JP3990198B2

JP3990198B2 - Hood tilt mechanism

Info

Publication number: JP3990198B2
Application number: JP2002170356A
Authority: JP
Inventors: 健監物
Original assignee: Hino Motors Ltd
Current assignee: Hino Motors Ltd
Priority date: 2002-06-11
Filing date: 2002-06-11
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2022-06-11
Also published as: JP2004010004A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フードティルト機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図３に示す如く、中型トラック等のボンネット車１においては、車両前端の下方位置を傾動軸Ａとして前方に展開したフード２をストッパケーブル３により所定のティルト姿勢（図中に二点鎖線で示す姿勢）に保持するようにしたフードティルト機構が備えられており、前記ストッパケーブル３は、フード２の後方下面の左右位置とラジエータ４の左右上端部との間を連結するようになっている。
【０００３】
より具体的には、図４及び図５に示す如く、ラジエータ４の左右上端部と各ストッパケーブル３の基端部との連結が、前記ラジエータ４の両側面のフレーム５上端部に装着されたブラケット６を介して行われるようになっており、各ストッパケーブル３の基端部に装備されたシャックル７が各ブラケット６の上端部に対し傾動自在にピン連結されている。
【０００４】
ここで、前記各フレーム５は、アッパタンク８の左右端と図示しないロアタンクの左右端とを上下方向に連結する強度部材であり、これら左右のフレーム５に挟まれたアッパタンク８とロアタンクの相互間には、放熱フィンを具備した多数の水管が林立して冷却水の放熱部９が構成されるようになっている。
【０００５】
他方、フード２の後方下面の左右位置と各ストッパケーブル３の先端部との連結は、前記フード２の後方下面の左右に装着されたブラケット１０を介して行われるようになっており、各ストッパケーブル３の先端部に装備されたシャックル１１が各ブラケット１０に対し傾動自在にピン連結されている。
【０００６】
尚、図５中における１２はエンジン、１３は該エンジン１２前面の冷却ファン、１４はラジエータ４裏面のシュラウド（導風覆い）を夫々示している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した如き従来構造においては、フード２を前方に展開してストッパケーブル３により所定のティルト姿勢に保持した際に、フード２の傾き等に起因した左右のストッパケーブル３の張力差によりラジエータ４側の各ブラケット６に捩じれモーメントが作用し易く、該各ブラケット６にかかる負担が大きいという問題があった。
【０００８】
また、図５に示すラジエータ４の上端部と閉時のフード２下面との間に空く隙間ｘに関し、従来構造では何ら格別な措置を講じていなかったが、ここに隙間ｘが生じていることにより、エンジン１２前面の冷却ファン１３に吸引されてラジエータ４及びシュラウド１４を通過した熱風がラジエータ４上側で前方に吹き返す現象が起こり、ラジエータ４に熱風が再び吸い込まれて該ラジエータ４での冷却水の冷却効率が低下するという問題があった。
【０００９】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、左右のストッパケーブルの張力差によりラジエータ側の各ブラケットにかかる負担を従来より軽減し且つラジエータ通過後の熱風の吹き返しを防止し得るようにしたフードティルト機構を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ボンネット車のフード後方下面の左右位置とラジエータの左右上端部との間をストッパケーブルで連結し、該各ストッパケーブルにより前方に展開したフードを所定のティルト姿勢に保持するようにしたフードティルト機構において、ラジエータの左右上端部に夫々装着されて各ストッパケーブルの基端部を傾動自在に保持するブラケットの相互間を車幅方向に延在するビームにより連結し、該ビームの前側部分を全長に亘り曲げ起こしてラジエータ通過後の熱風の吹き返しを防ぐ防風堤として形成したことを特徴とするものである。
【００１１】
而して、このようにすれば、ラジエータの左右上端部の各ブラケットが、前側部分を全長に亘り曲げ起こした略Ｌ字形断面のビームにより連結される結果、左右のストッパケーブルの張力差による捩じれモーメントに対し大幅な強度向上が図られ、各ブラケットにかかる負担が従来より大幅に軽減される。
【００１２】
しかも、ビームの曲げ起こされた前側部分から成る防風堤が、ラジエータ通過後の熱風の吹き返しを防ぐので、ラジエータに熱風が再び吸い込まれて該ラジエータでの冷却水の冷却効率が低下する虞れがなくなる。
【００１３】
更に、本発明においては、防風堤の上側に該防風堤と閉時のフード下面との間の隙間を削減し得るようラバーシートを全長に亘り装着すると良く、このようにすれば、相対動するラジエータ側とフード側との間で、防風堤と閉時のフード下面との間の隙間を可能な限り詰めて最小限の隙間とすることが可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【００１５】
図１及び図２は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図３〜図５と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【００１６】
図１及び図２に示す如く、本形態例においては、ラジエータ４の左右上端部に夫々装着されて各ストッパケーブル３の基端部を傾動自在に保持するブラケット６の相互間を車幅方向に延在するビーム１５により連結し、該ビーム１５の前側部分を全長に亘り曲げ起こしてラジエータ４通過後の熱風の吹き返しを防ぐ防風堤１６として形成している。
【００１７】
しかも、前記防風堤１６の上側には、該防風堤１６と閉時のフード２下面との間の隙間を削減し得るようラバーシート１７が全長に亘り装着されており、相対動するラジエータ４側とフード２側との間で、防風堤１６と閉時のフード２下面との間の隙間を可能な限り詰めるようにしている。
【００１８】
而して、このようにすれば、ラジエータ４の左右上端部の各ブラケット６が、前側部分を全長に亘り曲げ起こした略Ｌ字形断面（図２参照）のビーム１５により連結される結果、左右のストッパケーブル３の張力差による捩じれモーメントに対し大幅な強度向上が図られ、各ブラケット６にかかる負担が従来より大幅に軽減される。
【００１９】
しかも、ビーム１５の曲げ起こされた前側部分から成る防風堤１６が、ラジエータ４通過後の熱風の吹き返しを防ぐので、ラジエータ４に熱風が再び吸い込まれて該ラジエータ４での冷却水の冷却効率が低下する虞れがなくなる。
【００２０】
従って、上記形態例によれば、各ブラケット６を略Ｌ字形断面のビーム１５で連結したことにより、捩じれモーメントに対する大幅な強度向上を図ることができるので、左右のストッパケーブル３の張力差によりラジエータ４側の各ブラケット６にかかる負担を著しく軽減することができる。
【００２１】
しかも、ビーム１５の前側部分の防風堤１６によりラジエータ４通過後の熱風の吹き返しを防止することができるので、ラジエータ４に再び吸い込まれる熱風を著しく低減化し得て前記ラジエータ４の冷却効率を従来より大幅に向上することができる。
【００２２】
また、特に本形態例においては、防風堤１６の上側に該防風堤１６と閉時のフード２下面との間の隙間を削減し得るようラバーシート１７を全長に亘り装着しているので、相対動するラジエータ４側とフード２側との間で、防風堤１６と閉時のフード２下面との間の隙間を可能な限り詰めて最小限の隙間とすることができ、ラジエータ４の冷却効率をより一層向上することができる。
【００２３】
即ち、ラバーシート１７が装着されていない状態では、相対動するラジエータ４側とフード２側との間で、防風堤１６と閉時のフード２下面との接触が確実に回避できるような十分なクリアランスを確保する必要があるが、ラバーシート１７が装着されていれば、このラバーシート１７がフード２下面に接触したとしても特に損傷の心配がないため、防風堤１６と閉時のフード２下面との間の隙間を可能な限り詰めて最小限の隙間とすることができるのである。
【００２４】
尚、本発明のフードティルト機構は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ラバーシートを装着しない防風堤としても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【００２５】
【発明の効果】
上記した本発明のフードティルト機構によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【００２６】
（Ｉ）本発明の請求項１に記載の発明によれば、各ブラケットを略Ｌ字形断面のビームで連結したことにより、捩じれモーメントに対する大幅な強度向上を図ることができ、左右のストッパケーブルの張力差によりラジエータ側の各ブラケットにかかる負担を著しく軽減することができる。
【００２７】
（ＩＩ）本発明の請求項１に記載の発明によれば、ビームの前側部分の防風堤によりラジエータ通過後の熱風の吹き返しを防止することができるので、ラジエータに再び吸い込まれる熱風を著しく低減化し得て前記ラジエータの冷却効率を従来より大幅に向上することができる。
【００２８】
（ＩＩＩ）本発明の請求項２に記載の発明によれば、防風堤の上側に該防風堤と閉時のフード下面との間の隙間を削減し得るようラバーシートを全長に亘り装着しているので、相対動するラジエータ側とフード側との間で、防風堤と閉時のフード下面との間の隙間を可能な限り詰めて最小限の隙間とすることができ、ラジエータの冷却効率をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を実施する形態の一例を示す斜視図である。
【図２】フードを閉じた状態における図１の形態例の側面図である。
【図３】ボンネット車のフードティルト機構の一例を模式的に示す側面図である。
【図４】図３のラジエータ上端部周辺の詳細な構造を示す斜視図である。
【図５】フードを閉じた状態における図４の従来例の側面図である。
【符号の説明】
１ボンネット車
２フード
３ストッパケーブル
４ラジエータ
６ブラケット
１５ビーム
１６防風堤
１７ラバーシート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hood tilt mechanism.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 3, in a bonnet vehicle 1 such as a medium truck, a hood 2 deployed forward with a lower position of the front end of the vehicle as a tilting axis A is tilted by a stopper cable 3 (shown by a two-dot chain line in the figure). The stopper cable 3 is configured to connect the left and right positions of the rear lower surface of the hood 2 and the left and right upper end portions of the radiator 4.
[0003]
More specifically, as shown in FIGS. 4 and 5, the connection between the left and right upper ends of the radiator 4 and the base end portions of the stopper cables 3 is attached to the upper ends of the frames 5 on both side surfaces of the radiator 4. The shackle 7 mounted on the base end portion of each stopper cable 3 is pin-connected to the upper end portion of each bracket 6 so as to be tiltable.
[0004]
Here, each of the frames 5 is a strength member that connects the left and right ends of the upper tank 8 and the left and right ends of a lower tank (not shown) in the vertical direction, and between the upper tank 8 and the lower tank sandwiched between the left and right frames 5. The cooling water heat dissipating section 9 is constituted by a large number of water pipes provided with heat dissipating fins.
[0005]
On the other hand, the connection between the left and right positions of the rear lower surface of the hood 2 and the tip of each stopper cable 3 is performed via brackets 10 attached to the left and right of the rear lower surface of the hood 2. A shackle 11 provided at the tip of the cable 3 is pin-connected to each bracket 10 so as to be tiltable.
[0006]
In FIG. 5, reference numeral 12 denotes an engine, 13 denotes a cooling fan on the front surface of the engine 12, and 14 denotes a shroud (wind guide cover) on the back surface of the radiator 4.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional structure as described above, when the hood 2 is unfolded forward and held in a predetermined tilt posture by the stopper cable 3, the radiator is caused by the difference in tension between the left and right stopper cables 3 due to the inclination of the hood 2 or the like. There is a problem that a torsional moment easily acts on each bracket 6 on the four side, and the burden on each bracket 6 is large.
[0008]
Further, regarding the gap x between the upper end of the radiator 4 shown in FIG. 5 and the lower surface of the hood 2 when closed, no special measures have been taken in the conventional structure, but there is a gap x here. As a result, a phenomenon occurs in which the hot air sucked by the cooling fan 13 on the front surface of the engine 12 and passed through the radiator 4 and the shroud 14 blows back forward on the upper side of the radiator 4, and the hot air is sucked into the radiator 4 again. There was a problem that the cooling efficiency of the was lowered.
[0009]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to reduce the burden on each bracket on the radiator side due to the difference in tension between the left and right stopper cables, and to prevent the blowing of hot air after passing through the radiator. It aims to provide a hood tilt mechanism.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, the left and right positions of the lower rear surface of the hood of the bonnet car and the upper left and right ends of the radiator are connected by a stopper cable, and the hood deployed forward by the respective stopper cables is held in a predetermined tilt posture. In the hood tilt mechanism, the brackets that are attached to the left and right upper ends of the radiator and hold the base end of each stopper cable in a tiltable manner are connected to each other by a beam extending in the vehicle width direction, and the front portion of the beam Is formed as a windbreak to prevent the hot air from blowing back after passing through the radiator.
[0011]
Thus, as a result of the brackets at the upper left and right ends of the radiator being connected by a beam having a substantially L-shaped cross-section where the front part is bent over the entire length, twisting due to the difference in tension between the left and right stopper cables. The strength is greatly improved with respect to the moment, and the burden on each bracket is significantly reduced compared to the conventional case.
[0012]
Moreover, since the windbreak composed of the front part where the beam is bent and raised prevents hot air from blowing back after passing through the radiator, there is a risk that the hot air will be sucked into the radiator again and the cooling efficiency of the cooling water at the radiator will be reduced. Disappear.
[0013]
Furthermore, in the present invention, a rubber sheet may be mounted over the entire length so as to reduce the gap between the windbreak and the bottom surface of the hood when closed, and the relative movement is achieved in this way. Between the radiator side and the hood side, the gap between the windbreak and the bottom surface of the hood when closed can be reduced as much as possible to make the minimum gap.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 and FIG. 2 show an example of an embodiment for carrying out the present invention, and portions denoted by the same reference numerals as those in FIGS. 3 to 5 represent the same items.
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, in the present embodiment, the brackets 6 are mounted on the left and right upper end portions of the radiator 4 and hold the base end portions of the stopper cables 3 so as to be tiltable. They are connected by an extended beam 15, and the front portion of the beam 15 is bent over its entire length to form a breakwater 16 that prevents hot air from blowing back after passing through the radiator 4.
[0017]
In addition, a rubber sheet 17 is mounted on the upper side of the windbreak 16 so as to reduce the gap between the windbreak 16 and the lower surface of the hood 2 when closed. The gap between the windbreak 16 and the lower surface of the hood 2 is closed as much as possible between the hood 2 and the hood 2 side.
[0018]
Thus, in this way, the brackets 6 at the left and right upper end portions of the radiator 4 are connected by the beam 15 having a substantially L-shaped cross section (see FIG. 2) in which the front portion is bent over the entire length. The strength of the stopper cable 3 is greatly improved with respect to the torsional moment caused by the difference in tension of the stopper cable 3, and the burden on each bracket 6 is significantly reduced as compared with the prior art.
[0019]
In addition, since the windbreak 16 formed of the front portion where the beam 15 is bent and raised prevents the hot air from blowing back after passing through the radiator 4, the hot air is sucked into the radiator 4 again and the cooling efficiency of the cooling water in the radiator 4 is increased. There is no risk of a drop.
[0020]
Therefore, according to the above-described embodiment, since the brackets 6 are connected by the beam 15 having a substantially L-shaped cross section, the strength against the torsional moment can be greatly improved. The burden on each bracket 6 on the 4 side can be remarkably reduced.
[0021]
Moreover, since the hot air blown after passing through the radiator 4 can be prevented by the windbreak 16 at the front portion of the beam 15, the hot air sucked into the radiator 4 can be remarkably reduced, and the cooling efficiency of the radiator 4 can be made higher than before. It can be greatly improved.
[0022]
Further, particularly in this embodiment, the rubber sheet 17 is mounted over the entire length so as to reduce the gap between the windbreak 16 and the bottom surface of the hood 2 when closed, on the upper side of the windbreak 16. Between the moving radiator 4 side and the hood 2 side, the gap between the windbreak 16 and the bottom surface of the hood 2 when closed can be reduced as much as possible to minimize the cooling efficiency of the radiator 4. Can be further improved.
[0023]
That is, when the rubber seat 17 is not attached, sufficient contact between the relatively moving radiator 4 side and the hood 2 side can be reliably avoided between the windbreak 16 and the bottom surface of the hood 2 when closed. Although it is necessary to secure clearance, if the rubber sheet 17 is attached, there is no particular concern about damage even if the rubber sheet 17 contacts the lower surface of the hood 2. It is possible to make the gap between the gaps as small as possible.
[0024]
Note that the hood tilt mechanism of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and may be a windbreak without a rubber sheet, and various other modifications may be made without departing from the scope of the present invention. Of course, it can be added.
[0025]
【The invention's effect】
According to the hood tilt mechanism of the present invention described above, various excellent effects as described below can be obtained.
[0026]
(I) According to the invention described in claim 1 of the present invention, each bracket is connected by a beam having a substantially L-shaped cross section, so that it is possible to significantly improve the strength against torsional moments. The burden on each bracket on the radiator side due to the tension difference can be remarkably reduced.
[0027]
(II) According to the invention described in claim 1 of the present invention, the hot air blown after passing through the radiator can be prevented by the windbreak at the front part of the beam, so that the hot air sucked into the radiator is remarkably reduced. As a result, the cooling efficiency of the radiator can be greatly improved as compared with the conventional art.
[0028]
(III) According to the invention described in claim 2 of the present invention, the rubber sheet is mounted over the entire length so as to reduce the gap between the windbreak and the bottom surface of the hood when closed. Therefore, the gap between the windbreak and the bottom of the hood when closed can be reduced as much as possible between the relatively moving radiator side and the hood side, and the cooling efficiency of the radiator can be reduced. This can be further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of an embodiment for carrying out the present invention.
FIG. 2 is a side view of the embodiment of FIG. 1 in a state in which the hood is closed.
FIG. 3 is a side view schematically showing an example of a hood tilt mechanism of a bonnet vehicle.
4 is a perspective view showing a detailed structure around the upper end of the radiator in FIG. 3; FIG.
5 is a side view of the conventional example of FIG. 4 with the hood closed.
[Explanation of symbols]
1 Bonnet Car 2 Hood 3 Stopper Cable 4 Radiator 6 Bracket 15 Beam 16 Windbreak 17 Rubber Seat

Claims

In a hood tilt mechanism in which the left and right positions on the lower rear surface of the hood of the bonnet car and the upper left and right ends of the radiator are connected by a stopper cable, and the hood deployed forward by each stopper cable is held in a predetermined tilt posture. The brackets, which are respectively attached to the left and right upper end portions of the radiator and hold the base end portion of each stopper cable in a tiltable manner, are connected to each other by a beam extending in the vehicle width direction, and the front side portion of the beam extends over the entire length. A hood tilt mechanism that is formed as a breakwater that prevents bending of hot air after bending and passing through a radiator.

The hood tilt mechanism according to claim 1, wherein a rubber seat is mounted over the entire length of the windbreak so as to reduce a gap between the windbreak and the bottom surface of the hood when closed.