JP3990066B2 - ダイアリング企画データベースを構成する方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ及び音声オーディオ通信交換機に係るデータ情報を含む単一あるいは複数個の既存のデータベースの全てあるいはそれらの一部から新たなダイアリング企画データベースを生成するコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信交換機のコンフィグレーションは少なくとも3つの状況において発生する。第一に、交換機のハードウエア及びソフトウエアのテストの際には、ラボラトリ交換機はそのテストに関して設定された必要事項を満たすように設定される。第二に、交換機が顧客に売却されると、顧客の仕様を満たすように設定される。第三に、交換機が完全に故障すると、その故障した交換機をサポートしているデータベースの再設定あるいは緊急バックアップ交換機すなわち置換交換機用の新たなデータベースの設定がしばしば必要となる。通常、これら3つの状況における交換機の設定には、何千あるいは何百万もの情報記録の手動入力が必要となる。このプロセスには非常に時間がかかり、完了するまでに数週間あるいは数ヶ月を要することがある。
【0003】
第一の状況では、通信会社は、交換機ソフトウエアの新たなバージョン、周辺機器及び他のハードウエアデバイスを、通信交換機の寿命の間に絶え間なくテストする。ソフトウエアあるいはハードウエアのテストの際には、交換機エンジニアが新たなソフトウエアあるいはハードウエアの動作パラメータを設定する目的で種々の動作状況を設計する。データエンジニアは、設計されたテスト用に交換機の動作を設定する目的でデータを手動入力する。通常、テスト状況の設定は、データ設定器(コンピュータ)で実行される。所定のテスト動作状況をシミュレートする目的での交換機の設定には、アーカイブされた設定あるいはアーカイブされた設定を修正した設定の再テストがしばしば含まれる。あるいは、テスト用の設定は、手動データ入力によって実現される。
【0004】
第二の状況では、顧客に売却された通信交換機は、顧客の企画する動作状況及び要求に基づいて設定される。通常、新たな交換機の設定は、既存のデータベース設定に依拠することなく新たなデータベース設定を手動で作り上げることである。しかしながら、機能、交換ソフトウエア、及びハードウエアの設定は、しばしば他の既存の設定を適応させることによって実現される。
【0005】
第三の動作状況は、交換機が故障した後の回復過程である。これらの故障は、地震、ハリケーンあるいは火事といった自然災害に起因する装置の故障に起因する。故障した交換機の回復には、緊急バックアップ交換機のインストールが必要とされる場合がある。緊急バックアップ交換機は、故障した交換機内のデータベースをコピーしたデータベース設定を必要とする。通常、緊急バックアップ交換機の設定には、この緊急バックアップ交換機に係る顧客向けの特定の機能及び通話ルーティングをサポートするデータの、手動による長時間の入力が必要とされる。従って、手動によるデータ入力を自動化することによって既知のデータベースからの既存のデータ情報の新規データベースへの転送による通信交換機の設定を行なう機能が存在するならば、それはかなりの時間及び費用を節約し、生産性を著しく向上させることになる。さらに、複数の相異なった交換システムへの即時アクセスは、何時間あるいは何日ものリサーチと手動ブラウジングを現在では必要とする重要なタスクである。それゆえ、通信交換機向けのインテリジェントネットワークデータを設定するための現時点での手動データ入力を自動的に置換する堅固なプロセスに関する要求が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ダイアリング・プラン構築データベースを加工(エンジニアリング)する従来の手動データ入力プロセスを自動化する目的で、本発明に係るコンピュータプログラムはダイアリング・プラン用の新たなデータベース構造を設定し、元のデータベースを検索して元のデータベースのダイアリング・プランデータを該新たなデータベース構造へロードする。本発明に係るコンピュータプログラムは所望のデータの検索が可能であり、複数個の元データベースから新たなダイアリング・プランデータベースを構成するために必要な種々のタスクを自動化する。このため、通信交換機に係る新たなダイアリング・プランのデータベースを構成するための手動データ入力が不要となる。
【0007】
本発明に係るコンピュータプログラムは多機能であり、設定前に全てのダイアリング・プランのデータベースをブラウズすることが可能である。ターゲットとなる元のダイアリング・プランのデータベースが決定されると、本発明に係るコンピュータプログラムは新たなデータディレクトリ構造を作成し、元となるダイアリング・プランのデータベースから全てあるいは一部のデータを新たなデータベースへ選択的にコピーする。
本発明は元の(ソース)データベースを選択し、所望のデータ要素のインデックスを作り、この所望のデータ要素をバイナリフォーマットからASCIIフォーマットに変換する。ラインとトランク(回線と中継網)の情報が新たなデータベースのために構成され、装置番号がラインとトランク番号各々に対し再加工される。データが抽出され、同一のソフトウェアリリース(バージョン)に変換され、新たなダイアリング・プランのデータディレクトリ構造にロードされる。
【0008】
本発明は、正確で時期に即した顧客情報を提供し、新たなデータベースをエンジニアリング(加工)する時間間隔を減少し、リサーチ及びデータ入力時間を減少し、研究計画及びプロジェクトマネージメントに係る間隔を減少し、データベースの完全性を向上し、誤りを含まないダイアリング企画データベースを実現し、既存のダイアリング・プランのワークデータを再利用することによって二重データ入力を無くし、ある種の既存のソフトウエアコードを再利用し、既存のツールの使用を可能にし、及び、将来の成長及び拡張可能性に係るプラットフォームを実現する。これらのタスクを実現することによって、通信交換機製造業者あるいは通信交換機のオペレータは時間、費用を節約し、製品及びサービススケジュールを市場に出すまでの時間を減少する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る“簡潔環境エンジニアリングシステム(Simple Environment Engineering System, SEES)”コンピュータプログラムのユーザインターフェースのメインメニュー部の論理的な動作を例示している。SEESプログラムがユーザによって選択されたアプリケーションとして誤って選ばれた場合には、メインメニューディスプレイ10は、ユーザが全く機能を選択することなくこのコンピュータプログラムを終了すること11を可能にする。SEESプログラムがユーザによって選択されたアプリケーションとして選ばれた場合には、メインメニューディスプレイ10からユーザは7つの操作のうちの一つを選択することが可能である。
【0010】
これら7つの操作には、SEESについての説明12、周辺インターフェースデータバス/周辺インターフェース制御バス(PIDB/PICB)13、ブラウズ機能14、ラボ(実験室)設定ドキュメント(LCD)リポート16、ユニット毎問い合わせ18、新たなデータベースの生成22、既存のデータベースのエンジニアリング(加工)24、が含まれる。ユーザが、メニューからSEESについての説明12)を選択すれば、本発明に係るコンピュータプログラム及びユーザが実行することが可能な操作及び機能に関するドキュメンテーションを見ることができる。周辺インターフェースデータバス(PIDB)/周辺インターフェース制御バス(PICB)13は、交換モジュール内のインターフェース制御及びデータバスに接続されている周辺ユニットをユーザが検査することを可能にする。
【0011】
ブラウズ機能14は、他のデータベース内のデータの位置及び型をユーザが閲覧することを可能にする。この機能は、ユーザが、スクラッチから新しいデータを生成する前に所望のデータを検索して見出すことを可能にする。ラボ設定ドキュメントリポート16は、与えられたラボ(実験室)あるいは顧客の交換機に関する全てのハードウエアに係るデータを提供する。ユニット毎問い合わせ18は、ラボの交換機、製造者の交換機、及び/あるいは顧客の交換機に係る情報を含む複数のデータベースに亘るハードウエアアイテム、機能、シグナリングの型、あるいは交換機の他のエレメントを識別する。ユニット毎問い合わせ18は、目的とする特定のソフトウエアリリースを規定して共通のバージョンに適合させる。
【0012】
最後の2つの操作、すなわち新たなデータベースの生成と既存のデータベースのエンジニアリング、は、“番犬”すなわちプログラムへのオーソライズ(認証)されていないユーザによる入力を防止するオーソリゼーション(認証)スクリーン20を有している。ブラウズ機能以上へのオーソライズされていないユーザの進入は既存の元データベース及び元データリソースに重大な影響を与える。オーソライズされていないユーザに既存の元データベース及び元データリソースを生成/修正させることは、貴重なデータの意図しない破壊のために他の操作へ著しい影響を及ぼす。本発明に係るコンピュータプログラムは、ハードウエア装置データベースあるいはデータリソースの生成あるいは修正を可能にするプログラム機能へのアクセスを得るための認証のために、ユーザあるいはユーザのコンピュータに問い合わせを行う。代表的なオーサライズされたユーザはデータエンジニアである。このスクリーニングプロセスが完了するとアクセスは許可され、別のテキストベースあるいはグラフィカルユーザインターフェースメニューが表示されて、そのユーザがブラウズ以外の機能を選択することが可能になる。これら6つの操作では、ユーザはプログラムを終了11できる。
【0013】
本発明に係るコンピュータプログラムは、現時点での全てのデータ環境を用い、種々のソフトウエアデータベースの様々なバージョンが共通のバージョンに変換されることを保証する機能を利用する。SEESは、その交換モジュールに関するあらゆる環境について、顧客に正確な設定情報を提供する。SEESは、初期のクリーンなデータベース構造を保証するために、“init-office”と呼称されるオフィスデータ管理ツールを利用する。SEESは、最新のオフィスデータ管理ツール環境群に自動的に更新する。
【0014】
図2は、通信交換機33と共に用いられる種々のハードウエアコンポーネントを示している。データ生成器26は、通信交換機33の動作において用いられるデータ情報を生成する目的で利用される。データ生成器26は、通常、オフィス依存データベース28、装置設定データベース30、オフィスデータ管理ツール32、及び他の設定データベース35等の元データベースを有するかあるいはそれらへのアクセスが可能である。データ生成器26に配置されたSEESコンピュータプログラムは、その操作の実行を補助する種々のツールあるいはルーチンに依拠している。
【0015】
データ生成器26には、種々のパーソナルコンピュータあるいはワークステーション27も接続されている。さらに、データ生成器26には、交換インターフェースプロセッサ25も接続されている。交換インターフェースプロセッサ25は、他のデータ生成器あるいは通信交換機33へ接続することが可能である。交換機インターフェースプロセッサ25と他の通信交換機33あるいはデータ生成器との間の接続56は、通信回線(光ファイバ、同軸ケーブル、ツイストペア線等)等の物理的なリンクである場合もあり、データを含むテープあるいはディスクの移送等の物理的ではないリンクの場合もある。他の通信リンクには、データの衛星通信やデータの無線通信等の高周波(RF)リンクが含まれる。
【0016】
複数個の通信交換機33は、0側(SIDE0)の管理モジュール(A.M.)34及び1側(SIDE1)の管理モジュール36によって表示された冗長管理モジュールを有している。冗長管理モジュール34及び36は、一方が機能している際には他方が待機している、というように動作している。機能している側の管理モジュールが故障すると、待機していた管理モジュールが動作を開始し、サービス欠損を起こさないようにする。このことは、0側の通信モジュール(C.M.)38及び1側の通信モジュール40を有する冗長通信モジュールに関しても当てはまる。管理モジュール34及び36及び通信モジュール38及び40は、通信回線42によってクロスリンクされている。管理モジュール34及び36を通信モジュール38及び40とクロスリンクすることにより、これらのモジュールのうちの一つが故障した際のサービス中断が回避される。通信モジュール38及び40に対しては、通信回線44によって交換モジュール46、48、50、52及び54が接続されている。各通信交換機33は、少なくとも一つの交換モジュール(SM)を有している。ルーセントテクノロジー社製の5ESS交換機は、管理モジュール34及び36及び通信モジュール38及び40に接続された最大192個の交換モジュールを現在ではサポートしている。
【0017】
装置設定データベース30は、管理モジュール34及び36と、通信モジュール38及び40の一部(図2の括弧58に対応するアイテム)に係る情報を含んでいる。装置設定データベース30は、テープユニット、回路パック、ハードウエア及び全ての関連するリソースと共に用いられるソフトウエアウエアバージョンを含む管理モジュールリンク及びディスク等の、通信交換機33に係る全ての装置ハードウエアを追跡する。
【0018】
オフィス依存データベース28は、通信モジュール38及び40の一部及び交換モジュール46、48、50、52及び54(図2の括弧60に対応するアイテム)に係る情報を含んでいる。オフィス依存データベース28は、管理モジュール34及び36内のメモリディスクにロードされ、交換モジュールメモリにダウンロードされる。オフィス依存データベース28は、通話セットアップ、交換モジュールのファンクション機能能力を実現し、全ての交換モジュールに係るハードウエア設定情報を規定する。
【0019】
図3は、本発明に係る簡潔環境エンジニアリングシステムが他のデータベースから新たなデータベースを構成する際の動作の様子を示している。通常のセッティングにおいては、DB−1 62は、レート及びルーティング情報などの機能に係る情報を含んでいる。DB−2 64は、特定の交換モジュールの設定及びネットワーキングレート及びルーティング情報などのダイアリング情報を含んでいる。DB−3 66は、付加的な交換モジュール設定などのハードウエアプラットフォーム情報を含んでいる。DB−n 68は、付加的な機能及びハードウエア等の情報を含むデータベース群70中の他のデータベースである。SEES識別ルーチンはデータベース群70をブラウズして再利用するための所望のコンポーネントを検索する。データベースセクション修正72では、SEESは、データベース群70中の種々のデータベースから新たなコンポーネントを抽出し、ソフトウエアデータに係るハードウエア指定を変更する等のある種の修正を行なって、新たなデータベース74を生成する。
【0020】
図4は、SEESの全体的な機能を示す図である。“SEES呼び出し”100は、ユーザインターフェースメニュー作成(mkmenu)ルーチン110等の、本プログラムの他のコンポーネントを呼び出すルーチンである。SEESのユーザインターフェースは、UNIX、Webベースの言語、ディレクトリ、データベース、オフィスデータ管理ツール、DOS、及び他のアプリケーション等を含む種々のユーティリティをユーザが組み込むことを可能にしている。メニュー作成(mkmenu)ルーチン110は、ストリームラインコマンド、ショートカット、オブジェクトメニュー、画像あるいはアイコン等を利用するメニュー駆動ユーティリティを利用するようにセットアップされ得る。
【0021】
ユーザインターフェースメニュー作成ルーチン110より、ユーザは、本発明に係るコンピュータプログラムの種々の設定機能をインプリメントする機能111を呼び出すことが可能である。ブラウズ機能124は、ユーザを読み出しのみの環境に制限するが、この制限のために、多くの未習熟なユーザが通信交換機33の動作において用いられる種々のデータベースを閲覧するためにSEESを利用することが可能になる。“番犬”20を通過するオーソリゼーションを有するより習熟したユーザに対しては、SEESは新たなデータベースが生成されるか否か153あるいは既存のデータベースが修正されるか否か155を問い合わせる。いずれの選択肢も、ユーザがSEESの有する7つの設定方式機能のうちの一つを選択することを可能にする。
【0022】
SEESの最初の特徴は、ハードウエアエンジニアリングモジュール156である。このモジュールは、ユーザが、通信交換機33の動作において用いられる管理モジュール34及び36及び通信モジュール38及び40のプロパティを検査することを可能にする。オフィス依存データベースブロック162は、種々の交換システムに係るハードウエア及びサービスを制御・記述するデータ構造を含んでおり、また、通信モジュール38及び40と交換モジュール46、48、50、52及び54との間の通信を可能にする情報を有している。
【0023】
SEESの第二の特徴は、ダイアリング企画エンジニアリングモジュール158である。ダイアリング企画エンジニアリングモジュール158は、機能エンジニアリングブロック164、信号ネットワークエンジニアリングブロック166及びダイアリング企画エンジニアリングブロック168を有している。機能エンジニアリングブロック164は、組み込まれたオフィス依存情報と共に機能定義を保持している他のデータベースから既存の機能を抽出し、新たなデータベースに向けて修正された新たな環境に適用する。信号ネットワークエンジニアリングモジュール166は、シグナリング情報に係るデータ内容を転送する。ダイアリング企画エンジニアリングモジュール168は、通話の経路を識別する数をマッピングし、ハードウエアルーティングではないもの全て、基幹回線、回線、加入者回線、及び顧客の完全な通話情報、を規定する。
【0024】
SEESの第三の特徴は、ネットワークエンジニアリングモジュール170である。ネットワークエンジニアリングモジュール170は、シグナリングシステム7(ss7)ブロック174、NA7ブロック176、ISDNユーザ部(ISUP)ブロック178、TUPブロック180及びブリティッシュテレコム7(BT7)ブロック182を含んでいる。特定の国あるいは特定の通信会社の国際標準にフォーカスした他のブロックも追加され得る。
【0025】
SEESの第四の特徴は、オペレータサービス機能172である。これらのサービスには、ディレクトリ補助、有料及び補助アプリケーション、管理者測定オペレータ、自動通話カードサービス、自動オペレータトレーナー、自動通話分配(ACD)、話し中回線調査、及び非常警報等が含まれるがこれらに限定されているわけではない。
【0026】
SEESの第五の特徴は、プライベートブランチ交換モジュール159である。プライベートブランチ交換モジュール159は、プライベートブランチ交換ネットワークに関連したデータベースを設定するために用いられる。
【0027】
本発明に係るコンピュータプログラムの第六の特徴は、インテリジェントネットワークモジュール173である。インテリジェントネットワークモジュール173は、ダイアリング企画モジュール158、ハードウエアエンジニアリングモジュール156、及びネットワークエンジニアリングモジュール170を含んでいる。これら3つのコンポーネントは、インテリジェントネットワーク設定を実行する以前に実行されなければならない。
【0028】
本発明に係るコンピュータプログラムの第七の特徴は、無線モジュール171である。無線モジュール171は、ダイアリング企画モジュール158、ハードウエアエンジニアリングモジュール156、及びネットワークエンジニアリングモジュール170を有している。これら3つのコンポーネントは、無線設定を実行する以前に実行されなければならない。
【0029】
図5は、本発明に係る簡潔環境エンジニアリングシステムSEESの論理的な動作を示す流れ図である。SEES100は、setevルーチン106、変数命名(name_vars)ルーチン108及びメニュー作成(mkmenu)ルーチン110を呼び出す。setevルーチン106は、オフィスデータ管理変数をセットする。setevルーチン106は、setevルーチン106が提供する機能を記述するオフィスデータ管理環境変数もセットする。変数命名(name_vars)ルーチン108は、lab、release及びenvissに係るリーガル値112を規定する。labは、顧客に対して売却される製品をシミュレートする総合試験環境である。releaseは、SEESによってデータベースの生成153あるいは修正155の際に用いられる通信交換機33に関連する、ハードウエア、ソフトウエアオプション(SWOPT)、装置設定データベース及びオフィス依存データベースである。envissルーチンは、オフィスデータ管理がサポートしている環境ツールバージョンである。メニュー作成(mkmenu)ルーチン110は、メインメニュー114を設定し、変数表示(disp_vars)ルーチン116を呼び出し、その後、ユーザによってなされたあらゆる選択を呼び出す。
【0030】
メニュー作成(mkmenu)ルーチン110からは、ユーザは、パラメータあるいは値を拡張し、それらがlab、release及びenvissをリセットすることを可能にするloadc_menuルーチン120にアクセスすることが可能である。メニュー作成(mkmenu)ルーチンは、さらに、ユーザがブラウズ124、及び新データベース作成153あるいは既存データベース修正155にアクセスすることを可能にする。新データベース作成あるいは既存データベース修正にアクセスするためには、ユーザは、最初に“番犬”20を通過しなければならない。“番犬”機能20は、オーソライズされた人物のみを、データベース作成153あるいは修正155目的でデータ作成器26の重要な領域に対して許可するスクリーニングの機能を有している。ブラウズ機能124は、ユーザが、既知の通信交換機に係るハードウエア及びソフトウエア設定を閲覧することを可能にする。
【0031】
図6は、ブラウズ機能124を示している。ブラウズ機能124によりユーザは環境を選択すること132が可能になり、その後、装置表示(dis_eq)ルーチン134、パック表示(disp_paks)ルーチン136、機能表示(disp_feat)ルーチン138、装置番号表示(disp_ens)ルーチン140及びユーザテストガイド表示(disp_tug)ルーチン142を呼び出す。装置表示(dis_eq)ルーチン134は、全ての交換モジュール及び交換モジュール内のユニット設定を表示する。dumpdfルーチン135は、選択された回路パックにおける全ての装置フォーム(装置関連データ)137に関して用いられる。パック表示(disp_pak)ルーチン136は、全ての回路パック144及びその位置を表示する。パック表示(disp_paks)ルーチンは、オフィスデータ管理makefdtコマンド146から閲覧される適切なデータを抽出した後にdumpdf135を用いる。機能表示(disp_feat)ルーチン138は、マッピングされた関係148にアクセスすることによって、特定のハードコーディングされた選択に基づいて機能情報を表示する。マッピングされた関係148が失われているあるいは削除された場合には、メッセージ150が表示されてこの状況が示される。装置番号表示(disp_ens)ルーチン140は、データ構造154から回線装置番号152を切り出すことにより全ての装置番号を表示し、場合によってはoddtools/binディレクトリ101以下にあるlen2portコマンド103を用いてそれらを変換する。テストユーザガイド表示(disp_tug)ルーチン142は、テスト環境ユーザガイド161を自動化する。
【0032】
図7は、ダイアリング企画コンフィグレーション(dp_config)ルーチンを示している。ユーザに対して、ターゲットとする“ベース及び制御”を入力するか否かの選択が促される(181)。ベース及び制御は、新たなデータベースが生成されて操作される位置である。ユーザがYesと応答すると(183)、本発明に係るコンピュータプログラムは、オフィスデータ管理ツールである“initoffice”を呼び出す(185)。Init-office185は、データを有さないデータベース構造を作成する。Init-office185は、変数命名(name_vars)ルーチン108の正しいバージョンが実行されていることを確認するオフィスデータ管理ツールを呼び出す。ユーザがNoと応答すると(187)、当該コンピュータプログラムは、オフィス依存データベースの全てを検索する(189)。この機能は、選択された一つのソース(元の)環境のみを表示する。その後、データ要素データベース中の空のデータ要素であるデータ要素が決定される(191)。次いで、当該プログラムは全てのデータ要素をメニューとして表示する。その後、当該プログラムは、ロードするデータ要素を選択し(193)、全ての選択肢を取得してそれらを新たなデータベース構造にロードする(195)。ロードプロセスが継続される際、全てのメッセージがスクリーン上に表示され(197)、ダイアリング企画コンフィグレーションを終了するための入力を最後のメニューがリクエストする(199)。
【0033】
図8は、データベース作成機能を示している。ユーザに対して、ターゲットとする“ベース及び制御”を入力するか否かの選択が促される(201)。新たなロケーションに対する応答より、本発明に係るコンピュータプログラムはオフィスデータ管理ツールである“initoffice”を呼び出す(205)。Initofficeルーチン205は、データを有さないデータベース構造を作成する。Initofficeルーチンは、変数命名(name-vars)ルーチン108の正しいバーションが実行されていることを確認するオフィスデータ管理ツールを呼び出す。ユーザがNoと応答すると(207)、当該プログラムはオフィス依存データベースの全てを検索する(209)。この機能は、全ての機能及びデータ要素にロードされることが可能な全ての交換モジュールコンフィグレーション全てを表示する(211)。その後、当該プログラムは、新たなデータ構造にロードする目的で、ユーザが前記交換モジュールを選択することを許可する(213)。当該プログラムは、ユーザが選択した全ての選択肢を読み取り、それらを新たなデータベース構造へロードする(215)。全てのロード処理が継続される際、全てのメッセージ217はスクリーン上に表示され、最終メニューがダイアリング企画コンフィグレーションを終了するための入力を要求する(219)。
【0034】
図9は、図5のダイアリング・プラン・コンフィグレーション(dp_config)機能158が、データベースのエンジニアリング/生成を開始する様子を示している。ダイアリング・プラン(dp_config)機能(220)においては、ダイアリング・プラン及びフィーチャーエンジニアリングがアクセスされる。データは、オフィスデータ管理ツールデータ要素から選択された“ベース及び制御”すなわちデータベースへと直接エンジニアリングされる。その後、本発明に係るコンピュータプログラムのtarget222は、ユーザにターゲットとなるデータベースを選択するよう促す。当該プログラムは既存のターゲットデータベースをチェックする目的でinitofficeルーチン224を呼び出す。その後、所定のデータベースが除去されるべきであるか、あるいはデータが追加されるべきであるかを選択するようユーザに促す。データが所定のデータベースに追加される場合には、既存のデータベースが無変更のまま保持され、新たなデータベースが作成される。
【0035】
その後、当該コンピュータプログラムは、選択された変数をセット及び表示するために変数表示(dis_vars)ルーチンを呼び出す(226)。これらには、env_menuルーチンを介して、ラボ及びオフィスデータ管理ツールバージョンが含まれる。env_menuルーチンは、既存のデータベースからターゲットデータベースへエンジニアリングされるデータを選択するために用いられる。その後、当該コンピュータプログラムは、ユーザをダイアリング・プラン(dp_config)機能(220)に戻し、選択された元のデータベースあるいは“ベース及び制御”からデータ要素のリスト228を得る。データを含むデータ要素228のみが選択肢として示される。当該コンピュータプログラムは、元のデータベースから選択されたデータ要素全てを表示し、ユーザが個々のデータ要素を手動で選択することを可能にする。これは、個々のフォームが動的に識別されて数字によって選択され得るメニュー型スクリーンである。その後、当該コンピュータプログラムは、ユーザによって選択されたデータ要素をターゲットデータベースあるいは“ベース及び制御”にコピーすなわちダンプする。全てのデータ要素は、ダンプすなわちコピーの前にエラーチェックがなされる。新たなデータベースの場合には、既存のデータベースのコピーが作成される。既存のデータベースへのアペンドの場合には、当該コンピュータプログラムは、データを既存のデータ要素へダンプする。しかしながら、既存のデータ要素は上書きされてはならない。その後、当該コンピュータプログラムは、formxferルーチンを呼び出す(230)。
【0036】
formxferルーチンは、既存のデータ要素を受け取り、関連するデータ要素のロードをサポートする目的で、TARGETTLルーチンを用いて、データ要素を転送する機能を実行する。その後、当該コンピュータプログラムは、データ要素リストのロードを試行する以前に、必要なあらゆる展開を実行する目的でevl_formルーチンを呼び出す(234)。展開が不要の場合には、当該コンピュータプログラムは、データ要素を元データベースからターゲットデータベースへ転送する目的で、オフィスデータ管理ツールloaddfを呼び出す。
【0037】
evlchgルーチン236は一つの引数を取り、その渡される引数は展開(書き換え)ツールが実行された場合にデータを変更するために用いられるスクリプトのファイル名である。その後、当該コンピュータプログラムはevl_formルーチン234を呼び出す。evl_formルーチン234は、2つの引数を取る。渡される第一の引数はオフィスデータ管理ツールフォーム名であり、第二の引数はオフィスデータ管理ツールフォームの内容がダンプされたファイル名である。このルーチンは、2つの必要とされる第一及び第二の引数の間のオフィスデータ管理ツール展開が可能であるか否かをチェックし、タスクを完了するために必要とされる全てのステップでの展開を実行する。dfixfer232は、新たなネットワークあるいはラボコンフィグレーションフォームユーザ割り当てENに従って新たな基幹回線メンバーを計算する。さらに、ENTRKl、N、及び基幹回線装置番号の間の差異を計算する。差異がない場合には、ENTRK1 PASSが1にセットされ、mkscript内の正しい回線がSEDLスクリプトに書き込まれ、逆にTRK1に対してもこのことが行なわれる。このことは、経路が存在する場合に、データを操作する展開スクリプトを動的に書き下す。dfixfer232は、さらに、SEDLスクリプトの最終ラインが書かれるべきであるか否かを決定する目的で、FIELDTYPEをチェックする。その応答がnoである場合には、当該コンピュータプログラムは、展開/転送が終了した後にdp_config機能220へ戻る。その後、当該コンピュータプログラムは、ユーザに対し、ユーザが終了238することを望んでいるのかあるいはメインメニューへ戻ることを望んでいるのかを問う。
【0038】
図10は、新たなダイアリング企画コンフィグレーションデータベースあるいはデータリソースを少なくとも一つの元データベースあるいは元データリソースからエンジニアリングするプロセスを例示している。ユーザは、このプログラムを呼び出し、開始する(ステップ1000)。当該コンピュータプログラムは、一つのマシン(コンピュータデバイス)上、あるいは、ネットワークファイル共有機能を介して仮想的に全ての仮想マシンが接続されていて、一つのマシンとみなすことができ、全ての既存の元データベースあるいは元データリソースを含むように見なせる、複数個のマシン(仮想マシン)上、に配置され得る。当該コンピュータプログラムのメインメニューでは、テキストベースあるいはグラフィックベースのユーザインターフェースがユーザに対してメインメニューを提供し、ユーザが、既存の元データベース及び元データリソースをブラウズするかどうか、あるいは新たな元データベースを生成すること、もしくは他の既存の元データベースあるいは元データリソースの一部あるいは全部を利用して既存の元データベースをエンジニアリングする(修正する)ことを望むかどうか、を選択することを可能にしている。
【0039】
ユーザは、ダイアリング企画エンジニアリング機能を選択すると、新たなダイアリング企画データベースの位置を選択することを要求される(ステップ1002)。選択とは、メニューからアイテムを選び出すことあるいは情報を入力することを意味しており、そのことによってコンピュータがユーザの指示に応答することが可能になる。加えて、ユーザは、新たなあるいは修正されたダイアリング企画データベースが同一のマシン(コンピュータ)上に配置されるべきであるかあるいは仮想マシン(コンピュータ)上に配置されるべきであるか、ダイアリング企画データベースが生成されるべきであるかあるいは修正されるべきであるか、及び、ダイアリング企画データベースが包括的に更新されるべきであるか、を選択することができる。新たなデータベースの位置は1004においてユーザによって確認され、正しくない場合には当該コンピュータプログラムはユーザに別の位置を再選択させる(ステップ1002)。
【0040】
当該コンピュータプログラムは、ユーザによって新たなあるいは修正されるデータベースが配置されることを企画されているノードあるいは位置を検索あるいはチェックする。このノードチェックは、ダイアリング企画データベースの実際の位置、及びそのノードが希望しているマシン(コンピュータ)上でフリーであるか否か、をチェックする(1006)。当該コンピュータプログラムは、新たなデータベースに関して選択された位置に対応する既存のデータが無いことをチェックする(1006)。ユーザからの応答がyesである場合には、当該コンピュータプログラムは新たなダイアリング企画ディレクトリ構造を生成する(1008)。応答がnoである場合には、当該プログラムはユーザが既存のデータベースを削除することを許可する。データベースが削除される場合には、当該プログラムはデータベース構造を除去し(1012)、新たなダイアリング企画ディレクトリ構造を生成する(1008)。ダイアリング企画ディレクトリ構造は、元のデータベースと比較した場合に同様あるいは異なったサイズのデータを保持するように生成され得る。
【0041】
既存のデータベース構造が削除されない場合、あるいは当該プログラムが新たなダイアリング企画ディレクトリ構造を生成した場合には、当該プログラムは、ユーザが利用可能な適格の元データベースを選択することを可能にする(1014)。元データベースは、新たなデータベースの設定を補助するアクセスユーティリティを有する場合がある。その後、当該コンピュータプログラムは、ユーザがラボ、マシン(コンピュータ)、サイト、顧客名、及びソフトウエアリリースを選択するように促された際のユーザによってなされた入力基準を用いて、適格な既存の元データリソースを選択する。当該コンピュータプログラムは、既存の元データベース及び既存のデータに係る元データリソースを検索する目的で、ユーザが生成される新たなダイアリング企画データベースに望まれる特性に関するある種の要素をユーザが選択して入力することを要求する。例えば、ユーザは、ラボ、コンピュータあるいはマシン、新たなあるいは修正されるダイアリング企画データベースに係るサイトの位置、顧客名、ソフトウエアリリース、及び元データベースあるいは元データリソースのバージョン等を選択するように促される。
【0042】
次いで、当該コンピュータプログラムは、元データベースのアクセスユーティリティと既存の元データベースあるいは元データリソースバージョンに対応する同一のバージョンとの同期を取る。このことにより、元データベースアクセスユーティリティが種々の既存の元データベースあるいは元データリソースのバージョンとの間で適切にインターフェースとして機能することが可能になる。既存のデータベースあるいはデータリソースから選択されて新たな空のダイアリング企画データディレクトリ構造にコピーされるダイアリング企画データは、関連するあるいは関連していないデータリソースタイプから選択され得る。
【0043】
変数あるいはキーデータ要素のインデックスが生成され、ユーザ向けのメニューで表示される(1016)。当該コンピュータプログラムは、同一あるいは仮想マシン(コンピュータ)上の各ダイアリング企画データリソースの位置に係る経路位置(ファイルポインタ)を生成する。その後、既存のリソースの全てが、ユーザが新たなダイアリング企画データリソースを作成する際、あるいはユーザが希望するハードウエアエンジニアリング機能を選択した場合に既存のデータリソースをマージする際に、ラボ、マシン(コンピュータ)、サイト、顧客名、及びソフトウエアリリースを選択するように促されたときにユーザによって選択された基準を満たす、読み易いフォーマットを有するサブセットとして、ユーザに対して表示される(1018)。
【0044】
ダイアリング企画データは、ルーティング用数字、数字セレクタ、数字テーブル、及びアナウンス等の数字解析(デジットアナリシス)データを含んでいる。ルーティング用数字は、アナウンス及びシグナリングタイプを含み得る。加えて、数字解析データは、マルチメータリング及び自動メッセージアカウンティング等の課金タイプを含み得る。
【0045】
ダイアリング企画データは、発呼加入者装置番号及び着呼加入者装置番号などの加入者装置番号を含むことが可能である。ダイアリング企画データは、標準的な24チャネル及び30チャネルパルス符号化変調(PCM)多重化をサポートする基幹回線メンバーデータ等の基幹回線グループデータを含むことが可能である。基幹回線メンバーデータは、さらに、交換プロセッサ内で仮想チャネルをサポートすることが可能な論理テストポートデータ、加入者を記録されたメッセージへとリンクする記録済みアナウンス装置番号、アナログ装置番号、デジタル装置番号(ISDN及びインターパケットトラフィック)、パケット交換装置番号、アナログ基幹回線装置番号、論理テストポート装置番号、及び記録済みアナウンス装置番号などの装置番号も含み得る。
【0046】
ユーザはデータベース要素を選択し、当該プログラムはダイアリング企画データをバイナリフォーマットからASCIIフォーマットへと変換する(1020)。当該プログラムによって検索されるリソースは、バイナリフォーマットのダイアリング企画データをASCIIフォーマットに変換するユーティリティを用いて検索された各々のリソースから抽出されたキーダイアリング企画データ要素を含んでおり、このASCIIフォーマットのデータは将来の利用に備えてメモリ構造に配置される。
【0047】
当該コンピュータプログラムは、ユーザが、自動設定1024あるいは手動設定1026のいずれかの設定型を選択すること可能にする(1022)。新たなデータベースに関して、回線及び基幹回線情報が設定される(1028)。当該コンピュータプログラムは、各回線及び基幹回線番号に係る装置番号をリエンジニアリングし(1030)、新たなダイアリング企画コンフィグレーションデータベースに関する特定のデータ要素の組をユーザが選択することを可能にしてASCIIフォーマットのデータがメモリ構造に配置される(1032)。データは抽出され(1034)、装置番号に関連していない全てのデータが自動的に新たなダイアリング企画コンフィグレーションデータベースにコピーされる(1036)。
【0048】
当該コンピュータプログラムは、フォーマットが新たなデータベース構造と同一のバージョンあるいはリリースであるか否かを決定する(1040)。このことは、ソフトウエアリリースの選択された基準をディレクトリ構造及び名前の新たなあるいは既存のソフトウエアリリースとマッチングさせることによって実現される。フォーマットが同一ではない場合には、当該コンピュータプログラムは展開経路が存在するか否かを決定する(1042)。展開経路が存在しない場合には、当該コンピュータプログラムは終了する(1044)。展開経路が存在する場合には、当該プログラムは、新たなデータベース構造との一貫性が維持されるようにセーブされたデータを修正する目的で、展開ツールを呼び出す(1046)。
【0049】
フォーマットが新たなデータベース構造と同一のバージョンあるいはリリースである場合(1040における“YES”)あるいはデータの展開がなされた場合(1046)には、データのエラーチェックがなされる(1048)。当該プログラムは、データを動的に操作して修正する(1049)。セーブされた全ての選択されたダイアリング企画データは、データをASCIIフォーマットからバイナリフォーマットに変換してそのデータをデータベースにロードするプラットフォームユーティリティを用いて、新たなあるいは既存のダイアリングデータリソースにロードあるいはマージされる(1050)。当該コンピュータプログラムは、データ要素が選択された位置にロードされた際にそれらの統計全てを表示する(1052)。加えて、当該プログラムは、選択された位置のデータリソースに係るエラー、更新事項、及び非更新事項を表示する。その後、当該コンピュータプログラムは、ユーザに、メインメニューへ戻るかあるいは終了(プログラムを終了)するかを選択させる(1054)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンピュータプログラムのメインメニューの論理的な動作を記述する流れ図。
【図2】 本発明に係るコンピュータプログラムと共に用いられる種々のハードウエアのコンポーネント及びデータベースのタイプを示す図。
【図3】 本発明に係るコンピュータプログラムが他のデータベースの一部から新たなデータベースを構成する際の動作を模式的に示す図。
【図4】 本発明に係るプログラムの動作の際に実行される全体的な機能を示す流れ図。
【図5】 本発明に係るコンピュータプログラムの論理的な動作を示す流れ図。
【図6】 本発明に係るコンピュータプログラムのブラウズ機能を示す流れ図。
【図7】 本発明に係るコンピュータプログラムの通話企図機能設定を示す流れ図。
【図8】 本発明に係るデータベース構成のデータベース動作を示す流れ図。
【図9】 本発明に係るダイアリング企画コンフィグレーションのデータベース動作を示す流れ図。
【図10】 本発明に係る少なくとも1つの元のデータベースからダイアリング企画コンフィグレーションの加工を行うプロセスを示す流れ図。

Claims (8)

  1. ダイアリング企画データベースを構成する方法において、
    (A) 数字解析データフィールドを探すために元データベースを検索するステップと、
    (B) 選択された基準に従って前記数字解析データフィールドから数字解析データをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (C) 前記元データベースから数字解析データを新たなデータベースにコピーするステップと、
    (D) 前記選択された基準を用いて、前記新たなデータベース内の数字解析データに加入者を一致させるステップと
    からなることを特徴とするダイアリング企画データベースを構成する方法。
  2. 前記数字解析データは、ルーチング用数字データ、数字テーブルデータ、アナウンスメントデータ及び課金タイプのデータ内の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ダイアリング企画データベースを構成する方法において、
    (A) 加入者装置番号データフィールドを探すために元データベースを検索するステップと、
    (B) 選択された基準に従って前記加入者装置番号データフィールドから加入者装置番号データをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (C) 前記元データベースから加入者装置番号データを新たなデータベースにコピーするステップと、
    (D) 前記選択された基準を用いて、前記新たなデータベース内の加入者装置番号データに加入者を一致させるステップと
    からなることを特徴とするダイアリング企画データベースを構成する方法。
  4. 前記元データベースからの加入者装置番号データは、発信加入者装置番号データ及び着信加入者装置番号データの内の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. ダイアリング企画データベースを構成する方法において、
    (A) トランクグループデータフィールドを探すために元データベースを検索するステップと、
    (B) 選択された基準に従って前記トランクグループデータフィールドからトランクグループデータをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (C) 前記元データベースからトランクグループデータを新たなデータベースにコピーするステップと、
    (D) 前記選択された基準を用いて、前記新たなデータベース内のトランクグループデータに加入者を一致させるステップと
    からなることを特徴とするダイアリング企画データベースを構成する方法。
  6. 前記元データベースからのトランクグループデータは、少なくとも1つのトランク番号データを含む
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. ダイアリング企画データベースを構成する方法において、
    (A) 少なくとも1つの元データベースの数字解析データフィールドから少なくとも1つのトランクグループデータフィールドを含む数字解析データを検索するステップと、
    (B1) 少なくとも1つのトランク番号を含む少なくとも1つのトランクグループデータフィールドを探すために、前記少なくとも1つの元データベースを検索するステップと、
    (B2) 前記少なくとも1つのトランク番号内の装置番号データを探すために、前記元データ番号を検索するステップと、
    (B3) 選択された基準に従って前記少なくとも1つのトランク番号から装置番号データをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (C) 元データベース内の少なくとも1つのトランク番号からの装置番号データを新たなデータベースにコピーするステップと、
    (D) 前記選択された基準を用いて、前記新たなデータベース内の装置番号データに加入者を一致させるステップと
    からなることを特徴とするダイアリング企画データベースを構成する方法。
  8. ダイアリング企画データベースを構成する方法において、
    (A) コンピュータプログラムを加工するダイアリング企画データベースをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (B) 新たなダイアリング企画データベース内で所望の特徴をユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (C) 新たなダイアリング企画データベースのロケーションをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (D) 少なくとも1つの元データベースからコピーされた新たなデータを受領できる新たなダイアリング企画データベース用のダイアリング企画データディレクトリ構造を作成するステップと、
    (E) 前記少なくとも1つの元データベースから前記ダイアリング企画データディレクトリ構造にコピーされる元データをユーザに選択させるための指示をユーザに提供するステップと、
    (F) 前記少なくとも1つの元データベースからデータ要素のインデックスを作成するステップと、
    (G) 前記選択された少なくとも1つの元データベース内に含まれる数字解析データのインデックスを作成するステップと、
    (H) ダイアリング企画データディレクトリ構造内のダイアリング企画データをバイナリーフォーマットからASCIIフォーマットに変換するステップと、
    (I) 前記ASCIIフォーマットデータをメモリ構造にコピーするステップと、
    (J) 前記ASCIIフォーマットデータは、新たなダイアリング企画データディレクトリ構造と同一バージョンまたはリリースか否かを決定するステップと、
    (K) 前記ASCIIフォーマットデータが同一でない場合には、ASCIIフォーマットデータを展開するステップと、
    (L) 前記ASCIIフォーマットデータをダイアリング企画データディレクトリ構造に合併するステップと、
    (M) 前記ASCIIフォーマットデータをバイナリーフォーマットデータに変換するステップと、
    (N) 前記バイナリーフォーマットデータをダイアリング企画データディレクトリ構造に記録するステップと
    からなることを特徴とするダイアリング企画データベースを構成する方法。
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