネットワークがホーム位置レジスター(HLR)機能を提供されているならば、HLR内であってもよい。記憶位置は無線通信システムの種々のエレメントのあいだに分散されていてもよい。もしも、サービスがもたらされる順序がマネージャーに記憶されているなら、それは、CAMEL加入者情報(CSI)検出ポイント情報に、その順序を記憶していてもよい。
【0049】
モバイルステーションが、ネットワークに接続され、かつ与えられた検出ポイントが開始されたとき、検出されている検出ポイントに関連するサービスを提供する例示しているサービスプロバイダーは、CSEインターフェースによって通知される。たとえば、図4に示される実施の形態において、第1のサービスプロバイダー14は、起動される問題の検出ポイントについて最初に通知される。これは、バス10を経由してなされるであろう。第1のサービスプロバイダー14に関連するサービスは、それゆえ最初に提供される。起動される検出ポイントに応答してサービスを提供する第2のサービスプロバイダー16は、検出ポイントが起動されたことを第1のサービスプロバイダーによって通知される。これもまた、バス経由で行なわれる。第2のサービスプロバイダー16は、それ以降、与えられた検出ポイントに関連付けられたサービスを提供するであろう。第2のサービスプロバイダー16は、それから次のサービスプロバイダー18に対して検出ポイントの開始の検出についての情報を送るであろう。
【0050】
本発明のいくつかの実施の形態において、与えられた検出ポイントが起動されたという情報が、検出ポイントの検出に応答して問題の加入者にサービスを提供するサービスプロバイダーに対してのみ送信されることは明らかであろう。加えて、サービスプロバイダーが検出ポイントの開始についての情報を受信する順序は、サービスが提供されるべき順序に依存してもよい。この順序は、マネージャー12によって決定されるものである。発明のいくつかの実施の形態においては、サービスプロバイダーは、所定の順序で関連する検出ポイントの開始が通知されてもよい。サービスの開始の順序は、たとえば可能なサービスに関連付けられた情報を収容するレジスター、加入者のサービスプロファイルのレジスターまたはこれに用いられ得るパラメーターを定義するいくつかの他の適切なレジスターに基づいてもよい。
【0051】
通知される必要があるサービスプロバイダーの全てが、検出ポイントの開始の情報を受信したときに、最後のサービスプロバイダーが、バス10を介してサービスマネージャー12にコンファメーション(確認)を返送する。バスは、どんな適切なバスでもよく、必ずしもCORBAバスである必要はないことが留意される。
【0052】
モバイルステーションがもはや与えられたサービスに加入しないときに、同様のプロシージャーが使用されてもよい。特に、マネージャー12は、モバイルステーションのユーザープロファイルを取得し、かつ加入者がもはや欲しないサービスを除去する。これは、サービスおよび関連する検出ポイントにおける除去情報を含むであろう。マネージャーは、1つよりも多いサービスが、与えられた開始に応答してアクティベートされるかどうかを調べるべく、提供される全てのサービスを再度分析してもよい。以前のように、サービスマネージャーは共通の開始ポイントに応答するサービスがもたらされるべき順序を決定するであろう。サービスがもたらされる順序は、もしも与えられたサービスがもはや供給される必要がなくなったならば変更してもよい。修正された加入者プロファイルは、記憶位置、たとえばホーム位置レジスターへ、返送されるであろう。
【0053】
MSCから始まったイベントの、外部サービスが報告される順序は、次のような方法で進められてよい。提供される外部サービスは、所定の順序にしたがって鎖状に配列される。MSCから報告されるイベントは、鎖状をなすサービスの順序にしたがって鎖状のサービスの各々に対して通知される。コールされた者から生起するイベントは、最初に鎖状の最後のサービスに報告される。コールされた者の側から生起するこれらのイベントは、コール設定の要求応答メッセージ、コールの中間手順(たとえば、「フラッシュフック」)、コールされた者の方向からのコール解放メッセージ、前方(コールされた者への)方向におけるルーティングの失敗などのようなイベントであるかもしれない。上述から、コールの中間手順は、たとえば非構造化補足サービスデータ(USSD)メッセージまたはスイッチにより検出されるダイヤルトーンである。コールする者から生起するイベントは最初に鎖状の最初のサービスに報告される。これらのイベントは、たとえばビジー(話中)、答え、着呼者解放等のイベントである。コール事例情報は、鎖状の各サービスによって修正され得るとともに、修正された情報は、続いてサービスマネージャーを介して、イベントを受信すべく鎖状のサービスにおける次のサービスに渡される。サービスの鎖の動作の例は、最初のサービスが着呼者番号を省略された拡張番号から着呼者の個人番号へ変換するとき、次のサービスは、着呼者の個人番号を、着呼者が最新に登録された(コール転送)番号に変換する。この例において、修正されたデータは、第1のサービスから次のサービスへ転送された番号を有している。
【0054】
上述は、コントロールされた形でコールを有効にするように多重サービスを容易にする。サービスは、所定の順序でのコールに対して可能性のある他のサービスの効果を知らせる。前記されたレポートアルゴリズムは、単一のスイッチおよび単一のCSEの範囲内で実現される。
【0055】
図5Aおよび5Bは、サービスマネージャー12と制御サービスとのあいだのインターフェースを実施することの可能な2つの方法を示している。インターフェースは、サービス間のたとえばCAP−CORBA変換を提供してもよい。図5Aは、オープンな単一サービスインターフェースの上層にサービスマネージャーが配置されている構成を開示している「下側」のインターフェースはたとえば単一のCAPの動作である。上側のインターフェースは、多重サービスに対するマルチサービスオープンインターフェースを提供する。換言すれば、サービスマネージャーは、上述において論じた機能性を提供する外部サービスのための上層のインターフェースを提供する。図5Bにおいては、サービスマネージャーが、CAPインターフェースの上層にそしてCSE機能性の内部に直接的に配置されている。
【0056】
個別の外部サービスは、図5Aおよび図5Bのように、1つの共通のインターフェースに向けて互いに独立的に設計されており、そして種々の異なる特性を有していてもよい。発明の実施の形態においては、新たなサービスを設計するときに、他のサービスおよびその制御特性を考慮する必要はない。新たなサービスが設けられた後に、サービスの制御タイプのような、サービスの制御特性が定義され、かつサービスは、制御特性の情報に基づいて提供される。たとえば、サービスマネージャーによってて提供されるべきサービスは、それらの使用のために特定の制御タイプを確保しておいてもよい。サービスが制御タイプを確保したとき、他のサービスは確保されたその制御タイプを使用しないかもしれない。
【0057】
「制御タイプ」の定義は、サービスの制御機能の分類を意味するものということができる。たとえば、制御タイプの目的は、どのサービスが相互に作用するか、そしてどのサービスが組み合わされるか、すなわち、1つのシグナリングポイントからのコールを制御するのに同時に使用されるかを明確化することであってもよい。同一の制御タイプを必要とする2つのサービスは、コールを同時に制御することはできない。制御タイプは、サービスとサービスマネージャーまたはそのパラメーターとのあいだのインターフェースにおける動作に基づいて決定され得る。制御タイプは、また、サービス間の取り決めに基づいていてもよい。制御タイプの決定の例を与えるために、制御タイプは、たとえば、異なる動作タイプ(たとえば接続)および該動作タイプに与えられるパラメーター(たとえば着呼者番号)からのマッピングにより決定されるかもしれない。たとえば、「着呼者番号5551234を接続」を、制御タイプ:「コールルーティング制御」にマップする。コールルーティング制御は、1つの可能な制御タイプであり、該コールルーティング制御は、コールについてのルーティング情報を修正する権限を与える。他の制御タイプの例は、これらに限定するものではないが、料金課金制御(たとえば、接続についての料金を設定すること)、コール期間制御(たとえば、接続の期間の制限を設定すること)、コールの当事者の取扱い、接続の再ルーティング、接続のスイッチングの管理(コールを保留、改変、他の接続への切り替え、会議コールへの切り替え、のような)、加入者情報の変更、接続の転移、および類似した制御特性、を含んでいる。たとえば、仮想プライベートネットワークVPNは、上述の制御タイプから次の:加入者情報の変更(加入者番号Bをネットワークにより認識可能なロング(長桁)番号フォーマットに変更すること)、および接続についての価格の設定(たとえば、仮想プライベートネットワークに属する加入者は、他の(ネットワークの)加入者よりもコールについてより低い料金を有する)、などを使用することができるであろう。制御タイプは、サービスによって、サービスマネージャーによって、あるいは通信システムの制御機能によって定義されてもよい。
【0058】
サービスの制御特性の情報は、サービスが提供される前またはサービスが提供された後のいずれにも利用され得る。(新しい)サービスが提供される前に制御タイプ情報が使用されるときは、新たなサービスが、加入者のサービスプロファイルに適合するか否かを、サービスがそこに追加され得る前に、明確にする必要がある。加えて、新たなサービスがサービスプロファイルに追加されるときには、それが、出て行く、到来するそして転送されるコールへの影響を有しているかどうかを検討する必要がある。たとえば、もしもサービスが、出て行くコールに影響を与えるならば、出て行くコールに影響を与えるかもしれない他の何らかのサービスが、加入者のサービスプロファイルに存在するかどうかを、明確にする必要がある。もしも、プロファイルが、出て行くコールに影響を有するサービスを既に含んでいるならば、そのときは、これらのサービスが、追加されるべき新たなサービスと同一の制御タイプからの機能を必要とするかどうかを、明確にする必要がある。もしもそうであれば、そのサービスを追加することは可能ではない。同一のポイント(ターミナルまたはネットワークエレメント)からの同一のコールを制御するために2つのサービスを持つことは可能であるが、そのような場合には、サービスの優先順位を付けることが必要となるかもしれない。加えて、以前のサービスの動作順序が、新たなサービスが追加される前に、知られていなければならない。このことは、たとえば、1つよりも多い着呼加入者番号の番号変換が行なわれるときに、必要とされる。
【0059】
加入者のサービスプロファイルへ新たなサービスが追加される前における制御タイプの利用の可能性が、次に論じられるであろう。サービスは、加入者、オペレーターまたは外部サービスプロバイダーのいずれによっても、加入者のサービスプロファイルに追加され得る。加入者には、たとえば、サービスプロファイルに新たなサービスを追加するためにWAP(ワイヤレスアプリケーションプロトコル)ベースのユーザーインターフェースが提供されるかもしれない。そのような構成においては、追加されるべき新たなサービスは、ユーザーターミナルによってユーザーのために表示されるメニューから選択され得る。もしも、サービスが加入者によって追加されるならば、加入者に提示される可能なサービスのリストは、加入者がサービスプロファイルに既に持っているサービスによって制限される。制限は、現存するサービスによって予約(reserve)された制御タイプおよび新たなサービスによって要求される制御タイプに基づくであろう。たとえば、もしも加入者が、出て行くコールのための料金を定義するサービスを既に持っているならば、同じものについて新たなサービスをサービスプロファイルに追加することは可能でない。
【0060】
サービスプロファイルに対する追加サービスのためのメニューにおけるリストは、サービスが種々のサービスカテゴリーに配列されるように構成されてもよい。プロファイルへのサービスの選択は、各カテゴリーから1つだけを選択することにより行なわれるようにしてもよい。従前に選択されたカテゴリーは、いくつかのさらなるカテゴリーおよび/またはいくつかの別のサービスを除外するかもしれない。
【0061】
また、コール状態モデルに関連してサービスのライフサイクルを検査することも可能である。すなわち、サービスは、サービス過程(state)モデルの特定の部分についてのみ制御タイプを予約してもよい。たとえば、制御タイプは、コールの初期化手順のあいだまたはハングアップ手順のあいだについてのみ確保されてもよい。
【0062】
図9によって示された通りの工程にしたがって、独立のサービスが、加入者のサービスプロファイルに追加され得る。工程220において、サービスは、サービス制御ポイントにて、設計されかつ実装(implement)される。それから、工程221において、サービスによって要求される制御タイプが定義される。次の工程222において、ユーザーのサービスプロファイルにおける全てのサービスが検査される。そのユーザーについての予約(reserve)された制御タイプも明確にされる。ユーザーが要求し得るサービスは、工程223において、予約された制御タイプの情報に基づいて「フィルター」(送別)され、未だ利用可能なサービスのリストが生成され得る。利用可能なサービスのリストは、工程224においてユーザーに提示される。その後、ユーザーは、工程225において、新たなサービスを選択してよく、そして選択されたサービスが、工程226において、ユーザーのサービスプロアイルに追加される。予約された制御タイプについての情報は、サービスに関連付けられ、そしてそのユーザーのために、それ以後に使用され得る。
【0063】
次は、新たなサービスが加入者のサービスプロファイルに追加された後における、制御タイプの可能な使用法について議論する。サービスがコールについて起動された後、サービスは、サービスマネージャーに対しそのレスポンスにおいて、与えられたシグナリングポイントからのコールについて予約されている制御タイプを通知する。サービスは、コールがスイッチング機能によりマネージャーに向けて起動され、サービスプロファイルがマネージャーによって検索され、そしてサービスが外部サーバーによって起動されたときに初期化(initiate)されるとみなしてもよい。サービスは、他のサービスからは独立的に設計されているので、サービスとサービスマネージャーのあいだにサービスに対応したアダプターを配置することが必要である。図3は、アダプター機能を実装するためのアダプター11を図解している。サービス対応アダプターは、サービスによって要求された制御タイプを知っており、かつサービスがマネージャーへ応答するときに、制御タイプをサービスマネージャーに通知するような構成が望ましい。アダプターは、サービスによって与えられるレスポンスまたはレスポンス群に基づいて必要とされる制御タイプを決定すべく構成されていてもよい。
【0064】
決定過程は、サービス対応であってもよく、すなわち各異なるサービスに特化されていてもよい。たとえば、もしもコールによる広告サービスが、コールについてのタイムリミットを与えるならば、コールによるサービスが、予め定義されたコールタイムリミットが到達するときはいつでもコールのあいだ、広告を行なうことを希望することが決定され得る。広告のアナウンスが行なわれる前にはコールは保留され得ないこと、そして制御タイプ「スイッチング」が確保されることも決定され得る。
【0065】
サービスのいくつかは、他のサービスと相互作用するように設計されていてもよく、そしてそうすれば、それらは、動作のためにそれらが必要とする制御タイプを交渉することが可能である。それゆえこれらのサービスは、それらがコールに必要とする全ての制御タイプをそれらが受けることができない状況において、それら自体を適合させることが可能であってもよい。サービスは、コールがスイッチオフされると、それらに予約されたいくつかまたは全ての制御タイプを解放してもよい。アダプターは、コールが終了したときに、制御タイプの解放を決定してもよい。
【0066】
図10は、上述についてのフローチャートを図解している。接続についての少なくとも1つの制御機能を実施するサービスは、工程230において、設計されかつ設定(inplement)される。制御サービスによって要求される制御タイプは、工程231において定義される。サービスのためのアダプターは、アダプターが、サービスとサービスマネージャーとの間のインターフェース上に配置されるように提供される。サービスの使用は、工程233において、加入者によって生起された要求に応答してサービスを提供するマネージャーによって開始される。工程234において、サービスは、サービス制御なしに、制御のコールを継続することの許可を与えることによって、マネージャーに応答する。アダプターは、工程235において、レスポンスに基づいて、サービスによって要求される制御タイプを決定する。その決定は、決定のためのいくつかの予め定義されたパラメーターにも基づいていてもよい。予め定義されたパラメーターは、アダプター機能内に記憶されていてもよい。パラメーターは、与えられたサービスによって定義される制御クラス(分類)の固定されたセットを定義してもよい。クラスは、サービスからのレスポンスに関係なく予約されていてもよい。サービスからのレスポンスメッセージによって予約されて、または予約されないクラスが存在してもよい。アダプターは、レスポンスに制御タイプを添付し、そして工程236においてレスポンスをサービスマネージャーへ転送する。
【0067】
サービスをもたらすときの制御タイプの使用は、サービスが、もしも制御タイプが使用されなかった場合よりもサービスプロファイルにおいていくぶんかより緩く定義されていてもよいという利点を与える。このことは、各サービスについての全ての制御タイプが各コールにかならずしもいつも要求されるわけではないという認識に基づいている。
【0068】
マネージャーに対するサービス特化アダプターを実施することが可能である。アダプターは、さらなるサービスが開始されるときはいつも、予約される制御タイプのサービス特化情報であってもよい。予約された制御タイプのこの情報は、サービスを提供しているあいだに蓄積され、それによって後続のサービスの各々がそれ自体について残った制御タイプの一部として予約するであろう。同様に、いくつかの場合において、サービス追加のあいだ、そしてまたサービスを提供しているあいだに、制御タイプ情報を利用することが可能であり、上述されたように、サービスの一部として制御タイプが追加プロシージャーのあいだに事前に固定的に予約され、かつサービスの一部として制御タイプがサービス提供プロシージャーのあいだに調整され得る。
【0069】
上述の新たなサービスの追加および古いサービスの除去を扱うプロシージャーは、一次的に使用可能なまたは一次的に使用不可能なサービスと共に使用され得る。これらのプロシージャーは、既存の加入者についてに限らず、ユーザーが最初にネットワークに加入するときに用いられることもできる。これらのプロシージャーは、また、サービスプロバイダーが与えられたサービスなどについて要求される検出ポイントを変更する場合にも使用される。該プロシージャーは、たとえば、加入者またはサービスプロバイダーが起動(activation)、停止(deactivation)または登録要求をするときに、実行されてもよい。
【0070】
上述において論じた通り、鎖状の外部サービスに対するイベントの報告は、コールがいくつかのスイッチングポイント(いくつかのMSC)、それらの各々はそれ自体のサービスをCSEにもたらす、を経由してルーティングされる経歴(scenario)シナリオを模擬(emulate)する。提供される外部サービスの各々は、スイッチングポイント−CSEインターフェースと同様なインターフェースを経験(observe)する。このことは、サービスの各々がコールを制御するサービスだけであると仮定すれば、外部サービスの独立した設計を可能とする。後続のサービスの機能を束縛するサービスインタラクションは、決定することが可能である。
【0071】
モバイルステーション実行環境(MEXE)または加入者識別モジュール(SIM)アプリケーションツールキット(SAT)環境のような、CSE以外の環境において発明の実施の形態を実施することも可能である。SATは、モバイルステーションのSIMカード(=プロアクティブSIM)内でのサービス実行を提供する。MEXE環境は、モバイルステーションにおいて実行されるべき種々のフィーチャーを使用可能とする環境として定義され得る。これらのフィーチャーは、モバイル装置(ME)(図2において参照数字5によって指示されている)の内部でのJava(商標)/WAPサービスロジックの実行、MEにタスクまたは機能(たとえば、コールをセットアップすること、コールを制御すること、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送ること、あるいはユーザーインターフェースを、たとえばアブストラクトウィンドウツールキット(商標)を介して制御すること)を実行することを要求するためのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を含んでいる。サービスロジックは、コールセットアップまたは到来コールの結果に関連付けられたイベントのAPIを介して通知される。Java(商標)サービスロジックは、インターネットからのような、データネットワークからMEXEにダウンロードされ得る。サービスロジックは、コール関連イベントに応答可能となるようにプログラムされていてもよい。サービスロジックは、イベントをネットワークに報告してもよい。
【0072】
実施の形態によれば、MEXE環境は、ネットワークに提供されるMEXEサーバー(またはSATサーバー)と通信している。MEXE(またはSAT)サーバーは、CSE側に存在するマネージャーと同様の方法にてオープンインターフェース機能を提供する。MEXE(またはSAT)環境は、サーバーに対するコールまたはセッション関連イベントを提供する。構成は、MEXE(またはSAT)環境が、サーバーから、そしてより厳密には、サーバーの陰の外部サービスから、のレスポンスを待っているあいだ、コールまたはセッションの取扱いを一時的に停止してもよいようにする。このことによって、モバイルステーション側のMEXEまたはSATからINタイプのコール状態モデルを提供し、それによってモバイルステーションのINタイプ制御が使用可能となるようにすることが可能である。サーバーまたは複数のサーバーからの制御メッセージは、モバイルステーション内においてアプリケーションプログラミングインターフェース(API)メッセージに変換されてもよい。サーバーとオープンインターフェースを提供するAPIとのあいだのメッセージングは、MEXEまたはSAT環境において実行されるサービスロジックによって実施され得る。
【0073】
本発明の実施の形態において、1つまたはそれより多くのイベントまたは検出ポイントが与えられるサービスと関連付けられることは理解されるべきである。
【0074】
図6は、さらなる実施の形態を示しており、そこでは、オープンCORBAインターフェースが直接的にモバイルサービススイッチングセンターおよびホーム位置レジスターに導入されている。このことは、外部サービスプロバイダーが、ホーム位置レジスターから加入者情報を得ることができることを意味している。加えて、外部サービスプロバイダーは、加入者情報を管理することができる。たとえば、外部サービスプロバイダーは、HLRに記憶された加入者情報を修正することが可能であるであろう。
【0075】
オープンCORBAインターフェースは、加入者データ、CSIデータが記憶され得るように利用されることが可能である。事前に、SS7サービス制御ポイントアドレス情報が、記憶されているであろう。モバイルサービススイッチングセンターに対する起動は、CSIがSS7アドレスでない場合になされる。モバイルサービススイッチングセンターは、CORBAサービスネームを解明するであろう。
【0076】
図6の構成において、ホーム位置レジスター100が提供される。ホーム位置レジスター100は、オープンインターフェース102を有している。ホーム位置レジスター100は、検出ポイント情報と共に最初の実施の形態におけるようなCSI情報および関連するCSEユニットのアドレスを記憶する。CSI情報は、サービスを提供するアプリケーションアドレスおよび使用されるべき内部オープンサービスインターフェースを含んでいてもよい。
【0077】
第1のモバイルサービススイッチングセンター104には、オープンサービスインターフェース106が設けられている。第2のモバイルサービススイッチングセンター108にも、オープンサービスインターフェース110が設けられている。第2のモバイルサービススイッチングセンター108は、内部にビジター位置レジスター112機能を有しているものとして示されている。モバイルサービススイッチングセンターの各々は、サービス制御機能SCFを有しており、そのサービス制御機能SCFは、上述されたような、サービス制御ポイントSCPによって実施されてもよい。接続113は、ホーム位置レジスターとオープンサービスインターフェースを支持するビジター位置レジスターとのあいだに示されている。
【0078】
図6の実施の形態は、やはりSCF機能を有するCSE120をも示している。アプリケーションまたはサービスプロバイダー122は、ネットワーク内またはネットワークの外部に存在し得るように設けられる。オープンサービスアーキテクチャーOSAは、次の各エレメントのあいだに提供される:
−HLR100とアプリケーション122;
−アプリケーション122と第1のモバイルサービススイッチングセンター104;
−アプリケーション122とCSE120;
−アプリケーションと第2のモバイルサービススイッチングセンター108。
【0079】
第1および第2のモバイルサービススイッチングステーションのあいだの接続は、SS7標準規格の一部であるCAPプロトコルにしたがっていてもよい。
【0080】
さて、ホームネットワーク50およびビジターネットワーク52を含む従来の提案を示す図7についても参照する。ホームネットワークは、ユーザーが加入しているネットワークオペレーターによって操作されるユーザーの通常のネットワークである。ビジターネットワークは、異なるネットワークオペレーターによって操作されるであろうネットワークである。両ネットワークにおける操作を加入者に許可するために、ビジターおよびホームネットワークのあいだにおいてローミングの取り決めがなされるであろう。
【0081】
ホームネットワークは、ホーム位置レジスター54および第1のモバイルサービススイッチングセンター56を有する。第1のモバイルサービススイッチングセンター56は、SS7標準規格のCAPプロトコルを用いてCAMELサービス環境に接続される。
【0082】
モバイルステーション62は、ビジターネットワーク52内にあってもよい。ビジターネットワーク52は、ビジター位置レジスター60を有している。ビジター位置レジスターは、モバイルステーション62上のホーム位置レジスター54からCSI情報を得るべく構成されている。モバイルステーション62は、共に図示されていないベースステーションおよびベースステーションコントローラーを介して第2のモバイルサービススイッチングセンター64に接続されている。第2のモバイルサービススイッチングセンター64も、SS7標準規格に従ったCAP接続を介してCAMELサービス環境CSE66に接続されている。第1および第2のモバイルサービススイッチングセンターは、互いに接続されている。
【0083】
ホームネットワーク50も、多数のサービスロジックプログラムSLP76を有している。サービスロジックプログラムは、各サービスについて提供される。ネットワーク内にはサービスプロバイダーがある。外部サービスのためのSLPは、サービスプロバイダーのそれぞれのサーバーに提供されていてもよい。サービスマネージャー12もSLPによって構成される。
【0084】
オープンCORBAインターフェース68が提供されており、それは外部サービスが付属される、すなわち提供されることを許可する。図7において、3個の外部サービスプロバイダー70〜74が提供されている。サービスプロバイダーは、オープンCORBAインターフェースに接続されている。このインターフェースは、SS7標準規格のTCP/IPプロトコルを使用する。
【0085】
外部アプリケーションとたとえばMSCとのあいだに確立されるべき接続のために、TCP/IPプロトコルの上層にCORBAインターフェース68を含み、そしてCSE66とモバイルサービススイッチングセンターのあいだにCAP接続を含むであろう。
【0086】
本発明の実施の形態に用いられるネットワークは、ジェネラルパケットラジオシステム(GPRS)のようなパケットデータ設備を含んでいてもよい。サービング(serving:ユーザ側)GPRS支持ノード124およびゲートウェイGPRS支持ノードのようなGPRSノードが、提供されている。これらのエレメントは、それぞれ、オープンインターフェース128および130とともに提供されていてもよい。これらのオープンインターフェースは、オープンサービスアプリケーション接続を用いてアプリケーションに接続されるであろう。
【0087】
最初の実施の形態に関連して説明されたマネージャーは、図6の実施の形態に組み込まれているであろうことが理解されるべきである。
【0088】
通信のためのサービスによって確保される制御特性は、サービスマネージャーによって決定され得る。サービスマネージャーは、サービスに特化した情報を記憶してもよい。
【0089】
本発明の実施の形態は、ワイヤレス無線通信ネットワークの環境において説明されているが、本発明の実施の形態は、ワイヤド(有線)ネットワークおよびそれに類似したものにも適用可能であることが、認識されるべきである。
【0090】
本発明の実施の形態は、いかなるコード分割多重アクセスシステム、並びにスペクトラム拡散技術、周波数分割または時分割技術システム、加えてそれらのハイブリッド等のいかなる他のタイプにも、関連して使用され得る。
【0091】
ここに、発明の上述した例示的実施の形態と共に、添付された特許請求の範囲に定義された通りの本発明の範囲から逸脱することなく、開示された説明(ソリューション)に対して施されるかもしれない、いくつかの変形および修正が存在することも留意される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態に使用され得るセルラー無線通信ネットワークを示している。
【図2】 図2は、インテリジェントネットワークサービスの基本的な機能の単純化された説明を示している。
【図3】 図3は、本発明の一つの実施の形態の図を示している。
【図4】 図4は、図3のサービスマネージャーをサービスプロバイダーと共により詳細に示している。
【図5】 図5Aおよび図5Bは、サービス間の2つの異なるインターフェースを示している。
【図6】 図6は、図4のネットワークに対する修正を示している。
【図7】 図7は、ネットワークについての提案を示している。
【図8】 図8は、発明の一つの実施の形態についてのフローチャートである。
【図9】 図9は、より詳細な例についてのフローチャートを示している。
【図10】 図10は、より詳細な例についてのフローチャートを示している。
【図11】 図11は、図9の実施の形態についてのシグナリングの流れを説明している。
Claims (59)
- 複数のサービスを提供するための無線通信システムを提供し、複数の制御サービスが、該無線通信システムを介して通信のための制御に提供されるものであって、前記システムが、
1または2以上の制御サービスを起動するためのスイッチングポイントであって、前記1つまたは2以上の制御サービスの各々が少なくとも1つの制御タイプに属しているスイッチングポイントと、
前記スイッチングポイントに接続されたサービスマネージャーであって、該サービスマネージャーは、前記複数の制御サービスのうちの少なくとも2つの制御サービスが、通信のために提供され得るかどうかを前記少なくとも2つの制御サービスの制御タイプに関する情報に基づいて決定すべく設けられており、新たな制御サービスが、事前に提供された制御タイプに属していない場合にのみ、前記新たなサービスが開始され得るサービスマネージャー
とを備えてなる無線通信システム。 - 前記サービスマネージャーが、通信に関連するイベントに応答して通信に対する制御を提供する制御サービスを提供し、前記イベントはスイッチングポイントから受信されるべく構成されてなる請求項1記載の無線通信システム。
- 前記交換サービスマネージャーが、接続の制御がスイッチングポイントに戻される前に通信要求情報を維持するように構成され、当該情報が動作された制御サービスから受け取られた応答に基づいて更新され、イベントに接触されるべき制御サービスが接触されたのち、前記サービスマネージャーが、更新された通信要求情報を前記スイッチングポイントに渡すように構成されてなる請求項2記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが、それぞれのサービスに対して報告されるべき、イベントの情報を維持すべく構成されている請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが前記制御サービスの制御タイプの情報を格納するように構成されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが、前記サービスの動作中に個々のサービスから制御サービスの制御タイプの情報を受け取るように構成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが、当該サービスからのメッセージに基づき制御サービスの制御タイプを決定するように構成されてなる請求項1〜6のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスの制御タイプが、制御サービスによって達成される制御動作および/または制御動作において使用されるパラメーターに基づいて決定されてなる請求項1記載の無線通信システム。
- 加入者に特有の情報によって実行される無線通信システムとの加入者によって開始される通信のための制御サービスだけを動作するようにサービスマネージャーが構成されてなる請求項1〜8のいずれかに記載の無線通信システム。
- 加入者に特有の情報が加入者サービスプロファイルを備えてなる請求項9記載の無線通信システム。
- 利用可能なサービスのリストから新たな制御サービスを選択するための選択手段をさらに備え、当該利用可能な制御サービスのリストが、以前に選択された制御サービスの制御タイプの情報に基づいてなる請求項9または10記載の無線通信システム。
- 前記スイッチングポイントが知的ネットワークのサービススイッチングポイントを備えてなる請求項1〜11のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記スイッチングポイントが、前記無線通信システムに加入しているユーザ端末に設けられ、前記スイッチングポイントが、当該ユーザ端末内のイベントに応答してサービスマネージャーを動作するように構成されてなる請求項1〜12のいずれ かに記載の無線通信システム。
- 前記制御サービスが知的ネットワークサービスを提供している少なくとも1つのサービス制御ノードによって提供される請求項1〜13のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが、接続のために要求された制御サービスから応答を受け取り、受け取られた複数の応答に基づいて組み合わされた応答を発生し、当該組み合わされた応答を前記スイッチングポイントに送るように構成されてなる請求項1〜14のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが、多数の制御サービスからの情報に基づいてスイッチングポイント内で単一コール状態モデルを制御するように構成されてなる請求項1〜15のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記無線通信システムが、少なくとも1つの制御サービスとサービスマネージャーとのあいだのアダプターを備えている請求項1〜16のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記アダプターは、望ましくは、前記少なくとも1つの制御サービスからのレスポンスに基づいて前記少なくとも1つの制御タイプを決定すべく構成される請求項17記載の無線通信システム。
- 前記アダプターが、動作されるべき制御サービスの制御タイプを決定し、該決定された制御タイプについての情報を当該制御サービスから受け取られたメッセージに加え、当該修正されたメッセージをサービスマネージャーに送るように構成されてなる請求項17記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが、前記制御サービスを所定の順序で起動させるべく構成されている請求項1〜19のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーが前記スイッチングポイントで実行される請求項1〜20のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記無線通信システムがセルラー無線ネットワークを備えてなる請求項1〜21のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記制御サービスおよび/または加入者に関する情報の少なくとも一部が、前記セルラーネットワークにおいて実行される集中データベース内に格納される請求項22記載の無線通信システム。
- 前記スイッチングポイントがセルラー無線ネットワークの交換ノードを備えてなる請求項22または23記載の無線通信システム。
- オープンサービスアーキテクチャ・インタフェースが前記少なくとも1つの制御サービスとスイッチングポイントとのあいだに設けられてなる請求項1〜24のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記サービスマネージャーによって動作される少なくとも1つの制御サービスが外部ノードから提供される請求項1〜25のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記外部ノードと制御サービスとの間のインタフェースが分散対象に適した技術に基づく請求項26記載の無線通信システム。
- 無線通信システムによって提供される複数の制御サービスを管理するために無線通信システムにおいて使用するためのサービスマネージャーを提供し、前記複数の制御サービスは無線通信システムを介しての接続の制御サービスを提供するものであって、前記サービスマネージャーが、
前記複数の接続用制御サービスのうち1または2以上の制御サービスとのインタフェース用の通信システムのスイッチングポイントに対する第1のインタフェースと、
接続のための前記複数の制御サービスのうちの1つまたはそれより多くの1つの制御タイプに属する制御サービスをインターフェースするための前記無線通信システムのスイッチングポイントに対する第2のインターフェースと、
前記複数の制御サービスのうちの少なくとも2つの制御サービスに対するインターフェースと、前記複数の制御サービスのうちの前記少なくとも2つの制御サービスが接続を提供し得るかどうかを前記少なくとも2つの制御サービスの制御タイプに関する情報に基づいて決定するための制御手段であって、前記制御手段は、新たな制御サービスが既に提供された制御サービスの制御タイプに属していない場合にのみ前記新たな制御サービスがスタートされることを可能とするように構成された制御手段
とを備えているサービスマネージャー。 - 前記サービスマネージャーが、スイッチングポイントでの接続のための同時制御を提供するために多数の制御サービスを求めるよう構成されてなる請求項28記載のサービスマネージャー。
- 前記サービスマネージャーが、各制御サービスの制御タイプについてのサービス特定情報を保存してなる請求項28または29記載のサービスマネージャー。
- 前記制御サービスが、少なくとも1つの制御サービスを提供する少なくとも2つの外部ノードにより請求される請求項28〜30のいずれかに記載のサービスマネージャー。
- 前記サービスマネージャーが、要求された制御サービスの順序を決定するよう構成されてなる請求項28〜31のいずれかに記載のサービスマネージャー。
- 前記サービスマネージャーが、制御サービスからのメッセージに基づいて制御サービスの制御タイプを決定するよう構成されてなる請求項28〜32のいずれかに記載のサービスマネージャー。
- 前記サービスマネージャーが、接続のために要求された制御サービスから応答を受け取り、受け取った応答に基づいて結合された応答を生成するとともに、当該結合された応答をスイッチングポイントへ送るよう構成されてなる請求項30〜33のいずれかに記載のサービスマネージャー。
- 複数のサービスを提供するための無線通信システムであって、前記複数のサービスが、前記無線通信システムを介しての通信のための制御を提供し、各サービスが少なくとも1つの制御タイプに属する無線通信システムを提供し、前記システムが、
通信のために前記複数の制御サービスのうち1つまたはそれより多くの制御サービスを起動するためのスイッチングポイントと、
前記スイッチングポイントに接続されたサービスマネージャーであって、前記サービスマネージャーが、前記複数の制御サービスのうちの少なくとも2つの制御サービスが、通信のために提供されうるかどうかを前記少なくとも2つの制御サービスの制御タイプに関連する情報に基づいて決定するように構成されるサービスマネージャーと、そして使用可能なサービスのリストが、事前に選択された制御サービスの制御タイプの情報に基づいている該使用可能な制御サービスのリストから新たな制御サービスを選択するための選択手段
とを備えている無線通信システム。 - 複数の制御サービスを提供するための無線通信システムの方法であって、前記複数の制御サービスが前記無線通信システムを介しての通信のための制御を提供する方法を提供するものであって、前記方法が、
前記無線通信システムを介しての通信を起動する工程と、
サービスマネージャーによって通信のための前記複数の制御サービスのうちの少なくとも1つの制御タイプに属する第1制御サービスをもたらす工程と、
前記複数の制御サービスのうちの少なくとも1つの制御タイプに属する第2制御サービスが通信のために提供されることを検出する工程と、
前記第1および第2制御サービスが共に通信に提供されるかどうかを通信を制御するために前記第1および第2制御サービスの制御タイプの情報に基づいてサービスマネージャーによって決定する工程
とを含み、前記第2制御サービスが、それによって提供されているあいだに前記第2制御サービスが、前記第1制御サービスの制御タイプに属していない場合にのみ提供される無線通信の方法。 - 前記第1制御サービスが、前記第1制御サービスが通信の制御のための制御タイプについての情報をサービスマネージャーに備えている請求項36記載の方法。
- 前記第2制御サービスが、前記第2制御サービスが通信の制御のための制御タイプについての情報をサービスマネージャーに備えてなる請求項36または37記載の方法。
- 制御タイプの情報が、制御サービスの要求に対する応答として制御サービスからサービスマネージャーへ提供される請求項37または38記載の方法。
- 前記サービスマネージャーが、接続の制御がスイッチングポイントに返される前に通信制御情報を保持し、もたらされるサービスから受信されるレスポンスに基づく通信制御情報をアップデートし、そして、前記サービスマネージャーがもたらされるべき制御サービスに接した後に前記スイッチングポイントに対する前記アップデートされた通信制御情報をわたす請求項36〜39のいずれかに記載の方法。
- 少なくとも3つの制御サービスが要求され、該少なくとも3つの制御サービスからの制御タイプの情報がスイッチングポイントに提供される請求項40記載の方法。
- 前記サービスマネージャーが、結合された情報を提供する前に少なくとも3つの制御サービスからの応答に基づく情報をスイッチングポイントへ提供する請求項41記載の方法。
- 前記サービスマネージャーが、それぞれの制御サービスから受信されるメッセージに基づいて制御タイプを決定する請求項36〜42のいずれかに記載の方法。
- 制御サービスの制御タイプを決定し、
各制御サービスの決定された制御タイプの情報を記憶し、および
記憶された制御タイプの情報に基づいて要求された制御サービスの請求を可能ならしめることを含む請求項35記載の方法。 - 記憶された情報に基づいて利用可能な制御サービスのリストを作成し、および
選択のために当該リストを通信のユーザに提示することをさらに含む請求項44記載の方法。 - 要求される制御サービスからの応答をアダプタを介してサービスマネージャーに送り、
アダプタによって前記制御サービスの制御タイプを決定し、
アダプタによって、決定された制御タイプを応答に添付し、および修正された応答をサービスマネージャーに送ることを含む請求項35〜45のいずれかに記載の方法。 - 前記サービスマネージャーが所定の各イベントに応じて通信のための制御を提供する多数の制御サービスを要求する35〜46のいずれかに記載の方法。
- 前記サービスマネージャーが前記第1制御サービスの制御タイプと関連して格納された情報に基づいて決定する請求項35〜47のいずれかに記載の方法。
- 第2制御サービスまたは他の新たな制御サービスの制御タイプが、すでに開始された第1制御サービスまたは他の制御サービスの制御タイプと矛盾するときは、当該第2制御サービスまたは他の新たな制御サービスを開始させることができない請求項34〜47のいずれかに記載の方法。
- 前記第2制御サービスまたは他の新たな制御サービスが不可能なときは、通信が新たな制御サービスを始めることなく続けられる、通信がクリヤーされる、およびエラーメッセージが通信のユーザに送られる手続きのうちの1つまたは2つ以上が行なわれる請求項48または49記載の方法。
- エラーメッセージがユーザに送られる場合、当該メッセージがすでに通信に要求された制御サービスを示す請求項50記載の方法。
- エラーメッセージがユーザに送られる場合、当該メッセージが、コンテンツのサーバからの構築されていないメッセージ、コンテンツのサーバからの無線アプリケーションのパートプッシュメッセージ、およびコンテンツのサーバからの任意のコンテンツプッシュメッセージのうちの1つである請求項50または51記載の方法。
- 前記サービスマネージャーが、最新のサービス環境に基づいて、通信のユーザのテキスト、画像または音声メッセージをつくる請求項34〜48のいずれかに記載の方法。
- 最新のサービス環境が、通信のためにすでに要求されたサービスを含む請求項53記載の方法。
- 最新のサービス環境が、すでに要求された制御サービスの制御タイプに属するために、通信できない制御サービスを含む請求項54記載の方法。
- 最新のサービス環境が、通信のために選択されたサービスプロファイルを含む請求項53記載の方法。
- 前記メッセージが、それがなくても通信のための制御サービスが可能であるアクションを示す請求項53記載の方法。
- 前記メッセージが、最初は通信のために可能ではなかった制御サービスを可能ならしめる条件を示す請求項53記載の方法。
- 前記サービスメッセージが、所定の順序でサービスを要求するよう構成されてなる請求項34〜58のいずれかに記載の方法。
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