JP3993432B2 - Vehicle door mirror device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアミラー装置に関するものであり、特に、手動式の格納機構を有する車両用ドアミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、車両用ドアミラー装置、特に、手動式の格納装置を有するものは、例えば図5に示す如く、ミラー本体を保持するとともにハウジングケースへの連結部材の役目を果たすフレーム10と、その一端側に設けられた中空状のピボット部110に係合するシャフト部210を有するものであって上記フレーム10との間において相対回転運動をするように形成されたピボットシャフト20と、当該ピボットシャフト20の下端部に形成されたフランジ部230に係合して本ドアミラーアセンブリをドア側に取付ける役目を果たすベース30と、からなることを基本とするものである。このような基本構成からなるものにおいて、上記ピボットシャフト20のシャフト部210とフレーム10のピボット部110との間には、上記フレーム10を上記ピボットシャフトのフランジ部230側へ押し付け、両者間においてシャフト部210の軸線方向へのガタが生じないように押圧力を発揮するスプリング50が設けられるようになっているものである。また、上記ピボットシャフト20のフランジ部230と上記ピボット部110の下端面との間には、フレーム10とピボットシャフト20との間の相対回転位置を決めるものであってボール並びに上記フランジ部230の上面に設けられた凹陥部からなる位置決め機構60が設けられるようになっているものである。このような構成を採ることによって、上記フレーム10に回転力が付与されると、フレーム10は上記ピボットシャフト20を中心にして回転運動をして所定の格納作動が行われるとともに、上記位置決め機構60の作用により、所定の位置に固定されるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものにおいては、上記ピボットシャフト20を中心にしてフレーム10の組付け作業等が行われるようになっているとともに上記ピボットシャフト20のシャフト部210とフレーム10のピボット部110との間においては互いの係合面が所定の角度を有するテーパ面にて形成されるようになっているものである。このような観点から、上記ピボットシャフト20は、全体がアルミニウム合金製のダイキャスト品等のダイキャスト製品にて形成されるようになっているのが一般的である。従って、本ピボットシャフトとしては、部品製造原価が高くならざるを得ないと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、上記ピボットシャフトをダイキャスト製品以外の部品からなるようにした低価格品あるいは軽量化品等からなる車両用ドアミラー装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、ドア側に取付けられるものであって本ドアミラー装置の格納作動の基礎をなすベースと、当該ベースに対して相対回転運動が可能なように設けられるものであってミラー本体及びハウジング等の取付けられる基盤を成すフレームと、からなる車両用ドアミラー装置に関して、上記ベースの一部に円錐台状の形態からなるとともに中空状の形態からなるマウント部を設け、一方、上記フレームの一部には上記マウント部と係合するものであって上記マウント部に形成された円錐台状外径面に係合するように形成された内径テーパ面を有する中空状のピボット部を設け、このようなピボット部を上記円錐台状マウント部のところに係合させるとともに、鋼製のストレートパイプ状部材からなるものであってその両端部のところにはフランジ部を有するピボットシャフトを上記ピボット部及びマウント部の中空状内径部のところに設けるようにし、更に、当該ピボットシャフトの上端部側に形成されるフランジ部と上記ピボット部の上端面との間に当該ピボット部と上記マウント部とが密着し合うように押圧力を付与するスプリングを設けるようにし、このような構成からなる上記ピボットシャフトを上記ピボット部及びマウント部の中空状内径部内に装着するとともに、本ピボットシャフトの下端部側であってフランジ部の設けられていない方の端部のところにカーリング手段を含む所定の塑性加工手段にてフランジ部またはフランジ部兼用のバネ反力付与部を形成させ、これによって上記テーパ面からなるピボット部とマウント部との間を密着させるようにするとともに、上記ピボット部の下端面と上記マウント部の基礎を成すベースの上端面側であって上記ピボット部の下端面と相対向する面との間には所定の隙間が設けられるようにした構成を採ることとした。
【0005】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記ピボットシャフトを鋼製のストレートパイプを基礎に形成させることができるようになり、ピボットシャフトの軽量化並びにその製造コストの低減化を図ることができるようになる。その結果、手動式格納機構を有するドアミラー装置の製造コストの低減化及び軽量化等を図ることができるようになる。
【0006】
また、本発明においては、ドア側に取付けられるものであって本ドアミラー装置の格納作動の基礎をなすベースと、当該ベースに対して相対回転運動が可能なように設けられるものであってミラー本体及びハウジング等の取付けられる基盤を成すフレームと、からなる車両用ドアミラー装置に関して、上記ベースの一部に円錐台状の形態からなるとともに中空状の形態からなるマウント部を設け、一方、上記フレームの一部には上記マウント部と係合するものであって上記マウント部に形成された円錐台状外径面に係合するように形成された内径テーパ面を有する中空状のピボット部を設け、このようなピボット部を上記円錐台状マウント部のところに係合させるとともに、鋼製のストレートパイプ状部材からなるものであってその両端部のところにはフランジ部を有するピボットシャフトを上記ピボット部及びマウント部の中空状内径部のところに設けるようにし、更に、当該ピボットシャフトの上端部側に形成されるフランジ部と上記ピボット部の上端面との間に当該ピボット部とマウント部とが密着し合うように押圧力を付与するスプリングを設けるようにした構成を採ることとした。
【0007】
従って、本発明のものにおいては、ピボットシャフト及びドアミラー装置全体の軽量化並びに製造コストの低減化を図ることができるようになる。これらに加えて、更に本発明のものにおいては、上記ピボット部とマウント部との間をお互いに密着させるように作用するスプリングが設けられるようになっているので、フレームのピボット部は常にベースのマウント部側に向かって押し付けられるようになり、両者間においてガタ等が生じないようになる。その結果、フレームのピボットシャフトを中心軸とした回転運動、すなわち、本ドアミラーアセンブリの格納作動が円滑に行われるようになる。
【0008】
更に、本発明においては、上記ピボットシャフトを予め一方の端部側にのみフランジ部を形成させておくようにし、このようなピボットシャフトを上記ピボット部及びマウント部の中空状内径部内に装着するとともに、本ピボットシャフトのもう一方側の端部であってフランジ部の設けられていない方の端部のところにカーリング手段を含む所定の塑性加工手段にてフランジ部またはフランジ部兼用のバネ反力付与部を形成させ、これによって上記テーパ面からなるピボット部とマウント部との間を密着させるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、ピボットシャフトを主体としたピボット部周りの組付作業(組立作業)がスチール製パイプのカーリング手段を初めとした塑性加工手段にて行われるようになり、本格納機構の形成工程が簡略化されるようになる。その結果、手動式格納機構を有するドアミラーアセンブリの組立工程の簡略化が図られるようになり、全体の製造コストの低減化が図られるようになる。
【0009】
次に、請求項2記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載の車両用ドアミラー装置に関して、上記スプリングをコイルスプリングまたは皿バネからなるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項1記載のものと同様、手動式格納機構を含むドアミラー装置全体の軽量化あるいは全体の組付工程(組立工程)の簡略化が図られるようになり、延いては製造コストの低減化が図られるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図4を基に説明する。本実施の形態に関するものの、その構成は、図1に示す如く、ミラー本体あるいはハウジング等の取付けられる基盤を成すフレーム1と、当該フレーム1の一方の端部側に設けられたピボット部11と係合するとともに、ドアミラー装置全体を車両用ドアに取付ける役目を果たすベース2と、当該ベース2に設けられる中空状のマウント部21と上記フレーム1に設けられた中空状のピボット部11との間にあって上記フレーム1の上記ベース2に対する相対回転運動を支持するピボットシャフト3と、当該ピボットシャフト3の周りに装着されるものであって上記フレーム1を上記ベース2側へ常時押し付けるように作用するスプリング5と、からなることを基本とするものである。
【0011】
このような基本構成からなるものにおいて、上記フレーム1は、全体がプラスチック材にて形成されるとともに、その一方の端部側には、図1及び図4に示す如く、中空状の形態からなるものであって内径側にはテーパ面からなるピボット部11が設けられるようになっているものである。そして、このテーパ面からなるピボット部11は、後に述べるベース2側のマウント部21と係合して当該マウント部21のテーパ面上を相対滑り運動するようになっているものである。また、このようなピボット部11の下方部のところには、図1及び図4に示す如く、複数の突起部12が下方に突出するように、かつ、ピボット部11の軸線に対して放射状に設けられるようになっているものである。そして、この突起部12は、後に述べるベース2に設けられたリセス部22に係合するようになっているものである。
【0012】
次に、このような構成からなるピボット部11と係合作用をするとともに、ドアミラー装置を車両用ドア側に取付ける役目を果たすベース2は、図1及び図3に示す如く、全体が所定のプラスチック材にて一体的に形成されるものであって、その一端側には、上記フレーム1に設けられたピボット部11と係合するマウント部21が設けられるようになっているものである。このマウント部21は、図1及び図3に示す如く、外形形状が円錐台状の形態からなるものであって、その中央部には中空部が形成されるようになっているものである。そして、上記円錐台状の形態からなる外径テーパ面は上記フレーム1に形成されたピボット部11の内径面と係合して、相対滑り運動をするようになっているものである。すなわち、ピボット部11のテーパ面とマウント部21のテーパ面との間においてはベアリング面が形成されるようになっているものである。そして、このようなテーパ面からなるマウント部21の下方部のところには、図3に示す如く、リング状の形態からなる受け面25が設けられるようになっているとともに、当該受け面25のところには、上記フレーム1のピボット部11周りに設けられた突起部12に対応するようにリセス部22が設けられるようになっている。従って、このリセス部22は凹陥状の形態からなるものであって、上記突起部11に対応して放射状に設けられるようになっているものである。
【0013】
このような構成からなるフレーム1側のピボット部11とベース2側のマウント部21との間には、図1に示す如く、これらの間を連結するようにピボットシャフト3が設けられるようになっている。このピボットシャフト3は、スチール製のストレートパイプを基礎に形成されるものであって、その両端部のところにはフランジ部31、32が設けられるようになっているものである。そして、このようなフランジ部31、32のうちのいずれか一方側のところには、図1に示す如く、スプリング5が設けられ、上記ピボット部11のテーパ面とマウント部21のテーパ面とにて形成されるベアリング面を密着させるようにしているものである。また、このようなピボットシャフト3がピボット部11とマウント部21との間に設けられることによって、当該ピボットシャフト3を軸にして上記フレーム1は上記ベース2に対して相対回転運動をすることができるようになり、これによってミラーの格納作動が行われることとなる。
【0014】
なお、このような構成からなるピボットシャフト3の装着手順としては、スチール製のストレートパイプを基礎に、そのいずれか一方の端部側に予めフランジ部31、32を形成させておき、このようなものを、例えば図1に示す如く、ベース2のマウント部21の内径部、及びフレーム1のピボット部11の内径部内に挿入するとともに、更には、コイルスプリング等からなるスプリング5を装着した状態において、上記フランジ部の設けられていない方の端末部のところをもって、所定の塑性加工手段にて新たにフランジ部を形成させるようにする。これによって、本ピボットシャフト3の軸線方向長さが設定され、上記スプリング5を初めとして、ピボット部11及びマウント部21等が上記両端部に設けられた両フランジ部31、32にて固定されることとなる。また、これによって、スプリング5のバネ反力が規制され、上記ピボット部11とマウント部21とは密着し合うようになる。従って、フレーム1とベース2との間にはガタ等が生じないようになり、ミラーの格納作動が円滑に行われるようになる。なお、このような装着手順(組付手順)に用いられる上記塑性加工手段としては、カーリング手段、パンチング手段、カシメ手段、あるいはプレス成形手段等の諸手段が考えられる。
【0015】
なお、上記スプリング5については、本実施の形態においてはコイルスプリングが挙げられているが、これに限定されるものではなく、この外に、皿バネ、あるいは、リング状の形態からなるとともにその円周方向に波打ち状に形成された部分を有する、いわゆるリング状の波板バネ等からなるものが挙げられる。また、このようなスプリング5を省略して、これに換わって別途バネ反力を発揮するように形成された部材を設けるようにしたものが考えられる。このようなものとしては、例えば図2に示す如く、ピボットシャフト3の一端側に設けられるフランジ部35を、半径方向断面形状においてS字状に変形させ、これによって撓み変形によるバネ反力を生じさせるようにしているものが挙げられる。このようなバネ反力を発揮するフランジ部35を設けることによって、ピボットシャフト3の、その軸線方向にバネ反力を生じさせるようにすることができるようになり、本来ここに設置されるスプリングと同じ機能を発揮させることができるようになる。
【0016】
次に、このような構成からなる本実施の形態のものについての、その作用等について説明する。まず、本実施の形態のものにおいては、ピボットシャフト3をスチール製のストレートパイプを基礎に形成させるようにしたので、従来のダイキャスト製品に比べて部品の製造原価の低減化を図ることができるようになる。また、ピボットシャフトを亜鉛ダイキャスト製品にて形成させた場合に比べて質量の軽減化を図ることができるようになる。更には、フレーム1及びベース2を初めとした組立工程をスチール製ストレートパイプの一端側を所定の塑性加工手段にて固定することによって行わせるようにしたので、サークリップの装着作業等が省略化されるようになり、本ミラーアセンブリ全体の組立作業の効率化を図ることができるようになる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、ドア側に取付けられるものであって本ドアミラー装置の格納作動の基礎をなすベースと、当該ベースに対して相対回転運動が可能なように設けられるものであってミラー本体及びハウジング等の取付けられる基盤を成すフレームと、からなる車両用ドアミラー装置に関して、上記ベースの一部に円錐台状の形態からなるとともに中空状の形態からなるマウント部を設け、一方、上記フレームの一部には上記マウント部と係合するものであって当該マウント部に形成された円錐台状外径面に係合するように形成された内径テーパ面を有する中空状のピボット部を設け、このようなピボット部を上記円錐台状マウント部のところに係合させるとともに、鋼製のストレートパイプ状部材からなるものであってその両端部のところにフランジ部を有するピボットシャフトを上記ピボット部及びマウント部の中空状内径部のところに設け、これによって上記ピボット部とマウント部とが密着して相対回転運動をするようにした構成を採ることとしたので、ピボットシャフトの軽量化並びにその製造コストの低減化を図ることができるようになった。その結果、手動式格納機構を有する車両用ドアミラー装置全体の製造コストの低減化及び軽量化等を図ることができるようになった。
【0018】
また、本発明においては、上記ピボットシャフトを、予め一方の端部側にのみフランジ部を形成させておくようにし、このようなピボットシャフトを上記ピボット部及びマウント部の中空状内径部内に装着するとともに、本ピボットシャフトのもう一方側の端部であってフランジ部の設けられていない方の端部のところにカーリング手段を含む所定の塑性加工手段にてフランジ部またはバネ反力付与部を形成させ、これによって上記テーパ面からなるピボット部とマウント部との間を密着させるようにした構成を採ることとしたので、ピボットシャフトを主としたピボット部周りの組付作業(組立作業)がスチール製パイプのカーリング手段を初めとした塑性加工手段にて行われるようになり、格納機構部の形成工程が簡略化されるようになった。その結果、手動式格納機構を有する車両用ドアミラーアセンブリの組立工程の簡略化が図られるようになり、ドアミラー装置全体の製造コストの低減を図ることができるようになった。
【0019】
また、本発明においては、上記ピボットシャフトのところに、フレーム側のピボット部とベース側のマウント部との間を密着させるように作用するスプリングを設けるようにしたので、フレームとベースとの間においてガタ等が生じないようになり、手動による格納作動を円滑に行わせることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す一部断面図である。
【図2】本発明の主要部を成すピボットシャフトについての、その変形例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の主要部を成すマウント部周りの全体構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の主要部を成すピボット部周りの全体構成を示す斜視図である。
【図5】従来例の全体構成を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム
11 ピボット部
12 突起部
2 ベース
21 マウント部
22 リセス部
25 受け面
3 ピボットシャフト
31 フランジ部
32 フランジ部
35 フランジ部
5 スプリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle door mirror device, and more particularly to a vehicle door mirror device having a manual storage mechanism.
[0002]
[Prior art]
A conventional vehicle door mirror device, in particular, a device having a manual storage device, as shown in FIG. 5, for example, holds a mirror body and serves as a connecting member to a housing case, and one end thereof. A pivot shaft 20 having a shaft portion 210 that engages with a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above-mentioned conventional one, the assembly work of the frame 10 is performed around the pivot shaft 20 and the shaft portion 210 of the pivot shaft 20 and the
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the following measures are taken in the present invention. That is, in the first aspect of the present invention, it is attached to the door side and is provided so as to be capable of relative rotational movement with respect to the base that forms the basis of the storing operation of the door mirror device. A vehicle door mirror device comprising a frame that forms a base to which a mirror body and a housing are attached, and a mount portion having a truncated cone shape and a hollow shape is provided on a part of the base, A hollow pivot having an inner diameter tapered surface that engages with the mount portion at a part of the frame and is formed to engage with a frustoconical outer diameter surface formed on the mount portion. And is made of a steel straight pipe-like member while engaging such a pivot portion with the truncated cone-shaped mount portion. A pivot shaft having a flange portion at its opposite ends to so that provided at the hollow inner diameter portion of the pivot portion and the mount portion Te, further, a flange portion formed on the upper end of the pivot shaft A spring for applying a pressing force is provided between the pivot portion and the upper end surface of the pivot portion so that the pivot portion and the mount portion come into close contact with each other. The flange portion or the flange is mounted by a predetermined plastic working means including a curling means at the lower end side of the pivot shaft and not provided with the flange portion. A spring reaction force application portion that is also used as a part is formed. And a predetermined gap is provided between the lower end surface of the pivot portion and the upper end surface side of the base that forms the basis of the mount portion and the opposite surface to the lower end surface of the pivot portion. It was decided to adopt the configuration that was made to be able to .
[0005]
By adopting such a configuration, in the present invention, the pivot shaft can be formed on the basis of a straight pipe made of steel, thereby reducing the weight of the pivot shaft and reducing its manufacturing cost. It becomes possible to plan. As a result, it is possible to reduce the manufacturing cost and weight of the door mirror device having the manual storage mechanism.
[0006]
Further , in the present invention, the mirror body is attached to the door side and is provided so as to be capable of relative rotational movement with respect to the base which is the base of the storage operation of the door mirror device. And a vehicle door mirror device comprising a base to be mounted such as a housing, etc., a part of the base is provided with a mount portion having a truncated cone shape and a hollow shape. A hollow pivot portion having an inner diameter tapered surface that is formed to engage with the mount portion and to engage with the frustoconical outer diameter surface formed on the mount portion is provided in part, Such a pivot portion is engaged with the truncated cone-shaped mount portion, and is made of a steel straight pipe-like member. Roller To a pivot shaft having a flange portion provided at the hollow inner diameter portion of the pivot portion and the mount portion, further, on the flange portion is formed on the end portion side of the pivot shaft and the pivot portion A configuration is adopted in which a spring for applying a pressing force is provided between the end surface and the pivot portion so that the pivot portion and the mount portion are in close contact with each other.
[0007]
Accordingly, in those of the present invention, so that it is possible to reduce the weight and manufacturing cost of the entire pivot shaft and door mirror device. In addition to these, in the present invention, since the spring that acts to bring the pivot portion and the mount portion into close contact with each other is provided, the pivot portion of the frame is always at the base. It comes to be pressed toward the mount side, and no play or the like occurs between them. As a result, the rotational movement about the pivot shaft of the frame as the central axis, that is, the retracting operation of the door mirror assembly is smoothly performed.
[0008]
Further, in the present invention, the pivot shaft is previously formed with a flange portion only on one end side, and such a pivot shaft is mounted in the hollow inner diameter portion of the pivot portion and the mount portion. The spring reaction force imparted to the flange portion or the flange portion is applied by a predetermined plastic working means including a curling means at the other end portion of the pivot shaft where the flange portion is not provided. A portion is formed, thereby adopting a configuration in which the pivot portion made of the tapered surface and the mount portion are brought into close contact with each other. By adopting such a configuration, in the present invention, the assembly work (assembly work) around the pivot part mainly composed of the pivot shaft is performed by the plastic working means such as the curling means of the steel pipe. As a result, the process of forming the storage mechanism is simplified. As a result, the assembly process of the door mirror assembly having a manual storage mechanism can be simplified, and the overall manufacturing cost can be reduced.
[0009]
Next, the invention described in
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the configuration of the present embodiment is related to a
[0011]
In such a basic structure, the
[0012]
Next, as shown in FIGS. 1 and 3, the
[0013]
As shown in FIG. 1, a
[0014]
In addition, as a mounting procedure of the
[0015]
In addition, although the coil spring is mentioned in this Embodiment about the said spring 5, it is not limited to this, In addition to this, it consists of a disk spring or a ring-shaped form, and its circle | round | yen Examples thereof include a so-called ring-shaped corrugated spring having a portion wavy in the circumferential direction. Further, it is conceivable that such a spring 5 is omitted and a member formed so as to exhibit a spring reaction force is provided instead. For example, as shown in FIG. 2, the
[0016]
Next, the operation and the like of this embodiment configured as described above will be described. First, in the present embodiment, since the
[0017]
【The invention's effect】
According to the present invention, a base which is attached to the door and forms the basis of the storage operation of the door mirror device, and is provided so as to be capable of relative rotational movement with respect to the base. A vehicle door mirror device comprising a frame that forms a base to which a housing or the like is attached, and a mount portion having a truncated cone shape and a hollow shape provided on a part of the base, The portion is provided with a hollow pivot portion having an inner diameter tapered surface which is engaged with the mount portion and is formed so as to be engaged with a frustoconical outer diameter surface formed on the mount portion. Such a pivot part is engaged with the frustum-shaped mount part, and is made of a straight pipe-like member made of steel, and at both ends thereof. A pivot shaft having a lunge portion is provided at the hollow inner diameter portion of the pivot portion and the mount portion, thereby adopting a configuration in which the pivot portion and the mount portion are in close contact with each other for relative rotation. Therefore, it is possible to reduce the weight of the pivot shaft and reduce its manufacturing cost. As a result, it has become possible to reduce the manufacturing cost and weight of the entire vehicle door mirror device having the manual storage mechanism.
[0018]
Further, in the present invention, the pivot shaft is previously formed with a flange portion only on one end side, and such a pivot shaft is mounted in the hollow inner diameter portion of the pivot portion and the mount portion. In addition, a flange or a spring reaction force applying portion is formed by a predetermined plastic working means including a curling means at the other end of the pivot shaft where no flange is provided. As a result, the pivot part consisting of the taper surface and the mount part are brought into close contact with each other, so that the assembly work around the pivot part, mainly the pivot shaft, is steel. It is performed by plastic working means such as curling means for pipe making, and the forming process of the storage mechanism is simplified. It was. As a result, the assembly process of the vehicle door mirror assembly having a manual storage mechanism can be simplified, and the manufacturing cost of the entire door mirror device can be reduced.
[0019]
Further, in the present invention, a spring is provided at the pivot shaft so that the pivot portion on the frame side and the mount portion on the base side are in close contact with each other. The backlash and the like are not generated, and the manual storage operation can be performed smoothly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional view showing an overall configuration of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a modification of the pivot shaft constituting the main part of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing an overall configuration around a mount portion constituting a main part of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing an overall configuration around a pivot portion constituting a main portion of the present invention.
FIG. 5 is a partial cross-sectional view showing an overall configuration of a conventional example.
[Explanation of symbols]
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