JP3993510B2 - ノード装置及びパケット通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上位ノードを介して通信網に対しパケットの送受信を行うパケット通信において、ノードのモビリティ制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネット等の通信網上でパケットデータを送受信するためのプロトコルの一つとして、Internet Protocol version6(IPv6)(例えば、非特許文献1参照)がある。このIPv6によるインターネットにおいて、ノードが移動することによって、接続するリンクを次々と変更した際、通信相手のノードとの通信を維持することを可能にする技術としてMobile IPv6(例えば、非特許文献2参照)がある。
【0003】
この、Mobile IPv6では、インターネット上を移動するノードである移動ノード(MN:Mobile Node)と、インターネット内の所定のリンク上に存在して移動ノードに対して、パケットを転送するホームエージェント(HA:Home Agent)を定義している。
【0004】
移動ノードは、自機が使用するホームエージェントが存在するリンクにより定められるホームアドレス(HoA:Home Address)と、自機が在圏するリンクから定められる気付アドレス(CoA:Care of Address)を使用する。移動ノードは、通信に際し、CoAを、以下のようなアドレス自動生成手順によって決定する(例えば非特許文献3)。
【0005】
アドレス自動生成手順において、リンク上のルータはサブネットプレフィックスをルータ公示(RA:Router Advertisement)メッセージによって移動ノードに通知し、移動ノードは前記サブネットプレフィックスと自機固有の情報を組み合わせることによってCoAを生成する。移動ノードは、移動する度に移動先のリンク上のルータから送信されるRAからサブネットプレフィックスを得てCoAを更新する。
【0006】
そして、接続更新(BU:Binding Update)メッセージによって、HoAとCoAの対応を示す接続情報をホームエージェントに通知する。ホームエージェントは、移動ノードの通信相手が送信した移動ノードのHoA宛パケットをbindingが示すCoA宛のパケットに入れて転送する。
【0007】
Mobile IPv6は、以上の動作により移動ノードと相手ノードとの通信を保障する。
【0008】
前記ルータは、インターネット内の他のルータとの接続関係の変更などに伴い、Router Renumbering for IPv6(例えば、非特許文献4)によって、ルータネットワーク層におけるIPアドレスを再設定し、これによりサブネットプレフィックスを動的に変更することができる。
【0009】
【非特許文献1】
S. Deering and R. Hinden, "Internet Protocol, Version6 (IPv6) Specification,” Request For Comments 2460, December, 1998.
【0010】
【非特許文献2】
C. Perkins and .B. Johnson, "Mobility Support in IPv6,” draft-ietf-mobileip-ipv6-18.txt, June, 2002.
【0011】
【非特許文献3】
S. Thomson and T.Narten,"IPv6 Stateless Address Autoconfiguration, "Request For Comments 2462, December, 1998.
【0012】
【非特許文献4】
M. Crawford, "Router Renumbering for IPv6,” Request For Comments 2894, August, 2000.
【0013】
【非特許文献5】
H. Soliman, et al., ”Hierarchical MIPv6 mobility management(HMIPv6),” draft-ietf-mobileip-hmipv6-06.txt, July,2002,
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ルータネットワーク層におけるIPアドレスの再設定を施したルータに、多数の移動ノードが接続している場合、移動ノードは、異なるプレフィックス情報を通知したRAを同時に受信するため気付アドレスCoAの更新を行い一斉に接続更新BUを送信する。その結果、ルータと移動ノードが接続するリンク上でBUの衝突が発生する問題や、ホームエージェントに接続更新BUが集中するという問題が発生する。
【0015】
ホームエージェントは、短時間に大量の接続更新BUを受信し、位置登録処理を行わねばならず、処理負荷が増大する。これは、移動ノードとホームエージェントの間にMobility Anchor Point(MAP)を設置し、MAPとホームエージェントで移動ノードの位置情報を階層的に登録しているHierarchical Mobile IPv6(例えば、非特許文献5)においても発生する問題である。
【0016】
そこで、本発明は、以上の問題を解決すべくなされたものであり、リンク上のルータがIPアドレスの再設定によりサブネットプレフィックスを変更した場合に、ホームエージェントに接続更新が集中するのを回避することのできる移動ノード装置及びパケット通信方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、上位ノードを介して通信網に対しパケットの送受信を行うパケット通信方法であって、通信網に接続されるノード装置においてパケットを受信し、受信したパケットに含まれた情報に基づいて、通信網に対する上位ノードの接続状態を示すサブネットプレフィックスの変更を検出し、この検出結果に基づいて、パケットの送信時期の遅延時間を算出し、算出された遅延時間に基づいてパケットを送信する。
【0018】
このような本発明によれば、上位ノード(モビリティアンカーポイント、アクセスルータ等)のIPアドレス等が再設定されるなど、上位ノードの接続状態に変更がなされた際に、上位ノードに送信されるパケットに遅延を付加することにより、上位ノードに到達するパケットを時間的に分散させることができ、上位ノードに対してパケットが短時間に集中することを回避することができる。
【0019】
なお、上記発明においてノード装置で受信されるパケットとしては、ルータ公示(RA:Router Advertisement)メッセージなど、ノード装置が接続される上位ノード(ホームエージェントやモビリティアンカーポイント)の通信網上におけるアドレスの状態通知を用いることができる。この場合には、特に上位ノードに対するパケットの集中が発生しやすいルータ公示メッセージの配信時に、上位ノードへのパケット集中を回避することができる。
【0020】
また、上記発明においてノード装置から送信されるパケットとしては、ノード装置が接続される上位ノード(ホームエージェントやモビリティアンカーポイント)に対する、ノード装置のネットワーク層におけるIPアドレスの登録要求(CoAやHoA等)を用いることができる。この場合には、特に上位ノードに対するパケットの集中が発生しやすいノードの位置登録時における上位ノードのIPアドレスの変更時に、上位ノードへのパケット集中を回避することができる。
【0021】
上記発明においては、ノード側で、前回受信したパケットに含まれていた情報を記憶し、新規に受信したパケットに含まれている情報と、記憶された前回の情報とを比較し、その比較結果に基づいてサブネットプレフィックスの変更を検出することが好ましい。この場合には、受信パケットに含まれる上位ノードの接続状況に関する情報の時間的な変化を比較することによって、上位ノードの通信状態を迅速に検出することができる。
【0022】
上記発明においては、ノード側で、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合に、上位ノードのネットワーク層におけるIPアドレスの変更を検出し、さらに、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合であって、且つ、上位ノードのMACアドレスに変更がないときに、任意の遅延時間を算出し、それ以外のときには、遅延時間を0として算出する。
【0023】
この場合には、上位ノードのサブネットプレフィックスに変更があった場合であって、且つ当該ノードの接続先である上位ノードが変更されないとき、すなわち接続先である上位ノード自体に変更はないが、上位ノードのルータナンバー等のみに変更があった場合に限り、送信パケットの遅延を付加することができ、上記以外の場合、例えばハンドオーバーなどが発生した場合などに、不要な送信遅延が付加されるのを回避することができる。
【0024】
なお、上記発明においては、通信網は、ホームエージェントや、モビリティアンカーポイント、アクセスルータなど、階層的に配置された複数のノードにより構成され、通信網の形態に応じて、ノードが接続される直上の上位ノードに対して、上記発明を実施することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るパケット通信システムの全体構成を模式的に示す概念図である。
【0026】
同図に示すように、本実施形態に係るパケット通信システムは、Internet Protocol version6(IPv6)によるインターネットにより接続されており、各エリアA1〜A3を管轄するアクセスルータAR1〜3と、最寄りのアクセスルータを介してインターネットに接続される移動ノードMNと、インターネット上に存在し、移動ノードMNに対してパケットを転送するホームエージェントHAを備えている。
【0027】
移動ノードMNは、自機が使用するホームエージェントHAが存在するリンクにより定められるホームアドレス(HoA:Home Address)と、自機が在圏するリンクから定められる気付アドレス(CoA:Care of Address)を使用し、ホームエージェントHAに対して自機の位置登録を行う。
【0028】
位置登録に際し、移動ノードMNは、リンク上のアクセスルータARから、サブネットプレフィックスをルータ公示(RA:Router Advertisement)メッセージとして受信し、このRAに含まれたサブネットプレフィックスと自機固有の情報とを組み合わせることによってCoAを生成する。移動ノードMNは、自機が移動する度に移動先のリンク上のルータから送信されるRAに基づいてサブネットプレフィックスを取得し、CoAを更新する。
【0029】
そして、移動ノードMNは、接続更新(BU:Binding Update)メッセージをホームエージェントHAに対して送信し、このBUメッセージによってHoAとCoAの対応を示す接続情報をホームエージェントHAに通知する。ホームエージェントHAは、移動ノードMNから通知された接続情報に含まれたCoAに基づいて、通信相手から送信されたパケットを、アクセスルータARを経由して移動ノードMNに対して転送する。
【0030】
(移動ノードの構成)
図2は、本実施形態に係る移動ノードMNの機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、各移動ノードMNは、送受信機10と、処理装置20とを有している。送受信機10は、ホームエージェントHAに対してデータの送受信を行う通信モジュールである。
【0031】
処理装置20は、当該移動ノードMN宛のパケットを受信するパケット受信機能21と、受信したRAのパケット情報を基にサブネットプレフィックスの変更を発見するサブネットプレフィックス変更発見機能22と、接続更新BUに付加する送信遅延を算出するパケット送信遅延算出機能23と、算出した送信遅延を付加して送受信機10によりパケットを送信するパケット送信機能24とを備えている。
【0032】
パケット受信機能21は、送受信機10が受信したパケットの内容を解析し、そのパケットがRAであるか否かを判断し、RAである場合には、その解析結果をサブネットプレフィックス変更発見機能22に出力する。
【0033】
サブネットプレフィックス変更発見機能22は、受信したパケットに含まれたRAに基づいて、通信網に対する上位ノード(ここでは、アクセスルータAR)の接続状態(ルータナンバー等)を示すサブネットプレフィックスの変更を検出するモジュールであり、検出結果は、パケット送信遅延算出機能23に出力される。
【0034】
具体的に、このサブネットプレフィックス変更発見機能22は、前回受信したパケットに含まれていた情報を記憶する記憶手段を備えており、新規に受信したパケットに含まれている情報と、記憶された前回の情報とを比較し、その比較結果に基づいて前記サブネットプレフィックスの変更を検出するとともに、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合に、上位ノードのIPアドレスの変更を検出する。
【0035】
パケット送信遅延算出機能23は、サブネットプレフィックス変更発見機能22の検出結果に基づいて、送信するパケットの送信時期の遅延時間を算出するモジュールであり、本実施形態では、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合であって、且つ、上位ノードのMACアドレスに変更がないときに、任意の遅延時間(ここでは、最小値0msec、最大値tmsec(tは任意の実数)の間で一様分布に従ったランダム値)を算出し、それ以外のときには、遅延時間を0として算出する。
【0036】
パケット送信機能24は、パケット送信遅延算出機能23によって算出された遅延時間に基づいて、送受信機10によりパケット(CoA等を含むBU)を送信させるモジュールである。
【0037】
(パケット通信方法の手順)
以上の構成を有する本実施形態に係るノード装置を用いたパケット通信方法の手順は以下の通りである。図3は、パケット通信方法の手順を示すフローチャート図である。
【0038】
先ず、移動ノードMNのパケット受信機能21により、アクセスルータARから送信されるRAを送受信機10を通じて受信する(S101)。次いで、サブネットプレフィックス変更発見機能22において、受信したRAにより通知された新規のサブネットプレフィックスについて、前回受信したRAにより通知されたサブネットプレフィックスと比較し、相異するか否かを判断する(S102)。
【0039】
ステップS102において新規のサブネットプレフィックスと前回のサブネットプレフィックスとが相異する場合(ステップS102における”Yes”)、受信した新規のRAの送信元アドレス(MACアドレスなど)と、前回受信したRAの送信元アドレスとを比較する(S103)。ここで比較されるRAの送信元アドレスとしては、RAの送信元ルータのネットワーク層アドレス、リンク層アドレスのどちらを用いてもよい。
【0040】
一方、ステップS102において、新規のサブネットプレフィックスと前回のサブネットプレフィックスとが同一である場合(ステップS102における”No”)、後段の処理は行わず、ループ処理により次のパケットが受信されるまで待機状態となる。
【0041】
ステップS103において、新規の送信元アドレスと前回受信した送信元アドレスとが同一である場合(ステップS103における”Yes”)、アクセスルータARのサブネットプレフィックスの変更が、ルータネットワーク層におけるIPアドレスの再設定(Router Renumbering)による変更であると判定し(S104)、パケット送信遅延算出機能23において、移動ノードMNが、CoA更新後にホームエージェントHA、もしくはMAPに送信するBUに付加する送信遅延を算出する(S106)。本実施形態において、この送信遅延は、最小値0msec、最大値tmsec(tは任意の実数)の間で一様分布に従いランダムに算出する。
【0042】
その後、移動ノードMNのパケット送信機能24は、パケット送信遅延算出機能23が算出した送信遅延を付加してBUを送受信機10によりホームエージェントHA、もしくはMAPに送信する(S108)。この結果、図4(a)に示すように、各移動ノードMNからのBUが分散されて、HA等に送信されることとなる。
【0043】
一方、ステップS103において、新規の送信元アドレスと前回受信した送信元アドレスとが異なる場合(ステップS103における”No”)、アクセスルータARのサブネットプレフィックスの変更がハンドオフによる変更であると判定し(S105)、パケット送信遅延算出機能23において、移動ノードMNがCoA更新後にホームエージェントHA、もしくはMAPに送信するBUに付加する送信遅延を0msecとして算出する(S107)。
【0044】
その後、移動ノードMNのパケット送信機能24において、図4(b)に示すように、パケット送信遅延算出機能23が算出した送信遅延を付加せず、BUを送受信機10によりホームエージェントHA、もしくはMAPに即座に送信する(S108)。
【0045】
ステップS108以降は、ループ処理により前記ステップS101に戻り、次のパケットが受信されるまで待機状態となる。
【0046】
(作用・効果)
このような本実施形態に係る移動ノードMNを含むパケット通信システム及び方法によれば、上位ノード(ホームエージェントHA、モビリティアンカーポイントMAP、アクセスルータAR等)の識別番号(ルータナンバー等)が再設定されるなど、上位ノードの接続状態に変更がなされた際に、上位ノードに送信するBUに遅延を付加することにより、上位ノードに到達するBUを時間的に分散させることができ、上位ノードに対してパケットが短時間に集中することを回避することができる。
【0047】
特に、本実施形態では、ルータ公示(RA)メッセージの配信時において、移動ノードMNから上位ノード(ホームエージェントHAやモビリティアンカーポイントMAP)に送信される移動ノードMNの登録要求(CoAやHoA等を含むBU)について、送信遅延を付加するため、特に上位ノードに対するパケットの集中が発生しやすいRA発生時に、上位ノードへのパケット集中を回避することができる。
【0048】
さらに、上記実施形態においては、上位ノードのサブネットプレフィックスに変更があった場合であって、且つ当該移動ノードMNの接続先である上位ノードが変更されないとき、すなわち接続先である上位ノード自体に変更はないが、上位ノードのルータナンバー等のみに変更があった場合に限り、送信パケットの遅延を付加することができ、上記以外の場合、例えばハンドオーバーなどが発生した場合などに、不要な送信遅延が付加されるのを回避することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リンク上のルータがルータ再設定時によりサブネットプレフィックスを変更した場合に、移動ノードが送信するパケットにランダム送信遅延を付加し、パケットを時間的に分散して上位ノードに到達させるため、ルータと移動ノードが接続するリンク上でのBUの衝突や、ホームエージェントへのBUの集中を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパケット通信システムの全体構造を模式的に示す概念図である。
【図2】実施形態に係る移動ノード装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態に係るパケット通信システムの動作を示すフローチャート図である。
【図4】実施形態において移動ノードから送信されるBUの遅延処理を示す説明図である。
【符号の説明】
A1〜A3…エリア
AR…アクセスルータ
BU…接続更新
CoA…気付アドレス
HoA…ホームアドレス
HA…ホームエージェント
MAP…モビリティアンカーポイント
MN…移動ノード
10…送受信機
20…処理装置
21…パケット受信機能
22…サブネットプレフィックス変更発見機能
23…パケット送信遅延算出機能
24…パケット送信機能

Claims (16)

  1. 上位ノードを介して通信網に対しパケットの送受信を行うノード装置であって、
    前記パケットを受信するパケット受信機能と、
    受信した前記パケットに含まれた情報に基づいて、前記通信網に対する前記上位ノードの接続状態を示すサブネットプレフィックスの変更を検出するプレフィックス変更検出機能と、
    接続先の前記上位ノードを切替えるハンドオフの発生を検出するハンドオフ発生検出機能と、
    前記プレフィックス変更検出機能の検出結果及び前記ハンドオフ発生検出機能の検出結果に基づいて、前記上位ノードへ送信すべき前記パケットの送信時期の遅延時間を算出する遅延算出機能と、
    算出された遅延時間に基づいて前記パケットを送信する送信機能と
    を備えることを特徴とするノード装置。
  2. 前記受信機能により受信されるパケットは、当該ノード装置が接続される上位ノードの前記通信網上におけるIPアドレスの状態通知であることを特徴とする請求項1に記載のノード装置。
  3. 前記送信機能により送信されるパケットは、当該ノード装置が接続される上位ノードに対する、当該ノード装置の通信網上におけるIPアドレスの登録要求であることを特徴とする請求項1又は2に記載のノード装置。
  4. 前記プレフィックス変更検出機能は、前回受信したパケットに含まれていた情報を記憶し、新規に受信したパケットに含まれている情報と、記憶された前回の情報とを比較し、その比較結果に基づいて前記サブネットプレフィックスの変更を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のノード装置。
  5. 前記変更検出機能は、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合に、上位ノードのIPアドレスの変更を検出することを特徴とする請求項4に記載のノード装置。
  6. 前記遅延算出機能は、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合であって、且つ、前記上位ノードのMACアドレスに変更がないときに、任意の遅延時間を算出し、それ以外のときには、前記遅延時間を0として算出することを特徴とする請求項5に記載のノード装置。
  7. 前記通信網は、階層的に配置された複数のノードにより構成され、前記上位ノードは、当該ノードが接続される直上の上位ノードであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のノード装置。
  8. 前記ノード装置は、前記通信網に対して移動可能に接続された移動ノードであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のノード装置。
  9. 上位ノードを介して通信網に対しパケットの送受信を行うパケット通信方法であって、
    前記通信網に接続されるノード装置において前記パケットを受信するステップと
    受信した前記パケットに含まれた情報に基づいて、前記通信網に対する前記上位ノードの接続状態を示すサブネットプレフィックスの変更を検出するステップと
    接続先の前記上位ノードを切替えるハンドオフの発生を検出するステップと、
    前記検出するステップによる検出結果に基づいて、前記上位ノードへ送信すべき前記パケットの送信時期の遅延時間を算出するステップと
    算出された遅延時間に基づいて前記パケットを送信するステップと
    を備えることを特徴とするパケット通信方法。
  10. 前記受信するステップにより受信されるパケットは、当該ノード装置が接続される上位ノードの前記通信網上におけるIPアドレスの状態通知であることを特徴とする請求項9に記載のパケット通信方法。
  11. 前記送信するステップにより送信されるパケットは、前記ノード装置が接続される上位ノードに対する、前記ノード装置のIPアドレスの登録要求であることを特徴とする請求項9又は10に記載のパケット通信方法。
  12. 前記サブネットプリフィックスの変更を検出するステップでは、前回受信したパケットに含まれていた情報を記憶し、新規に受信したパケットに含まれている情報と、記憶された前回の情報とを比較し、その比較結果に基づいて前記サブネットプレフィックスの変更を検出することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のパケット通信方法。
  13. 前記サブネットプリフィックスの変更を検出するステップは、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合に、上位ノードのIPアドレスの変更を検出することを特徴とする請求項12に記載のパケット通信方法。
  14. 前記算出するステップでは、新規に受信したパケットに基づくサブネットプレフィックスと、記憶された前回の情報に基づくサブネットプレフィックスとが異なる場合であって、且つ、前記上位ノードのMACアドレスに変更がないときに、任意の遅延時間を算出し、それ以外のときには、前記遅延時間を0として算出することを特徴とする請求項13に記載のパケット通信方法。
  15. 前記通信網は、階層的に配置された複数のノードにより構成され、前記上位ノードは、当該ノードが接続される直上の上位ノードであることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載のパケット通信方法。
  16. 前記ノード装置は、前記通信網に対して移動可能に接続された移動ノードであることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載のパケット通信方法。
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