JP3990954B2 - 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及び情報配信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及び情報配信プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木構造的に管理された端末に対して、ルートサーバから各端末に対して個別にデータ配信する情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及び情報配信プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
CATV(Cable Television)は、同軸ケーブルや光ファイバ・ケーブルを用いてTV番組を分配するシステムである。CATVシステムで、TV信号などをCATVケーブルに送出する設備はヘッドエンド(headend)と呼ばれる。ヘッドエンド設備では、分配する番組をそれぞれのチャンネルの周波数に並べて、アクセスネットワークと呼ばれるケーブルに送信する。ケーブルは、幹線、分岐線、分配線の多段ツリーあるいは多段スター構造となっている。
これらの情報を管理する方法としてはこれまで、次のようなものがあった。
【0003】
例えば、特開平11−88396号公報には、複数のノードをケーブルで接続するネットワークにおいて、ノード構成情報を管理する装置が記載されている。ここでは、ネットワーク内のノード構成情報を管理するテーブルが、各ノード内に保持されており、ノード構成が更新するたびに、ノード構成情報を他のノードに送信し、ネットワーク内の各ノードが持つノード構成情報が矛盾しないようにするものである。
【0004】
また、特開平11−215135号公報には、複数のノードで構成される無線ネットワークの各通信路の品質を管理する方法が記載されている。ここでは、複数のノードからハブ局を選定し、ハブ局が無線ネットワーク内の通信路品質情報を一括管理する。無線ネットワーク内の各ノードは全ノードに対し、各自の管理情報を送信する。各ノードは無線バス内の全ノードの管理情報を受信、評価する。そして、ハブ局に対し管理情報結果を送信し、ハブ局はそれらの情報を通信品質情報テーブルに上書きする。
従来のCATVシステムでは、各端末の視聴可能・禁止を制御するために、制御すべき全端末の視聴制御データを放送局から周期的に配信している。この試聴制御データは、試聴番組のチャンネルとは別に配信される。
【0005】
図7は、放送局から周期的に配信される上記視聴制御データ(以下、制御データという)の構造を示す図である。
図7に示すように、制御データ1は、制御すべき端末のID2と、「どのチャンネルの視聴を可能し、禁止するか」という契約情報3とから構成されている。契約情報3は、各端末IDに対するチャンネル毎の試聴の可否を設定するものである。例えば、端末IDA1では、チャンネル1,2,4,n(nは任意の正の整数)については試聴可能であり、他のチャンネルは試聴できない。端末IDA2では、チャンネル1,2,5,nについては試聴可能であり、他のチャンネルは試聴できない。このような制御データ1が放送局から全端末に対して周期的に配信されており、各端末は自端末IDを持つ視聴制御データに従い動作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の情報配信システムにあっては、端末側で自分宛の端末IDの視聴制御データを受信するためには、自端末宛の視聴制御データが配信されるまで待たなければならない。このため端末の数が多くなると、自端末宛の視聴制御データを待つ時間が長くなり、結果として、端末の使用者は端末が本来の視聴状態になるまで、長い時間待たされることになるという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、端末の数が増えても速やかに自端末宛の制御データを受信できる情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及び情報配信プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報配信システムは、データをブロードキャスト配信するルートサーバと、該ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータを受信して、対応する一又は複数の端末に対して中継する複数の中間ノードと、中間ノードによって中継された前記ルートサーバからブロードキャスト配信されたデータを受信する端末とが木構造を構成し、前記ルートサーバから前記各端末に対してデータをブロードキャスト配信する情報配信システムであって、前記ルートサーバは、端末毎の制御データを端末固有の識別情報を付してブロードキャスト配信し、前記中間ノードは、当該ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信して、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自己の管理下にない端末宛の制御データを判別し、当該判別した自己の管理下にない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自己の管理下にある端末固有の識別情報が付された制御データに置き換えてから、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自己の管理下にある端末に対して中継する制御手段を備えることを特徴としている。
【0009】
前記ルートサーバは、センター放送局であり、前記中間ノードは、ローカル放送局、又は分配器であってもよい。
また、より好ましくは、前記ルートサーバは、前記端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを周期的にブロードキャスト配信するものであってもよく、前記中間ノードは、自己の管理下で複数の端末を管理するものであってもよい。
【0010】
また、前記中間ノードは、上位に上位中間ノード及びは下位に下位中間ノードを有するものであってもよい。
また、前記中間ノードは、前記ルートサーバからブロードキャスト配信されて既に中継済の、自己の管理下にある端末固有の識別情報が付された制御データを、配信済み制御データとして記憶する記憶手段をさらに備え、前記各中間ノードの制御手段は、前記自己の管理下にない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自己の管理下にある端末固有の識別情報が付された制御データに置き換えるにあたって、該記憶手段から配信済み制御データを読み出して置き換えることがより好ましい。
【0011】
また、前記記憶手段は、自己の管理下にある端末宛の識別情報が付された制御データを配信順に追加して記憶する一方、前記置き換えにあたって、当該追加した順が先の、自己の管理下にある端末宛の識別情報が付された制御データから、前記制御手段に読み出さるものであってもよく、前記記憶手段は、前記制御手段に読み出された制御データ、再度、追加して記憶されるものであってもよい。
また、前記記憶手段は、前記端末宛の識別情報が付された制御データ毎に、当該制御データが読み出された回数記憶され、当該読み出し回数が所定以上の制御データについては、前記再度の追加記憶禁止されるものであってもよい。
前記制御データは、前記ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータの中、各端末が受信できるデータの契約情報であってもよく、前記ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータは、複数の放送番組データであってもよい。
【0012】
本発明の情報配信装置は、自身と伝送接続されている端末に対して、ルートサーバからブロードキャスト配信されデータを受信して中継する情報配信装置であって、前記ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信して、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別し、当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換えてから、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する制御手段を備えることを特徴としている。
【0013】
本発明の情報配信方法は、自身と伝送接続されている端末に対して、ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータを受信して中継する情報配信方法であって、前記ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信する工程、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別する工程、当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換える工程、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する工程を有することを特徴としている。
【0014】
さらに、本発明は、コンピュータに、ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信する工程、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別する工程、当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換える工程、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する工程を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0015】
また、本発明は、コンピュータに、ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信する工程、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別する工程、当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換える工程、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する工程を実行させるためのプログラムである。
【0016】
これにより、例えば、CATVシステムように、センター放送局、ローカル放送局、分配器、端末というような木構造的にデータが配信される場合、データを中継する中間ノードのローカル放送局や分配器においては、自己の管理下にない端末宛の視聴制御データを配信する必要がないことから、この不必要な制御データを削除し、代わりに管理下の端末宛の制御データを挿入することにより、制御データの配信周期が短くなり、端末の待ち時間が短くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な情報配信システム、情報配信装置及び情報配信方法の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態の木(ツリー)構造的にデータを配信する情報配信システムの構成を示す図である。本実施の形態は、情報配信システムとしてCATVシステムに適用した例である。
図1において、情報配信システムは、放送番組等のデータを配信する木のルートとなるルートサーバ10、データを中継する一段以上の中間ノード20(情報配信装置)、データを受信する複数の端末30から構成された木構造を持つ。
【0019】
ルートサーバ10は、CATVシステムの場合は例えばセンター放送局であり、具体的にはセンター放送局に設置されたヘッドエンド(H/E)装置等のサーバ装置である。
【0020】
中間ノード20は、例えばセンター放送局、ローカル放送局、分配器、端末というような木構造的にデータが配信される場合、データを中継する中間ノードのローカル放送局や分配器である。図1では、中間ノード20は、中間ノードA,B,C,Dからなり、各中間ノードA,B,C,Dは、それぞれ自己の管理下に複数の端末を持つ。例えば、中間ノードAは、自己の管理下に端末A1,A2,A3,A4を持つ。中間ノード20の詳細な構成については図2及び図3により後述する。
【0021】
中間ノード20には、ソフトウェアが組み込まれており、ルートサーバ10から配信される全端末の制御データのうち、自己の管理下にない端末宛の制御データを削除し、代わりに管理下の端末宛の制御データを挿入する制御を行う。制御方法の詳細については、図6のフローにより後述する。
制御データは、図7に示すように、各端末の視聴可能・禁止を制御するために、センター放送局であるルートサーバ10から周期的に配信される視聴制御データである。
【0022】
端末30は、ケーブルモデム等からなる多数の端末であり、具体的にはCATVシステムに市販のテレビジョン受像機をつなぐためのセット・トップ・ボックス(Set-top Box)等の接続装置である。
ルートサーバ10は、一定の周期ごとに、図7に示す制御データ1を各端末に向けて木構造のネットワーク上に配布している。
【0023】
ここで、本実施の形態では、センター放送局等のルートサーバ10、ローカル放送局,分配器等の中間ノード20、各端末30という木構造のケーブル・ネットワークを示したが、木構造であればどのような構造でもよく、中間ノード20の上位に更に上位中間ノードが存在する、又は下位に下位中間ノードが存在するものでもよい。
【0024】
図2は、情報配信システムの中間ノードの構成を示すブロック図である。図1の中間ノードA,B,C,Dの制御部分は、同一構成をとるため中間ノードAの制御部分の構成を代表して示す。
図2において、中間ノード40は、ルートサーバ10又は上位中間ノードからのデータを受信する制御データ受信部41と、制御データの端末IDを管理下端末IDリストと比較して、受信した制御データが管理下の端末の制御データであるか否かを判定する一致判定部42と、自己の管理下にある管理下端末IDリストを記憶する管理下端末IDリスト記憶部45と、配信される制御データの中から自己の管理下にない端末宛の制御データを削除し、削除された制御データ位置に自己の管理下にある端末宛の制御データを挿入して制御データを管理下の端末宛の制御データに書き換える制御データ更新部43と、管理下の端末宛の制御データとして実際に配信された制御データであるアクティブ制御データを記憶するアクティブ制御データ管理部46(記憶手段)と、自己管理下端末宛制御データに書き換えられたデータを下位の中間ノード又は端末30に送信する制御データ送信部44とを備えて構成される。
【0025】
図3は、上記情報配信システムの中間ノードのハード的構成を示すブロック図である。本中間ノードの情報配信制御は、サーバやコンピュータなどすべての情報処理装置で実現することができる。
図3において、中間ノード50は、パソコン等の情報処理装置であり、装置全体の制御を行うCPU51(制御手段)、各種処理のプログラムを収めたROM52、RAM53、一定時間分のデータを一時的に蓄積するFIFO(first-in first-out)54(記憶手段)、日時時刻を計時、あるいは、一定時間の経過を計測するための計時部55、ハードディスクドライブ(HDD)等からなりアクティブ制御データを含む各種データを格納する外部記憶装置56、データ入力や各種機能の指示を行うためのキーボード及びマウス等のポインティングデバイス等で構成される入力部57、LCDディスプレイ及び各ドライバ等で構成され、送受信データの内容等を表示する表示部58、データを送受信する通信部59を備えて構成される。また、図示は省略するが、外部記録装置や各種機器を接続するためのインタフェースを備えている。
【0026】
CPU51は、情報配信処理などのアプリケーションの処理の実行を含む装置全体の制御を行うとともに、各制御部を総括して制御する。CPU51は、ROM52、RAM53及び電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)やFlash ROMなどを備え、制御プログラム、情報配信プログラム、制御データ、さらに中間ノード50の識別コード等の種々のデータを記憶する。EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、中間ノード50における各種の仕様を変更することができる。
【0027】
ROM52は、制御プログラムや通信プロトコル等の固定データを格納する読出し専用の半導体メモリである。RAM53は、データ送信処理に関するデータや演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROMからなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、中間ノード50における各種の仕様を変更することができる。
【0028】
FIFO54は、データの紛失や廃棄を行うことなしに、効率的な処理を行うために、データを一時的に蓄積し順に出力するためのバッファであり、高速動作が可能なフリップフロップやD−ラッチ等を用いる。FIFO54は、受け取ったクライアント端末の端末IDを逐次保存し、要求処理を順次実行できるようにするFIFO型の処理待ち要求リストであるアクティブ端末IDリストを格納する。
【0029】
外部記憶装置56は、ハードディスクドライブ(HDD)等のディスク装置のほか、例えば電源バックアップにより書き込まれた情報を保持するSRAM(Static RAM)カードや電源バックアップが不要なフラッシュメモリ等からなるコンパクトフラッシュ(CF)(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(登録商標)等である。この外部記憶装置56には、送信/受信したデータの経歴や、データを送信する可能性のある相手先等の各種データベースや、CPU51で利用するシステム定数(例えば、自機のアドレス)等が記録されている。
【0030】
通信部59は、木構造のネットワークを通してルートサーバ10又は上位中間ノードからの制御データ及び放送番組データを受け取り、自己が管理する端末に送信する。
以下、上述のように構成された情報配信システムの動作を説明する。
【0031】
本情報配信システムでは、図1に示すように、ルートサーバ10から制御データ1(図7参照)をブロードキャストし、中間ノード20が制御データ1を中継し、端末30が自端末宛の制御データを受信し、制御データによって許可された情報だけを受信することにより情報が配信される。制御データ1は、各端末を識別する端末ID2と、その端末にどの情報の受信を許可し、どの情報の受信を禁止するかという制御情報(図7では契約情報3)から構成され、全端末分のデータが繰り返して送られる。
【0032】
中間ノード20では、以下の動作を行う。図2において、ルートサーバ10もしくは上位中間ノードからの制御データは、制御データ受信部41で受信される。この受信された制御データの端末IDは、一致判定部42において、管理下端末IDリスト記憶部45に記憶されている管理下端末IDリストと比較され、制御データが自己の管理下の端末であるかどうかが判定される。
【0033】
管理下端末IDリストは、予め作成されて管理下端末IDリスト記憶部45に記憶されるものとする。例えば、端末を本情報配信システムに接続する時に、端末から端末に直接つながっている中間ノード、さらに上位の中間ノードへと、順々に端末IDを伝えることによって、各中間ノードで管理下端末IDリストを作成する。
【0034】
制御データ更新部43では、一致判定部42の判定結果に従って、受信した制御データを管理下の端末宛の制御データに書き換える。この制御データ更新は、管理下の端末宛の制御データとして実際に配信された制御データであるアクティブ制御データをアクティブ制御データ管理部46に記憶して用いることにより行う。すなわち、制御データ更新部43では、アクティブ制御データ管理部46を用いて、配信されるデータの中から自己の管理下にない端末宛のデータを削除するとともに、削除されたデータ位置に自己の管理下にある端末宛のデータを挿入する制御データ更新処理を行う。詳細な動作については、図4乃至図6により後述する。
【0035】
このように、実際に配信された制御データを用いることにより、ルートサーバ10と各中間ノード間で特別なデータ通信を行うことなく、ルートサーバ10で一括管理された制御情報(契約情報)を各中間ノードが得ることができる。
制御データ更新部43により自己管理下端末宛制御データに書き換えられたデータは、制御データ送信部44によって下位の中間ノード又は端末30に送信される。
【0036】
図4は、中間ノード20における制御データに対する更新処理を説明する図であり、管理下にない端末のデータを削除し、代わりに管理下の端末のデータを挿入する例である。
図4において、101は端末IDと契約情報とからなる各端末の入力制御データ列、102は制御データ更新途中の制御データ列、103は出力制御データ列である。また、太実線で表される制御データは、出力制御データ列として出力される各端末の制御データを示し、細実線で表される制御データは、自己の管理下にない端末宛の制御データ列として削除される制御データを示している。
【0037】
中間ノード20では、前記図2で述べた制御により、入力制御データ列101に対して、管理下にない端末宛制御データを削除する。管理下にない端末宛制御データを削除した状態は、制御データ列102の破線部に示される。
さらに、削除したデータの場所に管理下の端末宛のデータを追加し、出力制御データ列103を作成する。
【0038】
図4は、中間ノード20として、中間ノードAついての更新制御を例に採っており、入力制御データ列101から自己管理下にない端末IDC5,端末IDB5,端末IDD5とその契約情報を削除し、削除したデータ位置に自己管理下にある端末IDA4,IDA3,IDA7とその契約情報を追加して出力制御データ列103を作成する。
この結果、中間ノード20は、自己管理下の端末宛のデータだけを送信することになり、端末30から見ると、中間ノードが上記処理をせずに制御データを中継する従来例と比較して、自端末宛に制御データが送られる頻度が高くなる。
【0039】
図5は、上記アクティブ制御データ管理部46の動作例を示す図である。
図5において、アクティブ制御データ管理部46は、最近配信された管理下端末宛制御データの端末IDを記憶するアクティブ端末IDリスト201と、端末IDをキーとして制御情報(契約情報)を読み書きできる契約情報テーブル202とを備えて構成される。
【0040】
アクティブ端末IDリスト201は、自己の管理下にある端末宛の制御データを挿入する場合の、該当する端末IDを選ぶためのリストであり、管理下端末宛制御データの端末ID記憶領域201aと、その読み出し回数記憶領域201bとを有する。
【0041】
アクティブ端末IDリスト201は、配信順にデータが追加され、追加順にデータが読み出されるFIFOとして機能する。したがって、端末IDの読み出しは、実際の配信順に読み出されるようになる。アクティブ端末IDリスト201から出力された端末IDが、前記削除されたデータ位置に挿入される端末IDとなる。
【0042】
ここで、制御開始直後などで、管理下端末宛制御データが少ないときはアクティブ端末IDリスト201に空きが生じることが考えられる。FIFOに空きがあると、端末ID出力が行われないことになる。これを避けるため、読み出された端末IDを、再度アクティブ端末IDリスト201に追加することにより、アクティブ端末IDリスト201の記憶領域201aが空になることを防ぐ。このように、読み出された端末IDを、何度もFIFOに入れる構成としたため、端末IDを読み出した回数もカウントするようにする。図5では、アクティブ端末IDリスト201に追加時にアクティブ端末IDリスト201から読み出された回数も回数記憶領域201bに端末IDと同時に記憶し、その読み出し回数が閾値以上ならばアクティブ端末IDリスト201に追加できないようにすることにより、アクティブ端末IDリスト201の記憶容量を超えるデータ追加を防ぐことができる。また、古いデータを何度も追加しないようにすることでデータの質の向上や他の端末IDが追加される機会を増やすことができる。なお、上記読み出し回数の閾値は、中間ノード数以上あることが好ましい。
【0043】
一方、契約情報テーブル202は、自己の管理下にある端末IDの契約情報を、端末IDをキーとして入力して読み出すテーブルであり、管理下端末宛制御データの端末ID記憶領域202aと、その契約情報記憶領域202bとを有する。
【0044】
上記アクティブ制御データ管理部46では、自己の管理下の端末IDとその契約情報が入力されると、アクティブ端末IDリスト201には、配信順に端末IDが追加され、追加順に端末IDが読み出されると同時に、契約情報テーブル202では、該当する端末IDの契約情報が更新される。
上記アクティブ端末IDリスト201は、具体的には、図3に示すFIFO54により構成され、契約情報テーブル202は、具体的には、EEPROM又は電源バックアップされたRAM53により構成される。
【0045】
図5は、中間ノードAについてのアクティブ制御データ管理部46のアクティブ端末IDリスト作成及び契約情報更新例である。図5を用いて具体的に説明すると、アクティブ制御データ管理部46のアクティブ端末IDリスト201及び契約情報テーブル202には、中間ノードAの管理下にある端末IDAn及びその契約情報が入力される。
【0046】
アクティブ端末IDリスト201では、配信順に、端末IDA3,…,端末IDA2,端末IDA5,端末IDA8が追加され、ここでは端末IDA8が入力されて、端末IDA3が出力される(図5太実線部参照)。この読み出された端末IDA3が、前記削除されたデータ位置に挿入される端末IDとなる。また、この場合の端末IDA3の読み出し回数は、3回である。読み出し回数の閾値が、例えば、「4回」であれば、閾値以下であるため端末IDA3が再びアクティブ端末IDリスト201に追加されることになる。
【0047】
上記、アクティブ端末IDリスト201から出力された端末IDA3が、削除されたデータ位置に挿入される端末IDとなる。図5の矢印に示すように、この端末IDA3をキーとして、契約情報テーブル202から端末IDA3の契約情報が読み出される。
これにより、図4に示すように、自己管理下にない端末IDC5,端末IDB5,端末IDD5とその契約情報が削除されたデータ位置(この場合は、端末IDB5のデータ位置)に、上記端末IDA3及び契約情報が挿入される。
【0048】
図6は、中間ノード20の制御データ更新処理を示すフローチャートであり、図3のCPU51により実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
まず、ステップS1でルートサーバ10もしくは上位の中間ノードからの制御データを受信する。これは、図2の制御データ受信部41の制御データ受信に対応する。次いで、ステップS2で受信した制御データの端末IDについて管理下端末IDリスト中に一致するものがあるか否かを判定する。これは、図2の一致判定部42による管理下端末IDリスト記憶部45に記憶された管理下端末IDリストとの一致判定処理に対応する。
【0049】
管理下端末IDリストと一致するものがある場合は、管理下の端末であると判断してステップS3へ進む。ステップS3〜ステップS5は、図5で述べたアクティブ端末IDリスト201及び契約情報テーブル202の追加・更新処理を行うステップである。
【0050】
ステップS3では、受信した制御データの端末IDを、アクティブ制御データ管理部46のアクティブ端末IDリスト201の最後に追加する。この処理により、図5に示すアクティブ端末IDリスト201に配信順に制御データの端末IDが追加され、追加順にアクティブ端末IDリスト201から制御データの端末IDが読み出される。なお、前述したように、読み出された端末IDを、再度アクティブ端末IDリスト201に追加することにより、アクティブ端末IDリスト201の記憶領域201aが空になることが防がれる。また、端末IDを読み出した回数もカウントされる。
【0051】
ステップS4では、受信した制御データの端末IDの契約情報を契約情報テーブル202から読み出して、受信した制御データの契約情報と比較する。比較の結果、契約情報が一致すれば、契約情報テーブル202に変更がないと判断してステップS11へ進む。上記ステップS4で契約情報が不一致と判定されれば、契約情報が更新されたものとみなして、アクティブ制御データ管理部46の契約情報テーブル202を変更して、ステップS11へ進む。この処理により、アクティブ端末IDリスト201から読み出される端末IDをキーとして契約情報テーブル202の契約情報が書き換えられる。
【0052】
このように、受信した制御データが管理下端末IDリストと一致する場合には、図5に示すアクティブ端末IDリスト201及び契約情報テーブル202の更新が行われる。
一方、上記ステップS2で、管理下端末でないと判定されれば、ステップS6へ進む。
【0053】
ステップS6では、上記ステップS1で入力された制御データを削除する。例えば、図4の制御データ列102に示すように、入力制御データ列101から中間ノードAの管理下にない端末宛制御データ列(端末IDD5及びその契約情報、端末IDB5及びその契約情報、端末IDC5及びその契約情報)が削除される。
【0054】
次いで、ステップS7でアクティブ制御データ管理部46からアクティブ端末IDとその契約情報を読み出す。例えば、図5に示すように、端末IDA3が読み出され、この端末IDA3をキーとして、契約情報テーブル202から端末IDA3の契約情報が読み出される。
【0055】
ステップS8では、ステップS7で読み出したアクティブ端末IDについて、データの読み出し回数をチェックする。データの読み出し回数が閾値未満のときは、ステップS9で読み出したアクティブ端末IDを、アクティブ端末IDリスト201の最後に追加して、ステップS10に進む。また、ステップS8で読み出し回数が閾値以上であれば、そのままステップS10に進む。本実施の形態では、アクティブ端末IDリスト201の記憶領域201aが空になることを防ぐため、読み出された端末IDが、所定の閾値の回数になるまでは何度もアクティブ端末IDリスト201に追加するようにしている。
【0056】
ステップS10では、上記ステップS6において削除した制御データの代わりに、上記ステップS7で読み出した制御データを挿入してステップS11に進む。例えば、図4の出力制御データ列103に示すように、削除された制御データの位置に、アクティブ端末IDリスト201及び契約情報テーブル202から読み出した端末宛制御データ列(端末IDA7及びその契約情報、端末IDA3及びその契約情報、端末IDA4及びその契約情報)を挿入する。
【0057】
ステップS11では、受信した制御データが管理下の端末である場合の制御データ(ステップS3〜ステップS5における制御データ)、あるいは管理下の端末ではない場合に挿入される制御データ(ステップS7〜ステップS10における制御データ)を管理下にある端末に送信して本フローを終了する。これは、図2の制御データ送信部44の制御データ送信に対応する。
【0058】
以上述べたように、本実施の形態の情報配信システムは、放送番組等のデータを配信するルートサーバ10と、データを中継する中間ノード20と、データを受信する複数の端末30とが木構造を構成し、中間ノード40は、受信した制御データが管理下の端末の制御データであるか否かを判定する一致判定部42と、管理下端末IDリストを記憶する管理下端末IDリスト記憶部45と、制御データを管理下の端末宛の制御データに書き換える制御データ更新部43と、実際に配信された制御データを記憶するアクティブ制御データ管理部46と、自己管理下端末宛制御データに書き換えられたデータを端末30に送信する制御データ送信部44とを備え、中間ノード20では、ルートサーバ10から配信される制御データの中から自己の管理下にない端末宛の制御データを削除するとともに、削除した制御データ位置に自己の管理下にある端末宛の制御データを挿入するので、図4の出力制御データ列103に示すように、不必要な制御データに代えて自己の管理下の端末宛の有効な制御データが挿入されることにより、制御データの配信周期が短くなり、各端末が制御データを待つ時間が短くなる。
【0059】
すなわち、自端末宛の制御データが配信される頻度が増えるため、自端末宛の制御データを待つ時間が短くなり、結果として、端末の使用者は、視聴可能状態になるまでの時間が短縮され、使用者の満足感を向上させることができる。特に、将来、CATVシステムの加入者数が大幅に増加し、木構造的に管理される端末の数が著しく増えた場合にも速やかに自端末宛の制御データを受信できる効果を得ることができる。
【0060】
また、本実施の形態では、アクティブ端末IDリスト及び契約情報テーブルの作成・更新と、自己の管理下にない端末宛の制御データ削除及び管理下にある端末宛の制御データを挿入とを、FIFO54を用いて、1つのフロー(図6)により実現しているので、簡単な構成により低コストで実現することができる。なお、前記アクティブ端末IDリスト及び契約情報テーブルの作成・更新処理と、前記制御データ削除及び制御データを挿入処理とを別個の処理フローとしてもよいことは言うまでもない。この場合、アクティブ端末IDリスト及び契約情報テーブルから読み出される制御データが、自己の管理下にある各端末間で偏りがなく均等に出力されるようにすることがより好ましい。
【0061】
なお、上記実施の形態では、CATVシステムの情報配信システム、情報配信装置及び中間ノードに適用した例であるが、木構造的に管理された端末に対して、ルートサーバから各端末に対して個別にデータ配信する情報配信システムであればどのような装置及び方法にも適用可能である。また、データ送受信のできる装置として、パソコンに代表される情報機器機能に融合された装置であってもよく、全てのシステムに適用可能である。また、配信データの内容は、視聴番組に限らずどのようなものであってもよい。
【0062】
また、本実施の形態では情報配信システム、情報配信装置、中間ノード及び情報配信方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、情報管理システム、通信制御装置、通信制御方法等であってもよい。同様に、サーバは、商用のコンテンツ情報を配信するサーバであってもよい。
また、上記情報配信システムを構成する各装置、例えばヘッドエンドやネットワーク、中間ノードの段数、端末の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
【0063】
さらに、上記サーバ、クライアントを構成するシステムの制御装置、記憶装置等の種類、各蓄積部を構成するデータベースに記憶されるデータの種類などは前述した実施の形態に限られない。また、端末に用いられる通信方式は、CATVに限らず、BSデジタル放送等どのような方式でもよい。
【0064】
以上説明した情報配信システムでは、この処理装置を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、メインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてプログラム読取装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0065】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、例えばPCカード(SRAMカード)のほか、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0066】
また、本実施の形態においては、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。また、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、ハブ局と複数のノードで構成した無線バスのノード構成情報をハブ局が集中管理し、すべてのノードと最新のノード構成情報を共有することができる。
自己の管理下にない端末宛の制御データを削除し、管理下の端末宛の制御データを挿入する構成としたので、不必要な制御データを減らして有効な制御データの配信周期を短くすることができ、端末の待ち時間を短縮することができる。
また、木構造的に管理された端末の数が増えても速やかに自端末宛の制御データを受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報配信システムの構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の情報配信システムの中間ノードの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の情報配信システムの中間ノードのハード的構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の情報配信システムの中間ノードにおける制御データに対する更新処理を説明する図である。
【図5】本実施の形態の情報配信システムのアクティブ制御データ管理部の動作例を示す図である。
【図6】本実施の形態の情報配信システムの中間ノードの制御データ更新処理を示すフローチャートである。
【図7】放送局から周期的に配信される視聴制御データの構造を示す図である。
【符号の説明】
10 ルートサーバ
20,40,50 中間ノード(情報配信装置)
30 端末
41 制御データ受信部
42 一致判定部
45 管理下端末IDリスト記憶部
43 制御データ更新部
46 アクティブ制御データ管理部(記憶手段)
44 制御データ送信部
51 CPU(制御手段)
52 ROM
53 RAM
54 FIFO(記憶手段)
55 計時部
56 外部記憶装置
57 入力部
58 表示部
59 通信部
101 入力制御データ列
102 制御データ列
103 出力制御データ列
201 アクティブ端末IDリスト
202 契約情報テーブル
201a,202a 端末ID
201b 読み出し回数
202 契約情報テーブル
202b 契約情報

Claims (15)

  1. データをブロードキャスト配信するルートサーバと、該ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータを受信して、対応する一又は複数の端末に対して中継する複数の中間ノードと、中間ノードによって中継された前記ルートサーバからブロードキャスト配信されたデータを受信する端末とが木構造を構成し、
    前記ルートサーバから前記各端末に対してデータをブロードキャスト配信する情報配信システムであって
    前記ルートサーバは、端末毎の制御データを端末固有の識別情報を付してブロードキャスト配信し、
    前記中間ノードは、当該ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信して、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自己の管理下にない端末宛の制御データを判別し、当該判別した自己の管理下にない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自己の管理下にある端末固有の識別情報が付された制御データに置き換えてから、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自己の管理下にある端末に対して中継する制御手段
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記ルートサーバは、センター放送局であり、前記中間ノードは、ローカル放送局、又は分配器であることを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  3. 前記ルートサーバは、前記端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを周期的にブロードキャスト配信することを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  4. 前記中間ノードは、自己の管理下で複数の端末を管理することを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  5. 前記中間ノードは、上位に上位中間ノード及びは下位に下位中間ノードを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  6. 前記中間ノードは、前記ルートサーバからブロードキャスト配信されて既に中継済の、自己の管理下にある端末固有の識別情報が付された制御データを、配信済み制御データとして記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記各中間ノードの制御手段は、前記自己の管理下にない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自己の管理下にある端末固有の識別情報が付された制御データに置き換えるにあたって、該記憶手段から配信済み制御データを読み出して置き換える
    ことを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  7. 前記記憶手段は、自己の管理下にある端末宛の識別情報が付された制御データを配信順に追加して記憶する一方、前記置き換えにあたって、当該追加した順が先の、自己の管理下にある端末宛の識別情報が付された制御データから、前記制御手段に読み出さることを特徴とする請求項6記載の情報配信システム。
  8. 前記記憶手段は、前記制御手段に読み出された制御データ、再度、追加して記憶されることを特徴とする請求項7記載の情報配信システム。
  9. 前記記憶手段は、前記端末宛の識別情報が付された制御データ毎に、当該制御データが読み出された回数記憶され、当該読み出し回数が所定以上の制御データについては、前記再度の追加記憶禁止されることを特徴とする請求項8記載の情報配信システム。
  10. 前記制御データは、前記ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータの中、各端末が受信できるデータの契約情報であることを特徴とする請求項1、3、6、7、8又は9のいずれか一項に記載の情報配信システム。
  11. 前記ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータは、複数の放送番組データであることを特徴とする請求項1又は10に記載の情報配信システム。
  12. 自身と伝送接続されている端末に対して、ルートサーバからブロードキャスト配信されデータを受信して中継する情報配信装置であって、
    前記ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信して、当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別し、当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換えてから、当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する制御手段
    を備えることを特徴とする情報配信装置。
  13. 自身と伝送接続されている端末に対して、ルートサーバからブロードキャスト配信されるデータを受信して中継する情報配信方法であって、
    前記ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信する工程、
    当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別する工程、
    当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換える工程、
    当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する工程
    を有することを特徴とする情報配信方法。
  14. コンピュータに、
    ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信する工程、
    当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付された端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別する工程、
    当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換える工程、
    当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する工程
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. コンピュータに、
    ルートサーバからブロードキャスト配信される端末固有の識別情報が付された端末毎の制御データを受信する工程、
    当該受信した端末毎の制御データの中から、当該受信した端末毎の制御データに付され た端末固有の識別情報を基に、自身と伝送接続されていない端末宛の制御データを判別する工程、
    当該判別した自身と伝送接続されていない端末宛の識別情報が付された制御データを、既に中継済の自身と伝送接続されている端末固有の識別情報が付された制御データに置き換える工程、
    当該置き換えの済んだ前記ブロードキャスト配信された端末毎の制御データを、自身と伝送接続されている端末に対して中継する工程
    実行させるためのプログラム。
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